2018-02-09 01:39:16 更新

概要

自称マッドサイエンティストな軍医と戦闘狂の憲兵、そつなく仕事をこなす整備士とガチムチ提督+αが新しく出来た泊地での日常のリプレイ風。
艦娘・深海棲艦・妖精さんの謎。大本営で飛び交う情報戦。様々な者達の野望。
それらに巻き込まれて行くメンバー、彼らに道はあるのか…


前書き

どうもどうも地文担当のKPです。
これはクトゥルフのリプレイ風です。
PLの紹介イッテミヨー

 PLの詳細
本文中『』で囲まれる台詞はKPと話してるシナリオには関係ないセリフ
<>で囲まれてる台詞は無線や電話の通信って事にしました。

 α10(アルファ=テン)
調子乗りすぎ感が多々ある。システム設定を盗み見てるような行動ばっかり。推測に置いて全てを発言している。
うざいキャラ作りに勤しんでる。

 矢内孝太(ヤナイ=コウタ)
侍とかに憧れてるのか、基本的なスタイルは仕込み刀系のキャラばかり使ってる。
あと、ちょっと幸運高いのにSAN値低すぎる。脳筋

 彩都(サイト)
銃使いのキャラデザが多い。常識人で基本的に受け身。
ガチムチなのは見た目だけ。不幸なんだよ!!あと、女好き

 マネージャー(マネージャー)
多大なるスキッパー。永遠の補佐。
皆の目の前に居ないからこそ働いている。名脇役でイベントが無ければスキップする。

そんな感じでセッション行こうか始めよう

目次的なの


*第00稿00話・始まるその前に*
注意事項

*第01稿00話・きっかけ*
ぷろろーぐ

*第01稿01話・何もない泊地*
風呂すらない泊地に着任しました!!

*第‐∞稿01話・何時か見てた空の下で*
雨京の過去ストーリー

*第01稿02話・艦娘が泊地に着任しました*
艦娘着任、哀れなロ級、狂気の死神、残念ガチムチ、

*第‐∞稿02話・何時か居た場所を見ながら*
Dr.Tと拓の過去ストーリー

*第01稿03話・文祇と第六駆逐隊*
射撃訓練と無線の話、タイトル関係ないのは秘密

*第‐∞稿03話・仄暗い水底の中で*
いぁ!いぁ!くとぅるーふたぐん!ほんのりもふもふクトゥルー要素

*第01稿04話・そんな防衛設備で大丈夫か?一番良い研究所を頼む*
研究所散策、雨京が主人公の案内役、とある二つ名の実際の意味

*第‐∞稿04話・何時か落ちた葉を仰ぎ見る時*
忘れ去られてた彩葉の過去ストーリー


*第00稿00話・始まる前のその前に*


Dr.T「やぁやぁ皆さんこんにちは」


Dr.T「悪魔な軍医を演じるDr.Tです。このSSには主に以下の成分が入っているんだぜ

*あやふやな階級知識

*主観の変更多数・基本的な視点は軍医と憲兵と整備士とガチムチ提督の4人っす

*オリキャラってか役職が被る場合とかもあるんで…適当な名前を付けちゃいました。

*艦娘がやさぐれてたり鎮守府に既に居る同じ名前の艦娘は配属されない設定だったり被りは有り

*適当なストーリー設定・クトゥルフ被れな作者のせいでコズミックホラーな解釈になってたり

*俺のセリフが訳わかめだったりとかな!!TRPG要素

*そうだな若干所か盛大に艦娘キャラ崩壊してたりとかもあるかもしれんなぁ

*宇宙的恐怖の要素で登場人物にもSAN値があるぜ!!あとトンデモパワー呪文を持ってたりな

以上の事に文句が無いなら俺らのプレイを楽しんでいってくれよな」


Dr.T「ったくKPが説明すりゃ良いのに面倒くせぇ」


私は地の文(天の声)担当何だからさっさと台詞どうぞ。


Dr.T「プロローグが終わったら一応メインの登場人物は紹介するってよ」


彩葉「何で僕は総称で〆られてるのかな?タイトルぇ。」


んむ?事情だ!!そういう事で取り敢えず!

 ぷろろーぐまで 3 2 1 q!!



*第01稿00話・きっかけ*



んじゃプロローグ。


事の始まりは大本営のお偉い爺さんが、孫に泊地を持たせる所から始まるぜ。

場所は大本営のとある一室で、呼び出された孫は泊地に飛ばされる事を知るよ。


お偉い爺さん「お前も元帥になった訳だから今度新しく出来る泊地に着任してくれ」


孫「え?随分いきなりだね」


お偉い爺さん「まぁ急に決まったことだがオマエなら大丈夫だろう」


孫「えっと新しく出来る泊地って何処にあるんですか?」


お偉い爺さん「最前線の第一泊地と本土の間にある小さい島だ」


お偉い爺さん「まぁ補給ルートの確保とかが仕事だな。あとは好きにすると良い」


孫「えっと僕以外には?」


お偉い爺さん「はっはっは大丈夫だ!ちと性格に難があるが凄腕の軍医と陸軍からも一人凄いのが押し付けられてな」


孫「不安だ…」


お偉い爺さん「あとは海軍兵学校の士官候補生も二人配属させるつもりだ」


孫「何時着任ですか?」


お偉い爺さん「明日の十時に港に来い」


孫「え?」


そんなこんなで次の日に、孫は新しい泊地へと旅立っていく事になりました。



SceneCut!!



それでは泊地に登場するメインの方々を紹介しちゃいましょーかね?


まず孫改め『來田 誠』元帥・大本営の偉い人の孫で新しい泊地の担当となった。


『來田 優』大将・誠の妹で担当補佐みたいな感じで着任。


『霧埼 叶人』中将・來田の爺さんに恩義を感じ誠と優を見守る人。取り敢えず二人が居る所についてきた。


『宇都宮 彩葉』士官候補生・海軍兵学校での成績は中の中で射撃訓練は一応トップの成績。ガチムチ


『大鷹 雑賀』士官候補生・海軍兵学校にて主席が確定している。


『Dr.T』悪魔な軍医・一応階級は少将で医療の腕は確かに良くて衛生兵としての名を上げる。


『夜内 雨京』死神憲兵・刀術が得意で刀を帯刀している憲兵・陸軍所属の大佐である。


『永井 拓』整備士・妖精と対話することができる一般人、整備士として泊地に居るがDr.Tの助手みたいな扱い。


妖精さん・色々な種類の妖精さんが居る。取り敢えず最初は工廠にいる。ネタの宝庫って奴だな。


『明石』工廠の主。包帯や眼帯で左目をふさいでいる。


『鳳翔』引退した艦娘で食堂で働いてくれる。


この二人以外の艦娘は、お楽しみってことで宜しくぅ。

性格についての説明はありません。作中のセリフから性格は把握してくだせい。


あと同じ苗字とか多いんで下の名前で行きますよぅ!


んじゃそろそろ本編行きますよ!

3 2 1 q!!



*第01稿01話・何もない泊地*



先ほど紹介した『』で括られた人達が乗る船が辿り着いた場所は、今いる港と凸型の建物と大きい倉庫の様な建物の三つしかない。

とても泊地…鎮守府とも言えないものだった。


誠「これは…ちゃんと機能するのか?」


明石「あの倉庫が工廠だと思います」


優「明日にはうちの子達と新しい子が来るって言ってたから先ずは居住区から作らないとダメね」


彩葉「一日で完成する物なんですか?」


Dr.T「こいつぁ、ひでぇなー泊地なのに防衛設備も作れてないとか!!」


誠「えっと、Dr.Tさんですよね?貴方に施設は任せろって上に言われてるんですけど」


Dr.T「おぅ?マジで?何も聞いてないやwwwんじゃ、この島を自由に開発出来んの?ヤッタゼ!!」


叶人「ここで立ち話もなんだし多分、あの倉庫でない建物に執務室とか会議室が入ってる筈だ。そこで話さないか?」


誠「うん、そうだね行こう」


全員で凸型の建物に入ると左右に廊下が広がりドアが三個ずつ並んでるのが見える。

どうやら計6つの部屋があるようだね。正面には大きなガラスの両開きのドアがあり厨房が見える事から食堂だと分かる。


雑賀「…本当に鎮守府、何でしょうか?6部屋と食堂しかありませんよ?この建物」


Dr.T「ふむん、何から作るかぁ?ちょー悩むぅ」


雨京「・・・取り敢えずは、艦娘等が明日来るのだろう?何人来るかは分からんが6部屋の時点で人数とも合わないが」


Dr.T「それもそうだねん。なら寮を最初は作ろうか?」


誠「お願い出来るかな」


Dr.T「あいさー工廠があるなら大丈夫だろう」


彩葉(一日で作れるのだろうか。)


拓「工廠の方で話声がしてたから居る筈だよT」


Dr.T「おおそれなら楽だな!!」


優「ハイハイ、取り敢えず皆の自己紹介しない?ほら、兄さんから」


誠「え?えっと、この泊地の管理を任された元帥の來田 誠です。」

來田 誠の見た目は顔は童顔でおかっぱだね。野郎の姿何て詳しく言わなくても良いよね?


優「私は來田 優!苗字が一緒なのは兄妹だからで階級は大将です」

茶髪の肩口で切られている髪型ミドルカット?NiceBodyで目は切れ長、黙ってれば凛としてて誠よりも年上に見えるよ。


叶人「俺は霧埼 叶人、階級は中将だ。」

見た目は高身長のスレンダーで超かっこよいっぽいー?ここまでの三人は白い提督服を着てるよ


Dr.T「これは階級毎に言ってる感じィ?Dr.Tだ!軍医で研究者で衛生兵をしていた!一応少将らしいよ?どうでも良いけど」

見た目は眼鏡掛けてて痩せていて黒衣を羽織ってるとの事、完全に中二病かな?


Dr.T『黙れぃ!!黒衣を羽織ってるのは白衣だと血で目立ってしまうからな!!』

地の文に突っ込まないでくれ次。


雨京「…次は私かな。夜内 雨京だ。元は陸軍…憲兵としてここに居る。陸軍での階級は大佐だ」

見た目は彼だけが若葉色の書生服を着てるね。あとは腰に古い形式の傘を差しているよ。唐傘って奴かな?


雨京『そうだ唐傘、鉄で出来ている上に仕込み刀だ。』

鉄の仕込み傘の様である。めっちゃ重そう(小並感。だから地の文に…次は士官候補生の自己紹介かな。


雑賀「私は士官候補生の大鷹 雑賀よ。頑張りたいと思います」

見た目は背丈は一五五位で黒髪ポニテだね。目は三白眼、睨まれたら超怖い。こっちも白い提督服を着てるよ。


彩葉「僕も同じく士官候補生の宇都宮 彩葉です。」

見た目はガチムチな黒スーツを着た顔が猫の男であった。形容するのが辛い。猫頭の黒スーツって…


彩葉『まぁまぁ取り敢えず進めよう、僕は白の提督服じゃなくて良かったのかな?』

え?キャラシに書いてあったからそうしたんだが?まぁ部屋で着替えても良いよ。だから地文に…次行くか。


明石「私は工作艦明石です!!工廠の方で色々な物資や生活資源の管理を担当しますね!」

見た目はそうだね。普通の明石と違うところは頭に包帯を巻いていて左目を包帯で隠してる所かな。


鳳翔「鳳翔と言います。元艦娘ですが、皆さんの食事を担当させていただきます。」

見た目は普通の艦これの鳳翔さんだよ。エプロン常備なスタイルだぜ?間宮さんが居ないからデザートも担当だ。


拓「僕はDr.Tの助手の永井 拓だ。まぁ一応、衛生兵でなくて整備兵。整備士としての仕事をここではさせてもらうよ」

見た目はとても…恰幅の良い身体である。周りに安心感を与える雰囲気を纏ってるね。布袋さんかな?


拓『メインを貼るのはDr.Tで僕はその脇役だからね。安心感を与えさせてくれ』

そうかいそうかいPLは黙って台詞を吐いてろや!!いや永井のPLには文句はないからねどっかの黒衣…


続けるか


そうこうして皆のシナリオ上の自己紹介はこれで終わりだね。

あぁ、この世界の予備知識を与えておこう


突如として海に発生した深海棲艦

人類が自信を持っていた兵器は深海棲艦には通用せず、とうとう海を制圧されてしまった。

そして人類は妖精を発見した。

妖精達が作る兵器は深海棲艦に対しても通用する事が分かり、それを使用する事が出来る適正を持つ人物は人間では無かった。

その新人類と呼べる海から来た人類は総じて女性の姿であり、古き時代の艦の記憶を保有していた。

海軍は、それらの新人類を艦娘と呼び、その者達を使い海の制海権を広げて行っている。

海軍は防衛大とは別に中卒からの海軍兵学校も作り海軍の提督候補生の獲得に勤しんでいる。


そして海軍には二つの派閥があり、

艦娘を兵器と扱う総司令長官の兵器派・艦娘を人類と認める主席参謀長の新人類派の二つがある。


そして新しい泊地を主席参謀長官が作りそこに兵器派の息の掛かっていない者達を着任させる事となり、その管理を孫に任せた。

と言うよりも問題児ばかりを放り込んだとも言うべきか…

指示のない開発ばかりをする工作艦、出撃しない艦や戦闘での指令を無視した艦等、処分されそうになった艦娘達

クラスメイトに発砲した生徒に、軍律を無視する軍医、そして手に余る戦闘狂、そして総司令に逆らった中将等


今、軍で求められているのは才能では無い、行き過ぎた才能は軍律を壊すからで

兵器派で染められている海軍では生きにくい者達を新しく泊地を作りそこに逃がしたのである。


とまぁこんな感じ?あぁ、あと君たちの関係についての知識か


四人の探索者は高校が同じで戦闘が激化した後にそれぞれ別々の道を行くことになった。


宇都宮彩葉は、海軍兵学校へ行き提督の道へ

Dr.Tは、夜内と言う名前を捨て野良軍医の道へ

夜内雨京は、内陸に起こった内戦に身を投じて陸軍へ

永井拓は、機械弄りと妖精と対話する特技を生かした整備士へ


そして現在、過去に解れた四つの糸はまた紡がれて行く事となる。


取り敢えずこんな所?その他の過去の話はシナリオで広げるわ。


んじゃ続きやってこー!!

三 二 一 Q!!



鳳翔「取り敢えず食堂の奥に部屋があるようなので私はそこを使わせていただきますね」


明石「私は工廠の方で寝させてもらいます」


Dr.T「俺と永ちゃんも暫くは工廠の方かなー?あんなに広い倉庫なら寝場所はあるっしょ!!あとの6人でここの建物の部屋は使っていいんじゃない?」


誠「あぁ、うんDr.T君の言う通りでいこうか」


Dr.T「ノンノン、Dr.Tで良いさ!!元帥サマーッ!さて早速だが明石さんと言ったな?工廠に行って妖精さんに艦娘寮のキュー入れをしたいから行こう行こう!勿論、永ちゃんもカモンぬ!!」


明石「え?あぁ、はい分かりました。それでは行きましょう」


拓「あぁ分かったよ分かったから落ち着け」


取り敢えず工廠組の3人が工廠に行くことになって食堂から離脱したよ

ん?時間?時間は3時位だな。昼飯は船上で軽く喰ってるよ皆。


鳳翔「私も厨房の方で今日の晩御飯の支度をしてきますね」


そう言って鳳翔さんは厨房の方に入って行ったよ。


誠「さて提督組が残った所で、明日来る艦娘達の所属なんだけど」


雨京「…提督でない私には用は無いな?ここらへんの地理を把握したいのだが」

君は憲兵が良いと言ったね?


誠「あぁ君にも話があるから聞いててくれ、明日来る艦娘達だけど僕と優と叶人は大本営から着いてきてくれた子達なんだけど候補生の二人には新しい子達が配属される。色々と事情がある子達みたいだ」


雑賀「どんな子達なんだろう」


誠「大鷹さんには那珂、秋雲、夕雲、巻雲、風雲、長波が配属される」


雑賀「え?6名も配属されるんですか?」


誠「君には、補給船の護衛をしてもらうことになる。補給船の護衛先は第一泊地だから、満に一つでも補給が出来ないなんて事にはなっては困ると言う意味だろう」


誠「君の事は優に任せるから、分からない事があれば優に聞くと良い」


優「え?私?良いの?」


誠「…やっぱり叶人に任せようか」


優「やっぱ何でもない!!何でもないから私で良いよ!!」


叶人「本当に大丈夫かよ…」


誠「叶人には彩葉君を見てもらう」


叶人「あぁ、分かった」


誠「彩葉君には神通、雪風、不知火、漣、そして海外艦のZ3を見てもらう事になる」


彩葉「海外艦、ですか?」


誠「まぁ上からの指示だ。雪風が入ってるのは幸運のゲン担ぎだろうな、君の話は一応聞いている」


彩葉「そうですか分かりました。」


誠「それと雨京君には川内、時雨、弥生、海外艦のZ1が配属される」


雨京「…は?憲兵としてここに来た筈ですが?」

ドウモウなシナリオが雨京のSAN値を削る。


誠「上からの指示なんだこれも…大本営曰く危険度の高い艦娘を任せるとかいう話何だ」


雨京「…陸でなら、艦娘程度には負けないとは思いますが…そういう事ですか」

そうそう人外地味た戦闘力の設定を使えるんだぜ良かったじゃん?


雨京『それは艦娘と戦えと?』

…さぁ続き続きぃ。


誠「命令を無視した艦娘等が居るらしいからな詳しくは後で言うよ」


雨京「…ふむ、性根を叩き直せって事だな…分かった」


鳳翔「一八OO位にお夕飯で良いでしょうか?」


誠「はい分かりました。んじゃ取り敢えず解散で」


優「部屋は?」


叶人「適当に階級順で良いんじゃないか?」


誠「提督寮も作ってもらわないとね」


優「んじゃ、候補生の二人はどっちの部屋か決めてね」



そんな感じで食堂の場面は終了だぜ


誠「うぅーん、戦艦が居ないから攻められたら大変かもしれないな」


誰も居なくなったその一言は空気に溶けて消えた



次の場面行きますかー。工廠に行った3人の場面だぜ!!

3 2 1 q!!



工廠


工廠に入った3人は男に出迎えられた。


ジャンゴウ「Yahhaaaaaa‐man!!ジャマイカからやって来た金剛型1番艦だ。( `・∀・´)ノヨロシク兄弟」


明石「…どなたです?これ?」


Dr.T「Yo!兄弟やっぱり来てたの?どうやって?俺様ちゃんには訳が分からないぜ」


拓「明石さん…あれは一応妖精デス一応」


明石「え、でも私の知ってる妖精は…」


Dr.T「パンピーにも見える妖精、何処から現れ何処に行く?いつの間にやら懐かれたって奴?俺ジャンゴウって呼んでる、名前は適当名付けたぜぃ」

速攻でNPCを知ってる設定にするスタイル嫌いじゃないぜ。勝手に紹介してくれるからな!!ラップ調なのは知らん。


Dr.T『どやぁ』

どや顔すんな工廠爆発させっぞ?


Dr.T『サーセン何でもするんで許してくつぁっさい』

ん?今なんでもするって言ったよね?話進めるわ。


取り敢えず妖精種ジャンゴウは一般人でも視認会話は可能だよ。


拓「普通の人にも、見えるタイプの妖精なんだよね。人間みたいに見えるけど、僕とDr.Tの行く所には必ず居るんだ」


明石「普通の人にも見えるなら店番任せられますね!!開発に専念出来るじゃないですか!!」


ジャンゴウ「任せろ兄弟HA-HA‐HA」


拓「正常に会話出来るかどうかは分からない」


明石「皆さんなら会話出来るでしょう」


Dr.T「さてはて永ちゃん建設頼めそうな妖精さん居る?」

軍医がそう言うと妖精さんが奥の部屋から出てくるよ。


妖精ワーワー


拓「えっと、建築が頼めそうなのはこの子達かな?ちょっとごめんねー」

整備士はヒョイヒョイと3匹?3体?3人の妖精を持ってくるよ


Dr.T「君たちに寮の建設を頼みたい部屋は…やっべやっべ、何人艦娘来るか聞いてねぇ!!明石さん聞いてる?」


明石「元帥と大将と中将の提督は、自分の所の子を連れてくると言ってましたから200は必要かもしれません」


Dr.T「まじぃ!?そんなに居たの?艦娘って!?」


拓「取り敢えず…小分けで建ててく方がいいんじゃないかな?艦種は分かるから艦種毎に寮を作れば妖精さんなら早く終わるんじゃ?」


Dr.T「ふむ、ならばそれで行こう一つの棟は1階毎に5部屋の4人部屋の3階建てだ!!これで行こう」


拓「何棟建てるの?」


Dr.T「どかっと6棟!!」


拓「あぃあぃ、頼めるかい?」


妖精ェーメンドクサイー


拓「僕も手伝うから宜しく」


妖精シザイハー?


拓「ちょっと待ってね、確認してくる」


倉庫の奥には相当量の資材が眠っていたね入り口には封筒が貼られている


明石「お手紙みたいですね?何々…

泊地就任おめでとう!!私がこっそりと備蓄していた資材を回しておいたぞ

これで施設建設を賄ってくれると助かる。実は総司令の一派のせいで中途半端な出来だからな

一応内密にこの泊地の事は進めてたのだが、まぁしょうがない

最初は寮を作る事を勧める。んじゃ頑張れよ期待してるぜ。

お前達の爺ちゃんより

って、これ元帥に向けての手紙ですよね?來田元帥のお爺ちゃん…來田…豊臣主席参謀長官!?」


Dr.T「あぁ、あの爺さんか…しっかしこんだけあれば防衛設備も整えられんな!!ヤッタゼ!!」


妖精シゲンアルーコレナラツクレルゾー


拓「おし、んじゃ何処に作るか決めますか」


ジャンゴウ「地図だぜメェェェーン!!」


Dr.T「さんきゅージャンゴウ!!寮の位置はここだな中心近くに作る!ここなら一発目の砲弾がここに当たる何てことぁ無いっしょ!!まぁ当たったとしても妖精さんの作ったモノだ霊的なあれとかあれは大丈夫でしょう!!と言う訳で永ちゃんちゃっちゃとやっちゃってー」


拓「分かった、妖精さん達大集合!!」


妖精ナニー


拓「皆で手分けして資源運ぶぞー場所は地図の、この部分だ宜しく」


永井技師は妖精達を連れて消える


明石「妖精さんの詳しい事を知ってるのですか?」


Dr.T「ん?実は妖精は深海棲艦が出る前から存在していたんだぜ?深海棲艦が出現したおかげで人類の霊感…第六感が底上げされて見えるようになったんだ。元々そっち方面の人は更に上がった霊感と言うより超能力だな?それで喰ってる人も多い。

彩ちゃんも永ちゃんも雨京も似たようなの持ってるけどな。まぁ研究してたのは俺だけど。

彩ちゃん、高校の時はショタだったんだぜ!!驚きだよな!!守れる男になりたいとか言ったから特別プログラム組んでやってもらったらあんなガチムチになっちゃったけどさーまぁ?論文は否定されちったけどねーやはりこのテンションで論文書いたら誰も読まねぇかww知ってたw」白目


明石「そ、そうなんですか…良く解りませんがつまり深海棲艦は霊的存在?私達も?」


Dr.T「んー、まぁ続きは今度な?また今度ー面倒臭いしー?」


明石「気になります」


Dr.T「んじゃ少しだけな?霊的存在だからこそ人間の兵器なんかで傷つけてもすぐに傷が治るんだ。それだけ」


明石「成程、そういう事ですか…肉体が魂に反映されるのではなく魂が肉体に反映される存在…そういう事ですか?」


Dr.T「だから?リラックスして心を安寧に委ねれば傷が回復するとも言う、それは肉体でも一緒だけどもー無くなったら部位が戻る事は無いだろう?まぁ?俺が言った事は全て仮説だ仮説!!実証が足りてないとも言う、此処で研究させてもらうさ!」


明石「でも、それならその能力者って何で配備されないんですか?」


Dr.T「何人居るかもわからないし、能力者だと分かる判別方法も確定されてない。元々そっちの筋の人は総じて表に出たがらないんだよ」


明石「そうなんですか?」


Dr.T「まず異端として見られる過去があるからね。あいつは人間じゃないって言われて育つんだ。でも提督が気を撃って深海棲艦を追っ払ったとか、妖刀何かの魔具で深海棲艦を撃退したって話も聞くから全く居ないって訳じゃない」


明石「へぇ、取り敢えず何します?」


Dr.T「ここの施設の確認だなぁ!中途半端って聞いたから何が無いのか確認しよってかー確認する以前に資材しか無くない?」


明石「先ほど見ましたが入渠ドックと開発機材だけはありましたよ。それ以外は空っぽでした」


Dr.T「おぅ…仕事が早いぜ…まぁ建造機材は無くても問題ないっしょ!!ってか全部無くても問題ないか資材があれば妖精が作ってくれんし?」


明石「それもそうですねぇ、取り敢えずは施設拡充ですね!だけど、さっきの整備士さん、まるで妖精と話してたみたい」


Dr.T「まさか妖精と話せる一般人が居るとは軍の奴らは思っておるまい」ニヤリ


明石「え?本当に会話出来てるんです?人間なのに?艦娘でも自分の妖精と話すのが手一杯の筈ですが」


Dr.T「はっはっは、だから何も無くても問題ないんだ!たとえ建物が2つと港しか無くても!!」グスン


明石「泣きながら言われても強がってるようにしか見えません」


Dr.T「あいつが話せる事は一応秘密な?しっかし兵器派から相当嫌われてるようだなぁ」


明石「兵器派?ですか?」


Dr.T「うむ兵器派だ。それもレクチャーしてあげよう!!艦娘を兵器として扱う派閥の事だ総司令長官が唱えてるモノだなぁ…もう一つは人類派だ。爺さんがトップで呼びかけている艦娘を新人類として扱う派閥だ。まぁ、あの爺さんが主席参謀長に居る理由は総司令が本当は唱えたいからだと思うぜ?上の駆け引きと言うのはごちゃごちゃで分からんなぁ…後は」


明石「ストップ、ストップ、そこまででいいです」


あの、システム設定を勝手に読むのは止めてくれません?あとあと、それをアイデアロールで反映しないでリアルアイデアダメ絶対!


Dr.T『あくまでも公開されたこの世界の知識の深読み何だが?正しいかは分からんがそう言うならあってるのだろう?』ニタァ

あっそう、ならご自由にどうぞ世界は君を無視して進みます。


そんなこんなで喋っていたら18時になってしまったぜ!!という事なので他の視点行ってみよう


雨京『…俺の独白入れてみたい、キャラ付けの良い?』

勿論良いぞぉ、そういう発言待ってた!!



それじゃ雨京の独白行ってみよー

4 3 2 1つ飛んでq!!



雨京「…はぁ、何で私が提督の真似事何ぞ…部下を持たなくて良い筈だったのでは…?」


雨京(だがしかし艦娘は人間よりも強い筈…柔くも無いからしっかり鍛えれば戦場でも死なない様に出来るのでは?)


雨京(いや、俺はもう部下を持たない…そうだ…俺は教官って事にしようそうしよう認められる実力まで海に出さない)


雨京「…さて上官を殺した者も居ると聞いたな…艦娘とやらの戦闘力はいかほどな物かタイマンが楽しみだ」

一方、ドアの外では?


誠「」


誠(何でこの人艦娘とタイマンしようとしてるの?え?爺ちゃんが言ってたのってそういう事なの?陸軍って戦闘狂ばっかりなの?陸軍は頭が固いって聞いてたけど、脳筋って事だったの?この人死んじゃったらどうしよう、着任早々死者が出るってお先真っ暗だよね?どうしたら良いんだ?)


雨京『…待って誰か居るのは想定外、何で居るんだ?』


雨京「…誰か居るのか?」

雨京がドアを開けるとそこには元帥が


雨京(…おーまいがっ独り言聞かれてたか?)


誠(バレてしまった!!僕は何しにここに来たんだっけ)


雨京「…これは元帥。私に何か用でしょうか?」


誠「あ、あぁ、えっと明日来る艦娘達の詳細を伝えようと思って」


雨京「…ドアの前で立ち話もなんですから、どうぞ中へ」

二人は互いに向いてイスに座るよ。


誠「えっと、艦娘達の詳細ですが順番に話していきますね」


雨京「…はい、分かりました。対応を考えなければなりませんので聞かせてください」


誠(良かった、タイマンは最終手段だったか)


誠「川内は命令を無視して単独で夜戦に挑み、大破して帰ってくるらしくてそのせいで島流しって書いてあった」


誠(爺ちゃん、話言葉で報告書を書かないでくれ…解読に時間が掛かる…)


誠「んで時雨は、提督も出撃した戦で時雨以外が轟沈…時雨は部屋に籠って出てこなくなったそうだ」


誠「そして弥生とZ1は上官殺しか…一番不安だな」


雨京「…武器は何を使った?」


誠「え?えっと、弥生は拳銃、Z1は艤装を使ったみたいだね」


雨京「…ふむ?鎮守府内では艤装を使えない筈では無かったか?」


誠「そんな事は無いよ。出そうと思えば出せるし撃とうと思えば撃てる」


雨京「…ふむ、纏めて相手しても大丈夫そうだな」


誠「え?」


雨京「…素手なら大丈夫だろう、きっと死ぬ事は無い」


誠「いやいやいや、骨折れちゃうよ?」


雨京「…そんな軟弱な身体はしてない筈だ」バッサリ


誠(マジモンの脳筋じゃないか)困惑


雨京「…それと私は提督になる気は無い」


誠「え?それってどういうことだい?」


雨京「…腐った性根を叩き直す教官だ。そういう事にしよう」


誠「」


雨京「…あと教え子が出撃する時は私も出撃する事がある事も把握しておいてくれ」


誠「死ななければ好きにしてくれ…」


誠(無理だ脳筋には話が通じない)


そんなこんなで18時頃になって飯食いに向かってくだせい!!

次は彩葉の場面かな?


彩葉『あいよどういう状況からだ?』


彩葉があてがわれた部屋に居ると部屋にノックされたよ。


彩葉「入って。どうぞ。」


叶人「失礼するよ」


彩葉「霧埼中将でしたか。」


叶人「堅苦しいのは嫌いでな苗字も階級も無しだ。良いな?」


彩葉「分かりました。叶人さん。」


叶人「うむオッケー」


彩葉「えっと、何か用ですか?」


叶人「いや、君の担当?みたいなものになった訳だから何か聞きたい事があったらって思ってね」


彩葉「聞きたい事ですか?それなら、何で雨京の奴と照さん拓の3人がどうして居るのか聞きたいですね。」


叶人「おや?知り合いだったのかい?」


彩葉「高校が一緒だったんですよ。」


叶人「そうだったのか、というかDr.Tの名前って照なのか」


彩葉「はい、夜内 照です。雨京の兄ですよ。」


Dr.T『いぃぃぃいぃいやああああああ、俺の本名はDr.Tだ!!決して厨…』

君の出番はまだ先だから黙っててねー


叶人「そうか、まぁ本人は名前を捨てたって言ってたからな。Dr.Tと呼ぶことにしよう」


彩葉「そうですね」


叶人「しかし君の肉体は凄いなぁ毎日筋トレは欠かさない?」


彩葉「いえ、Dr.Tに高校の時にこの肉体にされました。」


叶人「え?マジで?そんな事出来るのあの人?」


彩葉「守りたいモノを守れるような人になりたいと言ったら、特別メニューとか言って変なジュース飲まされて少し走ったらこの姿になってました。」


叶人「え?マジで?何それ怖いんだけど」


彩葉「この身体になった後、「例え深海棲艦の砲弾から誰かを庇ったとしても一発ならその身体なら耐えれるだろう」って言われて、ちょっとDr.Tがずれてる事を知りました。」


叶人「それは、マジだったら凄いなぁ。こっちは…いや、そんな肉体があればコツを掴めば砲弾はじけるんじゃない?」


彩葉「コツ、教えてくれません?」


こうして鎮守府の時間が進むぅ!!そして脳筋が伝播していくぅ!!次は永井整備士イックよー!!3 2


永井『どうせ誰も出てこないでしょ?18時までスキップで良いよ』



そマ?んーなら食堂に集まって!!

3 2 1 q!!



鳳翔「晩御飯の支度が出来ました。配膳しますね」


美味しそうな和食が皆の前に置かれているが、一人だけ席に着いてない。


永井『あぁ、僕だわ…適当に理由付けて戻れない?』

良いよ、丁度戻って来た事にしよう。食堂に入ると既に皆は席に着いていて目の前に皿が並べられている。


永井「あぁ、皆揃ってたのか。遅れて申し訳ない」


誠「今、揃ったところだ問題ない」


品目はアジの開きに大根の味噌汁、そして漬物だったね。


鳳翔「今日の所は、この程度のものでお願いします」


皆「頂きます」


雨京「…あぁ、定時に喰える飯は幸せだなぁ」


彩葉「とっても美味しいですよ鳳翔さん。」


鳳翔「ありがとうございます」


誠(そうか彼は殆ど戦場で過ごしてたんだっけ)


Dr.T「永ちゃぁん?どうよ!!首尾は!!」


拓「ん?うん、明日の朝には3棟出来てるんじゃないかな?」


明石「…朝には3棟?ですって!?凄い作業スピードですね!!」


ジャンゴウ「Yes-man!!俺は超速くて力持ち!!俺の仲間はスマートだぜ」


Dr.T「そうだろそうだろ!!資源運びお疲れ」


拓「ジャンゴウもお疲れ様」


明石「そうですねお疲れ様です」


誠・優・叶人・彩葉・雑賀(誰だ!?あの人!?いつの間にか知らない黒人が…)


拓「あぁ、皆さんに紹介します。彼はジャンゴウと言って、Dr.Tのペットです」


誠・優・叶人・彩葉・雑賀(何だペットか…いやいやいや)


誠「え?ペットって何?餌はどうするの?」


Dr.T「彼は妖精だ。餌は無い」(必要なのは別のモノだけどねん)


雑賀「えっと、妖精さんって…本当に居たの?」


叶人「あぁ、勿論居るよ。見えない人も多いけどね」


雨京(…あいつ、中々強いなオーラで分かる。後でタイマンしてもらおうか)モグモグ


ジャンゴウ(良いだろNice‐guy!!しかし、その刀は無しだぜ?)


雨京(…む、心を読まれるとは…心得た)


Dr.T(我が愛しの弟はどれだけ強くなったかなん?)


雨京「…静かにしてれば血は見ない」


雑賀・優「!!」


誠「ど、どうしたの雨京君」


雨京「…何でもありません」


Dr.T『めーでーめーでー、KPと雨京に嫌われてる模様』


彩葉『それに僕も追加で』


Dr.T『マジで!?』


拓『僕も』


Dr.T『』白目


さて、食事が終わったよ!!設備も何も無いし君ら寝る?


雨京『…食後の運動でジャンゴウとのタイマンをしたい頼めるか?』


Dr.T『一番良い装備を渡せば良いのかな?』


雨京『…大丈夫だ。問題ない』

うん、良いよアイコンタクトで約束もしたしね。


雨京「…さぁ、ジャンゴウとやら食後の運動を始めようか」


ジャンゴウ「良いぜNice‐Guy!食後の運動受けて立To!」


誠「えぇ?妖精なんでしょう?」


叶人「まぁまぁ、観戦してみよう」


皆は外に出て、雨京とジャンゴウの戦闘を見守る。


場所は、港の防波堤。相手に膝を着かせれば勝ちだ



それでは戦闘パート行くぜ!!

3 2 1 FIGHT!!


まずジャンゴウが拳を突き出す。大振りなアッパーだ。

それを雨京は少し上体をずらし拳を避ける。

ジャンゴウは続けて短いストレートを繰り出す。緩急付けた攻撃で相手の意表を突く作戦か?

雨京はストレートに手を添え受け流し、そのままその腕を掴んで背負い投げ!?下はコンクリ―トだぜ!?

ジャンゴウは一回転し両足で着地、掴まれた腕で背負い投げを返そうとするが雨京は不発と見るや手を離していた!

雨京は構えはそのままで敵と距離を取る。海の方向を向いて背負い投げのモーションをしているジャンゴウ。

そして、この駆け引きは1秒の出来事である。


誠「え?入れ替わった?」


叶人「大振りのアッパーの後の鋭いストレートを手を添えて受け流し、背負い投げに持ってくだと?」


雑賀「何が起きたのでしょう…」


優「下コンクリートなのに背負い投げ何てしても大丈夫なのかな?」


拓「妖精だから大丈夫でしょう、ジャンゴウは艦娘に一番近い妖精ですから」


雨京「…流石だな。しかし私にはダイスの女神が憑いている」


雨京は一瞬でジャンゴウの背後まで行くとジャンゴウの両足首を持ち手前に引っ張った。


ジャンゴウ「Fac○ing‐Man!?」

そしてジャンゴウの両膝が地面に着いた後、手を離した。


ジャンゴウ「No!?」

そしてジャンゴウは頭から海に突っ込んだ。


Dr.T「あー、そう言えば風呂とかってなくない?トイレは食堂の建物にあったけどさー」

海に落ちたジャンゴウを見て、割と重要な事を思い出したDr.Tである。


優「えぇ?本当に?」


明石「そういえば入渠ドックはありましたが、お風呂は見てませんね」


鳳翔「あの誠さん、明日来る子達に戦艦と空母は居ますか?」


誠「え?いや、確か居ない筈ですが」


鳳翔「それなら良かったです。このままだと食料が足りなくなるかもしれませんでした」


誠「本当は連れて来たかったんですけどね。お爺ちゃんが止めといた方が良いと」


鳳翔「あら、あの人が?そうだったんですね」


優「ねぇねぇ、兄さん!!お風呂が入れないんだって!!どうするの!!」


誠「Dr.T、風呂設備は作るのに、どれくらい掛かりそうです?」


Dr.T「んー明日の夜までには作れると思うけど?6棟分の寮の作成頼んじゃってるし」


誠「6棟!?そんなに?」


Dr.T「3階建ての4人部屋が5部屋ずつーが6棟計360人っすね」


明石「明日、何人来るのか聞いてなかったからですね」


Dr.T「取り敢えず艦種毎に入寮するイメージで作ってた…」


誠「まぁ、作ってしまったのなら仕方ないね。それが終わったらお風呂を頼むよ」


Dr.T「あいあいさー!!風呂を忘れていたとはこのDr.T、想定外でごじゃる」


そんな感じで夜も闇が深くなっていったよ。皆はそれぞれの部屋に戻り寝る事にするね。

Dr.Tと拓は工廠の何もない部屋で寝るね。


こうして何もない泊地の最初の夜は更けていく。



SceneCut...



艦娘ドコー?もう少しあとかな幕間終わったらで?

どうもどうも、続けて行きます過去の空…海と混じりて雨が降る…水が溜まりし都にて、彼は何を望み空を見る?

雨は振り続け、都を濡らす。住む者の居ない都にて何を見たのか…雨は真っ赤に染まってた。

3 2 1 q...


*第‐∞稿01話・何時か見てた空の下で*



「なぁ、あいつの部隊、また全滅だってよ」


「だらしない奴だな」


「あいつの部隊とだけは一緒になりたくないもんだ」


(…死神、そう呼ばれるようになったのは何時からだろう)


(…何時からだろう、戦場が戦場で無くなった時、周りに誰も居なくなっていたのは)


「君には単独任務に当たってもらう事となった。正直言って君は隊長に非常に向いていて向いてない」


(…目の前の将軍は言った。お前は独りの方が良いと)


「何故、君の隊員は君の為に命を投げ出すのだ?」


(…目の前の軍師が言った。お前は何かをしたのかと)


「…何をすればよろしいでしょうか?」


(…私の周りには部下が居た。もう、生きては居ない筈なのに)


(…部隊は解散そして、人では無いモノを狩る日々がまた続いた)


(…いつの間にか、部下は居なくなっていた)


(…私は、彼等の拠り所となれてたのだろうか)


(…空を見上げる、暗い空から雨が降り始める)


「ふむ、君にはとある要人を殺してもらいたい」


(…目の前の将軍は言った。暗殺する人物の名を)


「君にしか出来ない仕事だ。」


(…目の前の軍師は言った。それで全てが終わると)


「…分かりました。それで良いんですね?」


(…私の周りには、紅い雨が降っていた)


(…場所はとあるホテルのロビー、人であったモノ達が落ちていた)


(…私は、命令された首を見つけた)


(…その隣には将軍の首が落ちていた)


…何時からだろう自分から血の匂いが落ちないのは


…何時だっただろう誰かが私を庇ってくれてたのは


「お疲れ様、君ももう眠りなさい」


(…目の前の軍師だったモノは言った。銃口をこちらに向けて)


…撃たれた胸は痛くなく、やっと楽になれるのかと思った


…落ちた首はにんまりしながら、こちらを見ていた


…仰向けに倒れたら、広い空が見えた


…空を見ると雨が降る。真っ赤に染まった雨が


(…違う、赤いのは雨じゃない。ただ目に血が入っていただけだった)


…私は起き上がり空を見上げる、遠い、遠い、だれかと一緒に


(…願う事なら…誰かの為に…)


そして、とある将軍が率いた軍は、その日にただ一人を除いて、全員の死亡が確認された。


「君が死神かい?君には海軍の元に出向してもらう事になった」


(…新しい上司は言った。憲兵として派遣すると)


「戦場暮らしの君には、ちょっと退屈かもしれないけどね」


(…新しい上司は言った。もう人を殺さなくて良いと)


(…私は今、前に歩けたような気がする)


(…海軍はどんなところだろう)


…私は歩く、微かな血の匂いを携えて


…私は歩く、新たな仕込み傘を携えて


…私は開く、ぽつりと垂れた雫を避ける


…傘を回して雨弾く、降った雨は透明だった



SceneCut!!


適当に伏線になるんじゃないかな?

次からやっと艦娘が登場するね!!

3 2 1 q!!



*第01稿02話・艦娘が泊地に着任しました*



雨京は悪夢に目を開く、時刻は6時。何時も通り起きる時間だ。


雨京「…んー、狂気を感じるか。まぁ所詮は夢だ。現実の話ではない」

雨京は悪夢の内容を覚えていない。

殆どの人が起きた時に夢を覚えていないように彼は、また悪夢を見たらしいと言う実感から結論に至った。


雨京「…さて、外で精神統一でもするか」

雨京は外の手頃な場所で精神統一をしている。



Dr.T『一方、俺は海で釣りでもしてるぜ!!大量に釣って鳳翔さんに捌いてもらうぜ!!食料が足りないとか言ってた気がするしな!!』


では時刻は同じくらい5時から挑戦してる君は1時間で8匹のカワハギ(ちっちゃい)を釣り上げていた。


Dr.T「だぁあああ!!カワハギしか釣れねぇ。皮剥いで素揚げにしたら美味いけどよ!!ミニチュアサイズしか釣れない運命だと言うのか…そういや昔、雨京と船釣りしたけどその時もちっちゃいタコとイカ、ヒトデに貝しか釣れてなかった気がする…もっとおっきい魚こいやー!!」


すると突然釣り竿がしなる。魚が掛かったようだ引きが強い。これは大物だ。


Dr.T「この重さなら皆で分けられる!!俺らのご飯になってくれえええええええ!」


黒い魚が引き上げられる。Dr.Tは青緑に輝く目と目が合った。釣り針の部分を見ると歯が生えてるぜ?


Dr.T「歯?青緑?少なくとも食べれそうになさそう」


こんな魚です参考画像→駆逐ロ級


Dr.T「あ、これまずくない?てか何で居るの?普通イ級じゃないの?」

その魚はガパリと口を開き、奥に見える銃口な様なモノが君には見える。

取り敢えず、頭逝っとこうか?


Dr.T「それ痛いから!?」

Dr.Tは咄嗟に魚の頭を掴み地面に向かってアイアンクローを叩きだす!!叩いて叩いた叩き潰す!!


Dr.T「よし、ここは回復される前にちゃっちゃと解剖しようか食べられないし」

まさかのロ級は解体される模様。


Dr.T「ふむふむ、これが砲塔か…この外殻みたいの何かに使えないかな?あとはこの肉質的なのはなにで出来てんだろう。黒い液体…この臭いは油かな?いや…どちらかって言うとプロパンガスみたいな臭いしてるな」クンクン

手際良くロ級を解体するDr.T黒い油の様な物で手が汚れていくのを気にせず解体している。

持っているものは紅いメスの形をしたものだ。相当な切れ味を持ってるようで外殻も堅さを気にせず切れて行く。


Dr.T「ふむん、ここまでにしておこうか、てか風呂無いのに調子に乗ったわーやっべぇわー、べとべとで夜まで過ごすのか―」

海にダイブして洗っても良いんですよ?ロ級の敵を取れるかもしれないから。


Dr.T『それ俺死ぬじゃん…』

そうですね。ここで死んどいた方が後が楽になると…


さて朝ごはんで皆集合ですわー時刻は朝の8時、鳳翔さんがスピーカーで皆を呼ぶよ。

地味に鳳翔さんが食堂の主様、確定である。


誠「今日の10時頃に、艦娘達が着任するはずです」


彩葉「2時間後ですか」


鳳翔「このカワハギ、Dr.Tさんが釣ってくれたんですよ」


雨京「…あの人が?ふむ、まぁ美味しいから良しとするか」


拓「2時間後か、今朝見た時には3棟出来てたし大丈夫かな」


明石「そういえば工廠の入り口にバケツ置いてありましたけど。何か見覚えある物が入ってました」


Dr.T「あぁロ級が釣れて解体した奴だそれ」


明石「えぇ…ってどうやって解体したんです?」


Dr.T「メスでちょちょいとww」


明石「メスで解体、出来るんだ…」


彩葉「そういえばDr.T、射撃場作ってほしいんだけど」


Dr.T「射撃場?それなりの広さの訓練場で良いか…演習場も兼ねて海際に作るかな」


かなり広く取るし、妖精さん二人が掛かり切りになるかな?


DrT『なら、残った妖精さん1匹に風呂を作ってもらうか』


拓『了解、指示しとくわ』

リアルの方で相談するのは良いけどちゃんとセッションで伝えてくれ


Dr.T「永ちゃん、話は聞いていたな?」


拓「二人を訓練場、一人を風呂了解」

短くまとめたご都合主義かよ…

まぁいいや、ご飯を食べ終わった君らはする事がある人はそれをしてやる事ない人は黙想とかして過ごしてるんじゃないかな?


雨京『…する事が無い私か』


彩葉『僕も無いんじゃないかな?』


Dr.T『スキップでも良いよ』


んじゃ暫し食事の歓談にお付き合いしたまえ。


叶人「彩葉、緊張はしてるか?」


彩葉「えっと、少し。」


叶人「ま、気楽に行けよ。そういや射撃場って言ってたけど銃使えるのか?」


彩葉「えぇ、少しですが使えます。良くジャムりますが。」


雑賀「私を差し置いて射撃訓練トップの癖に」


叶人「そうなのか!凄いなぁ俺も一応、射撃訓練はしてるけど向いてないんだよな」


雑賀「そう言えば、雨京さんって憲兵って言ってましたけど銃も刀も見当たりませんね」


雨京「…この傘に、刀が仕込んであるんです」


叶人「雨京君は刀を使うのか。昨日の格闘力があれば要らなさそうだけど」


雨京「…基本は相手が武器を使わない限り使用しません」


雑賀「流石に相手が銃の時は…」


雨京「…撃つ前に首を切れば良いんです」


雑賀「ひぇ!?」


雨京「…なんでもありません。今までで銃弾を食らった事は1回しかありませんね」


叶人「雨京君が強い事は分かった」


彩葉「でも、こいつ水が苦手なんですよ。だから陸軍に行ったのに。」


雑賀「水が苦手って大丈夫なんです?」


雨京「…あぁうん大丈夫、陸軍入って雨に当たっても大丈夫になって来たし」


叶人「雨もダメだったのか…」


彩葉「それなら良かったな」


雨京「…海はこれから克服します」


雑賀「ですね」


誠(海ダメなのに出撃って大丈夫なのかな?てか何か話聞いてたら艦娘と戦っても大丈夫な気がしてきた。昨日も艦娘に近いジャンゴウとか言う奴と戦って勝ててたし。脳筋病に僕も感染したかな…でも水が苦手って脳筋と言うより狂犬…そしたら生きてないけど彼)


誠(てか圧倒的に人間の役割の数が足りないんだよなぁ…雨京君に配属される子達が憲兵みたいな役割として動いてくれるようになるのを期待して…人数が多くなれば食堂を手伝う人も増やさなきゃいけないし。建物については大丈夫そうだなDr.Tが予想以上の働きしてくれてるし)


優「早く皆来ないかなー。ね、兄さん」


誠「あぁ、そうだな」


誠(そう言えば何で優も叶人も居るんだよ…実際船乗るまで知らなかったぞ…色々省きすぎだろ爺ちゃん…)


優「早く、島風と天津風にも会いたいなー早く来ないかな」


誠「そう言えば優は赤城と加賀と龍田と島風、天津風連れて来たんだっけ」


誠(あれ?何か忘れてるような。空母…鳳翔さん…食料…あっ察し)


優「うん他の子達は巧くやれると思ったしね」


叶人「お、どうした二人とも」


誠「そう言えば叶人って何でここ来たの?」


叶人「んー爺さんに手助けしろって言われて?あと俺の艦隊の仕事は新しい装備の試運転だとか」


誠「そうだったね…夕張と鹿島と瑞鳳か」


叶人「あぁ、だから戦力外かもな。まぁ彩葉にはきちんと教えてあげるよ」


誠「あぁ頼む」


優「私も私も!雑賀ちゃんに手取り足取り…」


誠「やりすぎるなよ…」


叶人「雨京君は、正直言って陸軍式でも良い気がしてきた」


誠「艦娘とタイマンとか昨日言ってたなぁ、死なない程度なら良いって許可出しといた」


叶人「許可しちゃったのかよ…大丈夫なのか?上官殺しの子も居るんだろ?」


誠「昨日のタイマン見たら大丈夫だと思い始めた」


叶人「艤装展開されたらやばいんじゃないか?」


誠「だよねー、あー何で許可しちゃったんだろ僕…」


優「でも見てみたいなー」


誠「そうだ、見てればいいんだ危なくなったら止めてもらおう…」


誠(妙高さんに一緒に見て危なくなったら止めてもらおう…那智さんと足柄さんは参戦しちゃうかもしれないし)


誠「さてと艦娘が来る前に終わらせないといけない仕事がまだまだあるな」


優「私達も手伝おうか?」


叶人「さりげなく俺も面子に入れるなって、手伝うけど」


誠「んじゃ、二人とも頼むよ」


鳳翔(誠さん、昨日空母居ないと言ってたのに赤城さんと加賀さん居るんですか…どうしましょう)シロメ



SceneCutかーらーのーキンクリ!!

皆が居る場所は港だ。港には船が着いている。



船からは艦娘らしき子達が降りてきているよ。


雨京(…何だか違和感を感じる。どっかから見てる?)

雨京は、少し違和感を感じたけどそれが何かまでは分からなかったよ。


誠君が船の士官と話をした後、船は本土に向かって去って行ったよ。

何故、船なのかと言うと深海棲艦に通常の砲弾などは効かない訳であって、それならと機動重視の船が使われるようになったね。甲板に簡易的な出撃装置が付けられて船が襲われた時に艦娘が出撃出来るようになっているよ。


誠「さて、来て早々悪いが、ここ何も無くてね。食堂を会議室代わりに使ってるんだ。と言う訳で、食堂に集まってもらいたい」


と言う訳で皆は食堂に移動する訳ですが。

誠君は人間勢の紹介をして、艦娘達に配属される提督を伝える。


誠「さて、と言う訳で各提督の部屋に皆さん、ついて行ってください」


Dr.T「そうそう、6棟の寮が完成した事言ってなかったわ」


誠「あ、そう?なら艦種毎に分かれてもらう?」


優「丁度6人の提督で別れるんだから、それぞれの寮でも良いんじゃないかな?」


Dr.T「なんだか、面倒臭そうだから艦種毎で良いんじゃない?」


誠「ならそれで行こう」


誠君は寮についての説明をして解散の一言を言ったね。


さてはてそれでは着任Sceneイッテミヨー

雨京と彩葉先どっちしたい?


雨京『…彩葉が先で良いんじゃない?戦闘シーンあるでしょ?』


彩葉『では、僕からで。』

彩葉も戦闘Sceneする?


彩葉『雨京と一緒にしないで、普通に死ぬから。』



さいですか!!取り敢えず彩葉のSceneまで

Three Two One Que!!



神通「あの…提督ですよね?軽巡洋艦、神通です。どうか、よろしくお願い致します………」

へいへい神通ビビってるー。そりゃガチムチの猫頭だったら誰でもビビるわww


不知火「し、不知火です。ご指導ご鞭撻、よろしくです…」


漣「綾波型駆逐艦 漣 です。ご、ご主人さま?こう書いて、いや知ってますよね」


マックス「 ぐ、Guten Tag.…私は駆逐艦マックス・シュルツよ。マックス…でもいいけど。よろしく」


雪風「陽炎型駆逐艦8番艦、雪風です!どうぞ、宜しくお願い致しますっ!」

唯一、物怖じしなかったのは雪風だけであった。


彩葉「うん。よろしく。予想はしてたけど、そこまで怖がらなくても…」


不知火「怖がってなんかいません。不知火に落ち度でも?」


神通「その頭ってマスクですか?プロレス等の」


漣「レスラーって言われても違和感無いですよ?」


彩葉「自前です。こんなナリだけどプロレスには明るくないんだ。」


雪風「しれぇ!!頭撫でても良いですか」


彩葉「…ダメだ。」


マックス「…」


不知火「良く司令の頭を撫でようと思いましたね。雪風は凄いですね」


不知火(…今、何か不当な評価を受けたような。気のせいですか)


雪風「雪風は凄いですか!!」エヘヘ


彩葉「あぁ、大体皆の性格は分かった気がする。」


神通「所で私達は何をすればいいのでしょうか提督」


彩葉「んー、何も言われてないから今日は顔合わせしてあと自由かな。」


神通「そうですか。では、寮に自分の部屋を確認しに行きましょうか」


彩葉「ん、僕も行くよ。」


彩葉は皆を寮に案内しました。ちなみに皆がどの部屋なのかは、寮に居たジャンゴウに教えてもらいましたとさ。

全部の寮の入り口にジャンゴウが居たのは皆は気にしませんでした。



SceneCut

さて、彩葉の場面はこんな所かな。んじゃ、次は雨京の場面行こうか。


雨京『…他の提督達のシーンを見る事は出来るか?優と雑賀の艦娘は把握してるが、誠と叶人の艦娘を把握したい』

んーそれはSceneを希望?それとも憲兵として一覧の書類を渡されたてい?


雨京『…んー両方で?』


ハイハイーそれではまずは誠君!!



誠「皆お疲れ様」


誠君に着いた子達はもともと大本営の方で働いてた時から一緒に居た子みたいだね。


妙高「提督、お身体の方は大丈夫ですか?」


如月「如月が頼んだのですから、気にしないでくださいね?」


那智「ふん、中々面白そうな所に飛ばされたな。少し行けば前線じゃないか、楽しみだな」


足柄「前線に出る事は可能かしら?戦闘が!戦いが私を呼んでいるの!!」


羽黒「ね、姉さん達!し、司令官さん…ごめんなさい!」


睦月「にゃ~提督ぅ…睦月何でここに居るのぅ…?」


如月「如月が一緒に来てほしかったからよぅ?」


誠(どうしよう。取り敢えず寮に案内しようか)


誠「身体の方は大丈夫だよ。あと前線には出れないんじゃないかなぁ」


那智・足柄「何だと!?」「何ですって!?」


誠「まぁまだ分かんないな。取り敢えず今日の所は寮に戻って休んでも良いよ」


誠「さぁ、寮まで案内しよう」



SceneCut!


続けて行こう妹さんのSceneへ。



赤城「新天地、流石に気分が高揚しますね」


加賀「そうですね。赤城さん、今日のご飯は何でしょう?鳳翔さんが担当だとか…いいですね。気分が高揚します」


龍田「もうちょっとゴロゴロしてたかったな~」


島風「この島一周したいなー!」


天津風「島風、あんたは何時も落ち着きが無いわね」


優「んと、赤城ちゃん加賀ちゃん食料あんまりないから食べ過ぎたらだめだよ?」


赤城「そ、そんな!!」


加賀「頭にきました」


龍田「ところで提督。どうして天龍ちゃん居ないんです?」


優「どうしてってうちには天龍ちゃんは居ないじゃない」


龍田「他の鎮守府の子達も来る。もしかしたら天龍ちゃんが居るかもと言ったのは提督じゃないですか~」


優「そうかもしれないけど!!きっと天龍ちゃんも配属されるよ!!きっと!!」


優「あれ?島風ちゃんと天津風ちゃんは?」


加賀「先程までそちらに、あれ居ませんね」


赤城「島風が天津風を引きずって出て行きましたよ」


優「えぇー、まぁ二人なら大丈夫よね」



女子達の歓談はまだまだ続く様だ。

SceneCut!

さぁさ続けて叶人のSceneだ。



叶人「大本営に居た時と仕事は一緒だ。面倒臭いなぁ」


鹿島「提督さんは何時もそんな感じですね」


夕張「だから出撃任務ないんじゃないの?」


瑞鳳「提督ぅ…仕事、しようよぅ」


叶人「働いたら負けだろう。まぁ俺は新人の教導があるからさ?」


夕張「逆に言えば私達、する事ありませんよね」


叶人「そんな事ないぞ?Dr.Tが兵装を作るとか言ってたしな」


瑞鳳「やっと仕事にありつけましたね!!」


叶人「いやいや、元から働いてただろう」


鹿島「執務室で提督さんを見たことないような…」


叶人「そ、それはだな…この泊地の計画を進めてた都合上忙しかったんだよ…」


夕張「てか執務室って何処にあったっけー?」


瑞鳳「え?演習場が執務室じゃなかったの?」


叶人「執務室は工廠の部屋が割り当てられてたぞ?」


夕張「あぁ、あそこ…ってあの倉庫が執務室だったの?」


鹿島「初めてあった所が提督さんの執務室だと思ってました」


叶人「あぁ、あそこは総司令の執務室だ」


鹿島「そ、そうだったんですか」


叶人「呼び出されて鹿島の事、紹介されたからな。珍しい事があるもんだと思ってたよ」


叶人「なんだかんだで色々作ってくれそうだし、どんな装備を開発してくれるのか楽しみだ」


夕張「Dr.Tでしたっけ?」


叶人「少将だってさ」


夕張「え?軍医で階級がある人って珍しいですね。」


瑞鳳「普通は医療特務官だったよね?特尉扱いの」


叶人「ま、色々と凄い人なんだろう」



SceneCut!


さぁさぁ次は大鷹雑賀かー

着任開始―



那珂「那珂ちゃんだよ!提督よろしくね!」


雑賀「あ、うん宜しくね」ギラリ


那珂(す、鋭い眼光!不知火ちゃんレベルじゃないか!皆喋れてない!ここは私が!)


夕雲「夕雲型一番艦、夕雲、着任しました。皆さんも自己紹介しなさいね?」


巻雲「夕雲型駆逐艦、巻雲と言います。夕雲姉さんについて来ちゃいました!」


風雲「夕雲型駆逐艦、三番艦の風雲よ。貴方が提督なんだ。了解です」


長波「夕雲型駆逐艦4番艦、長波サマだよ!さーいくぜ、オーッ!」


秋雲「秋雲着任!提督、よろしくね」


那珂(那珂ちゃんが行くまでも無かったー!提督の様子は…)


雑賀「新人提督の大鷹雑賀です。私達の仕事は、前線の泊地への補給船の護衛よ。よろしくね、皆」


雑賀「それでは寮に案内するわ。と言っても私も寮の場所把握してないんだけどね」


那珂(あれ?これ緊張してるだけなんじゃ?)



彼女達は寮に向かう模様です。SceneCut!

それでは続きまして戦闘Scene行きます?


雨京『…自己紹介とか無いのか…?』

それアルー、なので取り敢えずSceneStart!



川内「川内だよ!さっそく夜戦連れてってよ!!」


時雨「…話す事は無いよ」

名前も言わずに部屋を出て行きました。


弥生「初めまして…弥生…です…」


レーベ「Guten Morgen. 僕の名前はレーベレヒト・マース。レーベでいいよ、うん。所でさっきの猫顔の奴は何処に居るのかな?マックスが心配なんだ」


雨京「…これまたバラバラだなぁ。私の名前は夜内 雨京だ。川内は夜戦(ガチ)が得意なのか鍛えがいがありそうだな」


川内「え?その提督、鍛えるって?」


レーベ「マックスは無事にやってるかな…」


雨京「…さてと君たちが勝てたらここでは好きにして良いぞ。その代わり君らが負けたら、私の言う事を聞いてもらう分かったな?」


弥生「司令官、正気…?」


雨京「…試合時間は5分、君たちが私に膝を付けさせれば勝ちだ」


川内(勝てば夜戦が出来るヤッター)


弥生(ここには皐月が居ないからしたい事は無いけど)


レーベ(あの猫顔を処刑しましょう)


彩葉『なんであんなキャラに成ってしまったの?…あと何だか勝手に処刑されることになってんだけど雨京負けたら殺』

マックスの事が好きすぎた結果の模様


雨京「…艤装の使用は許可しよう!使ったらこちらも武器を使わせてもらうよ?」


川内「提督約束だよ!!勝ったら夜戦三昧だからね!!」


雨京「…私は提督ではない」


川内「え?提督じゃないの?」


雨京「…一応、憲兵だ。しかし君たちの指導を頼まれた以上、私は君たちの教官に値するからな!」


レーベ「早くやりましょう。どこでやるの?」


雨京「…この建物を出てすぐの所で良いだろう」


と言う訳で4人でお外に出てwktkの戦闘Scene始めますかー


川内「誰から行く?」


雨京「…面倒だし三人纏めてきな!!」


弥生「司令官…正気…?」


レーベ「1分以内に終わらそう、早くマックスの元に行かなければ」



それでは行きましょ戦闘Part!

続けてCount Three Two One Fight!!



川内「夜戦の為だし本気で行くよー」


弥生「弥生は…別に…」


レーベ「早く終わらせます」


川内が先に動く、足を狙った蹴りを放ってきた。それを雨京は難なく避ける。

そこにずれる様にタイミングを調整したレーベのタックルが来る。雨京はそれを肩に手を添え軽く受け流す。

弥生は様子を見ているようだ。


川内「んーこれならどう!!」


川内は一瞬で雨京の背後に回りこみ、背後から組み付きをしようとする。

同時にレーベも前方からタックルをしようと構えているが、丁度そのタックルに向かうように雨京が前に出る。

川内の手は空振り、レーベのタックルも勢いをつけられず、転ばせるには至らなかった。


雨京「…そろそろ一分だぞ?残り四分、一分以内に終わらすんじゃなかったのか?」

煽っていくスタイルぅ


レーベ「Feuer!」

レーベが艤装を展開!!雨京に向けて砲撃する!!


雨京「残念…君の戦いはここで終わってしまった!!」

雨京は砲撃を傘を開いて防ぎ、そのまま傘でレーベを打ち据える。ノックアウト攻撃だ。何だと…こうなるよ。


レーベ「うあっ!」

レーベは崩れ落ち起き上がる様子は無いね…


雨京『…ダイスの女神…もといダイスの死神は伊達じゃないね』

自重して(´・ω・`)ショボーン


雨京「死神の名は伊達じゃないぜ!!くはは」


川内「え?一発?」


弥生「うわぁ…痛そう…です…弥生も行きますっ」

弥生も艤装展開して撃ってくるよー!!


川内「本当に艤装展開して撃ってる…良いのかな?私も一緒にクロスファイヤーするよ!!」

川内も艤装展開してファイアーしてくるよ。その結果は…


雨京「ふははは、そんな温い射撃が当たるとでも思ってるのか?」

何で発狂してるんですか…雨京は、川内の射撃を避け、弥生の射撃を弾く!


雨京(…意外と弾でかかった。弥生に部位攻撃、頭のノックアウトだぜ!!)

何と君は殺す気か!?取り敢えず結果は・・・あっ察し、どたまカチ割ったんだー弥生の頭にフルスイング!!

弥生は頭から吹っ飛んでいってゴロゴロ転がったあと工廠の前に置いてあったバケツに当たって止まったよ。


雨京『…やべぇ想定外』シロメ


川内「えぇ?今のヤバイんじゃ…」


雨京「…やべぇ!!気持ちよくフルスイングしちゃった…鉄傘だもん普通は死ぬよね…?さて川内も吹っ飛ぶ?」


川内「降参するよ…流石に一人じゃ勝てないって…というか二人とも入渠させないとやばいんじゃ?」


Dr.T「アイエエエエ女の子が飛んできた!?何で!?何で!?ねぇ、生きてる?生きてる?死んでないよね?アカシ=サン!!」


明石「取り敢えず高速修復剤使いましょう。あっちにも倒れてる子居ますね…本当に、あの憲兵さん人間ですか?」


誠「」シロメ


睦月「人間じゃないにゃしぃ…」


雨京「…どうも元帥殿、勝ちましたよ」ニコヤカ


誠「」キゼツ


雨京「…死んでないので大丈夫です」


島風「島風速くなかった…」機能停止


天津風「ちょ、しまかぜ大丈夫?」


鹿島「艤装展開してるのに一撃って…人間じゃないですね…」


夕張「いやいや、そこじゃなくてあの至近距離からの射撃を避ける時点で人間捨ててますよね?」


瑞鳳「機銃は避けれるのかしら?」


叶人「死神の通り名は伊達じゃない・・・か、と言うより兄弟の片鱗を見たな」


雨京「…まだまだ鍛錬が足りんな。はっはっは」


川内「うぅ、何も言えないなぁ」


雨京「…くはは、戦闘はタノシイなぁ」


川内(私の夜戦よりも戦闘バカ・・・いや戦闘狂って奴なのかな…)


雨京「…ふむ、艤装展開しても装甲が展開されるわけじゃないのかなってか服の部分だけなんだっけ?」


雨京(…思いっくそ、頭にヒットしちゃったな。まぁあとで謝れば良いか)

ヒットしちゃったって貴方部位狙いだったでしょw


誠「はっ、僕はいったい何を…そうだ寮に案内してる途中だった」


妙高「大丈夫でしょうか、提督?無理はなさらないように」


そんなこんなで雨京VS川内&弥生&レーベの戦いは川内、降参・弥生、ホームランボール・レーベ、気絶・雨京の勝利で幕を閉じた。

Dr.Tが何か小ネタしたいとか、お前本当に小ネタで済むのか?SceneStart



Dr.T「…入渠施設にぶち込んだのは良いけど高速修復剤在庫どれくらいあるの?」


明石「残量的には1000?位あります。バケツ換算で2000…流石、主席参謀長…」


Dr.T「バケツ一つで一人分だっけ?十分あるな、というか前線じゃないのにそんな貰えるとか…」


明石「普通だったらありえませんね」


Dr.T「我が弟ながら遠慮なく女の子の頭にぶちかますのは頭おかしいな…」


明石(兄弟ですか、あの性格を抑えてるんでしょうねぇ、きっと)


Dr.T「人数増えたなぁ~今、確か風呂と演習場作ってるんだったなーその次は自分の研究所と防衛設備かなん♪」


明石「研究所ですか?」


Dr.T「うん、診療所も兼ねるけどねん~深海棲艦の研究とかね大本営じゃ表だって出来ない研究とかもやっていいって言われてここ来たんだし」


明石「装備とかの開発なら私も協力出来るんですけどねー」


Dr.T「えー、でもアカシ=サン、大本営の兵器派と組んでるんじゃないの?」

えー、なん・・・だと・・・


明石「えぇ?組んでなんか居ませんよ。いや、トカゲの尻尾だっただけですね」


Dr.T「それなら協力してほしいな」ニヤリ


明石「面白い事なら協力しますよ」ニマニマ


Dr.T「面白そうな事しかしないからな俺は!!」


明石「そう言えば修復剤突っ込んで放置してました。ちょっと見てきます」


Dr.T「てらしーあ!」


ジャンゴウ「Hey!!寮の案内終わったぜMan!!」


Dr.T「おぅ!お疲れさん!!」


拓「うーん、研究所だけど部屋の間取りは考えてるの?」


Dr.T「あぁ永ちゃん!もちろんさぁ!!永ちゃんの部屋もちゃんとあるから安心せよ」


拓「んで、Tの話した感じどうなの?」


Dr.T「んー、まだ分からんかなぁわざとトカゲの尻尾になった可能性も捨てきれないしねー」


明石「大丈夫そうでしたよ、食堂の建物まで送ってきました」


Dr.T「おっかえりー!!」


明石(疑われてるみたいですねぇ、どうしましょうか)


Dr.T「まぁ、まだ分からないよ。ねぇアカシ=サン?」


明石「え?あっはい、そうですね」


そんな折、全島放送が流れます


鳳翔【皆さんお昼ご飯が出来たので食堂に集合してくださいね】


Dr.T「おぅ飯かー!!行こう行こう」


明石「この時間が楽しみですよねー」


拓「まったくだ」


何だか働いたような話をしている。いや永井はちゃんと働いてるけどさ。



食堂Scene



雨京「…おー、お前ら大丈夫だったか?」


弥生「…」モグモグ


レーベ「…」モグモグ


川内「私達の負けだったよ。少なくとも一人で勝てる相手じゃないし」


雨京「…はっはっは、少なくとも砲撃されたら気絶させなきゃ死ぬかもしれないからな。手加減は無しだ」


レーベ「僕が撃った後から記憶が無いんだけど」


彩葉「お前、相変わらず無茶するなぁ」


雨京「…そんな事ないけど。レーベ、やったら地獄だぞ?」


レーベ「う…分かったよ。負けた訳だし指示には従う」

彩葉に向けてた艤装の砲を消す。


弥生「頭狙いは…反則…です…」


雨京「…ごめんねー、まぁ生きてたんだし許せ」


川内「そいや、負けた訳だけど何すれば良いの?」


雨京「…あぁ、基本的な仕事は泊地周辺の近海の見回りみたいなもんだな」


雨京「…島内なら俺が見回りするし、まぁ見回った後は自由だな」


川内「え?そんなんで良いの?」


雨京「…取り敢えず、指示されてる事は無いからな」


雨京「…午後は時雨だっけか?そいつの実力を確かめに行こう」


彩葉「何?俺もあいつみたいに。戦った方が良い感じ?」


不知火「いえ、そのままでいいです」


マックス「あの人みたいになったら困るよ」


神通「あの方とはいい酒が飲めそうですね…」


不知火「私達の為にそれは止めてください」


雪風「雪風は雪風は雪風は…死神…」


彩葉「雪風ちゃんが壊れかかってるんだがどうすれば良いんだ」


神通「それは病気ですから私達ではどうしようもありません」


マックス「レーベが、いう事を聞いてる…これで安心…出来るかな」



一方、誠君達。


誠「いや、本当死人が出なくて良かったよ」


優「確かにそうだね。えへへ」


叶人「あぁ、そうそう明日の一OOOに大鷹さんの護衛任務の補給船の船長と、ここまで護衛する大本営の提督が来るってさ」


誠「名前は?」


叶人「えっと三枝船長と文祇提督だな」


誠「さいぐさ船長とあやし提督ね分かった。」


Dr.T「にひひ、注意しないといけませんねー外からの人は!!」


誠「まぁ、そうだね監視に来るわけかも知れないし」


叶人「まぁ大丈夫だろう」



そんな感じでお昼が終了!!

次は誰からにしよっか?


雨京『俺からじゃない?』


彩葉『僕でも良いのよ?』


んむむん、


Dr.Tつダイス

せやなダイスで決めようか。


流石、ダイスの女神様に好かれてる男…

そして、幸運の女神に嫌われてる男…


と言う訳で雨京からだな。



雨京「…と言う訳で、時雨がどの程度強いのか見に行こう」


川内「てことは寮に行くんだね」


雨京「…あー、寮の場所教えついでにちゃっちゃと行きますかー」


レーベ「マックスと同じ部屋が良いな…」


弥生「…どうして…喜んで戦おうと…する…?」


雨京「…そこに生があるからさ」


川内(これは本当の戦闘狂だ…)



さて一方その頃誠元帥


誠「はぁ、外の空気は良いもんだ」


??「こ…しぐ……っぽい!」


??「や…ど・・なのかな」


誠「ん?話声?」


??「誰か来るっぽい!!」


??「こっちだ夕立」


誠「えぇ、なんか夕立って聞こえたんだけど…何で居るの?」

頭を抱えつつ誠は


誠「まぁ、いっか…来るかもと書類に書いてあったし…もう片方は分かんないけど」



そんな感じで雨京一行は寮へ


ジャンゴウ「Hey!!Girls!君は向こうだ。君らは201号室だぜメェェン!!」


雨京「…時雨の部屋は何処だい?」


ジャンゴウ「あの子は202号室に居るぜMan!!」


と言う訳で雨京一行は時雨の部屋の前にきました。

入りますか?入りませんか?


まぁ入らなくてもドアが勢いよく開いて雨京にぶち当たるぜ。


雨京「…うおっ!?」


??「あっごめんよ」


弥生「え…皐月…?」


??「誰か来たっぽい?時雨早く逃げるっぽい!!強行突破っぽいー」


時雨「夕立…」


川内「向こう、やる気みたいだし、もっかいチャンス頂戴よー」


雨京「…川内は膝着いてないし良いよ。でも弥生とレーベはダメだ」


1対4の戦いSceneはっじまるっよー

NextCount Three Two One Fight


夕立「何言ってるっぽい!!」

夕立は皐月の足を掴みジャイアントスイングして雨京に投げて来た!!


皐月「え?ちょ」


雨京「…君がボールか!!」

雨京の回避…カウンターだな。鉄傘を振りかぶり、ジャイアントに対しフルスイングで返す!!HeadShot!!


皐月は弥生と同じように吹っ飛んでいって廊下の壁にトマトを潰したような音がして動かなくなったよ。


雨京「…艤装展開してなかったけどやばくない?」


川内「よそ見してる暇はないよ!!」

廊下の方を見ている間に川内は艤装を展開して背後から砲撃してくる!!


雨京「…くははは、無駄無駄」

屈んで川内の足を鉄傘で払う。


夕立「時雨今よ!!」


時雨「気は進まないけど」

その屈んだ時に夕立と時雨の展開された艤装が雨京を狙う!!


雨京『そのまま川内と入れ替わって川内に受けてもらう事は?』

ん?んー組み付きで盾にする感じかな?組み付く?やっぱりか…まだや筋力対抗…アッハイ


雨京は川内と入れ替わり盾にする事に成功したよ。


川内「え?あっこれやばい奴だ」


夕立と時雨のクロスファイアが盾にされた川内を襲う。


川内は膝から崩れ落ち戦闘不能。


雨京「…タイミングは中々良かったな。だが残念、君たちの時間はここまでだ」

雨京は二人の元に寄ると二人に手刀を放つね。


夕立「人間技じゃ…無いっぽい…」


二人は戦闘不能、戦闘は終了だね。


雨京「…さて、弥生とレーベ入渠ドックまで運ぶの手伝ってくれ」


弥生「この為に…?」


レーベ「運ばせる為に不参加は不公平だよ」


雨京「…二人ともさっきので膝着いてるからダメだって言ったんだよ」


弥生「はやく運んで…あげないと…」

弥生は皐月を持ってきたよ


レーベ「僕はこっちかな」

レーベは川内を背負うよ


雨京『…持ってきたと背負うの差である』


雨京「…んじゃ私はこの二人か」

雨京は時雨と夕立を背負うよ


雨京『…皐月は死んで無いよね?』

高速修復剤ぶっかければ分かるんじゃない?


雨京「…死んで無いよな?」


弥生「奇跡…的に…生きてます」


雨京「…奇跡?」


弥生「生きてて…良かった」


どの位奇跡かって言うと体力が‐2から0の間である。


雨京『え?それって1Rで回復させないと死んじゃうんじゃないの?』

メタ情報だけど艦娘は‐3以下にならないと死なないから安心してくれ!!このシナリオ上の大破ストッパーって奴だ。

艦娘に対してのダメージ計算は必ず体力0で一旦止まるぞ。一応ノックアウトだから気絶してるけど。

川内の方が計算的に死ぬ確率は高かったけどな!!川内の頭ふっ飛ばしてから盾にしてたら普通に死んでた。


雨京『てことは生きてる?』

そういう事になるな。ここで追撃してあげれば雨京のボーナスダメージで死ぬけど?


雨京『いやいや追撃しないから!!』

なら続けよ、このまま入渠ドックまで連れてくよ。


Dr.T『工廠前でアカシ=サンと話し込んでる事に出来ない?』


ならば工廠前で明石さんが雨京達に気付くよ


明石「ありゃ夜内さんどうしたんです?」


Dr.T「弥生ちゃんが背負ってる子血塗れフィーバー何だが」


明石「また戦ったんですかね?と言うか皐月ちゃんと夕立ちゃんはまだここには着任してない筈なんですが」


雨京「…時雨の部屋に居たんだ」


明石「取り敢えず伸びてるので入渠させましょう、あと」


Dr.T「高速修復剤の在庫はかなりあるからと言って犬送りは余りしてほしくないなぁとアカシ=サンが言ってるぞ」


雨京「…犬送り?まぁ、一応善処しよう」


明石「言いたい事は言ってくれたので取り敢えずドッグではなくドックに運びましょう」


雨京「…ネタが分かりずらいよ」


Dr.T「んんっ?まぁ、一応善処しようww」


明石「では時雨と夕立を運びますね」


雨京「…ん?運ぶけど?」


明石「ドッグは男性禁制です」


雨京「…それなら仕方ないな任せる」

雨京は明石に時雨と夕立を渡した。明石は軽々と片手で二人を運ぶよ。


雨京『どうやって持ってんのwwwあっ、いや説明しなくて良いわ持ってった。おk』


その場には雨京とDr.Tが残された。


Dr.T「元気だったか?」


雨京「…兄さんのおかげで怪我とかはしなかったけどね」


Dr.T「まぁ怪我はしない血筋だからな」


雨京「…兄さんは相変わらず人助けしてたの?」


Dr.T「んーまぁそうだね。助けた人のお礼を聞くために助けてる訳だし」


雨京「…相変わらずお人好しだね」


Dr.T「てか、彩葉の奴さー、ちゃんと提督になれたんだな」


雨京「…あの見た目のせいで怖がられたとか無いかな?」


Dr.T「そしたらごめんだけど。お前はうちの一族だから大丈夫だと思ってたけどさ」


雨京「…うちの一族、万能過ぎよね」


Dr.T「彩ちゃんは提督になるって言うから一緒に居れないじゃん?だから死なない身体づくりしてもらったんだけどね」


雨京「…そういう理由だったの?」


Dr.T「内戦も起こり始めてたし、何処で死ぬか分からないじゃん?」


雨京「…まぁ紛争は一応、鎮圧はしたけど」


Dr.T「武装勢力が日本に現れる時点でオカシイけどなwwしかし、お前も頑張ってくれたからな。だから皆生きてる」


雨京「…俺は何もしてないよ」


Dr.T「そうか、まぁ戦いの日々はここまでだ。お前もそろそろ休めよ?ここからは彩ちゃんが戦ってくれるらしいし」


雨京「…そうだな、皆が戦うのに俺が休む訳には―」


Dr.T「お前はここまで戦い過ぎだって!!お兄ちゃんには分かる!!だから休め。その時間はたっぷりあるだろ?」


雨京「…まぁ楽しませては貰うよ」


Dr.T「んむ、良い子だ」


雨京「…そう言えば拓はどうしてたの?」


Dr.T「俺の助手してた」


雨京「…マジで?整備士って言ってたけど整備出来るの?」


Dr.T「一応、兵器開発もしてるから出来るに決まってんだろ!」


雨京「…兄さんが兵器開発?人造人間でも作ってるの?」


Dr.T「軍医でマッドサイエンティスト名乗ってるけど一応医者だからね?本人からの希望が無い限りはそんな事はしないよ」


雨京「…希望があったらするのかよ」


Dr.T「ん?おい、月の髪飾りした子と白髪の子戻って来たぞ」


雨京「…ん、どうだった二人とも金髪の子と川内生きてた?」


弥生「教官…が言う…と…殺す気が…あるように…聞こえ…ます」


レーベ(マックスに会いたいけど逆らったら一生会えなくなるかもしれない)ガクブル


雨京「…本当に殺す気だったら聞かないよ?んで、弥生はあの二人の子知ってるの?」


弥生「片方…だけ…多分皐月…」


雨京「…金髪の子かな?」


弥生「そう…皐月」


Dr.T「片方は夕立だなおそらく」


雨京「…何で知ってるの?」


Dr.T「時雨を追いかけて鎮守府を出たかもしれないって連絡が昨日」


雨京「…んで何で伝えてくれなかったの?」


Dr.T「え?元帥には言ったよ?お前が担当だってのは知らなかったからさ、昼に時雨って子は来てなかったもん!!俺は悪くねぇ!!」


雨京「…そうだな斬り捨てるのは止めてあげよう」


Dr.T「ひぃ!?痛いのはイヤァ(>_<)」


弥生「教官…落ち着いて…」


レーベ「所でこれから何をするの?」


雨京「…んー今日は解散、明日は朝食の後に提督室に集合って入渠中の子達にも言っといて」


レーベ「やっとマックスに会える!!」


雨京「…マックスが仕事中なら自重しろよ?」


レーベ「大丈夫、マックスの提督は今日までだから」


次の瞬間、レーベの首筋には刃が当てられてたよ。


雨京「…人に危害を加えたら残念だが処理しないといけない分かったな?」


レーベ「や、Ja…危害は加えません…」


弥生「その傘に…刀が仕込んである…のですね」


レーベ「砲で撃たれて抜刀しなかったのか…底知れないな…」


雨京「…君たちの様な対人訓練をしてないひよっこに負けるわけがないからな」


弥生「弥生…達を…ひよっこって言えるのは…一握り…」


雨京「…そういや聞いてないんだけど君ら二人はどうして上官殺しを?」


レーベ「マックスの為に」


弥生「皆が…大変だったから…」


雨京「…二人とも何でが抜けてる…何でを聞いてる。まぁ良いか取り敢えず解散!」

いつの間にかDr.Tは消えてたよ。



そうしてこうして雨京のPartは終了だ。

そろそろ話を区切りたいが彩葉のPartだけやらせてもらおう!!

続けてほんわか彩葉Partじゃんじゃん続けてヤッテコー

3 2 1 q



彩葉「…」


マックス「…」


不知火「…」


神通「…」ニッコリ


漣「ご主人様ー何するんですか?」


雪風「しれぇ頭撫でても良いですか?」


不知火「何で雪風は司令の頭を撫でたいんでしょう」


彩葉「ダメだ…ん?そうだな雪風、肩車をしてやろう。」

彩葉は軽々と雪風を持ち上げ肩車をしてあげる。


雪風「雪風はやりました!!」


神通「提督…あまり無理を…無理ではありませんでしたね」


彩葉「雪風は幸運艦って聞いたから、少し分けて貰えないかなって。」


漣「ご主人様、運が無いんです?」


彩葉「あぁ、それなら昔話でもしようか、僕が高校の時に夜内兄弟と拓にあったんだよ。」


漣「えぇ?そうなんですか?ん?夜内兄弟?」


彩葉「Dr.Tって名乗ってるのが兄だよ。」


神通「あの二人は兄弟だったんですか…」


彩葉「うん、雨京の奴の周りには色んな人が集まっててね。色々あって人間不信になってた時に話しかけて来て。」


不知火「変人ですか?」


彩葉「裏の文字を読まないでくれよ。とまぁ最初は何だこいつだったんだけど仲良くなってさ。」


彩葉「まぁそこで拓とDrTにも会って集まる所が図書室のベランダで、深海棲艦が出たとか聞いてさ。」


彩葉「そこから1ヶ月くらいかな?地元が地図から消えたのは。」


漣「消えた?ですか?」


彩葉「街が燃えたんだよ、そこら一帯がね。海が近かったからさ。」


彩葉「んで、校庭に砲弾が着弾してさー。あの時は大変だったよ、Dr.Tが居なきゃ死んでたね。」


神通「それって神奈川ですか?」


彩葉「お、良く知ってるね。そうだよ」


神通「あそこほど広範囲に壊滅した所は少ないですから…確か小田原から藤沢、縦は厚木くらいまでの範囲ですよね」


彩葉「砲弾が一発当たっちゃったんだよね。すぐに治療してもらって助かったんだけど。」


雪風「どうして砲弾に当たってピンピンしてるのですか?」


彩葉「それは、Dr.Tが深海棲艦が騒がれ始めた後に守れる人になりたいと言ったら、何か飲まされて走らされたらこんな身体になったせいかも。」


神通「それだけで耐えれるんですか?」


彩葉「これで一発なら深海棲艦の攻撃食らっても生き残れるよって言われたな。」

このシステムは艦娘と同じですぜ彩葉さんよ。


彩葉『そうだったのか覚えておくよ。』


神通「あの方の技術力はその頃から凄かったのですね」


彩葉「まぁそんなこんなであの時に全員はぐれて生きてるのを把握してるのは僕ら4人だったよ。」


不知火「失礼ですが…何人居たんです?」


彩葉「雨京が集めたグループなら15人は居たな。」


漣「ご主人様思ってるほど運は悪くない…」


彩葉「んで4人一緒に逃げてたんだけど、大変だったよ。死にかけたりね。」


彩葉「そんで取り敢えず大丈夫な所に離脱したあと皆と別れて海軍兵学校に入ったんだ。」


不知火「学費はどうされたんですか?海軍兵学校は意外と学費高かった気がしますが。」


彩葉「結果を出せば学費が免除になるのと入学金はDr.Tが出してくれたんだよ。」


彩葉「なんか知らないけどお金沢山持ってた…札束を渡されるなんて想定してなかったよ」


彩葉「これは貸したんじゃないあげたんだ。どうしても返したいのなら生きてまた会おう!!って言われて今まで生き残って来たんだよね。」


マックス「あの人、言動がおかしい割に良い人ね」


彩葉「普通に良い人だからな?でも雨京の奴は戦闘狂になっちゃっててヤバイ。」


神通「あの人も元は違ったんですか?」


彩葉「あいつは、見る目がある奴だったんだよ。寂しいと思ってる奴を見つけて仲間に引き込んでたんだ。」


漣「えぇ、それは嘘ですよ」


彩葉「あの頃は一人称も俺だったし、かなり喋る方だったぞ?」


不知火「あの整備士の方は?」


彩葉「永井はあのお腹に癒されるんだ…」


不知火「は?」


彩葉「いやなんでもない、お腹がぽよぽよで度々触らせてもらってた、なんて言えない…」


漣「言ってます言ってますダダ漏れです、ご主人様!!」


彩葉「おっと、つい本音が…」


彩葉「取り敢えず昔とは変わってないよ永井は、心安らぐよ…」


雪風「しれぇがダメな方に逝ってると思います!!」


神通「そうですね、話はそこまでにしましょう」


不知火「おや?砲撃音が3回敵襲でしょうか?」


彩葉「どっちの方から?」


不知火「おそらく寮の方です」


彩葉「あぁ、それならお昼に出なかった時雨VS雨京してるんじゃない?警報も出てないし。」



SceneCutそんな感じで昔話をしてたぜ?お疲れさん。

ちょっと2話だけで1話と雨京の過去ストーリの文字数超えてる…まぁいいや

これで取り敢えず切ろう切ろう。


続けて行きましょ過去の土地、マッドなサイエンティストとその助手務める不可視の整備士、まずは博士の幕開く。

さらに続けて助手の幕、さぁさ開幕しょーたーいむ!!



3 2 1 q!!



*第‐∞稿02話・何時か居た場所を見ながら*



俺は天才だった。しかし、天才とは何時もでも何処でも理解されないものだ。


しかし、俺には理解者が居た。出来た弟にそのFriend皆、良い奴だった。


深海棲艦と呼ばれる怪異が現れた。そしてある時、俺らの故郷は燃えた。


生き残ったのは弟と二人のFriend、それ以外の生死は不明。


一人のFriendは俺に着いてきて助手をしてくれてる。


彼を助手に戦地を渡り歩く。俺の目の前で死ぬ事は認めない。


ある日、助手が流れ弾に当たった。運ばれて来た彼は既に冷たくなっていた。


悪魔が俺に囁いた。元々、俺の中に居たんだろうけど。


悪魔は言った(力が欲しい?)


力とはどんなもの?


(俺様はどんなものにでもなれるぜ?お前の望む形にな?)


ならば俺に死をも治療出来る力をくれ


(良いだろう俺様はお前でお前は俺だからな、どんな形が良い?)


血は命の源だと聞く


(良いだろう俺様はお前の血となろう変更はきかねーからな!!)


気付いた時には俺は手首を切り、助手の口に血を流し込んでいた。


助手は咳込む、どういう原理だ、こりゃぁ…


取り敢えず、冷たくなってた助手は生き返ったのは分かった。

流れ弾に当たった場所も綺麗さっぱり!!ついでに、切った筈の手首も綺麗さっぱり!!


その日から俺は奇跡の軍医と通り名を貰い特別に階級も貰い便宜も図ってもらえた。


どんどん階級もあがり、気付いた。


俺、何処の軍属何だろう?


折角階級も貰ったし深海棲艦からの被害も減ったし、そろそろ奴らに関して研究したい。


海軍所属なら色々、便利なんだけどなー?


聞いてみた。


どうやら、俺の軍属はどっちも少将って扱いらしい?どうして両方なのか?


しらね…俺が入った所の死者率が目に見えて消えるから取り合ってる模様?


つまり海軍所属でもあり陸軍所属でもあるらしいっす


取り敢えず海軍の方に研究の方打診したら、めっちゃ厳つい爺さんと面通しすることになった。


取り敢えず、名前だけはインプット來田 豊臣…何か主席の参謀長とか言ってたけど、詳しい役職は知らね。


何か新しい泊地が近々出来るからそこなら好きに研究が出来るとか?


乗った乗った乗った。取り敢えず面子は息の掛かった者達で固めたいよね。謎の陰謀論?メタ思考?


爺さんの孫二人にその幼馴染だとか言う奴であとは憲兵に整備士は俺の助手を使うとして?


爺さんとそこらへん決めた。


そして新しい泊地へと



SceneChange



流れ弾に当たって死んだその筈だった。


目が覚めたら銃創も消えてた体調も万全。


Tの言う通りに僕は海軍の大本営の整備士として働いた。


僕が弾に当たって足を引っ張ったから、彼は僕を離したのだとすぐに理解した。


Tは何時か迎えに来てやる、それまでに知識を貯めろと言った。


彼の言う通りに知識を増やし、何故か妖精と話せる事も分かった。


妖精とバレないように話をしながら時を待つ、


皆と過ごした日々を思い出しながら耐える。


そして、やっと時が来た。



SceneCut


*第01稿03話・文祇と第六駆逐隊*


さて、君らは食堂で朝ご飯を食べているよ。

食事Sceneからスタートしたのは別に早く10時にしてイベントぶっこみたい訳じゃないからね?決して


モグモグと食べているが夕立と皐月も混ざってるよ。普通に、彩葉は誰だろうと思う事だろう。


彩葉「ねぇ、あの子とあの子、昨日見なかったんだけど誰か分かる?」


Dr.T「夕立と皐月だってさー」


神通「もしかして時雨ちゃんに追いかけて来ちゃったとかじゃないですよね?」


Dr.T「そうらしいよ」


神通「あらあら、命令違反ですか?後で訓練をしないといけませんね」


誠「彼女が来るかも知れないって連絡は来てたので大丈夫です。来たらそのままこっち所属にしちゃっても良いと向こうの提督が言ってました」


彩葉「誰の下に着くんですか?」


誠「それはまだ決まってないな」


神通「訓練は?」


誠「昨日、既に雨京君に入渠送りにされてるから勘弁したげて…」


神通「そうですか、それならよしておきましょう」


彩葉「他に突撃してきた子とかは居ないですよね?」


誠「これ以上命令違反されたら溜まったもんじゃ…あぁ、二人とも命令違反で来てるから雨京君に押し付けよう」


彩葉「そんな軽い感じで良いんですか?」


誠「一番、安定そう、反省はしてない。不安はあるけど」


誠「まぁ、実際彼にはこの泊地での防衛を担当してもらうから…」


彩葉「あいつに防衛…?」


誠「うん、と言うかこれはお爺ちゃんの指示なんだよね」


彩葉「そうなんですか?」


誠「適材適所と言う奴だとか言ってたよ」


彩葉「適材ですか。」


誠「あそこまで戦闘狂とは聞いてなかったしね…」


彩葉「アッハイ」


自分の名前が出た事に、耳の良い雨京は気付くよ。


雨京「…呼びましたか?」


誠「あぁ、雨京君!夕立と皐月は君に任せた!」


雨京「…何か知らないけど押し付けられた事は分かった」


誠「防衛設備も無いし、ここは前線近くだから防衛を厚くするのは定石でしょ?」


雨京「…分かりました」


彩葉「防衛がんば!!と言うか、大鷹さんが護衛で雨京が防衛って事は…」


誠「彩葉君は前線の補佐だよ一応」


彩葉「前線の補佐ですか?」


誠「うん、緊急事態の時に前線の援護をするだけの簡単なお仕事だよ」


彩葉「緊急事態になったら大変じゃないですか?」


誠「まぁそうそうそんな事にはならないと思うし」


彩葉『それを人はフラグと言うのです。』


雨京『お疲れww』


Dr.T『前線崩壊とか胸熱!!』


拓『それ言ったら絶対別のモノになるから言っちゃダメだよ』


(´・ω・`)ショボーン続けていい?


Dr.T『どぞどぞ』


Scene切り替えてDr.Tだ。


Dr.T『俺に照準を合わしてきただと!?』


拓「次は何作る?」


Dr.T「ん?あぁ、次は防衛設備で良いんじゃない?あと提督達の執務…一戸建てにしちまおうか?結構広いし」


明石「研究所は?研究所作りましょうよ!!研究所!!」


Dr.T「研究所を先に作るか。はい、永ちゃん図面」


拓「図面通りに作ればいいのね了解」


明石「ぐへへ、私にも設備使わせてくださいね?」


Dr.T「考えておこう」


拓「設備は…書いてないけど妖精さんに頼まなくていいの?」


Dr.T「あ!忘れてたわwこれとこれとこれと…」


Dr.Tはさらさらとメモを書いて拓に渡す。


拓「んじゃ、ご飯食べ終わったし伝えてくるわ」


明石「行ってらっしゃい!楽しみにしてますからね!」


Dr.T「てらしあー」



さて、時は同じく



夕立「時雨と一緒に居れるっぽいー!」


皐月「僕も一緒に居れるね弥生」


弥生「そう…だね…」


時雨「外になんか出たくないのに…」


夕立「時雨…迷惑っぽい?」


時雨「…」


弥生「照れてる…」


時雨「て、照れてなんかないよ」


雪風「4人は一緒の鎮守府から来たのですか?」


皐月「いいや、僕と弥生は一緒の鎮守府だけど夕立と時雨は別の鎮守府だよ」


不知火「私は同じ鎮守府からの人は居ませんね」


雪風「雪風もです!」


漣「レーベとマックスは」


漣がマックスとレーベを見るとマックスにべったりなレーベが居る。


漣「一緒の所みたいですね」


夕立「同じ臭いがするっぽい」


如月「ふふ、私と睦月も一緒の鎮守府からよぉ」


睦月「睦月は来たくなかったんだけどぉ…」


如月「あらあら、そんな事言ってぇ」


そんな感じの駆逐達ですが、食事終わりですね。

食事が終わった時に提督勢+雨京は10時に港に集まるよう言われたよ。


雨京『執務室でミーティングした後10時まで見回りをしてたって事にしてスキップで良いぞ』


彩葉『僕も雑務をしてたって事にしといて』


むむーん分かったよー。んじゃ、Tと拓は何をする?


Dr.T『俺らは妖精さんに次に建ててもらうモノを伝えるぜ』


了解さー!明石サンもついてくるぜ。


SceneStart


Dr.T「さて、妖精さんに伝えて適当に過ごすかー」


明石「何だか適当ですね?」


Dr.T「まぁ俺らは何にも用事無さそうだったからな暇だよ。また釣りでも…もっと強いのが釣れたら死にそうだし止めとくか」


明石「ここら辺は前線近くですからねロ級位は普通に居ますよ!!」


Dr.T「ほーん、まぁロ級は研究材料にも良いし何匹か釣るかぁ?」


明石「それなら雨京さんが近海警戒に当たる前にしないといけませんね」


Dr.T「そういやあいつが近海の警備もするんだっけ?」


明石「憲兵なのに提督っておかしすぎますよ!」


Dr.T「そうだな、いったい何があったのやら爺さんの指示なら何を考えてるんだ?」


明石「ただ単に彼なら艦娘にも勝てるって思ったんじゃないですかね?」


Dr.T「だなぁ強くなりすぎだろ…俺様と違って力を欲したかな」


明石「何のことですか?」


Dr.T「あぁ、何でもない気にするな」


明石「はぁ、そうですか?雨京さんは力を望んだのならDr.Tは何を望んだんです?」


Dr.T「あん?しっかり聞いてるじゃないか…俺はどんな重症でも治せる術を望んだんだよ」


明石「そうして軍医でありながら階級を頂けるほどの力を見せたんですね!!」


Dr.T「まぁそういう事だな」


こんな感じの会話をして暇をつぶしたよ!!


Dr.T『このずれた会話を楽しむのもTRPGの醍醐味よな!!』

そう思うのは君だけだ。


さて港に集まった提督勢+憲兵+艦娘達はもうすぐ到着する輸送団を待っているよ。


そして船が来て港に止まったよ。


彩葉『船ってどんな感じの船なの?』

よくぞ聞いてくれた!!簡易的な出撃装置もある高速連絡船だよ!!

まぁ荷物を積めるだけ詰め込むスペースと操船室と小さな休憩室があるそれなりの大きさの船だよ。


最近の船はこの様な形の船ばっかりで漁船なんかはもう暫く見てないよ。

養殖の魚介類ばかりで天然モノはかなり高価な流通となっているよ!


そして先に上陸してきたのは黒髪の子と白髪の子そしてよく似た茶髪の双子が海から這い上がって来たよ。


彩葉『何も考えなくても暁型だよね。』

いぐざんとりー!!暁型だよー!

そして高速連絡船から二人の人が下りて来たよ。片方は提督服を着ている事からもう片方が船長だと君らは分かるね。


三枝「儂がこの船の船長をしている三枝だ。と言っても船員なぞ居らんがなぁ!がっはっは」


文祇「ワタシがここまでの護衛をする事になる文祇と言います」


誠「えっとここを担当することになった元帥の來田誠です」


雑賀「私がここから前線の第一泊地まで送る大鷹雑賀よ。よろしく」


三枝「よろしくな嬢ちゃん!!」


文祇「貴方が行ってる間はワタシはこの泊地で待つようにとの事です。とても非効率的です…」


暁「提督は働き過ぎなのよ!!」


電「そうなのです!」


雷「だから私たちが上に頼み込んだのよ!!」


文祇「まぁ君らの気持ちは素直に受け取っておきます」


響「素直じゃないね提督は」


文祇「あぁ、この子達はワタシの所に所属してる艦娘です。それぞれ暁、電、雷、響という」


紹介された艦娘は挨拶をしてくるよ


三枝「ここの提督は5人と聞いてたんだがそちらの方は服から察するに憲兵殿かな?」


雨京「…えぇ、私はここの憲兵を任された夜内雨京と申します。」


三枝「成程成程、陸軍のぶっちぎりの戦力TOPがこんな所で憲兵をやっているとはのぅ」


雨京「…私の事知ってるんですか?」


三枝「はっはっは、これでも元将軍だからな!!陸軍とのパイプは万全じゃわい!」


文祇「三枝さん、話はここまでにしましょう帰ってからも仕事はたくさんあるんですから」


三枝「おっとそうだったこの後は前線の泊地に向かうが大鷹君は明日からで良いぞ!と言う訳で行くぞぅ!」


そんな感じで嵐の様に退却していきました。


彩葉『僕、途轍もなく空気だったね。』

まぁ一介の提督ですしおすし?まぁ相変わらず受け身なのは良いけど動くべき所はちゃんと動いてよね!!


彩葉『善処するよ…』


さてはてここでこのSceneは終わりだ。何かしたい事とかってある?


彩葉『んー取り敢えず。当面の指標が無いなぁ』


雨京『…私も良く艦これを知らないからどういった行動を取れば良いのやら』


Dr.T『なら俺はまた釣りするぜ?』


拓『僕は妖精さんとあらぶりながら建築してる筈』


まぁ難しく考えなくても良いぜ!今までのシナリオと同じような自由時間だからな!

仕事するも良しサボるのも良しNPCと仲良くなるのも良しだ!


彩葉『それならうちの娘達と仲良くなっとこう』


雨京『…私は奴らを連れて島内の見回りだな』


ふむ二人はそういう事でーんじゃ誰から行くぅ?


彩葉『僕からで良い?』



りょーかい!!彩葉のScene!場所は自分の執務室!3 2 1 q!



彩葉「ふぅ、終わったかな…」

書類仕事を1時間足らずで終わらせ一息つく彩葉。意外と書類仕事は様になってない。意外でも無いが


神通「お疲れ様です。提督、お茶をどうぞ」


彩葉「ん、ありがとう」


雪風「…」ジー


漣「雪風、何を見てるんです?」


雪風「しれぇのお髭を見てるんです!」


マックス「アドミラールの…髭…」

雪風とマックスはまんま猫の髭の彩葉の髭を見ている。


彩葉「うん、仕事中はそれ止めてね?集中出来ないから。」


漣「どういう構造になってるのか気になりますね」


マックス「あのDr.Tだったか?あの人に研究だーとかで調べられそうだったけど」


彩葉「とっくの昔に調べられてるからね…」


神通「あぁ、そうでしたか」


漣「それより書類の処理能力は見かけによらず凄いですね!ご主人様!」


彩葉「まぁこういう仕事は慣れてたからね。」


漣「そうなんですか?あの書類の山を1時間で消せる程慣れるって…」


彩葉「馬鹿正直に参考書は全て丸暗記からの清書で覚えてたからね。頭の回転は一応速いよ雨京には負けるけどね。」


神通「あのような動きは回転が速くなければできませんしね。遊びという部分も作りながら無駄のない戦闘、とても参考になります」


漣「…神通さん…お願いですからそっち方面は参考にして頂きたくありません」


彩葉「んーもしかして僕、書類仕事関係が割り当てなんじゃないかな…」


神通「最前線の補佐…しかも緊急時のみって事は確かにそうかもしれませんね」


叶人「うんうん、その可能性が高いな」


漣「デスヨネー(*'ω'*)」


彩葉「提督になって出撃もしないで書類仕事かぁ…平和で良いね」


叶人「俺も出撃は基本的にしないからな」


神通「しかし万が一の為に演習場が出来たようなので午後は訓練致しましょう」


マックス以外の駆逐艦´s「!!!」


漣「神通さん…それはちょっと遠慮したいです!」


雪風「間に合ってるので大丈夫です!!」


不知火「…そうですね、気分転換にもなりますし」


漣「何…だと…?Σ(・□・;)」


神通「それでは昼食を食べ終わったら演習場に集合してくださいね?」


彩葉「そういえばいつの間に叶人さん居るんですか?」


叶人「ふぅ終わったかな辺りからだよ」


彩葉「最初からじゃないですか声くらいかけてくださいよ。」


叶人「そうそう君のご要望の射撃訓練場が出来たとか、昼飯終わったら一緒に撃ちに行かないか?」


彩葉「叶人さんも嗜むんですか?」


叶人「ほどほどにだな」


神通「お二人の銃の腕前はどの位なのですか?」


彩葉「見た方が早いからそれは午後に…ね。」


漣「楽しみです!!」


そこらへんで島内放送が流れて昼御飯の時間だよ!

とまぁ彩葉のシーンはこんなもの?


彩葉『午後の予定は埋まったね。』

うむ、そうだね。君は自分から基本的に動かないからねぇ…まぁ動くとFUMBLEで悪い方向に行くからしょうがないけどもっとダイス振って貰わないとKPとしては困るんだよ!!まぁロールプレイで何とかするプレイスタイルなのは良いけどね。



さて、次は雨京の番だね。Sceneは同じく自分の執務室!3 2 1 q!



雨京「…ふむ、では君たち陸の見回りは基本的に私がするが君らには近海哨戒を頼む」


川内「夜に出るのはー?」


雨京「…君一人では駄目だが4人以上なら許可しよう、ふむ通信機器はこれか…受信は持ち運べないのかDr.Tに頼んで携帯出来るように改造してもらうか」


夕立「本当に憲兵さんっぽい?」


皐月「そうみたいだね」


雨京「…着任一日で二人増えたぞ厄介な奴らをこんな感じで押し付けられてたらどうなる物か分かったもんじゃないな」


弥生「教官…ならどんな娘が来ても勝てる…よ?」


雨京「…勝ち負けの問題じゃ無くてな。憲兵なのに憲兵の仕事ができなくなるって事を言っているんだ」


レーベ「貴方は戦ってれば良いだけだと思って居たよ」


雨京「…戦いとは身を研ぐ為の方法だ。何があっても力不足は避けなければならない、でなければ死ぬだけだからな」


時雨「君はただの戦闘狂なわけじゃないんだね。それほどの力を持っているのに、まだ力が欲しいなんて」


雨京「…守るべきモノを殺す力を鍛えてもそんなものは無意味だろう?だから私はソレを使わない」


夕立「ふぅん、憲兵さん他にも力を隠しているっぽい!見せて見せてー」


雨京「…それは無理な注文だ。君たちの実力じゃ君たちの前で使う訳にはいかないな」


川内「むぅ、それは私達が弱いって事?」


雨京「…陸軍の特別指定殲滅隊に居たからな。深海棲艦ほどではないが陸でも深海棲艦に似た生物が発生するんだ。そいつらを狩る部隊と言った方が説明が早いか?」


雨京「…そこの部隊長を任されある任務で一人の隊員が死んだ。そいつを早く殲滅しなければと思って甘言に乗った結果。任務は達成したが生き残ったのは私一人だった。それから暫くは独りで任務をこなしていたがクーデターが起こってな一個師団が壊滅して生き残ったのは俺一人だ、そんでここに飛ばされたんだ」


雨京「…まぁそんな感じで死神と呼ばれるようになったな。まぁ意味は分かるだろ?」


時雨「君も僕と一緒だったんだね…」


雨京「…それは違うんだ。味方諸共全滅させたってのが正しい」


時雨「えっ?」


雨京「…私の力はそう言うモノだ。だから君たちの前では使う訳にはいかない」


川内「砲を撃ってもその力を使わなかったって事はそれほど戒めてるって事なんだね。」


レーベ「その力を使わなくても負けるんだったら確かに危ないね…」


夕立「夕立達が強くなったらその力を見せてよ!」


皐月「危なくないの?」


一方ここでドアの外の独白・雨京は外の存在に気付いたよ。


誠(えぇ…力って何だ?ここは日本だよね?特別指定殲滅隊…聞いたことはあるけど本当に存在したのか…)


誠(何でも異能の力を持った者達で固められた部隊で…って事は雨京君が能力持ちならDr.Tも異能力持ち?)


誠(…そんな二人が居れば鎮守府が襲われても大丈夫だよね)結論


そして部屋の中に戻るー


雨京「…どうしましたか?」

雨京はドアを開け誠に話しかける。


誠「うわっ、いやちょっと考え事をね」


川内「元帥?居たの?良く気付いたね」


雨京「…何気に酷い事言ってるぞ?それ」


時雨「元帥、何か連絡でもあるのかい?」


誠「あぁ、そうだった。文祇提督の事なんだけど大鷹さんが護衛の間はこの泊地で留まる事になることを伝えて置きたくてね」


雨京「…成程、了解しました」


誠「うん、まぁほどほどにね?環境が変わって疲れてるだろうし」


雨京「…まさか、こんな三食が定時に食べれる環境。逆に快適ですよ!」


誠「そ、そっか」


そこまで話した時に島内放送(ry



次はDr.Tの番?


Dr.T『あいさー港で釣りするぜ!あとバケツも何個か用意してな!』

高速修復剤用意するの?何で?


Dr.T『いや、中身入ってないバケツね?』

あぁ、昨日やってた解体バケツか了解。


釣り判定は五回位にしようか幸運ロールで


Dr.T『ハイハーイ』



んではではでは、Dr.T…港で釣りSceneまで 3 2 1 q!!



Dr.T「ふんふーん」


明石「Dr.T何してるんです?」


Dr.T「ん?アカシ=サンか、釣れるか分からないけど実験体の調達だよ」


明石「ふぅん、また釣れるんですかね?」


Dr.T「ん?おお、かかったぞ!!」


Tは釣り竿のリールをまこうとしても巻けない。


Dr.T「ちょ…リール巻けないんだが」


明石「そんなに大きな獲物なんですか?」

そう言って明石は海を見る。その時、凄い勢いでリールが巻かれて行く。


Dr.T「うぉ!?急に巻けるように…」

海面を突き破って出て来たのは半分に齧られた魚だったよ。その魚も大きいけどつけられた歯形から察するにその魚よりもでかい何かだとDr.Tは分かるね。


明石「これは…サメですね…こんな陸近くに居るなんて珍しい」


Dr.T「サメかー残念リトライだ!!」

(  ゚Д゚)・・・死ぬ可能性があるけど新しいNPCが出てくるダイスと死ぬ可能性がなくてダメージを受けるダイス好きなの選んでいいよ。


Dr.T『FUMBLEアイェエエエ!そりゃもちろん新しいNPCが出てくるダイスですわー』

んじゃさっそくこちらのダイスを…うん、結果はこうだな…ダイス振ってーおお結果はこうなるな


引きが来たよ。Tはすぐにリールを巻き釣り上げる!!


??「フフ…エモノガキタワ」

目と目が合うー瞬間ー魚雷を撃って来たよ


ちなみに撃って来たのはこんな奴→参考画像・潜水棲姫


Dr.T「」シロメ


明石「潜水棲姫!?どうしてこんな所に!?」


そんな驚愕の声の間にDr.Tに魚雷がぶち当たるよ。

さてダメージ計算の時間だ。Dr.Tにはストッパー何てないからね。でも死ぬ条件が決まってるから逆に面倒臭かったりする。部位判定は胴体か…


計算の結果こうなるね。魚雷がDr.Tの胴体にめり込んだ瞬間、魚雷は紅い何かに包まれて止まる。


明石「えっ?えっ?どうなってるんです?」


潜水棲姫「ナンダト!?」


Dr.T「いってぇえええ!!よくもやりやがったな!!野郎…バラしてやる!!」

Tは何時の間にか手にした赤いナイフの様な物で潜水棲姫を切り刻んでいく。


Dr.T「艤装の剥離完了っと、まぁ俺に掛かればこんなモノよ。エモノだったのはお前だったな!!」


明石「えっと、大丈夫ですか!?」


Dr.T「魚雷の事か?既に解体したから大丈夫だ」


潜水棲姫「グアアアア…カラダガ…」


Dr.T「取り敢えず実験体ゲッツー」


明石「えっと何で無傷なんですか?」


Dr.T「さっき話した治癒術さ」


明石「治癒術って…治癒の範囲を超えてますよ!潜水棲姫を一室に拘束したら話を聞かせてもらいますからね!」


Dr.T「よっと、取り敢えず縛らせて貰うぜ、昼に元帥に言っておくか」


潜水棲姫「ウウ・・・ツカマッテシマウナンテ」


Dr.T「君には実験の素体になってもらうぜ」


明石「まさに外道!!」

Tと明石は工廠の一室に来て簀巻きにした潜水棲姫をほっぽるよ。


明石「んでは、どういう仕組みなのか詳しく教えてください!」


Dr.T「んー魚雷受けた傷が即回復した。以上」


明石「説明になってないですー」

明石に能力を説明する事は避けられない。さぁ言って昼に進むんだ。


Dr.T「俺の血はあらゆるモノを治す事が出来るんだよ。それと血を操る事が出来るかな」


明石「先程のあかいナイフの様な物は」


Dr.T「あぁ血をメスの様にしただけだ。要するに簡易的なウォーターカッターだよ」


明石「あれ?でもあらゆるモノを治すんですよね?」


Dr.T「そうだけど、プロセスがまず干渉切れるからの治癒だからね切れた時に離してしまえば切り離せるんだよ」


Dr.T「あとは自分が攻撃を受けた時のプロセスは当たる血が出る傷が治るって感じのプロセスだ。外に出た血でも体の中に戻せるから出血多量で死ぬ事はないな」

君が死ぬのはミンチになった時や脳漿ぶちまけた時くらいかな?要するに脳味噌が壊れたら元には戻せないよ。


Dr.T『グロい例えをするなw』


そんな感じで昼ごはんの放送が流れるぜ!



食堂のSceneまで…3 2 1 q!!



鳳翔「皆さんどうぞ召し上がってください」

その一言で皆は席について食べ始める。


Dr.T『誠元帥の隣に陣取るぜ』


Dr.T「元帥ーちょっと話しておくけど潜水棲姫捕まえました」


誠「また何か…って、ええぇ?何処で?」


Dr.T「釣りあげました」


誠「姫級が何故こんな所に…寧ろ勝ったの?」


Dr.T「魚雷食らったけど不発で被害は無しっす」


誠「君たちが居れば防衛は考えなくても良い気がしてきた…」


Dr.T「防衛はオマカセアレ!!」


誠「一気に不安に…」



叶人「美味しいなぁ流石、鳳翔さんだ」


彩葉「確かに美味しいですね。」


夕張「美味しすぎて食べ過ぎちゃいますね」


叶人「はっは、張さんあんまり食べ過ぎると太るよ」


夕張「なっ!失礼な!ハリセンアタック!!」

夕張は叶人にハリセンでダイレクトアタック!


叶人「すまんすまん」


夕張「むぅー」


叶人「そういや飯終わったら彩葉と射撃場行くんだが、張さん達も来る?」


夕張「勿論行きます!」


鹿島「えぇ!ご一緒します!」


瑞鳳「射撃かーたまには見るのも良いかもね」


彩葉「3人も来るんです?」


叶人「あぁそういう事になる」


神通「提督、私達は演習場で訓練しますね」


漣「えー提督の射撃見てみたいなー」


雪風「雪風も気になります!!」


不知火「私も見てみたいです」


神通「…そうですね私も気になりますし」


彩葉「んじゃ食べ終わったら射撃場に集合で。」


ジャンゴウ「ヘーイあそこの名称は修練場だZE!!」


叶人「へぇ、あそこの正式名称修練場って言うのか、まぁまた後で」


彩葉「はい、わかりました。」



赤城「物足りないですね」


加賀「そうですね」


優「二人とも我慢してね?」


雑賀「うぅ、明日から第一泊地か…どんなところだろう緊張する」


優「雑賀ちゃん明日から頑張って!!あんまり緊張しちゃダメだよ!!」


雑賀「ありがとうございます…頑張ります」


赤城「緊張なんて食べて忘れちゃいましょう」


加賀「流石赤城さん良い考えだわ」


那珂「提督~♪緊張なんか那珂ちゃんが吹き飛ばしてあげちゃうよ!!」


夕雲「あらあら、那珂さん食事の間は行儀良くしてないとダメですよ?」


那珂「分かったよ…」



雨京「…」mgmg


川内「あーご飯は美味しいなー」


時雨「御飯の時間が楽しみになるね」


夕立&皐月「…」mgmgmgmg


弥生「ていと…教官…午後は何を…するんですか?」


雨京「…見回りかな君らには近海の見回りを頼む。深海棲艦が釣れる程だから注意しないと」


レーベ「しょうがないね、約束だし言う事は聞いてあげるよ」


雨京「ちなみに夕立と皐月もだからな?」


夕立「はーい!分かったっぽい!」


皐月「うん、分かったよ。でも前の提督みたいな人じゃなくて安心したな」


雨京「…前の提督ってことは弥生の前の提督の事か?」


皐月「多少は知ってるみたいだね」


雨京「…まぁ元帥から多少は聞いてるからな」


皐月「なら…」


雨京「…この話は後で聞くよ」


皐月「あっ、そういえば食事中だったね」


弥生「弥生は…皐月の好きにして」


雨京「…夕立は何か言いたい事は?」


夕立「夕立は時雨と一緒に居れれば良いから特に無いっぽい!」


雨京「…そうか、分かった」


川内「教官ー夜戦は?」


雨京「…面子が揃えばご自由に、しかし追撃は許可しない泊地範囲外に逃げられたらそこまでだ。分かったな?」


川内「うん、分かったよ」


レーベ「教官、誰を旗艦にするの?」


雨京「…旗艦?あぁ、部隊長みたいなモノか。そうだな、川内に任せるぞ」


川内「私に?やった夜戦行き放題だー」


雨京「…海に出る前に私に言う事だな。勝手に出られると困るし」


川内「はいごめんなさい。勝手な事はしません」


雨京「…まぁそこまで言わなくても良いが」



そんな所かなー。さて食事が終わった探索者諸君はどうする?


Dr.T『雨京は俺に用事あるんだよね?』


雨京『あーそうだな、無線機か』


Dr.T『と言う訳で元帥と雨京は深海棲艦見ることになるかな?』


雨京『マジかよ…SANCはお前だけで良いのに…』


彩葉『という事は僕か二人どっちが先にするかかな?』


そうなるねー


彩葉『なら、僕が後で良いよ。』



了解!それならば雨京とTのSceneイッテミヨー


3 2 1 q!!



雨京「T、ちょっと良いかな」

元帥と一緒に出ようとするTを呼び止めるよ。


Dr.T「んん?なんだ雨京か!どうしたんだ?丁度良いお前も来いよ元帥も構わないよな?」


誠「まぁ、万が一脱走でもされたらの事を考えると雨京君にも把握してもらった方が良いよね」


Dr.T「んじゃついて来い!」

そう言って案内されたのは工廠の一室だ。中には赤黒いロープで縛られた潜水棲姫が転がっている。


雨京「……マジで深海棲艦じゃないか」


誠「ガチだったね」シロメ


雨京「…んで、脱走した場合はどう対処すれば良い?」


Dr.T「研究所が完成したら脱走はほぼないと思うけど、脱走した場合は遠慮なく削っちゃって良いよ」


雨京「…ん、分かった」


誠「誰か本土とかから来てる時は万が一でもそんな事あったらやばいからね?心得といて?鹵獲した鎮守府は何処も潰されてるから」


Dr.T「はいはい分かりましたー」


潜水棲姫「ク…コンナモノ…」


Dr.T「特製ロープを解くのは君ぐらいの力じゃ無理無理」


雨京「…そのロープは、何製?」


Dr.T「俺様製だよ」


誠「深海棲艦を捕縛出来るロープ…嘘ん」


Dr.T「結構疲れるから一本だけしか出せないからな?」


誠「ん?出す?」


Dr.T「あぁ気にしないで今度報告させてもらうから」


雨京「…私の要件伝えても良いか?」


Dr.T「あぁそういえばそうだった良いよ」


雨京「…近海付近位までの無線機を作ってほしいと思ってね」


Dr.T「ん?出撃用の無線機なら執務室にあるでしょ?」


雨京「…携帯出来るようにしてほしいんだ」


Dr.T「あぁあれ持ち運ぶのは結構面倒だもんな」


雨京「…頼めるか?」


Dr.T「どうせ作るんだったら高性能の奴を作ってやるよ!!」


雨京「…ありがとう」


誠「そういう理由なら本土から取り寄せようと思ったけど、明らかに彼が作る方が高性能だろうから止めとくよ」


雨京「…元帥の心遣いも感謝します」


潜水棲姫「ワタシガ…クウキダ…」


誠と雨京は部屋を出て行った。


Dr.T「さて脱走とか考えるなよー?さっき話してた通りDOA何だからなーまぁ研究所が完成するまではここで寝ててもらうよ」


SceneCut



さて、次は彩葉かな?修練場に集合した彩葉と叶人と艦娘たち…雨京と誠と工廠組以外は全員修練場に居るよ。

彩葉と叶人は射撃場前にてその実力を示す。

SceneStartまで3 2 1 q!!



彩葉「ではやりましょうか。」


叶人「うっは、見ろよこの射撃場さぁ跳弾訓練まで出来るぞ。跳弾とか使えないけど」


彩葉が見ると射撃場には的に混じって鉄板も配置されてるね。


彩葉「あの人、僕について調べたのかな?」


ジャンゴウ「ヘーイBoy!射撃場を使うならそこのボタンを押してくれ採点機能付きだぜMan!それと銃は言ってくれれば何でも出すぜ!」


叶人「そんな機能まで!?至れり尽くせりだな。んじゃ、早速やるかー俺、先で良い?ジャンゴウさん、グロッグをお願いします」


彩葉「良いですよ」


ジャンゴウ「Hi!どうぞー」


叶人が銃を受け取りボタンを押す。採点が始まった!!一つ一つ安定して的に当ててく叶人の姿はかなりの銃の訓練を積んでる事を彩葉は感じるよ。


彩葉「ほぅ…綺麗だ。」


漣「はぁああ綺麗に倒していきますねー」


神通「咄嗟に撃っても、あの動きなら実戦でも申し分ないでしょうね」


会話をしていると叶人の射撃は終了したようだ。


アナウンス「ただいまの得点HSボーナス加算422点です」


叶人「えぇ、100点満点じゃないの?422って満点幾つだよw」


雑賀「見事な撃ち筋ですね」


彩葉『KP、跳弾して当ててないからあの点数だったのか?』

おお、流石は彩葉!察しが良いね!


彩葉「ベレッタ二丁お願いします。」


ジャンゴウ「Hi!!おまチィ!」


神通「二丁拳銃…ですか?それだと安定性が無くなるんじゃ…」


彩葉「まぁ見ててよ。」


彩葉は銃口でボタンを押しStartする。しかし、その銃口の向きは的を狙っていない。だが次々と的は倒れていく、上がった瞬間に的が倒れていき結果的に的を狙わずに全ての的を倒し終えた。


叶人「…これは凄いな」


アナウンス「ただいまの得点パーフェクト!HS・跳弾ボーナス加算、点数は1000点満点でーす!」


彩葉「ふぅ、こんなものかな?」


神通「全部…跳弾で?」


雪風「しれぇ!!凄いのです!」


雑賀「ここまで出来るなんて…座学でトップなんかを取るよりも誇れる一つの特技が欲しかった…!!」


優「実技射撃トップって聞いてたけどこれほどとは…」


漣「ご主人様凄いです!!」


不知火「凄いですね」


川内「ひゃーっすっごい弾道計算ふつーあんな事出来ないよね」


そこに雨京と誠が入って来たよ。


雨京「…なんだこんな所に居たのか」


川内「あ、教官!宇都宮提督って凄い射撃力だよ!!」


優「資料に書いてあるより凄かったよお兄ちゃん」


誠「射撃訓練か」


雨京「…面白そうだな。私もやるか」


彩葉「ここのボタンで採点スタートだよ。」


拓「あれ?皆揃って射撃場使ってくれてるの?」


彩葉「あ、拓どうしたの?」


拓「設備の確認だよ」


ジャンゴウ「Hi Boy!!何の武器が欲しいのかな?」


雨京「…要らないよ」


雨京はボタンを押してスタート。


雨京「…流傘の調子はどうだろう。抜刀するよ」


雨京の姿がかき消え的の目の前に雨京の姿が見えたかと思うと的が真っ二つにされていく。ていうかその後は言わなくても分かるよね?全ての的を斬り終わった雨京は刀を鞘に納めて採点の結果を待つよ。


アナウンス「ただいまの得点は0点です。」


雨京「…何と」


拓「的全部倒してるのに0点って凄すぎィ」


アナウンス「残念だが刀で綺麗に斬られても射撃訓練なんだから銃を使ってよ!!」

とDr.Tの声でアナウンスされたよ。


彩葉「Dr.T予測してたのか。怖ろしい子!!」


雑賀「流石陸軍の死神…」


優「提督の男性陣が凄い人しかいない」


誠「それは僕もやれと?」


優「兄さんって銃使えたっけ?」


誠「うーん多分使えないかな…」


ジャンゴウ「Hi Boy!何の銃が欲しいデスカー?」


誠「あー、んじゃウィンチェスターはある?」


ジャンゴウ「ウィンチェとか超イカすね!ドウゾー」


誠「えっとこのボタンを押して開始だっけ?」


誠がボタンを押して順々にスコープを除かないでグルグルと回して的を撃ち抜いて行く。


誠「まぁこんな感じかな」


アナウンス「ただいまの得点HSボーナス加算422点です」


叶人「誠の命中精度はおかしい…何でその武器でスコープを見ずにHS取れるんだ…」


彩葉「僕何かより、こっちの方が凄いと思うけど」


誠「爺ちゃんに何か一つは武器を使えるようになれと言われたからね」


優「私は魅力が武器よ!!」


叶人「…はぁ?お前が?」


誠「優はショットガンが好きでしょ?使えるとは言ってない」


優「う、そうだけどショットガン使えるわよ!!」


雨京「…皆銃とは、疎外感」


雑賀「武術も銃も、てんでダメです…」


拓「武術は覚えておいて損は無いと思うよ雨京、教えてやれば?」


雨京「…体運びなら教えられると思うがそれ以外は無理だぞ」


拓「あれ?武道一通りやってなかったか?」


雨京「…そういえば…空手とか合気道とかどうだ?」


雑賀「良いんですか?」


雨京「…やる気があるなら構わんよ。それに最低限の自衛が出来なければ、私も何時でも守れると言う訳でもないからな」


雑賀「え?それって」


雨京「…見回り以外にやる事無さそうだしな」


雑賀「近海哨戒は?」


雨京「…今、無線作ってもらってるし効率化を図れるだろう」


拓(誠さんはSRで優さんはSGか覚えておこう)



一方その頃SceneChange



明石「あれ?何やってるんです?」


Dr.T「雨京に頼まれた無線機作ってる」


明石「ほう!!手伝いましょうか?」


Dr.T「ならこれと同じ部品を沢山作ってくれ」


明石「それくらいならお安い御用です!」


Dr.T「さんきゅーだぜ」


暫くのち完成した無線機を雨京の執務室に投げ入れている姿が誠に目撃された。


SceneCut



とまぁこんな所?


雨京『執務室に戻って無線機回収するよ』


おっと雨京は無線機が執務室にあるなんて分からないけど他の理由をでっちあげてくれない?


雨京『む、川内達を連れて執務室に戻って無線機について頼んだことを伝えるよ』


ふむ、それなら普通に執務室へどうぞ。


SceneStart


雨京が執務室に着くと机の上にメモと無線機と思われるイヤホンが纏まって置いてあったよ。


雨京「…早いな、もう出来たのか」


川内「教官ーそれ何?」


雨京「…無線機だ。ん?メモがあるな…何々?」


雨京「…明石メモ。イヤホン型の無線機です?いや、見れば分かるんだけど説明それだけ?」


取り敢えず雨京はボリューム調節と無線オンボタンそしてチャンネル固定の無線機だという事が分かったよ。

形状的には耳の穴に入れるタイプでイヤホンのコードが無いのを想像してくれ


雨京「…Dr.Tに頼んで作ってもらった無線機だ。おそらく近海はカバーしてくれてる筈だ。基本的に装着しておいてくれ」


川内「緊急時でも対応が出来るって事だね!」


時雨「出来るのが早くないかい?」


夕立「凄い軽いっぽい!」


皐月「成程、使い方は分かったよ」


レーベ「分かったなるべく装着しておく」


弥生「…」言われる前から装着済み


雨京「…この後は試しに哨戒をしてもらう。この無線がどの程度まで繋がるのか試そう」


川内「はいはーい」


雨京「…そうだな実際に使用する状況に置かねばなるまい。私は泊地内の見回りをしていよう」


弥生「行って…来ます…教官」


川内「行ってきまーっす!!」


時雨「僕も行ってくるよ」


皐月「そういえばここって出撃ベースが無いよね」


雨京「…出撃ベースとは何だ?」


夕立「私達が海に着水しやすい様に作られた施設よ」


雨京「…後でDr.Tに作ってもらうように言っておこう」


皐月「そうしてもらえると助かるよ」


雨京「…では、行ってらっしゃい」


レーベ「行ってきます」


雨京は凸字施設の入り口で別れた後見回りを開始した。

ちなみに範囲は島から10km程の距離だったよ。


雨京「…こんな小型なのにそこまで届くのか…凄いな」


川内<本当あの人何者なの?>


時雨<川内、敵を見つけたよ>


弥生<イ級が2体…>


雨京「…イ級ってどんなの?」


皐月<この人が教官って大丈夫?>


雨京「…後で元帥に戦術やらなにやらを教えてもらおう」


川内<単縦陣で行くよ!>


皐月<ボクとやりあう気なの?かわいいね!>


戦闘中…何も分からない役立たずな雨京は黙って終わるのを待つよ。


川内<敵艦沈黙ー取り敢えず帰投するよ>


雨京「…分かった港で待ってる」


雨京が港で待ってると皆が戻ってくるよ。


川内「ただいまー」


時雨「ただいま教官」


雨京「…うむ、お疲れ様」


皐月「イ級を2隻撃沈したよ!」


雨京「……皆は休んでいてくれ私はちょっと元帥に敵の事を詳しく聞いてくる」


川内「いってらっしゃーい」


雨京は誠の執務室へ移動…彩葉は?


彩葉『僕は午後一杯は修練場で銃撃ってるんじゃないかな?』


雨京『資材とかは大丈夫なのだろうか』


本物の銃なら弾薬は使うけどあの銃はジャンゴウ製の特殊な弾丸を使ってるので使いまわしが出来るんだ。威力は無いから実戦では使えないよ。


彩葉『そっか残念…銃はまだ持ってないよね。』

うん残念ながら持ってないよ。


彩葉『ならDr.Tに作ってもらうかな。』

まだ対深海棲艦武器はDr.Tは作れないからね?


彩葉『あれ?僕は普通の銃を作ってもらうつもりだったんだけどな?』

あ、今のは聞かなかったことにしてちょ!!


彩葉『はいはい。』(言質は取れたから後はどうしたら作れるかだな)


雨京『流石、彩くー言質を取ってくスタイルだな』


はいはい二人とも煽らないで、FUMBLE出すよ?


彩葉『それだけは止めてくださいお願いします。』


雨京『…私にはダイスの女神様が憑いているから問題ない』


君ダイスはかなり良い出目だけど行動ファンブラーじゃん?


雨京『…でも私のキャラだとそういう行動に…』


まぁ良いや雨京が誠君の所に行った所からね?


雨京『はい』



3 2 1 q!SceneStart!



雨京が誠君の執務室をノックすると


睦月「誰ー?にゃ…ひぃ!?」


出て来た子は速攻で扉を閉じた。


如月「ごめんなさいねぇ?どうぞお入りください」


別の子が扉を開けてくれたよ。


雨京「…あぁ、すまない。怖がらせてしまったか?」


如月「艦娘をドッグ送りに出来る人間なんて殆ど居ませんよ」


雨京「…それもそうか」


睦月「な、何の用ですか?」ビクビク


雨京「…誠元帥に海軍の事を教えてもらおうと思って来たんです」


如月「司令官ならもうすぐ帰って来るわ」


雨京「…そうかなら待たせてもらうよ」


如月「座って待ってても良いのよ?」


雨京「…いや、怖がられてるようだからな。入り口で良い」


睦月は雨京を警戒して睨んでるよ。


雨京「…」


如月「睦月ちゃん…そこまで怖がらなくても」


睦月「ウゥー」


如月「そう言えば憲兵さんはどうしてここに?」


雨京「…陸軍の今の上司にもう殺さなくて良い様にってここに送られた。憲兵の仕事って基本は独房に突っ込む事らしいからな」


如月「そうなのね…司令官は皆さんについて何も教えてくれなかったから」


雨京「…そうなのか?私も最近の彼等は知らないからな」


如月「最近のって事は昔会った事があるのかしら」


雨京「…一緒の高校だったんだ」


如月「そうなの?」


雨京「…地元が壊滅して一緒に外に逃げた面子4人だったからな俺らのグループは16人程居たんだが他は生きてるかすら分からないよ。個人的には生きていて欲しいがな」


如月「地元が壊滅…」


睦月「もしかして神奈川の…」


雨京「…うん、そうだよ」


如月「そうだったのね」


雨京「…まぁ皆はきっと生きてるさ」


如月「憲兵さん…」


睦月「にゃしぃ…」


誠(戻ってきたら何か重い話をしていた。入りにくい)


雨京「…さて、誠元帥も戻られたようです」


如月「え?」


誠「毎度毎度、良く解るね…」


入ってくる誠君!睦月は速攻で誠君の後ろに隠れるよ。


雨京「…誠元帥、私に海軍の兵法を教えてもらえませんか?」


誠「うん、分かったよ」


さて誠から教えてもらった情報は、はいこれでも読んでて→WIKI・戦闘について


雨京『凄い投げやり感なんだが』


あ、あとこっちも→WIKI・敵艦船


これで敵について名前または見れば把握できるようになるよ。


雨京『取り敢えず見てみて覚えました』


誠「物覚え早いね。まさか1時間で全て理解出来るとは思わなかったよ」


雨京「…陸軍で覚えた事とそこまで変わりませんでしたから」


睦月「怖いにゃしぃ」


如月「睦月ちゃんそこまで怯えたら可哀そうよ?」


雨京「…私は別に気にしない怯え恐怖され避けられるのには慣れてるからな」


誠「そんなのに慣れてはダメだよ。睦月、何で雨京君が怖いのかな?睦月は悪い事でもしてるの?」


睦月「睦月は悪い事なんてしてないにゃし!」


誠「それならどうして怖がってるのかな?」


Dr.T『何でいきなり誠君はロンパ勢に?』

それは後程のルートによっては分かるんじゃない?


睦月「ウゥー…ごめんなさぃ」


誠「うん、悪い事してなければ雨京君も怒らないんだからね?」


睦月「はい…にゃしぃ」


雨京「…私は気にしないんだが」


誠「雨京君、ここは陸軍とは違う。泊地は家で皆は家族なんだ。家族を怖がっていたら休まる場所が無くなる。休まる場所が無くなれば心が不安定になる。それは作戦に支障をきたす事だろう」


雨京「…そこまで考えがあったとは失礼しました」


誠「分かってくれたなら良いよ」


那智「ただいま戻ったぞ!ん?これは憲兵殿どうしたんだ?」


雨京「…海軍の兵法を聞きに来ただけですよ」


足柄「勉強熱心なのね」


雨京「…一通り教えていただいたので私はこれで」


誠「うん、分からないことがあればまた聞いてね」


雨京「…はい分かりました」


雨京は誠君の執務室から出て行った。

SceneCut



雨京『人が増えたからタイサーン』


彩葉『取り敢えず夕ご飯かな?』


そうだね、その位の時間かな?8時位に放送があって皆は食堂に集合したよ。


SceneStart



鳳翔「では、皆さんいただきます」


皆「いただきまーす」


雨京『喋る事が無い』


彩葉『同じく』


Dr.T『俺は明石の隣で喰ってよう』


拓『Dr.Tの隣で』


Dr.T「明日いよいよ研究所が完成するなー」


拓「そうだね」


明石「工廠も寂しくなりますねー」


Dr.T「んっふっふ、研究所にアカシ=サンの部屋もあるぜ」


明石「本当ですか!!ていう事は私も研究に参加して良いんです?」


拓「工廠のお仕事が無かったら来てくれても良いよ」


Dr.T「他の仕事があるのに来るのはNGだ分かったな!!」


明石「分かりました!工廠が暇だったら行きます!!」


Dr.T(技術力は確認出来たからな手伝いには引き込みたい)


拓(僕の技術力には期待してくれてないかな?)


Dr.T(大丈夫!永ちゃんにも多大なる期待はしてる!)

何かコソコソ話してるけどそれは喋ってるの?それとも心の中の事?


Dr.T『思ったことでお願いします』

あいあいではダイスだな。


Dr.T『ダイス振るって事は心理学か…それともブラフか』

さぁどっちだろうねぇ(・w・)ニヤニヤ


明石「私は楽しい方が好きですからね!では工廠に居ます」

そう言って明石はご飯をかきこみ食堂を出て行った。



叶人「んーまったりするのが一番だなぁ」


優「叶人は何時でもまったりしてるじゃない」


叶人「違いない」


雑賀「そういえばお二人って元から知り合い何ですか?」


優「叶人は幼馴染なんだよー」


雑賀「そうなんですか」


叶人「幼馴染と言えば雨京君とDr.Tと彩葉、そして永井拓も高校の同級生って聞いたな」


雑賀「…私だけなんかボッチ感」


優「大丈夫!私が居るから!!」


雑賀「そうですね」


優「雑賀ちゃん素っ気ない!!」


叶人「テンションが高すぎるんだよ…」



彩葉「雨京、調子はどう?」


雨京「…まぁ、ぼちぼちかな」


彩葉「そういえばいきなり提督任されてたけど戦術とかって分かる?」


雨京「…あぁ、先ほど元帥に教わった」


彩葉「教えてあげようと思ったけど必要なさそうだね。」


雨京「…分からない事があったら聞くよ」


彩葉「うん任せて。」


神通「川内姉さん、出撃してましたね」


川内「うん、無線の範囲をちょっと調べにね」


神通「無線って耳の奴ですか?」


川内「うん!そうだよー」


雨京「…Tに頼んで作ってもらったんだ」


神通「提督、私達も作ってもらいましょう!!」


雨京「…前線までの任務じゃ多分使えないぞ」


川内「泊地から10Km前後が有効範囲みたいだからね」


神通「成程、それなら使えませんね…」


雨京「…頼めば長距離でも使える無線機作ってくれるかと」


彩葉「僕は指揮に専念するから持ち運べなくても構わないんだけど。」


神通「良く考えればそっちの方が私たちにとっては良いですね」


彩葉「僕も書類仕事頑張らないと。」


雨京「…書類仕事は大事だからな」


彩葉「書類仕事してる間は何もないって事だからね。」


雨京「…平和なのは一番だがボケんようにな」



そんな感じで夕ご飯は終わりだね。


雨京『見回りして終わりかな』


彩葉『僕の方も様子見で行動はしないかな』


Dr.T『明日の朝一に研究所完成するで良いの?』

うん、その認識で構わない。


Dr.T『んじゃ明日に備えて俺は早く寝るぜ』


何処で寝ますか?


Dr.T『え?何処って昨日と同じ部屋じゃ…?』


貴方はそれで良いですか?


Dr.T『待って、捕獲した深海棲艦の部屋で寝るよ脱走されても困るし』


はい、了解。(・w・)ニヤニヤ


Dr.T『くぅ…大人しくダメージ受けてればよかったかな…』


まぁまぁ次の日で良いかな?


それではここまでSceneCut



海からいずる謎の艦、さらに下の水底にて何やら不穏な淀みあり

それでは幕間SceneStart



*第‐∞稿03話・仄暗い水底の中で*



ぼくはカンカンと音の聞こえる所で生まれた


どうやらぼくは失敗作らしい


ぼくは港によちよちと出ると


ぼくの仲間が呼んでいる


お前も我らの仲間だろうと


妖精ではない、また別の種


艦娘でもない、また別の種


人間でもない、また別の種


人間にはぼくがペンギンと呼ばれる生物にみえるみたい


ぼくは海に身を躍らせ


空には船が浮いていた


ほら、仲間が居るよ


ぼくも仲間と一緒に謡う


皆の真似をしながら謳う


いあ いあ くとぅるぅ ふたぐん


暗い暗い水面に向けて


いあ いあ くとぅるぅ ふたぐん


暗い暗い水底に向けて


いあ いあ くとぅるぅ ふたぐん


ぼくらが偉大な水に向けて


ボクハ ミズ


ワレラハ ウミ


我らが偉大な主に捧ぐ


いぁ いぁ くとぅるー ふたぐん


群は個になり個は体に体は解けて海となる


さらばさらば世界の秘密


我らは偉大な_____


世界に蔓延る大きな秘密


人間はただただ利用ス


無知トハ罪ダ


ただただ破滅ハ近づいて行ク


母ナル海 父ナル陸


ソレラを作リシ神のソラ


母ハ我らの味方ナリ


いぁ いぁ くとぅるー ふたぐん


天を崇めよ 宙を讃えよ


我らが偉大な主の為に


我らが偉大な同胞よ


我らは偉大な_____



*第01稿04話・そんな防衛設備で大丈夫か?一番良い研究所を頼む*



雨京『なんだこの幕間』←艦これ未プレイ勢


Dr.T『あーそういう持って行き方か』←プレイ勢


拓『確かにアレは資材から出来るけど艦娘でも無いもんなぁ』←プレイ勢


彩葉『これって装備作る時に失敗すると出てくるぬいぐるみだよね?この世界にも居るっぽいね。もふもふロールしたいもふもふ。』←プレイ勢


Dr.T『ぬいぐるみ…確かに』


拓『烈風と徹甲弾集めるのにこいつが出て何度スクリーンクラッシャーしようと思った事か…』


まぁそんな感じであの幕間はクトゥルー要素を突っ込んだだけだから今は関係ないよ。

ルビを振るとしたら天と宙はそらって読むよ。


雨京『今は?』


(・w・)ニヤニヤ


取り敢えず施設は完成したよ!次は何を作るかな?


雨京『出撃ベースなる物を作ってほしい』


Dr.T『あとは提督の私室と執務室を兼ねた戸建てかな』


拓『出撃ベースと家で良いの?平屋?』


Dr.T『うん平屋で良いよ』


拓『おk、朝に妖精さんに伝えておくよ。その内容なら昨日の夜に決定できるでしょ?』


うむそういう事で良いよ。


んで次の日の行動は何する?そろそろプロローグと言うか君たちの設定の作り込みは終わったし。


拓『そう言えば僕の力って?雨京は俊敏と近接戦闘力でしょ?彩葉は高耐久にストッパーでしょ?Dr.Tは治癒能力でしょ?俺の能力ってそっちに任せたよね?』

ん?拓の能力の説明は既に終わってる筈だけど?あーでも確かにバランス的には+α欲しい系?欲しいなら考えるけど。


拓『え?説明終わってる?』


いやぁ妖精さんの技術力と労働力を無償で受けられる能力じゃ足りないとは。


拓『あっ、それが能力だったのか』


確かに拓自身の身体能力UP系じゃないからなぁ…欲しい?


拓『身体強化は別に良いかなあくまでもサポートしたいから…そうだコミュニケーション能力貰えない?対人系技能の成功率+とかさ。皆対人に難有りな技能構成だから』


ふむ、拓はキャラ設定の方で人を安心させる雰囲気を持ってるってなってるから別に良いよ!


拓『成功率はどの位上がるの?』

人や状況によるデメリットが無くなるのと10%上がるけどデメリットは受けるのどっちが良い?


拓『ダイスで決めたい所だけどここはデメリット無しが良いな。-補正が無くなるって意味で良いんだよね?』

うむそれでおkだよデメリット無しねりょーかい!!


さてはてちょっと拓と話こんじゃったけど行動は決まったかい?


雨京『そう言えば今日は大鷹が前線に補給船護衛するんだっけ』


うん、その間は文祇提督とその艦娘たちが泊地内に出現するよ。


雨京『ふむ、実質俺は暇人だよね…島の見回りしてるくらい…文祇提督と話してみようかな』


Dr.T『俺様は潜水棲姫の研究をするぞ』


彩葉『多分、僕は書類仕事やってるかなぁ』


ほいほいー固定イベントは強制で開始されるけど個人イベントはその場所で特定の人と居ないと起こらないからねー

ブラフの場合もあるけど。


彩葉『いつも通り受け身の僕には辛いなぁ』


受け身は受け身なりのイベントがあるからね?これは巻き込まれ体質ともいう。


彩葉『またダイスを振りまくる人生か…数撃ちゃCRITICAL出てくれるかな?』


雨京『CRITICALよりもFUMBLEが多いに一票』


Dr.T『FUMBLEに一票』


拓『同じく』


彩葉『もうやめて僕の体力は満タンよ。』


Dr.T『満タンなのかよww』


彩葉『まぁもうFUMBLEには慣れてるからね大丈夫。』


リアルトークはそこまでにしてそろそろ始めない?


彩葉『あぁうんごめん』


雨京『朝食のSceneは無いの?』

何か行動したいなら構わないよ。


雨京『朝は特に無いか…別に、あっ何時位から文祇がこの泊地に居るかだけ元帥に聞けない?』

んーと11時位かな?それは三枝船長も同じで昼ごはんをここで食べてから前線に向かう感じかな?


雨京『サンクス』


他は朝食に誰か話したいとかある?

…無さそうだね。んじゃ始めて行こうかDr.Tの研究所からかな?

SceneStartまで3 2 1 q!



Dr.T「やっと完成だー」


Dr.T『明石と二人で設備点検かな』


明石「ですね!!」


Dr.T「午前中はここの設備を最低限整えるぞ!」


明石「午後はどうするんです?」


Dr.T「午後は防衛設備の確認だ!」


明石「そう言えば研究所と一緒に建ててましたね。妖精さんが凄すぎます」


Dr.T「あれと雨京が居ればこの島、絶対に落ちないと思う」


明石「あはは、そうですね。と言うよりもあの防衛設備と同列の雨京さんが凄いと思います」


Dr.T「あれでも弟だから、身内贔屓も入ってる」


明石「では、雨京さんもDr.Tと同じような能力持ってるんです?」


Dr.T(この話題は失敗だったか)


Dr.T「ん、どうだろうねー?雨京とは会ってない期間が合ったからさ」


明石「そうですか…」


Dr.T「しかし、流石妖精さんだな。最低限所か医療設備までバッチリとは…」


明石「これ、何です?」


Dr.T「これは…」

見てみるとTはアイエエエエと言う気分になるよ。世界に何台も無い遺伝子組み換え機がある。


Dr.T「妖精さん…これは隠さないとやばそうだ」


明石「え?そんな代物ですか?」


Dr.T「悪用すればバイオテロとかが起こせる代物だ」


明石「えっそれはやばいですね」


Dr.T「取り敢えずこの部屋は立ち入り禁止で、まぁ立ち入り禁止はここの提督と憲兵以外は入れないって認識で宜しく」


明石「えぇ、わかりました。永井さんは?」


Dr.T「永ちゃんにも言ったんだよ?」


説明求む


Dr.T『雨京にあげた無線機、永ちゃんにも渡してる、スイッチ常時入れてる』

了解そういう事ね。


明石「どういう…って昨日の無線機ですか」


Dr.T「永ちゃんに対しては何も隠す事は無い!!」


明石「そう言えば高校の時の同級生と聞いてましたがその全幅の信頼は何でです?」


Dr.T「永ちゃんだけは雨京と彩葉とは違って一緒に居たんだよ…」


明石「そうだったんですか」


Dr.T「永ちゃんに弾が当たった時、俺は生きた心地がしなかったからな…」


明石「え?弾に当たった?」


Dr.T「流れ弾でね…俺の所に運ばれた時は既に冷たくなってた」


明石「え、えっと生きてますよね?」


Dr.T「あぁ生きてるぞ?その時に力を手に入れてな。でも蘇生が出来たのは後にも先にもあいつだけだ」


明石「蘇生…って成程」


話をしながら施設内を見てたら壁に疑問を覚えるね。


Dr.T「ん?何だこの壁」


明石「たてに3本の線…」


Dr.T「何かあるのかな」


Dr.Tが壁に手を着くとその部分が光るよ。


明石「光りましたね」


Dr.T「光ったな。んで、なんなんだこれ」


すっとドアが開くよ。まるでエレベーターだね。じゃなくてエレベーターだよ!


Dr.T「エレベーター?こんなものまで」


Tと明石が乗り込むとエレベーターが閉まって地下に向かっていく、一瞬の浮遊感の後ドアが開くよ。


そして目の前には


ジャンゴウ「Hi!!ドクター!!ここの世話係のジャンゴウデース!」


ジャンゴウが居たよ。


Dr.T『危ない今のはちょっとシリアスな雰囲気が漂ってたから油断してた…危うく腹筋が崩壊するところだった。』


Dr.T「ジャンゴウここは何だ?」


ジャンゴウ「ここは深海棲艦研究フロアデース!!拓サンに頼まれて作りましたー!」


Dr.T「成程、ここで秘匿されるべき研究を行えるようにと」


ジャンゴウ「ここに出入りするにはドクターの掌紋か拓サンの掌紋が必要デース」


Dr.T「手を触れたから反応したのか」


明石「私は駄目なんですか?」


ジャンゴウ「ダメデース!艦娘の掌紋はアテに出来ませんカラ」


明石「そういう事ですか」


ジャンゴウ「取り敢えずここを入った所が深海棲艦の独房…とイウカ部屋デス」


ジャンゴウ「ココハ共同スペースここで調理して部屋に料理を持って行く感じデスネ」


ジャンゴウ「コチラが研究スペースデス。深海棲艦の艤装解剖はこちらの小部屋でドウゾ」


ジャンゴウ「コチラが運動スペースデス。ここだけはとある超合金で作られてるので雨京サンの刀ぐらいの力が無いと傷一つツキマセン」


明石「超合金って…」


ジャンゴウ「その一つはオリハルコンデス」


明石「」


Dr.T「オリハルコン…マジか」


ジャンゴウ「他にもアダマ…」


明石「金属の話は良いですからここはこんな所です?」


ジャンゴウ「ハイ、案内は終わりデス。最後にコノフロアは扉一つ一つに掌紋システムが使われてマス。ですカラ気を付けてクダサイ」


明石「分かりました」


明石(掌紋システム、ジャンゴウは認識されてますね。艦娘は本当に無理なんでしょうか)


Dr.T「ありがとうジャンゴウ。んじゃ戻ろうか?アカシ=サン」


明石「ですね!分かりました」



そんな感じで設備の見回りは終わった。


さて次は彩葉の執務Sceneかな


SceneChange



雪風「雪風、何もする事がありません!!」


漣「それは漣もですね。ご主人様、漣にも何か仕事を下さい」


神通「提督が全て処理しちゃってますから暇ですね」


彩葉「ごめんね?修練場で遊んでても良いよ?」


漣「い!?それは遠慮…」


神通「それでは皆さん行きましょうか」


雪風「はい…」


不知火「はぁ、まぁしょうがありませんね」


皆大人しく神通さんについて出て行ったよ。


彩葉一人が執務室で書類の処理をしている。


彩葉「ふぅ、こんなものかな?」


叶人「はい、お茶」


彩葉が一息ついた時にお茶が置かれるよ。


彩葉「あっ叶人さんありがとうございます。。。いつの間に?」


叶人「いや、修練場で彩葉君の娘達、全員訓練してたからさ。様子見に来ただけだよ」


彩葉「暇ですからね」


叶人「いやいや段ボール4つ分の書類とか大変だろ?手伝うよ」


彩葉「あぁもう終わっちゃいました。すみません。」


叶人「え?もう終わったの?早いね」


彩葉「書類仕事は慣れてるんですよ。中学高校で沢山反省文書かされましたから。」


叶人「そんな理由だったのか…」


彩葉「まぁ、冗談…では無いけど冗談です。」


叶人「まぁお疲れ様」


彩葉「ありがとうございます。」



彩葉『ダイスがぁ…』

ここでSceneCutかな


彩葉『こういうロールしか出来ないからね。この探索者』

まぁしょうがないね。もうちょっと自分から動いても良い気がするけど



ではSceneChangeして次は雨京かな?


雨京『何もイベントが無ければ11時港からにしたいんだが』


その時間まで見回りって事?


雨京『あぁそうなる』


良いよーそれじゃ港から


雨京「…お疲れ様です。お二人とも」


三枝「おぉ雨京君じゃないか出迎えか?」


文祇「あ、雨京…さんどうも」


暁「昨日の憲兵さん…よね?陸軍の服装だし」


響「その様だね」


天龍「なんだ結構建物あるじゃないか」


雷「あれ?あそこに防衛施設なんてあったかしら?」


電「あそこの建物も無かった気がするのです」


文祇「本当だ。昨日までなかった気がするね」


雨京「…今日出来ましたから、うちの整備士は有能ですからね」


三枝「永井拓君だったか?」


雨京「…取り敢えず立ち話もなんですし食堂に移動しませんか?」


文祇「そうですね。立ち入り禁止な場所とかがあれば教えていただきたいですね。散歩してる間に入り込んだとかは嫌ですから」


雨京「…あぁ、あの建物はDr.Tの研究所なんですけどそこ以外なら今は立ち入り禁止とかは無いと思います」


文祇「そっか、ありがとう」


雨京『KP、そう言えばこの人たちの外見聞いてないんだけど』


三枝さんはめっちゃ顔が皺だらけのお爺ちゃんだよ。皺で目が隠れててずっと笑ってるように見える顔と言ったら良いのか?

文祇は中性的な整った顔立ちだよ。こめかみの部分に結構目立つ傷があるけどそれ以外は綺麗な顔をしてるよ。


雨京『傷の事には触れない方が良いかな』


さぁ?聞いてみれば?


雨京『…ここでは止めておこう』


食堂に着いたよ。取り敢えず席に座って船長がこんな事を言い始めたよ。


三枝「そういや、おまえ陸軍の死神だろう?何でまたこんな所に来たんだ?」


雨京「…陸軍のお偉いさんに手に負えないと放り出されただけですよ」


三枝「そうかそうか!まぁ海軍ではおまえが戦う必要は無いからな!楽に生活しろよ」


文祇「お二人だけで話されるとワタシはちょっと暇です。構って下さい」


三枝「相変わらず寂しがり屋だのう」


雨京はその言葉に微かな違和感を感じた筈だよ。でもその違和感は、すぐに流れて行ってしまった。


雨京「…」


文祇「どうしました?」


雨京「…いや、何でもない。午後は見回りついでに良かったら泊地内を案内しましょうか?」


三枝「ほぅほぅ午後一杯はここに居るんだ。気楽に散歩でもしてたら良いさ」


文祇「三枝さんがそういうのなら…」


暁「私達も連れてって!!」


天龍「あー、憲兵さん俺らも一緒に行っても良いのか?」


雨京『ん?何か話がかみ合ってない気が』

気のせい気のせい


雨京「…?元よりそのつもりだが?」


天龍「そうか?なら俺らも一緒に行こう。暁達もそれで良いな?」


暁「良いわよ!!」


響「私もそれで構わない」


電「なのです!!」


雷「ふぅん見かけによらず気が利くのね!!」


文祇「ありがとうございます」


雨京「…気にしなくて良い見回りのついでだからな。そう言えば君は昨日は居なかった気がするが」


天龍「昨日はとちっちまって入渠休みだったんだ」


雨京「…成程、皆に君を紹介しておこうか」


天龍「さんきゅー!」


そんなこんなで話をしてると厨房から鳳翔さんが出て来たよ。


鳳翔「あら皆さんお揃いで、ご飯が出来たので今準備しますね」


鳳翔さんは厨房に引っ込むと島内放送が流れましたー


鳳翔「では配膳しますね」


雨京「…私も手伝いましょう」


天龍「なら俺も手伝うぜ」


雨京と天龍は配膳を手伝ったよ。


さてこのまま皆は集まってきて食事のSceneだよ。君らは誰の隣に行くかい?


彩葉『んー適当で、叶人さんの隣じゃない?』


Dr.T『俺様は勿論、明石の隣だな』


拓『僕はTの隣』


雨京『俺は』


雨京は文祇提督と三枝船長の間だよ。三枝船長が武勇伝でも聞かせろと無理矢理座らせたね。


雨京『何と、ここでイベントか?』



三枝「あんたと儂は似てるな。あんまり肩肘張らずに過ごせよ」


雨京「…そこまで張ってない筈ですが」


三枝「あんた、話す時に言葉を選んでるだろう?」


雨京「…指摘されたのは初めてですね。そんな事はありませんよ」


三枝「まぁ、あんたの癖ならしょうがないな。まぁまったり過ごすのも良いもんだろ!特に陸軍とは違って定時に飯が食えるからなぁ!」


雨京「…それは確かに嬉しいです」


三枝「そうだろそうだろ、特に恋愛事が出来るからなぁ戦場なんかじゃ恋愛何てしてらんねえからよ」


雨京「……そうですね?」


三枝「丁度良い子が居るんだがどうだ?お見合いでも」


雨京「…慎んで辞退させてもらいます」


Dr.T『これモデル俺らの爺ちゃんじゃね?』


雨京『そうみたいだね。お見合いとか兄さんにめっちゃ薦めてくるよね。お爺ちゃん』


あの人が薦めてくる人って大抵、地雷だよね。取り敢えず進めるぞ?


三枝「そりゃぁ残念、またの次回にするかぁ」


雨京「…次回も遠慮したいですけど」


三枝「…もしかしてあっち系か?」


雨京「…あっち系って何ですか、」


三枝「うーむ」


文祇「三枝さんそこまでにして箸を進めないと午後の出港に間に合いませんよ」


三枝「おおぅ、そうだったそうだった」

そう言って三枝は食べるのに専念したよ。


雨京『うーん進めにくい』


サーセン。次はDr.T行ってみる?


彩葉『僕が最後ね。了解』



Dr.T「午後の予定は防衛設備の見回りだ」


明石「防衛設備ですね。砲台沢山ありましたけど誰が砲手なんです?」


拓「行ったら分かるよ」


Dr.T「んだなー行けば分かる楽しみは取っておくものだ」


明石「大体分かりました」


Dr.T『以上』

え?これだけ?まぁ良いや彩葉のターン



彩葉「今日のご飯は何かなーっと。」


今日のお昼…お昼ご飯はー…鳳翔さん特製牛筋カレーで良いや


彩葉『牛筋好き過ぎでしょKP…』


煮こめば煮込むほど美味しくなるからね


Dr.T『俺様も牛筋は好きだからな』


叶人「やっぱり鳳翔さんのカレーは美味しいな」


夕張「ですねーそう言えば研究所が出来たらしいですよ!あとでDr.Tに仕事が無いか確認しに行きましょう」


叶人「まぁ兵装開発はまだなんじゃないか?」


夕張「把握されてない可能性があるので言っておくだけですよ」


叶人「それもそうだな」


彩葉「そう言えば叶人さんの仕事って何ですか?」


叶人「開発された兵装の性能試験とかをするのが仕事だ」


彩葉「研究所が出来たばかりじゃ暇です?」


叶人「あぁ、だから書類仕事手伝おうと思ったんだけども…既に終わってたからなぁ」


彩葉「すみません。」


叶人「いやいや、謝らなくても良いよ別に…それよりあれを見てくれ老人の相手は疲れそうだね」


彩葉が叶人さんが示した方を見ると困り顔の雨京が三枝船長と話しているところだったよ。


彩葉「あー、困ってますねー」


叶人「あの人も陸軍って言ってたな…」


彩葉「それなら雨京の事を知ってるのかな?」


叶人「分からんな」


彩葉「そう言えば雨京の隣に座ってる人も提督でしたね。」


叶人「あぁ文祇提督な」


彩葉「あの人は結構自由に行動出来る位の権力持ってそうですけど」


叶人「…どうして、そう思った?」


彩葉「あの人の艦娘が働き過ぎだからここで休憩出来るようにしたって言ってましたからね。参謀長が許可を出したのなら、それなりの地位の人かと思いまして。」


叶人「あの人の父親…と言っても養父だったはずだけど大本営の副指令だからね。それなりに自由が利くはずだよ」


彩葉「養父?」


叶人「あぁ、本当のお子さんじゃないらしいよ」


彩葉「それは噂ですか?」


叶人「いや、これは父から聞いたんだ」


彩葉「叶人さんの父上からですか…」


叶人「まぁ…この話は…」


叶人は話しにくそうな顔をしながら食事に戻るよ。


彩葉『ここまでか。うーん、副指令が養父って所がキーポイントかな?あと叶人さんの父上も海軍関係者みたいだね』


雨京『ふむふむ、案内中に聞き出してみよう。彩葉の台詞マルパクするわ』


彩葉『それなら雨京に全部任せるよ。マルパクは止めよう』


雨京『冗談冗談w』


彩葉『副指令側って事は兵器派かヤッちゃえヤッちゃえ』


雨京『え?内密に処理しろと?艦娘たちも案内する事になってるんだけど』


Dr.T『お前なら艦娘諸共処理できるだろww』


拓『ちょっと待ってよパイプ役として登場させたんじゃない?』


彩葉『ならヤるのはまずいか…』


拓『とにかくコロったらまずいよ…仲良くなって情報引き出せるようにしよう』


雨京『それなら俺よりも拓が行った方が良いんじゃ?』


拓『んー、僕の仕事はまだまだ先だから雨京頼んだ』


雨京『マジかー、まぁ見回りついでって言ったし?まぁ大丈夫だろう、あの人の艦娘達とも仲良く(物理言語)で対応すれば良いかな?』

あの人の艦娘と物理言語するの?死ぬ可能性あるけど良いならやってもどうぞ。


雨京『え?そんな強いの?武術持ち?』

約一名、守る為なら戦闘力が爆上がりする人が居るからね。

駆逐勢も戦闘力、普通に高いし武術持ちだしね彼女ら。

それと一人前のお姉ちゃんに成れる子も居るから辛いと思うよ。


雨京『成程、やはり武術持ちか…』

夕立相手はちょびっとだけ死ぬ可能性があったけどね。


雨京『夕立も武術持ち?』

いや、夕立は武術を持ってなくて殺せる能力持ってただけだから安心して


雨京『安心できないんだが』

まぁ、あの人の護衛という仕事も含めた艦娘と言う訳だ要するにSPの仕事もしてるって認識でおk、挑むなら止めないけど。


雨京『挑まないので安心していただきたい』


そんな考察してる間に昼飯が終わった。誰からプレイする?


雨京『皆に紹介するから皆の位置が確定してからの方が良いと思うから最後かな?』


Dr.T『なら俺様と永ちゃんの二人かな?』


彩葉『僕は二人のScene中に何するか考えておく』


あいあいーそれではTと永ちゃんのSceneStart


拓「此処が防衛設備、内容は」


ジャンワン「対空砲6基デース」


ジャンセブン「迫撃砲が3基デース」


ジャンテン「深海棲艦の艦載機なら恐らく落とせる特殊弾の保管庫が一つデース」


10人のジャンゴウが出迎えたよ


明石「やっぱりジャンゴウさん…って何人も居るー!?」


Dr.T「居るなwwちょっと俺様も想定以上に居て驚いている」


ジャンテン「補給係が一人ッテ大変デースもう一人増やして欲しいデース」


拓「どういう法則で出現してるのか分からないなぁ設備一つに一人?」


さぁどうなんだろうね?真実はジャンゴウのみぞ知る。


そうこうしてる間に雨京が来るよ。


Dr.T「おや?雨京、誰?その人達」


雨京「あぁ、大鷹さんが護衛任務に着いてる時はこの島に居る文祇提督だよ」


文祇「文祇です。よろしくお願いします」


Dr.T『俺も違和感感じる?』

…ダイス振るから待てよ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

…全然感じないよ(`・ω・´)


Dr.T『ダイスは失敗だったか』


おっと拓は既視感を感じるよ。


Dr.T「ここの研究や施設の設置を任されているDr.Tだ!!」


拓「その助手です」


明石「工作艦明石です!!」


文祇「眼帯つけてる」


明石「あ、これですか?みたいです?」


文祇「いえ、大丈夫です」


明石「ですかー」


Dr.T「そう言えば、どうして眼帯着けてるんだ?」


明石「知りたいです?」


Dr.T「うん」


明石「乙女の秘密です♪」


Dr.T「イラァ、ハーキレッソ!!」


拓「落ち着いてT」


雨京「あー文祇提督。次、行きましょうか」


文祇「はい、それでは失礼します」


雨京と文祇達は他の場所へ行ったね。


Dr.T「あれ?いつの間にか雨京達が消えてる!!」


拓「さっき失礼しますって言ってたけど」


明石「ですね」


Dr.T「なん…だと?」


明石「それと文祇提督が来た時ジャンゴウ消えてましたね」


拓「泊地外の人物だからじゃないかな?」


Dr.T「きっとそうだろ、あぁ…重要な事ワスレテタ」


拓「どうしたの?」


Dr.T「潜水棲姫…工廠に置きっぱなし」


明石「あぁそう言えばそうでしたね」


Dr.T「どうするかー文祇提督が帰ってからで良いか?」


拓「そうだねそれが安牌なんじゃないかな?」


明石「雨京さんが工廠に案内した時に見つけられたらまずいですよね?」


拓「明石さんそういう事は言っちゃダメなんだ。言ったら本当になってしまう、それがこの世界の法則だ」

メタ返し止めてもらえませんかね?


Dr.T『でもKPがそれを言うって事は見つかる可能性が高いって事だよねぇ』ニヤリ

なんの事かな?明石さんが言っただけでKPとしては何も言ってないんだけど


拓『でもバレた場合は非常に不味いんじゃないかな?』


彩葉『やっぱり雨京にヤってもらうしかないよ』


雨京『あれの近くで戦って逃げられても困らない?』


Dr.T『なら、案内の最中に分断してヤれ』ニヤリ


雨京『戦闘狂だけど普通の人には普通の対応だからね?挑んでくる奴に対してだけはノリノリで戦うキャラなだけだから!!』


Dr.T『そのキャラ、ブシドーがモデルなんじゃないのかよ…』


雨京『ライバルに対してだけは喧嘩吹っ掛けてくよ。てかモデルにしてるのそのキャラだけじゃないし』


彩葉『尚、勝手にライバル扱いされてる模様』


拓『あの機体って二刀流だけど、雨京二刀流じゃないよね?』


雨京『一応、二刀流だよ?鉄傘本体も武器だから』


Dr.T『殆どその武器と敏捷に振ってるもんな雨京のキャラ』

その代わりの筋力低くなってるしねてか筋力以外が高すぎなんだよ雨京の探索者


雨京『鉄傘で相手の攻撃を弾いたり逸らしたり開いて受けたり、中身の刀で攻撃攻撃攻撃』


何か話脱線してますが、どう致しますか?


Dr.T『潜水棲姫は夜に動かす』


拓『雨京、文祇提督をどうするかは任せた』



と言う訳で次は彩葉のSceneかな。


彩葉『やっとか、多分執務室でのんびりしてると思う』


んじゃ彩葉は自分の執務室に居るところでSceneStart



彩葉『僕の他に誰が居るの?』


雪風とマックスそれと漣は居るよ。

神通と不知火は修練場で訓練すると言って執務室には居ないよ。


雪風「…」ジー


漣「皆さんお茶をドウゾー」


彩葉「あぁ、ありがとう」


雨京「…邪魔するよ」


ノックが聞こえたと思ったら返事も待たずに雨京が入って来たよ。


彩葉「ん?雨京か、どうしたの?」


雨京「…彼女、天龍さん昨日の顔見せの時は居なかった人」


天龍「お、俺の名は天龍だ!よろしくな」


彩葉「ん、事務仕事担当の宇都宮彩葉です。よろしく。」


文祇「えぇ、よろしくお願いします。宇都宮さん」


彩葉は、丁寧な人だなと思ったよ。


彩葉「それだけ?」


雨京「…おぅ、それだけ」


彩葉『僕はそっとドアに手を向けるよ』


雨京『対応酷くね?www』


彩葉『仕事中だからね』


雨京『執務室でまったりしてるって言ってなかったっけ?』


雨京「…文祇提督、彩葉は忙しいようだ。退散しよう」


文祇「そうみたいですね」


雨京一行は部屋から出て行ったよ。


彩葉『んで、僕が感じた詳しい印象は?』

丁寧に言葉を選んでる印象だったよ。


彩葉『怪しいなぁ、さてはて敵か味方か…まぁ雨京に任せよう死にたくないし。動きたくないし。』


雨京『さっきの対応巻き込まれないようにかよww』


Dr.T『探索者ならば死ぬと分かっていても踏み入れないといけない場面がある。それが今だ!』


雨京『俺が死ぬの確定ですかww』


拓『まぁまぁ潜水棲姫が見つからなければ良い話なんだから大丈夫だよ』


雨京『研究所以外は案内するってなってるから…工廠は案内するんだ…』


Dr.T『部屋は知ってるんだから近づけさせなければ良いんじゃない?』


雨京『それだ!!』


さて、雨京が案内するは工廠。既に食堂の入った施設・防衛設備・修練場は案内したよ。

まだ天龍を紹介していないのは叶人さんとその艦娘たちだね!!(・w・)ニヤニヤ


Dr.T『アレーそう言えば昼のSceneで俺に何か言いに行こう的な話をしてたなー…もしかしてだけどー』


さーてダイスタイムだ!!


雨京『これダメな奴だ』シロメ


結果は

3 2 1 q!SceneStart!!


工廠に入るとひゃー!!と言う悲鳴が聞こえたよ。


Dr.T『叶人さんじゃないね。ひゃーって悲鳴の艦娘ってか悲鳴?』


雨京『んーこれは見に行かないと駄目なルートっぽいー、でもでもこの人たちから目を離したくないっぽいー』


聞こえた方向は潜水棲姫をほっぽっといた部屋の方からだよ!


天龍「何だ?今の悲鳴、向こうから聞こえたぞ」


雨京「…ちょっと見てくるので、ここで待ってて下さい」


天龍「俺らも行くぜ!」


雨京「…いえ、私一人で行くので大丈夫です。大体状況は想定してるので、待ってて下さい」


雨京『威圧感出しておく…』


天龍「うーん、そうか?そこまで言うなら…」


雨京「…では、行ってきます」


雨京はダッシュで悲鳴の場所に向かう。他の人から見たら一瞬でかき消えた様に見えたね。


天龍「速っ!?」


文祇「消えた?」


響「向こうの方に行ったよ」


暁「行きましょ!!」


響「待つんだ暁…嫌な予感がする。行かない方が良い」


電「危険なら行って助けないといけないのです!!」



夕張「ひゃー!!潜水棲姫?どうしてこんな所に?」


叶人「恐らくDr.Tが鹵獲したものだな」


瑞鳳「でもこれって大丈夫なの?」


叶人「本土の人にばれなければ良いって誠の爺さんが言ってたから大丈夫だ」


雨京「…やはり叶人さんでしたか」


叶人「あぁ、雨京君。Dr.Tが何処にいるのか知らない?」


雨京「…先程、防衛施設の方で見ましたよ。それより文祇提督方が先ほどの悲鳴を聞いたんですけど言い訳考えておいて貰えますか?」


夕張「私か!ごめんごめん」


雨京「…入り口の方で待たせてるので行きましょう」


雨京はドアの外に誰かが居る事が分かるよ。


雨京『憲兵の指示は聞けないってかコラアアアアアアア』


雨京「…文祇さん達外に居ますね。」


叶人「マジか、どうする?ここ窓無いし」


雨京「…ドアを開けて速攻で閉めて私が彼女達を別の場所へ連れて行きます」


叶人「まぁ、これバレたら泊地自体もヤバイしな。ここにおいてある事を誠は知ってるの?」


雨京「…私がここの事を教えてもらった時に元帥殿も居ました」


叶人「そうか、まぁ取り敢えず今は文祇提督がただな」


雨京『外に出る前にドアの陰に深海棲艦を隠して出るよ』


ふむふむそれなら問題ないな!!

外に出ると電が雨京に突っ込んでくるよ。


雨京『もるすぁああああ回避回避回避!ん?いやこれは優しく受け流してあげよう』

チッ、展開が読まれたか…あれ?受け流すの?


雨京『来た方向にくるんと一回転して受け流すよ』

遠心力?そうするとこうなるな


ドアから出てドアを閉めた雨京は突っ込んできた電を遠心力を使って受け流し、そのまま後ろのドアにぶち当てるよ。


電「はにゃあーっ?!」


雨京『ドアから出た直後だったのを忘れてた…ここまで来たら気絶させよう』

ドアを破壊し電は部屋の中を転がる。

電が最後に見たのは肌の白い縛られた女と提督服を着た男に3人の艦娘、そしてにこやかに笑う雨京の姿だった。


Dr.T『お前が神話生物か…』


雨京『多分避けたらドアに突っ込んで破壊されて中を見られるって結果だと思ったから受け流そうと思ったのに収束力ぱない』


拓『逃れられない』


雨京「…良しこれなら記憶は混濁するだろう」


叶人「良しじゃないよwwドアどうするんだよw」


雨京「…多分Tに言えば何とかしてくれるはず」


叶人「夕張、呼んで来てくれ」


夕張「はい!分かりました」


叶人「それで?この子どうするの?」


雨京「…背負ってくしかないでしょう、ではまた後で」


雨京は電を背負って入り口の方に向かう


天龍「電!?どうしたんだ!」


雨京「…先程突進されてそのまま受け流してドアに激突してしまいまして、」


天龍「あー、どうしてそうなったんだ…?」


雨京「…分かりません、入渠は必要ですかね?」


天龍「いや、その程度なら大丈夫だと思う。俺が背負うよ」


雨京「…分かりました。どうぞ」


響「しかし、どうしたらこんな状態になるんだろうね」


暁「いくら艤装無しとは言っても気絶何て」


川内「教官は、強いからね当然だね!!」


雨京「…川内か、何かあったか?」


川内「んーんー何もないよー」


文祇「そういえば雨京…さんの下についているんですよね」


川内「うん、今はそういう事になるね」


天龍「強いって言ってたけど人間だろ?」


川内「好き好んで艦娘と戦って全員を入渠送りにしてる人も人間だよ?」


天龍「え?入渠送り!?」


川内「教官って違和感なく呼べるレベルで強いのは確かだよ」


天龍「提督とか司令官じゃないのか?」


雨京「…私は海軍じゃないからな。海軍の呼び方は慣れない」


川内「そういう理由だったの?」


雨京「…提督とは指示を出す者の総称だろ?私に海の上の指示なぞ出来ん。近接戦闘術を教えるぐらいしかな」


天龍「色々規格外なのは分かった。でもドック送りは冗談だろ?」


川内「主砲で撃っても笑いながら弾かれて頭を傘でふっ飛ばされてたり」


暁「ふえぇ、怖いよぉ」


響「主砲を撃つという事は艤装を展開していてのドック送りか…強いんだね」


雷「それより電は大丈夫なの?」


電「んぅ、ほわ?ここは何処なのです?」


雷「あっ起きた」


電「電は確か…とても怖いモノを見た気がするのです」


文祇「大丈夫?」


雨京「…起きて良かった。調子はどう?」


電「たしか憲兵さんを見つけて突撃したらドアが目の前にあって…」


雨京「…大丈夫、思い出さなくて良い。ごめんね」


天龍「マジで突撃したのか…」


響「どうして突撃したんだい?」


電「分からないのです」


文祇「何時も突撃してるからじゃない?」


電「きっとそうなのです!!…」


電(最後に見た人たちは顔は分からなかったのです。それより憲兵さんの笑顔がとっても怖かったのです。きっと行っちゃ駄目だったのです。)


暁「電どうしたの?」


電「何でも無いのです!!」


雨京は電にトラウマを植え付けた様です。


雨京『なんと…』


電「次からは憲兵さんには絶対に突撃しないようにするのです」


文祇「電の突撃癖が無くなるなら良い事だね」


電「突撃しないのは憲兵さんだけなのです!!」


響「皆にも突撃しないようにしようよ…」


暁「電はしょうがないわね!!私が受け止めてあげるわ!!」


電「なのです!!」


電は暁といちゃいちゃしてるよ。


雨京(何とかなったっぽいな。突撃されたのは予想外だったけど)


文祇「雨京…さん、ここは案内はしてくれないんですか?」


雨京「…あぁ失礼、では行きましょうか」


潜水棲姫を閉じ込めてる部屋に行かない様に案内をしたよ。



雨京『あぁ、酷い目にあった』

良かったじゃない電だけで、他も来てたら対処しきれてなかったでしょう?


雨京『まぁそうだな』


彩葉『黙ってたんだけど文祇提督の雨京を呼ぶときの間って何?』

( ^w^)・・・


彩葉『何でも無いです』


Dr.T『そういや彩葉の事は苗字なのにどうして雨京は名前なんだろうな』


雨京『そう言えば確かに』


Dr.T『もしかして過去に会った事がある人物とかじゃね?』


はい、そこまで!取り敢えず大鷹雑賀が帰還するよ。


場所は港、時刻は5時だ。雨京と文祇達は既に港に居るよ。



文祇「案内、ありがとうございました」


雨京「…気にしなくて良い」


三枝「おお、これはこれはまた出迎えてくれるとはな!!」


雑賀「ただいまです。夜内さん」


雨京「…お帰りなさい大鷹さん」


三枝「そんじゃ帰っぞー」


文祇提督達と三枝船長は船に乗り去って行った。


雑賀「案内してあげてたんですね」


雨京「…うん一瞬危なかったけど」


雑賀「危ない?」


雨京「…あぁ、いや気にしないで元帥に報告するんだろ?俺も報告する事あるから一緒に行こう」



Dr.T『雨京が大鷹を狙っているようだ』


雨京『狙ってないから茶化すの止めい』


お前ら相変わらずラブコメ走ろうとするの止めい…てかTRPGでNPC攻略って虚しくならない?


拓『それもまた良し』

良い笑顔で言わないで…拓は味方して欲しかった。


彩葉『まぁまぁ過激なSceneはキンクリすれば良い訳だし』

せやね…まぁ攻略中にFUMBLEしたら首吊って貰うから良いや


Dr.T『そう言っておいて首を吊らそう何てした事ない癖に』


首吊り=死刑って事だよ?FUMBLEが出たら死刑宣告みたいなモノでしょ?

まぁ人によって死刑の仕方は違うのさ。KPがFUMBLEばっかりだと首吊りモノのシナリオになるし


雨京『それKPが首吊るよね』


そうそう、そういう意味w


さてTのSceneして夕ご飯かな?

と言う訳で防衛施設からSceneStart



夕張「Dr.Tさん!!潜水棲姫を閉じ込めてる部屋のドアを憲兵さんが壊してしまったので直してもらえませんか?あとうちの提督が話があるって!!」


Dr.T「どうしたらドアが壊れるんだ…室内で暴れるのは禁止にさせるか」


雨京『突撃してきたのは向こうなのに俺のせいになってる』orz


拓「まぁまぁ、取り敢えず行こう」


場所が変わって例の部屋


叶人「あぁDr.T来てくれたか」


Dr.T「そりゃぁコレ放置する訳にはいかないからなぁ」


叶人「そうそう装備を開発してくれたらそれの試験運用、俺達が担当する事になってるんだ」


Dr.T「早速本題か、それよりこれ研究所に運んじゃおう」


拓「僕はこのドア直しておくわー」


Dr.T『俺様の力でベール的な布を作ってそれで包んで置くよ』

はいさー

と言う訳で研究所!文祇は雨京と行動していて雨京はDr.T達には気付いたけど肩に背負った人位の大きさの包みを見て察してくれたよ。

では所変わって研究所



Dr.T「さて、話を聞こうか」


夕張「えーっとその子はそのまま?」


Dr.T「話聞いたら部屋に突っ込んでくる」


叶人「それで、装備を開発してくれたらそれの試験運用、俺達が担当する事になってるんだ」


Dr.T「何か装備を作ったら渡せば良いのか?」


叶人「そういう事だな。誠の爺さんからは話は聞いてるから、深海棲艦の事とかね」


Dr.T「あいあい、俺様が作ろうとしている物からすると叶人君直々にテストして貰う事になりそうだな」


叶人「それは…もしかして人間でも対深海棲艦装備を使える様にすると?」


Dr.T「まぁデメリットの方が遥かに行くけどね。使えるのは深海棲艦の攻撃を通常で受け流したりとか受けても効かないとかそんな人じゃないと使えないだろう…」


叶人「ふむ、では軽量化は出来るって事?」


叶人のこの質問の意味は対深海棲艦の装備と言えば艤装で艤装は通常の人間には重すぎて扱う事が出来ないのである!!

それこそ妖精の加護を受けた艦娘にしか扱えない。艤装一つ一つに妖精さんが憑りつき、その妖精さんと融合した子が艦娘に成れるという事である。それ以外の情報はDr.Tのクリアランスでは開示出来ないよ。


Dr.T『おいぃ?それクトゥルフじゃねぇだろww』


失礼、このぐらいの情報を開示した。さてはて、これに対して君の対深海棲艦武器の考えを聞かせてもらおう。


Dr.T『おぅ!!草案としては一つ確認、彼女を運ぶ時に彼女の艤装も持ったよね?それでも運べたのかな?』


問題なく運べたよ?それがどうしたの?


Dr.T『ならば彼女深海棲艦の艤装は人でも持てる重さのモノであろう?その艤装を加工し人の武器として使えるようにすれば良いだけかなと実験しようかと』


ほうほう成程…あー成程wまぁ実験すれば良いんじゃないかな?


Dr.T『何か間違ってたかな…?まぁ怪異の加護が憑いていない装備じゃダメージが通らない可能性もあるけど…俺の能力が効いたって事は怪異関係の攻撃なら効くって事でしょ?』


まぁ気になるなら実験したまえよwwプレイ中に実験して把握しないとリアル知識を持ってっちゃ駄目よ。


Dr.T『そういう事か、取り敢えず草案の考えだけは伝えとくか』


Dr.T「俺様が考えてる事は、深海棲艦の艤装を加工しそれが深海棲艦にダメージを与える事が出来るか否かがまず1点、それから、その状態で人間が持つ事が出来るのかが2点、そして問題は艤装の祝福を受けられない筈なので深海棲艦の攻撃を耐えれない者が装備しても無意味だという事だ。問題は先に述べた2点が通過出来れば浮かび上がるので取り敢えず当面は置いておこう」


叶人「成程、深海棲艦の艤装を加工…そんな方法があるとは」


夕張「艦娘の艤装を加工する方法は?」


Dr.T「そんなモノは海軍が既に行っているだろう?普通の人間でも出来る事なんだから」


叶人「う…む、既に試されてるな、結果はただの鉄くずだったけど」


Dr.T「海軍は非人道的な実験はしたかな?」


叶人「…例えば?」


Dr.T「例えば艦娘の臓器の移植だとか、鹵獲した深海棲艦の臓器でも良いけど、他にも」


叶人「そこまでで良いよ。似たような実験なら行われた」


Dr.T「結果は?」


叶人「艦娘・被験者共に死亡、深海棲艦の方も同じく」


Dr.T「艤装無しの状態で臓器を取り除いたりしたのかね」


叶人「え?」


Dr.T「昨日の雨京の戦いを見る限り艤装無しだと耐久力も無くなる感じだったからね」


叶人「そういう事だったのか、」


Dr.T「それで被験者の生存者は本当に居ないの?」


叶人「どういう事?」


Dr.T『叶人の反応を見る限り知らないとみるか、でも実験があった事を知ってる訳だから…どうなんだろう』


Dr.T「手っ取り早く力を手にしようとした実験か…愚かな」


叶人「Tもそう思うか…」


夕張「人体実験って奴ですね」


Dr.T「うむ、結果を見るなら人体実験以上に早く解る物は無い。だが俺様はしない」


叶人「こだわりって奴か?」


Dr.T「人体実験は最悪の想定をするなら被験者全員の死または副作用による後遺症だ!軍医である俺様が人を殺す訳が無いじゃないか」


瑞鳳「そう言えばお医者さんだったわね…」


鹿島「マッドサイエンティストって奴に見えてました」


Dr.T「そりゃぁ相手に威圧感を与えて上に立つ処世術だぜw」

そんな所で6時、夕ご飯の放送がなるよ。


叶人「おっ、飯だ。食堂に行きますか」


Dr.T「俺様はコレ突っ込んでから行きまーす」


叶人「はい、分かりました。張さん、づほ、鹿島行くぞー」


Dr.Tは出ていくのを見届け…そうだねここでぽっけに何か入ってる事に気付くよ。


Dr.T「ん?何だこれ」


それはカードの様なモノだね。仄かに光っているよ。

そこには、伊58と赤髪の女の子の絵が描かれてるよ。


Dr.T「これが艦娘の素か?しかし何で俺のぽっけに」


それを使う方法は三つだ。人間を素体にして使う→開発資材を素体にして使う。

人間を素体にする方法は今現在では殆ど取られてない方法だよ。

メインは開発資材を素体にして使うモノだけど。

開発資材は海で取れる謎の有機物質で資材の量により様々な艦種が建造する事が出来る。

そのカードを使うと必ず、その艦娘が出来る。開発資材とカードだけでね。その場合、開発資材はそのまま次にも使用できる。


そんな所かな


Dr.T『方法三つとか言っておいて2つしか言ってないぞオラー』


あと一つは君のクリアランス(ry


Dr.T『取り敢えず部屋に突っ込んで食堂向かうわ』


ハイ始終静かな潜水棲姫を地下の一室に閉じ込めてイザサヨナラー

SceneChangeして食堂へ



さぁさぁ皆さんどうします?


雨京『特にすることが無い』


Dr.T『同じく』


彩葉『…』


拓『…』


あの二人とも同意すらしないで空気にならないで


彩葉『…何だって?』


受け身過ぎてKPの言葉すら聞こえない状態にならないでって言ったんだよ。


彩葉『…あぁごめんそれで食堂だったね。叶人さんと話したいから隣座りたいな』


拓『僕はTの隣を陣取るよ』


Dr.T『俺様はやっぱり明石かな。情報持ってそうなんだよなぁ』


雨京『適当に…座るんじゃない?』


なら、雨京は夕雲と時雨に挟まれる事になったよ。


雨京『何故夕雲…』


最初は雨京から行こう。


雨京『何かイベントぶっこみに来やがった…』



時雨「教官、今日は文祇提督を案内してたんだって?」


夕雲「その話私も聞きたいですね」

その時、時雨に電流ハーシルー


雨京「…あぁ、そうだけど見回りついでに案内しただけだよ」


夕雲「何かありましたか?」


時雨「教官、何かあったよね」


雨京「…電が突撃してきてドアが大破したくらいだよ」


夕雲「それだけでしたか」


雨京『もしかして兵器派か?この夕雲』


時雨「やっぱり…と言うよりもどうして突撃してきたんだい?」


雨京「…癖らしいよ」


時雨「癖って…」


雨京「…私には二度と突撃はしないように心がけるとも言ってたな」


夕雲「ドアが大破した理由って、もしかしなくても」


雨京「…後ろがドアなのを失念してた」


時雨「あぁそういう事か」


雨京「…まぁ、そういう事だな」


はい、ここまでお次は彩葉かな。


彩葉「どうも、叶人さん。」


叶人「おぅ、彩葉か」


叶人(明らかに対深海棲艦武器って彩葉と雨京のか?受けても大丈夫と受け流す事が出来る。ふむふむ)


彩葉「どうしました?」


叶人「いや、何でも無いよ」


雪風「しれえ、雪風アレ気になります」


彩葉「アレ?」

雪風は明石を指さしているよ。


雪風「どうして明石さんは眼帯をしてるのでしょうか!」


彩葉「さぁ、後で聞いてみたら?」


雪風「そうします!!」


叶人「明石か、彼女は…」


彩葉「彼女は何かあるんですか?」


叶人「いや、本人に聞くといい」


彩葉「分かりました。」


彩葉『NPCのセリフ=KPのヒント』


ブラフかもしれんよ?フラグ大量にばら撒いてるし?



次はダブルTの番だな。


Dr.T『ダブルTってなんだよww』


拓のTとお前のTだ。


拓『ダブルT…胸熱』



明石「それで空気読んで工廠に残りましたけど。何話してたんです?」


Dr.T「あぁ、装備の開発して出来たら回してくれだと」


明石「成程、そう言えば大本営の方でも、あの人は開発された装備の試験担当でしたね」


Dr.T「ふぅん、実績があるならどんなモノが良いか聞いてみるか」


明石「それで他には何も言われませんでした?」


Dr.T「あぁ、聞いたことはあるぞ。大本営での非人道的な研究について」


明石「それは…」


Dr.T「詳しくは知らないけどあった事は聞いた。俺なら死者を出す事はしないな」


明石「…」


Dr.T「ん?どうかした?」


明石「いえ、何でもないです」


拓(明石さん何か知ってるな…近い人間には僕が出る必要は無さそうだけど…僕が交渉するとしたら大本営のお偉いさんに対してだな)


Dr.T「そうか、何でもないか?」


明石「はい、何も問題は無いと思います」


Dr.T「ふんふん、まぁそういう事にしておこう」



取り敢えずここまで、てか濃度が雨京が一人だけ結構濃ゆいな…


Dr.T『まぁ、俺ら暗躍するシリアス主人公タイプだし?』


彩葉『基本的に動かないのんびり日常系主人公?』


拓『カットマンなモブ?』


雨京『…俺は、結構食いつくアクション主人公タイプだからな。死ぬ道に行ってたら教えてくれ』


Dr.T『雨京…君のことは忘れない』


拓つキャラシ


彩葉『僕を巻き込まないでね?』


雨京『…お前ら、覚えてろよ』


まぁまぁ夜はどうする?


彩葉『僕は何かイベントないのー?』


明石に眼帯の事聞きに行くんじゃないの?


彩葉『あぁ、そうだった』


Dr.T『じゃぁ俺も一緒か』


拓『僕は防衛施設に居るんじゃない?イベント無いならカットで良いよ』


雨京『俺は今回は休憩かな』


ふむ、それなら工廠に彩葉は雪風を連れて訪れたよ。って所からSceneStart



雪風「しれぇ!ゴーゴーです!!」


雪風は彩葉の両肩の上に居るよ。


彩葉「工廠なら明石さんは居るはずだ。」


工廠に入ると入り口に居る明石とDr.Tが居るよ。


Dr.T「そうそうさっきぽっけに、ん?彩葉どうした?」


彩葉「いや、雪風が明石さんの眼帯が気になるって言うから。」


明石「気になります?雪風さん」ニコニコ


雪風「はい!気になります!」


明石「宇都宮さんも気になります?」マガオ


彩葉「あぁ、僕はDr.Tと話してるから雪風は聞いて来な。」


アイエエエエナンデそこで下がるんだよおおおお


Dr.T『うーん俺もここで聞こうと思ったんだけどなぁ』


彩葉『Tも聞くんだったら、僕も聞こうかな。』


Dr.T『いや、どっちでも良いよ。雪風一人を生贄にするつもりの彩葉の采配に任せる』


彩葉『実質一方通行じゃないか!』カンキ


彩葉「いや、やっぱり僕も気になるよ。聞かせてくれるなら聞きたいな。」


Dr.T「ふむ、それなら俺も聞こうかな」


明石「駄目でーす!乙女の秘密ですから!」


Dr.T「いらぁ…よし、取り敢えず研究の草案を教えてやるだから教えろ」


明石「本当…ですか?いや、でも…」


彩葉「聞かせてくれない?」


明石「んーやっぱり今は無理です」


Dr.T「今は?」


明石「今はです。一つ言っておくとドクターが叶人さんに聞いた事と関係があるので…本当は言うつもりだったんですけど気が変わったんです♪」


Dr.T「音符を付けるな音符を…てか俺のせいかよ!!」


彩葉にだけは聞こえたよ。

明石「死者が出たのは私のせいですから」


彩葉『そういう事かー面倒臭いから黙ってるよ』


Dr.T『おいぃい言ってくれー』


雪風「雪風突然気にならなくなったです!!しれぇ!!執務室に戻りましょう」


彩葉「えぇ、いきなりどうした?」


雪風「早く行きましょう!!」


髪の毛をぐいぐい引っ張ってるよ。


Dr.T『これは…雪風センサーか?』


彩葉『雪風センサー?』


Dr.T『多分、彩葉があまりにも動かないから雪風で動かそうって言う魂胆かと』


まぁ、あながち間違ってないけど行動原理はダイスだぞ?勿論、何もしないも項目にある。


彩葉『しょうがない帰るよ』


彩葉と雪風は工廠から出て行った。


Dr.T「じゃーなー」


明石「…」


Dr.T「んで、明石何かぼそぼそ聞こえたけど何て言ったんだ?」


明石「何でも無いです」


Dr.T「むぅ、まぁそうかぁ…話したくなったら言えよ?」


明石「…はい」



一方その頃、彩葉執務室


雪風「危なかったです」


彩葉「危ない?」


雪風「雪風が一人で行ってたら多分死んでました!!」


彩葉「死ぬ?どうゆう事?」


雪風「分かりませぇん…そう思っただけです」


彩葉「ふぅん?まぁ、良いや。照さん大丈夫かな?」


雪風「多分大丈夫だと思います!!」


彩葉「どうして眼帯が気になったの?」


雪風「違和感を感じました。何に違和感を感じたのかは分かりません!!」


彩葉「そうかそうか」


彩葉『取り敢えず頭をポンポンしてのんびりするよ』

会話を開拓しないスタイル。まぁ触れたら火傷どころか凍傷だからな。相変わらずガード固いぜ…


彩葉『やっぱり触れちゃいけない部分か時期尚早だと思ったんだよね』

しまった!!


まぁ取り敢えず彩葉とTはそんな所か

次は…カットされると思ってる拓をしよう


拓『なん…だと!?モブに焦点当てないでよ』

お前はモブじゃないから安心しろ。



ジャンワン「ヘーイ、マスターこの砲塔強化デキマスヨ」


拓「ふんふん、それならそこも強化しちゃおうか」


ジャンセブン「この迫撃砲は強化がデキナイから暇デスネ」


拓「そうなの?最終的には全電力化を進めたいと思ってる」


ジャンテン「レーザーって深海棲艦に効くんですかね?」


拓「敵は深海棲艦だけじゃないから」


ジャンワン「それは言えてマスネ」


ジャンツー「しかし、今の状態デハ全電力化は無理なんジャナイデスカ?」


ジャンスリ「電力がタリナイ筈デス」


拓「ならば電力を作れば良いじゃないか!!」


ジャンフォ「シカシ如何にワレワレでも電力を一から作り出すなんて事は出来ないデスヨ?」


拓「こんだけ広い敷地なんだ。一画に風力発電の風車を作れば良いじゃないか!!幸いこの島の周りは海だからな風には困らないでしょ?あとは太陽光発電とか」


ジャンファイ「しかし蓄電施設はドウシテモ、ウィークポイントにナリマース」


拓「そしたらその弱点は地下深くに隠しちゃおう」


ジャンシクス「デスケド、配線部分はどうしても弱点になります。」


ジャンセブン「ソレニ地下だと荷電量を超えた場合の為の冷却装置が必要になりませんカ?」


拓「んー?配線の方は複数予備を用意して、海の水を天然の冷却装置として使えないかな?」


ジャンエイト「シカシ、その海の水を通している所から深海棲艦がハイッテ来る可能性がアリマース」


拓「ふむ、確かにどうするべきか…」


ジャンナイン「Dr.Tに聞いてみればドウデスか?」


拓「あとで聞いておくか」


ジャンテン「ツマーリ風車施設と太陽パネル施設、ソシーテ蓄電施設を作るんデスネー?」


拓「おぉ、そうだよ別にどちらか一つって訳じゃなく分けて作れば良いじゃないか!!蓄電施設も分けて作ればどちらか一方が壊れても大丈夫だ問題ない」


ジャンワン「そういう事で把握シテオキマス」


拓(ふむジャンゴウ達とのやり取りで問題点とかも結構出て来たからなそれを精査してDr.Tに伝えるか)


KP(くっくっくっく、NPCはKPの駒ナノダー)


拓『とか考えてるよね?』

えぇ?か、考えてないよ。てか艦娘登場させようと思ってたのに、どうしてジャンゴウ共との会合になってん?


拓『それは僕が流したからだよ』

次は覚えてろよ!!


と言う訳で次はー雨京の番かね?


雨京『何かイベントでもあるのか?』

1D4ダイス振って出た目で言って?


雨京『4だな』

リアリィ?


雨京『早く進めてくれ』


それでは場所は雨京の執務室。SceneStart!



時雨「そう言えば教官は陸軍兵学校に通ったのかい?」


雨京「…陸軍士官学校か、半年で卒業したよ」


川内「半年って、どうして?」


雨京「…将軍の一人が視察に来てね。その時に声掛けられて、そのまま陸軍に入ったんだよ。要するに引き抜きだね」


時雨・川内「流石教官だね」


夕立「海軍学校じゃそんなの認められて無いっぽい」


雨京「だろうな、実際、深海棲艦よりも内陸に現れる怪異の方が脅威だからな。陸軍が何とかしないといけないのはそれにも内戦…と言ってもその怪異を信仰する者達の鎮圧か?」


皐月「そんな事が内陸でも起きてるのか…」


雨京「…まぁ殆どは撃滅したぞ?おそらく深海棲艦が艦の記憶なら内陸のは兵器・戦車の記憶だろう、内陸に棄てられた戦車何ぞ海とは違い回収されてるからな。だから少ないだけじゃないだろうかな?」


雨京「まぁ通常の一般的に言われる妖怪と言うのはもともと争い事が嫌いな種族ばかりだからな」


レーベ「それで教官もその妖怪の一人って訳かい?」


雨京「…ただ単に妖怪の血筋なだけな筈だよ?異能者と言われる者達は元々がそういう血筋だ。人間との交配で血が薄くなってた筈だけど深海棲艦が現れた辺りから先祖返りと言われるモノを起こしたって言うのが兄さんの考察だったな。別れる前に言ってたな…」


君ら兄弟何なの?深海棲艦の戦車版の事は伝えたけどそこまでどうやって辿り着く訳?それに別れた時ってDr.Tはまだ力手に入れてない筈だけど?


Dr.T『くぅは作り込む癖に半端に情報ぽろぽろ漏らしてるからね。考察したら辿り着くでしょ。それと永ちゃんの能力は何時からなのかは言ってないから深海棲艦が現れた辺りで聞いたって事で』


ぐぬぬうううう、まぁ続けろ下さい


弥生「教官…それならどうして…戦車の娘?は居ないの?」


雨京「…廃棄されてないからだ」


川内「廃棄されてない?」


雨京「…戦車の廃棄はおそらく使える部分は解体され次の物に回されたりするはず。しかし艦の方の廃棄の仕方は…」


時雨「海に沈められる…そういう事かい?」


雨京「…あぁ、そういう事だな。だから内陸に出現した怪異は今では殆ど残ってない筈だ。まぁ幾つか村が地図から消えたりしたが」


夕立「それは手遅れだったっぽい?」


雨京「…まぁそういう事だ。全員、介錯した」


弥生「それって…」


雨京「…まぁのんびり過ごすなんてことが出来る訳はないとは思ってる。兄さんは人を助けて来た。永ちゃんはその補佐、彩葉は学校をちゃんと通って俺は人を殺してたか。どうあがいても…何も出来ないな」


川内「教官は大丈夫だよ。きっと、教官に感謝してる筈だよ?」


雨京「感謝か、あいつらが俺に感謝何かする訳ないな。話は以上だ。見回りに行ってくる」


川内「あっ教官」


時雨「あの教官が嫌われるって想像出来ないんだけどね。実力主義でもある陸軍で」


弥生「やっぱり…力って言うのが関係…してる?」


レーベ「あの人がどう思おうが関係無いけど。本気が見せられないなんて言うのは怠慢だね」


皐月「…死神の異名は彼が思ってる事じゃなく別の理由なんだけどね」


弥生「皐月…?何か、知ってるの?」


皐月「ボクもここで再会するとは思ってなかったんだけどね。まぁ、あの時とは姿も違うし向こうは分からないと思うよ」


時雨「もしかして志願艦娘なのかい?」


皐月「うん、ボクは志願はしてないけど艦娘になったよ。陸軍と海軍の闇って奴だね」


川内「んー成程?教官の事、詳しく教えてよ」


皐月「あの人は最後までボクらを守ろうとしてたんだよ。でも所属してた師団の参謀がそれを許さなかった。それだけだよ」


雨京『なんか俺の過去が掘り下げられて行ってる』


時雨「そういう事か、怪異が少なくなってきた。怪異を退治するのに村が幾つも消した。その事を知る者を消そうとしたの三段構えだね」


レーベ「それで師団の参謀が消そうとしてあの人の隊は全滅、それを自分が殺したに脳内変換したって事?」


川内「今の説明で良く解るね。私にはさっぱりだった」


夕立「夕立もさっぱりっぽい!!」


皐月「参謀がしたのは殲滅対象の偽装だよ。実際よりも弱く報告してたんだ。ボクらの隊長になってからは村を一つ消したとかは無かったからね。地下に潜む怪異を倒したりとかそんな感じ」


時雨「んで結局、教官は皆を殺したの?殺してないの?」


皐月「結論的には殺したよ。でも、それは皆が隊長に生き残って欲しかったからだよ」


雨京『殺した事には変わりないじゃないか!!』

リアルぐらい発狂するなよwww、もう既に発狂済みなんだからw


レーベ「という事は、死んでも良いと言ったわけだね?」


皐月「隊長一人なら対象も殲滅出来て尚且つ生き残れる筈なのにボクらのせいで死ぬなんて事はして欲しくなかったんだよ。ボクらにとって隊長は兄であり父でもあり孫でもあり、そして何より命の恩人であったんだから」


雨京『まて、皐月も殲滅隊なら能力持ちって事?』

能力なんか持ってないよ?抹殺されそうになった子とか放っておけないでしょ?


雨京『手元に置いて保護した子って認識かな』


さて話を続けるよ?


皐月「兎に角、戦争孤児になったボクらを手元に置いてくれたのは彼だし、ボクらのせいで彼が死ぬのは皆が耐えられなかっただけだよ。それから彼が死神と呼ばれていたのは」


皐月「あの人が死にかけた人たちを引き取り自分の隊に引き入れて使ってたからだよ」


時雨「…それってどういう事だい?」


皐月「任務に失敗して銃殺されそうになった人とか、知ってはいけない事をしった戦争孤児とかそういう人たちを捨てるなら俺にくれと将軍に言って引き取ってたんだよ」


川内「あらら、でもそれ今の状況とそこまで変わんないね」


時雨「本当だったら銃殺処分されてるもんね弥生とレーベは」


弥生「理由があっても…ダメ」


皐月「まさか弥生を追っかけて来たら隊長に会えるなんて、僕の勘も捨てたもんじゃないね」


皐月「取り敢えず死人、未来が無い人たちを集めてる所から死神って呼ばれるようになったんだよ」


弥生「良い…人…」


川内「あれ?今ここに居るって事は教官の部下は生き残ったの?」


皐月「いや、皆死んだよ?僕も」


夕立「皐月ちゃんはお化けっぽい!?」


皐月「いやいや、ボクの死体を素体にしてカードで艦娘を作ったらしいよ?何で人間の頃の記憶があるのかは分からないけど」


時雨「死体を使って艦娘を?」


皐月「…何でも無いよ聞かなかったことにしてここで話は終わり」アセダラダラ


川内「あぁ、うん分かった」


時雨「どうしたの?」


皐月「いま、何か嫌な予感がしてね」



Sceneはここで途切れている。


そんな感じかな。


雨京『この嫌な予感ってのは?』

きっとSceneを見てるPLに気付いたんだよ。


雨京『マジで?』

冗談だけどね。さてここで今日は終わるかな。


拓『明日の建物建築はどうする?』

あぁそれだけど提督の戸建ての家の分がまだ出来てないから明日作れるのは一つだけだよ。


Dr.T『んじゃ明日は休憩で良いんじゃない?急務なのはもう無いでしょ?』


拓『まぁまだ発電所は止めておこうか』


さてさて幕間行ってみる?誰の幕間かはダイスで決めようそうしよう。

ふむふむ、成程そういう事か。

さてさてお次は幕間ショー!!

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彩葉『ちょっと待ったぁあああああ(*´Д`*)』

どうした彩葉よ。


彩葉『どうしたじゃないよ!僕の過去幕間流してないよ!!何ダイスで決めようとしてるんだ!!』


(;´・w・)あれ?やってなかったっけ…あぁ本当だ。ペンギン先にやっちゃったんだ。

仕切り直して彩葉の過去Sceneだね。

紅葉舞い散る所にて、風が巡りまた葉は上に舞い上がり、葉っぱは何処かに飛んでいく。


SceneStartまで3 2 1 q



*第‐∞稿04話・何時か落ちた葉を仰ぎ見る時*



「救急車!!救急車を呼んでくれ!」


「ぐぁ、手が…手がぁ…」


倒れる彼を見ると手が肉塊になっていた。


彼は僕に銃を向け撃とうとしていたのだ。


何故か銃は暴発、彼の手が弾け飛んだ。


彼は救急車で運ばれて行き。


彼は海軍のお偉いさんの息子だとかで何故か僕が加害者になってた。


なんでや!!もう面倒臭いな。


「君達は卒業だ。」


そんな事を校長に言われた。


隣に居るのは確か大鷹雑賀、主席1位の成績の娘だ。


「君達には今度出来る泊地に着任する事が決定した。授業はもう出なくて良い泊地に向かってくれ」


「分かりました」


「宇都宮君、上層部から名指しで君を指定してきたんだけど何か心当たりはあるかい?」


「上の人…ですか?」

僕は聞き返す。心当たり何て一つしか無い。夜内照、僕がここに所属している事を知ってるのはあの人だけの筈。

しかし上からとなると…


「かの陸軍海軍共に有名なDr.Tから指名されるなんてびっくりしたが」


「は?Dr.T?」

誰だDr.Tって…


「それに大鷹君は主席参謀長からの指名だ。出世街道まっしぐらだな!!」


「出世には興味が無いですが」


「すまなかった怒らないでくれ…」


「別に怒ってはません」


「あの、Dr.Tって誰ですか?」

何やら言い合ってる大鷹さんと校長の間に入る。


「軍医で階級を貰ってる凄い人だよ。頭角を現したのは君が入学して半年位からだけど」


時期的に照さんかな?てか名指しなら照さん以外居ない気がする…てかDr.Tってセンス無いなぁ。


「取り敢えず、いつその泊地に着任すれば良いですか?」


「準備は今すぐ、明日の朝にはここを出てってもらうよ」


この急激な予定の入れ方は照さんで確定だ。しかし、何で泊地?


次の日、準備は完了した。


校門を出ると風が吹く、その風にまき上げられた葉に目が追っていく。


高く…高く舞い上がり、空に消えた葉は何処へ行ったのかなぁ。


さて、気を取り直していざ出陣!!新しい日常は良い日々だと良いな。



SceneCut




後書き

go to next page 泊地開発、第一稿二頁に続く。


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2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2016-11-15 14:32:31 ID: Kx-cikL0

うーんこの強引な流れ
嫌いじゃない、支援

2: 首吊りくぅ 2016-11-22 15:15:34 ID: wsz3Qud7

支援ありがとうございます!
強引なのは分かってますが仕様ですw
全てのイベント回収は仕様上されないと思いますが。

全てはダイスの女神が命ずるままに…


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