2017-11-25 13:18:13 更新

概要

自称マッドサイエンティストな軍医と戦闘狂の憲兵、そつなく仕事をこなす整備士とガチムチ提督+αが新しく出来た泊地での日常のリプレイ風。
艦娘・深海棲艦・妖精さんの謎。大本営で飛び交う情報戦。様々な者達の野望。
それらに巻き込まれて行くメンバー、彼らに道はあるのか…


前書き

PLの紹介はPage1を参照
『』はリアル考察
「」はロール中
<>はロール内での電話や無線などのカッコです

目次的なモノをどん!

*第01稿05話・逝かれた悪魔、ドクターT*
グロ描写は抑えるべきか抑えたよ!!

*‐∞稿05話・地を這い飛ぶ者*
彼は味方か敵か決めるのは貴方次第

*第01稿06 話・お風呂が出来るよやったね彩ちゃん!!*
女湯からの奇襲が酷い件、聞き耳し放題の模様?

*第‐∞稿06話・片目のマッドサイエンティストの作り方*
大本営の裏切り…新しい身体でのリスタート

*第01稿07 話・文祇提督は来ない曜日、そうそれは日曜日*
酔わせて情報を聞き出そうとは何事か

*第‐∞稿07話・第4将軍の憂鬱*
陸軍、第4将軍・相田光彦の悩み。それは厄介事ばかり押し付けられる事


*第01稿05話・逝かれた悪魔、ドクターT*



と言う訳で基本的にタイトルと中身は関係無かったりする。

一日毎にタイトル適当に決めてるだけだし?


Dr.T『せやな、てかリプレイ書きながらやってるんだし予測でタイトル付けなくても良いんじゃない?』


後で、タイトル設定するのあんまりかなぁ?

1日の中身がスカスカなら話数は直ぐ進むぞ?


雨京『タイトル枯渇しそうだね』


幕間が本番だったりする。


彩葉『今回の幕間殆ど僕に殆ど丸投げした癖に』

そりゃぁ、あんまり過去じゃないし…w過去はPLの提案をKPが好きに弄れるからね!!


彩葉『まぁそうね。直前だったし…問題起こして速攻飛ばされたって事?』


拓『みたいだねww』


さて、皆今日の一日は?


Dr.T『俺様は潜水棲姫の艤装の研究かな』


拓『発電施設が他の手が無いか考察するよ』


彩葉『今日も今日とて引き籠る』

何か初雪みたいな事言ってんじゃねぇwww


彩葉『執務室に…』


雨京『忘れてたんだけど今何月何日?何曜日?』

着任した日は10月17日月曜日だよ。


雨京『なら21日金曜日か』


そうだね。それとお風呂はまだ作らないの?


Dr.T『忘れてたぜドヤァ』


拓『朝に気付いて妖精さんに言っとく』


ちなみに文祇と三枝は日曜以外は11時に現れて17時までは文祇は居るよその間は大鷹さんが護衛任務するけど。


雨京『てことは今日も来るのか…』


Dr.T『日曜以外の雨京の方向は決まったな。文祇提督の接待だ接待!!副指令に印象良くしておかないとな』


雨京『昨日の考察でヤれと言ってたのは誰だったか…』


Dr.T『いやぁ流石に副指令を敵に…いや、既に敵なんじゃない?兵器派でしょう副指令、なら別にヤっちゃっても良いんじゃない?』


雨京『そういうの良いから』


拓『僕はホモぉ的な展開でも良いと思うよ?』


雨京『衆道に走ってなぞ居ないから却下だな』


ん?んーまぁ良いか


彩葉『どうしたのKP』

何でも無いぜ。


んで雨京はどうするか決まった?


雨京『接待しますよ。接待を』


はいおk

ここからは食事Sceneにイベントあったりしない限りはスキップする事になるから何かしたい行動があったら言ってくれ。


さて彩葉とDr.Tどっちから行こうかなー


Dr.T『取り敢えず彩葉の雪風ダイスで決めれば?』


それもそうだな…よし、彩葉からである。

321qSceneStar



雪風「しれぇ!!今日は何するんですか?」


朝御飯を食べ終わった後、執務室に戻り何をするのか聞いてくる雪風。


彩葉「はいはい、朝一だから書類無くさないとね。」カキカキ


雪風「雪風達は暇です!!」


漣「そうですよー一人でやらないで漣達にも分けてくださいよー」


マックス「そうね、手伝うわ」


彩葉「神通と不知火は?」カキカキ


神通「私と不知火ちゃんは修練場で訓練中です」


彩葉「了解って、今本人ここに居たよね?」ピタ


漣「ご主人様気にしたら負けです」コポコポ


彩葉「そか」カキカキ


漣「しょうがありませんね、どうぞお茶です」コトコト


彩葉「ありがとう」カキカキ


雪風「ありがとうございます!!」ゴクゴク


漣「マックスさんもどうぞー」コト


マックス「ありがと」コク


漣「お茶飲んでるだけで良いんですかねぇ」


雪風「神通さーん!!漣さんが呼んでます!!」


漣「ちょ、呼んでませんからああああああああぁぁぁぁ」


窓が開いたと思ったら空いた窓に漣が引きずり込まれてったよ。


彩葉「漣…君の犠牲は忘れない。」シクシク


雪風「漣さん、死んでませんから」キリッ


マックス「死刑執行した当人が言っていい言葉じゃないわね」


彩葉「そうだね。」カキカキ


雪風「あ、叶人さんどうしたんですか?」


叶人「いや、暇だから来たんだけど」


彩葉「僕は忙しいですけど雪風達が暇暇言ってるので相手してください。」カキカキ


雪風「雪風はしれぇと話がしたいんです!!」


叶人「まぁまぁ雪風ちゃん落ち着いて」


彩葉「はい終わりっと。」パラパラ


その時ドアがノックされるよ。


誠「失礼するよ。忘れてたんだけど5時に三枝船長が本土に帰る時にその書類の箱、出さないといけないんだけどすっかり忘れてたんだよね」


彩葉「あぁ、今日の分は終わりましたよ」


誠「実はそれが昨日の分なんだよね。11時に来るときに書類の箱が届く5時に本土に送ってもらうってプロセスの予定なんだよ」


彩葉「おぅ…そうだったんですか。取り敢えず今の所ある奴は全部終わらせましたよ」


誠「もうすぐ11時だから段ボール運んじゃうよ?」


彩葉「あっはい港で良いんですよね?」


羽黒「私達が持ってくので大丈夫ですよ」


妙高「私達にお任せください」


そう言って羽黒と妙高が段ボールを6個軽々持って部屋から出て行ったね。


彩葉「よし、新しい段ボール届けてくれるだろ。それまでまったりしてよう。」


叶人「何か話そうぜ」


彩葉「何を話すんです?」


叶人「何か武勇伝とか無いのか?」


彩葉「ありませんよ。学校からそのままこの泊地来たのにある訳がないじゃないですか…」


叶人「あの銃の腕は?」


彩葉「この図体デカイ身体のおかげで安定するからじゃないですかね?」


叶人「体幹が安定してるからって事なら、それは分かるけど跳弾を外さないって凄いよ?」


彩葉「それは適当に撃っただけです。それよりもあの銃でスコープ覗かずに撃つ元帥の方がよっぽど凄いですよ。」


叶人「誠は確かに半端ないな何処でアレの練習したんだか」


彩葉「叶人さんは元帥と元々知り合いなんでしたっけ?」


叶人「あぁ、そうだよ幼馴染だ」


彩葉「そうなんですか。」


叶人「家族ぐるみの付き合いだ。今じゃその仲も悪いけど」


彩葉「あー聞かない方が良いですかね?」


叶人「まぁ素面で話す内容じゃないな」


彩葉「ですよねー。すみません。」


叶人「良いって良いって今度アルコール仕入れたら一緒に飲もうぜ?行けるだろ?」


彩葉「良いですねー。」


雪風「しれぇ!!大人の話ばっかりされても暇です!!」


彩葉「雪風は暇しか言えないのか…」


夕張「提督居ますかー?あ、居た」ドアバーン


叶人「お?張さんどうした?」


夕張「設計図描いたんですけどどうでしょう!!これ」


叶人「あー分かった分かった、自分の執務室戻るわ。また後でな!!」


彩葉「あっはい。お疲れ様です。」


叶人が去って行ったあと入れ替わりに妙高と羽黒、そして誠君が来たぞ。


誠「新しい箱が届いたよー、それとちょっと僕も前線行く事になったからちょっと行ってくるよ。って叶人は?」


彩葉「丁度入れ替わりで出て行きましたね。急ぐのでしたら言っておきますよ?」


誠「あちゃー、んじゃお願いするよ。行ってくるー」


彩葉「…マックス、お使い頼めるかな。」


マックス「しょうがないわね。行ってくるわ」


彩葉「さてー書類仕事開始だ。ってこれ中身何故、本土の資源管理表まで入ってるんだ?」カリカリ


犯人は三枝船長です。半分位は船長の仕事だったりするwww


彩葉『適当に資料の内容決めつけたら押し付けられてたのは正解だった。しかし、このPCは何も言えねぇ』


彩葉「まぁ良いか」カリカリ


彩葉「そう言えば雪風静かだな」カリカリ


雪風は肩車の状態で寝てるよ。


彩葉「うん、静かに仕事するか」カリカリ




SceneCut



とまぁ午前中の彩葉はこんな感じで仕事漬けかな?


彩葉『ワーカーホリックだからね。でもそろそろタバコ手に入らないかな?』

1Sceneで1箱吸ってるんだから別にPCに吸わせなくても良いじゃない!!


彩葉『PCが吸わないからリアルで1箱吸ってるんだよ』

このヘビースモーカーめ!!


彩葉『んで、タバコ手に入らないのかな?』


それなんだけどね。この世界でのたばこは超高級嗜好品になってるんだよね。

叶人も言ってたけど、アルコールが手に入ったらって言ってたじゃん?流通が少ないから日本国内で生産されるモノしか用意が出来ないんだよ。顕著なのが食料、殆どが代替品…合成着色や化学調味料によって味が作られたモノばっかりなんだよね。特に海の魚も鎮守府でしか食べれないレベルなんだ。

結論を言うと、嗜好品は殆ど高くなっててリアルの彩葉の吸い方じゃ生きてけないよ…?


彩葉『どんなに高くてもタバコを( ゚д゚)クレ』


彩葉『しょうがない、葉巻はどうだ?』

葉巻か…原材料の草育ててみれば?


彩葉『それだ!!元帥に言って用意してもらおう…草ってぇ』ガクブル


そんな所で落としどころで良いかい?

てかタバコで絡むって…まぁ彩葉だからしょうがないね。今までのシナリオはちゃんと煙草吸ってる描写入れまくってたもんね。


んじゃDr.Tの番かな?


Dr.T『はいはい、了解ー明石は無しでお願いしまー』

ん?明石さんは無しなの?


Dr.T『そりゃぁ極悪非道の実験ですからミセラレナイヨ!!』


んでは場所は研究所地下かな?ここからグロシーンかなぁ、まぁ良いけど。


それではそろそろSceneStart



Dr.T『はっじめるよー』


Dr.T「さてさておはよう!!潜水棲姫!!」


潜水棲姫「…」


Dr.T「挨拶から始めないと信頼関係は作れないんだよ?」


潜水棲姫「…」


Dr.T「まぁ良いや艤装解体するだけだし」


潜水棲姫「ナッ、フザケルナ!!」


Dr.T「後で君の身体で実験するから( `・∀・´)ノヨロシク」


潜水棲姫「マテ!!」


Dr.Tは静止の声を無視して部屋を出る。

そして、艤装のある部屋に入り艤装と睨めっこし始めた。


Dr.T「ふんふん、やっぱり普通の機材じゃ解体・加工は無理だな」


Dr.T「やっぱり力を使って地道に削るか…取り敢えず最初はナイフ作ってみるか」


それならチャンスは…2回だな頑張って


Dr.T「むぅ、やっぱり硬いな…」ギギー


Dr.T「ここをこうして…」ギュ


Dr.T「こうだ!!」カンッバキャン


Dr.T「くそぅ…想像以上の手強さだ…最初から」ギギー

あと一回だよぉ(・∀・)ニヤニヤ


Dr.T「よし、こうして」ギュ


Dr.T「こうだ!!」カンッカンカッーン


Dr.T「よっしゃー!!完成だ!!」


Dr.T「しかし製作の補正‐30%とか聞いてないわーそっち系取りまくっといて良かったわー」

メタロールは止めて!!


さて試作品完成したけど、どうする?簡単なものだから補正‐30したんだけどね。


Dr.T「それじゃぁ早速刺しに行くか」


あぁやっぱり…

Dr.Tは試作品を持って潜水棲姫の元に戻ったよ。


潜水棲姫「ナンダ?ナニヲシニ」


Dr.T「ちょっと痛むけどだいじょーぶ死にはしない筈だから」ニコニコ


Dr.Tは笑顔になりながら潜水棲姫にナイフを振りかざす。相手は身動きが取れないので自動成功だね。


潜水棲姫「グアッ、グッッ」


Dr.Tはナイフを振り潜水棲姫の白い肌に赤黒い痕を付けていく、その痕は地面まで伸び血だまりを作る。


Dr.T「ふむ、出血が既に赤黒い?血に含まれてる成分が、ちょいと違うのか?採っておくか」


Dr.Tはそんな事をを言いながら深海棲艦の血を採取する。潜水棲姫の傷は治る気配も無く呻いてるよ。


Dr.T「ふんふん傷つける事は出来て痛みも感じるか採用は出来そうだな」


Dr.T「トドメは刺せるのだろうか?いや、それは止めておこう」


Dr.Tは何処からか取り出した紅い針を深海棲艦に打ち込み始めた。すると傷ついた潜水棲姫の肌が綺麗になっていく。


Dr.T「俺様の能力でも傷は治るか。つまり人間に近い体組成なのか?気は艦の魂として水は海水…成程それでは血は何処から来たのだろうか?」


生物は三つの要素から出来ている。そう戦前に提唱した科学者が居た。

その三つの要素は、

全ての生命の根幹にある魂とも言われる気、生きる上で必ず摂取しなければならない水、そして肉体を組成する血。

そしてその3つの要素は生命3混素と言われている。


と言うのがDr.Tの演説です。


Dr.T『演説じゃねぇから!!てか生命3混素入れてくれるのねww前回は入れてくれなかったのに』

べ、別にお前の為に入れた訳じゃねぇから!!リプレイ見る人の為に入れただけだからぁ…いきなり体組織気血水言われて把握する人間何て居ないと思うからぁ…こいつにはそういう考えが根付いてるって事だけだからぁ。

てか、気血水の要素は漢方から持って来たんだろ?聞いた事あるよ?

前回は一応要素としては入れてあげたけどリプレイ書いてないからな


Dr.T『分かった。サーセン申し訳ナサス。ん?要素としては入れてあげた?』

だから血の能力何だが?さて、続けようか?


Dr.T「さて、次は高速修復剤が使えるかか」

あぁ、残念だけどここにはドックは無いよ?


Dr.T『そう言えばそうだったな。案内されてない。高速修復剤の使い方は?』

本来は艤装を治す事が出来るんだけど。

ストッパーは艤装の効果だからね許容以上のダメージストッパーを超えると肉体自体にダメージが入る。要するに魔術による魔法障壁みたいなものだね。でもそっちと違うのはどんなにダメージが超えてもストッパーが消えない限りはストッパー最大許容で止まる事位?

副次効果で腕が吹っ飛ばされようが内蔵ぶちまけてようが治る。飲んで傷が治る直接患部にかけても傷が治る。そんな物?


Dr.T「そう言えばドッグが無いな…止めておこうか。この血液の検査するか!んじゃまた来るよん」


潜水棲姫「グゥ…クソックソッーバケモノガ!!」


Dr.T「化け物に化け物って言われてもねぇ」


喚いている潜水棲姫を放置して地下を離脱したぜ。


Dr.Tは撹拌機に採取した血液を突っ込み研究所から出ると。


夕張「Dr.Tどうも!!」


叶人「どもDr.T」


Dr.T「おや?お二人揃ってどうしたんだ?」


夕張「新しい航空機の草案設計図を持ってきました!!」


Dr.T「航空機?えっと、失礼だけど航空機は装備出来ないんじゃなかったっけ?」


夕張「はい、装備出来ませんけど航空機は浪漫です!!あのフォルム!!」


叶人「落ち着け張さん」


夕張「それにづほづほが装備してくれる手筈なんで何も問題はありません!」


叶人「だから落ち着けって!!」ドゴッ


夕張「」チーン


叶人「これが設計図だ。あとは煮るなり焼くなり好きにしてくれ」


叶人はTに設計図を渡すと夕張を引きずり去って行ったよ。


そしてお昼の放送でSceneCut



グロ要素を説明文でなくしていくスタイルどうよ?傷口を詳細に描こうと思ったんだけど生命3混素なる物の説明に裂いた。


Dr.T『もの足りない、傷口の詳細ぐらいならまだグロじゃないだろ!!クトゥルフ出ればグロが沢山になるんだから』


彩葉『あんまりグロは僕が無理…煙草を吸わせろ…さっきのだけでもう気分が…』

リアルだと傷付けるのは大丈夫なのにな


彩葉『誹謗中傷で訴えるよ?』

アッハイ


雨京『俺が戦えばもっと血が舞うだろ』


トマトグシャのSceneも細かく描写しようと思ったんだけど。SANCSceneは細かく描写するけどね。

てか想像以上に皆ダッシュしてて焦ってたりする。

まぁフラグを頑張って立ててってね!!


拓『了解、頑張って折って行こう』

折らないで…


雨京『次は俺かな?』

そうだね。港からでも良いよね?


雨京『接待役(監視役)だからしょうがないね…てか日曜以外一緒に居るって大丈夫なのだろうか』

大丈夫なんじゃない?

まぁ先入観って怖いね。


雨京『…先入観?何か思い込んでる事があるのか…分からないから気にしないでおこう』


さて港からSceneStart



雨京が港で待機してると


誠「あれ?雨京君?」


雨京「…元帥殿、どうも」


羽黒「どうなさったんですか…?」


雨京「…いや、文祇提督と三枝船長待ちです」


誠「あぁ、三枝船長に気に入られてるもんね。三枝船長と仲良くなったら資源配給増えるかも!!雨京君!!頑張ってね!!」


雨京「…兄、いえDr.Tに研究所の方向に近づけない様にと言われてるのです。アレがバレたらやばいんでしょう?」


誠「あぁ、それもあったね。バレないようによろしく頼むよ」


雨京「…はい、了解しました。ところで資源配給が増えるとは?」


誠「あの人、資源管理の偉い人なんだよ…役職名は兵站参謀」


雨京「…あの人、元々陸軍ですよね?」


誠「資源については陸軍とも相談しないといけないからね。あの人はどっちにも所属してる事になってるんだ。隠居って事で今の船長してる」


雨京「あぁ、そうだったんですか…」


誠「だから仲良くしてくれたら資源配給が…」


妙高「提督。それは捕らぬ狸の皮算用ですよ」


誠「…はい、そうだね妙高さん」


妙高「提督の戯言は置いておいてアレと言うモノが何かは分かりませんが気を付けるようお願いしますね」


雨京「…了解しました」


船が来たぞー


三枝「お!今日は元帥殿も出迎えかい?ん?あぁ昨日回収し忘れた書類か…申し訳ないねぇ」


誠「いえいえ、今日の分の書類持って行きますね」


三枝「あいよ!!んじゃ儂らは食堂に居るぞ!!では行くぞ雨京!!」


雨京「…はい、分かりました」


文祇「すみません。雨京…さん」


天龍「すまねぇ憲兵さん。この爺さんの我儘に付き合ってくれてよ!!」


雨京「…いえ、気にしなくて良いです」


さて、御一行は食堂に移動した。


三枝「どうよ調子は?」


雨京「…昨日の今日でそこまで変わりませんよ」


三枝「昨日の午後の散歩で何かあったんじゃないのか?」


雨京「…電さんが突撃してきたので受け流したらドアが大破したくらいです」


三枝「ガッハッハそんな事があったのか!!」


雨京「笑いごとじゃないですよ…」


電「怖いのです」


三枝「防衛設備、あれも迫撃砲があったがアレ対深海棲艦用じゃないだろう?」


雨京「…そこら辺はDr.Tに任せてるので」


三枝「あの悪魔の軍医の事だ。深海棲艦の研究の為にココに来たんだろう?」


雨京「…それは知りませんね」


三枝「まぁしてたとしても儂には関係ないからなぁ」


雨京「…新しい装備の研究でこっちに来たんじゃないんですか?」


三枝「それもそうだな深読みしすぎたか!ガッハッハ」


文祇「ですから二人で話されるとワタシも寂しいのですが」


そんなところで鳳翔さんが出て来て今から配膳の準備もしますね。と言ってまた引っ込んだね。


さてお昼ご飯の時間だよ。



何か行動ある人居ますか?


Dr.T『昼に行動を確定する必要が無い』


拓『水力発電とかもあるじゃないか!!』


彩葉『拓は僕等がSceneやってる間に考えてたのって発電施設だけなの?』


拓『流石に原子力発電は1鎮守府には無理だよねってなった時に海なんだから水力を使えば良いんじゃないかと』


彩葉『僕も午後は引きこもってるかなぁ』


雨京『俺は接待だからなぁ』


なら昼はスキップで午後のScene行きますかって言いたい所だけど

雨京は、どういった理由で文祇提督についていくの?


雨京『?別に一緒に居ましょうで良いんじゃないかな?』


んじゃ説得をお昼で頑張ってSceneStart



雨京『ちょ、いきなりかよ』


文祇「午後はどうしましょうかね」


響「海でも眺めながら過ごそうよ」


暁「そうね!!ここ何も無いし…」


雷「私はあの大きな建物に呼ばれてる気がするわ」


雨京「…研究所には行かないようにね?」


電「分かってるのです」ガクブル


雨京「…今日も午後ご一緒してよろしいでしょうか?」


文祇「え!?そ、それは構いませんが」


雨京『あれ?あっさり行ったんだけど』


電「なら電は別行動をさせてもらうのです!!」


雷「なら私も!!」


暁「え?二人ともどうして?」


響「電、私も付き合おう」


天龍「おぅ、それならこいつらの監督役だな」


雨京『なんと、あっという間に艦娘と提督で、提督ぼっちなの?んむむ、どうすれば…』

ぬっふっふどうするぅ?


雨京『ん?艦娘?』


雨京<おーい、聞こえるかー>コゴエ


川内<はーい。どうしたの?教官>コゴエ


雨京<文祇提督の監視を頼まれたんだけど。艦娘達の方までカバー出来ないから頼める?>コゴエ


時雨<何処に行ったらいけないのかな?>


雨京<研究所に決して入らせないようにして>コゴエ


夕立<分かったっぽい!!任せて!!>


雨京<うむ、任せたよ!!>キハクコメ


皐月<ボクも頑張るよ>


響「何を任せるんだい?」


雨京『…』


Dr.T『オラはやっちまっただ~♪オラはやっちまっただ~♪天国に行っちまっただ~♪』


雨京『…マジでやっちまっただ!!』


拓『ヘーイ僕たちの冒険はここで終わってしまうのか!!』


彩葉『黙れ茶化し屋!!それよりも今の状態をどうするんだ?ってかDr.TそれってメタギアのAIPODのw』


Dr.T『ネタが分かってくれるのは嬉しいけど突っ込んでる場合じゃない』


彩葉『それもそうだね』


雨京『どうしよう』


彩葉『カズ…何か情報は?カズ?応答しろカズ…カズゥゥゥ』


雨京『俺はカズじゃないから…』


しょうがない話が進まないから雨京に振らせたくないけど幸運でどうぞ


雨京『よっしゃ!!ダイスが振れる!!これで勝つる』


はぁ、振らせたくねぇなぁ。やっぱりダイス振るな。響のアイデアで判定させてもらう。


雨京『えぇぇダイスを振らせろおおおおおお』


そこまで言われたらしょうがないな…振れよ。失敗したらどうなるか分かってんだろ?


雨京『そっちこそ俺のPOWは18だって事を忘れてるんじゃないか?』


彩葉『雨京は値は関係無いでしょ…その強運俺にも分けてよ』


あーぁ…分かったよ。こうなるな



響「あぁ、そういう事か。うん任せてくれ。決して研究所には近づかないよう言っておくから」


雨京「…ありがとう。機密中の機密だからね一応」


暁「私も注意するわ!」


雨京「…暁ちゃんもありがとう」


暁「ちゃ…お礼なんていらないわ!!」


文祇「ちゃんと注意してね?」


天龍「あぁ、分かったぜ」


という事で昼は終わるよ。



雨京『何て事でしょう』


彩葉『何とかなったね』


雨京『何か心配する必要なかったっぽい?』


彩葉『心配して損があったり無かったりするのがクトゥルフだよ』


雨京『それもそうだな』


Dr.T『もっしかしてー♪』


彩葉『どうしたの?』


Dr.T『いや、何でもなーい♪』


彩葉『変なTだな』


Dr.T『そろそろ彩葉も部下に手出すんだろ?』


彩葉『…まぁ否定はしないでおくよ』


いや、あの手出すんじゃなく足を動かして欲しいんだけど


彩葉『否定はしないでおくよ…』



んじゃ午後誰から行くー?


Dr.T『俺様からで良いよイチャコラ組は後で良いだろう』

あ、あははwそうだねそれじゃ


雨京『だから俺は衆道は…』


研究所からScene

3 2 1 q!!Start!!



Dr.T「よし、撹拌は出来てるな。あとはこの分析機に入れて」


ピーピーっと音が鳴って結果が表示されるよ。


Dr.T「おぉ結果が出たぞ。えっと何々?」


結果は血の成分とえっとMFOって表示されてるよ。


Dr.T「血の成分と…もう片方のMFOって何だよ…」


ジャンゴウ「船の燃料とされる重油の事デスネMarineFuelOilの略デショウ」


Dr.T「成程、成分じゃなく組成総称が出るのか」


ごめん…重油の成分の区分けが面倒臭くて…


Dr.T「まぁ血と重油が混ざった物が体液か…血が巡ってるから一応能力が効いたのか」


Dr.T『この書類を地下に保存して叶人さんと明石まじえて話すか』


拓『やっぱりTもイチャコラするんじゃないか!!』カンキ


はい落ち着け―、そっち方面に持ってくなー…いや別に良いけどヤジは飛ばさなくて良いよね?


書類を地下に保存して工廠に向かう。


明石「あれ?どうしましたか?」


Dr.T「叶人さん所行くぞ」


明石「え?あ、はい分かりました!!」


さて、明石さんを拉致って叶人の執務室。



Dr.T『話ながら紙に報告した内容書いておくよ』


夕張「あっ、Dr.T設計図の奴作ってくれるんですか?」


Dr.T「待て待て取り敢えず別件だ」


叶人「別件って事は潜水棲姫の話か?」


Dr.T「おぅ、そっちそっち!取り敢えず艤装を削ってナイフは作ってみたけど、十分実用範囲だったよ」


叶人「成程、実用範囲って事はダメージを与えられるという事かな?」


Dr.T「殺せるかは分からないけど無傷って事は無かったよ痛みもあるみたいだったし」


叶人「ふむふむ、艦種毎での強度の違いとかってあるのかな?」


Dr.T「あいつしか居ないから分からんな」


叶人「うちで鹵獲ってなかなかしづらいよね?」


Dr.T「ですねーこっちまで鬼級とか姫級来ること無いでしょ」


明石「でも居ましたよね」


叶人「あれは凄い珍しいんだよ?多分、潜水艦だったから抜けてこれたんじゃないかな」


Dr.T「ですよねー…どうやって確保しようかなぁ?」


叶人「まぁ前線の奴に言うって言うのも不味いしなぁ兵器派も多いし…」


Dr.T「前線は兵器派は多いのかい?」


叶人「考えてみたら兵器派よりも新人類派の方が多い気がする」


Dr.T「マジか、それじゃ爺さんに頼めばいける?」


叶人「多分行けるんじゃないか?」


Dr.T「んじゃ今度言っておくか」


叶人「何だかんだで孫、大好き過ぎるからなぁあの人」


DrT「そう言えば家族ぐるみの付き合いなんですっけ」


叶人「おや?彩葉君から聞いたの?」


Dr.T「いや、泊地の面子は爺さんと俺が決めましたから」


叶人「そういう事か道理で君ら幼馴染で揃ってると思ったら」


Dr.T「実は雨京は爺さんが連れてきたんだよねw」


叶人「運命力って奴かな?」


Dr.T「だなぁ」


明石「私は?」


Dr.T「爺さんだな。腐った工作艦一人とか言ってたし」


明石「腐ったって酷い!!」


叶人「違いない」


明石「お二人とも酷いです」


Dr.T「…あー、まぁ報告はそんなもん?」


叶人「あぁ、待って加工は容易だった?」


Dr.T「全然…ナイフ作るだけで午前一杯くらい使ったし」


叶人「ふむ…なら駄目か」


Dr.T「あっあと、あいつらの血何だけど」


叶人「血?」


Dr.T「成分的には血と重油が混じったモノだった」


叶人「血と重油が流れてるって事か…」


Dr.T「ここら辺が艦娘に燃料やら何やらが必要で向こうに燃料が要らない理由かもね」


叶人「成程、これ誠には?」


Dr.T「今日分かったこと何でまだっす!元帥が帰ってきたら報告しといてもらっても良いですか?」


Dr.Tは一枚の書類を叶人に渡す。


叶人「あぁ、分かった」



と言うところでSceneCut



さて次は雨京と彩葉どちらします?



彩葉『どうせ雨京長くなるだろうし僕をちゃっちゃと終わらせて』



では彩葉『書類仕事、自分の執務室からSceneStart』



彩葉「あー忙しい忙しい。」カキカキ


おこだよ…


雪風「しれぇ!!雪風は怒りましたよ!!無視しないでください!!」グイグイ


髪の毛を引っ張る雪風


彩葉「あーハイハイこれが終わったら相手してあげるから大人しくしてようね」カキカキ


雪風「絶対!!ゼッタイ!!ゼェェッタイですよ!!しれぇ!!」


彩葉「はいはい、それじゃぱっぱと終わらせますか。」カキカキ


マックス「雪風は落ち着きましょう?」


雪風「何時でも雪風は落ち着いてますよ!!」


マックス「それが雪風の通常状態なのね」


雪風「ですです!!」


漣「…帰還しました」バァン


雪風「漣ちゃん生きてましたか!!」


漣「勿論です( ´∀`)bグッ!」


漣「さてそれではお茶を入れますか」コポコポ


彩葉「漣ちゃんのお茶は美味しいからなぁ。」カキカキ


漣「ありがとうございます!どうぞご主人様!!」コト


彩葉「ありがとう」カキカキ


雪風「あれぇ?漣ちゃん!!雪風には?」


漣「ありません( ・´ー・`)」ドヤァ


雪風「むぅ…しょうがありませんねぇ」


神通「ただいま戻りました」


不知火「戻りました」


彩葉「んーお帰りー。」カキカキ


神通「まさか、追加の書類とは不運ですね」


彩葉「それなー、実際仕事あるのはありがたいし?僕、する事ないから。」カキカキ


神通「ん?これは…」


彩葉「どうしたの?」カキカキ


神通「何故、大本営の資源管理の書類まで…」


彩葉「あー別に構わないよ。処理は出来てるし?」カキカキ


神通「提督が言うなら分かりました…ではこちらの書類は私がやりますね」カキカキ


彩葉「あぁ、ありがとう。」カキカキ


雪風「早く終わりませんかねー」ダラーン


マックス「肩から降りればもっと早く終わるんじゃないかしら?」


雪風「それはダメです!!雪風の特等席ですから!!」


彩葉「まぁ気にしてないから大丈夫。」カキカキ


神通「えぇ、そうしてた方が良いですからね」カキカキ


不知火「神通さんは何かご存じなんですか?」


神通「いえ、何も知りませんよ?」カキカキ


彩葉「僕は運が無いからね。雪風の幸運にあやかろうと思って。」カキカキ


神通「あっ書類終わりました」カキカキトントン


彩葉「ん、僕も今終わったよ。」バサバサ


雪風「では遊びましょう!!」


彩葉「はいはい、何して遊ぶの?」


雪風「しれぇロボで巡回!!」


彩葉「それ散歩じゃない?それに巡回なら雨京がしてると思うけど。」


漣「散歩ですね」


神通「憲兵さんなら文祇提督と二人で歩いてましたよ」


彩葉「雨京も散歩かな?それとも監視かな?」


不知火「監視…ですか?」


彩葉「どうせ照…Dr.Tがバレちゃまずい研究してるんでしょ。」


不知火「成程、そういう事ですか」


彩葉「僕は何も知らないしとくのが一番。」


雪風「しれぇの不運は知らないふりをしたせいなのではないでしょーか!!」


彩葉「否定できないね…。」


神通「提督は随分ゆったりした方ですね」


彩葉「よく言われるよ。余裕を持たないとね?」


神通「余裕を持つことは良い事です」


雪風「雪風も余裕ありますよ!!」


漣「雪風の余裕とご主人様の余裕は全く違うと思いますねー」


神通「提督のは、何が起きてもどっしり構えてる方の余裕ですからね」


彩葉「良く解りますね。」


そんなこんなでダラダラと話していたよ。



彩葉『まったりのんびり行動しなーい。何故なら動けばFUMBLEだからー』


雪風の強制力に打ち勝たないでよ…


雨京『次は俺か…接待とか憂鬱だなぁ。』


ではでは文祇とのお散歩デートのお時間だ。


3 2 1 q!!SceneStart



雨京『だからデートじゃねぇし!!何故毎回ホモルート何だ…』


Dr.T『(・∀・)ニヤニヤ』


文祇「何処に行きますか?」


雨京「…響が言ってたように海でも眺めますか?と言ってもそれくらいしかする事ないですし」


文祇「そうしましょう」


少し歩いて二人は海を眺めながら

コンクリートで出来た船着き場の先まで行き二人は座り込んだ。


文祇「雨京…さんどうしてワタシについてきたんです?」


雨京「…ぶっちゃけますと接待を頼まれましてね」


文祇「せ、接待ですか?」


雨京「…まぁ、そうですね。と言っても入ってはいけない所に入らないように見てろって事だと思いますけど」


文祇「そうでしたか」


雨京はじーっと見られてる感覚をずっと感じてるよ。


雨京『どうせ文祇提督の艦娘でしょう気にしないよ。あっ次のセリフを視線を感じる方を見ながら言うよ』


雨京「…ですから、貴方の艦娘も一緒の方が都合が良かったんですが」


文祇「そうですね。そういう理由なら一緒の方が良かったですね」


雨京「…二人だけだと何話せば良いのか分からんからな」



一方、その頃の艦娘達



雷「しっかりバレてるじゃない…」


響「気付いていて放置してるね」


天龍「みたいだな」


時雨「教官は戦場帰りみたいだからね。隠れてる人を探すのは得意なんだと思う」


暁「きゃあっ!!だ、誰?」


時雨「時雨だよ」


天龍「ちみっこが増えてく…」


川内「あること無い事考えてると髪の毛薄くなるよー!」


天龍「うぉ!?」


川内「にひひ」


皐月「ボクも居るんだけど」


電「何処から出て来たのですか?」


皐月「普通に歩いてだけど」


川内「前に意識が集中してたからねー」


時雨「そうそう、何か面白そうだから混ぜてもらおうかなってね」


川内「んで、あれ見てるんだねー」



文祇&雨京side



雨京「…あー、視線が増えたって事は川内達かな…?」


文祇「え?あの子達見てたの?」


雨京「…あいつら、禁止区域に行かない様に見張らせてた筈なんだけどなぁ」



艦娘Side



夕立「夕立達も気づかれたっぽい」


響「あの人の艦娘は発言するまでステルスになれるんだね…」


電「ビビるから止めるのデス」


時雨「ビビってる反応じゃないね」


天龍「バレてるなら隠れてる意味ないんじゃないか?」


川内「それでも敢えて隠れるのが、ここの習わしだよ!!」


暁「ここの習わしって、ここに着任してまだ一週間も立ってないじゃない!!」


皐月「あれ?隊長が立ち上がったよ。それじゃボクは退散するね!」


時雨「教官が走ってくるね。夕立逃げよう」


夕立「分かったっぽい!!」


川内「くわばらくわばら」


天龍「って居ないし」


雨京「…サボってる者の気配を感じたんだが気のせいかな?」


電「サボってる人なら時雨・夕立・皐月・川内が居たのです」


響「遠慮無く売ったね…」


雨京「…後で、お仕置きだな」


川内「入渠しない程度にお願いするよー」


皐月「優しくしてくれるなら喜んで」


時雨「ごめんね教官」


夕立「受けて立つっぽい」


雨京「…取り敢えず、文祇提督も居るしお仕置きは夜な」


天龍「お仕置きって何だ?」


夕立「艤装有りのガチバトルっぽい!!」


雨京「…お仕置きは艤装使ったら抜刀するんで」ニコヤカ


夕立「そ、それは勝てないっぽい…」


川内「私はワクワクして来たよ!!」


雨京「…取り敢えず後でな」



文祇Scene



文祇「あんな所に居たんですか…」


文祇「待っててくれって言われても海眺めてるくらいしか出来ないね」


文祇「…風が気持ちいいなー」


雨京「…失礼遅れました」


文祇「別に大丈夫ですよ」


雨京『話す事が無いんだけど…』

せやな、何して来たのか言えば?


雨京「…ちょっと注意してきました」


文祇「何を?」


雨京「…うちの娘達も見てたので仕事するようにと」


文祇「成程…そう言えば。雨京…さんは憲兵なんですよね?」


雨京「…そうですが、何故か元帥に問題のある艦娘達を矯正するように頼まれましてね」


文祇「矯正ですか?」


雨京「…相手が武で来ても圧倒的な武で返せるからだと思いますよ」


文祇「艦娘って人間よりも強いんですよね?」


雨京「…私は人間を捨てましたので」


文祇「人間って…捨てられるものだったかな?」


雨京「…さぁ?それを決めるのは他人でしょう」


文祇「そういう事ですか」


雨京「…まぁ、あんまり関係無いでしょう」


文祇「何がです?」


雨京「…何でもないです」


雨京『話を斬るよ…どうしようかなぁ』


Dr.T『適当に押し倒せば良いんじゃね?』


雨京『押し倒す意味が分からないよ』


なら文祇の幸運を振ってみるか?


Dr.T『行っちゃえKP』


雨京『あー、流れに身を流しておくかぁ』


あっ(;´・w・)

海の方から発砲音が聞こえたよ。


雨京『KP目星?目星目星目星』


目星も必要も無く発砲音のあった方を見ると黒い丸い影が近づいてきてるのが見えるよ。


雨京<何者からの砲撃、川内・時雨・皐月・夕立まだ居るなら速攻で海に出ろ>


川内<川内!出撃します!!>


時雨<時雨、出るよ>


夕立<さぁ、ステキなパーティしましょ!!>


皐月<皐月、出るよ!>


さて雨京さん、砲弾は文祇提督にまっすぐ来てるよ


文祇「砲撃音!?敵?」


雨京『傘を開いて文祇を守るぞ』


雨京は文祇を抱き寄せ傘を開く。

傘により砲弾は反れて足元のコンクリートに激突した。

それたとは言え威力が十分な砲弾がコンクリートを破砕しコンクリートの塊が雨京の…うん、背中に当たるよ。


雨京「…ぐぅ、文祇提督大丈夫ですか?」


文祇「えぇ、雨京…さんは大丈夫?」


雨京「…背中に弾けたコンクリートが当たった位です。問題ありません」


川内<敵艦は見えないよーどうやら一発撃って離脱したみたいだね>


時雨<でも、おかしいね。一発だけ撃って逃げるなんて>


夕立<…不完全燃焼っぽい。あとで教官に相手して貰うっぽい!!>


雨京<おk、敵影が見えないなら帰還しろ>


皐月<了解したよっ>


川内「ただいま提督!!」


時雨「コンクリートが抉れてる…ん?この砲弾」


雨京「工廠に運んどいて後で兄さんに調べてもらう」


時雨「ん、分かったよ」


川内達は砲弾を運んでいったよ。


文祇「雨京…さん、ありがとうございます」


雨京「…気にしなくて良い」


文祇「怪我したんですよね?ワタシ達も工廠に行きましょう。湿布くらいならあるんじゃないですか?」


雨京「…あぁ、そうだな」



そしてー一方、その頃



レーベ「Halt!!」


弥生「何処に…行く…?」


天龍「あーすまねぇトイレは何処だ?」


弥生「トイレなら…食堂のあった建物に…ある」


天龍「あぁあそこかぁ迷っちまってな。ごめんごめん」


レーベ「何者かに貴方の提督が撃たれたみたいだけど行かなくて良いのかな?」


天龍「は?おいおい、マジかよ!!」


天龍はダッシュで港に走り去っていく


その後、港で提督提督叫んでる天龍が目撃される。

電に引きずられて行く姿も重ねて目撃された。


弥生「白か…黒か…分からない…」


レーベ「今は灰色だね」



雨京『うちの娘達がぐぅ有能過ぎて怖い』

この事は報告されるからね?


さて工廠だよ。


入り口に置いてあった応急セットで湿布を貼って貰った雨京。


雨京『何で入り口に?』


ジャンゴウの速やかなイケメン具合とだけ言っとくよ。


拓『流石妖精、仕事が早い』


文祇「これでどう?」


治療を終えた文祇提督。


雨京「…えぇ、ありがとうございます」


暁「憲兵さん!!提督を庇ってくれてありがとう!」


響「君が居てくれて助かったよ」


雷「提督じゃなくて私がやるのに!」


電「天龍さん連れてきたのです」


天龍「提督!!大丈夫か!?」


暁「あら、天龍さんトイレはちゃんと行けたの?」


天龍「あぁ!?忘れてた…ここ…ある?」


電「昨日来た時にトイレを見たのです!!こっちです!!」


天龍「あぁ分かった…」


電と天龍はトイレに向かった。


雨京『昨日の事を覚えてる…?まぁ移動してあるから大丈夫だろう』


雨京<川内よろしく>コゴエ


川内<ラジャー>コゴエ


川内視点入りまーす



川内<普通にトイレに行ったよ>


雨京<把握、継続>


川内<ジャー>


川内<電が動き始めた。一人こっち来てくれない?天龍の方を見て欲しいんだけど>


皐月<ボクが行くよ>


川内<天龍の方よろしくー>


まぁこうなるよね。いやーしっかし無線がキッチリ機能しすぎでしょ。許可しなければ良かったかな…


Dr.T『許可したKPが悪いな』ニヤニヤ


さて電を追ってく川内。電は一つの部屋の前で止まると、そっとドアを開けて入るよ。


電「やっぱり何も無いのです。昨日のは気のせいだったのです」


電は何も無い事を確認するとトイレに戻るよ。


そんで天龍と合流して入り口に戻ったね。


川内<教官ー昨日、工廠の部屋で何かあったの?>


雨京<あぁちょっとね>コゴエ


川内<あとで詳しく聞かせてもらうよ!>


雨京<お仕置きの後な>


川内<教官と戦うのは楽しいから別に良いよー>


さて、丁度帰ってきたところで切り替えかな?


文祇「痛みはありますか?」


雨京「…いえ大丈夫です」


文祇「そうですか。良かった」


Dr.T「あれ?皆揃って何やってるん?」


明石「帰ってきたら随分大所帯ですね」


雨京「…兄…じゃなくDr.T…その砲弾調べてくれ」


Dr.T「砲弾?これか…え?何?敵襲でもあったの?」


雨京「…うん」


Dr.T「了解了解、明石さんコレ持ってくの手伝ってくれない?」


明石「はい!分かりました」


タイミング的にここで二人は戻ってくるかと?


天龍「提督、そろそろご帰還の時間だぜ」


文祇「もうこんな時間…今日はありがとうございました。雨京…さん」


雨京「…港まで送りますよ」


文祇「ありがとうございます」


雨京『1ダメしか食らってないから動く分には問題ないよね?』

しかも応急処置で全快してるから問題ないよ。


全員で港に行くと丁度船が着いたところだね。


船から降りた誠君がコンクリートが割れてる部分を見て頭抱えるよ。


誠「コレについては後で聞く」


妙高「提督、書類をお持ちしました」


三枝「おう!!積み込んでくれるか?」


羽黒「分かりました」


雨京「…文祇提督、三枝船長気を付けてください。おそらく深海棲艦から砲撃を受けたのでもしかすると帰りに出るかもしれません」


三枝「はっはっは、逃げ切って見せるぞ!」


誠「深海棲艦からの砲撃?」


雨京「…恐らくです。あとで報告します」


雨京『一隻で一人を狙い撃つとかTRPGではそいつを殺す宣言だぜよ!!深海棲艦じゃなく絶対何者かに文祇狙われてるんだぜ!!そしたら兵器派の方の息子だってんだから恐らく艦娘派の誰かっってんな訳あるか―!!』


KP(ただ、文祇がファンぶっただけだったりする。しかし雨京の考え…恐ろしい子っ)


Dr.T『…ラブコメを期待してたら戦闘を引き寄せてたでござる雨京…恐ろしい奴っ』


雨京『押し倒せとか言うからKPが調子乗ってダイス振って戦闘になったんだよ?ん?ダイス振って戦闘?文祇に一直線で来た砲弾…なんだKPが首吊っただけか』


ごもっともで言い返せない。

しかも、今の出来事のお陰で君たちの慣らし期間は無くなったと思って良いよ。


彩葉『なん…だと…?僕は何もしないで執務室に籠ってるだけだから心配ないね』


夜御飯はイベントてんこ盛りになるから誰の隣だとかは指定させてもらいま。あっ拓は1D100一回振ってくれ。


拓『…97』


あいあい了解。


では夕食のお時間です。

あっ、その前に誠君に報告のScene入れる?


雨京『軽く報告しといたで良いよ。詳しく報告するのは夜にする』


SceneStartまで 3 2 1 q!



誠「食事の前に連絡事項があります!」


誠「えっと本日3時半頃に深海棲艦からの砲撃がありました」


誠「雨京君の所がすぐに出撃…哨戒しましたが敵影は発見出来なかったとの事です。引き続き哨戒に当たって下さい」


誠「それから、明日に叶人と彩葉君は前線の第一線泊地に挨拶に行ってもらいます」


叶人「了解」


彩葉「分かりました。」


誠「本当は彩葉君だけで良いんだけど、叶人が暇そうにしてるし第一線泊地のメンバーも知ってるので案内係をして貰う事にしました」


叶人「艦娘は?連れて行くの?」


誠「うーん、雑賀君の艦娘は任務の為全員乗せなきゃいけないから。全員は連れて行けないよ?連れて行けて4人までかな?」


叶人「なら張さん連れてくか…後の3人は彩葉任せる」


誠「んじゃ、3人まで連れてく子を考えといてね」


彩葉「あの、明日の書類仕事は?」


誠「僕がやっておくよ」


彩葉「よろしくお願いします」


誠「連絡事項はこんな所かな?」


叶人「誠、一つだけ報告があるんだけど飯が終わったら時間取らせてもらっていい?」


誠「ならご飯が終わった後に叶人と雨京君は僕の執務室に報告に来てくれ」


叶人「あいよー」


雨京「…了解しました」


誠「それでは御飯が冷める前に頂きましょう!!」


皆はご飯を食べ始めるでござる。

あれ?イベントが無くなった。君たち誰の隣が良い?


Dr.T『選べないんじゃなかったのかよww雨京の隣に座らせてもらうよ、砲弾の結果伝えるわ』


雨京『大丈夫だ問題ない』


拓『んー、誠元帥の隣に座らせてもらうよ』


彩葉『僕は叶人さんの隣かな』


あいよーそれじゃTと雨京からやってこー



Dr.T「よ、暇かっ?」


雨京「…飯食ってます」


Dr.T「んじゃ暇だな。さっきの砲弾の検査結果だけど」


雨京「…あぁ早いな」


Dr.T「真っ二つにして削ってその粉を検査機にかけるだけだからな。便利な世の中になったよ」


雨京「…殆どの人は不便な世の中だけどな。海が使えなくなって流通も途絶えてるし」


Dr.T「それよりだ。深海棲艦の砲弾では無い事は確定した。そもそもが艦娘の砲弾でもない」


雨京「…弾種は?」


Dr.T「徹甲弾だよ。でも艦娘に通常支給される弾種じゃないよ。一般的にHVAPって言われてるものだね。それに結構錆びてる、使われてなかったのを使ったみたいだ」


雨京「…高速徹甲弾か。戦車に使用されてたが…海で戦車なんか動かせないからな…軽量化してるから航空機にも使われてるな。航空機か…道理で海には何も居ない訳だ。深海棲艦の航空機に使われてるモノでは無いのか?」


Dr.T「機銃に使われてる弾は20mmだね。ギリギリ砲弾と言われるレベルのシロモノだ。対してこれは明らかに10㎝はいってるから深海棲艦の航空機では無いよ」


雨京「…10㎝って戦車の主砲が濃厚なんだよな」


Dr.T「つまり陸軍が関わってるんじゃないかな?」


雨京「…陸軍が?でも何で戦車の主砲積んで来るの?」


Dr.T「もしくは陸軍の弾を盗んだ誰かが居たかって所?」


雨京「…うーん今のところは何も分かんないな」


Dr.T「まぁ報告はそんな所だ」


雨京「…ありがとう兄さん」


Dr.T「良いって良いって、その代わり深海棲艦鹵獲出来るならしてと君の艦娘達に伝えたまえよ」


雨京「…あぁ言っとく研究の為に必要と言えば問題ないだろう」



拓「誠さん」


誠「あれ、永井君珍しいね」


拓「防衛設備なんだけど、レーダー的なモノが無いんだけど妖精には無理っぽいんだよね」


誠「電探とか作ってるのに無理って我儘だね妖精さん」


拓「レーダー的なモノを用意できませんか?」


誠「んー聞いてみるよ」


拓「お願いします」



彩葉「誰連れてこうかな。」


叶人「雪風が置いてくのは断固反対って顔で君を見てるけど」


彩葉「…そうですね。神通、雪風、不知火を連れてきますかね。」


雪風「雪風はやりましたよ!!」


彩葉「騒ぐなよ?」


雪風「分かりました!!」


叶人「と言う訳で張さん明日の11時に行くから」


夕張「へ?何処へです?」


叶人「第一線泊地」


夕張「何で私が?」


叶人「適当だ!!」ドヤァ


夕張「ドヤ顔する意味が解りません…」


神通「わかりました。護衛すれば良いのですね」


彩葉「護衛は大鷹さんの艦隊がやってくれるってさ。ただの挨拶だよ」


不知火「了解しました。どんな人が居るんでしょうね」


神通「前線の方ですから、きっと強い人が居ますよ」


不知火と神通は強者を求めている…



と言うところで食事タイムは終了SceneCut

チャキチャキ行こうぜチャキチャキ


叶人と雨京は誠の執務室からSceneStart

3 2 1 q!!



誠「それで報告は?」


叶人「Dr.Tの研究なんですけど対深海棲艦用の近接武器が作れるそうです」


誠「…ざっくりな説明だなぁ」


叶人「簡潔な方が良いだろ?」


誠「まぁ確かに、んで次は雨京君。さっきの襲撃、詳しく教えて」


雨京「…はい、海からの発砲音が聞こえ砲弾が飛んできました。文祇提督に直撃ルートだったのを傘で防いで何とかしました。砲弾の種類は、高速徹甲弾と呼ばれるモノで艦娘と深海棲艦はこれを使いません。砲弾の大きさは10㎝を超える事も踏まえ、戦車の主砲に使われるモノである可能性が高いです。」


誠「海に戦車?」


雨京「…出撃させ砲撃を行った相手を探させましたが発見出来ませんでした。砲撃した相手は恐らく航空機だと思われます」


叶人「成程、一発だけ撃って反転、雲に隠れて離脱か…まるでスナイパーだな」


雨京「…本当に深海棲艦だったのかが分かりません」


誠「反撃に出るまで撃てば良いのに一発だけ撃ってっていうのがおかしいね。ばれたくないんだったら撃たなければ良いし。んーそんな行動をする艦載機が無いかお爺ちゃんに聞いてみるよ」


雨京「…取り敢えず今の所は以上です」


誠「ん、ありがと爺ちゃんに会いに電報打っとくか」


誠「それじゃ、二人ともありがとう戻っていいよ」


雨京「…はい、失礼しました」


雨京は部屋から出て行ったね。すまないがSceneはもうちょっとだけ続くんだ。


叶人「さて、どう思う?」


誠「んー、雨京君が嘘を言ってる様には見えないなぁ砲弾の種類はDr.Tが調べた様だし」


叶人「100mm速射砲か…?」


誠「ポンポン砲か…でも深海棲艦が装備してるって聞いた事ないな」


叶人「どちらにせよ陸軍が関わってそうだな」


誠「でも何で文祇提督を狙ったんだろう?雨京君に恨みがあるなら雨京君を狙えば良いのに」


叶人「それは撃った位じゃ死なないのを分かってたからじゃないか?」


誠「それじゃ雨京君に恨みを持ってる人も含めて考えよっか」


二人の話し合いはまだまだ進む…SceneCut



雨京『いやーこの会話はミスリードだね?』

そそそそんな事ある訳ないから((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


雨京『雨京はこの会話を知らないから問題ないな。考察材料が増えたのは僥倖だ。でもどちらにせよって事は深海棲艦でも陸軍が関わってるって言ってるからブラフだね。』


Dr.T『陸軍が関わってるなら、雨京に対しての攻撃だと思ったんだけど…』


雨京『純粋に文祇を狙ってきたみたいね』


Dr.T『んー文祇自身に狙われる様な理由があるのか…』


彩葉『派閥争いじゃないよね?』


拓『文祇提督は兵器派だろ?』


彩葉『でもこの泊地は新人類派じゃない?だからそこで兵器派の人物が死んだら』


雨京『新人類派がやったと向こうが言い出されたら、泊地の存続が危ぶまれるな』


拓『KP砲弾が妖精製かそうじゃないのか妖精さんに聞けば分からない?』

…分かるんじゃないかな。妖精さんだし。


雨京『その手があったか!!』


拓『と言う訳でDr.Tに言って砲弾見させてもらうよ』

妖精と話せる程度の能力やりすぎたかな…でも理由が無きゃ話すらCutするからな良いよ。


と言う訳でご要望の拓とDr.TのSceneだね。SceneStart



拓「T、砲弾僕にも見せてもらえるかな?」


Dr.T「あー了解了解妖精さんの意見も聞きたいしな」


二人は研究所へ

二人の目の前には真っ二つにされた砲弾があったよ。


妖精ワーワー


拓「これが何製の砲弾か聞きたいんだけど」


妖精ンーワカラナイナァニンゲンカナドウゾクカナ…ヘンナニオイノセイデイミワカンナイ!!


拓「んー、分からないっぽい?変な臭いに邪魔されて分からないだって」


Dr.T『変な臭いって俺様の血の匂いか?』


拓『真っ二つにするのって血使ってやるしか無いモノねぇウォーターカッター便利だね』


Dr.T『まぁそうだな、この能力は愛用ですわー』


作り込んで自分でリスクもちゃんと説明されたからね。

死に方の幅が狭くなるから殺す流れをしっかり作らないとね。


雨京の能力は殆どの攻撃を避けられる高回避と先手を取れる俊敏のステータス補正、優秀な武器の使い方のロールボーナス、そして本人に憑りついてるダイスの死神…もとい女神が強みだよねぇ。


雨京『俺は死なない!!絶対にだ!!』

そんな事言ってるとダイスの女神が君の死神に変わってくれるはずと信じてるよ!!


彩葉『僕は知らぬ存ぜぬですわー』

君に部下が居る理由はね。部下を深淵に突き落とせば君も深淵に飛び込むからだよ。


彩葉『この卑怯者!!!』


とまぁ戯言はここまでにしてどうするよ?


Dr.T『まって、艦娘の砲弾の大きさを聞かせて?』

んっ、通常の4分の1だね大体


Dr.T『って事は深海棲艦も同じくらいと考えたら41センチ砲か?』

そういう事になるかな妖精の加護により名称の砲の火力が出るって把握でも良いよ。


Dr.T『戦艦なら偏差射撃で雨京が見えない位置から…いや砲撃音からしてそれは無いか』

あらゆる可能性を考えて備えてね。


第一章の伏線と第二章以降の伏線をごちゃ混ぜに考えない様に注意してねー


拓『…やはりキャンペーンか』

まぁサバイバルなキャンペーンだけどね。


Dr.T「失敗したなー解体する前に見せるべきだった」


拓「そうだねぇ」


明石「あぁこんな所に居たんですね」


Dr.T「むっ、アカシ=サンどうした?」


明石「いえいえ、砲弾ってどんなのです?」


Dr.T「高速徹甲弾だ」


明石「あぁ威力減衰が凄くて艦娘には使われてないですね」


Dr.T「そんなに凄いの?」


明石「一定距離以上を超えますと威力が殆ど無くなります」


Dr.T「殆ど?コンクリートは破砕出来るよね?」


明石「破砕出来たとしても塊を飛ばす程じゃないですよ」


Dr.T「これは…範囲搾れるんじゃない?」


明石「ですがこれは砲身の種類にかなり影響されるので範囲を絞り込むのは難しいでしょう」


Dr.T「成程、どうすべきかなー」


明石「ほぼ確定で航空機でしょうね。川内さん達が出撃して水上には何も見つからなかったって事は」


Dr.T「水上…水中は?」


明石「潜水艦なら装備してるなら水上に出て来た時に撃つ事は出来ますけど…深海棲艦が装備してるのかは謎ですね」


Dr.T「そうかサンクス」


拓「人間が操る潜水艦は可能?」


明石「そもそも潜水艦って潜水してる時ってそこまで速度が出ないんですよ深海棲艦から逃げ切れる速度が出て尚且つ被弾しても大丈夫な潜水艦何てウィルキアの超兵器潜水艦ドレッドノート位ですよ」


拓「ウィルキア?」


明石「ロシアの隣の国です。反乱軍が超兵器と呼ばれる凄い艦を使って世界統一を狙いましたが深海棲艦が出現して超兵器は深海棲艦に効かず敗走したんですよ」


拓「超兵器って」


雨京『ウォーシップガンナーじゃないかwww』

雨京に勧められてやったらハマった。


雨京『シナリオ大丈夫なの?』

世界に超兵器は拡散されてないので大丈夫だ問題ない。

反乱軍は解放軍が協力を得たロシアが陸から潰してくれたからね。


雨京『海戦が…』


明石「とにかく、そんな代物が無い限りは直ぐ撃沈されちゃいますよ」


Dr.T「水中で光学迷彩とかは?」


明石「水中で光学迷彩が出来る技術はそれこそウィルキアぐらいですよ」


明石「それに深海棲艦の探知方法が確立されてない今、光学迷彩等の研究はストップしてると思います」


拓「艦娘に光学迷彩装備して出撃してもらったら分かるんじゃない?」


明石「…試してみる価値はありますね」


Dr.T「ふむ、光学迷彩か設計図が無いなぁ」


明石「光学迷彩なら陸軍の方の管轄じゃないでしょうか?」


Dr.T「光学迷彩は機会があったらだな」


拓「それじゃ当面は犯人は航空機か…」


Dr.T「まぁそうなるな」


Dr.T『KP今の状態だとこんな感じで落ち着くけど俺様は何かに気付ける?』

何か?何かねぇどうしようかな。とりま、アイデア振ってみ?…

何も気づかなかったよ。


Dr.T『あっはい。ならここでSceneCutしても良いよ』


ふむふむ、おk



次は彩葉だけど?


彩葉『執務室に引きこ…もとい仕事だ』

今日の分は終わった筈だけど?


彩葉『ふふん、イベント僕にもあるんじゃないのかい?』

彩葉はイベントを求むか…雪風ダイス行く?


彩葉『一番良い目を頼む』

またそんなフラグを…


彩葉『ですよねー』


ハイ、ビーバー雪風出番ですよ。



雪風「しれぇ!!」


彩葉「…。」メヲトジメイソウ


雪風「外に出ましょう!!」


彩葉「…良いよ散歩の気分だ!」カッ


雪風「今回は見物があります!!」


彩葉「何かあるの?」


雪風「はい!!戦いの匂いが向こうからします!!」デーン


彩葉「…また、雨京か。」テンヲアオギ


漣「戦いの匂いってw雪風ちゃんも、もしかして戦闘狂?」( *´艸`)


雪風「雪風は目と鼻と耳と第六感は冴えています!!」ドヤァ


漣「触覚と味覚は?」(。´・ω・)?


雪風「それなりです!!」ドッパーン


神通「提督参りましょう。見学して技を盗む事も大事です」


彩葉「神通さんは、確実に雨京と同じ人種みたいだね。」


不知火「生き残る為にはああ言う技も必要という事ですか」フムフム


と言う訳で彩葉は雨京の戦闘を観覧する事になりますた。



雨京のSceneかなーっとゴーゴー!!



雨京「さてお仕置きだ」


雨京が相対するは、川内、時雨、皐月、夕立の4人だ。残念ながらレーベと弥生は見学だよ!


川内「やったぁー!待ちに待った夜戦だぁ!!」


時雨「夜戦の時間か…。騒がしくなるね」


夕立「今度こそ素敵なパーティーしましょ!!」


皐月「いよいよ、ボクの出番だね!」


4人は既に艤装を装着済みだぜこのやろー!!


雨京『抜刀しておくか』

ん?抜刀しておくの?


雨京『流石に居合い連発は卑怯でしょうw』

それもそうだぬ。1ターンのディレイを挟まないといけないとは言えマーシャルアーツキック並のチートだしな…


雨京『あとこのキャラ、メインは二刀流キャラだから…』


川内「あれ?教官、抜刀するの?」


雨京「あぁするぞ?お前ら艤装付けてるのに抜刀しない訳ないじゃない」


時雨「死なないでね?」


雨京「殺して見せろ」


夕立「喜んで殺してあげる!」


皐月「ボクは殺したくないかな」


それではFight!!


雨京は相手の出方に応対する模様。

川内が砲を構え撃つ。それに合わせて他の三人が雨京を囲むように移動する。


雨京「囲むだけか?」

雨京は傘を振り弾を逸らす。続けて川内以外が同時射撃するが背後に居た時雨のは回避するまでも無く外れる。

両側から夕立、皐月の砲弾が雨京に迫る。雨京は最小限の動きをして躱す。


夕立「時雨ちょっと早いっぽい」


時雨「ごめんよ」


皐月「二人とも!!言い合ってる暇はな…」


皐月が注意しようとした時点で雨京と川内の姿が見えなくなっていた。


皐月「あれ?川内さんと隊長は?」


夕立「何処か行ったっぽい?」


雨京「ここに居るぜ?」


皐月の後ろに陣取る雨京はそのまま皐月の足を傘で払う。


皐月「あ、しまった。」


雨京「はい、皐月退場」

雨京はそのまま、皐月の顔を峰に打ちすえ傘を夕立に向けて開く


夕立「させないっぽい!!」

させちゃった夕立は砲を撃つけど開かれた傘によって砲弾は逸れるよ。


時雨「夕立落ち着いてっあぁっ!」

時雨が撃った時には着弾点には夕立が居た。


夕立「痛いっぽぃぃぃぃ」


時雨「くっ、そこだね!!」

夕立を撃った事を気にせずに雨京に照準を合わせ撃つ

傘の握りが甘かったのか砲弾が傘に当たった時に傘が飛んでいくよ。


ここで彩葉の回避だ。


彩葉『ふぁっ!?ここで雪風ダイスの結果が来るのか!?回避回避回避回避いいいいいい』(-ω-)/^。


避けようとした彩葉の左足に傘が突き当たるよ。


彩葉『左足に…矢を受けてしまってな』(/ω\)

矢じゃなくて傘だけどな


彩葉「痛ってぇ!?」


神通「提督っ大丈夫ですか?」


戦闘中の雨京は気にせずに続行。


雨京「傘を飛ばされるとはー力抑えすぎたか?とにかく終わりだ」

そう言いながら時雨の額に一直線に峰を打ち込んで戦闘終了ロボトル終了です!!


雨京『メダロットじゃねぇからクワガタでもねぇからハンマーじゃなくて傘だしね』

でも鉄傘は鈍器に含まれると思うの。


川内「残念負けちゃったかぁ」


夕立「むー時雨が夕立に当てなかったら勝ててたっぽい」


時雨「ごめんよ」


皐月「川内さん何処行ってたの?」


川内「ふっ飛ばされてた」


雨京「…力の加減を覚えて来たぞ。そして彩葉ごめん大丈夫か?」


彩葉「かすり傷だ。大丈夫だ問題ない。」


雨京「…そうか、心配して損した」


彩葉「何それ酷い。」(´;ω;`)


夕立「もう一回っぽい!!」


雨京「駄目だ。今日はここまで」


夕立「むぅしょうがないっぽい…」


彩葉「んで、何で戦ってたの。」


雨京「…消化不良そうだったからな少しだけ相手してあげただけだ」コゴエ


彩葉「おぅ、相変わらず優しいね。」


川内「教官、どうしたの?」


雨京「…どうもしてない気にするな」



そんな感じでまた一日が終わるぜ。


彩葉『巻きなの?』


Dr.T『巻きだな』


強引に走ってるのはシナリオの都合上…君たちが走ってるからでもある。

それにまだルートも固定されてないしね。


雨京『前回のキャンペーンでもそうだったけど。探索者が別々のルート選んでも大丈夫なの?』


カットマンと引きこもりと研究一筋と戦闘狂が同じルートに行くならKPとしては大助かりだけど?

まぁ全員で協力するもよし、別々の問題にそれぞれが顔を突っ込むのも良しだからな。

クトゥルーだけどボスが決まってる訳でも無いしね。

前回は戦闘物だったので今回は平和なのほほんなシナリオだからね。

ぶっちゃけ、島でのんびり日常を過ごそうって決まり方しかしてないからww


拓『流石、アドリブ卿』

アドリブすらしてなかったりする。


彩葉『こそこそダイス振って決めてるからなぁ』

ギクリッ何故今からダイスを振るつもりなのを見切った。


雨京『何のダイスだ?』


そりゃ、勿論!!幕間ダイスだ。( `w´)ノ^。コロコロ

おぉぅ、ピンポイントで来やがったな!!

それでは次は皆様楽しみ幕間Scene!!

彼はとある蝙蝠のお話の様な者だ。金さえ払えば何でもするが金があれば簡単に裏切る。

獣は言う、金をやったんだから仕事をしろ。鳥は言う、君にして欲しい仕事があるんだ。

魚は問う、君は金を手に入れて何をするのかと。金で買えないモノを買うためにと蝙蝠は答えた。



*第‐∞稿05話・地を這い飛ぶ者*



??「君が幸守君か?」


幸守「ハイハイそうです幸守と言います。んで白い提督服に肩の勲章、海軍の元帥か?そんなあんたが俺に何の用?」


紅「そうか私は紅と言う。聞けば君は金をはらえば何でもしてくれると聞いてね。」


幸守「俺は高いぜ内容によるけど取り敢えず前金&口止め料の100万だ。」


紅「ほれ、これで良いだろ」


幸守「これはこれはご丁寧に前金を用意してくれてるなんてな」


紅「…君はお金を手に入れて何がしたいんだ?」


幸守「あん?そんなの決まってるじゃねぇか」


紅「今の時代、流通も回復していないし金があっても手に入らないモノは多いだろう?」


幸守「探してる奴らが居るのさ。人から手っ取り早く情報を手に入れる為に情報を買うのに使うのさ」


紅「人探しか、受けて貰えるならこちらで調べてみても良いが」


幸守「仕事は何だ?」


紅「私には義理の娘が居るんだが、その娘に怪我をさせて欲しい」


幸守「は?怪我を?」


紅「死んでも生きててもどちらでも良いが誰にやられたか分からないようにするのと場所は守ってもらいたい」


幸守「分からないようにするのは当然として場所って何処よ?」


紅「とある島だ。新しく泊地として出来た場所でな」


幸守「おいおい待てよ。海に出ろって?」


紅「必要な装備があれば言ってくれれば用意する」


幸守「それはありがたいけど…海かぁ怖いなぁ」


紅「それで誰を探してるんだ?」


幸守「夜内照と言う奴だ」


紅「ふむ調べてみよう」


幸守「んで、成功報酬は居場所が分かれば無しで良いです」


紅「それなら全身全霊を込め調べるとするよ、分からなかったら幾ら払えばいいんだ?」


幸守「5000万は欲しいね。海に出るんだからそれぐらいの値段になるさ」


紅「分かった用意しておこう」


幸守「やけにすんなりだな」


紅「探し人を見つければ払わなくて済むんだから素直になるさ」


幸守「んじゃターゲットの写真とか名前が分かる物を用意してくれ他に必要なモノがあったら、用意してもらう」


紅「分かった。何かあったらこのフリーメールに連絡してくれ」


幸守「あいよ。任せろ」


幸守(殺さなくて良いのは楽だな。しかし、怪我か…どうするかな)


SceneCut



*第01稿06話・お風呂が出来るよやったね彩ちゃん!!おい馬鹿止めろ。*



馬鹿とは酷いじゃないか。でもこの元ネタそこまでくぅは知らんのよね。


彩葉『知らなくて良い事がある』


雨京『ふむふむ、大鷹雑賀の父親か!!しかし、俺が居る限り怪我などさせない!!』


拓『まだ勘違いしてるのか。まぁこのままの方が面白いから放置かな』

面白そうだね。んで、Dr.Tはどうしたの?


Dr.T『俺様を狙ってきたヒットマンだ。ヤらなきゃ使命感』


拓『中二病が発動してる…』


雨京『未来ガジェットとか言い出してないからまだ大丈夫』


彩葉『まさかのリーディングシュタイナー発動したら艦娘とか言う訳の分からないモノが出現した世界だったとか意味不』


今日は平和な一日になるんじゃない?雨京以外


彩葉『そりゃぁもう一生懸命書類仕事だからね』


Dr.T『ヤルコトナイ護身用ノ武器ヲ所望スル』


彩葉…今日は第一線泊地に行く事忘れてない?


彩葉『あぁ、ガチで忘れてた。』


拓『新キャラかー何人出るの?』

ここで出るのは、提督が2人じゃない?艦娘はまだ未定。てかダイスで提督の人数とか決めるつもりだったからさ


彩葉『引き籠りたい執務室に…』

はいはい、ちゃんと仕事はしようね。


彩葉『御飯、食べ終わったら出るんでしょ?』

うん午後からだよ。


彩葉『午前中は引き籠るか…そう言えば雨京は昨日の戦闘後に鹵獲した深海棲艦について川内達に教えたの?』


雨京『教えてないよ。言われたらワスレテタ風に装うよ』


彩葉『なんだ雨京の戦術か』


雨京『朝、だれから?』


やりたい人ー?


夕立『やりたいっぽい』


はい、夕立がやりたい様なので雨京からにしましょう。


雨京『KPの強制力がぱないw』


Dr.T『諦めろ雨京』


雨京『兄さん…裏切るのか…』


Dr.T『元々味方じゃなかったろw』


拓『悲しい宣告』



さてそれではSceneをはじめましょう。


朝飯を食べ終わった後、雨京の執務室にて


3 2 1 q!SceneStart



それは夕立の一言から始まった。


夕立「教官の好きなモノって何っぽい?」


雨京「…あー、好きなモノ?…思いつかないな好き嫌いなんてしてられないし」


川内「夜戦はー?」


雨京「…別に戦いが好きな訳じゃないな。戦った方が早いから戦うのだ」


弥生「なる…ほど」


雨京「…むしろ戦う事は嫌いだな」


レーベ「戦闘狂なのに?」


皐月「隊長は戦闘狂のように振舞ってるだけだよ。本当は温かいんだ」


雨京「…まて、何故お前が答える」


皐月「あっ、えっとつい」


雨京「…まぁ良い。私は知らん」


雨京『そう言って外に出るよ』


何処に行くの?


雨京『行先はダイスで決めるか』


ほいほい…修練場か。


雨京『誰か居るの?』


大鷹組が修練してるよ。


雨京『大鷹組って…』


大鷹組って言うと本当にありそうなんだけど気にしない。


雑賀「どうしたんですか?夜内さん」


雨京「…ただの見回りですよ」


雑賀「お疲れ様です」


雨京「…大鷹さんは修練ですか?」


雑賀「えぇ、基礎が出来てないと駄目ですから」


雨京「…基礎は大事ですね」


夕雲「提督、休憩いたしましょうか?」


雑賀「えぇ、そうね」


雨京「…邪魔でしたか?」


雑賀「いえ、そんな事はありません」


巻雲「司令官様、憲兵さんにお願いしたい事があったんじゃないんですか?」


雨京「…ん?何か問題でも?」


雑賀「いえ、良かったら護身術みたいなモノを教えていただけませんか?」


雨京「…それはまたどうして?」


雑賀「私は、座学だけで実技の方はからっきしなんです…だから、最低限の護身は出来るようになりたいと思いまして」


雨京「…実技出来ないってどの程度?」


雑賀「えっと…」


那珂「食堂からここまで走ったら息絶え絶えになるくらいなんだよー!!これは大変だと思ったから基礎体力だけでもつけてあげて欲しいなー!!」


雨京「…基礎体力、そうだ兄さん…じゃなかったDr.Tに相談してみれば?少しの運動で彩葉の様にムキムキになれるぞ?」


夕雲「夜内さん、女性にあのようなムキムキになれとはあんまりよくありませんね」


秋雲「なになに~?憲兵さんセクハラ?」


雨京「…すまない。だが、それなりに資本が出来てる奴ばかり鍛えてたからな…一から鍛える方法はあまり協力出来ないかもしれない」


秋雲「あぁ~そういう話?でも、提督ダイエット何かしなくても良いんじゃない?」


那珂「ダイエットの話なんかしてないよ!!護身術教えて欲しいって頼んでたんだよー!!」


雑賀「出来たらで良いのでお願いできますか?」


雨京「…構わないよ。基本的に仕事は見回りと文祇提督の接待みたいですからね」


雑賀「接待?」


雨京「…接待と言う名の監視ですよ。研究所に入らない様にって話です」


雑賀「そういう事ですか。そう言えば昨日、砲撃があったと聞きました。」


雨京「…文祇提督に一直線に飛んで来ましてね。戻るのが遅かったら危なかったです」


雑賀「助けたと聞きましたが」


雨京「…流傘で砲弾を逸らしたんですよ」


雑賀「流傘ってその傘ですか?」


雨京「…はい、私の相棒です。仕込み杖ならぬ仕込み傘です」


那珂「え?刀なの?すごーい!!全然分からないよー!」


雑賀「昨日刀を持ってたけれど何処から出したのか疑問でしたが傘の持ち手部分が鞘なんですね」


雨京「…元々刀身の銘は血合って名前なんだ。一応、妖刀の部類で血を与える事で全てを斬る事が出来るんだ」


巻雲「血合い…?妖刀?」


雨京「…まぁそう言われてるだけです。」


一応、退魔刀って扱いだからね?妖刀じゃないから…てかそこまで呪われてないから。


雨京『何が違うの?』


退魔刀は魔を祓う事が出来る刀

一番有名なのは…名前忘れたけど人間は斬れず妖だけを斬る事が出来るとかそんな感じ?

妖刀は魔に堕ちた刀で持ち主に色々邪な考えを植え付ける寄生虫みたいなモノ。

まぁある意味同じものだよ


雨京『この刀は何て曰くがあるんだ?』


その刀は元々、介錯人に使われていた刀だよ。穢れた肉を断ち血を清める事が出来るとか言ったり言わなかったり。

まぁ幕間で刀の記憶やっても良いけど?


雨京『是非是非頼むよ。介錯人って…殺すの?』


自刃する人の首を薄皮一枚残して斬るんだよ。まぁ詳しくは幕間でやったる。


長波「かっけーな!!今度じっくり見せてくれない?」


雨京「…あぁ、別に良いぞ?ほれ」


長波「い、今か!?重っ!?何だこれ!?」


雨京「…刀が重いんじゃない。鉄傘が重いんだ」


長波「抜いてみても良いか?」


雨京「…うん、良いよ」


長波はシュラッっと音を出して刀を抜くよ


長波「おぉ、軽い!!というよりも、まるで紙のようだ!!」


秋雲「綺麗だねーあれ?刃紋って言うのだっけ?無いね」


雨京『何で無いん?』


出自不明作者不明のオンパレードだし。雨京は山の中に突き刺さってたコレを引っこ抜いただけだから詳しくは分からんよ。

ちなみに刃紋は血が付いた時に浮き上がるぞ。


雨京「…血が刃に流れた時に浮き上がるんだ。何でそうなるのかは分からないけどね」


秋雲「お~!!今度、刀を構えてる所をスケッチしても良い?」


雨京「…まぁ暇な時なら」


秋雲「次描くモノが決まった!!あとは、宇都宮提督にも協力してもらって」ブツブツ


ブツブツ言い始めた秋雲は放っておいて、長波が刀を納めて返してくるよ。


長波「ありがとな!!良いモノを見させてもらった」


雨京「…これくらいなら構わないよ」


ジャンゴウ「Hey,Boy!」


雨京『Boyってこの場に男は?』

雨京だけですしおすし。


雨京「ジャンゴウ?どうしたんだ?」


ジャンゴウ「すみませんが見てもらいたいモノがアーリマース。良く解らないので憲兵サンに渡しておこうかと」


雨京はジャンゴウに渡されたモノを見ると縦に長い楕円系の少し捻じれた物体だったよ。

両端は片方が綺麗だけど片方は不自然というか折れた跡があるよ。


雨京「…これは?見たところ何かの部品みたいだけど」


ジャンゴウ「防衛施設の方の海沿いに流れ着いてマシタ」


雨京「…分かった。私の方からDr.Tに渡しておきます」


ジャンゴウ「お願いシマース」


雑賀「お時間取らせてすみませんでした」


雨京「…気にしなくて良い。また話そう」

雨京は決め顔でそう言った。


雨京『決め顔何てしてないからwww』


んで、Dr.Tの所行くん?


雨京『行くしかあるまい』


Dr.T『午前中の行動は俺様は研究所でのんびりしてるで良いぜ?』


雨京『なら兄さんの元へ出発進行!!』



研究所にてSceneChange



明石「Dr.T何か面白いこと無いですか?」


Dr.T「これでも見てろ、と言うか作ってこい」

Tは夕張に貰った設計図を明石に放り投げるよ。


明石「…ふむふむ、これはこの明石の技術力を試そうって事ですか!!ふふふ、お任せください!!」

明石は研究所を飛び出して行ったよ。


そして入れ替わりで雨京が来る。


雨京「…兄さん居る?」


Dr.T「おぅ?雨京じゃないか珍しいな!!」


雨京「こんなものが流れ着いてたんだけど」


件の物体をTに渡す。


Dr.T「お?これは…」


プロDr.T『ペラだろ?KP』


ちょww、KPのセリフを奪わないでぇ


Dr.T『それで、このプロペラの大きさとかで何のモノか分からない?』


何のモノかは分からないよ…プロペラの破片って言うのは分かるね。


Dr.T「プロペラか…これだけだと何のプロペラか分からんな」


雨京「…プロペラ、昨日の襲撃者のかな?」


Dr.T「んーどうだろ、調べては見るか何も出て来ないと思うけど」

どうしてそう思うの?


Dr.T『このプロペラがここに流れ着いた事実以外は不明で通すと思うからね』

ふぬ、それなら調べなくても良いよ(・∀・)ニヤニヤ


Dr.T『無駄な事はしない主義なのさ!!』

無駄な事ぇ…


Dr.T「んじゃ、俺様は今日はまったりのんびり過ごす予定なのだ!!またな!!」

Dr.Tはそう言うと廊下を走ってる途中で壁に入ってったよ。


雨京「…消えた。良く解らないがまぁ良いか」


雨京『地下に行ったの?』


Dr.T『お前に見られても問題は無いだろ?』


雨京『それもそうだな』


雨京の旅はまだ続く?そろそろ11時になるよ。出迎えに行くかい?


雨京『文祇提督か行くぜ!!』



ここでSceneは一旦Cut!!ではでは、彩葉をやるぜ。


彩葉『引き籠る…』

はいはい、そんなに出して欲しいなら出してあげるから早くしましょうね。


それでは彩葉の執務室?SceneStart!!



彩葉「そろそろ11時仕事かぁ。」


ちょww何ぞww聞いてないww時間指定をしてない事を良い事にスキップしやがってぇ!続行!!


神通「出発は午後では?」


彩葉「午後出るまでに書類を終わらす。元帥に手間を掛けさせたくないからね。」



ではでは港にSceneChange!!



雨京「…よう彩葉」


彩葉「あれ?雨京どうしたの?」


雨京「船長方の出迎えだよ」


彩葉「あぁ、お疲れ。」


港に船が来るよ。


三枝「おぅ!!また出迎えかい!毎日ありがたいこった」


文祇「こんにちは。雨京…さん宇都宮さん」


彩葉「こんにちは、三枝さん今日の書類は何処ですか?」


三枝「おぅ!こっちだ上がってこい」


彩葉は船に乗り込むよ。


三枝「その段ボールだ」


彩葉「分かりました。」ヒョイッ

彩葉は軽々と段ボール三つを片手で持ち上げるよ。



三枝「おお、力持ちだな!鍛えてるねぇ!!」


彩葉「そこまで鍛えてはいませんよ。」ムキッ


三枝「アピールしておいて何を言ってるんだ」


彩葉『そのまま段ボール運んで処理するよ』


…んじゃ彩葉のSceneはここまで。一方、雨京は…


天龍「なぁなぁ憲兵さん、強いんだろ?ちょっと手合わせ願えねぇか?」


雨京「…午後で良い?」


天龍「おうよ!!今から楽しみだぜ!!」


文祇「艤装はダメですよ?」


天龍「わかってるって!!だが、オレも刀を使わせてもらうぜ」


雨京「…使うなら峰な?」


天龍「それもわかってるって!!」


天龍「久しぶりの刀の勝負…腕が鳴るぜ」


暁「天龍さんはダメね。この状態になったら何言っても聞かないわ」


響「君も心してかかった方が良い天龍さんは強いよ」


雨京「…うむ、心得もあるみたいだからね。手加減をするつもりもない」


電「怪我しない程度にするのです!」


雷「怪我したら私が見てあげるから大丈夫なんだから!!」


雨京「…まぁ、怪我しないようにはするよ」


文祇「天龍も、なるべく怪我とかさせないでくださいね?」


天龍「おう!!努力はするぜ」


三枝「話は終わったか?終わったなら立ち話するんじゃなく食堂に行かんか?そろそろ腰が…」


文祇「三枝さん…ごめんなさい」


雨京「…これは失礼、行きましょうか」


一行は三枝船長を労りながら食堂に移動したよ。


と言う訳でお昼ご飯の時間だよ。


特に強制イベントは無いけどどうする?


雨京『食後の戦闘に移っても良い?』

他の人が何も無ければね。


拓『いつも通りだ』


Dr.T『思ったんだー風呂出来てQue入れた?』


拓『そう言えば提督共の家も出来てるぞ』


Dr.T『風呂出来た事伝えとかないとなぁ。夕飯で誠君に言ってもらおう』


彩葉『何もしないからスキップしても良いよ。どうせ食べ終わったらドナドナされるし』

なら既に彩葉は海の上に居るよ。


彩葉『ふぁ!?』

食べ終わった後に即、出航しました。


着くまではCutするわ。


彩葉『まぁすること無いしな』

する事は色々あるけどな。


彩葉『例えば?』

三枝船長と話するとか。だねぇ一番、滞在時間短い人だし?


彩葉『それは雨京の仕事だから却下、何もすることないな』

なら飛ばすわぁ、順番は確定で最後ね。まぁ、Dr.Tは今日何もしないって言ってたから雨京の次だろう。


雨京『ならば食後の運動Sceneで良いのかな?』

うん良いぜ?



食後の運動!場所は修練場!ではでは雨京VS天龍!!3 2 1 Fight!!



天龍「よっしゃぁ!!行くぜぇ!!」


雨京「お相手しようじゃないか!!先に有効打をとった方の勝ちで良いな?」


天龍「あぁ!良いぜ!」


天龍が刀を抜き上段から斬り掛かる。それを雨京は傘の先で受け少し押し返すと天龍は一歩、雨京から距離を取る。


暫しの間お互いの刃の先…と言っても天竜が見てるのは傘の先だけども、見つめるよ。

一分…二分…そのまま見つめ続ける。


暁「二人とも固まっちゃったわよ?」


響「静かに、お互いに相手の出方を見てるんだよ」


雨京は構えを流れる様に変え居合いの構えをとる。それを見た天龍は誘いに乗り弓を引くような構えをとるよ。


雨京「?見た事無い構えだな」


天龍「龍田直伝の構えだ!!フフフ、怖いか?」


雨京「龍田が使う武器って槍だよな?」


雨京『ならばこの構えから繰り出される攻撃は点の攻撃!!完全に見切って見せよう!!』

また部位攻撃で相手の攻撃を受けるの?でも次は君から攻撃するまで天龍も動かないだろうけど。


雨京「どうやら動くのを待ってる様だな。なら先に動かせてもらおう!!」


雨京『フェイントかけて傘でぶん殴るぜ』

雨京は右手を動かし刀を振るう!!天竜はそれに対して刀でフェンシングの様に受け流そうとするが受け流せる刀は無く、タイミングがズレて同じ軌道を取る傘が天龍の胴体に当たる!


天龍「ぐぉ!?フェイントだと!?」


雨京「イメージは大事だ。そこにさもある様に動かせなければフェイントなんかすぐにばれてしまうからな」

見切る前に終わったw


暁「刀が見えてたのに…天龍さんの刀と当たった瞬間に消えたわ!」


雷「これは憲兵さんの勝ちね」


天龍「傘…痛いぜ」プルプル


雨京「…鉄傘だからな」


響「鉄傘で容赦なく女の子を…これがSか」


雨京「…喜んで女の子を殴り飛ばしたりはしてないから、勝負を挑まれたなら相手の性別なんて関係ないだろ」


響「そうか、そうだね。残念だ」


雨京「…何が残念なのやら」


文祇「天龍、満足した?」


天龍「あぁ、ありがとうな提督」


雨京「…楽しかったよ。またしよう」


電「今度は電も混ぜるのデス!!」


雨京「…天龍さんを相手にするのに複数人は辛いかなぁ」


電「出来ないのデス?」


雨京「…挑発には乗らないよ」


電「残念なのです」


文祇「電、そこまでにしておいて」


電「分かったのです」


雨京「…この後はどうしますか?」


文祇「そうですね。またのんびりします?」


雨京「…海沿いは止めといた方が良いですね」


文祇「昨日砲撃がありましたからね」


雨京「他か…そう言えば新しい施設が建ってたなあそこ行ってみますか」


雨京ご一行は銭湯に行くの?


雨京『まぁそうなるな』

銭湯はちゃんと男女別ですぞ


雨京『まぁそうだろうな…別に混浴とか考えてないから』

あぁどうしようかなぁ。


Dr.T『これは混浴でも良いんじゃない?』

駄目に決まってんだろwwんーむ。


拓『このまま続行しても面白いんじゃないかな』


雨京『何か問題でもあるのか?』

流れの考察、KPでも悩むことはあるのだよ。


彩葉『KPはずっと悩んでないと逆におかしいんじゃ…』

空っぽの気のままに進めてるからねぇ…


さて銭湯じゃなく戦闘になる可能性まで考えたところで進めようか(戦闘じゃなく私刑だけど)


雨京『え?やっぱ止める止めるうううう』


中に入ると番台にジャンゴウが居るよ。どうやら、入り口に番台があって二手に男女に別れる様に作られてるみたいだね。


番台ジャンゴウ「Hi,毎度!!男はこちら女はこちらでゴザイマース」


雨京「・・・どうやら銭湯の様だな」


番台ジャンゴウ「オカネはイリマセーン!私は監視デス」


雨京「…この島、見回る必要無いんじゃないか?」


番台ジャンゴウ「私達は担当の建物から基本的に離れられマセンカラ」


雨京「…そうか残念だ」


番台ジャンゴウ「建物の管理は出来ますから掃除とかは任せてクダサーイ」


雨京「…あぁ、んじゃ男はこっちだったな」


んじゃ雨京は独りで男湯に向かうよ。


雨京『一人?』

うむ一人だよ?


雨京『文祇提督は?』

女湯に向かってったけど?


雨京『…文祇提督って男じゃ?』

一言も性別は公言してませんよ?


雨京『…え?女?』

一言も性別は公言してませんよ?


雨京『NPCみたいな返しは良いからw』

男だと思ってたならする行動は決まってるんでしょ?


雨京『…戦闘って、もしかして。男だと思い込んで文祇に指摘したら…』

さぁ、スルーするか指摘するか…どうする?


雨京『男だと思ってるんだから指摘するしかないじゃない!!』


雨京「…文祇提督?男はこちらですけど?」


文祇「え?」


雨京『あぁ、地獄の始まりか…女は怖いな』


天龍「おいおい、もしかして提督の事を男だと?」


夕立<教官さん気付いてなかったっぽい?>


レーベ<女性を男だと言うなんて…最低だね>


皐月<隊長にとっては性別なんてどうでもいいのは分かるけど間違えるのはちょっとやばいよ>


雨京『何故無線オンにしてないのに無線で突っ込まれるんですかねぇ』


雨京「…正直言おう、男だと思ってました」


文祇「ま、まぁ中性的な外見ですから…大丈夫です気にしてません」

文祇提督は明らかに落ち込んでいる。


雨京「…本当申し訳ない」


文祇「き、気にしてませんから大丈夫です」

そう言って文祇提督は女湯の暖簾をくぐって行ったよ。

艦娘勢は君を結構きつい目で見ている。


雨京「…す、すまん。そんな目で見ないでくれ。次からは気を付けるから」


響「司令官はあれでも気にしているんだ。私達が上手く言っておこう」


電は何か言いたそうな顔でこちらを見ていたけど、響達が暖簾をくぐるとそれについて行ったよ。


雨京『助かった…』

響の統率力に助かったね。


雨京『ありがとう、響』


Dr.T『マジで気付いてなかったのか…』


雨京『皆の反応から薄々とは感じてた。でも、この探索者絶対男だと考えてるからこうなった』


拓『副指令の…娘…』


雨京『…まさか、あの幕間の紅って…副指令?』


さぁ?どうでしょうね。その情報は貴方達のクリアランスではまだ開示出来ないね。


Dr.T『幕間については幕間だけか』

そうそう、君らが出演してない幕間で出たことについては君ら知らんからね。会った事無い人物について詳しい情報は与えられぬよ。


拓『文祇 紅として仮定しとこう』


Dr.T『んだなぁ、あの砲撃は文祇提督を狙ってって言うのがほぼ確定。プロペラが流れ着いた事から幸守は死んだか…?』


拓『待って、流れ着いたって事は生きてこの島に流れ着いてる可能性は?』


Dr.T『KP、開拓したところ以外の状態ってどうなってるの?』

森で埋まってるよ。南側の海岸が港と拠点だとして、まだ島の南の拠点周辺しか開拓されてないよ。


Dr.T『森に潜伏か…』


…潜伏してるなんて誰も言ってないよ。それで雨京は一人で風呂入るんだよね?


Dr.T『その行動にチェーンする。俺様が先に入ってる事にしろ』


拓『んー、なら僕も』


ん、構わんよ。


文祇一行と別れ脱衣所に入ると先客が居るみたいで籠に服が入ってるよ。


その時に無線が鳴るよ。


皐月<隊長、ボクらもお風呂入って良いかな?>


雨京<あぁ、構わない>


雨京「…さて、ん?この服?兄さんが入ってるのか」


雨京が服を脱いで入る。


Dr.T「おお、雨京も来たのか」


雨京「…新しい建物が完成してたみたいだから文祇提督連れて来たんだが」


Dr.T「女湯は流石に監視出来ないだろ?大丈夫なのか?」


雨京「…皐月達が見てくれてる筈だ」


Dr.T「おいおい、どうしたの~?何か疲れてる様な顔してwww」m9(^Д^)プギャー

煽ってくスタイルぅ…


雨京「…ちょっと、間違えてたことがあってね」


Dr.T「おぅ、何となく想像つくぜ?男だと思ってたんだろ?昔もそれで怒らせてたことあったよなww」


雨京「…何で分かるんだ」


拓「お兄さんだからだキリッ」


Dr.T「ちょっと永ちゃん…俺のセリフを取らないでぇ」


拓「それで?怒らせちゃったの?」


雨京「…悲しそうな顔をされた」


拓「それなら再度謝るとかはしない方が良いね。それでいて女性扱いをちゃんとしてあげると良いよ」


雨京「…女性扱い、難しいけど頑張ってみる。機嫌を損ねてたままだと上に何報告されるか分からないし」


Dr.T「こんな所で女性扱いする場面何て生まれるのか?」


拓「珍しくTが突っ込む側に回ったね。まぁ持って行かないと生まれないんじゃない?」


雨京「…兄さん達は女性だと分かってたの?」


Dr.T「勿論、ここに着任するメンバー決めたの俺と元帥の爺さんだよ?ここに関わる人物の名前を知らない筈ないじゃない」

あぁ、そうだった。そうなると、彼女の下の名前もDr.Tは知ってるなww


Dr.T『まだ言わなくて良いよ。必要になったら聞く』

あいあい了解。


拓「僕も把握は一応してたよ。彩葉は直感で女の人と気づいてるだろうし」


彩葉『…zzZ、ん?呼んだ?どれどれ…なんだと…彩葉は独りで船旅してるのにお前らお風呂入ってるのか!!ずるいぞ!!』

何か文句言い始めたけどww


Dr.T『まぁまぁ寝起きだから超機嫌悪いだけだよ。はい、もう少し寝てよ?』


彩葉『』

いびきすら聞こえないんだが


Dr.T『まぁ、雨京が接待するから彩葉は投げたんだよ』


拓『そうなるな。あいつ自分の範囲のNPCしか守らないし』

彩都んはダイスによってはそのNPCに刺される結果があるけどね。まぁそういう行動するからしょうがない。


雨京「…二人とも女性だって気付いてたなら教えてくれても。」


拓「女性と気づいてない事に気付いてないから無理だよ?」


Dr.T「気付いてたけど面白そうだったから放置した」


雨京「…変わらない兄さんに涙が出そうだよ」


Dr.T「感動か?それとも悔し涙か?」


雨京「…殺意を我慢するための涙さ」


Dr.T「殺意!?兄に殺意を向けるなんて何事だ!?」


その時、雨京は視線を感じたよ。


雨京「…誰?」

雨京が見た方は場所的に女湯の方だね。上の所が向こうと繋がってるよ。


Dr.T「どうした?」


雨京「…いや、何か視線を感じたから」


皐月「隊長…壁の向こうの視線感じるって勘が鋭すぎるよ」

壁の向こうから皐月の声が聞こえて来たよ。


雨京「…聞き耳を立ててたのか?」


皐月「聞き耳たてたのは今だよ。聞き耳しなくてもDr.Tの声が聞こえたからね」


電「男湯と女湯で話すのは止めといた方が良いのです!」

と電の声がして皐月の声は聞こえなくなったよ。


雨京「…ううむ、風呂だとちょっと開放的になりすぎるな。いかんいかん」


Dr.T「雨京はもっと開放的になっても良いと思うよ?一言話すだけでも考えすぎだしさー」


雨京「…私は兄さんとは違うからな」


Dr.T「根っこの部分は兄弟なんだからもっとはっちゃけても良いのに」


拓「まぁまぁ、今の雨京も良いと思うよ?」


雨京「…そろそろ上がるよ」


Dr.T「うん、りょーかい!!仕事頑張ってねー」


雨京「…先を考えると頑張れない」


Dr.T「それでも頑張ってもらわないとねぇ表に立てるのはお前ぐらいなんだから」


雨京「…何を研究してるの?」


Dr.T「鹵獲した深海棲艦の艤装から武器作ってる」コゴエ


雨京「…マジか」


Dr.T「あぁ、提督方に自衛の武器を持ってもらうつもりだからな」


Dr.T「爺さんにも兵器派には過激派も居るから気を付けろって言われてるし」


雨京「…成程、それなら私以外の武器を先に作ってもらえるか?」


Dr.T「お前は刀持ってるからそりゃそうだ」


拓「僕もあとでで良いよ」


Dr.T「自衛手段に乏しい女性方から作るつもりだぜ?まぁ二人とも艦娘とは仲良くしてるから大丈夫だとは思うけど」


Dr.T「何にせよ。こういう研究してると怖いのは深海棲艦よりも人間だからなぁ」


拓「…飛行場作る?」


Dr.T「飛行場か…カタパルトで良いんじゃね?」


拓「どうやって戻ってくるんだよ…雨京を生きて返さない気?」


Dr.T「水上機にも出来る様にすれば?」


拓「ふむ、目標としたら深海棲艦に捕捉されない超高高度で尚且つ速い機体か…それに水上機…音速機にしたらフロート吹っ飛ばない?」


雨京「…フロートを格納出来るようにすれば良いのでは?」


拓「そうなると武装が積めなくなるけど」


雨京「…どうせ海の上飛ぶなら武器必要無いでしょ?武器で迎撃出来る範囲まで低空飛行したら流石に撃墜されるって…」


拓「それなら陸用の車輪も用意出来るな。武装は全て排除して高性能のステルスだけの機体を作ろう」


Dr.T「…設計図欲しいな。SR-71の」


拓「SR-71?」


Dr.T「通称ブラックバード、敵機に撃墜されないほど高高度へ飛べ尚且つ高度1万メートル以上なら超音速、武装は無し」


拓「そんな機体あるの?」


Dr.T「ある、しかも任務中の撃墜は一回も無いと言われてる」


拓「おぉ!!良いじゃんそれ作ろうよ」


Dr.T「しかし、背面飛行は出来ないし高度1万メートル以下だとめっちゃ遅い。高い速度が出るって事はイコール操縦性も悪い。機体強度が弱いから着陸失敗で御釈迦って結果が多かったらしい」


拓「着水なら最悪炎上で雨京が死ぬ事はないから大丈夫かな」


Dr.T「武器は積まない代わりに攻撃を受けない為にステルス性にガン振りしてる機体だからステルス性能は文句ないと思う」


雨京「…ところで私が乗るのは確定なの?」


Dr.T「はっはっは、何を当たり前な」


拓「大丈夫、パラシュートもちゃんと積むし」


雨京「…超高度で音速って機体燃えてるんじゃないの?そんな状態でパラシュート使った時点で自殺だと思うんだけど?」


Dr.T「断熱加熱な。流石に耐熱の与圧服を着てもらうよ?それに、この機体はチタンで出来ていて融点が高いから高熱になっても本体強度は大丈夫だろう」


雨京『Mr.ブシドーよろしくそんなモノ要らんって言えばいいの?』

死にたいなら良いよ?あれ?ブシドーさんって宇宙服着てなかったっけ…?トランザムのGにパイロットスーツが耐えれなかったんじゃ?


彩葉『』


Dr.T『彩葉は死んでるから答えてくれないぞ』

そう言えばそうだったね。まぁ寝かせておこう


Dr.T「妖精さんに作って貰えばガンダムのパイロットスーツみたいなモノが出来るだろう…否、出来る」

胸熱だね。


拓「まぁ、頼んでみようか…設計図は?」


Dr.T「思ったけど、爺さんに頼むとしても…面倒臭いなー」


KP(既に手に入れてる事は把握してないか何の設計図か確認すらしてないしね。まさか機体の型番を当てられるとは思ってなかったけど)


拓「んー、妖精さんに聞いてみよう」


雨京「…そうそう聞きたかったんだけど、無線って防水?」


Dr.T「お前何言ってんの?お前の部下が出撃してる時に使う事を念頭に作ってんだから防水に決まってんだろ?」


雨京「…そう言えば海上だもんな。何で気付かなかったんだろ?ちょっと無線取ってくる」


Dr.T「やっぱお風呂は良いなぁ。永ちゃん」


拓「そうだね。風呂で話す内容じゃないけどね。メモ取りたくなるし」


雨京「ただいま」


雨京<誰か無線着けて入ってる?>


夕立<当たり前っぽい>


皐月<もちろんだよ>


川内<付けてるよー>


時雨<応答無かったからまさかと思ったけどやっぱり着けて無かったんだね>


弥生<レーベは…研究所…前に居る…>


レーベ<マックス誘って僕も入りに行っていいかな?>


雨京<彩葉は…出張中か?居て暇なら構わないんじゃないか?>


レーベ<Froh!>


雨京<お?おぅ…?取り敢えず文祇一行が風呂から出たら教えてくれ>


夕立<はーい>


雨京「…ふぅ、一息つくか」


拓「そう言えばそこまで分かってるのに設計図何て居るの?」


Dr.T「当たり前だろうが!機体に何が使われてるのか分かってもそれがどう使われているのかを知るための設計図なんだよ」


拓「Tなら一から作った方が早いと思うんだけど」


Dr.T「…それもそうだな考えておこう。それと何の発電施設作るか決まった?」


拓「取り敢えず風力発電施設と太陽光発電施設を囮に地下に水流発電施設と蓄電施設を複数作ろうかと」


Dr.T「ふむ、まぁ妖精さんでも時間かかりそうな内容だな」


それをまとめて作るとしたら妖精の力を借りても2週間は掛かるね


拓『3匹中2匹を動員して1匹を必要な事が出来た時用に待機させておく、そしたらどれくらい?』

んー3週間かな?


拓『なら明日からよろしく』

了解Que入れておくわ完成予定は…( `w´)ノ^。

20…今が6話だから26話に完成予定か


Dr.T『26話までにシナリオが終わったらどうなるの?』

1章終わりから2章始まりまでの期間を考慮するよ。


拓『ふむふむ、終わりが見えないんだけどどうなれば終わるの?』

世の中が平和になれば終わるんじゃないかな?


雨京『終わらないに一票』

何時かは終わるでしょ。探索者が死ねばw


2章以降は新しいキャラシは無理なのでよろしくね(; ・`w・´)

死んだ者からサブKPにされていくよ。


Dr.T『サブKP止めようぜただでさえイベント多いのに彩都が調子乗るから』


んー?そう?了解した。なら買い物係ね。


Scene再開しますよ。


雨京は皐月から文祇提督が風呂を上がる事を報告されたよ。


雨京「…文祇提督が風呂を上がったらしいのでそろそろ上がるよ」


Dr.T「おう!またなー」


拓「僕等は何時まで入るん?」


Dr.T「夕飯まで付き合え」


拓「しょうがないなぁ」


雨京が外に出ると文祇提督が待ってたよ。


文祇「良いお湯でしたね」


雨京「…えぇ、そうですね。あれ?天龍さん達は?」


文祇「彼女達のお風呂は長いんです」


雨京「…海仕事ですもんね。風呂が出来て良かった」

5日位風呂に入ってない計算にwwwまぁ女性二人はドッグにあるお風呂を使ってたみたいだけどね。


文祇「結構広かったですしね」


雨京「…ですね。兄さんの声が聞こえてたって聞いたんですけど」


文祇「兄に殺意を向けるなんてって聞こえてましたけど」


雨京「…私をからかうのが好きですから」


文祇「そうですかTさんは良いお兄さんですね」


雨京「…困った兄さんです」


雨京『…ん?何かオカシイ?気のせいか』


文祇「食堂で座って話しませんか?」


雨京「…ん?あぁ、構わないよ」


テンテンテテテーン食堂に移動したよ。


文祇「…」


雨京「…」


雨京『ぶっちゃけ話す事無いんだけど』


Dr.T『命が狙われてる可能性があるって言っておけば?それか狙われる覚えを聞いてみれば?』


雨京『言っちゃっても良いの?』


Dr.T『その後で守るから大丈夫云々言えば問題ないだろ』


雨京『…そのセリフはこの探索者だと違和感ないな採用』


雨京「…少し真面目な話良いですか?」


文祇「えぇ、大丈夫です」


雨京「…命を狙われる覚えはありませんか?」


文祇「え、命ですか?ありませんけど」


雨京「…そうですか」


雨京『おい守るまで繋がらなかったぞどうすれば良いんだ…』


Dr.T『ちょっとはもう少し頑張れよwwwwコミュ障かよww』


拓『ふはwwこれは噴くw』


しょうがねぇ続けてやるよ。


文祇「…もしかしたら、義父繋がりで狙われる事はあるかも知れませんけど」


雨京「…確か副指令だったよね?」


文祇「はい、そうです」


雨京「…まぁ、この島に居る限り身の安全は保障するよ」


文祇「ありがとうございます」


雨京「…何、憲兵だからな当然の事だ」


雨京『こんな感じでどう?』


Dr.T『流石脳筋、もっと甘いの想定してた』

甘くされてもNPCの反応困るけどね。


Dr.T『KPなら大丈夫だろ?』

せやな。


雨京『…これじゃ不服だったか?』


Dr.T『いや、別に良いんじゃない?お前らしくて』


ちょぉっと女湯Sceneやりますよっと


雨京『いきなりすぎィ』

気が向いたからやることにした。内容は聞いてりゃ分かる。



女湯へSceneChange!!



天龍「そういや、さっきお前らの提督と戦ったんだけど」


川内「うん、見てたよー。あと提督って言うとあの人怒るから言わない方が良いよ」


天龍「そうなのか?覚えておこう。しかし、まさか傘の先で刀をピンポイントで押し返されるとはな」


皐月「隊長は強いからね」


レーベ「…どうにか、勝つ方法は無いかな」


時雨「そう言えば飛び道具使う奴には負けんって言ってたけど弾よりも速いんだよ」


夕立「時雨が撃った後に夕立と入れ替わってたから相当速いっぽい」


マックス「それって近接戦闘で飛び道具使うから負けるんじゃないかしら?」


夕立「良い事思いついたっぽい」


時雨「どんなことだい?」


夕立「飛び道具を使うから負けるなら近接武器を使うっぽい」


天龍「お前らも刀持つのか?」


夕立「夕立が使うのは魚雷っぽい」


時雨「…それは、大丈夫なのかな?」


レーベ「魚雷での殴りかたを練習しないとね」


マックス「ちょっと努力の方向性間違ってるんじゃないかしら…」


川内「ふぅん、一理あるね」


皐月「魚雷って…」


夕立「扱いには注意するっぽい」


響「私も魚雷殴り練習しよう」


暁「私もするんだから!!」


電「無理して会話に混ざろうとしなくても電は良いと思うのです」


雷「もし、陸で魚雷を撃ったとしたら絶対に怒られるから止めといた方が良いと思うわ」


響「あの人なら気にしないと思うけど」


雷「憲兵さんが直す訳じゃないわ。直す人が怒るのよ」


川内「修練場の床と壁は砲弾が当たってもへこみもしないから大丈夫だと思うんだよね」


電「…ここの施設はおーばーすぺっくばっかりなのです」


川内「研究者が優秀過ぎるからね」


天龍「あー、Dr.Tとか言う奴だっけ?」


時雨「一応、軍医らしいけどね」


電「あの黒い白衣着ている人ですか?」


川内「うん、そうだよー」


響「司令官は今どんな話をしているのだろうか」


雷「きっと、男だと思ってすみませんでしたって謝ってるんじゃないかしら?」


電「憲兵さんの事だからきっと真面目な話をしてるのです」


川内「教官、性別分かってないからね…」


皐月「隊長にとっては部下も上司も性別部下・上司だから性別を分かってもらうのは大変だよ」


時雨「皐月、もしかして」


皐月「…別に見てれば分かるから、あぁ見えてもあの人モテてたからね。でも、あの人そっち関係は回避行動取りまくってるから攻略は難しいよ」


川内「教官っぽいっちゃ教官っぽいけど、回避するのはハニートラップだと思ってるからじゃ?」


皐月「それは…ありえそうだね」


艦娘達の話は続くSceneCut



さり気、雨京の艦娘ボクっ娘多くて難しい…

雨京『時雨、皐月、レーベか』


…さてと一方、食堂に居る雨京達に戻るか。


雨京『はいはーい』



食堂へSceneChange



文祇「頼りにしてますよ雨京せん…さん」


Dr.T『…言い間違い?』


雨京「…戦?」


雨京『雨京戦って戦うの?』


文祇「あっすみません何でもないです」


雨京「…そう?なら良いけど」


文祇「雨京…さんは陸軍に居たんですよね?」


雨京「…そうだけど」


文祇「どうしてここに?」


雨京「…問題を起こして左遷みたいな感じです」


Dr.T『簡潔にまとめたなwww』


文祇「左遷…ですか。その、雨京…さんって神奈川出身ですよね?」


雨京「…あぁ、俺の資料でも見たの?そうだよ」


文祇「はいっはい、資料を見たんです」


文祇(この分だと、期待は出来なさそうですね)


雨京「…ん?んー?気のせいか」

雨京は文祇に対して違和感を感じるけど詳しいこたぁ分からなかったよ。


文祇「そろそろ、あの娘達も戻ってきますからここまでですね」


天龍「待たせたな!!提督、憲兵さん」


雨京『この人も大概スペック高いね』


Dr.T『雨京の過去を探ってるのか?


文祇「大丈夫待ってないから」


暁「司令官どうしたの?」


文祇「何もしてないよ?どうして?」


暁「暁の気のせいだったみたい。気にしないで」


SceneCut



雨京『文祇の態度が謎だ…』


Dr.T『うーんワカンネ』


さて次は彩葉だけど…


彩葉『』


T、彩葉起こして?


Dr.T『任せろー』バリバリ!


彩葉『止めて!!』


彩葉『あれ?何してたんだっけ?』

今から彩葉の番だよ?


彩葉『あれ?雨京の番は?』

今終わった


彩葉『あれ?僕どういう状態だったっけ?』

第一線泊地にドナドナ


彩葉『おk、Scene初めて良いよ船の上から?それとも上陸した後?』

どちらでも良いけど?


彩葉『なら上陸した後で』



それでは彩葉のScene場所は第一線泊地

3 2 1 Q!!SceneStart!!



叶人「着いたな」


夕張「着きましたね」


彩葉「はぁ、着いちゃった。」


雪風「しれぇ!!早く行きましょう」


三枝「よぅしっ着いたぞう」


大鷹「相変わらず早いですね」


三枝「そりゃぁ自分でチューンアップしたからのぅガッハッハ」


平塚「お待ちしておりました」


三枝「おぅ平塚殿、案内宜しくお願い」


平塚「はい、お任せください。では、宇都宮さん霧埼さんこちらへ」


三枝「ワシらは荷物の卸し作業があるから行けんが、平塚殿が案内してくれるのでついて行ってくれ」


叶人「分かりました」


彩葉と叶人達は平塚について行くよ。


平塚「こちらだ。私はここで憲兵をしている平塚静と言う」


彩葉『平塚静ってオレガイルの?』

YES、名前については気にするな。


彩葉「宇都宮彩葉です。よろしくお願いします。」


叶人「霧埼叶人だ」


平塚は2階建ての建物に案内するよ。


平塚「この泊地を担当している元帥の部屋に案内する」


そう言って二階に登り、一つのドアにノックするよ。


平塚「Mr.J、客人をお連れしました」


彩葉『Dr.Tと同じ症状に掛かった人が居るのか…』


Mr.J「入っていいよー」


皆が入ると金髪に琥珀色の目をした人物が椅子に座っていたよ。


Mr.J「やぁ、第一線泊地の担当をしている元帥のジェイソンだ。気軽にJと呼んでくれたまえ」


叶人「霧埼叶人だ。よろしくMr.J」


Mr.J「貴方が…あぁ、紹介しよう。私の秘書官のMs.Hだ」


Ms.H「…初雪…です…よろしく。あと変な名前で呼ばないで…」


Mr.J「Ms.Hって呼び始めたの俺じゃないよね?」


Ms.H「もう…良い部屋戻っていい?」


Mr.J「…ずるいぞ、俺が仕事してるのに俺も部屋戻っていい?」


平塚「…何の為にお二人を呼び出したんですか?」


Mr.J「んー?あぁ、そうだった。ん?俺呼び出したのって宇都宮提督だけだったような気がする?何で二人?」


叶人「監督を任されまして」


Mr.J「あぁ、そう。取り敢えず顔合わせをして貰うつもりだったんだ!ん、来たね。臼潮提督あとヨロシク」


臼潮「テメェ呼び出しておいて速攻放置ってどうなってやがんだ?」

一人の男が入ってくるよ臼潮提督って呼ばれてるようだね。


Mr.J「俺は眠いからあとヨロシク」


臼潮「…はぁ、しょうがねぇな」


Mr.JとMs.Hは部屋に戻って行ったみたいだね。隣の部屋に入ってったよ。


臼潮「んで、何処まで聞いた?」


叶人「自己紹介しか」


臼潮「あぁー、全部丸投げかよ…取り敢えず。ここが攻め込まれた時に俺らが逃げる事になるのがそっちの泊地になるんだ」


彩葉『KPうちの泊地とここの泊地までの距離は?』

艦娘なら1時間くらいだね。


臼潮「まぁ行くのは俺だけだけど?要するに俺が救援を呼ぶ係なだけだけど」


臼潮「そんで、お前が宇都宮?ガタイ良いな」


彩葉「宇都宮彩葉だよ。よろしく」


臼潮「おぅ、ここが襲われたらそちらに俺の艦隊を派遣する事になっている」


彩葉「襲われた報告をされたらすぐこちらが出撃するんだな」


臼潮「あぁ、状況にも依るが俺の艦隊から話を聞いて見捨てるか援軍か回収かを選べ」


彩葉「放棄、援軍、回収ですね」


臼潮「まぁ大体は援軍で十分だろ。Mr.Jが居るなら防衛は手堅いからな」


彩葉「あの人強そうに見えないんですが…」


臼潮「実際強い。伊達に激戦区のここの担当になってねぇよ」


彩葉「そんなにですか?」


臼潮「何度かここには深海棲艦が攻めて来たけどそれを全て撃退してんからな」


彩葉「凄いですね。それ、書類には残ってますか?」


臼潮「あん?」


彩葉「深海棲艦からの防衛記録は残ってますか?」


臼潮「資料室にコピーは残ってっと思うけど?」


彩葉「なら資料室で話をしましょう」


臼潮「お?おぅ」


臼潮に連れられて資料室に行きました。平塚はそのままフェードアウトしたね。


臼潮「ええと、これだ。ほれ」


叶人「えっと彩葉?どうしたんだ?いきなり」


彩葉「ここの防衛力を把握したいなら防衛記録を調べた方が手っ取り早いと思いまして。」


臼潮「成程、コピーは要るか?」


彩葉「コピーして良いなら帰ってから見ますよ」


臼潮「了解っと朝潮、コピー頼めるか?」


朝潮「失礼します。防衛記録のコピーですね。分かりました」

朝潮が資料室に入ってきて書類をまとめてコピーをし始めるね。


彩葉『彼の部下って』

第八駆逐隊です。他に満潮、大潮、荒潮が居るよ。


彩葉『名前が安直ぅ』


臼潮「コピーは朝潮に任せて説明させてもらおう」


彩葉「うん、よろしく。」


夕張「提督、私達が居る意味は?」


叶人「…特に無いかな?」


夕張「何で来たんですか?」


叶人「暇だったからな」


夕張「巻き込むなら私以外でお願いしますよぅ…設計図描いていたかった…」


叶人「何言う、暇潰しするなら張さん居なきゃつまらないだろ」


彩葉「叶人さん話を聞かないなら外で痴話喧嘩はして下さい。」


夕張「痴話…って喧嘩はしてませんから」


叶人「いやぁ、すまんすまん。外出てるわ」


夕張「ちょ、提督?待ってくださいよー」


彩葉「さて、続きを」


臼潮「お、おう。お前の上司なのに良いのか?」


彩葉「空気読んでくれただけでしょう。」


臼潮「成程な。と言っても殆どはさっき話したけど」


彩葉「では、質問をします。」


臼潮「おう、何でも聞いてくれ」


彩葉「ここには何人の提督と艦娘が?」


臼潮「10人位だな。艦娘は一人当たり5人程度居ると考えてくれていい。それに提督が居ない艦娘も居たりするな。提督が居ない艦娘はMr.Jが指揮を執ることもあんな」


彩葉「ふむふむ、提督が居ないと言うのは?」


臼潮「配属はされたが誰の元かは決まってない奴らって事だ。防衛の時に死んだ提督の部下とかも居るな」


彩葉「最前線の泊地だからこそ死ぬ可能性もあると」


臼潮「まぁそうだな。ここも重要な所になったから落とされたくないのが大本営の本音だろう。だからここが襲われ陥落したとしても、そっちが再度ここを占領する事を期待してるんじゃねぇか?」


彩葉「ふんふん、あとは…ここ付近の哨戒とかは?」


臼潮「毎日交代でやってるよ。俺ん所は雑用ばっかで殆ど出撃しないけどな」


彩葉「それは、一緒っぽいな。」


臼潮「泊地に配属された提督は必ず一人は事務仕事を担当する事になってる。非常事態になった時に動かせるようにと言う配慮だな」


彩葉「そういう意味だったのか…」


臼潮「少ししたら俺もそっちに顔出すからよろしくな」


彩葉「あぁ、はい分かりました」


臼潮「それじゃ地下壕に案内すんわ。非戦闘員は敵が攻めて来た時に、その地下壕に避難する事になってるからな」


彩葉は臼潮に案内されるまま地下壕に着いたよ。資料室から出たところに叶人は居なかったね。


彩葉『単独行動させる為に出て行かせたからな…何か情報取ってきてくれれば御の字、殺されることは無いでしょう』

何をしているのかは彩葉には分からんよ。遊んでるだけかもしれんからなww


臼潮「そっちの奥が保管庫になっていて食料物資が保管されてて100人の15日分の食料が入ってる」


彩葉「それがタイムリミットか」


臼潮「まぁそうなる。地下壕は閉めれば外からじゃ分からない様に出来てるからな」


彩葉「…神通達、覚えておいてね?」


雪風「分かりました!しれぇ!!」


神通「はい」


不知火「分かりました」


臼潮「よし、あとは…ねぇな。そろそろ朝潮の書類のコピーも終わってんだろうし行こうぜ」


彩葉「うん、分かった。」


臼潮「いやぁ、悪いなぁ。こんな所まで来させてよ」


彩葉「いやいや、結構重要な事だしね構わないよ。」


彩葉一行は資料室に入る。


叶人「へぇ、あの人以外と真面目なんだねぇ」


朝潮「そうなんです」


臼潮「…朝潮ちゃん?コピーは終わったのか?」


朝潮「はい、これが一通りの防衛記録です。資源の記録も一緒にコピーしました」


彩葉「ぐぅ有能。」


臼潮「…おk!ほらよ」

彩葉は防衛記録の資料がまとめられたクリアファイルを渡されるよ。


彩葉「ありがとうございます。」ペラペラ


彩葉『流し読みで分かる事は?』


防衛の記録を軽く読んで分かったことは12隻より多い襲撃は無い事は分かるよ。

それと姫級と鬼級は居ても1隻位しか来てない事が分かるね。


彩葉『それは同じ艦?』

いや、種別が違うから別の艦だね。


彩葉「来ている姫と鬼はバラバラか、これが同時に来たら抑えられる?」


臼潮「今まで来た奴が全員来たら無理だろうな…」


彩葉『最後の襲撃日は?』

探索者が所属する泊地が出来る1ヶ月前位かな。


彩葉『襲撃の間隔は?』

1ヶ月に2回あるかないかだよ。


彩葉『そう考えると潜水棲姫って偵察だよね?1ヶ月に二回あるかないかって事は1ヶ月に一回は来るって事だよね?』

…さぁどうだろうね。


彩葉「これは…うちの泊地が出来てからは来てない…」


臼潮「そういやそうだな」


彩葉「一応、警戒しておいた方が良いかもしれないね」


臼潮「んだな、Mr.Jに言っとくわ。ん、そろそろ三枝の爺さんの作業も終わった頃だな」


叶人「それじゃ、帰ろうか」


彩葉「分かりました。」


彩葉達は港に戻り第一線泊地を出航したよ。


臼潮「来週の頭ぐらいに行くから把握しといてー」

と言いながら手を振ってる臼潮提督が見送ってくれたよ。



SceneCut



あい、取り敢えずこんな感じで


時刻は夕刻、食事の時間だよー。


彩葉『あれ?夕食イベントあるの?』

提督共の家が出来たから今夜そこに移動しろと言う連絡を


Dr.T『それ俺が立って知らせればいい?』

んむ、それで良いよ


では食堂からSceneStart!!

3 2 1 q!



Dr.T「失礼!ちょっと報告を提督方の私室を作ったのでご飯が食べ終わったら荷物移動しちゃってください」


誠「あれ?提督寮作ってくれたの?」


Dr.T「寮じゃなくて一軒家ですよ!戸建てですよ!!玄関入った所が執務室になっていて奥が私室スペースになっていて左手に艦娘の仮眠スペースがあります」


誠「予想を超えてて怒るに怒れない」


優「良いじゃない!!一軒家!!一軒家ならあんなことやこんなことも!!」


雨京(…男より女の人の方が危険の様だ)


Dr.T「そういう事なんで以上です!!移動したらここの改築をする予定なので」


鳳翔「ここを改築するのでしたら相談があるんですけど」


Dr.T「あいあい、では食べ終わってから聞きましょう」


Dr.T(流石に作ってくれた人の前で食べながら話す訳にはいかんからな)


雨京『…夕飯は雑賀の隣でも良い?』

ん?構わんよー


彩葉『家か…』


それじゃ雨京のSceneやりますかー


雨京『了解!』



雨京「…大鷹さん、隣良いか?」


雑賀「えぇ、構いません」


雨京「…運び終えたら修練場で訓練しないか?」


雑賀「予定も無いですしお願いします」


雨京「…ところで文祇提督が女性って知ってましたか?」


雑賀「夕雲に言われて知ってたけど」


雨京「…分からなかったのは私だけか」


雑賀「私も夕雲に言われるまで分からなかったから…」


落ち込み二丁!!


夕雲「突然言い出すって事は何かあったのかしら?」


雨京「…風呂場に行った時に男湯はこっちですよって言ってしまった」


夕雲「あら、それは…女性に言うなんて豪胆な人ですね」


雨京「…女性だと思って居なかったんだ」


夕雲「あら、文祇提督はきっと傷ついたでしょうね」


雨京『夕雲さんが攻撃的なんだけど』


雨京「…その後で謝罪したので、きっと大丈夫です」


夕雲(ここまでかしら)


夕雲「そう、提督を男扱いしないようにお願いしますね」


雨京『あぁ、訓練が行き過ぎない様に釘刺したって感じかな?』


雨京「…あぁ、心得た。これでも相手の体調を気遣う位なら出来る筈」




食事が終わったぜ。


Dr.T『鳳翔さんと話すんだったかな?』

その前に明石に工廠に連行されるよ。


Dr.T『なんと』


と言う訳でDr.Tの工廠からだぜ!

3 2 1 q!!



明石「酷いじゃないですか!!私に作業やらせてお二人でお風呂入ってるなんて」


Dr.T「永ちゃんが言ったの?」


拓「僕は言ってないよ」


明石「ふっふっふ、ジャンゴウに聞きましたよ」


Dr.T「ジャンゴウからか、ならしょうがないな。んで、出来たの?」


明石「はいはい取り敢えず模型です」


黒いシャトルの様な模型だね。


Dr.T『え?黒いシャトルってもしかして』


明石「設計図名はブラックガル草案でブラックバードと呼ばれる偵察機の仮定に仮定を詰め込んだものっぽいですね」


Dr.T「SR-71…だと?」


明石「あれ?ご存知でしたか?」


Dr.T「さっき、偵察機を作ることになってな」


明石「成程!!だからこれを作らせたんですね!!」


Dr.T「お、おぅ、そういう事だからちょっと設計図貸してくれない?」

はい、これ設計図の草案に書いてあるメモ


Dr.T『おぉ、お?潜水可能?これは詳しく聞かなきゃ』


明石「はい、こちらです」


Dr.T「…これは、この模型借りていい?」


明石「はい、ちゃんと返してくださいよ?素材はそのまま使用してるので」


Dr.T『夕張に話を聞きに行く』

おk、ならば叶人の執務室へSceneChange



夕張「Dr.Tどうしたんですか?」


Dr.T「これについて詳しく聞かせてもらおうかと思ってね」

Tが模型を見せると興奮したように聞いてくるよ。


夕張「え?作ってくれるんですか?」


Dr.T「いや、艦娘装備としては作らない。が、雨京に乗ってもらう」


夕張「えっ!ちょっと厳しいんじゃないですか?人が乗れるGじゃないですよ?」


Dr.T「大丈夫だパイロットスーツの方も作るつもりだから」


叶人「それってガンダムの?」


Dr.T「おうよ!!」


叶人「マジか!超胸熱!出来たら俺にも着せてくれない?ってか俺も乗ってみたいんだけど」


Dr.T「おk!!と言う訳で機体の方について幾つか聞きたいんだけど」


夕張「はい!何でも聞いて下さい!!」


Dr.T「これは、潜水可能って書いてあるけど」


夕張「はい、カモメが獲物をとる時に入る入射角を再現して一時的に海中を進む事が出来ると言う奴です!」


Dr.T「…相当なGが掛かるな、ガルってカモメの事か」


夕張「そうです。妖精さんが乗る事を考えてましたからね」


Dr.T「それと武装を積んでないのに潜水するまで高度を下げる理由は?」


夕張「目視での偵察の為です。超高高度から海水に突っ込み高性能のハイスピードカメラで対象を撮影って考えてたんですけど」


Dr.T「成程、でも敵からの砲撃とか雷撃はどう対処するの?」


夕張「それは機体回避性能を上げる事で対処します」


Dr.T「断熱圧縮と空気摩擦の問題については」


夕張「チタンを使うつもりです純粋な融点が高い非鉄金属ですね」


Dr.T「熱膨張率を考えると隙間を作らないといけないけど、防水についてはどうする予定?」


夕張「えっ、それは考えてませんでした…」


叶人「チタンの装甲の下にもう一枚軽い素材で包めばどうだ?」


Dr.T「機体重量は大丈夫か…」


叶人「セラミックを内張り装甲に使えば浸水は抑えられるんじゃないか?」


Dr.T「ふむ、しかし衝撃に弱くなるかもしれないな」


叶人「チタンの装甲とセラミックの間に挟む緩衝材を考えてみたら?」


Dr.T「そうなると耐水性がある緩衝材を挟まないといけないな…」


Dr.T「あとフロートを付けたいんだけど…」


叶人「羽自体がフロートの役割を出来る様にしたら?」


Dr.T「ふむ?それだと潜水は不可能…いや、可能か速度が出てれば」


叶人「そもそも潜水要らないんじゃない?雨京君が操縦するなら」


Dr.T「成程…そもそもフロート何て要らないな潜水艦の様に小型フィンで水中でも操縦出来る様にすればいいんだ」


叶人「成程、でも燃料足りる?」


Dr.T「小型フィンは便利なバッテリーで動かすぞ。バッテリーの充電はターボジェットエンジンの回転で回収する感じだ。その代わりフルアフターバーナーは使えないな」


叶人「成程、車と一緒か」


Dr.T「空気抵抗の都合上前進しか出来ねぇけどw」


叶人「そもそも航空機が潜水が出来る時点でやばいと思う」


Dr.T「違いねぇwさて、耐熱に重点を置いて作ってもらうか」


明石「ふふふ、任せてください!!設計図貰っていきますね!!」


Dr.T「アイエエエエ、明石=サン何処から!?」


明石さんはあっという間に設計図と模型を盗って去って行ったよ。


Dr.T<拓どういうことだってばよ>


拓<だってT回線ずっとオープンにしてるじゃない?作ってもらう事になったっぽいよって言ったら明石さん走ってったけどそっちに言ってたのね>


Dr.T「アッハイ」


Dr.T「そうだ、改築するのにお願いがあるって鳳翔さんが言ってたな行かなきゃ。取り敢えずそんな感じで出来たら言うわー」


叶人「あぁ楽しみにしてる」


夕張「わくわく」



SceneChange厨房



鳳翔「お願いと言うのは食堂を居酒屋風にして欲しいんです。出来るんでしょう?」


Dr.T「居酒屋風…了解です。って事は別に作っちゃいましょうか宴会とかはそこでやる感じで二階に鳳翔さん専用の私室とかも作って」


鳳翔「そんなことまで…お願いしてもいいですか?」


Dr.T「了解っす!!」


Dr.T<拓っちヨロシク>


鳳翔「こういう間取りでお願いします」

鳳翔さんは間取り図を渡してくるよ。


Dr.T「間取り図ですか。これがあるなら早く作れると思いますよ」


Dr.T<拓ー取りに来て―>


ジャンゴウ「私が届けてキマース」

ジャンゴウが届けてくれたよ。


Dr.T『ジャンゴウ便利すぎィ話す事まだある?』

無いね


Dr.T『ならScene終わって良いよ』


そんな感じで会話は終わりだよ。


SceneCut



次は誰行きますかい?


彩葉『僕は引き籠って書類見てるよ叶人さんがこっち来なさそうだから何も無いっしょ?雪風ダイスで良いよ』

はいはいー


彩葉『あ、スキップも選択肢に含めてね』

あいあいー


ころころー( `w´)ノ^。

…ダイスを振りたまえ


彩葉『…はい』トオイメ(-ω-)/^。

…(ポン肩に手を乗せ


彩葉『…またか。』

結果はもう頭の中にあるから誰がそれをするかなんだけど

憐れな子羊は…( `w´)ノ^。


さて場所は彩葉の執務室。1軒家の方ね?もう、荷物の移動は終わってるよ。

それではSceneStartまで3 2 1 Q!!



彩葉「さて、荷物の移動は終わったな。」


雪風「お疲れ様ですしれぇ!!」


彩葉「第一線泊地の防衛記録、何処やったっけ?」


不知火「こちらです」


彩葉「ああ、ありがとう。」

不知火から防衛記録の資料を貰いクリアファイルから出して見る彩葉に


漣「ご主人様!お茶を入れました!」


神通「漣さん、足元に荷物があります。気を付けてくださいね」


漣「はい、ありがとうございます( ´艸`)」


彩葉『漣が転んでお茶を書類にぶちまけるんじゃないのか…』

神通さんがケアしたようだね。


雪風以外にお茶を配ったよ。


彩葉『雪風の足を掴みまーす』

しょうがないなぁ、俊敏の対抗ロールどうぞ…


雪風「どうして雪風には無いのですか!!」

雪風が彩葉の肩の上で暴れるので彩葉は雪風の足を掴んで落ち着くように言う。


不知火「しょうがないですね。おや?雪風の分もあるじゃないですか…素直に出してあげれば良いのに」


彩葉『…止める術が無い、ここでダメだと言う理由も思いつかない。まずいぞ!!』


不知火「あっ!?」

置いてあった荷物に足を引っかけ、両手で持つお盆のせいで体勢を整える事も出来ない不知火はお茶を零しながら倒れテーブルに突っ込んでしまった。


彩葉「不知火大丈夫!?」


雪風「ね、姉さん大丈夫ですか!?」


不知火は転んだだけで怪我はなかったみたいだよ。


彩葉「怪我が無いなら良かった。」


不知火「…不知火に落ち度でも?うっ書類が…」


彩葉「え?」

彩葉が気付くと漣が置いてくれたコップが倒れてて書類がお茶に浸かってたよ。


雪風「ゆ、雪風のせいです!!」


彩葉「雪風も不知火も悪くないよ。」ポン


彩葉『雪風の頭をポンポン叩いて落ち着かせるよ』


神通「水っ気を取るために食堂行って布巾を借りてきました。コピー用紙なので恐らく乾かせば読めると思います」


彩葉「あぁ、ありがとう。」


彩葉「よし、取り敢えず乾かそうか…でも貼り付いちゃって駄目かもしれないな。」


不知火「申し訳ありません」


彩葉「流し読みはしてたから大丈夫だよ…」


彩葉『あとは乾かしてまったりするわ仕事無くなったし。と言うよりFUMBLEで情報が消えたって事は重要な事が書いてあったんだろう…書類はまた臼潮提督に頼むとしてリカバリー出来る情報なら良いが』


んじゃSceneCut



彩葉『こういう形で良かった』

雪風に行く不幸が不知火に降りかかっていくスタイル


Dr.T『彩葉のFUMBLE軽くない?』

軽い?防衛記録が読めない事が軽いと申すか?


Dr.T『成程、今回は時間を奪われたのか…』


彩葉『仕事が無いよー』


雨京『命が関わらないFUMBLEで良いじゃないか』


彩葉『雨京の行動、重要な事か命関わる行動ばっかだもんね。』


雨京『基本的にお前のFUMBLEって俺の方に関わってくるからなぁ。なるべくなら出してほしくなかった』


Dr.T『防衛記録…あっ察し』


雨京『やはり俺の方に来るか…昨日の傘飛んでったのだってFUMBLEの強制力に引かれたからでしょ?』


彩葉『まぁ防衛記録無くなっても大丈夫でしょぅ』


拓『このFUMBLE相当やばくない?』


Dr.T『潜水棲姫の名前があるか確認して欲しかった…』


彩葉『流し読みして鬼姫級の確認したよね?思い出せない?』

分からないよ。書類を流し読む前に潜水棲姫の名前を知ってたら別だった。


Dr.T『言ってなかったもんなぁ、そして永ちゃんどうしてやばいと?』


拓『資料を再度手に入れる前にあそこ攻められて占領されたら?』


Dr.T『…敵戦力も分からないままで戦わなきゃいけないか』


拓『その通り!かなり痛くない?』


KP(一つのFUMBLEでここまで読んで来てくれるのか、相変わらず優秀な奴らだ。しかしアドリブ卿の名に懸けて絶望してもらわねばならんな)


雨京『何が来ようが陸ならば斬り捨てるだけだ』


Dr.T『雨京のダイス運だけに任せたくないんだよなぁ』


彩葉『僕のダイス運に打ち消されるからな…』


拓『その為の僕らの準備に全ては掛かってるんだよ万全を期そう』


雨京『と言う訳で俺の番だろ?雑賀を鍛えてあげるんだよね』

ん?終わった?修練場からで良いの?


雨京『あぁ、それでいい』


それでは修練場の雨京のSceneStartまで

3 2 1 Q!!



雑賀「すみません遅れました」


雨京「…私も今来たので大丈夫だ」

雑賀はジャージを着て来たね。


雨京「…ふむ、言い忘れてたけど来てくれたんだね」


雑賀「はい、身体を動かすと思って」


雨京「…そうか、ならまずは柔軟からやろう」


雨京『KP夕雲は居るだろう?』

…居るけど?夕雲以外の気配も感じる事が出来るよ。雑賀の部下と君の部下全員が居るようだね。


雨京「…君たち見てるのは分かってるから出てこい」


夕雲「あら、ばれてしまいましたかぁ」

ぞろぞろと出てくるね。


雨京「…夕雲、君が大鷹君の柔軟を手伝ってやれ」


夕雲「…分かりました」


夕雲は雑賀の柔軟を手伝い始めるよ。


那珂「な、那珂ちゃん達はちょっと用事思い出しちゃったなぁ…」


雨京「…そうか?別に見てても良かったんだが用事があると言っておいて見るつもりなら嘘を吐いたとして鍛え直してやるぞ?」


那珂「用事なくなりましたー」


秋雲「秋雲は憲兵さんのスケッチを描いてるから気にしなくて良いよ~」


雨京「…絵を描くのは構わないがせめて言ってから書いてくれよ?」


巻雲「夕雲姉さん、巻雲は何をすればいいのですか?」


雨京「…君は大人しく見てなさい」


長波「なぁなぁアタシもやりたい!!」


雨京「…巻雲君に付き合ってもらえ」


巻雲「巻雲の出番ですね、がんばります!!」


長波「巻雲姉さんありがとな!」


風雲「…」


雨京「…さて、柔軟は何処までやった?」


夕雲「提督、凄いですよ。」

雨京が様子を見ると大鷹が軟体動物ヨロシク前屈でベターっと地面に引っ付いてたよ。


雨京「うぉ!?運動出来ないって聞いてたからガチガチだと思ってたんだけど。どういうことだってばよ!?」


雑賀「そ、うです…か?何時まで…こうしてれば?」


雨京「…これしかやってない訳じゃないよね?」


夕雲「…これ以外にあるのかしら?」


雨京「…んじゃ私がやる事を真似してください。まずはこう背中で手を結ぶ、これを両方でやる」


雑賀「こうですか?」

雨京の真似をする雑賀、辛そうな顔はしてないね。


拓『僕出来ないんだけど』


Dr.T『永ちゃん後ろに手すら回ってないけど』


彩葉『…くっ結構痛い』


雨京『毎日柔軟してればこれぐらいは余裕でしょ』


Dr.T『お前風呂場でやってるだろ』


雨京『身体温めてからやった方が効果が高いからね』


Dr.T『風呂場で叫ぶのは止めた方が良いぞ?』


雨京『叫んでないよ…数えてるだけだよ』


拓『…別にここの部分書かなくても良いよ?』

あ、そう?分かった。


雨京「…んじゃ次は手のひらを引っ張って肘を伸ばそう。そしたら、その手をそのまま水平に上にやる。これも両方」


雑賀「ん、んー」


雨京「そしたらうつ伏せに寝っ転がって片足ずつこうお尻につける」


雑賀「よいしょ、」

雑賀はつま先までお尻につけるよ。


雨京「…随分柔らかいな…本当に身体動かすの苦手なの?」


雑賀「えぇ、スタミナが無くて…」


雨京「…ふむ、今日は柔軟だけにして…ちょっとトレーニング考えてみるか」


雨京「…次は足を延ばして前屈だ」


雑賀「はい、さっきのですか」


雨京「…次は足を開いて前屈」


雑賀「んー」


長波「ぎぶぎぶぎぶぎぶ!?」


雨京「お前ら、遊びじゃないぞ?無理をしたら脱臼してしまう脱臼は癖になりやすいからな?そうなったら作戦行動に支障が出るだろうが!!大丈夫か?長波」


巻雲「ご、ごめんなさい」


雨京「気を付けろ、同じ部隊の者は皆、家族だ。家族を殺すような事は控えろ」


長波「け、憲兵さん、そのぐらいで許してやってよ」


雨京「…分かった。すまんな」


雑賀「次はどうすれば良いの?」


雨京「…ああ、すまない。次は仰向けに寝たまま両足をこうやって上げていく。さっきの前屈の逆だな」


雑賀「何処までやればいい?」


雨京「…行ける所までで良いよ。辛くなったらそこでストップ」

雑賀は普通に顔にまで足をつけるよ。


雨京『こいつ運動出来ないとか嘘だろwwwww』


雨京「…こんだけ柔らかいなら、この一連の準備体操だけで良いな。今日は取り敢えずここまでだ」


雑賀「ここまでで良いの?」


長波「うぅー提督柔かいな」


雨京「…毎日やれば大鷹君の様に柔らかくなるぞ」


長波「頑張ってみるぜ」


雨京「…うむ、身体が柔らかくなったら覚える気があるなら刀を教えてやろう」


長波「マジかよ!教えてくれるのか!!」


雨京「…ただ無理はするなよ身体を壊しちゃ意味ないからな」


長波「分かったぜ!」


雑賀「私には?」


雨京「…大鷹君はスタミナをつけるトレーニングをして貰う事になる。と言ってもリハビリレベルからスタートするから安心してくれ」


雑賀「そう、分かった」


雨京「…んじゃ、各自風呂でも入ってゆっくりして明日に備えとけ」


雑賀「明日何かあったっけ?」


雨京「…ここは戦場だ。何かあった時に備えて休んどけって事だよ」


長波「成程、休む時間も重要なんだな!提督、早速お風呂に行こう!」


弥生「わたし…達も…行って…良い?」


雨京「…おう行ってこい」


川内「教官ー少し相手してよー」


雨京「…お前も風呂入っとけ、今日は天龍を相手にしたから休憩だ」


川内「えー夜戦したいよー」


雨京「…寝ろ」


川内「しょうがないなぁ、明日は絶対だよ!!」


雨京「…あぁ、分かった分かった」


許さない、絶対にだ。


雨京『いきなりどうした?何かダメだったか?』


Dr.T『取っといたチョコレートケーキ食べないのかと思って食べちった』

幕間まで行ったら食べるつもりだったのに…


Dr.T『まぁまぁ許せよ』

よし、殺して買い物係にしてやる。


Dr.T『げぇ、幕間中に買ってきてやるから許せよ』

…良いよ。ちゃんと買って来いよ?じゃないとデッドフラグ立ててやっから。


KP(よしTが幕間中に居ないのならやる演目は決まったな)

さて、雨京はお風呂のScene居る?


雨京『誰か居るの?イベント?』


彩葉『僕と叶人さんが居るよ』


…という事らしいですけどwwwたまに乗っ取ってくるの止めてよwwTより質悪いww


彩葉『ごめんごめん、でも別に構わないんでしょう?構わないなら誠君も追加してあげよう』

まぁ構わないよん!Tと拓は?何を話すのかなぁ?


Dr.T『俺様はちょっと明石サンと話したいんだけど』


拓『同上』

あいあい二人以外の男性陣…ジャンゴウも入れたげる?


彩葉『妖精は要らないでしょ?』


雨京『要るか要らないかは彩葉に聞いたんじゃ?』


彩葉『んじゃ要らない』

あいさ!



ではお風呂場SceneChange!!



叶人「あぁ~、久しぶりの風呂は良いもんだ」


誠「そうだなぁ、二人にはドッグの風呂許可したけど男の俺らが入る訳にはいかないからね」


彩葉「んー良い湯だ。叶人さん」


叶人「ん、どうした?」


彩葉「防衛記録の資料、お茶で読めなくなっちゃったんですけどどうしたら良いですかね?」


叶人「三枝の爺さんか大鷹さんに頼めば良いんじゃないかな?」


彩葉「仕事取りに行った時に言いますかねぇ」


叶人「そうだな」


雨京「…失礼する」


誠「あっ、雨京君お疲れ」


雨京「…お疲れ様です元帥殿」


叶人「いよぅ、偵察機頼んだんだっけ?」


雨京「…叶人さんにも話が行ってるんですね」


叶人「張さんが偶然偵察機、それもDr.Tが考えてた草案を出したらしくてな」


雨京「…まさか、ブラックバード?」


叶人「そうそう、潜水も出来るって話だぜ!!」


雨京「…私に死ねと?」


叶人「いやいや、そうならない様に話し合ってた。試験飛行は俺も乗るから安心してくれ」


雨京「…それなら安心って試験飛行!?今日の昼話してもう、その段階なのか?」


彩葉「…♪」


彩葉『僕は適当に鼻歌でも歌っておくよ』


誠(相変わらず報告に出てない事が多すぎるなぁ。Dr.Tやってる事多すぎでしょう)


叶人「まぁきっとすぐ出来るんじゃないかな」


雨京「…絶対一か月程かかるでしょう。と言うか飛行場も作るの?」


叶人「んーどうだろ、カタパルト云々言ってた気がするけど」


雨京「カタパルトで射出かぁ、あんまり好きじゃないんだけどなぁ」


叶人「まぁ頑張ろう」


誠「所で、雨京君は見回りしてたの?」


雨京「…いえ、大鷹さんに柔軟を教えてあげてました」


誠「雑賀さんに?」


雨京「…護身術を覚えたいそうです」


誠「なるほどねぇ」


雨京「…今日は柔軟だけ教えて終わりにしました。と言うかあんだけ柔らかくて運動が出来ないとか信じられないんですよねぇ」


誠「運動が出来ない?」


雨京「…スタミナが持たないって言ってましたね」


叶人「所で、女湯ってこっちより広いのかね?」


彩葉「大鷹さん達も入ってるなら相当居ますよ」


雨京「…私の部下たちも入ってますね」


誠「優と僕の娘達も入ってるな。あと鳳翔さんも」


雨京「…もしかして、Dr.Tと拓と明石さん以外入ってる?」


叶人「…」


彩葉「どうしました叶人さん」


叶人「雨京君のいう通り明石さんは居ない様だね」


彩葉「女湯に聞き耳立てるのはやばいですって」


叶人「なーに、大丈夫さ!!ばれなきゃね!!」


と言った次の瞬間、風呂桶が叶人を湯に沈めるよ。


叶人「うごがぼ…ガボォっぷはぁ…風呂桶だと!?ピンポイントで?」


夕張「不穏な声が聞こえました!」


優「よって断罪です!」


誠「…Dr.Tに言ってあそこ塞いでもらう?」


叶人「大丈夫だ、問題ない」


彩葉「…♪」


叶人「彩葉…鼻歌がちょっと関わりたくない雰囲気を出してるんだが」


彩葉「あっ分かりました?」


雨京「…面倒事は起こさない様に」


誠(うんうん、起こさないでね叶人)


雨京「…元帥殿、こういうのは貴方が言うべきじゃ?」


誠(置物元帥で良いかなぁ?)


雨京「…駄目です」


誠「何で分かったの…」


雨京「…うなずいていたと思ったら、遠い目したので予測しただけです」


誠「もう殆ど君に任せるよ。これは治安に入るから憲兵のお仕事でしょ?」


雨京「…上の人からの注意が無いと駄目でしょう?」


誠「それよりも、執務室が凄い事になってたね。台所まであったしベッドもあったし」


叶人「久しぶりにぐっすり寝れそうだな」


彩葉「椅子で寝てましたしね」


雨京「…ベッドで寝るのは落ち着かないんだよなぁ寝袋で寝たい」


叶人「ベッドで寝る様に」


雨京「…はい」


はい、このぐらいでSceneCut


一方その頃Dr.Tと明石のSceneStart!!



Dr.T『おい、いきなり過ぎだぞ?』

何か話す事あったかい?


Dr.T「明石サン」


明石「はい、何でしょう!!」


Dr.T「さっきの話で追加してなかった部分なんだけど」


明石「はい、何でしょう耐水性ですか?それとも耐熱性ですか?それともエンジンの機構についてですか?それとも機体のフォルムですか?」


Dr.T「さっき話してた内容は聞いてただろう?」


明石「あっ分かりました!!パイロットスーツですね!!」


Dr.T「あぁ、それだ。宇宙服を極薄にする技術力は妖精にしか出来ないと思うから拓と俺様で作ることになる」


明石「はい!!その代わり機体を私がやるんですね!!」


明石「エンジンを新しい機構の物を採用するつもりです水に入って逝かれる機構は無理なので」


明石「ブラックバードを超えた超音速高高度潜水偵察機SR-72…はブラックバードを開発した所が計画してるらしいのでBS‐A1、通称ブラックS.アンティコースです!!」


Dr.T「S.アンティコース?」


明石「ウミスズメの事です。ウミスズメには鳥と魚の二種類が居るので掛けてみました。鳥の方はスズメの一種で40mも水中を潜水する事が可能なんです!!そしてハコフグの一種でもウミスズメと呼ばれるハコフグが居るのです!」


Dr.T「見た目は鳥の方なんだよね?」


明石「そうに決まってるじゃないですか…ハコフグ型の機体が水中を進めても空は飛べませんよ?」


Dr.T「それもそうだな」


明石「取り敢えず理論上は高度3万を超え潜水40mは可能、速度はM3.0+って所ですかね。装甲は第一層がチタン、二層目が断熱緩衝材、3層目に石英を使うつもりです」


Dr.T「石英?重量は大丈夫なのか?」


明石「元々チタン90%位を占めていたのを25%位にするので大丈夫です。元々高度に関しては断熱加熱にコックピットのガラスが耐えられなかっただけなのでそれを耐熱強化ガラスに差し変えます。それに耐水圧も断熱材が担ってくれる筈なので恐らく大丈夫です。」


Dr.T「だったら何で石英を?」


明石「少し重いですが耐破性に優れてるからです。2㎝位の装甲でも普通の鉄を打ちつけるのと石英だと貫通力に差がありますから」


Dr.T「成程、エンジンについては?」


明石「密閉度も耐熱度も上がってるので燃料が漏れだしたりとかはありません」


Dr.T「ブラックバードの様に高度1万メートル程で燃料補給してから飛ばないで済むのか」


明石「あの頃はチタン一色でしたしね…チタンの加工も今より厳しかったらしいですし」


Dr.T「装備はステルス性能を重視にしてくれ武装は無しでも構わない」


明石「チャフでも付けます?」


Dr.T「近海にチャフを巻きながら急降下して潜水そして上陸…完璧だな!!」


明石「機体自体にステルス…ブラックバード本家の設計図があれば良いんですけど。ちょっとそこらへん考えてみます」


Dr.T「あと高性能なレーダーも頼む敵の位置を早く特定して悪いことはないからな」


明石「はい分かりました。あと高性能のハイスピードカメラも乗せときますね夕張さんの希望でもありますし」


Dr.T「名前勝手に変えたけど良いの?」


明石「それは彼女に許可貰っときました」


Dr.T「そかそかwなら良いやw他はー」


明石「小型のフィンですが羽根の様に交互に設置することでそれなりの水中での制動が出来る筈…って思ってます」


Dr.T「あぁ成程、それは良い考えだと思うけどバッテリー足りるかな?」


明石「エンジン4つで4つのバッテリーを積む予定です」


Dr.T「エンジン4つ!?成程それなら行けそうだな…」


明石「前進と上下の制動フィンに2つのバッテリーを使って左翼フィンと右翼フィンに一つずつですね」


Dr.T「ふむ、フィンの推進力が持ってくれれば良いんだけど」


明石「まぁそこら辺は何とかして見せましょう!!」


Dr.T「頼んだぞ?俺らは研究所行ってパイロットスーツの草案練るから」


明石「はい!!お任せください!!ふふふ、楽しみですね!」


SceneCut?Change?


Dr.T『Cutで良いよ草案練って寝たって事で』

あいあい分かったよ。


ちなみに明石サンの言ってた内容は合ってるかは解らん。朧気な記憶を元に組み立ててるし。


Dr.T『空想科学読本みたいな感じで楽しいからおk』

噴いた。何か学生時代の時それを何故か執拗に俺に対してだけ勧めてきた奴居たなぁ


雨京『あぁ、居たなww』


彩葉『お前しか見てなかったよなあいつ』


拓『彩葉は赤髪で不良だと思われてたからだろう…ちなみに僕も勧められた知らんで一喝したけど』


彩葉『否、赤茶髪だよ』


さて皆さん何か行動は?


雨京『あと寝るだけじゃない?』


彩葉『同じく』


んじゃ、やっとか…T幕間入るから買って来いよ。チョコレートケーキとチーズケーキ人数分な?


Dr.T『おう分かったすぐ戻ってくる』



さてさてそれではladies&gentleman!!皆様お待ちかねの幕間SceneStartしましょう。


彼女は研究者だ。それもマッドな方の、数々の失敗を出す研究。

どうせ孤児で身寄りの無い者達を非人道的の科学の為に使い潰して行く。

彼女は殺人者だ。それも大量殺人鬼、数々の死体を出す殺人。

どうせ孤児で身寄りの無い者達を非道理的の殺人の為に使い殺して行く。



*第‐∞稿06話・片目のマッドサイエンティストの作り方*



「これを、この被検者に移植しといて下さい」


私は海軍直属の研究員だ。大本営から指示された研究を行う。


「この被検者には、この部位の検体をよろしくです」


ここに来るものは基本的に身寄りの無い者達だ。

戦争孤児と呼ばれる彼らは深海棲艦と呼ばれる敵生命体の攻撃によって生まれた。


「成功事例は無し…やっぱり血が違うからですかねぇ?」


今研究している事は敵生命体を人間に移植して反応を見る事、言い換えれば人造人間を作る事。


「しかし、データは揃ってきましたね。艦娘の検体もバケツをぶっかければ修復するなんて便利ですね」


研究の結果、敵生命体と艦娘の血で人間の血を薄めれば移植しても死なないと言う仮定が出来た。


「え?はい、分かりました…」


事故に巻き込まれたお偉いさんの息子を助けろと言われた。助ける気無いでしょう。未完成の研究なんかに…


「うわ、何ですかコレハ…」


鉄骨が胸の辺りに突き刺さってる。取り敢えず敵生命体の血で輸血する。うぇ…ちょっと抜き過ぎた!?


「ヤバイヤバイ捕獲するの大変なのに!誰かバケツ持ってきてください!!」


急いで誰かを呼ぶ。黒いスーツを着た人が来た。スーツ?ここの研究員は白衣のはずですが…


「貴方誰で…」


そいつは拳銃を向けて来て…


そいつを助けられると困るんだ。


そう言って私の頭を撃ち抜いた。


「ぐがぁ…イタイイタイイタイイタイ!!アイツラあああクソが!!」


どうやら脳漿をブチマケナカッタだけマシみたいな様です。振り向いた時に撃たれたので左目を貫通した模様。


「ドコダ…どこだっけ?アレ?あった!!」


崩れ墜ちそうになるのを耐え目的のモノを探す。カードを見つけそれを自分の胸に突き刺した。


「…ふふふ、これで問題無しですね。記憶も無事ですし?姿は変わっちゃいましたけど別に問題は無いですね」


状況を把握するために周りを見るが視力がオカシイ。鏡を見ると左目がぐちゃぐちゃのまんまだった。


「あらら、これはこれは貫通したのは治ってるのに潰れた目玉は治らないんですね?ふっふっふ、どうせこの研究所は終わりですね。ならば、そこの検体の目玉を貰いましょうか」


検体の目玉を丁寧に鉗子でくり抜き視神経を無理矢理繋げる。鏡で移植とか初めてだけど。成功したようだ。


「さて、お偉いさんの息子に死んでもらう訳にはいきませんねぇ。死んじゃった所悪いですが生き返ってもらいますか」


殆どの血を深海棲艦の血と入れ替えたので拒否反応は起こらないと祈りましょう。


「ふっふっふ、私の技術力に感謝しなさい!!修理してあげます!」


まだ生きている検体の胴体を掻っ捌き、鉄骨を抜いた死体の損傷した臓器と交換していく。


「ふふふ、これで取り敢えずはバケツを持ってきましょうか。どうせ研究員は全員死んでるでしょ。ってか本当要らなくなったから全部壊してくれちゃってどうしてくれますかねぇ…」


足取りはふらついてるが倒れる程じゃないのを確認してバケツを持ってくる。


「これで、蘇生すれば御の字って奴ですかね?まぁ後は電源入れるだけです!!」


バケツをぶっかけてしばらく待つ。息と脈を確認し背負って避難通路に入る。


「ふっふっふ、この時の為に大本営に内緒で作っておいた地下通路がまさか役に立つとは思いませんでした」


地下通路を進んで外に出る。



大本営の所有する深海棲艦の研究所の一つが深海棲艦の砲撃によって壊滅し、生存者無しのデータを見ながら私はこれからどうして過ごそうかを思案していた。

数年後、主席参謀長が計画した泊地にデータを改竄して自分の工房を持てる未来が来るとは、この時の私は想像していなかった。


SceneCut



*第01稿07 話・文祇提督は来ない曜日、そうそれは日曜日*



雨京『幕間がめっちゃサスペンスモノなんだけど…』


彩葉『本編との温度差がやばいぞ』


拓『えぇ…タイトルも無いわぁ』


何かめっちゃ酷評されてんわ…くぅだってまさかこんな話になるなんて想定してなかったよ?


彩葉『嘘つけww』


雨京『でもこれ、もう終わったことなんだよねぇ』


彩葉『過去Sceneが凄い力入りすぎサイコなポエム?』

サイコって言うなポエムって言うな!!


彩葉『ポエムって言われたくなかったら揃えようとするの止めない?』

止めない。何故ならくぅが楽しいから。


雨京『ちょっと読みにくいんだけど』

気合でガンバ!!


さて、本編やるよん!!


拓『まだDr.T帰ってきてないけど』


Dr.T『ただいま、買って来たぞ…ほれ』

ケーキ投げないでよ!!崩れたらどうすんのさ!!


Dr.T『ごめんごめんって幕間はどうだったの?』

…ほれ、リプレイに書いといたから見ろ。


Dr.T『買ってきてあげたんだから機嫌直してよ』

ハイハイ、お前が見ないと始まらねぇんだはよはよ!!食べ物の恨みは根強いのだ


Dr.T『分かった分かった…これは…ふむふむ、明石は大本営の息は掛かってないのね積極的に行けるね。てか記憶持ちと言うかカードの使い方ってこれであってんの?』

合ってないとも言えるし合ってるとも言える。


Dr.T『てことはカードの使用方法って結構アバウトなのか?まぁここまでにしとくか』


はい、ありがとう、誰からする?


Dr.T『帰って来た早々で悪いけど俺と拓で良い?』

おk場所は?


拓『研究所かな?』


Dr.T『うむ研究所で』


了解!

Dr.Tと拓、場所は研究所SceneStartまで

3 2 1 q!!



Dr.T「パイロットスーツの草案だが昨日の夜、相談した内容を吟味してみた」


拓「はいはい、」


Dr.T「よく考えたら石英で密封する事が出来るなら宇宙服のパイロットスーツを作らなくても良いって結論になった」


拓「その心は?」


Dr.T「そもそもブラックバードで何故宇宙服の様なパイロットスーツが必要だったかって言うとコックピットとかの接続部分に熱膨張でチタンが膨れた時用に隙間を設けてるからなんだ」


拓「成程、熱膨張で隙間が完全に埋まるまでは外気が入ってくるから宇宙服に似たスーツを用意しないといけないんだね?」


Dr.T「だから外気が入ってこない様に作るんだったらGスーツだけで良いと思うんだよね」


拓「酸素タンクはつけてくれる筈だからG対策だけか」


Dr.T「うんうん、と言う訳でG対策を施したあのパイロットスーツを作る」


拓「G対策って具体的には?」


Dr.T「する事は一つブラックアウトと呼ばれる現象を起きないようにするだけだ」


拓「あぁ、Gのせいで脳味噌に血が行かなくなって気絶する奴だっけ?」


Dr.T「そうそう、そうならない為に下半身を締め付けてGによって下半身に血が寄るのを防ぐんだ」


拓「でも心肺が強ければ必要ないって聞くけど」


Dr.T「乗るのは雨京だけじゃないから…」


拓「そう言えばそうだったね、取り敢えず妖精さんに頼んでみるよ」


Dr.T「あいあいよろすく」


拓「あぁ、んじゃ行ってくる」


Dr.T『潜水棲姫の様子を見に行くよ』


拓『僕は離脱―』


Dr.T『Scene出てないときは頻繁に潜水棲姫の様子見てる事にしといて』

はいはーい


Dr.T「はーい元気?」


潜水棲姫「…」


Dr.T「相変わらずだんまりか…ほれ握り飯だ一応喰っとけ」


潜水棲姫はそっぽ向いてるよ。


Dr.T『鼻歌でも歌いながら眺めていよう休憩だ』


えっとSceneCut?


Dr.T『おk』


SceneCut!!



なんか調子悪いな…


Dr.T『糖分足りてないんじゃない?ほらケーキ』

あじゃっすモグモグ


んで次は誰?今日は文祇提督来ないよ?必然的に三枝さんも来ないよ?よって二人とも仕事無いよ。


彩葉『日曜だから、だらけた日常を送る事にするよ。私室で引き籠ってる』


雨京『雑賀にトレーニングを課しておく』


んじゃ先に雨京のSceneをStartするぜ?

3 2 1 q!!



雨京「…大鷹君、今日は休みだよね?」


雑賀「えぇ、そうですよ?トレーニング考えてくれたんですか?」


雨京「あぁ、考えて来た」


長波「アタシもするぜ!!」


雨京「柔軟しっかりしてからな?」


長波「分かったぜ!」


話ながら3人は修練場に移動しました。


長波「どうすれば良いんだ?」


雨京「二人で無理はしない程度に柔軟をしてくれ」


雑賀「分かりました」


雨京は目を閉じて坐禅を組んで柔軟が終わるのを待つよ。


雑賀「んーんっ、っふっ」


長波「どうだ?提督?このぐらいが丁度良いか?」


雑賀「うん、気持ちいい。よし次は私がやる」


雨京「…」


長波「あぁ、提督よろしく頼む。むっ、ちょっとそれ以上はダメだ痛い」


雑賀「あとちょっと、あとちょっとだけだから」


長波「ちょっ、あっ痛いっ痛いっ」


雨京「…無理はするなと注意しただろ?」

雨京はつい傘で雑賀の頭を叩く。


雑賀「あひゅっ」


雨京「…あっしまった!?大丈夫か大鷹君」


長波「憲兵さん、助けてくれたのは嬉しいが提督気絶させちゃったら意味なくないか?」


雨京『言えない、掛け合いがやばかったなんて』


雨京「…すまぬ。すまぬぅ」


雨京『今日は夕雲達は居ないの?』

日曜は休日してるみたいね仕事が無いって分ってるから。


雨京『それだと夕雲に雑賀の面倒を押し付けられないなぁ』


長波「これ、どうすんだ?夕雲にばれたらヤバイだろ」


雨京『押し付ける前に俺の命がやばいだと…』


雨京「…ここに転がしてたら騒ぎになるな」


長波「どっかに隠すか?」


雨京「…と言うか起きるまで介抱するしかないか」


長波「そうだな、鳳翔さんに言っておしぼりでも貰って来ようか?」


雨京「…あぁお願いする」


長波が離れたあと


ジャンゴウ「Hi!!Boy!!大丈夫デスカ?」


雨京「…多分、大丈夫だ。きっと」


ジャンゴウ「ソウデスカーなら失礼シマース」


雨京「…大鷹君。起きてる?」

声を掛けても起きる気配は無いよ。


雨京「…長波、まだかー…」


長波「待たせたな」イケボ


雨京『ちょww突然の物真似止めてよww』


雨京「…コホン。遅かったな」


長波「提督は大丈夫そうか?」


雨京「…しょうがない。地面に寝かせたままにするのもあれだし、私の所の艦娘の仮眠スペースに放り込んどくか…」


長波「アタシが運ぼう!」


雨京「…大丈夫か?」


長波「大丈夫さ!ドラム缶だって持てるんだから」


雨京(憐れ大鷹…ドラム缶と比べらられるとは…)


雨京「…んじゃ、行こうか」


長波「おうよ!」


Dr.T『完全に絵面がやばくない?』


拓『気絶させて部下を使って自宅に連れ込むとかやばいね』


雨京『そっち方面に行くわけ無いだろ…多分、川内達居るし』


彩葉『何より人が居る所で事に及ぶ奴じゃないでしょ』


雨京『それ、言い換えたら人が居なければするになるんだけど』


彩葉『違った?』


おうおう、雨京の家の仮眠室に着いたよ。


長波「提督起きないなぁ」


雨京「…誰か居ると思ったが誰もあわなかったな」


長波「そういやそうだな」


雨京「…つまりだ。この状況を息を潜めて見てる可能性が高いんだよなぁ」


長波「気配は感じないが」


雨京「…今回ばかりは言っても静観決め込むだろう」


長波「起きるまでどうするんだ?」


雨京「…どうしようもないな。私も昼寝をするか」


長波「おぉ、ならアタシも寝ちゃおう」


雨京「…天気も良いし草むらの所でのんびり寝るか」


長波は雑賀に添い寝し始めたよ。


雨京『甘えたがり何だろう気にしないで外に出るぜ!!』

雨京に突っ込みを気にするのは間違ってるのだろうか。


Dr.T『口より手が動くキャラだからだと思う』


雨京『その通りだ。気絶させちゃったから自重しただけ』


雨京は外に出て草の生えてる所に寝っ転がったよ。


雨京「…んーのんびりzzZ」


雨京がうたた寝して直ぐに複数人の影が!


雨京「…お前らも大人しく昼寝しろ」


夕立「分かったっぽい!!」


川内「やっぱり見てるの気付いてたねー」


夕立「zzZ」


時雨「夕立…寝るのが早いよ…」


弥生「時雨…も…寝る?」


時雨「僕は風を感じているよ」


雨京が分かる事はレーベだけ居ない事は分かるよ。


皐月「提督仕事は?」


雨京「…今日は文祇提督も居ないし休みだな」


皐月「そっか、だからお昼寝してるんだね?と言ってもまだ11時位だけど」


雨京「…まぁゆっくりしろと言われたからな出来る時はさせてもらう」


川内「んで、どうして気絶させたの?」


雨京「…ツッコミを傘でやってしまった」


川内「あぁ、あんなので殴られたらそうなるよね」


雨京「…やっちまったぜ」


皐月「きっと大丈夫だよ」


雨京「…大丈夫じゃなかったら、俺の首が飛ぶだけだな」


雨京『のんびり話してても良いんだけど雑賀起きてない?』

ん?んー



一方その頃の大鷹さん



雑賀「気付いたら長波の抱き枕になってた…」


長波「すやぁ」


雑賀「…可愛い顔で寝てるけど。抜け出せない」


雑賀「はぁ…長波ー?起きてー」


長波「んんぅ…」


雑賀「と言うかここ何処だろう?修練場に居た筈なんだけど」


長波「う~ん、ドラム缶…」


雑賀「ドラム缶?欲しいのかな?」


長波「せめて魚雷は!?…あれ?提督?」


雑賀「何その寝言…」


長波「え?あ、悪いな痛かった?」


雑賀「離してくれなくてちょっと痛かった」


長波「あれ?憲兵さんは?一緒に寝たんじゃないのか」


雑賀「え?一緒に…って居ないけど?」


長波「アタシが寝た後にどっか行っちゃったのか」


雑賀「取り敢えず、雨京さん探しましょうか」


長波「あっ提督、頭フラフラするとかありますか?」


雑賀「特に無いけど…あっ私、動き過ぎて気絶した?」


長波「に、似たような感じかな」


雑賀「教えてもらった事覚えてないな…あとでまた聞かなきゃ」


長波「提督も頑張り屋だな」


雑賀「それでここは?」


長波「憲兵さん所の仮眠スペースだぜ」


レーベ「…放浪癖のある教官とそれを追跡する川内達だから居ないと思ってたけど、どうして貴方達が居るのかな?」


マックス「レーベ、他の所にしないかしら?」


レーベ「教官も所詮、男か…それも二人…マックスに手を出さないなら別に良いけど」


雨京『おいwww何でそう言う解釈になるんだよww』

ダイスの女神に文句を言え。


雨京『ダイスの女神にはお世話になってるから文句何て言えねぇ…』


彩葉『良いぞ、もっとやれって文句言えばいいのかな?』


雨京『して、どうしてこの二人はここに来たんだろう…』


彩葉『…手っ取り早い空き部屋に来ただけじゃない?』


雨京『川内達が居ないと分かってるなら自分の部屋に行けば良いじゃないか?』


レーベとマックスはそのまま回れ右をして去っていったね。


雑賀「…え、ええぇ!?ちょっと待っちなさい二人とも」


長波「いきなり動くと危ないぞ提督、頭打ってるんだから」


長波に抑えられる雑賀さんの図。さてはて、雨京の視点に戻りましょう。



雨京「…しっかし、良い天気だな」


レーベ「あれ?教官達どうしてこんな所で寝っ転がってるの?」


雨京「…良い天気だから草むらで昼寝しようかと思ってな」


レーベ「女の子放っておいて?」


雨京「…女の子ってもしかして大鷹君と長波の事か?大鷹君が気絶したから寝かせてるだけだぞ?」


マックス「もう大鷹提督は意識がありましたよ」


雨京「…おっ、マジか了解。お前らも休日何だから、ちゃんと休めよ?」


雨京は仮眠室に戻りまーす。


雨京「…おはよう、体調は大丈夫か?」


長波「憲兵さん何処行ってたんだ?」


雨京「…起きるまで日向ぼっこしてた」


雑賀「すみません、倒れたみたいで教えてもらった事何も覚えてない…」


雨京「…」

その時、雨京に…電流はーしるぅ。


長波「…」

長波とアイコンタクトをした雨京は。


雨京「…そうか、簡単な事なので大丈夫だ。段差で昇降運動をするだけだからな」

無かったことにした。


雑賀「昇降運動?」


雨京「…上がって降りるを繰り返すだけだから簡単だぞ。スタミナが無いって言ってたろ?リハビリとかで良く使う定番だ。」


雑賀「成程、分かりました」


長波「そうなんだ」


彩葉『定番って誰が言ってたの?』


雨京『KPだよ?』

体力落ちない様にしてたって言っただけで定番何て言ってないからね?


雨京『あれ?そうだっけ?まぁいっかーそろそろお昼ご飯の時間?』

気絶した詳しい時間は言ってないから好きにして良いよ


雨京「…さて、そろそろお昼の時間だから行こうか」


雑賀「あっ、本当だもうこんな時間」


3人は食堂へ―



彩葉『デデ・ドン♪僕の番が来たよー』

やりたくないの?


彩葉『休日っても、どうせ雪風の子守でしょ?』

どうだろう?何か自発的に行動したいなら一人でも良いけど?


彩葉『気が変わったので悪いが…一人で少々行動させてもらおう』

引き籠らないのね場所は?


彩葉『元帥の家だ』

ほう、取り敢えず行く事情を説明してくれ


彩葉『手伝い』

…♪何の手伝い…なのかな?


彩葉『ふへへ、どうせ元帥には休日でも仕事があるんだろ手伝うよ』

ふへへって…まぁ仕事してるんじゃないかな?良いよ



では彩葉の元帥の手伝いSceneStartまで

3 2 1 q!!



彩葉「ども、誠元帥。」


誠「あれ?彩葉君どうしたの?」


彩葉「何か仕事の匂いを感じて来ました。」


誠「…それじゃぁこれ処理してくれないかな?判子が必要なモノは分けて置いといて」

そう言った誠君の言葉に合わせて羽黒が空いてる席に書類を置くよ。


彩葉「分かりましたー。」カキカキ

みるみるうちに書類が消えていく。


誠「…早い」


睦月「任せておくだけで仕事が消えてくにゃしぃ」


如月「睦月ちゃん?サボりはダメだからねぇ?」


睦月「サボってなんか無いよー。ほら、手は動いてるにゃしぃ」


如月「自分の書類を一枚ずつ彩葉提督の机に置いてるだけじゃない」


睦月「そ、そんな事ないにゃしぃ…」


誠「…睦月、サボった分午後働いてね?」


睦月「ふぁっ!?ふえぇぇぇ…睦月、書類仕事したくないよぉ」


誠「書類仕事じゃないから安心してね」


睦月「およ?書類仕事じゃないの?ならするにゃし」


誠「そうか、昼に渡しても良いんだけどあんまり見られたくないモノだからね。お願いするよ」


睦月「何だか嫌な予感がする…」


誠「雨京君に相田将軍からの届け物だよ」


睦月「ふえぇぇぇ…私としたことが…。安請け合いなんてするんじゃなかったのです…」


誠「中身は分からないけど。陸軍からか…何だろうね?」


睦月(そんな言い方されると中身が気になるにゃしぃ…)


如月「睦月ちゃん、中身は見ちゃ駄目だから…ね?」


睦月(気になる…絶対分かってて言ってるにゃしぃ)


彩葉「見ちゃったとしてもあいつなら怒らないと思うけど」


睦月(あぁ、宇都宮提督までぇ…)


睦月「…睦月!絶対に見ないにゃしぃ!!本当に見ないにゃ…絶対に!」


如月「提督、私も一緒に行ってもいいかしら?」


誠「構わないよ。書類終わったみたいだし」


彩葉「判子を押す書類以外は終わったんでここ置いときますねー。」


誠「あぁありがとう」


彩葉「いえいえ仕事があるならいつでも呼んでください。」


誠「ちゃんと休む時は休むんだよ?」


彩葉「夜はちゃんと寝てるので大丈夫です。それを言う相手はDr.Tに言った方が良いかと」


誠「Dr.Tに?どうして?」


彩葉「研究に没頭すると時間を忘れてのめり込んじゃいますから。」


誠「成程ね」



彩葉「他には無いですか?」


誠「うん書類はもうないよ」


彩葉「そろそろお昼ですね食堂行きますか?」


誠「うん、こっちの書類も終わったし良いよ」


彩葉「では行きましょうか。」


SceneCut



はい、と言う訳で休日午前のSceneは終わりましたー

と言う訳で誰かの命のカウントアップがはっじまるよー


彩葉『カウントダウンじゃなくてカウントアップ?』


Dr.T『突然、何のネタ?』


雨京『カウントアップ?分からん』


彩葉『トリガー僕じゃないよね?』


拓『届け物か』

…確かに誰かが誠君と過ごさないと出てこなかったイベントではあるね。


雨京『カウントダウンだと死ぬけど反対にアップだと生まれるとかそういうオチ?』

…君のクリアランスでは開示出来ないよ。


Dr.T『この状態で新キャラが出る訳ない。よってこのカウントアップはただのブラフだ!!』

君の様な勘の良いガキは嫌いだよ…こっちが年下だけどね!!


Dr.T『大丈夫だ。俺様の精神年齢の方が低いからww』

ネタにマジレスカコワルイ


Dr.T『えっ!?ネタ返しした筈なのに大ダメージ負ったwww』


拓『ネタにマジレス何て格好が悪いぞ』


Dr.T『永ちゃんまでかよww』


雨京『KPの精神年齢も0でしょ?』


彩葉『違いない』


辛辣辛辣ぅ。ちなみに何かの診断で精神年齢76歳って出た事あるぜ?枯れてんのかな俺ww


んで、君ら昼飯のSceneは?


Dr.T『特に無いかなー』


雨京『…動くのは得策ではない』


彩葉『KP爺ちゃん、僕も特には無いよ』


拓『僕は叶人提督の隣をお願い』

はいはい拓だけかな。


拓の昼食SceneStartまで

3 2 1 Q!!



拓「少し隣良い?」


叶人「ん?あぁ、構わないよ」


拓「パイロットスーツの草案出たんですけど」


叶人「お、どんなのよ」


拓『取り敢えず話した内容を伝えるけど』



叶人「ふむふむ、デザインはGンダムのパイロットスーツなんだよね?」


拓「うん、その予定」


叶人「やったぜ!!ロボに乗ってみたいけど流石に無理だよな…」


拓「ロボはなぁ、あの丸い奴位なら作れそうだけど」


叶人「マジで!?」


拓「でも動力源が無いから無理だな…てか燃料の事も考えるとやっぱりあの大きさで…んー」


叶人「ワクテカ」


拓「うん、無理っぽい」


叶人「そっかぁ、しょうがないな」


拓「この戦が終わったら多分、開発出来るようになるんじゃないかな」


叶人「何時になる事やら」


拓「でも偵察機の方はかなり良い感じだよ」


叶人「おお、良い調子みたいだね」


拓「機体の方は明石さんに任せてるよ」


叶人「ほうほう成程、あの人の技術力は謎だから心配だなぁ」


拓「点検はDr.Tがやるから危険って事はないでしょう」


叶人「それならまぁ安心だな」


拓『そんな感じの話をさせてもらいますよっと』

おk


SceneCut



さて午後の自由行動のお時間ですが何かしますか?


Dr.T『暇だな何かする事あったっけ?』


拓『飛行場は何処に作る?』


Dr.T『また研究所での駄弁りタイムかな?』


雨京『自分の執務室なんじゃないかな?』


彩葉『雪風のご所望通りに雪風誘って適当に施設見て回るよ』


ふむふむ誰から?


Dr.T『雨京の荷物が気になるので雨京からでよろしくぅ!!』

雨京もおk?


雨京『まぁ俺も気になるし良いよ』


それでは雨京の執務室ー

3 2 1 q!SceneStart!!



雨京「…さて、何だか午前中は疲れたなぁ」


時雨「お疲れ様、教官」


皐月「半分位隊長の自業自得感が…」


長波「憲兵さんも大変だなぁ」


雨京「…何で居るの?」


長波「そりゃぁ暇だったからさ」


雨京「…まぁ今日は休みらしいし好きにしたらいい」


ちょっとここでSceneChangeだ。



睦月「これを届けるにゃしぃ」


睦月が持つ物は細長い包みに入っている。


如月「あけちゃ駄目だからね?」


睦月「大丈夫、大丈夫」


如月「もっと怖がると思ってたのだけれど」


睦月「およ?渡してきてくれるんじゃ?」


如月「手渡すのは睦月ちゃんよ?」


睦月「えぇ、そんなぁ」


如月「ほら、ついたわよぉ?」


雨京の執務室を恐る恐るノックする睦月。


雨京「…はい、入っていいですよ」


如月「失礼しますね」


雨京「…あれ?睦月さんに如月さん、どうしましたか?」


如月「陸軍の将軍さんからお届け物よ」


睦月が包みを差し出してくる。結構軽いね。


雨京「ん?形状的には刀だと思ったんだけど軽いな」


中には雨京の想像通り鞘に納められた刀と手紙が入っているよ。


雨京『え?軽いんだよね?取り敢えず手紙読むけど』


手紙には


夜内雨京殿

この度は任務を受けてくれてありがとうございました。

そちらも戦場なのは変わりませんがのんびり英気でも養って下さい。

それととある曰くつきのモノも手に入れたので同封しておきます。

何でも、斬らずの竹光と呼ばれる竹光らしいです。

相当の腕前が無ければ扱う事が出来ない竹光らしいですが、扱う事が出来れば何でも斬らない事が可能になるとか。

貴方なら、この竹光を扱う事が出来ると信じて貴方に授けます。


第4将軍 相田光彦


新しい上司の名前を初知りである。


雨京「あの人、相田光彦って言うのか…」


長波「憲兵さん、そいつは何だ?」


雨京「…これは竹光って言って竹で刀を模したモノだよ」


鞘から抜くと刀身は竹で出来ていると分かるよ。


雨京「あれ?これは珍しい基本的に銀箔やらアルミ箔なんかで刃の部分を覆うんだけど、剥き身のまんまだね」


長波「どうして覆うんだ?」


雨京「…手紙の説明からすると使うから箔は要らないのか」


睦月「もう帰っていい?」


如月「待ってよ睦月ちゃん、憲兵さん振る所見せてもらっても良いですか?」


雨京「…それなら修練場に移動しようか」


修練場に向かった雨京一行


ジャンゴウ「ヘーイ、的をドウゾー」

何しに来たのかを聞いたジャンゴウは的を出してくれたよ。


雨京『的ってどんなの?』

何て言うのかな?丸太に藁を巻いた奴?


雨京『巻いてるのは藁だけだった気が?』

解らん…竹か?んじゃ竹で


雨京「…竹光で斬るって初めてなんだけど、どうなんだろう」


雨京は居合いの構えをして的に向けて抜刀する。…

成程、結果は刀身は的に当たった筈なのに的に変化は無いよ。


雨京「…あれ?当てた気がするんだけど」


長波「アタシも確かに当たったのを見たな」


睦月「的が多分頑丈過ぎにゃしぃ!」

そう言って睦月が的を触ると的が折れた。


睦月「およよ?的が取れた!?」


長波「斬らずの竹光…恐ろしや」


雨京「…もしかして戻し斬りの妖刀?」


長波「戻し斬り?」


雨京「…あぁ切断面の組織まで綺麗に斬るとくっついたまんま、斬られた事に気付かないって言う技術だよ」


長波「そんな事が出来るのか?凄いな!!」


雨京「…現実問題としては出来ないよ、刀身が通る所は刀身の厚さで絶対に歪みが出来る筈だから…これの様に切った後もそのままの状態何て言う事は出来ないよ」


長波「え?という事なんだ、これは?」


雨京「…十中八九、この妖刀の力だろうな」


長波「つまり長波もこれを持てばそれが出来るのか!!」


雨京「…やってみ」


長波が挑戦すると的に竹光の刀身が当たった状態で固まるね。


長波「憲兵さん、まず通らない」


雨京「…そういう事だな。手紙に書いてあった腕前が無ければ使えないって事だ」


長波「うむむ、使える様になりたいな!」


雨京「…鍛錬あるのみだな」


長波「アタシに剣を教えてくれ!!」


雨京「…あぁ、この前も言ったけど別に構わないよ。これは取り敢えず部屋に置いておくか」


長波「それが使える様にまで上達して見せるぜ!!」


雨京『このTRPG武闘キャラ多くない?』

向上志向と言ってくれ。

それに自然と雨京の周りに武闘キャラが集まるだけだよ。

基本が修練場なんだもん。


雨京『それもそうか』

と言うか動き回るキャラが基本武術に興味持ってるからね。基本的に艦娘に武術を教えようなんて言う人が居ないから。


雨京『あぁ、そういうね。ただでさえ強いのにこれ以上強くなられても困るって事ね』

人間からするとね。


雨京「…まぁ頑張ってもらおうか、取り敢えず素振り用の模擬刀を兄さんに作ってもらうわ」


長波「これでは駄目なのか?」


雨京「それは竹光だから普通よりも遥かに軽い。一般的な重さで慣れないと使えるとは言えないからな」


長波「成程」


皐月「ボクも教えて欲しいな」


川内「私にも教えてー」


時雨「僕にも」


雨京「ん、4本用意すればいいのかな?」


如月「元帥に言って夕飯の時間にやりたい人を募ってみたらどうですか?」


雨京「それもそうだな」


如月「なら、お願いしてきますねぇ」

そう言って如月は修練場を出て行ったよ睦月を置いて。


睦月「およよ?如月ちゃん何処行ったのぉ…?」


雨京「…多分、元帥殿の執務室では?」


睦月「如月ちゃぁぁん!!置いて行かないでー」

睦月も如月を追いかけて行ったよ。


雨京「…執務室に戻るか」


雨京『まぁ、こんな所?雨京の剣道教室はっじまるよーとか言っとけば良いの?』

SceneCutで良いの?


雨京『執務室戻って自分の部屋に竹光置いてあとはまったりするよ』

あいあい


SceneCut



次は彩葉?ダブルT?


彩葉『僕からでも良い?』


おk良いぜ


Dr.T『良いぜ』


それでは彩葉のScene場所は何処?Start!

3 2 1 Q!!



彩葉『執務室にくるであろう雪風を待つよ』


雪風は既にマイポジションを陣取ってるよ。


彩葉「雪風、散歩にでも行こうか」


雪風「行きましょう!!」


不知火「不知火もお供します」


彩葉は雪風と不知火を連れて散歩に行くことにした。


彩葉『港辺りをまったりしてるよ』


彩葉「今日も良い天気だな。」


雪風「気持ちいいですー」


不知火「確かに風も心地良いですね」


彩葉「んだなー。着任してから雨降ってないよね。」


雪風「一回も海にも出てないのです!!」


彩葉「事務仕事担当だからな・」


不知火「しかし、たまには海に出ないと練度が気になりますね」


雪風「神通さんが鍛えてるから大丈夫なのではないでしょうか!」


不知火「鍛えてもらってる者とそうじゃない者の差が気になると言っているのです」


彩葉「それもそうだな…でも、多分大丈夫じゃないかな?」


不知火「そうですかね?」


彩葉「あぁ!防衛記録の奴干しっぱなしじゃない?」


不知火「…申し訳ありません失念しておりました」


彩葉「散歩は終わり一旦戻ろう。」


雪風「提督ロボ発進!!」


不知火「雪風はしょうがないですね」


…彩葉達は自室に戻って干した場所を見ると書類は無くなってたよ。


彩葉「…」


雪風「ここに干してあったはずですけど無くなってますね!」


不知火「」


彩葉「大丈夫、不知火のせいじゃないよ。しかし、風にでも飛ばされたのかね…」


不知火「探してきます」


彩葉『渇けば読めると思ってた』

残念、読めませんでした。でも、不知火が頑張ってくれれば見つかるんじゃないかな?


彩葉『探させない様にロールしようと思ったけど気が変わった』


雪風「雪風も不知火姉さんと一緒に探します!」

雪風は彩葉の肩からパージして、不知火を追いかけたよ。


彩葉「気をつけてなー。」


彩葉『雪風が基本、背中装備状態なんだけど』

せやね。雪風が狙われるとしたら彩葉も狙われる事になるでしょ?


Dr.T『ねぇねぇKP雪風が狙われる確率より彩葉が狙われる確率の方が高いと思うんだけど』

…まぁそう言う訳だ。察せよこの野郎。


彩葉『僕のSceneはここまでかな』


SceneCut



では次はDoubleTかな?


拓『研究所だね』


Dr.T『そうだな』


んじゃ研究所のSceneStart!!

3 2 1 Q!!



拓「そう言えば飛行場何処に作るの?」


Dr.T「地下じゃないの?」


拓「え?地下に作るの?」


Dr.T「地下施設から射出口が出て来てそこから飛ぶ戦闘機!!秘密基地的には外せないだろう」


拓「でも帰ってくるときはどうするの?射出口から戻るって地味に難しいよ?本の世界じゃないんだし」


Dr.T「帰りは海に突っ込んでそのまま海中に作った入り口から戻るこれでどうだ?」


拓「大丈夫かな不安はあるけど。偵察機が水中行動してる時に潜水艦が来ても機雷で対抗できないよ?」


Dr.T「…ASROCを防衛施設に追加する事は?」


拓「ASROCって…対深海棲艦ミサイル自体が作れてないのに設置しても…」


Dr.T「ならデコイだ!!」


拓「あーそれは良いかも」


Dr.T「水中でも使える光学迷彩とかも作りたいなぁ」


拓「それも良いなぁ」


Dr.T「考えたけどロケット弾頭の部分をフルメタルジャケットにしたらどうかな…」


拓「どういうことだってばよ」


Dr.T「メタルじゃないけどねー」


拓「それに突っ込むのはちょっと辛い」


Dr.T「要するに深海棲艦の艤装を用いたフルメタルジャケット?」


拓「鹵獲どうするの?」


Dr.T「…無理ぽ」


拓「だよね」


Dr.T「取り敢えず飛行場に関してはそんな感じで蓄電施設とかと被らない様にyr」


拓「妖精さんも言わなくても分かると思うし大丈夫」


Dr.T「ですよねー光学迷彩だけどちょっと夜尋問しとこうか」


拓「尋問?」


Dr.T「潜水艦の事なら潜水艦に聞こうず」


拓「あぁそれもそうだね」


Dr.T「まぁ夕ご飯あげるついでに聞いてみるよ」


拓「僕は必要?」


Dr.T「どうだろう、取り敢えず一人で聞いてみるよ」


拓「ほいほい了解それなら夜は妖精さん達の進捗を聞いてくるよ」


Dr.T「おkおk」


拓「海中に入り口作って危なくない?」


Dr.T「そこは雨京の部下の索敵能力によるなぁ。まぁまぁ、監視カメラ的なのを付けてそれの統括をジャンゴウにやって貰えば良いんじゃないかなと思ってみたりみなかったり」


拓「やる事多いなぁ…でもそしたら監視カメラ用意しといてよ」


Dr.T「そうだな用意しとく」


拓「ん、お願いね」


Dr.T「あいよーならちゃっちゃと作ってしまうかと言いたいところだけど流石にカメラは取り寄せよう!と言う訳でちょっと誠元帥に凸ってくる」


拓「てらー」


拓『僕はフェードアウトでTと誠のSceneよろしく』

あいあい、ではSceneChange



Dr.T『ノックするよん』


誠「はいはーい誰?」


Dr.T「俺ですよー誠元帥」


誠「入って良いよどうしたの?」


Dr.T「失礼します。早速本題なんですけど防犯カメラを用意してもらう事って可能ですか?」


誠「お爺ちゃんに頼めば用意してくれると思うけど」


Dr.T「ならよろしくお願いしたい」


誠「いくつ位頼めば良い?」


Dr.T「取り敢えず20個位かなぁ」


誠「分かった頼んでみる」


Dr.T「よろしくぅー!」


そこに睦月と如月が戻って来た。


如月「あらぁ?どくたぁいらしてたんですね」


Dr.T「どもども如月君に睦月君」


睦月「何してるの?」


Dr.T「監視カメラの発注をね」


如月「人手に対して人数が足りないから良いと思うわぁ」


如月「それと提督、憲兵さんが剣を教える場を設けたいと言っていたので夕飯の時間に知らせてもらえないかしら?」


誠「ん?あぁそれは構わないけど。時間は夕飯の後の時間にしといてって言っておいてね」


如月「分かりました」


Dr.T「ではでは俺様はここで失礼させてもらうよ!」


誠「お疲れ様」


Dr.T「いえいえ、誠元帥もしっかり休んでくれよな」


誠(言えない皆が優秀だから判子押し以外何もしてない事を)


誠「体調管理はしっかりしてるから大丈夫だよ」


Dr.T『俺様のターンはここで終了だぜ』


おkSceneCut!!



雨京『お疲れ』


Dr.T『成程、ふむふむ』


拓『取り敢えず飛行場を余った一匹に作ってもらうけど』

…何と驚き二日掛かるよ。完成は10話だね


拓『おk、でも随分早くない?』

ダイスの結果だからしょうがないな。


Dr.T『2d6かな?10かな?』

10ですよ…最低値引くなんて想定外だぜ。


Dr.T『得したな』(・∀・)ニヤニヤ


んじゃ夕飯の誠君の時間ですよ。



食堂SceneStartまで

3 2 1 q!!



誠「はーい夕食の前にお知らせだよ。えっと雨京君が武道を教えてくれるらしいので希望者は雨京君に言ってね!以上だよ」


雨京『KP興味を示した人は?』

雨京と大鷹の所以外の娘はそうだな。神通位?


彩葉『先が見えるな神通さんがうちの奴らを引き連れて教わりに行く姿が』

そ、そんな事は神通さんしないんじゃないかな?


Dr.T『KP声震えてるぞー』


君ら夕飯誰かと話す事ある?


彩葉『そう言えばどうして話させたがるの?』


Dr.T『内部データで信頼度でも設定してあって一定を超えるとイベントが起きるんだろ』

…KPの脳味噌を覗くの禁止


Dr.T『合ってるっぽいねw』


彩葉『ファンブラーだから動きたくない』


雨京『どんなFUMBLEの余波が来ようと斬り刻んでやろう』


彩葉『それをすると僕が新しいキャラシを書く事になってしまう…』


夕飯は無しで良さそうだね。

夕飯後何かする?


雨京『俺の所に希望者は来るんじゃないの?』

あぁ、そうだな…うーん長波と不知火かな?


彩葉『神通が行かない辺りに僕の発言が関係してると思う』


雨京『それなw』


続けても?


雨京『俺のSceneで』


はいさー

雨京の執務室にて

3 2 1 q!



雨京「…さてどれくらい来るかな?長波は確定で考えてるけど」


長波「失礼するぞ」


雑賀「失礼します」


雨京「…らっしゃい」


長波「あれ?私と提督だけか?」


不知火「失礼します」


長波「おぉ不知火じゃないか」


不知火「長波…ですか、貴方も教わりに?」


長波「あぁ!あの竹光を扱えるようにするんだ!」


不知火「竹光…ですか?」


雨京「…あぁ、竹で出来た模擬刀みたいなものだ。と言っても本当に竹が使われてる物は少なくて他の木で作られてる事が多い」


不知火「竹刀と言う奴ですか?」


雨京「…いや、あれは竹を束ねて作られるけど竹光は刃の所に銀箔やアルミ箔を貼ってあるもの何だ。刀の代わりに安い竹光を持つ浪人も居た様だな。軽いから殺陣とかの舞台にも使われてるぞ」


不知火「成程、そう言うモノですか」


長波「憲兵さんに届いた荷物がその竹光って奴だったんだ。それを使える様になるのが私の目標だ!」


不知火「そうですか、目標がある事は良い事ですね」


雨京「…不知火さんは何が目標で教わりに来たんですか?」


不知火「少し失敗をしてしまいまして、武道と言うのは精神の鍛練も含めるんですよね?」


雨京「…ふむふむ心を鍛えたいって事ね。雑賀提督は身体能力の向上っと」


雑賀「よろしくお願いします」


雨京「…取り敢えず夜に、希望者が居れば修練場でやるから。やりたかったらご飯食べ終わった辺りで私を捕まえてくれ」


不知火「分かりました」


長波「なら、憲兵さんの隣で食べれば何も問題は無いな」


時雨「…簡単に隣を譲るとでも?」


夕立「よろしい、ならば戦争…っぽい?」


雨京「…喧嘩はダメだぞ?」


皐月「そうそう、隊長の隣に座るのはボク何だから」


レーベ「提督、好きな人の隣に座れるんならマックスの隣に座っても良い?」


雨京「…あぁ、良いんじゃないかな?」


レーベ「やった」


雨京「…でも向こうにもちゃんと聞いてね」


レーベ「マックスが僕を断る訳ないよ!」


雨京「…私が言ったのは彩葉にだ。まぁ大丈夫だと思うけど」


レーベ「大丈夫なら問題ないね」


彩葉『マックスと仲良くしたら本当に刺されそうなんだけど』


Dr.T『撃ち殺されるじゃなくて?』


雨京『撃たれたとしても一発なら大丈夫だし、刺されても問題ないだろ?』


彩葉『まぁそうなのか…?』


拓『納得してしまったか』


長波「今日はやらないのか?」


雨京「…今日はやらないな。まぁ来ないと思うが希望者が来るかもしれないしな」


長波「そういう事か」


不知火「それなら不知火は失礼させてもらいます」


雨京「…あぁ、お疲れ彩葉によろしく」


不知火は出て行ったよ。


雨京『長波と雑賀は?』

まだ居るよ。


雨京『帰る気配は?』

無いよ。夕立と時雨と川内と皐月と話してるみたいだけど。


雨京『俺が会話に混じれないやーつ』


Dr.T『大人しくしておけ』


雨京『取り敢えず寝るまで執務室で過ごすよ』

了解次は彩葉かな?


彩葉『はいはいと言ってもする事無いけど』


彩葉の執務室へSceneChangeだ



雪風「しれぇしれぇ」


彩葉「なんだい?雪風。」


雪風「しれぇは武道を何かやっていたのでしょうか?」


彩葉「全然、そう言うのよりも銃の腕をあげてた気がするよ。」


雪風「この前の射的も凄かったですもんね!!」


彩葉「射的じゃなくて射撃訓練ね。」


神通「提督、武道というものはどういったものでしょうか?」


彩葉「心と技と体を鍛えるものだよ。雨京は心と技寄りだった気がするけど」


Dr.T『艦娘達の武道を知ってる人と知らない人の差が結構激しいな』


拓『情報操作かな…?』

大本営の規則に艦娘達には武術は教えない事があるからね。


彩葉『規則違反じゃないか』


Dr.T『大丈夫だろ、あいつ陸軍だし』

せ、せやなw


彩葉『他の規則は?』


他の規則は、後々に追加されるだろう

まぁ君らには関係無い事ばっかりだよ。


彩葉『今決まってないのね』


神通「成程、それは良い事を聞きました」


彩葉「どうしたの?」


神通「いえ、肉体の強度に精神が追いついてない艦娘の指導にはうってつけかと思いまして」


彩葉「あぁ、そういう事ね…確かに純粋な子が多い気がするけど。」


雪風「心が脆い子ばっかりなのです」


彩葉「雪風?」


雪風「大丈夫です!」


彩葉「そっかー大丈夫なら良いや。」


神通「…」


彩葉「ん?神通さんどうかした?」


神通「いえ、何でもないです」


彩葉「後で詳しく教えてね。」


神通「…はい分かりました」


彩葉の方はこんな所かな?


それではお次はDr,Tの番やな

3 2 1 q!


Dr.T『詰問タイムだな』

それじゃ地下研究所なう?


Dr.T『あぁそうだな!さぁやろうか』

じゃ、邪悪な笑み…


Dr.T『邪悪じゃないよ知的探求心を満たす笑みだよ。まだ満たしてないけど』


ではDr.Tは地下研究所へと…


潜水棲姫「ナンダ…マタキタノカ」


Dr.T「少々聞きたい事があってな」


潜水棲姫「フン…ナニヲ…」


Dr.T「君らって探知方法って何を使ってるの?」


潜水棲姫「ダレガ、イウカ」


Dr.T「でーすーよーねー」


Dr.T「さてここに取り出したるは…」

何を取り出すの?


Dr.T『酒』

は?どっから調達したんや…てか何でお酒…?アルコールってきくのかな?


Dr.T『こっちに来た時に持ってきてたって事には?今はまだ酒は配給されてないでしょ』

…まぁ別に良いよ。持ち物設定してないのは確かだったしね。


潜水棲姫「ナンダ…?ソレハ」


Dr.T「酒だよ」


潜水棲姫「サケ?」


Dr.T「まぁ飲んでみ」

お前の幸運は…幸運がぁ…まだだ、次は潜水棲姫のCONで判定する。


潜水棲姫「…zzZ」

寝たな


Dr.T『ふぁっ酒弱すぎィ!?もしかしてファンぶった?』

寝たから話何か続けられないよ。どうすんだ?


Dr.T「ちょっと酔ったら口軽くなるかなとか思ったけど寝られたら意味ねぇ…」


Dr.T『雨京と違って寝てる子をヤる趣味は無いから退散するわ』


雨京『そんな事言うから嫌われるんだよ』


彩葉『屑ぅ…』


Dr.T『さーせんさーせん』


と言う訳でSceneCut



Dr.T『しかし寝てしまうとは情けない』


雨京『兄さんにはお仕置きが必要だね』


彩葉『何させる?』


拓『買い出しで良いんじゃない?』


おk、と言う訳で買い出ししてこいや!!その間に幕間しておくからw


Dr.T『またかよ…』


雨京『んじゃ兄さん行ってらっしゃい』


さてと…誰の幕間にしようかな…

皆1D100振って


雨京『1…これは勝ったな』


拓『43だよ、1とか勝てる訳ないよね』


彩葉『…』

彩葉?


彩葉『…96』

アッハイ


それじゃ雨京1D6をどうぞ


雨京『4だったよ』

ほうほう、


彩葉『KP!僕にチャンスを!!一番小さい数字じゃなくKPの出した目に近い人にしてください』

ふむ、それも楽しそうだな。次からはそれにしてやろう


彩葉『ありがとうありがとう』血涙


拓『ほら、これで涙拭けよ』

あの、拓?勝手に人の家の台布巾差し出してんじゃないよ…


さてさてお次は幕間です。

彼の悩みは厄払い。さてさて厄を振るには何処に降る?

次々次々、届く厄。彼の胃腸は無事なのか…



*第‐∞稿07話・第4将軍の憂鬱*



「え?第7将軍の所が全滅?生き残りは一人?どういうことだってばよ」


………


「生き残りをこっちに?どんな奴よ?人斬り?おいおい、そんな物騒な奴どうすりゃいいんだよ」


………


「軍に所属してるのに物騒とか言うな?あぁ分かったけども。んー何処で使うか…?」




「あ、サーセンキャッチ入ったんでそっちでまーっす」


………


「はい、憲兵に一人?あぁ丁度一人空いている奴が」


………


「物騒な奴って聞いてるけど、まぁ大丈夫でしょう」


………


「面白ければいい?憲兵に面白さを要求する人なんて初めてですわ」


………


「はい、ではそういう事で」


「しっかし、師団長は毎回、俺に押し付けてくるなぁ…」


「愚痴はそこまでにしたまえ」


「し、師団長!?どうしてここに!?」


「君が電話を切ったから私がここに来たんだ」


「暇なんですか?」


「暇な訳が無かろうに…」


「んではどうして?」


「他にも第7軍団の後処理を任せようと思ってね」ニコヤカ


「」


「と言う訳で後処理は全部君に任す。やってくれるね」


「はぁ、分かりましたよ。やれば良いんですよね…」


「そう言う訳だ」


「そうそう、その生き残りって憲兵としてはどうっすか?」


「もともと、特殊生物殲滅が主の隊長だったからな。戦闘能力は折り紙付きだ」


「人間性は?」


「孤児とかは率先して自らの部隊に組み込んでたな」


「こわっ、えっとそれはどういう意味で?」


「目の届く所なら安全とか言っていたような気がする」


「気がするって…」


「まぁコミュニケーションは問題ないだろう」


「へいへい、それじゃまセッティングしますかー」


SceneCut


後書き

go to next page 泊地開発、第一稿三頁に続く。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください