提督「耳栓」※再投稿
北上「第一艦隊帰投したよー」ボロッ
提督 (ん…この書類は…)
北上「ごめんね、また私が大破しちゃってさー」
提督 チッ
北上 ビクッ
提督「またか…」
提督 (決死特攻の催促…しつこいな)
北上 (あ、あれれ。提督もしかして怒ってる?)
北上「あ、いやっ、その…気をつけてはいるんだけどさ…」
提督 (やたらと綺麗事を並べているが…)
提督「…正当化してるつもりなのか?」
北上「えっ…そ、その…」
北上 (や…やばい。怒ってる。すっごく怖い)
提督「…ついこの間もあったよなぁ」
提督 (この書類。何枚送ってくるつもりなんだ?)
北上「…ごめんなさい」
提督「…ハァ」
提督 ビリビリビリ
北上 (しょ、書類を破…そんなに怒ってるの…?)
提督「…(こんな書類は)もういらないな」
提督 (大本営に報告しておこう)
北上「え?」
北上 (いらない…?)
提督「捨てるとするか…」ポイッ
北上 (捨てる…って、私?)
北上「ちょ、ちょっと待って!」
北上「あ、あと一回だけ!お願い!ね!?」
提督「よし…(これでこんな書類が送られてくることは)二度と無いぞ」
北上「う、うん!分かった!!」
北上「な、治してくるね!」ガチャ タッタッタッ
提督「…ふぅ」
提督「この耳栓結構いいなぁ」キュポ
ー後日ー
提督「…」カキカキ
※耳栓中
ガチャ
北上「…」ボロッ
提督 (ん…またこの書類か…)
提督「…どうやら、言っても無駄だったようだな」
北上「…」
提督 (というか、枚数ふえているんだが…)
提督「…もしかして嫌がらせか?」
北上「…」
提督 (報告したにも関わらず、送ってくるとは…)
提督「分かっててやってるだろ」
北上「…」
提督 (言っても無駄なら…)
提督「…もういい、何も言わん」
北上「…」
提督「さっさと捨てるとするか、こんなゴミ…」
バタン!
大井「提督!貴方という人は…っ!!」
北上「あっ…だ、駄目だよ大井っち…」
大井「提督!貴方は本心から言ってるんですか!?」
大井「心の底から、北上さんを!いいえ!北上を!!」
大井「ゴミと罵り!声も聞かず!解体するんですか!?」
提督「(決死特攻を進めるのも)気持ちはわからんでもないが…」
提督「(実際、それくらいの覚悟でやらないといけないのも)事実だしな…」
大井「!」
北上 (!)
北上「…」ダッ
大井「き、北上さん!!」
提督「…ふぅ…そろそろ帰ってくる頃かな…」ミミセンハズシ
大井「提督!…え?」
提督「あ、大井。帰投してたのか提督…北上は?」
大井「あ、貴方自分で言ったことを忘れて…」
提督「へ?俺何か…これのこと? 」ペラ
大井「か、紙?」
提督「いや、見てみろよ決死特効の催促だぞ…ありえないな」
大井「じゃ、じゃあさっきの言葉は…」
提督「?…あぁ、独り言だな。勘違いさせてたらすまん」
大井「今すぐ北上さんに謝ってきてください!!!」ドン!
提督 ビクッ
提督「き、北上…?」
大井「貴方の独り言で北上さんは…あぁ、もう!!」ダッ
ガチャ
提督「な、なんかヤバイ感じだな。俺も捜そう」ダッ
提督「はぁ…はぁ…見つからない…何処に行ったんだ?」
大井「…」スタスタ
提督「あ…大井…」
大井「提督…来てください…」
提督「北上が居たのか?」
大井「…来てください」
提督「お、おう…?」
提督 (こ、怖っ!…何があったんだ?)
ー工廠ー
提督「…ここに北上が居たのか?」
明石「あぁ、提督…来てくださったんですね」
提督「お、おぉ明石…大井は?」
明石「提督…解体室まで来てください」
提督「え…?」
提督(な、何が起こってるんだ?)
ー解体室ー
明石「…その…」
明石「これは艤装用の解体装置なんですが…」
提督「…なぁ」
明石「…」
提督「…なんだこれ?」
赤塗れの解体装置
明石「…すいません」
明石「わ…私が少し目を離してしまって…」
明石「…」
提督「…」
提督「いや…俺の…」
北上「俺の…?」
提督「せきに…ん?」
提督「って北上!!」ガシッ
北上「わっ…」
提督「大丈夫か!?怪我は!?」ペタベタ
北上「ちょ…あまり触らないでよー…」///
提督「す、すまん」
提督「え…でも、これ…」
明石「いやー、ちょっと目を離したらケチャップを大量に…」
明石「でも、この鎮守府では使う予定なんてないので、ついでに廃棄しておきますね」
提督「…そ、そうか」
提督「はぁー…」
北上「はぁー…なに?」
提督「そ、そうだ北上!すまなかった!!」
北上「…大井っちから全部聞いたよ」
北上「耳栓…してたんだっけ?」
提督「あぁ…その…全部俺の独り言で」
北上「…」
提督「…すいません」
北上「まぁ…いいけどさー…」
北上「…私、けっこー傷ついたんだよねー」
提督「…は、はい。何が欲しいのでしょうか…」
北上「…ふふっ」
北上「えいやっ!」ダキツキ
提督「うわっ!」
北上「むふふー」ギュー ムニュー
提督「き、北上…あたってるあたってる…!」
北上「あててんのよー、ねー大井っちー」ギュッ
大井「…そうですね」ダキツキ
提督「うおっ!大井…背中から…何処に居たんだ!?」
大井「勘違いしないでください…間接的に北上さんを抱いてるんです」ギュー ムニュ
北上「ふっふっ…おっぱいプレスの罰だよー」ギュー ムニュ
提督 「やばいやばいから!!」///
北上「罰だからねー」
大井「…ふふっ」
明石「…ここでイチャイチャされるとめいわ…いや、何でもないです…」
終わり
すいません。作品としてはこれで終わる予定です
無理矢理感が拭いきれなかったので…もしかしたら更新するかもしれません
期待
やっぱりこの作品面白い!
更新頑張れ!
コメントありがとうございます
更新頑張ります
北上さんは無事なんですか!?
更新お疲れ様です。
普通、耳栓してても目の前に誰か来れば気づくだろ。
高級耳栓をして更に書類に夢中であるならまず気づかない
イヤホンで音楽聞きながらネットサーフィンしてる俺が言うんだから間違いない
※6
集中してても、骨伝導と、体表面の空気の皮膚感覚でわかるだろ。どんだけ鈍感なんだ。
期待
※7
高級耳栓って書いてあるのが見えんのか君
装着しただけでモンスターの咆哮を防げるんやぞ
君の挙げた問題点程度の対策は施されてて当然なんだよなあ
そもそもネタにマジレスしてる時点でナンセンス
知識自慢は2ちゃんねるでやれや
やっと続き来た!
米9 その点狩猟笛って凄くね?耳栓とかつけなくても咆哮防げるんだぜ?
提督からすりゃずっと艦隊からの報告なしって状態なんだがどうなってんだ
もし後で確認したなら耳栓で報告に気が付かなかったことがわかるだろうに同じことやらかすとか真面目にやる気あんのかこの提督
※11
まぁまぁ、これはそうゆう作品ですから
これはこれで面白いから良いじゃ無いですか
※11
ガイジかな?
アニメのヒロイン見ながら
「こんな優しい女の子がいる訳ないだろいい加減にしろ!!」
とか言ってそうだな
それを含めてこの作品なんだよ
お前に足りないものは、それは!
情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ!そしてなによりもォォォオオオオッ!!
速さが足りない!!(意訳:更新乙)
※9
kiittyに触って悪かったわ
いや〜、もうハッピーエンドすぎてちょっとうるっと来た(日本語がおかしいですが気にしないでください)
北上大井コンビとイチャイチャするのは俺得すぎるのでもっとやれ
は?妬まし・・
定期的に見に来てしまう・・・・
※7骨伝導と、体表面の空気の皮膚感覚でわかるってそれどんな超人だよwww
もうホモからノンケに転換するゾ(大本営発表)
北上様とイチャイチャしてぇ