〜東方私立幻想学園高等学校〜さらば夏休み!また来年会おう!編
※東方私立幻想学園高等学校の続編です
※色々とカオスな事になります(キャラ崩壊注意)
※オリジナル主人公、キャラが登場します
※過去作品にもコメントをして下さる方々へ、本当に有難う御座います
※水奈月セイヤのイメージイラストを投稿しました
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この駄作を評価、応援して下っている人達のお陰で、何とか此処まで続ける事が出来ています。観てくれている人達には、日々感謝の連続です。これからも頑張っていきたいと思います
[幻想学園高等学校のキャラクター紹介、並びに観ている人達に一言]
洩矢諏訪子(幻想学園高等学校2年生)
帰宅部。東風谷早苗、八坂神奈子と共に幻想学園に転校してきた転校生。中学生時代の頃に水奈月セイヤと出会い、自分達の抱える問題を解決して貰った事と、自らを犠牲に自分達を助けてくれた事に対して多大な恩を感じている。将棋やチェス、囲碁やオセロなどと言った、1対1でするゲームをする事が好きで、よく八坂神奈子と勝負して競い合っている(ここ最近では秦こころも混じり、3人で仲良く勝負をしている)。実は、水奈月セイヤが自分が求める理想の男性そのものだったらしく、中学生の時東風谷早苗が守谷神社に連れて来た際に一目惚れした御様子。※女の子としては珍しく、蛙が好きみたいです。世界の蛙大全集をプレゼントすれば好感度大UP☆
〜観てくれている人達に一言〜
【守谷神社では定期的にイベントを催しているから、是非遊びに来てねぇ♪】
八坂神奈子(幻想学園高等学校2年生)
帰宅部。東風谷早苗、洩矢諏訪子と共に幻想学園に転校して来た転校生。洩矢諏訪子とは東風谷早苗と暮らす前から一緒に暮らしてきたらしい。自分も東風谷早苗も洩矢諏訪子も両親は居らず、小さい頃から3人で暮らしてきたらしく、3人の絆はとても固い。水奈月セイヤと同棲していた時には、頼りになる父親の様だと思っており、将来は4人で中学生の時の様に守谷神社を盛り立てていきたいと考えている御様子。秦こころとは親友で、最近では秦こころからお面作りを習っているらしく、現在自作のお面の製作に奮闘している。※洩矢諏訪子と同様に、女の子としては珍しく、蛇が好きらしい。好きな品種は白蛇
〜観てくれている人達に一言〜
【幻想学園に転校してきて本当に良かったわ。帰宅部もいいけど…何か面白い部活ないかしらね〜…】
小悪魔(幻想大学1年生)
幻想大学の1年生(文学部)。紅魔館内の大図書館で本の整理を担当している。十六夜咲夜、レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレット、紅美鈴、パチュリー・ノーレッジとは幼馴染で親友。特にパチュリー・ノーレッジとは親しく、休みの日は常に一緒に居るらしい(十六夜咲夜談)。性格は大人しく真面目で、どんなに理不尽なお願いをされても聞き入れてしまうという所謂お人好しな女性。今まで彼氏が出来た事は無く、それを少しだけ気にしている御様子(多分言ったらキレます…)。趣味は読書と植物鑑賞、風見幽香の両親が営む花屋で花を購入する事が多い。※お人好しな性格なので、簡単に騙されます。余り弄らないであげて下さい
〜観てくれている人達に一言〜
【そろそろパチュリー様も、ご自分で本を戻す習慣を付けて貰いたいですね。皆さんもそう思いますよね?】
風見幽香(幻想学園高等学校3年生)
帰宅部だが、幻想学園内の花壇の手入れや水やりを率先して行っている。影で男子生徒達から幻想学園の女王様と呼ばれるサディスティック系美少女で、「鞭で打たれるなら彼女が良い」「幽香女王様の靴を舐めて掃除したい」などと、M男から絶大な人気を集めている。だが実際は、心優しい普通の女の子で寂しがり屋という二面性を持つ。両親が営む花屋の看板娘として働いていて、自分も花が大好き(花に対しての悪口や、大切にしない行動を起こしている輩を見ると発狂します)。水奈月セイヤに好意を寄せる事になった切っ掛けは、普段の自分では無く、内に隠れた寂しがり屋な自分を気遣って傍に居てくれた事が嬉しく、少しづつ水奈月セイヤを好きになっていった。※絶対に彼女が居る前で花をぞんざいに扱わないで下さい
〜観てくれている人達に一言〜
【好きな人に想いを伝える時や、両親への感謝の気持ちを表したい時には、お花をプレゼントしてあげなさい♪】
ミーンミンミンミンミーン…
ミーンミンミンミンミーン…
セイヤ「暑い…夏が終わって秋が来れば、過ごし易くなるんだろうな…」スタスタ…
秋とはとても良い季節だと、俺は思う。何故かって?読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋と色々例えられるくらいだからな…早く秋が来て、読書と芸術に溢れた素晴らしい日々を過ごしたいもんだ
霊夢「あっ…あんな所にカブトムシが…」指差し…
チルノ「ホントだ!ちょっとセイヤ!あのカブトムシ取って!」
セイヤ「流石に無理だ…滅茶苦茶高い所に居るだろうが…」結構デカイな…
今、俺達はコテージを離れ、コテージ周辺の森を探索している途中である。俺はコテージでノンビリしたかったのだが、俺の望みは当然の如く却下され、我等が団長霧雨魔理沙殿の案で、こうして森を探索する事になったので御座候…
セイヤ『あ〜眠い…昨夜の出来事と、変わった夢を見た所為で眠気が…』グシグシ…
そう…俺は今、途轍も無く眠い。どれ位眠いのかと言うと…永遠の眠りから覚めたのは良いが、寝過ぎてしまった為、逆に体が怠くなってそのまま2度寝したいな〜的な感じなアレである…
セイヤ『話していいのか分からんが…少しだけ話す事にしよう…この苦しみを知って貰う為に…な…』
〜コテージ(寝室B)〜
魔理沙「よ、よし…///布団の準備は完了だぜ…///」
アリス「あ、後はセイヤを真ん中に…///皆で一緒に仲良く寝るだけだね…///」
早苗「つ、遂に…///セイヤさんが起きている状態で寝る事が出来るんですね…///」
妖夢「この時の為に、体をそこまでやるかと言う位綺麗にして置きました…///これならば、セイヤに裸を見られても恥ずかしくありませんね…///『そ、そして…///皆さんが寝静まった後は…///私とセイヤで…///』」ぽわぽわ〜ん☆
モゾモゾっ…
妖夢『ひゃうっ…///せ、セイヤ…?///一体どうしたんですか…?///』
セイヤ『何って…妖夢と一緒に寝たいから、こうして布団の中に入って来たんだろ…』モゾモゾっ…ギュゥッ…!!
妖夢『んっ…///わ、私と…///ですか…?///』ドっキンドっキン…
セイヤ『あぁ……嫌…だったか…?』
妖夢『い、嫌じゃないです…///わ、私も…///セイヤと一緒に寝たいと、思ってましたから…///』ドキドキ…
セイヤ『なぁ…妖夢、出来れば、俺の方を向いてくれないか…?妖夢の顔を、近くで見たいんだ…』
ころんっ…
妖夢『こ、これで…///良いですか…?///』ドキドキ…
セイヤ『あぁ…暗くても、妖夢の顔が見える…凄く、可愛いよ…』微笑み…
妖夢『///』プシュ〜☆
セイヤ『妖夢は…俺の事、好きか…?』
妖夢『は、はい…///大好きです…///セイヤの事を考えると…///胸がドキドキして…///切なくも、心地良い気分になるんです…///』
セイヤ『…そうか。なら、その【切なくも】って部分は…俺が取り除いてやる…』上脱ぎっ…
妖夢『えっ…///ど、どうして…///上を脱ぐんですか…?///』ドキンッ…
セイヤ『分かるだろ…?これからは、妖夢だけの事を見詰めて生きて行く…だから、良いだろ…』スッ…
首筋にチュッ…
妖夢『ひゃっ…///』ピクンっ…
セイヤ『妖夢が嫌なら…無理にはしない。妖夢には、嫌われたく無いんだ…』
妖夢『わ、私も…///セイヤと…///その…///したいです…///で、でも…///他の皆さんが起きたりしたら…///』
セイヤ『何だ、そんな事か…俺が策も無しに、妖夢を襲う訳無いだろ…』ニコ
妖夢『策も無しにって事は…///何かあるんですか…?///』
セイヤ『要は妖夢の喘ぎ声が、他の奴等に聞こえなければ良いんだろ…?なら簡単だ…俺の口で、妖夢の口を塞いだまま行為に及べば、他の奴等には聞こえない…故に気付かれない…そうだろ…?』妖夢の唇に人差し指を当てる…
妖夢『っ///』ドキーーーーンっ❤︎
セイヤ『どうするかは、妖夢が決める事だ…俺は強要するつもりは無いからな…』
妖夢『………は、初めてなので…///優しくして下さい…///セイヤ…///』ドキドキ…
セイヤ『あぁ…俺も、初めてなりに…優しく出来る様に努めるつもりだ…』スッ…
妖夢『んんっ…///せ、セイヤ…///そこは…///んあっ…///』ビクンっ!
セイヤ『妖夢は感度が良い方なんだな…今夜は寝かさないぞ…妖夢…』チュッ…
妖夢『んっ❤︎……は、はい❤︎』トロン…
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……………
………
…
妖夢『何て事になっちゃったりするかも知れないですみょーーーーーん!!///』布団バフバフバフバフッ!
さとり「そんな事、許しませんよ?」
妖夢「っ!?///さ、さとり…///まま、まさか…///私のさっきの妄想は…///」
さとり「無論…全て読んでしまいました……それにしても意外と、妖夢はそういった事に憧れたりするんですね…」
妖夢「そ、それは…///まぁ…///好きな人とそういう事をしたいと思うのは…///当然の事ですよ…///さとりも…///その…///セイヤとそういう事をしたいと…///思いますよね…?///」
さとり「えっ!?///……は、はぃ…///」俯き…
セイヤ「…」コソコソ…
諏訪子「ちょっとセイヤ…枕持って何処へ行くつもりなのかなぁ?」
セイヤ「え…?い、いやぁ〜…結局俺はさ、映画を真面に鑑賞出来なかったから…今夜はAllなNightでPictureをAppreciationしちゃおうかな〜と…」
鈴仙「駄目駄目!セイヤは今夜、私達と寝るんだから!ほら、早く布団に入って寝る!」それと一々英語混ぜなくていいから!
セイヤ「布団に入ったって寝られる訳無いだろ!女の子の密集地帯で寝られる奴なんて居ないからね!?」
こころ「無理に寝る必要は無い…」(狐)
セイヤ「っ…そうか!ずっとスマホ弄ってれば良いんだな!」
こころ「違う…///私とイチャイチャしていれば…///寝る必要は無い…///」
セイヤ「こころと…イチャイチャ…だと…」ゴクリっ…
こころ「っ///」コクコク!
セイヤ「……不束者ですが宜しくお願いします…」ペコ…
こころ「此方こそ…///宜しく…///『やった❤︎』」(福の神)
魔理沙・アリス・早苗・妖夢・さとり・こいし・鈴仙・幽々子・パチュリー・文・妹紅・輝夜・諏訪子「「「「「「「「「「「「「「ちょっと待ったぁぁぁぁっ!!」」」」」」」」」」」」」StopStop!
セイヤ「うるさっ…近所迷惑だから叫ぶな…」耳塞ぐ…
こころ「五月蝿い…」(般若)
パチュリー「近所迷惑って、このコテージに近所なんて無いわよ!」むきゅー!
輝夜「それにどうしてこころと寝るのよ!皆で一緒に、そして平等に寝ようとは思わないのかしら!?」
セイヤ「いや…先ずその皆で一緒に何…?そして平等って何…?」
こいし「皆さんと一緒にセイヤさんの布団で寝れば…///平等に甘えられますよね…///」
幽々子「そうね〜…///やっぱり皆平等でないといけないわよね〜…///」
アリス「まぁそういう訳だから。はい、スマホは没収ね…」さぁ!渡しなさい!
セイヤ「俺、スマホ依存症だから…スマホ手放したら死んじゃうから…だから無理…」スマホサッ…
魔理沙「駄々を捏ねるんじゃないぜ!スマホを此方に渡したまえ!良い子だから、さぁ!」手を出す…
セイヤ「悪いな、魔理沙大佐…その願いだけは聞けねぇ…」フッ…
妖夢「無駄にカッコつけないで下さい!模擬刀の先制攻撃喰らわせますよ!?」観楼剣チャキッ…
セイヤ「いやそれ模擬刀じゃなくて真剣!そして先制攻撃って何!?」
魔理沙「隙ありだぜッ!!」バッッッッッ!!
セイヤ「っ!?しまった!盗賊の能力フル活用してきやがったこいつ!」
魔理沙「妹紅!パスだぜっ!」ひゅっ!
妹紅「あいよっ!」パシッ!
セイヤ「くっ…連携が取れてるな…」
文「さぁセイヤさん…まだ抵抗すると言うならば、妹紅さんがセイヤさんのスマホを粉微塵にしてしまいますよ?」あやや〜…
セイヤ「お、脅しとは卑怯な…恥を知れ!」
妹紅「そんな事言って良いのかしら〜?あんまり口が過ぎる様だと、本当に粉微塵にしちゃうわよ?セイヤの今まで積み上げてきたゲームのデータ、全部吹っ飛んじゃうわよ?」ググググ…
セイヤ「やめろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
小町「自分で近所迷惑だとかなんとか意味不明な事言っておいて…結局自分で叫んでたんじゃ世話ないな…」ポンポンポンポンポンっ♪…ポンポンっ♪
紫「それにしても、まさかパズドラまで協力プレイが出来る様になるなんてねぇ…」
小町「スマホゲーム世代ですからね…きっと、どの企業も必死なんですよ…」シュインシュインシュインシュインっ…
紫「もうちょっと違う所に力を入れるべきだと思うのだけれどねぇ〜…」うんうん…
小町「私もそう思います…」うんうん…
〜コテージ(寝室A)〜
「やめろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
レミリア「せ、セイヤっ!?セイヤが私に助けを求めているわ!咲夜!命令よ!今直ぐこの縄を解きなさい!」ジタバタっ!
咲夜「お嬢様…残念ながら、それを叶える事は出来ません…」スッ…
霊夢「あんたが今乗り込んだら、明日の計画に支障をきたすじゃない…今日は我慢しなさい。明日の夜、死ぬ程セイヤに甘えればいいじゃない…」スッ…
レミリア「嫌よ!私は今セイヤに甘えたいのよ!今甘えなければ死んじゃうのよ!」うー!うー!
天子「じゃあ黙って死体役やっててよ…さっきからうーうーうーうー五月蝿いからさ…」スッ…
衣玖「レミリアは少し、我慢という言葉を覚えた方が良いと思います。あまり我儘ばかり言っていると、セイヤに嫌われてしまいますよ?」スッ…パサっ…
レミリア「お生憎様…セイヤは私の我儘なら、どんな無理難題でも叶えてくれるのよ。私と貴女達では、立場が違うのよ…理解できたかしら?」フッ…
スッ…
美鈴「揃いましたっ!アガリでーす!いやー悪いですねー!」
神奈子「また美鈴の1抜け?ババ抜き強いわね…」
てゐ「私はビリにならなければ何でも良いや…」あと楽しければ…
レミリア「人の話はキチンと聞きなさいよ!」うーーー!
燐「あーはいはい…分かったから静かにしててねぇー…」スッ…
空「セイヤに特別視されてて良かったね〜…羨ましい羨まし〜…」スッ…パサっ…
四季映姫「変に口を挟むと悪い方向にしか転ばなさそうですし…此処は黙って置くとしましょう…」スッ…
小悪魔「お嬢様はセイヤさんの事になると、本当に五月蝿いですね。良い事なのか悪い事なのか、正直分かりません…」スッ…パサっ…
チルノ「良い事じゃないのはあたいでも分かる…」スッ…パサっ…
フラン「お姉様は基本、セイヤの事しか考えてないからねぇ〜…」スッ…
ルーミア「フランもレミリア先輩の事は言えないのかー…」スッ…
幽香「暇さえあればセイヤ君とのイチャイチャ話を自慢してくるものね…」スッ…
フラン「え〜…///そうかな〜…///でも事実だし〜…///」デレデレ…
幽香『この姉妹はもう駄目ね…』イラっ…
咲夜「あ、私もアガリですね」パサっ…
霊夢「まぁ明日の夜は私達の番よ。今日は苦渋を舐める様だけど…明日は死ぬ程セイヤに甘えるわよ?いいわね?」
咲夜・フラン・美鈴・天子・衣玖・神奈子・てゐ・燐・空・四季映姫・幽香・チルノ・ルーミア・小悪魔「「「「「「「「「「「「「「おーーーーっ!!」」」」」」」」」」」」」」
レミリア『やっぱり…///私の心境を理解してくれる人は、セイヤ1人だけなのね…///』う〜❤︎う〜❤︎
〜コテージ(寝室B)〜
セイヤ『この中に…俺の心境を理解してくれる奴は居ないのか…』はぁ…
パチュリー「ほ、ほら…///私達と一緒に寝ているんだから、何か感想を言いなさいよ…///」むきゅ❤︎むきゅ❤︎
セイヤ「スマホとイヤホンを…そしてxi様の音楽を聴かせて下さい…」(切実)
鈴仙「だ〜め❤︎折角女の子と一緒に寝るチャンスなんだからさ〜…///今の内に堪能して置いた方が良いんじゃないの?///こんなチャンス、2度と巡って来ないかもよ?///」擦り擦り❤︎
セイヤ「生憎だな鈴仙…俺にとってこれはチャンスでは断じて無く、ピンチそのものなんだよ…それと、むきゅむきゅ擦り擦りすんな……ていうかむきゅむきゅって何っ!?」
妖夢「うるさいですよ…///寄り添っているんですから…///大声出さないで下さい…///」みょん❤︎みょん❤︎
幽々子「セイヤ君は暖かいわ〜…///」擦り擦り❤︎
諏訪子「それに男なら…///ピンチはチャンスに変えないとねぇ…///ほらほらセイヤ…///女の子に擦り擦りするチャンスだよぉ?///」擦り擦り❤︎
セイヤ「自分は暖かい通り越して暑いんですけど…そしてお前達に擦り擦りしたら殺される…誰に殺されるかは不明だが…」
こいし「だ、大丈夫ですよ…///セイヤさんが辛い目に遭った時には…///そ、その…///私が癒してあげますから…///『きゃー…///言っちゃったよぉ…///抱き着いちゃってるよぉ…///』」ぎゅぅぅぅっ…!
セイヤ「物凄ーく幸せだが…物凄ーく幸せだと感じてはいけない気がする…」ボソ…
こころ「セイヤは今…不幸なの…?私達と一緒に寝てて…幸せじゃないの…?」うるっ…(禅丸)
セイヤ「し、幸せでは無く不幸…」
こころ「…」ウルウル…(禅丸)
セイヤ「………死ぬ程幸せです『嗚呼…終わった…決して崩れぬジェリコの壁が…今崩れてしまった…様な気がする多分…』」
さとり「最初からずっと幸せだって思っていた癖に…///素直じゃないわね…///」擦り擦り❤︎
魔理沙「ほぉほぉ…///幸せだって思ってるなら…///沢山甘えてやらないとなぁ…///」擦り擦り❤︎
アリス「そうだねぇ…///だってセイヤは今、【幸せ】なんだもんねぇ…///」擦り擦り❤︎
早苗「セイヤさんの許可も下りましたし…///思う存分甘えてやりましょう…///」擦り擦り❤︎
セイヤ「こまっちゃんにゆかり〜ん…助けて〜…」
小町「紫先生、次はこのクエスト行きませんか?」ピコピコ…
紫「良いわね〜♪…それにしても、早くXが出て欲しいわね…」ピコピコ…
小町「そうですね…待ち遠しいです…」ピコピコ…
セイヤ「神は死んだ…」白目
〜1時間後〜
紫「それじゃあ電気消すわよ〜…」グシグシ…
全員(セイヤと小町以外)「はぁ〜い❤︎」
セイヤ『電気消されたら顔が見えない分楽かも知れないな…』
小町「ふあぁ〜…眠い…」グシグシ…
紫「それと…イチャイチャするのは結構だけど、余り五月蝿くするんじゃないわよ〜…?」
輝夜「それはセイヤ次第ですね…///」ギュゥッ!
セイヤ「か、輝夜やめろ抱き着いてくるなっ!///む、胸が当たってる!///」
輝夜「良いじゃない…///ほら、抱き締め返しなさいよ…///その…///なんなら…///襲っても良いわよ?///抵抗しないから…///」ぎゅぅぅぅっ!!
セイヤ「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!頭の中爆発して死ぬから勘弁してくれ!」
紫「ま、程々にしなさ〜い…それじゃあおやすみ〜…」ピッピッ…
セイヤ「暗いよーー!怖いよーー!何だか体に柔らかいものが当たってるよーー!」
さとり「怖くないわよ…///私達が傍にいるんだから…///」擦り擦り❤︎
鈴仙「エアコンが効いてて寒いから、セイヤに暖めて貰わないと…///」擦り擦り❤︎
セイヤ「こまっちゃんにゆかりん!今直ぐエアコンを消してくれ!背筋が凍る感じするから!明日の朝、異次元のスナイパーにスナイプされちゃうから!」
小町「すぅ…すぅ…」zzz
紫「MJが…///MJが私を抱き締めてるわ…///」zzz
セイヤ「寝るの早っ!?」そしてMJ!?
こいし「セイヤさんは寒がりなんですね…///沢山暖めてあげますから…///セイヤさんも私の事、ギューってして下さい…///」ぎゅぅぅっ❤︎
こころ「セイヤの胸の中…///心地良い…///」擦り擦り❤︎(福の神)
セイヤ「もう一層の事…殺してくれ…」
アリス「度を過ぎた快楽がセイヤを追い詰めてるね…///そろそろ理性が崩壊するかな…///」擦り擦り❤︎
早苗「でもその前に気絶しちゃいそうな雰囲気ですね…///気絶したらしたでしっちゃかめっちゃかにしますけど…///」擦り擦り❤︎
魔理沙「朝なんて来なくて良いぜ…///ずっとこのままが良いぜ…///」擦り擦り❤︎
パチュリー「泥棒猫に完全同意ね…///」むきゅ〜❤︎
セイヤ『早く夜が明けないかな…夜が明けたらスナイプされちゃうのかな…』
そして…当然の如く朝はやってくる…
チュンチュン…
チチチ…
妹紅「んんっ…」パチリ…
ムクッ…
妹紅「あれ…?朝…?」ボケェ〜…
「セイヤさん❤︎セイヤさん❤︎」
妹紅「ほぇ…?」チラ…
こいし「あ…」擦りっ…
妹紅「……おはよう」
こいし「お、おはようございます…」擦り…
妹紅「何をしているのか…説明して貰おうかな…」
こいし「あ、朝一で…///セイヤさんに擦り擦りしてました…///」擦り擦り❤︎
妹紅「どれ位前から?」
こいし「さ、30分位前からです…///」擦り擦り❤︎
妹紅「代わろうか♪」ニコ
こいし「嫌です♪」ニコ
ガシッ!
妹紅「代わりなさい!先輩の言う事は聞きなさいってさとりから言われてないの!?」ググググッ!
こいし「恋に先輩も後輩も関係ないです!この場所は譲りませんよ!」ギュゥゥゥッ!!
セイヤ「すぅ…すぅ…」zzz
文『セイヤさんの寝顔!撮りまくって売りまくってやります!』パシャ☆パシャ☆パシャ☆パシャ☆
早苗「朝から五月蝿いですねぇ…まだ6時半じゃないですかぁ…」グシグシ…
アリス「朝…?……はっ!寝ているセイヤに甘えるチャンス!」ガバッ!
魔理沙「そうだった!何の為に目覚ましセットしたのか忘れる所だったぜ!」ガバッ!
こいし「私はちゃんとセットした時間に起きましたから…///ですからこの場所は、ちゃんと起きた私へのご褒美です…///」擦り擦り擦り擦り❤︎
セイヤ「んん…」ギュゥッ!
こいし「ふぇ…///『あ、あれ…?///せ、セイヤさんに…///抱きしめられちゃってるの…?///』」
妖夢「あーーー!ズルいですズルいです!」
幽々子「セイヤ君セイヤ君!こいしちゃん抱き締めてるわよー!殺されちゃうわよー!誰かは分からないけどぉ…」
セイヤ「こいしちゃん…?」ボケェ〜…
こいし「お、おはようございますです…///『セイヤさんの顔が目の前に…///キスする5秒前くらいだよぉ…///』」ドキドキ…
セイヤ「おはよぅ……眠ぃ…」ギュゥッ…!!
こいし「ひゃわわっ…///」ドキーーーーン☆
諏訪子「駄目だこりゃ…完全に寝惚けて暴走しちゃってるねぇ…」羨ましい…
こいし『こ、このままキスしちゃっても…///セイヤさんは怒らないよね…///』ススっ…
頭ガシッ!
「こいし…駄目ですよ…」ググググッ…
こいし「お、お姉ちゃん邪魔しないで!セイヤさんとキス出来無いじゃん!」ふぬぬぬっ!
さとり「知ってるわよ!だから離せないわ!大人しく甘えるだけにしなさい!」ググググッ…
こいし「嫌だ嫌だー!こんなチャンス中々無いんだから!目の前にあるチャンスをモノにしないと、絶対後悔しちゃうよ!」ふぬぬぬっ!
輝夜「致し方無いわね……妹紅!セイヤの事叩き起こしなさい!目を覚まさせないとこいしちゃんと取り返しの付かない事しちゃうわよ!?」
妹紅「そうだな……なら!歯を食いしばりな!セイヤっ!」バッッ!!
グルンッ!
妹紅「脇腹にライダーキーック!」ドゴォッ!!
ミシミシっ…!
セイヤ「うぎゃあッ!?」ガハっ!
こいし「セイヤさーん!」うわーん!
魔理沙「目覚めよっ!マスターソードを携えし駄目駄目タラシ勇者よ!」バキィッ!
セイヤ「ぐほぉっ!?『あれ…?また夢が最初からになってる…?ていうか滅茶苦茶痛い…心と顔が…』」カクン…
こころ『っ……チャンス…///セイヤが気絶している隙に…///セイヤの匂いを堪能する…///』ススススっ…
妖夢「させませんよ!セイヤに甘えるのは、この魂魄妖夢を置いて他には居ません!」
パチュリー「た、偶には私も…///こういう争いに参加した方が良いのかしら…///」好きな男を取り合う的な流れ…///
幽々子「パチュリーも最近良く、セイヤ君争奪戦に参加していると思うわ〜…」
紫「あーもー…朝から皆元気ねー…五月蝿いくらいだわ…」グシグシ…
小町「朝くらいはゆっくり起きたかった…」グシグシ…
セイヤ「痛つつ…いつもより手荒い起こし方どうもありがとう…」ムクッ…
こころ『気絶していなかった…だと…』(大飛出)
妹紅「まぁあれくらいのキックで気絶されたら、逆に拍子抜けしちゃうわよね♪」あはは!
アリス「セイヤは女の子に体を弄られない限りは大丈夫そうだよね♪」あはは!
セイヤ「寝起きで若干不機嫌だから僕怒っちゃうぞー♪」あはは!
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セイヤ『と、まぁ大体こんな感じだ…この後は何故か全員襲い掛かってきて…更に寝室Aに居た奴等も混ざりリアル大乱闘…朝から本当に疲れた……そして…』チラ…
レミリア「…」ムスっ…
セイヤ「『何故かこのお嬢様は機嫌が悪い…』なぁレミリア…そろそろ機嫌直さないか?」
レミリア「ふんっ…浮気者は黙っていなさい…」プイっ…
セイヤ「『浮気者って…まぁここでツッコんだら負け…というか更に機嫌が悪くなりそうだ…此処は一応機嫌取って置くか…』何言ってんだ…俺はいつも、レミリアの事しか見てないぞ…」(1度言ってみたかったらしい)
レミリア「///」スマホをセイヤに向けている…
セイヤ「………え?」
レミリア「言質は録音させて貰ったわよ…///貴方のその言葉を、私は信じるわ…///」スタスタ
スタスタスタスタ
セイヤ「…………えーーー」(茫然自失)
俺は思った…漫画の様な台詞は、現実の世界で言ってはいけないのだと…
「おーいセイヤー!早く来ないと置いてくぜー!?」
セイヤ「えーーー…」スタスタ…
咲夜「どうかしたんですか?セイヤ。何か変わった事でもあったんですか?」スタスタ
セイヤ「えーと…まぁ取り分け話す様な事でもないから…気にするな…」スタスタ…
咲夜「は、はぁ…そうですか…『気になりますけど…聞いても教えてくれなさそうな雰囲気ですね…』」スタスタ
セイヤ「それよりもだ…俺達は一体何処に向かってるんだ?コテージ出てから結構歩いてるぞ…」スタスタ
小町「まさか疲れたのか?男の癖に情けないな…」スタスタ
セイヤ「いや、疲れた訳じゃない…ただ当てもなく歩く事が嫌いなだけだ…」スタスタ
四季映姫「私達と散歩する事が嫌い…ですか。そうですかそうですか…セイヤはそんな薄情な人だったのですね…」スタスタ
セイヤ「お前達と散歩するのは楽しいさ…だけど散歩する位ならもっと別な事した方が有意義だろ…」スタスタ
フラン「なら今から私とコテージ戻って…//布団の中で組んず解れつする…?///」モジモジ…
セイヤ「映姫…散歩って滅茶苦茶楽しいな…『此処は無視するが吉…だな…』」スタスタ
四季映姫「そうですね…滅茶苦茶楽しいですね…『この様な場面は無視する事が無難ですよね…』」スタスタ
フラン「むー…」頰プクー☆
咲夜「はぁ…///はぁ…///」パシャ☆パシャ☆
フラン「もー!無視しないでよーっ!」背中に抱き着き攻撃だー!
セイヤ「おっと…ったく…いきなり抱き着いてくるな…びっくりするだろ…『おんぶして貰いたいとは…見た目通りな奴……それに、どうしてフランは毎回毎回事ある毎に組んず解れつをしたがるんだ?』」振り向かずに頭なでなで…
フラン『分かっては貰えなかったけど…///なでなでして貰っちゃったから別にいいやぁ…///』ギュゥッ!!
さとり『鈍感男はこの世界に必要ない様な気がします…』羨ましい…
空『さとり様の言う通りですね…』うんうん…
燐『今までのさとり様達の苦労がどれ程の物だったのか、漸く分かりました…』うんうん…
さとり『っ…ま、まさかの…脳内会話を身に付けた…だと…?』
フラン「さー行けー!私のセイヤ初号機!」GOGO☆
セイヤ「ぐぇっ!?く、首絞めるな…い、息がっ…」ギブギブっ…
フラン「全速前進だー❤︎」ギュゥッ!
セイヤ「だ、抱き着くのはこの際構わんがっ…た、頼むからっ…後ろに体重を掛けるなっ…」苦しい…
パチュリー「貴方がフランの両太腿を持てば済む話じゃない…」
セイヤ「俺はまだ捕まりたくない…痴漢で映姫に有罪判決基ギルティされるだろ…俺は法廷画に描かれるのは嫌だ…」
フラン「セイヤなら良いよぉ❤︎私の太腿触っても❤︎」ぎゅぅぅっ!!
セイヤ「フランが良いって言うなら…」さわっ…
フラン「ひゃっ❤︎」ビクンっ…
全員「っ!?」バッ!!
セイヤ「おい変な声出すなよ!///ていうかお前達の条件反射おかしくないか!?」
フラン「も〜…///セイヤのエッチ…///そんなにいやらしく撫で回さなくても…///」ギュッ…
魔理沙「……ちょ〜っと署までご同行願おうかー…」スタスタ
神奈子「えー此方神奈子、現在森の中で幼女に痴漢を働いた男を発見、どうぞー…」
こころ「此方こころ…その男を事情聴取して欲しい…どうぞー…」(般若)
セイヤ「おい誰が痴漢を働いた男だっ!」
フラン「私は幼女じゃないよ!それに見た目は幼女かも知れないけど…///これからセイヤに成長させて貰うもん…///一杯体撫で回して貰うもん…///」ぷんぷんっ!
魔理沙「……自分好みの幼妻を育成しようとしている変態男が居るに訂正願うぜ…それと、変態男はかなりの手練れだと睨んでるぜ、応援を要請する…どうぞー…」
小悪魔「了解しました…応援を要請…ていうかもう射殺していいですよ…どうぞー…」
セイヤ「何この茶番!?ていうか今射殺って言った!?警察官が無闇に民間人を射殺しようとするな!」
霊夢「なら大人しく投降しなさい…そうすれば撃たないから…」
フラン「べーっだ!セイヤは誰にも渡さないもんねー!悔しかったら私みたいな、セイヤ好みのロリ体型になってみろー!」あっかんべー!
セイヤ「おい俺好みのロリ体型にってどういう意味だ!」
肩ポンっ…
咲夜「やはりセイヤは、変態ペド野郎だったんですね…私も気持ちは分かります。ですが取り敢えず……自首しましょう…?」ニコ…
セイヤ『何でそんな顔してんの!?茶番だよね!?これ茶番だよね!?ていうか本当に茶番なのこれ!?』
美鈴「被疑者確保、12時21分…現行犯逮捕です…さぁセイヤ、行きましょうか…」
セイヤ「行くって何処にっ!?俺は無実だっ!痴漢なんかしてないっ!ていうかフランも痴漢されたって言ってなくねっ!?」
フラン「ねぇねぇセイヤ〜❤︎警察署よりもさ…///私ともっと良いとこ行こ?///ね?///良いでしょ?///」スンスンっ…
セイヤ「これ以上不利な状況作らんといて!それと髪の匂いを嗅ぐな!」
輝夜「言い訳は署で聞くわ…美味しい美味しいカツ丼も用意してあげるから、安心しなさい…」
セイヤ「駄目だ此奴ら…早くなんとかしないと…」
全員(セイヤとフラン以外)「セイヤ(さん・君)には言われたく(ありません!・無いぜ!・無いよ!)無いわよ!」
フラン「何だか皆怖いなぁ……セイヤ❤︎続きは後でね❤︎」頰にチュッ❤︎
セイヤ「っ!?///ふ、フランお前なぁっ!///お前は俺を一体どうしたいんだっ!///」
フラン「セイヤと繋がりたいなぁ…///勿論エッチな意味だよ…?///」ぎゅぅぅっ!!
てゐ「はい確保確保ー!ふん縛って拷問のk「悪いな!俺はまだ捕まる訳にはいかないんだっ!」あっ!容疑者が逃亡したっ!待てコラぁぁぁぁっ!」
フラン「セイヤ…///漸く私の気持ち…///受け入れてくれるんだね…///『このままコテージに戻って…///セイヤに食べられちゃうんだ…///丁度お昼時だし…///昨日ちゃんと体洗ったから汚くないよね…///大丈夫だよね…///』」ドッキン❤︎ドッキン❤︎
セイヤ『彼奴らに捕まったら何されるか分かったもんじゃない!絶対に逃げ切ってやる!あとフランが何か言ってるが知ったこっちゃないもんねー!』ズダダダダダダダダッ!!
全員(小町以外)「待てーーーっ!逃げるなーーーっ!」ズダダダダダダダダッ!!
ズダダダダダダダダッ!!
小町「……平和な日常に…乾杯…」(遠い目)
〜コテージ(外)〜
ジュージュー…
ジュージュー…
セイヤ「はぁ…『結局捕まりボコボコにされました…そして罰としてバーベキューの食べ物を焼く係に任命されました…勿論食べられません…お腹が空きました…』」ぐぅ〜…
チルノ「ほらほらー!もっと肉寄越せー!」
幽香「流石セイヤ君ね、焼き加減が絶妙だわ…」モグっ…
セイヤ「焼き方に上手も下手も無い様な気が…」焼そばジャッジャッ!
鈴仙「そんな事無いと思うけど…焼そばのソースもセイヤが作ってるんでしょ?」ズルズル…
セイヤ「まぁな…市販のソースで作るのは余り好きじゃないんだ…味がコレじゃ無い感になるから…」ジャッ!ジャッ!ジュー…
紫「それで?どうして罰を受けてないフランちゃんがセイヤにくっ付いてるのよ…」ゴクッ…
フラン「だってセイヤだけお昼食べられないなんて可哀想だもん!私もセイヤと同じ罰を受けるよ!」ダキッ!
セイヤ「別に俺は気にしないから食べろよ…お腹空いてるんだろ?」ジュージュー…
フラン「そ、そうだけど…」
セイヤ「俺みたいな奴に気を遣うな、焼そば盛ってやるから…我慢は体に毒だぞ?」紙皿紙皿…
盛り付け盛り付けっ…
セイヤ「ほら、沢山食べろよ」微笑み…
フラン「う、うん…///」受け取る…
セイヤ「厚かましい様だが、食べて感想言ってくれないか?味見もさせて貰えないからな…」ジュージュー…
フラン「頂きます…///」ズルズルズルズルっ!
セイヤ『フランは本当に美味しそうに食べるな…食べ方は女の子っぽくないが…』可愛いけど…
フラン「しゅごくおいひぃ…///」モキュモキュ…
セイヤ「そうか、良かった…それとフラン、口に食べ物入れた状態で喋るな…あと口元にソース付いてるぞ?」口元拭き拭き…
フラン「んっ…///あ、ありがとう…///」ニコ
セイヤ「あ、あぁ…///どう致しまして…///『やっぱり可愛いな…///フランは…///』」目逸らし…
ルーミア「デレデレするななのかー!」ゲシッ!
セイヤ「痛っ!こらルーミア!女の子は足蹴りなんてしちゃ駄目だってお母さん何度も言ってるでしょうが!」ガァー!
ルーミア「今更過ぎるのかー!」ゲシッ!ゲシッ!
セイヤ「あ…それもそうですね…普段もっと酷い事しますもんね…ていうかホント地味に痛いから…俺の精神HPは既にオーバーキル状態だから…だからもう蹴るのは止めよう?ね?」
咲夜「セイヤは楽しそうですね「この状況を見て楽しそうとか言ってる輩は何処のどいつだー!」…お嬢様は先程から何を聴いているのですか?」イヤホン挿していますけど…
レミリア「///」ドキドキ…
咲夜『?…顔が真っ赤ですね。とても可愛らしいです…///』
早苗「何かエッチなドラマCDでも聴いてるんですかね…?」ヒソヒソ…
パチュリー「レミィはそういう物には興味無い筈よ…?……常にセイヤの事で頭一杯だから…」ヒソヒソ…
アリス「でも気になるよね…レミリアがイヤホン取った隙にスマホ取り上げちゃおっか…」ヒソヒソ…
文「面白そうですね♪やりましょうやりましょう♪」ヒソヒソ…
パチュリー「それじゃあ私が声を掛けるわね…」スタスタスタスタ
ちょんちょん…
パチュリー「レミィ、貴女御飯も食べないで何を聴いてるのよ…」
レミリア「えっ…///な、何でもないわっ…///そ、それじゃあ私もそろそろ食べようかしら…///」イヤホン外しながら…
早苗「隙ありですっ!」パッ!
レミリア「なっ!?い、いきなり何をするのよ早苗!返しなさい!」うー!うー!
早苗「ふふーん♪レミリアさんじゃ届きませんもんねー♪…さぁて、どんなものを聴いているのかなー♪……ロック解除のパスワード…どうせセイヤさんの誕生日ですよねー♪」スッスッ…
レミリア「あっ…///や、やめなさい!///それは私だけが聴いていいモノよ!///」ワタワタっ!
早苗「思った通りですwちょろ過ぎて心配になってきちゃいますねwロック解除楽勝過ぎワロタw」恋敵のロック解除パスワードが想い人の誕生日だった件についてw
アリス「どれどれ…ん?録音機能の画面だね…自分の歌でも録音したの?」
文「まぁまぁ〜♪取り敢えず再生して下さいよ〜♪」ワクワク
パチュリー「それもそうね…早苗、お願い」
早苗「はぁ〜いっ♪」再生ボタンポチっ☆
スマホ『俺はいつも、レミリアの事しか見てないぞ…』
アリス・早苗・パチュリー・文「「「「」」」」(白目)
レミリア「う〜…///」プシュ〜☆
アリス「き、聞き間違いだよね……うん…きっとそうだよ…」汗ダラダラ
文「も、もう1度再生してみましょうか…」汗ダラダラ
早苗「そ、それじゃあ…もう1度…」ポチっ☆
スマホ『俺はいつも、レミリアの事しか見てないぞ…』
パチュリー「れ、レミィ…これは一体どういう事…?」ぷるぷる…
レミリア「か、返しなさいっ!///」バッ!
パシッ!
早苗「あぁっ!」取られちゃいました…
レミリア「こ、これはセイヤが私に言ってくれた台詞よ!///私【だけ】に言ってくれた台詞なの!///貴女達には聴く権利も、況してや聴かせる気もないわっ!///」ふんっ!
スタスタスタスタ
「お嬢様…どうかなされましたか?」ゴク…
「な、何でもないわ…///私もセイヤから焼そば貰ってくるわね…///」スタスタ
「は、はぁ…行ってらっしゃいませ…」さて、次は何を食べましょうか…
アリス・早苗・パチュリー・文「「「「う、羨ましい(です…・わ…)…」」」」グスンっ…
霊夢「あの4人はどうして泣いてるのよ…」ズルズル…
魔理沙「さぁ?それよりセイヤー!焼そばばかりじゃなくてもっとお肉焼いて欲しいぜー!」ズルズル!
セイヤ「肉とか焼そばばっかじゃなくて野菜も食え…」ジュージュー…
天子「えー…私野菜嫌いなんだけど…」ズルズル…
セイヤ「女の子は野菜好きなんだとばかり思ってたが…お前達は好き嫌い多いよな…」ジュージュー…
妖夢「わ、私は好き嫌いありませんよ!///好き嫌いしないでキチンと食べますよ!///」みょんみょんっ!
セイヤ「妖夢は偉いなぁ…」なでなで…
妖夢「///」みょん〜❤︎
咲夜「わ、私だって好き嫌いはありませんよ!///」ズイっ!
幽々子「わ、私もぉ…///好き嫌いしないで何でも食べるわ〜…///」指先ツンツン…
四季映姫「私もありません!///好き嫌いをしていては立派な大人にはなれませんから!///」ズイっ…
セイヤ「そ、そうか…ていうか近い…」
咲夜「妖夢の頭は撫でて私達の頭は撫でないんですか!?差別です!偏見です!」
セイヤ「咲夜さん?貴女最近キャラぶれ半端じゃないですよ?」
咲夜「わ、私だって女の子なんですから…///好きな男性に頭を撫でて貰いたいと思うのは当然の事です…///」モジモジ…
セイヤ「『そういう事言うのがキャラぶれなんだが…まぁいいか。可愛いし…』それでは失礼して…」なでなで!
咲夜「ひゃぅ…///せ、セイヤ…///女の子の頭はもう少し、優しく撫でて下さい…///」髪弄り弄り…
セイヤ「あ、あぁ…///悪いな…///ちょっと強く撫で過ぎたか…///『咲夜のこの仕草に勝るものは無いだろうな……多分!』」なでなで…
諏訪子「ちょっとちょっとぉ!私達も混ぜてよねぇ!」
神奈子「可愛い女の子ばっかり贔屓してさぁ…セイヤも案外男としての偏見持ってるわよねぇ…」ジトー…
セイヤ「いや…お前達全員総じて滅茶苦茶可愛いからな?自覚無いんだったら自覚した方が良いぞ?可及的速やかに…」なでなで…
全員(紫以外)「///」プシュ〜☆
小町『べ、別に私は…///こんな男に可愛いとか言われても…///う、嬉しくないっ!///嬉しくないったら嬉しくないっ!!///』俯き…
衣玖『そう思っているならもっとこの状況に感謝して欲しいです///………あ、一応してるんですよね…多分ですけど…』
レミリア「せ、セイヤ…///焼そば盛り付けてちょうだい…///」袖クイクイ…
セイヤ「あいよ…」紙皿もう1枚…
紫「ちょっと皆、そろそろセイヤの事許してあげたら?流石に何も食べないで午後遊ばせたらあの子ぶっ倒れるわよ?」お肉美味しいわね…
霊夢「まぁ…そろそろ食べさせてあげてもいいわよね?」
魔理沙「そうだなぁ…流石のセイヤも、飲まず食わずで午後遊べる訳ないぜ…」
こいし「セイヤさーん!霊夢先輩達が食べてもいいって言ってますよー!」
セイヤ「マジでか。それじゃあ俺も焼そば食べるかな…」盛り付け盛り付け…
フラン「その前にお肉食べて❤︎私が焼いたんだ〜❤︎はい❤︎あ〜ん❤︎」手皿しながら…
セイヤ「『手皿は行儀悪いんだが…まぁ可愛いから別にいいか…』あ〜ん…」パク…
フラン「美味しい…?///」ドキドキ…
モグモグモグモグ…ゴクンっ…
セイヤ「あぁ、焼き加減も絶妙で凄く美味しい…ありがとな?フラン…」ニコ
フラン「ぅん…///『やった〜❤︎セイヤに喜んで貰えたぁ〜❤︎』」ドキドキ…
燐「し、仕方ないから…///私もこれあげるよ…///か、勘違いしないでよ?///別にセイヤに喜んで貰いたくてあげる訳じゃないんだから…///」キャベツをセイヤの紙皿へ…
セイヤ「うんそうだな…これは燐がキャベツ嫌いで俺に押し付けてるだけだからな…」
幽々子「本当に皆好き嫌いが多いわね〜…世の中には食べたくても食べられない人達が沢山居るのよ〜?」モグモグ!
セイヤ「幽々子先輩の言う通りだぞ?それに、野菜はキチンと取らないと栄養バランスが偏るだろ…何の為に俺が一々調べて、栄養バランス考えて料理作ってると思ってんだ…」ズルズル…
神奈子『こういうマメな所、本当に好感が持てるわよね…///面倒臭いとか言っててもキチンと私達の事を考えてくれてるし…///』モグ…
チルノ「セイヤはさ、将来働きたい?それとも家で家事や子育てする所謂専業主夫になりたい?」
セイヤ「いや、男は働くもんだろ…子育ては当たり前だとして…家事は自分が手伝おうと思えば手伝えるからな…だから俺は只管、家族の為に働くつもりだ…『お嫁さん貰えるか分からんが…ていうか先ず現在彼女居ない奴にお嫁さんが来る訳ないか…あはは……笑えねぇ…』」
天子「じゃ、じゃあ将来は…///私の所で働くといいよ…///」
レミリア「ち、違うわよね…?///セイヤは将来、紅魔館の主になって、私と一緒に暮らすのよね…?///わ、私…///子供は2人欲しいわ…///」
こころ「私と…///お婆ちゃんと…///セイヤとで…///3人で仲良く暮らしたい…///」(福の神)
セイヤ「ん?3人共…今何か言ったか?」(聞いていなかった)
レミリア・こころ・天子「「「…」」」頰プクー☆
セイヤ『……3人とも頰膨らませて可愛いなおい…』
文『セイヤさんの心の中の欲望に応えてあげましょうそうしましょう!』パシャ☆パシャ☆
霊夢「ほらセイヤ、あんた男なんだからもっと沢山食べなさいよ」スッスッ!
魔理沙「そうだぜそうだぜ!今の内に沢山食べないと夜ご飯まで持たないぞー?」スッスッ!
セイヤ「何だ?この後何か激しい運動でもするのか?」モグモグ…
フラン「えっ…///そ、そんな…///私と布団の中で激しい運動するの…?///食べたばっかりだからスタイルに自信が…///で、でも…///セイヤがしたいって言うなら…///私はいいよ…?///」モジモジ…
セイヤ「うーん…俺も少し語弊があったなー…でもなー…フラン程不適切な発言、俺はしてないぞー?」ニコニコ
さとり「脳内が真っピンクな姉妹ね…」
てゐ「髪の色がピンクの人に言われてもなー…」
妹紅「そうね…端から見たらさとりの方が脳内ピンクに見えるわよね…」
さとり「失礼な人達ね!私はそんな事を考えたりしてないわよ!」
美鈴「本当ですかねー…さとりは小説を読むのが好きなんですよね?実はセイヤとの妄想小説を書いていたりとかー…」ニシシ…
こいし「良く分かりましたね♪お姉ちゃんは良く、セイヤさんとこんな感じにイチャイチャ出来たら〜…みたいな事を小説に書き溜めてるんですよ♪……あっ…」
さとり「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
こいし「『む、無意識の内に口が…』お、お姉ちゃん…落ち着いて…ね?は、話し合おうよ…平和的に話し合いで解決しよ?ね?」ガクガクブルブル…
さとり「…」ダッ!!
こいし「ひぇぇぇっ!」ダッ!!
鈴仙「おぉ…これは面白い展開だね…」ズルズル…
四季映姫「口を滑らせてしまったこいしちゃんが悪いですね…」モグモグ…
諏訪子「一体どんな妄想小説なのか…凄く気になるねぇ…」ズルズル…
暫くして…
さとり「こいし…次言った時には許しませんからね?分かりましたか?」
こいし「はぃ…2度と言いません…」
小悪魔「私は読んでみたいですね…さとりさん、読ませて下さいよ…」
さとり「絶対に嫌です!」
美鈴「別にいいじゃないですか〜…」ニヤニヤ
天子「私も興味あるな〜…」ニヤニヤ
さとり「と、とても人には見せられませんから!///ですからお断りします!///」
幽香「へぇ…人には見せられない様な、そんな展開が盛り沢山なのね…」ニヤニヤ
さとり「ちーがーいーまーすー!///」
セイヤ「何ださとり、新しい小説書いてるのか?完成したら読ませてくれないか?さとりの書く小説は面白いからな…」
さとり「えっ…///わ、分かったわ…///完成したら見せてあげる…///『だ、大丈夫大丈夫よ…アレとは別にちゃんとした小説書いているし…うん…』」
セイヤ「そうか…今から楽しみだ」ニコ
さとり「うぅ…///『続きを書きたくなってしまいます…///』」モジモジ…
魔理沙「それじゃあこの後何をするか皆で決めようぜ!」
咲夜「え?何をするか決まっていなかったんですか?」
アリス「てっきりもう決めてるのかと思ってた…」
セイヤ「それじゃあ俺に良い案があるのだが…」ノ
魔理沙「おぉっ!セイヤがこういう事に対して積極的になるのは意外だぜ!」ワクワク☆
早苗「何をするんですか?」ドキドキ☆
セイヤ「皆で大人しく読書をすr「他に誰か意見ある奴いるかー?」人が話してる途中なのに遮るなよ!」
フラン「だって読書なんてつまんないもーん…読書なんかよりも〜❤︎セイヤの腕に抱き着いてる方が、私は楽しいな〜❤︎」右腕ギュゥッ❤︎
セイヤ「暑いから離れろ下さい…」
フラン「やっ❤︎」ギュゥッ❤︎
妖夢「私はセイヤと修行がしたいです!腹ごなしの運動というやつですね!」
妹紅「それは私も賛成」うんうん…
鈴仙「それじゃあ妹紅と妖夢と美鈴だけしか楽しくないじゃん…」
こころ「私も…今回は修行よりも…皆で楽しく遊びたい…」(姥)
てゐ「ゲームはいつでも出来るしねー…折角なんだからこういう所でしか出来ない遊びをしないと勿体無いよね…」
輝夜「森林浴はさっき散歩しながらしていたし…そういえば、皆は浴衣持って来た?」
諏訪子「あ〜…旅行前日にいきなりLINE来たからビックリしたけど、一応持って来たよぉ?」
ルーミア「紫先生が持って来いって言ってたのかー…」
セイヤ「は?お、俺は何も聞いてないぞ?」
紫「『霊夢にグルチャの事は言うなって言われてるし…』あ、あはは…あんたに伝えるの忘れてたわ…」
セイヤ「…」仲間外れ…
フラン「だ、大丈夫だよセイヤ…私はセイヤとずぅ〜っと一緒に居てあげるから…だから寂しくないよ?」
セイヤ「フラン……ありがとな」なでなで…
フラン「えへへ❤︎『セイヤの私への好感度が超絶UPしてる予感❤︎』」擦り擦り❤︎
咲夜「わ、私だって…///セイヤとずっと一緒に居るつもりですから…///」左腕ギュゥッ❤︎
霊夢「わわ、私も…///一緒に居てあげなくも…///無いけど…///」背中に抱き着く❤︎
魔理沙「どうせ若い私達にBBAが嫉妬してるだけだぜ…///だから気にする必要なんてないんだぜ…///」セイヤに凭れ掛かる❤︎
レミリア「私もセイヤに抱き着きたいわ!」うー!うー!
燐「暑い夏をもっと熱々にしてあげるよ…///」モジモジ…
空「そ、そうだね…///暑い日には暑い物が食べたくなる時もあるし…///」モジモジ…
セイヤ「お前達は…本当に優しいな…」ホロリ…
文『いやー♪皆さんはセイヤさんに対してだけは本当に甘えん坊さんですねー♪後でセイヤさんに沢山売り付けましょう♪』パシャ☆パシャ☆パシャ☆パシャ☆
紫『何だかあの子からの私の株が大暴落している様な気がするわ…』
四季映姫「小町もセイヤに甘えてみたらどうですか?」コソッ…
小町「え、映姫様…冗談でも止めて下さいよ…気持ち悪い…」
四季映姫「私も最初は理解出来ませんでしたが、セイヤには不思議な魅力がありますよ?抱き着いていると、本当に安心出来ますからね…まぁ、それは私がセイヤに恋心を抱いているからですけど…///」ほぅ…
小町「私はあんな風に女の子を誑かして、尚且つその女の子達を侍らせてニヤニヤしてる男になんて興味ありませんよ…」ふんっ…
四季映姫『空や燐も同じ様な事を言っていましたが、結局セイヤに惹かれてしまいましたからね…』
セイヤ「ていうか、どうして浴衣を持ってくる必要があるんですか?紫さん」
紫「ふふふ…そんなの決まってるでしょう?花火を持って来たのよ!分かる?は・な・び!」
衣玖「は、花火…ですか?」
紫「私の知り合いに花火職人さんが居るのよ♪まぁセイヤや霊夢、魔理沙は知ってるでしょうけど♪」
魔理沙「確かに知ってるが…その花火職人はとうの昔に引退したんじゃないのか?」
紫「まぁそうなんだけど…無理言って市販で売ってる様な小さい花火を沢山作って貰ったのよ♪試しに藍や橙と貰った花火をやってみたんだけど…」
チルノ「や、やってみたんだけど…?」ゴクリっ…
紫「それがもう滅茶苦茶綺麗で年甲斐も無くはしゃいじゃったわ♪」あはは♪
こいし「それは楽しみですね!夜は幻想祭より一足先に、皆さんとプチ花火大会ですー!」やった♪やった♪
幽々子「だから浴衣を持って来てって言っていたのね〜♪浴衣を着れば雰囲気も出るものね〜♪」
パチュリー「それに…///此処に居ない他の皆よりも先に、セイヤに浴衣姿を見せてあげられるわよね…///」
神奈子「確かに言われてみれば、浴衣に着替えるだけでメリットがあるわよね…」むむっ…
さとり『浴衣買い直しておいて良かったわ…///』
フラン「ねぇねぇセイヤ…///セイヤはさ…///浴衣の下は下着付けてない方が好き…?///それとも付けてる方が好き…?///」擦りっ❤︎
セイヤ「お、男の俺にそういう事を聞くな!///『そういえば…///去年の幻想祭では…///フラン…///下着を付けていなかったな…///』」
フラン「あ〜…///セイヤのその顔…///去年の幻想祭で、私の浴衣の下覗いたなー…///セイヤのエッチ…///」擦りっ❤︎擦りっ❤︎
セイヤ『こいつっ…エスパーか何かか…』
咲夜「セイヤは浴衣の下は下着を付けていない方が喜ぶ…と…」メモメモ…
セイヤ「お前は何をメモしてるんだ咲夜!」
咲夜「いえ…///今後の為に一応…///」ギュッ❤︎
セイヤ「今後の為にって何っ!?」
霊夢『は、恥ずかしいけど…///形振り構わないって決めたし…///此処はちょっと強引にいっても良いわよね…///』
妖夢「わ、私も浴衣の下は下着を付けない様にします!///」
セイヤ「そういう事一々俺が居る所で言わなくてよろしい!///」
ワーワー☆キャーキャー☆
紫『誰も年甲斐も無くって所に反応しなかったわね。まだ若いですよー…とか言ってくれてもいいじゃない…』グスン…
〜コテージ(リビング)〜
セイヤ「で、結局リビングで遊ぶと…」スッ…
早苗「夜のプチ花火大会まで体力を温存する事に決めました!」ピコピコ…
小悪魔「セイヤさんは咲夜さん達とモンストですか…どのクエストに行ってるんですか?」ピコピコ…
セイヤ「咲夜のカヲル君の神化素材集めだ…」
咲夜「昨日単発で回したら出てしまったんですよね…セイヤのレイちゃんはもう進化させたんですか?」スッ…
セイヤ「イラストが可愛かったから速攻で進化させました♨︎」スッ…
レミリア「私とどっちが可愛い…?///」
セイヤ「レミリア」(即答)
レミリア「///」プシュ〜☆
鈴仙「じゃ、じゃあ私とは…?///」
セイヤ「鈴仙」(即答)
鈴仙「///」プシュ〜☆
天子「じゃあ私とはどっちが可愛い♪」キャピッ☆
セイヤ「レイちゃん」(即答)
天子「っ」ガーーーーーーーン☆
セイヤ「冗談だ冗談…お約束ってやつだろ」
天子「冗談でも傷付くよ!ていうかお約束って何!?」ウガー!
咲夜「セイヤ、次セイヤの番ですよ?」
セイヤ「あぁ、悪い悪い…」スッ…
天子「お願いだから慰めてよ〜…」グスン…
セイヤ「悪かったな…天子も可愛いよ。だから許してくれ…な?」なでなで…
天子「しょ、しょうがないな〜…///次私の悪口言ったら許さないからね…?///」モジモジ…
セイヤ「肝に銘じて置きます…」なでなで…
衣玖『天子の変わり身早いですね…まぁセイヤ君の撫で撫でに勝てる人は居ませんからね…当然と言えば当然でしょうけど…』
幽々子「セイヤ君は本当に感心するわ〜…女の子を手懐けるのが凄く上手よね〜…」
空「わ、私はまだ完全には手懐けられてないから!///」
燐「あ、あたいもだよ!///あたいはそんな軽い女じゃないからね!///」
フラン「私はセイヤに1年間しっかり躾られちゃったから…///今じゃセイヤに触れられるだけで感じちゃうもん…///もうセイヤ以外の男には全然興味無いし…///」モジモジ…
チルノ「それは重症だと思う…」
ルーミア「というより、流石にセイヤはそんな事しないと思うのかー…」
フラン「セイヤにその気が無かったとしても…///実際私の体はそうなっちゃったんだから…///キチンと責任は取って貰わないとね❤︎」キャー❤︎キャー❤︎
妖夢「そ、それなら私だって…///もうセイヤ以外には興味ありませんよ…///」
輝夜「それは私もよ…///あんな風に一生懸命他人に尽くす男性なんて、セイヤくらいだものね…///」
諏訪子「ホント、他の女子達が興味持ってなくて助かるねぇ…」パチッ…
神奈子「言えてる言えてる…外側だけで判断する馬鹿な女子が多くて助かるわ…」パチッ…
美鈴「私達の事に対しては直向きで一生懸命、でも普段は根暗と言われる程の面倒臭がり屋…」
妹紅「裏表があり過ぎて正直困惑する事もあるけど…///その裏と表を知ると更に惹かれちゃうのよね…///」
幽香「見た目とは裏腹に、寂しがり屋で構ってちゃんな所も可愛いわよね…///」
さとり「寂しそうな表情を見せた時には、沢山甘えてあげたくなっちゃいますよね…///」
四季映姫「はぁ…///セイヤともっともっと親しくなりたいです…///」ほぅ…
霊夢「…うん……私達の幼馴染はどうしてこうなった…」
魔理沙「昔は私と霊夢だけだったのに…とんでもない進歩だぜ…」
霊夢「はぁ…あんたがライバルってだけで参ってたのに…こんなに沢山女の子に好かれるなんて、小さい頃は思いもしなかったわ…」
魔理沙「昔は小さくて弱虫だったのになぁ…今じゃどんな相手にも屈さない強い男に成長してしまったぜ…」時の流れは人を成長させるんだな…
紫「まぁあの子は親を亡くした時に、良い意味でも悪い意味でも変わったのよ…それで良いんじゃない?」
霊夢「紫…でも流石にライバル増え過ぎじゃない?あんたは予想出来たの?この事態」
紫「ある程度はこんな事になるんじゃないかしらねぇ…とは思っていたわよ?」
魔理沙「えぇ〜…それ本当か〜…?」
紫「あの子と他の男子生徒との違いは色々な意味で場数が違うのよ…要は誰よりも大人びてるって事ね…女の子ってのは、本能的に頼りになる男性に惹かれるものなのよ♪」ウインク☆
霊夢「確かに…凄く頼りになるけど…」はぁ…
魔理沙「複雑な気分だぜ…やっぱり最後は自分を選んで欲しいって思うからなぁ…」はぁ…
紫「それならもっともっとアピールしなくちゃ♪それじゃないとあの子は気付かないわよ?超が前に付く程の鈍感野郎だものね♪」
霊夢「そうね…まぁ私達は負けるつもりなんて微塵も無いけど♪」
魔理沙「そうだぜ!幼馴染パワーを他の奴等に見せ付けてやるぜ!」
紫「へぇ〜…ならその幼馴染パワー、今見せなきゃ意味無いわよ?」チラ…
霊夢・魔理沙「「え…?」」チラ…
セイヤ「ま、またお前達は抱き着いてきやがって!///俺に抱き着いてお前達に一体どんなメリットがあるんだよ!///」この台詞何回目だ!
こころ「やっぱり…///セイヤに抱き着くのはやめられない…///」ギュッ❤︎(福の神)
てゐ「う〜ん…///この細身なのに男らしい体つきがまた…///」擦り❤︎
セイヤ「お前達は大人しく遊ぶ事が出来無いのか!?少しは俺の心を気遣ってくれても良いだろ!」
文『私だって写真を撮るだけじゃありません…///キチンとアピールしちゃいますよ…///』擦り擦り❤︎
こいし『私の心臓の鼓動がドキドキってしてる…///セイヤさんの心臓も、凄くドキドキしてるし…///』ピトー❤︎
パチュリー「レミィ…///好きな人に甘えるのは、とても良い事ね…///」背後からギュゥッ❤︎
レミリア「そうね…///でも、セイヤは私のモノよ…///パチェにだって渡さないわ…///私だけの、運命の人なのだから…///」背後からギュゥッ❤︎
セイヤ『此奴ら全員滅茶苦茶良い匂いする…///毎度毎度頭がぐわんぐわんする…///誰か助けてくれ…///』
フラン「ねぇセイヤ…///私とベロチュー…///する…?///」顔近づける…
セイヤ「する訳ないだろっ!///」
咲夜「ず、ズルいですよ妹様!///私もセイヤとキスしたいです!///」ズイっ!
セイヤ「はぁっ!?///」
妖夢「そ、その…///セイヤが良ければ…///私もキス…///したいです…///」ズイっ…
天子「ちょっとちょっと!///私が先だよ!///そうだよね!?///セイヤ!///」ズイッ!
セイヤ「///」ブシューーーーッ!
ふらぁっ!
レミリア・パチュリー「「あわわわわ…///」」ガシッ!
アリス「あ〜あ〜…セイヤ気絶しちゃった…」理性が吹っ飛ぶ前に気絶…セイヤらしい…
霊夢「ちょっとー!あんた達何やってんのよー!」スクッ!ダッ!
魔理沙「私達幼馴染を差し置いて勝手に何やってるんだぜー!」スクッ!ダッ!
紫「やれやれ…モテモテで羨ましいわね〜…」
暫くして…
セイヤ「んぁ…」パチリ…
セイヤ「……気絶してたのか…情け無いな、俺…」はぁ…
セイヤ「…もう驚かないぞ…慣れたぞ俺…慣れちゃいけないんだがな………何故当然の如く俺に抱き着いてお昼寝してんの此奴ら!」
「馬鹿…五月蝿いわよ、起きちゃったらどうするのよ。良いじゃない、皆幸せそうに寝てるんだから…」
セイヤ「紫さん…お願いですから此奴ら退かすの手伝って下さい…」
紫「このハーレム状態を自ら手放すなんて、理解に苦しむわ…もう少し女の子の温もりを堪能してたら?」
セイヤ「堪能とかいう言い方は不適切な発言なので、今直ぐ訂正しなさい…」
紫「別に間違った事は言ってないじゃない、どうして訂正する必要があるのよ」
セイヤ「分かりました…訂正はしなくて良いです。取り敢えず俺の胸の上で寝てるレミリアとフラン退かして下さい。俺は隣で寝てる霊夢と魔理沙と咲夜とアリスと早苗を起こさない様に退かしますから…」
紫「簡潔な状況説明ありがとう」
セイヤ「……誰に言ってるんですか…」
紫「?…何と無くそう思ったから取り敢えず言ってみただけよ?」
セイヤ「まぁ別にいいか…じゃあお願いしますね…」
紫「はいはい…レミリアちゃ〜ん、フランちゃ〜ん、ごめんなさいね〜…」ひょいっ…
レミリア・フラン「「う〜…」」zzz
セイヤ『さて…俺はどうやって抜け出すかな…取り敢えず腕さえ出せば抜け出せるからな…』よいしょ〜…
〜10分後〜
霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「すぅ…すぅ…」」」」」zzz
レミリア・フラン「「セイヤぁ〜❤︎」」zzz
紫「レミリアちゃんとフランちゃんが呼んでるわよ〜?」ニシシ…
セイヤ「夕飯の支度があるのでスルーします…」スタスタ
レミリア・フラン「んんっ…」パチリ…
紫「あら、起きちゃったわね…」
セイヤ「選りに選って1番面倒臭い姉妹2人が何故…」片手で頭抱える…
レミリア「セイヤの匂いが…」ボケェ〜…
フラン「薄くなったぁ…」ボケェ〜…
紫『この姉妹が本当に人間なのか疑うわ…』
セイヤ「匂いって…俺、そんなに匂うか…」クンクン…
紫『そしてこうやって理解力の乏しい男は、此の世から消滅した方が良いと思うわ…』ケッ…
レミリア「あら…セイヤ…もしかして夕飯の支度…?」グシグシ…
セイヤ「まぁな、下拵えするだけだからまだ寝てて良いぞ?」
フラン「セイヤが隣で寝てないんじゃ、お昼寝する意味無いからもういい…」グシグシ…
セイヤ「そ、そうか…」
レミリア・フラン「「///」」ドキドキ…
セイヤ「?…どうしたんだ?顔赤くして…」
レミリア「いえ…///その…///ちょっと寝てしまう前の事を…///思い出していたのよ…///」モジモジ…
セイヤ「寝る前の事を?一体何してたんだ?」
フラン「え、え〜とね…///そのぉ…///」モジモジ…
セイヤ「歯切れ悪いな…」
レミリア「や、やっぱり何でも無いわ…///これは、私達姉妹の胸に秘めて置く事にするわ…///」モジモジ…
セイヤ「そう言われると余計に気になるだろ〜…教えてくれたっていいだろうが〜…」
フラン「じゃあ…///特別に教えたげる…///」モジモジ…
レミリア「……あ、貴方の胸の上で寝る前に…///貴方のバキューン☆に擦り擦り❤︎していた事を…///その…///思い出していたのよ…///」モジモジ…
セイヤ「んーっ!もう怒っちゃうぞぉっ!」
紫「うんそうねー…これは怒った方が良いわねー…」
セイヤ「と、いう訳で紫先生…説教宜しく…」肩ポン…
紫「えっ!?ちょ、ちょっと待って!物凄ーくプレッシャーなんだけど!」ドキッ!
霊夢「あーもう…五月蝿いわねぇ〜…」ボケェ〜…
魔理沙「あぇ?いつの間にか寝ちゃってたみたいだぜ…」ボケェ〜…
咲夜「変な時間に寝てしまいましたね…夜中にちゃんと寝られるでしょうか…」ボケェ〜…
レミリア「咲夜…今夜は寝る必要なんて無いわよ…」キリッ☆
フラン「そうそう❤︎今夜はセイヤと夜通しイチャイチャするんだからね❤︎」きゃっ❤︎
セイヤ「俺が何でもかんでもツッこむと思うなよ…?」
レミリア「あ、当たり前よ!///ツッこむのは私だけにしなさい!///」
フラン「えー!お姉様だけなんてズルい!私もセイヤにツッこんで貰いたいよー!」
セイヤ「誰かこの姉妹に説教頼みます…」
アリス「もうこんな時間なんだ…結構寝てたんだね…」グシグシ…
早苗「うへぇ〜…髪の毛グシャグシャです〜…」
妖夢「でも…セイヤよりはマシですよ…」
鈴仙「今日も寝起きのセイヤの髪はボッサボサだね…」
セイヤ「?」髪の毛ボッサボサ〜☆
幽々子「セイヤく〜ん…ご飯まだかしら〜…?」ムクっ…
セイヤ「起き抜けの第一声がそれですか…」
神奈子「でも起きて直ぐって何だかお腹空いちゃうわよね…何でかしら…」
パチュリー「それは胃腸が元気な証拠よ。起きてお腹が空くのは当然の事だもの……まぁ幽々子の場合はちょっと例外だけれど…」
幽々子「どうして〜?」
妖夢「それは幽々子様の普段の食生活が異常だからですよ…」
燐「ねぇセイヤ、幽々子先輩の様に食い意地が張ってる訳じゃないけど、今日の夕飯は何?」
幽々子「燐ちゃ〜ん?先輩って言われているけど、敬われてる感じが全然しないわよ〜?」
セイヤ「夕飯はパスタとピザ、それに野菜山盛りのサラダにするつもりだ…若干手抜きっぽくて申し訳無いがな…」
幽々子「無視しないで〜…」
妹紅『セイヤは料理に関する手抜きが手抜きのクオリティーじゃないから困るわ…』
小悪魔『それにピザと言うと…紅魔館で執事のお仕事をしていた時の、あの豪華なピザが食べられるんですね…』ゴクリっ…
輝夜「お腹空いてきたわ…」ゴクリっ…
セイヤ「今から取り掛かるからまだまだ先だぞ?暇ならテーブルの上とか拭き掃除して置いてくれ」スタスタ
こいし「はーい♪」スクッ…
咲夜「私も手伝いますよ。セイヤ」スクッ…
妖夢「皆で作れば早く終わりますからね♪」スクッ…
アリス「でも私、ピザの作り方なんて知らないよ…」スクッ…
咲夜「セイヤに教わりながら作りましょう。私達もピザの作り方を覚えられますし」スタスタ
セイヤ「教えられる程上手く作れないがな…それでも良いのか?」スタスタ
妖夢「教えて貰えるだけで十分ですよ…『セイヤは謙遜ばかりしていますね…もっと料理の腕に自信を持てば良いのにと、毎回思います…』」スタスタ
〜コテージ(キッチン)〜
咲夜・アリス・妖夢「「「…」」」
セイヤ「いつもよりっ…!余計にっ…!回しておりますっ…!」ピザ生地クルクルクルクルっ!
魔理沙「よっ!日本一っ!」
ルーミア「ピザ生地がクルクル回ってるのかー!」クルクルクルクル☆
衣玖「ルーミアちゃんも回ってます回っますよ…」
咲夜「あの、セイヤ?流石にこれは参考になりませんよ…」
セイヤ「ふぅ疲れた…まぁ、俺も初めてやったんだがな…」ははは…
アリス「えぇっ!?今の初めてやったの!?それにしては随分と手慣れた感じだったよ!?」
セイヤ「今時あんな風にピザ生地伸ばす人は少ないだろ…」
妖夢「そ、それなら何故あの様な伸ばし方を?」
セイヤ「小さい頃にあんな風にピザ生地伸ばす人を見て憧れていたんだが、中々やる勇気が無くてな…冗談半分でやったら思いの外上手く伸ばせた…」ははは…
アリス『その何でも卒なくこなす事が出来る才能が羨ましいよ…』
セイヤ「まぁピザなんて伸ばして焼いて具を乗せるだけだ…それよりもだ、パスタ用ソースの種類を多く作りたいんだが…まぁ多くと言っても3種類だが…」
咲夜「3種類ですか…具体的にはどの種類のソースを作るつもりなんですか?」
セイヤ「ミートソースとクリームソースとバター醤油かな…他にも要望があれば作るが…」
こいし「私はミートソースが好きなんで問題無いです…『またセイヤさんのミートソースパスタが食べられます…///』」
小町「……子」ボソ…
セイヤ「ん?小町、何か言ったか?」
小町「め、明太子のパスタが食べたい…///」
セイヤ「明太子か…俺も好きだな、明太子のパスタ…小町の要望だし、美味しく作れる様に頑張るかな…」
小町「い、一応期待はして置く…///」
四季映姫『遂に小町にもデレ期が到来しましたね♪』キュピーン☆
肩ポン…
天子「歓迎するよ…」キリッ☆
腰ポン…
レミリア「でも、セイヤは渡さないわよ?将来セイヤと結婚するのはこの私、レミリア・スカーレットなのだから…」キリッ☆
小町「わ、私はあんな男には興味ないと言ってるだろ!///」ガァー!
セイヤ「?」何を騒いでるんだ?
☆夕飯完成しました☆
キラキラ☆キラキラ☆
キラキラ☆キラキラ☆
諏訪子「ご、豪華な夕食だねぇ…」パスタにピザ…それに色とりどりの野菜サラダ…
文「セイヤさん、写真撮っても良いですか?余りにも綺麗な色合いなので、是非写真に収めたいんですが…」カメラスチャ☆
セイヤ「いや…好きに撮ってくれて構わないぞ…」
咲夜「ピザ作り、楽しかったですねぇ…」ホクホク…
アリス「うん…まさかピザ作りを経験出来るなんて、思いもしなかったよ…」ホクホク…
妖夢「セイヤに手取り足取り教えて貰えましたし…///一石二鳥とは、正にこの事ですよね…///」ホクホク…
咲夜・アリス・妖夢「「「うんうん…///」」」ホクホク…
セイヤ「ピザの種類はマルゲリータ、クアトロフォルマッジ、ボスカイオラの3種類…俺は照り焼きチキンが食べたかったな…」はぁ…
輝夜「じゃんけんに負けたのだから仕方がないわよね」
幽々子「それにしても、どれも美味しそうだわ〜…」ジュルリっ…
パチュリー「幽々子、涎垂れてるわよ…」はぁ…
美鈴「ピザが3種類…パスタが4種類…それに野菜サラダまで付くなんて…本当に豪華な夕食ですね…」
幽香「どれも美味しそうだわ…セイヤ君、やっぱり貴方は有名なレストランでシェフになるべきよ」
セイヤ「流石に大袈裟ですよ、幽香先輩。それに、咲夜やアリス、妖夢が手伝ってくれなければこんな風には作れませんから…美味しそうに見えるのは9割咲夜達のお陰ですよ…」はは…
幽々子『セイヤ君のお嫁さんになれば、こんなに美味しそうな料理が毎日食べ放題…妖夢がセイヤ君のお嫁さんになっても食べ放題なのかしら…』
妖夢『幽々子様が私をだしに使う考えをしている気がしますね…』乙女の勘ですが…
天子「お、お腹空いたぁ…早く食べたい…」
チルノ「私もぉ…早くいただきます言ってぇ…」
紫「なら今回は私が言わせて貰うわね?…それじゃあ皆、手を合わせて…」
全員「…」パチン…
鈴仙「セイヤ、先に言って置くけど…キチンと皆に合わせていただきます言ってよね?」
セイヤ「分かってるよ…」
紫「いただきます」ペコ…
全員「いただk「いただきゃーす!!」ちょっと待って(下さい!)!1人フライング(してるぜ!・してるよ!・していますよ!)してるわよ!」
セイヤ「ちょっとフライングしちゃったみたいだな…だが反省はしていない…」
鈴仙「結局皆と合わせる気無いじゃん!」
セイヤ「いや…新手のボケ振りなのかと…」
鈴仙「お笑い芸人さんじゃないんだから!普通に合わせようよ!」
早苗「取り敢えずお腹空いたんで食べましょう!」さにゃー♪
フラン「私ミートソースパスタ食べたーい♪」
こいし「『よ、よかったぁ…フランちゃん仲間だぁ…』わ、私も…///ミートソースパスタを…///」
四季映姫「小町は明太子パスタですよね?ちゃんと味わって食べてあげて下さいね?」ニコニコ
小町「ぅ…///は、はい…///」
空「私はカルボナーラから食べようかな…お燐は何から食べるの?」盛り盛り…
燐「あたいはバター醤油から食べようかなぁ…アサリのバター醤油パスタ、あたい好きなんだよねぇ…」盛り盛り…
セイヤ「カルボナーラとバター醤油以外はソースをお好みで掛けて下さ〜い…」モシャスモシャス…
レミリア「セイヤはサラダから食べるのね…」
セイヤ「いや…お前達がサラダさんに見向きもしないからだろ…折角更に食べ易い様にドレッシング改良したのに…」モシャスモシャス…
レミリア「そ、それなら…///私が1番最初に食べてあげるわ…///さぁ、私のお皿に盛り付けなさい…///」つお皿
セイヤ「畏まりました…『自分で盛り付けるという選択肢は存在しないのだろうか…このお嬢様には…』」受け取る…
レミリア「その…聞きたいのだけれど、ドレッシングをどんな風に食べ易くしたのか、聞かせて貰ってもいいかしら?」
セイヤ「ん?あぁ…市販のドレッシングあるだろ?あれは味が濃くて食べ易い分、カロリーが高いんだ…だから、味が濃くてもカロリーが低くなる様に調整して、味の面でもカロリーの面でも食べ易いドレッシングを作ったんだ…」
レミリア「因みにそのドレッシングの味は何かしら?」
セイヤ「皆大好き和風ドレッシング!」シャキーン☆
レミリア「セイヤ…貴方、和風ドレッシング好きよね…」
セイヤ「大根おろしは、人類が生み出した文化の極みだと、俺は常々思っている…ほらレミリア、盛り付け終わったぞ…たんと食え…」つサラダ
レミリア「あ、ありがとう…」受け取る…
四季映姫「それで小町、セイヤが作った明太子パスタはどうですか?」チュルチュル…
小町「く、悔しいけど…凄く美味しいです…」チュルチュル…
四季映姫「そうですか。それなら、セイヤにキチンと美味しいと言ってあげて下さい。きっとセイヤも、作った甲斐があったと喜んでくれますよ?」
小町「は、はい……ちょっとセイヤ」
セイヤ「ん?どうした小町…」モシャスモシャス…
小町「そ、その…///この明太子のパスタ…凄く美味しい…///ありがとう…///わざわざ作ってくれて…///」
セイヤ「そうか…小町が喜んでくれたなら、俺も頑張って作った甲斐があった」ニコ
小町「ふ、ふんっ…///」プイッ…
四季映姫「ふふ…」チュルチュル…
妹紅「お、おぉ…おぉぉ〜…」ミョイ〜ン…
てゐ「チーズが面白いくらい伸び〜る♪」ミョイ〜ン…
小悪魔「外側の生地もサクサクしていてとても美味しいですね…」あむっ…
魔理沙「私の好きなキノコが盛り沢山のピザ!凄く美味しいぜ!」あむっ!あむっ!
セイヤ「喜んで貰えて何よりだ…」俺もそろそろパスタ食べるかな…
レミリア「セイヤ特製の和風ドレッシングを掛けると、とても美味しいわね…今度私専用にドレッシングを作りなさい、セイヤ」モシャス…
セイヤ「レミリアお嬢様の御心のままに…」どれから食べよう…
紫「むむっ…確かにこのドレッシング、美味しいわね…」モシャス…
文「あやや〜…市販のドレッシングが霞んでしまいますね…」モシャス…
セイヤ「それは無いだろ…目標はキ◯ーピードレッシングと同レベルにする事だな…」バター醤油!あんたに決めた!
霊夢『私はキュー◯ードレッシングよりセイヤが作ったドレッシングの方が好きね、味付けも好みだし…』モシャスモシャス…
こころ「ピザもパスタも…サラダのドレッシングも…どれも美味しい…」チュルチュル…(狐)
諏訪子「ねぇセイヤ、今度から守矢神社に夕食作りに来てくれない?一応これ本気で言ってるからねぇ?」チュルチュル…
幽々子「それなら私も〜♪妖夢と一緒に夕食が食べられるオマケ付きよ〜♪」チュルチュル!
妖夢「私との食事がオマケってどういう事ですか幽々子様ー!」みょんみょん!
セイヤ「流石に毎日は無理だろうが…まぁ、偶になら作りに行ってもいいぞ?俺が作る料理で良いって言うならな…」チュルチュル…
早苗「それ本当ですかっ!?ざまぁ見晒せレミリアさん!偶にならセイヤさんは、私達に夕食をご馳走してくれるそうですよ!」
レミリア「私は偶に、執事服姿のセイヤと秘密の御茶会を開いているわよ♪」ふふん♪
早苗「ぐぬぬぬ…」
フラン「お姉様はセイヤの御主人様だもんね!どんな命令にも絶対服従だもんね!」勿論私のお願いも聞いて貰うけど!
セイヤ「頼むから命令する事柄は選んでくれよな…」ある程度だったら聞くが…
幽香『セイヤ君の御主人様ポジション…レミリアが羨ましいわね…』
セイヤ『っ……な、なんか寒気するんだが…』ゾクッ…
♨︎食事終了♨︎
全員(セイヤ以外)「ご馳走様でした…」ペコ…
セイヤ「はい、お粗末様でした…後片付けは俺がやるから、お前達は寛いでていいぞ?デザートも作る予定だし…」スクッ…ガチャガチャ…
美鈴「あ、後片付けは私達がしますから!セイヤが寛いで下さい!」スクッ!
天子「そ、そうそう!流石に毎回毎回セイヤにばっかり働かせちゃ悪いよ!」スクッ!
セイヤ「いや…デザート作るついでだからな…そんな気にする必要無いぞ?」カチャン…カチャン…
神奈子「セイヤは優し過ぎるわよ!いつも面倒臭いとか言う癖に!もしかして狙って私達の事をドキドキさせてるの!?」
セイヤ「あれ?何で俺が説教されてるんだ?…まぁ、強いて理由をあげるとすれば、お前達が食器洗いして、手荒れなんかしたら嫌だからな…俺が居る時くらいは、負担減らそうと思っただけだ…」お前達は綺麗な手してるからな…
全員(紫以外)「っ///」ズキューン☆
セイヤ「?…さぁて、今日は自分の分もデザート確保するかな〜…」スタスタ…
紫「天然のタラシは恐ろしいわね…」
パチュリー「まさかそこまで気遣ってくれていたなんて…///」ドキドキ…
咲夜「いつも食器洗いは俺がやるからと言っていた理由は…///そういう事だったんですね…///」ドキドキ…
燐「な、なんだかあたい…///胸を射抜かれた様な感覚がした様な…///そんな気がした…///」ドキドキ…
さとり「胸にズキューンと来ましたね///……ですが、やはりその後に撫で撫でなどをして貰えないと…とても切ない気持ちになります…」俯き…
妖夢「気遣い止まりでは…ちょっと悲しいですよね…その後に甘えなければ、切ない気持ちのままです…」しょみょ〜ん…
アリス「な、ならさ…デザート作り、皆で一緒に作れば良いんじゃないかな?セイヤもきっと喜んで手伝わせてくれると思うよ?」
魔理沙「そ、そうだな!皆で一緒にセイヤとデザート作っちゃおうぜ!」
霊夢「そうと決まればキッチンに突入よ!」
全員「おーーー!」スタスタ
四季映姫「小町もすっかりノリノリですね…セイヤ嫌いはどうしたんですか?」ニヤニヤ…
小町「い、今でも嫌いですよ!あ、あんな風に不用意な発言されたから…///少しドキッとした…///唯それだけです…///」スタスタ
四季映姫「へぇ〜…」ニヤニヤ…
紫『今日のデザートは何かしらね〜♪』ウキウキ♪ルンルン♪
〜コテージ(キッチン)〜
セイヤ「えーと…何故か全員お菓子作りをしたいという事で…予定を変更して簡単に作れるお菓子にするか…」
ルーミア「予定では何を作るつもりだったのかー?」
セイヤ「洋梨の缶詰を買ってきてあったから、洋梨のムースでも作ろうかなと…」しかも結構いい値段な洋梨の缶詰で…
咲夜「む、ムースって…確か作るのがとても難しいものだった様な気が…」
セイヤ「あぁ…だからネットで調べてそれを見ながら作ろうかと…」スマホ見せる…
チルノ「うぇ〜…写真が少ししかない…文字ばっかり…これで分かるもんなの?」
セイヤ「料理は慣れだからな…慣れてくれば自然と、こういうサイトに書いてある文章も理解できる様になる…」
衣玖「継続は力なりとはよく言ったものですよね…」
セイヤ「そうですね。何事も根気よく続ける事が1番ですよ…」
小悪魔「その…セイヤさん。今回私達初心者向けのお菓子作りとは…どの様なお菓子なんですか?」
セイヤ「そうですねぇ…折角の機会ですから、今回はこころに全面協力して貰うとするか…」
こころ「私…?でも…私は和菓子しか作れない…」
セイヤ「そこでだ…今夜は特別な御茶会を催す事に決めた…今…」
レミリア「御茶会❤︎そ、それでセイヤ…///貴方が企画する、その御茶会のコンセプトは一体どんなものなのかしら?///『きっと私の為に御茶会を催してくれるのよね…///』」
セイヤ「良い事を聞いてくれたな、レミリア…今夜の御茶会のコンセプトは……コレだ!」フリップボードドンっ!
全員『いつの間にフリップボードがっ!?』用意周到!
霊夢「え、え〜と…和と洋のお菓子で、皆で楽しく御茶会しちゃおう♪…これって、和菓子と洋菓子を作って御茶会をしようって事?」
セイヤ「Thats right!!」ビシッ!
妖夢「セイヤ、テンション高いですね…」
セイヤ「ま、偶には良いだろ…折角全員でお菓子作りするんだからな…明るい方が楽しく作れるだろ?」
文「ですがセイヤさん…そんなにお菓子の材料持って来てるんですか?」
こころ「和菓子の材料が無いと…私は無力…」(姥)
セイヤ「材料なら大量に持って来てるから心配するな…どのお菓子を作る事になっても良い様に、大量に買い込んで置いたからな…」セールの日に纏めて買い溜めして置いたんだ…
諏訪子『あれ…?///それってさぁ…///』ドキドキ…
神奈子『セイヤはこの旅行を滅茶苦茶楽しみにしていたって事よね…///』ドキドキ…
輝夜『もしそうだとしたら…///昨日の夜の事も、実は内心私達を襲いたいっていう気持ちで頭の中が一杯だったんじゃ…///』ドキドキ…
鈴仙『あ〜あ…今日がセイヤと一緒に寝られる番だったら、絶対堕ちてたのにな〜…』もっと早くそういう発言してよ…
セイヤ「おやおやぁ?何だか物凄い誤解をされている感じがするぞぉ?俺の気の所為かなぁ?」
鈴仙・輝夜・諏訪子・神奈子「「「「き、気の所為気の所為…///」」」」
セイヤ「お前達か、人を変な奴みたいな目で見て考え事してたのは…」
鈴仙・輝夜・諏訪子・神奈子『『『『声に出した所為でバレてしまった…!!』』』』不覚っ!
てゐ「ま、まぁ取り敢えず何を作るか決めない?材料大量にあるなら沢山作れるだろうし」
さとり「初心者向けのお菓子と言うと…クッキーとか、プリンとかよね…」ふむ…
パチュリー「他にはマフィンやシフォンケーキなんかも、お手軽に作れるお菓子よね。フルーツジャムを添えたり、チョコレートを混ぜてみたり、工夫すれば見た目も可愛くなるから」
セイヤ「パチュリー先輩の言う通りですね。工夫次第で見た目も味も変わる、それがお菓子作りのいい所です。市販は大体味が決まっていますからね…」メロンドンっ…
フラン「あれ?セイヤ…メロンなんてどうするの?」
セイヤ「俺は予定を変更してメロンケーキ、それとレアチーズケーキを作る事にした。洋梨はジャムにして他のお菓子と合わせて使っていいぞ?」包丁シャキン☆
魔理沙『1人だけお菓子作りの難易度が高いぜ…』
アリス「セイヤはお菓子作り、本当に上達したよね…」
セイヤ「まぁ、レミリアに御茶会開くって言われた時には、良くお菓子を作ってたからな…まぁ、アスワンさんにはまだまだ敵わないが…」メロンピューレ作って生クリームと混ぜるか…
咲夜『アスワン様はセイヤをベタ褒めしていたんですけどね…体が覚えるまで何年も掛かったのに、それをたった1日で習得してしまうから、と…』
幽々子「セイヤく〜ん♪私もケーキ作り手伝うわ〜♪」
セイヤ「それじゃあ、自分が今からメロン切るんで、それをミキサーに掛けて下さい…」トントン…
幽々子「任されたわ〜♪」
天子「こころ大先生!私達にも和菓子作りの心得、教えて下さい!」ビシッ!
四季映姫「私にも是非教えて下さい!こころ大先生!」ビシッ!
輝夜「大和撫子っぷりをセイヤに見せ付ければ…振り向いてくれるかしら………こころ大先生!私にも是非、ご指導お願いします!」ビシッ!
こころ「良かろう…!」(狐)
幽香「咲夜ちゃん、私達はチョコレートを使ったお菓子を作りましょう?」
咲夜「セイヤはチョコレートが好きですからね。ガトーショコラなんてどうですか?」
こいし「わ、私もガトーショコラ作りたいです!仲間に入れて下さい!」
幽香「勿論♪大歓迎よ♪美味しいガトーショコラを作って、セイヤ君に喜んで貰いましょう?」ニコ
こいし「はい!」ニコ
レミリア「来年のバレンタインに向けて、私もお菓子作りに力を入れようかしら…」う〜…
フラン「大丈夫だよお姉様♪来年のバレンタインはもうどうするか決まってるんだから♪」
レミリア「そ、それはそうだけれど…やっぱり手作りのお菓子を作って、セイヤに渡せば、もっと喜んでくれる筈よ?」
フラン「むむっ…確かに…それじゃあ来年のバレンタインはWパンチで決まりだね!お姉様♪」
レミリア「そうね…だから今の内にお菓子作りはある程度経験して置きましょう?」
フラン「うん!…ねぇねぇ妖夢!私とお姉様も仲間に入れて〜♪」テッテッテッテッ…
妖夢「はい、構いませんよ♪美味しいお菓子を作って、セイヤをギャフンと言わせちゃいましょう!」
フラン「言わせちゃおー!」
妹紅「私…実は細かい作業が苦手なのよね…」はぁ…
美鈴「私もです…豪快な作業は得意なんですが…細かい作業はちょっと…」はぁ…
小町「実は私も…余り得意では無いんだ…」はぁ…
「なら俺が教えてやろうか?」
美鈴・妹紅・小町「「「わぁっ!?」」」ビクゥッ!
セイヤ「そんなに驚く事無いだろ…」
小町「び、ビックリするから止めてくれないか?セイヤも大概、心臓に悪い事をするな…」
セイヤ「悪かったな、驚かせたみたいで…それよりも美鈴、妹紅、小町…手が空いてるなら少し手伝ってくれないか?説明は下手だが、下手っぴなりにケーキ作り、教えてやるぞ?」
美鈴「い、良いんですか?ですが…その…がさつな女だって…思わないんですか…?セイヤは…」
セイヤ「俺は何とも思わないが…それに、良いんじゃないか?別にがさつでも…それが自分らしいって思ってるんだったら尚更な…」
妹紅「そ、そう思う?」
セイヤ「少なくとも、俺はそう思う…それよりどうする?一緒にケーキ、作るか?」
美鈴・妹紅・小町「「「///」」」コクン…
セイヤ「よし、それじゃあ先ずは…」
ワイワイ☆キャッキャッ☆
紫「皆楽しそうね〜…お金半額出して付いて来た甲斐があったわ〜…」机にベター…
♪お菓子作り終了♪
全員(セイヤ以外)「完成♪」
セイヤ「はい、お疲れ様…」三角巾外す…
文「いやぁ…皆さんと作れば失敗する可能性が無くて本当に助かりますよ…」私1人では絶対失敗しちゃいますから…
霊夢「私も…1人で完成させる自信なんて無いわ…」
パチュリー「結構時間掛かったわね…お菓子作りって大変なんだと実感したわ…」むきゅ〜…
幽々子「でも時間が掛かっただけあって、どれも美味しそうだわ〜♪」
アリス「皆手先器用だよね…全然ミスしてなかったし…」
さとり「それはアリス達の教え方が上手いだけよ…助けられる事の方が断然多かったもの…」
レミリア「咲夜も流石にお菓子作りが上手ね…今度私にお菓子作り、教えて貰えないかしら?」
咲夜「手取り足取り教えて差し上げます!どんなに難しいお菓子でも私が教えて差し上げますよ!」
レミリア「手取り足取り教えて貰うなら咲夜じゃなくてセイヤがいいわ…」
咲夜「っ!?」ガーーーーーーーンッ☆
空「そんな事より早く食べようよ!セイヤ!お茶っ!」
セイヤ「今紅茶の準備してるから少し待っててくれ…」カチャカチャ…
咲夜「空!そんな事の一言で済ませないで下さい!」
レミリア「それと何故貴女がセイヤに命令してるのよ!セイヤに命令して良いのは私だけよ!この鳥頭っ!」
空「誰が鳥頭かっ!!」クワッ!
セイヤ「はいはい喧嘩しない…紫さんと一緒に大人しく座って待ってろ…」カチャカチャ…
天子『誰の所為で言い争いになってると思ってるの?セイヤの所為だからね?全部セイヤが原因だからね?』
妖夢「本当にセイヤは…少しは自分が好かれているという事を自覚して下さいよ…もう紫先生以外はセイヤにベタ惚れだと言うのに…」やれやれですみょん…
小町「私を数に含めるなっ!」
こころ「でも…少なくとも嫌いじゃない筈…」
小町「そ、そりゃあ…そんなに嫌いな訳では無いさ……映姫様にちょっかい出す所は嫌いだが…」
早苗「へぇ〜…結構セイヤさんの事、毛嫌いしてたじゃないですか…」
小町「一応頭の中じゃ分かってはいたさ…セイヤがどんな人間なのか…どうして私達に優しく接してくれるのか…」
さとり「……認めたくなかったんですよね?そんな男性が居るなんて事を…自己を犠牲にしてまで、他人に尽くす人間が居る事を…」
小町「…」コクン…
小町「私はセイヤの事を、ずっと偽善者だと思ってた…虚栄と利己心に突き動かされる、哀れな男だと思ってた…だってそうだろ…?人間なんて…自分の事しか考えない…馬鹿な奴等ばっかりだ…勿論私も含めてな…」はは…
小町「だからこそ信じたくなんて無かった…どうせ自己に陶酔してるだけなんだと思ってた…見返りを求めずに、他人に一生懸命になれる奴なんて居ない…絶対に何か見返りを求めるんだ…それなのにセイヤは…」
四季映姫「羨ましいと思ったんですよね?小町は…セイヤの事が…」
小町「………はい」ウルっ…
四季映姫「セイヤはとても綺麗な心の持ち主です。小町も最初から、それは分かっていたんですよね?セイヤがどれ程強い人間なのか…そして…どれ程弱い人間なのか…」
空「私も同じだから…最近、漸く気付けたんだ…セイヤの事…」
燐「そうだねぇ…誰に何と言われようと、絶対に認めたく無かったんだけど…あたいが自分で気付いた事だし…漸くあたいも、どうしてさとり様達がセイヤの事を慕うのか、理解出来たんだよねぇ…」
空「まぁ小町の認めたくない気持ちは痛い程分かるよw」あはは!
燐「ちょっと理解し難い部分がある感は否めないよねぇw」あはは!
四季映姫「さ、小町…こんな雰囲気で、御茶会なんて出来ませんよね?これで涙を拭いて下さい…」つハンカチ
小町「ありがとうございます…映姫様…」受け取る…
魔理沙「……よーし!それじゃあ皆で、御茶会の準備に取り掛かろうぜー!」
霊夢「辛気臭いのは此処までよ!御茶会の後は、皆でプチ花火大会だからね!」
鈴仙「浴衣に着替えてセイヤを悩殺しなくちゃね♪」
輝夜「鈴仙は結構胸大きいから羨ましいわ…」自分の胸さわさわ…
てゐ「小さい頃は同じ体型なのに…どうしてこうも差が生まれたのか…」自分の胸ペタペタ…
早苗「私の浴衣姿でセイヤさんを誘惑してやります!」さにゃ〜♪
レミリア「寝言は寝てから言いなさい…早苗。セイヤを誘惑出来るのは、このレミリア・スカーレットだけよ…」
早苗「ペッタン娘が何を言い出すかと思えばwその言葉、そっくりそのままリボンを付けてお返ししてやりますよw」ぷぷぷw
フラン「ムカっ…セイヤはペッタン娘好きだもん!セイヤはロリコンだもん!だから私の事が大好きなの!」何回も同じ事言わせないでよ!
「だぁれがロリコンだフラン!俺はロリコンじゃない!誰が何と言おうと!ロリコンじゃねぇぇぇええええ!!」何回も同じ事言わせんな!
小悪魔「いつもより大声でツッコミをしていますね…セイヤさん…」
諏訪子「セイヤがロリコンなら…///私にも全然チャンスがあるよねぇ…///」
☆御茶会の準備完了☆
神奈子「それじゃあ皆…」
ルーミア「準備も整った所で…」
チルノ「御茶会開始だーい!」
文「その前に写真を何枚か撮らせて下さい!」カメラスチャッ☆
妹紅「文が写真撮り終わったらさ、ケーキ切り分けてくれない?咲夜」
咲夜「お任せ下さい♪」シャキン☆
美鈴『出ましたね…咲夜さん愛用の銀製ナイフ…』
ワイワイ☆キャッキャッ☆
レミリア「全く…落ち着きの無い人達ね。御茶会とは優雅に、そして優美に催すものだと言うのに…貴方もそう思うわよね?セイヤ…」
セイヤ「ふふ、私は賑やかな御茶会も、情緒があって大変宜しいかと思いますよ。レミリアお嬢様…」トポポポ…
レミリア「出来る事ならば私は、貴方と2人きりで静かに、紅茶を飲みたいものだわ…」コク…カチャン…
セイヤ「でしたら今度、レミリアお嬢様と私で、秘密の御茶会を催す事と致しましょう」
レミリア「そ、それは本当…?約束を違えたら承知しないわよ?」
セイヤ「主との約束を違えるなどという愚行、私はしませんよ。レミリアお嬢様の願いは私の願い…貴女の願いは、私が叶えて差し上げますよ…」ニコ
レミリア「そ、そうね…///私は貴女の主だもの…///当然よね…///『セイヤと2人きりで催す秘密御茶会…今から楽しみだわ…///』」コク…
セイヤ「それよりもレミリアお嬢様…1つ聞きたい事があるのですが、宜しいですか?」
レミリア「?…何かしら?」カチャン…
セイヤ「何故レミリアお嬢様は、執事服を持って来ていたのかと、ふと疑問に思いまして…」
レミリア「何を言い出すのかと思えば…そんなの、貴方に執事服を着させる為に決まっているでしょう?」
セイヤ「さ、左様で御座いますか…『此処で更に質問をしたら怒られそうなので、敢えて質問は致しません…』」
神奈子「はいセイヤ、ケーキ食べるでしょ?」
レミリア『折角セイヤと2人きりで話をしていたのに…邪魔しないで欲しいわ…』ムスっ…
セイヤ「ありがとう御座います、神奈子お嬢様。まぁ、私が食べるのはお嬢様方がお作りになられたお菓子だけですけどね…」受け取る…
こいし「それじゃあ沢山食べて下さいね!」
鈴仙「はい!これは私と輝夜とてゐが作ったクッキーだよ!」
セイヤ「あ、ありがとう御座います…」受け取る…
小町「…」じーー…
魔理沙「?…どうしたんだ小町。じーっとセイヤを見詰めて…」パクっ…
小町「いや…どうして執事服を着用すると性格が変わるのかと、ふと疑問に思って…」
咲夜「正確に言うとネクタイを締めると、ですよ」パク…
小町「何方にしろおかしいだろ…それ…」
フラン「別に気にする事なんてないよこまっちゃん!一粒で2度美味しいって思えばさ!」パクンっ…
小町「それは何か違う気がする…」それとまたこまっちゃんって…
美鈴「セイヤ曰く、身が引き締まる様な感覚がすると言ってましたね〜…私は言われてもピンと来ませんけど…」モグ…
小悪魔「それにしても…相変わらず執事服姿が様になってますね…セイヤさん…」パク…
アリス「背が高い、腰細い、足長いの三拍子揃ってるから無理ないと思う…」コク…
霊夢「前にそれ言ったら『なら、俺の顔面斬り落とせば万事解決だな…』とか言ってたわね…そういえば…」パクっ…
小町「笑えない…」
霊夢「そうね…あの馬鹿以外、その場で全員凍り付いたから…」ズズズー…
天子「い、今なら…私の執事になってくれる気がする…」告白したし…
衣玖「止めておいた方が賢明だと思いますよ…天子…」肩ポン…
天子「ど、どうしてさ…何か理由があるの?衣玖…」
衣玖「執事状態のセイヤは普通の思考出来ませんから…きっとレミリアに洗脳されてますよ……多分…」
ヒョコっ!
早苗「それは聞き捨てなりません!」バーーーーン!
天子「うわっ!?さ、早苗かぁ…ビックリさせないでよ…」
早苗「少なくともセイヤさんはレミリアさんのモノではありません!天子さん!今からあの場に突入して、セイヤさんとレミリアさんの主従関係(笑)をぶっ壊しに行きましょう!」
衣玖「そ、そんな事をしたら嫌われませんか?」
早苗「レミリアさんには文句を言われるかもしれませんが其方は別にどうでもいいので」
衣玖「要は羨ましいんですよね…早苗も…」
早苗「べ、別に羨ましいだなんて思ってません!私はセイヤさんを、あの憎っくき悪魔から一刻も早く奪還したいだけです!」
天子「よーし!そうと決まればセイヤ奪還作戦実行するよー!」ダッ!
早苗「私達を待っている未来は明るい未来ですよー!」ダッ!
衣玖『私は普通にセイヤ君が作ったお菓子でも食べてましょうかね…』スタスタ
レミリア「そしたらその時パチェったら…」
セイヤ「それは大変でしたね…」
早苗「レミリアさん!セイヤさんを解放しなさい!」ビシッ!
天子「言う事を聞かないと、天に代わってお仕置きしちゃうよ!」ビシッ!
レミリア「……その後の美鈴の反応g「「無視しないで(よ!)下さい!」…何よ、五月蝿いわね…見て分かる通り、私はセイヤと話をしているの…邪魔をしないでちょうだい…」」
セイヤ「早苗お嬢様も天子お嬢様も一体どうなされたのですか?私が見る限り、情緒が不安定な様ですが…」
天子「なんて言い草っ!」
早苗「セイヤさんはいつからレミリアさんに媚びる駄犬に成り下がったんですか!?失望しちゃいますよ!?いくら私でも失望しちゃいますよ!?良いんですか!?」
セイヤ「なんて言い草とは此方の台詞ですよ…私は別に、レミリアお嬢様に媚びてなどいません…」
レミリア「そうよ…セイヤは媚び諂う様な卑しい人間では無いわ。これがセイヤの本心なのよ、だから媚びている様に見えるのよ…つまりセイヤは、私だけの事を愛しているという事なのよ…念を押すわよ?私!だけを!愛しているのよ!」シャキーン☆
セイヤ「レミリアお嬢様…少しだけお口をチャックしていて下さい…」
犬咲夜「それに今、駄犬と仰いましたよね?……お嬢様に仕える駄犬は、この十六夜咲夜を置いて他には居ないですワンっ!」
セイヤ「咲夜さん…厄介な事態が余計に厄介な事態に発展するので、貴女もお口にチャックしていて下さい…」そして自らの事を駄犬とは…
犬咲夜「酷いですワンっ!お嬢様!お嬢様は私を理解して下さいますよね!?」
レミリア「命令よ咲夜。セイヤの言う事を聞きなさい…」
犬咲夜「くぅ〜ん…」ショボ〜ン…
妖夢「ちょっと待って下さい!私ももっと、執事なセイヤと戯れたいですみょん!」バッ!
こころ「私も…もっと構って欲しい…」(般若)
燐「わ、私も…///もっと構って欲しいかなぁ…なんて…///」モジモジ…
レミリア「さっきから黙って聞いていれば…貴女達は本来なら、セイヤに甘える権利なんて無いのよ…?それを…」ぷるぷる…
パチュリー「何度も言うけれど、別にセイヤはレミィだけのモノじゃ無いのよ?まだセイヤは誰のモノでも無いわ」だからどう甘えようが関係無いのよ
空「パチュリー先輩の言い分が正しい…」うんうん…
さとり「執事服姿のセイヤを独り占めだなんて、許されないわよ?レミリア」
レミリア「ゔーー…」ぷるぷる…!
魔理沙『何だかレミリアが唸ってるぜ…』
霊夢『これって唸ってるって言うより威嚇してるの間違いじゃないの?』
セイヤ「まぁまぁ皆さん…落ち着いて下さい。喧嘩はいけませんよ…」
魔理沙『理解力皆無な執事だぜ…』
霊夢『身形も性格もキッチリしてるんだから、女の子の気持ち汲み取れる様な万能執事になりなさいよ鈍感駄目執事…』
犬咲夜「折角犬耳を装備したというのに…セイヤが構ってくれませんワン…」
セイヤ「いえ…とても可愛らしいお姿なのですが…今の貴女に構ってしまうと、余計厄介な事態に発展し兼ねないので…」
犬咲夜「そ、それでは…///今宵は布団の中で、私は犬耳装備で、セイヤは執事服着用でわんわん❤︎すると言う事ですね…?///」
セイヤ「咲夜さん…もしかしてそれはにゃんにゃんの間違いでは?」
犬咲夜「今の私は犬咲夜ですので…///わんわんが正しいかと…///」
セイヤ「は、はぁ…」
レミリア「ちょっと待ちなさい咲夜!セイヤと布団の中でにゃんにゃん❤︎するのは私よ!」
燐「違う違う…///猫耳付けてる私が、にゃんにゃん❤︎するに相応しいよ…///」
フラン「なら私も猫耳付ければセイヤとにゃんにゃん❤︎出来るんだね❤︎よーし!」猫耳スチャッ☆
セイヤ「フランお嬢様…何処から取り出したのですか?その猫耳…」
フラン「セイヤとにゃんにゃん❤︎プレイする為に持って来てたんだぁ〜❤︎」
セイヤ「もう何も言いません…」
フラン「『もう何も言わない→何も言わなくても相手してやる→布団の中でにゃんにゃん❤︎→セイヤの子供を孕む→結婚』つまりセイヤは私を孕ませてから結婚したいんだね❤︎」ギュゥッ❤︎
セイヤ「あの…どういう思考をすればその様な結論が導き出されるのですか…?」
空「そ、そうだよ!やっぱり付き合って、キチンとお互いを理解してから結婚しないと!」
セイヤ「物凄く真面な意見ですね…まぁそれが普通なんですけど…」
霊夢「それなら結婚資金が必要よね…結婚して養っていけなきゃ駄目よ?セイヤ」
セイヤ「霊夢お嬢様の意見も真面なのですが…貴女が結婚資金と言うと、別の意図が含まれていそうでとても怖いです…」
霊夢「所で、セイヤの貯金通帳には如何程お金が溜め込まれてるのかしら〜?」目が金¥
セイヤ「その目で私を見るのは止めて頂きたい…」後退り…
紫「それにセイヤの貯金通帳の管理は私がしているから、セイヤは未成年だし…」私は一応この子の保護者だし…
アリス「え…流石にセイヤと結婚するのは無理があるよ…紫先生…」後退り…
ルーミア「自分の年齢を考えて欲しいのかー…」後退り…
紫「人聞き悪いわねっ!?私は歳上好きよっ!!」
妹紅「セイヤは老若男女問わず人気があるのね…尊敬するわ…」男は勿論霖之助さんの事…
紫「老若男女の老は誰の事かしらぁっ!?言ってみなさい怒らないから!さぁっ!!」
全員(セイヤ以外)「紫(先生)?」
紫「ハモるなぁぁぁぁっ!!」
セイヤ「紫さんは綺麗ですから…偶にBBAと罵るのはちょっとした戯れですよ」ニコ
紫「戯れでも言って良い事と悪い事があるわよね!?」
セイヤ「以後気を付けます…」ペコ…
文「まぁ取り敢えず紫先生の事は放って置くとして…」
紫「あらら〜?アッサリと流されちゃったわ〜…」
美鈴「まだまだ沢山お菓子が余ってますから!セイヤも食べて下さい!」
セイヤ「そうですね…頂きます…」サクッ…
輝夜「ど、どうかしら…」
セイヤ「とても美味しいですね…女の子の手作り、それもこんなに美味しいお菓子が食べられるなんて…私は幸せ者ですね…」サクサク…
こころ「大福とか、セイヤの好きな抹茶風味の羊羹もある…是非食べて欲しい…」
四季映姫「それは私も手伝いました!輝夜も手伝いましたよね?」
輝夜「え?えぇ…///一応…///色々お菓子作りを体験したくて…///」モジモジ…
パチュリー「マフィンやデコレーションしたシフォンケーキもあるわよ…///」
こいし「咲夜先輩と幽香先輩と一緒に作ったガトーショコラもありますから!セイヤさん、チョコレート好きですよね?沢山食べて下さい!」
セイヤ「は、ははは…どれも美味しそうですね…それではお言葉に甘えて、沢山頂いちゃいますね?『お菓子でお腹一杯になってしまいそうですね…』」
♨︎お菓子完食♨︎
セイヤ「うっぷ…ご、ご馳走様でした…『口の中が甘々です…』」
霊夢「はぁ〜…食べた食べた…」ふぅ…
魔理沙「満足満足だぜぇ〜…」ふぅ…
咲夜「それでセイヤ、どのお菓子が1番美味しかったですか?」
セイヤ「え…?」
さとり「噓偽り無く、正直に答えて下さいね…」ジーーー…
セイヤ「い、いえ…どのお菓子も、とても美味しかったですよ…?」
諏訪子「優柔不断だねぇ…どれが1番か、だよ?どのお菓子も美味しいだなんて答えは却下」
幽々子「そうね〜…キチンとどのお菓子が1番か決めて貰わないと〜…」
セイヤ「そう仰られても困ります…」
小悪魔「決めてくれるまで、私達は退きませんよ?セイヤさん…」
セイヤ「………わかりました。私も男です…どのお菓子が美味しかったか、宣言しましょう…」
全員「…」ゴクリっ…
セイヤ「私の決断はこうです…」ナイフシャキンッ☆
妖夢「せ、セイヤ…?ま、まさか…」
セイヤ「っ」グッ!!
全員(紫以外)「ストーーーーープっ!!」バッッ!!
セイヤ「なっ!?は、離して下さい!どのお菓子が美味しいか決めるくらいならば!私は死を選びますっ!!」ググググッ!!
燐「わ、分かった分かったから!決めなくていいから自害しないで!」んぎぎぎぎっ!
鈴仙「OK分かった!取り敢えず落ち着こう!ね!?先ずはそのナイフ離そうよ!」ググググー!
セイヤ「私は男です!1度決めた事は死んでも貫き通します!」ググググッ!!
魔理沙「普段約束破りまくってる癖に何言ってるんだぜー!!」ググググー!
セイヤ「それとこれとは話が別ですっ!」ググググッ!!
霊夢「別じゃないわよ!美鈴!妹紅!こいつの鳩尾にコークスクリューぶち込みまくって!手加減しなくていいから!」
美鈴「わ、分かりましたっ!やぁっ!!」ドゴォッ!!
セイヤ「うぼぉぁっ!?」ゲホッ!!
妹紅「おらぁっ!!」ドゴォッ!!
セイヤ「ぶほぉっ!?」ゴホッ!!
パッ…
犬咲夜「ナイフ奪取完了ですワンっ!」パシッ!
セイヤ『み、鳩尾にコークスクリューをぶち込まれた所為で…折角のお菓子を戻してしまう所でした…』うっぷ…
〜コテージ(外)〜
セイヤ「…」ポツーン…
セイヤ『……遅いな…浴衣の着付けにどんだけ時間掛かってるんだよ…』執事服装備☆(ネクタイ緩め中)
セイヤ「まぁ人数が人数だし…仕方がないか…」スッスッ…
スタスタスタスタ…
「セイヤー♪着付け終わったわよー♪」スタスタ…
セイヤ「あぁ、やっと来た…か…」ポトッ…
魔理沙「おーい…スマホ落としたぜー?」スタスタ…
霊夢「スマホ依存者のあんたがスマホ落とすなんてね…明日は雪でも降るのかしら…」スタスタ…
咲夜「あれ?セイヤ?どうかしたんですか?」目の前で手を振り振り…
レミリア「気絶しているのかしら?…セイヤ、どうかしたのかしら?私と結婚する?」袖クイクイっ…
アリス「ちょっとセイヤ!惚けてないで私達の浴衣姿の感想言ってよ!」おでこツンっ…
セイヤ「えっ?///あ、あぁ…///お前達は浴衣、やっぱり似合うな…///」スマホ拾う…
フラン「むぅ〜…ちゃんとこっち見て言ってよぉ〜…」頰プクー☆
セイヤ「いや…///えっと…///か、可愛いよ…///お前達全員…///」
早苗「セイヤさんセイヤさん!どうですか〜?久し振りに見た、私の浴衣姿は!興奮しちゃいますか?」クルクル☆
セイヤ「早苗も良く似合ってるな、早苗の言う通り、お前の浴衣姿を見るのは久し振りだからな…なんか感慨深いよ」後興奮したら駄目だろ…色々…
早苗「ふふん!やっぱりスタイルが違いますからね!」胸張りっ!
セイヤ「ていうか、お前達は何を着ても服負けしないよな…」
妖夢「そ、そうですかね…?///そう言って貰えると、凄く嬉しいです…///」みょんみょん❤︎
さとり「///」モジモジ…
セイヤ「さとり、もしかして…浴衣新調したのか?」去年と浴衣が違うな…
さとり「え、えぇ…///セイヤに見て貰いたくて…///お母さんに新しい浴衣を買って貰ったのよ…///」モジモジ…
セイヤ「お、俺に見て貰いたくて…?そ、それってどういう意味だ…」
さとり「え、えっと…///その…///や、やっぱり…///セイヤには可愛いって言って貰いたいから…///」モジモジ…
セイヤ「そ、そうか…///す、凄く可愛いよ…///さとりの浴衣姿…///『まぁ何着ても本当に可愛いんだがな…///』」頰ポリポリ…
さとり「あ、ありがとう…///『何着ても可愛い…///そ、それなら次は…///もっと大胆な格好を…///』」
こいし「セイヤさ〜ん…私の浴衣姿は〜…?」ウルウル…
セイヤ「こいしちゃんの浴衣姿も凄く可愛いよ…初めて見たが、やっぱり予想を遥かに越える程の可愛さだったな…」なでなで…
こいし「えへへ〜❤︎」ニコニコ
グイッ!×2
美鈴「セイヤ、こいしちゃんばかりに感けていると怒っちゃいますよ?」右腕にムニュゥっ❤︎
幽々子「そうよ〜♪私達の事を忘れて貰っては困るわ〜♪」左腕にムニュゥっ❤︎
セイヤ「ちょっ!?///め、美鈴に幽々子先輩っ!?///ま、まさかっ!!///」ドッキンドッキン…
鈴仙「そのまさかだよ…///どう?///柔らかいでしょ?///」背後からムニュゥっ❤︎
セイヤ「れ、鈴仙っ!?///お、お前達っ!///下着付けてないのかっ!?///」ドッキンドッキン…
ルーミア「付けてないのかー…///」
セイヤ「なっ!?///そ、それなら尚更俺に抱き着くなっ!将来彼氏にする時の為に取って置けっ!!」ジタバタっ!
幽々子「あら〜♪それならセイヤ君が、私の彼氏になってくれれば解決するわ〜❤︎」ムニィっ❤︎
美鈴「幽々子先輩の言う通りですね♪」ムニィっ❤︎
鈴仙「私もセイヤが彼氏になってくれるって言うなら、もっと凄い事してあげるけど…///どうする?///」ムニィっ❤︎
セイヤ「じょ、冗談でも言っていい事と悪い事があるだろっ!男を勘違いさせるなっ!いつか取り返しの付かない事になるぞっ!?」ジタバタっ!
幽々子・美鈴・鈴仙『『『セイヤ(君)の鈍感…』』』ムスっ…
レミリア「ちょ、ちょっと美鈴!主を差し置いて何をしているのよ!其処は私の居場所なのよ!」うーー!うーー!
美鈴「偶には良いじゃないですか〜♪いっつもお嬢様と妹様ばかり、セイヤに可愛がって貰って〜…」
妖夢「ゆ、幽々子様っ!セイヤから離れて下さい!セイヤも迷惑そうな顔をしているじゃないですかっ!」みょんみょーんっ!
幽々子「あら〜、そうなの〜?セイヤ君♪」ニコ
セイヤ「えぇっ!?こ、此処で俺に振るんですか!?」
輝夜「れ、鈴仙も離れなさいよっ!ズルいわっ!私もセイヤに抱き着きたかったのに!」
鈴仙「早い者勝ちだもんね〜っだ♪それに、輝夜とてゐは胸が無いから、セイヤは満足しないと思うな〜♪」ベーっ♪
てゐ「な、何をぉっ!その脂肪削ぎ落としてやるぅぅぅぅっ!!」ムカムカっ…
幽香「わ、私も仲間に入れて欲しいわ…」でも本当の理由は…
咲夜「私もです…胸になら、多少の自信がありますし…」唯セイヤに抱き着きたい…
アリス「私も…セイヤに我が儘ボディって言われたし…少しはドキッとしてくれるかも…」それだけなんだよねぇ…
フラン「ね、ねぇセイヤ!こっち来てよ!こっち来てくれたら、私とお姉様の浴衣の下、好きなだけ弄っていいから!だから…お願い…こっち来てよぉ…」ウルウル…
レミリア「フランの言う通りよ…好きなだけ弄っていいから…セイヤの好きにしていいから…だからこっちに来て…お願いよぉ…」ウルウル…
セイヤ「いや涙目に弱い俺でもさっ!今お前達の所行ったら確実に変態のレッテル貼られるよねぇっ!?だから取り敢えず泣かないでお願いだからっ!!」
紫「いいぞーー!もっとやれやれーー!」ゴクゴクっ…
セイヤ「酒飲んで酔っ払ってんじゃねぇぞ糞BBAぁぁぁぁぁぁっ!!」ガァーーーっ!!
神奈子「お〜…セイヤが紫先生にガチギレしてるよ…」
諏訪子「珍しい事もあったもんだねぇ…中学の時のセイヤを思い出させるよね、あの言葉遣いわさぁ…」
こころ「そんな事よりも…皆羨ましい…私もセイヤとイチャイチャしたいのに…」ウルウル…(姥)
神奈子「こころ…『私もこころに励まされたし、今度は私がこころを励ます番よね!』それなら一緒にセイヤの所行かない?セイヤも迷惑だなんて思わないだろうしさ」手を伸ばす…
こころ「神奈子…」
諏訪子「そうだねぇ…私達は全員ライバルだけど、同じ相手を好きになった仲間でもある訳だし…だから一緒に行こう、こころ」手を伸ばす…
こころ「諏訪子……うん♪」手を取る(火男)ニコっ♪
神奈子・諏訪子『『なんて純真無垢な笑顔…小さい頃の早苗もこんな感じだったのに…何処でああなったのか…』』はぁ…
こころ「?」(猿)
早苗「私もセイヤさんとイチャイチャしたいですー!そしてレミリアさんは引っ込んでて下さい邪魔ですからっ!!」さにゃーー!!
暫くして…
パチッ☆パチパチッ☆
天子「おぉ〜♪綺麗綺麗〜♪やっぱり夏は花火だよね〜♪」パチパチッ☆
衣玖「流石花火職人さんが作っただけはありますね〜…」パチパチッ☆
小悪魔「打ち上げ花火もあるんですね…きっと綺麗なんでしょうね〜…」パチパチッ☆
文「霊夢さん魔理沙さん!こっち向いて下さ〜い♪」カメラ構える…
霊夢「ほらほらセイヤ!あんたもこっち来なさい!」パチパチッ☆
魔理沙「幼馴染3人水入らずで写真撮ろうぜ!」パチパチッ☆
セイヤ「あ、あぁ…でも1人だけ執事服で浮かないか?『ていうか写真撮られたくない…』」
文「駄々を捏ねてないで早く入って下さいよ!」
セイヤ「あ、はい…」スタスタ…スッ…
文「それでは恒例の、1+1は〜?」スッ…
霊夢・魔理沙「「2〜♪」」ニコ〜☆
セイヤ「に、2〜…」グキッ…
文「……セイヤさん、もっと普通に笑顔を作れないんですか?いっつもどうでもいい時に笑顔見せる癖に…肝心な所で笑顔を見せなくてどうするんですか…」カメラを離す…
セイヤ「そんな事言われてもな…」
霊夢「取り敢えず笑顔よ笑顔!折角この3人で撮るんだから!」
魔理沙「霊夢の言う通りだぜ!それとも私達と写真、撮りたくないのか?」
セイヤ「わ、分かった…頑張ってみるよ。文、もう1度頼む…」はぁ…
文「それでは気を取り直してもう1度!1+1は〜?」スッ…
霊夢・魔理沙「「2〜♪」」ニコ〜☆
セイヤ「にぱ〜っ♪」ニコ〜☆
霊夢・魔理沙「「気持ち悪っ!!」」ゾワッ!
セイヤ「酷い言われ様っ!?」ガーーーーーーーンッ!
文『まぁ、この3人らしいですね…』パシャッ☆
咲夜「そ、その…///セイヤ…///私とも一緒に写真を撮ってくれませんか…?///『折角の浴衣姿なんですから…///それに、執事服姿のセイヤと写真を撮れる機会は中々ありませんからね…///』」おずおず…
妖夢「わ、私も…///セイヤと一緒に写真を撮りたいです…///『幻想祭の時にはセイヤも浴衣を着るでしょうし…///この組み合わせは今回だけかも知れませんからね…///』」おずおず…
セイヤ「もう気持ち悪いとか言われたく無いんだが…」
レミリア「そ、それなら…///貴方と私とフランとで、隅の方で線香花火をしましょう?///」右袖クイっ…
フラン「それ賛成〜❤︎誰にも邪魔されずに、3人で仲良く線香花火しよ?」左袖クイっ…
アリス「抜け駆けっ…!」ピシッ…
レミリア「うー…」
こいし「禁止…!」ピシッ…
フラン「あぅ…」
天子「まぁまぁ、セイヤも取り敢えず花火やろうよ♪はい!」つ花火
セイヤ「あ、あぁ…悪いな…」受け取る…
妹紅「はい、ライター。ターボライターだから火が点けやすかったわよ」つライター
セイヤ「へぇ…俺は昔ジッポライター派だったが、風が強い時にはこっちの方が良さそうだな…」ボッ…!パチパチパチパチッ☆
衣玖「?…セイヤ君は昔からこうして花火を買っていたんですか?」パチパチッ☆
セイヤ「『あっ…ヤバい…墓穴掘る所だった…』い、いやぁ…実は親父のライターコレクションを受け継いで、色々コレクションしていた時期があったんですよ…」パチパチッ☆
四季映姫「そうだったんですか…不良時代に、煙草を吸う為にジッポライターを持っていたのかと思ってしまいました」流石にそこまで不良では無いですよね…
小町「映姫様w流石に不良時代でも、煙草を吸うなんて事をしていたとは思えませんよw」一応根は真面目だからな…セイヤは…
美鈴「冗談でももっと可愛い冗談にしてくれないと笑えませんよねw」現在進行形で笑ってますけどw
小悪魔「セイヤさんの様な優しくて誠実な人が、煙草を吸っていただなんて想像出来ませんよね」
諏訪子・神奈子『『言えない…セイヤが中学生時代、超が前に付く程のヘビースモーカーだったなんて…口が裂けても言えない…』』汗ダラダラ…
早苗『そういえばセイヤさん…いつ頃から禁煙しているんでしょうかね〜…私達と別れる前までは吸っていましたし…』やっぱり紫先生が更生させたんでしょうか…
紫「…」zzz
霊夢「あー…そういえば他の皆は知らないんだっけ…セイヤが煙草吸ってた事…」パチパチッ☆
魔理沙「セイヤが実は、中学生時代煙草を吸っていたという事実を知ったら、どんな反応するのか見てみたいぜ…」パチパチッ☆
咲夜「中学生時代のセイヤ…やはり興味がありますよね…話を聞くだけでは何とも言えませんし…」パチパチッ☆
レミリア「きっと刃物の様な、危ない感じの男性だったのよ…///乱暴な性格のセイヤに押し倒されたらと思うと///……う〜❤︎」パチパチッ☆
アリス「『お前が誘ってきたんだ…文句、言うなよ…』…とか言ったりして…///」パチパチッ☆
フラン「胸熱だよぉ〜❤︎にとりに頼んで、不良セイヤ君も導入して貰おうよ!」パチパチッ☆
幽々子「それなら私は、チビセイヤ君を導入して貰いたいわ〜♪」パチパチッ☆
妖夢「アップデート内容に追記して貰える様、にとりに交渉してみましょう…///」パチパチッ☆
さとり「色々なセイヤが選り取り見取りね…///」パチパチッ☆
パチュリー「そういえば、皆はどのセイヤから攻略するつもりなの?」パチパチッ☆
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・妖夢・さとり・幽々子「「「「「「「「「先ずは普通にノーマルなセイヤから(だぜ!・です!・だよ!・よ〜♪)よ!」」」」」」」」」パチパチッ☆
パチュリー「やっぱりそうよね…聞いた私が馬鹿だっだわ…」パチパチッ☆
霊夢「ま、まぁその後は…///やっぱり執事なセイヤを…///その…///落としたいわね…///」パチパチッ☆
魔理沙「早く発売して欲しいぜぇ〜…///お小遣いもキチンと貯めてるから、限定版も余裕で買えるぜぇ〜…///」パチパチッ☆
レミリア「私は通常版と限定版を3つずつ予約したわ…///」パチパチッ☆
アリス「通常版と限定版を3つずつ!?そんなに買って意味あるの!?」パチパチッ☆
フラン「チッチッチッ…アリスは分かってないなぁ〜…プレイ用と保存用と鑑賞用、その3つを揃えるのは世の常識だよ?」パチパチッ☆
幽々子「その常識は、一体何処の世の常識かしら…」パチパチッ☆
妖夢「私はそこまで揃えられる程の予算がありませんから…通常版を買うので精一杯ですみょん…」パチパチッ☆
咲夜「私は通常版と限定版を1つずつ予約しましたが…両親に見付からない様にしなければ…」パチパチッ☆
霊夢「あ〜…親の事すっかり忘れてたわ…バレたら大変よね…色々な意味で…」パチパチッ☆
魔理沙「親父達にバレたらと思うと恐ろしいぜ………冷やかされそうで…」パチパチッ☆
アリス「私も今の内に隠す場所、決めておかなくちゃ…」パチパチッ☆
さとり「お父さんとお母さんにバレたら…どうなるのでしょうか…」パチパチッ☆
パチュリー「きっと白い目で見られるわよ…そんなモノよりも、現実と向き合いなさいとか言われるわよ…」パチパチッ☆
霊夢「現実のセイヤと…」パチパチッ☆
魔理沙「恋人になれたら…」パチパチッ☆
咲夜「苦労しませんよね…」パチパチッ☆
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・妖夢・さとり・パチュリー・幽々子「「「「「「「「「「はぁ〜…」」」」」」」」」」シュゥ…
セイヤ『彼奴ら本当に仲良いな…』パチパチッ☆
空「ほらほらセイヤ♪見て見て〜♪綺麗でしょ〜♪」クルクル☆
ルーミア「ぐるぐる大回転花火の巻なのかー♪」クルクル☆
セイヤ「確かに綺麗だが…目を回して転ぶなよな…」パチパチッ☆
暫くして…
魔理沙「よーし!それじゃあ最後に打ち上げ花火をしてお風呂は入って就寝だぜー!」
全員(セイヤと紫以外)「打ち上げ花火、待ってましたー!」わーー!
紫「…」zzz
セイヤ『テンション高いな…ていうかお酒飲んだ所為で紫さん寝てるし…』
魔理沙「それでは打ち上げ花火をする前に!厨二病な発言でしりとりをするぜー!」
セイヤ「っ!?」意味が分からん…
魔理沙「しりとりのりから!…理解が乏しい奴だな…」キリッ☆
霊夢「何度でも言おう…あんたは、俺には勝てない…」キリッ☆
咲夜「1回地獄に堕ちる事だな…そして、もう1度這い上がって来い…」キリッ☆
レミリア「痛みを与えてやろう…体では無く、心にな…」キリッ☆
アリス「なぁ…俺、この戦争が終わったら…結婚するんだ…」遠い目…
フラン「駄目だ…俺を置いて…先に行け…」ガクッ…
早苗「怪我の功名とは…この事だな…」キリッ☆
妖夢「何故…何故あんたが生きている…」(愕然)
鈴仙「あはははははwもう無理ーw全部セイヤが言ってそうで面白過ぎるよーw」ゲラゲラw
てゐ「ひーwひーwお腹痛いーw!」ゲラゲラw
チルノ「と、取り敢えずさw今の霊夢達の台詞、セイヤボイスでもう1度w」ぷるぷる…
セイヤ「てめぇら全員其処に正座しろやぁぁぁっ!!説教の時間だゴラぁぁぁっ!!」失礼にも程があるだろっ!!
天子「闇の炎に抱かれて消えろw」ボッ!シュゥー!
幽香「点火する時の言い方w」ぷすっw
セイヤ「何で俺いつもこういう扱いなのぉっ!?」
ヒューーーーーーン……ドンドンッ☆
全員(セイヤと紫以外)「おーーー!きれ〜い♪」(福の神)
セイヤ「俺の存在も…きっと花火の様に、一瞬で儚く消えるんだろうな…」はは…
こころ『そういう発言が…厨二病っぽい……でも敢えて口には出さない…』(狐)
輝夜「それじゃあドンドン打ち上げちゃいましょう!」ボッ!シュゥー!
ルーミア「連発花火で気分もアゲアゲなのかー!」ボッ!シュゥー!
ヒュンヒューーーーーーン…ドンドンドンドンッ☆
チルノ「それじゃああたいも点火しちゃおっかなぁっ!」
こいし「えっ!?ち、チルノちゃんは駄目!また幻想山みたいな事になるから!」ガシッ!
チルノ「大丈夫大丈夫w!あたいは同じ間違いを繰り返す程馬鹿じゃないよw!」ググググッ!
フラン「同じ間違いを繰り返す馬鹿だから言ってるんだよ!チルノはライター使っちゃ駄目!」ガシッ!
チルノ「大丈夫だって言ってるでしょっ!!」グイッッ!!
グラァっ…
フラン・こいし・チルノ「「「あうっ!!」」」べしゃっ…
カチッ!ボッ!シュゥー!
フラン・こいし・チルノ「「「わぁぁっ!?」」」ゲシッ!!
ポトンっ…!
全員(セイヤと紫以外)「ッ!!!??」ビクゥッ!!
セイヤ「紫さん…最後くらい花火観たらどうですか?」ユサユサ…
紫「うぅ…」zzz
四季映姫「せせせせセイヤっ!は、花火が暴発しそうですっ!助けて下さいっ!!」ワタワタっ!
セイヤ「花火が暴発?何言ってんだ映姫…」チラ…
花火「うす…」シュゥーーー!
セイヤ「1番ヤバそうな花火が点火された状態でコッチ向いとるッ!?」ガーーーーーーーンッ!!
文「状況説明は良いですからっ!って!私もツッコんでいる場合ではありませんでしたっ!!」ワタワタっ!
セイヤ「糞ッ…」シュッッッッッッッッッッッッ!!!!
燐「ちょ、ちょっと何するつもりっ!?」ビクッ!
セイヤ「花火ナら花火らシクっ!夜空で綺麗ニ咲キ誇れッ!」ズズズズズズズズズズズズ…!!
鈴仙「っ」ゾクゾクっ…
セイヤ「紅魔流格闘術奥義ッ!異狂ノ型ッ!!」ググググググググッ…!!
セイヤ「【狂月】ッ!!」ゴッッッッ!!!!
ヒューーーーーーンッ…ドーーーンッ!!
全員(紫以外)「お、おうふ…」(大飛出)
セイヤ「ハァ…焦ッタ焦ッタ…テイウカ、至近距離デ蹴リ上ゲタ時ニ火傷シチマッタナ…」アチチ…
フラン「もうチルノっ!だから言ったんだよっ!下手したら皆大火傷だったんだよっ!?」
こいし「まさか其処まで学習能力無いとは思わなかったよっ!」
チルノ「な、何さ…あたいだけの所為じゃないじゃん…フランとこいしが無理矢理ライター取り上げようとするから…」ウルウル…
レミリア「はぁ…フラン?貴女にも落ち度がある筈よ…それをチルノちゃんだけの所為にするのは、卑怯だと思うわ…」頭ポン…
さとり「レミリアの言う通りね。こいし、チルノちゃんだけに責任があるとは、私も思わないわ…」頭ポン…
フラン「だってお姉様ぁ…」ウルウル…
レミリア「だってじゃ無いわ…大切な友達でしょう?そんな友達を責めて、貴女は本当に何とも思わないのかしら?」なでなで…
さとり「キチンと自分の非を認めて、その上で人を責めるなら、私達は何も言わないわ。でも、こいしもフランちゃんも、まだ自分の非を認めていないでしょ?」なでなで…
こいし「……うん」ウルウル…
レミリア「なら、謝らないといけないわよね?」なでなで…
フラン「……チルノ、ごめんね…」ペコ…
こいし「私も…自分も悪かったのに…チルノちゃんだけ責めて…ごめんなさい…」ペコ…
チルノ「うん…」ウルウル…
セイヤ「……彼方モ…丸ク収マッタミタイダナ…ッたク、手間掛けサセるナよ…」ズズズズズズズ…ズズズズズ…ズズズ…ズ…
美鈴「そ、それにしてもやっぱり凄いですね…セイヤは…」はは…
妹紅「さっきの奥義ってさ…狂気の力を込めて放った蹴りよね?」
セイヤ「んー…まぁそうだな…」頭ポリポリ…
「「「セイヤ(さん)…」」」おずっ…
セイヤ「ん?どうしたんだ?」
フラン「その…ごめんね…セイヤが護ってくれなかったら…私達…」ウルウル…
セイヤ「あーやめろやめろ…綺麗な花火観られたんだからそれで良いだろうが…辛気臭いのは無しだ無し…」ヒラヒラ…
こいし「セイヤさぁん…」ウルウル…
セイヤ「涙目になるのも禁止だ…お前達に怪我が無くて良かったよ…ま、お前達に怪我を負わせたりなんか、死んでもしないがな…」微笑み…
チルノ『か、カックイイ…///』ポケェ〜…
こいし『執事服を着たセイヤさんが…こういう事言うと…///凄く胸がドキドキするよぉ…///』ドキドキ…
フラン「じゃあセイヤ❤︎私を護ってくれた御礼に、沢山私にエッチな事して良いよ❤︎」ダキッ❤︎
セイヤ「俺はそんな疚しい御礼は要らないっ!普通にありがとうだけで充分だっ!」ググググっ…
こいし「そ、それじゃあ…///ありがとうございます…///セイヤさん…///」ギュッ❤︎
チルノ「あ、ありがとう…///」ギュッ❤︎
セイヤ「あ、あぁ…でも抱き着く必要ないよね…?」アセっ…
レミリア・さとり「「…」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…!!
セイヤ「特にフランとこいしちゃん?何故かお姉ちゃんがご立腹だよ?殺気凄いけど大丈夫か?」
フラン「大丈夫〜❤︎」ギュゥッ❤︎
こいし「問題無いですぅ〜❤︎」ギュゥッ❤︎
チルノ「問題なのは多分セイヤの身だからね…」ボソ…
セイヤ「ちょっとそれ聞き捨てならないなぁ…」顔ヒクヒク…
レミリア「今夜は絶対に寝かさないわよ…セイヤ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…!!
さとり「わ、私も一緒に寝t「貴女は昨日寝たから駄目よ…」くっ…」
魔理沙「まぁ結果何事もなく良かったぜぇ…」ホッ…
霊夢「さぁて!それじゃあお風呂入って寝るわよ!」
早苗「天子さん…取り敢えずレミリアさんだけは絶対にセイヤさんに近付かせないで下さい…お願いします…」orz
天子「な、何も土下座までしなくても…」
咲夜『ふふふふ…///遂にこの時が来ました…///絶対にセイヤと進展してやります…///』
〜コテージ(寝室A)〜
ガチャッ……バタン…
セイヤ「ふぅ…サッパリした…」ホカホカ…
霊夢「よ、漸く来たわね…///」ドキドキ…
セイヤ「歯も磨いたし…ゲームやって寝るかな…」ホカホカ…
咲夜「ね、寝る前に、私達とする事があるんじゃないですか…?///セイヤ…///」ドキドキ…
ストッ…
セイヤ「さぁ集え!富豪、盗賊、歌姫!今こそ決起の時だ!」スッスッ…
ダキッ❤︎×2
レミリア「無視するのは感心しないわね…///照れ隠しをするにも、もう少し別の方法をとりなさい…///」背後からぎゅぅぅっ❤︎
フラン「クエストなら私達も手伝ってあげるよ?///でもその代わり、一緒に寝ようね❤︎セイヤ❤︎」背後からぎゅぅぅっ❤︎
天子『ど、どうしよ…早苗に怒られる…』あたふた…
セイヤ「魔剣クラレントよ…!」スッ…
美鈴「何が『魔剣クラレントよ…!』ですかっ!ゲームよりも私達に構って下さいよ!」
セイヤ『構うのなんて無理に決まってんだろぉっ!!この部屋の中どんな匂いすると思ってんのぉっ!?滅茶苦茶良い匂いしてるんだよぉっ!?その状態で俺が正気保つのにどんだけ苦労してると思ってんのぉっ!?』褒美は弾むぞっ!
レミリア「セイヤはやっぱり…///もの凄く良い匂いがするわ…///髪も下ろしていて…///とても素敵よ❤︎」スンスンっ…
フラン「セイヤの匂いはお日様の匂いだね❤︎優しく包み込んでくれる様な、優しい匂いだよぉ❤︎」スンスンっ…
セイヤ「髪を下ろして素敵なら!全世界のロン毛全員に言ってやれっ!それとフランっ!お日様の匂いってなぁっ!ダニの死骸の匂いって説があるんだよ!それ分かってて言ってるのか!?」
四季映姫「それはガセネタですよ?実際の所、お日様の匂いとは、太陽の光で分解された様々な成分の事らしいです」
セイヤ「あっそうなのか…勉強になったよ…」【セイヤのかしこさが1あがった】
空「ていうか普通に会話してるし…」
神奈子「へぇ〜…私達の事をワザと無視してゲームしてたって訳ねぇ〜…」
セイヤ「あ…し、しまった…馬鹿姉妹にツッコミ誘導されてたのか…」私ってホント馬鹿…
レミリア「ずっと嗅いでいたいわ❤︎」スンスンっ…
フラン「うんうん❤︎お姉様に完全同意だね❤︎」スンスンっ…
セイヤ「人の体の匂いを嗅ぐなっ!!……ていうか俺臭くない?大丈夫?」
レミリア「えぇ❤︎大丈夫よ❤︎とても良い匂いだから❤︎」スンスンっ…
フラン「上脱いでくれたらもっと良い匂いするんだろうなぁ〜❤︎上脱いでくれないかなぁ〜❤︎」スンスンっ…
セイヤ「上を脱ぐのは断る…そして早急に離れなさい…」
衣玖「私もセイヤ君の匂い…間近で嗅いでみたいです…」あの積極性…羨ましい…
幽香「確かに…しかも、今のセイヤ君はインナー1枚、下はジャージ…色は上下共に黒…」黒一色ね…
「あの姿、私達を誘っているとしか思えませんよね…」ヌッ…
衣玖・幽香「わぁっ!?」ビクゥッ!
咲夜「何も其処まで驚かなくても…傷付いてしまいます…」しゅん…
衣玖「ご、ごめんなさい…」
幽香「でも真剣な話をしている時に、いきなり声を掛けられると、どうしても驚いちゃうのよね…」
小悪魔「それよりも咲夜さん…///そ、その…///セイヤさんが私達を誘っているとは…///一体どういう意味ですか…?///」
咲夜「いいですか?皆さん…この部屋は、セイヤ以外の全員が女の子です。そんな非現実的で、男の人ならば誰もが羨むであろうハーレム空間に、今のセイヤは居る…此処まではいいですか?」
ルーミア「OKなのかー…」
咲夜「いくらお馬鹿で鈍感でゲーム廃人で女誑しなセイヤであっても、男の人なんです。私達は今、餌を前に置かれた状態の子犬…そしてセイヤはご主人様……つまり」
衣玖・幽香・ルーミア・小悪魔「「「「つ、つまり…?」」」」ゴクリっ…
咲夜「つまりセイヤはっ!私達に甘えて欲しいんですっ!子犬がご主人様に甘えるが如くっ!沢山擦り擦りして欲しいんですっ!」犬耳スチャッ☆
衣玖・幽香・ルーミア・小悪魔「「「「おぉ〜…」」」」パチパチパチパチ…
犬咲夜「セイヤは今、私達に待てをしている状態なんですワンっ!私達がキチンと理性を保つ事が出来るのか、テストをしているんですワンっ!」ワンワンっ♪
チルノ『それって多分、立場が360度違うと思うんだけど…敢えて言わないで置こう…』あたい天才だし…
霊夢「ちょっとレミリアっ!そろそろ交代しなさいよっ!」ググググッ!
レミリア「嫌よっ!この場所は譲らないわっ!」右腕ギュゥッ!!
セイヤ「痛ててててッ!腕に捕まるなレミリアっ!千切れる千切れるっ!」
天子「フランちゃんもそろそろ交代しようかっ!もう十分甘えたよねっ!?」ググググッ!
フラン「やだやだー!まだまだ全然甘え足りないもん!」左腕ギュゥッ!!
燐「セイヤの膝枕…思った通り心地良いねぇ…」擦り擦りっ❤︎
てゐ「この状態でさ、耳掻きとかして貰えたら最高だと思うの…///私だけ…?///」擦り擦りっ❤︎
燐「あぁ〜…///それ良いかもぉ〜…///ちょっとセイヤ。私とてゐに耳掻きしてよぉ…///」擦り擦りっ❤︎
セイヤ「この状況を見てから言ってくれ!耳掻きできる状況じゃないだろどう考えても!」
てゐ「あー…///確かに両腕掴まれてるもんね…///それじゃあ事態の収拾がついたら、耳掻きお願いねー…///」擦り擦りっ❤︎
セイヤ「いや助けろよぉっ!!」
空「本当に助けて欲しいの?この状況を楽しむという選択肢は?」
セイヤ「ある訳が無いッ!!」
ルーミア「どうしようもない程のヘタレなのかー…」
セイヤ「何故ヘタレ扱いっ!?俺は正常だ!この状況を楽しむ余裕なんて俺には無いんだよっ!」
チルノ『それってヘタレなんじゃないの?』
暫くして…
セイヤ「つ、疲れた…肉体的にでは無く、主に精神的に…」勿論肉体的にも疲弊してるがな…
セイヤ『しかし…電気を消したら途端に大人しくなったな…少し拍子抜けだが、まぁこっちの方が害が無くて助かるが…』
モゾモゾ…モゾモゾモゾモゾっ…
セイヤ『何か例の如く、俺の布団の中に侵入して来た不届き者が居るのだが…一体誰だ?』恐る恐る…
布団|犬咲夜「ワンっ❤︎」ニコ
バフっ…
セイヤ「何か咲夜が犬耳装備状態で布団の中に居たが…きっと幻覚だろ…早く寝よう…」目を閉じる…
布団「ちょ、ちょっとセイヤ…無視しないで欲しいですワン…折角お嬢様達に気付かれず侵入したのに…」ヒソヒソ…
セイヤ「そうか…じゃあ俺が大声を出す前に布団から出なさい…」
布団「……それならば、私にも考えがあります。セイヤが大声を出す前に、私が大声を出したら…一体どうなると思いますか…?」ヒソヒソ…
セイヤ『こ、このワン公っ…俺を犯罪者に仕立て上げるつもりかっ…』
布団「私の要望に応えてくれると言うならば、私にも考える余地がありますよ…?拒否をした瞬間、貴方の刑務所行きが確定してしまいますが…どうしますか…?」ヒソヒソ…
セイヤ「くっ……分かった…あんたの要望に応えよう…」
布団「ふふふふふ…その言葉が聞きたかったワン…」モゾモゾ…
スポンっ…
犬咲夜「では…///今宵は私を腕枕しながら寝て下さいワンっ❤︎」ボソっ…
セイヤ『あかぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!』いやぁぁぁぁぁっ!!
犬咲夜「ど、どうしたんですワン…?///早く腕枕して欲しいですワン…///」モジモジ…
セイヤ「む、無理に決まってるだろ…///取り敢えず黙って寝ろ…///それと、3分間だけだぞ?3分間だけ…///」ゴロン…
咲夜「わ、私の方をキチンと向いて下さいよ…腕枕してくれなければ、大声出しちゃいますよ…?」(咲夜は犬耳をどうぐに仕舞った)
セイヤ「断る…いいからさっさと3分寝て、3分経ったら俺の布団から出て自分の布団で寝ろ…」
咲夜「酷いです…勇気を出したのに…そんな風にバッサリ切り捨てるだなんて…」グスッ…
セイヤ「えぇ〜…これ俺が悪いのか…?」ゴロン…
咲夜「そう言いながらも…///キチンとこちらの方を向いてくれるんですね…///」ニコ
セイヤ「何方にせよ寝れないからな…どうせ寝れないなら、泣き声が聞こえない方を選択するだろ…?」ヒソヒソ…
咲夜「そうですか///………ですが、お嬢様や妹様には腕枕をしたのに…どうして私には躊躇したのですか…?」ニコォォ…
セイヤ「ぅ…い、いや…その場の雰囲気だろ……多分…」ボソ…
咲夜「セイヤのロリコン…」ボソ…
セイヤ「俺はロリコンじゃない…!」
咲夜「し、静かにして下さい…お嬢様達に気付かれてしまいますよ…?それよりも…///早く腕枕をして下さい…///」ヒソヒソ…
セイヤ「わ、分かったよ…///よいしょっ…ほら、これでいいか…?///」
ポスっ…
咲夜「セイヤの腕枕…///セイヤの顔が…///こんな間近に…///『キスをした時とは、また別の感覚ですね…///』」ドキドキ…
セイヤ『咲夜…///相変わらず良い匂いだな///………ていうか、女の子ってどうしてあんなに良い匂いがするんだ…?』男はあんなに臭いのに…
「…」ジーーーーーー…
咲夜「……セイヤ…何か視線を感じませんか…?視線と言いますか…その…」
セイヤ「殺気…だな……なんか見下ろされてる感じが…」上を見る…
全員「…」ジーーーーーー…
セイヤ「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!?」ビクゥッ!
咲夜「きゃぁぁぁぁぁぁっ!?」ビクゥッ!
カチカチっ!
セイヤ「お、お前らどういうつもりだっ!心臓止まるかと思ったわっ!!」はぁはぁ…
咲夜「お、驚かさないで下さいよ…寿命が縮んでしまうかと思いました…」はぁはぁ…
霊夢「どういうつもり…?驚かさないで…?寿命が縮むかと思った…?……全部こっちの台詞よっ!!」(虚ろな目)
レミリア「咲夜…貴女は遂に、越えてはいけないラインを越えてしまったわ…もう何を言っても許さないわよ…」(虚ろな目)
咲夜「ひぃっ…『こ、こんな怖い目をしたお嬢様を見るのは久し振りです…純粋に怖いです…ヤンデレの域を越えています…』」ガクガク…
ガシッ!!×2
咲夜「い、妹様…?美鈴…?」汗タラリ…
フラン「ねぇねぇ咲夜ぁ〜…一緒に遊ぼ…?」(虚ろな目)
美鈴「あ〜…ズルいですよ妹様ぁ〜…私も仲間に入れて下さいよぉ〜…」(虚ろな目)
小悪魔「では、咲夜さんは私達紅魔館メンバーで可愛がってあげましょうか…」(虚ろな目)
レミリア「パチェが居ないのが残念だわ…確か、色々な拷問方法を知っていた筈だし…」(虚ろな目)
咲夜「ご、拷問…?」ガクブル…
セイヤ「れ、レミリア!咲夜は悪くないんだ!俺が咲夜を誘って、腕枕をした!だから今回の事は全部俺の所為だ!」
咲夜「セイヤ…///『私を庇ってくれるんですね…///』」キュンっ❤︎
レミリア「へぇ〜…」ギロッ!!
セイヤ「ひぃっ!!?」激怖いっ!
レミリア「セイヤ…貴方…また私に嘘を吐いたのね…?…愛おしいとかッ!好きだとかッ!愛してるとか言っておきながらッ!私を裏切ってッ!咲夜と寝たのねッ!?」ギロッ!!
セイヤ「ごごごごごめんなさいっ!マジすみません!土下座でも何でもしますから許して下さいお願いしますっ!!」orz
レミリア「……霊夢、セイヤの拷問…頼んでもいいかしら…?」
霊夢「勿論よ…この馬鹿を徹底的に痛め付けてやるわ…」つ棘棍棒
セイヤ「っ『咲夜悪いっ!魔理沙達に救援要請してくるっ!それまで耐えてくれっ!』」ダッ!!
霊夢「…」指パチンっ☆
ザッッッ…!!
セイヤ「くっ…」ザザァっ…!
天子「ほらほらぁ…まだお楽しみはこれからだよぉ…セイヤ…暴れないでね…?もしも暴れたら…その両腕へし折るよ…?」ニコニコ
幽香「セイヤ君にはやっぱり、調教が必要みたいね…レミリア、今この時だけ、セイヤ君に女王様と呼ばせる事を許可してくれないかしら?」
レミリア「仕方がないわね…今回だけ、貴女がセイヤに女王様と呼ばせる事を許可してあげるわ。その代わり、徹底的に甚振って、2度と女の子の気持ちを裏切らない様調教しなさい…」
幽香「りょうか〜い❤︎」ムチパチィィンッ!!
セイヤ「Oh…」ガクガク…
ガシッガシッ!!
セイヤ「なっ!?は、離せぇっ!」ジタバタッ!
てゐ「それは無理な相談だね…まさか咲夜と布団の中でイチャイチャしてただなんて…」ググググッ!!
神奈子「それも私達が同じ部屋に居るのにも関わらず…セイヤって意外と大胆だったのね…」ググググッ!!
セイヤ「ご、誤解だ誤解っ!俺と咲夜は別に何も疚しい事はしてないっ!」ジタバタッ!
燐「誤解ってさぁ…何が誤解なのかキチンと説明して欲しいもんだよねぇ…」シャキン…
空「そうそう…アレを見せられて、一体何処ら辺が誤解なんだか…それにさ、私と燐をその気にさせて置いて、良くもまぁ他の女の子とイチャイチャ出来るよね…呆れる通り越して感心するよ…この!女誑しッ!!」シャキンッ!!
セイヤ『怖ぇぇぇぇぇっ!!ヤバい…下手げな事言ったら事態が余計に悪くなる…ていうか、どうして俺と咲夜が寝ただけで全員不機嫌になるんだ…レミリアとフランと天子は除くとしても…』ガクガクブルブル!
ルーミア「なのかー…処刑…なのかー…女誑しは…女の子を勘違いさせる塵男は…処刑…なのかー…」
セイヤ『そしてルーミアちゃんに関しては何故か、殺戮兵器みたいな喋り方になってるんですけど…』うわぁ〜…
チルノ「ちょ、ちょっと…///そんなに抱き締めたら…///」zzz
セイヤ『チルノは寝てるな…1人少ないだけでもマシな方だ…』ふぅ…
咲夜「お、お嬢様止めて下さいっ!私はまだセイヤと何もしていませんよっ!?」ジタバタ!
レミリア「黙りなさい!主を裏切って抜け駆けした罪、その身を持って償いなさいっ!小悪魔!咲夜に猿轡の代わりになる物、口に押し込みなさいっ!」
小悪魔「畏まりました❤︎」ズボッ!!
咲夜「んむぐぐ〜っ!?」ジタバタ!
レミリア「フランと美鈴は咲夜が暴れない様しっかり押え付けなさいっ!」
フラン「はぁ〜い❤︎咲夜〜❤︎ちょっとだけ大人しくしててね❤︎」ググググッッ!!
美鈴「下手に抵抗すると、もっと酷い目に遭わせちゃいますよ?咲夜さん❤︎」ググググッッッ!!!
咲夜「んぐぐっ!んむむーっ!」ウルウル…
霊夢「さぁて…彼方も大分盛り上がってきたみたいだし…私達も楽しませて貰おうかしら…ね?セイヤ❤︎」スタ…スタ…
セイヤ「なぁいっ!止めろぉっ!死にたくなぁいっ!死にたくなぁぁいっ!!」ジタバタッ!
天子「暴れないでって…言ってるでしょッ!」グギギッ!!
セイヤ「あががががッ!?折れる折れるッ!」
燐「それじゃあ先ずは幽香先輩の調教教室…行ってみよぉ…」
幽香「ふふふふふ…セイヤ君…覚悟はいいかしら…?」パチィィンッ!!
セイヤ「あ、ああ…あぁぁ…」ガクガクブルブル…
空「震えちゃって可愛い❤︎今夜はずっと、こんなセイヤが見られるんだね❤︎幸せ❤︎」ニコニコ
てゐ「セイヤは本当に幸運だね❤︎私達に可愛がって貰えるんだからさ❤︎」
咲夜「んぐむーーっ!!『セイヤーーっ!!』」
セイヤ「忌狂…これが、神の理に背いた…俺への罰なのか…?」ボソ…
忌狂『イヤ…完全ニ自業自得デショ…』何言ッテンノ…
この後、俺と咲夜は霊夢達が満足するまで拷問され続けた。翌朝、魔理沙達が俺達の寝室に来た時には…咲夜以外の全員が半裸で、血塗れで上半身裸状態の俺に、抱き着いていたらしい…『何処ぞの名探偵が居そうな殺人現場かと思ったぜ…』…それが俺の幼馴染、霧雨魔理沙の感想だった…取り敢えず、色々真剣に考えなければな…そんな風に考えさせられた旅行であった…
〜Crime and Punishment〜
【完】
霊夢「セイヤーっ!かっ飛ばしなさーいっ!」
フラン「ホームラン打ったらチューしてあげるよーっ❤︎」
レミリア「な、なら私は、今夜私を抱かせてあげるわっ!///」うー❤︎
セイヤ「他の奴等が居る前で何言ってんだ馬鹿姉妹っ!!」
どうも…皆さんこんにちは。水奈月セイヤです。まだまだ暑い日が続きます。今日は何と、あの甲子園出場の常連校、滅神高校野球部のメンバーと野球の試合中です……しかも…
魔理沙「さぁセイヤ…私のリードを掻い潜って、果たしてホームランが打てるかなぁ?」ニヤニヤ…
セイヤ「はっ…これで2対1で逆転だっての…」グッ…!
滅神高校野球部のメンバーと、俺達イマジンファイターズのメンバーを入れ替えての試合。正直最初は、面白半分で試合を始めた訳だが、実際試合が始まると、俺を含めて全員が本気で勝ちにくるという、熱い展開へと発展した…
霖之助「んふっ…まさか僕が審判だとはね。セイヤ君達の試合を間近で観られるなんて、光栄だよ…」ニコ
セイヤ「なら、霖之助さんの為にも、ホームランを打たないといけませんね…」ニコ
霖之助「ぼ、僕の為の…///ホームラン…///」キュンっ❤︎
瑛須「舐められたもんだな…おい魔理沙ッ!1球目から全力投球で行くぞッ!!」
魔理沙「よっしゃ来ーいっ!!」パンパンッ!バッッ!
瑛須「これが俺と徹が編み出した新ストレートっ!!」ググググッッ!!
ザッ!!
瑛須「ジャイロマグナムだぁッ!!」ドビシュッッ!!
ギャルルルルルルルルッッ!!
セイヤ「ッ!?」ブンッッ!!
ズバァァァンッ!!
魔理沙「くぅーーっ!効くぜぇ〜…」シュゥゥ〜…
霖之助「ストライクっ!」
全員「おぉーーーっ!!」
セイヤ『速いな…しかもジャイロ回転してやがる…英須の奴、いつの間に…』コンコンっ…
魔理沙「これでもまだホームラン打つつもりか?セイヤ」ニヤニヤ…
セイヤ「当たり前だろ…それと魔理沙、俺にはそんな揺さ振り、通用しないの分かってるだろ…」グッッ!!
魔理沙「あちゃー…やっぱバレてたかぁ…」
瑛須「なら小細工は無しだッ!!」ググググッッ!!
ザッ!!
瑛須「ッらァッッ!!」ドビシュッッ!!
セイヤ「悪いな…」ブゥゥンッッ!!
ガギィィィィィィィンッッ!!
瑛須・魔理沙「「あッ!?」」ガーーーーーーーンッ☆
ドポーーーーンっ…!
セイヤ「俺の勝ちだ…文句無いよな?」ポイッ…コロンコロン…
霊夢「やったわ!これで2対1!取り敢えず逆転よっ!」
レミリア「流石私の旦那様だわ❤︎」うー❤︎
フラン「セイヤカッコいー❤︎胸がキュンキュンするよぉ〜❤︎」はぅ〜❤︎
タッタッタッタッタッタッ…トンっ…
セイヤ「ホームイン…っと…」スタスタ…
亞流斗「はは…まさか瑛須と徹が編み出した新ストレートを、僅か2球で打ち返すとは…やりますね…」スタスタ…
セイヤ「偶々だ偶々…あ〜疲れた…」スタスタ…
徹「まだ3回裏だぞ?そんなんで9回表まで投げ切れるのか?」スタスタ…
セイヤ「スタミナ切れ起こしたら起こしたで何とかなるだろ…今から9回裏の心配しててどうすんだよ…徹」スタスタ…
徹「そりゃそうだが…」スタスタ…
フラン「セイヤおかえり〜❤︎ホームラン打ったご褒美にチューしたげる〜❤︎」ちゅ〜っ❤︎
セイヤ「やめいっ!」グッ…
こころ「流石セイヤ…もう新必殺ストレートを見破った…凄い…」(福の神)
鈴仙「でももう2アウトだし…そろそろ守備につく準備して置いた方がいいよね?」
パチュリー「そうね…彼方のチームは超強力打線だもの…今の内に気を引き締めて置いた方が賢明ね…」
こいし「まさかセイヤさんが1回で失点してしまうなんて…信じられませんでした…」
セイヤ「ごめんなこいしちゃん…格好悪い所見せちゃって…」はぁ…
こいし「そ、そんな事ありませんよ…///さっきのホームラン、とても格好良かったです…///」ニコ
セイヤ「なら、投球でも格好良い所見せられる様に頑張るかな…」なでなで…
こいし「えへへ…///」
フラン「あー!こいしだけズルい!私にもなでなでしてよセイヤ!」
レミリア「わ、私は抱き締めて欲しいわ…///」モジモジ…
智樹「……相変わらず女の子にモテモテだね…セイヤはさ…」
セイヤ「は?何言ってんだ智樹…」Tなでなで…
霖之助「ストライクっ!バッターアウト!スリーアウト!チェンジ!」
セイヤ「よしっ!それじゃあ気合い入れて行きますか!」スクッ!
霊夢「珍しいわね…あんたが気合い入れて行きますかっ!だなんて…」スクッ…
セイヤ「あっ…ヤバい…途端に面倒臭くなってきた…霊夢、ピッチャーやる?」スタスタ
霊夢「やらないわよっ!!」頭パシンっ!
智樹「セイヤってさ…普段からああいう感じなの?僕あんまりセイヤの事知らないんだよね…」スタスタ
鈴仙「う〜ん…学校では大体あんな感じだけど、私達と居る時はそんな事無いよ?」スタスタ
亞流斗「可愛い女の子ばかりに囲まれて、陵は羨ましがっていましたね…」スタスタ
輝夜「やっぱり普通は羨ましいと思うわよね…セイヤは本当に恵まれているっていう自覚があるのかしら…」スタスタ
早乙女「ぶひぃぃぃっ!可愛い女の子と一緒のチームで野球が出来るなんてっ!僕ちん感激でふぅっ!!」
正「死に晒せ糞豚がぁっ!!」バキィッ!!
早乙女「ありがとうございますっ!!」ドサァッ!!
魔理沙「はぁ…まさか本当にホームランを打たれるなんてなぁ…」トボトボ…
咲夜「仕方がありませんよ。セイヤも野球はしていませんが、それ以上の経験をしている訳ですし…」スタスタ
瑛須「どうやったらあんな風になれるんだよ…滅茶苦茶教えて欲しいっての…」トボトボ…
妖夢「セイヤの様に、強い信念を持って剣術の修行に勤しめば、きっと野球も強くなれますよ!」みょんすっ!
アリス「セイヤは色々なキャパシティ振り切れてるから…英須じゃ多分無理じゃないかな?」スタスタ
瑛須「えぇっ!?否定するの早くねぇっ!?」
さとり「無理なものは無理なんですよ。悔しかったら、もっと努力する事ですね…」スタスタ
瑛須「なぁ魔理沙…どうして皆俺に冷たいんだ…?俺何かしたか…?」ヒソヒソ…
魔理沙「セイヤ以外には基本的に懐かないからなぁ……あ、それと…事前にセイヤ達のチームに行った奴には話したか…?」ヒソヒソ…
瑛須「え…?あ、あぁ一応…レミリアとフランちゃんと、それと早苗だっけか…?その3人の場合は、話し掛けてくるまで絶対に話し掛けるなよ、とは言って置いた…」ヒソヒソ…
魔理沙「助かるぜ…下手に話し掛けたら、金属バットで殴られるからな…多分…」ヒソヒソ…
瑛須「いや怖ぇよっ!何それっ!」ゾクっ!
魔理沙「あの3人はセイヤ狂いだからな…危険度EXだぜ…」うんうん…
英須「お、おうふっ…」
セイヤ「さて、次は計からか…」ザッザッ…
徹「そろそろ全力投球したらどうだ?手ぇ抜いてるの見え見えだぞ?」
セイヤ「いやいや…俺はいつでも全力投球だからね?」パスっ…パスっ…
徹「言ってろ…次全力で投げなかったら承知しねぇぞ?」スタスタ
セイヤ「はいはい…」パスっ!
ルナサ「せ、セイヤ頑張れ…!///」
リリカ「姉さん…もっと大きな声出さないと聞こえないよ?」
メルラン「はいもう1回っ!」
ルナサ「せ、セイヤ頑張れーっ!!///」
セイヤ「…」微笑みながら手を振る…
ルナサ「///」プシュ〜☆
ナズーリン「『そ、それなら私も…///』せ、セイヤ頑張れーっ!!///」
セイヤ「ハハっ!頑張るよっ!」
ナズーリン「何だか返答の仕方に悪意を感じるっ!?」
小傘「そんな事無いと思うけど…何処かおかしい所あった?」
ナズーリン「何で無駄に高い声出してるんだ!先ずそこがおかしい!そして1番おかしいのは!」
セイヤ「僕は夢の国の住人さっ!ハハっ!」手を頭に乗せる…
ナズーリン「これ完全にアレだよっ!夢の国の住人のネズミ様だよっ!喧嘩売ってるだろ私とあのネズミ様にっ!」
小傘「気にし過ぎよナズーリン…セイヤは年中あんな感じじゃん…」
ナズーリン「だから余計に腹立つんだっ!この女誑し!」
轟「おい女誑しピッチャー!声援に応えるのは結構だが、さっさと投げろやぁっ!」
セイヤ「うるせぇよ3連車…」
徹「セイヤの言う通りだ3連車…」
霖之助「少し静かにして貰えないかな?3連車君…」
轟「普通に轟って呼べやぁっ!!」
セイヤ「それじゃあお望み通り…!」ググググッッ!!
轟「来やがれッ!」グッ!
セイヤ「全力で…!」グッッ!!
ザッ!!
セイヤ「投げてやらぁっ!!」ドシュッッッッ!!!!
ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!
轟「なッ!?」
ズバァァァンッッ!!
徹「い…痛ってぇッ!!」ビリビリ…!
霖之助「す、ストライク…」ポカーン…
滅神高校一同「えぇ〜…」
幻想学園一同「キャーーーーっ❤︎」
セイヤ「ほら徹…さっさとボール投げろ…」グローブ構える…
徹「あ、はい…『こ、こいつ…投球練習ちゃんとやってやがったのか…?』」ヒュッ…
パスっ…
セイヤ「さぁて…此処からは手加減無しだ…全員三振に取ってやるからな…覚悟しろ…」ザッザッ…
早苗「流石セイヤさんですぅっ!」
霊夢「あれ…打てる奴居るの…?」
鈴仙「で、でも彼方には超強打者ばかりだし…まだ分からないんじゃない…?」
輝夜「そ、そうね…いつ打たれても良い様に、一応心構えだけはして置きましょう…?」
レミリア「セイヤーっ❤︎私と結婚してーっ❤︎」
フラン「私もお嫁さんに貰ってーっ❤︎」
セイヤ「気が散るのでお静かにお願いします…」
轟「さっさと2球目投げろ女誑しピッチャー!」
レミリア「黙りなさいっ!粗大ゴミの分際で、私のセイヤに指図するんじゃないわよっ!」
フラン「そーだそーだーっ!人間リサイクルされてから出直して来ーいっ!」ベーっ!
轟「こ、この幼女体型共がぁ…」プルプル…
セイヤ「えーいっ…」シュッ…
轟「はぁっ!?」
パスっ…
霖之助「はいストライクツー…」
轟「ひ、卑怯だぞ!正々堂々勝負しやがれっ!!」
セイヤ「試合中に余計な会話してるあんたが悪いんだよ…」パスっ…
霊夢「取り敢えずアウト1つよー…」
轟「ど、どいつもこいつも俺を舐めやがってぇ…!!」プルプル…!
セイヤ「そらッ!!」ドシュッッッッ!!!!
ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!
轟「うおぉぉっ!!」ブゥンッ!
ズバァァァンッッ!!
徹「ッ…かぁ〜ッ!痛ってぇなぁ〜…」ビリビリ…!
轟「」ヘルメットがズレる…
ゴトンっ…
レミリア「……口だけの男はモテないわよ?3連車さん。さっさとベンチに失せなさい、目障りよ♪」ニコ
フラン「次セイヤの事馬鹿にしたら潰すからね♪」ニコ
轟「…」トボトボ…
徹『計…ドンマイ…』
「計の仇は俺が取るッ!この探様がホームラン打ってやるよッ!」ズンズンっ!
セイヤ「探か…悪いが、俺はもうホームランは打たれないぞ…?」パスっ…パスっ…
探「へっ…てめぇに負けてから、俺達は血の滲む様な特訓を繰り返してきた…そう簡単に打ち取られて溜まるかよ…」スッ…
セイヤ「轟は打ち取られてるがな…あんた達の血の滲む様な特訓ってのは、初心者に三振する様な特訓内容なのか?」パスっ…パスっ…
探「……その軽口、2度と叩けねぇ様にしてやるよ…」グッッ!!
徹『セイヤの口車に乗せられてやがる…馬鹿な奴だな…』スッ…
セイヤ『これが…!』ググググッッ!!
探「ッ」
セイヤ『俺達が極めたストレート…!』グッッ!!
ザッ!!
セイヤ「ジャイロブラストだッ!!」ドシュッッッッ!!!!
ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!
探「ッ!!」ブゥゥンッッ!!
ズバァァァンッッ!!
霖之助「ストライクワンっ!『あの時と比べて、球速のノビとキレが格段に良くなっているね…格闘術は体全体を使うもの…滅神高校の人達とは、身体的に差があるんだろうね…』」あり過ぎかも知れないけど…
探『ま、まさか此処まで速いとはな…こんな馬鹿速いストレート、プロでも投げられねぇぞ…?』汗タラリ…
徹「……どうした?手が出ないのか?」シュッ…
探「徹…てめぇあいつの肩持つつもりか?悔しくないのかよ…」
徹「悔しいに決まってんだろ……だがまぁ…彼奴も彼奴なりに、色々苦労したんだろうな…あの時に比べて、更に目が強くなってやがる…探にも話しただろ?あの金髪の小さい女の子…フランちゃんを護る為に、自分の命犠牲にして…狂気の淵とやらから助け出したって話をよ…」
探「…」
徹「彼奴は…セイヤは俺達とは、根本の部分が違うんだよ…なぁ探…お前は誰かの為に、自分の命を犠牲に出来るか?」
探「……さぁな…」
セイヤ「おーい…話は終わったかー…?」パスっ…パスっ…
探「あぁ……セイヤ。てめぇの速球…俺が必ず打ち返す…!!」セイヤにバッドを向ける…
セイヤ「……いくぞ…!」ググググッッ!!
探「来いッ!!」グッッ!!
セイヤ「…」グッッ!!
ザッッ!!
セイヤ「ッ!」ドシュッッッッ!!!!
ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!
探「ぐッ!?」ブゥゥンッッ!!
ズバァァァンッッ!!
徹「マジで要領測れない奴だな…」シュゥゥ〜…
シュッ…
セイヤ「なぁ探…あんたは俺の、一体何が気に入らないんだ?」パスっ…
探「俺にも良く分からねぇよ…ただ、気に入らねぇだけだっつの…」グッッ!!
セイヤ「……そうか…」ググググッッ!!!!
探『俺はな…セイヤ……お前が羨ましい…女の子に囲まれてるからとか、そんな小っぽけな理由じゃねぇ…』
セイヤ「…」グッッ!!
探『瑛須と徹の話を聞いて、俺は耳を疑った…他の奴等もそうだっただろう…人1人を護る為に、自分の命を賭ける?そんな事…俺には一生掛かっても無理だ…』
ザッッ!!
探『だから俺達は…!少しでもお前に近付ける様に、努力してきた…!あの時の敗北は、今も消えてねぇ…!てめぇに勝たなくちゃ、きっと消えねぇんだ…!』
ドシュッッッッ!!!!
探『だから今日ッ…!俺はお前に勝つッ…!水奈月セイヤッ…!!』ブウォンッッッ!!
ギィィィィィンッッ!!
全員(セイヤ以外)「っ!?」
バシィンッッ!!
セイヤ「……ナイスバッティング…」シュゥゥ〜…
探「……チッ…また…俺の負けかよ…」コン…
暫くして…
Aチーム|0|0|2|0|1|3|1|4|2|計|1
Bチーム|1|0|0|0|0|0|0|0|0|計|13
瑛明「なぁ…超強打者チームって…一体何だったんだろうな…」遠い目…
傑真「知るかよ…途中から両チーム共に、ピッチャー交代したにも関わらず、結局最初の1回表の1点しか取れなかったな…」遠い目…
美鈴「すみません…私が登板したばかりに…」
咲夜「気にしないで下さい。野球は9人でやるものですよ?美鈴1人が気に病む必要などありません」ニコ
アリス「それにしても…まさかあれから1点も取れなくなるなんて…」
〜回想〜
セイヤ「なぁ瑛須…ちょっと提案があるんだが、いいか?」ヒソっ…
瑛須「何だよハーレムピッチャー…三者連続三振に取ったからって自慢か…?」ヒソヒソ…
セイヤ「違ぇよ…まぁ強ち間違いとは言い切れないがな…それと前から気になってたんだが、そのハーレムピッチャーって何だ…?」ヒソヒソ…
瑛須「ハーレムピッチャーに関しては自分で気付け…で…?強ち間違いとは言い切れないって…どういう意味だ…?」ヒソヒソ…
セイヤ「取り敢えず俺のチームのメンバー見てみろ…」ヒソヒソ…
瑛須「そういや、さっきから守備に付かないで全員バッターボックスに固まってスマホで写真撮ってるな…お前の投球する時の…」ヒソヒソ…
セイヤ「これ最早野球じゃないだろ…だから、俺はピッチャーを降板しようと思う…」ヒソヒソ…
瑛須「正気かッ!?お前が降板なんかしたら、流石に俺達負けねぇぞ…?」ヒソヒソ…
セイヤ「そこでだ……瑛須…お前も降板しろ…」ヒソヒソ…
瑛須「やぁだっ!僕ピッチャーしか出来ないぃっ!!」クネクネっ…
セイヤ「気色悪いからやめろっ!頼む瑛須!このまま写真を撮られるなんて耐えられない!この通りだっ!!」ペコ!
瑛須「……はぁ〜…分かった分かったよ…ったくよぉ〜…写真を撮られるのが耐えられないなんて、お前は変わってるよな…」しかもあんな可愛い女の子達に写真撮って貰って…
セイヤ「こっちは既にピッチャーの候補は上がってるんだ…後は瑛須のチームだけだ」
瑛須「なら先ずはお前から手札明かせよ…それで対等だ…」
セイヤ「よーし……霖之助さん!ピッチャー交代!」
霖之助「ぴ、ピッチャー交代…?」
セイヤ「ピッチャー水奈月に代わりましてー!フランドール・スカーレットー!」ドーーーンッ☆
フラン「……あれ…?今私、セイヤに呼ばれた…?」♨︎撮った写真確認中♨︎
魔理沙「ピッチャー交代っ!?それにふ、フランがピッチャーっ!?」
瑛須「よーしならこっちもーっ!ピッチャー成宮に代わりましてっ!紅美鈴っ!!」ドーーーンッ☆
美鈴「わ、私がピッチャーっ!?」自分を指差す…
幽々子「え〜…セイヤ君の投球はもうお終い〜…?」しょぼ〜ん…
天子「もっと観たかったのにぃ〜…」しょぼ〜ん…
文「ふふふふ…心配御無用っ!今日の射命丸文は一味違いますよっ!」
ルーミア「それはどういう意味なのかー…?」しょぼ〜ん…
文「いつでもセイヤさんの投球シーンが観られる様、ビデオ撮影をしていたからですっ!」それも最高画質でっ!
神奈子「さっすが文!」ヒューヒュー♪
諏訪子「頼りになるねぇっ!」ヒューヒュー♪
文「後日、皆さんにBlu-rayにダビングしてお届けしますよ…そして、セイヤさんボイスを前に出す様編集もしましょう…無論、雑音やら何やらも完全除去した状態で…ね…」目がキラーン☆
妹紅「流石幻想学園1のカメラマンっ!ビデオ撮影もお手の物ねっ!」
衣玖「後で霊夢達から撮った写真は分けて貰えますからね……多分…」
幽香「分けないって言った瞬間、お仕置きが確定するけれどね♪」ニコニコ…
早乙女「ぼきの女王様が近くに居る予感っ!?///」ふひっw…
正「黙ってろや糞豚ぁっ!!」バキィッッ!!
早乙女「渾身の一撃ありがとう御座いますぶひぃっ!!///」ドサァッッ…!!
フラン「ねぇセイヤぁ〜…私、ピッチャーなんて無理だよぉ〜…」ウルウル…
美鈴「私も自信ありませんよぉ〜…打ち込まれる未来が容易に想像出来ますぅ〜…」ウルウル…
瑛須「まぁまぁ…今日は遊びの野球なんだしさ…気楽に投げれば良いんだよ気楽に…」
セイヤ「瑛須の言う通りだ。それにな、フラン…俺が後ろに付いてやる。だから変に気負わず、思いっ切り投げろ…な?」なでなで…
フラン「後ろから突いてくれるのっ❤︎そ、それじゃあセイヤ…///彼処の茂みでしよ…?///」袖くいっ❤︎
セイヤ「いやどんな聞き間違いっ!?後ろに付いてやるって守備の事だからっ!後ろから突いてやるだなんて一言も言ってないからね!?俺!」
フラン「もーっ❤︎皆が居る前でセイヤってば大胆だねぇ❤︎でも良いよ〜❤︎だって私は、そんなセイヤが好きなんだもん❤︎」ダキッ❤︎
セイヤ「人の話を聞けっ!おい瑛須!美鈴!フラン引っぺがすの手伝ってくれ!」ふぬぬぬっ!
瑛須「なぁ…いつもこんな感じなの…?」指差し…
美鈴「はい…まぁ…大体いつもこんな感じです…」ははは…
瑛須「……このハーレムピッチャーッ!!」バキィッッ!!
セイヤ「何故俺がッ!?」ズザァァァー…!!
フラン「セイヤっ!?……セイヤを殴ったね…?許さないっ……絶対に許さないッ!!」ギロッ!!
瑛須「っ」ゾクッ!
セイヤ「や、やめろフラン…此処は穏便に、野球で決着を着けようじゃないか…」鼻血ボタボタ…
フラン「やだ…それに、怒ってるのは私だけじゃないもん…」
レミリア「よくも私のセイヤの顔を殴ったわね…貴方は許されない事をしたわ。スカーレット財閥が経営しているゴミ処理場で、見るも無惨な姿にしてあげるわ……覚悟は良いかしら…?」ニコォォ…
早苗「そんなんじゃ生温いですよレミリアさん。四肢をもぎ取って、ミキサーに掛けて海にばら撒いてやりましょう…」ニコォォ…
瑛須「ひぃぃぃぃっ!?」ゾクゾクゥっ!
セイヤ「おー怖っ…」
……………………………………………
………………………………………
…………………………………
……………………………
………………………
…………………
……………
………
…
さとり「結局その後、セイヤがレミリア達を宥めて(撫で撫でして)事無きを得たけれども…」
妖夢「セイヤはピッチャーだけでは無く、守備も出来たんですね…」ははは…
咲夜「ふむ…セイヤは守備範囲が広いという事ですね…」キリッ☆
燐「つまりセイヤは、幼馴染だろうがロリだろうが先輩だろうがツンデレだろうがヤンデレだろうが何でもかんでも構わず誑し込む最低野郎って事だね…」ギロッ!
空「セイヤの節操無しっ!責任取れない癖に女の子を勘違いさせて!恥を知れっ!」ギロッ!
セイヤ「何故毎度毎度俺が責められるんだっ!?俺そんなに悪い事してないだろうがっ!」
パチュリー「いいえ…貴方は前から、トンデモないモノを盗んでしまっているのよ…」腰ポンっ…
魔理沙「それは…女の子の心だぜ…」腰ポンっ…
セイヤ「もう何が何だか…」グスン…
ワーワーっ☆キャーキャーっ☆
霖之助「んふ、やっぱりセイヤ君達は何も変わらないね…」
萃香「そりぁそうそう変わりなんてしないだろぉ…」ヒック…
紫「変わらないのはあんたよ萃香…好い加減昼間からお酒飲むのは止めなさい…早死にするわよ?」
萃香「酒は百薬の長と昔から言うだろぉ?だから私は薬を飲んでるだけぇ」グビグビ…
永琳「薬も過ぎれば毒となるも、昔から言うわよ?」
霖之助「今思うと、日本人の言葉は古来から矛盾のあるものが多いね…」
紫「別に日本人だけに限った話じゃないわよ…矛盾があるからこそ、面白いんじゃない…」
萃香「そうそう♪人間矛盾無しでは生きていけないんだよぉ♪」グビグビ…
永琳「確かにそうね…でも萃香、今お酒飲むのを止めないと、幻想祭の時にはお酒飲ませないわよ?」
萃香「えっ!?」
紫「私達はあんたの体を心配して言ってるのよ?今飲むのを止めるか、幻想祭の時に思いっ切り飲むか…好きな方を選びなさい」
萃香「ぅ……の、飲むのを止めます…」はぁ〜…
瑛須「さぁて…それじゃあ俺達はゲーセン寄って帰るか…」
セイヤ「ゲーセン!?お、俺も痛ッ!?」
徹「?…どうした?セイヤ」ピタ…
霊夢「あんた…これから祭に行く為の準備があるのに、何処に行くつもり…?」ヒソヒソ…
セイヤ「た、偶には男同士で親睦を深めようと…」ヒソヒソ…
魔理沙「どうせゲーセンに行ったら返って来ないつもりだろ…見え見えだぜ…」ヒソヒソ…
セイヤ「いや…流石に祭をすっぽかしたりはしないぞ…?」ヒソヒソ…
智樹「その前にマ◯クでお腹満たしてからにしない?どうせまた格ゲーで盛り上がるんでしょ?」
セイヤ「マッ◯!?格ゲー!?」
轟「たりめぇだろ!今度こそ英明に勝ってやらぁ!」
英明「お前じゃ無理無理…もっと練習してから挑戦しに来い…」手をスッスッ…
探「ゲーセンよりよ!女の子と合コンしようぜ!?な!?な!?」
亞流斗「合コンならこの前したばかりでしょう…ガツガツした姿勢は、女性に悪い印象を与えますよ?探」
セイヤ「や、やっぱり俺も…」
レミリア「行ったらお父様に言い付けるわよ…?紅魔流抜刀術のバーゲンセールを喰らいたくないのなら、私達と帰るわよ」
アリス「そうそう…セイヤも今夜の幻想祭に浴衣着て行くんでしょ?早目に着付けして私達に見せてよ」
セイヤ「男の浴衣姿見たいなんて奴居ないだろ…」
フラン「私達が居るじゃん♪ほら、早く行こう❤︎」右手グイッ!
早苗「他の皆さんも待ってますよ!私と諏訪子様と神奈子様は、幻想祭を見て回るのが初めてなので凄く楽しみなんです!待ち切れないんです!」左手グイッ!
セイヤ「はぁ…分かったから引っ張るな…」スタスタ
「オラァッ!滅神高校野球部共ッ!!全員纏めてぶっ殺してやっから覚悟しろぉッ!!」
鈴仙「え…?何何?一体どうしたの?」
セイヤ「……フラン、早苗…ちょっと手、離してくれ…」
フラン「え?う、うん…」パッ…
早苗「わ、分かりました…」パッ…
スタスタスタスタ…
セイヤ「なぁ陵、此奴ら一体何なんだ?」
早乙女「あ、あぁ…彼等は先週僕達と試合をした社会人チームだよ…」
セイヤ「そんな奴等がお前達に何の用だ?」
早乙女「それが…1回表で瑛須が3球三振を、1回裏で僕達が16点も取った所為でキレてるんだよ…」
セイヤ「1回裏で16点って…お前達は鬼か何かか?」ていうか凄いな…
傑真「先に彼奴らが吹っ掛けて来たんだよ…所詮高校生何だろ?ってよ…」
正「流石に許せなくてな、お望み通りに本気でやったら、あのザマだ…」親指クイっ…
社会人a「てめぇらの所為で試合観戦に招待してた女の子達に嫌われちまったじゃねぇか!」
社会人b「どう落とし前付けてくれんだよ!ああっ!?」
瑛須「てめぇらが弱ぇから負けたんだろ?それを俺達の所為にしてんじゃねぇよ雑魚が」
徹「碌に努力もしねぇで偉そうな事言ってんじゃねぇぞ?あ?」
亞流斗「まぁまぁ、瑛須に徹も変に煽るのは止めましょうよ」
社会人c「なら、取り敢えずてめぇら全員バットで半殺しにした後は、其処の可愛い女の子達に俺達の相手をして貰おうかなぁ〜…」ニヤァ〜…
探「っ!?や、止めとけ馬鹿野郎共っ!セイヤがブチ切れたら手に負えねぇんだぞ!?」
セイヤ「いやいや探、何が?俺は全員キレてないぞ?」ニコニコ
智樹「いや…セイヤ…?ニコニコしてるけど殺気凄いからね…?」
英明「殺気がさっきから凄いってなw…」
傑真「いや笑えねぇからな…?」
社会人d「ベラベラうるせぇんだよぉッ!!」ブゥゥンッッ!!
徹「兄貴ッ!!」
瑛須「っ!?」
ガシィッッ!!
滅神高校野球部一同「っ!?」
社会人d「な、何だと…」
セイヤ「…」ググググッッ!!
天子「あーあ…セイヤキレちゃった…」
四季映姫「瑛須達に手を出したのもそうですけど…私達をどうこうと言った時点で、セイヤはキレていましたね…」
小町「嬉しいのかそうじゃないのか、未だによく分からない…」はぁ…
てゐ「じゃあさ、もしもセイヤが小町の為に身を挺して誰かと喧嘩したらどう思う?」
小町「ど、どう思うと言われても…」
四季映姫『小町も色々戸惑っているみたいですね…まぁ無理も無いでしょうけど…』
社会人d「は、離せやぁッ!!」ブンッ!
セイヤ「……あのなぁ」サッ…
ザッ!!
セイヤ「…」ゴッッッッ!!
社会人d「ぐェッ!?」ゴチュッ!!
ドザァッッ!!
瑛須「ま、マジかよ…」汗タラリ…
徹「ま、前歯が吹き飛びやがった…」ガクガク…
セイヤ「そんな蝿の止まる様なパンチ…当たる訳無いだろ。殺す気で来い、殺す気で……俺も、あんた達を殺す気で行かせて貰うからな…」ザザァァーー…!!
智樹「か、構えた…?」
妖夢「セイヤは紅魔流格闘術の生みの親、つまり格闘術を扱う事が出来るんですよ!」
妹紅「それも滅茶苦茶強いのよ?既にレミリアのお父さんであるブラドさんと対等以上に闘えるんだから」
轟「だ、だが相手は6人だぞ?セイヤ1人で大丈夫なのかよ…」
諏訪子「心配は無用だよ…中学の時から喧嘩が滅茶苦茶強くてねぇ。いっつも10人以上を相手に大立ち回り繰り返してた男だから…」
神奈子「まぁ見てれば分かるわよ…」
セイヤ「ほらどうした…掛かって来いよ。社会の厳しさ、俺に教えてくれないか?社会の負け組共が…」手の先クイクイっ…
社会人a「ぶっ殺すッ!!」ナイフチャキッ!
早乙女「ぶひぃっ!?な、ナイフ…」ガクブル…
霊夢「馬鹿な奴等ね…セイヤにナイフなんか通用する訳無いのに…」
魔理沙「セイヤを殺したいんなら戦車辺りでも持ってくる事だぜ…」
社会人a「らァッ!!」シュッッ!
ヒュッッッッッッ!!
社会人a「はぁっ…はぁっ…あ、あれ?居ねぇ…それに、俺のナイフが無い…」
「それ駄洒落か?詰まらないな…それと、探し物はこれか?」クルンクルン…
正「お、おい…セイヤの奴…瞬間移動したぞ…?」
咲夜「正確には瞬間移動では無く、所謂歩行術というものらしいですけどね」
セイヤ「……なぁあんた達…ナイフよりも鋭い刃物…教えてやろうか…?」クルンクルン…
社会人b「な、何だよ…それは…」
パシっ…ポイッ…
セイヤ「手だよ…手。手刀って知ってるだろ?其処ら辺で売ってる刃物よりも…よっぽど鋭利な刃物だぞ?」
社会人c「何だよこいつw唯の厨二かよw!頭の病院行け馬ぁ鹿w!」ははははw!
レミリア「相手の力量も測れないだなんて…救いの様のないゴミ屑共ね…セイヤ、さっさと終わらせなさい。私、早く帰ってシャワーを浴びたいわ」
セイヤ「へいへい…我が儘でせっかちなお嬢様だな…」コキッ…コキッ…
社会人a・b・c・d・e・f「「「「「「死ねぇッ!!」」」」」」バッッ!
セイヤ「紅魔流格闘術轆轤ノ型奥義…」グルンッッッッッ…!!
ビシュッッッッッッッッッッ…!!!!
セイヤ「【月花千閃】…」クル…スタスタスタスタ
瑛須「は…?お、おいセイヤ…?」
セイヤ「終わりだ終わり…じゃあな瑛須、徹。それと他数名…今日は楽しかったよ…」ヒラヒラ…
霊夢「はぁ〜…それじゃあさっさと帰ってシャワー浴びて、セイヤの家に集合よ」スタスタ
セイヤ「いや…俺、浴衣は紫さんの所にあるんだが…」スタスタ
魔理沙「なら紫の家に集合だぜ!」スタスタ
社会人a「ま、まt…」プシュッ…
セイヤ「一応殺すつもりではいたが、軽めにして置いた…それと、警察に行くのは構わないが…有利なのはこっちだぞ?」
ブシュッッ…!!ブシュブシュッッ…!!×6
ドサァッ…×6
早乙女「ひぃぃっ!?」ビクゥッ!
社会人c「あ…あががッ…」ビクンビクンっ…
探「お、おい…殺人現場みてぇになってっぞ…」
智樹「と、取り敢えず僕達も退散しようか…」そそくさ…
徹「な、なぁ…兄貴…」ガクブル…
瑛須「あぁ…セイヤの奴は…絶対に怒らせねぇ様に気を付けねぇとな…」ガクブル…
〜紫と藍の家〜
藍「やっぱりセイヤ君には黒の浴衣が似合いますね♪紫様♪」ニコニコ
紫「うんうん♪これで霊夢達も満足してくれる筈よ♪」ニコニコ
セイヤ「あの…紫さんに藍さん…どうして髪は下さなくちゃならないんですか…?」
藍「髪を下ろしていても格好良いですよ〜♪それにその月の髪飾り、とても良く似合っていますよ?」ニコ
セイヤ「男が髪飾りって…普通に変でしょう…」
紫「変なのはあんたよ。珠数は良いとしても、どうしてネックレスなんてしてるのよ…」合わないわよ浴衣に…
セイヤ「……これは大切なネックレスなんですよ。それに、絶対に外すなって言われていますしね…」
紫「……へぇ〜。レミリアちゃんとのペアネックレスがそんなに大事なのねぇ〜…ほぉ〜…」
セイヤ「ぶっ!!ど、どうして分かったんですか!?」
紫「あんたのその三日月型のネックレスと、レミリアちゃんの小さい満月のネックレスがピッタリ合いそうだったから…そして確信した理由は、外すなって言われたっていうあんたの発言、それらを総合的に考えれば答えは簡単よ」
セイヤ「Oh…」名探偵ユカリンだ…
藍「レミリアちゃんとはペアネックレスをする程の仲なんですね…一体どんな仲なんでしょうか…」
紫「デートする位の仲なのよね?セイヤ」
藍「それはもう彼女さんと変わりないですよね?レミリアちゃんが羨ましいですね〜…」私にも素敵な彼氏さんが居れば…
セイヤ「勝手に話を変な方向に進めないで下さいっ!」
「セーイーヤーっ!あーそーぼーっ!」
セイヤ「小学生かっ!!」この声はフランだな…
紫「ツッコミしてないで早く出なさいよ…」
セイヤ「はぁ〜い…」スタスタ
スタスタスタスタ…ガチャッ…
フラン「セイヤーっ❤︎準備で…///き…///た…?///」ドキーーーーンっ❤︎
セイヤ「ど、どうした…?何所か変か…?」
霊夢「せ、セイヤ…///どうして髪下ろしてるのよ…///」ドキドキ…
セイヤ「紫さんと藍さんが浴衣の時はこっちの髪型の方が似合うって…」
魔理沙「そ、そっかぁ…///その髪飾りも…///良く似合ってるぜ…///」ドキドキ…
咲夜「月の模様が入った浴衣も…///とてもセイヤに似合っていますよ…///」ドキドキ…
セイヤ「そ、そうか…?」
レミリア「わ、私とのペアネックレスも…///ちゃんと身に着けてくれているのね…///」ドキドキ…
セイヤ「このネックレスは、俺の宝物だからな…紫さんにも藍さんにも浴衣には合わないって言われたが…」ネックレス触る…
レミリア「そ、それなら…///今此処で、ネックレスを合わせましょう?///セイヤ…///『全員に証明してあげるわ!私とセイヤが愛し合っているという証明をね!』」スッ…
セイヤ「ん?あぁ…『中腰キツイんだが…』」スッ…
アリス「はいはいはーい!準備出来たなら早く行こうねー!」セイヤの腕ガシッ!
早苗「他の皆さんも待っていますから!ゴミリアさんも早く行きますよ!」レミリアの腕ガシッ!
レミリア「邪魔をしないでちょうだい!嫉妬をするのは結構だけれど、私とセイヤが愛し合っているという事実は変わらないのよ!」それとゴミリアって何よ!
アリス「はいはい…寝言は寝てから言いましょうねー…」はい、セイヤも歩いて…
早苗「さっさと歩いて下さいゴミリアさん!」ズルズル!
レミリア「うーーっ!」ジタバタっ!
霊夢「祭り前なのに既にお祭り気分ね…まさかこれ以上騒がしくなるのかしら…」スタスタ
魔理沙「まぁ仕方無いぜ…皆必死だからな……セイヤにアピールするのに…」スタスタ
セイヤ「それじゃあ紫さん、藍さん…また後程…」
紫「はい行ってらっしゃい。車には気をつけるのよ〜…」手をフリフリ…
藍「お気をつけて〜♪」フリフリ…
〜幻想町(車道)〜
咲夜『ナチュラルにセイヤが私達の外側に…こういう女性に対しての気遣いは、本当に感服しますね…』スタスタ
フラン「セイヤってやっぱり優しいね❤︎車がこっちに突っ込んできたら、私達を護ってね❤︎」手をギュッ❤︎
セイヤ「いや…流石に突っ込んで来た車から護れる自身は無い…」スタスタ
魔理沙「でもこうやって、無意識に女の子を車道から遠ざかるに誘導する姿勢はモテるぜ?」スタスタ
セイヤ「そういうもんなのか?別に普通だと思うがな、これ位…男として当然だろ…」スタスタ
霊夢『この馬鹿はやっぱり天性の誑し男なのね…色々納得しちゃう自分が怖い…』スタスタ
アリス「ちょっとレミリアに早苗、好い加減喧嘩するの止めたら?」スタスタ
レミリア「早苗とアリスが悪いのよ、私とセイヤの邪魔をするから」スタスタ
早苗「レミリアさんは黙ってて下さいよ!いつもいつもセイヤさんに甘えて!少しは私達の気持ちを考えて下さい!」スタスタ
レミリア「早苗、黙るのは貴女の方よ。ちょっと前からセイヤと親しいというだけで事ある毎に口を出して、正直鬱陶しいのよ!」ピタ…
早苗「そんな言い方無いじゃないですか!大体いつセイヤさんがレミリアさんの事を愛してるだなんて言ったんですか!」ピタ…
レミリア「貴女の居ない所で言って貰ったのよ!結局、大事なのものは過ごした時間なんかじゃ無くて!どれ程好きな相手と濃密な時間を過ごしたかなのよ!」
早苗「それじゃあまるで私がセイヤさんと濃密な時間を過ごしていないみたいじゃないですか!」
レミリア「あら、その通りじゃない?セイヤが貴女の事を愛しているならば、もっと貴女の事を贔屓する筈じゃないかしら?」ふふんっ…
早苗「言わせて置けば言いたい放題…!流石の私も本気で怒りますよっ!?」
セイヤ「お、おいどうしたんだ2人共…」ピタ…
レミリア「早苗が悪いのよ!私とセイヤの関係に一々口出しするから!」
セイヤ「状況が理解出来ないんだが…もう少し詳細に状況説明頼むわ…」
フラン『今ので解らない辺りがセイヤらしいよね…鈍感な部分除けばなぁ…でも、セイヤが鈍感じゃ無かったら逆にどうなっちゃうんだろ…』
早苗「レミリアさんが悪いんですよ!そうやってある事ない事口走って!セイヤさんが迷惑している事に気付いて下さい!」
セイヤ「ま、まぁまぁ落ち着け2人共…折角これから祭に行くのに、詰まらない事で喧嘩するなよ…な?」
レミリア・早苗「「詰まらない事なんかじゃ(ありません!)無いわよ!」」
セイヤ「あ、はい…申し訳御座いません…」
フラン「セイヤ弱いよぉ……仕方無いなぁ〜❤︎フランが勇気付けてあげるっ❤︎」ギュゥッ❤︎
セイヤ「うおっ!?///や、やめろフランっ!!///」
フラン「お姉様より胸あるでしょ〜❤︎沢山私の体、堪能してね❤︎セイヤ❤︎」擦りっ❤︎擦りっ❤︎
霊夢「あんた…この状況で何やってんのよ…」ジトー…
魔理沙「状況が理解出来ないのは、セイヤ自身の所為だぜ…」ジトー…
セイヤ「えぇっ!?これ俺が悪いのっ!?」
フラン「ふにゃ〜❤︎ふにゅ〜❤︎」擦りっ❤︎擦りっ❤︎
咲夜「セイヤ…キチンとお嬢様と早苗を宥めて下さいね?それがセイヤの責任であり義務ですよ?」
セイヤ「はぁ…分かったよ。フラン、悪いが離れてくれないか?割と本気で……あ、怒っては無いからな?」なでなで…
フラン「うんっ❤︎分かってるよぉ〜❤︎」パッ…
セイヤ「おい…レミリア、早苗、好い加減にしろ…」スタスタ
レミリア「だ、だって早苗が…」うるっ…
早苗「レミリアさんが悪いんですよぉ…」うるっ…
霊夢『さて、レミリアの肩を持つのか…』
魔理沙『将又早苗の肩を持つのか…』
咲夜『それとも、お嬢様と早苗を…両方同時に宥めて虜にするのか…』
頭ポンっ…×2
セイヤ「未だに状況が良く理解出来ないが…何事も喧嘩は良く無いだろ…」Wなでなで…
魔理沙「出たーっ!セイヤ選手のW撫で撫で攻撃ーっ!」
咲夜「今まであの撫で撫でで、数多の女の子をドキドキさせてきましたからね…いくら撫で撫でされ慣れているお嬢様と早苗でも、これは赤面必至ですよ…」
レミリア「う〜…///で、でも…///」チラ…
早苗「こ、こっち見ないで下さい…///」ふんっ…
霊夢「決まり手は赤面〜…赤面〜…」
アリス「クラスの男子ならば興奮して卒倒するレベル。しかし、女の子を誑し込み慣れているセイヤ選手に、これは効かない…流石女誑しの異名を持つだけの事はあるね…」ふむ…
セイヤ「『本当にこの2人は、仲が良いのか悪いのかよく分からないな…』それと霊夢、魔理沙、咲夜、アリス…うるさい…」Wなでなで…
早苗「そ、それなら…///仲直りする代わりに、手を繋いで下さい…///」手を出す…
レミリア「さ、早苗と手を繋ぐのなら…///私とも手を繋ぎなさい…///セイヤ…///」手を出す…
セイヤ「そんな事で仲直りするのか?なら喜んで…」
フラン「えーーっ!?セイヤと先に手を繋いでたのは私だよ!?横取りしないでよお姉様に早苗!」頰プクー☆
セイヤ「ならフラン、俺の巾着預かっててくれないか?」
フラン「セイヤの巾着っ❤︎」パァァッ☆
セイヤ「フランに預かってて貰いたいんだが…嫌か…?」
フラン「嫌じゃない嫌じゃないっ❤︎私が持つ〜❤︎持たせて持たせて〜❤︎」ピョンピョン!
セイヤ「ほい、お金とか入ってるから落とさない様に頼むぞ?」
フラン「うんっ❤︎『セイヤの巾着❤︎去年のお祭りの時にも持ってた奴だぁ〜❤︎』」ギュゥッ!
セイヤ「それじゃあ行くか…もう流石に他の奴等も来てるだろうしな…」レミリアと早苗の手をギュッ…
レミリア『セイヤの手…///暖かくて…///安心するわ…///』ドキドキ…
早苗『冬に手を握ったらもっと暖かいでしょうね〜…///』ドキドキ…
魔理沙「……これは事無きを得たのか…?」
咲夜「事無きは得ましたが、お嬢様と妹様…そして早苗の3人が得をする形になりましたね…」
アリス「フランちゃんも得してるよね…セイヤの巾着任せられてるし…」ジトー…
フラン「えへへ〜…///セイヤの巾着任せられちゃったぁ…///」沢山私の温もり与えておこっと❤︎
霊夢「まぁ…これから挽回すれば良いのよ…うん…」スタスタ
〜幻想町(祭り会場周辺)〜
魔理沙「おっ…おーいパチュリー!」スタスタ
パチュリー「あら、魔理沙。漸く来たわね…」
魔理沙「悪い悪い…ちょっと色々あってな…」
パチュリー「……状況を見るに、レミィと早苗が喧嘩でもしたのでしょう?」
魔理沙「ご明察だぜ…」はは…
セイヤ「ほら、レミリアに早苗…何だか他の野郎共に睨まれてるから、早く手を離してくれ…」
レミリア「あ、後ちょっとだけ…///こうしていたいわ…///」ギュッ…
早苗「わ、私もです…///」ギュッ…
セイヤ「その後ちょっと、何回聞いたと思ってるんだ…」
「変態だ変態だーっ!」タッタッタッ!
咲夜「おや?てゐ、どうがしたんですか?…それと、変態では無く大変なのでは?」
てゐ「あ…そうだったそうだった……じゃなくてっ!セイヤ!早くこっち来て!鈴仙達がナンパされてるっ!」
セイヤ「はぁ〜…去年と同じだな…」スタスタ
てゐ「ほら早く早くっ!!」ブンブン!
アリス「セイヤ…折角のお祭りなんだから死人は出さないでよ?」スタスタ
セイヤ「へいへい…怪我人だけにして置きますよ…」スタスタ
鈴仙「もーっ!しつこいっ!私達は人を待ってるって言ってるでしょ!?」
金髪男「まぁまぁそんな事言わずにさ?一緒に祭、楽しもうぜ?な?」
輝夜「五月蝿いわね…これから来る男に半殺しにされたくなければ、早く消えなさいよ…」はぁ…
チャラ男「ははw!俺は喧嘩に負けた事ねぇんだよw!それならさw!そいつに勝ったら一緒に祭回ろうぜw?」
さとり「はい、分かりました…もしも勝てたら、何でもしてあげましょう…」
金髪男「おいおいマジかよw!俺頑張っちゃうぜw?」
さとり「どうやらやる気みたいですよ?後は頼みますね?セイヤ」ニコ
「御意…」頭ガシッ!
金髪男「あ…?」
セイヤ「…」首ゴギィッッ!!
金髪男「ごェッ!?」ドサァッ…
チャラ男「な、何だてめぇ!!」
さとり「わ、私の彼氏です…///」
こいし「ち、違うよお姉ちゃん…///セイヤさんは私の彼氏さんだよ…///」
セイヤ「え…?さ、さとりにこいしちゃん…?今何て言った…?な、何か彼氏がどうとか言ってたみたいだが…」
さとり・こいし「「///」」
チャラ男「こ、この野郎…!人が覚悟決めてナンパしてるってのに…!」
セイヤ「あ?あんたは少し黙ってろ…いや、永遠に黙ってろゴミ屑が…」
チャラ男「黙るのてめぇだクソ野郎ッ!!」
サッ…ガシッッ!!
セイヤ「十字固め零式…」ギリギリギリギリッ…!!
チャラ男「痛でででででッ!!?」バンバンっ!
てゐ「うわ…滅茶苦茶痛そう…」
セイヤ「どうする…?このまま腕…へし折ってやろうか…?」ギリギリギリギリッ!
チャラ男「わ、悪かったッ!俺が悪かったから離してくれぇッ!」バンバンバンバンッ!
鈴仙「うっわ…糞弱っ…」
輝夜「喧嘩に負けた事は無かったんじゃないの?」
セイヤ「ま、こいつも口だけだったって事だろ…」パッ…
「ちょっとそこの銀髪のお姉さん?俺らと遊ばない?」
咲夜「申し訳ありません…私には既に、彼氏が居ますから…///」ほら彼処に…
「なぁ、其処の青い浴衣着た女の子!彼氏居ないならさ、ちょっと俺と遊ばない?お金は俺が出すからさ!」
アリス「うわぁ…やっぱりナンパする奴って碌な奴居ないね…お生憎様、私には彼氏居るから…」彼処に…
「君達可愛いね?もしかして姉妹とか?一緒にお祭り回ろうぜ♪」スタスタ
レミリア「近づくな害虫…私には愛する彼氏が居るのよ。目障りだから消えなさい…」セイヤチラ…
フラン「邪魔だから死ね…あんたみたいなキモい奴、全然タイプじゃないし…私にもカッコいい彼氏さんが居るもん…」セイヤチラ…
「3人共滅茶苦茶可愛いな!ちょっと祭り回らない?ちょっとだけでいいからさ!な!?」
霊夢「ウザっ…はぁ、ナンパなんかされても嬉しくも何とも無いわね…」ウザいだけだわ…
魔理沙「鬱陶しいだけだもんな…と、いう訳でお断りするぜ…」マジで目障りだぜ…
早苗「私が好きなのはセイヤさんだけです!それ以外の男性は視界に入らないで下さい!」ほら!さっさと去ね!
「おい…てめぇがあの銀髪の女の子の彼氏か…」スタスタ
「随分と女の子誑かして侍らせてるみてぇだなぁ…」スタスタ
「姉妹丼とか舐めてんのか?あ?」スタスタ
「折角楽しい祭りにしたかったのによぉ…てめぇの所為で台無しだ…」スタスタ
セイヤ「祭りにナンパしに来るなら最初から来るな…ていうか、あんた達が何言ってるのか…俺には理解出来無いんだが…」理解したくも無いがな…
「「「「うっせぇっ!死ねぇッ!!」」」」バッッ!
セイヤ「はぁ…面倒臭…」頭ポリポリ…
暫くして…
天子「もぉこころ…お面買うならセイヤと一緒に選んだ方が良かったんじゃないの?」スタスタ
こころ「セイヤには…///後で選んで貰う…///」スタスタ
妖夢「幽々子様が食べ物の誘惑に弱い所為で、遅刻しちゃったじゃないですか…」スタスタ
幽々子「ご、ごめんなさ〜い…」スタスタ
衣玖「幽々子はセイヤ君よりも、食べ物の方が優先順位高いみたいですね…」スタスタ
幽々子「そんな事無いわよ〜♪それに、セイヤ君は食べる側だもの♪」スタスタ
妖夢「それどういう意味ですか?幽々子様…」スタスタ
幽々子「決まっているでしょう?男の子は夜になると、女の子を食べられちゃうのよ〜❤︎」スタスタ
こころ「セイヤに食べられる…///もしそうなったら、凄く幸せ…///」(福の神)
天子「セイヤにそういう度胸があったら…///告白した時に食べられちゃってたんだろうなぁ…///」ボソ…
妖夢「みょん…?天子、今何て言いました…?」ピタ…
天子「え…?///べ、別に何も言って無いけど…///」ドキッ…
妖夢「そうですか…『今さっき、告白とか聞こえた様な気がしたんですが…私の気の所為ですかね…』」みょむむ…
衣玖「うわっ…な、何ですかアレ…」
「「「「あ…あががッ…」」」」ビクンビクンっ…
妖夢「無様ですみょん…」
こころ「あ…///セイヤ…///」(福の神)
セイヤ「よ、随分と遅かったな…妖夢にこころ、天子に幽々子先輩に衣玖先輩…取り敢えず今晩は…」
妖夢・こころ・天子・幽々子・衣玖「「「「「こ、今晩は…///」」」」」ドキドキ…
セイヤ「?…どうしたんだ?俺の顔なんか見て…何か付いてるか?」
天子「せ、セイヤ…///いきなりどうしたの…?///髪下ろしたりなんかして…///」ドキドキ…
セイヤ「や、やっぱり変か…?髪飾りもやっぱ、俺みたいな男がするもんじゃ無いよな…」はぁ…
幽々子「そそそそそんな事ないわっ!///凄く似合ってて格好良いと思うわよっ!///」ドキドキ…
衣玖「大人っぽくて、とても落ち着いた感じの男性に見えますよ…?///」ドキドキ…
セイヤ「そうですか…ありがとう御座います…」ニコ
妖夢・こころ・天子・幽々子・衣玖「「「「「「っ❤︎」」」」」ズキューーーーンっ❤︎
鈴仙「そういえば…///ナンパされてた所為で気付かなかったけど…///セイヤ、髪下ろしてたんだね…///」ドキドキ…
てゐ「私も全然気付かなかった…///浴衣と合ってて、凄く大人っぽいね…///」ドキドキ…
輝夜「髪飾りも良く似合っていて、格好良いわ…///」ドキドキ…
フラン「ねぇねぇセイヤっ❤︎お祭りの時だけでもさ、私の彼氏になって❤︎お願〜い❤︎」右腕ギュゥッ❤︎
セイヤ「えっ…?///いや…///あの…///」
こいし「フランちゃん!抜け駆けは駄目だって言ってるでしょ!……セイヤさん…///そ、その…///良かったら…///お祭り…///一緒に回りませんか…?///2人きりで…///」左腕ギュゥッ❤︎
セイヤ「こ、こいしちゃんと…///ふふ、2人きりで…///」
フラン「むっ……それじゃあねぇ〜❤︎もしも私と2人きりでお祭り回ってくれたらぁ〜❤︎ひと気の無い所で、沢山エッチな事させてあげるよ❤︎」浴衣の中チラッ❤︎
セイヤ「っ!?///」ボフンッ☆
パチュリー「セイヤがオーバーヒートしたわ…珍しいわね…『や、やっぱり…///髪を下ろしたセイヤも…///か、格好良いわね…///』」
こいし「だ、だったら私だって!///セイヤさんが望む事っ!///何だってしてあげるし、させてあげるもんっ!!///」カァっ…
セイヤ「っ!!!??///」ボフンッッッ!!
フラン「ねぇセイヤ…私と沢山…エッチな事しよ…?セイヤの為なら…どんな事だって拒まないで…してあげるよ…?だから…ね…?」上目遣い☆
こいし「わ、私だって…どんな事でもしてあげますよ…?ですから…私と…」上目遣い☆
セイヤ「あ…///ああっ…///あああッ…///」ドッキンドッキンっ!
フラン・こいし「「駄目(ですか)…?」」うるっ…
セイヤ「///」カックン…
プシュ〜☆
さとり「……どうやら、属性解放をして燃え尽きてしまったみたいですね…」
霊夢「相変わらず情け無いわよねぇ…男としてこれから大丈夫なのかしら…あの馬鹿は…」やれやれ…
咲夜「妹様のアピールの仕方も相変わらずですが…こいしちゃんがあんな風にアピールをするのは、初めての事ですよね?さとり…」
さとり「そうね…きっとこいしも、フランには負けたく無いのよ…」
セイヤ「も、もう勘弁してくれ…///」鼻血ダラダラ…
フラン「だってさ?こいし…セイヤが困ってるから離れてよ…」ギュゥッ❤︎
こいし「困ってるのはフランちゃんの所為だよ…だからフランちゃんが離れて…」ギュゥッ❤︎
レミリア「フラン!貴女いつまでセイヤに抱き着いているつもりなのよ!お姉ちゃんそろそろ怒っちゃうわよ!?」グイッ!
フラン「離してよお姉様っ!私とセイヤはこれからお祭りデートするんだから!」ギュゥッ!!
早苗「さぁさぁ!こいしちゃんもそろそろ離れましょうっ!其処は皆さんのポジションですからっ!独り占めは良く無いですよっ!!」グイッ!
こいし「嫌ですーっ!もっとセイヤさんに抱き着いていたいですーっ!!」ギュゥッ!!
セイヤ「痛い痛い痛いッ!!腕取れる腕取れるッ!!」ギリギリギリギリッ!!
魔理沙「セイヤ争奪戦の始まりだぜ…競技種目は、セイヤ自身を使った人間綱引き…だな…」
輝夜「全員で参加する?」
妖夢「全員で参加して引っ張ったりしたら、本当にセイヤの腕が取れてしまいますよ…」
四季映姫「うわぁ…何という修羅場…」スタスタ
小町「セイヤは本当に人気者だな…ていうか、どうして野郎共が地べたに這い蹲ってるんだ?」スタスタ
ルーミア「きっとセイヤがボコボコのグチャグチャにしたのかー…」スタスタ
チルノ「何というグロテスクな表現…」スタスタ
美鈴「咲夜さ〜ん♪それに他の皆さんも今晩は〜♪」スタスタ
小悪魔「こ、今晩は…すみません…着付けに時間掛かってしまいました…」スタスタ
咲夜「気にならさずとも大丈夫ですよ。現在あの状況ですので、多少遅れても問題ありませんから…」
鈴仙「おーい…そろそろやめにしないと全員集まっちゃうよ?」
セイヤ「そ、そんな事言われてもっ…俺にはどうしようも無いっ…」ぐぬぬぬぬッ!!
四季映姫「あの3人は本当に懲りませんね…こいしちゃんが粘っているのは珍しいですが…」
霊夢「皆セイヤとお祭りデートがしたいのよ…まぁ人数が人数だし、何よりあの馬鹿が特定の女の子選ぶなんて無理だし…」
セイヤ「あのさっ!俺もそろそろ怒っちゃうよ!?マジでそろそろ本気出して怒っちゃうよぉっ!?」ぐぬぬぬぬッ!!
フラン「何で怒るの…?セイヤが決めてくれないんじゃん…私はセイヤと…2人きりでお祭り回りたいって言ってるのに…」グスンっ…
こいし「それなのに…怒るだなんて…酷いですよ……折角、自分の気持ちに正直になったのに…全然良い事なんて無い…うぅ…」グスンっ…
チルノ「うわーっ!女の子泣かしたーっ!後で紫先生にチクってやろーっ!」
ルーミア「勘違いさせるだけ勘違いさせてポイするなんて、最低な屑野郎なのかーっ!」
セイヤ「っ……そうだな…俺が悪かった…最低な屑野郎…か。ルーミアの言う通りだな…フラン、こいしちゃん…」
フラン「何…?」ポロポロ…
セイヤ「ごめんな…折角誘ってくれてるのに……返事も真面にしないで、挙げ句の果てには怒るだなんて…屑野郎にも程があるよな…」はは…
こいし「わ、私も…無理な事を言ってるって…分かってるんです…でも…セイヤさんと…お祭り見て回りたいなって…」ポロポロ…
セイヤ「そうか……なら、3人仲良く…手を繋いで、お祭り見て回るか…」ニコ
フラン「いいの…?」ポロポロ…
セイヤ「まぁ、勿論霊夢達も一緒だけどな……本当に3人で仲良く見て回るのは、文化祭の時に…な…」ボソ…
こいし「あぅ…///は、はい…///」グシグシ…
フラン「そ、そうだね…///文化祭の時に、一緒に見て回るって約束したもんね…///」グシグシ…
セイヤ「よし…それじゃあ、後はルナサ達が来るのを待つだけだな…」フランとこいしちゃんの手をギュッ…
フラン「うんっ❤︎」ギュッ❤︎
こいし「はいっ❤︎」ギュッ❤︎
咲夜「流石セイヤ…見事に丸く収めましたね…」妹様とこいしちゃん…羨ましいです…
美鈴「セイヤは心の中では…やっぱり小さい女の子の事が好きなんですかねぇ…」しょぼん…
小悪魔「セイヤさんが小さい女の子を好きと言うより、何方かと言えば…小さい女の子が唯、セイヤさんに積極的に甘えているだけの様な気が…」
空「あー…その可能性は考えた事無かったね…」鳥の串焼きモグモグ…
燐「セイヤが単なるロリコン、基ペド野郎としか思ってなかったしねぇ…」イカ焼きモグモグ…
諏訪子「早苗ももっと甘えればいいんじゃないかなぁ…ま、私ももっと甘えるつもりだけどねぇ…」りんご飴ペロペロ…
神奈子「それは私もよ。折角あの髪を下ろした浴衣姿のセイヤと、お祭りを見て回れるんだから、積極的にならないと損よね…あむっ…はふっはふっ…はほやひあふいっ…」(たこ焼き熱い)と申しております。
セイヤ「空、燐…それに諏訪子と神奈子まで……ていうか待て燐、誰がロリコン基ペド野郎だ…」
燐「え?だって事実でしょ?今の自分の姿、文に斜視撮って貰って見せてやりたいよ…」モグモグ…
「畏まりっ!!」パシャ☆パシャ☆
セイヤ「眩しッ!?お、おい文っ!許可無く写真を撮るなって何度言えば分かるんだお前はっ!」ていうかいつの間にっ!?
文「幻想学園の根暗ヤンキーがっ!男子から大人気な女の子2人とお祭りデートっ!果たして何方の女の子を取るのかっ!……これは売れるッ!!」パシャ☆パシャ☆
フラン「きゃーっ❤︎セイヤとお祭りでイチャイチャチュッチュしてた事が全校生徒に知られちゃうよーっ❤︎」ギュゥッ❤︎
こいし「こ、困りましたー///(棒)あらぬ噂が立ってしまいますー///(棒)」ギュゥッ❤︎
諏訪子「とかなんとか言って…しっかり抱き着いてるじゃん…」モグモグ…
リリカ「ほら姉さんっ!早く来ないと皆行っちゃうよ?」スタスタ
ルナサ「うぅ…///やっぱり浴衣姿を見せるの…///恥ずかしいよぉ…///」スタスタ
メルラン「も〜…今更そんな事言ってもしょうがないでしょ?折角セイヤに見せる為に、浴衣新調したのにそれじゃ意味無いじゃん…」スタスタ
幽香「ルナサ、女の子っていうのはね?見られて綺麗になるものなのよ?好きな異性に見られると、もっと綺麗になれるし、何より自分に自信が持てる様になるわ」スタスタ
ルナサ「幽香先輩…」ピタ…
幽香「だからセイヤ君に沢山見て貰いなさい♪それが今の貴女の役目よ♪ルナサ」ニコ
ルナサ「は、はい…///分かりました…///」タッタッタッ…
ルナサ「せ、セイヤ…///ど、どうかな…?///浴衣、新調してみたんだけど…///」
セイヤ「お、凄く似合ってるな…可愛いよ、ルナサ…」ニコ
ルナサ「///」プシュ〜☆
フラン「セイヤの浮気者ーっ!もうエッチな事させてあげないよ!?」頰プクー☆
こいし「ちゃんと私達を見て下さい!怒っちゃいますよ!?」頰プクー☆
セイヤ「え〜…普通にルナサの浴衣姿、褒めただけだろ…」
メルラン「さっすが幽香♪私達じゃ姉さんをあんな風に行動的にする事なんて出来ないから助かりました♪」
幽香「これ位の事、別に構わないわよ。皆セイヤ君が好きだって事には変わりないのだから」ニコ
リリカ『幽香先輩って凄いなぁ…私もあんな女性になれるかな…』
♨︎皆で一緒に露店を見て回る事になりました♨︎
ドンドンっ♪ドンドンっ♪
ピ〜ヒョロロ〜♪
セイヤ「相変わらず、幻想祭は賑やかだな…」スタスタ
霊夢「年に1回だから当然と言えば当然でしょ…露店の数も半端じゃないわね…」スタスタ
魔理沙「年々露店の数が増えてる気がするぜ…同じ様な露店ばっかりだけどな…」スタスタ
咲夜「あ…イカ焼き…」指咥え…
セイヤ「買ってやろうか?」ピタ…
咲夜「えっ!?い、いえいえ大丈夫ですよ!自分で出せますから!」ワタワタっ!
セイヤ「良いって、遠慮するな…お前達も何か1つ奢ってやるよ。何が良い?」
チルノ「良いの!?やったーっ!私りんご飴ーっ!」
パチュリー「私もりんご飴が良いわ…///」
アリス「セイヤ…急にどうしたの?今日は機嫌良いね…」絡まれた時を除いて…
セイヤ「いや、前から旅行の費用とは別に、祭りの時の為に小遣い貯めてたんだ…俺はたこ焼き食えればそれでいいから、お前達に何か奢ってやろうってずっと考えてたんだよ…」
アリス「へぇ〜『セイヤは超が付く程優しいなぁ…いくら1人1つだからって、全員分奢るなんて…』」
レミリア「な、ならセイヤ…///一緒にたこ焼き買いに行きましょう?///」
さとり「こいし…ちょっとの間だけ、レミリアに譲ってあげなさい…」ヒソ…
こいし「うぅ……はぁ〜い…」
レミリア「ありがとう…こいしちゃん…」セイヤの手をギュッ❤︎
フラン「それじゃあセイヤ❤︎たこ焼き買いに行こっ❤︎」グイっ…
セイヤ「あ、あぁ…」
神奈子「あ、それとたこ焼きなら【金銀印のたこ焼き】っていう屋台のが美味しいって評判よ?私もさっき食べたけど、滅茶苦茶美味しかったし」
セイヤ「わ、分かった…ちょっとの間だけ待っててくれ…」引っ張るなよ、レミリア…フラン…
〜金銀印のたこ焼き屋〜
「へいらっしゃいっ!おぉっ!?」ドキッ!
レミリア「?…な、何かしら…?私達の顔に、何か付いてるの…?」
「い、いやぁ…美男美女のカップルで羨ましいなぁ〜と…」あはは…
フラン「も〜…///お兄さん達上手いね〜…///」
セイヤ「……よ、繁盛してるか?金閣、銀閣…」
金閣「お陰様でな…ていうかセイヤ、お前、大分雰囲気違うな…」クルン…クルン…
セイヤ「あの時の俺は執事だったんでな…今はオフなんだよ…」
銀閣「ケッ…なぁにがオフだよ。結局お嬢様2人と仲良くお祭り見て回ってんじゃねぇか…」ジュージュー…
レミリア「セイヤ、貴方はこの2人と知り合いなのかしら?」
セイヤ「ん?あぁ…まぁな…」
フラン「もしかしてお友達?でも年の差結構あるよね…霖之助と同じ位?」
セイヤ「霖之助さんより年上だ…そうだよな?金閣、銀閣…」
金閣「おう……それよりも嬢ちゃん達…」クルンっ…
レミリア「何かしら?」
金閣「この男と居て…幸せか?」
レミリア「えぇ…とても幸せよ。私が愛する、世界でたった1人の男性だもの、一緒に居て不幸な訳、無いじゃない…」ふふ…
フラン「私も私も〜❤︎セイヤと一緒に居るとね、胸がきゅっとなって気持ち良いんだ〜❤︎こうやってセイヤにギュッてしてると、もっときゅっとするんだよ❤︎」ギュゥッ❤︎
金閣「……そうか、悪かったな…変な事聞いちまってよ…」クルンっ…クルンっ…
銀閣「んで?何買うんだ?まさか彼女を自慢しに来た訳じゃねぇよな?」ジュージュー…
セイヤ「んな訳無ぇだろ…たこ焼き4つ、後焼きそば2つ…」
銀閣「…あいよっとぉ」ジュージュー…ジャッ!ジャッ!
レミリア「セイヤ、貴方今…///彼女って所を否定しなかったわね?///」ギュゥッ❤︎
フラン「遂に私とお姉様を彼女にしてくれるんだね❤︎お祭りの後は紅魔館で、セイヤとお姉様と私とで3Pコース決定だよ❤︎」ギュゥッ❤︎
セイヤ「ほれ、2200円丁度…先に渡して置くぞ?」
金閣・銀閣「はい毎度ありぃっ!!」
レミリア・フラン「「う〜…」」しょぼ〜ん…
☆たこ焼きと焼きそばが出来上がった様です☆
金閣「ほらよ…熱いから気を付けろよ?お嬢様方…」つたこ焼き入りの袋
レミリア「ありがとう。味の保証は出来るのかしら?」受け取る…
銀閣「誰に向かって言ってんだ!たこ焼きと焼きそばに関しちゃあ!この金銀兄弟の右に出る露店は無ぇんだよ!」つ焼きそば入りの袋
フラン「凄い自信だねぇ♪食べるの楽しみ〜♪」受け取る…
セイヤ「それじゃあ金閣、銀閣……またな…」
金閣・銀閣「「……おう!」」ニカッ
スタスタスタスタスタスタ
「それにしてもセイヤ…どうしてたこ焼きを4つも買ったりしたのよ…」スタスタ
「いや…美味そうだったからつい…」スタスタ
「焼きそばまで買っちゃって…でもお姉様と私があ〜んしてあげるねっ❤︎」スタスタ
「あ、あぁ…///」スタスタ
金閣「……殺し屋から足洗って…本当に良かったな…銀閣…」
銀閣「全くもってその通りだ…あの野郎に出会えて、本当に良かったぜ…」
「すいませぇ〜ん…たこ焼きと焼きそば1つずつ〜…」
金閣・銀閣「「あいよっ!!」」
〜射的の屋台〜
鈴仙「よーしっ!今年は絶対セイヤに勝ってみせるよっ!」チャキッ☆
セイヤ「ふっ…この2次元の狙撃手に、撃ち落とせぬ景品など…あんまり無いッ!!」チャキッ☆
妖夢「それ私の台詞ですよー!勝手に取らないで下さい!!」チャキッ☆
咲夜「お嬢様と妹様の為に、駄菓子を大量に撃ち落として差し上げましょう…」チャキッ☆
てゐ「私も狙撃は得意だからねぇ〜♪遠慮なく…いかせて貰うよっ!!」チャキッ☆
射的屋の親父『ヤバい…この子達ガチや…』汗タラリ…
リリカ「皆頑張れーっ!景品全部掻っ攫う気持ちで頑張れーっ!」
小悪魔「実際そうなりそうだから笑えませんね…」
輝夜「誰もセイヤの言った2次元の狙撃手って所にはツッコマないのね…」何よ2次元の狙撃手って…
〜金魚掬いの屋台〜
早苗「レミリアさん…金魚掬いが大層お得意だそうですね…」
レミリア「ぅ…そ、そうね…100匹は余裕よ…」
早苗「ならば勝負ですっ!負けた方はセイヤさんから身を引く!この条件での勝負はどうですか?」
レミリア「う〜…わ、分かったわよ…もしも負けたら、私は大人しくセイヤから身を引くわ…」
早苗「では…」スッ…
レミリア「いざ尋常に…」スッ…
レミリア・早苗「「勝負ッ!!」」バッ!
諏訪子「おぉ〜♪取れた取れたぁ〜♪」
セイヤ「諏訪子、お前金魚掬い滅茶苦茶得意だな…」それで5匹目だぞ?
神奈子「私と諏訪子は昔から金魚掬いが得意なのよ♪早苗は全然駄目だけど、何故か毎年自信満々で金魚掬いするのよね…」パシャっ☆
パチュリー「それはレミィも全く同じよ…金魚を掬う前に、金魚を救う事から始めなさいと何度も言っているのに…」パシャっ…
美鈴「お嬢様は基本、セイヤの言う事しか聞きませんからねぇ…」金魚掬いに関しては何を言っても無駄ですけど…
天子「あちゃ〜…破れちゃったよ…」破れたすくい枠を覗く…
こころ「金魚掬い…簡単そうに見えて…実はとても奥が深い…」(狐)
衣玖「確かに…こころの言う通りですね…金魚掬い、中々奥が深いです…」嗚呼…破れちゃいました…
パシャっ…
レミリア「う〜…駄目だわ…全然掬えない…」
パシャっ…
早苗「ぐぬぬっ…中々やりますね…金魚さんは…」
〜千本つり屋台〜
レミリア「セイヤ…///ありがとう…///この金魚さん、大切に飼う事にするわ…///」金魚眺める…
早苗「私も…///大切に育てますね…///」金魚眺める…
セイヤ「祭りの金魚は、基本長生きしないからな…去年の祭りでもレミリアに金魚あげたが、結局4ヶ月で御臨終したし…」
レミリア「そうね…あの時は朝まで泣いたわ…」折角セイヤから貰った金魚さんだったのに…
セイヤ『金魚に其処まで愛情注がんでも…』
早苗『結局勝負は引き分け…残念です…』はぁ…
魔理沙「おーいっ!話はその位にして、セイヤ達もくじ引けーっ!」
セイヤ「へいへい…」スタスタ
四季映姫「普段の行いが良い私なら、きっとゲーム機などが当たるに違いません!」グイッ!
キーホルダー「やぁ♪」
四季映姫「」白目
小町「映姫様は普段の行いが宜しくないみたいですね…」ニヤニヤ
霊夢「金券は景品にはないのね…ショボい屋台ねぇ…」
幽々子「千本つりに金券なんて普通置いてないと思うわ〜…」
てゐ「私の幸運は世界1ーっ!!」グイッ!
PSvit◯「おめでとう♪」
てゐ「おっしゃーっ!!」ガッツポっ☆
千本つりの親父「っ!!!?」
妹紅「うわぁ〜…てゐは相変わらず凄い強運ね…」羨ましい…
セイヤ「妹紅に完全同意だな……さて、俺はどうなのかなぁ〜…」クイッ…
指輪「…」キラリンっ☆
セイヤ「はぁ〜…?指輪〜…?」
千本つりの親父「おっ!それは大当たりだよ?兄ちゃん!」
セイヤ「いや…大当たりって…俺男なんですけど…」
千本つりの親父「そんなもん見りゃ分かるっての!その指輪はな、好きな相手に渡すと、永遠に一緒に居られる〜…なんて言われてる凄ぇ指輪なんだぜ?」
セイヤ「何でそんな指輪が千本つりの景品に並んでんだよ…」
千本つりの親父「俺もそれを愛する女に渡した……でも…キモいって言われて振られちまったんだよぉっ!!」地面ドンッ!!
セイヤ「いや最悪だなこの指輪っ!?縁起悪いわっ!ていうかそもそも、受け取って貰えなきゃ永遠も糞もねぇじゃねぇかよっ!!」
千本つりの親父「その通りだ…」キリッ…
セイヤ「いやその通りだじゃないだろ…はぁ…ハズレ引かされたな…俺…」
千本つりの親父「で?兄ちゃん…その指輪、誰に渡すんだい?」
セイヤ「どういう意味だよ…」
千本つりの親父「いや…兄ちゃんの後ろに居る子達の誰に渡すのかなぁと…ていうか兄ちゃんの彼女は誰?」沢山居るんだけど…
セイヤ「こんな指輪貰って嬉しがる奴居ないだろ…況してや俺みたい奴から…」クル…
全員「///」ジーーーーーー…
セイヤ「ん?どうしたんだ?くじ引かないなら次行くぞ…」スタスタ
霊夢「ちょ、ちょっと待ちなさい…///」ガシッ!
セイヤ「な、何だよ…何か食べたい物でもあるのか?」ピタ…
美鈴「い、いやぁ…///別に食べたい物は無いんですけどぉ…///」
セイヤ「は?じゃあどうしたんだ?」
諏訪子「そ、その指輪…///誰にあげるのもかなぁと…///」
セイヤ「紫さんか藍さん辺り?」
霊夢「そ、それなら…///私が貰ってあげるわよ…///感謝しなさいよね!///」左手を出す…
魔理沙「あっ!///ず、ズルいぜ霊夢!///セイヤ!///私が貰ってやるから!///ほら!///」左手を出す!
咲夜「そ、その…///セイヤ…///私にその指輪…///譲って頂けませんか…?///」左手を出す…
レミリア「セイヤ…///その指輪、愛の証として、私に受け取らせてちょうだい…///私を愛しているという、貴方の気持ちを…///」左手を出す…
フラン「ねぇセイヤ…///私をお嫁さんに貰って…?///まだ結婚は出来ないけどさ…///セイヤのモノだっていう証…///私、欲しいな…///」左手を出す…
アリス「ま、まぁ仕方ないよね…?///セイヤは男の子だし…///要らないなら私が貰ってあげるよ…///ほら、早く頂戴…///」左手を出す…
早苗「そ、そのぉ…///わ、私…///その指輪が欲しいです…///出来れば…///この左手の…///くく、薬指に…///は、嵌めて下さい…///」左手を出す…
千本つりの親父「……だとよ?どうする?兄ちゃん…」ニヤニヤ
セイヤ「」白目
妖夢「わ、私も欲しいですっ!///セイヤっ!///是非とも私の左手薬指に、その指輪を嵌めて下さいっ!///」左手を出す!
さとり「セイヤ…///あ、貴方の気持ちは分かるけど…///やっぱり、愛しているという気持ちを、形にする事は重要よね…?///」左手を出す…
こいし「せせ、せ、セイヤしゃんっ!///わ、わわ、私とっ…///け、結婚を前提にっ…///お付き合いして下しゃいっ!!///」左手を出す!!
セイヤ「こいしちゃん今何て言ったッ!!?」今物凄い事言ったよね!?
ギュッ❤︎
天子「ほらほらぁ〜❤︎この天子ちゃんの左手薬指に、その指輪嵌めちゃいなよっ❤︎もしも指輪を嵌めてくれたら、特別に私の事…ハメてもいいよっ❤︎」ぎゅぅぅっ❤︎
フラン「むーっ!セイヤがハメるのは私だけだよっ!天子は駄目っ!ぜーったい駄目ーっ!!」天子の腕ガシッ!
天子「うるさいよロリ体型っ!」
フラン「天子も私とあんまり体型変わんないじゃん!だから天子もロリ体型だよっ!」
セイヤ「往来で馬鹿な事叫ぶな馬鹿共っ!!」
ルーミア「馬鹿は酷いのかーっ!いいからさっさとその指輪を寄越せなのかーっ!!」グイッ!
パチュリー「その指輪をくれるのならば、私が所有している秘蔵の本を貸してあげるわっ!///だからその指輪を私に頂戴っ!///」むきゅむきゅー!
四季映姫「セイヤ…///貴方が持っているその指輪を私に渡せば…///きっと貴方が犯してきた罪総てが、洗い流される事でしょう…///さ、私にその指輪を渡して下さい…///」左手を出す…
セイヤ「指輪を映姫に渡すだけで洗い流される罪かぁ…俺は今まで、軽い罪しか犯して来なかったんだなぁ…良かった良かったぁ…」
幽香「その指輪を私に渡して…///真の主従関係を築き上げましょうか…///セイヤ君…///」左手を出す…
衣玖「わ、私もセイヤ君と…///ずっと一緒に居たいですから…///だから、その誓いの証に…///ずっと私と一緒にいるという、誓いの証を…///」左手を出す…
幽々子「妖夢と私を、末永く宜しくお願いするわ〜❤︎」左手を出す…
文「これぞ修羅場…!圧倒的修羅場…!!」パシャ☆パシャ☆
セイヤ「文っ!この状況を楽しんで無いで事態の収拾付けるの手伝え!!」
文「御断りしますっ!これはセイヤさん自らの甲斐性が無い所為で起きた事態ですっ!自分の手で解決して下さいっ!!」パシャ☆パシャ☆
セイヤ「無茶な事言うなっ!こう一斉にワラワラ来られても対処仕切れねぇよっ!!」
鈴仙「ま、まぁ取り敢えずさ…///私の左手薬指にその指輪を嵌めちゃえば万事解決だよ…///事態も丸く収まる筈だから…///はい、指輪嵌めて…///」左手を出す…
こころ「違う…!セイヤに指輪を嵌めて貰って…!尚且つ将来セイヤの伴侶として付き添うのは…!この私…!!」左手を出す…(般若)
輝夜「ち、違うわよ…///私みたいな大和撫子こそ、セイヤの伴侶に相応しい筈よ…///だからセイヤ…///私の左手薬指に…///その指輪を…///」左手を出す…
セイヤ「誰か俺を助けてくれぇぇぇぇっ!!」もう嫌だこの状況!!
☆☆☆10分後★★★
セイヤ「よ、よーし…OK分かった落ち着こう…」両手を前に出しながら後退り…
全員「…」ジリジリ…
セイヤ「ジリジリ近付いて来るなっ!!…お、お前達の気持ちはよーっく分かったつもりだ…だから落ち着こう…な?」後退り…
空「ほぉほぉ…それで?セイヤは一体誰の左手薬指に指輪を嵌めるのかな?かな?」ジリジリ…
セイヤ「何処の鉈女だっ!!…ていうか、何故に左手薬指?それ結婚指輪を嵌める所だぞ?」後退り…
燐『鈍感男がッ…!どうして気付かないの!?好い加減気付こうよっ!!皆の気持ちに気付いて誰を彼女にするのか決めようよっ!!』ジリジリ…
小悪魔「さぁ!セイヤさん!誰にその指輪を嵌めるのか!キチンと此処で決めて下さいっ!!」ビシッ!
セイヤ「……良いだろう。ならば刮目せよ!!我が指力!!」指輪を前に出す!
全員「指力…?」(猿)
セイヤ「ぐぬぬぬぬッ…!!はぁッ!!」グニィッ!!!!
チルノ「な、ななな…何だってぇっ!?」
リリカ「金属の指輪を…」
メルラン「指の力で曲げちゃったよ…」
神奈子「普通に凄いわね…ていうか、セイヤが人間離れし過ぎて驚きを禁じ得ないわ…」
セイヤ『指超痛ぇ〜…曲げる時にミシミシって言ったよ…指の関節おかしくなるかと思った…』
魔理沙「って!何で指輪曲げちゃうんだぜー!折角色々ハッキリさせる好機だったのに!!」ぷんぷんっ!
霊夢「そうよ!何も駄目にする事無いじゃない!もーっ!あんたってホント馬鹿ねーっ!」ぷんぷんっ!
セイヤ「指輪1つで喧嘩…というか、言い争いするお前達が悪い…ほら、さっさと次行くぞ?紫さん達とも合流しなくちゃならないんだからな…」スタスタ
咲夜『誰の所為で言い争いをしていると思ってるんですか……はぁ〜…折角の好機だったというのに…』トボトボ…
アリス『別に指輪じゃ無くても良いんだけどさ…セイヤがくれる物なら何でも…そういう女の子の気持ち、全然分かってくれてないなぁ…』トボトボ…
〜祭り会場(とある場所)〜
紫「あら、漸く来たわね〜…どう?お祭りは楽しめてる?」
セイヤ「まぁそこそこ…相変わらず賑やかだって事くらいしか実感しませんけどね…」ポムっ!ポムっ!
霖之助「それはヨーヨーかい?中々綺麗な色合いをしたヨーヨーだね」
セイヤ「ですよね?色合いが気に入ったんで凝視してたら、美鈴が釣ってくれたんですよ」ポムっ!ポムっ!
藍「それは良かったですね……美鈴ちゃんも、セイヤ君にプレゼント出来て嬉しいですか…?」ヒソっ…
美鈴「えぇっ!?///…は、はい…///まぁ…///」カァっ…
「あ、セイヤじゃない。今晩は…久し振りね、元気にしてた?」
セイヤ「今晩は橙さん、お久し振りです。橙さんこそ元気にしてましたか?自分は相変わらずですよ」ははは…
橙「本当に…相変わらず女の子侍らせてるみたいね…」ボソ…
セイヤ「?…何か言いましたか?」
橙「いや…何も。私も相変わらず元気よ。まぁまだ1人暮らしにはなれないけど…」
セイヤ「女性の1人暮らしは、何かと危険が伴いますからね…橙さんは綺麗な人ですし、ストーカーなんかに付き纏われない様、今後も十分注意して下さい」ニコ
橙「ぅ…///あ、ありがとう…///心配してくれて…///『こういう発言する所も相変わらずね…///全く…///』」ドキっ☆
セイヤ「いえ、心配するのは当然の事ですから…」ははは…
萃香「おーいっ!私への挨拶がまだだぞーっ!」ヒック…
セイヤ「す、萃香先s…萃香さんも今晩は。随分と出来上がってますね…まだ花火始まっていませんよ?」
永琳「萃香ったら、セイヤ君達が来るの遅いからって不貞腐れて…焼け酒してた所だったのよ…」
セイヤ「あ、永琳先生…今晩は…」
永琳「今晩は、セイヤ君。セイヤ君も大変だったでしょう?姫様達に振り回されて」
セイヤ「え、えぇ…まぁ…ですが、振り回されるのは慣れていますし、何より…彼奴らと居るのが、楽しいですから…」チラ…
鈴仙「ちょっと輝夜!それ私の焼き鳥だよー!?どうして食べちゃうのーっ!?」
輝夜「あら?そうだったの?ごめんなさいね…」モグモグ…
鈴仙「もっと誠意を持って謝ってよ!全然反省してないでしょ!?」
霊夢「あーもーっ!うるっさいわねぇっ!焼き鳥1つで騒ぐんじゃないわよ鈴仙っ!…あっ!ちょっとアリスっ!それ私の大判焼きよっ!?」
アリス「霊夢も騒いでるじゃん…」モグっ…
四季映姫「やっぱり大判焼きはクリーム1択ですよね♪このトロっとした甘いクリームが堪りませんよ♪」モグモグ…
早苗「私は鶯派ですね♪割った時に見えるこの緑の餡が食欲を唆ります♪」モグモグ…
霊夢「クリームも鶯も邪道よっ!大判焼きは普通の餡子が1番美味しいのよ!異論は認めないわよーっ!!」
セイヤ「何故に大判焼きで彼処まで必死になれるんだ…霊夢の奴…」はぁ…
永琳『セイヤ君も段々自分の気持ちを押し出す様になって来たみたいね。1年生の時に比べて本当に…優しく、強く、逞しくなったわ…』ふふ…
「セイヤ…///ちょっと、セイヤ…///」ツンツン…
セイヤ「あぁ、さとりか…どうしたんだ?」
さとり「どうしたんだ?じゃないわよ…///お祭りの時に2人きりで回る時間を作ってくれるって約束したじゃない…///」楽しみにしてたのに…
セイヤ「別に忘れてる訳じゃないぞ?中々抜け出す切っ掛けが見付からなくて困ってたんだ……なら、今から2人で抜け出すか…」スクッ…
さとり「え…///」ドキッ…
セイヤ「まだ花火が始まるまで時間があるしな……なぁ霊夢、俺とさとりはちょっと買う物あって抜けるが、何か買って来て欲しい物あるか?」
霊夢「なら大判焼き大量に買って来なさい!数はあんたに任せるけど、餡子は多目にね?」
セイヤ「了解…他には?」
鈴仙「焼き鳥各種と牛串と〜…後はトロピカルジュースが飲みたいな♪」ニコ
文「あっ!私たこ焼きが食べたいです!」
妹紅「私はお好み焼きが食べたいわ」
パチュリー「あ、それなら私の分もお願いして良いかしら?」
妖夢「わ、私はアメリカンドックが食べたいです…///」
フラン「私はセイヤのフランクフr「言わせねーよっ!?」…むーーっ!!」頰プクーっ☆
萃香「セイヤ〜!お酒買って来てよお酒〜❤︎」えへへへ〜…
セイヤ「未成年にお酒買いに行かせようとしないで下さいっ!!」
レミリア「そ、それだけ買いに行くのなら…///人手が必要よね?///私も一緒に行くわ…///」
ガシッ!
レミリア「うー?」チラ…
こいし「レミリア先輩…お姉ちゃんの邪魔をしないで下さい。さっきたこ焼きを買いに行く時、譲りましたよね?」ジーーー…
レミリア「う〜…で、でも…」
こいし「めっ!ですよ…」ジーーー…
レミリア「う〜…」しょぼ〜ん…
咲夜『お嬢様には悪いですが…とても先輩とは思えませんね…』
小悪魔『普段のお嬢様なら、もっと凛々しく対応する筈なのに…これもセイヤさんの影響でしょうか…』
さとり「せ、セイヤ…///そろそろ行きましょう?///あんまり遅いと花火が始まっちゃうわ…///」袖クイっ…
セイヤ「ん?あぁ…それじゃあちょっと行ってくるわ…」スタスタ
〜お祭り会場(ベンチ)〜
セイヤ「なぁ…さとり…」
さとり「何…///」
セイヤ「戻らないのか…?」
さとり「まだ時間があるから…///もう少しこのまま休みましょう…?///」
セイヤ「そうか……なぁ…さとり…」
さとり「何…///」
セイヤ「何故俺の膝の上に乗ってるんだ…?」
さとり「た、偶には…///素直な気持ちになりたいって思ったから…///」ちょこんっ☆
セイヤ「『素直な気持ちにって…どういう意味だ?』まぁ…さとりが良いなら…俺は別に構わないがな…」
さとり「そ、その…///頭を…///撫でて欲しいわ…///」モジモジっ…
セイヤ「こ、こうか…?」なでなで…
さとり「んっ❤︎…も、もっと撫で撫でして…///『セイヤの撫で撫で…///心地良いわ…///』」左腕ギュッ❤︎
セイヤ「は、はい…///『顔は見えないが…///仕草と声が可愛い…///』」なでなで…
さとり「そ、その…///セイヤ…///貴方の気持ちは分かるわ…///で、でも…///気持ちを言葉や行動で示すのは…///大事な事よね…?///」
セイヤ「ん?あ、あぁ…確かに、気持ちを言葉や行動で示すのは…大事な事だな…」なでなで…
さとり「な、ならば…///貴方の気持ちを…///今、言葉や行動で示して下さい…///」
セイヤ「『何故急に敬語…?』いや…現在進行形で行動では示してるだろ…」頭撫でてるし…
さとり「……貴方の気持ちは、私の頭を撫でる程度のものなんですね…」ムスっ…
セイヤ「『顔見えないが…口調からして怒ってる?ていうかムスっとしてる?』な、何だ?不服なのか?」
さとり「不服です…」ムス〜っ…
セイヤ「俺みたいな男に撫でられて嫌がらないのがおかしいのに…これ以上何をしろって言うんだよ…」
さとり「………しいです///」
セイヤ「?…今何て言ったんだ?」
さとり「キス…///して欲しいです…///」
セイヤ「ッ!!!??」
さとり「私も…セイヤの事が好きです。私を虐める人達から庇ってくれた…私が乱暴されそうな時に助けてくれた…あの日から…」グルンっ…
セイヤ「さ、さとり…それ…本当なのか…?」
ギュゥゥッ…!
さとり「……はい…///ずっと、貴方の事だけを見詰めていました…///どんな時も…貴方の事だけを考えていました…///」擦りっ❤︎
セイヤ「じょ、冗談じゃ…ない…のか…?」
さとり「こんな大事な事を…///冗談で言ったりなんてしませんよ…///」モジモジ…
セイヤ『さとりが俺を好き…?しかも告白内容聞いた感じだと、俺と出会って然程時間が経ってからって訳じゃ無さそうだぞ…?』
さとり「ど、どうしたんですか…///は、早くキスして下さい…///」ドキドキ…
セイヤ「ま、待て待て…さとりが俺を好きだって事は分かった…で、でもな?キスは駄目だろキスは…付き合ってる訳でも無いのに…」
さとり「……そんな事、言ってしまって良いんですか?」
セイヤ「ど、どういう意味だよ…」
さとり「私が気付かないとでも?レミリアともフランとも…付き合っていない癖に、舌を絡ませ合う濃厚なキスをしている事…知ってるんですよ?」
セイヤ「」白目
さとり「他にも咲夜や妖夢、天子にまでする始末…貴方は節操無しだったのだと、実感させられました…」
セイヤ「え…?い、いつから気付いてたんだ…?それ…」
さとり「貴方は心を読まれない様に出来ても…他の皆はそんな器用な事、強く意識しないと出来ませんからね…」
セイヤ「そ、そうですか…///」超恥ずい…
さとり「因みにレミリアもフランも、貴方の子供を身籠る満々なので…今後は夜這いに十分注意して下さいね?」
セイヤ「いや俺にどう注意しろとッ!!?」
さとり「……貴方が私達を均等に愛しているという事は分かります…それが貴方の優しさ…私達はきっと、貴方のそういう優しい心に、行動に惹かれたんです…」
セイヤ「さ、さとり…?」
さとり「でも、そういう無作為な優しさは…時として、他人を傷付ける刃となる事もあります…私は今まで、言葉の刃に…心を傷付けられてきました…」
セイヤ「…」
さとり「小学校の時も、中学校の時も、生きた心地がしなかった…唯一の拠り所は、家族の居る…両親とこいしの居る家だけ…」
セイヤ「さとり…」
さとり「ずっと分からなかった…何で私に、こんな変な能力があるのか…他人の心を覗くなんて卑しい事、私はしたくない…それなのに…」
セイヤ「……もういい」
さとり「中学の時も虐められ続けて…高校では心機一転して、楽しい学校生活を送ろうって決めたのに…また…私は虐められた…」
セイヤ「さとり…!もういい…!それ以上、何も言わなくていい…!!」ギュッ!
さとり「あの地獄の様な日々からっ…!貴方は私を救ってくれたっ…!ずっと、この忌まわしい能力の所為でっ…!周りから疎まれて来たのにっ…!貴方はそんな私の事を、好きだって言ってくれたっ…!それが堪らなく嬉しかったっ…!私も…貴方の事が……セイヤの事が…ずっと好きだった!」ギュッ!!
セイヤ「さとり…俺は、別に特別な事をしたつもりはない…俺も中学の時は虐められた経験がある…だから…」なでなで…
さとり「虐められた経験があるのなら…普通の人は、余計に関わり合いにならないと思いますけどね…」ギュッ…
セイヤ「?」なでなで…
さとり「もう虐められたく無い…庇えば今度は自分が虐められる……普通の人はこう思う筈です。それなのに貴方は…私を庇って助けてくれた…」
セイヤ「……当然の事だろ…周りがおかしいだけだ…」
さとり「それなら、その当然の事をする人達に、私は今まで出会って来なかったって事ね……もっと早くに、セイヤに出会っていれば…どんなに良かったか…」
セイヤ「心配するな…これからも、俺がさとりを護ってやる…だからさとりは、他の奴等と笑っててくれ…」なでなで…
さとり「ありがとう…///セイヤ…///」ドキドキ…
セイヤ「さて、そろそろ戻るか…」
さとり「キス…またして貰ってません…」ジトッ…
セイヤ「ぐッ……お、俺なんかとキスをして…どうするんだよ…」
さとり「愛を確かめ合うのに、どうするもこうするもありません…///私はセイヤとキスをしたい…///それだけです…///」
セイヤ「……さとり…」スッ…
チュッ…
さとり「んんっ…///……はぁ…///はぁ…///」ポケェ〜…
セイヤ「はは、惚けた顔も可愛いな…さとりは…」なでっ…
さとり「も、もっと…///今度は、舌を絡ませた…///深いキスを…///」チュッ❤︎
セイヤ「んっ……ちゅっ…ちゅるっ…レロっ…」ギュッ…
さとり『セイヤの考えている事が…///頭に流れ込んでくる…///気持ち良い…///もっと、セイヤを感じたい…///』チュルっ❤︎んちゅっ❤︎ジュルっ❤︎
ちゅぱっ…ツーーー…
さとり「はぁ…///はぁ…///」ポケェ〜…
セイヤ「さ、さとり…///浴衣着崩れてるぞ…///」ドキドキ…
さとり「セイヤになら…///良いですよ…?///もっとじっくり見ても…///旅行の時のお風呂場では、じっくり見れませんでしたよね…?///」胸チラっ❤︎
セイヤ「何やってんだっ!///ちゃんと着ろっ!!///」
さとり「…私の胸は、見る価値も無いという事ですね…」ムスっ…
セイヤ「……ち、違う…///」
さとり「ならば、キチンと理由を言って下さい…折角私から誘っているというのに…」ムッスーっ…
セイヤ「こ、こんな所で肌露出して…他の奴等に見られたらどうするんだ……他の奴等に、さとりの肌…見せたくないんだよ…」フイっ…
さとり「っ///」ボフンッ☆
セイヤ「ほ、ほらっ…///そろそろマジで戻らないと、彼奴らに怒られるぞ…///」ヒョイっ…
さとり「ひゃっ///『お、お姫様抱っこ❤︎』」
セイヤ「……さとり、こんな俺の事を…好きになってくれて、ありがとな…」チュッ❤︎
さとり「んっ❤︎……は、はいぃ〜///『私の…///黒馬の王子様…///』」プシュ〜☆
〜祭り会場(とある場所)〜
セイヤ「わ、悪いっ…遅れたっ…」タッタッタッ…
霊夢「おっそいわねぇっ!もう花火が始まっちゃうじゃない!あんたもさとりも何やってんのよ!!」
さとり「か、買い出しの途中で…私が不良に絡まれて…セイヤは私を庇って不良と喧嘩を…」
魔理沙「またかー…ヤンキー共も馬鹿だよなぁ…セイヤに勝てる訳ないのに…」
メルラン「セイヤはパッと見ヒョロイから、弱っちく見えるんじゃないの?」
チルノ「確かにパッと見弱そうだよね!パッと見はさっ!」
空「でもキレると、めっちゃっめっちゃ怖いけどね…」蘇るあの悪夢の様な光景…
「これより、幻想祭花火大会を開催します…」
天子「待ってましたーっ!!」
萃香「花火見酒は美味しいんだよねぇ…」ヒック…
霖之助「花火を観る前から酔っているのに、何を言い出すんだい…萃香…」
永琳「こんな事いつもの事でしょう?」
ヒューーーーーーーーーーンっ…
ドーーーーンッ!!
全員(セイヤ以外)「おぉ〜♪」
セイヤ「…」トロピカルジュースチューっ…
「セイヤく〜ん♪ちょっと隣、良いかしら〜?」ヒョコっ…
セイヤ「あ、幽々子先輩…構いませんよ?」
幽々子「それじゃあ失礼してっ♪」スト…
パチュリー「わ、わわ、私も…///お邪魔して良いかしら…?///」
衣玖「わ、私も良いですか?///」
幽香「わ、私も仲間に…///」
セイヤ「え、えぇ…どうぞ…」
ズリズリ…ピトっ…
セイヤ「あの…何故3人して俺にくっ付かってるんですか?」チュー…
パチュリー「こ、細かい事を気にする男は女の子に嫌われるわよ?///」ピトーっ❤︎
衣玖「そ、そうですよ…///男の人は、多少の事で動揺していてはいけませんよ…///」ピトーっ❤︎
幽香「男の人は、心も体も大きな人じゃなければいけないものね…///」ピトーっ❤︎
幽々子「3人の言う通りよ〜♪そんなんじゃ妖夢のお婿さんにはなれないわよ?セイヤ君っ♪」ギュッ❤︎
セイヤ「んんっ?幽々子先輩…今妖夢の何て言いました?」
幽々子「何でもないわ〜♪」ニコ〜☆
さとり『私が告白をして…キスをしたにも関わらず、もう既に女の子に囲まれているわね…』ぐぬぬっ…
ドーーーーンッ!!
パチュリー「綺麗ね…やっぱりお祭りの花火は一味も二味も違うわ…」
セイヤ「ですね…相も変わらず変な所に力を入れる町ですよね…幻想町って…」
衣玖「でも、セイヤ君もこの町が好きなのでしょう?」
セイヤ「そりゃあまぁ…一応生まれ故郷ですし……何より…」
幽々子「何より…何?」
セイヤ「この町には…先輩方が居ますから…」
パチュリー・幽々子・衣玖・幽香「「「「っ///」」」」カァっ…
幽香『花火を見上げているセイヤ君…///とても絵になるわね…///』
セイヤ「先輩方が何を言いたいのか…大体の察しはつきます……私達の高校最後の夏祭りだから、とか何とか考えてるんですよね?」
パチュリー「っ……えぇ、その通りよ…」
セイヤ「幽々子先輩には体育祭の時に言いましたけど、自分は先輩方と離れるつもりは毛頭ありません…先輩方が良ければ、卒業した後も…変わらず付き合っていきたいと思っています…」
衣玖「セイヤ君…」
セイヤ「先輩方とは…2年間しか、共に学園生活を送れません…ですがその分…本来埋める事など出来無い1年間を、残りの学園生活で俺は、先輩方と埋めていきたいと思っています…」ニコ
幽香「あら、それは私達を口説いているという事かしら?」ふふ…
セイヤ「えっ!?///い、いえいえそんなっ!///先輩方を口説くなんて烏滸がましいにも程がありますよっ!!///」ワタワタっ!
幽々子「そんなに照れなくても良いじゃな〜い❤︎」ギュゥッ❤︎
パチュリー「でも、素直に嬉しいわ…///約束よ?残りの学園生活で、本来埋める事の出来無い私達時間…///埋めてみせなさい…///貴方の手で…///」ギュゥッ❤︎
セイヤ「はい…約束です………それと幽々子先輩…///胸めっちゃ当たってるんで離れてくれませんか?///」
幽々子「御断りするわ〜♪」ムニュゥっ❤︎
〜30分後〜
「これにて、幻想祭花火大会を終了します…皆様、お忘れ物のない様、十分気を付けてお帰り下さい…」
文「終わっちゃいましたね…花火大会…」
魔理沙「祭りの後って…物悲しいよな…」
咲夜「それもきっと、祭り醍醐味というものなんですよ…さ、私達も荷物を纏めて帰りましょう…」
燐「あれ?セイヤ?帰らないの?」ブルーシートくるくる…
ルナサ「ブルーシート片付けるから…」
セイヤ「……悪い、俺は暫くこうしてるから…お前達は先に帰っていいぞ…」
こころ「ど、どうして…?一緒に帰ろう…?」(姥)
セイヤ「悪いなこころ…少し余韻に浸りたいんだ…だから…な?」ニコ
霊夢「……そ、ならそのブルーシートはあんたが管理しなさいよね?」
セイヤ「あぁ、分かってるよ…」
フラン「セイヤが帰らないなら…私も残ろっかな…」
永琳「止めて置きなさい、フランちゃん。セイヤ君も偶には、1人になりたい時があるのよ…」
早苗「どうして…1人になりたいんですかね…」
霖之助「セイヤ君は、何かが終わるって事を、1番嫌う人間なんだよ。夏祭りはもう終わり、夏休みも明日で終わる…セイヤ君は、心の整理をしたいんだと思うよ…」
てゐ「悔しいけどさ…霖之助さんって、セイヤの事…よく分かってるよね…」
霖之助「僕は大人で、それにセイヤ君と同じ男だからね…昔からずっと見てきたし、その所為もあると思うけど…」はは…
鈴仙「それじゃあ…今はそっとして置いてあげよっか…」
輝夜「それが1番なのかしらね…もっと私達が、セイヤの事を分かっていれば…」
さとり「変に気に病んでいると、余計にセイヤの心に負担が掛かるわよ?だから、今はそっとして…また元気なセイヤに会えるのを待ちましょう?」
こいし「うん…お姉ちゃんの言う通りだね…」
紫「よーしっ!それじゃあ皆っ!帰るわよーっ!…ほら萃香っ!酔っ払ってないで早く酔い醒ましなさいっ!」グイッ!
萃香「うぁ〜…」フラフラ…
ぞろぞろぞろぞろ…
セイヤ「……はぁ〜…」ゴロン…
〜1時間半後〜
〜幻想町(マンション近くの道)〜
セイヤ『結局……気持ちの整理…付かなかったな…』スタスタ…
セイヤ『フランの気持ちにも…レミリアの気持ちにも…咲夜の気持ちにも…妖夢の気持ちにも…天子の気持ちにも…さとりの気持ちにも…真面に応えてやれてない…』スタスタ…
セイヤ「俺の…一体何処が好きなんだよ…優しい?…そんなの…女の子に接する男なら、当たり前だろうが…」ゲシッ…
コロンコロンっ…
セイヤ『何も望まない…見返りは求めない……その筈だった……純粋に彼奴らを護りたい…その想いで、俺は今まで頑張ってきた…その筈なのに…』スタスタ…
ピタ…
セイヤ「どうして俺は…彼奴らを、強く求めてるんだ……なぁ……答えろよ…水奈月セイヤ…」
ゲシッ…
コロンコロンっ…コロ…
セイヤ「クソっ…自問自答して答えが出れば世話ねぇな…」スタスタ…
〜セイヤ君の住むマンション(とある一室)〜
カチャカチャカチャッ…ガチャッ…
セイヤ「ただいま〜…って、誰も居る筈ねぇのに…何言ってんだ…俺は…」ガチャッ…バタン…カチ…
セイヤ『これから俺は1人…か。賑やかな後に1人になると、虚しいって言うか…淋しいって言うか…』スポっ…スポっ…ポイポイッ…
セイヤ『あー胸糞悪ぃ…スマブラのネット対戦でもやってストレス発散するか…』スタスタ…
「「「「「「「お帰りなさいっ♪セイヤっ(さんっ!)!」」」」」」」ニコ
セイヤ「あぁ、ただいま…………は?」
霊夢「遅かったわね…1時間近くもあんな所で何考えてたのよ…」
セイヤ「お、おいお前達…どうしてお前達が俺の部屋に居るんだよ…」
魔理沙「祭りの後に1人寂しく部屋でメソメソ泣くんじゃないかって心配になってなぁ〜♪」
セイヤ「………本音は?」
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「明日で夏休み終わりなのにまだ宿題全部終わってない(んだぜーーっ!!・んだよーーっ!!・んですーーっ!!)のよーーっ!!」」」」」」」
セイヤ「はぁぁぁぁっ!?お前達は何やってんだよっ!終わらせとけって言っただろうがっ!!何終わらせてないんだよ!」
霊夢「わ、私は読書感想文…」グスンっ…
早苗「私も…本は読んだんですけど…感想を文字にするのは相変わらず苦手で…」グスンっ…
レミリア「私は美術の課題が…」グスンっ…
フラン「私もぉ〜…全然上手く描けなくて…」グスンっ…
咲夜「私は自由研究と工作が…」グスンっ…
アリス「私も自由研究が…あと工作を凝り過ぎた所為で全然終わらない…」グスンっ…
セイヤ「はぁ〜……で?魔理沙は?」
魔理沙「殆ど手を付けてないZE☆」ドンッ☆
セイヤ「……ぷっ」
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「???」」」」」」」
セイヤ「ははっ…ははははっ…ははははははははっ!」
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「あ、あははははは…」」」」」」」
セイヤ「お前らは笑う暇があるなら宿題終わらせろやぁぁぁぁぁっ!!」ガァーーーッ!
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「は、はいぃぃっ!!」」」」」」」ダッ!
セイヤ「……ったく、此奴らと居ると…悩んでるのが馬鹿らしくなってくるな…」スタスタ…
こうして、高校2年の夏休みが終わった。暑い季節はまだまだ続くだろうが、この2年の夏で俺は…色々な事を学んだ。俺の身勝手な想いに、好意を寄せてくれる女性が居る…こんな甲斐性の無い俺を、愛していると言ってくれる女性が居る…こんな馬鹿な俺の傍に居たいって言ってくれる女性が居る…だから俺は、今を生きる事が出来るんだ……この関係は、これから先も変わらないのだろうか……だが、この2学期が…俺達全員の絆を試す…試練の2学期になる事を…俺達はまだ、知る由も無かった…
〜夏休みは終わりを告げる。俺達の物語は始まり続ける〜
【完】
という訳で、夏休み編が遂に終わりを告げました。今回も少し完結が遅くなってしまい申し訳御座いません。幻想学園も2学期が始まります。読者様が考えて下さったオリキャラも、2学期編での登場を予定しておりますので、今後とも、幻想学園高等学校を宜しくお願いします。
キタコレ‼
早速、理不尽な目に会わされるセイヤお疲れ様~(^-^)ゝ゛
妖夢の妄想全てセイヤに伝えに行こう!
というより行ってくる!
3さんセイヤに殺され無いように検討を祈ります。
3は大丈夫だ、多分帰って来るだろう。
フラグですね。わかります‼
絶対帰ってこいよ!
そして朝起きたら、3の遺体が居たりしてなんてオチかな~。
そしてセイヤの顔にライダーパンチ!
ぶっ飛べ!セイヤー!!
からのまたライダーパンチ
ライダーネタ乙です。
セイヤがマラソンを始めました。
そして捕まって肉を焼く、本当についていないセイヤだ。
小町ちゃんが・・・まさか?
小町ちゃんが堕とされるのも時間の問題だな。
やれやれだぜ😅
これがあのツンデレってやつか、小町もやっぱりセイヤの事を・・・。
紫せんせーまだまだ若いよ!僕はBBAなんて言いませんよ!
セイヤが羨ましい‼
ゆかりんはBBAなんかじゃない!
どこにBBAの要素があるの?
天子ドンマイ
やれやれだぜ
「歓迎するぜ」キリッ☆
ついに小町まで落ちたか…
こまっちゃんツンデレハスハス‼
主、ツンデレは好き?
最近コメントして貰っているにも関わらず、それに気付かないでただ更新のみをしている蜚蠊作者です。それと、私はツンデレよりもヤンデレの方が好きですね
ヤンデレか、あれ?何か殺気が・・・。
前にそういう話ありましたよね。
フランがセイヤをプラスチックフォークでメッタ刺しした。
紫さん!?半額だしてたんだ・・・
紫「私は宿泊代の半額を出しただけよ?1番お金が掛かる食品関係の代金は全部、セイヤ1人で出したのよね…」
セイヤ「流石に学生の身分で、そんな大金用意出来ませんからね…迷惑掛けて申し訳ありません…」
紫「別に気にしなくて良いわよ。その代わり、今後霊夢達を泣かせる様な事したら承知しないわよ?分かった?」
セイヤ「肝に銘じて置きます…」
堕ちるのか?堕ちちゃうのか?
ゆかりん‼ゆかりん‼ゆかりん‼
セイヤそこを変わってくれ‼
咲夜わんを生で見れるなら死ねる
気をつけんでいい
わんわんお出ますか?
セイヤ、あんたどんだけタヒにたいんだよ、、、
セイヤ、一緒に着替え覗きに行こうぜ。
セイヤ「覗きという行為は、男としては若干正しい…だがな、人間として間違ってる…だから俺は、絶対に覗かない…」キリッ☆
全員『根性無し…』(般若)
いいよ!一人で逝ってくる!
ヘタレボーイ
ヘタレ
あ、これはいつぞやの本抱えの刑か?
45さん、残念、トリックだよ。
まぁ、正座させられたならチルノか霊夢が落ちるかな。
久しぶりにセイヤの投球が来てくれるとは
英須何ヶ月ぶりだよ
セイヤ半端ねなー‼小傘やっと出番来たね🎵
何故夢の国の住人が此処に
セイヤ怖いなぁ😅髪飾り似合うと思うよ?
手刀で殺人現場を作れるのか。
恐ろしいな。
セイヤ「そ、そうか…変じゃなければそへで良いや…」髪飾り触る…
妖夢「わ、私だって手刀で相手を殺人現場にする位朝飯前です!」みょんすっ!
セイヤ「洒落にならないから止めとけ、妖夢。警察に捕まるぞ?」
妖夢「それならセイヤがまず先に捕まりますね…」
セイヤ「あれは正当防衛だから問題無いの…」
妖夢『過剰防衛の様な気が…』
誤字ったので連投…
セイヤ「そ、そうか…変じゃなければそれで良いや…」髪飾り触る…
妖夢「わ、私だって手刀で相手を殺人現場にする位朝飯前です!」みょんすっ!
セイヤ「洒落にならないから止めとけ、妖夢。警察に捕まるぞ?」
妖夢「それならセイヤがまず先に捕まりますね…」
セイヤ「あれは正当防衛だから問題無いの…」
妖夢『過剰防衛の様な気が…』
死んでないからセーフだろ。・・・多分。
捕まったら、また血の雨か・・・。
金髪男の運命やいかに。
被害者がさらに増えてしまった。
結果どっちが勝つんだ?金魚すくい。
てゐ、恐ろしい子‼︎
まーた修羅場かー。(・_・;
鈍感ヘタレの底辺クズやろーなのかー
さとりさん貴方はさ随分な事を言いますね?
魔理沙よ、宿題は計画的にしなきゃ
これからもセイヤには頑張ってもらわないと!
残響さん! これからも面白い作品期待しています!
相変わらず幼馴染を無視しまくる人ですね。クズ(セイヤ)は、いい加減に反省してもらいたいです。
P.S.今度、幼馴染を無視したらこの世から消します。覚悟してくださいね。