2016-01-29 03:31:20 更新

概要

次に進めなくなるので私が勝手に作った2人の話はここで一度終わらせようと思います

最初は絡めた小指で完結させるつもりだったのですが

勝手に愛着が湧いてしまいこうやってダラダラ書いてしまいましたがここでバスっと切らないと次に進めなくなるのでこのシリーズは一旦終了します。

いつかこの2人の話をまた書きたい気持ちは有りますが別の世界線(笑)のこの2人も書きたいですね…


前書き

今回性的描写があるのでR15にしましたが

えーと先に言います!

エロシーンがどう書けば良いのか分からなくて書けませんでした!



時は、比企谷邸自室時間は21時を過ぎ夜の帳が降り明日に向かう用意をするかのように静かに日の出に向かい準備をしているこの夜に


俺こと比企谷八幡はパソコンと睨み合い

そして最近の甘すぎる生活を思い出してはいちいち律儀にベットに行き枕と布団で防音し







「うわぁぁぁあああああああああああ!!!」


ただただ悶えているのである


悶えては何度と無くアイデンティティークライシスを繰り返しては冷静を取り戻しパソコンと睨み合うのだ



因みにこれをさっきから四回リピートしている


今まさに五度目のアイデンティティークライシスが襲ってきてベットで叫び終え悶ていると


隣の部屋のドアが開く音が聞こえた


一級の小町検定士の俺ともなると

足音一つで小町のご機嫌などすぐ分かる


ドンドンドンドンドン…



言うまでも無くお怒りになられてますよね…


俺の部屋のドアが犯人の立て籠る部屋に突入するかの様に勢い良く開けられそこには小町(怒り)の姿があった



「あのさ?お兄ちゃんホントうっさいんだけど…何時もの何倍も五月蝿いし気持ち悪いんだけど」


怒りに満ち溢れた小町の顔はまさに「鬼のような顔」という言葉がピッタリだった


ってか小町ちゃん?いつも気持ち悪いとか思ってんのかよ…八幡ショックなんだけど…


後ろを振り返り小町(怒り)の顔を眺めた後もう一度枕に頭をダイブさせる


「んで、何?何かやらかしたの?それかいろは先輩にふられたの?」


呆れた声色で俺に「もう何かやらかした体」で話を進める小町。


ってか振られてないなんなら超ラブラブ(笑)まである


ゴールデンウィークもほとんど毎日あいつ来ててお前が俺達を見て砂糖吐きそうだの言ってただろうが…それでこの5月の末に振られるって相当な事しねぇと無理だろ…


違うんですよ。俺は釈明をしようと言葉を発する





「もごもごごもごー」




「おにぃちゃん…枕で何言ってるか分かんないよ…」




「すいません…」








そして…俺は小町にこの壮大な企画(プロジェクト)を伝えることにした。




俺の照れながら下手くそな説明を

「ほーん」「ほんほん!」「ほー!」と聞きながら目をどんどんキラキラさせる小町


ってかコイツ「ほ」使いすぎだろ…


ドアを開けてその場で聞いていた小町はそのまま俺の部屋にすごいスピードで突入し枕元にビシッと正座をし、


さっきの鬼の形相は何処えやら目がキラッキラである







「つまり…うるさかったのはいろはさんとのラブラブ過ぎる生活を思い出して照れていたと?」


「そうです…」


「んで…いろはさんに仕返しと言うか最高の一日をプレゼントしたいと」


「その通りです…」


「んで、お兄ちゃんの言葉を借りるなら一生忘れられないような日を作りたいと」


「う…うわぁぁあ「うるさい!!」…すいません…」


「でも小町が思うにいろはさんって毎日そういう気持ちでいると思うんだけどなーそこまでする必要あるのかなー?」


「ちげーんだよ…分かんねーかもしんねーけどないろはの笑顔をもっと見たいんだ…んでだな…その日を思い出して笑顔になるくらい一生覚えてられるくらい幸せな日を作ってやりたいんだよ俺は…」


妹相手だからだろうか…気持ちをさらさらと吐露してしまうってかめっちゃ恥ずかしいこと言ってんじゃん…俺


「へぇー…お兄ちゃんってそういう事考えれる人になれたんだね…んー!そういう事なら小町手伝うよ!」




この手助けは正直嬉しい


でもなこれは「自分の意志」でやりたい

英語なら「Self-will」

ドイツ語なら「willensakt」


自分で決め、自分で選んで、自分で行動して彼女を喜ばせたい


「小町、手伝ってくれるのは嬉しいんだけど自分で決めたいんだ。んでだ俺、女心とか分かんねーからさ…最終的にどうか確認してくれないか?」


その言葉を聞いた小町は優しく微笑み


「お兄ちゃん良かったね、本気で人を好きになれて…小町も安心したよ…でもあんまり時間無いからここで予定を聞くね?」


と言ってくれる。


ホントに出来た妹だよ…お前は


でもな…すまない小町…












「…んで悶えるだけ悶えて何も決まってないわけ?」



「はい…」



「場所は?」



「なんにも…」



「費用は」



「それはプレゼント除いても12万は使えるんだよ」



「そそそそそそんなに!?」




「まぁ…貯めてたからな」



「うーん…泊まりで旅行とか?」



「いや…まだ俺等も健全な高校生だからな…そこら辺は無しだ日帰りだ。そこは譲らん」



「なるほどねーってかあのお兄ちゃんが一日でそんなにお金使おうとしてるって所が凄いね…いろはさんにぞっこんなんだね」



「おう…そだな…」



言い方古いなお前と心で悪態をついてみる



「小町明日までに良いところ見つけたりリストアップするからその中で決めたりしなよ!必ず見つけとくからさ!」



「わりぃ…助かる」



そう言うと小町は部屋から飛び出していった。




結局小町に助けられてる気がするが…

まぁ…もう言い出したら止まらない妹だ



ありがとな小町…と布団で寝転んでいたらそのまま睡魔が俺を包み込んだ






そして次の日



昼休みは梅雨が近いのか雨が降っていたので教室で飯を食べることにした。


最早いろはといるのを隠すことも無くなったのだが…今日忘れられない事件が起こった





いろはお手製のお弁当に舌鼓しながら

ついに彼女を誘う







「土曜日ひまか?朝から遊びに行かないか?」




いろはは箸を止めギギギと首をコチラに向けなんか恐ろしい物を見たかのようにコチラを覗き込む



「せ…せんぱいがデートに誘ってきた…」



俺の彼女であるこの生徒会長一色いろははそれはもうビックリした顔で俺のおでこに手を当てる…ってかお前先輩呼びに戻ってるな…



「ね、熱でもあるのかと…」



失礼過ぎる



ただ俺は土曜日朝から開けてくれと頼んだだけなのにこの扱いである。



「その…デートしようぜ?俺が全部プラン考えて楽しませるから…」




「あわわわわわわわわ…」



顔を真っ赤にして思いっきり抱きついてくる



「はちまーーん!大好きですぅー!超うれしいですぅー!もぉー!バカ八幡!」



雨降る教室の中まさかこの程度で喜びを感動を爆発させてくれるのは嬉しいが…クラスの連中の目が俺に突き刺さるってかなんでバカって言われたの?俺



クラスの暖かい視線とまさに「リア充爆発しろ」と言う目が俺に突き刺さる






マジで戸塚いなくて良かった…



向こうからこっちを見てニコニコしながら気になったのかこっちにくる由比ヶ浜



「どうしたの?いろはちゃん?」



「せんぱいが土曜日に外出ようって…付き合い始めてこんな事一度も無かったのに!なんなら私が誘っても変な言い訳して必死で抵抗するせんぱいがですよ!?」



由比ヶ浜に満面の笑みで受け答えするいろはす…


ってか声でかくね?

近くでめし食ってる奴笑いながら咽てるじゃん…



「ヒ…ヒッキーが…?ウソ…でしょ?」



「なんだよ…そんなに天変地異が起こったみたいな顔すんなよ…」



「えぇ…てんぺんち?良く分かんないけど…だってヒッキーはヒッキーだよ?土日は家でゴロゴロしかしないヒッキーだよ?」



「俺だってコンビニ位は行くし本だって土日本とか買いに外に出るし日曜はちゃんと早起きしてたまに題名のない音楽会に参加する時まで有るんだ。勝手に引き篭もり呼ばわりはやめてくんない?」



「それいつも言ってるスーパーヒーロータイムとプリキュア見てるだけじゃん…やっぱヒッキーじゃん」



「この前だって私が日曜日に見たい映画が有るって言っても八幡寝た振りしようとしてライン無視しようとしたんですよ?マジあり得ないです…」



「はぁ!?いろはちゃん可愛そう過ぎだよ!」


「おい…それは違うぞ…いくら俺だって彼女のラインを無視したワケじゃないって…寝てたんだよマジで…」


「小町ちゃんに連絡したら起きてるって言ってましたもん!」



「バッカ!アイツがいろはからメール来たからって叩き起こされたんだよ…ちゃんと映画だって行ったじゃねぇか…なんでここまで言われなきゃダメなんだよ…ってかいい加減に離れろ!恥ずかしいだろうが…」




と頭をグイッと離そうとするがどんだけ力あるんだよってかぜんっぜん!もぅぜんっぜん!離れない!


「いやですー離れたくないですー」と満面の笑顔で抱きつかれたらもうこっちも完全にお手上げ由比ヶ浜もアハハ…と枯れた笑いをして見ている







「生徒会長さんって超かわいいのに見る目ないんだねー騙されてんじゃないのー?ヒキタニも調子乗りすぎだしさー」



と、突然唐突に高らかな女の声が聞こえた



びくりといろはが俺から離れて後ろを振り返る



そのまま相模の所までズイズイと歩み寄り




「何も知らないのに突然八幡をバカにしないで貰えますか?目上の方とは言え許しませんよ?私」



…えーナニコレ


ひっさびさにこの冷たい声聞いたんだけど…



ってか余りの急展開に俺全然理解が追いつかないんだけど



「コイツがウチにしたこと知らないの生徒会長さんじゃない!何が許さないよ!コイツは…!」



「守られたのさがみんじゃん!」


相模の言葉を遮り横から大きな声が聞こえて


「ひゃあ!」


間抜けな声がでました…ちょっといろはす?そのバカにした目でこっち見ないでくんない?


横で由比ヶ浜結衣が立ち上がり怒りに燃えた目で相模を睨みつけていた


「さがみんが文実でゆきのんにやらせた事…ヒッキーが守ったこと全部言ったら困るのはさがみんなんだけど、それでも言ってあげようか?恥をかくのはさがみんだよ?ヒッキー言って良い?」



と俺を見てくる


ってかあっれー?由比ヶ浜ってこんな怖い子だったけかー?


君空気読める子だったじゃん…


「そこらへん詳しく知らないんですよねー八幡に聞いても教えてくれないですし…結衣先輩教えて貰えないですかねー?」


えーもうこの2人超怖いんだけど…




「いや…やめとけってお前ら俺は気にして無いからよ」


と俺は完全にビビりながら2人に諭す


「気にしてないなら言うから!」


由比ヶ浜はニコッと笑い相模を睨みつけた


「ちょ!やめ…」


と言ったところでいろはが近寄り手をガシッと掴み俺をとめた


「今止めるのは結衣先輩に失礼です、結衣先輩を信用して下さい」と耳元でヒソっと呟いた


いろはの目は好奇心で言ってるものでは無かったのを感じたので俺はそこでもう何も言えなくなった



由比ヶ浜は洗いざらい離した


俺が悪意を全部受け止めることで相模を守ったことも文実で雪ノ下に全てを押しつけて相模がやらかした不誠実も。



「私ならそんなの耐えられないよ…でもヒッキーはそうやってさがみんを守ったんだよ?ゆきのんもさがみんが遊んでる間体調壊しても家でまで文実の作業やってたんだよ?なんで守ってもらってそんな事言えるの?それは知らなかったからで許されるの?ねぇ相模さん…」



クラスの目が由比ヶ浜と相模を行ったり来たりしてるのを俺は見ているしか出来なかったってか最後の相模さんってなんか怖過ぎるだろ!さがみんって呼んであげて!どーでもいいけど!




そして相模はその場で泣き崩れた





「泣くのは別に構わないんですけどもっと先にする事あるんじゃ無いですかねー?」


一色いろはは相模に持っていたポケットティッシュを渡しながら辛辣に言葉を突き刺した


相模は泣きながら

「一色さん、結衣ちゃん…ごめんなさい」と謝っていた


それを聞いたいろはは


「はぁ?謝る相手も分かんないんですか?救いようが無いですね…そんな人に私やせんぱいを侮辱されたとかあり得ないです」と吐き捨てこっちに満面の笑顔を見せて抱きついてきた




「先輩を守るって言ったでしょ?多分結衣先輩もそうですよ」とそう一色いろはは呟いた




感想を言おうこの顛末に対する俺の意見を





超怖い…超怖いんですけど…いろはすもガハマさんも…


でも心は温かった。


恥ずかしいけどこういうのって嬉しいもんだな…。


この僅か10分程度の事で俺を見るクラスの目が一気に変わった。


その日の放課後には三浦や戸部や風見鶏も「やるじゃん」と言葉を俺に言ってきた


「ヒッキー?いろはちゃんと付き合うって事はこういう事も問題になるんだよ?だからこういう解決は二度としちゃダメだよ」


と肩を叩き三浦と海老名さんの所へ戻っていった。


なにあいつバカの癖にかっこ良すぎんだけど



「で?どこに連れてってくれるんですかー?」


ニコパーッと笑顔できいてくるいろはは


さっきまでの事が無かったかの様に俺に笑顔を振りまく


だから俺は


彼女に伝える


「一生忘れられないような一日をプレゼントしてやるよ」と言い頭を撫でた。



今日の出来事は俺にとっては忘れられない日になった。


いつか由比ヶ浜にもハニトー奢らなきゃだしディスティニーも行かなきゃな…


雪ノ下の助ける依頼も何とかせなならんな…

自ずと魔王と戦うのかよ…あの人言葉でルカナンしてくるかなぁ…やだなぁ…



そんな一日だった。


そしていつもの様にいろはと少し買い物をして家まで送り小町が作ってくれた夕飯を食べお風呂に浸かり髪を乾かしベットに横たわり枕で防音して…





「う、うわぁぁぁぁあ!!!!」





今日も今日とてアイデンティティークライシスを発症するのだ


何時もと違うのはあの2人の事を思いだしていつものとは少し違う感情をミックスさせながら



3度のアイデンティティークライシスを起こして冷静になった俺はパソコンを立ち上げて行く場所を決めにかかる


小町が部屋に入ってきてあれやこれやとプランを提示してくれる


でも俺には一つのプランが有るそれを小町に言う


どうやら超絶ポイントが高かったらしく大絶賛してくれた


昼飯の場所、プレゼント、晩飯の場所…何から何まで小町にこれはどうか?これはどうだ?と聞きながらでは有るが伝えた


晩飯や昼飯の為にこの俺がこの俺がだよ?予約をするまでの事をしてのけたのだ


こうして連日連夜に及ぶ念入りなデートプランを練り


アクセサリーショップに赴きあれやこれやと注文をしてプレゼントも完璧に備えた。


そして特大のサプライズもねじ込んだ


金曜日の帰りにいろはに8時半に迎えに行くから最高にオシャレして待ってろと伝えると顔を真っ赤にして喜ぶいろはを見て


明日だけは絶対に上手くやろうと心に誓ったのだ。





帰ると小町が大きな紙袋を持ってきた。


どうやら俺のために服を買ってきたらしい。


「コレぐらいしか出来ないけど小町のセンスにお任せなのです!」と新しい服を着て小町が買ってきた伊達メガネを着用すると

小町が「お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃない!」とか言ってた


どうやらかなり似合ってるようだ



こうして遂に俺の計画がスタートする



そしてこの日を迎えた




時刻は8時02分…


完全にやらかした…寝坊である


いや、大興奮し過ぎて寝れなかったんですよ…


小町にタクシーを呼んでくれ!!と伝えて


大急ぎで身支度を整えていると


すみれタクシーさんは俺の準備が終わる前に着いた流石です。


プレゼント、ハンカチ、財布、携帯を鞄に詰め込み


「お兄ちゃん頑張って!眼鏡似合ってるよ!」と小町の声に

些か急ぎすぎてあまり出したことが無い大きな声で


「おう!!」と返答し


タクシーに乗り込み急ぎでといろはの住所付近までタクシーを飛ばし着くと時間は8時29分


一色家のインターフォンを鳴らすと


少し不機嫌そうな顔つきにに亜麻色の髪を綺麗に靡かせて白いワンピースに赤いフェイクレザーチックな赤いジャケットを羽織りすらりと綺麗な足を見せ赤いサンダルをカツカツと音を鳴らし可愛らしいバックを持ちながら俺を見てフリーズする



「え…はちまん?偽物?」



開口一番失礼過ぎるだろ…




「待たせたな…少し準備に手こずったんだ」



彼女はコチラをじーっと見て何も言葉を発しない



「え?どしたの?」



思わず聞くと彼女はようやくコチラの世界に戻ってきたようで


「あ、あの正直に言います…かっこ良すぎて…その…見惚れました」


とうつむき加減に顔を赤くして俺に言ってくる


可愛すぎるだろ…


「お前もその白のワンピース似合ってるぞ後、前髪少し切ったんだな…可愛いなそれ」


と言うと



「もぅ!気づいてくれるとか嬉しすぎです!」と満面の笑顔で抱きついてきた



安定のちょろはすだな…遅刻寸前なのはうまく誤魔化せた



2人で手を繋ぎいろはの最寄り駅に向かう


どこにいくんですかー?とかニコニコしながら聞いてくるので推察させてみると


先輩ですので図書館とかじゃないですか?


とか言ってきた…


お洒落させて図書館連れてくとかバカじゃないですか…あり得ねーよ…うん流石に無いな。


駅に着くとどこまでかとか聞いてきたが

それを無視して1080円の切符を2枚買い

彼女に渡すと財布を取り出そうとするので


「今日は俺が全部だす」と遮った


京葉線はピークを過ぎ土日も有ってか少しお客さんは少なくいろはを座らせてやるってかこんなほっそい足でよく歩けるな…


俺達は一路東京駅で降り東海道線に乗り換える


ここも手を握り頭でシュミレートした東海道線までの最短をたどり迷わず東海道線までたどり着き横浜駅まで向うと


電車にも飽きただろうしタクシーに乗り換えみなとみらいを目指す


そう…今日は横浜に来たのだ!


時刻は10時を少し過ぎた所で朝ご飯食べたか聞くと


「たべてないです!」とニコニコしながら言ってくる


残念ながら朝ごはんは用意していないと伝えると


「お昼たのしみにしてますね!」とにこやかに笑ってくれた



俺は次はどんな顔を俺に見せてくれるのかと気持ちが跳ねた



そこから赤レンガ倉庫まで行ったり、山下公園でゆっくりしてると時刻は11時半を少し過ぎていたのでとあるホテルに向う


「え…お泊りですか…?」と顔を真っ赤にしてたのでからかってやる為に曖昧に返事をして


予約していたとあるホテルの海を一望できる場所でランチを取ることにした。


「予約していた比企谷です」と

店員さんに告げるとニコリと笑い海が一望できるベストな場所へ誘導してくれた


「凄いです!凄いです!凄いおっきい船いますよ!」と喜ぶ彼女をみて心が踊る


そのホテルのレストランは船のキャビンをモチーフにしてるようで相当オシャレな空間の中


一個目のプレゼントを彼女に渡す


有名なブランドの綺麗な白のハンカチで小町に上手く取り入れさせ川…なんとかさんに(こわくて自分で言えなかったよ☆)


赤い文字でiroha♪と筆記体で小さく入れてもらったものだ


それを見ておお喜びしている


「やれば出来るっていうか…今日凄すぎです!」と大満足でハンカチを広げて喜んでいる彼女を眺めていると、食事が到着した



目の前で焼いてくれるオムレツやらパンやらを食すが実はコレ朝食メニューで少なめにしてもらっているのだ



次の目的地に差し支えるからな…



こうしてまずは海を見ながら2人で昼飯を終わらせるそしてその流れで呼んでおいて貰ったタクシーに乗り一路横浜中華街へと目指す


まだハンカチが嬉しいようで


「額に入れて飾る」とか言い出したので使ってくれよとそこはお願いする


そんな事を喋ってると中華街へとつき

2人で色んな肉まんを見たり食べたりする


異国感ある街の作りと時折きこえる多分中国語を耳にしてると本当に楽しい気分になった


途中パンダマンやらハリネズミマンなどよく分からないものにかわいいー!こんな可愛いのたべられないですねー!と言って2秒も経たずして頭から躊躇なく齧りつく所は流石だなと感心するまであったさすがいろはす…




そして次はゆっくり腹ごなしがてら歩きながら

もう一度みなとみらいへと戻る


ここでバスをさっと見つけて乗る

そして次はみなとみらいでショッピングを楽しむ時刻は2時20分


そこでアクセサリーショップを見つけ

一生懸命指輪を見てるいろはが


「ペアリングって憧れますよね!」とニコニコしながらこっちを見てくる


「着けたいのか?」と聞くと


照れながら


「八幡とお揃いなら嬉しいです」と上目遣いでコチラを見てくる


八幡knockout!!


「なら、選ぶか」と2人で顔を寄せあいモノを選ぶ


アレが良いコレが良いと一生懸命選んで結果小さな石が散りばめられた金色の可愛いリングを買うことになった


お値段もまぁまぁするがなんとかなるかと指輪のサイズを確認して買おうとすると


「八幡のは私がだします!」とお互いに買いあった。


ってかこいつ七号って指細すぎじゃね?

突き指で折れちゃうか心配になるわ




少し離れた所で海をみながら彼女の細い指に指輪を通し彼女が俺の指に指輪を通す



「左手の薬指の指輪の意味知ってますか?」


彼女は指輪を見ながら潮風に美しい亜麻色の髪を靡かせて言った



「結婚とか…?昔読んだ小説に出てきけど覚えてないわ…」



「近しくもハズレです左手の薬指は永遠の愛の証です。古代の国では左の薬指は愛の血管が心臓までつながってるとかで古代から男女がつけてたらしいです」



「ほぅ」



「愛を深め、絆を強める、愛する男女が同じ指輪をつけることで指輪が共鳴し合いお互いの心が直接つながるといわれていたんですよ」



聞けば聞くほど恥ずかしくなってきたんですけど…



「私と永遠の愛…誓えますか?」



俺に振り向き彼女はそう言った目を少し細め口は微笑んでいたその大人っぽく美しい顔を見て俺は…



「今決心した。誓う」



この歳で永遠の愛とか重すぎる話だ。



「無理…してませんか?」



でも、俺が勝手に世の中は腐ってると勝手に決めつけていた中でバカみたいにひたすら真っ直ぐ俺に向かってきて俺の汚い色をした心に美しい色をつけてくれた一色いろは



「無理しても何しても一生一緒にいたいと思った」



一色いろはの為に生きていきたい

本気でそう思った



「無理したら私が止めるよ?」



だから支えあって生きていたいと強く思った



「その時は頼む、お前こそ永遠なんて誓えるの?」







私は嬉しかった

   





「今、誓うと決めました」


最初はからかうつもりで誓えるか?と聞いた。でも彼はその言葉を真摯に受け止め正直に答えてくれた



「そうか…」



比企谷八幡が素直にその時は私に頼むと言ってきた瞬間私は全てを投げ売ってでもこの人のために生きていこうと思った



「俺、情けない所も出来ないこともいっぱい有るけどさ…それでも支てくれないか?俺も支えるから」



ドンドン惹かれて好きになり何度も苦しんだ。

あの2人に私は絶対に勝てないと決めつけて「こんな人を好きになるんじゃ無かった」と思った時さえ有った。

でもやっぱり本当に欲しいと思った『私も本物が欲しかった』この人を今諦めたら…そんな事を考えるだけで苦しくなった


だから持っている仮面を全部捨ててこの人を手に入れた


あの告白した時するまだする気は無かった。


勇気が無かっただけで逃げていたのかも知れない。


結局あの時の寝言がキッカケとかちょっと笑えるけど



「任せて下さい、これからはいつだって一緒ですそれにもう約束だってしたじゃないですか」



その人が私を求めてくれる



「よろしくな。いろは」



だから私は



「はい」



世界で一番幸せだ


















次はみなとみらいに併設された遊園地に向かい童心に戻り楽しんだ


ジェットコースターで大はしゃぎしてるのを見るとまだまだ子供っぽいなと思うが時より魅せる『女』の顔は俺の心の『性欲』に近いなにかを掻き立たせる



それからもプリクラを取ったりしたり

カエルの形のテレビが売ってる店を見つけて


「八幡の目がこの棚にあっても間違い探し感覚で楽しそうですね!」


と暗にカエルの眼と揶揄されて凹んだりと楽しんだりと感情は大忙しに揺れ動く







また遊園地に戻って長い間遊び倒し少し暗くなった中観覧車に乗って


「たのしいか?」


と分かっててもどうしても『その言葉』を聞きたくなり彼女に聞くと


「人生で一番幸せです!ホントに嬉しくて…」と言い涙を流し始めた


こんなに…こんなに嬉しい事は無い


思わず彼女を抱きしめた


ずっとそばにいて欲しいと心から思う気持ちを彼女を抱きしめる腕に乗せて


外も見ずに彼女の細い体を抱きしめる


外を見ると横浜の美しい街の光がキラキラと輝いているのだろう。


でも彼女から伝わる温かさとフェイクレザーっぽい匂いと女の子の甘い匂い眼前にある綺麗な亜麻色の髪と前で誰か乗って欲しそうな観覧者のいない観覧車の空きの方が何より落ち着き美しいと思う。


観覧車の中ではどこかで耳にした事がある力強い女性のヴォーカリストが『いつもあなたに舞い戻って来る』と力強くパワフルなバラードを歌い上げる


歌詞と自分たちに何も関わりなど無いけどその歌の世界の住人になった気持ちで彼女を抱きしめつづけていると彼女も同じ気持ちなのだろうか彼女の身体から骨伝導のように裏声の混じる綺麗な鼻歌が震え聞こえる


俺は少し目を閉じて

同じ気持ちでいてくれると嬉しいと心に少し火を灯し彼女を抱きしめる力をほんの少しだけ強めた


そんな幸せな時間はあっという間に過ぎ去り


左手にガッチリと引っつく彼女と電車で横浜を後にする


「いつか横浜に住みたくなりました」


と外を眺めながら彼女が呟く


電車からは百万の光が俺達の眼前に綺麗に移り込む




「俺は千葉が良いけどお前となら神奈川も有りだな…」


と今までの自分ではあり得ないキャラ崩壊っぷりに自分でも衝撃を隠せなかったでもI♡神奈川って語呂悪いな…あっ…I♡横浜で良いのか

待て待てI♡千葉Tシャツでいいじゃん…そこまでしなくても良いじゃん。



「今日は一日最高です本当に…」


「そか」


俺は心でガッツポーズをする


Mr.ロマンス作戦は大成功のようだ


じゃあ最後の総仕上げと行きますか…



彼女を連れ


日本橋にある高層ビルの上に有るレストランへ向う


予約していた席は窓から東京の街を一望出来る思っていた以上のところだった



店員さんが

「スパークリングワイン、ワイン、ビール、ソフトドリンクの中からサービスでお一人様1グラスお選びいただけます」


と言ってきたので未成年だしなーソフトドリンクだなと思い伝えようとすると


「スパークリングワインで!」といろはがニコニコしながら店員さんに伝えると


「かしこまりました」と踵を返し去っていった



「ここまで大人なデートしたんですから大人っぽくしたいです!」


とニコニコされるとこっちもあぁそですねとしか言えないじゃん…



二人共初めて飲むスパークリングワインは意外に美味しくおかわりしたがってたが未成年だしやめさせた


むーとほっぺを膨らませていたが

本当にあざと可愛いなそれ…




店員さんが今日のコースのメニューを手書きで書いた紙を俺達に渡す


イカと茄子のマリネ ルッコラのサラダ パルミジャーノチーズソース


きゅうりとヨーグルトの冷製スープバジル風味 シェーブルチーズ添え


じゃが芋のニョッキ

カニとズッキーニ パプリカ レモンマスカルポーネチーズソース


エイヒレのバポーレ ブロッコリーピューレ ガーリックとチリのチップス



仔牛ロースのグリルほうれん草のソテー

オリーブとトマト アンチョビソース


リコッタチーズと柑橘のピール

チョコレートクロッカンのシチリア風カッサータ

ピスタチオジェラート



黄桃とフランジパーネのタルト

バニラジェラート


コーヒー 



はっきり言おう!何このメニュー!なにがなんだか分からないでござる!!!


最後のコーヒーしか分かんねぇよ!!



それでも夜景を一望して分けあいながら今日一日の事を話しながら美味しい料理に舌鼓した


彼女も大満足だったらしくメニューを書いた紙が記念に欲しいと店員さんにせがみ貰ってた


恥ずかしいからやめて!もー!


食べていると時間が経つのは早く


10時を回っていた


彼女を引き連れ併設されている展望台に向う


もう時間は無いあの時間まで後数分だ



彼女と夜景を見ながら後ろから少し近寄り抱きしめて


「愛してる」とだけ呟くように伝える



展望台のガラスに映る彼女は綺麗な顔で微笑んでくれた





こうして2人を静寂が包み込む




お互い言葉も発さず心地良さを2人で楽しむ。


彼女は静かに夜景すら目に入れることなく立ちながら俺の回した手を右手で包み込み目を瞑り俺に背中を預けていた







「少し来てくれないか?」





時刻は22時30分



最後のサプライズが遂に始まる



彼女の手を優しく握り展望台の広場の真ん中に2人で立つ




オルゴール調のクラシックの名曲が流れ

電光掲示板の周りをライトアップする





光が縦横無尽に煌めき美しく文字を描き出す





『一色いろはさんずっと側にいて下さい。比企谷八幡』






と電光掲示板に文字が書き連ねられその字は一度ストップして


綺麗にライトアップされエレクトリックな光の花火が上がる


それに彼女は微笑み


「かっこつけ過ぎです…」


と抱きついてくる


「指輪の時と被っちまったな」



「何度言われても嬉しくて飽きないです」



「後コレだ」


と彼女に白いアザレアをモチーフにしたネックレスを彼女につける




「貢がせたみたい凄く綺麗だね…これ」


といたずらっぽく笑い

彼女は俺の両頬を両手で包みこみ優しくキスをした


周りの知らない大人たちから温かい拍手が鳴る




サプライズは成功だったな



その時には恥ずかしいなんて心は吹っ飛んでいた。


目立とうがなんだろうがどうでも良い


なんなら大声でここで叫んでもいい








少し時間を空けて一色いろはが呟く







「今日の事一生忘れられないです、こんな凄いデート二度と無いですね…」


「まぁそだな…でも年に1回くらいは何とかなるかもな」


「それでも多すぎです…刺激が強すぎて口から心臓がでますよ…一生に2回くらいでちょうどいいです」


「なんだそれ…」


「ドキドキし過ぎって事ですよ…愛してる…」


「あぁ…俺も愛してるよ返事は?」



「もぉ…私だってロマンチックに伝えようとしてるんですから急かさないで下さい!」




ふぅーっと息を吐き俺の目をずっと見つながら2歩、3歩と後ろへ後ずさる





「一生忘れられないような一日ありがとうございます!私をずっと側にいさせてください!」



と大きな声と最高の笑顔で俺に胸へと飛び込んで来た。



そう言った瞬間の彼女の笑顔は何よりも綺麗で美しく俺の心をまた綺麗な色に染め上げた



また目立ってしまい拍手を周りから頂く



俺はその人達の拍手も気にならず彼女を抱きしめて思いっきりキスをする



そしてみなさんの拍手に見送られながらエレベーターでその場を後にした



こうして俺による本気の俺のデートは幕を閉じた



帰りの電車の中で楽しそうに感想を言ってくれた横顔や


指輪をみてニヤニヤしてる色んな顔を見て

こんなに喜んでもらえたことが嬉しくて俺も笑顔になる









いろはの最寄り駅に着き



そのまま家まで送ろうとするが、彼女は「少し待って」と駅近くの公園に足を止め、2人でベンチにすわる。


時刻は23時を過ぎ女の子を余り歩かせたくない時間なので


「夜も遅いからそろそろ帰らないとな」と帰宅を仄めかす。














「はちまん…あのですね…」








彼女は満面の笑みに少し緊張を織り交ぜ









「今日…その…どこかでお泊り…しませんか?」







空気が変わった




「へ?何言ってんの?お前」



思わず口に出てしまった





彼女はふぅと息を吐き




「私の全部貰って欲しいです…八幡の全部が欲しいです…今日抱いて下さい…」



俯き顔を赤くして彼女は俺の袖をぎゅっと掴む








えっ…いや待て待て待て



待ってくださいお願いします!


えーと財布にはまだある程度のマージンを積んだからまだ30000円は残ってるから行けるなっていやいやいや…


そうじゃなくてそれはもうそういう意味ですよね!?


親御さんもなんと言うか分かんないですし!まぁどうしましょう!!





彼女の言葉が俺の理性は蕩けそうにする


が、理性の化物こと俺






「親御さんに何言われるかわかんねぇし…ダメだな」



「さっき泊まるってメールしました」



「へ!?」



「嫌ですか?」



不安そうにコチラを見て来る



「経験ないから上手く出来るか分かんないし、俺凄くお前を大事にしたいんだよ」



「私もですよ。でももう今日この日じゃないと嫌ってもう決めましたから…誓い合ったんですから私は…私を全部上げたいです…」



「そうか…」



「はい…優しくしてくださいね?」



「お決まりのお言葉ですね…」



「言ってみたかっただけです♪」






小町に『お兄ちゃん今日お家帰れません』とメールしてケータイの電源を落とした




こうして俺の素敵なデート作戦は延長戦に突入した




















次の日の柔らかいベットに慣れないのかなんなのか枕元のデジタル時計を寝ぼけ眼で見てみると9時30分を表記していた



「音楽会にも遅刻だな…」


バカらしい言葉がぼそっと出てきた




そして全身に伝わる温かさが彼女の存在を伝える


俺が目覚めたのに気づいたのか



「んんっ…」と色目かしく寝息を上げてスヤスヤと眠る産まれたままの姿の彼女がいた



そこで一度で言ってみたかったあのセリフを思い出す


「見知らぬ天井だ…」


その見知らぬ天井は鏡貼りになっており目の腐った男と亜麻色の女の横顔を映し出す





一言で言おう


「SEXってすげーわ」


それしか出なかった余りの事に何度か味をしめたように何ラウンドかやってしまい

寝たのが確か朝の5時だったもんな…


少し布団彼女を起こさぬ様にめくり彼女の裸体と彼女の顔を見てみるとシーツに残る赤い染みも見えた。昨日は興奮しすぎて気づかなかったな…なにより












…うん…めっちゃくちゃ綺麗だ。










「おはよう…いろは」と言い彼女を抱きしめる



彼女は薄らと目を開け俺を目視すると


目を細めて笑顔になり俺にキスをして俺の胸板に顔を埋め



「女にされちゃいました」と萌え殺されそうなセリフを吐きやがる


あと胸に当たる息がこしょばい



俺は温かい彼女の柔肌を包み込み少し目を閉じた



「あぁそだな…」



「責任…取ってくださいね?」



「…善処する」



「今からなにしますか?」



「着替えて朝めし食いに行こうぜ…」



「オシャレな所を所望します」



「バッカお前予算オーバーだ…すき家か吉野家しか認めません」


「なんでそのチョイスなんですか…」


「はぁ?お肉屋さんだぞ?高級だろ?」


「はぁ…まぁ…そうですね。とか言って全然違う所行くんでしょうけどね」


「…じゃあマックだな」


「いつも見たくサイゼ推しじゃ無いんですね…」


「何だお前もやっぱサイゼリアンなんじゃん…じゃあサイゼだな常にサイゼで良いだろこれから」





お互いキスをしてくすっと笑いあう




「はぁ…幸せです」


彼女の抱きしめる力が強くなる


「そうだな…最高に幸せだわ」


俺もギュッと抱きしめる力を強くする


「これからずっと幸せですね」



「とあるバンドが昔歌ってたんだよ

幸せは途切れながらも続くって、時に笑い合って傷つけあって色んな感情を共有し合って…なんつーか…こういう事なんだろうな。他のことで嫌なことが有ってもいろはを見たら幸せになれるし俺もそうでありたいよな…」



「私を幸せにするってことですか?」



「まぁそだな…幸せにするし絶対傷つけないって感じだな」



「傷物にされましたけどね」



「ちょっと?良い感じに言ったんだから突っ込まないで」



「突っ込まれましたけどね…」



「ほんとヤメてください…」



そういって2人でもう一度キスをして笑いあった









「…なんかまだ八幡まだ入ってる感じがします」


「おい、バカいい加減やめろってホント恥ずかしいだろ」














こうやって先輩が言ったように時に笑いあい傷つけあい色んな感情を共有し合い


それこそ!幸せは途切れながらも続くと思うのです


それが私一色いろはと比企谷八幡の2人だけの


『本物』



なのかも知れません



あの時あの場所で誓い合った指切りをふと思い出しながら…横浜で誓い合った事を思い出しながら…あの展望台でしてくれたサプライズを思い出すと私は笑顔になりそんな私は1人呟くのです


「私の青春ラブコメは絶対間違ってない!」と






















Few years later......
























「お仕事頑張ってね!愛してる!」


「俺も愛してるよ、子供たちをよろしくな」


「はーい!早く帰ってきてね♡」


「うわぁ…相変わらずあざと可愛いな…お前は…んじゃなー!ってかブルーライン混むんだよなぁ…千葉が恋しいなぁ…」


「遅刻するよ?」


「あぁ…そだな…やだなぁ…行ってきます!」













ね?間違ってなかったでしょ?せーんぱい♪



              The End?




後書き

この歳頃思い出してみると

背伸びしたくてとか好きな人と何かをしてとか本当に多感でした。

この歳頃の恋の終着点ってどこだろう?
とか考えるともうSEXだった気がします

なら結婚は?となるとそこはまだ見えてなかった気がします

20代も半ばの今の私が考える恋の終着点は「死」でした

なら結婚は?となると「乗り継ぎ」かな?と思いました。

まぁ…もうすくアラサーと呼ばれる歳なので色々考えなきゃなぁ(遠い目)

ではまたいつかお会いしましょう!さよなら!






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1: SS好きの名無しさん 2016-01-29 03:24:20 ID: geKP-WMa

こちらまで幸せな気分になりました

2: SS好きの名無しさん 2016-01-29 09:16:09 ID: AHPNL33n

いいne

3: たまご 2016-01-30 15:50:01 ID: -lulODZc

>>1さんありがとうございます!
こんな駄文で誰かを幸せにできたなら私はホントにうれしいです!



>>2さんコメントありがとうです!

また色々書くのでよろしくお願いします!

4: SS好きの名無しさん 2016-01-31 12:24:14 ID: JiwwPleI

読んでて温かい気持ちになりました。ありがとうございました。

5: SS好きの名無しさん 2016-01-31 14:32:07 ID: sy9eonni

>>4さん
コメントありがとうございます!
温かい気持ちってあたし自身凄く好きな感情なので嬉しいです

また書きますのでよろしくぷりーずです!

6: たまご 2016-01-31 14:35:54 ID: sy9eonni

>>5ログインすんの忘れてたぁー
いきなりログアウトになるとか激おこDeath!!
と言うことで改めて>>4さんありがとです!

7: 暇人さん 2016-02-15 01:38:31 ID: 3mi2Rr31

だめだ、砂糖吐きに来たら
目から塩が出てきたじゃねぇか
あなた天才だよ目から塩が溢れてくるよ

8: 暇人さん 2016-02-15 01:43:48 ID: 3mi2Rr31

だめだ、砂糖吐きに来たら
目から塩が出てきたじゃねぇか
あなた天才だよ目から塩が溢れてくるよ

9: シロクマ 2020-07-08 00:50:48 ID: S:5333tv

一気読みしてしまいました
とても良いものを読ませてもらいました
感謝です


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1: イトマルきゅう 2016-01-31 12:31:23 ID: JiwwPleI

いろは好きなら読んで後悔しないと思います!最高に幸せな気持ちになりました。

2: SS好きの名無しさん 2016-02-17 11:32:57 ID: BrMvL6Ls

八色最高!!


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