???「貴方が電王になるのよ!」八幡「は?」
最近運がついてない八幡があるパスを拾ってから物語は始まります
時系列的にはまだ八幡が奉仕部に入る直前
私が一番好きなライダーと俺ガイルを無理矢理混ぜた物です。無理という方は今すぐ戻って下さい…それでも良いと言う方はどうぞご覧ください…つまらないと思いますが何卒よろしくお願いします
ここ最近運が悪い気がする…高校の入学式当日に車に轢かれそうになる犬を助けて、高校デビュー出来ず自然とボッチに。持っている漫画とか小説の新刊を買い忘れたと思って買ったすでに持っていて金の無駄に。何も無いところで転んでみんなの視線集めちゃったり、大好きなマッカンを買おうとしたら売り切れて、次の自販機に行っても売り切れというのが続いたり…とまぁ最近ついていないのだ…今日も災難な1日になるのでは無いかと思うと憂鬱だ…今日は小町が「夕飯の材料買ってきて〜」と言われ昼飯を食ったあとすぐに出掛けた。八幡、小町の言うことならなんでもしてあげちゃうからね!まぁ、金銭的なお願いは無理だけどね…買い物の途中にある橋の下を通ると如何にもヤンキーって奴が4、5人集まっていた。ああ言うのは関わらないのが得策だ。だが神はそれを許さなかった。何故か転び、リーダー格と思われるヤンキーとぶつかってしまった。
リーダー格「痛って…」
チャリン
ヤンキー1「…!大丈夫ですか?〇〇さん!」
ヤンキー2「おいおい兄ちゃん…どこ見て歩いてんだ?あぁ?」
ヤンキー3「ことによっちゃ〜やっちゃうけど良いかな?」
また面倒臭いのに当たっちまったなぁ…
八幡「す、すみません!」
リーダー格「あぁ…痛かったなぁ〜でも、暴力沙汰は避けたいからなぁ。そうだ今持っている金をくれたら許してやるよ」
幸いにも買い物したあとだったから今財布に入ってるのは野口さんただ1人だ。
八幡「ど、どうぞ…」財布を差し出し
ヤンキー1「なんだよ…千円だけかよ…」
ヤンキー2「ったくシケてんなぁ…」
リーダー格「まぁいい…お前ら行くぞ」
ヤンキー一同「へい!」
ふぅ〜何とか暴力沙汰には発展しなくて良かったぁ…ほんと最近運が悪い…
ん?あの側溝の蓋の上にある黒くて四角い物は何だ?近づいて見てみるとプラスチックの様な物で、中にはカードの様な物が入っていた。
一種のパスケースだろうか?まぁ良いか、交番に届けてみるか…元に戻しても多分拾われる事は無いだろうから俺が持って言ってやろう。
家に帰るのが遅くなるが仕方がない。
〜数分後〜
交番の前に着いてドアを開けあら目の前に列車が止まっていた…あ、ありのまま今起こったことを話すぜ…俺は落し物を交番に届けようして交番のドアを開けようとした…が目の前には列車が止まっていた…何を言っているか分からねぇが俺も分からなかった…
夢かもしれないと思い列車に近づいてみるとドアが開き、誰かが出てきた
???「コーヒー如何ですか?」
突然目の前にコーヒーを淹れながら俺に問いかけてきた。コーヒーはマッカンぐらいしか飲まないが貰っておくか…
八幡「ど、どうも」ペコリ
首を傾げながら、元来たドアを開けたらいつもの千葉の風景が広がっていた。やはり夢だったのかと思ったが、手には夕飯の材料とコーヒーカップを持っていた…夢じゃなかった…そんな事より家へ帰るか…
???「(いいカモをみつけた…あいつと契約するか)」
???「お前の望みを言えどんn…」
八幡「あ、やべもうこんな時間か小町が心配するだろうから急いで帰るか」グチャリ
なんか踏んだ気がするが後ろを振り返っても何もなかったからやはり気のせいだったのだろう…
比企谷が交番に行っている時…比企谷が落し物を拾った場所にて
???「ここにも無い…早く見つけないと…」チャリン
???「ん?何これ…そんな事より早くアレを見つけないと…」タッタッタ…
リーダー格「無い…」
見回りの警官が歩いて来て
リーダー格「おじさん!ここら辺にキーホルダー落ちてなかったか?鈴のついたやつ」
警官「んーあ、さっき落とし物って届けに来た子居たけどよくわらないうちに帰っちゃったよ」
リーダー格「どんなやつ?」
警官「確か…目にすごい隈を作っていた子だったなぁ」
リーダー格「目にすごい隈…」
リーダー格「(あいつか…)」
リーダー格「ありがとう。おじさん」タッタッタ
イマジンがリーダー格の身体に入り彼の目の前に現れ
リーダー格「うわっ!」
イマジン「お前の望みを言え…どんな望みも叶うてやる。お前の払う代償はたった1つ…」
八幡「たでぇーま〜」
小町「あ、お兄ちゃんおかえりー。随分遅かったけど…またなんかあった?」
八幡「…ヤンキーに絡まれて野口1人を盗られただけだ…」
小町「…災難だったね…」
八幡「あぁ…でも暴力沙汰だけは避けられたからまだマシだったよ…」
八幡「…疲れたから、小町ぃ夕飯になったら起こしてくれぇ〜」
小町「分かったぁ〜」
八幡の部屋
はぁー今日もついてないな…気晴らしに漫画でも読むか…
漫画を読んでいると
あっ…この漫画しばらくの間続き買ってなかったなぁ…買いに行くか。続き気になるし。
八幡「小町ぃちょっくら本買って来るわ」
小町「あれ?寝るんじゃなかったの?」
八幡「あぁ…しばらく買ってなかった漫画みたら続き気になってな」
小町「ふぅーん。いろんな意味で気をつけてね。お兄ちゃん事あるごとに何かに巻き込まれるんだからねぇ。これでも小町は心配してるんだよぉ〜。あっ!今の小町的にポイント高い!」
八幡「はいはいポイント高いねぇ。ほんじゃ行って来るは」ガチャリ
本屋まで少し遠いからチャリで行くか
チャリを漕いでいると後ろから何かの音が聞こえ振り返るとそこには列車が俺の横を走っていた…それと同時に列車のドアが開き中から女性が出て来て、俺に話しかけてきた。
???「あのパス返して!あれは大事なものなの返して!」
こう言うのは関わらない方が良いに一票!
八幡「今は忙しいからまた今度ッ!」サラサラ
???「ちょっと待ってよ!」
???「(ん?あれって…まさか!)」
はぁー今日は運が悪すぎる…何か憑いてるんじゃないか
???「(あぁ…憑いてるぜ)」
えっ?この声はどこから?
ん?あれは確か俺から野口を奪ったヤンキー共…
ヤンキー1「見つけたぞ!」
ヤンキー2「おい、お前!〇〇さんの大事なキーホルダーどこにやった!」
ヤンキー3「あれはn…」
八幡「し、しらねぇよ!」自転車で逃げる
ヤンキー1「あっ!待てコラ!」
ヤンキー2「追いかけろ!」
やっぱ今日はほんとついてないな…
自転車が何かにぶつかり八幡は自転車から落ちる
八幡「痛ッ!」
ヤンキー1「居たぞ!」
ヤンキー2「逃げるっつう事は盗んだって事だよなぁ」
ヤンキー3「痛い目に合わしてやる!」
ヤンキー達が八幡をボコボコに…
あぁ…俺今日で死ぬんだな…短い人生だったなぁ…だったらもっと小町に甘えていれば良かったなぁ…
ヤンキーの1人が八幡に蹴りを入れる瞬間!何かが八幡の体を乗っ取りヤンキーの蹴りを受け止めた!そしてヤンキーは予期せぬ出来事にバランスを崩しつつあった。そこに八幡は掴んでいるヤンキーの足を押し出し完全にヤンキーのバランスを崩し、地面に後頭部をぶつけた
ヤンキー1「イテッ!」ガク…
八幡in???「俺…参上」
???「やっぱり…」
八幡in???「こいつは俺の契約者だ。ここまで黙って見てるわけにはいかねぇなぁ」
八幡in???「いいか?俺に前振りはねぇ。最初から最後まで徹底的にクライマックスだ…覚悟決めろよ…」
ヤンキー2「こいつ!」八幡に殴りかかる
が失敗する。八幡は近くにあった鉄の棒で出来たオブジェから一本の鉄の棒を持った。そしてヤンキー達に振りかざす。
八幡in???「行くぜ行くぜ行くぜ!」
ヤンキー達は八幡からの攻撃を交わすがバランスを崩し2人仲良く尻餅をついて状態になった
八幡in???「逃げんなよ…今俺が考えた必殺技を見せてやる」
八幡in???「必殺…俺の必殺技…うおぉぉ…」
ヤンキー達「「ひっ…」」
八幡「(やめろ!)」
八幡in???「ん…んんん!」
八幡の振りかざした鉄の棒はヤンキーの少し前を叩いた。またそこにはしっかりとコンクリートで舗装されているはずだが鉄の棒は折れずに道だけだ少しくぼみができた状態になった。
八幡「(何をしているんだ俺は…)」
八幡in???「おい、良いとこなのに止めんじゃねぇよ…」
八幡「(お前は誰だ!)」
八幡in???「どうでもいいだろ!」
八幡in???「ふんっ!」
八幡「(良くねぇ!犯罪者の妹として小町が誰かに虐められるはごめんだ!)」
八幡in???「(ん!か、体が思うようにうごかねぇ…)」カランカラ
八幡「(はぁ…はぁ…はぁ…何とかあいつから体を取り戻せたが…)」
???「嘘でしょ…押さえ込んだ…」
八幡「(一先ずは逃げるか)」タッタッタ…
???「あの子もしかして…」タッタッタ…
逃げたのは良いが…よく分からない廃工場がある所に来ちまったな…
???「(何で俺を止められたんだよ…妙な奴だなぁ…)」
八幡「うわっ…」
???「(まっいいや。今から決まり事を言うからな)」
???「(お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやる。お前が払う代償はたった1つ…)」
八幡「あ、悪霊退散!」
真っ先に出る言葉がそれかよ!
???「(誰が悪霊だよ、この野郎!)」
???「そう言う種類のものじゃないよ」
声がした方を向くと女がこっちに歩いて来た。あの女は確か列車から俺にパスを返せとか言ってきた…
???「あの時に気付くべきだったんだよね。君が特別な存在…特異点だってことを…」
八幡「とくい…」
何言ってんだこの女…
???「(特異点⁉︎マジかよ!ぐあぁぁぁ最悪じゃねぇか⁉︎)」
???「見つけた…君なら電王になれる!」
あの〜突然背後に回って喋らないでくれます?びっくりするのとドキッてしちゃうでしょうが…というか電王って何だ?
ん?奥から出て来たのって確かヤンキーのリーダー格…
リーダー格「返せ…返せ…」サラサラ…
なんかあいつから砂みたいのが落ちてるんだけど…何あいつ忍者なの?砂を使う忍者なの?
するのとその砂からさっき俺の目の前に現れた化物みたいのが姿を現したが俺のとは違い砂ではなく実体が現れた。
八幡「ば、化物…」
イマジン「ほぉ…特異点か…潰すしかないな!」タッタッタッ!
???「(野郎!ふんっ!)」グチャリ
化物の攻撃はあの女のおかげで避けられたけど…気をしっかり持てない…あぁ気が遠くなって行く…
???「しっかりして!まだあのパス持ってるでしょ!あれを使って変身するの!」
八幡「変身?」
転身なら知ってるが…知ってるけどあの5人の拳法使える自信ないし…
???「変身して、あいつと戦うの!」化物を指差しながら
イマジン「ハッ!」謎の衝撃波
???・八幡「「うわっ!」」
???「戦うのよ!」
八幡「あんた馬鹿か…あんなのに勝てるわけねぇだろ!」
???「馬鹿!死にたいの?」
???「(おい、お前が死んだら俺も死ぬんだぞやれ!」
???「(て言うか俺にやらせろ!とりゃ!)」
あの砂の化物はコウモリみたいな化物に突撃したが呆気なくやられ砂となった。
もし、ここで死んだら小町は悲しむだろう…そんなのは嫌だ!パスをポケットから取り出し
八幡「…ッ!変身!」
すると腰あたりに謎のベルトが現れた。
外れてる部分をバックルに刺せばいいのか?カチャリ…どうやら合っていたようだ。
この後はどうするんだ?と思い腰回りを見ていたら、偶然にもパスが真ん中のバックル部分を掠めたようだ。すると何もない空間から何かが出て来て俺に装着した。手や足を見てみると黒いスーツのような物だった。
八幡「な、何だこれ?」
そうだ、後ろにいる女に聞いてみよう
???「ボーッとしないで、くるよ!」
前を向くとコウモリ型が俺に突進して来た。
突然の出来事だったので避けるのが遅くなり、コウモリ型の攻撃をモロに食らった
八幡「グワッ!」
だが、黒いスーツのおかげなのか痛みはあまり感じられなかった。コウモリ型が体勢を立て直し再び俺を襲うとするが俺はそれを避けるため逃げた。廃工場の中に逃げ込み、木材やドラム缶を倒して、足止めしようとしたが全て避けられ、ついに俺に追いついてしまった。
???「何やってんの!戦って!」
んな無茶な!
コウモリ型は俺を捕まえる否や羽のような物で俺に斬撃を食らわして来た。生身だったとっくに死んでいたかもしれないがスーツのおかげで何とか耐えていた。
???「(おい、俺に変われ!お前は引っ込め!)」
八幡「変わるつったてどうやるんだよ…」
???「(知るか!)」
お前もしらねぇのかよ!
八幡「うわっ!」
コウモリ型が俺のことを掴み放り投げた。
???「(さっさと変われ!)」
八幡「だからどうやるんだよ!」
???「ベルトのボタンを押して!」
ぼ、ボタン…あっこれか…先ずは赤を押してみるか…
ボタンを押したらベルトからコミカルな音が聞こえ、もう一度パスをバックルにかざした。
ベルト「ソードフォーム」
すると再び何もない空間から何かが出て来てスーツに装着した。それは赤を基調にしたアーマーだった。
八幡in???「俺…再び参上ッ!」バッ!
コウモリ型が出て来て八幡を襲うが八幡に取り憑いた化物は腰に付いている物が武器だと感知しすぐさま、組み立て剣の形に組み立てた。彼は剣の斬撃をコウモリ型に食らわせた。
イマジン「貴様…何を考えている!我々の使命を忘れたか!」
八幡in???「そんなもん最初から覚えてねぇ…さっきはヘコんだがこっちの方が面白そうだぜ…」
八幡in???「て言うか俺はこう言うのがやりたくて来たんだよ…相手は関係ねぇ!」
イマジン「はぁ…バカか?」
八幡in???「言っとくが俺は最初からクライマックスだぜッ!」
二体の戦いが始まり、お互いの攻撃がぶつかり合うが八幡に取り憑いている化物の方が一枚上手のようだ。まぁ剣が長いのでそのぶんリーチがあるからコウモリ型がやられているかもしれない。
イマジン「くっ…」
八幡in???「ふっ…へへ…」パスをバックルにかざし
ベルト「フルチャージ」
八幡in???「必殺…俺の必殺技…パート2」
そう言うと、持っていた剣の刃の部分が分離しコウモリ型に向かっていった。縦に刃の食らわせたと思いきや今度は横に振り十字に切った後にもう一度縦に斬った。
さすがの化物も今の攻撃に耐え切れず爆発した。
八幡in???「ふっ…決まったぜ」
と言ったと同時に俺に取り憑いて化物は俺から離れていった。
化物が離れていったと同時に俺には何時間も運動したかの様な疲労感で尻餅をついた。自分の体を見るとコウモリ型による攻撃で、身体にはアザや傷が出来ていた…
???「今のは電王…ずっと成れる人を探してたんだよね」
???「一緒に闘おう」
そう言って女は俺に手を差し出した。
疲労感と身体中の痛みで立てなかったので差し出された手を借りて立ち上がった。
???「未来から侵略者が来てるの。時の運行を護らなきゃ!」
未来からの侵略者…時の運行を護る?何を言ってるんだ…その年で電波は無い…とは言えないか…現に化物が襲って来たんだからな…
すると、突如とあの列車が現れ目の前に止まり、ドアが開いた
???「とりあえず乗って」
八幡「疲れ過ぎて倒れることも出来ねぇ…」
???「早く出発しちゃうよ」
急ぐからって手を繋いで引っ張るなよ…中学の頃の俺だったら即勘違いをしていただろう
俺たちが乗った直後列車は出発し、謎の空間へと走り出した。これからどうなるんだ俺…
氏ね
面白いと思うんやけど、オリジナルを混ぜていけばもっと面白くなると思う。