提督「パーティーか」
初投稿
提督と隼鷹さんが主役のため
他の艦娘はほぼ登場しません。
気が向けば追記します
8月29日
後日談追加
9月16日
短編追加
イベント終了後の本営主催による
パーティーに招待された
提督・・・若いが有能、甲勲章を獲得
隼鷹・・・初期艦以外では最古参で練度が一番高い
このSS内でのイベント難易度は実際の艦これの
イベント難易度と関係ありません。
とある鎮守府
大淀「提督、本部からお知らせが来てますよ」
提督「ふむ…作戦終了につきパーティーを開くか」
大淀「あら…気をつけて行ってきてください
その若さで勲章を獲得していると
敵も増えますからね」
提督「あぁ全くだよ
敵なんて深海棲艦だけで十分だ
だか仕方ないが行くしかあるまい
幸いにも1人同行者を連れて来いとある」
大淀「誰になさいますか?」
提督「そうだな…
軍のパーティーにも気後れせず出れて
なおかつ品格があるものか…」
大淀「それなら比叡さんですか?」
提督「比叡なら御召艦経験もあるし大丈夫だろうな
しかし他の提督も艦娘を連れてくるとしたら
似たような考えになり比叡や熊野を選ぶだろ
会場のいたるところに比叡や熊野
ばっかりとかちょっとな…」
大淀「なるほど…
では誰にするんですか?」
提督「それはもう決めてある」
???「失礼します」ガチャ
提督「おっ来たか」
???「何か用かい提督?」
提督「あぁお前に軍主催の
パーティーに参加して欲しいんだ」
???「パーティーか
たまにはシャンパンの悪かないねぇ」
提督「飲んでもいいが飲まれるなよ隼鷹」
隼鷹「それぐらいわかってるって~」
提督「一応聞くがパーティーマナー
ぐらいは心得てるよな?」
隼鷹「あり前じゃない
戦時改造を前提に建造した豪華客船、橿原丸を
甘く見ないで欲しいねぇ」
提督「期待してるよ」
パーティー当日
隼鷹「どう提督似合う?」
提督「あぁ…よく似合ってる綺麗だ」
隼鷹「なぁー意外とイケてるだろ〜」
提督「流石お嬢様だな」
隼鷹「惚れてもいいんだぜぇ〜提督」
提督「とっくに惚れてるさ」
隼鷹「えっ…?///」
提督「さてお喋りはここまでだ
そろそろ会場に着くぞ」
会場にて
ワイワイガヤガヤ ヒエー
熟練提督「提督君、今回の作戦は良くやってくれたよ
おかけで深海棲艦の猛攻が凌げた」
提督「ハッ!ありがとうございます
ですが私の戦果ではなくこの隼鷹を始めとする
艦娘の力があってこそです」
隼鷹「お初にお目にかかります
商船改装空母隼鷹です」
熟練提督「これはこれは
他の提督は比叡や熊野、加賀を連れてるが
君は隼鷹を連れてきたのか」
提督「はい初期艦以外で初めての艦娘ですし
なにより先輩の方々と同じ艦娘を
連れてくるのは気が引けてしまって」
熟練提督「ハハハなるほど」
夕立「熟練提督あっちで呼ばれてるっぽい」
熟練提督「おぉそうかそうか
では提督君今度も戦果を期待してるよ」
提督「ハイ!ご期待に応えて見せましょう」
熟練提督「うむ」スタスタ
隼鷹「あっ提督シャンパンついでくれない?」
提督「あんまり飲み過ぎるなよ」
隼鷹「これぐらいじや酔わないさ」
先輩提督「ふん。
自分の主につがせるとは兵器の分際でいいご身分だな」
提督「彼女とは長い付き合いだし
このぐらいのこと気にしませんよ」
先輩提督「あんまり兵器にうつつ抜かすとその身を滅ぼすぞ。
貴様も少し褒められたぐらいで図に乗るなよ」
提督「申し訳ありません。
気を引き締めます」
先輩提督「まぁいい
あまり期待はせんがな
ここにいると酒が不味くなる、じゃあな」
隼鷹「提督さぁあんな事言われて
悔しくない訳?」
提督「あの人は別にどうでもいいさ
力のないものの嫉妬など世の常だ」
隼鷹「そうかも知れないけどさ
あまり見てていい感じはしないなぁ
ちょっと流星飛ばそうか?」
提督「やめておけ
戦果よりみんなな大切だし
お前が沈まないだけいいさ」
隼鷹「ちょっと飲みすぎじゃね?
まったく提督が飲みすぎてどうするのさ」
提督「あぁすまんな
そろそろお開きになるし帰ろうか」
隼鷹「んじゃ帰って日本酒飲みなおそうか
提督も付き合ってよね」
提督「今日だけだからな」
隼鷹「へへっ♪
ありがとう提督」
鎮守府にて
提督「飲み直すのはいいが
お前は本当に酒好きだよなぁ」
隼鷹「ん?別に好きじゃないよ?」
提督「はぁ?
いやいやお前が酒好きじゃないとか
赤城がボーキサイトと1日1食でいいとか
言ってるレベルのおかしいさだぞ!」
隼鷹「それはさすがに言い過ぎだって
まぁそれは今度話すとして今は飲もう!
こんな可愛い子と飲めるのに
無粋な話はなしにして飲もうぜ♪」
提督「可愛いって自分で言うなよ…
まぁいいか」カンパーイ!
隼鷹「……Zzzzz」
提督「酔いつぶれて寝ちまったか…
まったく襲われても知らんぞ
それにしても酒が好きじゃないか?
ふむ…気になるが話してくれるのを待つか
とりあえず布団まで連れて行ってやるか」
隼鷹「(あっ…お姫様抱っこされてる///)」
翌日司令室にて
隼鷹「あー頭痛い
提督今日の演習休んでいい?」
提督「バカ言ってないで
ササッと準備して薬飲んで行ってこい
うちで練度が1番高いお前がサボったら
示しがつかないだろ」
隼鷹「はーい」スタスタ
提督「はぁ…二日酔いするまで飲むなよ」
大淀「二日酔いするまで飲んで
パーティーは大丈夫だったんですか?」
提督「パーティーの立ち振る舞いは
問題なかったんだが
あとで飲み直すことになってな」
大淀「あぁなるほど
提督は二日酔い大丈夫ですか?」
提督「二日酔いするほど飲んでないし
そろそろ遠征組が帰ってくるし
子供の前で二日酔いしてる大人なんて
見せられないからな」
大淀「そうですね
では今日も頑張っていきましょう」
後日
隼鷹「失礼します」ガチャ
提督「どうした」
隼鷹「演習の報告に来たよ
アタシがMVPで練度99になったのさ!
これで演習は当分休みもらうぜ」
提督「ふむ…そうかおめでとう
なぁ隼鷹今晩空いてるか?」
隼鷹「んー特に予定はないよ」
提督「なら一緒に飲まないか?」
隼鷹「おっいいねぇ」
提督「ありがとう
とりあえず夜までは自由にしておけ
ヒトマルマルマルにここに来てくれ」
隼鷹「オッケー」
フタフタマルマル
コンコン
提督「入っていいぞ」
隼鷹「邪魔するよ」
提督「わざわざすまんな」
隼鷹「いいっていいって提督と
サシで飲むなんてあんまりないからね」
提督「こないだ飲んだばかりだけどな
とりあえず練度99おめでとう」カンパーイ
隼鷹「おっありがたいねぇ
そう言えば、なんでパーティーに
飛鷹じゃなくアタシを連れて行ったの?」
提督「あー飛鷹だと真面目すぎて
嫌味言われても受け流せるか心配だったし
何より連れていく奴で1番最初に
思いついたのがお前だったからな」
隼鷹「へぇ〜なるほどねぇ
そこまで想われるなんて嬉しいねぇ」
提督「いつも頭の何処かにお前がいるからな」
隼鷹「ちょっ…///
もう嬉しいけど飲み過ぎだぜ
本気にしたらどうするのさ?」
提督「本気にしてくれてもいいんだがな」
隼鷹「おー流石モテる男は違うねぇ」
提督「そんなお前だって十分魅力的だし
相手なんて選り取りみどりだろ」
隼鷹「さぁーどうだろね
今は恋愛するつもりはないからねぇ」
提督「ん?なんでだ?」
隼鷹「飛鷹や提督、他のみんなも戦って
傷ついてるのに恋愛するつもりはないさ」
提督「なるほど
1つ気になってたんだが
前に酒はあまり好きじゃないと言ってたが
それならなんで飲むんだ」
隼鷹「別に嫌いじゃないけどさぁ
酒を飲むと嫌なことを忘れれるからね」
提督「嫌なこと?」
隼鷹「あぁほらアタシって
ちゃんと最後まで戦い抜いたじゃん」
提督「あぁそうだな」
隼鷹「だからさ色んな奴が沈むのを見てた。
アタシは毎日がみんなと笑ってくらせれば
楽しくて仕方ないんだよけど不意に怖くなるんだ
みんながあの時みたいな沈んでいかないかってな
こんな幸せを失いたくない
そんな不安や嫌な思い出を
酒は忘れさせてくれるからね」
提督「そうか」ギュッ
隼鷹「ふぇっ…///」
提督「もう無理しなくていい
俺が指揮してる以上は誰も死なせない
必ず勝ってみせる
だからもう無理する必要はないんだ」
隼鷹「提督はズルイよ…
そんなの言われたら好きになっちまうじゃん
私達は兵器なんだよ人とは違うの
そんなに優しくしないでよ
沈むのが嫌で怖くなったらどうするのさ」
提督「お前達は沈ませない絶対にだ
それとも俺が信用出来ないのか?」
隼鷹「提督のことはもちろん
信用して信頼してるよけど怖いよ」
提督「大丈夫きっと上手くいく
俺を信頼しろ絶対に生還させてやるから」
隼鷹「その言葉信じるからね」
提督「あぁ信じてくれ」
隼鷹「うん…」
提督「そう言えばまだ練度99の
プレゼント渡してなかったな」
隼鷹「もう十分もらったけど
まだ何かあるの?」
提督「隼鷹。俺と結婚してくれ」
隼鷹「アタシなんかでいいの?」
提督「俺は隼鷹お前がいいんだ」ギュッ
隼鷹「あっ…///
そっ、そのふつつかものですが
よろしくお願いします」
艦!
後日談
飛鷹「提督と隼鷹の結婚を祝ってカンパーイ!」
艦娘「カンパーイ!」
提督「今夜は無礼講だ!
みんな飲んでくれ!」
隼鷹「 今日は特別な日ってことで!
いい酒を開けて、ヒャッハーしようぜ~!」
コンヤハノマセテモラウゾ!
ヤセンノジカンダー
ナカチャンノライヴハジマルヨー
テイトクハアキラメマセーン!
ハルナハダイジョウブデス!
テイトクガイッパイッポイ!
アハハヒャッハー!
パートイコウゼパートナ!
提督「・・・何かすごいことになってるな」
隼鷹「いやぁ〜煽ったのはアタシだけど
まさかここまでとは・・・」
間宮「酔った子たちに絡まれる前に
お2人とも逃げた方が・・・
ここは私と伊良湖さんと鳳翔さんで
後片付けしておきますので」
提督「本当にすみません・・・」
鳳翔「好きでやることですし
2人は幸せになってくださいね」
提督、隼鷹「はいっ!」
隼鷹「提督は今からどうするの?」
提督「流石に戻れないし酔いを覚ましたいから
風呂にでも行ってくるよ」
隼鷹「んー、わかったよ」
お風呂にて
提督「ふぅ・・・
流石に疲れたな」
ガラッ
隼鷹「失礼するよっと」
提督「えっ・・・?」
隼鷹「2人でしっぽり飲もうぜ
あぁ大丈夫、肴も持ってきてるからさ」
提督「・・・なんで入ってきた」
隼鷹「結婚したんだし
そう硬いこというなよ~
あっでも恥ずかしいからこっち見ないで
後ろ向いててね」
提督「まったく仕方ないな」
隼鷹「そうこなくっちゃ!
かぁ~背中合わせで飲むってのも
なかなか乙なものだねぇ」
提督「あぁそうだが何か恥ずかしいな」
隼鷹「ふふっアタシも恥ずかしいけど
提督の背中大きて安心するよ」
提督「なんだそりゃ」
隼鷹「ねぇ提督月が綺麗だよ」
提督「反対だから見えないんだが・・・」
隼鷹「なら隣り来るかい?」
提督「恥ずかしいんじゃなかったのか」
隼鷹「もう落ち着いたし
提督には隣にいて欲しいんだ」
提督「なら遠慮なく
あぁ確かに月が綺麗だ」
隼鷹「あぁ好きな人と2人で
月見酒ってのもいいものだねえ」
提督「お前が隣にいると
いつもより月が綺麗に見るな」
隼鷹「太陽が隣にいてくれるからね」
提督「ありがとな」
隼鷹「ねぇ提督
アタシも正規空母に負けないように
結構頑張ったんだよねぇ~」
提督「あぁ知ってるさ
そんなお前に惹かれたんだ」
隼鷹「それを分かってくれたのは提督だけさ
なぁキスしてやるよ」
提督「んっ」
隼鷹「んっ・・・///」
提督「そろそろ上がるか」
隼鷹「えっ?もう上がるの?」
提督「あぁそろそろ夜戦の時間だろ」
隼鷹「空母は夜戦しないなら
優しくリードしてくれよな」
艦!
隼鷹「んー月見酒ってのも乙だねぇ
・・・けど何か酒が不味く感じるんだよなぁ
古いわけじゃないし何でだろ?」
提督「おっ月見酒か隼鷹?」
隼鷹「あぁー提督!お疲れさん♪」
提督「俺にも一献くれないか?」
隼鷹「いいけどさぁー
何か不味いんだよねぇ」トクトク
提督「ふむ」グイッ
隼鷹「どう?」
提督「いやいつもと変わらんが?」
隼鷹「えー?じゃあ何でだろ?」
提督「とある剣豪兼陶芸家が言ってたのだが
春は夜桜、夏には星、秋には満月、冬には雪
それで酒は十分美味い。
それでも不味いなら、それは自分自身が何かに
病んでいる証だ。と言ってる人がいてな
隼鷹お前病んでないか?」
隼鷹「んーそんなことないと思うけど」
提督「ならもう一度飲んでみろ」トクトク
隼鷹「・・・そうだねぇ(ゴクッ
おっ!?普通に美味い」
提督「ん?まぁ美味いなら良かったよ」トクトク
隼鷹「しかし何でだろねぇ〜」ゴクッ
提督「さぁな」
隼鷹「提督が入れてくれたからかな」ハハッ
提督「そりゃありがたないな」
隼鷹「ありがとね♪
(提督が注いだから美味しくなった?
あぁそういうことか)
フフッ!なるほど!わかったよ!」
提督「急にどうしたんだ!?」
隼鷹「いやー、私もずいぶんと可愛くなったね」
提督「だからどうしたんだよ!」
隼鷹「不味い原因がわかったのさ
そりゃ病んでるね!病にかかってたさ」
提督「むぅ・・・ちっともわからんぞ」
隼鷹「んー知りたいのかい?」ニヤニヤ
提督「あぁ・・・」
隼鷹「んじゃ耳貸して」
提督「んっ?」
隼鷹「それはねぇ〜恋の病さ
私ってば提督がいない酒は不味く感じるぐらい
提督と飲むことに慣れてたのさ」フフッ
提督「・・・・・・よし」
隼鷹「ん?どうしたの?」
提督「夜戦するか!今夜は寝かせないからな」
隼鷹「えっ!なんでさ!」
提督「隼鷹が可愛いからさ!」
このあと滅茶苦茶夜戦した。
拙い文章でしたが
読んでくださってありがとうございました。
また気が向けば書かせて頂きます
面白かったです後日談を書いてください
ありがとうございます
ネタを考えたら
追記で書かせて頂きます
次回作楽しみです。曙メインの物を書いてください<(_ _)>
曙ですね
ちゃんと育ててないから
曖昧ですけどとりあえず改にして
ネタを考えてみます