Girls und Panzer「幻の、一戦です!」
Girls und Panzer映画を見て改めて、老若男女誰にでも愛される素晴らしい作品だと感化されている筆者です。
と、いうことで今のところ劇中で描かれなかった継続高校vs大洗女子学園をやりたいな・・・と。
継続高校vs大洗女子学園です。
アニメ作品を見ているという前提で書きます。
やや、映画のネタバレあり・・・?
亀更新です。
杏「あ、もしもし?継続ちゃん久しぶりー。」
アキ『お久しぶりです、角谷会長。』
杏「そんな固い呼び方いいってー。」
アキ『そういうわけには、いきませんよ。それで、例の件はどうですか?』
杏「あー、ウチはいつでもいいよ。ここに戻ってから荷物の整理とか忙しかったけどだいぶ片付いたしね。」
アキ『それはよかったです。では、今週末に。』
杏「はいはーい。じゃあねー。」
桃「会長、いいんですか?そんな安請け合いして。」
杏「大丈夫でしょー。」
柚子「でも、どうして継続さんがやろうなんて言いだしたのでしょうか。」
杏「さあ?でも、あそことはちゃんとやったことないしいい機会じゃないかな。最初から、それを条件に手伝ってもらったわけだし。」」
桃「そうですが・・・。」
柚子「西住には、もう言ったのですか?」
杏「ん?明日言えばいいでしょー。」
桃「そうですね。」
ーーー
みほ「ええ・・・?!」
華「継続高校って、大学選抜との試合の際に助けていただいた学校ですよね?」
優花里「そうですよ!大会では、上位のほうに名前は上がりませんが常に相手の心理を読んだ戦法を使う強豪校です!」
沙織「すごく強そうだね・・・。」
典子「どんな相手でも全力だ!」
バレー部「おー!」
エルヴィン「継続戦争か。」
おりょう「なかなか。」
左衛門佐「負けるわけにはいかないな。」
カエサル「当り前さ!」
沙織「相変わらず元気だね。」
梓「それで、いつ試合なんですかー?」
桃「今週末だ!」
全員「ええ・・・?!」
優季「さすがに突然すぎかもー。」
利奈「いつも通りだよ。」
みどり子「これだから、生徒会は!」
杏「まあまあ、みんなも戦ってみたいと思ってたでしょー?ちょうどいいタイミングだと思ってさー。」
桃「とにかく、なんとしても週末の試合に勝つぞ!」
全員「おー!」
ーーー
ダージリン「森の中にこのような場所があるとは・・・。驚きですわ。」
ミカ「そんなことはないさ。皆どこかでみたことあるはずなのに気づいていないだけさ。」
オレンジペコ「本当に素晴らしい場所ですね。」
アキ「こっちこそ、おしい紅茶をもらえてありがたいですよ。」
ダージリン「イギリスにこんな格言がありますわ。礼儀正しさは一飾り、しかもお金がかからない。どんな時も優雅につつましく、それが聖グロリアーナですわ。」
ミカ「ハハハ、その解釈はすこしまちがっていやしないか?」
ダージリン「そんな細かいことを気にしてもしかたないですわ。」
ミカ「その通りだね。人は失敗する生き物。間違えをあげだしたらキリがなくなる。」
ダージリン「そんなことより、みほさんと勝負をするそうですね。」
ミカ「そうだよ。彼女の戦車道は非常に興味深い。ぜひ、戦ってみたかったんだ。」
ダージリン「まるで、勝てる算段があるようですわね。」
ミカ「もちろんさ。負ける喧嘩はしない主義でね。」
ダージリン「あまりなめていると痛い目にあいますわよ?」
ミカ「ご忠告感謝するよ。」
ダージリン「それほどでもないですわ。当日は見させていただきますわ。」
ミカ「人生のプラスになるような試合をしてみせるさ。」
ーーー
みほ「・・・。」
みほ(どうやって飲むんだろう・・・。)
カチューシャ「みほーしゃ、違うわ!ジャムは混ぜるんじゃなくて食べてから紅茶を飲むのよ。」
みほ「あ、おいしいです!」
カチューシャ「ふふん、当り前でしょ。このジャムは手作りなのよ。」
ノンナ「クラーラに手作りですが。」
カチューシャ「細かいことはいいのよ。」
クラーラ「Действительно ли Вы особые?(細かいですか?)」
ノンナ「Вы не должны возражать против него(気にしなくていいわ)」
クラーラ「Это так?(そう?)」
カチューシャ「ちょっと、ノンナ!クラーラ!日本語で話しなさいよ!」
クラーラ「Да?(はい?)」
みほ「ははは・・・。」
カチューシャ「まあ、いいわ。いい、みほーしゃ!必ず継続に勝ちなさいよ!」
杏「なにか怨恨でもあるのー?」
柚子「会長・・・それを直接聞く?」
カチューシャ「当り前じゃない!あそこのBTもKV-1も元々は私たちの者よ!!それを・・・鹵獲して使うなんて!」
ノンナ「つまり、私たちが大破して使えなくなった戦車を安く払い下げたところかなり優秀な戦車に継続が改造したので、カチューシャ隊長は嫉妬しているのですよ。」
杏「なるほどねー。」
カチューシャ「ノンナ!細かいことはいいの!いい!必ずよ!勝たなければシベリア送りよ!」
ノンナ「日の当たらない教室送り出そうです。」
カチューシャ「いちいちうるさいわよ!とにかく、かならず勝ちなさいよ!これは、カチューシャからの命令よ!」
ーーー
試合当日
杏「お、継続ちゃん来たよー!」
アキ「こんにちは。今日は正々堂々よろしくお願いします。」
優花里「すごいですよ。BT-42が3両、KV-1が2両、チャリオティア Mk VII B型が1両、T-34が2両ですよ!」
みほ「すごい・・・軽戦車から重戦車までどれも高性能だよ。」
優花里「ほとんど、ソ連の鹵獲品ですけどね。」
ミカ「大事に使えば、それはどんなものでも光輝く・・・だろう?」
アキ「もう、ミカ。少し黙ってて。」
みほ「あ、ミカさん。」
ミカ「やあ、久しぶりだね。」
みほ「今日はよろしくお願いします。」
ミカ「いい勝負をしよう。きっと私たちのこれからのタメになるはずさ。」
みほ「ハハハ・・・。」
審判「それでは、これより継続高校対大洗女子学園の試合を始めます。一同、礼!」
全員「よろしくお願いします。」
ーーー
杏『西住ちゃんー。どうする?』
みほ「そうですね・・・。」
優花里「森林地帯が今回の舞台ですね。」
華「狙いを定めるのが難しそうです。」
沙織「麻子、安全運転でお願いだよ!」
麻子「言われなくてもわかってる。」
みほ「どこに戦車が隠れているかわかりません、稜線を利用してカバさんチーム、ウサギさんチーム、アンコウチーム、アヒルさんチーム、アリクイさんチーム、レオポンさんチームの順番で進撃しましょう。カメさんチームとカモメさんチームは、偵察部隊として先行してください。」
全員「了解しました(わかったー、了解にゃあ、アイネスクラー!)」
「カモメさんチーム」ではなく「カモさんチーム」では?