2017-11-25 13:18:42 更新

概要

自称マッドサイエンティストな軍医と戦闘狂の憲兵、そつなく仕事をこなす整備士とガチムチ提督+αが新しく出来た泊地での日常のリプレイ風。
艦娘・深海棲艦・妖精さんの謎。大本営で飛び交う情報戦(違)。様々な者達の野望(私欲)。
それらに巻き込まれて行くメンバー、彼らに道はあるのか…


前書き

PLの紹介は1頁を参照
『』はリアル考察
「」はロール中
<>はロール内での電話や無線などのカッコです

目次的な目録

*第01稿08 話・ハンプティダンプティ魅せる!*
レッツゴー第一線泊地!!超特急過ぎてこれはスキップした様だ。

*第‐∞稿08話・血濡れる刀とハラキリ介錯、剥き身の刃に御用心*
雨京の刀の昔噺

*第01稿09話・それぞれの望むべき事*
珍しく本土のPart!しかし、彩葉はお留守番。

*第‐∞稿09話・遠い遠い過去の予知*
壊れた二人は壊れたまんまで過ごしてく。


*第01稿08 話・ハンプティダンプティ魅せる!*


と言う訳で、何だか久しぶりだな。


Dr.T『そうですね』


拓『このタイトル、僕の事じゃないよね?』


特に意味は無いけど?…被害妄想乙


拓『いや、被害妄想じゃなくて今回、僕にイベントぶっ込んでくるのかなって』


てか彩葉と雨京はどうしてgdってるの?


彩葉『まさか2月に入るまで大掃除が終わらないなんて…』


雨京『久しぶりだからテンションあげたいんだけど…寒くて…何で雪あられが降るこんな日に呼び出すんだよ…』


まさか、こんな天気になるとは思って居なかったんだよ。


Dr.T『天気予報で雪が降ると言ってた気がしますが』


彩葉『キャラ崩壊するほど寒いのか…?』


Dr.T『真面目キャラで行こうと思ったんだがどうだろうか?』


あのキャラを突然真面目キャラにされても困る…


Dr.T『違いないwww』


んで確か月曜日だよね?


雨京『一週間たったわけだね』

そう言う事になるな。


彩葉『結果、何故か飛行機作ってるんだけど…?』


Dr.T『この一週間…彩葉のFUMBLEの数を見てくれ』


彩葉『何故かなんて言って申し訳ない…』


雨京『ジェット機が出来れば本土の探索も出来るようになるだろ?』


まぁそれはそうだね…


彩葉『スネークするなら僕やりたい』


雨京『交代する?』


彩葉『戦闘能力の無い僕一人じゃ無理だから…それに泊地での仕事もあるし』


雨京『見回りは艦娘達に任せられるからなw』


雨京と彩葉の二人で行けば良いんじゃない?一応二人分の座席あるんでしょ?


雨京『そうだよ!一緒に行こうぜ!!』


彩葉『状況によるかな…僕が必要だったら行こう』


雨京『雨京の探索力はあまり自信が無い』


雨京は戦闘特化、Dr.Tは対人戦闘と治療と知識量、彩葉は探索・遠距離特化、拓は対人コミュ特化だもんね。

雨京が何で対人技能、心理学の他に値切りを取っているのか…


雨京『一応トライブメンバーだからね』


Dr.T『その割に兄に対して酷い言いぐさ多くない?』


雨京『一種の愛情だよ』


Dr.T『嫌だよwそんな愛情w優しい愛情を与えてください』


彩葉『エンターテイナーと言うスネークモデルの僕が通ります』


Dr.T『ぼかぁ医者だよ君ィマッドなサイエンティストの一面も(ry』


拓『スーパーハカー、Dr.Tのキャラの印象がシュタゲの何とか院何とか真だと思ったのでバレルさんをモデルに』


雨京『俺のキャラはモデルは…名前は相棒からだけど』


彩葉『相棒繋がりで僕にとってのカズって事で』


メタギアとシュタゲがモデルってまたカオスなww


Dr.T『そこでKPの探索者、もう出てるよね?』

…何の事かな?


Dr.T『強力なお助けキャラ、今回も居るんでしょ?モデルはくぅだろうけど』

ヤダー、それ言ったらすぐばれちゃうじゃない!


Dr.T『その返答って事は居るんだね』

んー、ひみちゅ!そう言うのは言っちゃうと面白くないからね!!


さてはて続きを始めよう。それでは皆様お待ちかね!


3 2 1 q!!SceneStart!



雨京『いきなり始まったんだけど誰からで現在時刻は?』

朝ごはんにイベントは特に無いから午前の行動かな?誰からしたい?


Dr.T『久しぶりのセッション私からやろうではないか』


彩葉『取り敢えず僕ののんびりまったり仕事ロールからで』

おk、他に居ないみたいだし彩葉からでええよ。


拓『黒衣着ている方は帰ってドウゾ』


Dr.T『私を倒しても第二第三の私グぁあああ(*´Д`*)ハリセンは止めてくれぇえ』


雨京『いや、黒いGが何か人語を話したからびっくりして』


Dr.T『それは兄だ…Gじゃない…私がG36(銃)が好きだからってそれに繋げるのは無理がある』


雨京『いや、繋げた訳では無いんだけど…?』


Dr.T『んではこのGは何処に繋がってるんだ?』


雨京『ゴキブリ』


Dr.T『直接的ィ!?』


雨京『動けなくなるまで叩いておこう』


Dr.T『や、ちょ、マジで痛い、痛い。痛いから、やめっ、げふっ』


Dr.T『』


雨京『彩葉のSceneどうぞ』


…あ、終わった?


彩葉『と言う訳で仕事します』


11時までは仕事無いけど?


彩葉『雪風!!』

Dice!!って事で良いですね?それでは、( `w´)ノ^。コロコロ


…おぉ、ぉー…どうしようか?何か希望ある?


彩葉『何事も無い平和な世界を希望します』


そう思うんならそうなんだろう、お前の中ではな。


彩葉『その返答は予想してなかった…』


くぅもそんな大それた台詞は想定してない。


彩葉『引き籠りてぃ』


そう思うんならそうなんだろう、お前の中ではな。


彩葉『執務室でまったりする』


そう思うんならそうなんだろう、お前の中ではな。


雨京『正解当てるまでBot化するのかw』


彩葉『お外に出てナンパする』

誰を?


Dr.T『それは通るのかよww』


彩葉『元帥をナンパして仕事を手に入れる』


そう思うんならそうなんだろう、お前の中ではな。てか、引き籠るか仕事しかないのかww


彩葉『しょうがない、神通さん誘ってまったり散歩これなら良いでしょ?』


そう思うんならそれで良いだろう、お前の中でもな。


彩葉『分かりにくいじゃないか!!』


雨京『何時までこれやってるん?』

安心してください。今、始まりますよ。


拓『KPのキャラ崩壊が激しい』

ネタの後ってキャラが定まらなくなるんだけど。え?ならない?しょうがないにゃぁ、続きするよ。



提督の私室にて朝食後、11時までまったり惰眠を貪ろうとしている彩都。

そこに突然、神通さんが出現したよ。


彩葉『アイエェェェェ、神通さん!?神通さんナンデ!?その登場は想定してなかった。』


神通「提督、11時迄お暇ですよね?」


彩葉「…僕は惰眠を貪ると言う任務がある。」


神通「では、燻りだしましょうか」


彩葉「御用は何でしょう。」


Dr.T『ふはww意志弱すぎィ』


彩葉『女性には逆らわない。これ真理』


雨京『違いない』


神通「射撃を教えて欲しいと思いまして」


彩葉「砲撃ならジャンゴウに聞いた方が良いんじゃない?」


神通「いえ、拳銃の方です」


彩葉「拳銃を?何でまた。」


神通「護身用…ですかね?」


彩葉「護身用って…艤装展開すれば拳銃持ち歩く必要無いんじゃない?」


神通「駄目でしょうか?」


彩葉『まぁ、クリティカルだし乗っても良いんだけど』

謎の問答張ってないで乗ってくれよ…


彩葉「んー、まぁ構わないけど11時には港に仕事を取りに行くからそれまでで良いなら。」


神通「ありがとうごさいます。では、早速修練場に参りましょう」


彩葉『しかし、艦娘に銃の教導とは間違っている気がしなくもなくない?』


雨京『剣の方が間違ってない?』


彩葉『違いない違いない』

あのー移動したで良いのかしら?


彩葉『うん』


彩葉「それじゃ、最初は銃の構え方から…要らないね。基本は砲撃と一緒だよ。」


神通「えっと、これを人差し指で引けば良いんですよね?」


彩葉「うん、そう言えば砲撃ってどうやってしてるの?」


神通「音声認証でしょうか?」


彩葉「何で疑問形で返すんだ。」


神通「撃てと思ったら撃てますよ」


彩葉「砲手も、良く解ってないのか…取り敢えずタイムは気にしないで、的に向けて撃ってみて。」


彩葉『タイムアタックのボタン、押しておくよ』


神通「はい、分かりました」


神通は最初は外していたが、すぐに的に当てられるようになり全ての的に当てた。


神通「引き金と言うのは少し慣れませんね」


彩葉「でも慣れたら外して無いじゃないか。教える必要なくない?」


神通「いえ、提督が居てくれたから安心して出来たんです」


彩葉『教える必要なくなくなくない?』

頼まれないと出てこないでしょ。


彩葉『頼まれたら出て行かざるをえなくなくなくない?』

あと、デレマスの杏っぽい事言うの止めて。一々、書かなきゃならないくぅの身にもなって。


彩葉『まさにそれなんだけど。ベッドに潜りたい帰っていい?』

お前の部屋でやってるし、現在進行形でベッドに潜ってるじゃないか…


雨京『それなww』


彩葉『いや、リアルの方じゃなくセッションの方ね…まぁ良いや。そういや誰かこのやりとり見てたりする?』

ふむ?よし、振ってごらん。


彩葉『…100』

( ^w^)・・・オゥッ!?


Dr.T『www』


んむむ、どうしよう。


拓『悲報、神通さんヤンデレ化』


彩葉『止めて!!』


んじゃ、拓の案を採用でw


彩葉『止めて!僕の体力はメシウマ』


雨京『体力がメシウマって何だよww』


彩葉『神通さんは僕の嫁』


雨京『俺の嫁は流傘だよ…』


彩葉『ふっ、勝った』


Dr.T『俺様の嫁は弟だ!』


雨京『えっ、キモイ』


彩葉『吐きそう』


拓『吐いた』


Dr.T『マジお前ら酷い、特に彩葉と拓』


3人の連携が酷過ぎて進まない。


雨京『ほら、兄さん謝れよ』


Dr.T『サーセン』


ブラコンにもほどがあるよ…

と言う訳で神通さんヤンデレ化ルートで良いと思うかな?


雨京『…まぁ良いんじゃないかな?彩葉は文句を言ってない訳だし』


Dr.T『んむ、まぁ俺には関係ないからおk』


拓『同じく』


んじゃ、決定で。


雨京『…待って待って俺の方にも関わってくる?もしかして』


彩葉『あー、他の子を攻略する時の言い訳が大変になるね』


雨京『いや、お前の事は今はどうでも良いww』


拓『病んでようが通常の子だろうが言い訳が大変なのには変わりない』


彩葉『うん、そうだね問題なかった。』


雨京『神通って川内の妹、何だよね?』


彩葉『せやで』


雨京『関わってくるのは、そこら辺か…彩葉のFUMBLEは大体、俺に来る筈だし…』


彩葉『ごめん』


雨京『ガチな謝罪は、なんか起きてからにしてくれww』


彩葉『もう起きたんじゃないの?』


雨京『まだだ、まだ大丈夫だ』


続けてイイデスカ?


雨京『ごめんなさい』


彩葉『すみませんでした。何でもしますから許してください』


ん?今何でもするって…


彩葉『言ってない言ってない』


続けるよ。


神通「提督の様に跳弾を当てるにはどうしたら良いのでしょうか?」


彩葉「こればっかりは勘だから何もアドバイス出来ないよ。」


神通「そうですか…」


彩葉「あ、それなら一つだけ。考えるな感じろ。だな」


神通「やってもらっても良いでしょうか?」


彩葉「分かった。」


彩葉は控えてたジャンゴウに銃を貰いスタートボタンを押して的を跳弾で当てていく。

1000点満点のアナウンスが響いて彩葉はジャンゴウに銃を返した。


神通「見ていてもどうやってやるのか分かりませんね…」


彩葉「言ったでしょ慣れだって、頑張れば出来るようになるよ。」


神通「精進しますね」


そんな所でSceneChangeかな。


彩葉『ヤンデレ化なってないね』

突然のヤンデレ化はあれなので、じわじわと行ってみる。


彩葉『楽しみにしてる』


彩葉(じわじわと良いながらトリガー引っかかったら即ヤンデレ化するんだろうなぁ)


何か言った?


彩葉『なにも言ってないよ。あとはご飯迄、仕事するん』


雨京『次は俺かな?』


そうなるね、何をする?


雨京『では午前中は哨戒をして過ごそう』


ほいほい、それでは11時迄は哨戒するで。



雨京「…午前中は近海哨戒を行う」


川内「えー夜にしようよー」


雨京「…この島を右回りと左回りの二手に分かれて哨戒をしてもらう。その際に、浮遊物と漂流物を確認してもらいたい」


時雨「どんなメンバーで分かれるんだい?」


雨京「…川内、弥生、皐月と時雨、夕立、レーベで分かれてもらう」


時雨「教官はこの前の襲撃を、深海棲艦じゃなく外部の人間だと思ってるの?」


雨京「…その線が濃厚だと兄さ、Dr.Tが言っていた。それにプロペラらしき破片も見つかっている。つまり襲撃した後に深海棲艦に撃墜され、この島に流れ着いている可能性もある」


川内「哨戒でその痕跡を確認して欲しいって事だね。分かったよ」


雨京「川内と時雨に旗艦を任せる」


時雨「僕が旗艦かい?」


雨京「レーベじゃ夕立の戦闘欲を止められないだろう?」


時雨「あぁ、そう言う事なら分かったよ」


雨京『島を一周するのに何分掛かりますか?』

んー、全速前進カイバコースなら20分。普通コースなら1時間。陸もちゃんと見る見るコースなら1時間半って所かな。


雨京『全速前進カイバコースって何よw』

全員が全速前進を連呼しながら一周してくる。探索の成功値-50%


雨京『ネタ溢れる設定だねw』

ちなみにこの状態だと姫鬼級じゃなければ深海棲艦振り切れる…筈。しかし、マスクデータの一つ燃料値が著しく消費されまつ。


雨京『成程、マスクデータの管理は?』

1に電卓、2にメモ帳、3にその場限りのノリ。


雨京『管理にノリは要らないと思うの…』

茶番によって減る可能性もあるって事だ。


雨京『あぁ、そういうkk。んじゃ一時間半のコースでお願いします』

おk、時間はどうする?


雨京「…9時から哨戒に当たってもらう」


川内「ん、分かった」


時雨「分かったよ教官」


さて、それでは雨京の巡回Sceneって事で良いのかな?


雨京『誰か誘って巡回しますかー9時からで良いんだよね?』

うん、構わんよ。誰と一緒に巡回するん?


雨京『11時前には終わらせるから雑賀と長波、居るよね?』

居るけど。準備とかしてるんじゃないかな?


彩葉『はいはい!準備は夕雲がしてくれるんじゃない?』


拓『雨京が直接誘いに行って尚且つ夕雲が一緒に居れば…』

そう言えば夕雲、お見合いおばさん並の邪推具合だったね。許可しよう。


Dr.T『こっちにも潤いを』

お前には潜水棲姫が居るだろう。


Dr.T『敵対じゃないですかヤダー』


彩葉『明石さんが居るじゃないか』ニコヤカ


Dr.T『あの人もめっちゃグレーじゃないかww』


拓『ジャンゴウが呪いが解けたら金剛になったりとか…』

残念だけどそれは無いww汎用人型妖精ジャンゴウですから…


まぁ拓は本土に船で行けるからね。とある方と出会えるんじゃないですかね。


雨京『Why!?』


彩葉『そうなの!?』


Dr.T『おいおい、それを最初に言ってくれよぉ』


拓『…まぁ、僕一人で本土行ったところで探索は出来ないだろうから、偵察機作ったのはミスじゃない』

まぁこの中で意外とフットワークが軽い行動をしても咎められない位置だからね。

雨京は憲兵だし彩葉は提督だしDr.Tは有名過ぎる。


彩葉『それより、とある方って言うのは…』

まだ秘密。


では、雨京は雑賀と長波を連れ散歩しております。

何か話す?


雨京『何かと言われても…何話そうかな…』


拓『世間話で良いんじゃない?』


雑賀「雨京さん、朝起きてから教わった方法を試してみました」


長波「提督10回昇降しただけで、へたってたよね」


雑賀「それは言わないで…」


雨京「…体力をつけるには日々の積み重ねが重要だ」


雑賀「頑張ります」


雨京「…うむ、頑張って」


長波「そう言えば川内さん達は隠れて見てたりするのか?」


雨京「…あぁ、哨戒に出てる」


長波「出撃してるのか…」


雨京「…先日の襲撃者の痕跡を探すのがメインだ」


雑賀「ちょっと待って、この泊地に襲撃者が侵入してるって事?」


雨京「…ジャンゴウが襲撃後にプロペラらしき物を見つけていて、襲撃者がもしかしたら墜落して流れ着いた可能性があるとの事だ」


雑賀「まだ可能性の話ね」


雨京「…何も無ければそれで良し」


雑賀「あってほしくない」


雨京「そうだな」


んー、ここで通信が入るよ。


川内<教官、こちら第一艦隊異常無し>


時雨<第二艦隊も異常は無いよ>


雨京「了解、引き続き哨戒を頼む」


Dr.T『定期連絡?何分?』

出発して30分経ったよ。


Dr.T『定期連絡は30分か・・・って事はあと一回あるのか』

普通コースだと先ほどの定期報告のみだよ。


雨京『という事は判定失敗してるなぁ』

成功失敗の二つでDiceは振ってないよ。


雨京『ならスカを引いたという事か…』

そう言う事ですな。


雨京『次の報告に期待だな』

うむ、祈れ。


雨京『祈らせてもらうよ』


雑賀「何か見つかりました?」


雨京「…異常無しとの事です」


雑賀「そっか」


雨京「…何も見つからないのは逆に厄介ですね」


雑賀「何も見つからなかったと言って襲撃者が流れ着いた可能性を否定する事は出来ない…ですか」


雨京「…そうそう悪魔の証明だよね」


彩葉『この世界で悪魔の証明って、戦人ぼろ負けするじゃないか』


Dr.T『この世界じゃなくてもぼろ負けしてない?』


彩葉『…そういやそうだね。』


雨京「まぁ痕跡が無ければ流れ着いていない可能性の方が高いからな」


雑賀「ですね」


長波「憲兵さん、誰か見てないか?」


雨京が言われて気配を探ると誰か見ている事に気付くよ。Diceどうぞ


雨京「…確かに見てるな。これは…」


雪風「憲兵さん!!しれぇを見ませんでしたか!」


不知火「知ってるなら教えてください」


雨京「…外の見回りをしていたが見かけなかったな。提督室に居ないなら食堂か修練場に居るんじゃないか?」


雪風「ありがとうございます!」


不知火「では、そちらを探してみますね。失礼します」


長波「雪風と不知火だったみたいだな」


雨京「…いや、見てたのは別の者だ」


長波「え?誰だ?」


雨京「…元帥とその妹だね」


誠「毎回毎回、よく気付くね」


優「二人は何してるの?」


雨京「…見回りついでにウォーキングですよ。体力を付けたいとの事だったので」


雑賀「そう言う理由だったの?」


長波「成程、歩くことも立派な運動という事なんだな」


雨京「…そう言う事だ」


雨京『そう言う事にしておくw』


彩葉『後付けの言い訳かww』


雨京『いや、他の丁度いい理由が思い浮かばなかったw』


Dr.T『そろそろ次の定期報告で良いんじゃない?』

それもそうだな。ちょっと待たれよ…あっ、イッヒヒヒヒヒィ


雨京『やべぇ、やべぇよ』


Dr.T『どうすんだこれw』


彩葉『くぅがこの笑い方する時は碌な事にならない…』


何を仰る失礼な。それでは、お次で雨京よ!幸運振りたまえ!


雨京『幸運?』


あっと、ミスった。全員振ってw


Dr.T『え?』


拓『え…』


彩葉『僕死ねる』


ふむふむ、皆の結果的にこうなるな。


川内<教官…ソナーに反応。深海棲艦の潜水艦…10体までは確認出来る>


時雨<同じくソナーに反応…数が多い10は居るよ>


雨京「何だと?敵の動きは?」


川内<何も無し>


時雨<静かだね>


雨京「潜水艦ならば陸に上がってくる事はない筈…場所は?」


川内<港を12時としたら4時の方向だよ>


時雨<こっちは8時>


雨京「至急、こちらに帰還しろ。ジャンゴウ、防衛設備にソナーはあるか?」


ジャンゴウ「ありますよ。」


雨京「近海にソナーを掛けろ」


誠「雨京君、何が起きたの?」


雨京「川内と時雨が潜水艦と見敵しました数は計20隻。全艦隊、帰還させています。」


誠「20!?え?帰還?」


雨京「港周辺の近海に今ソナーを掛けています」


誠「まさか港周辺に隠れていると?」


Dr.T『これは…俺のターンが消えるじゃないか!!』


雨京「何故、島の裏側に等間隔で出現したのか。出撃した所を見て足止めをしようとした可能性も高い」


誠「島内放送しなきゃ」


ジャンゴウ<島内放送ダゼィ!!島の周囲に深海棲艦潜水艦の反応を確認、数は全て合わせて40隻を確認!内20隻は既に雨京指揮下の艦隊が見敵中ダゼ!直ぐに全員食堂に集まると良いゼ>


雨京「取り敢えず、食堂に向かいましょう」


Dr.T『40隻って…やばくない?』


彩都『…』


雨京『こんな戦闘の始まり方嫌だ…』


まぁ戦うのは君達の艦娘だ。君達は見てるだけ。


Dr.T『まだ対深海棲艦用武器が出来てないんだけどォ』


彩都『ねぇねぇ、最前線の泊地があるのにここに40隻っておかしくない?』


Dr.T『潜水棲姫監禁してるから助けに来たとかじゃないの?』


彩都『だとしても何で潜水艦だけなの?』


雨京『…まさか最前線の泊地には水上艦が?』


彩葉『くぅの事だから可能性は高いよ』


雨京『んーむ、まずはここを乗り切ろう』


Dr.T『拓を連れて食堂に行くよ』



では全員が食堂に集まりました。


誠「今回の敵は水上艦は無く、全て潜水艦との事だ。よって、今回は駆逐艦と軽巡洋艦による対潜戦闘を行う。作戦の指揮は泊地裏の方を雨京君にしてもらう、泊地正面の指揮は彩葉君に任せる。そして大鷹君には泊地裏の援軍に行ってもらいたい。これはある意味、君らの初陣となる。大鷹君は海戦について勉強していない彼の補佐をしてもらう僕と叶人と優は泊地正面の補佐だ」


拓『先生、僕のする事が有りません』


Dr.T『てんてー俺様もー』

おっと忘れてた。


誠「Dr.Tは研究所の様子をお願いします」


Dr.T「拓、ジャンゴウと一緒にソナーを逐次監視、報告しろ」


拓「分かりました」


雨京「川内、時雨ともに任務の変更、撤退を止めその場で敵を足止めせよ。大鷹雑賀の艦娘による援軍をそちらに送る」


川内<こちら川内、了解!>


時雨<こちら時雨、了解したよ>


彩葉「それじゃ。こっちも出撃だ。」


神通「了解しました」


それでは各員が配置に着いたところで戦闘だな。戦闘方法は敵は群れとして考える。群れの体力=人数だ。覚えておいてくれたまえ。えっと、4ターン目に川内と時雨の元に援軍が到着するよ。


川内と時雨の所にはそれぞれHP10の群れが、泊地正面にはHP20の群れが居るよ。


んじゃ、川内のSceneから行ってみようか。


川内「これより第一艦隊迎撃に移るよ!弥生、皐月!敵の雷撃の回避を優先して!」


弥生「分か…った…」


皐月「分かったよ!」


敵艦隊の魚雷は見当違いの方向に飛んでいく。

それに対して川内達はソナーを頼りに爆雷を投下していく。

敵が幾つ削れたのかはハンプティダンプティにソッメモ実況yr


拓『やっぱり僕の事じゃないか!!白々しすぎるw』


拓<第一艦隊、敵の反応5隻消失。残り5隻です。>


では次は時雨の方。


時雨「二人とも行くよ!」


夕立「夕立の力見せてあげる!」


レーベ「さっさと終わらせてマックスの所へ」


敵艦隊の魚雷が夕立へ向かう…それに対して夕立が魚雷をばら撒く…


夕立「ぽいぽいぽーい!」


魚雷と魚雷が交錯し連鎖的に爆発していく。魚雷の頭同士をぶつけるのにどれほどの精度が必要なのだろうか?

個人的に夕立の魚雷がお気に入り。


雨京『おい、無機物マニア。戦闘続けろ、続けろ』


アッハイ、それではお次は時雨達の攻撃―爆雷投下ー…


拓<第二艦隊、敵の反応6隻消失!凄いです!残り4隻>


拓『シグナルブルーとか言っといた方が良い?』


さて神通さん達だよ。第三艦隊って事でyr


拓『ハーイ』


神通「神通、いきます…まずは大鷹提督の艦隊の通り道を作るために左右に攻めましょう」


不知火「分かりました。では不知火は雪風と共に左に行きましょう」


雪風「わかりました!」


漣「それじゃ漣はマックスと右ですね!」


マックス「Ja」


と言う訳で左右に展開した上でさらに通るんだから大鷹提督の部隊も一緒に爆雷投下するよね…

…はい、拓。


拓<港正面、敵の反応が15隻消失、残り5体!!>


拓<皆さん聞こえますか、残存敵勢力が撤退を開始しました!>


予想以上に何もドラマティックなSceneが無い戦闘が終わったよ…何でや…敵の攻撃当たんないじゃないか!!次はもっと敵を強くするか…と言うか命中下げ過ぎた?潜水艦って命中そこまで高くない気がしたんだけど…

てかこっちの攻撃が当たり過ぎぃ、相手の回避が高くなるのか?ちょっと作り込んでみるか…群れのルールを作り込まないとふわふわになってまう。


拓<我々の勝利です。各自、帰還指示をお願いします>



…食堂にて


誠「皆よくやってくれた。深海棲艦の撃退に成功したぞ。と言うか無傷って嘘でしょ!?」


誠「大本営にも連絡済みだ。しかし、第一線泊地と連絡が取れなくなったそうだ」


彩葉「やっぱり向こうは水上艦に襲われたんじゃ?」


誠「そう言えば…こちらには潜水艦しか居なかったな…Dr.Tの研究のアレを狙って来たのかと思ったけど」


雨京「…第一線への援軍をさせない為の囮?」


雑賀「ならば、その確認をする為に偵察機を飛ばせば良いのでは?」


優「そっかなら、赤城さんと加賀さんに頼んで飛ばしてもらうね」


誠「あぁ、頼んだ。状況の確認が取れ次第、計画を立てよう」


んーむ、上手く流れ過ぎてて面白くないな。


雨京『4人集まれば文珠の知恵だろ』


彩葉『それ3人寄ればだよね?』


拓『Dr.Tは入れなくて良いんじゃない?』


Dr.T『仲間外れ反対!!』


赤城「妖精さんが艦隊を発見。朝潮型の様です」


彩葉「朝潮型?って事は臼潮さんの艦隊だ。」


加賀「その臼潮さん艦娘の一人に牽引されてますね…あれは便利そうです」


彩葉「なんと。誠元帥、迎えを出しても構いませんか?」


誠「あぁ、今すぐ出してくれ。死なれては困る」


彩葉「神通、漣、不知火の以上三名。出撃してくれ」


雨京「まて、全員に対潜装備させて行け」


彩葉「水上艦隊に追いかけられてる可能性は?」


雨京「先程の戦闘での残存勢力からして、戦う可能性が高いのは潜水艦だ。」


雑賀「でしたら私の艦隊を対水上として出しましょう」


彩葉「そう言う事なら対潜艦隊として出すよ」


三枝「大丈夫か!?」


文祇「大丈夫でしょうか?」


誠「三枝さん、今第一線泊地の艦隊がこちらに向かってます」


三枝「細かい状況はそれからかの」


Dr.T『俺様の午前中の行動決まってなかったよな?』

ん?うん、決まってないよ?


Dr.T『フル艤装弾作ってたことにして良い?ベレッタに装填出来る様に』

?別に構わないよ。んじゃ、製作で振って。…ん、試作フル艤装弾を8発分作れたで良いよ。


彩葉『ベレッタも二丁、用意してくれるんでしょう?』


Dr.T『…』チラ

…何に使うか分からんけど取り敢えず許可しよう。しかし威力的には艤装展開してない奴にしか効果は無いし艤装展開すると一瞬だけ隙が出来る位だからな?


彩葉『一瞬でも隙が出来るなら十分!』


雨京『皆、戦争の準備は良いな?』


拓『僕は機材の搬入の準備をするよ』


え?なに?まだ情報無いのにやる事決まったの?


Dr.T『そこに三枝と言う足があるじゃろ』


彩葉『出撃ベース付きの足でしょ?』


雨京『もし攻め落とされてるのなら上陸戦じゃー!!陸なら勝てる!!』


拓『準備とサポートは任せろー作戦に参加する皆に無線機を配るんだ!』


…えっ?


Dr.T『三枝の船に』


彩葉『乗って出撃』


雨京『直接叩こう』


拓『深海棲艦』


…連絡船で出撃して直接行って戦うの?ってか君ら突然の連携プレイするの止めてよww


雨京『そう言う事だ』


まて、それなら船に乗れる人数をDiceで決める。


Dr.T『最低でも俺ら4人は行きたいな』


デデデン!!人数は25人迄です。


Dr.T『余裕www!!』


Dr.T「と言う訳で拓はレーダ等々の機材の搬入準備yr」


誠「え?Dr.T何するの?」


雨京「占領されたと仮定しての奪還作戦です。出撃した皆は直ぐに補給を完了させてくれ」


三枝「ほう、面白そうだな」


誠「…しょうがない。しかし、決めるのは現在こっちに来ている第一線泊地の艦隊に話を聞いてからだよ。それから君達の作戦に勝機があれば許可をしよう」


誠(お爺ちゃんに一応連絡とっておこう)




臼潮「現状の状況は4隻の鬼姫級に直接司令塔が叩かれた。そのまま俺らの艦隊は海に出て一直線にここに来た」


臼潮の艦隊を保護して状況を聞いているよ。


雨京「ふむ、海に出てこっちに来るまでに敵艦隊とは遭わなかったのか?」


朝潮「追いかけてくる気配はありませんでした」


雨京「司令塔の状態は?」


臼潮「壁の一部が破られて、そこから侵入されたみたいだ」


雨京「ふむ、ならば我々もそこから入るか…」


満潮「へ?入る?」


雨京「元帥、三枝船長の船に乗り、俺の部隊は上陸し襲撃した深海棲艦を殲滅。彩葉の艦隊は第一泊地近海の制圧だ」


誠「上陸するのは良いけど、どうやって上陸するの?」


雨京「鬼姫級の艦種を教えてくれ」


ちょっと待ってDice振るわ。…( `w´)ノ^。コロコロ


臼潮「アレは多分、離島棲鬼と港湾棲姫と装甲空母鬼…あと一体は名前が分からない…」


朝潮「私は見てません」


雨京「どのような艤装だった?滑走路はついていたか?それともデカイ砲塔があったか?」


臼潮「背中に一本の砲塔が、後、足が艤装に包まれてたな。随分デカかった気がする」


時雨「…」


雨京「壁に穴を開けたのはそいつだな。敵のメインは恐らく水上ではなく航空機だ。近づく者は物量で返されるだろう。今、第一泊地が抵抗してるんだったら、その隙を狙うべきだ。」


彩葉「対空メインの装備にした方が良さそうだね」


拓「もう機材は運び込んどいたよ」


誠「よし!やっちゃえ!責任は爺ちゃんが取る!」


叶人「え?爺さんが取るのかよw酷い責任転嫁を見たw」


誠「爺ちゃんに打電したらそう言われた。ただし、第一泊地が抵抗していなかったら話は別だ。大本営に連絡して援軍を頼む」


雨京「速さが大事だ。船に乗るメンバーは…」


Dr.T「俺様も行くぞ」


誠「え?Dr.Tも行くのかい?」


Dr.T「当たり前だ。怪我人が居るのなら治療しなければならないだろ?」


誠「あっ、それもそうだね」


雨京「では後方支援のDr.T、拓と俺の部隊と彩葉と彩葉の部隊だ。」


夕雲「私達は?」


雨京「雑賀君の艦隊は、対空装備をして待機だ。第一線泊地を占領したら、こちらに艦載機を飛ばしてくる可能性がある」


…えぇ。


雑賀「防空ですね。分かりました」


優「なら私も防空ね!赤城さんと加賀さんにしてもらうわ!」


赤城「…終わったら御飯を沢山食べたいです」


加賀「しょうがありませんね」


叶人「んじゃ俺が船の防空をしよう。瑞鳳、行けるか?」


瑞鳳「任せて!」


叶人「張さんにも対空装備してもらうからな」


夕張「私にも艦載機をぉおおお」


鹿島「私もですね」


人数は探索者4人+叶人の艦隊4人+雨京の部隊6人+彩葉の艦隊5人の19人?


拓『つ船長』


20人か。


Dr.T『あと臼潮達で丁度じゃないか!!』


あぁ、本当だ。朝潮と大潮と満潮と荒潮の4人だから確かに25人ピッタリwww


Dr.T『帰りは臼潮達は降りるんだろう?なら足りるな』


何が足りるのかは聞かないで置くよ…


雨京「では出撃するメンバーの最終確認だ。後方支援として三枝船長・Dr.T・拓の3人、対空要員として叶人さんの部隊、海上制圧部隊は彩葉達、地上制圧は俺の部隊という事になる。あとの細かい事は船上で決めよう」


三枝「んじゃ早速行こうじゃないか!文祇、おめぇはここで待ってろ」


文祇「分かりました。」


Dr.T「まて、雨京。俺も地上制圧に回る」


雨京「は?」


Dr.T「俺様も、地上制圧、する…」


雨京「何で?」


Dr.T「怪我人が居たら一々、こっちに戻るのか?」


雨京「あぁ、そう言う事ね。それなら良いよ」


ここぐらいで次行きますか…出港しますよ。



誠「皆、生きて戻ってくるように」


雨京「了解っ!!」


Dr.T「取り敢えず死ななければ治してやるよ」


拓「僕は取り敢えずレーダーと睨めっこしてる」


彩葉「僕は?船に居れば良いの?」


叶人「船の安全は任せろ」


と言う訳で、第一線泊地に向けて出港致しました。


何と言う事でしょう。匠(雨京)の手によって制圧戦をすることになってしまいました。


雨京『そうは言ってもここで手を打たなきゃこっちに被害来るでしょ?』


Dr.T『面倒臭い事はちゃっちゃと終わらせるに限る。てか占領作戦になったら、この泊地が拠点になるじゃん…あんまり大本営の奴らに来てほしくないんだよね。』


だ、大本営の奴らが来るなんて決まってないよ!!


彩葉『ダウト!』


うぅ、でも面白そうだから許可するよ。イッヒヒヒヒィ


(3つの想定の行動の1つだから全然大丈夫だぜ!!どうせ、Dr.Tが足りるって言ったのは帰りの人数でしょう。上手くいけば研究材料も手に入る訳だからな。だが、その為には力をセーブしないといけないからな。力をセーブしなければ楽な戦いだけどセーブすると辛い設定にはしといたからなw絶望せよ。探索者よ!狂気せよ。探索者よ!)


おっと、トリップしてた。


雨京(兄さん…あれ、何考えてたと思う?)


Dr.T(多分、発狂しろって願ってたんじゃない?)


彩葉(つまり、初めてのSANCか)


Dr.T(俺は初めてじゃないのに…)


雨京(俺なんか幸運高いのに始まった時に経歴のせいでSAN値半減してるんだぜ…?)


拓(そうなると一番SAN値が高いのは僕だね)


彩葉(僕の幸運は低くない…決して低くないんだ)


Dr.T(幸運30台が何か言ってるぞ)


雨京(…これKP聞こえてね?)


Dr.T(大丈夫でしょ。リプレイ書いてるみたいだし)


聞こえてるよ。今の会話もリプレイに残しておいたから。


雨京『何でや!』


Dr.T『別に悪口言ってないから良いでしょ?』


うん、雨京以外はね。お前、自分で「この戦闘力の代償にSAN値半分でStartで良いよ!」とか言ってた癖にくぅが減らしたみたいな事言ってんの?w


拓『なんと』


Dr.T『あれ?俺様の能力代償払ってないよね?』


お前は確定で死亡する場合があるでしょ?


Dr.T『アッハイ、能力使用時のFUMBLEね…』


彩葉『そう言えば僕の能力まだお披露目してないよね』


そりゃ籠ってるし。あと海水は不純物が多すぎるので使用できないよ?


彩葉『水道水とかは?』


出来るけど目に見える状態じゃないと使えないからね?


Dr.T『彩葉の能力は水が関係してるの?』


気血水で揃えてたんだよ。


雨京『もしかして俺のが気なの?』


Dr.T『俺様のは血だろ?』


彩葉『僕の能力は視界にある水を動かせる程度の能力だよ。制限はあるけど、代償も特に無いしガッツも付いてるから、そっちの能力は低め。Dr.Tの演説聞いたら僕もそろえた方が良いと思ってね。』


(制限はあるけど弱くは無い、見えるのならどんな距離でも水を動かせる訳ですしお寿司)


制限って言うのはまず人の手が加えられてろ過されてる水じゃないと精度が落ちるよ。海水みたいな不純物が沢山混じってたりするとまず操れない。


精度を高くする簡単な方法は沸騰させた水蒸気を集める方法が一番簡単かな…でも気化している状態は操る事は出来ないよ、固体化してる時も一緒で液体の状態の水でなければ操る事は出来ないよ。

簡単な説明はこんな物かな。


さて船上で行うことは何かありますか?


雨京『戦闘準備だ』


拓『準備だー』


彩葉『臼潮君に第一線の近海の形状等々を教えてもらって、どの範囲を探索するのかを決めるよ』


Dr.T『人が入れられる位の袋を用意しておくよ。要するに死体袋だね。布掛けるだけでも良いと思うんだけど入れて置けば後々楽だし野ざらしにしとくのもアレだし』


…まぁ許可しましょう。この死体袋…入れるのは死体だよね?


Dr.T『ハッハッハ、何を仰るくぅさんや、他に何を入れると言うのですか』ニコヤカ


彩葉『死体を入れるんでしょう?』


拓『果たしてそれは死体なのだろうか』


そして誰も居なくなった。死体も全て消えた。第一線泊地は無かったことにされた。第一線泊地何て存在しない良いね?そうだ、第一線泊地に着いたはずなのに着いていないとかどうだろう?海の底には建物が見える。そして周りには深海棲艦とか。


雨京『ちょっと、KPが不穏な事を言い始めてる』


Dr.T『ふむ、これは重症だね。取り敢えずチーズケーキでも口に突っ込んでおこう』


むごむごごごむごむご…ゴクゴク。マジ喉乾くから突然突っ込むの止めて。


Dr.T『それでも食べるのは止めないよね』


糖分は正義…紅茶に砂糖たっぷりも正義。牛乳は最低でもお湯と同量、これは譲れない。やはり、自分で紅茶を入れるか…彩葉のコーヒーは美味しいけどね。


さて、俺特製の激甘みるくてーを飲んだ所で、続きやってこうか。


雨京『そう言いながら俺ら好みの甘さで作ってくるからなぁ…』


はて?砂糖スプーンで皆5杯ずつ入れてるよ?


拓『僕、秘密知ってるよ。自分のは大きいスープスプーンに大盛で僕等のはティースプーンで擦切りしたり大盛で量を調節してるんだ』


砂糖の量は完全にくぅの気分だよ。そんなどうでも良い事は置いておいて続きやるよ。


Dr.T(俺のみるくてーじゃなく普通の紅茶なんだけど…しかもめっちゃ色薄い…出涸らし!?)



さて、第一線泊地が見える位置、臼潮艦隊と彩葉艦隊は既に出撃して船の周りを護衛している。

拓は船倉に運び込んだ機材と睨めっこしている。ちなみに、叶人は変なポーズをしながら、同じく変なポーズをしている夕張さんと一緒に船首で空を見上げてるよ。


叶人「正面12時だ。瑞鳳しっかり飛ばせ」


叶人が言った方向からは大量の艦載機が飛んでくる。勿論、たこ焼きだよ。


叶人「張さんと鹿島は漏らした奴を落とせ。それでも来たら俺がやる」


そう言って、叶人は刀を構える。ちなみに彼の刀は仕込んでないよ。所謂、脇差って奴だよ。


雨京『何処から取り出したんだ。』


今装備したんだよ。変なポーズの後wどんなポーズなのかはエミール(GE)が北極星を指さす感じのポーズかな。

あ、でも雨京は常に傘を背中に背負ってるからね。ちょー目立つよ。


夕張「分かりました!」


空では既に航空戦が始まっている。瑞鳳の艦載機の妖精の熟練度は高いようで、被害よりも遥かな損害を与えている。


拓<テステスー聞こえてますか?聞こえてますね。レーダーによると生体反応は外にはありません。艦載機も外ではなく泊地のあの大きい建物から出てきているようです。つまり、あの建物の中に空母系の深海棲艦が居るという事でしょう>


三枝「ほんじゃ、港に船体を横付けするぜ、ほれ雨京こいつを持ってけ」


雨京「これは発煙筒?」


三枝「地上を制圧したら外でそれを焚け。船を港に横づけしたままじゃタコ殴りにされるからな!燃料があるうちに終わらせて欲しいもんだ」


雨京「分かりました。では行って参りましょう」


船でドリフトする三枝爺さん。しかし、船体は船着き場に激突する事無くギリギリの所で止まる。


雨京「兄さん、川内、時雨、夕立、弥生、皐月、レーベ!出撃するぞ!」


川内「陸上での戦いって不安だなぁ」


Dr.T「空母系は恐らく艦載機以外は恐れるに足らん。しかし、名称不明の奴がどんなのかによるなぁ」


時雨「…」


雨京『時雨が黙ってるの強調してるな…ん?さっきも黙ってたよね?黙ってたSceneって…アンノウンの外見聞いた時?もしかして時雨知ってる?』


雨京「どうした時雨?」


時雨「…何でもないよ教官。さぁ、行こう」


地上制圧部隊は船着き場に乗り移る。しかし、建物までは瑞鳳の艦載機によって撃ち落とされた、たこ焼きの雨が降り注いでるよ。たこ焼きは瑞鳳の艦載機を撃ち落とそうと必死で、こちらには目もくれていないけど。落ちてきているたこ焼きが雨京とDr.Tの頭等に当たればダメージは必至だ。どうする?


雨京『?普通に傘差して向かうけど』


何とwwwそう言えば傘があったわwww


Dr.T『俺様も弟と相合傘を…』


雨京『兄さんは入れてあげないよ』


Dr.T『お慈悲を…お慈悲を…』


雨京『…ここでダメージ負われても困るし、しょうがないか』


Dr.T『やった!!流石我が弟!!チョロイン!』


雨京『やっぱり、この雨の中歩かせよう』


Dr.T『嘘嘘ごめん入れてww』


彩葉『この人も、余計な事を言うからなぁ。自業自得だ』


雨京「艦載機の雨とはまたこれは風流な」


Dr.T「雨京、傘入れて」


雨京「しょうがない、入っていいよ」


Dr.T「あじゃっす!!」


鉄の傘に降り注ぐたこ焼き…STR×5で振って。


Dr.T『俺様も手を添えるぞ』


む、むむむ。しょうがない二人分のSTR×5だな…確定成功か


落ちてくる衝撃に負けずに進む、艤装展開している川内達は腕を払って落ちるたこ焼きを弾いてるよ。

雨京とDr.Tは何事も無く大穴が空いた壁から建物内部に入る。

艦載機が出て来ているのは3階からの様だね。


それと…いや、今はまだ良いか。


さて、建物内に入ると天井に穴が空いていて正面の壁にも穴が空いている、その穴は本来扉だったようで枠が残っている。壊されてない通路は両手に伸びている。


雨京「施設の間取り位は聞いておくべきだったか…ここからはペアで施設内の探索を行う。川内はレーベと後の組み分けは分かるな?」


皐月「隊長とドクターに護衛は?」


雨京「陸なら要らないだろう川内とレーベは天井の穴から二階を探索してくれ」


時雨「隊長、僕と夕立が二階でも良いかい?」


雨京『ここは時雨に上行かせるかなぁ…でもアンノウンと面識があったら暴走する可能性が無くもない』


Dr.T『まぁ大丈夫なんじゃない?なる様になるでしょ?別に実験体はDOAで良いわけだし』


雨京『生かさなくても良いの?』


Dr.T『あいつの事だから本気でやらないと死ぬかもしれないしね。さっきの戦いは囮だからあの弱さだったんだろうし』


(ゲェ、バレとるwあの戦いは配分をミスってしまっただけだけどね!)


彩葉『あの顔は図星だ。ところで雨京達さ。施設の間取り云々言ってたじゃん?それ聞いてないって事は防空壕の事も聞いてないよね?』


雨京『あっ、まぁ制圧してから彩葉が上陸すれば問題ないでしょ?』


Dr.T『…時雨に上を探索してもらおう。穴の開いた扉は俺達だ。』


雨京「分かった。時雨と夕立は上を頼む。川内とレーベは左の通路、皐月と弥生は右だ。では散開!」


時雨「ありがとう隊長」


夕立「行かなきゃいけないっぽい!時雨は夕立が守るっぽい!!」


夕立は何かを察して、時雨と一緒に天井の穴に飛び込んでいったよ。


川内「私達は左だね」


レーベ「僕は外が良いんだけど…」


レーベは何か小言を言いながら川内に着いて行ったよ。


皐月と弥生は何も言わずに右の通路へ。


さて夜内兄弟は残ってるけど正面の穴に入るで良いのかい?

んじゃ拓、これソッメモ


拓<施設から生体反応二つが外にどうやら戦ってる様だよ>


拓<臼潮提督からの報告どうやら外で戦ってるのは、この泊地に所属する清霜と話にあった正体不明の深海棲艦の様だ>


雨京『兄さん、どうする?』


Dr.T『外に出るにはたこ焼きが危ない。3階の奴を叩いてから外に行きたいな』


雨京『…俺としては直ぐ行かないと不味いことになりそうな予感がプンプンするんだけど』


Dr.T『んじゃ、すぐに外行こう!ちゃっちゃとやろう!』


マジでこいつには意志が無いのか…弟と一緒に居させちゃ駄目な部類だ。外にでて清霜を助けに行くで良いの?


雨京『まぁ、そうなるな』


雨京「これより私とDr.Tは清霜の元へ援護に行く。他は探索を続行」


川内<了解>


皐月<おっけぇ、了解したよ>


時雨<…>


夕立<分かったっぽい?>


雨京「んじゃ兄さん、行こう」


Dr.T「あい、分かった!」


と言う訳で二人は外へ移動すると


何だか艦娘に見えない艤装が小さく見えるマッチョすぎる清霜と深海棲艦が戦っていたよ。と言うか、撃ちあいじゃなくて殴りあいで戦ってるよ。

深海棲艦側は足が艤装で覆われていてそこから生えてる腕で殴り合ってる。

清霜の方はお世辞にも駆逐艦には見えない。


雨京『…別に援護要らなさそうじゃない?』


Dr.T『同意。しかし超弩級駆逐艦清霜かよwww』


雨京『そっと戻る?』


Dr.T『否、ここで相手してもらってても良いけど。この清霜ならフリーにした方が良いと思う。何より施設内を行動するなら清霜に案内してもらった方が効率的だろう』


うわ、しまった案内人にされてまう。いや、ここで一人ぐらいは殺しておけば良いんや。

深海棲艦の背後にある砲塔が動き雨京達を向く。


雨京「あぁ、バレてる」


Dr.T「どうする雨京?」


雨京「どうするも何も行くしかない!」


雨京は抜刀して深海棲艦の元に走る。深海棲艦が砲撃しようとする砲塔を清霜がぶん殴り、砲弾は地面に吸い込まれて行った。


清霜「お主の相手は我だ!!」


Dr.T『マジかよキャラ崩壊とか言うレベルじゃないぞ。ダンガンロンパのオーガが乗り移ってるじゃないかwww』


彩葉『もしかして島風のバージョンも居るのか?』


いや、ここにはこの清霜だけだよ。超弩級駆逐艦はw


雨京『ここにはって事は他の所にも居るのか…だが、清霜が作ったチャンス!逃しはしない!』


艤装の腕が薙ぎ払う様に走る雨京に迫る。それに雨京は傘を沿え鉄と鉄のぶつかる音が聞こえ甲高い擦過音をたてる。

深海棲艦は既に清霜ではなく雨京を優先して狙ってきているよ。


清霜「誰かは知らぬが助太刀感謝」


雨京「くくくっ、中々強そうじゃないか」


Dr.T『イヤースイッチ入ってるー』


雨京「別に殺してしまっても構わんのだろう?」


Dr.T『セルフ狂気止めてwww』


??「キタノカ…」


深海棲艦はそう言って空に向けて空砲を撃つ。


雨京『まさか…罠!?』


拓<沖から深海棲艦の反応が多数、彩葉提督と臼潮提督はこれを迎撃してください>


さて場面は雨京の戦闘Scene。まさか、名前不明のまま戦闘に入るとは思ってなかった。それではBattleStart!


??「サァ、タタカイヲ」


雨京「戦いに相応しい戦いを!!」


Dr.T「頑張れ!!我が弟よ!!」


彩葉『あれ?照兄役立たずじゃね?』


Dr.T『…役立たずって…俺の出番はこの後だよこの後!!』


雨京は刀を構える。


それに相対する深海棲艦。


清霜「我に背を向けるとは!!」


清霜が背を向ける深海棲艦に砲撃を叩きこむ。


雨京「ちょ、射線に居んから!?」


深海棲艦が射線からズレ、同じ射線に居る雨京は悪態を付きつつ傘を開き盾にして砲弾を逸らす。

その間に深海棲艦が傘ごと腕で潰しに掛かる。


雨京『直感回避ぃいい!』


雨京は傘を閉じ、そのまま迫りくる腕を見て咄嗟に身を屈めて避ける。

回避半分のロールでも楽々クリアか…やっぱ戦闘だと雨京は強いなぁ…


清霜「す、すまぬ!」


というのも清霜初っ端の立ち位置で射線の事、言う前に受け流し連呼されるとは…


Dr.T『流石KP汚い』

やっぱりこうでもしないと辛くならないしね。でも決して弱い訳じゃないよ?ここにはまだ敵が居るんだから。手加減して勝てる相手ではない。


Dr.T『…!?施設の中に戻るぜ!』

…しょうがない許可しよう。


雨京『マジかよ、俺を生贄にするとは…』

と言いながら、あいつが居ても的が増えるから良いかって思ってるだろ?


雨京『うん、それと清霜が完全に砲雷撃戦よりも白兵戦が得意に見える…』


さて、白々しく続きをしようじゃないか。ここからは戦闘が終わってから反省会だ。


清霜「どぉっ!どぉっ!どぉっ!どぉおおおおっ!」


清霜は奇声を発しながら拳を深海棲艦に叩きこむ。しかし深海棲艦は艤装の部分で受け、大したダメージは負っていない。


雨京「あの拳が直撃したら俺は吹き飛ぶ自身があるぜ!!」


深海棲艦はその拳がうざくなったのか腕で振り払う、清霜は腕力のみでその腕を押し返した。


雨京「マジかよ!?そんだけ強かったら余裕で終わってない?」


彼女がDiceに愛されていればの話よね。


雨京「てか、殺る気が無いだろ、この二人!やっぱりあいつ囮か?」


??「オトリ?カ」


雨京「ふむ、会話出来るのか?なら名前を」


清霜「ここで口説き始めるとは、お主の方がやる気が無いではないか!」


清霜は愕然としている。


雨京「この深海棲艦だけ名前が判明してないから…」


拓<雨京、そもそも深海棲艦の名前って大本営が発表する奴でしょ?深海棲艦自身は知らないんじゃないの?>


雨京「何と…そうだったのか。すまんすまん」


??「…コウゲキ、イイ?」


雨京「おっと、失礼それじゃ始めようか」


清霜「向こうも空気を読めるのだな…」


雨京「悪いけど遊んでる暇はないのだ」


拓<遊んでる暇は無いのに会話する暇はあるのか。早く戦って>


雨京「一応聞くが、投降は?」


??「トウコウ?」


雨京「意外でも何でもないがぼきゃぶらりー、とやらは少ないのか、では戦いのみで結果を出そう!」


雨京は再度刀を構え斬り掛かる。それに対して深海棲艦は腕で防ぐ。


??「ナニ?ソウカ…ソウイウコトダッタノカ」


深海棲艦は防いだ腕を見ると、そこには一筋の線が…普通の刀だったのならば、艤装であるこの腕には掠り傷すら付かなかったであろう。


雨京「あらら、やっぱり硬いな」


清霜「我が傷一つ付けられていないというのに…」


清霜は対抗するように深海棲艦にぶん殴りに行く。


??「マタナ…」


それを深海棲艦は腕を使わずに受け今まで動かなかったのが嘘のように吹っ飛び海に落ちて行った。


雨京「敵が海に逃げた。背後に注意しろ」


拓<了解、連絡しておく>


清霜「逃げるとは何事か!!」


雨京「待て清霜」


追い掛けようとする清霜を呼び止める。ここで戦闘は終了だ。


SceneCut


雨京『クソ、逃がしてしまった…名前も結局分かってないし。彩葉達に任せるしかないな…』


彩葉『任せないで…』


雨京『てかマジでこの清霜、脳筋過ぎて扱いにくいぞwww』


Dr.T『実際の性格とかはこんな感じ』つウィキ


雨京『キャラ残ってないじゃないかwwwww』


彼女Diceに愛されてなかったからね…


雨京『確かに戦闘の出目そこまで良くなかったなwww』


彼女がDiceに愛されていたら彼女はあんな姿になってないww

ちなみに彼女の提督は殉職してるけど。苗字は大神、名前はサクラだったよ。


Dr.T『嘘やろ…あの人が何で殉職するんだ…』

勝負は時の運って奴だよ。


彩葉『あの人が死ぬって事は僕も死ぬやん…』

肉体だけなら彼女と同列だしね。死因は君が一番死ぬ確率が高い君の理想の死と一緒だよ。


彩葉『…つまり誰かを庇って死んじゃったのか』


Dr.T『生きてたら心強い味方になってくれていただろう…』


拓『僕の役割が完全に使徒です状態だわww』


さて続けるよ。戦闘があそこで終わって消化不良何だから。


雨京『あれはDiceで決まったのか?』

そう言う事だね。


それじゃ単独行動なうのDr.Tの番かな。



Dr.T『ささっと探索だ!!多分向こうの次の展開は忘れ去られているたこ焼きが襲ってくるんだろう』

だから逃げたんだよね?


Dr.T「さてさてどちらに行くべきかって穴の開いてる所に行こう!他は何かあれば無線で届くでしょう!」


ではDr.Tは扉の残骸を超えて室内に入る。壊れた壁の穴は正面に見える、まだまだ奥に続いているようだ。


Dr.T「ふんふんふん♪ふんふんふん♪ふふふふーんふふふん♪」


取り敢えず突き当たりまで進むようだ。戦場で散歩を歌うなんて…


Dr.T「この穴について行けば誰か要る筈、何も考え無しで歩いてる訳じゃないぜ」


等と供述しており。先へと歩いてゆく、ふむ4つの部屋を通過した後、広い所に出たよ。そこの雰囲気は何となく自分の研究所に似た雰囲気だと思ったね。


Dr.T「むむん…広い所に出てしまった。どこかに続く穴は無いかな…」


えっと君、何で扉は除外してるの?


Dr.T『何を言う穴があるなら侵入者は確定でそこを通って進んでるだろう?ならば、それを辿れば何かしら居るだろ』

あぁ、そう言う事…目星振ってみ。凶と出るか…吉と出るか。


Dr.Tはドアが半開きになっている、まさしく怪しげなドアを発見したよ。


Dr.T『誘われてるな…』

幸運も振って、この結果でここが襲われた理由が決定するよ。


Dr.T『それならば進むしかござらん!!』


では、その扉に入るとどうやら資料室の様で沢山のファイルが棚に収められているよ。


彩葉『僕と臼潮君が入った所?』

そことは違うところという事をリアル知識として与えておこう。


Dr.T『興味があるファイルのタイトル位なら時間を消費せずに見る事は出来るだろう?』

タイトルは全て記号で記されているよ。さて、ファイルに目を奪われていた君は足元をふと見ると何人かが倒れているのが見える。


Dr.T「む、大丈夫…か…」


彼女達は既に琴切れていたよ。手足は分かるが顔から胸元までが、判別不能になり彼女達の元の顔等は分からない。

艤装を装備している事から、ここに所属していた艦娘の様だ。


Dr.T「こいつは…酷いな…」


Dr.Tは死体を見慣れているので死体から分かる事が無いと判断すると周りを確認する。

奥を見ると棚が破壊され、階段が見えている。


Dr.T「少なくとも一体はここに居るな…」


さて、君には二つの選択肢がある…降りますか?降りませんか?


Dr.T『むむん、悩ましいな…と、言うとでも思ったか!!降りるに決まってるだろ!!』


階段を降りる。イメージとしてはバイオハザードの階段を降りるSceneの様に、恐る恐る一歩ずつ降りてゆく。

流石にカツーンと言う音はたてていない。進んでいくと階段は終わり通路が続いている。

通路は人が3人が手を広げて歩いても問題ない位には広いよ。


Dr.T「確実にここで鉢合わせそう…」


その発言に合わせて、奥の突き当りのドアから誰かが出てくるよ。


Dr.T『数は?』

二人だね。


その二人はこちらに気付いていない様だけど。言い争ってる様だよ。


Dr.T『聞き耳で聞く事は?』

ふむ、許可しようじゃないか。



??「ハヤク…イキマショウ」


??「ナンデココマデキタノ?」


??「アナタハ…トクベツダカラ…」


??「ワタシハ、イカナイ」


??「ミンナ…アナタヲ…」


Dr.T『何か普通に会話してるぅううううううううう』

驚き過ぎだろお前www


Dr.T『会話出来るなら話しかけてみよう』

どうして、お前ら、敵に会ったら、対話、し始めるんですかぁあああああ!?

お前らは心を通わす事が出来るなら敵ではないとか言い始める系ですか?


Dr.T『戦う必要が無いのなら戦いを避けるのが、こいつの仕事だろう。そもそも、この探索者は医者だぞ?医者が負傷者増やしてどうすんだって話であって』


雨京『こっちは会話も戦術だからな。情報も得れるし相手のリズムも奪えるだろう』


んー、まぁ良いや話しかけるのね?


Dr.T「あー君達、ここで何してるの?」


(…先程の会話の続きを聞かないで話を止めた。何の意図があるんだ…?まぁ良いか)


二人はこちらを向く。そうだね、片方は離島棲鬼だと分るよ。


離島棲鬼「ニンゲンカ…?」


??「…ニンゲンダトオモウケド、アッタコトナイヒトダ」


離島棲鬼「ニンゲン…シニタクナケレバ…ソコヲ…ドケ」


Dr.T「ここを退いたら大人しくこの泊地から出て行ってもらえるのかな?」


離島棲鬼「ドウセ…アトハ…キカン…ダケ」


Dr.T「ふぅん、一つ聞くけど上のは君が?」


離島棲鬼「…ソウダ」


??「ウエノッテ、ナニ?」


離島棲鬼「キニスルナ」


Dr.T「君達がここに来た目的は?」


離島棲鬼「…」

離島棲鬼は艤装の砲をDr.Tに向ける。


Dr.T「君らが素直に話してくれれば君達が出るのを手伝おう」


離島棲鬼「ナニモノダ」


Dr.T「俺様の名前はDr.T、ここよりも陸に近い新しく出来た泊地に配属された医者だ」


離島棲鬼「ウエノヤツラ…シンデイタカ?」


Dr.T「あぁ、凄い惨状だったよ」


離島棲鬼「モクテキハ…カノジョヲ…トリモドシニキタ…ソレダケダ」


Dr.T「なら、もうここには用は無いよな?占領しに来たんじゃないなら良いんだよ」


離島棲鬼「ナニヲ…タクランデル?」


Dr.T「ぶっちゃけ俺らがここ来た理由って占領された泊地を取り戻す為だ。ここの艦娘や人間がどうなってようと構わん。帰ると言うなら逆にありがたいという事だよ。君らは帰れるし、こっちは占領された泊地を取り戻して万々歳って訳さ」


そう持って行くかぁ…うん、まぁ、その流れでも構わないけども、どうやって外に出すつもりなんだろう…


離島棲鬼「ソウカ…ダシテクレルトイウノナラ…アリガタイ」


Dr.T「でも出来るのは君ら二人だけかなぁ。他の子は見敵してたら無理だし自分で退却してもらわないと、あと俺が出来るのは海までだ」


離島棲鬼「ワカッタ」


Dr.T「それじゃ窮屈だけど、これに入って」


Dr.T『死体袋に入ってと言うよ』

あぁー…んじゃ幸運ロール振って…はぁ、さいですか。


離島棲鬼と名も知らぬ深海棲艦は死体袋に入ったよ。


Dr.T『んじゃ上の死体も袋に入れて外に持って行くよ』


死体が入ってると言えば誰も中を開けないだろうからね。


Dr.T『拓は別の無線機で俺の話聞いてるだろ?察せよ』


拓『了解、Dr.Tが外に出た時じゃなく、時間を空けて生体反応が外に出たって言えば良いのね』


Dr.T『上出来!』


あぁ、二人とも悪知恵が働くぜ…


それではDr.Tは穴から死体袋を引きづって出ると雨京と鉢合わせたよ。


雨京「兄さん、何処行ってたの?」


Dr.T「死体を死体袋に入れてた。んで、外に出しておこうと思って」


清霜「オォオォォオオオ」


Dr.T「うぉ!?」


清霜は男泣きをしている。


Dr.T「ガチ泣きじゃねぇか…取り敢えず…触るなよ?死んだ原因は分かんないんだから」


清霜は泣きながら頷いている。Dr.Tは死体袋を外に置いた。


Dr.T「んじゃ中の探索をしよう。清霜だっけ?泣いてる場合じゃないぞ。まだ敵が居るんだから施設内の案内をしてくれ」


清霜「分った…泣いていては、あ奴らも浮かばれなかろう」


雨京「…では行こうか。…兄さん、本当に死体が入ってるの?」


Dr.T「あぁ、勿論だ。全員、艦娘だった」


雨京「そうか…」


川内<こちら川内、敵襲を確認。建物の中まで艦載機だらけだよ!>


時雨<こちら時雨、3階で装甲空母鬼を発見。どうやら、こいつが艦載機の操り手だね。>


雨京「了解」


皐月<皐月だよ。1階ロビーで港湾棲姫を発見したよ。ここの提督と一人の艦娘が相対してる>


雨京「生きているのなら援護保護しろ、川内は残る離島棲鬼を探せ。俺は皐月の元に援軍に行く。それを処理次第、時雨の方に行くからそれまでは牽制しててくれ」


時雨<了解>


Dr.T(ここで離島棲鬼は探さなくても良いって言う訳には…いや、これ以上実験体を逃す手は無いな)


Dr.T「雨京、離島棲鬼は処理した。地下で鉢合わせてな」


雨京「そうなのか?なら川内も皐月に合流しろ」


川内<了解、この艦載機を処理したら向かうよ>


ではここで一旦雨京Dr.TのSceneはCut、彩葉のSceneやるぞー


彩葉『と言っても僕は船に揺られているだけよね?と言うかそれ以外に役に立たないよね?』

君なら彼女達を見てると思ったんだが…そうか要らないか…と言うか海戦の指示と言う仕事があるだろwww


彩葉『あ、見ます見ます。仕事しますします』

と言う訳でSceneStart



拓<沖から深海棲艦の反応が多数、彩葉提督と臼潮提督はこれを迎撃してください>


彩葉「神通さん達頼んだよ。」


神通<皆さん…行きますよ>


雪風<頑張りましょう!!>


漣<ちょっち人数多くない?>


不知火<しかし、姿を見せただけでこちらには来ていないようですが>


彩葉「なら近づいてくるまで待機で。」

なんと…さいですか…撃ったりとかしない?


彩葉『しない』

はい。


それでは少し時間が経つ一向に沖に居る深海棲艦は近寄ってこないね。


拓<緊急連絡、占領していた深海棲艦の一体が海に逃げました。彩葉、臼潮、両名は部下の方に注意するように伝達してください>


彩葉「神通さん、敵が一人海に逃げたみたいだ。背後に気をつけて。」


神通<と言っても敵も撃っては来ませんし>


雪風<戦わないのは良い事です>


彩葉「…成程、そう言う事か砲撃を確認するまでは待機してて。」


臼潮「良い!!手を出すな!お前らじゃ手に余る!」


彩葉「臼潮君、件の奴に見敵したの?」


臼潮「あぁ、流石に鬼姫級はうちの奴らじゃ無理だ…もう沖に逃げたって」


彩葉「まぁ帰ってもらえるなら帰ってくれれば良いでしょう。僕らの目的は泊地の奪還です。敵が逃げると言うなら追い掛ける必要も無い。」


臼潮「あぁ、そうだな」


拓<生体反応1…いえ、2ですね。施設から海に逃走しました>


彩葉「2体逃走?って事は施設内は残り一体?」


拓<いえ、名称不明の艦がもう一人居たみたいですね。現在、装甲空母鬼は三階で時雨さん達が足止め中と、港湾棲姫が雨京達と交戦中>


彩葉「そう言えば、目に見えて艦載機の数が減ってるね。」


空を見るとたこ焼きがまだらになっている。


拓<瑞鳳さんがパナイだけ。一騎当千並の熟練度だよ。と言うより卵焼きブーストの威力が強すぎる>

バレたか。ドヤァ


しかし、戦闘が始まらないな・・・

彩葉の運は高くない筈なのにこちらのDiceも渋ってる。


彩葉『渋れ渋れー戦闘何て無くて良いんだ!』


雨京『俺はあって欲しいから!!』


Dr.T『無くて良いぞー』


拓『戦闘だとスキップ出来ないよね』


雨京しか戦闘を望んでないのかww

んーそう言われると戦闘させたくなるけど…そうだな。( `w´)ノ^。コロコロ

よし、彩葉。幸運。


彩葉『アッハイ…96…』

流石、彩葉!!どうしようかなー船大破とかどう?


拓『ふぁっ!?僕は船室内だからほぼ死ぬwww』

んじゃ、拓も幸運振ってみる?


拓『クリティカルしたら彩葉のFUMBLE打ち消せる?』

成功したら君には被害無い内容にしてあげるよ


拓『雨京じゃなくこっちに来てくれDiceの女神!!』

おぉ、そういう結果ならこうなるな。


拓<瑞鳳さんの艦載機の包囲網を突破した敵艦載機がこちらに接近中>


彩葉は敵艦載機がこっちに来るのを視認する。


叶人「張さん!鹿島!対空射撃だ。撃ち落とせ!」


夕張と鹿島は突破して来た艦載機を撃ち落としていく、しかし対空射撃を交わした何体かが船に肉薄する。

叶人は船に近寄った艦載機を脇差で切り刻む。


夕張「提督!!」


叶人「こっちは大丈夫だ!余所見は油断に繋がる!!しかし、何だ。飛んでくるだけか?」


彩葉「叶人さん大丈夫ですか?」


叶人「無問題だ!!」


よし、彩葉が話しかけたせいで叶人は艦載機を5体仕留めそこなった。


彩葉『あるぇ?夕張も話しかけてるやん!!』

前に居る奴が話しかけてもあまり気は散らないでしょ?後ろなら気が散るその差だよ、きっと!


艦載機…たこ焼き5体は臼潮提督をロックオンした様で彼に向けて口を開いた。


彩葉『臼潮提督とたこ焼きの間に入りフル艤装ジャケット弾で撃ち落とす!!そうすれば失敗したとしても僕がダメージを受けるだけだ!!』

ふむ、POW×5で割り込み成功、拳銃技能成功で撃ち落とせるよ。


(まぁ成功しても二体しか落とせないから三体分のダメージは受けるんだけどね)


彩葉『割り込み成功、拳銃はクリティカル!!』

は?HAHAHA、やだなぁ彩葉、嘘は行けないぞ?FUMBLEMachineの君がCRITICALなんて…げっ、マジだ…本当に重要な所だけはFUMBLEを出さないと言うのか…?


彩葉「臼潮提督!!下がって!!」

臼潮提督と今にも砲撃しようとするたこ焼きの間に割り込む、その両手には既に銃が握られ引き金を引く。

二つの銃弾は一度で4体のたこ焼きを墜とした。しかし、残りの1体は悠々と間に入った乱入者に気にせず砲撃を撃つ。


彩葉「うぐっ。」


その砲撃をまともに食らった彩葉は一瞬、衝撃に頭の中身を持って行かれる。再度、砲撃準備を始めるたこ焼きを。


叶人「ハッ!!彩葉!!大丈夫か!!」


叶人が脇差で一刀の元に斬り墜とす。


彩葉「あー、何とか意識はあります。」


臼潮「俺を庇って…すまねぇ」


拓<傷の状況は?>


彩葉「血は出てないっぽい。流石、Dr.T印頑丈。」

叶人「む、艦載機はどうやらあれで撃ちきりだったっぽいな」


空に居た艦載機は全て地面に墜ちているよ。


叶人「あとは地上部隊待つだけか…海の方も沖でこっち見てるだけだもんなぁ」


拓<装甲空母鬼が3階から外に!海に逃走した模様です。時雨が夕立を置いて追跡、雨京が陸から出たら追うなと言う指示を無視して海へ。沖に出るのを防いで下さい>


彩葉「あーあー、皆、時雨が深追いしたので止めて。」


雪風<分かりました!!あ、あれですね!!>


神通<装甲空母鬼がこちらに…どう致しましょうか?>


彩葉「時雨を止めるのが先だ。砲撃してくるのなら迎撃して。」


うーむ、雨京以外深海棲艦見逃しすぎじゃね?


雨京『ヤルのは一体でも十分でしょ』


彩葉『この泊地取り戻すだけで良いわけだし…』


拓『この作戦は一重に僕の手に掛かってる』


まぁ拓だけが全員と連絡取れる訳だからね。関係としては

拓→提督勢→自分たちの部下っていう指令系統。何故か拓が一番偉くなってるwww

まぁ急造の指令塔だし、しょうがないね。


さてさて、ここで一旦、雨京Dr.TのSceneだ。



港湾棲姫との戦闘からスタートするよ!

BattleStart!!


雨京「状況は?」


皐月「隊長、取り敢えずは敵の艦載機を撃墜したよ」


雨京達が地面を見ると外程ではないがたこ焼きが墜ちているよ。

外はまるでたこ焼きカーペットの様だ!!状態だよ。


Dr.T『あー…すまんネタが分からなくて拾えない』

拾えないなら言わなくて良いから。無理して拾おうとしなくても良いから…


雨京『取り敢えず、こいつは処理をしよう』


Dr.T『おkおk』


Mr.J「おお、援軍はありがたい艦載機だけで手一杯だったからね!!」


雨京「負傷はしていないか?」


拓<生体反応1…いえ、2ですね。施設から海に逃走しました>


雨京「何?兄さん」


Dr.T「あれ?止めは刺した筈なんだが…生きてたかすまん」


雨京「まぁ取り敢えずは目の前の敵を斬ろう」


雨京『居合いで斬り伏せるよ人数も多いし盾は要らないでしょう』


雨京は刀を抜き敵に向け一閃。

基本的な戦闘スタイルは左手に盾である傘、右手に武器である刀を持つ二刀流であるが。

本来、雨京が得意とするのは居合いだ。傘は受け流しにも使えるしシールドバッシュの様に打撃武器としても使える。

居合いをすると言うのは鞘でもある傘…つまり防御を捨て次の一撃に全力を込めるという事で、その一撃を食らえば異形と言えども無事では済まない。

それを察知したのだろう、港湾棲姫は今まで不動を保っていたが避けようと身を動かす。

しかし、雨京には殺気が無く、油断をしていた港湾棲姫が刀を見てから避ける事など出来なかった。


彩葉『待って雨京!』


雨京「この程度じゃ死なないだろ?死ね」


そして振り切った刀を下から上に返し斬る。


Mr.J「…ほぅ」


雨京『どうした彩葉』


彩葉『KPの罠にかかったよ…』


雨京『いや、殺す気満々だったから問題ない、カスダメが積もってたとしたら2戟で墜ちよう』


Dr.T『深海棲艦の誰かが死ぬ事がトリガー設定かも知れなかっただろ…言っとけばよかった…』


雨京『興が乗った済まない…』


…続けるよ。港湾棲姫は何も言わず赤黒い血をその場に流しながら立っているよ。

動く気配はない。目を見開き前を見ている港湾棲姫は既に動く者ではない。


雨京『つまり弁慶状態?』


そう言う事。と言う訳で戦闘終了です。しかし、流石に雨京の攻撃力たけぇな…艦娘の見せ場が無いぞ…

まぁ戦闘はおまけのシナリオだけどね。と言う訳で拓、アナウンスどうぞ。


拓『ハーイ』


拓<3階に居た装甲空母鬼が施設から逃走。>


夕立<隊長さん!時雨が追い掛けて行っちゃった!!>


雨京「何だと?時雨、追うな!!」


雨京「兄さん、ここは任せた!!」


雨京はダイナミック退店、窓を身体で破り外に出て時雨を追いかける。


Dr.T「任された!!」


Dr.T『死体袋に入れときまっせ!!』

許可します。


雨京は時雨を追いかける。そうだな…敏捷対抗…だけじゃ雨京が勝つから‐20%で振って。


雨京「待て時雨!」


時雨「隊長!?早い!!」


海に出る直前に時雨に追いついた雨京。


雨京『先手必勝!!傘でノックアウト攻撃だ!』


え?ww


彩葉『…』( ゚д゚)


Dr.T『ふは、ワロス』


拓『どうしてそうなったwww』


雨京は傘を構え力いっぱい時雨の頭に。


時雨「教官、それは待って!!」


雨京「ごめん、もう遅い」


時雨の頭に直撃した傘を振り切る。


彩葉『お前、頭をホームランしたいだけでしょwwww』


Dr.T『リアルでもしてるから問題ないんじゃね?』


拓『つまり、アレが雨京の性癖だと…』


雨京『リアルでコレしたら流石に捕まるよwww』


時雨はボールの様に吹っ飛んでいき、何回か地面をバウンドして討ち捨てられた死体の様に倒れたよ。


拓『くぅの表現も中々酷い』


ちょっと動揺した。くぅも人間だもの…


拓『動揺した人間の表現じゃない気がするのは僕だけ?』


君だけ君だけ。

と言う訳で時雨は行動不能になったよ。初の味方の戦闘不能者だね!!


彩葉『尚、味方にやられた模様』


くぅの中では臼潮が殉職する予定だったのに、彩葉が間に入るしね。

そんで彩葉が行動不能になると思ってたのに、CRITICAL出した上に気絶ロールまで耐えるし。

まぁ、良いんだけどね。あれはあれで緊張感もあったし。


Dr.T『うへへKPが当たり散らしてるぞ!!』

君、あの時に目星してないけど。本当にあの二人だけだと思ってたのかな?


Dr.T『へ?』

探索者が確認しなかった事はこちらで変えることも出来る訳だ。意味は分かるね?


Dr.T『うわぁ、えげつねぇKPの風上にも置けない』

やっている間でフラグ以外の所は確認するまで変化するからね。逆に言うと確定するまでは決まっていない。


Dr.T『ふむふむ、そう言う事か。取り敢えずこの占領戦は終わりか?』


時雨の状態も確定したし彩葉の艦娘の方に戻ろう



雪風<うわぁ、あれはとても痛そうです>


不知火<艤装を展開しているのにバウンドする程の威力とは…侮れませんね>


神通<時雨さん…大丈夫でしょうか…>


と雨京が時雨をふっ飛ばした瞬間を見ていた彩葉の艦娘達は茫然としていた。


漣<あれは、痛いですよ~。あっ、どぞどぞお通り下さい>


漣だけが近づいてくる深海棲艦に気付いたけど航路を開けて見送ったね。


彩葉『…図らずも見送る漣、何だかなぁ。』


漣<ぶっちゃけ、アレ攻撃してたら漣たち生きてないですよー( ´艸`)>


彩葉「まぁ攻撃してこないのなら無視しても問題ないだろう」


拓<上陸していた敵深海棲艦、全ての離脱を確認しました。沖の深海棲艦も引いた様です。作戦は終了です。>


彩葉「終わったかー。お休み。」


彩葉『僕の探索者は寝ます』

何でや!!


彩葉『いや、攻撃受けて頭グワングワンしてるなら普通休むでしょ』

あーまぁそうね。そう言う事なら許可しましょう。


叶人「お…彩葉大丈夫か?」


臼潮「あわわ、彩葉君大丈夫!?」


SceneChange



Dr.T「あー、泊地奪還は完了っすね」


Mr.J「いやぁ、助かったよ。彩葉君が援軍してくれたのだろう?」


Dr.T「いえいえ、貴方が足止めをして居なかったら大本営が来るまで待機してたことでしょう」


Mr.J「いやぁ、あの軍人さん強いねぇ。まさか二太刀で倒すとは」


Dr.T「でしょう!自慢の弟です!」


Mr.J「兄弟でしたか。私はジェイソン!ここの元帥だ。気軽にMr.Jと呼んでくれ」


Dr.T「俺は新しく出来た泊地の軍医だ。Dr.Tと呼んでくれ名前は捨てたんだ」


Mr.J「臼潮は無事か?」


Dr.T『死体袋に入れた艦娘の死体は何人だった?』

4人だよ。


Dr.T「無事の筈だよ。ここまで案内したのも彼だし。敵の情報を教えてくれたのも彼だ。ここの被害は艦娘4人だけだよ」


Ms.H「艦娘…4人?私と司令官以外は皆、避難してるはず…誰がやられてたか分かる・・・?」


Dr.T「いや、全員頭から首に掛けて判別不能なぐらいぐちゃぐちゃになってた」


Mr.J「場所は?」


Dr.T「死体袋に入れて外に、案内します」


Mr.J「あぁありがとう」


Mr、Ms、Drの敬称のメンツは死体袋の元へ移動いたします。


さて、ここで私のDiceだ。…( `w´)ノ^。コロコロ…成程そう来るか。


死体袋は二つは空で他は中身有りで残ってたよ。


Dr.T『空いている二つは離島棲鬼と名称不明か』


Dr.T「これです」


Mr.J「初雪…これらは何処から来たんだ?うちには所属してないだろ?この艦娘達」


Ms.H「確かに…私も知らない…」


Mr.J「これについては調べて置く」


Mr.J「君達のおかげで泊地が占領されなかったと。大本営にはそう伝えさせてもらうよ」


Dr.T「まぁ、ここが落ちれば次はこっちだしね」


Mr.J「違いない。いや、本当に助かった。臼潮君と私以外の提督は本土に行っていてね」


Dr.T「…取り敢えず後の事は任しても良い系かな?」


Mr.J「あぁ、後は任せてくれ」


Dr.T「あ、港湾棲姫は貰ってしまっても?」


Ms.H「どうするの?」


Dr.T「軍医って言ったけど研究職何だよね。研究材料に欲しいんだ。出来たら撃退したって事にしといて欲しいんだけど」


Mr.J「おーけーおーけー助けてくれたお礼だ。それ位ならお安い御用だよ。戦場を出歩く職員何て居ないと思うし。口止めするとしたら臼潮君達かな?」


Dr.T「多分離脱したと伝えたから大丈夫だと思われます」


Mr.J「ふむ、港に止まってる船に乗ってるんだよね?」


Dr.T「その筈だなぁ」


Mr.J「ではこの死体も調べてもらえないかな?この泊地には研究スペース何か無いからね。」


Dr.T「了解!それじゃ袋は纏めて持って行きますねー」


そうして戦闘は終了して船に乗って自分たちの家に帰る探索者共。

死体袋5個増えて帰還中だぜ


Dr.T『図らずも正体不明の死体を入れて定員だな』


拓『時間系列アバウト過ぎじゃない?』


雨京『そうかな?』


拓『Dr.Tの行動時間が長い気がするww』


Dr.T『気のせいだ』


彩葉は待機選んでたしね。そう思うんだろう。


拓『あぁ、そのせいか』


Dr.T『いやぁ、良くやった彩葉!沖の敵に向かって攻撃しなかったのは良い判断だ。艦娘に任せてたら戦闘になってた筈だからな』


彩葉『クソったれな平和主義だからね。雨京とは違ってやられるまではやらないんだ』


雨京『こっちはやられる前にヤれだからなぁ』


さてさて、帰還して昼食を取ってるよ。誠君は居ないよ。


Dr.T『静かに飯食ってるよ』


それでは君に話しかけてくる明石さん。


明石「お帰りなさい!どうでした?」


Dr.T『何か久しぶりだな…時間は?』

ちょっと遅めの3時だな。


雨京『全然ちょっとじゃないwwおやつの時間じゃないかww』


Dr.T「これ食べたら検死のお時間だ吐くなよ」


明石「む、これでも死体は見慣れてます!」


Dr.T「永ちゃんも検死手伝って」


拓「ん、分かった!」


拓『この兄弟まったりとガチの差がヤバイ。ガチだと呼び捨てなのにまったりだと気が抜ける呼び方だしw』


Dr.T『え?あぁ、そう言えば拓って呼んでた気がするww』


雨京『こっちは使い分けてるけど兄さんは使い分けてないよ。素だよ』


彩葉『まったり時は作ってるよね。一人称私だし』


Dr.T「さてさて、この後は仕事が多いぞー」



一方、雨京だね。


彩葉『文祇と雑賀に挟まれてんじゃね?』


雨京はコレに対してどんな案を出す?


雨京『んー、それでも良いよ食いながら説教はしないし』


文祇「雨京…さん、三枝船長から聞きました。深海棲艦と斬り合ったと」


雨京「…うん、一人逃してしまったが。また向こうから来るだろう」


雑賀「それはどうして?」


雨京「…戦闘から離脱する時にまたな、と言っていたからね」


文祇「つまり、また会うつもりって事ですか」


雨京『…きっと次、会うまでには海のもずくにはなってない筈』


Dr.T『…』


彩葉『…』


拓『…』


Dr.T『あー、雨京』


雨京『何?兄さん』


Dr.T『健康は良い事だ』


雨京『どうして健康ww』


彩葉『良いから続けよう』


雨京「…そう言う事になるね」


雑賀「そう言えば、彩葉提督は敵の砲撃食らったって言ってましたけど無傷ですよね?」


雨京「…兄さんが打ち身って言ってたな」


文祇「深海棲艦の砲撃を食らって打ち身って…」


雨京「…流石、兄さんの肉体改造プログラムを受けただけの事はある」


雑賀「雨京さんも、そのプログラムは受けてるんですか?」


雨京「はっはっは、馬鹿な事を。あんな的になるプログラムなんか受けてないよ」


彩葉『ひどぅい』


雨京「そもそも俺は無駄な筋肉は付けない派だ。主に下半身…体幹を鍛える事しかしてないし上半身は傘で素振りするくらいしかしてないんだ」

尚、刀は超軽いけど傘は50キロ位あるよw全部、鉄で出来てるしね。


拓『重すぎィそれを軽々振り回している雨京凄すぎぃ』

軽々振り回しては居ないよ振り回す時はホームランバット、つまり両手持ちだし。盾状態の時は身体で支えてるし受け流したりする時は傘を閉じて添えてる感じだからね。


Dr.T『成程、ホームランしてたのはそれが理由か』

陸軍下士官時代は100キロを超える装備品を身に着けて戦ってるから一応は片手で傘を投げる位なら出来るよ。


Dr.T『そう言えば陸軍で戦場駆け巡ってましたね。』


文祇「傘…ですか。非常に重そうですね。」


雨京「…50キロあります」


雑賀「ご、五十…私持てない…」


文祇「凄い鍛え方ですね。」


そんな感じの話をしていたね。次は彩葉かな?


彩葉『僕は寝ていて居ない事にしといて』

んじゃ彩葉は提督私室で寝てるって事で



誠君が食堂に来るよ。


誠「皆、この泊地に褒章が与えられるぞ!!1週間で褒章が送られた泊地何てここ以外に無いよ!!」


誠「それについてなんだけど。明後日に本土に行く事になるんだけど。優と叶人とDr.Tと拓と雨京は食べ終わったら僕の執務室に来てね!!」


彩葉『僕が呼ばれなかったのは居なかったからか?』

違うよん。他の三人はイベントだ。


彩葉『僕にイベントは?』

ヤンデレ化が進行しつつある彼女に扱かれるイベントならあるだろう。


彩葉『ナニを扱いてくれるんですか?』

場所は修練場に決まってるだろばーろ!!


雨京『色欲に染まりすぎィ』


彩葉『今なら何でもそっちと繋げられるぜ!!…自重自重』


では食後、呼ばれた君たちは行くのかな?


雨京『勿論行こうではないか』


Dr.T『行くさ』


拓『Tについてく』


おk、それでは君たちは誠提督の執務室に来ました。


誠「明後日本土に行くわけだけど。雨京君とDr.Tも連れて行きたいんだよね」


叶人「留守を頼むって事で呼ばれたのかな?」


誠「留守と言うか優が暴走しない様に監視しておいて…雨京君が居るから自重してただけだし」


優「酷い!!お兄ちゃんと憲兵が居なければ。hshsし放題だと思ったのに!!」


叶人「本人の前で言う事じゃないな」


雨京「…どうして私と兄さんを?」


誠「雨京君は爺ちゃんが連れてこいって、Dr.Tは大本営に所属している提督が会いたいらしい」


Dr.T「どういう事だってばよ」


誠「クレイジーって言われてる敏腕提督だって」


Dr.T『こいつだあああああ』


雨京『どうしたww兄さんww』


Dr.T『こいつがKPのお助けキャラだ!!確実に会わねばならぬだろう』


彩葉『その根拠は?』


Dr.T『カタカナだからなカウントをしている』


それ以上はストップ。会えば解るでしょ。


Dr.T『ビンゴ!!』


Dr.T「会いましょう」


誠「そうか良かった。それじゃ行こうか」


雨京「…出発は今すぐですか?」


誠「うん、明後日の授章式だけなら明日の夕方でも良いんだけどね。予定が色々あるから、明日一日でそれを終わらせよう」


誠「それで拓君なんだけど、君も呼ばれてるんだよね」


拓「僕もですか?」


誠「うん、整備課と任務課。任務課の方は泊地で一番フットワークが軽い人を教えてくれって言われてね。Dr.Tに聞いたら拓に頼んでも良いって」


拓『そう言えば大本営の整備課に潜り込んでた事になってるんだよね。そうか任務娘か…先程言ってたあれか僕が本土で会える人ってそう言う事か』


誠「それで大本営に行くときの注意何だけど猫を片手に持ってぶん回してる人に会ったら挨拶だけして目を合わせないようにしてね」


彩葉『何とww妖怪猫吊るしが居るのかww』


雨京「そんな人が居たら猫を奪います」


Dr.T「都市伝説だと思ってたんだけど」


誠「確かに居るから…まぁ座敷童みたいだけど。自分が見えてても他の人には見えてなかったりする。まぁ色々やる事があるので三枝船長の帰りの船で乗って行っちゃおうって話」


雨京「問題ないな。猫を虐める悪い奴を早くとっちめなければ」


Dr.T「行くのは良いけどとっちめるのはアカン」


拓「取り敢えず行きましょう。三枝船長達を待たせるのもあれですし」


誠「んじゃ、叶人!留守は任せた!」


叶人「任された!」


それでは雨京、Dr.T、拓の探索者3名は本土上陸ですね。


彩葉『ふむ、ここに残る探索者は俺だけか』


Dr.T『あ、潜水棲姫にご飯どうしよ』

つジャンゴウ


Dr.T『あぁ、おk。マジ便利だなwww』


拓『ぐぬぬ、ジャンゴウめ。Dr.Tの助手は僕だぞ』

便利妖精ジャンゴウに嫉妬しないでww


雨京『時雨も連れてって良い?』

ん?まぁ構わないよ。夕立も騒ぐだろうけど。


雨京『まぁ良いでしょ本土に着くまでは説教してるって事で』

了解。


では船に乗って移動してる間に彩葉の起床じゃないかな。


彩葉『あい』


彩葉「おはようございます。」


神通「もう…夕方ですが…」


彩葉「うわっ、って何だ神通さんか。ここ何処?って自分の部屋か。」


神通「艦載機とは言え砲撃に割り込むなんて無茶です!気をつけてください」


彩葉「あーそう言えばそうだったそうだった。でも割り込まないと臼潮提督死んでたし、しょうがないね。」


神通「提督が死んだら意味が無いです」


彩葉「あーはいはい、次からは気をつけるよ。」


神通「絶対…ですからね?」


彩葉「うんうん(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)」


神通「では食事はこちらに」


彩葉「持ってきてくれたのかありがとう。」


雪風「しれぇ失礼します!!あっ、起きてたんですねしれぇ!!」


彩葉「あぁ、おはよう雪風。」


叶人「起きてたなら丁度いい。誠と雨京とDr.Tと拓が本土に行くから留守を任された。把握しておいてくれ」


彩葉「あい、了解です。」


叶人「身体の調子は大丈夫か?」


彩葉「あー、大丈夫です。」


叶人「まぁ、後はゆっくりしてて良い。雨京が居なくても川内が憲兵替わりをしてくれるから見回りはしてくれる筈だ」


彩葉「あ、そうなんですね。把握しておきます。」


叶人「んじゃ、そう言う事で」


叶人は部屋を出て行ったよ。


彩葉「あー、またぼっちか」


雪風「しれぇには私達が居ます!!」


神通「そうですよ」


彩葉『今日はもう引きこもります。』

ここから外に引っ張り出す道が見えないから許可をしよう。


彩葉『明日はやる事やるんで今日は(*´ω`)まったりするよ』

ちなみに夕張が居なかったのは、今明石さんに拘束されてるからね。


彩葉『助けに行かないと不味い系?』

いや、ただ単に偵察機が完成してそれの点検。


彩葉『何だ…って偵察機完成早くない?』

まだ、飛行場完成していないけどね。


さてそれではSceneChangeで本土に着いた所かな。



誠「さて、到着だ。待ち合わせ場所何だけど、間宮亭だったな。こっちだ、行こう」

三枝船長と文祇提督は仕事が残っているので片づけたら合流すると言ってたよ。


Dr.T「あの有名な間宮の料亭か!楽しみだな」


誠「アルコールも飲めるけど皆大丈夫?」


拓「僕はアルコールはそこまで…」


雨京「気付けにもならない」


Dr.T「炭酸系…ビールとかスパークリングは苦手だよ。カクテルは好きだけど」


誠「まぁ洋酒とかもあるし、今回は爺ちゃん持ちらしいから遠慮しなくても良いよ」


Dr.T「遠慮はせんぞ!!」


誠「あ、でもDr.Tは自分で払えるから自腹って言ってたな」


Dr.T「ひどぅい」


雨京「…自腹で払えるレベルって私と拓では自腹無理って事だよな?」

まぁ雨京は恐らく払えるレベルだよ。陸軍で活躍してたからね。


拓は抑えれば行けるけど無理じゃないかな?


拓「値段が途轍もないとか?」


誠「嗜好品何だから当たり前だよ」


雨京「…あぁ、そう言えばそうだったな」


誠「さて、着いたぞ」


誠一行は間宮亭に入り受付に二言三言話した後に割烹着を着た店員さんに奥の座敷に案内されるよ。



豊臣「おぅ、来たか!!」


誠「爺ちゃん久しぶり」


豊臣「おう久しぶりじゃな。Dr.Tも元気そうだな。む、紹介しよう。こいつがクレイジーじゃ」


玖零「いやだな主席参謀長。私の名前は玖零ですよ。まぁ他の提督方からはクレイジーって言われてるんでどっちで呼んでも良いですよ」


もう、Dr.Tには分かってるようなので名前を紹介、クレイジーこと玖零です。彼の特技は未来予測だよ。彼が出来るのは未来を組み立てる事です。彼自身には戦闘能力は皆無ですよ。その代わり、ちょこちょこ魔術を覚えてるけどね。


Dr.T『来ました!!お助けキャラ!!…え?戦闘力皆無?ww』


雨京『うはwwよりによって玖零爺かよwww縦長の顔が思い出されるww』


Dr.T『雨京知ってるの?』


雨京『くぅがMMOする時の名前・玖零って名前なんだけどネタキャラで玖零爺ってキャラ作って爺プレイしてるの』


拓『この前の画像のキャラか…w』

この前の画像はガチな爺だけどこっちは普通に皆と同じくらいの歳だよ。


玖零「やーやー、会いたかったよ?Dr.T!そちらは弟の雨京君だよね。んで永井拓君か」


Dr.T「どうして弟と永ちゃんの名前を?」


玖零「ん?そりゃ同級生の名前を忘れる程、落ちぶれては居ないさ」


Dr.T「同級生?」


玖零「うん、雨京君は図書室の主で有名だったからねぇ。こっちが名前知っていても不思議じゃないでしょう」


玖零「まぁコンタクト取りたいと思ったのは同郷だからって理由じゃないんだ。実は会いたいって言う人が居てね。ちょーっと、気難しい人だけど」


Dr.T「あぁ、良いよ。ここまで来たわけだしね」


玖零「んじゃ、今日は私の鎮守府に来るって事で」


Dr.T「おk、あ、そう言えば雨京はどうする?」


雨京「…どうしようかな」


三枝「雨京はウチに泊まる事になってんだ。わりぃな」


三枝と文祇提督のー登場だー。


文祇「さっきぶりです」


雨京「…お二人ともお疲れ様です。と言うより初耳ですが?」


三枝「いやなに、秘密にしてた方が面白いだろう?」


玖零「という事は今夜うちに泊まるのはDr.Tと永井拓でおk?」


Dr.T「おk」


拓「OK」


豊臣「話は終わったか?なら飯を食おうじゃないか!儂の孫達の祝勝会じゃ!」


誠「僕殆ど何もしてないんだけどね」


豊臣「あそこの泊地に集まった者は全員儂の孫で良いのじゃ」


雨京「…まぁ俺達4人親は行方知れずだからな。ならお爺ちゃんと呼ばせてもらおう」


Dr.T「何と、お前には俺が居るじゃないか!!」


雨京「…まぁそうだけど。彩葉も歳の離れた兄さん居たけど行方不明じゃん?拓は一人っ子か」


玖零「あの天災で何人死んだか…アレは泊地棲姫が率いる艦隊によってやられたんだ姫鬼級を大勢引き連れてな」


豊臣「誠から教えてもらったが一本の砲塔を背負っていた深海棲艦が居たと聞いた。それが泊地棲姫じゃ」


雨京「…何と」


豊臣「しかし、泊地棲姫は下半身が艤装に包まれては居なかった筈じゃ。もしかすると別の個体なのかもしれんな」


雨京「…奴はまたなと言っていました」


豊臣「また戦う事になると向こうも思ったのだろう。恐らく上陸戦を得意とする個体なのかもしれん」


豊臣「まぁその事は今は忘れて食べようじゃないか」


というところでイベントSceneはここまで、ここから自由にお話しできるけどどうするぅ?


雨京『玖零と話すのは諦めて文祇と三枝と話す』


Dr.T『俺が話すからな。俺が一番最初で頼む』


拓『俺はお爺ちゃんの相手しておくよ』


彩葉『…煙草切れたから煙草買ってくる』(-。-)y-゜゜゜スパー

あ、それじゃジュースと軽食もお願い。これで煙草も買っていいから。つ諭吉一枚


彩葉『あい、弁当は何個?』

4人の分4個とくぅの分5個お願い。


彩葉『相変わらず食い意地張ってるな。あっそうだ。暇だから僕が飯作るよ』

唐辛子は禁止だよ一味も七味も鷹の爪も、それを守れるなら許可しよう。


彩葉『分った。つまりハバネロは良いって事だね』

辛味成分を使うのは禁止!


彩葉『(´・ω・`)分かった行ってくる』


拓『流石に彩葉の辛さは食べれない』


さて、最初はDr.Tだったな。


Dr.T「あー玖零、ちょっと良いか」


玖零「うん?どうしたの?」


Dr.T「玖零の鎮守府って何処なの?」


玖零「あー、神奈川復興鎮守府。名前まんまだよ。場所は湘南。元平塚茅ヶ崎藤沢小田原と言った方が良い?あそこら一帯は全部穴あきで水に沈んじゃったからな。陸続きで行けるけど出島みたいな感じだな。」


Dr.T「何と、地元の復興をしてたのか」


玖零「まぁ、そう言う事だな」


Dr.T「成程…お疲れ」


玖零「いや、まだまだ休んではられない。やる事はまだまだあるから」


Dr.T『成程、地元方面はそう言う感じで持って行くのね』

このお助けキャラは君たちの異能力を掘り下げる存在だからね。表で関わってくることは無い筈よ。


雨京『むぅ、成程。あれかポケモンとかでVを判定してくれるジャッジメント的な』

このキャラはそんな感じ。まぁ、何か頼めば働いてくれるけどね。


Dr.T『配備されてる艦娘が気になる』

かなり豪華ではあるよ。くぅが好きなキャラは基本的に雨京にブッ込んでるから玖零の艦隊は姉妹艦一括だろうけどね。


くぅが一番好きな艦はガンキャノンとアイエェェニンジャと語尾にキソーを付けろ!だよ。


Dr.T『おいwwwww一番が3人居るし、しかも艦名じゃないじゃないかwww』

誰と言わなくても、この三人なら分かるでしょう。というか一人は名前入ってるしw


Dr.T『別の鎮守府だから被っても良いんじゃない?』

あー、うーん。まぁDiceに任せるから被ったら被る。


雨京『被っても良いよ』


超弩級判定も入れようか


Dr.T『それは入れなくて良いwww』


そか(´・w・`)


では、次は拓で


拓「お爺ちゃん聞きたいことがあるんですけど」


豊臣「おぅ、何でも聞け!」


拓「明日、僕は整備課と任務課に行かないといけないんですよね?」


豊臣「そうじゃった!ならばうちに泊まるが良い。玖零の所はここから3時間は掛かるからの」


拓「ではお言葉に甘えます」


豊臣「明日は任務課に居る艦娘、大淀に話を聞いて欲しいのじゃ」


拓『大淀さんキタ――(゚∀゚)――!!やはり大淀さんだったか』


拓「分かりました」


豊臣「まぁ、気楽に行け」


拓「はーい」


拓『他に無いから雨京に行っていいよ。世間話してたで』


じゃ次、雨京。


雨京「…お疲れ様です。乾杯」


三枝「はっはっは、かんぱーい!」


文祇「乾杯です」


三枝「いや、仕事終わりの一杯は至福だねぇ」


雨京「…」ゴクゴク


三枝「雨京ちょっとハイペースじゃないか?文祇よりも早いぞ」


文祇「む、負けません」


時雨「ちょっと、控えた方が良いと思うんだけど」


文祇提督の艦娘達と夕ご飯を食べていた時雨も止めに入るよ。


響「ああ見えて司令官はお酒に強いから気にしなくても良いよ」


雨京「…」ゴクゴク


時雨「いや、教官に言ったんだけど」


雨京「…大丈夫だ問題ない」ゴクゴク


時雨「わんこ蕎麦じゃないんだから…」


響「あれだけ一気に飲んで顔色が変わらないのなら強いのだろう。気にしなくても良いと思う」


暁は妹二人とイチャコラしてるよ。天龍はとてもとても優しい目でそれを眺めてます。


雨京『www百合かっ!酔った振りして絡んだら嫌われるかな?』ガタッ

もう、ナノデスには嫌われてるし、やりたければやれば良いんじゃないかな?


雨京『はーい、酔っ払いはウザイから止めておきますねー』


三枝「まぁ今日は來田の奢りらしいから、じゃんじゃん呑め呑め」


雨京「…まぁ腹の調子もあるので程々で止めますよ。飲みすぎは身体に毒ですから」


そんな感じでそれぞれの時間を過ごしましたよ。ちょこっとだけイチャイチャしている暁達のSceneでつ。


雷「ちょっと電、茄子の田楽残してるじゃない。好き嫌いしないで食べなさい」


電「ナスは嫌いなのです!!」


暁「ちょ、ゴフッ…い、電。至近距離で突撃してくるのは止めて欲しいわ」


天龍「仲が良いのは良い事だな」マッタリ



食事は終わり午後10時それぞれのグループで帰る事になる。

三枝船長のワゴンに乗る文祇一行と雨京。豊臣爺ちゃんの車に乗る誠と拓。玖零のバイクのサイドカーに乗るDr.Tである。


Dr.T『バイク好きだよね』

地面が足に付かない乗り物を自分で運転したくない…くぅの移動手段は専ら自転車かバイクです。


雨京『てかバイクで往復するなんて元気だなぁ』

車だと通れない所とかがあるんだよきっと。


Dr.T『あー瓦礫だらけの上に沈没もしてるんだっけ?』

うむ、多分通れないんだよ。


拓『サイドカー付いてたらダメじゃない?』

それは大丈夫使わない時は車体に収納されるご都合超高性能バイク(ブラック)だから。


Dr.T『くぅ、それはまさか…』

何時かのシナリオで君が作ってくれたバイクですww


Dr.T『嫌だよww乗りたくないwwあのバイク、スピード出しすぎるとブレーキ効かないじゃんww持ち主が死んでく呪いのバイクwww』

あぁ、ブレーキ等々は問題ないから大丈夫。


Dr.T『なら良いか』

サイドカーがあるから寝ても大丈夫だよ!!やったね!!


Dr.T『起きたら死んでたとかないよね?』

大丈夫、玖零は事故は起こさないから敵に囲まれたりしてなければ死なない。

彼は偶然では死ぬ事は無いよ。彼が死ぬ時はそれは必然かはたまた運命か宿命でなければ死にません。


Dr.T『あーそういや未来予測か』

だから彼が事故る事は無いから安心してちょ。


Dr.T『だな』


彩葉『ただいまー今どんな状況?出番まだなら作って来るけど』

お帰り、早速だけど6面Dice振ってそれ終わったら出番はまだまだ先だけど。


彩葉『4だよ』

あざっす!それじゃ料理よろしく。


彩葉『あい』


さて三枝のワゴンは一つの屋敷の前で止まる。


三枝「文祇の奴潰れてやがる。雨京、お前が運べ」


雨京「…分かりました」


雨京は車を降り文祇を軽々と背負って屋敷へ向かう。時雨もそれに追従する。


三枝「んじゃ、明日の朝迎えに来るから、お休みー」

三枝のワゴンはドアが自動で閉まってそのまま走り去ってしまった。


雨京『Why!?』


Dr.T『じゃぱにーずぴーぽー?』


拓『どーも厚切り』


Mr.J『呼んだ?』


雨京『呼んでねぇ自分の泊地に帰れwww』


雨京『じゃなくてどういう事だってばよ!!』

見たまんまの状況ですが?


雨京『どうしてそうなった…』

彩葉のDiceでそうなった。


雨京『あれかよwwwつまり文祇邸で一晩過ごす事になるのか…文祇の親は居るの?』

それは入ってからDiceで決める。


雨京『文祇の親って事は副指令か…そんな大それた人が居たらヤバイな。娘さん背負ってるし』


暁達がドアに入ったのに続いて雨京も入る。


??「お帰り、遅かったじゃないか。おや?君は…」


雨京「…どうも」


紅「私は綾香の父で紅と言う。どうやら綾香は酔いつぶれてしまったようだね」


はい、ここで文祇提督の名前が分かりました。よってこれ以降の名称は、同じ苗字なので綾香に統一するよ。


Dr.T『やはりこいつが紅か』


雨京『ダイスの女神よ。どうして父親を召喚してくれちゃったんだ…』


あ、所で雨京はアイデアロールどうぞ。


雨京『…98。何でや…俺死ぬのか…』

ふむ、特に何も無いよ。一切合切永久に思い出せないよ。


Dr.T『あ、記憶が封印されたwwしかし、文祇紅か…あやしくれない…あやしくない?ネーミングが雑だな』


拓『まだ僕たちが居る!!』

あー彼女に関しては雨京しか思い出す事は出来ないんだ…すまない。


紅「では雨京君、綾香の部屋へ案内しようついてきてくれ」


雨京『むむん、名前を知られてるぞ』


紅「いや、一度会っておきたかったんだ。娘が認めた男だからな。男親なら当然だろう?」


紅「だから、三枝に頼んで招待した訳だよ」


雨京「成程、それで?」


紅「綾香を部屋に寝かしたら、一杯付き合ってもらおう」


雨京「…構いませんよ」


それでは二人は綾香を寝室に運んだ後、紅に案内され書斎っぽい場所に案内されたよ。


紅「清酒しかないが、取り敢えず一杯」

紅は清酒を二つのロックグラスに、ロックアイス…丸いボールみたいなアイスを入れて注いだよ。そして、片方のロックグラスを雨京の目の前に滑らせる。


雨京『なんかカッコイイんだけどwww取り敢えずグラス持って乾杯の合図を待とうではないか』


紅「では、生き残った世界に」


雨京『これは…こう答えるしかないな』


雨京「…これからを紡いでいく私達に」


紅&雨京「乾杯」


二人はグラスを掲げ口に運ぶ。同時にグラスを空にする。


紅「…」


彼は再度二つのグラスを満たす。


雨京「頂こう」


紅「あの娘を頼む」


雨京「…」


紅「あの娘は生きている。ならば、それには意味のある事なのだろう」


雨京『あれ?こいつが殺そうとしてたんじゃないの?』


Dr.T『あいつは生死はどっちでも良いって言ってた』


雨京『生きていて欲しいけど死んでほしい?』


拓『怪我は誰かの指示だったりして』


Dr.T『成程、そう言う事か…』


そこ、内緒話禁止!それ以上その事を考察した時点でくぅは必殺技の1つ、ワスレールバールを使って君達を脳缶にしなければならない。


雨京『くわばらくわばら』


Dr.T『脳缶www』


雨京「…任されたからには守りますよ」


紅「そうか…なら良かった」


響「失礼するよ」


紅「響か…では、私はもう寝よう。残りは飲んでもらって構わない。君が寝る場所は、響に案内してもらってくれ」


響「分った」


雨京『兵器派じゃないの?この人』

一応、兵器派だよ。


雨京「響も飲むか?」


響「貰おう」


響は手慣れた様子で戸棚に置いてあったグラスを持ってくる。小さい冷蔵庫の様な物からロックアイスを出してグラスに入れる。


雨京『よし、注いであげるよ』


彩葉『何処に注ぐの?』


Dr.T『あれ?彩葉出来たの?』


彩葉『何か呼ばれたような気がして』

うむ、声に出してないけど呼んだ。1D100振って。


彩葉『あい…99。…やったねゾロ目だ』

ん、ありがとう。んじゃ戻っても良いよ。


彩葉『はーい』


Dr.T『彩葉に振らせる時って大体ネタだよね』

雨京の今夜の寝床を彩葉のDiceで決めた…反省はしてない。


雨京『何だか嫌な予感がする』


響「ありがとう」


雨京「乾杯の音頭は要るか?」


響「無くても良い」


二人はグラスを掲げる。


響「君は人間かい?」


雨京「である事を捨てただけだ。人間では守れないからな」


響「それは人間を捨てなければいけなかったのかい?」


雨京「他にも方法は沢山あった事だろう。しかし、俺にとってはこれが最善だ」


響「そうか、それなら私はこれ以上は聞かない」


雨京『この問答は何だ…試されてる?』


響「飲み終わったのなら行こう」


雨京「…あぁ、分かった」


響について行くと綾香の部屋に入れられたよ。


雨京『は?どうすんだこれ響見るけど』

もう既に居ません。ドアも閉まってるよ。


雨京『ヒビキィ!?どうしろってんだ』

君が寝る場所はここになりました。恨むなら彩葉のダイス運を恨んで。


Dr.T『これは酷い責任転嫁だ』


雨京『…ドア開けるけど』

ドアノブは、筋力対抗どうぞ…ビクともしないよ。


雨京『筋力低いからねしょうがないね。と言うか筋力対抗って相手はドアの向こうの響かww』


雨京『ここにソファか椅子でも良いからない?』

幸運振っていいよ…えっと、ここは寝るだけの部屋の様でベッドとライトスタンドしかないよ。


雨京『流石に勝手にベッド潜り込む訳にはいかないのでベッドの下で寝よう流傘を抱いて』

突然の斧男ww


雨京『文祇の足が見えたら切りつければ良いんだよね?』

いや、斬りつけなくて良いからwwwんでベッドの下で寝るんだよね?


雨京『まぁベッドにもたれかかって寝るよ』

おk。


Dr.T『潜り込んじまえば良いのに』


雨京『彩葉じゃないからする訳ないじゃん』


彩葉『何か僕の悪口言った?』


拓『御飯作っててどうぞ』


彩葉『アッハイ』


んじゃ次は拓かDr.Tどっちにする?


拓『僕の方はこんなトラップ無いだろうからスキップでも良いよ』

トラップ言うなwww


それじゃ真夜中に鎮守府に到着したDr.Tからで。

場所は廃墟を進んで海岸線の所にその鎮守府はあった。


Dr.T『さてさて、艦娘誰が居るんだろう』


玖零「ただいまーって皆寝てるな」


??「起きてるよ!!」


玖零「阿武隈…寝てても問題なかったのに」


阿武隈「もう深夜0時よ!提督のバカ!」


玖零「そんな事言われても。大本営からここまで、ぶっ放して2時間は掛かるぞ…10時に解散したんだから、これ以上早くは無理だ」


阿武隈「提督の留守の間。何もありませんでした!」


玖零「そうか、ならもう寝なさい。明日も早いぞー」


阿武隈「あれ?てーとく、そっちの人は?」


玖零「あぁ、ドクの客だ。詳しくは明日、皆に紹介する。」


阿武隈「そっか、それじゃ先に寝まぁ~す」


玖零「あぁ、お休み」


阿武隈「お休みなさぁい」


阿武隈は廊下を歩いて何処かへ消えたよ。


玖零「ではこっちだ」


Dr.T「何人の艦娘が配属されてるんだ?」


玖零「えっと艦娘は12人と憲兵役が一人だよ」


Dr.T「ほむ、二艦隊分か」


玖零「外交艦も一人居るんだけど資材的に運用出来なくて留守番しかしてないよ」

外交艦って外国艦の事ね。


Dr.T「資材事情って…」


玖零「常にカツカツだよ。もし深海棲艦が攻めて来たら一瞬で吹っ飛ぶくらい。籠城何て出来ないよ。だからここには人間…は二人しか居ないよ」


Dr.T「そのもう一人が俺に会いたいと?」


玖零「そそ、そう言う事。あの人、寝ないから今から行こうかと思って」


Dr.T「おk、ならちゃっちゃと行こう」


玖零「ここだ」


玖零がドアの前に立つと自動ドアになっていて開く。


玖零「ドク居るー?」


??「奥におる」


部屋の中に声を掛けると部屋の中にはもう一つ奥にドアがあってその奥に居るようだね。


玖零「はいはい」


奥のドアに入ると車椅子に乗った爺さんが座っていたよ。


??「主がチガミの一族か?おぅ、確かに夜内の子孫じゃの」


Dr.T「夜内照…だ。今は名前を捨ててDr.Tと名乗って居ます」


ドク「ほう、我はドクター・ヴェノムと呼ばれている、名は忘れた。こやつにはドクと呼ばれとる」


ドク「して、主は先祖返りをしておるのか?」


Dr.T「多分能力の事を言っているのならしてる筈、弟はまだしていないと思う。と言うか能力を使ってる所を見た事無い」


ドク「そうか…主らのチカラはチガミと呼ばれる血筋に依る能力じゃ。人の生命の根源とも呼べる血を操るチカラだ」


ドク「その血は主の望むモノとなり主を守るモノとなろう…」


Dr.T『ふむ、チガミって土地神の事?』

土は何処行ったのよww


雨京『血を操る血神じゃないの?』


Dr.T『あぁ、そういう』


Dr.T「俺様のは治癒力か」


ドク「ほっほ、治癒とな?また珍しいモノを望んだのう。普通は、何者にも負けないチカラを望む筈だがな。大事な者を助けたいと強く思ったのが原因か、それならば問題は無いじゃろう」


雨京『あれ?てことは俺の能力も血なの?』

今こいつが出た時点でそうなった。まだ雨京の超能力は公開してないからね。まぁ血水の無い妖精と話せる力を気に該当させようかと。


拓『僕が気か』


ドク「それなら良い。この時世じゃ、もしかすると先祖返りを起こしてるモノと思って居たがまがつモノになってないのならよいよい」


Dr.T「はぁ…」


Dr.T『何だか艦コレ関係無くね?』

何を言う。お前が作った設定だぞこれwww。自分の能力説明する時に妖怪の血とか云々言ってたじゃん。勝手に乗っ取ったよ。


Dr.T『そう言えばそうだった!!』


ドク「まぁ、用はそれだけじゃ。夜ももう遅いから寝なされ」


Dr.T「お休み」


Dr.T『うーむ、何か適当に説明してたら本格的になってて噴いた』


彩葉の能力はまだ発現していないので、きっと何時か発現イベントするかも。彩葉の行動次第だな。


彩葉『あっ、そうなんだ了解。御飯出来たよ』


それじゃDr.Tは玖零に空き部屋に案内され、朝8時に食堂でご飯だって教えてもらって別れたよ。


Dr.T『おk、んじゃ飯食っちゃおう』



……食後、


さて、幕間誰にしようか?


雨京『待って…まだ食ってる…』


彩葉『喰ってる』


拓『食し中』


Dr.T『お前、俺らの5倍食ってるのに俺と同じくらいの速度って相変わらず意味不…』


雨京『そう言えば血合刀の幕間やってくれるって言ってたじゃん』


おーおー、そう言えばそうだった。それじゃ刀の昔噺で良い?


雨京『wktk』


Dr.T『良いよ』


彩葉『構わないよ』


拓『…』mgmg



それでは皆様お楽しみ幕間劇場イッテミヨー

昔々、そのまた昔。その時代にはハラキリなる風習がまだあった位の昔。その刀は血が鞘となる事で存在していました。

3 2 1 Q!!SceneStart!



*‐∞稿08話・血濡れる刀とハラキリ介錯、剥き身の刃に御用心*



その刀には鞘が無かった。


とある者は言った。


この刀は、血を吸ってこそ美しい。


刀の持ち主は斬る。


刀が血を吸っていく。


首を斬れば、血は噴き出し周りを汚すのが常。


しかし、その刀では血は噴き出さず刀身を走る。


その時代には、ハラキリと呼ばれる尊き風習があった。


刀の持ち主は、ハラキリをした者を苦しまずに逝かす介錯人をしていた。


その技は、刀を抜きにしても一流。


薄皮一枚を残し後ろから首を斬る。


そうすると首は地面に落ちず、尚且つ他の者に死に顔を晒す事も無い。


だが、どんなに腕が一流でも死体の周りの地を血は汚す。


しかし、その刀を使えば血は飛ばず。


刀は血を吸う。


その刀は血に塗れたまま、地面に突き立てられ。


戦が起き、その刀は忘れられた。



そして時代は現代。


忘れ去られた刀は荒れ果てた地で静かに眠っていた。


「…こんな所に墓か?」


一人の男が地に立つ一本の黒い棒を見つけた。


「…いや、違うこれは刀だ」


彼はその刀に魅かれ、黒い棒を手に取る。


「…血が固まって黒く見えてたのか」


その彼を追って来た何かが彼を見て首を傾げる。


「…追いつかれてしまったか。武器は無い…いや、明らかに骨董物の刀だけ。これなら鉄パイプの方がマシだろう」


その何かは彼に遅い掛かった。


「くはは、舐めるな物の怪!」


何かを手にした刀で一刀両断にし刀身は血に濡れる。すると固まっていた血が、かさぶたの様に剥がれ落ち銀色の刀身が姿を現した。


「中々の切れ味…綺麗な刀身じゃないか…てか、全然骨董品じゃねぇ」


彼は刀を持ち帰る事にした。


「よし、お前の名前は血が固まってたから血合だ!よろしくな!」


彼は刀に安直なネーミングセンスで名前を与え。


刀を片手に持ちながら彼は森の中を歩いて行った。


SceneCut



*第01稿09話・それぞれの望むべき事*



雨京『安直なネーミングって何だよ!!良いだろ血合!!』


Dr.T『その名前、雨京がつけたんかーい!!』


彩葉『ソレナー』


拓『成程、血を与えれば切れ味を取り戻す砥石要らずって事?』

お、良く解ったね。血を与えれば決して刃が折れる事などはない。そういう刀だよ。逆にそれだけだけど。


雨京『なんてこったぱんなこった。安直どころか目的が不明なタイトルネームを作り出してる奴に言われたくない』


このタイトルは別に意味なんて無いもの。血が固まってたから血合ってネーミングセンスを疑うわ。

どうせだったら死後硬直とかにしておけばよかったのに。


彩葉『いや、くぅ。それあまり差が無い。と言うか寧ろそっちの方が酷い』


あっはい…。それじゃ誰のSceneから行く?ちなみに彩葉は今日仕事無いよ。


彩葉『え?ナンデ!?昨日の仕事してないよね?書類放置してなかったっけ?』


あっ、あー忘れてた…今日は三枝船長は来ないからね。三枝船長審問中。


雨京『え?マジで?何で?こっちに迎え来れるの?』


迎えは無理かな。三枝船長の船で第一線泊地に行ったんだから船の責任者である三枝に話を聞くのは当然っちゃっ当然w


彩葉『あーそういうね』


うむ、つまり雨京の迎えは無い。現実は非情である。


雨京『三枝ェ、HELP ME』


Dr.T『どいつもこいつも長くなりそう…』


ちなみに次の日の授章式はオートスキップです。明後日の朝から次のシナリオStartになります。


Dr.T『マジか…あっさり一章が終わったww』


拓『何らかの成果を挙げて授章する事が第一章クリア条件だったのかな』


まぁ、どんどんやろうぜ!!


次のシナリオは情報戦かなぁ…せっかく偵察機出来るんだし本土で暗躍してみたら?


雨京『スネークッどうしたんだスネーック!!』


彩葉『大本営に侵入してもメタギア的な事は無いでしょうwww』


そうだね、大本営はね。撃ちあいになる訳が…無いwかなwwいや、あるかもw


Dr.T『あるだろwww侵入するんだったらw見回り位は居ると思うw』


せやなwんで誰からやりたい?


彩葉『僕は後ででも良いよ。と言うか雨京のが気になる』


Dr.T『俺様も長くなりそうだから後でで良いぜ。それより弟のシーンが気になる』


拓『僕は事務仕事みたいなもんだから後ででも良いよ。それより雨京(ry』


雨京『何だ。その示し合わせたような言葉はwwww』


という事で雨京からやっていきましょうか…


雨京『了解。ベッドに凭れて寝たんだったな』


それじゃCON*5で振ってくれ。


雨京『おう、失敗だ』


それじゃ深夜のSceneをちょこっとやろう。


3 2 1 Q!!SceneStart!



??「そろそろ、寝てるかな?」


…何者かが扉を開け入ってくる。


??「やっぱり、そうだよね」


何者かは部屋でゴソゴソとした後、出ていく。


SceneChange



雨京『…俺は起きても良いの?』

どうぞどうぞ、起きてください…っと、こうなるか


雨京が目を覚ますと目の前には文祇…綾香の顔が目の前にあるよ。


雨京「!!…!!?」


それはリアル?それともロールなの?


雨京『両方です。声を我慢して起こさない様に』


綾香「ん…んん?あっ、おはようございます…」


雨京「…えぇ、おはようございます。では」


雨京『起きたぁあああ。そう言って退避させてくださいおねげぇします』

その前に綾香の行動が入るよ。


綾香「え?雨京先輩?えっ」


雨京『口を塞がせてもらう』


綾香は叫ぶ前に口を塞がれました。


綾香「んー!!んー」


手を退けてください。


雨京「今から手を放すけどお願いだから叫ばないでくれ…」


綾香は頷くよ。


雨京『手を放しますねー』


綾香「す、すみません雨京…さん」


Dr.T『ん?さっき先輩って言ってなかった?』


雨京『あぁ、そう言えば…あれ?高1の時に神奈川壊滅したんじゃないの?』


せやで、Dr.Tは2年で雨京・彩葉・拓が1年の時に神奈川の半分が地図から消し飛びました。


雨京『KP彼女について思い出せない?』

アイデアにファンぶってるので彼女を思い出す事は無いでしょう。


雨京『くっ、そう言えばそうだった…』


雨京「…あー、布団に潜るつもりは無かったんだ…昨日、響にここに案内されてね。酔っていたから気付かなかったのだろう」


雨京『という言い訳をしてみましたが』


綾香「そうか、響が…ごめんなさい」


雨京「…いやいや、すまない…出来れば風呂を借りたいのだが」


雨京『…むむん、どうしよう。と言うか昨日お風呂入ってないわ。バトってたし深海棲艦斬ったから油臭いんちゃう?』


そういやそうだね。


綾香「分かりました。では、着替えてから案内しますね」

そう言って雨京の目の前でもじもじしてるよ。


雨京「では部屋の前で待ってます」


雨京『外に出て暇を潰すよ』

では少ししたら服装の変わった彼女が出て来たよ。


綾香「お待たせしました。浴場はこちらです」


雨京『よ、浴場www屋敷だもんねwそりゃそうかw』


さて、浴場に移動したよ。


綾香「ここです。私は顔を洗った後、食堂に居ます」

そう言って脱衣所で顔を洗った後、脱衣所から彼女は離脱したよ。


雨京『さてちゃっちゃと風呂に入りましょう』


カポーン。湯船には既に先客が居たよ。男と女どっちが良い?


雨京『何でそこは選択式なのwww男に決まってんだろ』


拓『ホモォ』


雨京『そこ、うっさい!ここの男って紅さんしか思い浮かばないぞ』


紅「やぁ、おはよう」

大正解www


雨京「…おはようございます」


紅「…ふぅ、いい湯だ」


雨京「…」


雨京『ここで出たという事は何かを聞くべきなのか…そうださっきの先輩発言で神奈川で会ったことがあるのか云々』


雨京「…そう言えば、文祇家は神奈川出身ですか?」


紅「いや、違うよ。あの娘は養子でね。私には余裕があったから一人引き取った。それだけだ」


雨京「…つまり綾香さんは神奈川の生き残り?」


紅「そうだがあの娘には記憶が無い筈だ。どうして神奈川出身だと?」


雨京「…特に理由は無いです」


雨京『記憶が無い事にしているのか…偶然、俺だけは覚えていたのかどっちだろうか…』

どっちだろうね。


紅「そろそろ朝食だ。上がろうか」


雨京『何とも何とも…ついて行く』


それでは二人は風呂を上がって食堂に向かいました。


食堂に着くと既に綾香と艦娘達は席についていたよ。響は雨京を認めるとドヤ顔するよ。


雨京『喧嘩売られてる買わなきゃ』使命感

喧嘩は売ってないから止めてwww


天龍「あー、おはよう。昨日はお楽しみでしたねとでも言っておけば良いのか?」


雨京「何も無かったから、ネタが古い」


雨京『ガチで売られてるんだけどKPに殺意を覚える』

喧嘩売ってるのは響と天龍だから、くぅを恨んじゃ駄目だよ


雨京『やっぱり響、喧嘩売ってんじゃねぇかwww』

取り敢えず、食事中に紅さんがこう言ったよ。


紅「今日は二人とも何をするんだ?」


綾香「三枝さんの迎えを待って私は仕事に」


雨京「…まったりします」


紅「今日は綾香は仕事無いぞ?三枝の奴は今日、審問があるからな」


綾香「では、どうしましょう」


と言いながら雨京をチラッチラしてくるよww


Dr.T『綾香が仲間になりたそうにこちらを見ている仲間にしますか?』


雨京『いいえ』


拓『ドラクエww』


しかも断ってるしwww仲間にしないの?


雨京『はい』


んじゃ何をするの?


雨京『…何もすることない』


だったら断るなしwww


雨京『艦娘達も居るのなら仲間にするか…』


彩葉『なんでや!!』


雨京『二人っきりだとデートだが二人じゃなければデートではない』


彩葉『人はそれをハーレムと呼ぶ。人数が多いと攻略しにくいでしょ!!』


雨京『…さいですね。って別に攻略するつもりないし』


綾香「それでは皆で街に行きますか」


街と言うのは大本営近くにある一般人の住まう地域だよ。基本的に大本営は広いけど一般人は立ち入り禁止です。

娯楽施設は充実していないので、基本的な娯楽は町に行くよ。


雨京「…町か、偶の休息だ。行こうじゃないか」


と言う訳で、全然進んでないんだけど進んだよ。

と言う訳で×2彩葉、面白そうな案があれば採用するよ。


彩葉『と言う訳でと申されましても。適当に少し離れたらナンパ男が寄ってきてとかは?』


ふんふん、まぁ採用されるかは面白いか否かじゃなくDiceを超えればなので適当にww


彩葉『聞かれた意味が…』


Dr.T『ふふふ、雨京が暴走する未来が見える』


Scene続けて雨京で良いの?


Dr.T『昼で切り替えで良いんじゃないの?』


おk、ならそれで。




それでは街に来ました雨京一行。色々と騒がしい所だけど、描写必要?


雨京『マップを把握したい頼めるか?』

んー、大きいスーパーとゲーセンとかCDショップ本屋の入ったアミューズメント施設はある事を綾香に教えてもらったね。


雨京『ふむ、行動権を使ってどっちに行くかって事か』

ちなみにスーパーの方の周りには元艦娘がお店を結構開いてるとか開いてないとか。


雨京『そこに食べ物屋は?』

勿論あるよ。


雨京『それでは午前中はショッピングをして昼に近くの食べ物屋で食事、腹ごなしのアミューズメント施設…と言うのは可能かな?』

勿論可能ですとも!!


雨京『んじゃ、それで行くぜ!!ショッピング後に荷物持って遊ぶってどうなのよと思わなくも無いけどな!!』


それでは雨京一行はスーパー【ジャンヌダルク】に着いたよ。雨京、幸運振って


彩葉『あっ』察し


雨京『ヒャッハー!!世界は俺のもんだー!!これから毎日家を焼けるぜ!!』


ジャンヌダルクの中に入ると。


??「いらっしゃいませ!!貴方が今日666人目のお客様でございます!!」

と、目が明らかに焦点のあってない毒々しい衣装を纏ったおっさんに出迎えられたね。


彩葉『アイエェェ!?ジル・ド・レェエエ!?ナンデ!?ナンデキャスター!?ナンデキャスタァアアアア!?』


Dr.T『完全に彩葉の奴、出待ちしてたぞwww』


彩葉『あっはい、バレた?でもセイバーの方だと思ってたからナンデからは想定外ww』


ジルドレェ「あ、私はこう見えても、ここの店長をしているジル・ド・レェと言います。お客様こそ666人目のお客様、では今日のサタン賞をお送りしましょう。」


雨京『賞の名前からして貰いたくないわwww』


何でサタン賞なのかはくぅにも分らん。


ジルドレェ「では、景品のデモンズベルトです。こちらは悪魔のベルトと言われておりまして、作者曰く装着すると二度と外せなくなるとの事です。」

そう言われて渡されたのは明らかに貞操帯?って言うのかなwwアレだよwでも明らかに何らかの力を持ってる事は分かるよ。


雨京『そんなの貰ってどうするんだよwwww』


雨京「結構です。」


ジルドレェ「あっはい。これは冗談です。本当はこっちです。こっち、当店の品物一品無料券でございます。どれほど高価な物であろうと一品だけなら無料となります。…やはり、売れない所か貰ってすらくれないではないか、ダ・ウィンチの奴め」


彩葉『ダウィンチちゃんが作ったのねww』

こんなの自作する奴が居たら見てみたいよ。


Dr.T『…』

ん?どうした?Dr.T、くぅの顔に何かついてる?


Dr.T『今のがブーメランなのかと思って』

流石に貞操帯なんて自作した事無いぞwwくぅが作ったことがあるのは鞭だよ鞭。薔薇の意匠を拵えてローズウィップ的なの。他にも色々作ってるけど。意外とコスプレ衣装と言うかコスプレアイテムを作るのが好きだったりする。


拓『衣装は無理なの?』

鎧なら行けるけど布は無理、ミシンが壊れちゃったからさ。地味に木彫りが得意なのだよ。木が用意出来ないので最近やれないけど。昔、蝶々とか蛹とかを彫って色々賞をもらった事がある位には得意だよ。


話が脱線したから戻そう。取り敢えず何でもアイテム一個無料です。

ちなみに基本的なアイテムはここなら揃いますよ。


雨京「これは、それを作った人に作ってもらっても無料ですか?」


ジルドレェ「え?はい、構いませんが会いますか?」


雨京「そのアイテム使用目的はアレですが何らかの業物ですね…業物?」


ジルドレェ「あ、分かりますか?二度と外せなくなるのは確定で起きますよ」


彩葉『サーヴァントが出てくるんだったらもうそいつらで深海棲艦狩り殺せるでしょ…』

あのね、名前と見た目が一緒のただの人間ですよ。この世界の彼等はただ同姓同名同体の人間です。そこはお忘れなきよう。ただの人間ですから普通に死にます。


彩葉『サーセン』


と言う訳でジルドレェのの早着替えー!一瞬にしてセイバー状態に着替えたジルドレェさんは、


ジルドレェ「では案内致します。ついて来てください」


雨京「…分かりました」


ジルドレェ「あ、あの人の工房は大人数で入れないんですが」


天龍「なら俺らは店内を見て回ってるよ」


響「司令官は置いて行くから、終わったら連絡してくれ」


暁「そうね!!そうしましょ!!」


そんな感じで工房には綾香と雨京の二人で行くことになりましたとさ。


雨京『文祇提督、別に要らぬwあれ?時雨は?』

綾香と連絡先交換するのと一緒に行くのどっちにしますか?あと時雨は暁にPalされてるよ。


雨京『一緒に行きまーす』


Dr.T『意志弱すぎィ!?』


雨京『連絡先を交換したら起きるイベントとかありそうだけど面倒臭い。あと絶対この場で連絡先を交換したらドヤ顔の響とオラ顔の天龍に教える羽目になる』

オラ顔って何ぞwwww


雨京『オラオラしてる顔?』

そうなの?


雨京『知らない今適当に言った』


…続けるよ。


ジルドレェ「ではこちらです。ついて来られよ!」


二人はお店の奥へ奥へと案内される。照明も少なくなっていき最終的には暗闇となっている通路の前でジルさんはこういうよ。


ジルドレェ「この通路の先に居ますよ。では私は仕事があるのでサタン賞だと言えば解ると思います」


雨京『めっちゃアヤシー進むぜ』


二人が進むとなんだか怪しげなカウンターがポツンとある部屋に着くね。そのカウンターの上には呼び鈴らしきベルが置いてあるよ。鳴らしますか?鳴らしませんか?


雨京『鳴らすよ』


するとカウンターから白と黒のクマみたいのが出て来たよ。


彩葉『もしかして モノクマ ダンガンロンパ』

さいですww


モノクマ<ハイハーイお客さん?お客さんだよね?ご注文は?>


雨京「…あー、サタン賞で来たんだが」


モノクマ<サタン賞…あぁあれか!!ちょっと待ってね!>


ダ・ウィンチ「私がダ・ウィンチだ!!それで貞操帯なんか要らないから別の物を作ってくれって事だね?何を作れば良いのかな?」


雨京「…一番薄手の防弾チョッキ…防刃も付いていたら有難い」


ダ・ウィンチ「良いだろう良いだろう!!それじゃ昼位になったら、こっちに顔を出してくれ」


雨京「…分かりました」


Dr.T『何でここで防弾刃チョッキ!?雨京に必要ないじゃん!!』


雨京『俺と兄さんと彩葉には防衛手段があるけど拓には無いでしょ。俺のキャラクターはアイテム重視で作られてるのでこれ以上アイテムは必要無いし。作るんだったら大本営とのパイプになる拓の防御力上げておこうかと』


アイテムが無いと雨京の戦闘力は激減するからね。流傘と血合刀が無かったら回避盾か組付き位しか出来ないよww

だって攻撃手段が基本的に刀に極振りされてるからね。


拓『ありがとう雨京』


雨京『拓にはこっちまで生きて帰ってもらわないと困るしね。Dr.Tの所まで生きて帰ってくれば、どんな怪我だろうが生き残れるし』


Dr.T『任せろ!!』


雨京『生き残る確率を上げるって言うんだったらこれが一番じゃないのかな…拓は人間相手になりそうだから拳銃とか光物を相手にする事になるじゃん?』


拓『交渉失敗したらズドンとか嫌だなぁ』

まぁ可能性は無くもないかな。そこで死なれても困るっちゃ困るから許可はする。


雨京『俺が更なる武器を求めてたら?』

その時は玩具が完成するようになってたw


雨京『防具で良かった』


雨京「…それじゃ文祇提督行きましょうか」


綾香「あ、はい分かりました」


それでは二人はお店に戻った。


綾香「それじゃ皆に連絡します」


…綾香が電話中なう。


綾香「ペットコーナーに居るとの事です」


雨京「…では行きましょう」


…ペットコーナーに移動するけどなんか話す?


雨京『何その質問…話さなくて良いよ…』


電「あわわ、こっち見てるのです」


雷「ふふ、可愛いわね」


と猫と犬を見ている雷と電を微笑ましく見ている天龍達がペットコーナーに居た。

うなーとわんわんに満たされた空間でございます。


天龍「お、提督終わったのか?」


綾香「うん、この後どうしようか?」


雨京「…何か欲しいものとか無いのか?あるなら買ってやっても良いけど」


響「それは何でも良いのかな?」


雨京「…常識の範囲内ならな」


響「では一本の洋酒を」


雨京「スピリッツで良いか?」


響「流石にそれを飲むつもりは無いよ…」


雨京「そういや、今夜も文祇家に泊まる事になるのか?」


雷「他に宛はあるの?」


雨京「無いが…」


綾香「なら、うちでも良いでしょう」


雨京「…なら酒を調達出来るなら買ってしまおう」


響「行こうじゃないか」


天龍「俺もたまには飲みてぇな!」


雷「飲み過ぎないように気をつけるのよ?」


雨京「では酒のコーナーに行こう」


酒のコーナーにキリキリ移動。

何を買うのかな?


雨京『くぅに作ってもらったカクテルってどれ買えばいいの?』

くぅが作ったカクテルってどれの事よwww


雨京『赤い奴とオレンジ色の二層になってる奴とか』

カシスオレンジかワインクーラーの事かな?オレンジジュースとの組み合わせはその二つな気がするけど。

カシスオレンジの方はルジェカシス、ワインクーラーは赤ワインとオレンジジュースの組み合わせだよ。


雨京『あとコーヒーみたいなやつ』

それはカルーアミルク、カルーアと牛乳で組み合わせる奴。


雨京『梅酒と炭酸の奴は?』

それは甘めが良いのならペプシ、パンチが利いてるのが良いならコカコーラかな。くぅはペプシの方が好きかな。独特なのが好きならドクペでも合うよ。梅は偉大


雨京『んじゃペプシで』


Dr.T『俺様はドクペだ!!』


拓『分った買ってくるわ』


彩葉『ビールとトマトジュースとタバスコ5本ずつよろしく』

デビルアイか相変わらずだなwwwタバスコガンガン使うのはお前ぐらいだと思ってるけどww


拓『食べ物は?』

塩も買ってきてあと氷砂糖。


拓『調味料じゃなくて食べ物を聞いてるんだけどww』

んじゃ防腐剤無しって書いてある国産レモン買ってきて。


拓『んじゃつまみは適当に買ってくる』


あいよ行ってら!と言う訳で雨京はどうする?


雨京『取り敢えずそのカルーアミルクとやらと梅酒…八海山の奴とペプシを買っておこうか』

八海山の梅酒か1.8リットルで2万7千円の大特価だよ。


雨京『えっ!?3000円位じゃないの?』

残念だけど、酒類は嗜好品なので価格が高騰してるよ。


雨京『まぁお金はあるでしょ?買っちゃうよ』

おk


彩葉『カルーアミルクは飲み口の割にアルコール度は高いからね。女の子を酔わせるのに良く使うよ』

それ以上はいけない。


雨京『何と、まぁ強いっぽいし大丈夫でしょう』


彩葉『強いなら尚更!』


Dr.T『チェすと!』


彩葉『』


雨京『大丈夫だよね?』

大丈夫でしょう700mlの奴一本だけ買えば。


響「カルーアミルクと梅酒か、良い趣味してるね」


電「カルーアミルク…美味しいのです?」


響「お酒を飲みなれていないのなら美味しいと思うよ甘いコーヒーみたいな感じだ」


取り敢えずお酒を買った君らはどうする?

てかそれだけ買ったら流石に重いと思うんだけど。


雨京『ここまでは何で来たの?』

あー、車?文祇邸なら普通に運転手付きの車有りそうよね。幸運振ってみて。


雨京『…Diceのメガミサマー!!』

んじゃ運転手付きの車で来たよ。


雨京『ならば、車で待機してる運転手さんが居るなら車内が熱くなりすぎる事はないだろうから車の中に置いておくよ』

了解、それではお昼ご飯の時間だけどどうしようかな。


雨京『この辺のおすすめを文祇提督に聞こう』

それではDiceを振らせてもらいます。…おk。


文祇「それじゃ重雷喫茶に行こう」


Dr.T『元艦娘…重雷…』


雨京『じゅうらいって艦娘が居るの?』


Dr.T『重雷装巡洋艦って言う艦種がある』


雨京『成程、それじゃその艦種の元艦娘がやってる喫茶店って事か』

そゆことー!



では喫茶店『重雷』に来ました。


木曾「いらっしゃい。って文祇提督じゃないか久しぶりだな。」


店長の木曾です。彼女はカウンターの向こうに座ってるよ。


Dr.T『何とwwお前が店長かww』


綾香「久しぶり木曾」


北上「げっ、駆逐艦…」


電「北上さんお久しぶりなのです!」


駆逐艦達は北上さんの周りに集まる。それを見つめる天龍は、


天龍「くぅう、良いなぁ」

親バカみたいな感じになっていた。


大井「北上さんから離れなさい!!」


球磨「文祇提督、そっちは誰クマ?」


綾香「こちらは新しく出来た泊地の憲兵さんです」


木曾「へぇ、何だ?これか?」


綾香「違います。憲兵ですが艦娘を受け持ってるんですよ」


天龍「そいつ滅茶苦茶強いぞ」


木曾「現役の頃に会ってたら手合わせをして貰いたかったが。今は無理だな」


そう言って木曾は自分の足を指さす。車椅子に座っていたよ。


雨京「そうだな強い奴は大歓迎だが…」


球磨「球磨とやるクマ?球磨は現役クマ」


雨京「では手合わせしましょう」


木曾「あー店ん中でやんなよー」


球磨「分ってるクマー!と言う訳で参ったと言った方が負けクマよ」


雨京「あい分かったやるのは素手で良いのかな?」


球磨「武器無しで肉体言語クマ」


電「艤装は展開しておいた方が良いと思うのです!」


球磨「…クマ?」


店をほっぽって店の外に出て来た球磨型シスターズと雨京一行。


球磨「行くクマよ!」


雨京「いざ、尋常に!!」


3 2 1 BattleStart!!


雨京『とりま、素手なので様子を見ますよ』


球磨「クマー」


球磨は一歩で雨京の胸元に飛び込むと掌底を打ち出した。雨京は後ろに吹っ飛び着地する。


球磨「手応えが無かったクマ。やるクマね」


雨京「はえーはえーしかも避けづらいし。お次は俺の番だ!!」


雨京は正拳突きを繰り出すが球磨は頭を少し動かすだけで避ける。


雨京「掛かったな!」


そのまま襟を掴んで後ろに引き倒す。


球磨「クマ!?」


雨京「そして…飛べ!!」


バランスを崩した球磨の後頭部に向けて回し蹴りを繰り出す雨京。


球磨「見えたクマ!!」


球磨はそのまま地面に伏せる事で回し蹴りを回避して軸足に足払いをかける。


雨京「おっと、効かんよ!」


雨京はそのまま倒れ組み付く。傍から見たら謎の寝技タイム。もちゃもちゃしたのち、首を極められた球磨がギブアップ。戦闘終了でつ。


雨京『Win!!』


球磨「ま、負けたクマ…」

まさか球磨ちゃんが筋力対抗ロール負けるとは思わなかったクマー


雨京「まさか回し蹴りを避けられるとは思わなかった」


球磨「バランスを崩しての追い打ちは基本クマ」


雨京「それもそうだな」


木曾「すげーな球磨姉さんに勝つなんて」


電「怖いのです」


彩葉『電ちゃんの前でもう戦わない方が良いんじゃない?ww』


綾香「流石、雨京…さん」


北上「ふぅん、やるねぇ」


そんな事をしていたら、お店の中から。


多摩「何で皆居ないにゃ!!お店ほっぽって何処に行ったにゃ!!」


北上「あ、忘れてた」


球磨型シスターズは店に戻って行ったよ。


Dr.T『安定の次女、多摩ちゃん』


拓『ただいま酒盛りしよう』


彩葉『球磨型が登場したよ』


拓『ふむふむ、また戦ってたのね』


取り敢えずお昼喰いに来たんじゃないの?


雨京「そうだったそうだったご飯食べに来たんだった」


天龍「忘れてたのか」


雨京「…忘れていたぜ」


店内に戻る雨京一行。


木曾「いらっしゃい」


雨京「今度はちゃんと客だ」


木曾「さっきも客じゃなかったか?」


雨京「…文祇提督、ここのおススメは?」


綾香「チキンカツサンドかな」


雨京「…ではそれで、金は先ほど引き出したのでまだあるからここは奢るよ。皆好きなのを頼むといい」


綾香「私もカツサンドで」


暁「私はナポリタンにするわ!!」


響「私もナポリタンだ」


電「ミートソースにするのです!」


雷「それじゃ私もミートソースにするわ」


時雨「僕はサンドイッチにしよう」


木曾「飲み物はどうする?」


綾香「私と雨京さんは紅茶で皆のはオレンジジュースでお願いします」


木曾「わかった」


木曾は注文を受けると奥に引っ込んだよ。


それじゃここで一旦Cutしても良いかい?


雨京『え?ここで?』


昼食のSceneは皆が昼食になったらやるっす。


雨京『まぁ良いよ』


それじゃ次は誰行く?


Dr.T『俺様で良いか?』


拓『どうぞ俺様のおっさん』


彩葉『どうぞ黒衣のおっさん』


Dr.T『一歳年上をおっさん呼ばわりとは…まぁ良い』


Dr.T「…起きたは良いけど現在地は何処で食堂は何処だ。」


ノックが聞こえたよ。


??「失礼するであります」


Dr.T「誰だ?」


あきつ丸「私はここで憲兵をしているあきつ丸であります。食堂へ案内するのでついて来るであります」


Dr.T「了解」


では、あきつ丸に連れられて食堂に来たよ。


玖零「おはよう、昨日は眠れたかい?」


Dr.T「まぁまぁだ」


玖零「そうか、皆食事の前に紹介しよう。ドクの客人のDr.Tだ」


玖零「そしてDr.T。第一艦隊旗艦、阿武隈と外交艦のビスマルク、神風型4隻。第二艦隊旗艦、木曾と秋月型3隻と飛鷹型2隻だ」

と、紹介してくれたよ。


Dr.T『あるぇ!?こっちにも木曾が居るキソー』


彩葉『第二艦隊が防空にガン振りしてるwww』

神奈川壊滅の時に上陸して来た深海棲艦よりも艦載機の方が人間にとっては脅威だったからね。


Dr.T『しかし第一艦隊何だこれ。ナンデアブー?』


マエガミー。まぁ第一艦隊はDiceで決まったので気にするな。


Dr.T『第二艦隊は?』


飛鷹と隼鷹はDiceじゃない。空母は入れないつもりだったけど状況的に入れた。


阿武隈「それじゃぁカレーお注ぎしますねぇ」


Dr.T「カレーか」


玖零「悪いな肉は入っていないんだ。菜園で取れた野菜で作ってるから美味しいのは保証するよ」


Dr.T「大丈夫だ問題ない」


隼鷹「物足りないけどなぁ酒が欲しいよぅ」


玖零「お前にはちゃんと酒やってるじゃんか…」


隼鷹「ありゃぁアルコールじゃないよぅ…」


玖零「そう思うならちょっと量を控えて貰えるとアルコールが飲めるよ。それとも消毒用のエタノールでも飲むかい?」


隼鷹「飲用じゃないじゃないか!!提督じゃないんだからそんなモノ飲めないよ」


玖零「何故俺なら飲めると思ったのか…腹下すわw」


隼鷹「普通の人は腹下すだけじゃなく数日は寝込むだろうね」


阿武隈「もしかして、てーとく飲んでませんよね?」


玖零「飲む訳ないじゃないか…それよりも食事にしよう」


頂きますの音頭でそれぞれ食べ始める。


カチャカチャと食事の音が鳴って15分。Dr.T以外、全員が食べ終わったよ。


Dr.T『ちょ、会話も無し?てか、15分って短っ!?食べ終わったら玖零の所行くよ』


会話は殆どなかったよ。食べ終わって玖零の所に行くとザラザラと錠剤を飲んでいる玖零が居たね。


Dr.T「何飲んでるんだ?」


玖零「あぁ、ドクのサプリだよ。身体の機能を保つ為の」


Dr.T「サプリ?そんなに摂って大丈夫なのか?」


玖零「逆にこれだけ摂らないと駄目なんだ点滴の方が良いんだけどね。針とかチューブとか毎回変えないといけないから無理なんだ」


Dr.T「ドクのサプリって言ってたけど」


玖零「あぁ、この身体が動いてるのはドクのおかげだからね。あの災害で傷を負ったんだけど直してくれたのがドクなんだ」


Dr.T「彼も医者なのか?」


玖零「医者…まぁ医者かなぁ」


玖零「彼は毒薬の研究をしてるんだよ」


Dr.T「成程、だからヴェノムなのか」


玖零「多分ね」


Dr.T「ん?毒の研究者が作ってる薬?毒薬じゃないの?死なない?」


玖零「良く解ってないんだけど毒で異常を制すとか何とか」


Dr.T「あー薬も用量を守らなきゃ毒って奴か?」


玖零「まぁ、提督なんて脳味噌が動いて話せれば良いだけなんだけどねぇ」


Dr.T『こいつの感覚偏りスギィ』

しょうがないね。この人、もう壊れてますもの。


Dr.T『マジか、どこら辺が?』

そいつあ、幕間を見てください。こいつの幕間は結構数があるから、幕間の時に言ってくれればやるよ。それか仲良くなって、こいつ自身に聞いてみれば良いんじゃないかな?


Dr.T『ふむ、あい分かった。取り敢えず今日の幕間はこいつでも良いかい?』


彩葉『良いけど、ドクの方の幕間も気になるなぁ』


明日のロールは自動進行だから明日の分の幕間も一緒にやっても良いよ。それが終わったら明後日の朝からスタートだから把握yr。


雨京『ではドクと基地外の二人をよろしく頼む』


分ったけど基地外は酷くない?


雨京『クレイジーと基地外って意味一緒やろ!!』


狂人と基地外はちょっと違うよww酷い事言うなぁ。


Dr.T「身体を頑張って動かしてくれ…」


玖零「まぁ、動くうちは動かしますぜ」


阿武隈「てーとくは動かなくなるような事は絶対にさせませんからね!」


木曾「本当はここから出したくも無いんだ」


玖零「ここから出れなかったらここが攻められた時に死ぬわな」


木曾「人の上げ足を取るな!」


玖零「へいへい、んで昨日のでドクの用事は終わったっぽいけど、どうする?」


Dr.T「もう一回話したいんだが」


玖零「おk、それじゃ早速向かおうか」


二人はドクの元へ移動、それについてくる阿武隈と木曾。


Dr.T「この二人は仕事が無いのか?」


阿武隈「てーとくが倒れた時に備えての監視ですぅ」


木曾「同じくだ」


玖零「あー、お二人さんちょっと過保護過ぎやしません?それは何もする事の無いビスマルクの仕事じゃなかったかな?」


木曾「私達の仕事が無い時は好きにして良いと言っていたからな」


玖零「監視は仕事だ。役割分担があってだな…」


阿武隈「はい!それ以上はぁ、すとっぷ!」


玖零「面倒臭いから好きにしろ…」


Dr.T「何だ。この攻防戦www」


玖零「笑うな笑うな」


Dr.T「アッハイ」


彩葉『すぐに理屈をこねる姿はまんまくぅだね』

KPCだからねくぅ自身の性格を反映させてもらってるよ。


彩葉『僕KPするからコレ外伝シナリオでプレイしない?』

何でwww


彩葉『くぅと僕が一番フリーだからだよ』

あぁ、皆が集まれない時にって事ね。


彩葉『そうそう、暇じゃん?』

でも彩とんのキーパリングは完全にギャルゲーだから心が荒む。


彩葉『そういう君は僕の周りを殺しに来るよね?』

そう申されましても。探索者の周りに居る一般人何て巻き込まれて死ぬのが定石やろ…


彩葉『くぅの口に砂糖ぶち込んだらマイルドになるかなと』

既に自分で氷砂糖ガリガリ齧ってるのでマイルドにはなりませんがな。


彩葉『いや、甘いシナリオやってたら性格マイルドにならないかなと』

彩とんは登場ヒロインが殆ど病んでいるギャルゲーで甘い展開が出来ていると。そう言うのかい?


彩葉『…病んじゃうのは君の行動が悪い』

何でや!!一番無難な事をしてるだけだろうが!!www


Dr.T『二股三股が当たり前だと聞いていたがマジなのか?』

二股でも無いし三股でも無いから。


彩葉『くぅはハーレムマスターだから…』

突然、何ほざいてるん?取り敢えず何でこんな話なったん?くぅを弄るの止めちょ!!


雨京『はいはい、彼女を紹介してもらった時に2人居たのを覚えてます!どっちと付き合ってるのか聞いたら言葉濁してたけど』


拓『確実にパターンブラック…アウトだ』


雨京『そう言えば姉妹って言ってたけど…もしかして』


名状しがたきワスレールバール!!


彩葉『止めてシナリオに戻って良いのでハイ、コノハナシハワスレマシタ』


Dr.T『ワスレマシタ』


拓『メモリデリート』


雨京『え?あっ、それバールじゃないよね。俺のハリセッ』スパーン


Dr.T『雨京ぉぉぉぉおぉぉお!!!貴様よくも雨京を!!やろっぉおおおぶっ殺してやらぁ!!ひでぶっ』スパパーン


拓『景気の良い音だなぁ。落ち着け、良く見ろ獲物はハリセンだっ!?』スパン


…何やらリアルがごちゃごちゃありました。ある事無い事言ってたのでそのまま書いて、シナリオを続けたいと思います。リアルバトルの方は書かないけど。一言、ハリセンには誰にも勝てないんだよ。


それでは、ドク爺の部屋に着いたよ。


ドク「おぉ、もうそんな時刻か」


玖零「おはようドク」


Dr.T「おはざっす」


ドク「おぅ、はよう」


玖零「んじゃ俺はこれで」


ドク「んで、何か用かの?」


Dr.T「毒の研究をしているんですよね?」


ドク「うむ、そうじゃが」


Dr.T「…なら深海棲艦に効く毒はありませんか?」


ドク「これをやる。使ってみろ、結果が分かったら教えてくれい」


Dr.T「これは?」


ドクは何やら液体の様な物をTに渡したよ。


ドク「理論上は深海棲艦を弱体させる薬じゃ。くれぐれも大本営に漏れないように頼むぞ」


Dr.T「了解!んで、詳しい効果は?」


ドク「分らん、試したことが無いからのぅ。ここに来るのは艦載機位じゃ。向こうの島に空母系の深海棲艦が根城を張ってる様でな。場所的に鹵獲も出来ん」


Dr.T「こっちは隠れて色々出来ますしね。分かりました」


ドク「試験はお主に任す。結果次第で更なる薬が出来るじゃろうて」


Dr.T「そう言えば一つ、ここには飛行機が着陸出来る場所あります?」


ドク「外には出ておらんからクレイに聞け」


Dr.T「了解っす。んじゃ取り敢えずはこれで」


ドク「頼んだぞ」


Dr.T「お任せあれ!!」


雨京『不安になるからそれは止めてww』


Dr.T『クロチャーに罪はない』


彩葉『咲のネタは触れられん』


分ってる時点で触れてるじゃない。


彩葉『キャラ名は分かったけど何なのかが知らない』


まぁ良いや。取り敢えず玖零の元に行くで良いの?


Dr.T『おう、行く行く』

何処に居るのか分かる?


Dr.T『取り敢えず歩いてる奴を捕まえて提督室の場所を聞くよ』


それでは適当に歩いていたパツキンのねーちゃんを捕まえたよ。


ビスマルク「あら、貴方はドクのお客さんね」


Dr.T「玖零君の提督室は何処かな?」


ビスマルク「そっちを真っ直ぐ行って突き当りを左よ」


Dr.T「あざっす」


無事に提督室前に着いたけどどうする?


Dr.T『部屋の前に来たら聞き耳目星と行きたいけど初期値なので普通にノックして入るよ』


提督室に入ると木曾と阿武隈が秘書業務をしてたよ。


玖零「やぁ、話は終わったかい?出来れば解いて欲しいな」


提督椅子に縛られている玖零である。


Dr.T「どうなってるん?」


木曾「仕事しようとしてたからこうなった」


玖零「仕事位別に大丈夫だと思うんだけどね」


Dr.T「何処か悪いのか?」


玖零「あー悪いと言うか持病みたいなもんだよ」


木曾「ペンも持てないのに仕事しようだなんて邪魔にしかならないからな」


ちなみに阿武隈はひたすら書類を整理してるね。


玖零「と言う訳で話すだけだから解いてくれ」


木曾「駄目だ」


玖零「そうか…しょうがない。木曾、両手を前に出して」


木曾「おう」


玖零「ちょっと待ってね。はいおk」


木曾「あ?何で両手縛られてるんだ?ちょ、外せない」


玖零「縄抜け位は出来なきゃ駄目だよ」


木曾「嘘だろ…椅子ごと縛ってた筈だぞ」


玖零「まぁそれ位なら何とかなるし。Dr.T、ちょっと外に出ようか」


Dr.T「ああ、分かった」


二人は部屋から出る。


木曾「ちょ、解いて行ってくれ」


玖零「君は俺が解いて欲しいと言った時に解いてくれたかな?」

と玖零は言ってから廊下を進む。まぁ、Dr.Tはついて行くよね?


Dr.T「もっともすぎるww」


玖零「まぁ落ち着けば解ける結び方だよ無理矢理外そうとすれば締まる」


そんな事を話しながら中庭の家庭菜園に来たよ。


玖零「ここなら取り敢えず落ち着いて話が」


秋月「司令、コオロギを磨り潰した物は何処に置きました?」


照月「秋月姉!それならこっちにあったよ」


秋月「照月、ありがとうございます」


Dr.T「…コオロギ?」


玖零「あぁ、天然虫よけの材料だ」


Dr.T「コオロギで虫除け?」


玖零「トウガラシやら何やら材料を全て粉にして混ぜて撒くと野菜が虫に食われにくくなる。祖母に昔、教わったんだ」


Dr.T「へぇ、成程」


玖零「まぁそんな事は今は重要じゃないな」


Dr.T「この鎮守府に飛行機を止められる所はあるか?」


玖零「んーむ、荒れ地過ぎて飛行機が着陸出来そうな場所は無いな」


玖零「って君達の泊地から飛行機を本土まで無事に着くことが出来るのか?」


Dr.T「高度3万キロ以上を飛行するからな」


玖零「それなら確かに砲撃も届かなさそう…」


Dr.T「まぁまだ作成中なんだけどね」


玖零「わくわくするね」


Dr.T「水陸両用偵察機とか胸熱だぜ」


玖零「ん?水陸ってことは水上にも着陸出来るの?」


Dr.T「おうよ!!」


玖零「それならここの裏にある湖みたいなところに着陸させたらどうかな?」


Dr.T「お、ちょっと案内して貰っても良い?」


ここでDiceかな。玖零君のCON値ロール!!( `w´)ノ^。コロコロ


Dr.T『え?何それ』


玖零が案内しようと一歩踏み出した時、そのまま地面に頭から突っ込むよ。


玖零「あ、あーちょっと誰かに言って車椅子持ってきてくれるように行ってくれない?」


Dr.T「お、おう分かった」


Dr.T『中庭何だよな?菜園で農作業をしている秋月達が居る筈だ』


菜園の方に居た秋月達に声を掛けたよ。


秋月「司令が?分かりました。すぐに車椅子を持ってきますね。照月と初月は作業を続けておいてください」

と言って車椅子を持ってきてくれたよ。


Dr.T『意外と頻繁に動けなくなってるのかな?艦娘が手慣れとる』


Dr.T「車椅子持ってきましたー」


Dr.T『車椅子に乗るのを手伝ってあげるよ』


玖零「あぁ、ありがとう。よし、それじゃ行こうか」

玖零が車椅子の肘掛けにあったレバーを動かすと車椅子が動くよ電動車椅子の様だね。


玖零に案内されると確かに鎮守府の裏に大きな湖の様な窪地があったよ。

Dr.Tの見た感じでは確かに着水には問題なさそうな感じはしたよ。ただ、水底には微かにビルの屋上が見える。


Dr.T「あれは…もしかしてビル?」


玖零「あぁ、地面が陥没してそこに水が溜まっただけだからね。」


Dr.T「成程。着水は大丈夫だと思うけど潜水は無理そうだな」


玖零「え?水陸両用って潜水も出来るの?すげぇ」


雨京『普通に凄いよねww』


彩葉『ガンダムだってアッガイは水陸両用だぜ。宇宙は行けないけど』


ちなみにくぅはラゴゥガン押し。ラゴゥと虎仕様ガイアとシュピーゲルがエクバでのお気に入り機体やで!下手くそだけど。


彩葉『くぅの射撃は何故か当たる…本人は格闘大好きだけど。ヒルドで格闘だけで勝とうとするのはくぅくらいじゃなかろうか』

でも、ヒルドの横格って射撃だと思うんだ。


それよりも続きや。


Dr.T「超高度の上に地面よりも低く飛べる設計だぜ」


玖零「完成したら是非見せてくれ」


Dr.T「おうよ!そう言えば、ここの提督はお前一人なのか?」


玖零「そうだよ。俺が居ない時は阿武隈が一応代わりをやってくれている」


Dr.T「へぇ、クレイジーって呼ばれているのは何で?」


玖零「一人でここに居を構えてるからじゃないかな?復興鎮守府作るのに色々無茶な事したし」


Dr.T「成程そう言う事か」


玖零「その無茶な作戦でも艦娘の損害を一切出してないからね」


Dr.T「成程」


玖零「俺には艦娘を使いつぶせないし…嫌われてしまったらさっきみたいな状態で助けてくれるわけが無い」


Dr.T「あの状態で放置されたらヤバイナ」


玖零「そうそう、だから嫌われる事なんか出来やしないさ神風型には怖がられてるけどね。む、そろそろ戻らないと」


Dr.T「どうしたんだ?」


阿武隈「てーとく、敵艦載機が来てるよ」

あぶーが呼びに来ました。


Dr.T「良くここに居るって分ったな。」


阿武隈「車椅子にGPSが仕込んであるからぁ何時でも何処でも場所が分かるんです」


Dr.T「成程、では戻りますか」


玖零「話の途中ですまんな」


Dr.T「戦闘があるなら指揮官は戻らないと駄目ですしおすし」


場所が変わって鎮守府屋上。


玖零「さて、防空戦だ。方向は南から28機だからそう多くは無い。飛鷹隼鷹、艦載機を飛ばせ」


飛鷹「分かりました。攻撃隊、発艦開始!」


隼鷹「あいよー、ここで全力で叩けば速く終わるんだろ!者共かかれー!」


玖零「あ、南東からも10機の艦載機来てる。秋月と照月はこれを迎撃。初月と木曾は西と北を目視で監視しておいて」


ちなみにここまで指示を出す玖零はレーダーとかを見てないよ。


Dr.T『これがこいつの能力か…確かに死ぬ事は無さそうだな』


玖零が視ている世界はこのままの状態ならこうなると言う組み立てられた世界だよ。これが彼の能力の一部です。

幻視に加えて玖零自身の知識で組み立てられた世界って事ね。

それと彼は確定された未来を視る事も出来るよ。こっちは組み立てられた世界を視るんじゃなくデジャヴュの様にあぁ、この展開はこの先こうなるなと感じるモノだけど。


Dr.T「レーダも無いのに良く解るものだな」


玖零「未来予測は得意なんだ」


Dr.T「未来予測ってより未来予知並じゃないか…」


玖零「精度は確かに高いよ。でも確定された未来でなければ未来予知とは言えないよ。俺が予測したのは敵艦載機がどの方向から来るのかを視ただけでこちらから迎撃をだしたから南の艦載機はここには来ない未来になるだろ?」


Dr.T「成程、あれ?でも予知も似たようなモノじゃ?」


玖零「予知と言うのは必ずそれが起こる事が確定しているんだよ。だから基本的に予知で得たことはそれが起きても大丈夫な様にするしかない」


Dr.T「成程、変更不能な未来は確かに避けようがないな」


飛鷹「提督、目標、撃墜しました」


玖零「おk、なら帰還させちゃって」


隼鷹「あいよー」


秋月「司令、対空射撃をします」


照月「長10cm砲ちゃん、頑張って!」


秋月と照月は見えて来た敵艦載機に向けて対空射撃をし始めたよ。


玖零「頑張って」


木曾「なぁ提督、こっちからは来ないのか?」


玖零「今の所は来ないね」


初月「こちらの方は?」


玖零「そっちも無いな今日は38機だけか」


秋月「敵艦載機10機を撃墜しました」


玖零「お疲れさん、んじゃ解散」


阿武隈「てーとく、お昼ご飯は?」


玖零「むん、もうそんな時間か。たしかスパゲッティがあった気がする。適当にナポリタンでも作るか」


木曾「それだったらプチトマトのスパゲッティが良いな」


玖零「爆弾スパゲッティか…駆逐艦達には不評だったけど」


Dr.T『爆弾スパゲッティなぁ、お前猫舌なのに何であれを作ったのか』

料理の創作は楽しいでしょ。確かに美味しいけど食べれないw口の中火傷するwでもアツアツのプチトマトを噛み締めると美味いんだよ…しばらく美味しいものが美味しいと感じられなくなるけど。


Dr.T『それ舌死んでるぅ火傷して味蕾死んでるぅ』


彩葉『僕の料理よりくぅの料理の方がヤバイでしょ』


雨京『いや、くぅの奴はネタ作以外はまともだから…彩ちゃんの料理は辛味オンリーで喰えないじゃん』


拓『辛いケーキとか食べたくないよ』


彩葉『苺ジャムの代わりに唐辛子ペーストを』


アカン…取り敢えずDr.Tもお昼ですね。次は彩葉と拓どちらがする?


彩葉『僕、最後で良いよ大本営気になる』


それでは拓からスタートで。



拓はドアがノックされる音で目を覚ましたよ。


拓「はい」


誠「失礼します。起きてたんだね」


拓「丁度、目を覚ましたところです」


誠「そうか、なら良かった。朝食の時間だから呼びに来たんだ」


拓「分かりました」


雨京『そう言えば俺ら寝てる時、外着のままよね』

…確かにwwwまぁそこは別に問題ないかなとww


拓『爺ちゃんと誠君と僕だけでしょ?別に話す事無いよね?』

つまり?


拓『飯スキップで大本営行こう』

k…しょうがないね。色々イベント入れてたんだけど。


拓『構わないよ』


しょうがない。では、大本営だ。


大本営・任務課。


応接間、拓の目の前には猫の尻尾を握っている女の人が座っている。


拓『猫吊るしぇ。どうしてこんな状態に?』


それは少し前に遡る。

朝食を終わって出発する時に午前中に終わらせた方が良いという事で、午前中は任務課に顔を出すことになった拓。

任務課に着いた時にここで待つように目の前の妖怪さんにジェスチャーされ待つ事30分経過、何故か拓は話してはいけないような気分に駆られ、30分の間沈黙を保っていた。


大淀「お待たせしました」


拓「どうも、呼ばれてきました」


大淀「貴方が永井さんですね」


拓「はい、そうです」


大淀「それで来てもらった理由なんですが、どう致しました?」


拓「いえ、いつの間にかここに案内してくれた方が消えていると思いまして」


大淀「どなたでしょうか?受付の方以外は今は出払ってしまって居ない筈ですが」


拓『お化けだ!!と言うのは置いておいて、この受付の人だったのかな?それか、僕のキャラが違和感なく認識してたという事なら妖精という事になるかな』

さぁどうだろうね。


拓「あぁ、気のせいですかね」


大淀「そうですか?」


拓「それで僕がここに呼ばれた理由は何でしょう?」


大淀「そうでした。まずは、ここの説明から行きましょう。ここは任務課と言って大本営の発行した任務を受けたり報酬を受け取る事が出来る所です」


大淀「泊地には一番、本土に来やすい方がここに顔を出してもらう事になって居ます」


拓「それで僕が呼ばれたのか」


大淀「そう言う事ですね。月に一回は何時でも良いのでここに顔を出してください。その際に報酬を一括でお渡ししますので」


拓「分かりました」


大淀「では今回はこちらの開発資材をお持ち下さい。第一線泊地奪還の報酬です」


大淀「あ、そうそう。誠元帥に言伝を早く泊地の名前を決めて下さいと伝えておいてください」


拓『衝撃の事実、泊地の名前決まってない』


Dr.T『こういうのって爺さんが決めるんじゃないの?』


雨京『誠元帥、拉致られるように泊地に行かされたし泊地の名前云々って聞いて無くない?』


彩葉『つまり名前の決定権は拓に行くのか』


そう言う事になりますね。


拓「え?うちの泊地の名前決まってないんですか?」


大淀「基本的に上の人が用途に分けて付けるんですけど、あそこだけ特殊何ですよ。参謀長が半年位で作っちゃった場所なので」


拓「半年?」


大淀「四月位に話が上がって今月には完成して人も入っちゃいましたからね。何故作られたのか、そんな噂で持ち切りですよ」


拓『今月って何月だっけ?』

今日は10月25日火曜日だよ。


拓『10月か…というか4月って超特急だね』


拓「取り敢えずは言っておきますね」


猫吊るし出したけどやっぱり妖精だよね。


拓『なのかなw』


羅針盤の妖精の親戚っぽいから妖精か。

さて取り敢えず午前の予定が終わって昼だよ。取り敢えず任務課から出たところでDiceを振ってくれたまえ。


拓『41だよ』


ふむ、任務課から出た拓は妖怪猫吊るしと笑いながら話してる豊臣爺ちゃんを見つけたよ。


拓「あ、爺ちゃん」


豊臣「おぉ、来たか。昼飯を食いに行こう」


拓「案内してくれてありがとう」


拓『猫吊るしに声を掛けとくよ』


豊臣「そう言えば妖精が見えるんだったな」


拓「やっぱり妖精ですか」


妖怪猫吊るしは親指をグッと立てて手を振って去って行ったよ。


拓『マジイケメン』


豊臣「んじゃ食堂に行くぞ。先に誠は席を取ってくれてる筈だ」


と言う訳で食堂に移動。


拓『それじゃ彩葉のSceneだね。あ、開発資材ってどのくらい貰えたの?』

開発資材は50個貰えたよ。


それじゃ短かったけど彩葉のScene行きましょう。


彩葉『拓が珍しくSceneをしたので代わりに僕がスキップするよ』

そういうの良いから。


彩葉『駄目なの?拓は良くて僕は駄目なの?』

拓はちゃんとここは何々をしてイベントも特にないでしょって言うからスキップしても良いって言ってるんだよ?


彩葉『なら僕は午前中は仕事をするから特に何もないよね?』

残念だけどそっちにはイベントがあるんだよ…拓の仕事はVS機械が基本だから話すとしたら妖精かな…意思疎通は出来ても会話は難しいかな。ジャンゴウ位?


彩葉『そう言う事なの?』

そう言う事です。まぁ仕事してるんでしょ?なら艦娘との会話はあるでしょう。



彩葉「おらー昨日の仕事があるぞー。やるぞー。」バサバサ


朝食が終わった彩葉達は昨日してない仕事を終わらせようとしていた。

朝食をスキップの上に突然始めるの止めい(´・w・`)ショボーン


雪風「しれぇ!体調は大丈夫ですか?」


彩葉「大丈夫だ問題ない。」カチカチ


神通「提督、午後の予定は空けておいてくださいね…?」


彩葉「え?何で?」ピタッ


神通「えぇ、体調が良さそうなのでちょっと鍛錬をして貰おうと思いまして」


彩葉「えぇ…鍛錬は嫌だなぁ。と言うかどうして?」カキカキ


神通「提督には司令官としての役割を知ってもらいます」


不知火「司令、頑張ってください」


彩葉「え?何を頑張るの?」カキカキ


漣「神通さんの指導は厳しいですからね(*´ω`)」


彩葉「漣は書類追加ね。」ドサドサ


漣「何と!?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーンそんなぁ!(´;ω;`)」


彩葉提督の時間はまったりと過ぎていく。お昼の時間には仕事は終わったよ。


彩葉『ここで終わり?』

うむ、ごちゃごちゃ言わなかったらDiceは振らないイベントだし、すぐに済んでた。午後は長くなりそうだけど。


彩葉『サーセン』


と言う訳で雨京のSceneへ戻りまーす。


雨京『よし来た』


では北上さんが適当な感じで品物を届けてくれたよ。


北上「ご注文の品です。カツサンド2とナポリタン2とミートソースが2つサンドイッチ1つに紅茶が2つとオレンジジュースが5です」


雷「待って、天龍さんのを頼んでないわ」


北上「えぇ、面倒だから木曾を…」


大井「北上さん!私がやるので大丈夫です。ほら天龍、早く注文しなさい!」


天龍「あれ?料理が来てる…んじゃ、カツ丼で」


北上「このラインナップでカツ丼を頼む人をあたしゃ初めて見たよ」


天龍「えー、そんじゃ俺もパスタで何でも良いよ」


大井「分かりましたパスタですね。楽しみにしてて下さい」


そう言って北上と大井は厨房の方へ。


雨京『イカスミパスタとかそっち系かな?』


Dr.T『いや、ここは敢えてソース無しじゃないか?』


拓『爆弾スパに一票』


彩葉『Dr.Tの昼食とシンクロさせないでしょw』


多摩「何で多摩がこんな罰ゲームみたいな事をしないといけないにゃ」

と言いながら持ってきたのはパスタにかつ煮が乗っている料理だったよ。


天龍「ふぁっ!?どうしてこうなった!?これ持ってくんなら普通に御飯に乗せてくれよ…」


多摩「注文はこれじゃなかったにゃ?」


雨京「…美味しいのか?これ」


多摩「かつ丼が美味しいんだからきっと美味しいにゃ」


天龍「試してみるよ…」


それでは食事開始です。


雨京の頼んだカツサンドはソースがパンにまで染みてるけどサクサクしててとても美味しいね。どうやらパンの方にソースが塗られててカツは揚げたての様だ。


雨京「う~ま~い~ぞ~by牧場物語」


綾香「口にあって良かったです」


雨京『なんか台詞の後にBy付いてるけどwwwルンファでも良くない?』

これの元ネタは牧物だと思ってます。


暁「やっぱりここのパスタは美味しいわね」


響「そうだな」


電「美味しいのです!」


雷「あぁ、電ほっぺにソースが付いてるわ。ほら拭ってあげるわ」


天龍「パスタにソースが絡まないぞ…くっ、これは…」

カツ煮のタレが絡まなくて苦戦しています。


時雨「確かに美味しいねマスタードが効いてるよ」


雨京「やはり食べにくいだろww」


時雨「本当、食べにくそうだね」


天龍が食べるのに時間が掛かったせいで昼食が終わるのが時間かかったよ。


雨京『茶番を勝手にしておいて時間を奪うとは…』


と言う訳で食べ終わった。雨京一行はどうします?


雨京「頼んだものを受け取ってくる。少し待っててくれ」


暁「分ったわ!」


では雨京は皆を置いてダウィンチの工房へ行きました。


雨京『あ、これは彩葉の案が来るんじゃない?』

はいはい、そんな事は気にせずにと言うか暁型ナンパされるの?保護者らしき人も近くに居るのにww


雨京『文祇と天龍がナンパされるのは?』

子連れをナンパする人って居るのかな?


彩葉『ハイエースワゴンとかは?』

…ハイエース好きだなお前wwwてか6人纏めてハイエースする奴何か居るの?


取り敢えず。ダウィンチの元へ。


モノクマ<やぁやぁ、いらっしゃい。注文の品は出来てるよ。その名も防破チョッキだ>


ダウィンチ「防弾に加え防刃!破壊するモノは全てを防ぐことが出来る!!しかし着用者が認識してる物だけだ!」


雨京『ふぁっ!?不意打ちは意味ないとか意味が無い!?』


モノクマ<防弾と防刃は認識してなくても大丈夫だから安心してねぇ>


雨京『成程…前方から来る攻撃は全て防げるチョッキか…強い』


拓『なん…だって?そんな代物怖くて使えないよ』


ダウィンチ「あっ、注意だけどチョッキに覆われてる所しか守れないから爆弾とかの爆発に巻き込まれたら頭と手足は吹っ飛ぶよ」


雨京「意味ねぇ…」


拓『基本撃ち殺されるのって脳天だよね…心臓を撃ってくるのを祈るしかないゲーwww』


雨京『まぁ元々想定の性能よりも高いから文句は言わないでおこう』


Dr.T『それな。高いけど欠点を並べられると性能低く見えるww』


雨京『よく考えたら爆発したらチョッキごと吹っ飛ぶもんね』


拓『あれ?チョッキごと吹っ飛んだ方が生き残る確率高くない?頭吹っ飛んだら即死でしょ』

気付いちゃった?ww


彩葉『こいつぁとんでもない欠陥品だよぉ』


これをプレゼントするかしないかは雨京次第。


雨京『これ彩葉に渡した方が有用な気がしてきた…』


彩葉『僕だったら手足吹っ飛ばないよね』

はっ確かに。


拓『…僕じゃなく彩葉に着てもらえば?僕、前線出ないじゃん』


雨京『だから、危ない奴と交渉する時はコミュ特化の拓が行く事になるじゃない?』


Dr.T『それに対策して防弾防刃チョッキって事だよ』


拓『あぁ、そっか…自分も死んじゃうから爆弾何か使わないよね…』


彩葉『部下に爆弾を仕掛けさせるとかあるかもしれない車に爆弾とか』


拓『乗るとしたら船だよね…流石に船だと巻き込む人数が多いからして来ないでしょう』


Dr.T『そうだねそう信じようか』ニコヤカ


モノクマ<これだけ備えれば文句はないでしょう?>


雨京「あぁ、ありがたく頂くよ」


ダウィンチ「また来てね」


雨京は工房を後にした。


雨京が外に出ると騒がしい音が一切が消えた。綾香に銃を突き付けてるローブの男達が居るよ。雨京の所からは顔は見えない。


雨京『…どういう状況?数と銃を持っている人数は?』

銃を持っているのは二人で取り囲んでいるのは優に10人を超える。


雨京『ナンパ男の方がマシだという事は確かな状況だと分かった。取り敢えず銃を持ってる者を何とかしよう。取り敢えず運転手の所に行くぞ』


運転手「おや、お嬢様達は?」


雨京「ちょっと質の悪い奴らに絡まれてるみたいだからあそこに突っ込んで」


…Why?


雨京『ん?何かおかしい事言ったかな?』


車で突っ込むの?


雨京『銃を持ってる奴を一人轢いて貰えば俺がもう一人倒して尚且つ車に綾香達を回収出来る。良い考えだろう?』

マジで君の思考回路は洋画の主人公だよね。


雨京『んで、許可は貰えるかな?』

このイベントが意味ない事になる可能性が高いけど許可してあげよう。意味が無い事に意味があるって事にしよう。


雨京『やったぜ!!』


運転手「あそこに囲まれているのはお嬢様!!突っ込みます捕まってて下さい!」


雨京「銃を持ってる奴が二人いるどちらでも良いから轢け。轢かなかった方が俺がヤる」


では、運転手は超ノリノリで景気良くローブの壁に突っ込み。銃を綾香に向けて艦娘達の方を向いているローブを轢いたよ。


??「ナンダド!?兄ぢゃん!!」


雨京「誰に銃を向けている。銃を向けるという事は自分が殺されても文句は言えないだろう?死ね」


??「ヂッ、たいぎゃくだ。弟よ」


轢いたローブは風に舞って何処かへ飛んでいったよ。雨京が刀で切りつけると轢いてない方のローブがバッサリと切れます。


??「兄ぢゃんいだい!!」


他のローブも次々と空に飛んでいくよ。切られたローブは何か赤っぽい液体をまき散らしながら空に逃げて行ったよ。


雨京「逃げたか…」


綾香「ありがとうございます…」


暁「あの人達…何だったのかしら?」


天龍「とても臭かったな」


雨京「こちらからは顔が見えなかったが見たか?」


時雨「全然見えなかったよ…まるである筈の頭が無かったみたいに」


雨京「何か言っていたか?」


響「にあ?は何処だって言ってたよ」


雨京『臭い匂いに濁声…これクトゥルフだwww』


Dr.T『でも深き者どもがローブになって空に逃げるなんて出来るのか?』


拓『それにニアって誰ww』


彩葉『はいはい、ニャルラトホテプの事じゃない?』


雨京『何で文祇提督達がニャルラトホテプの事を知ってるとあいつらは思ったんだ?』


ちなみに雨京はああ言う怪異には慣れてるので基本的にSANCはしないよ。神々を見た場合は別だけど。

でもリアルの雨京は勝手に発狂する場合があるけど。


雨京『ドヤァ』


まぁ開始時にSAN値半分払ってる訳だからね。


彩葉『KP雨京のSAN値半分でも僕より高いんですが』


…頑張って生きてくれ。


雨京『てか濁声過ぎてにあとしか聞こえなかったのだろう。だが分からん何で深き者がニャルラトホテプを探してるんだ』


(何でニア=ニャル様と確定してるのだろう…まぁ毎回人間形態は出しているしな。Dr.Tはもう誰がニャル様なのか分ってるだろうな。まぁ分ってなかったとしても何れ分かるけど)


イヒヒヒヒヒ、続けようか。


取り敢えず雨京一行はローブの集団と知り合いました。


雨京『あぁ!!目星使うの忘れてた…せめてローブの色位は教えてくれ』


しょうがないにゃぁ。ローブの色は色とりどりでどの色と言うのは無いよ。喋ってた二人は濃い青…藍色だったけど。


Dr.T『あぁ、中身があったのはその二人だけか…』


雨京『そうなの?』


Dr.T『多分、周りのローブは人避けとか音とか漏れない様に使った結界の道具みたいのなんだろう』


(うわぁ、間違っては無いなぁ…)


んじゃ、アミューズメント施設行く?


雨京『あ、うん忘れてたよね。てか何で神話生物が町中に居るんだよ…』


Dr.T『多分、ダゴンの教団の一員なんじゃないかな?』


雨京『あぁ、教団だったか』


彩葉(僕は何も知らない)


アミューズメント施設には音で溢れてるよ。


響「あ、これ那珂ちゃんのライブDVDじゃないか」


暁「あら本当だわ」


那珂ちゃんは艦娘の広告塔だよ。大本営の那珂ちゃんはガチアイドルしてるよ。アイドルが任務だよ。


雨京「海軍はそんな事までやってるのか…」


響「そう言えば陸軍でのプロバガンダは行われてないね」


雨京「まぁそれで来る奴が居ても死んじゃうし」


天龍「まぁ、だろうな」


雨京「あー、いやうちの師団だけかもそれはww陸軍内での派閥争いが凄くてね」


電「聞かないでおくのです」

と光の無い目で電ちゃんはおっしゃっております。


雨京「あっはい」


綾香「久しぶりに来たけど相変わらず凄い音」


雨京「俺なんか―」


雨京『おいKP高校生謳歌してたの何年前って事になるんだ?』

え?あ、んー…そう言えば決めてなかったっけ?何年前が妥当かな?


4、5年前かな?彩葉が海軍兵学校を卒業手前で泊地に来たわけだし?

深海棲艦出現が5年位前で神奈川半壊がその一か月後でその次の年に雨京と彩葉はそれぞれの兵学校に入学か。

んで、雨京の方は1年経たずに兵学校から陸軍で彩葉は卒業手前で泊地に来たって感じだったかな?


雨京「俺なんか4,5年ぶりだな」


暁「娯楽は楽しまないと損だわ!」


電「突撃なのです!」


暁型はゲーセンに突撃して行ったよ。


天龍「おい、お前ら迷子になるぞー。提督なんかあったら連絡してくれ」

天龍はそう言って暁達を追いかけたねぇ。


残ったのは綾香と雨京としぐちゃんだよ。


Dr.T『しぐちゃんwww』

え?何にウケたの?


Dr.T『何でもない。俺様が滑っただけだった』


さて雨京はどうする。


雨京『今ローブの事を気にしても仕方ないから普通にゲーセンで遊んでみるよ。ローブについては取り敢えず戻ってから紅さんに聞いてみよう』


綾香「ではどうしましょうか?」


雨京『行動権は何回位だ?』

んーDice振るわ( `w´)ノ^。コロコロ…3回だね。


雨京「取り敢えず、文祇提督のやりたいモノで良いですよ」


綾香「ではメダロットをやりましょう」


綾香が指定したのはメダロットフルバーストと呼ばれるモノだよ。


雨京『思うんだけどメダロット好き過ぎでしょ』

各クワガタカブト更にコレクションまでゲームボーイソフトは確保してあったからね。


Dr.T『何故に過去形…あぁ、DEVILMOTHERに壊されたのか…』

せや…( ;w;)


さて綾香の奴は白い帯の様な機体だよ。このゲームは誰かとタッグを組んで戦うんだよ。


彩葉『システムがガンダムwwww』


Dr.T『白い帯みたいな機体ってサクリファイスゲーwww』


雨京の機体は勿論クワガタだよwww


雨京『流傘はハンマーじゃないからぁ…』


対する相手はザリガニ型とゴッドエンペラーだよ。


彩葉『まさかの弾幕ゲー、クワガタと幽霊で勝てる未来が見えなくない?』


恨むのならDiceを恨んでね♪


雨京『流石に辛いな…』


まぁSラン機体でも相手が上手くなかったら勝てるでしょ。


まぁ戦闘は面倒臭いので結果だけ。Diceの高い方の勝ちだよ。


と言う訳で奇跡が起こって初心者狩りのザリガニエンペラーが負けたよ。ちなみに綾香の機体が開始して速攻でやられたよ。


綾香「雨京…さん凄い!!」


彩葉『初狩りってまさかくぅと駅前のゲーセンでマキオンやりに行った時の…』

そうあの人達。ラゴゥでぼっこぼこにされておこになったからシュピーゲルでエクシア断罪してあげた奴ねw初心者ラゴゥとアッガイに対してエクシアとユニコーンで勝った上にざっけぇざっけぇ言われてもねwwwガードも出来ない初心者はユニコーンに近づけまてんwwエクシアは2落ちしてたくせにざっけぇ言ってたのエクシアよwwwシュピーゲルは後格の畳返しが弾防いでくれるから楽よね。


彩葉『ガード出来る様になりなさい…てか僕のユニコーンにあんな初狩りのユニコーンが勝てるわけが無い』

意識して出来ないんだよぅ…


彩葉『まぁ良いや…つまり次の展開は読めたぞ。あの時と同じようにイチャモンつけてくるんだな』


あーうん、そこは間違ってないな。


??「兄ぢゃん!!あいづらづよい!!」


雨京『えぇ、さっき別れたばっかりやん』


??「あのぎだいでごのぎだいにがでるわげがないヂードだヂード!!」


??「おいでめぇ!?あっ」


無駄にデカイ魚っぽい頭の人物が雨京を見ると…仮に魚兄と魚弟と呼ぶことにしよう。


魚兄「逃げるど弟よ!!」


魚弟「あい兄ぢゃん」


ダッシュで逃げだした。


雨京『追いかける?』


彩葉『追い掛けない』


Dr.T『追い掛けろ!!』


拓『文祇提督を置いてくつもり?』


雨京『…それもそうか。目的は文祇提督っぽいし』


雨京「対戦相手があいつらとは…」


時雨「提督追いかける?」


雨京「いや、放っておけ」


時雨「分った」


文祇「追い掛けなくて良いの?」


雨京「狙われてると仮定してる君を置いて追いかける訳には行かないよ」



んじゃちょこっと悲しみの魚達のScene。


魚弟<兄ぢゃん!!あいづおいがげでごないよ!>


魚兄「ぐぅ…作戦じっぱいが」


魚弟<兄ぢゃん!!あいつもにゃのごど、じっでるんじゃ?>


魚兄「あんな奴を脅しでぎげる訳が無い」


魚弟<ぞれもぞうだね兄ぢゃん>


SceneCut


彩葉『成程、頭がちょっと弱い子達なのは分かった』


拓『やっぱり囮だったか』


Dr.T『(;´・ω・)』


さて、魚共を無視した雨京はどうしますか?


雨京「次は何をしましょう」


時雨「そう言えば僕たちがモデルのゲーム筐体が出てるみたいだよ」


雨京「それをやるか」


艦これの筐体を楽しんだよ。


雨京「フルスロットル楽しいな。あ、燃料が無い」


時雨「あぁ、大破しちゃった五月雨…」


雨京「撤退だ撤退」


綾香は微笑みながら雨京と時雨を見ているよ。


雨京「どうしたんだ?文祇提督」


綾香「え?いや、兄妹みたいだなって思って」


雨京「どちらかと言えば娘だな」


時雨「娘…」


雨京「部下は俺の子だからな」


綾香「あ、そうなんですね。取り敢えず次行きましょう、次」

時雨の様子を察した模様


雨京「あぁ、次はどうする?」


時雨「お父さんのやりたいモノで良いよ」


雨京「…あぁ、それじゃぁクレーンゲームでも」


では古き良き生き物クレーンが置いてあるよ。入ってるのは伊勢海老だ。


彩葉『僕のセッションで定番の友情出演だよ!!って事は店長も友情出演?』

店長はまだ確定してません。


では釣れるか釣れないかは雨京の幸運次第!!


雨京『…相変わらず思うんだけど生き物クレーン持って帰るの大変そうだよね…』


無駄な所でCRITICAL乙!!(はい、釣れた!!一発成功文句なし!!)


彩葉『多分くぅの本音と言おうとしてる事が逆になってる』


雨京『CRITICALの無駄遣いをしても問題ないと今までで確定してるでしょ』

何回かFUMBLE一発で死んでる方が何か言ってるよ。


雨京『大丈夫だ。どうせFUMBLE出さなくても死ぬ時にFUMBLEが出てるだけだから』

あれ?本当だ。でもFUMBLE出さなかったら死は回避できる筈なんだけどな…


綾香「…これ取ってどうするの?」


時雨「文祇提督の家で調理できるのかな?」


綾香「厨房はあるけど、出来るかな?と言うより調理出来る人居るのかな?」


雨京『出来る人居るの?』

今朝の朝食を作った人は居るよ。


雨京『…使用人の描写とかなかったけど料理長的なのが居るのかな?』


まぁ取り敢えずそんな感じでアミューズメント編はおしまいだよ。


雨京一行は文祇邸に戻りますた。


それでは次Dr.Tかな?


Dr.T『あいあい』



玖零「T、午後はどうする?」


Dr.T「ここの鎮守府を見回っても良いか?」


Dr.T「うちの泊地、食堂と工廠と港しかなかったからな必要な設備を確認したい」


玖零「なんと、そっちも似たような感じだったのね。」


Dr.T「え?まさかここも?」


玖零「あー、ここは一から作ったんだよ民間の会社に頼んでね。だから海から少し離れているんだ。と言うか元々ドクの家があった場所に作ったんだよ」


Dr.T「成程、あれ?ここって海軍の施設じゃないの?」


玖零「一応、ドクの家だよ。海軍にも陸軍にもドクが交渉してる。居を移すつもりは無いって言って防衛に俺を名指しで指名した感じだね」


Dr.T「発言力有り過ぎだろ…」


玖零「まぁ何処ぞの奴が艦娘連れて出てきて防衛をこいつに任すとか言われて海軍も良い顔はしないだろう」


Dr.T『え、待って…そう言えば深海棲艦出現して一か月で神奈川が半壊したんだよね?』

うん、そうだよ。


Dr.T『その時に艦娘は確認されてたの?』

居ないよ。


Dr.T『何時頃発見されたの?』

神奈川半壊のちに各地で発見された事になっているよ


Dr.T『一番最初に発見された艦娘ってのは?』

うん、彩葉が授業で習ってるから彩葉に聞いたら?


彩葉『誰なの?リアル知識として共有しておく。必要ならセッションの中でも聞いて』

一番最初に発見された艦娘は―


阿武隈となっているよ。ちなみにこれはガチでDice振って決まってしまったので文句は受け付けないよww


彩葉『ちなみに発見者は?』

ドクターヴェノムだよ。


Dr.T『うぇーい!!やっぱりぃ?』

まぁ後は神奈川を半壊で抑えた貢献者として玖零の名前が挙がってる位だね。

それによって復興を任されたっぽい感じだよ。


まぁそのことをDr.T自身は知らないし聞く事は出来ないでしょう。


Dr.T『おぅ…嘘ん。まさか彩葉を連れて来れなかったのはそう言う意味なのか…?』

普通に考えて砲撃受けて寝てる人を働け働けェするほど誠君は鬼畜なのかと言う話なんだが…あれが無かったら皆で行けたでしょう、きっと。


彩葉『ごめんよ皆ぁ』


拓『ぶっちゃけこれエピローグと言うよりも次のセッションのプロローグでしょww』


雨京『もう次のセッションは始まっているのだ!!』


まぁ、間違ってないよ。


それで?Tは結局どうするの?


Dr.T『鎮守府内の施設を適当に見て回るよ』


玖零「それならあきつ丸を案内に付けよう」


あきつ丸「呼んだでありますか?」


玖零「うん、呼んだ。君達艦娘は皆、地獄耳だよね…」


あきつ丸「実はGPSの他にも盗聴器も仕込まれているであります」


玖零「…ほむ、またか」


あきつ丸「私は頼まれただけであります。犯人は阿武隈殿であります!!」


玖零「まぁ気にしたってしょうがないね。これか…」

玖零は立方体の何かを指で潰したよ。


Dr.T「案内してもらっても構わない?」


あきつ丸「見回りも出来て一石二鳥なので構わないであります」


彩葉、暇だからってNPCを操作しないでくれないかな?


彩葉『駄目?こっちの方が面白いでしょ』

なんで盗聴迄されてるんだよww


彩葉『異常に気付いてすぐに駆け付ける為に決まってるでしょ』

決まってるの!?


まぁいいわ…取り敢えずあきつ丸に施設内を案内してもらったよ。

と言っても空き部屋が多いだけで施設は君らの泊地と変わんないね。


Dr.T『それならイベントのある場所だけ描写してくれれば良いよ』


ほいほい、それでは最初は中庭です。


あきつ丸「ここには菜園があるのであります。玖零殿が作り始めてそれを皆さんが手伝う様になってついに中庭の殆どが菜園に占拠されてしまったのであります。ちなみに上を見て頂ければわかるのですが鳥対策にネットで屋根から屋根へ隙間なく覆ってあるのであります。」


Dr.T「成程建物に囲まれてる中庭だからこそネットで上を囲っちゃえば鳥獣の被害に合わないのか」


照月「あ、ドクのお客さんだこんにちは」


秋月「こんにちは」


初月は会釈だけして農作業に戻ったよ。


Dr.T「どもども、野菜美味しいよね。収穫にどれくらい掛かるの?」


牧物を参照です。


Dr.T『早すぎィ!?』


照月「ドクが遺伝子変更して早く食べられるようになってるの」


秋月「カブ等は4日程度で取れる」


Dr.T「あ、あぁそうなんだ。頑張ってね」


Dr.T『流石に収穫早すぎて動揺を隠せない。ここは日本か?』

日本だよ。妖大国日ノ本です。


Dr.T『既に異空間化しちゃったとかそう言う?』

てかこの鎮守府が異空間化してるのは否めない。まだ作り込んでないので電気ガス水が何処から来てるのかとかそこら辺www周りは廃墟だらけだしねw


Dr.T『そう言えば周りは荒れ地の廃墟か』

天然のダムっぽく貯水池は沢山あるから水はそこからかなーとか考えたり。でも電気とガスはドクによる謎の推進装置で作られている。推進力上がるなら電気とガス出すでしょあの装置


Dr.T『ウォーシップガンナーのアレか。』

あれです。多分ね。


Dr.T『次の場所で良いよ』

あいさ!


次の場所は食堂なうだよ。食堂に居るのは机の上で大の字になってアーアー言ってる隼鷹とそれを座って見ている飛鷹だね。


Dr.T『触れない方が良い気がする。厨房には誰も居ないの?』


玖零と神風型が居るよ。誰が飯マズでメシウマなのか分かんないからDiceで決めるよ。


Dr.T『料理が上手か下手かをDiceで決めんのかww』


神風はメシウマっぽいな。春風もメシウマっぽいな。松風は姉に毒見させてる。普通に渡してるし、一応飯マズでは無さそう…?普通で良いや。朝風だけは分からんチョコは作ったのか?Dice…普通になりました。

尚、ただ単に保存しておいたWikiのPageでセリフだけ見て判断したので保存したのが改の方じゃなかったので時報の中身を確認する事が出来ませんでしたー!


Dr.T『朝風は分からんな。持ってないし』


彩葉『折角Diceで決めるって言ったんだから確認はしてあげないからね』


雨京『俺はグラブってるからWiki開けない』


彩葉『僕はシャドバ時々グラブル』


拓『AVAしてる』


Dr.T『出番が無いからって別ゲーしてんなwwww特に拓はAVAとかふざけてるwwww』


拓『グレネードで二人飛ばしたぜ!!ヤッタゼ!!』


Dr.T『基本温厚だけど対人ゲームしてる時性格変わるよな…』


拓『勝負は時の運だよ!!芋って時を待つんだ』


彩葉『芋砂ぇ』


食堂のSceneよろしいですか?無駄話を入れてたら終わらなくなってまう。ここで7万字超えてるからあと3万字ではなく改行とかの制限もあるっぽいし?


Dr.T『無駄話をCutするんだ』

無駄な話もシナリオ作りに関わってるんだからおいそれとCutが出来ないんでしゅ。


取り敢えず、玖零の調理を神風型が手伝っているよ。


Dr.T『怖がられてるって言ってなかった?』

言ってたね。まぁ全員からじゃないんじゃない?


彩葉『怖がってるのは朝風だよ』

だってT。


Dr.T『彩葉が決めるのかよwww』

いや、何か彩葉KPで玖零PCでやることになりそうだし。でも、そうなるとここまで生きてるの確定してるんだよね。


彩葉『生き死にの無いイチャラブな世界を求めて』

生き死にが無いイチャラブってそんなのあるの?(小並感


雨京『イチャラブで人が死ぬ…?』


Dr.T『…俺が続けないとKPが話を進めないのか!』


Dr.T「料理中か?」


玖零「あぁ、今夜の夕食の下拵えをしている所だ」


神風「司令官の調理は遊び過ぎです」


玖零「料理は遊びだ。趣味だ。楽しまなければそれは料理ではない。ただの作業だ。芸術とか言う人も居るけどな」


松風「僕はキミの料理好きだけどなぁ」


春風「お昼のスパゲティの様な物を作らなければ良いのですが…」


そういやお昼のSceneすっ飛ばしてるわwwwまぁいっか今更だしww


Dr.T『無駄話に紛れてやってるつもりになってたけど確かに爆弾スパ食べてないわw』


春風「試作品を出すのは止めませんか?」


玖零「なら捨てろと言うのか!!」


松風「それは勿体ないよね」


神風「…食材を無駄にするのはいけないものね。司令官、そう言えば何を作ってるのでしょうか?」


玖零「何か知らんが裏の湖にタコが居たからタコの素揚げと菜園で取れたナスの素揚げだ。タレは醤油ベースの甘ダレを今から用意しとこうって話だな。あとは他の品を何にしようかなと」


春風「…裏の湖って真水ですよね?タコって海の生き物ですよね?」


玖零「どっかから海水が入ってきてるとかじゃないか?最近ウツボっぽい魚が居たのを見たけど」


松風「海のギャングウツボかー今度捕って来ようか?」


玖零「下処理が大変だって聞いたけどちょっと調べてみるか」


Dr.T「頑張ってください」


玖零「あぁ、夕食は期待しててくれ」


Dr.T『何で湖にウツボが居るんだ…本当にウツボなのか…?と言うより本当に異次元化してないよなww』

裏の湖で海産物も取れるよ!!つまり河口付近の塩分濃度みたいな感じ?地割れの間から迷いこんだんだよきっと。


Dr.T『次の場所は?』


提督室かな。


あきつ丸「お疲れ様であります。」


阿武隈「あ、あきつちゃんお疲れ様ぁ」


Dr.T『秋津洲が居たらどうなるんだよww』


木曾「お疲れ」


あきつ丸「作業の進捗はどうでありますか?」


木曾「あと少しだな」


阿武隈「それよりあきつちゃん!!どうして盗聴器の事言っちゃったの!」


あきつ丸「隠しても意味ないと思ったからであります」


阿武隈「ふぅん、そっかそうだよねぇ。それじゃぁ、これ補充しといてね!」


あきつ丸「分ったであります」


Dr.T「それは?」


阿武隈「あ、気になっちゃう?新しい盗聴器だよ!」


Dr.T『何て言うの?常識が崩れていくんだけど。ていうか歪んでない?』


彩葉『こんな感じでしょ?設定的に』


Dr.T『そもそもNPC所々、彩葉が動かしてるんだけど。どうなってんのww』


乗っ取られてもうた(´・w・`)


Dr.T『いや、乗っ取らさせてるよね?まぁ良いや。提督室をそそくさと退散するよ』

バレたか(*´w`*)


まぁそんな感じで神奈川復興鎮守府巡りは終わったよ。


Dr.T『あれ?ビスマルクは?』

自室だよ。


Dr.T『確かにそれじゃ会えないなw取り敢えずこれでこの鎮守府が異次元空間だという事は分かった。』


それじゃ次は拓の番やってこうか。


拓『ちょっと待って…今爆弾仕掛けたから30秒で終わる』


………はよ!!


拓『はい爆破ー!!勝利ー!!はい、良いよ。整備課行ったところからで』


整備課なう!


御津氏「おう、来たか拓!」

ここの責任者のみとうじさんです。


拓「何か用ですか?」


御津氏「いや、用ってもんじゃねぇが霧埼の坊主に頼まれてたもんをだな」


拓「叶人さん?」


御津氏「おう、こいつだ」

と言って何だか変な手触りの服を貰ったよ。


拓「これは?」


御津氏「陸軍から流れて来た光学迷彩スーツだ」


拓「エー」


御津氏「まぁ久しぶりに顔見たかったのもある。今じゃ艦娘だらけでなぁ。男の整備士何て全く来やしない」


拓「つまり?」


御津氏「セクハラで憲兵に連れてかれそうで怖いから話しかけられん寂しい」


拓『何このおっさん…他の書籍のキャラじゃないよね?モデル誰?』

モデル…?君の親父さんだが…


拓『えぇ…こんな性格じゃないよね?』


Dr.T『いや、割とこんな感じな気がする』


雨京『兎に角寂しがり屋だよね』


彩葉『息子が最近相手してくれないとかボソリと言ってるね』


ちなみにリアルで言ってた台詞を少し変えただけだよ。正しくは息子に邪魔って言われそうで話しかけられん寂しいだよ。


拓『そんな事言ってたのか…まぁ実際邪魔だから話しかけてこなくて良いや。あ、でもどうして御津氏?』


ひどすぎィ、親父さん泣いちまうよ…名前については脳味噌がランダムに出した文字です。割と真面目に何も考えずに出た文字。さて、続けよう…


御津氏「まぁ、久しぶりに顔を見て安心したぞ。元気でやってるようで」


拓「Dr.Tも一緒だし高校の時の友達も居るから大丈夫だよ」


御津氏「そ、そうか。本当に大丈夫か?虐められたりとかしてない?」


拓「取り敢えずコレを叶人さんに渡しておけばいいんだよね?それじゃ」


御津氏「話を逸らした…虐められてるんだな?誰だ?」


拓「虐められても無いし仕事もちゃんとやってるからさ。そろそろウザイ」


御津氏「ああああ、秋津洲!!拓が虐められてるってどうしよう!!」


秋津洲「主任、見てたけど今のはうざいかもと思うかもかも」


御津氏「でも拓が」


秋津洲「ちょっと黙るかも黙ると良いかもかも」ドゴッドゴッ


御津氏「」


秋津洲「今の内に帰るかもかもかもかも」


拓「そうさせてもらうよ」


永井父憐れなり。せめてセッション中だけでも普通に会話させてあげようと思ったのに。


拓『余計なお世話だから。と言うかそれなら最初から隠しておけば良いのに普通に親父がモデルって言っちゃったからなww』


せやな。


彩葉『あ、こうなるの分かってた奴だww』


Dr.T『秋津洲がカモカモボットなのは皆気にしてないんだ…てかかもかも言いすぎィ』

本当に彼女は艦娘の秋津洲なのだろうか…もしかしたら御津氏さんが作った―


取り敢えず拓が整備課から離脱しました。


拓『爺ちゃんの所に行って終わりで良い』


はーい。それでは次は彩葉の午後Sceneだよ!!



彩葉『場所は修練場だよね』


彩葉『大人しく説教を受けるしかないじゃない』


神通「―であるからして、提督が危険に飛び込むのはダメです」


彩葉『やった!!説教がCUTされた!!』


神通「提督…?聞いてましたか?」


彩葉「あ、うん聞いてるよちゃんと」


神通「もう一度最初からしましょうか?」


彩葉「大丈夫大丈夫!!」


神通「では、三行で言ってください」


彩葉『KPがCutしたのに三行要求されたよwww』


彩葉「提督は司令塔、だから死んでは、いけません」


神通「…本当に分かってますか?」


彩葉「分ってる分ってる」


神通「それなら良いのですが」


彩葉「まぁ死なないから大丈夫だよ」


神通「やはり分かってませんね。もう一度最初から…」


彩葉「あー良い良い大丈夫だから」


神通「しかし…」


彩葉「大丈夫だって」


神通「そうですか分かりました」


雪風「しれぇ、終わりましたか?」


叶人「うぃっすやってるなー」


彩葉「叶人さん」


叶人「彩葉、今暇?」


彩葉「大丈夫です」


神通「…」


叶人「あー邪魔だったかな?」


彩葉「何か仕事ですか?」


叶人「いや、鳳翔さんがおやつを作ったのでどうですかって言うから彩葉も食べるのか探してた」


彩葉「食べます。行きましょう」


叶人「早く戻らないと優と赤加賀に喰われちまうからな」


彩葉「もう残ってないに一票」


叶人「マッサカー」


食堂に着きました。


鳳翔「あ、今追加で作ってるので待ってて下さいね」


叶人「マジジャン」


彩葉「当たってたww」


叶人「優喰い過ぎ!!」


優「私は止めたよ!!と言うか私よりも雑賀ちゃんの方が食べてるよ!!」


雑賀「え、そんな事は無いですよ」


夕雲「その…提督、言いにくいのですがかなり良い食べっぷりでした」


雑賀「…」


優「雑賀ちゃん運動苦手なんだよね?その栄養何処行くのかな?」


雑賀「皆は…食べてていいよ」

雑賀はよろよろと食堂を出て行ったよ。


優「あー言い過ぎちゃったなぁーちょっと謝って来るね♪」


叶人「待て、お前わざとだろ」


優「いやだなーわざとな訳ないじゃん」


那珂「那珂ちゃんが行ってくるから大丈夫だよー」

那珂はバビュンと食堂を出て行ったよ。


優「あ、私が行くのに…」


叶人「那珂が行くから行く必要は無いだろ座れ」


優「むぅ、何さ兄さんが居ないからチャンスだと思ったのに」


彩葉『他人のフリ他人のフリ』

顔見知りしか居ないのに他人のフリって意味あるの?


彩葉『無いじゃん。なら寝たフリで』

神通さんが見てるのに?


彩葉『え、なんかトリガーなの?そんな訳ないよね』


神通「提督…体調が悪いのですか?」


彩葉「いや、大丈夫なんだけどアレを止めるの面倒臭いなって」


彩葉『体調が悪い様に確かに見えなくもない…』


神通「しかし、あのやり取りはなんでしょうね?」


彩葉「分んないね」


叶人が彩葉の元に戻って来たよ。


叶人「優の奴、実は女癖悪くてね」


彩葉「百合の方でしたか。」


叶人「絶対あの兄妹中身逆に生まれたよ」


彩葉「え、元帥は衆道…?」


叶人「…違う違うww性格的にねw」


鳳翔「出来ました。おやつですよ」

そう言って鳳翔さんが持ってきてくれたのは大学芋だったよ。


叶人「おお、大学芋だ」


彩葉「美味しそうですね」


ちなみに不知火と漣は島風&天津風と食べてるよ。マックスはレーベと二人で、川内達は居ないんじゃないかな。


彩葉『どしよっかなってか、このまま(*´ω`)まったり過ごそう、一緒に居るのは雪風と神通か』

そうなるね。あ、ここでこんな茶番があるわ。


明石「ちょっと叶人さん夕張さんを何とかしてくれません?」


夕張「ここをこうしたら!!」


叶人「どうした?」


明石「まだ偵察機が終わってないのに次の設計図を…」


叶人「夕張、設計図は偵察機が出来てからにしろ」


夕張「えぇ、分かりました…」


夕張は肩を落としながら食堂から出て行ったよ。


彩葉「僕は何も聞いてません」


叶人「あぁ、実はDr.Tと拓君と一緒に偵察機を作ることになってね」


彩葉「僕、何も言ってません」


叶人「もう少しで完成するようなんだが乗るかい?」


彩葉『逃れられないNPCの捕捉力www』


彩葉「乗りたくないです。絶対、僕が乗るとカプコン製になるのでw」


叶人「そうか残念だ。カプコン製になられると困るからねwwそうポンポン作れる訳じゃなさそうだし」


彩葉「ゾンビ物僕、苦手なんですよ…」


彩葉『KPに強制でバイオハザードやらされてるけど』

そう言いながらチュートリアルすら画面見てないよね…やってると言えるのか


雪風「しれぇは墜落しても殆ど無傷な気がします!!」


彩葉「機体の損害が酷過ぎて何も運転させてもらえなくなるよ…」


雪風「無傷なのは否定しないんですね…」


神通「身体だけは頑丈…ですか」


彩葉「流石、鳳翔さんおやつおいちい」


おやつを食べて彩葉はまったりしました。


彩葉『僕の番は終わりだね。まぁ次のセッションはやる気出す。このセッション戦闘物だったし次は探索物でしょ?次は僕と拓の二人がメインになるんじゃないかな?』

…否定はしないかなー?


拓『僕も夕食後は寝て終わりでしょう』


彩葉『僕も僕も』


Dr.T『異次元内で動き回りたくないので俺も寝るわ』


雨京『ここで俺も寝ると言ったら自動的に綾香さんの私室になるよね』


彩葉『かからなかったか』


では夜のSceneは雨京だけやりますか。


雨京『おっけー伊勢海老を肴に酒盛りだな』

カクテルとはちょっと合わなさそうだな魚介だし。


紅「ほう伊勢海老か、良ければ調理するが」


雨京「一緒に食べましょう」


紅「それじゃ調理してくるからお風呂にでも入って来なさい」


綾香「雨京…さん、先入る?」


雨京「では失礼して先に入らせてもらう」


雨京『絶対、響が何かする』


雨京『風呂の脱衣所のドアに鍵は?』

無いよ。


雨京『何かをつっかえてドアを開かないように出来ない?』

んじゃ幸運で。


雨京はモップでドアが開かないように固定したよ。


雨京『よし風呂入るぞー』


それじゃ雨京が風呂に入ってる間のドア前。


響「あれ、開かない?」


綾香「まだ入ってるね。もうあがったとか言ってなかった響?」


響「あ、うん気のせいだったみたいだ。それじゃ戻ろう」


綾香「響…」


雨京『ふ、やはりな』


彩葉『くそぅ…くそう…僕の策を予防されるとは…』


流石雨京、脳筋の癖にこういうことに関してだけはフラグブレイカー。


雨京『戦闘ではフラグ建築士だけどね…と言うか彩葉がごにょごにょ言ってる時点で仕掛けてくるの分かるから…』


彩葉『まだだ。まだ弾はあるからな』


雨京『KPぇ…茶番時は彩葉に弱い』

茶番は乗っ取られた方が茶番に見えるでしょう?まぁシナリオに関わる所は止めるから大丈夫。


さて風呂をあがった雨京は風呂が空いたことを文祇娘に伝えて朝食事をした所に行ったよ。


紅「軽いものだけど食べたまえ」

と言ってエプロン姿の紅さんはチーズを餃子の皮で包んで揚げたものを出してきたよ。

さながら牛や鳥や豚をまんま解体したのかって言う位真っ赤なエプロンを着てるよ。


雨京「美味しいですよねこれ」


雨京『このセッション男料理率が高い』

そうだね。しょうがないね。


男二人がチーズフライを肴に酒瓶を一本空けた辺りで女性陣が戻って来たよ。


響「あ、飲んでる」


紅「飲んでるよ」


雨京『さりげなく紅と響、仲いいよね?』

まぁ元秘書艦だし、響って書いてあるけどヴェールヌイに改装済みだったりするよ。


雨京『そうなのか…』


さてメインの海老を紅さんが出してきたよ。

そう言う訳で雨京達は夕食にありついたよ。


Dr.T『あれ?さっきの男二人の時に何でローブの事聞かなかったん?』


雨京『あ、忘れてた。だから二人っきりにしてくれたのか…』


Dr.T『ふむ、綾香の前では聞いてはいけないのかな?』


別に構わないよ?聞く?


雨京『聞くべきか…』


Dr.T『聞いちゃえ聞いちゃえ!!』


拓『変なフラグが立ちそうだから止めといた方が…』


雨京『聞かないでおこう』

了解したよん。それでは食後の行動をどうするぅ?


雨京『もう寝るよ。食堂で酔いつぶれたフリしてそのまま寝る』


おk朝チュン綾香部屋確定だね。描写は無いけどw


雨京『おぅ…ヒビキィ!?まぁ取り敢えず寝ますよ。』


はいはいそれではこれにてSceneCut幕間のお時間でございます。

ドクターヴェノムと玖零のどっちから見る?どっちも玖零とドクが出てくるけど。


雨京『どっちでも良い』


Dr.T『俺的にドクの方かなぁ』


彩葉『それなら時間系列が古い方からで』


拓『より過去の方』


んじゃ玖零のから行こうか。


それでは、彼はただ、壊れた世界で壊れた者を運んでいた。壊れていたのは彼も一緒、悠久を山で過ごした翁はそれを分かって居た。

3 2 1 q!!SceneStart!!



*第‐∞稿09話・遠い遠い過去の予知*



俺は知っている―

君も知っていた…


俺は生き―君は死ぬ。

またはその逆、君が生き俺が死ぬ。


総ては決まっていた―

結果を変えることはできない。


世界の終わりへのCOUNTDOWNが始まる。


鳴り響くは轟音、鳴り響くは砲撃―

鳴り響くは悲鳴、鳴り響くは怒号―


地は変わり海に侵される。


俺に出来た事は彼女の亡骸を運ぶことだけ―

既に、これは決定された。


人は過去を変えることはできない。

人は結果を変えられないのか。


俺に出来る事は自分が死なない事だけ―

未だ、これは結果を出さず。


一歩一歩、前に進む。

俺は結果を知っていた。



身体は正常ではなく

手が無くとも彼女を支え

足が折れても彼女を運ぶ

前が見えなくとも道はある


何故なら運ぶ事は既に決定された事

辿り着くのは既に決定された結果


他の行動は出来ない

IFの行動も出来ず


ただ―ただ―歩く。


その先にあるのが救いではないと分かっている

確実に待つ死の宣告


老人は言うだろう。死んだ者を逝き帰る術は無いと

老人は言うだろう。生きる者しか生かせないと


既に決定された未来―


結果は変えることはできないのか

未来を変えることはできないのか



「おんし、オトナシの倅か。よう、此処がわかったのぅ」


「ほぅ、おんし、もう動けなかろう?自分ではなく、この娘を助けたいと?」


「しかし、死人は既に死んでおる。生かす事が出来るのは生者だけじゃろうて」


此処が予知の終わりで分岐点―

選べるのは一つ、選んだ結果は既に変えることは出来ない。


「もし娘を助けたとしても、おんしの事を覚えていないじゃろう。今までの娘と違う顔身体そして記憶じゃ」


それでも___


SceneCut


後書き

go to next page 泊地開発、第二稿一頁に続く。


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