先輩と僕の日々
優しいお話を書きたくなった(第二弾)ので書かせていただきました。
友人と話をしていて話題に上がったのでそれを作り上げさせていただきました
クール?な先輩と後輩の僕のお話
ー始まりの日ー
僕(えっと、この資料を届けるよう言われたのはいいけど、どこに届けたらいいんだろう・・・)
先輩「どうかしましたか?」
僕「えっ、あの、この資料を〇〇準備室まで届けるように言われたんですけど、どこかわからなくって・・・」
先輩「それならここから近いですね。案内しましょう」
(可愛い・・・)
僕「本当ですか!ありがとうございます!」
(優しくって、綺麗な先輩だなぁ)
先輩「なにか?」
僕「いっ、いえ、先輩が優しくて素敵だったのでつい見とれてしまいましたっ」
先輩「・・・」
(は、初めてお父さん以外の異性の方に褒められてしまいました・・・ど、どうしましょう・・・)
僕(し、しまった、つい焦ってしまって心の声が)
先輩「・・・あの」
僕「は、はい」
先輩「そのようなことは、誰にでも言うんですか?」
僕(ああ、終わった。さよなら、僕の学園生活・・・)
先輩(そ、率直すぎる言い方をしてしまったかしら・・・け、けどあまり異性の方とお話したことがないからよくわからないし・・・)
僕「あのっ。い、一応弁解させて頂きますと」
先輩「はい」
僕「その、他の人にこんなことをいうような人間ではないです。信じて頂けるかどうかは、わかりませんけど・・・」[しゅん]
先輩(・・・この子の言っていることは本当みたい・・・。だって、優しい目をしてるもの)
「・・・わかりました」
僕「・・・え?」
先輩「信じますよ。だって、君が嘘をついているようには見えないから」
僕「あ、ありがとうございます!」
先輩「私もおかしなことを言ってしまってごめんなさいね」
僕「い、いえ元はといえば僕が悪かったので・・・」
(よかった許してもらえたみたいだ・・・)
先輩「・・・そうね、まずは資料を置きに行ってから話しましょうか」
僕「は、はい」
ー資料を置きに行ったあとでー
僕「あの、教えてくださってありがとうございました」
先輩「このくらいのことならなんともないから気にしてないわ。それより、さっきの話の続きをしましょうか」
僕「は、はい」
(一体何を言われるんだろうか・・・)
先輩(・・・なんと切り出したらいいんでしょう・・・そ、率直に聞いてみようかしら・・・で、でもさっきも同じような・・・)
「その・・・今お付き合いしてる方とかはいるのかしら」
僕「・・・え?」
先輩「いないなら、その・・・」
僕「先輩」
先輩「なにかしら」
僕「そこから先は、僕に言わせて頂いてもいいですか」
先輩「・・・わかったわ」
(一体何を言われるのかしら・・・)
僕「先輩、僕と恋人としてお付き合いさせてくれませんか」
先輩「どうして、そうしたいと思ったのか聞いてもいいかしら」
僕「最初は、一目惚れでした。ですが、先輩が僕の話を信じてくれた時、僕はとても嬉しかったんです。
そして、この人の隣に居たい。そう思いました。」
先輩(この子は、人と本当の意味で向き合おうとできる人なのね・・・私も、この子の隣に居たい・・・)
「・・・こちらこそ、よろしくお願いするわね」
ーモノローグー
これから、新しい日々が始まりゆく。きっと、楽しいことばかりじゃないのかもしれない・・・けれど、共に歩んでくれる。
この手を握ってくれる人がいるから、ここからの道を、共に歩んでゆけるのだろう・・・。
そのことが、とても嬉しいことで、そして楽しみなことだ
ここまで読んでいただきありがとうございました!
一応、この作品でもう一つ書かせていただくかもしれません・・・その時は機会があればまたお願いします!
それでは~
コメント失礼します
セリフと感情描写の入れ方が絶妙で面白かったです!
続編期待?
コメントしていただきありがとうございます!
そう言っていただきとても嬉しいです!
続編もゆっくりとですが書かせていただきますので、その時はよろしくお願いします!