どれだけの時が流れても
うあー書き終わったぁ(・ω・)ノ
ボーロおいしいよね(←なんのこと!?)
過去と現在が混ざり混ざってよくわかんないことになっております。
でもでも言語力のない私がいっしょーけんめー頑張った作品なので読んでみてくだせぇ。
ンヒィ
「すまない、エレンは僕の身代わりに…僕は何もできなかった…」
足が崩れ落ちそうになる。
(アルミンが悪いわけではない。)
目を見開き大きく息を吸って落ち着かせようとする。心臓が大きく動き出す。
ドクンドクンドクン
(この戦いが終って休暇が来て…私は誰と帰れば…誰と過ごせば…)
" いいの? "そんな言葉は出したくなかった。そう思うだけで自分は最初から一人でいなければいかない運命なのだと思い知らされているような気がした。
「アルミン、落ち着いて。今は感傷的になっている場合じゃない」
一直線に歩き出す。口が勝手に動き喋り出す。
……落ちた。
ガス欠…気づかなかった…
全身を打撲し痙攣する。でもこれは訓練場にもやってきたことだった。
「もう嫌なの…家族をなくすの、散々だよ」
温かい手がミカサの頭を撫でる。
「大丈夫よ、私達はいつでもミカサのそばにいるわ」
目を細めて笑う、カルラおばさん。
「本当?」
「ええ、本当よ」
パキッパキッ
言葉は嘘ではなかった。親切だったし最後の最後まで一緒にいてくれ…た…
最後まで?
灰色の空を見上げる。ブレードを持つ手を上げながら自分はなぜここにいるのだろう?と改めて不思議に思った。頬がひきつる。そして唇が絶望的に震える。地面にペタン、と座り込んだ。遠くから微かに悲鳴が上がる。…静かになった。
地面が揺れて
巨人が来た。
ちらりと横目で巨人を見てからまた視線を空の方へ投げる。
怖かった。
死ぬのなんて怖いなんて思ってもいなかった。たげといざとなったら…このまま何も感じないまま死んでしまいたいーーーー。
ドクン
ドクン
ドクン
" 戦えっ "
小さい時大事な人だとか家族がいる嬉しさだとかよくわからなかった。家族がいるのは当たり前でこの幸せも当然のものだと思っていた。
ガランガラン
「ゲホッゲホッ」
(なぜ…生きようとする…なぜ…あがく?もう生きる意味なんてどこにもないのに)
「おとーさんは、おかーさんのこと好き?」
「もちろんだよ」
「ねね、おかーさんは?」
「私だって好きですよ」
自然と笑顔になる両親。
(愛し合うっていいなぁ)
「ミカサ?」
「なぁに?おかーさん。」
「ミカサにも大事な人ができたら紹介してね」
エレン…ごめんなさい…
死んだらもう…あなたのことさえ思い出せなくなってしまう…
だからっ
なんとしてでも勝つ!
なんとしてでも生きる!
自分の体の中で何かが破裂したみたいだった。
私ならできる…!
そう思った時巨人が巨人を
攻撃した
「あの巨人も力尽きたみたいだな…ほら行くぞっ」
ミカサはあっけにとられていた。あんなに協力してくれた巨人はもうここで終わりなのか…
周りには多くの巨人の屍体が転がっている。一瞬でもいいからもうちょっとだけ協力してもらいたかった。目をつぶりもう動き出そうとすると巨人のうなじから何かがいた。
「エレン…」
大きく目を見開く。駆け寄りエレンを抱くと心臓の音が聞こえる。視界がぼやけ目尻からなみだがこぼれ落ちた。
(大切な人を思う気持ちとはこうゆうことかもしれない)
エレンのシャツをキュッと握る。大声で泣きながら思った
(お父さん、お母さん見つけたよ、大事な人。)
私は
エレンが
大好きです。
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