真姫「START」凛「DASH!!」
HI&LOの世界感が好きでラブライブに入れました!よろしくお願いします
『START:DASH!!』
南に位置し入った新参ものはすべて捕食されて誰も出られないと言われている地区に住んでいる者達
『START:DASH!!』
スタダと呼ばれており、精鋭隊は廻りの建造物…道具を器用に使い敵と戦う
「ストリート」という名の特殊な力を使う
親のいない子供や怪我を負って働けないもの…はたまた訳があって外の世界にいれないものなどが集まった貧困層
彼らは身を寄せ合って助け合いながら…つまりは一つの『家族』のように
貧しくも暖かい場所を作りひっそりとこの一角で暮らしている
ここのリーダー…西木野真姫
若干15歳にしてチームのリーダーとして抜擢された
チームの精神柱
言葉に難があり、疑い深いところがあるが仲間に対してのは絶対な信頼をしている(チョロいわけではない)
冷静沈着で家族の為なら非道な事もするがそれも家族愛がゆえの行動
そういった恐い一面あるが…
弱ってる者や怪我をしている人や動物を見逃せないほど甘々な所もあり
家族を大切にしすぎるあまりここを出て行くものに関しては容赦しない
副リーダー…星空凛
チームの力と抑止
真姫とは正反対で活発でいつも笑顔を絶やさない元気な女の子
誰とでもすぐに友達になる!それゆえにホイホイ付いて行ってしまい…大体のトラブルの中心にいる
みんなから頼りにはされるが…
「トラブルメーカー」と呼ばれている(再度言うが…チョロいわけではない)
真姫には大体怒られるが…真姫の信頼が一番厚い…真姫の懐刀
実力だけを見るなら三本の指に入るほどの力の持ち主
真姫とは違い…一度友達や家族と認めたら最後まで助ける
~~~~~~~~~
真姫の部屋
真姫 「ここももぅ狭くなってきたわね…う~んどうしょうかしら…」
凛 「にゃんにゃんにゃ~おはよう!真姫ちゃん」ガチャ
真姫 「もぅ…朝から賑やかね!凛は…」
凛 「あっ…真姫ちゃん」ズィ
真姫 「な…なによ…」ビクッ
凛 「また難しい顔してるにゃ!笑顔だよ笑顔!」グィー
真姫 「わかっしゃわよ~だから~はなしゅなさいって」
凛 「うんうん!笑顔が大事…」グニャグニャ
ガシッ
凛 「にゃ!!!…」
真姫 「…」ゴゴゴゴゴゴ
凛 「真姫ちゃん…もしかして怒ってたりする?」ビクビク
真姫 「だったら…なにかしら?」
凛 「え、笑顔の方が…可愛いよ」
真姫 「可愛い…」ボン
真姫 「そ そんなこと言われなくても分かってるわよ///もぅ朝からなに言ってんのよ///」
凛 (真姫ちゃんは本当にチョロいにゃ)
凛 「それで…真姫ちゃんはどうして難しい顔してたの?」
真姫 「最近…住む人が増えたから他の場所を探そうかなと思ってね」
凛 「そうだね!凛もそれ思ってたにゃ…でも…」
真姫 「そうね…もし勝手に領土を広げれば黙ってない奴らがいるのは分かってるわ」
真姫 「争いは避けられないわね」
凛 「家族を…仲間を危ない目に会わせるのは嫌だよ」
真姫 「それは私も同じ…でも家族の為に戦わないといけない時が来たら…ね」
凛 「分かってるにゃ!」
真姫 「重荷を背負わせて悪いわね」
凛 「それは互い様だよ!言わないって約束したじゃん…あの時に…」
真姫 「そうね!凛と私がこの地位に就いた時に…いいえ…」
真姫 「それよりもずっと前に約束したわね」
凛 「うん!」
真姫 「私達は得意不得意が正反対…まるでパズルピースみたい」
凛 「でも一度くっ付けたら頑丈!向かう敵なし」
真姫 「私達は二人で一つ」
凛 「思いも同じ」
真姫/凛 「背中はあんたに任せるわ(にゃ)」
真姫 「だったわね!」
凛 「そうにゃ!だから…凛の重荷は真姫ちゃんの重荷でもあるんだから気にしちゃダメだよ!」
真姫 「分かってるわ!」
真姫 「とは言っても悠長に構えてる時間があるわけじゃない」
真姫 「これは…話し合いするしかないわね」ハァ
凛 「話し合い!他のリーダーに会いに行くってこと?」
真姫 「そうよ!」
凛 「頑張ってね!」
真姫 「…」
凛 「真姫ちゃんが帰ってくるまでちゃんこの場所を守ってるから!」
凛 「精鋭隊は誰をつれてくの?凛が直々に鍛えてるからどの部隊を真姫ちゃんに付けても安心にゃ!」
真姫 「何言ってるの?」
凛 「?」
真姫 「あなたと私の二人で行くのよ?」
凛 「うんうん!凛と…って凛と!?」
真姫 「何驚いているのよ!あんた…前にほかのリーダー達気になってたじゃない…いい機会でしょ」
凛 「い、いついくの?」
真姫 「明後日かしら」
凛 「早いにゃ!ね…ねぇ真姫ちゃん…」
真姫 「なによ…文句あるの?」
凛 「文句はないけど…明日はお暇貰っていいかな?」
真姫 「そうね…明後日の朝八時にここにいるのと…隊の強化ここの地区の安全が問題ないならOKよ」
凛 「ありがとう」
真姫 「じゃあ…私は仕事に入るから凛も頑張りなさいよ」
凛 「うん!分かってるにゃ」ガチャ
真姫 「さてと…資料とそのたもろもろやっとかないと…」
真姫 「家族の為に…」カリカリ
次の日
商店街
凛 「リーダーのみんなは凛と同じ女の子って聞くにゃ!」
凛 「おしゃれ…しないといけないよね///」
凛 「って言っても…凛じゃあ乙女ロードは通れる自信がないにゃ」
凛 「だから…今日は…」
ダレカタスケテ~
凛 「ちょっとまってて~」
花陽 「うぅぅぅ~だ…だれかぁぁ…」ビクビク
A子 「おいおい…そんな騒ぐんじゃないわよ!」
B子 「うちらはお金が欲しいだけなんだよ…さっさとだしな」
A子 「そうそう…そうしたら…腹パン10発くらいで返してやるよ」
花陽 「う…うぅぅ」
B子 「ふぅぅ~A子優しい~」
A子 「でしょう!私超優しくない?」
凛 「待つにゃ!」
A子 「あぁ?…あんた誰だよ?」
B子 「何だ?この子?」
凛 「凛は…その子の…かよちんの友達だよ!」
A子 「友達?あはは…良かったね…友達が助けに来てくれたよ!」
花陽 「凛ちゃん…」ブルブル
B子 「何?…私達とやるの?」
凛 「その子を見逃してあげてくれない?…そのかわり凛のを持ってっていいから」スゥ
A子 「結構持ってるじゃん!いいよ…見逃してあげる…この子だけわね」
B子 「そんじゃあ…お金はいただいたから…ストレス解消と行きますか!」
花陽 「うぅぅぅ…」ブルブル
凛 「それも…凛が受ける…かよちんには一歩も触らせない」バッ
花陽 「凛ちゃん…」
A子 「すごい友達思いだね!泣けてくるな~」
B子 「本当…あんた達を見てると虫唾が走ってしょうがないわ」
A子 「超分かる!イライラするね」
凛 「かよちん…二時間後にいつもの喫茶店で待ち合わせでいいかな?」
花陽 「で…でも…凛ちゃん…」
凛 「凛は大丈夫にゃ…だから…ね」
花陽 「う…うん」タッタッタッ
A子 「あれ~?逃げちゃったよ!友達」
凛 「かよちんは関係ないはずだよ!殴るなら凛を殴ってよ」
B子 「はいはい…言われなくても殴りますよ…心の準備はいい?」
A子 「私達…そこそこ名が通ってるんだよね~」
B子 「ふふふ…」バキィバキィ
凛 「その紋章…『永遠フレンズ』…」
A子 「あんた…この紋章知ってんの?そうだよ…この地区最大の規模のチーム」
B子 「あんたは何処だかしらねぇけどね…あたしたちのストレス解消に付き合ってもらうよ」ドス
凛 「クッ…」
A子 「流石はB子!不意打ち!ずるくない?」ドス
凛 「クッゥゥゥ」ハァハァ
B子 「あんたも不意打ちじゃん!」
A子 「私のは策略的っていうの!あんたのとは大違いよ!」
凛 「ハァハァ」
A子 「ボコボコタイム開始~」
ドカドカ…あはは…ドスドス…
A子 「ハァハァ…」
B子 「ハァハァ…」
凛 「ハァハァ…終わりかにゃ」ニヤリ
A子 「なんてタフだよ…あんた…化物かよ」
B子 「にゃ…だってよ…あはは…寒くない…キャラ設定っていうの…それ…」
凛 「語尾ににゃが付いてなんか悪いの?」ピキピキ
A子 「その歳でキャラ設定なんて笑える」あはは
B子 「本当!にゃってなんだよ…そんなの小学生で普通卒業だっつうの」
凛 「…」ピキピキ
A子 「なに…黙ってんだよ!図星で言い返せないか!」
B子 「あはは…図星だったみたいだね…あぁ~イタイイタイ」
凛 「凛の…凛の…語尾を…」
A子/B子 「?」
凛 「バカにするのは許さないにゃ~~」プンスカ
A子 「だからなに?…あたし達とやろうっていうの?」
B子 「そんなボロボロで?」
凛 「もぅいいにゃ!喧嘩するにゃ!!!!」
A子 「威勢はいいな…かかってこいよ!」
B子 「相手になってやるよ!子猫ちゃん♪」
凛 「…」グィ
A子 「なんだよ!いきなりあたしの襟掴んで…」
B子 「そのまま地面に叩きつけるんじゃねぇ?」
A子 「あはは…それは傑作!…やれるもんならやってみろって」
凛 「言われなくても…やるにゃ…」ボソ
グィッ…ヒョィ………ダァァァァァン
A子 「グファァ」
B子 「ヒッ…」
凛 「終らないパーティ始めよう…」ニヤリ
ドスドスドスドス……
A子 「やめ…やめろ…」
ドスドスドスドス……
A子 「あた…あたしが…わる…」
ドスドスドスドス…………
A子 「ごめんなs…ごめん…n」
ドスドスドス……
A子 「グフゥ…グゥッゥゥ…」
ドスドスドスドス…………
A子 「…………」
ドスドスドスドス……
A子 「………………」
ドス
凛 「これがかよちんを怖がらせた分にゃ…そして凛の語尾を悪く言った分は…」ヒョイ
凛 「…ってあれ?いない…どこかいっちゃったのかな?」
凛 「…」
A子 「…」
凛 「正当防衛だよね?」
凛 「どうしょう!!!!…これってぜったに真姫ちゃんに怒られるやつにゃ…」
凛 「とりあえず…一人逃げたから…仲間をつれて戻ってくるから大丈夫だと思うけど…心配だから…」ゴソゴソ
凛 「真姫ちゃん特製傷薬(飲むバージョン)」
凛 「これをこの子に飲ませて…」
A子 「ゴクゴク」
凛 「これで良し!じゃあね…お大事に…」ヨロヨロ
A子 「…」
凛 「凛も折れてはいないけど…アバラが痛むにゃ…容赦なしか…」
凛 「これじゃあ…お買いものどころじゃないよね…あはは」
凛 「かよちんにLINEしないと…「ごめんね…いけません」っと」ポン
凛 「ふぅ…」
スタスタスタ…
ーーーーーーーーー
真姫の部屋
真姫 「今日は終わり!これでとりあえず当分は問題なさそうね」
凛 「ただいま…真姫ちゃん」ボロボロ
真姫 「凛…あんたまた…喧嘩したんじゃないでしょうね…」
凛 「ごめんね…真姫ちゃん…凛我慢したんだだよ」
真姫 (凛がこんなにボロボロになるなんて…こういうパターンの時は大体…)
真姫 (仲間を庇ってしょうがなく反撃したか語尾をバカにされて切れたのどちらかね)
真姫 「分かってるわよ!凛が理由もなく喧嘩なんかしないものね」
凛 「真姫ちゃん」パァ
真姫 「で…どことやったわけ?」
真姫 (私の凛をここまでボロボロにしたんだから…落とし前はつけないと)
真姫 (この世の地獄を見せてやるわ)
凛 「…」
真姫 「どうしたのよ?凛はどこと喧嘩したのよ…」
凛 「…」
真姫 「言わないと分かんないじゃない」
凛 「もし言ったら…真姫ちゃん絶対復讐しにいくよね」
真姫 「そ、そんなことしないわよ」アセアセ
凛 「分かり安いにゃ!復讐はダメ…みんなが傷つく」
凛 「駄目だよ…凛一人の問題でここの人達が痛い思いをするなんて耐えられない」
真姫 「だったら言わせてもらうけどね…私は凛が…家族が傷ついてる姿を見たくないの」
真姫 「心が痛くなるの…そうするとね…復讐してやらないと気が収まらなのよ…私の方がおかしくなるの」
真姫 「凛の問題は私の問題でしょ?一人で背負いこむのはなしよ…」
凛 「真姫ちゃん…」
凛 「でも…ダメ…凛は平気だからそんなに心配しないで」
凛 「復讐もなし…凛はただ道端でただ転んだだけにゃ!」
真姫 「そう…」
真姫 「分かったわ!…凛がそこまで口を割らないのなら言わなくてもいいわ」
真姫 「でも…お願いだから…出来るだけそういうことはなくしてね」
凛 「うん!」
真姫 「そういえば…昨日言い忘れた事があるんだけど…」
凛 「なに?」
真姫 「行先よ!行先…言ってなかっわ」
凛 「そうそう!凛も今日の朝に気づいたにゃ!どこいくの?」
真姫 「それはね…『永遠フレンズ』よ」
凛 「『永遠フレンズ』…」
真姫 「えぇ…そこのリーダーの高坂穂乃果と参謀の園田海未って人ね」
凛 「へ…へぇ~そうなんだ~」
真姫 「なによ…その棒読みのセリフは…」
凛 「り、凛もう寝るね」ガバッ
真姫 「それがいいわ!傷は明日の朝までには治ってると思うけど今日くらいは安静にしてなさい」
凛 「分かったにゃ!!!」
真姫 「じゃあね」
凛 「うん」
ガチャン
凛 (言わなくて…本当に良かったにゃ~)
つづく
最後まで読んでいただきありがとうございます!これからもよろしくお願いします
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