川崎「比企谷との新婚生活?」
川崎沙希と比企谷八幡の結婚生活を書き記した。
いろはも好きだけど沙希もめっちゃ大好き。だから色々書いていきたいと思います。
あたしは今幸せの中にいる。
八幡「おはよう。沙希。」
沙希「おはよう。八幡。」
と言って朝のハグとキスをするのが日課。
高校のころと比べたら比企谷・・・いや、八幡の卑屈さは大分減った。完全になくなっているわけじゃないけどね。
八幡「今日は早く帰れそうだから久々に外で食べないか?」
沙希「あたしの料理飽きちゃった??」
といたずらっぽく言ってみる。
八幡「ばか。違うっての。いつも作ってくれてるだろ?だから今日ぐらいは休んでほしくてさ・・・・」
沙希「今日?何かあったっけ??」
八幡「・・・ごまかしてるつもりかもしれないが、顔がニヤけてんぞ。」
沙希「( ゚Д゚)ハッ‼」
八幡(こういう沙希も可愛いな。)
沙希「結婚記念日だね。今日。」
八幡「そうだよ。だから外に食べに行こうぜ。」
沙希「ありがとう。仕事終わったら電話頂戴ね。」
八幡「了解。行ってくる。」
沙希「いってらっしゃい。気を付けてね。」
八幡「おう。」
こんな感じで朝は過ぎていった。
色々あって付き合い始めたのは高校の終わりごろ。結婚したのはそれから3年後だった。
高校の頃は「俺は専業主夫になる。」とか言っていた八幡だけど、今はあたしが専業主婦やらせてもらっている。
残念なことに子供はできなかった。そして今日結婚2年目。1年目の時も八幡はあたしの体を気遣い外での食事にしてくれた。
いつも一緒に家事をしているからそんなに苦じゃない。それどころか隣に大好きな八幡がいるだけで料理を頑張ろうって気になり、いつも作りすぎる。
八幡「何人前だよ・・・・」
と、言いつつ全部食べてくれる。あたしは今幸せだ。
時間が経ち、夕方になった。洗濯とか掃除をしてたらあっという間に時間が過ぎたみたい。
携帯を見ると丁度電話がかかってきた。
八幡「もしもし?今仕事終わった。」
沙希「わかった。どこに行けばいい??」
八幡「車だからそっち迎えに行くよ。」
沙希「いいよ。駅で待ってて。すぐに行くから。」
八幡「そうか。なら待ってる。」
急いで準備して家を出た。
15分ぐらいで駅に到着。
沙希「あ。いたいた。お疲れ様。」
八幡「ありがとう。さて、どこに食べに行くか。」
沙希「前のお店でいいんじゃない?割と美味しかったし。値段は高めだけど。」
八幡「あの店か。確かに当たりだったな。記念日だしそこにするか。」
沙希「じゃあ早速行かないと混み始めるよ。」
八幡はあたしを車に乗せて走っていく。運転する姿がいつ見てもかっこいい。
しばらく走って目的地に着いた。
店に入ると割と混んでいた。デートをしているカップルらしき人達。熟年夫婦の食事。様々な客層が見られた。
八幡「すいません。今待ち時間どのぐらいですか?」
店員「今からですと大体10分程度お待ちいただきますが。」
八幡「じゃあ、待ちます。」
店員「では、こちらの用紙にお名前と人数の記入をお願い申し上げます。順番が来ましたらお呼び致します。失礼いたします。」
八幡がパパッと用紙の記入を終えてあたしの隣に座ってきた。
沙希「神とか殿とか書いてないよね?」
八幡「誰がするか。・・・あの時じゃあるまいし・・・」
沙希「あの時はすっごい恥ずかしかった・・・」
八&沙「「材木座(君)・・・!」」
あたしと八幡が結婚すると一番最初に報告したのは小町だったけど、2番目は材木座君だった。
どうやら八幡は2番目には材木座君に報告すると決めていたみたい。
その時が運悪く、食事する場所がどこも空いてなくて結局ファミレスだったんだけど、名前の記入用紙に「剣豪将軍材木座義輝」と書いていた。
店員さんに呼ばれたときは、恥ずかしくて流石に八幡が怒っていた。
そんなやり取りがあったけど、無事に報告が終わった。そこからかなり時間は経つけど、なんだかんだで材木座君とも付き合いは長い。今じゃ彼は名の知れたライトノベル作家になっていた。来月には彼が書いたライトノベルがアニメになるみたいで、八幡がこの間飲みに行ったときは延々とその話をされたみたい。
店員「比企谷様、お待たせ致しました。こちらのお席にどうぞ。」
懐かしくもブラックな過去の事を二人で話しているとようやく順番が来たのか店員に呼ばれた。
八幡「何飲む?」
沙希「ワインでもいただこうかな。あ、でも八幡運転だから飲めないね・・・」
八幡「別に飲んでもいいぞ。俺はノンアル飲むし。」
沙希「八幡が飲めないのにあたしが飲むわけにはいかないよ。あたしもノンアル頼むわ。すいません。」
店員「ご注文をお伺いいたします。」
沙希「ノンアルコールのカクテルを2つください。」
店員「種類はどういたしますか?」
沙希「そうだね・・・・八幡はどうする?」
八幡「俺は、シャーリーテンプルで。」
沙希「じゃあ、あたしはシンデレラで。」
店員「かしこまりました。」
店員が去ったあと八幡が急に口を開いた。
八幡「沙希。よく聞いてくれ。」
沙希「うん。どうしたの?」
八幡「結婚2年目になって、こうして仲良く食事できてる関係がすごく俺は嬉しい。いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。」
沙希「っ!・・・・ずるいよ・・・不意打ちは・・あたしも感謝してる・・・こちらこそ、これからもよろしくお願いします。」
店員「お待たせしました。シャーリーテンプルとシンデレラでございます。」
何てタイミングでくるんだ店員。と思っていたら
店員「それと、こちらはこれからのお二人に送るサービスでございます。結婚2周年おめでとうございます。では、失礼いたします。ごゆっくり。」
と言って小さめのお造りを用意してくれた。なんてサービスのいい店なんだ。
八幡「すげぇな・・・・」
沙希「帰りにお礼しなきゃね・・・・」
二人とも突然のサービスに唖然。
こんな感じで幸せな結婚2年目の食事は楽しく過ぎていった。
お会計の時に、「先ほどはありがとうございました。とても美味しいお造りでした。最高の結婚2年目を迎える事ができました。」と二人そろって感謝。
店員さんは頬を赤らめながら、「いえいえ。幸せなご夫婦を見たらサービスを。がうちの店のモットーなので。」と言っていた。ちなみに店員さんは男性です。
これからも結婚記念日にはこの店だね。と帰りの車の中で話していたそんな結婚2年目の記念日でした。
・・・・・・・・・・川崎「っていう夢を見たんだけど、どんだけ長い夢なの・・・・現実にならないかな・・・・」
現実じゃ、比企谷と付き合ってすらいないあたし。妄想が夢になってしまいました。orz
満足したものが書けました(笑)
さきさき可愛い(*´ω`*)
さきさき可愛いですよね(*'ω'*)
好きなので書いてみましたwww
良いんだ...良いんだけど....
続きを...
>>3 これの続きですかね??今度書いてみますね!
短い