八幡「戸塚が大食いだったら。」
戸塚彩加が大食いだったら八幡の反応は?
俺ガイル二期の7話。「されど、その部屋は終わらぬ日常を演じ続ける。」の「意外とがっつりしたもの食うんだな。」のセリフを聞いてなんとなく思いついたSSです。誰ですか?ボーイズラブじゃないの?とか言う海老n・・ゲフンゲフン とつかわいい。
―放課後―
戸塚「八幡~。」
八幡(今日は部活ないって由比ヶ浜が言ってたな。・・・帰っても小町は友達の家にお泊りだし、両親も仕事でいないしサイゼリヤで夕飯食べていくか。って考えてたら天使に声をかけられた。お迎えかな?戸塚相手だったら昇天してもいいわ。)
戸塚「・・・・八幡?聞こえてる?」
八幡「あ、あぁ。悪い。どうした?」
戸塚「今日部員がほとんど出れないみたいだからテニス部を休みにしたんだけど、八幡は部活ないんだよね?」
八幡「ないけど何で知ってるんだ?」
戸塚「さっき由比ヶ浜さんから聞いたんだ。八幡さえよかったらだけどご飯行かない?」
八幡「おう。いいぞ。むしろ俺から土下座してお願いするレベルだ。」
戸塚「?・・・よくわからないけど、サイゼリヤでいい?」
八幡「もちろんだ。」(さすがは天使。俺の好みを完璧に理解している。)
戸塚「よかった。じゃあ早速行こうよ。お腹ペコペコだよ。」
八幡「家に夕飯用意してあるんじゃないのか?」
戸塚「今日両親が仕事でいなくて、夕飯は外で食べてきてってお金を渡してくれたんだ。どうせ食べるんだったら八幡も一緒にどうかなって思って。」
八幡「なんだ。戸塚のところも俺の家と同じか。俺の家も今日誰もいないんだ。」
戸塚「小町ちゃんもいないの?」
八幡「小町は友達の家に泊りに行ってて、両親は仕事で帰りが遅くなるからな。ちょうどサイゼに行こうと思っていたところだ。」
戸塚「それならタイミングばっちりだったね!あ、由比ヶ浜さんも呼ぶ?」
八幡「いや、由比ヶ浜を連れてくると雪ノ下も呼ばれそうだから遠慮しよう。是非遠慮しよう。さぁ戸塚走って逃げるぞ。俺の視界の端にピンク色のお団子が見え・・・」
結衣「聞こえてるし!!」バシ!
八幡「痛っ!!何だ由比ヶ浜いたのか。」
結衣「さっきピンク色のお団子が見えるって言ってたし!!今日はゆきのんが家の用事があるからって部活を休みにしたの忘れた?」
八幡「そういえばそうだった。昼休みに由比ヶ浜がそんな事言ってた気がする。本人は乗り気じゃなく嫌々行くみたいってのも言ってたな。」
戸塚「あはは・・・・由比ヶ浜さんもどう?一緒に来る?」
結衣「ヒッキーの邪魔してやる!!・・・・って思ったんだけど、今日はママ達とご飯行くから先に帰るね!!バイバイ~!!」
戸塚「走って行っちゃった・・・・。何食べるんだろう。あんなに急いで帰るなんて。」
八幡「まぁ由比ヶ浜の事は置いといて、俺らも行こうぜ。腹減ったわ。」
戸塚「だね~。」
―八幡&戸塚 in サイゼ―
八幡「もうメニューは決まったからゆっくり選んでいいぞ。」
戸塚「え?まだ席に着いたばかりだけど・・・」
八幡「サイゼに来まくってるからな。メニューを見なくても大体覚えてる。」
戸塚「定番メニューって事だね。」
八幡「そうともいう。」
戸塚「じゃあ僕は・・・・・」
―料理到着―
八幡「・・・・・・本当にこれ全部食えるのか?」
戸塚「え?このぐらいだったらいつも食べてるよ?」
八幡「だって・・・・マルゲリータピザにたらこスパに辛みチキンに小エビのサラダ、ミラノ風ドリアにミニフィセルが2個って・・・・」
戸塚「運動してるとこれぐらいは食べるよ??八幡はミラノ風ドリアとドリンクバーと辛みチキンで足りる?僕のピザいる?」
八幡「いや・・・食べられそうにないから大丈夫だ・・・・」
戸塚「そう?じゃあいただきます!!」
八幡「い、いただきます・・・・」
―食事後―
八幡「ほ、本当に全部食べた・・・・」(意外と大食いなんだな・・・・食べたものはどこに行ってるんだ・・・?)
戸塚「ごめんね?待たせちゃって・・・」
八幡「いや、全然待ってないというか結構大食いなんだな。」
戸塚「テニス部の部員にも言われたよ。女の子からはどうしてそんなに食べるのに細いんですか!?って言われたよ。」
八幡「その女子の気持ちが今わかるわ。食べたものはどこに行ってるんだ・・・・?」
戸塚「筋肉になってくれればいいんだけどね。残念ながら筋肉がつかなくて。でもお腹は空くからこれだけ食べちゃうんだ。」
八幡「筋肉ムキムキな戸塚とか見たくない・・・・」
戸塚「それは僕も想像ができないかな・・・・」
八幡「・・・・さて出るか。お会計お願いします。」つ伝票
戸塚¥2,273 八幡¥788
八幡「¥5,000お願いします。」
戸塚「八幡!!自分の分は自分で出すよ!」
八幡「いや、でかいのしかないんだ。それとまた行ってくれるならそれでいい。」
戸塚「ダメだよ!!なんの理由もないのに奢っちゃ!!僕は八幡と対等でいたいの!はい!」つ¥3,000
八幡「いやいいって。あ、じゃあ次に行ったときに奢ってくれ。それでいいわ。」
戸塚「う~ん・・・・まぁそれならいいのかな・・・?分かった!!明日はどう??」
八幡「明日は小町が帰ってくるから・・・・・」
戸塚「・・・・・分かった。じゃあまた今度行こうね?絶対だよ?」
八幡「じゃあ帰るか。本屋寄ってくからここで解散でいいか?」(よく考えたら次のデートに繋げる誘い文句を言ってたな。・・・・まあ戸塚にならいいか。)
戸塚「分かった。じゃあまたね!!!」
八幡「おう。」
―次の日、小町は1日お泊りを延長し、結果戸塚にサイゼを奢られる形になった。戸塚には小町が泊りを延長した事言ってないんだが「小町ちゃんのお泊まり伸びたんでしょ?」と言われてしまった。
戸塚!恐ろしい子っ!!
言うほど大食いじゃなかった。
>>1 サイゼってのが難しかったですかね・・・・ただ、八幡が外食をするところってどこだ?って思う間もなくサイゼにしようってなったんです・・・・