海未「穂乃果が!?」ことり「イケメンに!?」
μ'sきってのイケメン、穂乃果ちゃんの魅力を存分に堪能していただければ幸いです。
穂乃果「なっちゃいました」テレテレ
海未「髪型もサイドテールじゃない……凛のようにボーイッシュに……」
ことり「男の子用のブレザーにスラックス……それって……?」
穂乃果「髪はヒデコたちにセットしてもらって、服は前にことりちゃんが作った衣装を着てみたんだ♪胸はちょっとサラシを巻いてるけど。ねえねえ♪どうかなどうかな?」クルクル
花陽「はわわわ……///」
希「うわぁ……これは破壊力がすごいなぁ……///」
絵里「ハラショー……///」
にこ「穂乃果だってことを差し引いても、元の素材が良い分、めちゃくちゃイケメンじゃない……///」
凛「にゃ~……穂乃果ちゃんカッコいい~……///」
真姫「わ、私は全然興味無いけど……///」チラッチラッ
海未「ま、まあ……悪くはないですね(っああぁ~!!カッコいいカッコいいカッコいいです穂乃果穂乃果穂乃果ぁ!!反則的なカッコよさじゃないですか!!抱き着かれたい撫でられたい入籍したいです~!!)」
ことり「うんっ♪よく似合ってる♪(生えては……ないんだよね……ガクリ)」
穂乃果「いやぁ~♪それほどでも~♪でもね~♪この格好の真価はこれだけではないのだよ♪」
8人「?」
穂乃果「えっへへ~♪はーなよちゃん♪」
花陽「はーあーい……?」
グイッ 壁ドンッ
花陽「へ?」パチクリ
穂乃果「捕まえたぜ、花陽」耳元イケボ
花陽「…………!?!?///」ボンッ
7人「なっ!?」
股ドンッ
穂乃果「もう離さねー」
顎クイ
穂乃果「お前には俺だけがいればいいだろ。つーか、誰にも渡さねーし」
花陽「――――――――ッ!!!///」ドキドキ
穂乃果「花陽の全部、俺がもらうから」
花陽「ハゥワッ!!!///」モンゼツ
バタッ
凛「かよちーん!!!」
花陽「イケ……イケメ……」ガクッ
凛「かよちーん!!!!」
穂乃果「とまあ、このように」
にこ「なにがこのように!?花陽のやつ気絶してんだけど!?なにしたのあんた!?」
穂乃果「少女マンガを読み漁った私は、古今東西あらゆるタイプのイケメンを学んだんだよ!さらには普段のボイストレーニングで低音のイケメンボイスを習得した!ちなみに今花陽ちゃんにやってみせたのは、自己チュー系ヤキモチやき男子!今の私はどんな女の子だってメロメロに!出来ちゃうんだぜ(イケボ)」ウインクー☆
海未「ありとあらゆる……」
ことり「イケメン穂乃果ちゃん……」
海未「……………………」チラッ
ことり「……………………」チラッ
ことうみ「」コクン
ことうみ「ぃやったぁーーーーーーーー!!!!」
6人「!?」ビクッ!
凛「なに!?」
海未「いつか……いつかこんな日が来ることを夢見て……」ポロポロ
絵里「え?なんで泣いてるの?」
ことり「イケメン穂乃果ちゃんが……こんなに近くに……」ヒグッエグッ
真姫「号泣!?」
海未「撮影会です!!今すぐ撮影会を開きましょう!!」
希「撮影会?」
ことり「穂乃果ちゃんとことりたちとで、いろんなシチュエーションのイケメンな穂乃果ちゃんを撮るんだよ!!」
凛「なんでそんなことするにゃ?」
にこ「必要性を感じないわ」
海未「撮影したものを自宅で観賞ゴホン!……アイドル研究部の活動記録として学校へ提示、さらにはホームページにアップすることでいつ何時でも穂乃果を堪能ンン!!……μ'sの知名度及び魅力を上げことを目的としています」
にこ「そんな私欲にまみれた広告活動聞いたことないわよ!?」
真姫「まあ、そこを除けば一見スジは通ってるみたいだけど」
ことり「お願いします。私たちはイケメンの穂乃果ちゃんを心ゆくまで愛でたいの」
絵里「ことりはもう少し自分の気持ちを抑えてもいいのよ?」
希「うちはいいと思うよ?なんか面白そうやん」
凛「凛も 凛も!かよちんの仇にゃ~!」
真姫「死んでないわよ。私も暇つぶしくらいには付き合ってあげてもいいわよ」
絵里「イケメンの穂乃果を間近で体験出来るのは悪くないわね。ところで、そんなに穂乃果LOVEで、海未たちは穂乃果が私たちに迫ってくるのを見るのは平気なの?」
ことり「ちょっと血の涙を流すくらいへっちゃらだよ」
海未「度が過ぎれば成敗もやむなしと……」
にこ「そんなの穂乃果次第じゃない!」
穂乃果「……なんだか変な流れになったけど、みんなファイトだよ!!」
花陽「」カヨ…チーン
海未「さて、では最初は誰が行きますか?」
凛「はいはい!凛!凛やりたい!」バッ
真姫「凛ってば、そんなにイケメン好きだった?イケメンて穂乃果だけど」
凛「凛はかよちんの仇討ちだよ!」
真姫「だから死んでないって」
ことり「じゃあ凛ちゃんが最初だね♪シチュエーションはどうする?」
凛「シチュエーション?」
海未「どういう穂乃果とどういうことをしたいか。凛の好きなものを選んでいいですよ。演技はアドリブでお願いしますね」
にこ「丸投げ!?」
希「海未ちゃんたちが決めるんじゃないん?てっきり割り振られた役柄を演じるものやと思ってたけど」
ことり「決められなかったんだよ……」
海未「あまりにも見たい穂乃果が多すぎて……」
絵里「ハラショー……」
凛「じゃー凛はねー……普段はクールなんだけど、照れながらも凛と一緒ににゃーにゃー言ってくれるのとかいいなー♪場所は家でね、最後は穂乃果ちゃんの膝枕で頭撫でられながら、好きだよ、って言ってほしい!」
真姫「案外注文多いわね、凛」
穂乃果「クーデレ男子だねっ!承知したよっ!」
海未「」スチャッ
ことり「」スチャッ
絵里「スタンバイ早っ!!」
――――クーデレ男子with凛――――
凛「穂乃果ちゃーん♪」スリスリ
穂乃果「近い……離れろよ凛」
凛「やーだっ♪」
穂乃果「ったく……離れろって」
凛「やだよー。凛、穂乃果ちゃんのこと好きなんだもん」
穂乃果「……あっそ」
凛「つれないなぁ。ねーねー♪穂乃果ちゃんも、凛みたいににゃ~って言ってみてよ♪」
穂乃果「絶対ヤダ」
凛「なーんーでー」ムスー
穂乃果「…………恥ずかしい」
凛「~///」
凛「エッヘヘ~♪」ポスッ
穂乃果「……重いんだけど」
凛「穂乃果ちゃんの膝枕、きんもちいい~♪ねー穂乃果ちゃん」
穂乃果「なに?」
凛「凛のこと……好き?」
穂乃果「……………………」
凛「ねーってばー」ウリウリ
穂乃果「……………………」
凛「ねー」プクー
穂乃果「…………いちいち言わせんにゃ……ッ!……///」カアァァ
凛「にゃっはぁ~♪///穂乃果ちゃん、だ~い好き♪」お腹モギュー
穂乃果「~ッ!///ふぅ…………俺も好きだよ、凛」ナデナデ
――――――――
ことうみ「っあぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!」ミモダエ
ことり「撮った!?撮れた海未ちゃん!?」
海未「一秒たりとも逃しはしませんでしたとも!!クーデレ穂乃果たまりません!!」
凛「にゃあ……///すっごいにゃあ……///」トローン
真姫「凛がものすごい乙女な顔してる!」
穂乃果「フフン♪」
絵里「ステキね~……素っ気ない態度からの唐突なデレ……たまらないわぁ。さりげに凛のことも呼び捨てにして、やるわね穂乃果」
希「言わせんにゃって、噛んだ照れと合間っていいやん。これはあかんなぁ。気を引き締めないと、本当に穂乃果ちゃんに惚れてまうんやない?」
にこ「そうなった場合、真っ先にあの二人に粛清されそうだけど」
絵里「それじゃ、次は誰がいく?」
穂乃果「誰がきても受け止めるから!私に任せて!」
にこ「ナチュラルにイケメン出してきた!」
希「じゃあうちが行かせてもらおっかな♪」
穂乃果「おっ!希ちゃん!どんな私がいい?」
希「ん~、年上のお兄さんとかいいかな♪家に帰ったらご飯作って待っててくれるの♪年上らしく、うちのことめいっぱい甘やかしてくれる?♪」
にこ「年上好きなんて、希の意外な一面ねぇ~」ニヤニヤ
絵里「もっと甘えてくれてもいいのよ?」ニヤニヤ
希「い、いいやろ別に///」
穂乃果「任せてよ!♪」
海未「年上穂乃果なんて……」
ことり「ただの最高だよ……」
――――優しいお兄さんwith希――――
希「ただいま~」
穂乃果「おかえり、希」ニコッ
穂乃果「ご飯出来てるよ。って言っても、大したものは作ってないけどね」アハハ…
希「んーん。穂乃果ちゃんが作ってくれたものなら、なんだって嬉しい♪」
穂乃果「そっか。それじゃ、ほら……っと」
希「?どうしたん?」
穂乃果「忘れてた」
希「なに――――」
ホッペにチュッ
希「//////」
穂乃果「おかえりのチュー。まだだったよね」
希「ふ、不意打ちなんて……ズルいやん……///」
穂乃果「いつもお疲れさま」ナデナデ
穂乃果「みんなのために頑張る希のこと、俺好きだよ」ニコッ
希「~ッ///」
希「ほ、穂乃果ちゃん……///」
穂乃果「なに?」
希「きょ、今日は……いっぱい……甘えてもいい?///」
穂乃果「……おいで」
モッギュー
穂乃果「大好きな希にだったら、いくらでも」ミミモト
希「はぅ……///」
――――――――
海未「終了です終了!!離れなさい希!!」
希「や!!うち穂乃果ちゃんと結婚する!!」
凛「ダメ~!穂乃果ちゃんは凛と結婚するの~!!」
にこ「ちょっと、リリホワが陥落したわよ」
穂乃果「ったく、俺のために争うなよ」フッ
絵里「ナルシスト穂乃果も……悪くないわね」
真姫「どんなイケメンも難なくこなす…………なんてムダな才能なのかしら」
ことり「じゃあ次は誰が堕ちる?」
真姫「堕ちないわよ」
にこ「じゃあ真姫が行けば?」
真姫「いいわよ別に。シチュエーションはそうね……私に傅く執事でもやってもらおうかしら」
にこ「執事って……なんてマニアックなチョイス」
絵里「なんだかんだ真姫も楽しんでるわね」
真姫「べ、別に!///ほら、さっさとやるわよ穂乃果!!」
穂乃果「仰せのままに。お嬢様」ペコリ
ことり「遊びのために完璧な礼節まで身に付ける穂乃果ちゃん……可愛い♪」
――――執事with真姫――――
真姫「穂乃果、いる?」
穂乃果「お呼びでしょうか、お嬢様」
真姫「喉が渇いたわ。なにか冷たいものでも持ってきなさい」
穂乃果「かしこまりました」ペコリ
穂乃果「お待たせいたしました。お嬢様の好物、トマトジュースをお持ちいたしました。越のルビーという糖度の高いミディアムトマトを使用したものでございます」
真姫「気が利くじゃない」チュー
穂乃果「お褒めに預り恐縮にございます。執事たるもの、お嬢様にご満足いただける働きをするのは当然のことです」
穂乃果「愛しのお嬢様が喜んでくださるなら、私はそれで満足です」
真姫「ッ!ケホッ!ケホッ!な!なにを言い出すのよ!い……愛しのって……///あぁもう!トマトジュース吹き出しちゃったじゃない!どうするの……よ……え?」
首もとペロッ
真姫「――――――――ッ!!!?」カアァァ
穂乃果「お嬢様をキレイにするのは、執事の役目ですので」
真姫「バ、バカじゃないの!?はやくタオル持ってきなさいよ!」
穂乃果「かしこまりました、お嬢様」
真姫「まったく……///」ドキドキ
穂乃果「お嬢様」
真姫「なによ。いいからはやく――――」
穂乃果「照れたお嬢様もまた、とても愛しく思いましたよ」
真姫「///」ボンッ
真姫「い、意味ワカンナイ……」カミノケクルケル
――――――――
にこ「エロくない!?首もと舐めるとかもうアウトでしょ!!」
穂乃果「エロくないよ!」プンプン
海未「破廉恥ではありません」ポタポタ
ことり「別に普通だよ?」ジュン
ことり「あ、ちょっと御手洗い~♪」
絵里「穂乃果のイケメンは留まることを知らないわね」
にこ「悠長に言ってる場合!?もうあと堕ちてないの私と絵里だけよ!?」
真姫「わ!私は別に堕ちてない……わよ……///」
にこ「目が恋する乙女になってるのよ!!」
凛「こっち側へようこそにゃ」
希「歓迎するよ」
花陽「」カヨ…チーン
絵里「それじゃ次は私がいってもいい?」
にこ「頼むわよ絵里!女子が全員女子に骨抜きとかシャレにならないから!」
穂乃果「絵里ちゃんはどんなの希望?」
絵里「そうね……希は年上だったし、私は年下の素直で可愛い弟系彼氏になってもらおうかしら♪」
穂乃果「よしきた!」
ことり「ただいま~♪」ツヤツヤ
――――素直な弟系男子with絵里――――
穂乃果「絵里ちゃん♪一緒に遊ぼ♪」
絵里「ダメよ、まだ宿題が終わってないもの。終わったら遊んであげるわ」
穂乃果「えー」
絵里「ワガママ言わないの」
穂乃果「うん……じゃあ僕 、絵里ちゃんがはやく宿題終わるように応援してるね♪」
絵里「ありがとう、穂乃果」ナデナデ
穂乃果「エヘヘ……///僕、絵里ちゃんに頭撫でられるの好きだよ……///」
絵里「あら、撫でられるのだけが好きなの?じゃあ他の人でもいいわね」クスクス
穂乃果「ち、違うよ!!僕は……その……」
絵里「なに?」
穂乃果「え、絵里ちゃんのことが……///」
絵里「聞こえないわよ?」
穂乃果「…………き」
絵里「穂乃果?」
穂乃果「~///」
穂乃果「やっぱりなんでもない!!///」
絵里「」チュッ
穂乃果「!!??///」
絵里「私も好きよ、穂乃果」
穂乃果「――――ッ!!!///」
穂乃果「ズルいよ……///」
絵里「今夜は寝かさないわよ♪」
穂乃果「……優しく……してね///」
――――――――
海未「ラブアローシュート!!!」ゴスッ ゲシッ
絵里「いたっ!!いったぁ!!?」
ことり「おやつにしちゃうぞぉ~!!!」チュンチューン
絵里「えっ!いや、たす――――っあああああああ!!?」
にこ「いや、今のは絵里が悪い」
希「完全にえりちがイケメン側やったなぁ」
真姫「穂乃果は普通に穂乃果だったわよ」
穂乃果「ほへぇ~……」ポケー
海未「なにをふざけているのですか絵里は!!あなたが穂乃果をくってどうするのです!!穂乃果の魅力を再確認出来たことは褒めますが!!」
絵里「いや、目の前の穂乃果が可愛すぎてつい……」
ことり「まったくもう絵里ちゃんは!!かしこくないよ!!可愛い穂乃果ちゃんが撮れたことはよかったけど!!」
絵里「なら何故私は責められたのかしら!?」
にこ「っとに……それで結局絵里も穂乃果に魅了されてんじゃないの……」
穂乃果「次は誰がする?そろそろ海未ちゃんかことりちゃんも――――」
ことうみ「じゃんけんポン!!」
穂乃果「おぉふ……」
海未「」チョキ
ことり「」パー
海未「ゃす!!!いぇす!!!」
ことり「ふーんだ、お楽しみは後からだもん……」
海未「それでは私が参りましょう」キリッ
にこ「え?話が勝手に進んでるんだけど。にこ置いてけぼりなの?」
海未「それでは、穂乃果は小さい頃からの幼なじみでずっと私のことを好きでしたが思いを伝えられず高校二年となりついに告白するというシチュエーションで行きましょう。あ、呼び方は海未ちゃんでお願いしますね」
にこ「欲望に忠実ね!?」
希「矢継ぎ早やったなぁ」
凛「ていうか海未ちゃんめちゃくちゃイキイキしてるにゃ」
ことり「ズルいよ海未ちゃん!!ことりもそれがよかったのに!!」
絵里「海未とことりの穂乃果への愛が止まらないわぁ」
穂乃果「ったく、貴様ら我のこと大好きだな」
真姫「もはや何キャラなのよ」
――――ずっと好きだった幼なじみwith海未――――
海未「ふぅ……」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「ほ、穂乃果?どうしたんです?」
穂乃果「どうしたんですって、たまには一緒に帰ろうと思って。海未ちゃんが学校終わるの待ってたんだけど。まだ残っててよかった」
海未「わざわざ違う学校から……ご足労をおかけしましたね。連絡をくれればこちらから向かいましたのに」
穂乃果「いや、俺が待ちたかっただけだから」
海未「フフ、相変わらず勝手ですね。では、帰りましょうか」
穂乃果「うん」
テクテク
海未「私たちも高校二年生になりましたね。そろそろ進路のことも考えないといけない時期です」
穂乃果「海未ちゃんは実家を継ぐんだろ?俺も多分、そうなんだと思うけど」
海未「漠然としていますね。穂乃果はのんびりしすぎです。少しは焦ってもいい頃ですよ」
穂乃果「中学までは海未ちゃんが俺の面倒を見てくれてたのにな。音ノ木が女子校じゃなかったら、俺も海未ちゃんと一緒に音ノ木に行ったよ」
穂乃果「高校が別々って知ったときは寂しかったなー」
海未「すみません。母の勧めでしたからね。私も、てっきり穂乃果と高校生活を共にするとばかり……って、私はなにを///すみません……幼なじみとはいえ異性相手に……///」
穂乃果「いいよ。海未ちゃんが慣れてる男って、俺か海未ちゃんのお父さんくらいだろ?親しまれてるってのは、凄く嬉しい。……でもまあ…………って思うときはあるけど」ピタッ
海未「…………穂乃果?」
穂乃果「……………………」
海未「どうかしましたか?」
穂乃果「……ねえ、海未ちゃん」
海未「はい?」
ギュッ
海未「!?!?///」
海未「ほのっ!!?」
穂乃果「俺、海未ちゃんのことが好きだよ」
海未「――――!!///」
穂乃果「好きだった。子どものときからずっと」
海未「えっ……あ――――///」
穂乃果「今日会いに来たのは、なんか寂しくなったんだ。なかなか会えなくて、このまま大人になって、いつの間にかなんの関係も無く過ごしていくのかな、なんて考えちゃったから。……俺は、そんなのイヤだ」
穂乃果「だから、これからもずっと……俺のそばにいてほしい。まだまだ子どもだけど、絶対海未ちゃんのこと幸せにするって約束する。海未ちゃん、俺と付き合って――――――――」
海未「喜んで!!」ガバッ
穂乃果「!?」
――――――――
ことり「海未ちゃん!?」
海未「穂乃果ぁ!!穂乃果穂乃果穂乃果ぁ!!」モッギュー
穂乃果「おおう!?海未ちゃん!?」
ことり「はーなーれーてー!!」グイグイ
海未「私も好きです愛してます結婚しましょう~!!」
ことり「ぴいっ!!」
絵里「ハラショー……」
にこ「完全に暴走してんじゃない……。ほら、あとは私とことりだけなんだから。さっさと撮って終わりにしましょ」
穂乃果「そ、そうだねぇ……!!」
凛「おお……穂乃果ちゃんが圧倒されてるにゃ」
希「海未ちゃんの愛情が穂乃果ちゃんの許容量越えてもーたね。で?次(の犠牲者)はにこっち?ことりちゃん?」
にこ「今の間、なに?」
ことり「はいはいっ!!ことりがやります!!」
にこ「なんかそんな気がしたけど、別にいいわよ」
ことり「幼なじみは海未ちゃんに取られちゃったけど、ことりにはまだアレがある……」
穂乃果「アレ?」
ことり「穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん」チョイチョイ
穂乃果「?」
ことり「あのね……」ヒソヒソ
穂乃果「」フムフム
穂乃果「……え、ホントに?」
ことり「うんうん♪」ニッコリ
穂乃果「ん~、ことりちゃんがいいなら」
ことり「じゃ、おねがぁい♪」
にこ「嫌な予感しかしないんだけど」
――――???withことり――――
穂乃果「こーとりちゃん♪たーだいまーっ!」モッギュー
ことり「穂乃果ちゃん♪おかえり♪今日は早かったね♪」
穂乃果「うんっ!だーい好きなことりちゃんに少しでも早く会いたくて、ボク急いで帰ってきちゃった///」
ことり「やーん///嬉しいなぁ///あ、ご飯出来てるよ♪今日は穂乃果ちゃんの大好きなハンバーグだよ♪あ、それとも先にお風呂にする?それとも……///」
穂乃果「うん!ことりちゃんにしようかなっ!」
ことり「まだなにも言ってないよぉ///」カァーッ
穂乃果「ことりちゃんもボクと一緒なこと考えてるくせに///でしょ……?」
ことり「ん……///穂乃果ちゃんのエッチ……///」
穂乃果「エッチだよ……だからさ……」
穂乃果「いつもみたいに……虐めてやるよ。ことり」
ことり「――――ッ///」ゾクゾク
穂乃果「脱げよ」
ことり「はい……///」スルッ
ことり「脱ぎ……ましたぁ……///」
穂乃果「まだ下着が残ってるぞ。俺は全部脱げって言ったんだけど?」ギロッ
ことり「は、はいっ!……///」パサッ
ことり「よろしい……でしょうかぁ……///」
穂乃果「昨日書いてやったこれ、まだ消えてないんだな」ツゥッ
ことり「ひゃうっ///」
穂乃果「読んでみろよ。お前の腹に書いてやった、この言葉」
ことり「わ、私はぁ……///」
ことり「穂乃果様専用の……肉奴――――」
――――――――
にこ「続けられるかぁ――――!!!!」
ことり「あーん……これからが本番だったのに……よかったよね?二重人格穂乃果ちゃん」
海未「まあ、大したことありませんでしたね」ボタボタボタボタ
にこ「鼻血を拭けぇ!!」
ことり「普段はとびきり甘えんぼなんだけど、スイッチが入るとドSな性格に豹変しちゃうんです」
にこ「スクールアイドルでしょう!?完ッ全に十八禁じゃない!!こんなもん認められないわぁ!!」
絵里「にこ、それ私の」
ことり「二重人格穂乃果ちゃんか、ヤンデレ穂乃果ちゃんか迷ったんだけど……これでも欲望を抑えた方だよ!」
にこ「服を着てから物を言いなさいよぉ!!」ガーッ
穂乃果「まあまあ、にこちゃん」
にこ「なんで当の本人はそんな落ち着いてんの!?あんたもうすぐでユメノトビラ開きかけたのよ!?」
穂乃果「え?だって……みんな私の魅力を引き出してくれようと頑張ってくれたんだもん」
にこ「……は?」
穂乃果「遊びで始めたイケメンごっこだったけどね、みんなといつもとは違う接し方をして、みんなの新しい一面を見ることが出来たことがすごく嬉しかった。やっぱり照れくさかったし、似合わないってわかってたけど、今までにないみんなを知って、私の可能性を感じてもらって、今まで以上に仲良くなれたと思うんだ」
にこ「穂乃果……」
海未「穂乃果……」
ことり「穂乃果ちゃん……」
凛「穂乃果ちゃん……」
真姫「穂乃果……」
希「穂乃果ちゃん……」
絵里「穂乃果……」
花陽「」カヨ…チーン
穂乃果「ずっと一緒に頑張ってきて、改めてみんなこと……大好きって思ったよ!」
トゥンク
にこ「……うわ、これは……ホレるわ///」
――――後日――――
花陽「ほ、穂乃果ちゃん……///あのね……おにぎり……作ってきたの……い、一緒に……た、食べ……あうぅ……///」
凛「穂乃果……ちゃん!あの、その……手……繋いでもいい……かにゃ……?///」
真姫「穂乃果……ちょ、ちょっと隣座りなさいよ///いいから!ほら!ヴェエ!?ち、近いわよっ!!もう……///」
絵里「調子はどう?無理してない?あんまり根を詰めちゃダメよ。疲れてるならエリチカ特製のマッサージ、してあげるわ。もちろん、二人きりで……ね♪」
希「えへへ~♪穂乃果ちゃんの膝枕気持ちええよ~♪ポカポカ陽気で寝てしまいそうやぁ……なぁ……穂乃果ちゃん///もし寝てもたときは、穂乃果ちゃんのチューで起こしてくれる?///」
にこ「ったく……練習着破けてたとこ、縫っといてあげたわよ。相変わらずズボラなんだから。ちゃんと面倒見てあげないと、すぐだらしなくなるんだから……なんなら、にこが面倒見てあげても……///ッ!///なんでもないわよっ!!///」
海未「おはようございます、穂乃果。今日も変わらず元気ですね。あなたはいつまでも、元気なままなのでしょう。願わくば、ずっとあなたのそばで、あなたのことを見続けていたいものですね……///」
ことり「こういうプレイをしてみたいんだけど、どうかな穂乃果ちゃん?」
穂乃果「イケメンすぎた……」
おわり
結局ラブライバーはほのハーに還る運命と見つけたり。
穂乃果ちゃんは素でイケメンですね。
あんま花陽ちゃん書けなかったので、次は花陽ちゃんメインでも書いてみます。
女子校は男装がブームになるって本当なんですね…
いつもは無自覚な穂乃果が攻めるとこうなるんですね…
面白かったです!
μ'sメンバーみんながほのキチなのね。