「永遠に俺がいると思うな、バカか」
あ、壁外調査の帰りみたいなもんで妄想したお(^-^)/リヴァハン無理な人はごめんねぇー
寝っ転がりながら書いたのであまり期待しないでください。
うっすらと目を覚ました。運ばれている。先程の立体起動装置の故障が原因だと思った。
「あ…」
手を動かそうとすると痛みが走る。
(ナニも見えない…)
メガネを探そうと首を傾けた。すると全身に痛みが走った。眉根を寄せ自分の体がとんでもないことになっているのがわかった。全てに神経が通っている感覚はあるから一応カラダの部品は取れていないはずだ。
「おい、クソメガネ。」
「ん?」
「弱々しい声出すんじゃねぇ。バカが。なぜガス欠に気づかない?」
(相変わらず口が悪いなぁ)
「なぜだと思う?」
「あぁ?」
(リヴァイの背中を追ってて気づかなかったなんて言えないな…)
「それにしても、カラダの部品が取れてねぇだけでも感謝しろ。」
「腕とれたら困るもんね…」
空が夕焼けになっている。
「壁の中にはあとどれくらいで着くの?」
「自分の健康が一番なのか?」
「いいや。今回の新兵をいち早く壁の中へ戻してあげたい、ただそれだけだよ」
「新兵も大事だが…」
「大事だが…なに?」
「いや、なんでもない。」
リヴァイはフイっと顔を背けてしまった。メガネをつけてなくて視界がぼやけて見えたハンジはリヴァイの頬がほんのりと染まっていることに気づかなかった。
ガランガランガラン
街では調査兵団の帰っって来る音がする。あちらこちらから調査兵の有様を見物しようと窓から顔をのぞかせる。
「分隊長、メガネをかけますか?」
相変わらずモブリットは優しい。ハンジは目を閉じた。
「ううん、私でもそこまで民衆の顔を見たいとは思わないよ。」
ようやく自分がかすれ声で話していることに気づいた。
「私こんな声だっんだね…」
「分隊長、これ以上無理しないでください。」
「ああ、無理はしていないはずだ。自分のミスなんだよ。」
ハンジは静かに寝ていたい、と思ったがすぐにうるさくなった。
「おいおい今回どーなってるんダァ?」
「相変わらずだな」
「痛そうだな、バカどもが。」
罵声の連発。ハンジは最初はこれになれなかったがもう慣れたような感じがしてなにを聞いてもなにも感じない。
夜は一段と冷えた。壁の中だと明かりもあり暖かい。ハンジは首を傾けてリヴァイを見た。
「だいぶ良くなってきたと思うよ。」
ブレードを吹く手を止めてハンジを見た。
「本当か?」
リヴァイは椅子を持ってベットのそばま で寄った。
「…」
「リヴァイ?黙りこくってどうしたの?」
「…じゃねぇ」
「ん?」
「どうしたのじゃねぇよ。俺がいなかったらどうなってたんだよ」
「あ、私リヴァイに助けられたの?恥ずいなー」
「あのなぁ下には巨人が五体もいたんだぞ。正直ビビって…」
「はいはい、もういいよ。だってもし私が何度も死にかけたってリヴァイが助けてくれるでしょ?」
(男が好みそうなことをよく言うな)
リヴァイはハンジのポニーテールを掴んだ。
「なんだよ!」
「永遠に俺がいると思うなよ、バカか」
「バカバカいうな、かわいくねぇ奴だな」
「テメェに可愛いなど思ってもらいたくもない。」
「えーだって んっー」
ちゅっくちゅっ
「ぷはぁっなんてことすんだよコノヤロ!私病人だよ!?」
「うるせぇ。俺をムラムラさせるのがいけない。」
「はぁっ!?////なに言ってるんだよアホが!」
「しかし…お前のカラダじゃあしばらくSE◯はできねぇな」
「うるさい!出でけ、変態が!」
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