雪風「しれぇ!雪風また生還しました!」
しれぇ!SS
久しぶりの投稿になります
構想と途中までは冬イベの時には
書き綴っていたのですが放置しており
やっと書き終えました。
大きく期間が空いたので設定などが
変わっており少し違和感があるかも知れませんがご容赦ください。
提督「お帰りなさい。戦果はどうでした?」
雪風「はい!島風さんと山城さんが
大破ですがS勝利でした!」
提督「そうですか
なら2人はバケツを使って
残りの人は明石さんと協力して
怪我を治してもらってきて下さい
その後は自由時間とします」
雪風「はい!皆さんに伝えてきます!
それでは失礼しました」バタン
提督「雪風は今回も無傷
さすがは奇跡の駆逐艦ですね
私も運が良いですが彼女には負けますね」
吹雪「初めての建造で雪風を出した
司令官も負けてませんよ」
提督「いくら私が幸運と言っても
ずっと無傷で戦場を駆け巡りれませんよ」
吹雪「それは雪風さんが凄いだけですよ」
提督「艦だった頃の名残は少なからず
艦娘に反映されるとは聞いたことありますが
ここまでとなると恐らく彼女の練度と催眠でしょうね」
吹雪「催眠ですか?」
提督「えぇ催眠、厳密には自己催眠です
彼女の強さの秘密は日々の訓練と
絶対に沈まないと言う
自信からだと私は推測してます」
吹雪「それで自己催眠との関係は?」
提督「彼女は沈まないと思うことによって
沈む恐怖が軽減され力を高めているのです
戦闘中は緊張で実力の7割も出ないと言いますが
彼女は沈まないと言う自己催眠のような状態で
実力を引き出しているのと私は思っています」
コンコン
提督「おや誰か来たようなので
お話の続きはまた今度にしましょう」
吹雪「はい」
提督「入ってください」
雪風「失礼します!
しれぇ遊びに来ました!」
提督「おやおや姉妹はいいのですか?」
雪風「皆さん忙しそうだし
雪風はしれぇと遊びたいです!」
提督「ふふっそれは嬉しいですね」ナデナデ
雪風「はぅ~幸運の女神のキスを感じちゃいます」
提督「今日も雪風さんは頑張ってくれましたし
良かったら間宮さんでパフェ食べますか?」
雪風「はい!お願いします!」
提督「では行きましょうか」
雪風「しれぇ!とっても美味しいです!」
提督「喜んでもらえて私も嬉しいですよ」
雪風「しれぇは食べないのですか?」
提督「貴女のその笑顔で十分ですよ」
雪風「しれぇ雪風は食べれませんよ?」
提督「ふふっそうですね」
雪風「しれぇ幸運のおすそ分けです
アーンしてください!」
提督「これはなかなか恥ずかしいですね」アーン
雪風「しれぇ美味しいですか?」
提督「えぇとっても美味しいですよ」
雪風「それは良かったです!」
提督「ところで誰にアーンと
教えてもらったんですか?」
雪風「不知火お姉ちゃんです!」
提督「なるほど・・・
不知火には後で執務室にくるように言っていおいて下さい」
雪風「はい!」
不知火「不知火に何か落ち度でも?」
提督「雪風にアーンを教えたの
不知火で間違いないな?」
不知火「はい」
提督「よくやった!
実にハラショーだ!」
不知火「司令官キャラ変わってますよ」
提督「元々憧れて作ったキャラだし
気にしないでください」
不知火「司令官が憧れですか?」
提督「あぁある人に憧れてね
幸い私も幸運には自信があったし
彼のような素晴らしい指揮官になりたくてね」
不知火「あぁなるほど・・・」
提督「雪風が初めての建造で出た時は
我ながら運命を感じました
まぁどうしてこんな子なんだと思いましたが」
不知火「それは不知火にもわかりません」
提督「だが1つ言えることはあります」
不知火「不知火もです」
提督、不知火「「雪風は可愛い」」
出撃!礼号作戦
提督「この礼号作戦もあと一息です!
ですが気を抜かずに最後まで誰も欠けずに
重巡棲姫を打ち破って
暁の水平線に勝利を刻みましょう!」
提督「今回も厳しい戦いになると思いますが
みんなを頼みますよ雪風」
雪風「雪風に任せて下さいしれぇ!」
提督「帰ってきたら大切なお話があるので
絶対に帰ってきて下さいね」
雪風「わかりました!雪風は沈みません!
第二艦隊所属陽炎型駆逐艦雪風!抜猫します!」
提督「・・・みなは無事だろうか」
吹雪「司令官心配しすぎですよ」
提督「しかし万が一があるし
やはり待ってるだけは心配ですね」
吹雪「みなさんなら大丈夫ですよ」
提督「もちろん彼女らを信頼してますし
私自慢の艦隊ですが、やはり戦は水物
何があるかわかりませんからね」
利根「提督!大変じゃ!」
提督「どうしましたか?」
利根「敵襲じゃ!吾輩の偵察機が敵を発見した!」
提督「敵の規模は?」
利根「かなりの大規模じゃ」
提督「うちの主力いない時を狙われましたね
北海道は陽動でしたか・・・
大淀!大本営と機動部隊に連絡を急げ!」
大淀「かしこまりました!」
足柄「さぁていよいよ重巡棲姫との決戦ね!
絶対に勝つわよ!」
雪風「そういえば提督がこの作戦が終わると
雪風に大切な話があると言ってたけどなんでしょう?」
霧島「霧島の計算によると
プロポーズじゃないでしょうか?」
雪風「しれぇが雪風にプロポーズですか!?」
足柄「あー提督アンタに優しいし練度もカンスト
ありえないことじゃないわね」
雪風「しれぇはみんなに優しいですよ?」
足柄「まぁそうなんだけどねぇ
アンタは提督のこと好きなの?」
雪風「はい!雪風はしれぇが大好きです!」
霞「あんなロリコンのどこがいいのだか」
雪風「しれぇは優しいし、凄い人です!
雪風〝は〟沈みません!けど他の人はみんなは・・・
でもしれぇはまだ誰も沈めていませんし
これからも沈ませないと約束してくれました!
そんなしれぇが雪風は大好きです!
霞さんはしれぇのこと嫌いですか?」
霞「そ、それはそうだし
嫌いなんて言ってないし」
足柄「無駄話はここまでにして
そろそろ行くわよ!」
雪風「はい!絶対に勝ちましょう!」
霞「・・・っ!ちょっと待って!
司令官から入電が入ったわ!」
提督「霞ですね。緊急事態が起こりました
雪風に代わってください」
霞「雪風!提督から緊張入電よ」
雪風「どうしましたしれぇ?」
提督「鎮守府が奇襲されました
今私達は応戦してますが状況はやや押され気味
ですが雪風達には・・・・・・ガチャ」
雪風「・・・しれぇ?しれぇ!?」
足柄「どうしたの?」
雪風「鎮守府が奇襲されたみたいです!」
足柄「大変じゃない!すぐに帰港しましょう!」
霧島「霧島の計算では高速艦だけの
私達ならギリギリ間に合うハズです」
雪風「しれぇは何かを言おうとして切れました
それは帰港命令だったのでしょうか?」
霞「アナタは違うと思うの?」
雪風「雪風達にはと言っていました
だからしれぇはそのまま倒してきてと
言いたかった気がします」
霞「それでアナタはどうしたいの?」
雪風「雪風は進軍すべきと思います
しれぇならみんなを守ってくれます!」
足柄「でもそれじゃ!」
霧島「それだと間に合わなくなるかも知れません」
雪風「ここで重巡棲姫を残すと北海道が危険です
敵はこちらにもかなりの戦力を裂いています
それならここで敵を倒して鎮守府でも倒したら
戦況はこちらに傾くと思うのです!」
霧島「それはそうですが・・・」
足柄「いいわ私は雪風を信じるわ!」
雪風「足柄さん!」
霞「私も雪風を信じる」
雪風「霞さんも!」
霧島「仕方ありませんね
私も雪風さんを信じます」
雪風「任せて下さい!絶対!大丈夫!」
霧島「雪風さんがそう言うと本当に大丈夫なきがしますね」
足柄「それじゃ最後の戦いと行きましょう!」
提督「電波妨害ですか・・・
雪風にちゃんと伝わってるといいのですが
それより今はこちらですね!
大淀!榛名、伊勢、北上、青葉を呼んでください
利根はすぐに抜猫の用意をして余裕があれば
敵の位置を随時確認してください!」
大淀「かしこまりました。」
利根「うむ!吾輩に任せるが良い!」
提督「みんな頼みますよ・・・」
提督「みなさん集まりましたか
鎮守府に向かって敵が進軍しています
私達はここで迎え撃ち大本営や他の鎮守府と協力し
挟撃して殲滅を目指します
ここを守り切れば機動部隊が必ず重巡棲姫を打ち破ってきます!
そうすればこの戦争の勝利に大きく近づきます!
逆にここを突破されると市民に被害が及びます
絶対に守りきりましょう!」
榛名「えぇ絶対に守りきります!
2度と私達の目の前で市民に手を出させません」
伊勢「航空戦艦の力を見せてやるんだから!」
青葉「青葉頑張っちゃいます!」
北上「ギッタギッタにしてあげましょう」
大淀「勝ちましょう!絶対に!」
提督「それでは抜猫してください!」
雪風「沈むわけにはいきません!」シャッシャッシャッ!ドーン!!
重巡棲姫「ヤクタタズドモニ・・・コノワタシガ・・・」
雪風「ふぅ激戦でしたね・・・」
霞「さてさっさと鎮守府に向かうわよ」
雪風「はい!急ぎましょう」
霞「私達の帰る場所を守ってよね司令官・・・」
雪風「しれぇは絶対大丈夫です!」
霞「そうね・・・あの人なら大丈夫ね」
雪風「はい!」
提督「さぁ!あと一息です!
もうすぐ大本営からの援軍と機動部隊が帰還します
何としてでもみんなの帰る場所を守りますよ!」
伊勢「小沢囮艦隊に比べれば
これぐらいどうってことないわ!」
榛名「もう2度と私達の鎮守府での
勝手は!榛名が!許しません!」
提督「なんとか終わりが見えてき・・・
援軍だと!いったいどれだけいるんですか!」
利根「さっきと同じぐらいいるぞ提督」
提督「・・・仕方ありません
大淀!みんなに今から言うことを通達してください!」
大淀「はい!」
提督「・・・・・・・・・します! 」
大淀「しかし!それでは・・・」
提督「仕方ありません
みんなが生き残るのが最優先事項です!」
大淀「わかりした」
雪風「雪風また生還しまし・・・た?」
足柄「嘘よね・・・」
霧島「私の計算ではこんなことには・・・」
霞「嘘でしよ・・・
なんで・・・鎮守府がこんなにボロボロなのよ!」
雪風「しれえ!しれぇ!どこですか!?
雪風が生還しましたよ!しれぇ!」
霞「なんで・・・アイツがいないよ」
雪風「ねぇ足柄さん!しれぇはどこでしょうか・・・」
足柄「そ、それは・・・」
雪風「ねぇ霧島さん・・・」
霧島「・・・・・・・・・・・・・・・」
雪風「しれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
雪風「しれぇぇぇぇ!どこですかぁぁぁぁ!
雪風また生還しました!」
雪風「しれぇぇぇ返事をしてくださーーーい!」
足柄「雪風・・・」
霞「・・・・・・あのクズ」
霧島「・・・・・・・・・」
雪風「しれぇぇぇぇ雪風が帰ってきました!!!
お話ってなんですかぁぁぁぁ!
しれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
雪風「しれぇ・・・」
雪風「しれぇ・・・
雪風また生還しちゃいました・・・」
???「お帰りなさい」
雪風「!?
あっ・・・し、しれぇぇぇ!」
提督「雪風お帰りなさい
みなさんもお疲れ様でした」
雪風「雪風ただいま戻りました」
霧島「・・・これはどういうことでしょうか?」
提督「詳しい説明は後でするので手短に言うと
鎮守府を破棄して新しい鎮守府に移動しました」
霧島「なるほど
それでこの有様なのです」
提督「えぇみなさんの帰る場所を守りたっかのですが
守りきれませんでした」
霧島「まさか他の人は・・・」
提督「大丈夫です
大破した人はいますけど誰も欠けていませんよ
ですがその代償としてみなさんの場所が・・・」
霞「このクズ!場所なんてどこでもいいわよ!
アナタやみんながいれば、そこが私達の場所なんだから!」
提督「ありがとう
みんな帰ってきてくれて本当にありがとう」
提督「ここが新しい鎮守府です
私は先に執務室に戻るので
みなさんは入浴してから来てください
それが終わるとパーティーですからね」
足柄「勝利の祝宴会ね!」
霧島「素晴らしい判断です!」
雪風「・・・・・・・・・」
提督「ではまた後ほど」
コンコン
提督「はいどうぞ」
雪風「雪風また生還しました!」
提督「お帰りなさい
後ほどと言いましたがお早いですね」
雪風「司令に早く会いたくて来ちゃいました」
提督「それは幸せですね
本当にお帰りなさい雪風
また雪風にお帰りと言えて幸せです
本当によく帰ってきてくれました
さすが奇跡の駆逐艦ですね」
雪風「奇跡の駆逐艦だなんて・・・そんな違います。
あたし、しれぇとずっと一緒にいたいとから
あっ、そっ、それも違うんです!
あたし、雪風はしれぇの事が大好きです!
だから雪風はいつも生還出来るんです!」
提督「それは失礼しました。
そして先に言われてしまいましたか・・・
私も貴女の事が大好きで誰よりも大切です
ずっと私の隣に帰ってきて下さい
そして2人でいつか家族を持ちましょう
今はまだ仮初ですが受け取ってください」
雪風「はいっ!
しれぇと一緒ならこの戦争を終わらせれます!
絶対!大丈夫!」
艦!
番外編
???「長かった戦争も終わったのに
また軍艦を作ってるのですね・・・
それも艦娘じゃなく本当の艦を」
???「深海棲艦だけじゃなく諸国との争いを
避けるための戦力ですからね」
???「あぁ戦艦じゃなく護衛艦で
戦うための艦じゃなく護る艦ですからね」
???「そうですね
でも私嬉しいです!
やっぱり戦いより平和がいいです!」
???「それもそうだし何よりも
また帰ってきてくれて良かったです」
???「この子も日本にやっと帰ってきてくれましたね・・・しれぇ」
???「そうだね
お帰りなさい〝ゆきかぜ〟」
艦!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
感想お待ちしております
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