ポテ神ドラえもんSSその1
自分のブログで暇つぶしに書いたドラえもんのSSです。とある画像を見て思いついた第一話からなんやかんやで続いていく物語です。
素人丸出しで意味の分からない文章などあると思いますが、そういうのが大丈夫な方は見てやってください
一応少しずつ更新していく予定です!ちなみに第一部は完結してます
文章力なんて皆無です・・・クソだなと思ったらそっと戻るボタンを押して記憶から抹消してくださいね。中傷コメとかされると泣きます
第一話 始まりと終わり
「追い込め!」
「逃がすかよ!」
ジャイアン「ぐっ!こっちだ!」
スネ夫「のび太急げ!」
のび太「ま、待ってくれ」
ここからすべてが始まった同時にすべてが終わろうとしていた
この物語は僕、野比のび太とその仲間達との命をかけた戦いの記録である
「くそっ!何処に行きやがった!」
「近くにいるはずだ!」
???「おい」
「ん?」
???「邪魔だよ〜」
ドゴッ
「がぁ!!」バタッ
「こ、この!」ガチャ
???「ふん!」
シュッ
ザクッ
「うぁ!」バタッ
???「時間がない急ぐぞ!終わらせるぞ!すべてを」
戦場の真ん中僕たちは敵においこまれ死を覚悟した・・・
のび太「もうここまでなのかよ・・・ドラえもん・・ごめん」
ジャイアン「スネ夫・・・・・」チラ
スネ夫「わかってる・・もう覚悟
は決めたよ」
ジャイアン「おい!のび太!」
のび太「わかってるよ!僕がおとりになるからふたりはにげ 」
ジャイアン「お前は足手まといだ!先に行け」
のび太「っ!」
スネ夫「悪いなのび太!このゲーム(戦い)は2人用なんだ!」
のび太「ふざけるな!この戦いは僕のわがままのせいで!」
ジャイアン「のび太お前が死んだらしずかちゃんはどうする?」
のび太「そ、それは」
ジャイアン「俺はもう失う家族もいない・・だが、お前にはいる筈だ。しずかちゃんとお腹の中の子供が・・守ってやれ」
スネ夫「ジャイアンもう近くまで来てるよ」
ジャイアン「・・・・・いけ!」
のび太「嫌だ!最後の最後まで僕を仲間はずれにするなよ!友達だろ!」
ジャイアン「違うな!」
スネ夫「うん違うね!」
のび太「そんな・・・」
ジャイアン「お前は!」
スネ夫「のび太は!」
ジャイアン、スネ夫「「心の友だ」」
のび太「ジャイアン・・スネ夫・・」
ジャイアン「のび太これはお前の戦いじゃない!お前だけじゃないんだ!」
ジャイアン「お前の戦いは俺の戦いだ!お前だけ目立つなよ」
スネ夫「悪いなのび太・・地獄はお前にゃ贅沢すぎるよ」
のび太「・・また、野球できるかな・・」
ジャイアン「あぁ、しような絶対」
スネ夫「・・・特訓だな・・のび太は」
のび太「さよならは言わないよ!」
振り返らず走った
ただ、ただ、全力で
僕はドラえもんがいないとなにも出来ないんだ
結局あの頃から変わってないんだ
のび太「うわぁあああん!」
ジャイアン「やっと行ったか・・スネ夫悪いな・・ここまで付き合わせちまってよ」
スネ夫「もうなれたよそれに好きでやってるしな」
ジャイアン「行くか死ぬきはねぇ、背中頼んだぜ!」
スネ夫「あぁまかせてくれ!」
ジャイアン「残弾全部ぶち込むぞ!!」
スネ夫「あぁ!!」
ジャイアン、スネ夫「「うぉおおお!!」」
バン
のび太「っ!!終わらせない!こんなんじゃあ!終われない!」
その後戦争は終結を迎えた・・それから復興作業はもくもくと続いていき、もとの町並みにもどったのであった・・戦争があったことなど嘘のような・・あれから数年後・・
のび太「よし!これで綺麗になった!」
のび太Jr「パパはなんで野球しないのに道具だけはいつも綺麗にしてるの?」
のび太「うん?だって約束してるんだ野球するって」
のび太Jr「誰と?」
のび太「それはな僕とママの大事な大事な心の友とだよ!」
そして僕は再び歩き始めた友を助ける為に
続く!
第二話 格の違い
ジャイアン「やっと行ったかスネ夫悪いなここまで付き合わせちまってよ」
スネ夫「もうなれたよそれに好きでやってるしな」
ジャイアン「行くか!死ぬきはねぇ!背中頼んだぜ!」
スネ夫「あぁ!まかせてくれ!」
ジャイアン「お前ら全員地獄行きじゃぁあああ!!」
スネ夫「逃げられると思うなよぉおおおおお!!」
2人は、走りなが銃を乱射した。お互いの隙をカバーしあい、隙のない陣形だった・・
目は常に前を見ていた、こんな状況なのに輝いていた!
その二人に圧倒されたのか、敵は撤退していくのであった
ジャイアン「はぁはぁ・・生きてるのか俺たち」
スネ夫「そうみたいだね・・どうする?のび太を追う?」
ジャイアン「いや!俺たちにはやらなきゃいけないことがあるだろ!」
スネ夫「だな・・」
ジャイアン「敵の大将・・」
ジャイアン、スネ夫「「出木杉を倒す!」」
二人は進む事を選んだ。死ぬかもしれない
それでも二人に迷いはなかった
ジャイアン「もう敵の陣地のはずなんだが誰もいない」
スネ夫「油断しないように進もう」
ジャイアン「あぁ」
その頃ジャイアン達から少し離れた道では
女「本当にここらへんなの?」
男1「ここらへんのはずなんだが・・」
「ん?敵か!ちょ・・・おま・・ぐはっ!」グキッ
女「さっきから敵に遭遇してばっかりじゃない!弱いし」
男2「結構前だから正直自信ないかも」
女「駄目じゃん!ん?」
敵2「ひっ!」
女「ふふふふふ」
「ぎゃぁああああ!!」
ジャイアン「なんだ今の叫び声は」
スネ夫「罠かもしれない!警戒していこう」
ジャイアン「あぁ!」
ー敵本陣ー
ジャイアン「ついに見つけたぞ!出木杉!」
スネ夫「1人ってことは部下にでも逃げられたのか?」
出木杉「・・・・・」クイクイ
ジャイアン「かかってこいってか!スネ夫!手ぇ出すなよ」
銃からナイフに持ちかえ、出木杉にかかっていく、出木杉は武器をもっていなかった、いや!必要なかった・・
ジャイアン「うぐっ!」
ナイフでの攻撃は、かんたんによけられ腹にパンチをもらった
ジャイアン「そんな・・バカな・・」バタ
スネ夫「ジャイアン!この野郎!」ガチャ
スネ夫は、ハンドガンを二発出木杉に向いて撃った!そして命中!
スネ夫「どうだ!」
スネ夫「っ!・・残像だと!後ろか!」
気づいた時には遅くナイフに持ち替えた手は掴まれそして投げられる
スネ夫「ぐはっ!」
立ち上がろうするが既に目の前に、顎めがけてキック
スネ夫「ぐっ!」サッ
すれすれでどうにか避けるがスネ夫のチャームポイントといえる前髪がかする
スネ夫「っ!!この野郎・・」
ジャイアン「しまった!落ち着けスネ夫!」
スネ夫「よくも!よくも!俺の髪をぉぉおおおお!」
ジャイアン「くそ!こんな時に!スネ夫のマザコンが・・」
スネ夫「ママとの・・家族との繋がりを!うおおおおお!」
出木杉「・・速い」
スネ夫の右ストレートが出木杉の顔面に命中・・しかし
出木杉「・・それだけか?」
スネ夫「うぉぉおおお!」
出木杉「こっちの番だよ」バキッ
スネ夫「ぐぁ!う、うぅ・・」
今の出木杉に勝てるはずもなかった、出木杉はスネ夫の首を掴みしめる
スネ夫「うぅっ!」
出木杉「・・・・・」ギュゥウウ
遠くから見てもスネ夫の抵抗が弱くなっているのがわかった
ジャイアン「くそ!動け!動け!俺の身体!」
ジャイアンの身体は恐怖と痛みで動かなかったのだ、無理もない一撃でノックアウトなど今までされたことがなかったのだ
いや正確に言うとあるがそれとは全く違う
相手の力が圧倒的過ぎるのだ
格の違いを身体に刻み込まれた
怖い・・逃げたい
出木杉「飽きたな・・」
そう言うと懐から銃を取り出しスネ夫の額につける
ジャイアン「やめろぉぉおおお!」
咄嗟にジャイアンは、身体のまだ動く箇所を探し右手がまだ動くのがわかり近くに落ちてたナイフを持ち・・
ジャイアン「ぶるってんじゃねぇえええぞぉおお!!」ザクッ
自分の足に刺した
ジャイアン「うぐ・・いてぇええええ!」
痛みで恐怖をねじ伏せた!
ジャイアン「させるかぁああ!!」ドン
出木杉「っ!」
出木杉が引き金をひくまえにジャイアンのタックルがあたる
しかし、タックルでバランスを崩してしまう
ジャイアン「うわっ!」
出木杉「先に逝くか?」ガチャ
銃口はジャイアンに向いた瞬間
出木杉「そこだ!」ガチャ
瞬時に銃口を前の草むらにむけ撃った
ガキーーン
向こうからきた弾に自分の銃の弾をあて消したのだ!
出木杉「誰だ!」
男2「やるな・・」ガチャ
女「やっと見つけた〜よし!今度は失敗しないでよ」
男1「了解!了解!」
ジャイアン「おまえらは」
そいつらは三人組みでみんなマスクをしている
顔はわからないがわかるこいつらはかなりの手練れだ
協力すれば勝てるかも
出木杉「まとめて潰す!」
バン バン
男2「少しおとなしくしてろ」ガチャ
出木杉「くっ!」
ジャイアン「おまえら俺と・」
女「ごめんね話してる暇ないんだ!」
そう言うとマスクの女の一人が・・
女「そぉい♪」ゴスッ
殴りかかってきた・・
ジャイアン「ごほっ!な・・んで・・」
女「今よ!」
男1「はいよ!」ポチ
ゴォオオオオ
丸い穴ができジャイアンは、その穴に落ちていった
ジャイアン「うわぁぁぁああ」
女「こいつも!」ズルズル
スネ夫のチャームポイントの前髪を持ちグルグルまわし穴にシュートした
女「そぉい♪」ブチ
なにかが破けたいや抜けた・・・
女「あ、髪の毛・・ごめん」
男2「クッ!」
女「これで良し、穴を閉じて!」
男1「はいよ!」ポチ
男1「・・・・がんばれよ」
出木杉「誰だ・・てめぇら」
男1「忘れたのかよ!」バサ
男2「・・・・・」バサ
女「・・・・・・」バサ
出木杉「っ!・・・ふふふふふ」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
ジャイアン「うわぁぁぁあああ吐きそぉぉぉおおお」
スネ夫「なんかぁぁあああ目が覚めたら落ちてるぅううう」
続く!
第三話 価値
どうして・・気づかなかったんだろう・・あの時、小6の時から戦いは、はじまっていたのに・・
いや・・気づかないようされていたんだ
そうだろ?
ドラえもん
のび太「ハァハァ・・・待っててくれ。すぐに助けを呼ぶから!死ぬなよ!」
敵「まてーー!逃げても無駄だ!」
のび太「やはり、数人は追ってくるか、だが、捕まるわけにはいかない!」
敵「まてコラ!撃つぞ!」バン バン
のび太「うぐっ!しまった!腕を撃たれた・・くそ!」
その時、目の前に大きな穴がでてきた
のび太「これは!もしかして、タイムホール!いったい誰が?ここで死ぬよりはましだ!」
のび太「おじゃましまぁああああす!」ヒョイ
のび太はタイムホールに飛び込みそれと同時にタイムホールが消えた、それをみた敵は怯え逃げていった
敵「え?なにこれ?怖い!ぎゃーーー」タッタッタッタッタッ
女「うるさい!」バキッ
敵「ぐはっ!」バタ
のび太「うわぁぁぁあああ吐きそぉぉおおお」
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
過去、小6の夏・・・
のび太「ドラえもん!お願いがあるんだ!」
ドラえもん「ん?どうしたの?のび太くん」
のび太「タイムマシンかしてぇ〜」
ドラえもん「なんに使うんだい?」
のび太「ふふふふ、明日のテストの答えを未来に行って見てくれば!100点だ!ドャ」
ドラえもん「そんなので貸すわけないよね?本当にバカだね」
のび太「一生のお願い貸してよ〜」
ドラえもん「もう、のび太くんの一生はいくつあるかわからないよ・・・そんな理由じゃ貸さないし、それに・・」
のび太「それに?」
ドラえもん「盗まれたんだ・・タイムマシン・・ごめん・・」
のび太「すぐに取り返そうよ!犯人は?」
ドラえもん「いいんだ!これで・・・」
のび太「そんなぁ〜」
ドラえもん「いつか戻ってくるさ君の元にね」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ー裏山ー
のび太「う、うぅ~ここは、何処だ・・」
どうやらいるのは山のようだ
しかし、そんなに高くなく街が見渡せる程度の山だ
のび太「・・・・ここって裏山か!」
のび太「やはりさっきのはタイムホールか・・てことはここは違う時代か」
のび太「街並みから見てもそんなに昔ではないな」
のび太「何もかもが・・・懐かしい、うっ!撃たれたところが痛むな・・出来るかな」
少しだが医療関係の知識も持っている
こんな時役に立つな
のび太「よし!応急処置だが、どうにか血は止まったな、だが、血をだしすぎてフラフラするな・・とりあえず山を降りるか・・」
ー商店街ー
なにあれ?撮影?でも、血だらけだぞ!おまえ声かけろよ!
のび太「流石にこの格好はめだつよな・・」
のび太「あの、ちょっといいですか?」
一般人「はい!な、なんですか」
のび太「今年は西暦何年ですか?」
一般人「え?たしか、××××年だけど?」
のび太(××××年か・・たしか小6の時か・・まだ純粋な僕がいるんだな)
この歳の僕に未来の事を話せばどうにかなるか?
そう思うが僕が小6の頃何も起こらなかった
つまりそれは僕は言う事をしなかった
のび太「今は・・楽しんでおけよ僕」
僕の時代の問題だ。巻き込むなんてしちゃいけない
のび太「とりあえずどうするか家に行ってみるか?自分に会わないように気をつけないとな」
そこからタイムマシンを借りて元の時代に戻ろう
ここに長くいてはいけない
いたら戻りたくなくなってしまう
仲間を見捨てる事になる
のび太「ジャイアン、スネ夫、待っててくれ今行くから」
警察「ちょっと、君!いいかな?」
警察が声をかけてきた無理もないか
のび太「・・・・・・」
警察「さっき、通報があってね・・変な服装の男がいるって・・君だろ!それに腕どうしたの?血だらけだよ?とりあえず署に来ようか?」
のび太「これはサバゲーの衣装です。それだけです」
警察「その血は?」
のび太「リアル感を出す為の演出ですが?もういいですか?急いでるんで」
警察「とりあえず来てよ?」
のび太「拒否します。てめぇらに関わるなんて真っ平御免なんで」
警察「なんだ!その口の聞き方は!待てよコラ!」ガシッ
腕を掴む警察
本当にムカつく奴等だよ警察は
のび太「さわんな!!」バキッ
それを拒み掴まれた手をはらい殴る
警察「貴様!署まで来てもらおうか!」
のび太「離せ!触るな!てめぇら警察は必要な時には一目散に逃げだすくずだ!」
戦争で警察は僕達市民を見捨て出木杉コーポレーションの味方に着いた
あの時何人いや何百人が警察を信用して死んだか・・
僕の友達達も何人かその中にいた
警察「この野郎!」
でもこの時代の警察は関係ない
そんなのはわかってるそれでも・・この怒りは止められない
のび太「っ!!」
殴りかかる警察、しかし、それより速くのび太のカウンターがはいる
警察「ぐは!目が回る」
のび太「おりゃぁあああ!」ブン
のび太の足が警察の頭上まで上がりいっきに振り下ろされた!見事なかかと落としだ、警察はその場に倒れた
のび太「はぁ・・はぁ・何やってんだ僕は・・」
のび太「ぐっ・・傷口が開いたか」
「きゃーー!誰か来て!」
「警察を倒しやがった」
「なうったーにアップしなきゃ」
周りが騒ぎ出す
見ていた人達が騒いでるようだ
このままここにいるのはやばい
のび太「やば!目立ちすぎた!逃げなきゃ」
「あ、逃げるぞ追いかけろ!」
のび太「っ!来るなら覚悟しておけよ!」ギロ
「・・・・・用事があったんだ」
「なうったーにアップしたい・・」
のび太「行かなきゃ・・」
のび太はその場から全力で逃げた
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
ー公園ー
とりあえず公園に来た
のび太「ここまでくれば大丈夫だろう」
傷口が開いているみたいだしここでもう一度処置をしよう
周りに人が居ないかを確かめる
のび太「ん?誰かいる、っ!」
出木杉(小6)「帰ったら勉強しなきゃ・・」
出木杉をみた瞬間僕の中の怒りがまた湧き上がった
のび太「出木杉・・この野郎!!」ガシ
出木杉に掴みかかる
出木杉「うわぁ〜誰?おっさん!」
のび太「てめぇのせいであいつらは!!」
出木杉「ごめんなさい・・また父にクビなった人ですか?ごめんなさい」ポロポロ
泣きだしてしまった・・・無理もない。まだ子供だ。いきなり知らない人に怒鳴られたら僕だって泣いてただろう・・
出木杉「ごめん・・なさい」
のび太「・・・すまん・・」サッ
掴んだ手を離しさっきの言葉の意味を聞く
のび太「おまえ・・こんなことよくあるのか?」
出木杉「・・うん・父は社長なんだけど・・あまり部下にはよく思われてなくて、そのことでクビになる人がいるんだ・・それで息子の僕にあたる人がね・・」
のび太「何故父に言わない。そのくらいどうにか出来るだろ」
出木杉「忙しいから迷惑をかけたくないんだ」
のび太「子供が助けを求めているのを迷惑だと思う親なんていない!」
のび太「親のいる時に頼っておけ・・頼りたくてもいないやつだっているんだから・・」
出木杉「おっさん・・いい人だね!ありがとう!もう我慢しない言ってみる!」
のび太「あぁ・・それと僕はまだ二十代だ!」
出木杉「じゃあね!!」
のび太「聞いてないか・・」
笑顔で去っていく出木杉
いつの間にか怒りはなかった
のび太「・・・・・・」ガチャ
気付くと銃を出し走っていく出木杉の背中に向けていた
のび太「・・・今撃てば・・すべてが終わる」
あの戦争、仲間の死、親友との別れ全てが今引き金を引けば終わる
終わるんだ・・・
のび太「くっ・・・僕は・・いや!撃つ」
早く撃たないと見えなくなる撃て!撃つんだ!僕!
のび太「やめだ・・」
撃てなかった、銃をゆっくりおろした出木杉は見えなくなった
のび太「撃てねぇよ・・・まだ純粋な子供じゃねぇか・・」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーのび太の家ー
家に着いた
まだ綺麗だ血もなにも付いてない
のび太「誰もいないのか?鍵をかかってないって事は留守番を頼まれたけど遊びに行ったな?まぁ好都合だ」
のび太「誰もいませんか?もしもーし」
返事はない
不用心にも程があるだろそう思ったが今は感謝だ
玄関から堂々と入り二階にあがった
のび太「懐かしい・・部屋だ・・この漫画も・・こんな事してる場合じゃないか」
机の引き出しに手をかけた
ここにタイムマシンがあるはずだ
のび太「タイムマシン・・動いてくれよ」
その時、後ろから殺気!
のび太「っ!」
ドラえもん「動くな、動いたら、この空気圧最大空気砲が火を吹くぜ?血肉を飛び散らしたいか?」
のび太は、両手をあげてなにも持っていないことをアピールする
のび太「ドラえもん!」
ドラえもん「ここの時代の人間じゃねぇな、何処から来た目的は?何故タイムマシンの場所を知ってる?この時代に来るのは禁止されてる筈だが?」
のび太「ドラえもん!のび太だ!未来から来たんだ!信じてくれ」
ドラえもん「ほう・・のび太か?確かにその間抜けヅラはのび太かも知れないな?だが証明できるものは?ないなら死んでもらうが?のび太くん」
のび太「っ!」
ドラえもん「さぁ!早くしろよ」
のび太「ま、待ってくれ!今出す!えっと・・」
のび太(なにか!ないのか!このままじゃ!やべぇな・・あれ・・なんか・・意識が・・血?あぁ・・警察の時に・・バカだな・・忘れてた・・)バタ
ドラえもん「貧弱が・・血か・・」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
のび太「うぅ・・・あれ?そうか・・死んだのか・・ごめんジャイアン、スネ夫・・」
ドラえもん「死んでねぇよ・・のび太」
のび太「え?傷が治ってる・・・信じてくれたのか・・ドラえもん」
ドラえもん「血だよ・・DNA鑑定させてもらった。疑ってすまなかった・・」
のび太「さっきから思ったんだけどなんかいつものドラえもんと違うな・・」
ドラえもん「猫かぶってる方がいいか?のび太くん!」
のび太「いや・・このままでいい」
ドラえもん「のび太、大きくなったな・・だが見た目だけのようだな」
のび太「ごめん・・」
ドラえもん「それでどうしてこの時代に?会いに来たのか?ハグでもするか?」
のび太「違うんだ!聞いてくれジャイアンがスネ夫が!」
ドラえもん「言わなくていいなんとなくわかる」
のび太「わかるって・・虐められたとかそんなんじゃないんだよ!」
ドラえもん「あぁ、知ってる始まったんだな・・あの戦い、戦争がよ」
のび太「そんな・・知ってたのか!どういう事だドラえもん!答えろ!」
ドラえもんは知ってて何もしなかって言うのか
もしそうなら・・・ドラえもん君は何のために
ドラえもん「だまれ!まずはここまでの話しを聞かせろ!」
のび太「・・・わかった」
ここまでのことをすべて話した
ドラえもん「そうか、俺は死んだのか」
のび太「ごめん守れなくて・・」
ドラえもん「へっ!守る?最初からお前に期待なんてしてねぇから安心しな!それに覚悟はしてた」
のび太「・・それも知ってたのか?」
ドラえもん「それも含め話してやる」
ドラえもん「まず、俺は戦争がおこることを知ってた。そして、俺がここにいる理由もその戦争に関係ある」
のび太「それを知っててどうして黙ってた。答えろクソタヌキ!」
ドラえもん「あぁ!やんのか!ノロマ!って喧嘩してる場合か!答えは簡単だ、お前らに教えたことでなんになる?なんどタイムパトロールや俺が試行錯誤繰り返したと思う?それでも戦争を回避できなかったのに、お前らになにができる?ノロマなお前によ」
のび太「だけど・・・そうだけど!僕はノロマだ!でも信じて欲しかった」
ドラえもん「お前は幼すぎたんだ。昔も今もな。どうやら、あの戦争は必ずおきてしまう。これは、確定してる」
のび太「そんな・・ことって・・」
ドラえもん「主犯格の出木杉を過去何度も殺そうとした・・だが奴は死ななかった・・どうやら、戦争がはじまるまでは出木杉には手をだせないみたいなんだ・・・だから俺が出木杉の監察保護としてきた」
のび太「じゃあ!ドラえもんは!誰でもよかったのか!僕じゃなくても・・」
ドラえもん「いや違う!出木杉の件は半分だ、もう半分はのび太お前は出木杉を倒すための兵器なってもらうため!訓練を頼まれたんだ。どうやらお前にはその素質があるらしい」
のび太「・・・訓練?そんなのあったか?それに素質なんて・・」
ドラえもん「そうだな・・・最初はそのつもりだった・・家族の温もりを知るまではな、お前達を危ない目に合わせたくなかった・・だから、俺一人でけじめをつけるつもりだったんだが・・・ダメだったみたいだな・・・はははは、俺は役立たずの中古ロボだな。のび太笑えよ」
のび太「笑えないよ!ドラえもんは、僕達にいろいろ教えてくれた!人間とロボは友達になれることや!いろんな所へ連れていってくれた!そして、僕に・・大切な心の友をくれた!君も含めて、今度中古ロボっていったら!許さないからな!」
ドラえもん「のび太・・・ありがとう・・だが、俺は手伝うことはできない・・・過去や未来に干渉できないんだ・・その時代の人間で解決しなきゃいけない・・ごめん」
のび太「いいんだ!ドラえもんに会えただけで、来た意味はあったよ。きっとこれはチャンスなんだ」
ドラえもん「チャンスか・・どうやら俺の目は節穴のようだな、強くなってるよのび太。俺に出来るのはこれくらいだ!」
そう言うとドラえもんは着せ替えカメラでのび太のボロボロの服を新品に替えた
ドラえもん「前より丈夫だから少しの攻撃なら防げる少しの時間だが透明機能もついてる」
のび太「ありがとう!だが・・・」
ドラえもん「どうした?」
のび太「ここまでしてやらなければいけないほどの価値はあるのだろうか・・・」
ドラえもん「価値か・・のび太がそう考えるなんてな、のび太真実をみれば答えはでる!行って来い!」
そう言うと、ドラえもんはタイムマシンのカギを渡してきた
のび太「これは?」
ドラえもん「見てこいよ価値があるかをよ。答えは見た後に出せばいい」
のび太「そうだね、そうすれば答えが出そうだ。行ってくるよドラえもん」
そう言うと、のび太は、ハンドガン、ナイフ、そしてパパのお酒を拝借して、タイムマシンに乗り込もうとする
ドラえもん「おいおい、パパの酒いいのか?」
のび太「いいんだよ。これ結局パパは飲まないし・・僕が成人した時に飲むつもりだったんだ・・」
ドラえもん「そうか・・持っていけよ」
のび太「うん・・パパ貰っていくよ」
ドラえもん「のび太しっかりな」
のび太「あぁ、ドラえもん・・・・さよならだ!」
ドラえもん「あぁ!さよならだ!」
ドラえもん「・・・・・・」
ドラえもん「・・死ぬのか・・ふん!!ただでは、死なねぇよ!俺は俺の出来ることをやってやる!」
ータイムホールー
のび太「タイムマシン起動!さて・・・・答え探しの旅にでるか!まずは、三年後だ!」
のび太「出木杉・・・・」
続く
第四話 信頼
気がつくと俺は何処かの雪山に飛ばされたようだ
あの時落ちたのはタイムホールのようだ
何故?あの時あいつらは俺たちをタイムホールへ落としたんだ?
それが目的だったのか?わからない・・落ちる場所も知ってたのか?
ダメだ・・わからない・・
ー何処かの雪山ー
ジャイアン「うぅ・・寒い・・」
歩くが何処へ行ってるかもわからない
周りは白景色に吹雪と来たものだ
この服ではまず長くは持たない
寒さで感覚がなくなり意識も朦朧としてくる
ジャイアン「スネ夫・・・お前もどこかにいるのか・・探さないと」
もうどの方向に進んでるかも、まず進んでるのかもわからなくなる
ジャイアン「こんな所で・・・死ねるか・・・よ・・」バタッ
遂に力尽きその場に倒れる
???「やっほー!!飛ばすぜぇえ!ん?あれ?人かな?」
???「馬鹿だねこんな格好で山をなめてるとしか思えない助けるのも馬鹿らしい無視無視」
ジャイアン「す・・ね・・お・・の・・び・・・・た・・」
???「貴方には悲しんでくれる人がいるんだね・・しかたないな〜♪」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ー山小屋ー
ジャイアン「・・・・ここ何処?・・たしか、穴に落ちてそれから・・スネ夫!スネ夫何処だ!」
???「うるさいなぁ〜あ、目が覚めたのか、どう?気分は?」
ジャイアン「君は?どうして俺はここにいる?」
???「あちゃ〜頭いっちゃってるかなぁ〜」
ジャイアン「・・・・・・」
???「ごめんって!冗談だから・・」
ジャイアン「・・・・・・」
???「ここは雪山よ!あんたは倒れてたのだから無視するのもあれなんで私の家に連れてきたの!わかった?」
ジャイアン「助けてもらってありがとう・・もう1人いなかったか?」
???「いえ、あんただけよ」
ジャイアン「なら・・行かなきゃ・・」
???「ちょっと、あんた!足怪我してるのに、それに雪山をそんな格好でいったら確実に死ぬよ?」
ジャイアン「でも・・・スネ夫が!」
???「もしかしたら、少し行った所にあやしい研究所みたいな所があるんだけど、そこの人が保護してるかもよ?」
ジャイアン「なら場所を教えてくれすぐ行く!」
???「馬鹿じゃね?・・許可できない」
ジャイアン「なんだと!」
???「そんな怪我で動けるはずもないし、その研究所にいるかどうかもわからないし、どちらかと言うと、熊に食べられたって言う方が、可能性としては、高いの!ここにいるんだよ?大きな熊」
ジャイアン「少しでも・・望みがあるなら・・それに賭ける!あいつは俺の心の友なんだ!見捨てるわけにはいかない!」
???「じゃあ、あんたは死ににいくの?」
ジャイアン「さっきから、あんたって!俺には剛田たけしって名前があるんだよ!お前は?」
???「あぁ〜ごめんなさい、たけしくん!私の名前は・・そうね・・アーニャよ名前はこんなんだけど、日本人よ」
ジャイアン「アーニャ、頼む行かせてくれ・・防寒着を貸してくれると・・うれしいな・・」
アーニャ「はぁ〜あんまりあの研究所にはよりたくないのよ・・」
ジャイアン「大丈夫貸してくれるだけでいいんだ。後は俺が自分でどうにかする」
アーニャ「熊が味覚えると厄介なのよ」
ジャイアン「だからそうならないように!」
アーニャ「たけしくん貴方の事だから」
ジャイアン「俺はそんなヤワな鍛え方はしてない!」
アーニャ「どうだか?死にかけてたのにね?たけしくんって美味しそうじゃん?」
ジャイアン「この女ビッチか!近寄んな!」
アーニャ「怒るよ?熊の気持ちになってみただけだから」
ジャイアン「冗談だ。だが、譲る気はない」
アーニャ「危険なんだよ?もし仮に着いてもあそこは・・」
ジャイアン「何かあるのか?」
アーニャ「噂なんだけど、なんか変な薬の実験をしてるみたいで、人体実験もしてるとか・・もしかしたらその・・友達も・・てお・」
ジャイアン「だまれ!ビッチ」
アーニャ「誰がビッチじゃあ!」
ジャイアン「俺は、あいつが生きてると信じてる!手遅れかどうかは行って確かめる!だから・・・頼む!防寒着と地図を貸してくれ!」土下座
アーニャ「ビッチ呼びは撤回しないのか!」
ジャイアン「自分に嘘はつきたくない」
アーニャ「こいつ・・・」
ジャイアン「頼む!」
アーニャ「顔をあげてよ・・たけしくん・・これでも多分貴方より歳下なのよ!簡単に頭なんてさげ・」
ジャイアン「俺の仲間を友達を助けたいんだ・・もう・・見てるだけは・・なにもできないなんて・・」
アーニャ「見てるだけか・・そうよね見てるだけなんて辛過ぎる・・」
アーニャ「・・・わかった!貸してあげる!その代わりあたしも連れていくこと!」
ジャイアン「危険なんだぞ!熊がいるんだぞ!大きな熊が」
アーニャ「わかってる!ここの地理には詳しいしここに暮らしてんだから、ある程度は自分の身ぐらい守れる!それに、貴方がそこまでして助けようとする仲間を見てみたくなったしね」
ジャイアン「わかった!ただ、無茶はしないでくれ」
アーニャ「まぁ、その前にこれ食べて」
ジャイアン「これは?」
アーニャ「私特製スープだよ暖かいんだから」
ジャイアン「食べてる暇なんて」
アーニャ「だめだめ!私が見る限りたけしくんって普段もあまり食べてないでしょ?」
ジャイアン「みんなに食わす為には我慢も必要なんだよ。ただでさえ少ないんだ」
アーニャ「何か訳ありかな?聞かないけどさ、たけしくんが倒れたら元もこうもないと思うけど?」
ジャイアン「それでもだ」
アーニャ「でもね、今は違うでしょ?仲間なんかいないでしょ?遠慮しないで」
ジャイアン「今も仲間達は頑張ってんだ・・俺だけが食うわけには」
アーニャ「なら、連れて行かないよ空腹の足手まといはいらない」
ジャイアン「なめんなよ・・空腹くらいどうとでもなる・・悪いが無理矢理にでも」
アーニャ「行かせないから」
ジャイアン「どけよ!女だからって手加減はしない!」
アーニャ「なに?やるの?」
ジャイアン「どけ!!」
アーニャ「無理!!」
ジャイアン「・・・・・・」
アーニャ「むっ!」
ジャイアン(この女いい目をしてる・・簡単には通して貰えそうにはないな・・)
ジャイアン「・・・分かった貰うよ。腹が減ってるのは事実だし」
アーニャ「それでいいんだよ。生きてないと仲間に会えないしね」
ジャイアン「・・・準備頼めるか?」
アーニャ「了解〜♪準備するから!まず、足の傷にガッチガッチに包帯まくから痛いと思うけど我慢してね♪」
ジャイアン「頼む・・・頂きます」
ジャイアン「まずっ!!」
アーニャ「栄養はあるんだから食べろ」
こうして、研究所へ行くことにな
った・・スネ夫無事でいてくれ!
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーアーニャの家倉庫ー
ジャイアン「あ〜まずかった・・」
これは兵器だ
アーニャ「よし!いくよ〜♪」
ジャイアン「楽しそうだな、お前・・」
アーニャ「ん?別に!楽しくなんてないよ!本当に!」
ジャイアン「よし!どうやって行く?歩きか?」
アーニャ「雪山なめたらだめ!徒歩でもいいけど素人だとすぐ疲れるからこれで行くの!」
スノーモービル
ジャイアン「スノーモービルか運転できるの?」
アーニャ「楽勝よ!あと、これたけしくんの荷物近くに落ちてたから一割ちょうだいね」
ジャイアン「助かる、こいつがあれば少しは安心だ・・一割だから弾やるよ」ガチャ
アーニャ「いらん、なんで銃を持ってるかは聞いたらダメなパターンかな?」
ジャイアン「すべてが終わったら話す!行こう!」
アーニャ「ちょっと待ってねエンジンがかからない」
ジャイアン「整備とかはちゃんとしてんだろうな?」
アーニャ「最後にしたのは・・前の持ち主かな?」
ジャイアン「それって買ってからやってないってことだよな?」
アーニャ「買ってからはやってるって、あ、かかったよ」
ジャイアン「不安しかない」
アーニャ「しっかりつかまっててね発進!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
スノーモービル走行中
アーニャ「ヒャッハーーーー!」
ジャイアン「少し速くないかぁああああ!」
アーニャ「まだまだ!速さがたりないよ!」
ジャイアン「ちょっ!前道がない!」
アーニャ「ジャンプするよ掴まってて」
ジャイアン「え!やめ・」
崖を飛び越えそして着地する
アーニャ「ヒャッハーーー♪」
ジャイアン「・・・・・」
アーニャ「あと少しだよ!」
ジャイアン「・・・・・・」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
研究所から少し離れた場所
アーニャ「ここから歩くよ」
ジャイアン「・・・・・・・」
アーニャ「もう一周しようかな〜♪」
ジャイアン「さぁ!行こう!」ガチャ
銃を構えあたりを警戒しながら進む
このあたりには敵はいないようだ
アーニャ「あれよあれが研究所一度銃をしまって門番に聴いてみるから」
ー研究所門ー
アーニャ「どーも!入れて〜」
門番「あぁ?ここは立ち入り禁止だ!帰れブス!その顔を穴まみれにするぞ」
アーニャ「そんな事言わないでさ?ね?少しくらいならサービスするよ?」
門番「気持ち悪いんだよブス!てめぇのサービスなんかいらん!拷問かっての」
アーニャ「ははは、そこまで言う・・うん、殺す」
ジャイアン「落ち着け!はははは、すいませんね門番さんこの子ちょっと障害があって・・」
門番「えぇ、男やないかへへへ、見逃してやるから!さっさと向こうへ行け!それとも君がサービスしてくれるかな?」
アーニャ「あ、察し・・」
ジャイアン「いや・・失礼しました」
門番「ウブな奴だ。そこのブスも早よ行け」
アーニャ「ははは・・・」
ジャイアン「はぁ〜焦った・・いきなり問題を起こそうとするな!」
アーニャ「あいつが・・・ああーーむかつく!」
ジャイアン「入れないとなると・・強行突破か!」
銃を構えるジャイアン
アーニャ「あんたの方が問題起こそうとしてるじゃん・・」
アーニャ「こっちに来て!たしか、使われてない道があるからそこからたしか中に繋がってるはず!」
ジャイアン「なんで、そんなこと知ってる」
アーニャ「気にしない♪気にしない♪さぁ行くよ!」
ー洞窟ー
ジャイアン「ただの洞窟じゃないか・・」
アーニャ「ここは昔緊急脱出用に使われての、目立つようにしたら意味ないでしょ?」
ジャイアン「なるほど中は暗いなライトがたしかあったはずだ、よし!行こう」
アーニャ「なんか、探険みたいでドキドキするね!暗いのをいい事に襲っちゃう?」
ジャイアン「あまり、いい場所ではないな・・嫌な感じがする」
アーニャ「うわ〜スルーするか」
いきなり揺れ始める
ジャイアン「うわ!なんだ!」
アーニャ「何処かで雪崩が起きたのよ!」
どーーーん
ジャイアン「・・・・・」
アーニャ「・・・・・・」
出口は落石でふさがっていた
ジャイアン「行こう・・・」
アーニャ「・・・うん・・」
ジャイアン「これは・・分厚い扉だな!おりゃああああ!」
アーニャ「がんばれ〜♪」
ジャイアン「手伝えぇぇ!」
アーニャ「おりゃああああ♪」
ジャイアン「少しだけ開いたが、これじゃあ通れないな・・なにか棒ないか?」
アーニャ「鉄棒なら落ちてたけど?」
ジャイアン「貸してくれ!」
少しあいた場所に鉄棒をさして、
てこの原理であけようとする!
ジャイアン「うぉおおおおおおおお」ガンガンガン
アーニャ「おおおおお!ん?」
カサカサカサカサカサカサ
アーニャ「さ、サソリだぁぁぁあ!しかも大量に!」
ジャイアン「なんだって!小さいから大丈夫じゃないのか?」
アーニャ「サソリは小さい方が毒が強力なの!」
ジャイアン「まじか!くそ!開いてくれ!」ガンガンガン
アーニャ「時間をかせがないと!これは、たいまつね!火をつけて!おりゃああああ近寄るとやくぞぉおおお!」ブンブン
カサカサカサカサカサ
アーニャ「うわぁ!こいつら人の話聞かないタイプだ!来んな焼くぞ焼いて食うぞ!」
カサカサカサカサカサカサカサカサ
アーニャ「いやぁぁああ!」
ジャイアン「あけえぇぇえええ!」ガンガンガン
ガタン!
ジャイアン「あいたぞ!早くいけ!」
アーニャ「っ!もう遅い!早く行って!」
ジャイアン「押すな!」
二人は扉に入るが・・
ジャイアン「ドアしまらねぇーーーっ!」
その時サソリが一匹飛びかかってくる
アーニャ「っ!」バシッ
ジャイアン「ありがと!」
アーニャ「扉は諦めよ!走るしかないね」
ジャイアン「分かった走れ〜〜!」
アーニャ「あ・・運動不足だわ」
ジャイアン「なあ!」
アーニャ「なに?喋るのもキツイんだけど!」
ジャイアン「あのサソリに刺されたら痛いか?」
アーニャ「あ〜それは、多分大丈夫!」
ジャイアン「なんだ、そんなに痛くないのか!」
アーニャ「あいつに刺されると痛覚が麻痺を起こして痛みを感じなくなり10分くらいで、楽になれるよ?」
ジャイアン「なんか、後ろみたら増えてないか?」
アーニャ「巣だったんじゃないかな?ここが使われなくなったのってあれのせいかもね!でも不思議なんだよね。あの種類ってここにはいないはずなんだけど」
ジャイアン「てことはここから侵入される事も予想されて罠を?」
アーニャ「可能性はあるね」
ジャイアン「まじかよ・・・また、扉か!時間をかせいでくれ!」
アーニャ「あんまりもたないけど、がんばる!」
たいまつを二つ持ち、振り回す
アーニャ「今度は二刀流じゃぁああ!!」
ジャイアン「てこの原理!いくぜ!おりゃぁぁあああ」ガンガンガン
しかし、扉は完全に錆びていてピクリとも動かなかった
ジャイアン「駄目か!くそっ何かないか!ん?これは」
ジャイアン「・・・・・・よし」
アーニャ「まだなの!もう近くまで来てるよ!ねぇ!」
ジャイアン「・・・・・」ペタペタ
アーニャ「もうだめ!刺されるくらいなら!ここで・し」
ジャイアン「伏せろ!」
アーニャに飛びつき伏せる!
アーニャ「え?シュチュエーション考えよ!」
ジャイアン「違うからな!」
ドカーーーーン
扉が盛大に吹き飛んだ!
アーニャ「わぁお!なにしたの?」
ジャイアン「うん!壊れて開かないから爆破した!それより、走れあのはしごに登れ!」
アーニャ「一言いってよ・・勘違いするじゃん」
ジャイアン「・・・行くぞ」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
ー研究所男子トイレー
研究員A「ふう〜ギリギリセーフ!」
研究員B「お疲れ!」
研究員A「お疲れ!なんかさっきさ大きな音したよね?」
研究員B「あぁ、したね!なんだったんだろうな」
研究員A「また、なんか実験でもしてんじゃね?」
研究員C「やべーーー!3日ぶりにきたーー!」
研究員A「おお、これで、便秘解消か?」
研究員C「あぁ!俺生まれ変わってくるよ!」
ートイレ個室ー
研究員C「ふう〜神様かんしゃしまーす・・ん?嫌な予感・・」ガタン
床が外れ、顔がでてきた
ジャイアン「侵入でき・・・」
研究員C「・・・・・」チャポン
ジャイアン「・・・・・・」
アーニャ「はよいけ!」グイグイ
ジャイアン「ちょっ!押すな!」
研究員C「ま、またなのかぁああ!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ー研究所男子トイレー
ジャイアン「嫌なもん見てしまった・・」
研究所C「・・・・・・」気絶中
アーニャ「どんまい!こいつの持ってるパスキー手にいれたんだしよかったじゃん!」
ジャイアン「はぁ〜まぁいい侵入できたしスネ夫を探そう」
アーニャ「うん!」
しかし、トイレをでた瞬間、大人数の研究員が待っていた!
ジャイアン「・・・随分大勢で連れションしますね・・便器たりねぇよ・・」
アーニャ「やっぱりわからないなぁ〜?男子って・・」
研究院長「ばれないとでも、思ったか?ばればれなんだよ!ここまで来たからには、もう、帰れると思うなよ?」
アーニャ「生憎私帰宅部なんだよね!帰宅させてもらうよ!」
ジャイアン「だが帰る前にやることがあるんでな!すぐには帰らないよ!そこをどけぇええええ!」
殴りかかるが軽く避けられ顔を蹴られ倒れた所をさらに飛び上がりそのままパンチを振り下ろした
ジャイアン「ぐはっ!・・・あぁ・・」
しかし、まだ、攻撃は終わらず、胸ぐらを掴み顔を何度も殴った
研究院長「口のわり弱いな!あぁ?」
ジャイアン「へっ!ほざけ!」
ドゴッ
ジャイアン「がはっ!!アーニャ!」
アーニャ「っ!もうやめてよ!完全にもう戦えない状態じゃない!これ以上は死んじゃうよ・・もう・・・やめてよ・・・降参するから」ポロポロ
研究院長「・・・ふん!二人を別々の個室にいれておけ!」
そう言うと、胸ぐらを掴んだ手を離した
ジャイアン「ふっ・・・・」ニヤ
アーニャ「・・・・・・」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
半年後
ー研究所個室ー
ジャイアン「・・・・・・・」
ここに入れられてから、半年がたった・・・毎日意味のわからない実験をされ身体を隅々まで調べられるそして最近実験をあまりされなくなってきたなそろそろ用済みで消されるころか・・
研究員C「おい実験の時間だ!このクソ野郎が早く歩け!」ドン
ジャイアン「・・・・そろそろ潮時か」
半年間で俺は、三つのことがわかった・・一つは、スネ夫のことだ、スネ夫はここにはいない、この時間にはな、二つ目はこの施設ではなにか薬を作っている身体にいいものではないことは確かだ、そして、三つ目はいつもこの時間には研究院長は出かけているつまりやるなら今か・・
研究員C「あぁ?なにボソボソほざいてんだ!歩けよカス」
ジャイアン「これ以上ここにいても有益な情報はないだろう、なら、もうここに用はない!」シュッ
後ろにいる研究員Cに頭突きをし足払いで転けさせて、首を足で挟み首を折った
ジャイアン「せめて安らかに行け糞野郎・・・」
そこにいた二人の研究員も足で蹴り倒した
ジャイアン「手錠しただけでなにもできないとおもったか?次からは足枷もつけるんだな」
そして手錠を外し部屋を出ると半年もいたおかげか、研究所内部を敵に見つからないように移動することなど簡単だった
ジャイアン「こいつら、移動が単純すぎるだろ」
ー電気制御室ー
研究員A「・て・・・き・」ピクピク
ジャイアン「さて、はじめるか!作戦スタートだ!」
ブレーカーを切った
ー第二研究所個室ー
研究員E「さぁ、実験の時間だ」
アーニャ「はぁ・・飽きたよ」
ガタン
研究員E「っ!」
アーニャ「電気が消えた!停電?」
半年前 男子トイレ個室床下
ジャイアン「どうやら、この床を外せば、もう研究所内部だろう!どこに出るかはわからんが」
アーニャ「うん・・そうだね」
ジャイアン「アーニャ・・・一つ言っておきたいんだが・・」
アーニャ「ん?なに?フラグたてとくの?」
ジャイアン「ちげぇよ!もし、捕まるようなことがあったら、大人しく捕まってくれ!抵抗はするな」
アーニャ「どうして?」
ジャイアン「多分すぐには、殺されないだろう・・捕まった方が情報を集めるには適してる」
アーニャ「でも、大人しく捕まったら、あやしまれるかもよ?」
ジャイアン「だから、その時は!俺が行く、絶対手を出すな!」
アーニャ「・・・わかった・・捕まったらどうするの?」
ジャイアン「いつになるかはわからんが、なんらかの手段で知らせる!それまでは大人しくしててくれ!わかったな」
アーニャ「・・・・うん」
ジャイアン「まぁ、捕まったらの話しだがな!そろそろいくぞ!」
アーニャ「誰もいませんように本当に」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーー
現在
電子扉オープン
アーニャ「たけしくんね!」
研究員E「暗いの怖い、暗いの怖いママ〜」
アーニャ「こいつは、無視してもいいか♪」
ー電気制御室ー
ジャイアン「気づいてくれたかなアーニャ」
そして、大勢の研究員が電気制御室に集まる
ジャイアン「かかってこい!半年間お世話になったお礼だ!俺の独断リサイタルだ!」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
アーニャ「たけしくんはきっと戦っている!なら、私は、私にできることをする!研究データを全部消してやる!」
研究員B「ん?おまえは・」
アーニャ「ふん!」ゴスッ
研究員B「うげぇえ」バタッ
アーニャ「データはたしか、あの部屋ね!」
しかし、扉に入るにはカードキーが必要だった
アーニャ「予備電源でここだけは、生きてるのね・・どうするかな?」
ー電気制御室ー
ジャイアン「オラオラ!どうした!」
「ば、化け物だ!」
かかってくる奴らを殴り蹴り投げる、
ジャイアン「おら!」ゴスッ
「うげぇ!」
ジャイアン「そぉい!」ヒョイ
制御盤に投げる
「うわぁぁああギャーーーーーーしびれる」ビリビリ
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
アーニャ「・・・・・・」
予備電源が切れました・・・ピーーガチャ
アーニャ「ラッキー♪」
アーニャ「さてと」
「だ、誰だ!」
アーニャ「ん?私?1727って言えばわかるかな?」
「っ!お前は!」
アーニャ「死ね・・・・」ゴキッ
アーニャ「・・・アンリ」
アーニャ「っと、パソコン起動」
そこには、大量のデータがあった、アーニャはパソコンを起動させた。
データを見ていくとある一つの薬を作るためのデータだとわかった
アーニャ「これは・・身体のリミッターを強制的に外す薬!こんなもの使ったら身体なんてすぐ壊れてしまう・・まだ、試作段階みたいね!少し時間かかるけど全部消してやる!サンプルは・・持っておこう!時間稼ぎ頼んだよ!たけしくん」
ー電気制御室ー
ジャイアン「ハァハァハァハァ これで、全部か・・・」
研究院長「まだ、俺がいるぜ!」
ジャイアン「・・・・・・」
研究院長「俺の留守中に面白いことしてくれたな」
ジャイアン「御託はいい!かかってこい」
研究院長「半年前負けたのによくそんなことがいえますね、次は死んでもらいますよ!いくぞぉおおお!」
ジャイアン「ぉおおおお!」
お互いの拳が顔面にあたる
ジャイアン「おらぁああ」
肩を掴み頭突きをする!
研究院長「ぐっ!なんのこれしき」
院長が掴みかかるそれを離そうと何度も殴るジャイアン
研究院長「うぅ・・」
一瞬力が弱まったのを見逃さなかった
院長の頭を脇の間にいれ
ジャイアン「ブレンバスタァァアア!」ドーーン
しかし、まだ立ち上がる研究院長
ジャイアン「タフだな来い!これで終わりだ!」
研究院長「あぁ!これで終わりだ!いくぞぉおおお!」
院長が殴り!ジャイアンが殴り!お互い避けることなど考えなかった!
ジャイアン「ぉおおおおお!」
研究院長「ぉおおおおお!」
院長のパンチがジャイアンの顔面をとらえる!
研究院長「俺のかちだぁぁあああ」
パンチは、あたった・・ジャイアンの頭突きをした頭に
研究院長「ぎゃぁぁぁああ手がぁぁああ・・・うぐっ!」
ジャイアン「なめんなよぉおおお!」ドゴーーン
最後にジャイアンのストレートパンチがきまった
ジャイアン「おれの・・・勝ちだ・・ハァハァ」
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
アーニャ「これで、終わり♪」ポチ
パソコン「データがすべて消えました」
アーニャ「これで・・終わったよアンリ」
アーニャ「・・・ん?これは?秘蔵ファイル?・・・・・男って・・」
アーニャ「後は、書類を燃やす・・より爆破するか♪こうゆうのは自爆機能とかついてると思うんだけど・・これで良し!」
アーニャは電気制御室に向った・・そこには、たくさんの人が倒れていたその中に一人立っている男がいた
ジャイアン「おわっ・・たか・・」フラッ
倒れそうになるジャイアンをアーニャが抱きとめる
アーニャ「・・・無茶しすぎよ・バカ・・」
ジャイアン「バカとはひどいな・・・これでも、半年間会えなくてさみしかったんだぞ」
アーニャ「だから・・バカなんだよ・・私も会いたかった」ポロポロ
ジャイアン「ごめんな・・」ぎゅっ
アーニャ「あ・・・うん!ゆるす」ぎゅっ
門番「ふっ・・帰るか」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
アーニャの家
ジャイアン「後はこのボタンを押すだけだ!これで、終わりだ」
アーニャ「門番に中の人を連れだすよう頼んだがらそろそろいいわね」
ジャイアン「・・・・・・」ポチ
ドカーーーーン!!
アーニャ「これで、完全にあの薬ができることはない・・みんなの犠牲は無駄にはならなかった・・」
ジャイアン(アーニャの話しを聞いたが、出木杉はもしかしたらあの薬を使ってたんじゃ!もしそうならこいつを!使えば!)
ジャイアンが持っていたのは、あの薬のサンプルだった、この薬は容量を間違えると危険なのだ、もし使っているなら大幅に弱らせることができる!しかし、使っていなかったら・・・・
ジャイアン「なぁ、今って西暦何年だ」
アーニャ「××××年よ、おかしなこと聞くのね」
ジャイアン(あの戦いの一年前か・・やはりあの穴はタイムホールか・・ならスネ夫はここにはいないか・・・)
ジャイアン「アーニャ、ここで、お別れだ・・」
アーニャ「え!そんな・・どうして?ねえ?」
ジャイアン「俺はこの時代の人間ではないんだ・・すべてを話そう」
ジャイアンはすべて起こったことを話した
アーニャ「・・・一年後」
ジャイアン「ごめん・・世話になったありがとな」
アーニャ「行かないでよ・・」
ジャイアン「待ってる人がいるんだ」
アーニャ「・・・・・そんな」
ジャイアンは家を去った
ジャイアン「一年後か・・・」
ーアーニャの家ー
アーニャ「また・・1人になっちゃた・・さみしくなん・・か・・ない・・・わけないよ」ポロポロ
アーニャ「彼が・・チャンスだったと思ったのに・・マサキの嘘つき」
その時ドアが開いた
アーニャ「っ!」
ジャイアン「あのさ・・ここの雪山で特訓したいんだけど、住む所がなくてな何処かいいところないかな」
アーニャ「・・・・ふふふ・・いいところが・・あるよ」ニコ
ジャイアン(スネ夫!おまえならきっと・・・)
一年後会おう!
続く
第五話 俺達の大将
『ただいま』
『あれ?ママ?パパ?いないのか?ママ、パパ・・』
『え?ママ・・・パパ・・ねぇ!嘘だよね!起きてよ!いったいだれが・・・・うわぁぁぁああああ!』
あの日俺達の両親が殺された
忘れる事も出来ない・・あの日
倒れ込んで眠りにつくスネ夫
スネ夫「ママ・・パパ・・・・」
ふと目を覚ました。そこは何処かもわからない場所
スネ夫「・・嫌な夢を見てしまったな・・まぁこれが夢ならどんなに嬉しいことか・・・」
あの日から弱音を吐かないと決めた。夢じゃない現実だ逃げるな
スネ夫「・・・ここは、何処だろ?倉庫かな?」
スネ夫は前髪の違和感に気づく
スネ夫「・・俺の・・前髪が・・・出木杉!許さんぞ!」
気絶していたが確かに覚えている出木杉が髪の毛を掴み投げたのを
スネ夫「振り回して投げるなんて絶対許さん!」
その時銃声が聞こえた
スネ夫「なんだ!・・とにかく行ってみよう」
スネ夫「確か、ここらへんから聞こえたような・・あれは!」
出木杉「・・・・」
ドラえもん「・・・・」
スネ夫「なぜ!二人が、まさか!タイムスリップしたのか?ドラえもんが殺されたのが、あの戦いの五カ月前だ!なにか、話してる見たいだ!隠れて見ていよう」
昔から色々あるともうこのくらいでは驚いたりはしない
タイムスリップするのも久しぶりだな
ドラえもん「出木杉くんなぜこんな所に呼んだんだい?」
出木杉「・・少し話しがしたくてね・・あと、猫かぶらなくていいから」
ドラえもん「ふん!・・用ならさっさと言え!」
出木杉「ドラえもんなら知ってんだろ?僕がなにをしようとしてるのか」
ドラえもん「・・・なにが言いたい」
出木杉「単刀直入に言う!のび太くん達を連れて日本を出て欲しい!」
ドラえもん「ほう・・意外だな。おまえならのび太を殺したいほど恨んでるとおもったんだがな」
出木杉「・・最初はそうだったよ。でも、あるおじさんが教えてくれたんだ・・希望を自分の意思を!だから、俺はしずかちゃんは諦める!あいつらを本気で祝ってやりたい!」
ドラえもん「なら、なぜ!もう戦う意味もないだろ?」
出木杉「僕のパパはどうやら戦争を起こしたいみたいなんだ・・僕を主犯格にしてね」
ドラえもん「止められないのか?」
出木杉「もう、手遅れの段階まできてる!だから、たのむ!」
ドラえもん「わかっー」
その時、大きな銃声が聞こえる
バン!
ドラえもん「ぐはっ!」
スネ夫「っ!」
出木杉「ドラえもん!」
出木杉パパ「くだらん!希望?自分の意思?バカか?お前は父の言うことを聞けばいい!そうすれば、しずかって奴と結婚できるんだ!」
出木杉「くっ!なんてことを!僕はもういいんだ!のび太くんなら彼女を幸せにできる!こんな戦争意味がない!」
出木杉パパ「もう!お前の意思なんて関係ないんだよ!我が社の薬の宣伝になるんだよ!戦争を起こせば!」
出木杉「僕は!絶対言うことを聞かないからな!」
出木杉パパ「なら、いいんだね!君の友達がどうなっても!」
出木杉「な、何をする気だ!まさか!」
出木杉パパ「見せしめが足りなかったようだな。そろそろ連絡がくるだろう!」
出木杉「やめろ!」
そして、携帯がなる
出木杉パパ「もしもし?骨川家の両親を殺したか、源家もできたか、野比家もやれたか!終わったら証拠を残さず去れ!」携帯を切る
出木杉「あぁ・・・なんてことを・・」
出木杉パパ「さぁ!どうする?」
出木杉「わかっー」
ドラえもん「やめろぉおお!こんなことしても、こいつが聞くわけが・」
出木杉パパ「うるさいな!」バン バン
ドラえもん「ぐっ!・・の・・び・た・・す・・ま・・・な・い」ガク
出木杉「わかった!言うこと聞くから!お願いこれ以上は!」
出木杉パパ「最初から言うこと聞けばいいんだよ!よし!こい!お前にはすぐ海外へ行ってもらう」
出木杉「はい・・」
出木杉と出木杉パパはその場を去っていった
スネ夫「・・・なんで・・あいつ・・本当の敵は」
ドラえもん「だ・・れか・・いるの・・か」
スネ夫「ドラえもん!」
ドラえもんに歩みよる
スネ夫「ドラえもん!大丈夫か!」
ドラえもん「スネ夫か・・どうやら・・未来か・・ら来たんだな・・ふふ、あいつと見間違えそうだ」
スネ夫「どうしてそれを!あいつって誰なんだ?」
ドラえもん「わ・るいが・・それは・・言えない・・あと少しで・・壊れてし・・まうか・・・ら・・よく・・聞け!さっき・・みたように・・・黒幕だ!・・あいつが!・・・スネ夫!あいつを殺せ!・・そうすれば・・・あの戦いで・・出木杉をとめること・・が・・・でき・・か・・・も・・・しれない・・これを・・うけ取って・・くれ!」
スネ夫「これは・・!」
ドラえもん「これには・・おれが・・し・・・らべた・・・出木杉コーポレーションの・・データだ!こいつを解析すれば・・なにか・・わかるかもしれない・・・」
スネ夫「こうなることを知ってたんだね!」
ドラえもん「ふん!何処ぞの・・お節介やろうがな・・」
スネ夫「お節介野郎?」
ドラえもん「そろそろい・・けデータ消去のため・・俺は・・爆発してしまう・・」
スネ夫「そんな!治せないのか!」
ドラえもん「むだ・・だ!早く・・いけ・・おっと・・忘れる所だった・・・これを」
スネ夫「鍵?これは」
ドラえもん「俺の・・アジトだ!・・誰にも・・・しられてない・・・あとは頼んだぞ・・」
スネ夫「ドラえもん・・・わかった!君がくれた希望を未来を守ってみせる!」
ドラえもん「よし行け。未来を頼んだ」ニコ
自爆モード実行いたします!
爆発まで30秒
スネ夫「っ!」
スネ夫は走った後ろを振り返らず、目から雫を落としながら
スネ夫「うぁああああ!!」
ドラえもん「」
???「さよならだ・・・」
ピーーーーーー
ドカーーーーーーーーン
スネ夫「ドラえもん!!」
ギリギリ巻き込まれずにすんだスネ夫!スネ夫の心は今倉庫の火よりも怒りで燃えていた!
スネ夫「出木杉パパ!てめぇ!だけは!ゆるさねぇ!」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーー
ードラえもんアジトー
テレビ「次のニュースです。今日未明倉庫で大きな爆発がありました、関係者によると倉庫の中のなにかが爆発したとのことで、誰かが爆発させたことはないとみて捜査をしている模様です。次のニュースです、ドキッおっさんだらけの水着大会のブルーレイが百万枚を記録したことにー」プツン
スネ夫「それだけかよ・・証拠を残さないってか!くそ!」バン
スネ夫は怒りのあまり壁を叩く
スネ夫「そういえば、ジャイアンは何処にいってしまったんだ・・あの穴がタイムホールならきっと別の時代にいるはずだ!なにか、残ってないかな!ここにはいろんな資料がある!もしかしたら!」
ここにはたくさんの資料がある。調べる価値はある
年代別に調べたどんな些細な事でも目を通した
ジャイアンなら小さな事でも記事に乗るような事をする筈だ。そして俺に知らせる筈だ
気づくとかなりの時間が経っていた
スネ夫「半年前まで来たか・・・今までの記事には気になる所はなかったが・・ん?これは」
か雪山の奥地の研究所が大爆発、生き残りの研究員によると1人の男と1人の女が研究所壊滅、爆破させたと言う!男の名前は剛田たけし、女の名前はアーニャと名乗っていた言う
今だ二人の居場所は知らず、警察は何処かで遭難してしまったとして捜索を断念、ただ、この研究所はなにを研究していたかは、わからずデータがすべて消えてしまっているとの事です
ドキッおっさんだらけの水着大会が・・
スネ夫「・・この研究所!ドラえもんのデータにあった所だ。偶然か?いや、違うジャイアンだ。ジャイアンはジャイアンで動いてるんだな、よし、なら俺も俺で出来ることをしよう」
スネ夫「でも、こんな時に女つくるなんて・・・」
スネ夫「まぁいい!五カ月後わかるし!明日から本格的に動こう!今日は寝るか・・目が痛い」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
ー何処かのビルー
ジャイアン「ヘックション!」
アーニャ「あら、風邪?バカはなんとかってきいたけど?」カチャカチャ
ジャイアン「バカは風邪ひかないなんて迷信に決まってんだろ?誰かが俺の噂でもしてたんだろう!罪な男だな!俺も」カチャカチャ
アーニャ「・・・・・・」ジトー
ジャイアン「冗談です、だからそんなゴミを見るような目で見ないでください・・こっちはOKだ」
アーニャ「ふふふ!良しこっちもOKよ!人もいない見たいだしもうここには用はないでしょ!いきましょ!」
ジャイアン「あぁ!用がないからな!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
朝
ードラえもんアジトー
スネ夫「半年前から出木杉コーポレーション関係の会社が、立て続けに爆破されてる!死者が1人もでてないし!一体誰が?」
スネ夫「・・・・まさかな」
スネ夫「ドラえもん・・一体どうやってこんなに情報を集めたんだ?」
ドラえもんのデータの量は半端なく多い、重要なことから、ちょっとでも、あやしい情報は全てある
だが、こんな情報量俺ぐらいだぞ!解析できるのは・・・まさか、最初から俺に渡すつもりだったのだろうか・・
スネ夫「なにもんだよ!ドラえもん」
スネ夫は、情報一つ一つに目を通した・・量が凄く多いので、気がつくともう夜になっていた
スネ夫「なるほど・・表向きは、ちゃんとしてるみたいだな・・もう・・夜か、寝てなんかいられるか!」
スネ夫は、三日かけて半分の情報に目を通した
スネ夫「・・・つかれたぁーーーー!!!もう・・だめ」
そして、二日間眠りについた
昼
ードラえもんアジトー
スネ夫「出木杉コーポレーションに恨みを持つ奴らも結構いるな・・・そいつらを仲間にできれば!・・・ただ、ほとんどの奴が何かしらの事故で亡くなっている・・くそ!少しでも逆らう奴は消すのかよ!」
スネ夫の怒りはさらに増した
スネ夫「こんな奴にママもパパも・・・・泣いてなんかいられない!まだ、いるはずだ!生きている奴が!」
すると、一つ生死不明と書いてある人を見つけた
スネ夫「これは・・なるほど!父親の死の真相を調べようとしたらしいな・・だが、なぜ?不明なんだ・・・最後の目撃情報は・・うん?・・なるほど!ここなら手をだせないからな・・行くか!」
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
とある国
紛争地帯近くの町
ここは、もう結構前から内戦が続いてる、あたりまえだ!ここには、仕切る者がいない・・ 無政府主義・・言えば、なんでもありの場所だ・・だから、国の圧力などまったく意味がない・・入ればいつ殺されても仕方ない、そんな場所にいるんじゃ不明でも納得だ
ここで、調べてみるとそいつは、生きていると言うことがわかった!あとは、場所を聞くだけだ!
スネ夫「そうだよな!早く言えよ・・」シャキン
ナイフをそいつの首元におしつける
ギャング「す、すまん・・た、たのむから殺さないでくれ・・」
スネ夫「俺に絡んできたのが、悪い!弱そうにみえたのかな?」
ギャング「場所は、知らないんだ!本当だ!信じてくれ」
スネ夫「・・・そうか・・なら・・死ね」
ギャング「え?・・」
スネ夫「用がないなら、死ね」
ギャング「わかった!言うから!」
スネ夫「最初から言えよ!」
場所を聞き出しその場所行った・・凄く貧しい人々ばかりだが、今の俺はなにもできない・・すまない・・
スネ夫「ここか・・・」トントン
ノックをする
スネ夫「・・・いないのか?」
男「動くな・・誰だ!出木杉コーポレーションの奴か!まぁいい!死ね」シャキン
スネ夫「違う!俺は、出木杉パパに恨みをもつ者だ!力を貸してほしくて来たんだ!」
男「・・・・死ね」
スネ夫「くっ!・・・」
俺は死を覚悟した・・しかし
男「嘘では、なさそうだな入れ」
スネ夫「なぜだ!嘘をついていないなんて確証はないだろ!」
男「俺は、そういうのは、わかるんだよ!確証はないがな」
スネ夫「わからん奴だ・・・」
男「それより、話を聞かせろ」
スネ夫「わかった・・・」
スネ夫は未来から来たことは伏せて半年後の戦争、黒幕が出木杉パパで、そいつに家族を消され恨みをもってることをはなした
男「本当のようだな・・・たく!いつかはチャンスがくるかもと思ったが、来たらきたで複雑だ
な・・わかった!その復讐に手をかそう!」
スネ夫(復讐・・・ね)
男「自己紹介がまだだったな!俺の名は・って!!伏せろぉおお!」
スネ夫「なっ!」
バンバンバンバン
ガシャーーン
スネ夫「なんだ!」
男「やばいな!ここいらでたちの悪いギャングだ!」
ギャング「おーーい!出て来いやぁああ!さっきはよくもやってくれたな!」
男「はぁ〜ゆっくり出発なんて無理か・・」
スネ夫「俺が時間を稼ぐ!」
男「ばか?勝てるわけねぇだろうが!向こうはざっと二十人はいるぞ!」
スネ夫「だが・・・」
男「行くんだろ?日本に!」
スネ夫「あぁ・・・わかった・・行こう」
男「これを持て!」ポイ
スネ夫「これは・・・銃だと!」
銃を渡すと男は、床の隠し扉を開け入っていった
スネ夫「ま、まってくれよ」
男「感づかれるなよ。ゆっくり音を立てずにだ」
ー地下道ー
スネ夫「こんな、道があるとは・・」
男「奴らがいつきても逃げられるようにな・・・」
スネ夫「何処に繋がってるんだ?」
男「町外れの井戸だ!黙って来い!」
スネ夫「・・・・・・・」
男「そこ触るなよ。矢が飛んでくるから」
スネ夫「うわぁ!」
男「静かにしろって」
スネ夫「悪い・・」
ー井戸ー
スネ夫「・・・なぁ、はしごは?」
男「ねぇよ!登れ」
スネ夫「・・・無理!俺は、猿じゃねえ」
男「なんか言ったか?」
スネ夫「・・・もう、あんな上にいるよ・・猿かよ!」
男「仕方ない!少しまってろ!登ったら、ロープ下ろす!」
スネ夫「これなら楽勝だ!」
・
・
・
スネ夫「ロープでも、きついな・・」
男「そろそろかな?」ポチ
ー男の家ー
ギャング「いねぇな!探せ!何処かに隠れてるはずだ!」
ギャング2「兄貴!これ!」
ギャング「あん?」
カチカチカチカチ
ギャング「・・・・・・」
ドカーーーーーン
ー道ー
スネ夫「今なんか聞こえたような?気のせいか」
男「ここから、少し行けば、飛行場がある」
スネ夫「飛行機持ってるなんて凄いな!」
男「おう!俺についてこいよ?」
ー飛行場ー
スネ夫「おい!入り口こっちだぞ?」
男「こっちだ!」
男「・・・・いいか!あの荷物にまぎれるんだ!」
スネ夫「え!不正?」
男「俺が飛行機なんて持ってるわけねぇだろ?金もねぇし」
スネ夫「・・・・・」
男「よし!今だ!」
スネ夫「どうにでもなれ」
ー飛行機内部ー
スネ夫「・・・・これ、日本に行かないよね?」
男「あたりまえだ!バカか?」
スネ夫「どうするか、一応聞くよ?」
男「・・・・マスクつけとけ!」ガチャ
スネ夫「そうなるのね・・・」
スネ夫(手段は選んではいられないか・・)ガチャ
2人は、マスクをつけ銃を持ち機長のいる操縦室へ
男「・・・・・・」
スネ夫「ごめんねぇ〜ぼく?席についててね?」
男「早く行くぞ!」
スネ夫「まずは、乗客の安全を・・」
男「・・・・・席に着きやがれ!」バン!
乗客たち「ギャア〜〜〜〜〜」
男「ほら、みんな席についたぞ!」
スネ夫「はぁ〜」
男「飲み物などの販売は終了した!大人しく座ってろ」
「あの・・・」
男「なんだ?」
「吐きそうです・・・」
男「吐けばいいだろ!」
スネ夫「待て、今酔い止め貰ってくるから」
「すいません・・・」
男「ちっ!先に行くぞ」
「酒くれ〜」
男「隣の奴が吐きそうだってよ、やめてやれ」
「うるさい!酒だ!」
男「ねぇよバーカ」
ー操縦室ー
スネ夫「やっと来れた」
男「悪いが、日本に向かってもらおうか!」
機長「なめんなよ?」
スネ夫「なに言ってるかわからんが・・なんか機長怒ってね?」
男「行けよ!命がほしくないのか?」ガチャ
機長「殺すなら殺せ!」
男「やらないと思うか?」
機長「俺は、この仕事に命かけてんだ!日本にはいかねぇよ!地獄になら連れて行ってやるよ!」
男「はははは、悪いが、地獄には、一人で言ってくれよ!」ガチャ
スネ夫「おい、落ち着け!なに言ってるかわからんが!」
男「いいから、言うことを聞け!いいか?これが、最後だ!」
機長「・・・・・・・」
すると、機長は放送を流した
機長「え〜みなさん!本日は、我々の航空を利用していただきましてありがとうございます。
いきなりですが、この飛行機は、ハイジャックにあいました・・・ですが、私はこの仕事に命かけてます!行き先は変えません!少し、騒がしくなりますが、すぐ終わりますのでシートベルトをしてお待ちください」
男「どう言うつもりだ!」
機長「これが、俺の答えだ!」
スネ夫「っ!」
機長は、男に掴みかかり銃を奪い押し倒す
そして、男の口の中に銃をつきつける
機長「形勢逆転だ!小僧!おまえの仲間も今頃うちの若い奴らに消されてるだろうな!」
男「うごぉおおこかはさはさは」
機長「なに言ってんだ?バーカ!」
銃の引き金を引こうとする機長
スネ夫「・・・・・・・」ガチャ
スネ夫「ごめん・・・」
バン
機長「・・・・・」バタ
男「おまえ!大丈夫だったのか?」
スネ夫「あぁ・・・・」
男「おまえ!血だらけだぞ!処置をしよう!」
スネ夫「いや・・無傷だ!」
男「え?」
スネ夫「それより!自動操縦が壊れたみたいだ!」
男「やば!おい、こっちの席に座れ!」
スネ夫「操縦わかるのか?」
男「少しならな・・まずは、機体をあげないと落ちるぞ!」
スネ夫「これか!」
男「おう!多分!」
スネ夫「うぉおおおお!」
男「あぁぁぁがぁぁぁああれえええええ!」
スネ夫「どうにか、上がったぞ!次は?」
男「安定させなきゃいけない!このレバーを引け!」
スネ夫「了解!」ガシャン
飛行機はさらに揺れ出した
スネ夫「これ安定してないよな!」
男「と、とりあえず!レバー戻して・・こいつとこいつを作動させて」カチ カチ
スネ夫「うわぁ!駄目だ!このままだとハンドルもってかれる!結果落ちる!」
男「あと少し耐えてくれ!え〜と・・これとこれをオフにして・そしてこのレバーを引いて・・」
スネ夫「ぐぬぬぬ!!腕が!」
男「よし!安定してきたぞ!」
スネ夫「早く!!」
男「少しまて、行き先変更!日本だ!よし、自動操縦も治ったみたいだ!」
男「これでハンドル離しても大丈夫だ」
スネ夫「ふぅ〜・・異常は・・・ないな!あと少しで腕ごとハンドルもってかれてたよ」
男「これで、着陸までは、自動だ。お疲れ様」
スネ夫「少し、休むか・・」
男「その前に、放送しておくか・・」
乗客席
あ、あ〜マイクのテスト中〜みなさん!どーも!新機長です!ただいま、この飛行機は、日本に行き先を変更しました!文句やなんかある人は、三人まで、受付まーす!パラシュート三個しかなくてね!では、着陸までの時間をお楽しみください!
ー操縦室ー
スネ夫「そう言えば、自己紹介が、まだ、だったな骨川スネ夫だ!よろしく!」
男「スネ夫か!俺の名は、ユウキだ!あまり好きな名ではないから、ユウ、と呼んでくれ!」
スネ夫「よろしく!ユウ!」
ユウ「これから、日本についたらどうする?」
スネ夫「それは、無事着陸できてからにしよう!それまで休もうか」
ユウ「だな!」
数時間後
ー操縦室ー
ユウ「よし」
スネ夫「そろそろだ!自動操縦を解除するぞ!」
ユウ「おう!」
スネ夫「うわぁぁ!揺れる!」
ユウ「しっかり握れ!いいか!今から言う通りにしろ!」
スネ夫「わかった!次はスムーズに頼むよ」
ユウ「まず、メーターを見て!機体を真ん中に合わせろ!」
スネ夫「よし!OK!」
ユウ「いいか!このレバーとこのレバーを一緒におろせよ!いっせいのぉおおおで!」
スネ夫「ちょっと待って!」
ユウ「どうした!」
スネ夫「このレバー1つに見えるが2つだぞ!どっちだ!」
ユウ「・・・・おまえに任せる!」
スネ夫「ファ?」
ユウ「いくぞいちにのさん!」
スネ夫「え?え?もうこれでいいや!」
ガチャ
ユウ「どうやら正解のようだな!」
スネ夫「心臓に悪いよ・・」
ユウ「まだ、終わってないぞ気を抜くなよ」
スネ夫「わかってる、あとは」
ユウ「え〜と?」説明書読み中
スネ夫「!!!!!」
ピーピーピー
スネ夫「なんだ!」
ユウ「無線だな、まぁ仕方ないか無断着陸だからな怒るわな」
スネ夫「えっと・・なんて言えば」
ユウ「俺に貸しな!」
ユウ「あ〜こちら○○○便緊急事態のため着陸を許可して欲しい」
ユウ「はい、了解です!」
ユウ「六番滑走路を使えだと分からんから目の前の滑走路に着陸するぞ」
スネ夫「それでいいのか!」
ユウ「もう今から動かすのは無理だ始めるぞ」
スネ夫「わかった!」
ユウ「車輪をだせ!このレバーだ!多分!」
スネ夫「凄く不安!」
ユウ「あ〜今から着陸するんで!どけてください!え?そうそう!緊急着陸だ!え?六番を使えって?知るか!いいから飛行機のけろ!突っ込むぞ!」
ユウ「滑走路は空いた!いけぇえええ!」
スネ夫「どう見ても空いてないけど・・」
ユウ「知るか!」
ガシャン!!グラグラ
スネ夫「うわっ!!」
ユウ「ブレーキ!タービン逆回転!なんて言ってみたり!」
スネ夫「とぉおおまれ!」
スネ夫「前の飛行機に当たる!!」
ユウ「止まれぇえええ!!」
ユウ「とまった・・・」
スネ夫「はぁ〜燃料ギリギリだな・・」
ユウ「おい!逃げるぞ!」
スネ夫「あ、そうか!その前に放送」
乗客席
あ、ぁ〜みなさん!つきましたよ!ようこそ!日本へ!そして、さらば!
警察「何処にいる!向こうか!」
「いやいや、向こうだよ」
警察「そうか、ありがと」
「酔い止めの礼だ、時間はかせいだよ」
ーーーーーーー
ーーーー
ーー
スネ夫「案外楽に逃げれたな!」
ユウ「タイミングがよかったんだよ!」
ユウ「おっと!へい!」
道路にでて車を止める
ユウ「貸してね!」
運転手「え!」
ユウ「降りろ!」ガチャ
運転手「はい・・・」
スネ夫「・・・・・・」
ー車内ー
ユウ「これから、どうする?」
スネ夫「とりあえず、後ろのパトカーをどうにかしなきゃ・・」
警察「待てやぁぁああああ」
ユウ「殺っちゃうか!」
スネ夫「やめろ!シャレにならん!」
ユウ「じゃあ!どうする!このままじゃ捕まるぞ!」
スネ夫「・・・・・・・・」
スネ夫「よし!運転かわれ!」
ユウ「了解!何処へ行く?」
スネ夫「たしか・・この時間ならまだやってたはずだ!」
スネ夫「まずは、パトカーを振り切るぞ!」
そして、どうにか振り切ったスネ夫は、知り合いの塗装屋に行き車の色を変えた・・そして、どうにかアジトへ行くことができた圧倒的ご都合主義
ードラえもんアジトー
ユウ「ここが、アジトか・・たしかに大量の資料だ!」
スネ夫「これを見てくれ!」
そう言うとスネ夫は、パソコンの画面を見せる
ユウ「これは、出木杉パパの予定表!なんで、こんなものを!」
スネ夫「どうやら、ドラえもんは予想していたみたいだな!」
ユウ「ドラえもんってなにもんなんだよ・・・」
スネ夫「これを見ると、三日後奴は、豪華客船のパーティーにでるらしい!」
スネ夫(こんな時に・・あの野郎!)
ユウ「潜入して始末するわけだな!」
スネ夫「あぁ、多分それが最後のチャンスだ」
スネ夫(この、パーティもしかして・・・)
スネ夫「だが、どう・・潜入すればいいんだ・・せめて招待状でもあれば・・いや、あったか」
スネ夫「すまんが俺は俺で動く、各自準備して三日後に会おう」
ユウ「わかった俺も少し知り合いに顔だしてくる」
スネ夫「じゃあ、三日後に」
ユウ「あぁ!」
ユウ「・・・・・・」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
あの時俺たちが親の死を知ったのは・・豪華客船のあった次の日だった、親達で旅行に行くと言って・・その日が帰ってくる日だった・・だが、帰ってきたのは・・・死体だった・・・
まだ、俺たちは良かったのかもしれない・・ジャイアンはそれより前に、目の前で家族を殺され、俺たちに被害が及ばないように隠していたんだから・・・なぁ・・俺たちが信用できなかったのか
スネ夫「・・まさか、自分の家に招待状を盗みに行くなんてな」
スネ夫「まだ、ここらも綺麗だ・・血で汚れてないな・・」
スネ夫「さてと、家に自分がいるとやっかいだが・・・」
過去ジャイアン「おい、スネ夫どうした?自分家の前で!」
スネ夫「しまった!」
スネ夫(迂闊だった!過去のジャイアン達がいるんだった!変装くらいしておけばよかった!)
過去ジャイアン「それに髪どうした?イメチェンか?」
スネ夫「こ、これはその・・・」
過去ジャイアン「なんだ?俺様に隠し事か?スネ夫!俺たちに隠し事はなしだよな!」
スネ夫「!!」
スネ夫(落ち着け・・・俺)
過去ジャイアン「なぁ!悩み事か?話してくれよ!」
スネ夫「はは、悩み?この俺じゃない、僕が?パパの会社にも就職決まっていて!金も地位もある、僕が、笑わせないでくれよ」
スネ夫(自分で言っててヘドがでる・・親に敷かれたレールを誰よりも嫌っていた俺が・・)
過去ジャイアン「おまえ、なんか、おかしいぞ!あぁ、さては、母ちゃんに会えないからか?あと、四日で、帰ってくるじゃないか!元気だせって!」
スネ夫(落ち着け、落ち着け!・・・)
スネ夫「そ、そうだな・・ジャイアンこそなにか隠してたりするんじゃないのか?」
過去ジャイアン「俺が?ないない、悩みなんて無縁だろ?それに」
過去ジャイアン「両親いなくなって!好きなことやり放題だからな!もう、帰ってこなくてもいいかもな!ははははは!」
その時、俺の中で何かが弾け飛んだ・・俺は、ジャイアンにつかみかかった
スネ夫「ジャイアン!!いつまで!嘘ついてんだよ!隠し事?あぁ!してるよ!お前が嘘ついてることを知ってるっていうな!」
過去ジャイアン「な、なに言ってんだ!俺は、嘘なんてー」
スネ夫「嘘だ!!あの時、気づけなかった・・自分が情けない・・なぁ!俺たち仲間だろ!心の友だろ!なんで!隠すんだよ!信じられないのかよ!」
過去ジャイアン「・・・スネ夫これ以上は、本当に怒るぞ・・俺は隠し事なんてしてない・・ただの自己中の今だにガキ大将とかいってる・・・無力な・・・」
スネ夫「あぁ、お前は、無力だ・・そして、俺も・・だからこそ!無力だって、力を合わせれば!少なくとも目の前で、家族を殺されることもなかった!」
過去ジャイアン「てめぇ!それ以上いうな!」
スネ夫「いやだ!俺だって!のび太だって!ドラえもんだって!静香ちゃんだって!一人苦しんでる仲間をほっとくことなんて!できないんだよ!」
過去ジャイアン「帰る!・・・」
スネ夫「まてよ!無力!」
過去ジャイアン「おい!いい加減にしろ!」
スネ夫「てめぇ、一人でなにができる、家で泣いてるだけか?それとも、自分を偽るか?どっちにしろ、廃人だな・・お似合いだ!」
過去ジャイアン「悪いが、スネ夫今回は、お前が悪い・・病院行きかもしれないが、勘弁しろよ!」
スネ夫「少なくとも、無力の廃人に病院送りなんてな!ありえないな、少し頭冷やすかぁぁあああ」
過去ジャイアン「スネ夫ぉおおおおおお!!」
スネ夫「たけしぃいいいいいいいい!!」
数分後には、泣きながら謝っているんだろうな・・・この時代の俺なら!!
過去ジャイアン「ぐはっ!」
スネ夫「どうした?病院に送るんだろ?」
ジャイアンの攻撃は、すべてよけられる、対してスネ夫は、よけながらも、攻撃をしていた
過去ジャイアン「ど、どうなってんだよ・・・スネ夫が、こんなに」
スネ夫「隙だらけだよ!!」
過去ジャイアン「うぐっ!」
スネ夫「もう時間がもったいないからこれで終わるよ!」
スネ夫は、ジャイアンの隙を見て、腕を掴み背負い投げをする、そして、倒れた所にとどめをさす!
スネ夫「これが・・・俺とお前の違いだ!!」
過去ジャイアン「・・・・・くそ!・・俺は、なんて弱いんだ・・」ポロポロ
スネ夫「なぁ・・ジャイアンは、弱くねぇよ!!前をみな!そうすれば、強くなれる!前が無理なら横でもいい・・見えるはずだぜ!お前の仲間達がよ!人は一人じゃ生きられない!それは、弱点でもあり、強さでもある!俺たちを信じて頼ってくれないか?」
過去ジャイアン「・・・・・・」
ジャイアンは、無言で立ち去って行った・・・きっとわかってくれたはずだ!
スネ夫「・・・負けんな!」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ースネ夫の部屋ー
スネ夫「今日は、留守でよかった・・招待状何処にしまったかな?」
スネ夫「お!あった!これで、船へは、潜入できる・・・だが、おかしいな、奴は、少しの反逆も許さない・・今の時点でもうママ達を消してるはずだ。俺たちに恨まれてるかもしれないのに招待するか?ばれない自信でもあるのか?とりあえず、帰るか!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
スネ夫「・・・・・・・」
過去ジャイアン「・・・・・」
スネ夫「なんだ?仕返しか?」
過去ジャイアン「そんなことしねぇよ!一つ聞きたいことがある」
スネ夫「なんだ?」
過去ジャイアン「お前・・何者だ!さっき、スネ夫を見たが、あきらかにお前とは、違う」
スネ夫「みんなに話したのか?」
過去ジャイアン「いや!まだ、俺だけだ!」
スネ夫「なら、忘れろ!お前は、なにも見てない!」
過去ジャイアン「あんな、完全に心から俺の負けだと思った喧嘩は、なかったからな!わすれねぇよ!」
スネ夫「ふっ!たしかに、俺は、この時代のスネ夫じゃねぇよ!それ以上は、教えられない!いや!これから先は、お前次第だ!」
過去ジャイアン「俺次第?」
スネ夫「俺は、俺たちは、今もお前のわがままで動いてんだぜ?命までかけてよ?だが、それほどに価値のあることなんだよ」
スネ夫「お前は、いや!剛田たけしは、俺たちの大将だろ!」
過去ジャイアン「!!」
スネ夫「あとは自分で考えな!それと豪華客船パーティーには行くな!じゃあ!」
過去ジャイアン「情けねぇ大将だな・・・本当情けねぇぜ!!やってやるよ!俺様をなめんなよぉおおおお!」
スネ夫「あと、三日・・・やるだけのことは、やるか!」
続く
第六話 戦う理由
あいつは一体何者だったのだろうか・・・・
今はそんなのどうでもいい
これでよかったのかな?
間違ってるのかな?
だったら、早くとめてくれよ・・
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
まだ、出木杉が中学三年だった頃、おっさんとの二度目の出会い
今日も、またクビになった人が僕に八つ当たりをしてきた・・小学生の時知らないおじさんが、言っていたように、父に相談したが、まったく相手にしてもらえなかった・・・そのあと、おじさんを探したが、みつからなかった
ー学校ー
出木杉「返せ!!」
DQN「嫌だね!おぼっちゃんが!てめぇ見たいななんでも手にいれられるおぼっちゃんが!ムカつくんだよ」
出木杉「・・・・なんにも知らないくせに」
DQN「あぁ?おい!ちょっとツラかせや!」
出木杉「離せ!!くそ!」
DQN「おまえ!今日はまじで!かえさねぇからな!今先輩呼んだから待ってろよ」
出木杉「そ、そんな!誰かた、助けて」
助けを呼ぶが、みんな見て見ぬ振りをする、しかたない僕だって逆ならそうしていただろう
たけしくん見たいに喧嘩がつよければ・・・
DQN「お!来たぞ先輩こいつです!」
先輩「ほう・・生意気なおぼっちゃんか・・たしかにムカつくなww」
DQN「先輩やっちゃってくださいよ」
先輩「よ〜し!ボクシング部でてる俺が、可愛い後輩のために人肌脱ぐかな?ww」
出木杉「あ、あ!あの、許してください・・おねー」
出木杉に殴りかかる先輩
出木杉「うぐっ!うぇええ」
先輩「やりすぎたかな〜ww」
DQN「かっこいいっす!先輩」
先輩「ふははははは!」
???「そろそろ、いいか・・この時代の出木杉には罪はない」
???「あるとしたら気づけなかった僕達だ」
先輩「さぁ〜て!次は、デンプシーいっちゃうww」
DQN「デンプシーですか!かっこいいっす!」
出木杉「ガクブルガクブル」
殴りかかろうとする先輩の肩に手がおかれた
???「おっさんもまぜてくれないかな?」
先輩「あぁ?おっさんは、ひっこんー」
???「おっさんちゃうわぁぁああい!!お兄さんだ!!」バキ
先輩「ぐはっ!」
一発KO
DQN「ま、まじぱないっす!」
???「おい!そこのガキ!次こいつに手ぇだしたら!」
DQN「だ、だしたら!なんなんだよ!!」
???「・・・・・・・」ニヤ
DQN「ぎゃあああ!すいませんでしたぁぁぁああ」
二人は、逃げていった一人は、気絶しており、もう一人は、漏らしながら、なおかつ先輩をひきずりながら、逃げていった
???「大丈夫か?」
出木杉「・・・!!もしかして!おっさん!」
おっさん?「おっさんじゃねぇよ!お兄さんだ!」
出木杉「ぼ、ぼく話したいことが、あって!それで!」
おっさん?「ちょっとまってくれ!」
周りの人達に目線がいく
おっさん?「傍観者の臆病者共!みてんじゃねぇええよ!」
その一声で二人以外いなくなった
おっさん?「よし!もう、いいぞ!てか・・・キャラつくるの疲れたから、やめるな、久しぶりだな出木杉」
出木杉「おっさん・・・僕、父に相談してもだめだったよ・・・」
おっさん?「そうか・・・辛いか?」
出木杉「辛かったけど、おっさんに話すと楽になるんだ!」
おっさん?「・・・・そうか」
出木杉「僕さ、好きな子がいるんだ・・その子がいるから頑張れるんだ!」
おっさん?「付き合ってるのか・・」
出木杉「ま、まさか、付き合ってはいないけど!いつか、気持ちを伝えるんだ!」
おっさん?「応援は、できないが、がんばれよ!」
出木杉「え!してくださいよ!」
おっさん?「ガキ共の色恋に興味はない!」
出木杉「おっさん・・彼女いないの?」
おっさん?「ん?いるよ!てか、結婚してる・・」
出木杉「へぇ!凄いじゃん!綺麗な人?」
おっさん?「あぁ、世界一綺麗だ」
出木杉「写真見せてくださいよ」
おっさん?「やめとけ・・」
出木杉「ん?」
おっさん?「そろそろ僕は行くね」
出木杉「もう・・ありがとうございます!助けてくれて!多分、そこそこ名のある不良グループだから仕返しにくるかもだけど・・・」
おっさん?「・・・・・・大丈夫だ、奴らはもう来ないよ」
出木杉「ん?どうしてわかるの?」
おっさん?「じゃあな」
出木杉「・・また、会えるよね」
おっさん?「さぁな」
その後、あの不良グループが謎の壊滅をして僕のいじめはなくなった・・・よかった、のび太くん達にばれたら心配させてしまう・・しずかちゃんにばれたらかっこ悪いしね
次におっさんに会ったのは高校三年の頃だった
おっさん?「あいつにあんなことが・・・気がつかなかった・・最低だ」
おっさん?「不良グループか・・行くか」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
高校三年の頃
僕は、今日!告白する!お互い違う大学に行ってしまうだから会えなくなるまえに!でも・・なんで・・こんな低レベルな大学に
出木杉「たしか、そろそろバイトが終わってここを通るはずだ!」
出木杉「きた!・・・・あれは」
???「本当に僕のために同じ大学でよかったの?」
しずか「もう!いいっていってるでしょ!私達付き合ってるんだから!そうでしょ?のび太さん」
のび太「ごめんごめん!そうだね、僕達付き合ってるもんね」
しずか「のび太さん・・・・」
のび太「しずか・・・・」
出木杉「・・・もう、見てらんないや・・・ははは」
ー夜の公園ー
出木杉は、ベンチに座りただ・・ぼ〜としていた・・
出木杉「・・・馬鹿だな・・僕は・・ははは」
???「よう!こんな所で誘ってるのか?」
出木杉「・・・・おっさん・・」
おっさん?「よっ!見てたぞ見事に振られたのか?」
出木杉「・・・笑いにきたのか」
おっさん?「笑ってほしいのか?」
出木杉「僕・・もうだめだよ・・いっそこのまま死にたい」
おっさん?「・・・・・」ガチャ
無言で銃を突きつける
出木杉「それ・・本物?」
おっさん?「死にてぇなら殺してやる」
出木杉「冗談だよね・・」
おっさん?「見えるか?」
出木杉「いいよ・・殺してくれ」
おっさん?「!!このバカちんがぁぁぁあああ!!」バキ
出木杉「ぐはっ!いてぇ〜なにするんだ!!」
おっさん?「簡単に死にてぇなんていってんじゃねぇぞ!!」
おっさん?「お前が生きてる今日は!昨日死んだ人が、迎えられなかった明日なんだぞ!お前は、まだ、若い!この先いろいろあるだろう!それなのに!乗り越えた先に何があるか確かめもせず!終わろとしてんじゃねぇ!!忘れろ!」
出木杉「でも・・どうしても、忘れられないよ・・」
おっさん?「・・・ほら、これ!」
出木杉「これは?」
おっさん?「酒だ!!忘れたい時は飲め!!」
出木杉「僕!未成年だぞ!」
おっさん?「いいから飲め!おっさんと乾杯だ」
半ば強引に飲まされた
出木杉「ヒック、へへへ、凄く気分がいいぞぉ〜ははは」
おっさん?「辛い時は、飲みな!忘れられるよ!」
出木杉「・・・ありがとな、ヒック、僕!頑張ってみる!親の敷かれたレールなんて!糞くらえだ!」
おっさん?「・・・・・・」
あの時、おっさんは僕に生きる意味を教えてくれた・・次はいつ会えるのだろう・・・
おっさん?「・・・・無責任すぎるよ・・僕の所為で」
そして、最後に会ったのがあの倉庫爆発事件の日だった
出木杉「もうすぐ!!しずかちゃんが、僕の物に!!」
出木杉パパ「そうだ!父の言う通りにしておけばいいんだ!」
出木杉「のび太の野郎!!しずかちゃんを幸せにできるのはこの僕だ!」
公園
出木杉「来たね!」
おっさん?「よくわかったな」
出木杉「ふふふ!だいたい現れる時間を調べれば規則性って知ってるかい?」
おっさん?「・・・・・・」
出木杉「わからないんだな!はははは!」
おっさん?「出木杉・・」
出木杉「おっさん!僕もうすぐ!しずかちゃんと結婚できるんだぜ!長年の夢が叶うんだ!!」
おっさん?「それで、いいのか?」
出木杉「へ?いいもなにも、父が言うことを聞けばって!」
おっさん?「しずかの意思は?」
出木杉「おっさん!!いくら、おっさんでも、僕の女を呼び捨てとは、いけないな!!」
おっさん?「それで、本当にいいのか?笑いのある家庭が気づけるか?」
出木杉「当たり前だ!もう、笑いのたえない、家庭がー」
おっさん?「おまえじゃねぇよ!!一人で笑ってろ!!その中で、しずかは・・・笑ってるのか?」
出木杉「・・・笑ってるよ」
おっさん?「彼を・・のび太くんを殺され嫌な相手と結婚!!決められたレール!これじゃ、まるで、お前が昔嫌ってた人生そのものじゃねぇかよ!笑う要素がねぇよ」
出木杉「・・・・・・そんなはず」
おっさん?「なぁ!好きなら!彼女の笑顔を壊さないでくれ!本当にしずかちゃんの幸せを願ってるなら・・・・」
出木杉「・・・でも、父が・・」
おっさん?「出木杉!!いい加減気づけよ!!なんで、仕事ばかりで、息子のこともろくにしらない奴が、他人の子のことをどうしてわかる!!」
出木杉「!!ぼ、僕は!」
おっさん?「お前は、操り人形じゃない!!お前の人生お前がきめろ!!」
出木杉「僕は!!しずかちゃんの笑顔が好きだ!!・・でも、僕じゃだせない・・・のび太くんじゃないと・・ごめん!!僕は・・彼女の笑顔を・・」
おっさん?「おっと!!そこまでな!罪なら!これから、返せばいいだろ!」
出木杉「・・・・僕は、取り返しのつかないことを、もうとめられない・・・」
おっさん?「・・・・・・」
出木杉「僕は、どうすれば!」
おっさん?「自分で考えな!!いるだろ?頼れる奴が」
出木杉「ドラえもん!!すぐに電話を!!いや!直接会うか!!すいません!もう、いきます!また、会えますか?」
おっさん?「・・・そうだな!お前が!お前が・・・
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーー
数年後ーー
ジャイアン達が、到着する少し前の出木杉軍アジト
出木杉「・・・お前が、道を踏み外した時殴りにくるか・・変なこと、思い出したな・・」
兵士「隊長!!敵が、来ています!!」
出木杉「何千だ!!」
兵士「・・二人です」
出木杉「ん?二千?」
兵士「二人です!!ほぼ、壊滅です!」
出木杉「なんだと!!」
兵士「ガタイのいい!奴と前髪がシュンってなってるやつです!!」
出木杉「・・・・・たけしくん!スネ夫くん・・・」
兵士「どうしますか!撤退しますか?」
出木杉「全軍!撤退なお!僕は残る!!行け!」
兵士「隊長・・・」
出木杉「・・行け!」
兵士「・・・・わかりました」
出木杉「罪は償わないとな・・そうだろ?おっさん!いや、のび太くん」
そう言うと出木杉は薬を取り出し飲んだ
出木杉「ぐぅうううあああああああああああ!!」
ジャイアン「出木杉!!」
スネ夫「貴様だけは!!」
出木杉(もう、悩まない!だってこれは!俺の人生だ!!)
出木杉(早く殴りに来い!のび太)
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ー倉庫ー
ドラえもん「俺の・・アジトだ!・・誰にも・・・しられてない・・・あとは頼んだぞ・・」
スネ夫「ドラえもん・・・わかった!君がくれた希望を未来を守ってみせる!」
ドラえもん「」ニコ
自爆モード実行いたします!
爆発まで30秒
スネ夫「っ!」ダッ
ドラえもん「ふふ・・情けないな・・生きてのび太に・・・あいたかったな・・・」
のび太「よう!」
ドラえもん「!!のび・・」
のび太「すまん!時間がない!伝えたいことだけ言わしてくれ!」
ドラえもん「・・・・・」あと二十秒
のび太「見て来たよ!出木杉の過去、僕は、知らずにあいつをきずつけていたんだな・・・それに、無責任に背中まで押してしまった・・戦う理由できたよ!」
ドラえもん「のび太くん・・」
のび太「僕が傷つけた、僕が気づけなかった、あいつの苦しみを・・・まだ、遅くない!友として!心の友として出木杉をとめる!」
ドラえもん「・・・のび太・これを」
のび太「これは、そうだね!繰り返さないとな」
ドラえもん「・・のび太・・ありがとな」あと五秒
ドラえもん(のび太・・これからお前は大変だろう・・だが、安心しろ、お前の娘達は・・そしてお前の息子は・・)
のび太「あぁ!ありがとうドラえもん」
そう言うと、のび太はドラえもんの尻尾をひっぱり電源を落とした
電源の切れる時のドラえもんの顔は優しく全てに満足したような顔だった
きっとドラえもんは僕の知らない真実もこの先の事も知ってる
でも、教えてくれないのは自分で見ろってことなんだよね?
絶対に見るから
のび太「じゃあ!」
ドカーーーーーン
のび太は、ドラえもんから、タイムホールをつくりだす、装置を託された・・
のび太「さて!戻るか!僕の未来に」
続く
第七話 大切な思い
ここまで、うまく行き過ぎてる・・なにかあるな・・だが、もう時間がない!行ってやるよ
ー船乗り場ー
スネ夫「遅いなユウの奴、三日後にここで集まる約束をしたはずなんだが・・寝坊か?」
スネ夫の無線機に連絡がはいる
スネ夫「こちらスネ夫誰だ?」
ユウ「よう、もう船乗り場か?」
スネ夫「その声はユウか、もうすぐ船がでるぞ!はやくこい」
ユウ「思ったんだけどさ?お前は招待状で入れるけど、俺はどう入ればいい?」
スネ夫「俺の紹介で入れてもらえば?一人くらいなら大丈夫だろう」
ユウ「無理だな、それでだ俺は俺でどうにかするからよ中で落ち合おう!また後で連絡する、それまではパーティーでも楽しんでな」
スネ夫「あぁ?おい!って!切ってるし・・まぁいい入るか!どう?入るのやら・・・」
ー船入り口ー
スネ夫「さて入り口はあそこか」
列に並ぶ
警備員「招待状を確認させてもらおう!」
青年「あの・・招待状なくしちゃって・・」
警備員「帰れ小僧」
青年「お願いします!中に人を待たせてんです!」
警備員「駄目だ!帰れ」
青年「どうしてもですか?」
警備員「あぁ、痛い目みたくないなら帰りな」
青年「そうですか、なら!」
警備員「っ!」
スネ夫「おい、招待状がないなら大人しく帰るんだ。他の人に迷惑だろ」
青年「うるさー・・っ!!スネーっ・失礼しました〜」ダッ
警備員「なんだったんだ?だが、あいつただ者じゃねぇな・・助かったぜ」
スネ夫「いや、いいんだ、招待状これでいいか?」
警備員「うむ、よし!入れ」
スネ夫「・・なんか偉そうだな」
ーホールー
スネ夫「ここが、ホールか・・結構有名な会社の人がいるな・・のん気なもんだ。ん?」
過去のび太「パーティーなんて緊張するなぁ〜」
過去しずか「のび太さん、シャキッとしてよ!恥ずかしいでしょ」
過去のび太「いや〜なんかこういうの初めてで」
女「遅かったわね・・って人違いね、ごめんなさい」
過去のび太「え?」
スネ夫「なんてこった!あいつら来てたのか!だが、大丈夫だろう!俺は招待状がなくていけなかったが、ちゃんと二人とも帰ってきてたし、きづかれないように気を付けなきゃな・・今のび太に声かけた人可愛かったな」
電気が消え正面のステージだけライトがつくそして、大きな拍手の中一人の男が出てきた
出木杉パパ「皆さん!今回は私主催のパーティーに参加してもらいありがとうございます!わが社をこれからもよろしくお願いします。少し昔話しをしましょう!あれは私が、まだ若い頃の話しー」
スネ夫「・・・まだ、ここじゃあ無理だな!こんな話し聞いてられるか!」
スネ夫(あいつの顔は見たくないしな)
スネ夫は、外にでて海を眺めていた
スネ夫「いつもなら・・・お偉いさんとかに挨拶をしていくんだが・・・ごめん!パパ・・・もう戻れないところまで、来ちゃったよ」
スネ夫「パパ・・・ママ・・」グスン
その時無線が入る
それと同時に我に返る
スネ夫「!!・・こちらスネ夫」
ユウ「おい、気をつけろ!どうやらあいつ殺し屋を紛れ込ませてるらしい!ばれてたのか!」
スネ夫「・・・・なるほど」
ユウ「なにがだ!おい!聞こえてるかぁああああスネ夫!!」
黙って無線を切る
スネ夫「慰めてくれたりしてくれるのかと少し期待したよ・・・ね!お嬢さん・・・」
お嬢「いつから気づいてたの?」
スネ夫「最初から気づいてたよ・・俺に一目惚れでもしたのかと思ったよ」
お嬢「するわけないでしょ馬鹿?てか、ロリコン?」
スネ夫「否定はしない・・・」
お嬢「私の名前はお嬢!貴方がなにをしたかなんて知らないけど、こっちも仕事だからごめんなさいね」スッ
ナイフを向ける
スネ夫「お前・・子供がこんな仕事・・・やめろ!」
お嬢「女だからって子供だからって油断すると痛い目見るよ!あと私は大人!!」
スネ夫「そうかよじゃあ、早くやれよ!」
お嬢「言われなくてもやるわよ!!」
スネ夫「ん?こいつは・・」
何かを手に持つ
お嬢「しねぇ!!」
スネ夫「これやるよ!」ポイ
お嬢「え?」
とっさに手をだしてしまい手の上に黒い塊がのる
ゴキさん「よう!」
お嬢「ぎゃぁぁああああああ!!」
スネ夫「お嬢さんは、ゴキさんを見るのは、初めてかな?可愛いだろ?」
お嬢「この野郎!殺して・・・あれ?いない・・・ムキーーー絶対逃がさないんだから」
ーホールー
スネ夫「何処だ!のび太達は!早く見つけないと!!クソ何処だよ!!」
ホールを見渡すが二人の姿はなかった
スネ夫「くそ!!」
お嬢「何処にいるの!!でてきなさいよ!」
スネ夫「厄介なのがついて来たな・・だが、人ごみのおかげでまだ気づいてないか」
スネ夫はホールをこっそり出た
スネ夫「早くしないと!気付くべきだった!これは、パーティーじゃない!邪魔な奴を集めて一気に始末する!それが、奴の目的か!」
お嬢「やっと!見つけた!!」スッ
スネ夫「おっと!挨拶にナイフとはよほどいい育ち方したんだな!」サッ
お嬢「なんで!避けるのよ!!」
スネ夫「悪いが俺は死ねないし!
お前に殺しをさせる気もない」
お嬢「・・・・・」スッ
黙って武器を構える
スネ夫「やるしかないのか!なるべく無傷で気絶させるか!」
そう言って武器を取ろうとするとあることに気づく
スネ夫「・・・・・・・」
スネ夫(やばい!やばい!そう言えば武器はユウが持ってくるっていってたから任せてたんだ・・・丸腰じゃん!!)
お嬢「こないなら・・・こっちからいくよ!」スッ
スネ夫「うわ!あぶねぇ!」サッ
お嬢「だから!避けないでよ!」
スネ夫「だから!無理な相談だ!」
お嬢「ならいつまで避けられるかな?」
スネ夫「その前に聞きたい!」
お嬢「なによ!なにも教えないわよ!」
スネ夫「お前・・さっきから殺気を感じないんだ・・・本当に殺す気があるのか?」
お嬢「・・・・関係ないわ」
スネ夫「関係なくないよ!なんだろうな・・お前からは俺と同じ匂いって言うか、そんな感じがする」
お嬢「あんたに・・・なにがわかるのよ!」
スネ夫「わからない・・でも、お前の目・・凄く泣きそうだよ」
お嬢「そ、そんなこと・・」
スネ夫「俺ってさ!昔はさ、人に自慢ばっかりしてた時期があってな・・その所為なのか気付いたら友達が・・・いなくなってたよ・・それに酷い虐めも受けたよ」
お嬢「・・・・・・」
スネ夫「ただ、あいつらだけは俺を見捨てなかったよ・・凄く嬉しかった・・・」
お嬢「だから・・なによ!同情でもしてほしいの!!」
スネ夫「同情ほど酷いいじめはないよ・・・こいつだけは・・何年も残っちまう!」
お嬢「だから!なんなのよ!!」
スネ夫「お前にもあったんじゃないか?」
お嬢「!!」
お嬢「あんたに・・・あんたに!・・なにがわかるのよ!!」
お嬢はスネ夫を掴むと腕を背後に持っていき関節技を決め地面に倒した
スネ夫「ぐっ!!」
お嬢「あんたなんか!!」
スネ夫「なら!刺せよ!今なら俺は身動きがとれないぞ!!」
お嬢「言われなくても!!」
スネ夫にナイフが振り下ろされた
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
少し時間をさかのぼってスネ夫が船に入ってすぐの時間
船の荷物倉庫室
???「誰もいないか?」パカ
???「大丈夫みたいね!」パカ
???「上手くいくものですね」パカ
ジァイアン「よし、作戦成功だ」
アーニャ「うん、そうだね無事荷物に紛れ込んで潜入成功!!」
青年「ありがとうございます。助かりました」
ジャイアン「いや、良いってことよ。それより人待たせてんだろ?行けよ」
青年「はい、たけしさん、アーニャさん、ありがとうございました!では」ダッ
ジャイアン「なぁ、俺達名乗ったっけ?」
アーニャ「名乗ってないよ、なのに・・それにあの人私と何か同じような感じがする・・なんだろう」
ジャイアン「考えても仕方ないか」
アーニャ「だね、悪い人には見えなかったし大丈夫だよ」
ジァイアン「よし、とりあえず確認するぞ!まず、俺たちの目的は、データの消去だ!OK?」
アーニャ「うん!まさか、あの施設で全て消したと思ったんだけど・・・」
ジァイアン「あれは、仕方なかったんだ、データを消すことによりあらかじめデータが送信される仕掛けだったからな」
アーニャ「ごめん・・だから、私たちで、データを消してまわってんだよね」
ジァイアン「あぁ!あの薬は危険だ!全部残らず消す!爆発だってしたことあったな」
アーニャ「うん!パスワードわからなかったしね!そして!ここが!」
ジァイアン「この豪華客船が、最後だ!気合いいれるぞ!」
アーニャ「おーーー!」
ジァイアン「一般の客もいるみたいだ、できれば爆発はしたくない!慎重に焦らず丁寧に早くやるぞ!」
アーニャ「お、おーー!」
アーニャ(矛盾って言うのかな?こう言うの)
ジァイアン「ここは、場所的に何処になるんだ?」
アーニャ「さぁ?何処に向かってるかもわかんないよ?」
ジァイアン「大事なデータとかって一番下の部屋とかにありそうだよな!下へ行こう!」
アーニャ「パーティーに参加しないの?」
ジァイアン「するわけないだろ!なるべくばれないように行くぞ」
作業員「おい!ここは、危険だから立ち入り禁止だ!」
アーニャ「さっそくばれてるね!」
ジァイアン「すいません!ここは、何処ですか?」
アーニャ「敬語(笑)」
ジァイアン「・・・・・」ギュー
アーニャ「いはぁいへぇす!」
作業員「これを見ればわかるだろ?」
ジァイアン「でかいエンジンか?」
アーニャ「痛い・・・頬が・・」
作業員「こいつはな、結構駄々っ子でな!整備を少し怠ると動かなくなったりするんだ!それにもしこいつが小さな爆発でもしたら、近くにガスやら燃料があるからな!あっという間にタイタニック再来だ!」
ジァイアン「かなり危険だな・・」
アーニャ「機械はまったくわかんないや」
作業員「だから!危険なんだよ!わかったらさっさといけ!警備員呼ぶぞ!」
ジァイアン「すいませんでした!こんな油臭いところ長くいたくないしな!」
アーニャ「うん!貴方臭いし」
作業員「ぐはっ!こいつらひでぇ!」
それからとりあえず片っ端に部屋へ入る
ガチャ
偉そうなおっさん「な、なんだ!」
ジァイアン「ここでもないか!」
ガチャ
ホモ「きゃあ〜ん、いやーん・・ちっ女かよ」全裸
ゲイ「ノンケならまだしも女は帰れ」全裸
アーニャ「どーも!あ・・・お楽しみ中でしたか・・・////」
ジァイアン「どうだ?なんかそれらしい部屋見つけたか?」
アーニャ「なんか・・・凄いの見た!」
ジァイアン「それは、データと関係あるのか?」
アーニャ「ないよ!ホモセー」
ジァイアン「じゃあ、言うな!」
アーニャ「けっ!」
ジァイアン「よし、もう一度別れて探そう!俺はまた下に行ってくる、お前は見てない所を頼む」
アーニャ「了解、気をつけてよ?」
ジァイアン「おまえもな」
ーーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
アーニャ「なんか嫌な予感がする・・ん?」
???「な、なんだ!おまえは!」
黒服「おまえ!この写真奴をしらないか」
???「これ!僕と妻と友人ですけどなにか?」
黒服「のび太としずかだな!」
過去のび太「そうだけど・・」
過去しずか「・・・・・」ギュッ
過去のび太「あの!用がないなら行きますよ!妻が怯えているんで」
黒服「・・・・死ね」スッ
ナイフを取り出し刺そうとする
過去のび太、過去しずか「!!」
アーニャ「チェストーーーー!」
しかし、後ろから飛び蹴りをされ片膝をつく黒服
黒服「ぐっ!」
アーニャ「いきなり死ねはないでしょ!あんた!何者よ!」
黒服「邪魔するかおまえも殺すぞ」
アーニャ「やってみなさいよ!そこのメガネの兄さん」
過去のび太「僕の事?」
アーニャ「早く逃げなさい!できたらこの船からね、じゃないと死ぬよ?」
過去のび太「でも、貴方を置いては!」
アーニャ「もう〜時間ないからごめんね!・・・・ここにいても邪魔なんだよ・・・弱者はささっと逃げてろ・・」
過去のび太「くっ・!そうですね、ありがとうございました!ほら、しずか行こう」
過去しずか「えぇ・・ありがとうございます」
黒服「待て!」
アーニャ「おっと!!無視しない!」
黒服「くっ!!どけ!」
アーニャ「嫌よ!バーカ」
ナイフを持ち飛びかかってくる黒服
アーニャ「はぁ!!」カキン
回し蹴りでナイフを落とす
黒服「この!!」
アーニャ「そりぁ!!」ドゴッ
黒服「ぐはっ!!」
アーニャ「さて!気絶しちゃったかな?」
黒服「・・・・・・・」
近付いた瞬間黒服は起き上がり足払いをした
アーニャ「キャ!」バタ
そして、マウンドを取られる
アーニャ「はなせ!変態!」
黒服「よくもやってくれたな!」
黒服は殴りかかった
アーニャ「うぐっ!」
黒服「・・・」ドゴッ
アーニャ(少し・・・やばい・・か・・な・)
うぉぉおおおおおおお!!!
ドゴーーン
黒服「うわ!!」
アーニャ「え?」
過去のび太「早く!抑えてる間に」
アーニャ「なんで・・」
過去しずか「あれが、のび太さんですもん困ってる人がいたらまず、動く、立てる?」スッ
アーニャ「ありがとう」スッ
黒服「はなせ!はなせ!」ドゴッ
過去のび太「うぐっ!はなすもんかぁぁああああ!」
アーニャ「はぁあああ!!」ブン
アーニャ「わっしゃああああ!」ドゴッ
黒服「ぐはっ!!・・くそ!」
過去のび太「ぐふっ!!これ・・・いいかも」
過去しずか「のび太さん!」
過去のび太「しずか・・俺やったよ!」
過去しずか「うんうん、かっこよかったよ」
アーニャ「あの〜イチャイチャするのは、後にしてくれないかな?」
過去のび太「あ、ごめん・・」
過去しずか「イチャイチャなんて・・・そんな・・えへへ」
アーニャ「早く脱出してくれないかな?」
過去のび太「それで、来たんだよ!早く君も乗って!」
アーニャ「ごめんなさい、私はここに残る・・やることがあるから」
過去のび太「でも!・・・わかった!本当にありがとうございました!」
過去しずか「ありがとうございました!」
アーニャ「あと!ここでのことは皆には、黙っててね」
アーニャ(バレると厄介だしね)
過去のび太「なんで?・・・いや聞かないでおくよ!わかりました!また何処かで会いましょう」
アーニャ「ええ!いつかね」
アーニャ「さて!早く見つけないと」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
アーニャと別れてすぐ
ジァイアン「何処かにあるはずだ!何処だ!!」
ガチャ
ジァイアン「ここじゃない!」
ガチャ
ジァイアン「ここでもない」
ーエンジン室ー
ジァイアン「またここに来てしまった・・・」
ジァイアン「結構エンジンとか興味あるんだよなぁ!」
あたりを見回す
ジァイアン「ちょうど!休憩中か!少しならさわってもいいよねふふふふふ」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
スネ夫「どうした?刺せよ」
お嬢「・・・・・死ねぇええええ!」スッ
スネ夫は死を覚悟した
スネ夫「うっ!・・・・あれ?」
お嬢「うぅ・・・・」グスン
スネ夫「・・・・・・」
その時大きく船が揺れたそして爆発音が響いた
グラグラグラ ドカーーーーン
スネ夫「うわ!!」
お嬢「いや!なにこれ」
体制を崩したお嬢を押しのけたが、押しのけた時にナイフを落としナイフが上を向いてる時にそこに倒れこんでしまった
グサッ
お嬢「うぐっ!いたい・・・うぐぐっ、」
混乱してるのか、無理に動こうとして傷を広げていた
スネ夫「おい!大丈夫か!!」
お嬢「近寄らないで!」
スネ夫「なにを言ってる!今は」
お嬢「お願い!近寄らないで!」
スネ夫「凄い血が出てる早く処置をしないと!!」
お嬢「え?血・・・あ、ああ・・いやぁああああ!」
スネ夫「おい!しっかりしろ!」ガシッ
お嬢を抱き抱えようとする
お嬢「触らないで!!」バシ
スネ夫「ぐっ・・落ち着け」
お嬢「あ・・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・うぁああああ」ポロポロ
スネ夫「ぐっ!!」
お嬢の手がスネ夫の首を掴んで爪を立てていた
スネ夫「なんて!力だ!離せない!」グッ
お嬢「もうしませんからゆるしてくださいもうしませんからおしおきだけは!うわぁぉぁぁあああん」ギュッ
スネ夫「くっ!た、たのむ!お、おちつけ!うっ!」
首にどんどん爪が食い込む
スネ夫(凄く震えてる・・きっとかなり酷いことをされたんだな)
お嬢「いや!いやぁああああ!」ギュッ
スネ夫「うあああぁぁぁぁあ、や、やばいこのままじゃ!」
その時スネ夫はある方法を見つけた、しかしこれは普通に考えれば最低なことだ!しかしスネ夫に考える猶予はなかった
スネ夫「うああああああ!」ガシッ
お嬢「!!」
お嬢のお腹に刺さってるナイフを持ちさらに押し込む
お嬢「うぁぁぁぁぁぁぁあ!」ポロポロ
しかし、お嬢の手はさらに強くなるそれと同時にスネ夫の手にも力が入る
スネ夫「うぁああああああぉ!!頼む!離してくれ」
スネ夫(なんで!なんで!こんな子供が!辛い思いをしないといけないんだ!そして!俺は今なにをしてる!!お嬢の怖がる奴と同じようなことをしてるだけじゃないか!・・・・最低だ)
スネ夫「うぁぁぁああああああああああああ!!」ポロポロ
スネ夫にも自然に涙がでていた、その涙が、お嬢の頬に落ちた
お嬢「!!」
だんだんと手の力が弱まっていく
お嬢「・・・・・・」スッ
スネ夫「うぐっうぅ・・・くそ!くそ!!俺は・・」ポロポロ
お嬢は首をしめていた手をスネ夫の頬に持っていきさすっていた
お嬢「・・・・・」サスサス
スネ夫「・・・・お嬢」
お嬢「・・・・・」ニコ
それは、最高の笑顔だった、そしてゆっくり手が降りていく
スネ夫「おい・・おい!返事しろよ!」
お嬢「・・・・・・」
スネ夫「あ、ああ・・結局・・俺はなにもできないのかよ!!」
スネ夫「うぁああああ」ポロポロ
ジャイアン「いや〜ちょっと触っただけだったんだが!」
アーニャ「凄く!心配したんだからね!!」
ジャイアン「だが、これでデータも消せるだろう!ミッション成功だ!」
アーニャ「だね!さっさと脱出しますか!」
アーニャ「・・・ねぇ!あれ」
ジャイアン「どうした?・・・スネ夫!」
そこには血だらけの女の子とそれを抱きかかえて泣いている親友の姿だった
スネ夫「ジャイアン・・・俺は俺は・・」
ジャイアン「なにも言うな・・アーニャどうだ?」
アーニャ「・・・・ごめん・・私にはどうにもできない・・傷が深すぎる・・」
スネ夫「俺の所為だ!俺が・・うああああああ!」ポロポロ
ジャイアン「いい加減にしろよ!スネ夫!!」ガシッ
スネ夫「ゔぅ・・・・・」グスン
ジャイアン「うじうじしてんじゃねぇよ!!なにがあったかは知らん!だが、泣いてたら生き返るのかよ!俺の所為?あぁ?不幸の主人公気取ってんじゃねぇぞ!」
スネ夫「なんとでも・・言ってくれ・・」
ジャイアン「・・・この野郎!」
スネ夫「殴れよ・・」
ジャイアン「もういい!!」ドン
アーニャ「ねぇ・・この子・・笑ってるみたい・・」
ジャイアン「・・少なくともこの顔を見れば・・お前のやったことは正しかったのかもしれない・・だが、こんな子をもう二度とつくらない為にすることがあるんじゃないか?この子の死を無駄にしたいのか?」
スネ夫「無駄にできるわけないだろ!!俺はお嬢をここに連れてきた隊長を許さない!絶対にだ!」
ジャイアン「なら・・行けよ!」
スネ夫「何処にだよ!!」
ジャイアン「そ、それは・・」
アーニャ「はいこれ」ポイ
スネ夫「これは!」
アーニャ「見てわからないの携帯だよ?」
スネ夫「いや!携帯なのは分かる、だからなんで?これを?」
ジャイアン「そうだ!なんで携帯なんか?」
アーニャ「それ、その子のなの悪いと思ったけど、調べたら少し前に連絡してるのよ!誰かに」
スネ夫、ジャイアン「それが、どうした?」
アーニャ「はぁ〜二人ともバカね」
スネ夫「ジャイアンよりかはバカじゃねえよ!」
ジャイアン「・・・それで、なにが言いたいんだ?」
スネ夫「無視!」
アーニャ「この携帯の通話履歴に載ってんのが一つだけしかないってことは、隊長の番号なんじゃないの?」
ジャイアン、スネ夫「!!」
スネ夫「リダイヤルするぞ!」
スネ夫「!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ユウ「・・・・・・・」
携帯が鳴る
ユウ「もしもし、お嬢か!」
ユウ「・・・・」
ユウ「・・・俺が隊長だ」
ユウ「ここまでこい!スネ夫」
スネ夫「そこで、まってろ」
ユウ「・・・・・」ピッ
携帯を切る
ユウ「まさかな・・お嬢の携帯をつかうなんてな」
ユウ「・・・・お嬢」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
スネ夫「行ってくる!」ピッ
ジャイアン「分かったのか?」
スネ夫「あぁ!」
ジャイアン「そうか!じゃあ!俺たちも・・・すまんスネ夫先に行ってくれ」
スネ夫「・・・わかった絶対来いよ」タッタッタッタ
ジャイアン「・・・・・・」
アーニャ「誰?でてきたら?」
覆面「殺気は消したつもりなんだけどな」
ジャイアン「嘘つくなよ!思いっきりでてたぞ」
アーニャ「・・・右に同じ」
ジャイアン「それと、覆面外せよ!研究院長!」
研究院長「よくわかったな!」
ジャイアン「死んでなかったのかよ」
研究院長「どうしても殺したい奴がいるんでね」
ジャイアン「誰だろうな?」
研究院長「ふふふふ」
研究院長「うん?そこで倒れてるのはお嬢じゃないか」
アーニャ「知り合いなの?」
研究院長「今回の作戦の仲間だったんだがやはり役立たずだったな」
ジァイアン「・・・・・・」
研究院長「ガキの癖に生意気で!隊長以外には口もきかない!なんど殺してやろうと思ったか、でもその必要もなかったな!はははははは」
ジァイアン「・・・アーニャ」
アーニャ「なに、今機嫌悪いんだけど」
ジァイアン「スネ夫のところへ行け」
アーニャ「!!・・ふざけんな!こいつだけは!」
ジァイアン「行けよ・・・」
アーニャ「・・・わかった後から絶対来てよ」
ジァイアン「あぁ・・・」
研究院長「行かせると思うか」ガチャ
ジァイアン「逝かせてやるよ」
去っていくアーニャに銃口を向ける
研究院長「敵に背中見せるってバカか!」
しかし、撃てなかった撃つ手がなかった
研究院長「え!」プシュー
研究院長の片腕が飛んだ
研究院長「距離的に攻撃できるはずが!」
スパッ
もう片方も飛んだ
研究院長「ぎゃああああ!何処だ何処にいる!」
ジァイアンの姿はなかった、いや!見えなかっただけだった
研究院長「何処だ!」ガシッ
背後から手が置かれる
ジァイアン「簡単には死なせねぇからな・・」
研究院長「ぎゃぁぁぁああああ」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
スネ夫「・・・・・・」
ユウ「・・・よう!」
スネ夫「ユウ・・・」
ユウ「出木杉パパならこの先だ!そろそろ迎えのヘリが来る!もうこの船はダメだ・・エンジンが何者かに壊されたらしい!あとは沈むだけだ!だが、乗客は避難してしまったみたいだがな」
スネ夫「なぁ!どいてくれないか!」
ユウ「・・雇い主を守らなければならない・・すまんなこれも仕事なんだ!」
スネ夫「なぁ!あの子をどうして連れてきた!」
ユウ「あいつも立派なエージェントだ!まぁ、今日が初陣だったがな」
スネ夫「おまえ!!」
ユウ「あいつはさ!親から酷い虐待を受けてたんだ・・同じ双子の姉と一緒にな、それでいろいろあったが、簡単に言うと姉が親に殺されお嬢も殺されそうになった、俺が来た時には血だらけのお嬢が一人立ってたよ両親の遺体の上でな」
スネ夫「だから・・あいつ血を怖がったんだ・・なら!なおさらなぜ!連れて来た!」
ユウ「あいつが望んだことだ!」
スネ夫「それでも!!」
ユウ「おい!俺はてめぇと話しにきたんじゃねぇよ!あいつの仇!打たせてもらうぞ!!」
スネ夫(あいつはいったい最後何を思っていたのか・・うらんでいたのか・・なら仇を打たれるのもしかたないのか)
ユウ「いくぞぉおおお!!」
ナイフをだしかかってくる
スネ夫「・・・・・」
ユウ「てめぇ!!なぜ動かない!」
スネ夫「あいつの仇打つんだろ?やれよ・・」
ユウ「こんなフヌケとはな・・みそこなったな!」
スネ夫「俺は・・・」
ユウ「・・・あいつの最後どんな顔してたんだ」
スネ夫「・・・笑ってたよ」
ユウ「あいつが!」
スネ夫「あざ笑ってたのかもな、きっと恨まれてるな」
ユウはナイフを使わず拳で殴った!
スネ夫「ぐっ!」
ユウ「てめぇが勝手に罪悪感抱いて死ぬのは勝手だが!あいつは人を恨んだりなんかしねぇ!!ましてや、あざ笑うなんてそんなこと絶対しない!あいつもここにきた時覚悟はしていた!あいつなりに信念通してんだよ!それを子供だから?女だから?なめんなよ!!」
スネ夫「・・・・・」
ユウ「最後に勘違いはされたくねぇから!言うが、あいつはあの事件から笑うことなんて一度もなかった!一度もだ!その意味が分かるよな!」
スネ夫「俺は・・・」
ユウ「悔しいが、お前は俺のできなかったことをやったんだよ!あいつの笑顔みたかったよ・・」
スネ夫「・・・・・」
ユウ「どうする!戦う気がないなら!楽にしてやる!」
スネ夫「俺は!俺は!」
スネ夫はお嬢の使っていたナイフをだす
スネ夫「悪いな少し寝てたみたいだ!本番だ!こい!」
スネ夫(俺は!俺のできることをやる)
ユウ「それでこそだ!いくぞ!」
二人のナイフでの攻防は壮絶だった!一人は仲間の為もう一人は彼女の笑顔の意味を知るため、お互い譲れない闘いだった!
スネ夫「まだまだ!」キン
ユウ「やるな!!」キン
しかし、船が大きく揺れるお互いの隙が生まれる
スネ夫「!!」
ユウ「!!」
スネ夫、ユウ「そこだぁぁああ!」
グサッ
スネ夫「・・・うっ!」ポタポタ
ユウ「・・・・・」バタッ
スネ夫「お前!わざとはずしたな!」
ユウ「・・・・おまえもな」
スネ夫「俺は行く!止めるか?」
ユウ「あ〜もう動けないなぁ〜くそ〜」
スネ夫「ありがとう」
スネ夫はヘリポートがある上へ向かった
ユウ「あ〜いてぇ〜あいつ笑ったのか・・・スネ夫にはなにか人を惹きつけるなにかがあるのかもな・・・ははは」
アーニャ「・・・・・・あんたが隊長?」
ユウ「ん?なんだ?スネ夫の仲間か?」
アーニャ「スネ夫は?」
ユウ「上へいったぜ」
アーニャ「そう・・・」
ユウ「なぁ!手を貸してくれないか?立てなくてな」
アーニャ「・・・・・」ドゴッ
ユウを蹴り上げる
ユウ「うぐっ!いてぇーー!」
アーニャ「勘違いしないで!私今あんたを殺したいくらい怒ってんだから!!」
ユウ「・・・殺さないのか」
アーニャ「本気で殺るよ?」
ユウ「怖い目だ!見逃してくれないか?頼む」
ユウは動かない身体を動かし土下座をした
アーニャ「・・・・・・」
アーニャは上へ上がって行った
ユウ「はぁ〜怖かった・・漏らしたかもな」
ユウ「まじか・・少し漏れてる」
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ーーーーーーー
ーーーーー
ー船ヘリポートー
スネ夫「ハァハァ・・うっ!」
出木杉パパ「やぁ!スネ夫くんだったかな」
スネ夫「猫かぶってんじゃねえよ!ゲス野郎!」
出木杉パパ「・・・・」バン
銃を足に撃つ
スネ夫「うぁあーー!!」
出木杉パパ「口に気を付けろカス」
出木杉パパ「生意気なガキだな!こら!!」ドゴッ
スネ夫「うぁぁああああ」
黒服「・・出木杉社長ヘリがきました」
出木杉パパ「もう来たのか!まぁいい!楽にしてやる」ガチャ
スネ夫「ぐっ!」
アーニャ「おらぁぁぁああああ!」
スネ夫(アーニャ!やばい!その距離は撃たれる!)
出木杉パパ「なんだ!虫が増えたか?」ガチャ
アーニャへ銃口を向ける
スネ夫「うぉおおおお!」ガシッ
気合いで立ち上がり出木杉パパに飛びつく
出木杉パパ「しまった!離せ!貴様!」
スネ夫「動けないと思ったか?残念だな!」
出木杉パパ「この野郎」ドゴッ
何度もスネ夫を殴る
スネ夫「きぃいくぅうかあぁぁぁあああ」
アーニャ「はぁ!!」ドン
足を大きく上げ一気に振り下ろされ地面とキスをする出木杉パパ
出木杉パパ「うがぁぁあああ」
スネ夫「ナイスかかと落とし」
スネ夫「ついでにくらいやがれぇええええー!」ドン
出木杉パパの頭を思いっきり踏みつける
スネ夫「てめぇの所為で!!このこの!」
黒服「貴様!」
スネ夫に掴みかかろうとする
アーニャ「邪魔すんなよ?」ギロ
黒服「ごめんなさい」
スネ夫「うぉおおおおお」ポロポロ
スネ夫は何度も踏みつけた家族の仇、友の仇、そしてあの子の仇、元の元凶はこいつにあるのだから
スネ夫「うぉおおおお!!」ドゴッドゴッドゴッドゴッドゴッドゴッ
アーニャ「もう、そろそろやめな」ガシ
スネ夫「離せ!」バシ
アーニャ「あぁ?」
アーニャ「おらぁぁぁぁあ!」ドゴッ
スネ夫「うげっ!」バタッ
アーニャ「あ〜やっちゃった〜」
アーニャ「う〜ん!まぁいいか!
ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
しばらくして、スネ夫は気がつきジャイアンが到着した
ジャイアン「これで、とりあえずは終わりだ」
スネ夫「あぁ・・・・」
ジャイアン「どうした?終わったんだぞ」
スネ夫「まだ、あいつが死んでねぇよ!」
ジャイアン「出木杉パパか・・」
スネ夫「ジャイアンはいいのか!妹も両親も殺されたんだぞ」
ジャイアン「殺してなんになる・・こいつの罪はそんな軽いものじゃない!死なせねぇよ!死んだ方がまだ、よかったと思わせてやるんだからな」
スネ夫「警察に連れて行ったって!すぐ釈放されだけだぞ!」
ジャイアン「警察?あんな天国に連れて行ってどうする?連れて行く場所はもう決まってる」
スネ夫「何処へ?」
アーニャ「知り合いの人が、人でがたりないって行ってたから助かる!」
ジャイアン「聞きたいか?」
スネ夫「やめとくよ」
黒服「あの〜」
アーニャ「なに!」
黒服「ひぃ!え〜とですね、もうヘリに乗らないと・・もう船沈みますよ?」
ジャイアン「やべ!おい!早く乗れ!」
アーニャ「はーーい!黒服!褒めてあげる!」
黒服「ありがたき幸せ!」
スネ夫「・・・そうだ!ユウは!」
ジャイアン「おい!早く乗れ!スネ夫!」
スネ夫「ユウを連れてこないと!」
ジャイアン「もう!この船には誰もいないぞ!」
スネ夫「下の階にいただろ!」
ジャイアン「・・・いなかった」
スネ夫「え!そんなはず」
ジャイアン「早く乗れ!」
スネ夫「待ってくれ!たしかめ・・・」ガク
ジャイアン「すまんなスネ夫」
アーニャ「なんで、気絶させたの?確かめるくらいなら」
ジャイアン「無駄だからだ!」
アーニャ「え?」
ジャイアン「よし!みんな乗ったな!飛ばしてくれ!」
運転手「あと少し遅かったらやばかったぞ!」
ヘリは飛びたった・・・崩れていく船はあっと言う間に沈んでいった・・大切なもの一緒に・・・
ジャイアン「・・・スネ夫すまん」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ジャイアンがスネ夫達と合流するまえ
ジャイアン「早く合流しないとな!」
ユウ「すまん!誰かいるか?」
ジャイアン「おい!誰かいるのか?」
ユウ「ここだ!」
ジャイアン「どうした!凄いキズだ!上にヘリが来てるそこまで行こう」
ユウ「いや!いいそれより手をかしてくれ!立てなくてな」
ジャイアン「あぁ・・・」ガシッ
ユウ「ありがとな」フラフラ
ジャイアン「おい!なにか忘れ物か?なら俺が取ってくるから」
ユウ「忘れ物か・・・そうかもな」
ジャイアン「なんだ?言ってみろ!」
ユウ「これは・・・俺が行かないといけないんだ・・・」
ジャイアン「・・・死ぬぞ」
ユウ「死ぬ前にあいつに謝らないといけないんだ・・・」
ジャイアン「あいつ?」
ユウ「かわいい・・・女の子さ・・待たせると悪いからもう行くよ・・」
ジャイアン(女の子・・まさか!)
ジャイアン「あぁ・・多分・・探してる奴なら・・一番奥の部屋のベットにいるよ・・いってやりな」
ユウ「・・・ありがとう!スネ夫にもそう伝えてくれ・・」フラフラ
そう言うと、ユウは崩れて行く船の中を歩いて行った
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーヘリの中ー
ジャイアン「会えたのだろうか」
スネ夫「・・・・ジャイアン」
ジャイアン「スネ夫・・すまん」
スネ夫「ユウは・・・」
ジャイアン「ありがとうだとよ」
スネ夫「そうか・・・」
ジャイアン「俺達は、これから出木杉パパを引き渡しに行く」
アーニャ「もしもし!もうすぐそっち着くから!準備よろしく!え?大丈夫!大丈夫!労働基準法無視の方向で!」
スネ夫「そうか・・・」
ジャイアン「・・一緒に来るか?」
スネ夫「いいのか?俺なんか」
ジャイアン「おまえだからいいんだよ!」
スネ夫「ありがとう」
アーニャ「上物なんだから!ギャラはずめよ!じゃあ!」ピッ
ジャイアン(もう一人の奴も探し物を見つけられただろうか)
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ーーーーーーー
ーーーーー
出会った分だけ別れがあり別れがあるから出会いがある
失って手にいれてを繰り返すかもしれない・・・でも、残っているはずだ!出会った分の大切な思いが・・・
ユウ「・・・・ごめんな!もう一人にしないから」
一人の男は沈む船の中少女を抱きしめた・・強く・・強く・・二度と離さないように・・
続く
これ以上書き込めなくなったのでその2へ続きます
まあまあ普通なss。
今後の展開次第
もっとましマシなもの書けクズ
。・゜・(ノД`)・゜・。
これ知ってるけどすごい面白いよ。
確かに軽く読める作品じゃないけどその分ストーリーがしっかりしてるし、読み応えがある。
僕の大好きな作品です。
誹謗中傷するくらいなら読まなければいい。SSなんて暇つぶしで読んで自分が楽しめればいいものなのに、楽しめないものを読んで(読んで言ってるのか定かではないが...)、汚い言葉で罵るような人はどれだけお暇でいらっしゃるのだろうか。
ありがとうございます!そう言ってもらえると凄く嬉しいです!
作品を知ってるって事はブログから来てくれた方なんですね
これからも頑張るのでよろしくお願いします
面白いです。普通ドラえもんのSSを書くなら、明るい話を考えるけど、この話は内容が深くて読んでてとてもドキトキします!その2が気になります!
By 万屋頼
すみません、「ドキドキ」でした...
万屋頼さん!
こちらの作品にもコメントありがとうございます!
こっちのドラえもんSSは2年くらい前に書き終えた作品で、自分のブログで現在第二部を書いています。
艦これSSと違う書き方だと思いますけど楽しんでもらえたらと
これからもよろしくお願いします