八幡「家族が増える?」
八幡「どういうことだ?」
八幡父「俺の仲の良かった同僚が事故で亡くなってしまってな。」
八幡「それでうちで引き取るって事か。その子の母親は?」
八幡父「既に亡くなっていた。男手一つで高校まで育てていたみたいだ。そういえばお前と同じ総武高校だったと思うぞ。」
八幡「え!?苗字とかってわかるか・・・?」
八幡父「まぁ待て。もうすぐ到着すると先ほど連絡があった。」
ピンポーン
八幡父「丁度来たようだな。」
??「あ、あの、今日からお世話になります、一色いろはです。よろしくお願いいたします。」
八幡「一色!?家に来るのって一色だったのか。」
いろは「こんにちわ先輩。今日からお世話になります。」
八幡「あ、あぁ。よろしくな。」
いろは「はい!」
八幡父「何だ。二人は知り合いだったのか。」
八幡「奉仕部関連でちょっとな。」
いろは「先輩には色々助けてもらってたんです。そのうえご家族にまでご迷惑をおかけしてしまって申し訳ないです。」
八幡「迷惑だなんて思ってないぞ。その・・・・大変だったみたいだしな。ゆっくりしていけよ。」ナデナデ
タダイマー
いろは「!!・・・じゃあ先輩・・・・ちょっと胸を貸してくれませんか・・・?」
八幡「・・・いいぞ。」
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いろは「ありがとうございます。泣いたらスッキリしました!」
八幡「そうか。それはよかった。そういえば小町は?」
小町「ずっといるよ~?」
八幡「うぉ!?いつ帰ってきた!?」
小町「お兄ちゃんがいろはさんの頭を撫でてる時ぐらいかな?いろはさんがお兄ちゃんに抱き着いて泣き始めたから私は自分の部屋に行ってたけど。」
八幡「そうだったのか・・・」
小町「という訳で初めましていろはさん!!!比企谷八幡の妹比企谷小町です!!総武高校を受験する予定の中学3年生です!!」
いろは「小町ちゃんよろしくね。総武高校現生徒会長の一色いろはです。お世話になります。」
小町「小町にお姉ちゃんができた~!!!一緒に寝ましょ!!」
いろは「う、うん。」
小町「家族になったことだしお姉ちゃんって呼んでいいですか?」
いろは「もちろんいいよ!一人っ子だから嬉しいな///////」
八幡「早速仲良くなってくれてよかったわ。じゃあ俺は部屋に戻るから。」
いろは「えぇ~?先輩ももう少しお話ししましょうよ~」
小町「あ、お姉ちゃん!提案があります!!!」
八幡(きっとろくでもない提案だ・・・・)
いろは「え!?・・でもあざといで終わる気が・・・うん。わかった・・・・やってみる!」
八幡「な、なんだ一色・・・・」
いろは「私とお話してほしいな。お兄ちゃん!」
八幡「・・・・・・あざとい。」
いろは「ほらやっぱり!!!」
小町「でもお姉ちゃんお兄ちゃんの顔見て下さい!」
八幡「//////」
小町「真っ赤になってるって事は効果ありますよ!!」
いろは「ダメかな・・・?お兄ちゃん・・・・」
八幡「・・・上目遣いは反則だわ・・・・分かったよ。もう少しいるよ。」
いろは「やった!!!そ・れ・と!これからは【いろは】って呼んでくださいね!!」
八幡「まぁ・・・善処する。」
いろは「期待してます!!」
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いろは「・・・・・」ムクッ
いろは「夢落ちかい!!!・・・・・今度先輩にお兄ちゃんって言って反応を見てみよう。」
奉仕部で一色いろはが比企谷八幡を本当に「お兄ちゃん」と呼び、雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣に問い詰められるのはまた別のお話―
終
夢落ちで終わってほしくない展開!!
〉〉〉1
最初は夢オチではない展開で書く予定だったんですが、自分の文章力で長編は読む人が途中で疲れちゃいそうなので断念しました(−_−;)