2017-07-08 15:37:21 更新

概要

メインで書いている提督「榛名と過ごす鎮守府」シリーズの没ネタや向こうじゃ扱い切れないネタを永遠と不定期で落としていくゴミだめみたいなもの


前書き

エロとかシリアスとかヤンデレとかその他いろいろやりたいことをやれるだけやるところ
更新は不定期で向こうで扱いきれないネタを落とすだけのところ




↑第1と第2です

これらを呼んでおくとより深く物語が理解しやすくなります



 榛名と青葉と


時は響が提督たちの娘として向かい入れられた次の日

響が提督たちに話を聞いた後のこと


着替えを済ませ提督室に向かう途中周りの視線がおかしいことに気が付く


<ほんとみたいだね

<響ちゃんと榛名さんに手を出したんだってね


提督「なんか変な視線飛んできてない?」


榛名「うふふふ。提督のことを悪く言うと榛名が黙ってませんよ?」ごごご


榛名が放つ殺気で周りにいた艦娘は全員逃げ出してしまう


提督「おいおい。厄介ごとをおこさないでくれよ。ただでさえ大規模作戦が終わって皆のストレスが溜まってる時期なのに」


響「でも何があったんだろうね」


提督「榛名。青葉を何分で捕まえられる?」


榛名「全力を出せば今すぐにでも」


提督「くれぐれも鎮守府を壊さないでくれよ。俺と響ちゃんは提督室に向かうからそこで合流しよう。多少痛めつけてもいい。冤罪だとしても痛めつけてもいい」


榛名「了解しました。では」


ものすごい速度で榛名が走り去る


響「え・・・青葉さん何かしたの?」


提督「一回目の群馬を思い出すがいい」


響「え・・・いちかい・・・め!?」じわぁ


提督「泣き出しちゃった。よしよし」


響「ひぐ・・・榛名さんこわいよぉ・・・」


提督「まぁそういうことだ。抱っこしてあげるからおいで?」


響「え・・・それはさすがに恥ずかしいな・・・」照れ


提督「歩けるならいいけど。ほら行くよ」


提督は響の手を握って歩き始める


響「あ・・・だっこ・・・」


数分後提督室にたどり着いた提督たち


<で、どうしてこうなったか説明できますか?

<あー、えーこれはですねー

<レベル2

<昨日の話を聞いてたからです!!


提督「早速始めてるな」


響「え・・・空気が・・・冷たい・・・?」


榛名「盗聴ということでいいんですよね?」


青葉「はい・・・面白そうだったので」


提督「何処からかいえるよな?」にっこり


青葉「ええとですね・・・提督たちがお風呂に入ったあたりから・・・かな?」


提督「最近ストレスが溜まってるやつ多いよな?ここにいいサンドバックができたぞ」


榛名「同感です。バケツの数は少ないですけどこれなら全員キラ付けできますね」


青葉「ひぃぃ!!!それだけは!それだけは!!」


提督「はぁ・・・何回目だこれで・・・それと今度はどんなうそを流した?」


青葉「そうですね。まずは提督が響ちゃんに手を出したってことですかね」


提督「ふむ。今のでボルテージが臨界に達したぞ☆で、ほかにもあるんだろ?」


青葉「風呂場で響ちゃんを触り倒した。失神してる響ちゃんを視姦した。ほかには・・・」


榛名「ふふ。青葉さん」


青葉「え・・」


榛名「榛名最近レベル4と5を思いついてしまったんですよ」


青葉「あれよりひどいのがあるの!?」


榛名「試してみます?」


青葉「あがががががっが!!!」じょばー


提督「響ちゃんのはかわいく思えるけど青葉がこれやると・・・」


榛名「ドン引きですよね。まぁ見飽きてますけど」


提督「響ちゃん。新しいおもちゃで遊んでみない?」


響「え・・・おもちゃって・・・」ちら


提督「まだ確かめてないけどこいつ俺たちの関係をばらした可能性がある」


響「んな!?許せない!これだけは暁たちにも知られたくないのに!うん!私も遊びたい!!」


提督「だそうだ。榛名」


榛名「いいですよ。けど、刺激が強いですよ?」


響「大丈夫!最近「イタイッ!!」ばっか聞いててすっごいストレスたまってたから」


青葉「ん・・・こ、こは・・・」


榛名「ではレベル1から徐々に上げて楽しんでいきましょう響ちゃん」


青葉「え・・・響ちゃん!?」


響「気が付いたんだね。榛名さん快楽堕ち?絶望堕ち?」


榛名「どっちでも好きなルート選べますよ」


青葉「えぇ!?」


響「なら両方かな。ふふふ楽しみだな。青葉さんがどんないい笑顔を見せてくれるのか」


青葉「て、提督?今までのこと全部謝るので・・・助けて?」


提督「そうだな。全裸で街中一周する勇気があるのなら許してやれんでもないが?スラム街をな!」


青葉「ひええええ!!この人でなしぃぃ!!」


榛名「聞き捨てなりません。では逝きましょうか青葉さん」がちゃり


青葉「え・・・?」


榛名は青葉の首に首輪をかけるとそのまま引きずって去っていく


提督「響ちゃんも行っておいで。間宮とは言えないけどストレス発散になるから」


響「うん。行ってきますおとうさん」


そういうと響は駆け足に榛名の後を追いかける


<いやぁ・・・死にたくない・・・

<今回はもう許しませんので

<ハラショー


提督「逝ったか。で、夕立?そこにいるんだろ?」


夕立「え!?なんでばれたっぽい!」


提督「俺を誰だと思ってるんだ」


夕立「榛名さんが大好きな榛名狂っぽい」


提督「俺を怒らせたいのか?」


夕立「ひぃぃっぽい!そんなつもりないっぽい!」


提督「で、実際のことろ青葉は何を流したんだ?」


夕立「え、えっとね。提督と響ちゃんが仲直りしたのと」


提督「のと?まだあるのか?てかそれだけだったのか」


夕立「三人でお風呂に入ってイチャイチャしてたってことかな?」


提督「なるほど。後で俺も顔出すか」


提督「てか噂が肥大化して収集つかなくなる前に潰さないといけないな」


夕立「怒らないっぽい?」


提督「怒らない怒らない。それに今回もイベントお疲れさま」


夕立「夕立頑張ったっぽい!褒めるっぽい!」


提督「そうだな。間宮券をやろう。ここに20枚あるから最終海域に出たほかの娘達にも配ってあげてほしい」


夕立「多くないっぽい!?」


提督「そうだな。綾波、北上、ビルマルクには2枚渡してやってくれ」


夕立「夕立の分はないっぽい?」


提督「残ったのはお前の姉妹と分けるといい」


夕立「うれしいっぽい!」


提督「今回もありがと。また次の頼むぜ。ソロモンの悪夢さん」


提督は優しく夕立の頭を撫ぜる


夕立「ふにゅぅ~幸せっぽい~」


提督「んじゃ俺は例の場所に行ってくるから。今日は何もないから前みたいにゆっくりしてるといい」


提督はそう言い残すと足早に去っていく

提督の言う例の場所とは工廠の端にある施設の地下にある拷問室である

何重にも締め切られたドアを開け地下室へと入る提督

ぬっとりと肌に張り付く恐怖ともとれる空気


提督「相も変わらず空気がおぞましいの」


榛名「あ、来たんですね」


提督「俺もお灸をすえてやりたいからね」


提督の前には裸で両腕を縛られ吊るされている青葉の姿が、そしてその足元には血とも体液ともつかない水たまりができている

青葉は虚ろの目で


青葉「もう、いや・・助けて・・・」


提督「ん~嫌だ」


提督は当たりを見渡し様々な道具が乗っている台から手ごろなものを手に取り青葉の秘部にぶっさす


青葉「ひぐぅぅぅ!!」


響「うふふ。これ楽しいね」


すでに響は散々遊んだのか目は虚ろになりただただ青葉を見つめゆらゆらと揺れている


提督「まぁ沼には浸かるなよ」


提督は青葉にぶっ刺したものを抜き差しし遊び始める


提督「なんだかんだ言ってストレス発散にはなるからな」


榛名「ですが提督。榛名の前で青葉さんを犯すなんて過ちを犯しませんよね?」じー


提督「この状況でそれをやったら俺も青葉の仲間入りじゃないか」


響「次はどれで遊ぼうかな・・・振動する棒・・・数珠つなぎのよくわからないものもあるや・・・ふふふ」


提督「早いうちに響ちゃんだけでも避難させるかな。沼に浸かったら戻れなくなるぞ」


榛名「榛名もそんな気がします。やばいと思ったら響ちゃんをつかんで提督は部屋から出て行ってください。榛名は・・・気が済むまで痛めつける予定なので」


青葉は薄れゆく意識の中榛名の笑顔を見てしまう

精神が壊れたらバケツをかけ元に戻し。体が壊れたらバケツをかけて回復させ

レベルが徐々に上がり始める

4に入るタイミングで提督は響を抱きかかえ部屋から出ていく


提督「明け方迎えに来るから。それまでは遊んでいるといい」


榛名「はい。お言葉に甘えて最近の鬱憤を全部ぶつけます」


部屋から出ていくとき提督は榛名が拷問器具に近いものを手に取り青葉に近づいていくのを見てしまう


提督「これもまた奴の過ち。朝になれば奴も忘れているだろうな。体は覚えているだろうが」


その後防音処置が施されている地下施設から青葉の声が聞こえなくなったのは明け方だった


約束通り明け方に提督は地下室にやってくる

眠りにつかせた響を起こして


榛名「ふぅ・・・今回はこれで満足してあげましょう」


扉を開けるとむわぁっとした空気が顔に触れる

甘く、そして歪な香りだ


提督「はは・・・こりゃひどい」


笑顔の榛名のそばにはぐちゃぐちゃに汚れて地面にに横たわった青葉の姿が

当然ながら身に着けるものはなく股あたりは赤くそして白く濁った液体が広がっている


榛名「あとは高速修復材の水槽に投げ込んでっと」


汚物を触るかのように手袋をした榛名は乱雑に青葉をつかむと高速修復材で満たしてある水槽に投げ込む


榛名「これで2時間後にはすっかり元気になってますので」


その一部始終を見てしまった響は


響「がたがたがたがた」じょばー


当然のように震えている


提督「震えちゃってる。これが榛名の本性だ」


榛名「ひどいですよ提督。榛名はただ」


響「あ、はは・・・でも楽しかったよ?」


提督「えぇ・・・まぁお腹すいたことだし汗流してから間宮で何か食べるか」


響「私的には居酒屋鳳翔で何か食べたいかな」


提督「まぁまずは風呂だな」


三人は手をつなぎ工廠の横にある温泉施設へと入っていった


その2から文字数のため避難させたリクエスト品


潜水艦隊の旗艦ゴーヤ


提督が倒れた後のお話し


後日提督は無事退院し執務に戻ることが来た

ただ、暗黙のルールとしてあまり提督を刺激してはいけないというルールができていた

下手に刺激し、提督を怒らせたら提督が死んでしまうからである


鎮守府、潜水艦寮


58「ほんっと最近は雨がでち。でぇも?海に潜ればぁ?関係ないでぇち!!」


168「ゴーヤ?そんなこと言ってると提督に言いつけちゃうよ?」


58「な、なにをでちか?ゴーヤは別に悪いこと言ってないでち・・・」


8「あなたがそうだから私たち伊号潜水艦隊がオリョクルに出る羽目になるんだから」


58「で、でも提督は優しいよ?」


19「確かに東京急行での練度上げ部隊に比べればましだけど」


58「あー確かにでち。疲労がどうであろうと連続稼働って聞いたでち・・・」


大鯨「はーいお茶が入りましたよぉ~」


58「やったでち!今日も大鯨の入れてくれた紅茶が飲めるでち!」


大鯨「今日もって・・・仕事がある日最近ないですけどいつ来るかわからないんですよ?」


58「関係ないでぇち!その時はその時でぇち!!」


大鯨「あ、言い忘れてましたけど・・・」


提督「残念だったね」


58「っな!」


提督「だまして悪いが・・・ってやつだ」


大鯨「あ・・・はは・・・」


168「あ~あ。私装備のチェックしてくるね」


19「イクもなの。どっかのでっちが馬鹿するから」


8「眼鏡ふき探してくる」


58「ご、ゴーヤでちか!?悪いのは全部ゴーヤでちか!?」


提督「何を期待してるんだ?」にやぁ


58「いやでち!もう働きたくないでち!!」


提督「大鯨・・・あいつどうしたんだ?」


大鯨「それがですね提督。ストライキみたいですよ。提督が変なシフトで働かせるから」


提督「ストライキだ?ほかのところに比べればましじゃないか。キラ付けでア号を終わらせ邪魔な補給と空母狩りの任務をお前たち潜水艦隊に任せてるだけだが」


大鯨「提督・・・そのあと余裕があればろ号をずっと回してますよね?」


提督「まぁな。資材は多いに越したことはない」


大鯨「確かにほかの鎮守府に比べればまだましですけど・・・それでも十分にブラックですよ?」


提督「そんなにブラックか?確かにひどいと休みなしで5時間とかざらだけどさ」


58「まじでちか・・・・」


提督「ただ働くの月で5日もないぞ?特に潜水艦隊はそうそう出撃しないから1年で30日出撃すればいいぐらいなのに。それをブラックと言われても・・・」


58「ゴーヤ聞いたでち。ほかのゴーヤたちがキス島の練度上げでもみくちゃにされてもずっと働かさせられてたことがあるって・・・」


提督「あれは・・・ひどい事件だったね・・・」


58「なんで否定しないでち!!」


提督「それはね・・・いろいろと邪魔をしてくれたからその罰だ。だが、メイン潜水艦隊にそんなことしないぞ?修理時間が馬鹿にならないからな」(春イベでユーちゃん堀に失敗してイ号潜水艦祭りを食らいました(´・ω・`))


58「いやでち!ゴーヤ働きたくないでち!」


提督「大鯨?さっきこいつ何言ってたか教えてくれ」


大鯨「ええとですね。梅雨の季節だけど海に潜れば関係ないと言ってましたね」


提督「海に潜りたいんだろ?」


58「あああああ!!!この人でなし!!潜水艦キラー!榛名狂!!」


提督「よし。覚悟はいいな。ヒトゴーマルマルに潜水艦隊は鎮守府の港に集合」


提督「編成は58旗艦。168、8ちゃん、19、ユーちゃん、まるゆだ」


ユー「え?ユーも出撃ですか?」


提督「文句があるならでち公に行ってやれ。どうしても海に潜りたいってうるさいからな」


ユー「でっち・・・」


58「もういいでち!」


まるゆ「そんなーなんでまるゆまで・・・」


提督「文句はでっちに」


58「大鯨は助けてくれるよね?」


大鯨「・・・」にっこり


58「なんでぇぇぇ!!」


大鯨「帰ってきたら栄養満点のミルクと茶菓子を用意してますので」


58「それはいいでち!みんな準備はできたでちか?行くでぇち!」


大鯨(ちょろいん)


提督「大鯨もお疲れ。といってもそれしか仕事ないから仕方ないか」


大鯨「提督が私の練度を上げてくれませんもの」


提督「しゃあないだろ。龍鳳改がいるし、これ以上手が回せない状況だ」


大鯨「では私は準備をしてきますね」


提督「手伝おうか?」


大鯨「へ!?だ、ダメです!覗いちゃダメですからね!!」


提督「まじかーまぁいいや。いつも苦労かけるけどこれからもあいつらを頼むよ」


大鯨「それが私、潜水母艦大鯨の仕事ですから」


提督「じゃ、あいつらが戻ったら連絡する」


その後港で潜水艦隊と合流、オリョール海に出撃


提督「まぁ大規模作戦まえだ。そうそう出撃なんてしないさ」


提督「じゃぁあいつらが戻る前に演習終わらせるぞ」


龍鳳「私でもいいんですか?」


提督「ボーキ節約したいけど制空権は取りたい。ま、そういうことさ」


龍鳳「龍鳳にお任せください」


榛名「・・・」にっこり


提督「どうした?」


榛名「いえなんでも」


提督「置いて行って悪かったな」


榛名「榛名はその程度では怒ってません」


提督「やることやったし間宮でも行くか」


榛名「よろしいのですか?」


提督「ほかに何か仕事あるか?演習が終わるまで時間かかるし潜水艦は被弾してなければ連続出撃頼んであるし」


榛名「では間宮に行きましょうか」


提督「かわいいよねほんと」


榛名「い、いきなりなんですか!///」


提督「素直に思ったことを言ったまでよ。何が食べたい?」


榛名「そうですね。間宮スペシャルがいいです」


提督「それ一番高いの・・・まぁ君の笑顔の前ではすべては安いさ」


榛名「そんな・・・榛名感激です!」


提督「あと2週間だ」


榛名「ですね。前回のリベンジですね。榛名が提督の足を怪我させなければ・・・」


提督「その結果今の君との関係があると思うが?」


榛名「事故ですが事後ですね」


提督「すごいどや顔・・・かわいい」


榛名「ひゃう!」顔真っ赤


提督「間宮さーん。かき氷追加で!頭冷やそうか。お互いに」


榛名「何度もかわいいといわないでください。照れます///」


提督「思ったことを言う。それが私だ」


榛名「でも、運転頑張ってくださいね」


提督「おう。君を乗せるんだ。事故はしないよ」


榛名「ではいただきましょうか」


リクエストの大鯨頑張ってみました

いろいろ考えたけど58が目立つは大鯨が隠れるわうまくいかなかったです(´・ω・`)

ま、それでもリクエストしてくれた人が満足してくれればいいんです


 夕張と川内の夜戦事情


ある日の鎮守府

軽巡寮の2階の川内型の部屋


川内「最近提督が構ってくれなくてすごい暇なんだけど?」


神通「それを私に言われても困るのですが・・・」


川内「大規模作戦前だから無駄な出撃を控えるのはわかるよ?私だってここにきて長いんだから。でも、夜戦できなくてすごい暇なんだよ!!」


神通「ふむ」握りこぶし


川内「そ、そうそう何度も同じ手は食わないからね!?いっそ夕張に頼んで新しい装備でも作ってもらおうかな?」


神通「最近周りからの苦情がさらに増えているので程々にしてくださいね」


川内「大丈夫だって。私行ってくるから!というか那珂ちゃんは?」


神通「今日も広場でゲリラライブするみたいですよ」


川内「懲りない妹だことで」



那珂「みんな今日は集まってくれありがとぉ~」


大規模作戦前になると決まって那珂はゲリラライブを開く

初めのほうは人がいたがこれを2年とやると観客はほとんどいなくなる


那珂「ええと・・・そんなに人いないけど今日も盛り上げていこぉ!」



川内「見てるこっちが悲しくなるからやめようよ・・・」


部屋を出た川内は廊下の窓から那珂の様子を見ていた

そして3階の夕張の部屋へと移動する


川内「私だけどいい?」


川内はノックをしたのち声をかける


夕張「ん?どしたの?」


数分後寝起きの夕張が顔を出す


川内「私に新しい夜戦装備を作ってほしい」


夕張「いやよ」


川内「なんでぇ!?」


夕張「そんなことしたら提督に何されるかわからないじゃない」


川内「その時は私が止めるから」


夕張「あの人さ・・・思ってる以上に強いよ?伊達に榛名さんと一緒に過ごしてないわ」


川内「えぇ~いいじゃん!作ってよ!特注の奴を!!」


夕張「なら約束して。提督に聞かれたら「夕張を脅して作った」って答えてね?」


川内「なんでそんなことを?何を警戒してるの?榛名さんが怖いの?」


夕張「あなたはあの人の“あの状態”を見たことがないから言えるのよ。榛名さんなんて目じゃないほど・・・」がたがたがた


川内「あの夕張が震えてる・・・まぁいいわ。約束するわ」


夕張「で、何がご所望なの?電探?照明弾?」


川内「ん~明確にはないんだけどさ。こう・・・ばっとやってがっと倒せる奴!」


夕張「擬音だらけで伝わらないわよ・・・主砲なの?それとも魚雷?」


川内「ミサイル的な奴?」


夕張「それじゃわからないわよ・・・まぁやれる限りのことをやるわ」


川内「ぃやったぁ!!」


その後数日夕張は工廠にある自分の部屋で新しい装備の作成に取り掛かった


数日後


夕張「できた・・・提督のあの装備をもとに艦娘に装備できるものを作ったからすごい時間かかっちゃった」


夕張は今しがた完成した武装を眺めながら感傷に浸っている

それを待っていたというタイミングで川内が部屋に入ってくる


川内「完成したの?」


夕張「夜戦に関しては勘が鋭いよねあんた。今さっきね」


川内「どんなの!ねぇ!はやく!」


夕張「急かさないで。ちゃんと説明するから」


夕張は目の前に置かれている魚雷の発射管を手にとって説明を始める


夕張「ある装備をもとに改良したものよ。名前は・・・決めてないけどこの際どうでもいいわ」


川内「で、何がすごいの?」


夕張「現代のイージス艦なんかがロックオン式のミサイル?を積んでるじゃん。あれを艦娘用に改良した感じって言えば伝わるかな?(本当はもっとオーバーテクノロジーなんだけどね)」


川内「ふーん」


夕張「興味なさそうね。敵を視認さえしてれば追従して当てるものよ?」


川内「まぁ期待してたものとは違うけどこれでもいっか。あんがと」


提督「で?何を期待してたんだ?」


夕張「うぇ!?て、提督なんで?」


提督「数日間夕張の姿が見えないのと普段現れないところに夜戦馬鹿が行けば誰だって察しが付く」


夕張「お、怒ってる?勝手なことしたから・・・」


提督「まぁね。まさかあれを装備化するとはね。困ったやつだ」


夕張「ひぃ・・・」がたがたがた


川内「私が無理やり作らせたの。だから夕張を責めないで」


夕張「川内・・・」


提督「なるほどねぇ。なぁ・・・夜戦が好きか?」


川内「もちろん!!」


提督「なら榛名と夜戦で戦って勝ったら許してやる」


川内「え?榛名さんに?でもこの新しい装備なら!」


提督「っふ。無理だろうが頑張れ」


提督「今夜演習場に来い。そこで一騎打ちをやらせてやる」


そういって提督は去っていく


夕張「あんた勝てるの?」


川内「視認さえしてれば当てるんでしょ?なら勝ったも同然じゃん」


川内「それに慢心はしないわ。相手は榛名さんなんだもん」


夕張「私は見物してるわ。死なないでね」


川内「え・・・」


そして時は夜に移る

提督と榛名は第3演習場にすでに移動している

第1が陸上での的当て場。第2が海上での高機動での的当て。第3が模擬戦などを行う用途で作られている


榛名「それで川内ちゃんと戦うことになったと?」


提督「勝手に装備を作ったからね。できるならその装備を壊してくれ。あいつ“あれ“をもとにして作ったみたいだから」


榛名「あれですか・・・あれが敵に渡ったら大変なことになりますよね。榛名、了解しました」



川内「あ、提督!榛名さん!」


二人が会話をしてると川内が遅れて演習場にやってくる


提督「逃げなかったか。そして完全武装してるね」


川内は照明弾や探照灯、夜偵といった夜戦三種の神器のほかに3号砲や5連装酸素魚雷を装備してやってきた


提督「何処からそんな装備を・・・てか勝手に俺の装備を使うんじゃない!」


川内「えぇ!だってここまでしないと榛名さんに勝てないし・・・」


榛名「そこまでして勝ちたいんですね・・・では、さらにハンデを上げますね。榛名は艤装無しで戦います」


川内「え!?それって?」


提督「要は丸腰で戦ってやるってことだ。戦艦と軽巡じゃ戦力差がありすぎるからな」


川内「これは勝ったも同然ね!」


榛名「ふふ。可愛いこと言いますね。ですが、ハンデを上げても全力で行かないとは言ってませんよ?」


川内「ふっふーん。私にはこの秘密兵器があるから!」


川内は自身に装備されている魚雷発射管を見せつける


榛名「ふむ。それが今回の破壊対象ですね」


川内「え?今なんて?」


提督「徹底的に壊してやれ」


榛名「この夜戦馬鹿に使わせたら敵に鹵獲される可能性がありますものね」


提督「まぁこのまま話してたら始まらないからいい加減始めるぞ」


提督の合図で二人は海上に移動する


提督「君が負けるとは思えないが怪我だけはしないでくれよ」


榛名「いくら演習とはいえ軽巡に負ける榛名ではありません」


提督たち三人は耳にインカムをつけて遠距離での通信を行う


提督「ルールの説明をするぞ。ルールは簡単だ。相手の戦意を喪失させれば勝ちとする。その際相手の意識を奪うやり方もありとする。要は負けを認めさせるか戦闘不能にさせれば勝ちだ」


榛名「よくあるルールですね」


川内「早く夜戦!」


提督「夜間演習をこれより始める。お互いに距離をとり一度目視できる範囲から離れるように」


二人はある程度距離をとる。目視できるぎりぎりの距離まで移動し、提督の指示を待つ


提督「川内VS榛名の夜間演習をこれより始める。・・・はじめ!!」


提督の合図で戦いが始まる

初めは川内が有利に動いていた

照明弾を打ち上げ夜偵で索敵しながら榛名の動きをけん制していく

だが、榛名はその行動のすべてをすでに読んでいて回避していく


川内「まだまだ!」


川内は虎の子の魚雷を放ち榛名を攻撃する

追尾式の魚雷は回避しても弧を描き再度追尾してくるという代物である


榛名「提督に聞いてはいましたけどこれはつらいですね」


榛名は数度魚雷を回避する。が、そのたびに魚雷は追尾をし直してくる


川内「もっともっと!!」


榛名が2回避けるたびに川内は装填した魚雷を放ってくる


榛名「っく!これではいずれ避けきれません!一か八か!」


榛名は速力を最大にしすべての魚雷を回避したのち川内に向かって突っ込んでいく


川内「そう来ると思ったよ!」


ただやられるのを黙っているわけもなく川内は3号砲、5連装酸素魚雷を榛名に向かって放っていく


最低限の動きでよけれる砲撃を回避し、魚雷は体をひねって無理やり回避していく

それでもすべてをよけれるわけではなく小破までダメージを受けてしまう


榛名「ですが!負けるわけにはいかないんです!」


榛名はこぶしを振り上げて川内に殴りかかる


川内「っちょ!?肉弾戦!?」


川内は自身の顔に迫るこぶしをどうにか避けることに成功する

最大速力からの一撃をよけられた榛名はそのまま離脱していく


川内「ふぅ・・・今のは危なかったよ。あれ?何か忘れてる気—--ー」


直後、川内を爆風が覆う

榛名は本気で当てようとはしていなかったのだ。自身の攻撃を囮に使い川内に魚雷をぶつけるよう動いていたのだ


川内「けほっ!けほっ!いたた・・・そういう使い方があったのか・・・」


魚雷計10発の直撃で川内は大破してしまう


榛名「夜戦で大破したものはどうなるかわかりますよね?」にっこり


川内「あーでも私まだ戦意喪失してないからね?」


榛名「ではここから勝てるとでも?」


笑顔の榛名がじわじわと川内に迫っていく


川内「魚雷発射管はまだ生きてるのだってあるよ?」


榛名「では撃ってみてはどうでしょう?この距離なら当てれると思いますよ?」


川内「言われなくても!!」


生き残っていた魚雷発射管から回避できないように魚雷を放つ


榛名「残念でしたね」


だが、榛名はそれよりも数段早く動き川内の後ろに移動していた


川内「え・・・うそ・・・」


今まで前でほほ笑んでいた榛名が突然後ろに現れる。その行動は川内の戦意を喪失させるには十分だった


榛名「いいことを教えましょう。普段艦隊を組んでいるときは周りとの連携もあるので私は本気で動けていないんですよ?そしてさっきも全力を出していなかったんです」


川内「え・・・」


榛名「まだ戦いますか?」


川内「あー私のま—--」


榛名「ですが装備は壊させてもらいますね」


棒立ちで固まっている川内の腹に榛名の拳がめり込む


川内「え・・・・」


榛名「駄々をこねられると面倒なんですよ」


川内はそこで意識を失う

彼女が最後に目にしたのは普段は見ることのない榛名の笑顔だった


榛名は海上に横たわった川内を抱きかかえるとゆっくりと陸へと戻っていく


提督「無茶するよねほんと」


榛名「まさか小破まで追い込まれるとは思ってませんでした」


提督「いや中破だろ?」


陸に上がった榛名の服は中破してしまう


榛名「ですね。油断してました」


提督「それじゃ装備の破壊をお願いね」


榛名は川内を地面に降ろすと例の艤装を一つ一つ丁寧に壊していく


提督「そのままじゃ冷えるだろ?これを羽織りな。それと目のやり場に困る」


榛名「ありがとうございます・・・暖かいです」


提督は自身が羽織っていた上着を榛名にきせる


提督「川内を夕張のところに置いていくか」


提督たちは川内を夕張のところまで運ぶ


夕張「あーやっぱこうなるよね」


提督「こいつの面倒を頼む。起きた後の対処が面倒だ」


夕張「任せて。それぐらいしかできないし」


提督「今回は川内のせいでいいのだよな?お前が楽しんでこうなったわけじゃないよね?」


夕張「ま、まさか・・・そんな命知らずなことしないって・・・」


榛名「嘘は言ってませんね。夕張さんはうそをつくときは目が泳ぐので」


夕張「あ、はは・・・」


提督「今度からは先に俺に連絡入れろよな?」


夕張「でも今度はないと思う」


提督「起きたら聞いてやれ。俺はこの後榛名を入渠させないといけないから」


榛名「すみません・・・提督もご一緒しますか?」


提督「冷えるからね部屋戻ったら大浴場行くか」


榛名「ええと・・・提督の部屋の個室がいいです・・・」


提督「あそこ狭いぞ?」


榛名「提督と一緒がいいんです♪」


提督「困ったな。まぁいいよ。可愛がってあげる」


榛名「榛名感激です!」


夕張「あーイチャイチャしたいのはわかるけどさ・・・人の部屋でするのやめてもらわない?」


提督「すまん。忘れてた」


榛名「では提督行きましょう」


それから数か月は川内が夜中に大声を出すことはなくなった

書いてる途中からあきらめかけてたけどどうにか完成

メインに置くレベルじゃないから没ネタ送り


 今現在までに明かされている情報


【深海凄艦 駆逐艦型】


ある日突然現れた異様な姿をした化け物

のちにイ級と名付けられたそれが人類の前に現れたのは今から3年と少し前だ

人間が所持する銃火器はほとんど通用せず艦砲などで初めてダメージを与えられることが分かったのがイ級が現れてから数日してからである

数日おきに現れては破壊を繰り返すそれは徐々にその勢力を増やしていった

出現場所をある程度絞り艦隊を配置することにより敵勢力を無力化することに成功していく


【深海凄艦 軽巡洋艦型】


徐々に艦隊の配備を済ませていき抵抗する力を見せ始める人類

だが、人とイ級タイプの融合たいと思われるのちにホ級と呼ばれるそれが現れたことにより均衡していたバランスが崩れ去る

それは艦砲が直撃してもビクともせずイ級と艦隊を組んで人類の艦隊を次々と破壊していったのである

だが、艦砲射撃が通用しないと知るや否や人類は即座に最新鋭の戦闘機に爆弾を積み物量で押しつぶすことでそれに対応することに成功する

イージス艦を護衛艦にし空母を配備することによりどうにかバランスを均衡状態に戻すことに成功する


【深海凄艦 重巡洋艦型】


着々と資源が減っていく人類。だが、やつらは攻撃の手を緩めることはせずさらに戦力を増やし勢力を増やしていった

対空射撃で落とされる戦闘機。だが、人類側も熟練者を使いどうにかそれをしのぐ

だが、またしてもそれがやってくる

のちにリ級と名付けられたそいつはほぼ人に近い形をしていた

機械と人の融合体そういうのが早い見た目をしたそいつは戦闘機の爆撃ではびくともせずまたも人類を追い詰める敵となった

人類は最後の手段としてリ級型がいる海域に燃料気化爆弾を落とすことでその撃破に成功する

だが、味方にも被害が出るだけではなく環境を破壊する危険性があるためこれ以降人類は敗戦続きとなってしまうことになる


【深海凄艦 正規空母型】


防戦一方でぎりぎりの死闘をしていた人類の前についに奴が現れる

のちに空母ヲ級と呼ばれるそいつは頭に珍妙な帽子をかぶった人型の深海凄艦である

その口から放たれる敵艦載機は最新鋭の戦闘機を凌駕するスピードパワーで瞬く間に制空権を奪われてしまう

当時最強と言われたエースパイロットによる決死の作戦により空母ヲ級に燃料気化爆弾を直撃させることに成功する人類。だが、爆風の中から現れたそいつは傷一つなく後続の艦載機により人類と深海凄艦との戦いに幕が下りる

以降人類は敗戦とは呼べない戦いでどうにか本土を守り抜くことに成功するが、犯行の手段が立たれてしまったのである


【艦娘】


人類が敗戦を繰り返し本土目の前まで追いつめられたとき彼女たちが現れた

第二次世界大戦の艦の名前を名乗るのちに艦娘と呼ばれる彼女たちの登場により人類は初めて勝利を手にすることができた

その同時刻に様々な場所で艦娘が現れ人類は一命をとりとめることができた

彼女たちには命令をする者がいなく、当時の最高指揮官は提督と自らを名乗り彼女たちを率いて海域を奪還していったのである

それから数か月後艦娘の数は徐々に増えていき提督の力ではすべてを指揮することができなくなってしまう

その時に軍からの伝令で一般から提督の募集をする

これが今回の提督たちの物語における前の話とする


【深海凄艦の装甲】


なぜ深海凄艦に人類がダメージを与えられず艦娘たちが与えられるか

深海凄艦には特殊なフィールドがありある程度のダメージまでは無効化するためである

飽和攻撃によりフィールドの演算量を超えることにより初めてダメージを与えることができる

また、それ以上のダメージをもってしてもフィールドを無力化することができる

イ級であれば艦砲射撃ホ級であれば爆撃というように許容量以上のダメージをもってすれば撃破することは可能になる

だが、敵は徐々にその力を上げることにより演算能力や素の装甲値を上げることにより人類に抵抗していくのである

ヲ級の装甲は核をもってすれば破壊することができる。が、その数は100を超えるため敵を倒す前に人類が敗北してしまうのである


【艦娘の砲撃】


では、なぜ艦娘は敵にダメージを与えられるのか

それは艦娘にも同じフィールドが使われているからである

このフィールドはお互いに干渉すると消滅するという特性がある

これを用いることにより艦娘は深海凄艦と戦うことができるのだる

だが、このフィールドの原理は不明であり人類側はその力を使うことはできない

艦娘の主砲を人類が使ってもダメージを与えることはできないのである

今現在わかっていることはこのフィールドは生命力と何かしらの関係がありそれを弾に乗せることにより敵にダメージを与えているのではないのだろうか?


【深海凄艦の進化】


奴らは常に進化を続けているのである

戦争初期はさほど戦力も強くなかったが、徐々にその力を増していった

艦娘たちが現れた後も進化を続けた奴らはのちに姫級、鬼級と呼ばれるものへと進化する

人類も様々な対抗策を立てるがそのすべてが奴らの進化により無力化されてしまっている

ある鎮守府の提督が開発した兵器が深海凄艦を一撃で倒す性能を見せるが軍上層部はその兵器の使用を禁止とした

それは現状均衡している艦娘と深海凄艦のバランスを悪い意味で壊すことになるためである

その兵器はある艦娘と妖精たちにより生み出されたオーパーツとも呼ばれるものとなり量産が不可能なものであり敵がそれをもとに進化するのを防ぐためである


以上が今現在取得することのできる情報とする


 他世界の遺物【オーバーテクノロジー】 chapter1


12月某日

提督室にて


川内「提督いる?」


提督「ん?川内か珍しいやつが来たな」


川内「ちょっと聞きたいことがあってね。榛名さんもいるんだね」


榛名「いて何かいけないでしょうか?」


川内「べ、別にそんな意味で言ったわけじゃ・・・・」


提督「で、何の用だ?」


川内「いやね。この前勝手に装備作って怒られたでしょ?」


提督「あの件か。あれに関しては勝手に装備を作ったというよりもあの装備を作ったことについて怒ったわけで合って」


川内「夕張から聞いたけどさ。理解できなくて」


提督「逆に理解できたらおかしい。簡単に言っても他世界の技術のモノだし」


川内「た、他世界!?ちょ!?どういうこと!?」


提督「俺もちゃんとは理解できてない。夕張や明石いや正確には妖精さんたちが起こした奇跡を超えた何かだし」


川内「私まさかそんな危険なもの使ってたの!?」


榛名「そうとも言えますね。ですが、あれは本来の二割も力を発揮してませんが」


川内「榛名さんを中破させたのに!?二割だって?」


提督「本来のあの武装なら直撃した川内は消滅してただろうな」


川内「消滅かぁ・・・消えるのは嫌・・・消滅!?」


提督「人間相手に戦艦の主砲を打ちこむのと同じ火力だしな。本来の火力ならばな」


榛名「夕張さん一人では本来の性能を。いや正確にはもう同じものは作れませんけど」


川内「それはどういうこと?」


提督「さっきも言っただろ。奇跡を超えた何かだと。二度と同じものは作れないそうだ」


川内「私・・・とんでもないものもちだそうとしてたんだ・・・」


提督「だな。軍法会議ものだ。俺が黙殺したからことは済んだがな」


川内「その口ぶりだと提督たちはあれのこと知ってるんだよね?」


提督「知ってるも何も。総合的に見れば“アレ"を作ったのは俺だし」


提督「そうだな。長くなるが付き合ってくれるか?」


川内「もちのろん。自分がどれだけ危険なものを使っていたのかを知る機会だし」


提督「あれは今から—--――――」


時は今から1年前

提督と榛名がケッコンカッコカリをし、ある事件が起きた数か月後のことである


提督「今日はこのポーズにしようかな」


今の提督室には置いてないが、当時机の上にアッガイのプラモが置いてあり提督は毎日それをいじっていたのだ


榛名「提督・・・またですか・・・」


日課となっているそれを見た榛名は小さくため息をつく


提督「な、なんだよ・・・別にいいじゃないか」


榛名「榛名は何か言うつもりはないです。ですが、ほかの方がそれを見たらどう思われると思いますか?」


提督「いい年したおっさんがプラモで遊んでる姿か・・・異質だろうな」


榛名「前に提督の自室に入ったときにも同じものがありましたが、提督はそのプラモが好きなんですか?」


提督「ちょっと昔あってね。可愛いだろ?」


提督は手に持っていたプラモを榛名に見せる


榛名「か、可愛いのでしょうか?榛名にはわかりかねます」


提督「いきなりそんなこと言われても困るよね・・・」


明石「提督いいですか?」


提督たちが話しているとドアの外から明石が声をかけてくる


提督「どうした?入っていいぞ?」


提督の返事を待ったのち明石はドアを開けて中に入ってくる


明石「最近の資材の備蓄量について・・・提督それは?」


提督「やべ・・・」


先ほどまで榛名と話すことに夢中になっていた提督はプラモを手に持った状態のまま明石を部屋に招き入れてしまったのだ


明石「独特なボディ・・・このモノアイ・・・ふむ。提督!これはなんですか!?私凄い興味があります!!」


提督「うぉ!近いから!」


明石は提督の持っていたプラモに興味を示し距離を詰めてくる


榛名「明石さん?」にっこり


明石「あ、はは・・・つい私としたことが」


提督「興味があると。ちょっと待ってな。説明してあげるから」


提督は机の引き出しからある資料を取り出す」


提督「まずだな。こいつの名前はアッガイといってジオン—-----」


それから提督の説明は3時間も続く


提督「最終的にやられはしたがガンダムの頭を破壊することに成功したんだ」


明石「なるほど!なかなかに面白いですね!」


榛名(すごい・・・何を話しているか全くと言っていいほどわからなかったです)


提督「まさか君がここまで理解してくれるとは思ってなかったぞ」


明石「そうでしょうか?エンジニアとして機械を愛するものとしてこれぐらい普通だと思いますが」


提督「まさか夕張も同じ質ということか?」


明石「あーどうでしょう。彼女は分野が違うので私にはわかりかねます」


明石「なんだろ・・・すごい量のひらめきが私を襲ってくる」


提督「まさか・・・」


明石「提督いいですか?」


提督「ある程度は察しがついているがなんだ?」


明石「試しにアッガイを作ってもいいですか!?」


提督「プラモか?部屋にまだいくつかあるぞ?」


明石「違います!文字通り作るんですって!」


提督「はぁ!?20mだぞ?どう作るつもりだ!」


明石「そうですね。サイズは2mぐらいまで小さくします」


提督「まぁそれならいい。可動範囲は?」


明石「現物と同じように。いえ。それ以上に!!」


提督「ならいい。期待してるぞ」


明石「はい!」


明石はぶつぶつと何かを唱えながら部屋から出ていく


榛名「提督?」


提督「ん?どうした?」


榛名「いえ。普段あまり見ない顔で喋ってたので・・・その・・・」


提督「嫉妬をしたと」


榛名「はい・・・」


提督「まぁ俺は趣味のことになると饒舌になるみたいだからね。けど、別に無理に理解しろとは言わないよ?あくまで俺の趣味なんだから」


榛名「理解しようにも榛名には難しすぎて何がなんやら・・・」


提督「あはは・・・なんかすまないな。今が18時か間宮で何か食べるか」


榛名「別に榛名が作ってもいいんですよ?」


提督「そうなると俺の部屋に入ることになるだろ?散らかってるからちょっと・・・」


榛名「では榛名が片付けますね」


提督「そう言うと思ってた。君の料理はおいしい。けど毎回毎回は大変だろ?」


榛名「提督のためなら榛名どんなことでもします」


提督「うれしいよ。でも間宮にしようよ。いろんなこと話そ?君の気が済むまで」


榛名「なら仕方ないですね。榛名は提督の趣味について聞きたいです」


提督「よかろう。まずは俺がなぜアッガイを好きになったかだ」


提督と榛名は話に花を咲かせながら間宮へと向かった

だが、この時提督が思っていたことよりも大変なことになるとは知らずに


 他世界の遺物【オーバーテクノロジー】 chapter2


同日夜


明石「ということがありまして」


夕張「なるほどね。実験ついでに作成したいから手を貸してほしいと」


明石「一人より二人。二人より多数ってね」


妖精さん「これはまた珍しい設計図ですね。武装・・・ではなくて・・・なにこれ?」


(・ワ・)「楽しいことになります?」


夕張「前々から思ってたことなんだけどさ。なんか変なの混じってない?」


明石「私もそう思ってたけど気にしないことにしてる」


妖精さん「時折変なのが増えることがあるが気にしないでください。私たちは中身などの細かいところを作りますのでボディーをお願いできますか?」


明石「動力炉とかは私たちじゃ流石に手が出せないわね。戦場で戦えるような代物を作るわよ!」


夕張「何か忘れてる気がするけど気にしちゃ負けだわ!」


それから丸一日工廠から音が止むことはなかった


次の日


明石「はぁ・・・はぁ・・・あのボディー一体何なのよ・・・簡単そうに見えて芸術レベルに難しいじゃない・・・」


夕張「ここまで完成させるのに試作品が50個・・・でもコツはつかんだわ・・・」


二人の前にはアッガイの頭部が鎮座している


妖精さん「ボディーの完成度は30%といったところですか」


明石「そっちはどうなの?」


妖精さん「一切の抜かりなく完成しました」


妖精は台車に乗せてアッガイの中身を運んでくる

寸胴なフォルムをしてはいるがかろうじでアッガイということがわかる形をしている


明石「私たちがこれだけの速度なのに・・・」


夕張「流石の妖精だわ・・・」


妖精さん「簡単なレベルではありますが、戦術AIを組み込んでありまして、パイロットの戦闘の補佐をするよう設定してあります」


夕張「中身が完成したからにはボディーをいち早く作らないと・・・」


妖精さん「最後の調整を彼らに任せて私も手伝いますね」


明石「頼みますね」


それから三日間彼女たちと小さな職人はその力を合わせて後に化け物と呼ばれる機械を完成させる


明石「な、何とか完成した・・・」


夕張「妖精さんの技術無しでは完成しなかったわ・・・」


二人の前には全高2mのアッガイが置いてある

そしてその後ろに球体のよくわからないものがある


明石「二日目に現れたあれはいったい何?」


妖精さん「少しお待ちを」


そういうと妖精は球体のハッチを開けて中に入っていく

するとアッガイのモノアイが光り動き出す


夕張「ほんとに動くのね」


途中動くことの説明を受けていた二人は対して驚くことはしなかった


(<〇>)「驚かないのですね」


アッガイに備え付けられている外部スピーカーから妖精さんの声が発せられる


明石「事前に話を聞いていたからね。これは完成でいいのかしら?」


(<〇>)「概ねですが」


夕張「だったら提督に見せに行かない?驚くわよ」


明石「いいわね。ついてきてくれる?」


(<〇>)「私たちもこの作品を司令官に連絡しないといけませんし。ついていきます」


利害が一致した一同は工廠から出て提督室へと移動する


場所は提督室に移る


提督「榛名。最近うちの資材の備蓄が減ってないか?」


榛名「確実に減っていってますね。具体的に2万ほどです」


提督「たしか明石達は丸4日籠ってるんだって?」


榛名「はい。近くを通る駆逐艦や軽巡の子に聞いて回ったので間違いありません」


提督「嫌な予感がする・・・」


二人が話しているとドアがノックされる


提督「噂をすればってやつか?誰だ?」


明石「明石です。今いいですか?」


提督「お前たちか。ということは完成したっていうことでいいんだよな?」


明石「それはこれを見てからにしてください」


部屋に入った二人はドアを押さえながらそれが入るのを見守る


(<〇>)「どうでしょう」


提督「」


榛名「すごい・・・」


驚く二人の前に工廠から歩いて移動してきたアッガイが現れる


提督「本当に完成させやがった・・・驚きのあまり声が出ないや・・・」


明石「ボディーは私たち二人が」


(<〇>)「中身は我々妖精一同が完成させました」


提督「妖精の技術力は世界一ぃ!!」


提督「まさか稼働してくるとは思わなんだ」


(<〇>)「それだけじゃありません。司令官」


提督「まだあるというのか・・・」


(<〇>)「原作の武装をすべて再現することに成功しました」


提督「頭部バルカンやミサイルランチャー・・・魚雷ともいうのかそれにまさか・・・」


(<〇>)「そのまさかです。メガ粒子発生装置にメガ粒子砲です」


提督「まじかよ・・・一つ疑問に思ったことがあるんだがいいか?」


明石「なんでしょう?」


提督「こいつの作成開始日はいつだっけ?」


明石「ええと確か4日前でしたね」


提督「榛名。資材の備蓄が減り始めたのはいつだっけ?」


榛名「4日前です」


提督「明石、も一つ質問いいか?」


提督「俺がひと月かけてためた資材をどこにやった?」


明石「あなたのように勘のいい提督は嫌いです」


提督「やりやがったな!俺がせっかくためた資材を使ってアッガイを錬成しやがった!」


夕張「ばれてしまったか・・・」


提督「何をどうやったら2万も消費できるんだよ・・・」


明石「あ、はは・・・試作品を50個ほどですね・・・」


提督「よくもまあそんなに」


(<〇>)「一番多く消費してるのは私たちですので。フレームの精製や内部の安定化。ほかにもメガ粒子発生装置の設計などに概ねの資材が解けましたね」


提督「いや待てよ・・・妖精の技術力でこの程度で済んだと思えば・・・」がたがたがた


榛名(あの提督が珍しく震えている・・・)


提督「まぁいい。で、どうやって動かしてる?」


明石「本来は提督を工廠にお呼びしたかったのですが」


夕張「流石にそれはどうかと思ってね」


(<〇>)「ではではこちらにー」


提督たちはアッガイに導かれる形に工廠に移動する


 他世界の遺物【オーバーテクノロジー】 chapter3


工廠にある球体のもとに一同は移動する


提督「この形・・・」


提督が球体に近づくとハッチが開き中から妖精さんが出てくる


妖精さん「見よう見まねで作ってみましたが似ていますか?」


提督「似ているも何も・・・」


提督がまじまじと見つめるそれはネオジオンのサザビーなどに用いられているコックピットに類似しているのである


提督「中身も同じ感じ?」


妖精さん「資料通りですね」


提督「乗っても?」


妖精さん「どうぞ。これは提督用に作った代物ですので。あ、中に説明書などがありますので読むことをお勧めします」


提督は開いてるハッチから内部へと入る


提督「うわぁ・・・再現度たけぇ・・・」


内部は本物といってもいいぐらいの再現度である


提督「説明書は・・・はーこのレバーが・・・こっちのペダルが・・・」


提督「まずは起動していろいろ動かしてみるか」


説明書通りの手順でアッガイを起動する


榛名「も、モノアイに光が・・・」


停止していたアッガイのモノアイに光がともりぎこちない動きではあるが動き始める


提督「ふむ・・・果たして俺の反応速度でこいつはちゃんと動いてくれるのか?」


両手を振ったりジャンプしたりと徐々に精度が増していく


妖精さん「そのコックピットには自己学習型のAIが積んであるので癖などを覚えて最適化してくれます」


提督「ふむ。っと武装は・・・このサイドのボタンやトリガーか」


妖精さん「ちょ!!ここで武装の展開はやめてください!!私たちが消し飛びますから!!」


提督「そんな威力か・・・こりゃぁ報告書と始末書を先に書くか」


しばらく提督はアッガイを動かしたのちコックピットから降りる


榛名「どうでした?」


提督「楽しかった。なぜモノアイなのに全方位見えるのかが不思議だったがそこはカメラの力ってやつか」


提督「俺はちょっと上層部のところに行ってくる」


明石「え?何かいけなかったの?」


提督「あーまだ末端までは情報が行き届いてなかったな・・・」


夕張「情報?何のこと?」


提督「お前たちが戦ってる相手わかるよな?」


明石「深海凄艦ですね」


榛名「あー・・・そういうことですか。榛名は一度読んだことあるのでわかります。たしか・・・」


提督「やつらは常に学習し進化する化け物だ。過去の人類の作戦は奴らの進化の速度に負けてほとんどがのちに失敗する形となっているんだ」


妖精さん「思い出しました。人類の最後の作戦の失敗と同時期に艦娘が現れたんでしたよね?」


提督「忘れてたじゃないだろ。人類の化学力より数段上のお前たちの存在が一番の謎なんだぞ?」


妖精さん「楽しくてつい忘れてました。廃棄しますか?」


提督「いや・・・上と話し合って最後の切り札として使えないか相談してみる」


榛名「となるとこれから本部に出張ですか?」


提督「こいつの性能を見せないといけないからな。護衛艦榛名のエンジンに火を入れておいてくれ。少し長い旅になりそうだからな」


明石「私たちもついていったほうがいいですか?」


提督「お前たちが来ると余計ややこしくなるからやめてくれ。代わりに妖精さんを連れていく」


妖精さん「私の責任ですし、私なら詳しく説明できますね」


榛名「護衛はどうしますか?途中敵の戦力圏内を通ることになりますが」


提督「流石に主力を護衛に回せるほどうちに余裕はない。そうだな・・・榛名君に任せたい」


榛名「榛名は構いませんが榛名だけで守り切れるでしょうか?」


提督「いざとなったらこいつを動かすまでさ。それに君がいてくれればそんな事態にならないと信じてるから」


榛名「榛名感激です!全力でお守りしますね!」


その後荷物をまとめた提督は護衛艦榛名に乗り本部のある場所に移動する

道中敵艦載機に見つかり戦闘になるが練度解放した榛名の前には意味をなさなかった


大本営直属の鎮守府

ここは大戦初期に指揮を務めた元帥たちが率いる鎮守府である


提督「あ、はは・・・緊張というか場の空気が重い・・・」


椅子に座る提督の向かい側に年老いた元帥とその部下二人が鎮座している

艦娘である榛名は外の待合室で待機することとなる


提督「先ほど渡した資料の通りです・・・」


元帥「ふむ」


准将「君はこれが何を意味するか分かっているかね?」


提督「ええ。痛いほどに。部下の責任は上司である私の責任です。罰は受ける所存ですので」


元帥「また面白いものを開発したものだ。いやぁ懐かしい。私も昔これにはまっていてな」


准将「げ、元帥?」


元帥「貴殿の言うアッガイの性能のものを見せてもらおうか」


提督「(うわぁ・・・すっごい話し合えそうな人だ・・・)現物はすでに運び入れておりますので私の船が置いてあるところまで移動することになります」


准将「話が早いですね。なら移動しましょうか」


元帥たちと提督は護衛艦はるなが置いてある第3ドックに移動する

元帥の秘書艦である金剛と話をしていた榛名と道中合流し、一同はアッガイのもとへと向かう


提督「これが例の物です」


ドックに運び入れてあったアッガイの前に立つ提督は説明を始める


元帥「なるほど。純粋にサイズを小さくし、性能はそのままと」


提督「どういう原理か存じ上げませんが、妖精さんが中身を作ったそうです」


元帥「細かいことは君から渡された資料で把握はしておる。兵器試験場でこいつの性能を見てみたいのだがいいかね?」


提督「私も気になっていましたので、よろこんで」


提督はそばに置いてあったコックピットに入るとマニュアル道理の操作をしていく

しばらくするとうなだれていたアッガイのモノアイに光がともり起動する


(<〇>)「では、兵器試験場まで移動しましょう」


元帥「おお!本当に動くとは!」


提督はアッガイを操縦しながら兵器試験場に移動する

兵器試験場とは新たな艦娘の性能を検査する場所である

敵の情報をもとに劣化コピーのクローン体を使い性能を図るもので、駆逐サイズのものから重巡サイズのものの劣化コピーが待機している


(<〇>)「ええと・・・このボタンがこれで・・・」


元帥「準備はいいかね?これより性能検査を始める」


射撃場に駆逐艦のコピーが現れる


(<〇>)「まずは頭部バルカン・・・これがこうで・・・」


提督は目標を定めトリガーを引く

アッガイの頭部にあるバルカンからけたたましい音を立てて弾が発射される

左右に二門の計4門が火を噴き敵をハチの巣にする


准将「こ、これは・・・」


戦艦クラスの主砲であれば容易に吹き飛ばせる駆逐級をアッガイはその頭部にあるバルカンでいとも簡単にハチの巣にしてしまったのである


元帥「ふむ。頭部バルカンでこれほどか・・・次は軽巡クラスだ」


砕け散った駆逐級の後ろに軽巡級が姿を現す


(<〇>)「大体の操作はわかったぞ!次はロケットランチャーだ!!」


ロケットランチャーのユニットが装備された左腕を前に構え発射する

発射された弾は徐々に加速していき軽巡級の胸に直撃する

爆発は小さく煙幕が晴れるのにはそう時間がかからなかった

煙幕の中からは太ももより上が消滅した軽巡クラスが現れる


准将「・・・」ガタガタガタガタ


元帥「ほぉ・・・予想のはるか上を行くか・・・」


(<〇>)「次は重巡クラスにメガ粒子砲ですか!?」


元帥「落ち着きたまえ。ここでメガ粒子を放ったら施設に大穴が開いてしまう」


元帥「性能は概ね理解した。お前たちはどう思う?」


准将1「わ、私は凍結したほうがいいかと・・・」


准将2「それどころか破壊したほうがいいかと思います」


元帥「私もそう思う。が、もしこいつが原作通りなら我々に破壊するすべはない」


元帥「これは持ち帰ってくれて構わない。ただし厳重に保管、封印するように」


(<〇>)「っは!了解しました!」


アッガイの姿ではあるが慣れない敬礼を提督はする


元帥「あとで私の部屋に来てくれたまえ。話がある」


元帥は部下と話をしながらその場を立ち去る


(<〇>)「はは・・・こいつは大変なことになったぞ・・・」


榛名「一度私はそちらに戻りますね」


(<〇>)「あ、ああ・・・簡単そうに見えるがこいつの操縦かなり大変だ・・・」


提督「はぁ・・・楽しいけど封印か・・・仕方ないか」


提督「こいつが敵に渡ったら人類は完全に終わりだからな」


提督「っとコックピットが見えるということは戻ったということだ」


アッガイの電源を落として提督はコックピットから降りる


榛名「これから元帥の部屋に行くのですか?」


提督「そうなるね。ついてきてくれるかな?」


榛名「付いて来てほしいんですよね?足震えてますよ?」


提督「あんまり情けない姿は見せたくなかったんだがね・・・」


榛名「提督はもっと榛名に頼ってくださってもいいのに」


提督「男として譲れないものがあるのでね。まぁ行こうじゃないか。それと金剛とは何を話していたんだ?」


榛名「そうですね。“金剛さん”とは提督たちについて話をしていました」


提督「(金剛さんね。まぁ仕方ないか。うちの金剛とは姿は同じでも別人。言わば同姓同名の別人ってことだし)元帥殿のところには金剛もいることだし話に花を咲かせててもいいぞ?」


榛名「そうしますね。提督の話は長くなりそうです」


提督「それに彼女に元帥殿の武勇伝を聞くのもまた勉強になるだろうし」


榛名「先ほども聞きましたがすごいお方ですよね」


提督「っと。ここか」


榛名と談笑しているうちに提督たちは元帥いる提督室にたどり着く


提督「提督です!」


元帥「来たか。入りたまえ」


ノックをしたのちドアを開け中に入る


元帥「金剛さん。そちらの提督の榛名さんとお話をしてきてくれ」


金剛「OKネー」


元帥は隣に立っていた金剛に声をかけて榛名と一緒に部屋から出ていくよう指示する


 他世界の遺物【オーバーテクノロジー】 chapter4


提督「話とは何でしょうか?」


元帥「君はある噂を知っているか?深海側にある特殊部隊がいることを」


提督「特殊部隊・・ですか?」


元帥「この前ある提督がその特殊部隊と遭遇。結果として鎮守府を占拠された」


提督「せ、占拠!?」


元帥「近くの鎮守府から増援を送って奪還作戦を行ったが部隊がついた時には敵の姿はなかった。資材のすべてがなくなっていること以外は何も変わらない鎮守府がそこにはあった」


提督「それは練度の低い鎮守府が襲われたということでいいのですか?」


元帥「答えはNOだ。君も知っているように練度の低い鎮守府は周辺の高練度の鎮守府が護衛を行っている。それに今回襲われた鎮守府は君とは因縁深いところだ」


提督「因縁深いところ・・・となるとあの大和提督のところということですか?」


提督の言う大和提督とは自身の権力を使って不正を使いまくる提督のことだ

過去に一度演習を行ったことがあるがそこである事件が起きた

力こそ正義の大和提督率いる大和型2隻長門型2隻大鳳加賀の部隊と提督率いる金剛型4姉妹に翔鶴型2隻の部隊の大規模演習

轟沈判定を受けた長門、陸奥がゾンビアタックを仕掛け中破の霧島、比叡を轟沈判定にしたのだ

その後は中破の武蔵に金剛がやられ榛名一人で大和武蔵を同時に相手する夜戦となった

結果は榛名が中破するも大和、武蔵両名を撃破することに成功する

細かいことは別の話で


提督(結局俺が止めていなければ文字通り大和を轟沈させてしまっていたあの大規模演習・・・)


元帥「思い出したようだな」


提督「ええ。あいつは階級を一度はく奪された後に自力で元の階級まで戻ったはず。さらに言えばあいつの艦隊がそんな簡単にやられるわけが」


元帥「私も話を聞いた時は耳を疑った。だが、これは真実だ」


元帥「やつらは突如現れ不意打ちに近い形で主力艦隊に損害を出し撤退を余儀なくさせた。そして逃げる艦隊の後をつけ鎮守府の場所を割り当てたのち、主力の穴が開いた鎮守府を襲い占領する」


提督「えげつない戦法を・・・」


元帥「彼らの艦隊はうちが保護している。第2医療室で休ませてあるからあとで顔を出してやるといい」


提督「今私が行ったら奴は切れるのでは?」


元帥「それならそれでいい」


提督「私が厄介ごとを嫌っているのご存知でしょう?」


提督は過去何度か問題ごとを起こし、大本営に呼び出されている。そのたびに元帥に説教を受けているのだ


元帥「彼にその元気があればすぐに鎮守府を任せられるさ」


提督「はぁ・・・話は以上ですか?」


元帥「ああ。引き留めて悪いな」


提督「いえ。では私は鎮守府に戻りますね」


元帥のいる提督室を出た提督は外で話に花を咲かせていた榛名と合流し大和提督のいる第2医療室に移動する


提督「っとここか」


標識に大和提督と書いてある部屋の前まで移動する提督たち


提督「はぁ・・・あいつ嫌いなんだよ・・・」


それでも後に引けない提督はノックをして中に入る


大和提督「誰かと思ったらいつぞやのお前か・・・」


大和提督「俺を笑いに来たのか?お前の金剛艦隊ごときに負けた俺を」


榛名「ごときですって!」


提督「落ち着けって。戦争をおこしに来たんじゃないんだぞ?」


大和「そうですよ。なんで顔を合わせるたびに火花をちらつかせるんですか・・・」


榛名「あなたには言われたくありません!!」


提督「やめないか!仮にもこいつは病人なんだぞ!」


榛名「で、でも・・・」


提督「お前を襲ったやつについて聞きに来た」


大和提督「それを聞いてどうするんだ?俺の主力艦隊が手も足も出なかった奴をお前の艦隊でどうにかできるとでも?」


提督「はぁ・・・なんでこうプライドが高いやつは煽りたいんだよ・・・」


大和提督「プライドが高くて悪かったな」


提督「敵の艦隊の編成は?数は?どうやって負けた?」


大和提督「一度に聞くな。敵の数は不明だ。不意打ちで大和含める空母艦隊が中大破。直後に敵の艦載機の総攻撃で艦隊が壊滅。そのあとは何とか撤退できたが鎮守府の場所を知られてあとは知っての通りさ」


提督「ふむ。あまり役に立たない情報か」


大和提督「「この野郎!俺が!」


提督「病人は休んでな。俺は今から作戦を練らなきゃいけないんでな」


提督は大和提督の話を最後まで聞くことなく部屋から出ていく


榛名「よろしかったのですか?」


提督「いいや?あのまま続けてたらあの部屋が血の海に染まってただろうからね。主にあいつ等の血で」


榛名「榛名は絶対にあの人を許しません!」


提督「そうだよな。だが、階級をはく奪されたあいつは独力で元の地位まで戻った。それが表すのはあいつの人望か、それとも実力かだ」


榛名「この後は鎮守府に戻るんですよね?」


提督「ああ。帰りの船の中で作戦を立てる。君も手伝ってくれるかい?」


榛名「榛名でよろしければ喜んで」


提督「どちらかというと俺的には榛名じゃないとだめなんだけどね」


榛名「提督・・・」顔真っ赤


その後アッガイとそのコックピットを船に運び入れた二人は鎮守府への帰り道で作戦を立てる


 他世界の遺物【オーバーテクノロジー】 chapter5


提督の鎮守府


提督「まぁ警戒しててもあれだしいつものように練度上げするか」


提督「俺はアッガイを試しに使ってみたい」


榛名「いいのでしょうか?」


提督「もし噂の艦隊と遭遇した時の保険ってことだし。まぁ本当に遭遇した時はそれこそ元帥殿も許可してくれるさ」


提督「流石にあいつを一度も使うことなく封印するのは心が痛いからな」


榛名「ならいいですが・・・けれど榛名を頼ってもいいんですよ?」


提督「不意打ちで敵が主力を大破させるのだろう?真っ先に狙われるのは君じゃないか」


榛名「それでも榛名はやって見せます」


提督「君は俺の目の前で愛する人を失えというのかい?」


榛名「うぐ・・・そんなつもりでは・・・」


提督「やめてくれよ・・・君を失ったら俺は・・・」


榛名「榛名が悪かったです・・・編成はどうするのですか?いつものように北方海域の哨戒するんですよね?」


提督「ああ。新しく来た艦娘の練度上げと空母や君の練度上げもしたいからね」


提督「駆逐艦を旗艦として榛名と空母3人と重巡で艦隊を組んで哨戒をしてきてくれ。数回戦闘をしたら撤退するだけの簡単な作戦さ」


榛名「いつも通りですね」


提督「俺は念のために護衛艦からアッガイを発進させてあとをついていくから」


榛名「では皆さんを集めてきますね」


榛名は哨戒任務で練度を上げる霞、瑞鶴、隼鷹、瑞鳳、青葉の5人を集めて護衛艦榛名に集合する


霞「なんで私なのよ!ほかにいるでしょうが!」


提督「近いうちに君にさらなる改修が来るって聞いたんだよ。強くなりたいだろ?」


霞「た、確かに強くはなりたいけど・・・」


瑞鶴「それで瑞鶴たちに召集が来たってことね」


提督「空母が多いほうが安定率が上がるし」


青葉「それと青葉に何か関係があるんですか?」


提督「気まぐれ?」


青葉「きまぐれ!?ひどい!!」


榛名「青葉さんは過去に何度かお痛をしているので・・・途中で捨てようかと・・・」


青葉「さらっとひどいこと言われた!!」


榛名「ふふ。冗談ですって。青葉さんが静かにしていればですが」


青葉「ひぃ・・・」


提督「お前は青葉に何をやったんだ・・・」


榛名「それは秘密です♪」


提督「じゃぁ出発するぞ」


7人と一体を乗せた護衛艦は北方領域付近まで接近する


提督「いつも通りに敵を倒したら帰ってくる。変わらずだが安全にな」


榛名「お任せください」


瑞鳳「帰ったら卵焼き焼くけど食べる?」


提督「考えとく。君の卵焼きもおいしいけど榛名の黄金に輝く卵焼きも絶品だからな」


榛名「では帰ったら提督の好きな卵焼きを焼いてあげます」


提督「無事に帰ってきてくれよ。最近物騒だからな」


榛名「榛名了解しました。では皆さん行きましょう!」


提督「っと。ちょっと待ってくれよな」


そういうと提督は榛名のそばにより優しく抱きしめる


榛名「て、提督・・・みんなが見てる前で恥ずかしいです・・・」


提督「たまにはいいじゃないか」


提督は榛名を抱きしめながら榛名の懐にあるものを忍ばせる

 

提督「榛名分を補給できたし行ってらっしゃい」


榛名「は、恥ずかしいですって・・・行ってきます」


榛名を先頭に複単陣を組み海域に出る


提督「っと。俺はこいつを起動させてあとをついていくだけだ」


すでに何回も起動させているため手慣れた動きでアッガイを立ち上げる


提督「360度のカメラ・・・何度乗っても怖いものがあるな」


船の端までアッガイを歩かせて下をのぞき込む。船は停止しているが海面まではかなりの高さがある


提督「高所恐怖症・・・どうやっても克服できないものか・・・」


提督「海底まではかなりの深さ・・・船の上にいるのに恐怖が俺を押しつぶしに来る・・・」


提督「だが・・・!それもまた面白い!」


ブースターに火をともして一気に海に飛び込む


提督「機体が沈む・・・!スクリューを回して態勢を立て直して・・・」


何度も読んだマニュアルの操作を行い水中内での稼働方式に切り替える


提督「バランスはとれてるな・・・あとは彼女たちを追いかけるだけだ」


ものすごい速さでアッガイは移動を始める

提督が榛名たちに追いついた時黒い雲が離れていった


提督が出発したそのころ榛名たちはある程度の戦闘を終えて撤退の準備に取り掛かっていた


青葉「久しぶりの実戦は堪えますねぇ」


榛名「後ろから写真を撮っててよく言えますね」


霞「やっぱり榛名さんは凄いわ。駆逐艦と戦艦の差とは違うものを見せつけられたわ」


隼鷹「んあ?なんだ今の?」


隼鷹は一瞬電探に影が映ったが気のせいだと思い報告することをやめてしまった


瑞鳳「久しぶりの発艦は疲れるわ。でも楽しかった」


榛名「戻りますか。皆さん最後まで警戒を解かないようにお願いしますね」


榛名(おかしい・・・何かに見られてる気がするわ・・・)


隼鷹「なぁ。さっき電探に変な影が映ったんだがよ・・・」


榛名「なんですって!?あれは榛名の気のせいじゃない!皆さん戦闘態勢に・・・!」


異変に気が付いた榛名は即座に臨戦態勢に入る


榛名「あ、あぶない!」


霞「え・・・」


動きが遅れた霞に遠くから放たれた砲弾が向かっていく

榛名以外は反応するのが遅れたため榛名が身を挺して霞を庇う


榛名「きゃぁ!!か、霞ちゃん!?けがはありませんか?」


砲撃の直撃を受けた榛名は大破してしまう


霞「わ、私は大丈夫だけど・・・でも榛名さんが!!」


榛名「榛名としたことが油断しました・・・」


瑞鶴「は、榛名さんが大破・・・でも敵は・・・」


慌てて電探を確認するが敵の姿は移っていない


隼鷹「長距離砲撃?ありえないでしょ」


榛名(みんなはあの違和感に気が付いていなかった・・・?戦いなれた榛名だから気が付いたとでも?)


榛名(あの噂だとこの後は・・・!?)


榛名「敵艦載機が来る!?」


瑞鳳「え!?」


大破した榛名に気を取られていて敵の艦載機軍の接近にだれひとり気が付かなかった

それは空を黒く塗りつぶす数だった


瑞鶴「艦載機を展開して!」


隼鷹「もう間に合わない!!」


爆弾、雷撃。止むことのない嵐が6人を襲う

対空弾幕を貼って防ぐ者もいればなすすべもなく大破してしまうものもいる

玉を打ち尽くした敵艦載機が帰った後には大破した6人の姿があった


榛名「そんな・・・一瞬で全滅・・・!?」


瑞鶴「い、たた・・・派手にやられちゃった・・・みんなぶ・・・え?」


隼鷹「全滅かよ・・・」


青葉「青葉頑張って敵艦載機落したよ・・・?」


霞「みんな・・・私のせいで・・・」


戦う力を奪われた5人は自棄になっていってしまう


榛名「ダメだわ・・・このままじゃ本当に全滅してしまいます・・・」


榛名「皆さんは逃げてください!榛名が殿を!やれる限りのことをして時間を稼ぎます!」


瑞鶴「それじゃ榛名さんが!!」


榛名「行ってください!誰かが!誰かがここに残らないと全滅するんです!」


今までに見たことのない真剣な顔と気迫に負けて誰も反論することができない


霞「私のせい・・・私のせいで榛名さんが・・・私が・・・」


瑞鳳「霞ちゃん落ち着いて」


霞「私なんかを庇ったせいで榛名さんが!!」


あまりの圧に押しつぶされてしまった霞は声を荒げて取り乱してしまう


榛名(ダメージは相当なもの・・・戦えても数秒・・・それでも!)


榛名「早く!敵の艦載機が戻ってこない今のうちに!」


瑞鶴「だったら榛名さんも一緒に行こうよ!」


隼鷹「誰かがここに残らないとどのみち全滅するんだ!榛名さんが残るって言ったんだ。その勇気を無駄に・・・してやるなよ・・・!!」


今にも泣きだしそうな隼鷹は涙をこらえながら必死に訴える


榛名「時間がありません・・・早く・・」


浮いているのがやっとの榛名は急かすように言い放つ


榛名「幸い護衛艦は近いのでそんな時間はかからないです」


瑞鶴「絶対!絶対生きて帰ってきてね!!絶対だからね!!」


榛名「榛名は約束を破ったことがないです」


瑞鶴「絶対だから!!」


取り乱している霞を囲むように5人は榛名を残してその場を立ち去る


榛名「皆行ったようね・・・」


榛名は5人の後姿を眺めた後視線を前に移す



 他世界の遺物【オーバーテクノロジー】 chapter6



戦艦棲姫「オヤオヤ。残ッタノハアナタダケナノネ」


榛名「な、んで・・・」


戦艦棲姫「ナンデ私タチガココニイルノ?ッテ顔シテルワネ」


戦艦棲姫「ダッテアナタ達ヲ沈メルタメニ来タンダカラ」


突如現れた戦艦棲姫。そいつは空母ヲ級改を二隻に戦艦タ級フラグシップ。軽巡ツ級エリート2隻を引き連れて榛名の前に姿を現す



アッガイに乗った提督は頭上を走り抜ける大破した5人を一度見てさらに速力を上げる


提督「榛名が・・・いない!?くそ!!自棄を起こすな榛名ぁ!!!」



榛名「榛名には守るものがあるんです!ここは引けません!」


戦艦棲姫「イイ度胸ネ。沈メテアゲルワ」


榛名(今の榛名では何もできない・・・提督・・・榛名は悪い子です・・・)


戦艦棲姫はその主砲を榛名に狙いを定めうちはなつ

大破して動けない榛名はなすすべもなく直撃してしまう


榛名(あぁ・・・私は今沈んでいるのね・・・もう・・・二度とあの人に・・・)


榛名(もう・・・会えない・・・いや!!提督!!榛名はぁ・・・!!)


ゆっくりと沈んでいく榛名。その眼には涙を浮かべ提督のことを思い出しながら深く深く


提督「はぁ・・・一人足りないと思って急いで来たらこのざまかよ・・・」


駆け付けたアッガイは榛名をお姫様抱っこするようにそっと抱きかかえる


榛名「ふぇ!?提督!?」


提督「水中でも喋れるんだな。おう提督様だぜ」


榛名「提督ぅ!榛名は榛名はぁ!!」


提督の声がするアッガイに泣きながら抱き着く榛名


提督「轟沈しました。か」


榛名「榛名は悪い子です!!提督との約束が守れないわるい子なんです!!」


普段の姿からはかけ離れて泣きじゃくる榛名


提督「君は悪い子なんかじゃない」


提督「だって君は仲間を守ったじゃないか」


榛名「でも・・・でも!榛名は沈んでいるんです!!」


提督「そもそも俺がそんなことを許すと思ってたか?」


榛名「思ってなんかないです!!うえええん!!!」


提督「落ちつけって。護衛艦に戻ったらいっぱい抱きしめてあげるからさ」


榛名「榛名はもう!!」


提督「それはどうかな?」


提督はアッガイの爪を一つ伸ばして榛名の胸を指さす

そこから光が広がり始めていたのだ


女神「呼ばれて飛び出てなんとやらです。轟沈しちゃいましたかぁ・・・仕方ないですねぇ。もう一度戦う力を上げましょう!」


胸の那珂から顔を出した応急修理女神が榛名の中に光となって消えていく

直後榛名の体は光に包まれて万全の状態に戻ったのであった


提督「敵は主力を狙ってくる。故に狙われるのは榛名と考えた俺は君に女神を忍ばせたのさ」


榛名「もしかして・・・さっき榛名を抱きしめてくれた時に?」


提督「察しが早い。知れっとね」


提督「けどさ?俺が黙ってると思うかい?」


榛名「え・・」


提督「俺の嫁をここまでボロボロにしたあの糞どもを黙って生かしていると思うか?」


徐々に口調が変わっていく提督。アッガイからもその気迫が伝わり周りの水が変わっていく


提督「ふ、はは・・・なぁアッガイよ。お前の晴れ舞台用してやるよ・・・」


提督「一緒に派手に暴れようぜぇ!!」


抱えている榛名とともに浮上を始めるアッガイ


提督「あの曲を流してっと」


慣れた手つきである曲を流していく

~~エクセリオン・マーチ~~


戦艦棲姫「他愛モナイ。行クワヨ」


上にいた戦艦棲姫は逃げて行った5人を追うように移動を始める


戦艦棲姫「ナ、何ノ音!?」


突如戦場に響き渡る音楽

戦艦棲姫の前の海が震えだす

腕を組み仁王立ちしながらアッガイが姿を現す


戦艦棲姫「ナンダコノ気持チ悪イノハ」


提督「よし。一人で立てるよな?みんなの後について行ってやれ。護衛なしで大破5人は危ないからね。それにこいつらだけとは限らないし」


榛名「いえ!榛名も戦います!」


提督「ここは俺にやらせてくれ。聞こえてないと思ってるかもだが気持ち悪いって言われたからね」


提督「引き裂いて殺してやるんだ」


榛名「て、提督・・・榛名了解しました・・・」


提督は榛名を庇おうように立ち、榛名が離れるのを見届けた


提督「で、だ。どこのどいつがこの美しいフォルムを気持ち悪いって言ったんだ?あ“?言ってみろよ」


提督「まぁいいや。よくもまぁ榛名をあんな姿にしてくれたな。どう落とし前つけるつもりだ?」


戦艦棲姫「艦娘デナイオ前ガ私タチニ傷ヲツケレルワケガナイ。早ク逃ゲタホウガ身ノタメダゾ?」


提督「へぇ。無視か。いいや。一人ひとり引き裂いて殺してやるからさ・・・」


提督はアッガイを一度潜航させて敵の下に移動する


戦艦棲姫「何!?アイツハ潜レルノカ!?」


提督「武装は・・・うん。ほとんど使えるね。まずはツ級から!」


提督はアッガイのフレキシブルアームを伸ばしてツ級の足をつかみ水中に引きずり込む

そのままホールドをして至近距離から頭部バルカンを食らわせる

ツ級は徐々に形を失っていくがアッガイの腕にはさらに力がこもりいい音とともに逆に折れ曲がる

ゆっくりと腕から離れたツ級に向けてろ左手のロケットランチャーを構えて一発はなつ


戦艦棲姫「ツ級ガ消エタ!?」


状況を理解するのには情報が足りない敵は警戒体制のまま固まってしまう

直後の爆発でツ級に何が起きたかを理解するがアッガイの姿は見えない


戦艦棲姫「モウ一人ノツ級!!ソナーヲ使エ!!」


提督「っは!そんなものが効くとでも?」


ツ級は即座にソナーを起動させるがアッガイを探知することはできなかった

そこは他世界の技術力ソナーごときで発見できるはずもない


提督「楽しい。実に楽しい。なぁアッガイよ」


AI「敵の爆雷が来ます」


提督「知れっと喋んなよ。怖いじゃないか。まぁ当たるわけないがな」


爆雷を回避しながら爪を伸ばし浮上する


ツ級「!?!?」


いきなり後ろに現れたアッガイに驚いているツ級の腹に爪を出した右手を突き刺す

その一撃でツ級は絶命するがそこで止まりはしなかった

タ級にツ級ごとタックルをかまし爪を突き刺す


提督「浅いか!でもさ!」


爪を一気に開きその内側に収納されているメガ粒子砲を放つ

その熱量、火力でツ級は溶け、タ級は上半身と下半身が分かれて違う方向に飛んでく

空いている左手のロケットランチャーをヲ改に向けて6連射


提督「ヲ級を撃破!残るは!!」


モノアイで敵の数をとらえ再度潜航する

ロケランの弾を装填しながら頭部バルカンでヲ級にダメージを与えていく


戦艦棲姫「奴ハイッタイ何ナンダ!!」


対潜攻撃ができない戦艦棲姫とヲ改は手も足も出ない

なすすべもないヲ改は右腕が吹き飛び徐々にダメージが増えていく


提督「装填完了っと。よけれないだろうが4発は打ち込む。そしたら即座に装填頼む」


AI「メガ粒子臨界まで残り2分。ロケットランチャー装填までは20秒です」


左腕から放たれたロケランがヲ改に直撃して肉片を飛び散らかせながら砕け散る


提督「残るはあの糞野郎だけか」


戦艦棲姫からある程度距離をとってゆっくりと浮上する


提督「貴様は誰にケンカを売ったかわかっているか?」


腕を組み仁王立ちをしながら浮上していくアッガイ


提督「怒らせてはいけないやつというのがわからないかな?」


戦艦棲姫「クソ!!」


姿を現したアッガイに向けて主砲を一斉射する戦艦棲姫

それは頭部に直撃した。のだが直撃したはずなのに装甲がへこむだけで大したダメージを与えられない


提督「か、はは・・・やってくれたな!!」


コックピットの提督は顔を手で押さえながら笑い始める

衝撃で上側を向いた頭部。だがモノアイだけは戦艦棲姫をにらみ続ける


瑞鶴「今戻ったわ」


提督「そうか。榛名も無事そうだな。簡易式の入渠施設があるからそこで休んでいてくれ。俺はあいつらを片付ける」


隼鷹「りょうかい~」


榛名「提督・・・」


提督「榛名か・・・終わったらアッガイを戻すからそれまでは部屋にいてくれ。くれぐれも近くにいないようにな。これからの俺は君に見せたくないからな」


榛名「わかりました・・・あとでいっぱいできしめてくれますか?」


提督「ほんと可愛いなぁ・・・気が済むまで抱きしめてあげるからさ」


敵の攻撃を受けるアッガイを見ながら提督は榛名との話を終える


提督「いつまで続ける気だ?仲間は全滅したぞ?まぁ逃がす気はないがなぁ!!」


ブースターに火をともして一気に距離を詰める


戦艦棲姫「コノ!!」


即座にその拳で殴りかかる戦艦棲姫

だがその一撃もまたアッガイの装甲をへこませるだけで止まる


提督「甘いんだよ!!」


そこからの戦いは殴り殴られだった

アッガイの一撃はかなり重たく、打ち込まれるたびに戦艦棲姫は大きく揺れる

だが戦艦棲姫も黙っておらず間髪入れずにカウンターを入れてくる

数分間殴り合いが続いたと思う

すでに腹はへこみまくり左腕はあらぬ方向に曲がってもまだ戦艦棲姫は殴りかかってくる

アッガイはというと頭部がへこみ頭部バルカンが使用不可能に

左腕の関節に何度か撃ち込まれたため関節が曲がり操作不能になっている

それでも頭突きと右ストレートで殴り合いを続ける


戦艦棲姫「クソ・・・クソ・・・!クソォ・・!!!」


提督「はぁ・・・はぁ・・・簡単に殴ってくれやがる・・・」


提督は汗だくになりながらアッガイを操作していく


AI「機体の臨界まで残り5分です。早く勝負を決めないと押し負けます」


提督「だ、な!俺の体力ももう限界だ!!」


AI「そもそもなぜ肉弾戦をしているのですか?」


提督「わか、らん!!」


顔ははれ上がり首も少し曲がった戦艦棲姫はそれでもアッガイをにらみ殴りかかってくる

アッガイは一度距離をとるために左足で戦艦棲姫を蹴り飛ばす


提督「チャージは!?」


AI「120%までたまってます」


提督「ならあいつを吹き、飛ばす!!」


アッガイは右腕を前にして態勢を整えたのちにメガ粒子砲を放つ

一瞬の光ののち戦艦棲姫は下半身を残して消滅する


提督「はぁ・・・はぁ・・・遊びすぎたぜ・・・」


AI「帰投は私がやっておくので貴殿は休むことを推奨します」


帰投をAIに任せた提督はコックピットから降りる


提督「はは・・・楽しかったぜ。お前との殴り合いごっこぉ!」


提督はそのまま力尽きて倒れてしまう


数時間後


提督「ん・・・ここは・・・」


榛名「目を覚ましたのですね」


提督「倒れたのか俺」


榛名「アッガイ?でしたっけ?あれが戻ってきたので提督のもとに戻ったら倒れてたんです」


提督「迷惑かけたな。敵は全滅したのか?」


アッガイAI「敵のせん滅を確認したのにち。警戒体制のまま帰投しました」


提督「おう知れっと喋んじゃないよ。怖いんだよ」


AI「これで私はお役御免でしょうか?」


提督「まぁそうなるな。ちゃんと修理したのちに保管しといてやるからさ」


AI「了解しました」


アッガイは部屋の隅に移動して体操座りをしたのちにモノアイから光が失われる


提督「恐ろしいことに自力で動き出したぞアイツ」


榛名「提督が来てくれたおかげでみんな無事でしたよ」


提督「ならよかった」


その後提督たちは鎮守府に戻りことを上に報告した


そして現代にいたる


提督「まぁそんな感じで工廠の奥に厳重に今も保管されてるわけさ」


川内「・・・」ガタガタガタガタ


榛名「どうしました?」


提督「そんなものを持ち出そうとしてたんだぞ?」


川内「あ、はは・・・私凄いことしちゃったんだね」


提督「そのあとはさ元帥殿に説教受けたのと勲章をもらったのさ。敵の極秘部隊を一人で全滅させたから」


川内「すごいや・・て、提督・・・」


提督「ん?どうした?」


川内「わ、私用があるから戻るね!!」モジモジ


提督「しばらくは夜戦しないんだろ?」


川内「そ、そうだけどさ」


榛名「はぁ・・・早く行ってらっしゃい」


川内「榛名さんありがと!!」


提督「そういうことか」


榛名「わかってたんですか」


提督「なんか面白そうだったから」


榛名「・・・」じとー


提督「間宮に何か食いに行くか」


榛名「間宮スペシャルが食べたいです!!」


提督「スペシャル改二じゃなくていいのか?」


榛名「あれは値段が・・・」


提督「気にしない気にしない。その分は君の笑顔で返してもらってるさ」


榛名「提督・・・榛名感激です!なら榛名は間宮スペシャル改と改二を食べますね!!」


提督「君の嬉しそうな顔が見えるのなら安いものさ」


その後二人は間宮に行き間宮スペシャルを頼み食べたのであった


ものすっごく長い話になったけど気にしない!






以降R-18なため閲覧注意







提督と榛名の初夜






再構成編の群馬の榛名と提督が一線を超えたあたりから


提督は榛名の胸をもみながら感想を言っていく


提督「こんな兵器がいつも俺のそばにいたなんて・・・」


榛名「て、提督・・・くすぐったいです・・・」


提督「乳首が立ってきたよ。感じてるのか」


榛名「て、提督の触り方が・・・」


提督「程よい大きさ。揉んだ時に手からあふれるこのサイズが俺が一番好きなんだよね」


榛名「ん・・・」


提督「舐めるよ?」


榛名の返答を聞くことなく提督は榛名の胸にしゃぶりつく


榛名「ひゃぁ・・・」


提督(これが夢だったら・・・。その時はその時だな)


榛名「はぁ・・・はぁ・・・。は、榛名ばっか気持ちよくなってます・・・」


提督「そうだな。なら俺の単装砲の整備を頼もうかな」


そういうと浴衣のズボンを下ろし榛名の前に単装砲を露出する


榛名「お、お風呂で見た時よりも大きい・・・」


榛名を抱くということで提督はかなりの興奮をしておりいつも以上に立っている


榛名「ど、どうすれば・・・」


提督「手で握ってくれ。そして上下に擦って・・・」


榛名は慣れない手つきで提督の単装砲を握り上下していく


榛名「すごい固いです・・・。脈打ってて・・・。こ、これが榛名の中に入るんですよね?」


提督「怖いのなら前為だけでやめるよ?」


榛名「こ、怖くはあります。けれど提督と一つになれるのであれば榛名頑張ります」


提督「他人に触られるのってこんなにも・・・やば・・・」


榛名「え・・・?」


榛名に擦られながら話をしていた提督は我慢ができずに顔に出してしまう

出された榛名は一瞬きょとんとした顔をする


提督「す、すまん・・・」


榛名「これが、提督の・・・」


榛名は顔にかかった提督の精液を手で取り舐めとる


榛名「不思議な味です・・・」


提督「俺のをなめる榛名を見てると・・・」


一度出しただけでは提督の単装砲は収まらずそれどころかさらに射角が上がっていく


榛名「手で出たということは・・・?」


何かをひらめいた榛名は口で単装砲を咥える


提督「ちょ、今は・・・!」


出したばっかの提督は敏感になっており榛名に咥えられて腰を浮かしてしまう


榛名「んむ・・・」


ぬちょぬちょと音を鳴らしながら榛名は単装砲を根元まで加えてストロークを始める


提督「は、榛名・・・。やばいって・・・」


榛名「ふぁ、ふぁるなはらいろうぶれす」


咥えたままの榛名がそう答える

さっき逝ったばっかなのに単装砲はすぐに発射してしまう


榛名「んぐ・・・!?」


亀頭を咥えたあたりのタイミングで提督が射精したため口の中に精液が出される

提督は榛名の頭を押さえて喉に向かって思いっきり射精する


提督「口に出しちまった・・・。やば。気持ちよすぎる・・・」


軽く放心している提督をよそに榛名は口いっぱいに精液をためる


提督「ちょ!?っぺ!しなさい。っぺ!」


我に返った提督は榛名が舌で精液を転がしているのを見て吐き出させるよう命令する


榛名「ん~ん~」


首を横に振りいやいやをする榛名

榛名は口にためた精液を一度提督に見せる

そして音を鳴らしながら精液を飲み込んでいく


提督「流石に飲まなくても・・・」


しばらくすると榛名は口を開く。ぬちゃぁと音を立ち、口の端には糸が引いているのがわかる


榛名「あ~」


口の中に精液が残っていないことを見せつけてくる


榛名「提督の精液美味しかったです♡。でも榛名まだ満足できません」


提督「それはダメな奴だぞ。くそっ!!」


とろけた顔で見せつけてくる榛名をそのまま押し倒しキスをする

榛名はそれにこたえるように頭の後ろに手を当ててディープキスをする


提督(なんでだ!なんでこんなにも愛おしんだ!!君のことが大好きだ!!)


提督は榛名の口の中に舌を入れて口の中を蹂躙していく

榛名は堪えるように舌に舌を巻きつけてくる


榛名(ああ提督が・・・。もっと激しく!もっと榛名を責めてください!)


5分ほど激しくキスをしたのち提督は榛名の下腹部に手を伸ばす


提督「すごいびしょびしょだな」


下着の上からわかるレベルに榛名は濡れている


榛名「榛名を焦らす提督がいけないんです」


絵や動画でしか見たことがないそれが提督の目の前にある


提督「すごい綺麗な形だ」


起き上がった提督は榛名の足を開きまじまじと見つめる


榛名「は、恥ずかしいです・・・」


提督「ここにもうすぐ俺の単装砲が・・・」


想像した提督は単装砲をより一層そそり立たせる


提督「触るよ?」


榛名「はい・・・」


下着越しに割れ目を触る

びちゃびちゃと音を立て始める


榛名「ん・・・。はぁ・・・はぁ・・・」


我慢ができなかった提督は下着をずらし指を挿入していく


榛名「ひゃ!?」


提督「温かい・・・・。それでいて締め付けてくる」


榛名「は、早く提督のがほしいです・・・」


提督「ならもっと焦らさないとな。さっきまで俺が気持ちよくなってばっかだったからな」


提督は榛名のクリをしゃぶりながら指を抜き差しする


榛名「ひゃああ・・・・。気持ちよすぎてどうにかなりそう・・・」


提督「俺も逝ったんだからさ。榛名の逝く姿を見せてよ」


指を動かす速度を徐々に上げていく


榛名「な、何か来ます・・・。はぁ・・・。頭がしびれて・・・」


指を抜き割れ目に舌を這わせる

しばらくそれを続けると中に舌を入れる


提督「おいひいよはるな」


音をあえて立てながら榛名に声をかける


榛名「あ、やめて・・・。んぎ・・・」


声にならない悲鳴をあげながら榛名は提督の頭を押さえてくる


提督「中の様子が変わってきたのがわかる。イキそうなんだね」


榛名「い、イク!?これがそれなんですね・・・」


そして榛名は派手に果ててしまう


榛名「ああああああ!!!!!」


提督「ご馳走様。どうだった?」


榛名「はぁ・・・はぁ・・・。すごい気持ちよかったです。けれどまだ満足できてないです」


提督「俺もだ。お尻をこっちに向けて単装砲をしゃぶってくれないか?」


榛名「い、いいですけど・・・」


榛名は提督にまたがりお尻を顔に向けてくる


提督「うわぁ・・・。絶景すぎるだろ・・」


目の前にある榛名の秘部を指で触りながらストロークしていく


榛名「て、提督ぅ。榛名も負けていられません!」


秘部を責められてばっかの榛名も提督の単装砲をしゃぶり始める


提督「う・・・。榛名の口気持ちよすぎる・・・」


榛名「ふあるなもきもひいいれす」


提督は榛名の秘部をより一層責め始める


提督「やば・・・。イキそう」


榛名「榛名もです・・・」


ほどなくして提督は榛名の口の中に射精する

同時に榛名も絶頂を迎える


榛名「んん・・・。ごく・・・ごく・・・」


今度もまた榛名は提督の精液を飲み始める


提督「なんで飲むのよ・・・」


榛名「提督のモノですよ?飲まないわけがないじゃないですか」


ぐったりと提督にのしかかる榛名を下す提督

榛名を仰向けにし足を開き割れ目に標準を定めて単装砲を構える


提督「焦らしてすまんな。入れるぞ?」


単装砲を割れ目に沿わして力を入れていく


榛名「来てください!提督のそれで榛名を壊してください!!」


提督「わかった!痛いって言ってもやめないからな!」


榛名「お願いします!」


提督は単装砲を割れ目に入れていく

ぶちぶちと何かを破る音が聞こえてくる


榛名「ッ!・・。くぅぅ・・・」


提督「だ、大丈夫か?やめておくか?」


榛名「やめっないで・・・。最後まで・・・。最後までしてくださいていとくぅ!!


提督「血が出て・・・。って処女だからか。でも一度抜いて・・・」


榛名「いやぁ!抜かないで!」


足で提督をホールドして離さない榛名


提督「いた・・・。ちょ、きついぞ・・・」


榛名「や、めないでください。榛名は・・・榛名は大丈夫ですから。このまま最後まで、お願いします」


提督「ゆっくりと行くからな」


じわじわと単装砲が埋まっていく


榛名「いぐ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・」


提督「根元まで入ったぞ?大丈夫か?」


榛名「えへへへ。榛名はもう大丈夫です。本当に大丈夫なので提督の全部を受け止めます」


手を広げて提督を招く


提督「そんなこと言われて我慢できるかよっ!!」


榛名の腰をつかんで単装砲を一度抜き再度根元まで思いっきり入れる


榛名「あっ・・・。はげ・・・しぃ。て、いとく・・」


提督「お前がなんて言おうとやめないからな!お前が好きだ!!」


挿入したまま、抜き差ししながら胸をもみ、吸い、キスをする


榛名「はい。は、るなも提督が好きです」


提督「もうすぐイきそうだ・・・・!一度抜いて・・・」


榛名「中にください。提督を感じたいんです!」


抜こうにも榛名にホールドされているため抜くことができない


提督「どうなっても知らないからな!」


何度目かのピストンの後根元までがっつりを打ち込み中だしをする


榛名「ああああ!!!提督のが榛名の中に出てます!」


提督が逝ったのと同時に榛名もイク


榛名「はぁ・・・はぁ・・・。ドクドクと中に出てます・・・」


提督「気持ちよかったぞ榛名」


榛名「ええ。榛名も気持ちよかったです」


しばらく余韻に浸ったのちゆっくりと単装砲を抜く


榛名「あ・・。抜かないで」


提督「そろそろ俺がきつい」


単装砲を抜いて少しして割れ目からドロッと精液が出てくる


榛名「提督の精液が出ちゃいます・・・」


提督「はぁ・・・。ならもっと入れてやるよ」


榛名「やったぁ♡」


出てくる精液を押し戻すように提督はもう一度挿入する


榛名「は、げしいです・・・」


提督「もっと欲しいんだろ?だったら俺を満足させてみろよ」


榛名にのしかかるように激しく挿入を繰り返す

しばらくして榛名が絶頂を迎える


榛名「あ・・・。い、今言ったばっかなので・・・うごか、ないで・・・」


提督「ダメだ。言っただろ?やめないでくださいって」


榛名「それとこれとじゃ、いみがち、がいますぅ!」


提督「榛名の中ドクドクと脈打ってて気持ちいいよ。また締め付けが強くなってきてる。イキそうなんでしょ?」


榛名「提督のも固くなっていってますよ?い、一緒に行きましょう・・・」


提督「また中に出してやるよ!!」


打ち込みを強くしていき奥深くまで差し込んだのちに射精する


提督「はぁ・・・。はぁ・・・。さ、さすがにきつい」


3度目の中だしで提督は力尽きて倒れてしまう


榛名「えへへへ。榛名はまだ満足してません♡」


倒れた提督であったが単装砲はまだまだ元気である


提督「す、まん。俺の体力がなくて君を満足させれそうにない・・・」


榛名「提督はそのまま寝ていてください。後は榛名が勝手にやりますから」


提督の上に乗った榛名は自分で単装砲を秘部にあてて挿入する


提督「さっきイったばっか、だ」


榛名「これまでは榛名が気持ちよくなっていたので今度は提督を気持ちよくさせたいんです」


上下に榛名が動いて単装砲をしごいていく


提督「もう少しけが人を労わってくれよ・・・」


動けない提督は榛名の気が済むまで搾り取られてしまう


数回出したのちに榛名も力尽きて提督の上に倒れてくる


提督「はぁ・・・はぁ・・・。よくもやってくれたな・・・」


動かないとはいえ何度も出すことになった提督は息を切らせていた


榛名「でも榛名の中は気持ちよかったですよね?」


提督「もちろん。幾分は動けるようになったし。よっと」


榛名を抱いたまま起き上がった提督は腰を振り始める


榛名「ひゃぁぁぁ・・・」


今まで責められていた提督は今度は榛名を攻めていく

動けない榛名は提督に抱き着いている


提督「さっきから見てたが榛名の胸は最高だな」


片手で榛名の腰をつかみ上下しながらもう片手で榛名の胸をもみ始める


榛名「ど、同時は・・・。っぅ・・・」


挿入している単装砲が強く締め付けられる

榛名が絶頂したと同時に提督も絶頂を迎える


提督「流石にもう出ない・・・」


そのまま榛名を抱きかかえたまま提督は倒れてしまう

二人はお互いの体温を感じるために抱き合う


榛名「今、提督を感じてます」


提督「俺も君を感じてる」


そしてそのままつながったまま眠りに落ちてしまう


結論:技量不足




後書き

完全不定期
思いついたネタができ次第更新されます


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2016-11-25 17:49:36

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2016-09-29 17:18:56

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FLANさんから
2017-01-17 11:18:41

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2016-10-06 06:19:29

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