2016-03-24 00:34:45 更新

概要

超短編です。
勢いだけで書きました。


前書き

やっぱりことりちゃん好きですわ。




ことり「というわけで、みんなに着てもらってるのがそうだよ~♪」


穂乃果「妖怪?妖怪ってお化けの?あれ?妖怪とお化けって一緒?幽霊とは違うよね?うーん……」


海未「なにをしょうもないことで悩んでいるのですか。ところで、何故また急に妖怪なのですか?」


ことり「この前のハロウィンイベントのときに考えてたんだけど、イメージと違うな~って保留にしてたの♪せっかく考えたんだし、もったいないなって思って、和服ベースで作ってみました♪ネットで調べながらね。みんなのイメージ通りだと思うんだけど♪」


凛「凛のこれは?なんだか猫みたいだにゃー」


ことり「化け猫だよ♪」


花陽「ネコ耳と尻尾に和服って、シュールだけどなんだか可愛い♪ことりちゃん、私は?」


ことり「花陽ちゃんはねー、一つ目小僧だよ♪目玉模様のアクセサリーと、ミニ三度笠にこだわってみました♪」


真姫「妖怪のことはよくわからないけど、二人ともよく似合ってるわよ」


ことり「うんうん♪ちなみに、真姫ちゃんはつるべ火だよ♪」


真姫「なによつるべ火って。火の妖怪?メジャーなの?」


ことり「ことりも詳しいことはわからないけど、たぶん火の玉とかそういう感じじゃないかな?」


真姫「適当ね。まあ、可愛いからいいけど」


ことり(あと、実は背中にこっそり天の邪鬼イメージの鬼のマークの刺繍も入ってるんだけどね♪真姫ちゃんにはピッタリだよね♪)



穂乃果「ねえねえ!ことりちゃん、穂乃果は!?」


ことり「穂乃果ちゃんは、ぬらりひょん♪」


穂乃果「ぬら?うえぇ、なんかテカテカしてそうな名前……虫?」


ことり「妖怪のリーダーなんだって♪μ'sのリーダーの穂乃果ちゃんと同じだよ♪」


穂乃果「ほぇ~リーダーかぁ。そう言われると、オレンジベースに黒のアクセントがスタイリッシュでカッコいいね!」


ことり「気に入ってくれて嬉しい♪あ、海未ちゃんのは雪女だよ♪」


海未「やはりそうでしたか。所々に雪の結晶があしらってあるので、そうではないかと思いました」


穂乃果「おぉ、海未ちゃんビューチフォー♪やっぱり海未ちゃんは和服が似合うねぇ」


海未「あ、ありがとうございます……///」



絵里「ことり、私は?かんざしも刺して、なんだかやけにきらびやかだけど」


ことり「絵里ちゃんは九尾の狐♪尻尾が九本あるすごい狐さんなんだって♪」


絵里「ハラショー♪ちょっと尻尾が重いような気もするけど、悪くないわ♪ことりのそれは?ヒラヒラして可愛いわね」


ことり「エヘヘ~♪ことりは一反もめんだよ♪」



希「……………………」


にこ「……………………」



絵里「……………………あの、ことり?」


ことり「え?なあに?」


絵里「みんな極力視界に入れないようにはしてたんだけどね?……あの……部室の隅にポツンと立ってるあの二人は……」


ことり「似合ってるよね♪にこちゃんの子泣きじじいと、希ちゃんのぬりかべ♪」



のぞにこ「……………………」



花陽「に、にこちゃん……金って書いた赤い前掛けに……藁の簑を背負ってるだけじゃ……」


凛「希ちゃんにいたっては全身グレーのタイツに四角い被り物してるだけブフォッ!」


絵里「二人とも身体のラインが強調して……クスッ」


真姫「わらっ……笑っちゃダメ……ダメよ……プフッ」


海未「二人のなんとも言えない遠い目がわるいのです……プッ」


穂乃果「アハハハハハハハ!!!」



にこ「」ブチッ



にこ「穂乃果ァ!あんた笑いすぎなのよ!!」


穂乃果「だって……アッハハハハハハハ!!!」


にこ「くぅ~……!!ことりぃ!!」


ことり「?」キョトン


にこ「?……じゃないわよ!!なぁんでにこと希だけこんなやっつけ仕事なのよ!!」


ことり「二人のイメージが」


にこ「希のぬりかべはともかく、こんなにキュートなにこが子泣きじじいってなによ!せめてコロポックルとかにしなさいよ!!」


希「ウチはともかくっておかしない?」


にこ「うわぁ!ぬりかべ!?」


希「誰がぬりかべや!!この状況でよおそんなボケできたなにこっちぃ!!」


にこ「ちょっと!前掛けの上からわしわしするなぁ!!」



絵里「ことり?あの二人の衣装もちゃんとあるのよね?」


ことり「なんで?」


真姫「なんでって、あの二人をあのままステージに出せるはずないじゃない」


ことり「そうかな?」


海未「そうですよ。さすがに色モノ二人はお腹いっぱいです」


にこ「色モノ扱いしてんじゃないわよ雪女!!」


希「ちょっとメジャーどころやからって、ずいぶん上からですなぁ雪女さん!!」


花陽「えっと……子泣きじじいもぬりかべも……妖怪の中じゃ有名だと思うけど……」


凛「にこ泣きじじいとのぞかべ」ボソッ


穂乃果「アッハハハハハハハ!!!!!」



のぞにこ「笑うなぁ!!!」



にこ「ことり!いい加減ちゃんとした衣装出しなさいよ!」


希「せや!こんな悪ふざけでお客さんの前には出られへんよ」


真姫「希……あなたさいたまスーパーアリーナでライブしたとき、だるまとかこけしとか、変な衣装用意してなかったかしら?」


希「覚えがございません」


ことり「……ついさっきね、この部室に妖怪が現れたの」


穂乃果「妖怪?」


海未「いませんよそんなの」


ことり「ううん。いるの。その証拠に、ほら」


絵里「……ケーキのから箱?」



のぞにこ「」ビックゥ‼



ことり「この中にはみんなで食べようと思って作ってきた、チーズケーキが入っていました」


凛「ケーキ!?食べたいにゃー!」


真姫「いや、からっぽじゃない」


ことり「部活が始まる前は確かに入っていたチーズケーキ。誰も来ないからことりはちょっとお手洗いに。その間に、これは無くなっていました」



のぞにこ「」ダラダラ



ことり「部室に戻るとなにやら物音が。こっそり扉のすき間から中を覗いてみると……なんと、妖怪がケーキをつまみ食いしていたのです」


穂乃果「えぇ!?この部室に妖怪が!!」


絵里「いや……あぁ、オチが見えたわ」


花陽「二人の冷や汗がすごいです……」


ことり「そのときの映像がございます」



のぞにこ「」ドキドキ ドキドキ



海未「……二人とも……謝るなら早いほうが」



のぞにこ「すみませんでしたぁ!!!」ゲザァ




このあとめちゃくちゃ謝った。





後日二人は、ことりちゃんにちゃとした衣装を作ってもらいました。


にこ「やーん♪にこってば座敷わらしだ~♪」


希「ウチは刑部狸♪狸の妖怪やで~♪」


ことり「…………やっぱり子泣きじじいとぬりかべの方が」


のぞにこ「それはもういい!!」




ちゅんちゅん♪


後書き

なんていうか、妖怪好きなんですよね。
鬼太郎も好きですよ。
ちなみに四期鬼太郎世代です。


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SS好きの名無しさんから
2016-04-02 21:02:16

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SS好きの名無しさんから
2016-04-02 21:02:18

このSSへのコメント

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1: SS好きの名無しさん 2016-04-02 21:02:39 ID: 3pMeGPTU

Sことりご馳走様です
貴方は本当にわかっていらっしゃる


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