2018-12-13 19:57:29 更新

概要

この作品は【単独行動隊提督 13】の続きです
この作品は合同作品が存在します
合同作品名【反乱軍提督】
こちらの作品もよろしくお願いします


前書き

提督

【過去大きなミスを犯したと言って自ら単独行動隊に入った変わり者 目付きが悪いせいで他の者から距離を開けられる事の多い】
【首にはいつもネックレスをしてるところが特徴 そのネックレスの形も特徴的で1と6…?の形した数字が飾られている】
【単独行動隊66番 コードネーム:a maverick(通訳:はぐれ者) 現在は単独行動隊を辞めて南我原鎮守府の提督をやっている】
【過去 川内が沈んで息絶えた川内の亡骸を見つけた際に夜雷が鳴っていて、それ以来夜雷が鳴っている時に外へ出ると思い出して怖がる(言わばトラウマ)】
【過去 大湊警備府提督だったが伊19と川内が轟沈して提督をやめ、単独行動隊に入ったが再び提督に戻って南我原鎮守府提督になった(追記 伊19だけではなく、川内も沈ませてしまって罪を償おうと単独行動隊に入った…)】
【上官と会う前は北提督と一緒で人間同士の戦争が起きてた場所で育った 人体実験をして腕と足は常人を超えた力を持っていて、腕から日ノ丸と言う艦載機を発艦させることが出来る 搭載数は片手に5機 両手で10機】
【日ノ丸艦載機=戦、攻、爆を取り揃えた万能艦載機 ボーキサイトや弾薬を多く使うのが欠点だが援護射撃や単独行動をしてる提督にとっては優秀過ぎる艦載機である】
【過去のあだ名は特攻隊提督と呼ばれていた】


瑞鳳

【仕事熱心の働き者で面倒見のよい艦娘(軽母) 配属が決まっていなかったが今回の提督の所に着任する事が決まった】
【過去 元横須賀鎮守府の秘書であり元提督の事や横須賀鎮守府の事を聞いたり、話したり、思い出したりすると性格が急変する】
【過去何かをしてこの世界を危険な目に晒した張本人でもあるらしい→過去にした事をなんとかしようと1人で悩み続けていたが提督に助けを求めて手伝ってもらっている】
【如月の睨みつけの劣化版 気迫で敵を怯ませることができる 範囲は半径30m】


金剛

【いつもハイテンションで元気な艦娘(戦艦) 配属は東我原鎮守府に決まっていたが移動が決まって今回の提督の元に着任した】
【ほとんどティータイムの時しか出てない気がする…】




【元気が良くて悪戯好きな艦娘(駆逐艦) 元々は東我原の艦娘だったが上官と東提督が演習で賭けした際に南我原に移動が決まった】
【提督に酸素魚雷をぶつけて遊ぶのが趣味…?】




【礼儀正しく少しおっちょこちょいな艦娘(駆逐艦) 元々は東我原の艦娘だったが上官と東提督が演習で賭けした際に南我原に移動が決まった】
【提督の仲間思いや艦娘思いに心を打たれて好意を抱いている】


吹雪

【元南提督の艦娘(駆逐艦) 単独行動隊管理者の指揮者をやっていたが現在は南我原に着任している】
【瑞鶴と一緒で提督loveな所はあるが瑞鶴と違って人前など二人になれない場所では大胆に抱きついてきたりはしない…だが、二人っきりになった時は物凄く大胆になる】
【南提督の過去と瑞鳳の過去は青葉と同じくらい知ってる】
【元大湊鎮守府に着任していた頃は元秘書艦代理だった(追記 元大湊鎮守府に着任していた時は医務も担当していた)】
【過去、深海棲艦に直撃を食らって沈んだが、提督に救助され 今も滞在している…が、吉を引いたか凶を引いたかはわからないが1度沈んだことによって1ヶ月に1回ぐらいに深海棲艦化の発症が現れる※】
【※上記に追記 深海棲艦化が発症する代わりに駆逐艦とは到底思えないほどの力を手に入れた 駆逐艦でも戦艦だろうがなんだろうが一撃粉砕するほどの力を持っている…が、それを使うと深海棲艦化が一気に襲ってくるため、多用することはできない※】
【※さらに上記に追記 深海棲艦化を抑えるための薬が吹雪が沈んだことによって、すぐに開発された【即効性型深海棲艦化鎮圧粉末】と【長効型深海棲艦化鎮圧錠剤】というものを飲めば深海棲艦化を一時的に抑えることができる】
【提督と同じ睨みつけが使える(限度・制御が効かず、提督程ではないが広範囲で吹雪と目が合った者は敵味方関係なく気絶させる(1度使ったら丸一日目が開かなくなる))】


時雨

【南提督の元艦娘 元は佐世保鎮守府の艦娘だったが現在は南我原鎮守府に着任している(駆逐艦)】
【よくヤンデレキャラとして使われるがこの作品では通常なので予めご了承下さい】
【おとなしい性格で物静かなところが目立つ よく提督が寝ている時に密かに唇を重ねることが多いとか…?】
【自分の意思でキレることができて戦闘力を上げることがてきるが制御が効かないためあまり使えない】
【特殊能力ー直感を使うことができる どんなに選択枝があろうと二つに絞ることができる ただし、二つしかない場合には効果を発揮することができない】


夕立

【南提督の元艦娘 元は佐世保鎮守府の艦娘だったが、現在は南我原鎮守府に着任している(駆逐艦)】
【語尾に(ぽい)や(かも)とつけるなんとも可愛らしい艦娘(作者は瑞鳳が一番です!)】
【元気な性格で提督に甘えてくる時は飛びついて甘えてくる…正直、瑞鶴と変わらない(瑞鶴みたいに人前気にせずイチャイチャしようとは言わない)】
【特殊能力ー野生の本能を使うことができる 使うと獣のように暴れ回り、野生の勘を発揮させることができる …ただし、野生の本能を使うとコントロールがなかなか聞かないうえに野生の勘も勘だから使い時は非常に難しい(ほとんどキレた時と同じ)】


扶桑

【南提督の元艦娘 元は佐世保鎮守府の艦娘だったが今は南我原鎮守府の艦娘(戦艦)】
【不幸艦と言われている艦娘だが現在南我原提督にお前達は不幸艦じゃないと言われ自分が不幸艦だと思うのをやめた】
【元大湊警備府にいた時は戦艦のなかでもトップクラスの性能を持つ航空戦艦】


山城

【南提督の元艦娘 元は佐世保鎮守府の艦娘だったが今は南我原鎮守府の艦娘】
【扶桑と同じく不幸艦と呼ばれていたが現在南我原提督にお前は不幸艦じゃないと言われ自分か不幸艦だと思うことをやめた】
【元大湊警備府のにいた時は戦艦のなかでも二番目に強いと言われていた航空戦艦】


天龍

【元東南我原鎮守府に着任していたが移動が決まって現在南我原鎮守府に着任 子供に人気がある面倒見の良い艦娘】
【提督と一緒に先陣を切って敵艦隊を一網打尽にしたこともある軽巡洋艦準エース 実力は提督も認めるほど】
【特殊能力ー範囲識別 半径50メートル以内に入ったありとあらゆるものを100%識別できる 使うと燃料を大量に使う上に目をずっと開いていないといけないため、目に疲労が溜まりだんだんと痛みが襲ってくる 電探の強化版みたいなもの】


龍田

【元東南我原鎮守府に着任していたが移動が決まって現在南我原鎮守府に着任】
【普段は毒舌で目を細めて相手を睨みつけることが多いが意外にも押しに弱くて、提督にぐいぐい押されると普段の性格とは逆転し、オドオドしながら恥ずかしがる】


如月

【元東南我原鎮守府に着任していたが移動が決まって現在南我原鎮守府に着任】
【提督LOVE塾(っ'ヮ'c)<ウッヒョォォォォオな艦娘(もはや意味不明)】
【第二軍隊最強艦娘と呼ばれていて、一軍隊と比べれば戦力は劣るがなかなかの実力を持っている】
【吹雪とは仲が悪く、少しでも話すとすぐに喧嘩する(如月 吹雪が悪いのよ?私は悪くないわ)】
【睨みつけに近い睨みを使うことができる※】
【※上記に追記 提督たちが使う睨みつけとは違い、目を合わせても気絶はしない その代わりに提督たちよりもはるかに超える半径100m以内の敵に睨みつけると一瞬だけ動かなくなる しかも目を合わせる必要性がない】


東提督

【東我原鎮守府の女提督 艦娘思いの強い一面もあり、かなり人気のある提督】
【過去 南提督に金剛を取られた事で取り返す為、南に演習を挑んだが敗退(七体一 東が七)
その上雷と電も取られた】
【南方海域で第一艦隊がやられそうになった時に南提督に助けてもらって南提督に惚れた】
【過去 辛い事があったらしいが誰にも話していない→過去に好きな人であった元横須賀鎮守府提督が反乱軍になったことによって嫌いとまでは言わないが見損なったと思っている】
【南提督が自ら深海棲艦と戦うのに憧れて東提督も自身で戦う事を決意し、明石が作っていた南提督が使っている重攻撃型装甲を見つけて装備する(武器はいろいろと取り付けられている)】
B:Dって事は教えておくわ
W:キュッとしてるわ!
H:…(小さくて悪かったわね…)


加賀

【ご飯&ボーキサイトをいっぱい食べる東我原のクール艦娘(正規空母) 】
【東我原の艦娘だが元同僚の金剛、雷、電が南我原に居るので時々遊びに来る…が、最近は時々ではなくほぼ毎日来ている気がするが…】


赤城

【加賀と同じくご飯&ボーキサイトをいっぱい食べる東我原の艦娘(正規空母)】
【加賀と同じく南我原に遊びに来るが飯目的で来る ちょっと限度を考えて欲しい(南)】


青葉

【南提督の元艦娘だった現在東我原の艦娘(重巡)】
【提督の過去を一番多く知っている一人…だが、南提督の過去を話そうとはしない 上官に口止めされているのもあるが悲しすぎると言うこともあって口を開かない※】
【※上部に関連する追記 瑞鳳の情報も知っているみたいだが元提督より酷いと言って話そうとはしない】


明石

【工作関係を得意とする東我原鎮守府の艦娘 南提督の換装【重速度型装甲】を治した本人でもある】
【南提督の換装が珍しかったらしく同じのを作ったマニアック】


提督(北)

【北我原鎮守府の提督 南提督とは馴染みで昔南提督の鎮守府に良く遊びに来ていた元気っ娘】
【過去 人間同士の戦争が起こっていた村で生まれ、本当の兄貴が殺され上官に助けられた】
B:聞いたら殺す!(Aカップ)殺す!!
W:体重は気にしてるから痩せてるわ!
H:でかいのかしら?


神通

【元南提督の艦娘 今は北提督の艦娘(軽巡) いつもおとなしい感じが目立つ】
【南提督の過去を青葉程ではないが多く知ってる】
【川内が沈んだことは知らない…?】


那加

【元南提督の艦娘 今は北提督の艦娘(軽巡) 私はアイドルと言うところが一番目立つ元気っ子】
【南提督の過去を青葉程ではないが多く知ってる】
【川内が沈んだことは知らない…?】


瑞鶴

【南提督(元提督)loveの元南提督の艦娘 現在は北我原鎮守府に着任している(正規空母)】
【南提督を見かけた瞬間どこでも構わず抱きついていく】
【過去 初代提督(呉鎮守府提督)に五航戦は要らないと言われ鎮守府から追い出され捨てられた…だが南提督に助けられ、面倒を見てくれた事がきっかけで好きになった※】
【※上部に関連する追記 初代提督は南提督がなんとかしてくれた為、復讐することなどは考えていない】
【青葉程ではないが皆より多少多く知っている】
【特殊能力ー一点集中を使うことができる 10秒間的を見る必要はあるが条件が整ったら狙った的に100%当たる ただし、その的を見てる間は他のことに気を回してはいけないうえに100%当たるが防御されたら意味がない】


翔鶴

【瑞鶴の姉で南提督の元艦娘 現在は北我原鎮守府に着任している(正規空母)】
【おとなしい性格でいつも瑞鶴の面倒を見ている】
【過去 合同作戦を失敗した事があるが南提督が解決してくれたことがきっかけで惚れた】
【青葉程ではないと思っていたが青葉←吹雪←翔鶴の順番で元提督のことを知っている】
【提督と同じく睨みつけが使える(限度・半径五m以内にいる敵味方関係なく目を合わせた人を気絶する程度しかできない上一日一回しか使えない)】


提督(西)

【西我原鎮守府の提督 無口でいつも静かに本を読んでる事が多い】
【性別 女】
【最近は出番が一切ない】


不知火

【南提督の元艦娘 今は西提督の艦娘(駆逐艦) いつもクールでなかなか表情を崩さないところが特徴】
【南提督に睨みつけを教えた本人でもある】
【南提督の過去を青葉程ではないが多く知ってる】


提督(東北)

【東北我原鎮守府のショタ提督 見た目は小さいがかなり頭の良い指揮官(東より頭が良い)】
【提督の中でも評価がかなり高いが見た目が小さい為馬鹿にされることが少々…】


妙高

【南提督の元艦娘 現在は東北我原鎮守府の艦娘(重巡)】
【過去に演習で元提督の秘書艦を沈めようとした事で鎮守府から追い出された】
【元提督の事は酷く恨んでいるらしく、南提督を殺そうと考えている…?】


長門

【現在は東北我原鎮守府に所属する艦娘だが過去瑞鳳と一緒だった元横須賀鎮守府の艦娘】
【過去 瑞鳳のせいで元提督が島流しされた事を今でも忘れておらず、復讐心を今でも持っている】
【元横須賀鎮守府の時では戦艦のエースと言われていた 今現在裏切り説があがっているが本当かは不明…】



武蔵

【大和型戦艦で二番目に強い最強の艦娘(戦艦) いつも上官の補助をしている】
【出番は少なめなのであまり書くことがない為、この前の作品と同様また(また)しても出番があるか不明】
武蔵「…もう何言っても無駄だな?」


night

【単独行動隊の一人 艦娘に手を出して軽犯罪を受けて捕まった変態…だが、紳士である(手を出したと言っても性的な意味)】
【犯罪ランクはA】
【南提督とは仲が良く、共に戦闘を行動した事もある】
【身体能力は南提督程ではないがなかなか高い※】
【※上部に関連する追記 南提督の睨みつけは効かない+駆逐艦程度の攻撃はほぼ当たらない】
【武器は対敵艦隊型三十cm大砲とサーベル】
【南提督の過去は南提督が【誰にも知られて欲しくない事】を知っている(それ以外は良く知らない)】
【嫁である叢雲が一週間に一度会いに来てくれる 最高だぜぇぇぇっっっ!!!!!!(night)】
【過去三番目に最高提督と呼ばれていた提督…だが、その時は現在南我原提督とは面識がなかった】
【腕だけだが人体改造して南提督と一緒でサーベルで戦うほどの力を持っている】


ENDLESS Hell

【単独行動隊の一人 犯罪ランクは最高犯罪度E】
【過去横須賀鎮守府の憲兵をやっていたが瑞鳳を殺そうとした(フリ)事によってランクEの終身刑を言い渡された大犯罪者】
【顔や体中には痣や腫れ、殴られ跡が目立ち元の原形がない】
【武器などは一切不明】



提督 「あー…朝から姉妹に柔らかいものを押し付けられて落ち着かねぇな?早く起きて飯食いに行こ」スクッ


扶桑 「提督 なんでしたら今から私たちとしませんか…♡」///


山城 「姉さまっ!!!?」///


提督 「悪いが相手するとしたら夜しかやらないからな?日が出てる時はしないって何回も言っただろ?」


扶桑 「んもぅ!提督はノリが悪いですね?」(。Ծˇ_ˇԾ 。)


提督 「ノリが悪くてけっこう それより早く行くぞ?」


扶桑 「はい わかりました」


山城 「(てっ提督と、姉さまと一緒に3人で…)」///


山城 「(あぁぁぁぁぁっ!!!!!!むりむりむりむりっっ!!!!!!はっ恥ずかしすぎてムリィィィっ!!!!!!)」///ブンブンブンブンッ!! 顔を横に勢いよく振りまくる


提督 「…やっ山城?どうした?そんなに首を横に振って?」


山城 「いっいえ!なんでもないです!気にしないでください!!」///タラー… 鼻から血が流れ出てくる


提督 「いや気にするなと言われても…(鼻血出てるからよけい気になるんだが…)」


扶桑 「ほら山城 鼻から血出てるわよ?」


山城 「っは!すっすみません はしたない姿を…」///ツマミ 鼻をつまんで血が流れるのを止める


提督 「いやそれじゃ止められないだろ ティッシュとかで鼻に入れとかないと?」スッ 懐からポケットティッシュを取り出す


提督 「…ほら 見た目悪いかもしれないが入れとけ?鼻血垂れ流してるよりかはマシだろ?」スッ ティッシュを丸めて山城に渡す


山城 「はっはい すみません ありがとうございます」スッ…スポッ 鼻に丸めたティッシュを詰め込む


提督 「てか、なんでいきなり鼻血なんか出たんだ?出る前に顔をブンブン振り回してたがあれはなにやってたんだ?」


山城 「…あっあれは…」///カァァ


提督 「?」


扶桑 「ちょっといやらしいことを想像しちゃったのよね?山城」フフッ


山城 「ふぇっ!?そっそそそんなこと、考えてませんよ!?」///


扶桑 「あらそうなの?私はてっきり3人で朝からギシギシアンアンしてるのを想像してたのかと思ったわ」ウフフ


山城 「ふぇぇっ!!!!!?」///ボンッ!!


提督 「生々しい言い方するのやめろ もっと大雑把に言えよ…」


扶桑 「そうですか?なら提督の【自己規制】を私たちの【自己規制】に入れて腰を動かして…」


提督 「さっきより生々しくなってるわ!てか女が下ネタ言うのやめろ!」


山城 「ーっ!!!!!!」///マッカッカ


扶桑 「ふふっ!顔を赤くしてる山城かわいいわ?提督もそう思いませんか?」


提督 「否定はしない 否定はしないが…」


山城 「否定してください!!」///


…コンコンッ


イナズマデス サキホドカラサワガシイヨウデスガ…ナカニハイッテモヨロシイデショウカ?


提督 「いいぞ はいって」


ガチャッ


電 「失礼するのです」


提督 「どうした?お前も起こしに来てくれたのか?」


電 「いえ 扶桑さんたちが司令官さんを起こしに行ったきりなかなか帰ってこなかったので様子を見に来たんです」


扶桑 「ごめんなさい ちょっと提督に悪戯してて…ね?」ニコニコ


電 「…っえ?」(OДO)


提督 「扶桑 誤解を招くような言い方するのやめろ 電は真面目だから絶対に勘違いする」


扶桑 「でもまちがってはいませんよね?」


提督 「間違っちゃいない 間違っちゃいないが…」


電 「…えっえと、あの…もっもしかして、私

おじゃまでしたか…?」///カァァ


扶桑 「いいえ?全然邪魔なんてしてないわよ むしろちょうど良かったわ?」


提督 「(嫌な予感が…)」


扶桑 「【電も混ざって一緒に提督に悪戯しない?もちろん…せ、い、て、き、な意味で♡】」ニコッ


電 「ふえぇぇっ!!!!!?」///ボンッ!!


提督 「扶桑!お前いい加減にしろ!電まで巻き込むな!」


扶桑 「うふふ!すみません 電も提督のこと良く思っているので少しからかっちゃいました?」


提督 「悪戯がすぎるからそろそろやめろ これ以上やったら怒るぞ?」


扶桑 「はーい!」


提督 「山城 電 扶桑が言ったことは気にしないでくれ?あと俺はやるとしても昼間からはしないからな?」


山城&電 「「(最後の言葉要りますか!?)」」///


提督 「さてと?そろそろ行かないとみんなに迷惑かけるからお前らも早く行くぞ?」


扶桑 「はい わかりました」


山城 「はっはい…」///


電 「はぅぅ…」///カァァ













食堂



吹雪 「…遅いです いったい何をやってるんでしょうか?」


時雨 「たしかに遅いね でも、電が様子見に行ったからそろそろ来てもいい頃だと思うけど…」


雷 「きっとえっちぃことしてるのよ!電は押しに弱いから!」


夕立 「それはないっぽい 提督さんは朝からそういうことはしないっぽい」


青葉 「たしかにしませんね したとしてもキスぐらいしか…!!」///ハッ


提督(東) 「…青葉 自分で言って自爆するんじゃないわよ…」


青葉 「うぅ…」///カァァ


若葉 「どうどう 青葉さん落ち着いて?」


明石 「若葉さん どうどうは興奮してる時に使う言葉ですよ…」


金剛 「…てか、本当に遅いデース 一体何やってるんでしょうか?」


比叡 「ほんとですね?ちょっと様子見に行きますか?」


瑞鳳 「わたしが様子を見て行きます 皆さんは先に食べててください」カタッ


提督(東) 「…っ! いや、もう来たわ 行かなくて平気よ?」


瑞鳳 「…っえ?」 タッタッタッ…


提督 「おっす 待たせて悪いな?」タッタッタッ…


扶桑 「ごめんなさいね?みんな待たせちゃって」タッタッタッ…


山城&電 「「…」」///タッタッタッ…


雷 「…なんで二人とも顔赤くしてるの?」


時雨 「…山城?どうしたんだい 顔を赤くして?」


山城 「…きっ聞かないで 言いたくないから…」///


電 「なっなのです…」///


瑞鳳 「…提督 一体なにをしたんですか?二人とも顔真っ赤ですが…」


提督 「…俺に聞かないで扶桑に聞いてくれ 扶桑が原因だから?」


扶桑 「それは心外です 私だけではなく提督のせいでもあるじゃありませんか?」


提督 「俺は巻き込まれただけなんだが…」


吹雪 「…まぁ なにがあったかは大体想像できたので、早く座ってご飯食べませんか?」


提督 「そうだな 早く食べるか!」カタッ


扶桑 「そうですね」ストンッ


山城&電 「「…」」///ストンッ


瑞鳳 「それでは、いただきます!」


全員 「「いただきます」」


時雨&提督(東)&青葉 「「…」」ズズ… 味噌汁を啜って喉を潤やかす


吹雪 「…」モグモグ…


夕立 「ぽむっ!もぐもぐ…うまいっぽーい!」


金剛 「Delicious!今日のごはんは懐かしい味デース!!」モグモグ


比叡 「ほんとですねお姉様!」モグモグ


提督 「…懐かしい味?」


金剛 「YES!今日のごはんは電が作ったんデース!とっても美味しいネー!」


提督(東) 「ほんとよねー!まだこんなにも小さいのにもうこんな料理を作れるんだからすごいわよ!」モグモグ


電 「そっそんなことないのです やっぱり、女の子ですから料理ぐらいはできないといけないと思って覚えただけで…」


提督 「…今日の朝食は電が作ったのか?よく出来てるじゃないか!」


提督 「とくにこの味噌汁なんて濃くも薄くもないから飲みやすくて後味も悪くない すーっと飲めるからなかなかうまいぞ?」


電 「ほっほんとなのですか!」パァァ


提督 「あぁ!また作ってくれると俺的には嬉しいんだが、また作ってくれるか?」


電 「はいなのです!次はもっと美味しく作れるよう頑張るのです!」


提督 「楽しみにしてるぞ?」


電 「なのです!」


吹雪 「…」(。Ծˇ_ˇԾ 。)ムスッ


提督 「…吹雪 そんな顔してるとかわいい顔が台無しだぞ?」


吹雪 「…提督のせいです 提督が電とイチャイチャしてるからいけないんです」


電 「ふぇぇっ!!!?」///カァァ


提督 「いやイチャイチャしてないだろ…普通に話してただけだろ?」


吹雪 「いいえ してました!超が付くほどしてました!お前の味噌汁を毎日でも飲みたいだなんて…プロポーズまでしていました!」


提督 「言ってない言ってない 話を盛るな」


電 「そっそこまでは言ってなかったのです 言ってほしかったですが…」ボソッ


吹雪 「あぁ?」ギロッ


電 「ひぃっ!?」ビクッ!!


青葉 「ふっ吹雪さん 人格が崩壊してますよ?落ち着いてください」ドウドウ


吹雪 「…」ムスッ モグモグ…


雷 「…電 次はもっと気をつけて口に出した方がいいわよ?今の吹雪の睨み…マジもんだったわよ」ヒソヒソ


電 「…こっ怖かったのです 本気で殺されるかと思ったのです!」ガタガタ


提督(東) 「いやさすがに殺しはしないでしょ?…たぶん」


提督 「(電…もう少し小さい声で言えよ?もろ丸聞こえだよ…)」モグモグ…


夕立 「提督さん 今日の執務はどうするっぽい?」モグモグ


提督 「っん そうだな?とくにやることないし、今日も自由でいいぞ?」


時雨 「ほんとに自由ばかりだね?ほんとに自由でいいのかい?」


提督 「別にいいよ?各自で好きなことしてていいぞ?」


提督(東) 「それなら南 今日私の射撃訓練見てほしいのだけどいいかしら?」


提督 「…お前、まだ手の痛み引いてないだろ?無理はするな」


提督(東) 「だいじょうぶよ もうほとんど引いてるから安心して?南にちゃんと適切に処置してもらったから早く治ったわ!」


提督 「…そうか?それならいいんだが」


扶桑 「それじゃ私たちはまた演習でもしようかしら?」


山城 「私は構いませんよ?ほかの皆さんはどうしますか?」


夕立 「やるっぽーい!」


時雨 「僕もやろうかな もっと強くならないといけないからね!」


金剛 「私は抜けさせてもらいマース 今日は久々に比叡とティータイムするデース!」


比叡 「お姉様とティータイムするの久しぶりです!早く飲みたいです!」


吹雪 「わたしも抜けさせてもらいます 今非常に苛立っているのであまりやりたくありません」


電 「わっわたしも抜けさせてもらいます ちょっと悪寒が…」プルプル…


雷 「…私も今日はやめておくわ」


瑞鳳 「わたしもやりません 自主練に励みたいです」


明石 「わたしもパスで 戦闘は得意ではないので…」


若葉 「わたしはどっちでもいいぞ?やるなら一緒にやるが」


青葉 「わたしもどちらでもかまいませんよ?」


扶桑 「あら 今日は参加者が少ないわね?まぁでも、こういう時もあるわね」


山城 「吹雪はやらないんですか?」


吹雪 「えぇ 今不機嫌なのでやらない方がいいかと思っています 演習中にあなた方に当たってしまう可能性があるので…」


時雨 「…そっそれはやめてほしいな?吹雪が切れたら洒落にならないよ…」


夕立 「死にたくないっぽい…お願いだからキレないでほしいっぽい」


吹雪 「わかっていますよ だから今日の演習はやらないようしたんじゃないですか?わたしも誰かに当たるようなことはしたくないので」


扶桑 「それはよかったわ さすがの私でも吹雪が切れた状態で相手するのは…」


山城 「…確実に殺されますね 私たち…」


明石 「えぇっ!?戦艦のあなた方がですか!?吹雪さんは駆逐艦ですよ!?」


提督 「駆逐艦だからって甘く見ない方がいいぞ?吹雪は駆逐艦でも俺の元艦娘の中で五本の指の中に入る程の強さを持ってるんだぞ?」


提督(東) 「えぇっ!?ごっ五本の指の中に!?駆逐艦なのに!?」


青葉 「はい 吹雪さんの実力は誰もが認めるほどです 認めない方なんてまずいません」


提督 「ちなみに吹雪は元俺の艦娘の中で上から3番目の戦力艦だ!とても駆逐艦とは思えないほどの実力を持ってるぞ?」


若葉 「3番目!?三代戦力艦の中に入ってるのか!?」


時雨 「そうだよ あっちなみに僕は5番目だよ?キレを入れたらだけどね」


夕立 「夕立は6番目だっぽい!」


提督(東) 「えぇっ!?そっそれじゃ扶桑と山城は何番目に入ってるの…?」オソルオソル


扶桑 「7番目よ 時雨たちには負けるけどこれでもやる方よ?」


山城 「私は8番です 姉様と一緒に並べるように頑張ってなんとか8番になれたんです!」


瑞鳳 「…ちなみに聞きますが、1番と2番はもしかして…」


提督 「…伊19と川内だ 二人は常に先頭争いをしてたほどの実力者だ あの二人に勝てるやつは誰一人いなかった」


提督 「3番目の吹雪とタイマンしてもまず勝ち目一つない あの二人だけは異常の実力を持ってたからな」


提督 「…それなのに、あの二人は…」


吹雪 「提督 それ以上よけいなことを考えるのはやめてください 非常にイラつきます」


提督 「…悪い 不快にさせちまって」


吹雪 「ほんとですよ ただでさえ今は機嫌悪いのにさらに悪くしないでください」


提督 「すまない 後で頭撫でてやるから許してくれ?」


吹雪 「許します(ぷらす抱きつきも付けてください)」ピクピクッ 目をピクピクさせて提督に合図を送る


提督 「(…わかったよ)」コクンッ 軽く頷く


時雨 「(…吹雪 なにか付け足したね?目で合図送ってたのバレバレだよ)」


扶桑 「(なにか送ったわね 今の合図だと…抱きつきかしら?)」


山城 「(東提督たちには隠せるかもしれないけど、私たちはその合図知ってるから目の前でやってたら意味ないんじゃ…)」


青葉 「(あとで吹雪さんは抱きつかれながら頭なでなでですか…いいなぁ?)」ハァ…


提督(東) 「?」モグモグ


明石 「…なんか、空気が軽くなりましたね?吹雪さんの機嫌が治ったら」ヒソヒソ


若葉 「そうだな 機嫌直ってよかったぞ」ヒソヒソ


比叡 「…おっお姉様 南提督の頭なでなでって気持ちいいんでしょうか?」///ヒソヒソ


金剛 「sorry 私もされたことないからわからないネー そのことに関しても情報がないデース」


比叡 「そっそうですか…」シュン…


提督(東) 「…ねぇ、4番が抜けてたけど4番目はだれなの?」


提督 「4番目は天龍だ 元俺のところに所属してた艦娘で俺と一緒で先陣切って攻める軽巡準エースだ!」


提督(東) 「天龍?天龍って…東南我原鎮守府に着任してる天龍のこと?」


瑞鳳 「っ!」ピクッ


提督 「どこに所属してるかまではちょっとわからないな…他の部所にも天龍はいるだろうし?(東南我原?たしか東南我原って…祥鳳がいるところじゃ…)」


青葉 「合っていますよ?元提督の天龍さんと龍田さんが東南我原鎮守府に一緒に着任してます」


青葉 「【…ぷらす あの方も着任しています 元我が第二軍隊最強駆逐艦も…】」


提督 「っ!!」ピクッ


提督(東) 「第二軍隊最強駆逐艦?それってだれのこと?」


青葉 「それは…」



ヒュォンッ!!!!!!…


元提督の艦娘一同 「「っ!!!!!?」」ゾクゥッ!!!!!! 背筋が凍るような風が一同に吹きかかる


雷 「? どうしたのみんな?顔まっさおにして?」


時雨 「…こっこの気迫って…」タラー…


夕立 「…マジっぽい?」ブル…


扶桑 「…まさかっね?」カタカタ…


山城 「…そのまさかじゃ…?」プルプル…


吹雪 「…提督 まさかとは思いますが…今日着任予定の方って…いらっしゃいますか?」タラー…


提督 「…天龍と龍田が着任するとは聞いてたけど…あいつは聞いてない」メソラシ


吹雪 「絶対来てますよね!?この気配ぜったい来てますよね!?」


提督 「…おそらくは…(マジかよ…あいつがくるなんて聞いてない…)」タラー…


明石 「来てるって…いったい誰が来るんですか?」


青葉 「そっそれは…」


ピンポーン


元提督の艦娘一同 「「っ!!!!!!」」ビクゥッ!!!!!!


金剛 「? 誰かきたみたいネ?」


電 「いったい誰でしょうか?ちょっと見てくるのです」カタッ


提督 「あぁいい!いいよ!?俺がいくからお前たちは食っててくれ!てか誰も行くな!!」


東提督の艦娘一同(元合わせ) 「「…っえ?」」


提督 「吹雪 お前は絶対来るなよ!お前が言ったら瑞鶴の時よりひどくなるから洒落にならない!!」カタッ


吹雪 「…はっはい いかないよう気をつけます」


提督 「マジかよ…あいつも来たのかよ いやじゃないんだけど今の状況で着任は…」タッタッタッ…


瑞鳳 「…なんか、すごくぶつくさ言いながら行きましたね?それに誰も行くなって言ってましたが誰が来たんですか?」


時雨 「…洒落にならない艦娘だよ 瑞鶴よりひどい…」


夕立 「あの淫乱空母よりさらにド淫乱な駆逐艦だっぽい 人前気にせずとこでもヤろうとする性的犯罪者」


若葉 「せっ性的犯罪者!?」///


明石 「しかもとこでも構わずヤろうとするって…!!」///


比叡 「ひっひぇぇー!!!!!!」///


扶桑 「時雨みたいに寝込みを襲うタイプでもあるけど、公開プレイだってお構いなしの駆逐艦なのよ…」


提督(東) 「えぇっ!?あっあんた寝込みを襲うタイプなの!?」///


時雨 「ちっがーう!!僕は寝込みを襲う真似なんかしないよ!!したとしてもキスぐらいだよ!!」///


山城 「たったしかにキスくらいだけだったような気が…」///カァァ


瑞鳳 「…」///カァァ…













南我原鎮守府ー出入口前



天龍 「…出てこねぇな?もいっかい押すか?」


龍田 「一回だけで十分よ?天龍ちゃん 何回も押すと失礼よ?」


? 「そうよ 一回だけで十分よ?」


天龍 「…そうか?」


? 「…っ! もう来てるわ 司令官の気配が近づいてきたわ!」


龍田 「あら?やっぱりわかるのね さすがね?」


天龍 「(…やっぱりこいつ連れてこなかった方が良かったかな?どうしても来たいってダダこねられたから連れてきたけど…)」


…ガチャッ


提督 「…よお?天龍 龍田 久しぶりだな?」


天龍 「おっす!元提督 久しぶりだな!元気そうでなによりだ!」


龍田 「おひさー元提督 あいかわらず目が怖いわね?」


提督 「久々に会ってそれ言うか…」


? 「…」ジー


提督 「…久しぶりだな?如月 お前も元気に…」


如月 「」ニヤッ


提督 「っ!!」ピクッ


如月 「しっれい、かーん!!!!!!」(//>▽<//)ガバァッ!! 提督に飛びつく


提督 「おっと!」スッ 横に身体をずらして飛びついてくる如月を避け…


如月 「(✧ω✧)キラン」ギュィンッ!! ありえない軌道変換をして提督が避けた方へ身体を向ける


提督 「(やっぱり避けられない!!)」バッ 両手を広げて飛びついてくる如月を受け入れる


如月 「フライング・ボディ・ラブアターック!!」///ボスゥッ!!!!!!


提督 「おぼおぉぉぉっっ!!!!!!」腹に如月が凄まじい勢いをつけて飛びついてくる


如月 「はぁはぁ!司令官の香り久しぶり…」///スーハースーハー


提督 「やめろ!匂い嗅ぐな!」


如月 「あらあらぁ?もしかしてもっと下の方を嗅いでほしかったのかしら?んもぅ司令官ったらだ、い、たん なんだから!」///


提督 「んなこと一言も言ってないだろ!てか離れろ変態!!」グググッ…


如月 「変態じゃないわ ド変態よ!」ドンッ!!


提督 「どっちでもいいわ!いいから早く離れろって!!」グググッ… 如月を引き離そうとするが…


如月 「いやぁぁっ!!!!離れたくなぁい!!!!」グググッ… 引き離せずに提督の服にしがみついている


提督 「てかなんでお前までここに来てるんだよ!天龍と龍田の二人しか聞いてないぞ!!」


天龍 「わるい元提督 じつはな?」


龍田 「如月ちゃんがどうしてもって言うから天龍ちゃんが前の提督に頼んで移動をお願いしてもらったのよ?」


天龍 「おぉい!それ今俺が言おうとしたのに!」


提督 「前の提督よく許可くれたな?普通こんな高練度のやつを手放すわけないと思うんだが?」


提督 「…」メソラシ


龍田 「…」ウツムキ


提督 「…? どうした?二人とも 急に黙って?」


天龍 「…いや、別に…」


龍田 「うふふふふふふ?」(苦笑)


提督 「…如月 お前…まさか?」


如月 「なぁに?」(≧∇≦)スリスリスリスリ 提督の服に顔を擦り付けている


提督 「【…またやったのか?今回は東南我原鎮守府提督を脅したのか?】」


如月 「…」


如月 「うふふ?さぁ どうだったかしら?」( ͡ ͜ ͡ )ニッコリ


提督 「【殺してないだろうな?前の提督みたいに半殺しにしてないよな?】」


如月 「…殺してはいないわ?ただ、今回は脅してここに移動させてもらったわ」


如月 「単独行動隊から司令官に戻ったって聞いたから私がんばったのよ?元司令官はなかなかの頑固だから…」


如月 「【頭に主砲を突き付けて了承を得たわ まぁ、ちょっと危なかったけどね?】」


提督 「…たのむから俺の知らないところで問題事を作るな 解体なんかされたらシャレにならないぞ?」


如月 「その時はまた助けてくれるでしょ?私が問題を起こした時みたいに、誰も受け入れてくれなかった私を俺の鎮守府に着任させるって!」


提督 「…たのむからもうあんな事にはならないようにしてくれ?これ以上騒ぎを起こされると俺でもどうしようも出なくなるから」


如月 「はーい!」(*´▽`*)


提督 「それと上官から聞いてると思うが、俺たち東西南北の鎮守府は連合を組んで元横須賀鎮守府提督を助けることは知ってるな?」


天龍 「あぁ!聞いてるぜ ここにそいつの元秘書艦 瑞鳳がいるんだろ?」


提督 「あぁ 瑞鳳は元横須賀鎮守府提督が島流しされてからずっと後悔して、今もなお救うことを考えてるんだ」


提督 「瑞鳳を悪く思うやつは数多くいると思うが思ってたとしても当たらないでやってくれ もし当たるなら俺が聞くから…」


龍田 「その心配は無用よ?提督 ちゃんと上官から全部話を聞いてるから安心して?」


如月 「わたしも悪く言うつもりはないわ ただ…それで司令官が大怪我をするようなことがあれば話しは別よ?」


提督 「怪我をするのは自分の危機管理能力が悪いからだ 瑞鳳のせいにはならないからやめろ?」


如月 「でも、その怪我をする原因を作ったのは瑞鳳さんでしょ?瑞鳳さんがそんなことをしてなければ元横須賀鎮守府提督は反乱軍になってなかったのに…」


提督 「如月 それ以上言ったら怒るぞ?瑞鳳にも悩みがあったからそういうことをしちまったんだ それをなんも理解してないのに悪くいうんじゃねぇ」


如月 「…司令官は優しすぎるわ その考え方はおかしいと思うわ」


提督 「…あぁ?」ピクッ


如月 「普通の方ならどんな理由でも瑞鳳さんが悪いと思うわ 瑞鳳さんはこの世が滅ぶかもしれないことをしたんだから誰かに助けてもらう権利なんてないはずよ」


如月 「なんで司令官が助ける必要があるの?なんで瑞鳳を助ける必要があるの?自分が悪いことをしたのになんで助けなくちゃいけないの?」


如月 「瑞鳳さんが助けを求めてきたの?ならそれを断るのが普通じゃない?そんな方を助けてたら司令官まで悪者扱いされてしまうわ」


如月 「今すぐやめるべきよ 断るなら私も手伝うわ」


天龍 「おっおい如月!それはまずいって!?」アセアセ


提督 「…おい如月 てめぇマジでキレるぞ?」ピキッ


提督 「てめぇの悪いところだ そうやって俺が悪くなるようなことから背けようとするところ…ほんと悪いところだな!」


提督 「悪いがあいつから助けを求められてねぇ 俺が助けを求めるよう頼んだんだ!」


提督 「瑞鳳はなんとしてでも一人で解決しようとしてたんだ 元横須賀鎮守府提督が島流しされてからずっと一人で悩んでたんだ!誰にも力を借りずにな!」


如月 「でも最終的には司令官に助けを求めたんでしょ?」


提督 「だったらなんだ!俺が助けたかったからそう言ったんだ!てめぇになにか言われることをしたか!?」


如月 「言ってるわ そんなことしなくても一人で解決させればよかったじゃない?」


提督 「」プツンッ


天龍&龍田 「「」」ガシッ!!!! 一瞬の判断で提督の腕や身体を押さえつける


提督 「如月てめぇぇ!!!!!!」グググッ…


天龍 「おぉ落ち着けって提督!?マジでやめろ!!」グググッ…


龍田 「提督 さすがにまずいわよ?あなたがキレたらシャレにならないわ」グググッ…


提督 「ーっ!!!!!!」ギリィ!!!!!!


如月 「…本当に優しすぎるんだから 司令官は?」スッ… 艤装の中から小型ナイフを取り出す


如月 「」スパッ!!ダラー… 自分の手のひらを切って血を流す


提督 「っな!!!?」


天龍 「きっ如月!?おまっなにを!?」


龍田 「…」


如月 「…痛いわ」プルプル…


提督 「あっ当たり前だろ!?なんで自分で切った!?すぐ治療して…」


如月 「司令官 先程の無礼な言葉、大変申しわけありません 怪我の治療などは私がやるのでけっこうよ」


如月 「わたしはあなたのその仲間思いなところがいやなの 自分が悪者になってもいいだなんて…そんなのおかしいと思うわ」


如月 「助けるなら自分が悪くならないようにして!そうじゃなければ、わたしはあなたを許さない!」


提督 「…」


如月 「先程の無礼な罪 わたしの手傷で代償を償わせて?言いたかったことはそれだけ…瑞鳳さんを悪く言うことはもうしないわ だから…」ダラダラ…


提督 「…はぁ お前は本当に変なやつだな?言いたいことを言ったら罪を償うために自分を傷つけるなんてバカか?」


如月 「如月はバカです こんな変な考え方しかできないから…」ダラダラ…


提督 「…二人とも もう落ち着いてるから話してくれ?止めてくれてありがとな」


天龍 「別に礼を言われることじゃねぇよ 提督が落ち着いてくれたならそれでいい」スッ…


龍田 「如月ちゃん あなたも言いたいことがあるならもうちょっとオブラートに話さないと相手を怒らせることになるわ 次からは気をつけなさい?」


如月 「すみません 以後気をつけます」


提督 「如月 手見せてみろ」


如月 「いいわ この傷は私が罪を償うために切ったから司令官は構わないで?」


提督 「なら俺が見て治療したい 命令なら従うか?」


如月 「…命令なら従うわ」スッ 先程ナイフで傷つけた手を見せる


提督 「…ちょっと深いな 艦娘だから風呂に入ればすぐ治ると思うが早く治るように治療もしておこう」ゴソゴソ…スッ 懐から救急セットを取り出す


如月 「…本当に優しいわね?司令官 さっきはすごく怒らせちゃったのに、それなのに治療してくれるなんて…」


提督 「さっき聞いたことなんて忘れちまったよ お前がなにか言ってたが鶏みたいに3歩歩いたら頭から抜けちまったよ」プシュ-…


如月 「いつっ!」ビクッ


提督 「…ごめんな?心配させちまって お前の言ってたことは自分でもわかってる 伊19からも何度も言われてたから…」グルグル…


如月 「…もう記憶は残ってないんじゃなかったの?」


提督 「あっ…」キュッ


如月 「ふふっ!やっぱり司令官は変わらないわね?昔と変わってなくてよかったわ!」


提督 「…なんか複雑な気分だ 悪いところだけ変わってて欲しかった…」ハァ…


如月 「そこだけ変わったら司令官が司令官じゃなくなっちゃうわ?今のままで変わらずにいてね?」


提督 「俺的には変えたいんだが…悪いところだけ」


天龍 「提督 そんな話はいいとして、早く如月を入渠させてやれよ?そのくらいの怪我なら十分程度で治るだろ?」


提督 「おそらくな?そのくらいで治ると思う」


如月 「えぇ〜!?せっかく司令官に治療してもらったのに…わたし入渠したくなーい!」


提督 「いやいや入渠しろよ?早く怪我治したいだろ?」


如月 「いやだいやだ〜!!司令官に治療してもらったからこの傷は自然に治すのぉー!!」


提督 「ちょっと深めだから自然に治すとしたら一週間ぐらいかかるぞ?さすがに時間かかりすぎだろ」


如月 「いいえ!そんなことないわ!一週間ぐらいなら司令官が治療してくれた包帯も持つだろうし平気よ!!」


提督 「いやいや黒ずんで汚くなってばい菌が繁殖するから一週間も無理だから?」


如月 「それじゃ毎日取り替えて!毎日取り替えれば汚くもならないし、ばい菌も繁殖しないわ!」


提督 「めんどい だったら風呂入った方が早く治せるんだから早く入って…」


如月 「いやだ〜!!司令官いじわる〜!!」


提督 「っえ?なに これ俺が悪いの?俺が如月のこといじめてるの?」


龍田 「提督 いつまでも相手してるとキリがないからそろそろ中に案内してもらえるかしら?」


提督 「そうだな 入ってくれ」


如月 「司令官ひっどーい!私をのけ者扱いするなんて…司令官人間じゃないわ!」


提督 「無理やり『お前ら人間じゃねぇ!!』みたいな言い方するな どこぞのタ〇シか?」


提督 「まぁそんなことはいいとして?中に入ってくれ 今着任してる艦娘たちを紹介するから?」


天龍 「おう!頼むぜ!」


タッタッタッ…


パタンッ













食堂



吹雪 「…来ましたね 確実に…」カタッ ご飯を食べ終わって箸をお椀の上に置く


時雨 「来たね…お願いだから揉め事にならないでね?」


吹雪 「そうしたいですが…」ハァ…



天龍 「おいーっす!お前ら久しぶりだな!元気してたか?」タッタッタッ…


夕立 「ぽーい!天龍久しぶりー!元気してたっぽーい!」


龍田 「お久しぶりね?扶桑さん 山城さん」


扶桑 「久しぶりね?龍田 元気そうでなによりだわ?」


山城 「久しぶり 龍田!」


電 「天龍さんなのです!」


雷 「天龍さーん!」タッタッタッ!!…ガバッ 走って天龍に飛びつく


天龍 「うぉっと?ははっ!元気が良いみたいでなによりだ!」


龍田 「あらあら?天龍ちゃん人気者ね 妬いちゃうわ〜?」


天龍 「気持ちわりぃこと言うな!」



如月 「…」


吹雪 「…」


時雨 「吹雪 落ち着いて?とりあえず久しぶりだから挨拶挨拶?」ヒソヒソ


吹雪 「…久しぶりですね如月さん あなたも元気そうでなによりです」


如月 「…そうね 久しぶりね?変態さん」


吹雪 「…あぁ?」ギロッ


時雨 「ちょっ如月!?」


如月 「あいかわらず司令官に淫乱振ってるみたいね?司令官に誘惑して襲ってもらうよう頼んでるみたいだけど失敗続きってところかしら?」クスッ


吹雪 「…久しぶりに顔見せてケンカ売りにきたんですか?上等ですよ 表出て殺りあいませんか?今非常に機嫌が悪いので」カタッ


如月 「あらあら?上等よ 私の酸素魚雷でやっつけてあげるわよ?」


吹雪 「…」(#^ω^)ピキピキ


如月 「…」(╬^∀^)


瑞鳳 「ちょっ!?ふっ二人とも落ち着いてください!?中身同士で殺り合うなんて…!?」アワワワ


提督 「…やっぱり会わせるんじゃなかった…」ハァ…


提督(東) 「みっ南…もしかして、さっき吹雪に会わせないよう言ってたのって…」


提督 「…あぁ こうなるから会わせたくなかったんだ この二人は必ずこうなるからぜったいに会わせたくなかったんだ…」


明石 「…ふっ二人の目から火花が…」


比叡 「ひっひえぇぇぇ!!!!!?」ガクガク


金剛 「恋する乙女は怖いデース…」


若葉 「くわばらくわばら…どちらかが死ぬのが目に見える…」ナムアミダブツ


青葉 「縁起でもないこと言わないでください!」


如月 「付いてきなさい あなたの墓場に案内してあげるわ?」クイクイ


吹雪 「いいでしょう 是非とも私のお墓を見てみたいもので…げほっ!!」


元大湊艦娘一同 「「っ!」」


吹雪 「ごほっ!ごほっ!ぐふぅっ!!」


…ポタッポタポタッ… 吹雪が咳き込んで手で塞いだ口から血が出てくる


提督(東) 「…っえ?ちっ血!?」


提督 「(まずい!)吹雪!」タッタッタッ!!


吹雪 「ーっ!!!!…」ヒュー…ヒュー…


提督 「大丈夫か吹雪!まだ意識はあるか?」


吹雪 「…はい まだ……ごほっ!!」ポタッポタッ… 再び抑えている手から血が滴り落ちてくる


提督 「薬は?もうないのか?」


吹雪 「……いえ、まだあります…ただ、今回は即効性の方が……」ヒュー…ヒュー…


提督 「医務室に置いてあるよな?運んでいくから楽にしてろ」ヨット 吹雪を抱き抱えてお姫様抱っこする


吹雪 「すっすみません…ごほっ!」


提督 「しゃべるな 薬飲むまで耐えろよ?」


吹雪 「…」コクコク 頭を頷いてわかったと伝える


提督 「(急がねぇと!)」タッ!!


タッタッタッ!!…


若葉 「…」


明石 「…どっどうしたんでしょうかいきなり?突然咳き込んだと思ったら、吐血まで…」


提督(東) 「…青葉 今のは一体?」


青葉 「…あまり、話していいことではありませんが…」


時雨 「待って青葉さん!話す気かい!?吹雪のことは話さない方が…」


青葉 「…今の現場を見られてしまった以上、教えるしかないと思いますが?」


夕立 「たしかに見られたけど…でも、それを話したら吹雪が…」


青葉 「…」


提督(東) 「…教えてもらえるかしら 私、こう見えても口硬いから?」


明石 「あっ私軽いからまずい…」


若葉 「おい明石さん!」


青葉 「…みなさんはいいと思いますか?話しても…」


天龍 「…まぁ、見られちまったもんは仕方ねぇしな?」


龍田 「そうね 仕方ないわね」


扶桑 「でも話したらまずいんじゃないかしら?」


山城 「そうですよ!話したら吹雪が解体されるかも…」


時雨 「…あまりいいとは言えないね」


夕立 「ぽいっ…」


如月 「…教えてあげたら?隠して変に疑いをかけるよりかは話した方がいいと思うわ」


時雨 「確かにそうかもしれないけど…」


青葉 「…ぜったいに、話さないてくださいね?」


提督(東) 「約束するわ」


青葉 「…じつは、吹雪さんは…」


青葉 「【1度、沈んでいるんです…】」


元東我原艦娘含む一同 「「…っえ? 」」


瑞鳳 「しっ沈んだって…どっどういうことですか?吹雪さん 生きてるじゃないですか?」


金剛 「そうデース!沈んだら死んでしまうはずネ!でも吹雪はちゃんと生きてマース!」


時雨 「確かに生きてるよ すぐ沈んだ後に救助したからね …でも」


若葉 「…でも、なんだ?」


天龍 「…助けたのはいいんだが、吹雪は半分深海棲艦化してたんだ」


明石 「っえ!?しっ深海棲艦化してたって…それはほんとうですか!?」


扶桑 「えぇ本当よ 先ほどの症状は深海棲艦化が始まる時の前触れであれを放っておくと吹雪は完全な深海棲艦になってしまうの」


山城 「それでその症状を抑えるために今薬を飲みに行ったんですが、その薬を飲み続けているあいだは平気なはずです」


比叡 「その薬とはいったい…?」


如月 「妖精さんが独自で開発したもので【長効型深海棲艦化鎮圧錠剤】と【即効型深海棲艦化鎮圧粉末】ていう薬よ」


龍田 「即効型はすぐに効く代わりに長くは持たない 長効型はすぐに効かない代わりに長く効くのよ」


如月 「長効型で大体1ヶ月、即効型で大体3日ぐらいは抑えることができるの だから定期的に飲まないとまずいわ」


電 「…そんな 吹雪さんがそんな重い病を抱えていたなんて…かわいそうすぎなのです!」


雷 「治す方法はないの?薬があるってことはなにか治療法とかあるんじゃないの?」


夕立 「それがまったくと言っていいほどないっぽい 提督さんも医療妖精さんに吹雪を治す方法がないか徹底的に調べたんだけど…」


瑞鳳 「…見つからなかったんですか」


夕立 「…うん」


時雨 「ぼくたちも一緒に探したんだけどなに一つ治療方法が見つからなくて…」


明石 「では、なぜ薬だけは見つかったんですか?完全に取り除くことはできなかったのになぜ薬で抑えることができるとわかったんですか?」


時雨 「それは妖精さんたちが独自で調べて見つけてくれたんだ ぼくたちも聞いたわけじゃよくはわかってないけど」


時雨 「提督も妖精さんからどういう成分を使って深海棲艦化の症状を抑えることができたのかを聞いたみたいだけど教えてもらえなかったみたいだよ?なんかけっこうやばいもの使ってるみたいで…」


明石 「やばいもの…?それってまさか、深海棲艦の一部を使って薬にしてるとかですかね?」


時雨 「そっそれはないんじゃないかな?わからないけど…」


電 「怖いこと言わないで欲しいのです明石さん!深海棲艦の一部を使って薬にしてるなんて怖いのです!!」


如月 「でも可能性的にはありえるかもよ?深海棲艦化を抑えるために深海棲艦の一部を使って薬にするなんてありえそうじゃない?」


電 「怖いのです!怖いのでもう言わないでください!!夢に出てきちゃうのです!!」


提督(東) 「…今のところ薬は効いてるの?だんだんと薬の効果がなくなってきたりはしてないの?」


時雨 「今のところそういうのはないよ 長効型の薬なら1ヶ月、即効型のくすりなら3日間 これは変わってないね」


提督(東) 「…そう それなら良かったわ」


若葉 「…かわいそうだな 吹雪…助けてやりたいが私たちではどうにもならないな…」


明石 「そうですね さすがの私でもどう修理すればいいのかわからないのでさすがに…」


時雨 「あっその心配はないよ?提督は治してあげたいと言ってたけど、吹雪自身は治したくないって言ってるから?」


元東艦娘含む一同 「「…っえ?」」


青葉 「じつは、先ほど吹雪さんが三代戦力艦の3番目だと言いましたよね?我が元鎮守府の中でも誰もが認めるほどだと」


提督(東) 「言ってたわね」


青葉 「その実力を出すには深海棲艦化を利用して使う必要があるんです」


明石 「っえ!?それを利用することができるんですか!?」


時雨 「うん できるみたいだよ?それを使うことで尋常じゃないほどの力がみなぎって 相手が戦艦だろうが正規空母だろうが一撃で倒すことができるんだ」


比叡 「…すっすごいですね 戦艦の私でも一撃で敵を仕留められるかと言われたら無理に近いのに…」


金剛 「吹雪無敵ネ!それならその力を使えば瑞鳳の元提督もすぐに助けられるネー!」


時雨 「うん ずっと使えればね?」


電 「…っえ?使えないのですか?」


時雨 「…うん 残念だけどずっとは使えないんだ」


時雨 「吹雪が深海棲艦化使った時は短時間しか使えないんだ 使えても約5分ってところかな?」


雷 「5分!?みじかっ!?5分じゃあっという間じゃない!」


時雨 「たしかにあっという間だね?しかも深海棲艦化を使ったらすぐに薬を飲まないといけないからむやみやたらには使えないんだ」


明石 「使ったらどうなるんですか?まさか一気に深海棲艦化が始まるんですか?」


時雨 「その通りだよ 使った後に深海棲艦化が始まって危険な状態になってしまうんだ しかも即効性の薬は飲んだら丸一日は体がだるい状態が続くみたいでまともに動ける状況じゃなくなるからここぞという時に使わないと後々危険な目に合うことになる」


時雨 「だから提督も使うとしたら本気でまずいと思った時にだけ使えって吹雪に念には念に口酸っぱく言ってたよ」


提督(東) 「まぁそれはそうよね?使ったらまともに動ける状態じゃなくなっちゃうならなるべく使わないように言われても仕方ないわ」


若葉 「なるべく使わせないようにしないとな」


明石 「そうですね」


時雨 「お願いするよ」













医務室



吹雪 「っん!っん っん…ぷはぁ はぁ…だいぶ落ち着いてきました ありがとうございます提督…」ハァ…ハァ… 水を飲んで薬を胃の中に流し込み すぐに効果が効いてきてだいぶ落ち着きを取り戻す


提督 「ほんとに大丈夫か?体がだるい以外になにもないか?」シュルル… 息苦しくないように吹雪のスカーフを外す


吹雪 「はい…それと、スカーフを取っただけでは私の裸は見られませんよ?見るなら服をまくらないと…」ハァ…ハァ…


提督 「こんな状況でお前の裸なんて見ねぇよ 息苦しくないように取ったんだ」


吹雪 「…見てくれないんですか ざんねんです…」ハァ…ハァ…


提督 「こんなときに誘惑するな それより今日は1日休んでろよ?即効性の薬は一気に効くから体がだるくなるんだよな?」


吹雪 「はい…長効型なら平気なんですが、即効型だとどうしてもだるく…」ハァ…ハァ…


提督 「ならよけいに休んでないとダメだな 今日はおとなしく寝てろよ?」


吹雪 「すみませんがそうします…」ハァ…ハァ…


提督 「…」


吹雪 「…? どうしましたか?提督 そんな悲しそうな目をして…」ハァ…ハァ…


提督 「…ごめんな?吹雪 俺のせいで…お前はこんな目に…」


吹雪 「…提督 もうそのことは言わないよう言いましたよね?同じことを何度も…」


提督 「…ごめん だけどな?そう言われても気にするもんは気にするんだ ましてやお前を1度沈めちまってるからよけいに…」


吹雪 「でも助けてくれたじゃありませんか…無理して進撃した私を…提督は泳げないのに……」ハァ…ハァ…


提督 「その時は換装を来てたから泳げた 換装を付けてなかったら泳げてなかった」


提督 「…助けたけど、お前は一度沈んだことによって深海棲艦化が進行しちまった そのせいでお前は定期的に薬を飲まないと生きられない体になっちまった…」


吹雪 「でもそのおかげで力を手に入れることができました…マイナスがやや大きいですがプラスもあるのでなって損したとは思っていませんよ?」ハァ…ハァ…


提督 「完全にマイナスだろ?いくら力を手に入れたからと言っても薬を飲まないと生きていけない体になっちまったんだ 薬がなかったらお前は…」


吹雪 「提督 過ぎたことを何度も言わないでください 私はあなたを責めるつもりなんてありません」ハァ…ハァ…


吹雪 「わたしが勝手に大破してる状態で無理して進撃したのが原因です…あの時、私は撤退もしくは後退していれば 敵戦艦の砲撃を受けることはありませんでした…」ハァ…ハァ…


提督 「だがそれを見過ごしていた俺のせいでもある お前がそんな行動をとってるのを見たらすぐに止められていたのに…それなのに俺は……」


吹雪 「…提督…」ハァ…ハァ…


提督 「…ごめん 不快にさせちまったな?何度も同じことを言われるの嫌だったよな もう言わない」


提督 「それじゃ 俺は戻るからなにかあったら呼んでくれ今日は?ゆっくり休んでてくれ」タッタッタッ…


吹雪 「…待ってください 提督…」ハァ…ハァ…


提督 「…なんだ?もうなにか用があるのか?」


吹雪 「…1度、私を起こしてもらえませんか?してもらいたいことがあるんです…」ハァ…ハァ…


提督 「…抱きついてほしいのか?」


吹雪 「察しが良くて助かります…お願いします」ハァ…ハァ…


提督 「…わかった」タッタッタッ


吹雪 「はぁ…はぁ…」スクッ 提督に身体を起こしてもらう


提督 「…ほんとに大丈夫か?無理しないで寝てた方が…」


吹雪 「いやです!抱きしめて欲しいんです!早くわたしを…」ハァ…ハァ…


提督 「…わかったよ」ギュッ


吹雪 「はぅぅ~…♡提督の温もり〜♡」///


吹雪 「提督 頭も撫でてください!」///


提督 「はいはい?」ナデナデ


吹雪 「ふみゅぅ〜…♡きもちいぃ…♡♡」///ナデナデ


提督 「…」ナデナデ


吹雪 「〜♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥」///ゴロゴロ


提督 「…なぁ吹雪 まだ撫でるのか?そろそろ身体休めないとまずいんじゃ…」


吹雪 「だめです!もっと撫でてください!頭だけではなく体全体的に舐めまわすように撫でてください!」


提督 「いや全体的に舐めまわすようにって…」


吹雪 「…いやなんですか?提督…」ウルウル


提督 「いや、いやじゃねぇけどよ?」


吹雪 「ーっ…」ウルウル


提督 「…はぁ?わかったよ 1度だけだからな?」


吹雪 「っ! はい!」


提督 「あまり無理させたくないからベッドの上に座りながらやるぞ?俺は後ろに座るから」ヨット…ストンッ 吹雪が座っているベッドの後ろに座る


吹雪 「…うっ後ろから触るんですか?」///


提督 「言っただろ?あまり無理はさせたくないって?それじゃやるぞ?」


吹雪 「…はっはい……」///ドキドキ


提督 「…」スッ…


ギュッ…


吹雪 「…っへ?」先ほどと同様に抱きつかれる


提督 「…」ナデナデ 先ほどと同様に吹雪の頭を撫でてあげる


吹雪 「…あの、提督?これでは先ほどと同じなんですが…私の期待してたことと違います」


提督 「…ちゃんと抱きしめて撫でてあげてるじゃないか?」


吹雪 「いや私は身体を舐めまわすように触ってほしいと…」


提督 「…無理だ 今そんなことしたら俺たち殺されるぞ?」


吹雪 「…っえ?」チラッ 提督の言葉に違和感を感じて出入口の方に顔を向ける



如月 「ーっ!!!!!!」ギリギリ!!!!!! ドアから覗いて吹雪たちを睨みつけている



吹雪 「…きっ如月さん…」///カァァ


如月 「あらぁ?バレちゃったぁ?うまく隠れてたつもりだったんだ、け、ど?」ガラッ


提督 「あれで隠れてたのか…?」


吹雪 「なっなにしにきたんですか!覗きなんて悪趣味なことをして!!」///


如月 「ごめんなさい?べつに覗く気なんてなかったんだけど…まさか、深海棲艦化が始まって医務室に連れていかれた吹雪がこんな淫乱なことをしてるなんて思わなくてね?」クスッ


吹雪 「べっべつにいいじゃないです!私だって提督に甘えたくなる時だってありますよ!」


如月 「ふぅーん?そうなんだ?」ニヤニヤ


吹雪 「〜〜〜っ!!!!!!」///カオマッカ


提督 「(如月のやつ、わざと辱めようとしてるな?吹雪は誰かに見られてたりすると恥ずかしがるからそれを利用して止めさせようとしてるな…その後、自分がするために)」


如月 「ねぇねぇ司令官?吹雪 すごぉく顔真っ赤にさせてるけど、かなり体調が悪いんじゃないかしら?」


如月 「このままやり続けるのは体に毒だと思うのだけど…ゆっくり寝かせてあげたら?」


提督 「…そうだな これ以上体を動かしたら体に毒だな?吹雪 そろそろ休め」


吹雪 「っ!? そっそんな!」


如月 「そうよねぇ?体に毒よねぇ?だから司令官 このあとの続きは私と…!」


提督 「さてと?俺は食堂に戻って片付けでもしてくるか そろそろみんな食べ終わってるだろうしな?」スクッ


如月 「もう片付けは終わってるわよ?だから司令官 今から司令官の部屋に行って…♡」///モジモジ


提督 「なら東南我原の提督に電話してお前がやらかしたことを聞くか?一言詫びを入れないといけないからな」ギロッ


如月 「っ!」ギクッ


提督 「今回は目をつぶってやるが今後一切そんなことするなよ?お前が解体なんかされたら俺は解体させたヤツらを殺しに行く」


提督 「そんなことをさせないためにも次からは1度俺に相談してからやれ 最初の時みたいに、大事になる前にな?」


如月 「…わかったわ 気をつけるわ」


提督 「頼むぞ?」タッタッタッ…


パタンッ…


如月 「…」


吹雪 「…今回はなにをしたんですか?まさか、また半殺しにしたんですか?」


如月 「いいえ 今回は脅しただけよ?12.7連装砲を頭に突きつけて移動させてくれなければあなたの頭を撃ち抜くって言ったら恐怖に満ちた顔で了承してくれたわ」


吹雪 「…ほんとにあなたは限度というのを知りませんね?前にも1度騒ぎを起こしてるのにまだやりますか?」


如月 「しかたないでしょ?今回は司令官のもとにまた戻りたいと思ってやったけど…」ギリッ


如月 「【前の司令官の時は私や睦月ちゃんを監禁して監視カメラでずっと閉じ込めてる様子を伺っていたのよ!しかも一年近くもよ!!】」


如月 「睦月ちゃんなんてずっと監禁されて頭がおかしくなっちゃったのに、それでもあのくそ司令官はなにも思わないで監視し続けたのよ!!殺さないとやめさせることができなかったんだから仕方ないじゃない!!」


吹雪 「たしかにその提督に関しては私も悪いと思っています 艦娘を監禁して監視するなんて、そんな馬鹿な話ありますか!」


吹雪 「ですがあなたも十分に悪いですよ?如月さん 一応上司である方を撃ち殺そうとしたんですから悪いのはお互い様です」


如月 「…そんなこと知らないわ わたしは正しいことをしただけよ 誰がなんと言おうとわたしは正しいことをしたわ!」


吹雪 「提督なら悪くはないと思いますがやりすぎだと言うと思いますが?」


如月 「…」


吹雪 「…まぁ もう過ぎたことを何度も言いたくありませんが次はもうないようにしてくださいね?いくら提督が助けてくれるからと言っても提督にだって限度はあるんですから」


如月 「…わかってるわよ それくらい…」


吹雪 「それと、あなたの睨みつけですがほどほどにしてくださいね?先ほどの睨みつけは私たちだけに効果があるようにしてたみたいですが…」


吹雪 「【あなたの睨みつけは半径100mはくだらないんですから近くに誰もいないことを確認してから使ってくださいね?もし対象者全員にしてたら東提督たちにも食らっていたんですからね?】」


如月 「その点は安心して?私もむやみやたらに使うつもりはないから?」


如月 「今日使ったのはただの挨拶がわりに使っただけ?万が一、誰か知らない人がいたりしたらまずいからちゃんとあなたたちだけにしか効かないように考えたから?」


吹雪 「…まぁ 私たちにでしたら構いませんが…あなたの睨みつけは殺傷率ないので?」


如月 「そうなのよね?わたしの睨みつけは半径100mなかわりに殺傷率がないのよね?相手を一瞬だけ止めるだけで…」ハァ…


吹雪 「でもその代わりに何度も使うことができるんですからいいじゃないですか?わたしは一度使ったら丸一日開かなくなってしまうんですから」


如月 「でも目を合わせた方は気絶して戦意喪失させることができるじゃない?それに比べたらあなたの方が効率いいじゃない」


吹雪 「いや効率悪いですよ…一度使ったら私まで戦意喪失しますからね?目が開かなくなってしまうんですから戦えなくなりますからね?」


如月 「それはそうかもしれないけど…」


吹雪 「…というか、そろそろ休ませてはもらえないでしょうか?まだ調子悪いので…」ウトウト


如月 「あら?なんで私があなたを休ませないといけないの?休ませるわけないじゃない!」ニィ


吹雪 「…」


如月 「…じょうだんよ さすがの私でもそんなことしないわ?具合悪いことを利用してあなたと張り合おうなんてそんなゲスい真似はしたくないわ」


如月 「昔の私ならしてたかもしれないけどね?」ニコッ


吹雪 「…そんなにこやかな顔して怖い事言わないでもらえませんか?今の状態で殺しにかかられたら確実にわたし負けますからね?」


如月 「いやそれはないと思うわ 今あなたを殺しにかかったら深海棲艦化して私を殺しにかかってくると思うわ」


吹雪 「否定はできません…」


如月 「…まぁ 今は休んでなさい?元気になったらいつでも相手してあげるから良くなるまで寝てなさい」


吹雪 「言われなくてもそうします」













食堂近く通路



提督 「…」タッタッタッ…


提督 「(東南我原の提督に話するのにおそらく時間かかるだろうから一旦東に練習するの遅くなることを知らせないとな?)」タッタッタッ…


提督 「(…しかし、なんて言われるかなぁ?如月が脅して俺の鎮守府に移動許可を出したから結構言われるだろうなぁ?)」


提督 「…まぁ 言われたら言い返せばいいだけだしそれでいっか?最悪俺の権限使えば相手も黙るだろうし」


提督 「…あまり使いたくないな こんなことで権限なんて…」


タッタッタッ…













食堂



タッタッタッ…


提督 「今戻ったぞ?悪いな いきなり吹雪が血を吐いて……」



青葉 「」ズズゥーン… テーブルに顔をつけて伏せている


提督(東) 「あぁ青葉!そんなに気を落とさすことないわよ!?元気出してっね?」アタフタアタフタ


瑞鳳 「そっそうですよ!それは仕方ないことなんですからそんなに落ち込まなくても…」


青葉 「…はは いいですよ?慰めなくても どうせ私なんて…」ズズゥーン…


提督 「…どうした?これはどういう状況だ?」


時雨 「あっ提督 戻ってきたんだね?吹雪は大丈夫そうかい?」


提督 「あぁ 今日1日安静しないといけないが落ち着いてるよ それよりこの状況は?」


時雨 「…ちょっと、ね?提督がいない間に元大湊警備府の一軍強さランキングのことで…」


提督 「…あぁ、なるほど 理解した」


青葉 「いいですよねぇ?扶桑さや山城さん 時雨や夕立も上位の方にいて…私なんてペケですよ?1番弱いんですよ?」


青葉 「重巡なのに軽巡は愚か、駆逐艦にすら勝てないんですよ?主砲だって私の方が大きいのに……」ズズズゥーン…


金剛 「気にすることないね青葉!ペケでも一軍に入れてるんだから強いことには違いないネ!」


明石 「そっそうですよ!あなたが私たちの鎮守府に来てからは艦娘強さランキングはトップの方だったんですから別に気にすることなんてありませんよ!」アセアセ


若葉 「そうだよ青葉さん 落ち込むことはない」


青葉 「…それは今の鎮守府の話しですよね?前のところではペケだったんですから一番弱かったことには違いませんよ…」ズズゥーン…


雷 「…重症ね 」


天龍 「そうだな…まぁたしかに青葉の気持ちはわかるが?」


龍田 「そうねぇ?たしかに多少ながらわかるわ わたしも一部除いた駆逐艦に負けてるから青葉さんの気持ち、よくわかるわぁ?」ゴゴゴゴゴ


時雨&夕立 「「…」」


山城 「龍田…」


扶桑 「…」



提督 「青葉 そんなに落ち込むことはないだろ?別にランキングなんてどうでもいいじゃないか?」


青葉 「どうでもよくありませんよ…一軍の中で私が一番弱いんですから…いつ外されるかわからない状態だったのですごく怖かったですし……」


提督 「だからそれは過去に何度も言っただろ?よっぽどのことがない限りは二軍に落としたりなんかはさせないって?」


青葉 「そのよっぽどのことがない限りがあると思うと怖くて怖くて…」


提督 「青葉はちゃんとやってたんだから落とすわけないだろ?なんだ 俺のこと信用してくれてなかったのか?」


青葉 「…そういうわけではありませんが…」


提督 「ならいつまでもそんなことを考えてないで元気出せ お前にしょぼくれた顔は似合わん?元気だしていつも通りのお前に戻れ!」


青葉 「…元提督…」


青葉 「…そうですね いつまでもこのようなことを考えてはキリがありませんね?」


青葉 「わかりました!青葉 元提督の慰めにより元気を取り戻します!落ち込んで申しわけありません」


提督 「わかればいいんだ?それと東 今日の練習のことなんだが、少し時間もらってもいいかな?」


提督 「元天龍たちの鎮守府 東南我原鎮守府の提督に移動が決まった天龍たちの話しをつけておかないとめんどくなる可能性があるからそれだけはさせてくれ?」


提督(東) 「わかったわ」


提督 「時雨 吹雪が今体調不良で休んでるから代わりにみんなの管理を頼む 特に夕立や如月が暴走しないように見ててくれ?」


時雨 「わかったよ提督 僕に任せて!」


夕立 「ぽいっ!?それはどういうことっぽい提督さん!夕立暴走なんてしないっぽい!」


提督 「しょっちゅう暴走してるだろ?遊びたくなった時や構って欲しくなった時なんて走り回ってるじゃないか」


夕立 「あれはかまってちゃんモードだよ!提督さんに頭なでなではわしゃわしゃしてほしい時に走ってるぽい!」


提督 「なんで俺限定なんだよ…時雨や吹雪になでてもらっても一緒だろ?」


時雨&夕立&扶桑&山城&天龍&龍田 「「全然違う(よ)【ぽい】!!!!」」


提督 「っ!!!?」ビクッ


時雨 「提督 なに変な事言ってるの!僕や吹雪がなでた時と提督がなでた時は全然違うよ!」


夕立 「ほんとっぽい!全然違うよ!!」


扶桑 「まったく 提督には失望しました」


山城 「お姉様 それは時雨のセリフかと…」


天龍 「たくよ!冗談も大概にしてほしいぜ!シャレになってないぜ!」


龍田 「提督?次そんなこと言ったらあなたの首削ぎ落としますからね?」スチャッ いつも持っている槍みたいなものを提督に向けて構える


提督 「っえ 俺そんなみんなを怒らせるようなこと言った?てか龍田 お前はそれ向けるのやめろ」


青葉 「元提督 今のは元提督が悪いですよ?元提督に撫でられた相手はみんなキラキラが出てくるほどなんですからね?」


提督 「いや撫でられたぐらいで機嫌よくならないだろ?撫でて機嫌よくなるなら間宮いらなくなるだろ」


時雨 「それはそれ これはこれだよ?提督」


提督 「…よくわからん」


電 「(司令官さんのナデナデ…ほしいなぁ?)」///ウズウズ


雷 「…っ!」キュピーン


雷 「ねぇ青葉さん 本当に司令官に撫でられたらキラキラが出るの?」


青葉 「ある特定の艦娘に限りますが元提督のところに所属してた艦娘なら全員付きます」


雷 「なら電はどうなの?司令官に撫でられたら付くかしら?」


電 「ふぇっ!?」///


青葉 「付きます 100%付きます!」


電 「ちょっ青葉さん!!!?」///


提督 「いや付かないだろ…てか、なんで元俺のところに所属してた艦娘なら全員キラが付くんだよ?撫でただけで無理があるだろ」


雷 「なら試しにやってみて!本当にキラが付かないのか?」


提督 「…まぁ、別にかまわないが?」タッタッタッ…


提督 「電 すまないが頭撫でるぞ?」スッ


電 「ふぁっ!?しっ司令官さん!?」ポスッ 提督の手のひらが頭に乗る


提督 「…」ナデナデ


電 「はっはわわわわわ!!!!!?しっ司令官さん!!!?」///(//〇□〇//)


提督 「…付かないぞ?」


青葉 「もう少し撫でてあげてください 絶対に付くので!」


提督 「変わらないと思うが…」ナデナデ


電 「(はぅぅ…しっ司令官さんの撫で方、すごく優しいのです!それに手が大きくてあたたかくて…すっすごく落ち着くのです)」///


電 「(しかも今は吹雪さんがいないからよけいに落ち着いて撫でてもらえ…)」///トローン


電 「はっはぅぅ…」///キラキラ


提督 「あっほんとに付いた」


青葉 「言った通りでしょう?あっちなみに比叡さんも撫でてあげるとキラキラが付きますよ?」


比叡 「ひぇぇっ!!!!!?あっ青葉!!!?」///ガタッ


提督 「そうなのか?それじゃやってみるか」タッタッタッ…


ナデナデ…


比叡 「ひっひえぇぇえぇぇぇィっ!!!!!?」///カオマッカ 提督に頭を撫でられて顔を真っ赤にさせる


提督 「…付かないな?」


雷 「まだ早いのよ?もう少し撫でてあげたら出るわ!」


提督 「…比叡 気持ちいいか?」


比叡 「はっはははいぃ!!!!きっ気持ちよすぎます!!!!!!(みみっ南提督のナデナデ…すごく気持ちいい!!!!!!)」///


比叡 「(やばいっ!!鼻血出そう!?でも鼻血なんて出したらみっともないうえに嫌われるかも…でも気持ちよすぎ〜!!!!!!)」


比叡 「ひえぇぇ…!!!!」///キラキラ


提督 「あっ付いた」


青葉 「やはり比叡さんも付きましたね さすが元提督!元提督のなでなでは誰でも気分向上させますね!」


提督 「いや誰でもじゃないと思うが…」スッ… 比叡から手を離す


比叡 「あぅぅ…」///プシュー…


金剛 「(oh!比叡が今にも気絶しそうなほど顔を真っ赤にさせてるネ よほど気持ちよかったようデース!)」


提督 「…まぁそれはいいとして、俺は電話してくるからあまりザワごとになるようなことするなよ?とくに夕立 お前に言ってるからな?」


夕立 「ぽいー!なんで夕立だけ!」(`・н・´)ぷくー


提督 「それじゃ東 ちょっと話してくるから待ってて…」


提督(東) 「…」(๐•̆ ·̭ •̆๐)ムス


提督 「…どうした?そんな不機嫌そうな顔して?」


提督(東) 「…べつに なんでもないわ?早く行ってきて」プイ


提督 「あっあぁ 行ってくるよ(なんで不機嫌なんだ…?俺なにかしたか?)」


提督 「(…もしかしてなでなでして欲しかったのか?後で聞いてみるか)」


タッタッタッ…


提督(東) 「…」( •᷄ὤ•᷅)ムス


青葉 「…提督 多分元提督も気づいてたかと思いますが、やってほしかったら言えばよかったじゃないですか?なでなでしてほしいと」


提督(東) 「…そんなこと言えるわけないでしょ?恥ずかしいし、なによりあなた達の前でそんなことしたら私の威厳が…」


青葉 「威厳もクソとないと思いますが…てか、提督に威厳なんてあるんですか?」


提督(東) 「あるわよ失礼ね!威厳がなくて指揮官なんてできないわよ!」


明石 「でもその威厳を利用していろんな艦娘に女体盛りさせてますよね?わたしはありませんが」


提督 「うっ…」ギクッ


時雨 「えぇ…東提督 そんなことしてたのかい?それはセクハラだよ…」


夕立 「ヤバいっぽい まじパナイ島っぽい!」


山城 「夕立 それ別の方のセリフ…」


瑞鳳 「…未だにやってるんですか?そのようなこと…」


提督(東) 「もうやってないわよ!それやったあと、みんなからすっごいジト目で見られるから今は控えてるわよ!」


時雨 「今は控えてるって…最近まではやってたのかい?」


提督(東) 「…」(¯―¯٥)


夕立 「…」カタッススス… 席から立ち上がり東提督から離れていく


山城&瑞鳳 「…」カタッススス…


提督(東) 「あなたたちには手を出さないから離れるのやめて!逆に手を出したら南になにされるかわからないから!」


扶桑 「…もし手を出したら、東提督さんが女体盛りにされたりして!」ニコッ


提督(東) 「…っえ?わっわたしが!!!?」///


扶桑 「えぇ もし東提督さんが私たちを女体盛りしたら、同じ目に遭わせると言って東提督さんを女体盛りして食べられたりして…!」ニコニコ


提督(東) 「〜〜〜っ!!!!!!」///カァァ!!!!!! カオマッカ


山城 「(始まった…お姉さまの悪い癖が)」


時雨 「(扶桑…あいかわらずだね そういうからかい方…東提督も提督に好意を持ってるからそれを利用してからかうところ、昔から変わってないね?)」ハァ…


龍田 「うふふ?東提督 顔真っ赤にさせておもしろいわね?」クスクス


天龍 「龍田…思ってても言葉に出すなよ……」


扶桑 「うふふ?東提督さん 顔真っ赤ですよ?なにを想像したんですか?」ニコッ


提督(東) 「っえ!?べっべつになにも思ってないわ!女体盛り南に食べてもらえるなんて思ってないんだから!?」///


扶桑 「そう思っていたんですね?東提督さんはいやらしい方ですね?」ニコニコ


提督(東) 「あっ!?ちっちがうわよ!べつにそんなこと思って…!!」///


扶桑 「東提督さん かなり体型がいい形をしてるのでもしかしたら提督も女体盛りした東提督を食べたあとに、オオカミになってしまうかも知れませんよ?」ニコッ


全員 「「」」ブー!!!!!!


提督(東) 「おっオオカミに!!!?そっそれって…」///


扶桑 「東提督さん 東提督さんって…もしかして、まだそういう経験が?」


提督(東) 「…」///カァァ


扶桑 「…なるほど 理解しました?ですがご安心ください!提督は初めての方にはすごく優しくしてくれるので痛いのは本当に最初だけです!」


扶桑 「あとは提督に身を任せていれば だんだんときもちよくなって、提督も相手が慣れてきたとわかれば腰を大きく振ってギ〇ギシア〇アン!二人はあっという間に昇天して…!」///ハァハァ


天龍 「いい加減しろ!このバカ!」ガンッ!!!!


扶桑 「あばぁっ!!!!!!」天龍にグーパンで頭部をぶん殴られる



提督(東) 「ーっ!!!!!!」///カオマッカッカ


明石 「提督が今までにないほど顔を真っ赤に!!!?」


若葉 「司令官気をたしかに!」



扶桑 「いたた…天龍 たたくならもう少し優しく叩いて…頭が割れるかと思ったわ?」ズキズキ


天龍 「おまえが変なこと言うからだろ!東提督めっちゃ恥ずかしがってるだろ!!」


扶桑 「だから助言してあげたんじゃない?もし初めてをあげるなら安心してS〇Xできると?」


龍田 「」ガンッ!!


扶桑 「ぎゃうんっ!」再び頭部にグーパンで叩かれる


龍田 「扶桑さん?言葉を考えて発言した方がいいわよ?瑞鶴さんや如月ちゃんじゃないんだから?」


扶桑 「おぉぉ…たっ龍田…2度目はきついわ……」ズキズキ


瑞鳳 「(うわぁ…すごく痛そう しかもいい音出てたからよけいに……)」


金剛 「(なかなかの音だったネー あんな拳、戦艦の私でも食らいたくナイネー…)」


電&比叡 「「…」」///プシュー…


雷 「ナイスパンチ!2人とも」d('∀'*)


青葉 「」パシャパシャ 扶桑が殴られた瞬間と倒れている姿を撮ってる


夕立 「…扶桑さん だいじょうぶっぽい?」


扶桑 「無理…お尻がふたつに割れそう……」ズキズキ…


夕立 「なんでお尻っぽい!?てかお尻は割れてていいっぽい!」


山城 「お姉様…叩かれてまだ言いますか…」


時雨 「(…如月遅いな?医務室に行ったっきり帰ってこないけどなにしてるんだろ さすがに吹雪が体調悪い時にはちょっかい出さないと思うけど…)」


時雨 「(…少し様子見に行ってみようかな?)」タッタッタッ…













提督室



ガチャッ


提督 「はぁ…ぜったいガーガー言われるだろうなぁ?めんどいなぁ…」タッタッタッ…カタッ


提督 「まぁ天龍たちが戻ってくるのにやらないといけないことだったから仕方ないといえば仕方ないんだが…やっぱりめんどいなぁ?いっそのこと、俺の権力使って黙らせようかな?」


提督 「…やめとこう それやって変な噂が流れても困るし、なにより俺の評判も悪くなるからな?今評判悪くなったら元横須賀鎮守府提督を救えなくなるからめんどいけど、ガーガー言われる覚悟で電話するか」スッ 懐から携帯電話を取り出す


提督 「えっと?電話番号は事前にもう聞いといたから…」ピッピッピッ…


プルルルルル…プルルルルル…


ガチャッ


? 『はいもしもし こちら東南我原鎮守府ですがただいま提督は不在しています どちら様でしょうか?』


提督 「(…っん?この声…どこかで聞いたような…?)」


? 『あっ失礼しました さきに名前を申し遅れました』


足柄 『わたしは東南我原鎮守府の秘書 足柄と申します それでどちら様でしょうか?』


提督 「…足柄?」


足柄 『…っえ?その声…まさか狼さん!?』


狼さん=提督のコードネームは【a meverick(はぐれ者もしくは一匹狼)】で足柄は別名【飢えた狼】と言う別名を持ってることから、提督は足柄に狼さんと呼ばれている


提督 「あぁそうだ!久しぶりだな?足柄 まさかお前が東南我原鎮守府に居るとは思わなかったよ?なんだ 移動したのか?」


足柄 『えぇそうよ!前の提督が引退しちゃったから次の着任場所がここに決まったのよ それより、なんであなたがここに電話を?』


提督 「ちょっと天龍たちの移動のことでな?」


足柄 『天龍たちなら南我原鎮守府に移動になったわよ?龍田と如月も一緒にね』


提督 「その移動が上官命令で、さらに如月がそっちの提督に脅しを入れて無理やり移動したみたいだからちょっと謝罪を入れたくてな?」


足柄 『…っえ?あなたが謝罪を入れるってどういうこと?あなた特別単独行動隊でしょ?』


提督 「いや また提督に戻ったんだ?南我原鎮守府の提督にな!」


足柄 『っえ!!!?そうだったの!?あなた提督にもどったの!?』


提督 「あぁ!ちょっといろいろあって戻ることになったんだ」


足柄 『ちょっと!なんで私に知らせないのよ!いち早く私に知らせなさいよ!!』キーン


提督 「おぅ!?」キーン!!


足柄 『あぁんもう!!あなたが南我原の提督に配属されたなら私も行けばよかった!なんで言わないのよ!!』


提督 「いや…別にいいかなぁと思って…(耳が…)」キーン…


足柄 『いいわけないでしょ!!こうなったら今からでも提督に言ってあなたの元に移動するわ!!』


提督 「やめてくれ これ以上そっちの鎮守府から艦娘連れてったら俺の立場と評判が悪くなる…さすがにそうなったら俺も困る」


足柄 『なによ?天龍たちはよくて私はだめなの?そんなに私がいやなの?』


提督 「誰もそんなこと言ってないだろ?逆にお前なら歓迎するわ むしろ無理やりでもこっちに着任させてもいいぐらいにな!」


足柄 『あら?それは嬉しいお言葉ね ならそうしてくれるとありがたいわ!』


提督 「…そうしたいのは山々なんだが、ちょっとこっちも色々事情があってな?マジで評判が悪くなるとまずいから無理には…」


足柄 『…なにかあったの?あなたが自分の立場を危うくさせたくないなんて…まだ特別単独行動隊をやってたときは自分のことなんかどうでもいいって言ってたのに?』


提督 「…」


足柄 『…聞かせてもらえるかしら?あなたがそこまで言う理由、聞きたいわ』


提督 「…その前にひとつ聞いてもいいか?」


足柄 『なにかしら?』


提督 「元横須賀鎮守府の秘書艦の話を知ってるか?」


足柄 『えぇ知ってるわよ 元横須賀鎮守府秘書艦 軽空母瑞鳳がやらかして元横須賀鎮守府提督を犯罪者にさせたって話よね?』


足柄 『その話がどうしたの?』


提督 「…その瑞鳳のことはどう思ってる?」


足柄 『…っえ?どう思ってるって…べつに?』


提督 「ほんとうか?」


足柄 『えぇ 風の流れでいろいろな話が流れてきてね?どうやら瑞鳳は提督に熱愛されすぎて出撃にまったく出されなくなって、執務の仕事をメインにさせられてたって聞いたわ』


足柄 『瑞鳳もそれはダメだと思って提督に何度も申し入れたけど受け入れてくれなくて、仕方ないから自分が死んだことにすれば考え方を変えてくれるんじゃないかって噂で聞いたの』


足柄 『わたしもそれはどうかと思うわ 大破や体調悪い時に出撃したいって言うなら話は別だけど、普通に元気な状態で出撃させてくれないなんて それはおかしいと思うわ』


足柄 『わたしだって同じ立場になったら同じことをしてると思うわ もしその噂が本当ならわたしは瑞鳳の味方ね』


足柄 『けっこう瑞鳳のことをがーがー言う人がいるみたいだけど、その人たちの気持ちもわからなくはないんだけどね』


提督 「…そうか お前は瑞鳳の考え方に同情するんだな?」


足柄 『同情するというかなんというか…まぁ考え方的には賛成するわ』


提督 「ならお前に話しても大丈夫そうだな?もしよかったらお前にも協力してほしいんだが?」


足柄 『えぇいいわよ!あなたのお願いならなんだって聞いてあげるわ!だって私たち…』


足柄 『…こっ恋人同士だもの……』///カァァ


提督 「ちがうちがう!恋人同士じゃない!俺には伊19がいるから!?」


足柄 『でもそれに近い関係でしょ?』


提督 「…足柄 あまりそういうことを言わないでくれ?俺には伊19が…」


足柄 『…わかってるわよ そのくらい?あなたには伊19がいること』


足柄 『もし伊19がいなければ、わたしはあなたの彼氏だったのに…ほんとに、ついてないわね』


提督 「…足柄…」


足柄 『…なーんてね!じょうだんよ なに本気になってんのよ?わたしなんかより伊19の方がかわいいんだから浮気なんかするんじゃないわよ?』


足柄 『たとえ今は亡き艦娘でも、今でもその子のことを思ってるなら私のことなんて気にしなくていいのよ!』


提督 「…」


足柄 『…ほんとにやさしいわね?狼さん 惚れなおしそうだわ そこでそうだと言わないところ…ほんとに素敵だわ』


足柄 『やっぱりあなたを好きになってよかったわ♡』///


提督 「…そいつは嬉しいお言葉だよ?足柄」


足柄 『ふふっ!でしょ?』


足柄 『それで狼さん 元横須賀鎮守府の秘書艦のことを聞いてきたけどなんでそのことを聞いてきたの?』


提督 「…じつはな」



提督説明中…



足柄 『…なるほど 元横須賀鎮守府提督を助けようとねぇ?』


提督 「瑞鳳も自分がしたことをひどく後悔してその罪を償おうとしてるんだ 最初は全部一人でなんとかしようと…」


足柄 『…さすがに1人じゃむりね 今じゃ世界的大規模なことになってるんだから1人で解決するなんてできるわけないわ』


提督 「だから1人でも多く協力してくれる人を探してるんだ …足柄、もし良ければなんだが協力してくれないか?」


足柄 『…狼さん わたし最初に言ったでしょ?あなたのおねがいならなんでも聞くって!』


足柄 『もちろん協力するに決まってるでしょ!逆にこっちからお願いするわ!』


提督 「足柄…ありがとな!」


足柄 『礼なんて言わないで?わたしもあなたには大きな借りがあるのだから気にしないで?』


提督 「べつに借りなんて作った覚えはないよ あの時おれは当たり前なことをしたんだから?」


足柄 『でもその当たり前なことをして私を助けてくれたことには違いないわ?それにこのわたしを惚れさせたのだから借りなんて関係なしに手伝うわ!』


提督 「…足柄!」


足柄 『…ねぇ、狼さん?久々にあなたに会いたいのだけど…早くても明日にでも会いたいわ 近々、そっちに遊びに行っていい?』///


提督 「あぁ!かまわないよ お前ならいつでもウェルカムだよ!」


足柄 『っ! あっ明日ぜっったいに遊びに行くからね!約束よ!?』///


提督 「約束な?待ってるよ」


足柄 『そっそれじゃあね!』///


ブツン…


提督 「…」スッ… 懐に携帯電話をしまう


提督 「いやー!まさか足柄とまた話ができるとは思わなかったな!しかも明日久々に会えるなんて…すっげぇ待ち遠しいな!」


提督 「あいつとは話が合うし 一緒にいて楽しいからな!それにかわいいし!」


提督 「あっ浮気じゃないからな?そこは理解しておくように!視聴者のみんな!」←誰に話しかけてるんだか


提督 「…っあ そういえばまた後でかけ直すように言っておくの忘れてた?久々に足柄と話してつい気持ちが高ぶって…」


提督 「…まぁいいか!また明日電話して話せばいいから早く東の練習を見て…」


ゴロゴロゴロゴロ…


提督 「…っえ?」


ピカンッ!!ゴロゴロ…


ザー… 外は急に雷がなって雨が降ってくる


提督 「…一気に天気が崩れたな?今さっきまで晴れてたのに」


提督 「…今日の練習は中止だな ムリに雨の中でやって風邪引かれても困るし かといって傘さしながらやるわけにもいかないからな」


提督 「…それに、あまり雷がなって雨が降ってる時の外は出たくない…夜じゃないからまだ平気だが、あまりいい思い出が……」


ピンポーン


提督 「っん?誰かきたか いったい誰だ?」タッタッタッ…













南我原鎮守府ー出入口前



ピンポーン ピンポーン ピンポーン…


提督 「…このインターフォンの鳴らし方 瑞鶴か?またなんでこのタイミングに来るかな…主に如月が着任してきたタイミングで」タッタッタッ…


ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン…


提督 「やかましい!今出るから押すな!」ガチャッ


瑞鶴 「ていとくー!!」三(≧▽≦)/ガバッ


提督 「うぉっと!?」瑞鶴に抱きつかれる


那珂 「那珂ちゃんもー!!」三(≧▽≦)ガバッ


提督 「ちょっ!?那珂お前もか!」那珂にも抱きつかれる


神通 「わっわたしも…ってムリムリ!恥ずかしくてできません!!」///


提督 「神通 それがふつうだ!こんな人前で抱きつくのはこいつらぐらいしかいない!」


翔鶴 「あらあら?提督ったら二人に抱きつかれて!」ウフフ


提督(北) 「お兄ちゃん遊びにきたよ!雨降る前に着いてよかったよ!」


提督 「おうこは…じゃなかった 遊びに来たって…お前自分の鎮守府は平気なのかよ?北」


提督(北) 「へいきだよ!今日は新人生に任せてきたから最低限はだいじょうぶだよ!」


提督 「思いっきり不安なんだが…」


翔鶴 「まぁ一応それなりに経験はしてる方なのでおそらくは平気かと思います」


提督 「…翔鶴が言うならまぁ平気かな?」


提督(北) 「ちょっと!それどういう意味かなお兄ちゃん!?わたしの言葉じゃ信用できないの!?」


提督 「うん 正直不安しかない」キッパリ


提督(北) 「ひどいよお兄ちゃん!そんなド正直に言わなくてもいいじゃん!」


提督 「俺は遠回しに言うのはめんどうでな?あと瑞鶴と那珂 お前らはいい加減離れろ」


瑞鶴 「いやよ!もっと抱きついていたいわ!」(っ>ω< c)☆.°ギュー


那珂 「那珂ちゃんもー!」(っ´>ω<)ギュッ♥


提督 「…抱きついてると睨みつけられるぞ?」


瑞鶴 「睨みつけられる?だれに?」


提督 「それは…」



ヒュォォォンッ!!!!!!


全員 「「っ!!!!!?」」ゾクゥッ!!!!!! 背筋に凍るような風が吹いてくる


提督(北) 「? どうしたの?みんな 急に青ざめた顔をして…」



如月 「しっれい、かーん!な〜にしってぇるの、かなぁ!」(^∇^)タッタッタッ…


提督 「…如月」


瑞鶴 「ーっあ、あんた!なんでここにいるのよ!?東南我原鎮守府に着任してたはずでしょ!?」


如月 「移動が決まったのよ?こ、こ、に、ね?」( ^∀^)


那珂 「えぇっ!!!?ここって…ウソでしょ!?だって東南我原鎮守府の提督はけっこう頭の固い人だからそんな許可は…」


如月 「…」スッ 頭に人差し指と中指を突きつけて親指を上にあげる(拳銃の形)


翔鶴 「っ! まさか…」


神通 「…こっ殺してしまったんですか?」


提督(北) 「えぇっ!?こっ殺したって…!!」


如月 「…うふ?さぁて、それはどうかなぁ?」(^∇^)


提督 「殺してはないが主砲を突きつけて 脅して移動させてもらったみたいだ?天龍と龍田がこっちに移動するついででな」


翔鶴 「あっ殺してはないんですか それならよかったです…」


如月 「司令官!ついでってなによついでって!?わたしひどい扱いよ!!」


提督 「でも本当のことだろ?天龍たちは移動が決まってたがお前は脅してこっちに来たんだろ?もっと言えば、招かねざる着任娘だからなお前は」


如月 「さらにひどくなったわ!?」Σ(゚д゚lll)


瑞鶴 「ざまぁないわね!そんなことをしてまでここに移動するからよ!」


那珂 「そうだよ!脅してまでこっちに着任するからそういうこと言われるんだよ!」


神通 「…まぁ、そう言われも仕方ありませんね」


翔鶴 「そうね」


提督(北) 「うんうん!」


如月 「みんなからも言われたー!!!?」ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!


提督 「まぁ言われても仕方ないな?お前はそこまでのことをしたんだから」


如月 「…ひどいわ 司令官…そんなに私のこと、嫌いなの…?」


如月 「わたしは司令官のこと…すっごく、好きなのに…!」ギリッ!!


提督 「(あっやば…やりすぎた)」


如月 「ーっ司令官の!!」


如月 「女たらしィィィ!!!!!!」タッタッタッ!!…


提督 「女たらし!?そこはバカじゃないのか!?」


提督(北) 「突っ込むとこそこ!?お兄ちゃん」


翔鶴 「あらあら 行ってしまいましたね?提督ったらひどいですね あそこまでいう必要はなかったと思いますよ?」


神通 「ほんとですね 流石にやりすぎです」


瑞鶴 「提督さいてー」


那珂 「ひどいね提督」ジトー


提督 「なんで俺だけ悪者扱い!?みんなも言ってただろ!?」


瑞鶴 「言ってた?那珂」


那珂 「那珂ちゃん知らなーい!神通言ってた?」


神通 「はい 言ってました」キッパリ


瑞鶴&那珂 「「…」」


翔鶴 「さすが神通さん 真面目ですね…」


提督 「…神通 そういう時は普通にノっていいからな?俺も本気で言ってるわけじゃないから…」


神通 「あっすみません 言ったのは事実だったのでつい…」


提督 「いや別に謝ることはないが…まぁ神通はまじめだからな?しかたない」


提督 「それと2人とも そろそろマジで離れろ?暑苦しいし動けん」


瑞鶴 「えぇ〜?いーじゃんまだ抱きついてても?」


那珂 「そうだよ?もっと抱きついていたーい!」


提督 「…翔鶴 頼む」ハァ…


翔鶴 「わかりました」


瑞鶴 「えぇー!!!?提督ひどい!!!!私たちのこと嫌いなの!!」


那珂 「そうだよ!嫌いじゃないでしょ!!」


提督 「嫌いだったらお前たちを鎮守府の中に入れねぇよ 来た瞬間追い出すわ」


瑞鶴 「なら抱きついててもいいでしょ!いいよね!」


提督 「…この場でずっと抱きしめてるつもりか?」


那珂 「もっちのろんだよ!」


提督 「…翔鶴 頼む(だめだこいつら…何言っても離れる気ねぇ…)」


翔鶴 「…瑞鶴 那珂?」スゥ…


瑞鶴&那珂 「「っ!!!!!?」」ゾクゥ!!!!!!


翔鶴 「だめでしょ?元提督をこまらせちゃ…?」(#^▽^)ゴゴゴゴゴ ニッコリと笑いながら気迫で瑞鶴たちを見つめる


瑞鶴 「はい!わかりました!」バッ


那珂 「今すぐ離れます!」バッ


翔鶴 「これでよろしいですか?元提督」


提督 「あぁ 助かったよ?ありがとう」


翔鶴 「どういたしまして!」


提督 「それより、こんなところで立ち話もなんだし 話すなら中に入って話そうぜ?」


提督(北) 「そうだね!中に入りたーい!」


提督 「今東たちも来てるから食堂に行くか そっちの方が話も弾むだろ?」


提督(北) 「っえ?東も来てるの?なんで?」


提督 「ちょっと色々あってな?まぁいいから早く行くぞ?」


タッタッタッ…













食堂



青葉 「」ズーン… テーブルに顔を隠してうつ伏せになってる


龍田 「」ズズーン… 同じくテーブルに顔を隠してうつ伏せになってる


時雨 「…あっあの、おふたりさん?そんなに落ち込まなくても…」


龍田 「うるさい 殺すわよ…」ズズーン…


時雨 「…」


提督(東) 「…ごめん わたしがペケ争いなんて言ったせいで…」


扶桑 「しかもよりによって龍田も…これはめんどうね」


山城 「そうですね…龍田はめんどうですね」ハァ…


金剛 「what?なんで龍田はめんどうなんデスか?」


天龍 「龍田は一度落ち込むと治るまでの間、誰とも話そうとしないんだ だから慰めることができないんだ」


天龍 「しかも面倒なことに落ち込むと口がいつもより悪くなるからだれも慰めようとしないんだ 慰めてこっちがイラついてたら元の子もないからな?」


雷 「へぇー?そうなんだ」


比叡 「それじゃこのまま放置しておくんですか?それはそれでいやですが…」


天龍 「安心しろ ちゃんとその対処法もある」



提督 「みんなー 北たちが来たぞー…って、またこの状況か?しかも今度は龍田まで…」タッタッタッ…


時雨 「提督 丁度いいところに来てくれたよ?すまないけどお願いしてもいいかな?」


提督 「わかった」タッタッタッ…


龍田 「」ズズーン…


提督 「たーつた なぁに落ち込んでんだ?もしかして順位ペケ争いのことか?」


夕立 「(さすが提督さん よくわかったっぽい!)」


龍田 「うるさい 殺すわよ…」ズズーン…


提督 「殺せるなら殺してもいいぞ?殺せるならな」


龍田 「…切り刻むわよ バラバラに…」


提督 「俺を切り刻むことはできるかな?できるならやってみろ」


龍田 「…」


提督 「…龍田 べつに順位なんてどうでもいいじゃないか?一軍には違いないんだから」


龍田 「…よくないわよ わたしは軽巡よ?軽巡なのに青葉とペケ争いをして、さらには駆逐艦にまで負けてるのよ?」


龍田 「駆逐艦に負ける軽巡なんて存在ゼロよ 燃費だって駆逐艦の方がいいし、軽巡より強かったらわたしなんていらない存在……」


提督 「龍田 誰がお前をいらないと言った?俺はそんなこと言ったことないだろ」


提督 「燃費がいいから駆逐艦の方がいい?お前より駆逐艦の方が強いからいい?ふざけるな!冗談を言うのも大概にしろ!!」


提督 「俺はそんなの気にしてないし、なによりお前がいらないなんて1度でも言ったことあるか!?ないだろ!」


提督 「俺のところに来た艦娘は全員いらなくなんかない!弱かろうが強かろうが全員俺にとって必要な存在だ!勝手なことを言ってんじゃねぇ!!」


龍田 「…」



金剛 「へっHey提督 さすがに言い過ぎじゃ…」


時雨 「金剛さん 今は静かに?」シ-



提督 「龍田が落ち込んでる理由もわからなくはない 一軍の中でもお前は一番下から二番目だからそれを気にしてるのは痛いほどわかる」


提督 「でもそんなの気にしなくていいんだよ?一軍には違いないんだし、なにより一軍は順位の入れ替わりが激しいんだからお前だってすぐに上位の方に変わることだってある もちろん青葉もだ?」


提督 「そんなすぐに変わる順位を気にしてたらキリがないだろ?」


龍田 「それは…」


青葉 「…」


提督 「…まぁ、たしかに気になる気持ちはわからなくはない おまえ達だって一軍の1人なんだから順位を気にするのはわかる」


提督 「だけどお前たちが最下位だとしても一軍にはちがいない よっぽどのことがなければ俺だって二軍に落としたりなんかしない」


提督 「仮に例えるが、如月は今二軍だが実力からしたら一軍に入れてもおかしくない なのになんで如月は一軍になれないのか?それはおまえ達は知ってるな」


青葉 「…如月は単独行動する癖を持ってるからです 実力はたしかですが元提督たちみたいに単身できるほどの力と判断力が劣っているからです」


龍田 「しかもあの性格に似合わず短気でイラつき始めるとがむしゃらに行動する悪癖も持ってるからそれを治さない限りは一軍には入れられないのよね」


提督 「そうだ あいつが一軍になれないのはそれがあるからいつまで経っても一軍になれないんだ」


提督 「それに比べてお前らは常に冷静で一人で戦おうとしないで誰かと一緒に戦うことを専念してるだろ?だからお前らは一軍になれたんだ」


提督 「だから順位なんか気にしなくていいんだよ?一軍に入れたことを誇りに持てばそれでいいじゃないか!」


青葉 「…元提督…」


龍田 「…ふふ!提督らしい慰め方ね?昔と変わらないわね」


提督 「そうか?昔と比べたら変わったと思うんだが…」


龍田 「本人が気づいてないようなら別にいいわ っね?青葉」


青葉 「はい!そうですね」


提督 「(…変わってないのか?俺 けっこう変わったと思うんだが…)」



若葉 「すっすごい あんなにも落ち込んでいた二人を意図も簡単に…」


明石 「さすがですね 完全に二人の対処法を知ってますね?」


電 「天龍さん 先ほど対処法があると言ってましたがもしかして司令官さんに任せるのが1番だったということですか?」


天龍 「あぁ!青葉もそうだが基本的に提督に任せればほとんどのことは解決してもらえるんだ」


天龍 「他の奴がやるより提督に任せれば早く解決するし、だれもイラつかないからほんとに助かるぜ!」


雷 「さすが司令官ね!」


翔鶴 「…あの、吹雪が見当たりませんがいったいどこに行ったんですか?こういう時に吹雪はよく近くにいるはずなんですが…」


提督 「…吹雪は今、深海棲艦化が始まって医務室で休んでるよ」


翔鶴&瑞鶴 「「っ!!」」


提督(北) 「っえ!?深海棲艦化が始まってるって…どういうこと!?」


提督 「かくしかだ(省略)」


提督(北) 「…そうだったんだ 吹雪、1回沈んでたんだ…」


翔鶴 「…あの時、大破した状態で元提督のために無理して進んだせいで…」


瑞鶴 「提督には最悪中破した時点で進むなって言われてたのに吹雪はそれを無視したのよね …まぁ、提督のためになら無理してまでやりたいって気持ちはわかるけど」


提督 「…もう過ぎたことだ 過去のことをいつまでも言ってると吹雪が怒るからもう話すな」


提督 「北もこの話はもうしないようにしてくれ 吹雪に聞かれるとあいつものすごく機嫌悪くなるから?」


提督(北) 「わかったよお兄ちゃん 気をつけるよ」


提督 「それと東 今雨降ってきちまったから今日の練習はやめておくぞ?無理して雨降ってる中でやって風邪引いたら元の子もないからな」


提督(東) 「それなら中で砲撃練習だけでもお願い出来ないかしら?」


提督 「別にそれでも構わないが海上で撃つ時と地上で撃つのは違うから感覚がおかしくなるんじゃないか?」


提督(東) 「それは後で治せばいいわ 今は撃つのに慣れないと海上だろうが地上だろうが関係ないからね」


提督 「…それもそうだな?わかった 明石、至急昨日のより小さい主砲を作ってくれないか?東が使いやすいように」


明石 「わかりました!それでは工房お借りしますね!」


提督 「いいよ 資材は使う分だけ使っていい」


明石 「提督1時間ぐらい待っててくださいね!もう設計はしてあるのですぐにできますから!」タッタッタッ!!…


提督(東) 「お願いするわ 悪いわね?南 工房借りちゃって?」


提督 「別に構わないよ それよりあまり無理はするなよ?昨日まで手を痛めてたんだから無理してまた痛めたら…」


提督(東) 「わかってるわよ 無理はしないから安心して?」


提督 「それならいいけど」


提督(北) 「…ねぇお兄ちゃん 東が砲撃練習するってどういうこと?」


提督 「っん?あぁ 東も俺と一緒で自分自身で戦いたいから練習をしてるんだよ」


翔鶴 「っえ!?そうなんですか!」


天龍 「へぇ?東提督も自ら戦うのか なかなかの根性してるな!」


提督(東) 「とは言ってもまだ練習始めたばかりだけどね?海上を走るのには慣れたんだけど、まだ砲撃した時の反動が強くて着弾点ガバガバだからもっと練習しないといけないけどね」


瑞鶴 「…ねぇ提督 東提督は…」


提督 「わかってるよ 東は人体改造してないからちゃんとそこも考えてある」


提督 「東 言い忘れてたがもし実戦に出る時は俺と一緒に居る時だけにしてくれ それだけは頼む」


提督(東) 「…なんで?さすがに私一人で実戦に出るのはわかるけど艦娘と一緒ならいいじゃない?」


提督 「指揮しながら自分も戦闘に出るのはキツいだろ?自分も戦ってると必ず艦娘の指揮に影響が出るから俺も一緒に出てる時だけにしてくれ」


提督(東) 「…たしかに私も戦ってると自分の方を優先しちゃうかもしれないわね?わかったわ 本格的に慣れるまではあなたと一緒の時だけにしておくわ」


提督 「すまないがたのむ」


提督(北) 「いいなぁ 私もお兄ちゃんと一緒に戦いたいなぁ?」ジッ


提督 「お前はダメだ」


提督(北) 「なんでだめなの!東は良くて私はダメなのはおかしくない!私も一緒に戦いたい!!」


提督 「だめだ お前はなんでもがむしゃらに動く癖があるからそんなやつを戦わせたらすぐ殺されるぞ?」


提督(北) 「そんなことしないよ!もう私だって大人なんだよ!」


提督 「だめだ お前は指揮だけしてればいいんだ?無理に戦おうとしなくてもいい」


提督(北) 「いやだよ!わたしも一緒に戦いたい!!」


提督 「…はぁ あいかわらずお前のわがままは昔っから変わらないな?聞いててため息が出てくるよ」


提督 「…俺の言うことが聞けねぇか?小春 お前には無理だ 素直に諦めろ!」ギロッ


提督(北) 「ひっ!!」ビクッ


瑞鳳 「ちょっ!提督 さすがに睨みつけてまでやめさせるのはやりすぎですよ!」


提督 「しかたないだろ 北はこうでもしないと一度駄々こねから止まらないんだから?」


瑞鳳 「だとしてもやりすぎです!ただでさえ提督は目つきが悪いんですからその目で睨みつけられたら誰でも怖がります!」


時雨 「ちょっ!?瑞鳳目つきのことは話しちゃ!」


提督 「…もういいよ 何度も言われて慣れたよ…ある意味……」ハァ…


瑞鳳 「あっ!?すっすみません 気にしていたの忘れてました……」


提督 「何度も言ってるんだから忘れないでくれ…北?」


提督(北) 「…なに?お兄ちゃん」


提督 「たのむからお前はやらないでくれ これは俺からのお願いだ?」


提督(北) 「…なんで?」


提督 「お前は拳銃はおろか、懐刀もまともに扱えないだろ?そんなやつが戦うことなんてできるわけがない」


提督 「しかも俺みたいになにか特殊訓練を受けてるわけでもないからよけいにやらせたくないんだ」


提督(北) 「それ言ったら東だってなにもしてないじゃん 東はなにか特殊訓練受けてるの?」


提督(東) 「お生憎さま わたしは一応CQC習ってるわよ」



CQC=近接戦闘



提督 「っえ!?CQC!?」


提督(北) 「東CQC習ってるの!?」


提督(東) 「軍人なんだから当たり前でしょ?少なからずやってるわよ 逆に聞くけど、北はなにもしてないの?」


提督(北) 「うっうん…お父さ、じゃなかった 上官がなにもしなくていいからやってみろって言ったから…」


提督(東) 「…私は別に何も言う気はないけど、他の人からしたら羨ましがるわね なにもしないで入れるなんて…」


提督(北) 「なにもしてないわけじゃないよ?ちゃんと国家試験は受けて合格点は取れたし、それはちゃんとしてるよ?」


提督 「普通軍人になるなら国家試験だけじゃダメだけどな?体術や武術なんか全部受けないと」


提督(北) 「っえ?そうなの?」


提督 「本来ならな?まぁ海軍で指揮するだけなら頭だけでも入れなくはないが」


提督(東) 「しかも今海軍の人員不足だからよけいだよね?多少の頭があれば入れるよね」←『提督をやりたいって言う人はいっぱいいると思いますがそれは置いといてください』


提督 「たしかに…」


提督(北) 「…そうなんだ 海軍って入るのに体術とかも必要なんだ?」


提督 「本来ならな まぁお前の場合は今人材不足と上官の義理娘でもあったからそれで入れたんだ」


提督 「別に特別扱いされて入れたわけじゃないと思うが多少はあると思うぞ?頭が良くても体術とかがダメだと落とされる可能性だってあるからな」


提督(北) 「…それじゃ今から体術を習って ある程度様になってきたら私も自分自身で戦えるように教えてくれる?」


提督 「…お前の場合は体術を身につけることも大事だが性格も治さないといけないな?」


提督 「まずがむしゃらに動こうとする癖を治した方がいい それも治したら考えてやるよ」


提督(北) 「わかった!約束だよ?」


提督 「あぁ 約束だ」


提督 「それじゃ、明石が東の武器出来るまで暇だから適当に暇を潰しててくれ」


瑞鶴 「それじゃ提督!わたしとイチャイチャしましょ!!」


那珂 「あっそれはずるい!私も提督とキャッキャウフフする!」


夕立 「それなら夕立もワシャワシャされたいっぽい!!」(☆∀☆)キラーン


提督 「お前らは人前でなに言ってるんだ?わるいが俺はやることがあるから無理だ」


三人 「「えぇーっ!!!!!?」」∑( °口° )


時雨 「やることってなんだい?もしかして出撃とかかい?」


提督 「いや、出撃じゃない さっき如月をいじりすぎてどっか行っちまったから慰めに…」


時雨 「あぁ…なるほど 理解したよ」


提督 「めんどうだが行ってくるよ?わるいが時雨 そこの三馬鹿トリオが騒ぎを起こさないように見といてくれ?」


時雨 「わかったよ提督 騒いだら天井に縛り付けておくね?」


提督 「天井じゃなくて鎮守府の屋上から釣らしといてくれ」タッタッタッ…


時雨 「わかった!」


瑞鶴 「ちょっ!?提督それはひどいわ!私たちが騒いだら屋上から釣らすなんて!」


夕立 「ほんとっぽい!拷問だっぽい!!」


那珂 「那珂ちゃん高いところきらーい!釣らすなら一階から釣らして!」


瑞鶴&夕立 「「そこっ!?」」


時雨 「3人とも?それ以上騒いだら屋上から釣らすよ?」


3人 「「やめてっ!」」


瑞鳳 「あはは…提督も大変ですね あんなにも人気があると」


金剛 「ほんとネ」


扶桑 「うふふ!3人ともはしゃいじゃって ほんとに提督にかまって欲しいようね?」


山城 「あの3人は毎日でも提督にかまって欲しいって言ってますからね …まぁ、その気持ちはすごくわかりますが…」


扶桑 「あら?山城もかまってもらいたいの?あなたなら提督にかまって欲しいと言えば構ってもらえると思うわよ?」


山城 「…はっ恥ずかしいのでそんなこと言えません…」///


提督(東) 「…わたしも言えばかまってもらえるかしら?」///ヒソヒソ


扶桑 「えぇ!東提督も言えば構ってもらえると思いますよ?」


提督(東) 「…そっそれなら、いつか言ってみようかな?かまってって…」///


扶桑 「かまってもらうより襲われるように誘惑して初めてをもらっていただいた方がいいのでは?」ニヤッ


提督(東) 「ふぇっ!!!?」///カァァ


天龍 「…扶桑?」スゥ… 拳を握りしめて構える


扶桑 「じょっ冗談よ だから拳を抑えて?」ドウドウ


天龍 「たくっ」


提督(北) 「…ねぇ さっきお兄ちゃんの元艦娘 一軍は順位が変わりやすいって言ってたけど、だれがどの順位にいるの?」


時雨 「そうだね 表で表すとこうだね」



提督の元艦娘一軍表


1位 潜水艦 伊19

1位 軽巡洋艦 川内

3位 駆逐艦 吹雪(深海棲艦化使用時)

4位 軽巡洋艦 天龍(眼帯外し時)

5位 駆逐艦 時雨(キレ使用時)

6位 駆逐艦 夕立(キレ使用時)

7位 戦艦 扶桑

8位 戦艦 山城

9位 正規空母 翔鶴

10位 正規空母 瑞鶴

11位 軽巡洋艦 神通

12位 重巡洋艦 妙高

13位 駆逐艦 不知火

14位 軽空母 鳳翔

15位 軽巡洋艦 那珂

16位 軽巡洋艦 龍田

17位 重巡洋艦 青葉



時雨 「順位はこんな感じだね」


提督(北) 「一位が二人もいるんだ?しかも翔鶴と瑞鶴も十位以内に入ってるんだ」


瑞鶴 「ギリギリだけどね」


翔鶴 「なんとか十位以内に入ることは出来ましたがいつ落とされるかわからなかったので気は緩められませんでしたけどね…」


天龍 「一位から六位までは安定だったけどな …まぁ、一部の連中からは上位の独裁者って言われてたがな」


電 「独裁者って…なんか嫌な呼ばれ方なのです」


時雨 「でも本当のことだったからね 僕達も六位から下がることはなかったからね」


夕立 「たしかにっぽい」


比叡 「(一位から六位は潜水艦、駆逐艦、軽巡洋艦で独占って…)」


金剛 「(やばいネー なんとなくわかっていたけど提督の元艦娘異常デス 駆逐艦や軽巡洋艦だからといって舐めてかかると痛い目見ることになるネ)」


明石 「(すごいなー 戦闘を得意としない駆逐艦が上位独占なんて…わたしもそのくらい強く慣れたらなぁ 絶対無理だけど)」


若葉 「(…南提督の艦娘こわいな でも、その怖さがまたいい!)」←どういう意味で!?


時雨 「東提督 もし良かったら東提督の装備ができるまで打つ時の姿勢などを僕が教えるけどどうかな」


提督(東) 「いいの?それじゃ教えてもらおうかしら」カタッ


提督(北) 「わたしも練習する!もしお兄ちゃんにいいって言われた時のために早めに撃てるようにしておきたいから私も教えて!」カタッ


時雨 「いいよ でも、構えの練習をするだけで撃つわけじゃないからそれだけは先に言っておくね」


時雨 「それじゃ射撃場に行こうか」


提督(東)&提督(北) 「えぇ!(うん!)」


タッタッタッ…













通路ー提督室近く



提督 「…」タッタッタッ…


提督 「(はぁ…めんどくせぇな あいつが落ち込んりするとめんどうなんだよな いろいろと)」


提督 「(たぶんあいつのことだから俺の部屋に入ってベッドの臭いとか嗅いでるんだろうけど…あまり嗅がないでほしいんだよな)」


提督 「(俺の臭いなんて嗅いでもいい匂いなんてしないだろうし いい匂いどころか臭いだろ?なんで俺の匂いなんて嗅ぐんだろうか)」


提督 「(…まぁ、これが逆だったらわかるかもしれないけど 男が女の匂いを嗅いでいい匂いって言うならわからなくは…)」


ガチャッ 提督室のドアを開けて中に入る


提督 「…ここにはいないみたいだな やっぱり俺の部屋か 次から俺の部屋鍵付けておこうかな 別に見られても困るものはないが毎回如月に俺の部屋に入られては匂いやなにかをされてたら俺的にもたまらないし…そのなにかまでは言わないとして」タッタッタッ…


コンコン


提督 「如月いるか?中に入って平気か」


シーン…


提督 「…如月?いないのか」コンコン


提督 「…入るぞ?(俺の部屋だが)」ガチャッ



如月 「…」ムスッ 提督のベッドの上で毛布にくるまって寝っ転がっている


提督 「…いるなら返事くらいしろよ」


如月 「…ふーんだ 司令官なんて知らない」プイッ


提督 「…」タッタッタッ…ポスッ ベッドに腰をかける


如月 「…あっちいって 今は司令官と話したくない」


提督 「まぁそう言うなって 少しでもいいから話しようぜ?」


如月 「…」


提督 「…さっきは悪かったな おれも調子乗りすぎたよ」


如月 「…本当に思ってる?」


提督 「思ってるよ なんだったらその証拠も見せるか?」


如月 「…見せて」


提督 「わかった 見せてやるから布団から出てくれないか?」


如月 「…」スゥ…パサッ


提督 「ちょっとしつれいっと?」スゥ…


ギュッ…


如月 「…っえ?」提督に抱きしめられる


提督 「んー 如月の匂い、やっぱりいい匂いだな?如月はなんでこんなにもいい匂いがするのかな?」スー…


如月 「っえ、っえ!?にっにおい!?やだ 嗅がないで!」///


提督 「えー?いいじゃないか いい匂いなんだから?それに如月だってよく俺の布団の匂いとか嗅いでるじゃないか」スンスン


如月 「それは私だからいいの!司令官はダメェ!」///


提督 「そんなこと言わないでくれよ もっと嗅がさてくれよ?」ツー…


如月 「ひゃぁんっ!!!?」///ビクン!!提督に背中を指でなぞられる


提督 「あれぇ?なんか今ビクッて体が動いたような?」コリコリ


如月 「やぁん!だっダメぇ 耳たぶいじっちゃいやぁぁ…!!」///ビクビク!!


提督 「耳たぶはだめ?なら…」スゥ…


ズボッ


如月 「ひぃやあぁぁぁっ!!!!!?」///ビクゥッ!! 耳の中に指を入れられる


提督 「〜♪」サワサワ…


如月 「やぁ、だっダメぇ 首筋を軽くぅっ!指でなぞらないでぇぇ…!!」///ビクビク


如月 「んんっ!はぁ、あぁ…うぅ らっらめぇ…しれぇかん、これ以上はァァ…」///ゾクゾク


提督 「これ以上はなにかな?」ニヤニヤ


如月 「うぅぅ…しっしれぇかんのいじわーっ!!!!!!」ゾクゾク!!


如月 「あぁっあぁぁあァァァんんん!!!!!!」///ビクビクビクゥッ!!!!!!


如月 「あぁ…はぁぁ……」///ビク…ビク…


提督 「…イッたか?」


如月 「…しっ司令官……」///トローン


提督 「これで信じてくれるかな 俺が本当に反省したこと」


如月 「…うん♡」///ハァ…ハァ…


提督 「(よかった これで如月の機嫌が治った)」


提督 「(如月は責めに関してはすごく強いが責められるとすごく弱いからそれを利用したがやっぱり上手くいくな)」


提督 「(…まぁ さすがにイかせるのはやりすぎたが…)」


如月 「ねぇ司令官…」///シュルシュル…


提督 「っん?なん…っ!?」///


如月 「次はわたしが気持ちよくしてあげるわ 一緒に気持ちよくなりましょ♡」///来ている服を脱いで下着姿になる


提督 「ちょっ!まっまて如月 俺は明るい時間帯からはしないって何度も…うぉっ!」ドサッ


如月 「うふふ?さぁ司令官 覚悟はいいかしら?」///提督を押し倒して覆いかぶさる


提督 「…あっあの如月さん?俺の話を聞いて…」///


如月 「いーや!聞きたくなーい♡それじゃ邪魔な服はぬぎぬぎしましょうね♡」///プチップチッ… 提督服のボタンを一つ一つ取っていく


提督 「(あー…これは失敗したな さっきので完全にスイッチ入ってるな やっぱりやりすぎたな)」


提督 「(昼間からはしたくないんだが…でもこれで無理やりやめさせたらそれはそれでかわいそうだな 俺がその気にさせたんだからよけいに我慢させるようなことはな…)」


提督 「(…しかたない あまり気は進まないが受け入れてやるか まだ東の砲撃練習する時間はあるからな それまでに如月の興奮を鎮めさせれば平気だろ)」


提督 「…はぁ」スゥ… 全身に力を脱いで完全に受け入れ態勢に入る


如月 「うふふ!受け入れてくれてありがとう 司令官♡」///スゥ… 提督に顔を近づけてキスをしようと…



…ガチャッ


翔鶴 「…やりすぎですよ?如月」

( ͡ ͜ ͡ )バシュンッ


如月 「…っえ?はぅっ!!!!」ゴスンッ!! 脳天に鏑矢が勢いよく飛んできてクリティカルヒット


パタンッ…


如月 「」0(:3 _ )~


提督 「如月!?」


翔鶴 「元提督 あなたは昼間からはしないと何度も言ってましたよね それなのに如月の時だけはするんですか?」


提督 「あっいや、これはその…」スクッ


翔鶴 「…ずるいです 如月だけ」タッタッタッ…


提督 「…っえ?」


ギュッ…


翔鶴 「…」///提督を抱きしめる


提督 「…しょっ翔鶴?」


翔鶴 「私だって、昼間でもしてほしい時はあったんですよ でも元提督は昼間はしないと言ってたので ずっと我慢していたんですよ」


翔鶴 「それなのに如月だけにはするんですか?私とはしてくれないんですか?わたしも、今からでもしたいです!」///


提督 「…翔鶴……」


翔鶴 「…すみません 今のは聞かなかったことにしてください わがままなこと言ってすみません」


翔鶴 「元提督がだれと昼間からやろうと関係ないのに…自暴自棄になってました」スゥ… 抱きしめるのをやめて提督から離れる


提督 「…まて翔鶴」ガシッ…グイッ


翔鶴 「…っえ?きゃあっ!」ヨロッ


ガバッ!!


翔鶴 「っ!!!!!?」(//〇□〇//) 提督に腕を引っ張られて抱きしめられる


提督 「…ごめん お前の気持ち裏切るようなことをして 別に如月だけ特別扱いしてたわけじゃないんだ」


提督 「昼間からしたくないのは本当だが 今回はその気にさせたのが俺だったからやらざる得ないと思って今日だけしようとしてたんだ」


提督 「だからお前とやりたくないわけじゃないから変に勘違いはしないでくれ ほんとにごめんな」


翔鶴 「…元提督……」///


提督 「…その、翔鶴がよければ そんな思いをさせちまったから今日は特別に少しだけなら時間あるけど…今から、するか?」


翔鶴 「っ!」///ドキッ


提督 「まだ装備の開発には時間かかるだろうし それができるまでなら相手することができるが…どうする?」


翔鶴 「…そっその、えと…」///カァァ


翔鶴 「…はい したいです」///


提督 「…わかった」スゥ…


クイッ


翔鶴 「っ!!」///ドキッ!! 顎クイされる


提督 「…かわいいよ 翔鶴」スゥ…


翔鶴 「あっ…」///提督が顔を近づけてキスしようと…



ヒュォンッッ!!!!!!…


提督&翔鶴 「「っ!!!!」」ゾクゥ!! 背筋が凍るような風が吹いて二人を襲う


如月 「…二人とも?わたしを気絶させといて…なにをしてるのかしら」ギロッ


提督 「きっ如月 目を覚ましたのか…」タラー…


翔鶴 「あっこ、これは…その、ね?」///アセアセ


如月 「…ずるいわ 翔鶴さんだけ」スクッ


翔鶴 「…っえ?」


如月 「司令官私もしたいわ!翔鶴さんなら特別に許可してあげるから3人で気持ちよくなりましょ!」///


提督 「…っえ 3人で?」


翔鶴 「すっ3P!?如月本気で言ってるの!?」///


如月 「もちろんよ!司令官いつも3人でするのは体力が持たないって言ってるわりには二回〜三回普通にやるでしょ?だから平気よね!」///


提督 「…いや、相手が1人なら二回〜三回で済むが二人だとそれの倍になるから…」


如月 「司令官 わたし知ってるんだからね?ほんとは3Pしたことあるんでしょ」


提督&翔鶴 「「っ!!!!」」///ドキッ!!


如月 「私が見た限りだと毎回翔鶴さんが入ってたけど…いや、伊19さんと川内さんと一緒にしてる時もあったわね」


如月 「翔鶴さんが入ってた時は瑞鶴さんか吹雪、伊19さんや川内さんの誰かと一緒にしてたわよね しかも五回〜六回普通にやってたよね」


翔鶴 「ーなっなぜそれを!!!?」///アワワワ


提督 「…みっ見てたのか?けっこう周りを気にしてやってたつもりだったんだが…」


如月 「そりゃもうバッチリ見てたわ!相手二人がベッドの上に重なり合って 女のマ〇〇が一緒に重なり合ってたところの間に司令官のチ〇〇が出たり入ったりと!」///


提督 「やめろ!女が下ネタ言うな!てか言い方が生々しいからやめろ!」


翔鶴 「ーっ…もっもしかして 私と瑞鶴が一緒に提督のを胸に挟んでサンドイッチしていたところも…!?」///


如月 「…胸がある人っていいわよね 瑞鶴さんぐらいならギリギリ挟めるけど……」ペターン


如月 「司令官気持ちよさそうだったわね 二人に挟まれながら舐められて…しかも顔にまでかけてさぞ気持ちよかったと見受けるわ」


提督 「マジで生々しく言うのやめろ!てかわざと言ってるだろ!」


如月 「バレた?」(๑>ᴗ<๑)


提督 「さすがにわかるわ!」


翔鶴 「ーっ!!」///カァァ


如月 「あの時の翔鶴さんはすごく一生懸命に舐めていましたよね 瑞鶴さんも負けじとカ〇部分を集中的に舐めてなめて舐めまくって…」


提督 「…如月 お前いい加減にしろよ?それ以上言ったら怒るぞ」


如月 「でも気持ちよかったのは事実でしょ?」


提督 「たしかにそれは事実だが…って、そうじゃなくてだな!」


如月 「…私じゃダメなの?わたしは胸がないから挟めない…だから私じゃダメなの?」


提督 「誰もそんなこと言ってないだろ てか、俺は胸を気にしないって昔何度も言っただろ」


如月 「でもどっちかって言うと胸が大きい方がいいんでしょ?翔鶴さんや伊19さんみたいな胸が大きい人の方が揉み応えがあるし、なにより司令官のお〇〇〇を挟んでしごくことだってできるんだから…」


提督 「だから下ネタ言うのやめろ!何度も言ってるが俺は胸のことに関してはノーコメントだ 大きかろうが小さかろうが関係ない 小さいやつは小さいやつでちゃんと魅力はある!(現に俺は貧乳の方が好きだからな)」


如月 「たとえばどういうところが魅力的なの?」


提督 「例えばか?例えるなら如月の場合は完全に真っ平らじゃなくて少しふっくらとしてるだろ あのまた全然ないわけじゃない感がすごく俺にとってそそる!」


提督 「小さくてもちゃんと感じてくれるし 巨乳とは違う柔らかさがあるからあれもまた俺的に興奮する!なにより俺が胸を揉んで少しでも大きくなると思うとそれもまた期待と興奮が増す!!」( •̀∀•́ )b


如月 「ーっ…」///カァァ


提督 「そんでもって 如月の胸の場合は小ぶりだから挟めないがそれでも俺のを無理やり挟んであのやわっこい胸を一生懸命動かして俺を気持ちよくしてくれるところなんてもう最高だぞ!俺のために一生懸命なのもわかるが俺のに直接感じるあの胸の柔らかさなんてさらに!」


翔鶴 「もっ元提督 それ以上は言わない方が…」///カァァ


提督 「っえ?なんでだ」( ˙ㅿ˙ )キョトン


翔鶴 「なっなんでって…聞いてる私も恥ずかしいですが、如月も……」///


如月 「〜っ…!!!!!!」///プルプル…


提督 「…如月?」


如月 「…ごっごめんなさい司令官 聞いといてなんだけど、まさかそこまで言ってくれると思ってなくて…もう言わないで!」///マッカッカ


提督 「っん そうか?まだ如月についていい所はいっぱいあるんだが」


如月 「そっそれはまた次の機会に取っておいて!いま全部聞いたらあとの楽しみがなくなっちゃうから言わないで!」///


提督 「…わかった 如月が納得してくれたようなら今日はやめておこう また聞きたくなった時は聞いてくれよ?」


如月 「えっえぇ…その時はお願いするわ(いぃ言えるわけないでしょばか!まさかそこまで私のことを思っていたなんて思ってもなかったわ!)」///


如月 「(本当ならいいところなんて言えないだろうと思って 言えないなら形で教えて欲しいって言おうとしたのに…司令官私のこと思いすぎよ!!)」///


翔鶴 「(いっいくら貧乳のいいところを教えて欲しいと言われたからってさすがに言い過ぎ…聞いてる私も恥ずかしくなるわ)」///


翔鶴 「(たしかに提督は胸を気にしないといつも言っていたけど、まさか貧乳にたいしてそこまで思っていたとは…)」///


翔鶴 「(…あれ?ちょっと待って 逆に考えれば、それは提督が貧乳に興味を示しているってことにもなる気が……)」


提督 「…なんか、する空気じゃなくなっちまったな ましてまだ外は明るいからよけいに」


提督 「仕方ない 二人とも、悪いが今はもうやめておこう なんかする流れじゃなくなっちまったからまた次にしような」


如月 「えっえぇ、わかったわ そうしましょう」///


翔鶴 「…あの、元提督 ひとつ聞いてもよろしいでしょうか?」


提督 「なんだ?」


翔鶴 「もしかしてですが…元提督って、胸が小さい方が好きですか?」オソルオソル


提督 「…」


如月 「…っえ?」


翔鶴 「小さい胸に対してかなり思っていたみたいなのでもしかしたらと思ったんですが…違いますか?」


提督 「…べつに、俺は胸が大きかろうが小さかろうが気にしないが」


翔鶴 「では胸が大きい私に対しても魅力があるところを教えてもらってもいいでしょうか?」


提督 「…さっきもう話さない方がいいって言ってなかったか?」


翔鶴 「それは如月に対してです 私にはまだ言ってませんよね なので胸のある者の魅力を教えてください」


提督 「…別に構わないが長くなるぞ?」


翔鶴 「かまいません お願いします」


提督 「…わかった それじゃまずはだな」








…数十分後……



翔鶴 「〜〜〜っ……!!!!!!」///プルプル… カオマッカッカ


如月 「〜っあわわわわわわ!!!!!?」///カオマッカッカファイヤー!!


提督 「んでな?胸が大きければ俺の顔に押し付けてきた時に埋もれさせるとこともできるし 後ろから抱きついてきた時も俺の背中にやわっこい感触が感じ取れるからそれはそれで興奮するんだ」クドクド


提督 「背中に付けられたまま耳元で俺に誘惑してくると背中がゾクゾクして今まで以上にムラムラ感が湧いて出てくるんだ だから胸が大きいやつも好きだぞ?」


提督 「…だいたいこんなもんかな これ以上まだ言えといわれるとちょっと思いつかないな」


翔鶴 「…もう、十分です 逆に言い過ぎです……」///


提督 「言い過ぎって…お前が言えっていったんじゃないか 言わせといて言い過ぎはないんじゃないか?」


翔鶴 「限度ってものがありますよ!しかも数十分に渡って言い続けるなんて聞いてません!」///


提督 「いや俺だってここまで時間かかるとは思ってなかったから…てか、限度があるってどこからどこまでが限度なんだよ?」


翔鶴 「それは…えと、そうですね そう言われるとどこまでが限度と言えるんでしょうか」ウーン


提督 「いや俺に聞かれてもわからねぇよ…」


如月 「ぎっ逆に限度なんてわかりようがないんじゃないかしら 人によっては一言でもいいって言う人もいれば思いつくこと全部言ってほしい人もいるから…」///


提督 「…確かにそう言われてみれば 瑞鶴の場合は言えるだけ言ってくれって言うけど吹雪の場合は少しで満足するな」


提督 「翔鶴と如月の場合はどうなんだ?少しだけでも満足するか?」


翔鶴 「…そうですね 私は軽く少しでも満足しますね?その時の機嫌にもよりますが」


如月 「わっわたしも少しで満足するわ 責められるのは弱いから逆に少しだけにしてほしい…」///


提督 「…そうか?わかった それじゃ次からはそうするよ 長々と話して悪かったな」


翔鶴 「いえ、謝らないでください むしろそこまで言ってもらえたことに私はすごく嬉しいのでむしろ感謝しています!ありがとうございます!」///


提督 「っえ?あっあぁ…(さっき言い過ぎだと言って怒ってなかったか…?)」


如月 「…その、ね?司令官 私も胸が小さいことに対してそこまで言ってくれたこと…すごく嬉しいわ ありがとね?」///モジモジ


提督 「あっあぁ…どういたしまして」



バッターン!!


夕立 「提督さんぶっぽるぎゃるピルぎゃっポッパァっ!」ダダダダダ…ガバァッ!!


提督 「おぼぅおぉぉっ!!!!!!」グフゥ!!!! 夕立が腹にダイブしてくる


那珂 「元提督!暇だから元提督の部屋の那珂(中)に入ってきたよ!!」キラリーン ←自学ネタ


神通 「なっ那珂姉さん さすがに自虐ネタはどうかと…」


提督 「うぅ…ゆっ夕立 お前はいつもいつも飛び込んで気やがって てか今の言葉なんだよ?ぶっぽるぎゃるピルぎゃっポッパァって?」


如月 「言えるの!?今の舌噛みそうな言葉!?てか長すぎて全然聞けなかったわ!」


夕立 「ぽいぽいぽーい!今の言葉はとあるゲームの殺人鬼が使う言葉っぽい!1回やってみたんだけどおもしろかったから真似してみたんだよ!」


夕立 「どうかなどうかな?夕立に似合う言葉だったかなっぽい?」(✪▽✪)キラキラ


提督 「…殺人鬼が使う言葉って お前は殺人鬼じゃないだろ?てか長いし舌噛みそうだし聞き取りにくいし…あまりいい言葉じゃなかったな」


夕立 「ポマード!夕立には似合わないっぽい!?」Σ(゚д゚lll)ガーン


提督 「なんでポマード…そうだな 夕立には殺人鬼が使うような言葉は似合わないな 夕立は殺人鬼じゃないし、こんなかわいい子が殺人鬼なはずがないしな!」


夕立 「か、かわっ…!」///カァァ


提督 「やっぱり夕立にはポイって言葉の方が似合うな!次からはそんな変な言葉を使わないでポイって言えよ?」


夕立 「…わ、わかったっぽい……」///プシュー…


那珂 「ねぇねぇ元提督 私もかわいいよね!那珂ちゃんもアイドル級にかわいいよね!」


提督 「えー…?」(ヾノ・ω・)イヤイヤ


那珂 「がーん!!私かわいくないの!?ブサイクなの…?」シュン


提督 「…冗談だよ お前が可愛くないわけがないだろ?すごく可愛いよ」


那珂 「えへへ〜!ありがとう元提督!」〈〃^∀^〃)ェヘヘ


神通 「あっあの、元提督 わたしは…」///


提督 「もちろんかわいいよ 那珂よりな!」


神通 「…あっありがとうございます……」///シュゥゥ…


那珂 「ちょっと!?元提督それはひどいよ!たしかに神通もかわいいけど、私よりかわいいなんて目の前で言うことじゃないよね!」


提督 「冗談だよ 二人とも同じくらいにかわいいよ!」


那珂 「えへへ〜!それでいいんだよそれで!」///ニヘラ


神通 「(元提督にかわいいって…)」///カァァ


提督 「…てか、時雨は?夕立が来たから時雨も来てると思ったんだが」


夕立 「時雨なら東提督さんと北提督さんを連れて射撃場に行ったっぽい!」


提督 「射撃場に?なんでまた まだ装備はできてないだろ?」


神通 「打つ時の姿勢を教えると言ってました 提督も元提督から許可が出たらすぐに打てるよう練習すると仰ってました」


提督 「…東はまだいいとして、北には打たせたくないんだよなぁ…」ハァ…


那珂 「なんで?東提督がいいなら提督にもやらせていいんじゃないかな?」


提督 「東はある程度の判断力と拳法を習って身につけてるからいいが、それに対して北は多少頭があるだけでなんも習ってない」


提督 「そんなやつが戦場に出たところで足でまとい しかも北はおまえ達の司令塔だから前線なんかに出たら真っ先に狙われる…そうだろ?」


那珂 「それは…うん そうだね 提督が前に出たら危ないね」


提督 「だからそんな簡単に戦わせるなんて言うんじゃねぇ 俺だって考えなしで言ってるんじゃねぇんだぞ」


提督 「本当だったら東にだって戦って欲しくないんだ あいつらは生身の人間でしかも女だ!だからよけいに戦わせたくない」


那珂 「それじゃなんで許可をあげたの?だめならダメって言えばよかったじゃん」


提督 「言っても聞かないんだよ 東が使ってる換装を捨てろとかそんな思考を捨てろって言ったんだがそれでも戦うって言うんだ」


提督 「ある意味感心するよ 一度決めたら絶対に曲げないことは良いことだが、だからといって指揮を出すやつも戦ったら絶対に指揮に影響が出るだろうからそれに関しては感心しないな」


如月 「司令官も同じじゃない 指揮出しながら前線に出てるじゃない?」


提督「俺は慣れてるからいいんだよ 前線に出ててもちゃんと指揮出してるだろ?」


神通 「はい たしかに出してました しかも的確にと言っていいほど完璧でした」


提督 「だろ?だから俺はいいんだ 前に出ながら指揮を出せてるからな」


提督 「…さてと、如月を慰め終わったことだし そろそろ俺は行くか」スクッ


翔鶴 「行くってどちらにですか?」


提督 「射撃場にだ 東たちが射撃訓練してるならそれを見てやらないといけないからな」


提督 「それじゃ俺は行くからお前たちもいつまでもここにいないで暇を潰せよ?」タッタッタッ…ガチャッ


パタンッ…


那珂 「…行っちゃったね」


神通 「そうですね 行ってしまいましたね」


夕立 「提督さんにもっと甘えたかったなぁ…」(´・ω・`)ショボーン


如月 「…同意」(。´-д-)ハァ-


翔鶴 「しかたないわ それじゃ私たちもここから出ましょう」スクッ


全員 「「はーい」」













射撃場



時雨 「もっと腰を低くして的を狙って その体制だと反動で着弾点がズレるよ」


提督(東) 「わかったわ」スゥ…


提督(北) 「…こんな感じ?」スゥ…


時雨 「そうそれぐらいだよ その体制なら撃った時に反動が半減するから打つ時はその体制を常時してね」


提督(東)&提督(北) 「わかったわ(はーい!)」



瑞鳳 「」バシュンッ


ストンッ


的 「」赤い丸の中心部に矢が刺さる


瑞鳳 「…」スゥ…ギリリッ


瑞鳳 「」バシュンッ


ストンッ


的 「」同じく赤い丸の中心部に刺さる


瑞鳳 「…ふぅ」スチャッ… 構えを解いて弓を下に下げる


瑞鶴 「…すごいわね あなたの打った矢、全部中心部に刺さってるじゃない」


瑞鳳 「…中心部に刺さってても全然だめです また数ミリズレてしまいました…一本目に打った矢のところに刺さらず、数ミリずれたところに当たっちゃいました」


瑞鳳 「これでは全然だめです 完全に同じ位置に狙って当てなくてはいけません!」


瑞鶴 「かっ完全に同じ位置って…それはさすがに無理じゃないかしら 私でもさすがにそれは無理よ…」


瑞鳳 「無理ではありません やるんです!元提督を助けるのに失敗は許されません もし失敗なんてしたら、元提督は殺されてしまいます!」


瑞鳳 「だからやらないといけないんです 全部同じ位置に当てて、ミスが出ないようもっと練習しなくてはいけません!」


瑞鶴 「…瑞鳳 少し気が入り過ぎよ おちつけなさい」


瑞鶴 「気が入り過ぎると逆に上手くいかなくなるわ そういうこと、提督に言われたことない?」


瑞鳳 「っ…」


瑞鶴 「わたしも何度も言われたことあるわ 提督のために今以上に強くなって、役に立とうと思って無理してでも練習を積んだことがあるわ」


瑞鶴 「でも提督はそれはやめろって止めてきたわ あまり根に詰めすぎても返って逆効果、無理して体壊しても困るから無理しない程度に練習をしてくれって怒られたわ」


瑞鶴 「まっ怒られたと言っても少し強めに注意されただけなんだけどね 私の場合は怒られたり、強めに言ってくれないとやめないからね」


瑞鶴 「だからあなたも無理してやらない方がいいわよ 無理して体壊したら元の子もないし、なにより無理したことによって提督に怒られるわ」


瑞鳳 「…たしかにそうかもしれませんが……」


瑞鶴 「気持ちはわからないでもないわ これが逆の立場だったらわたしも同じことをしてるわ もし提督が反乱軍になんてなったら、わたしはこの命に代えても助け出すわ!」


瑞鶴 「誰がなんと言おうと関係ないわ 他の人が殺すとか捕まえて処刑するだとか言っても、わたしがそんなことさせないわ!」


瑞鶴 「私の場合は提督には助けてもらった恩があるからそれを返すために助ける意味でもあるわ まっそれだけじゃ返せないんだけどね」


瑞鳳 「…過去に捨てられた瑞鶴さんを拾ってくれたことですよね」


瑞鶴 「っ! 知ってたの?」


瑞鳳 「はい 提督から聞きました わたしも悩み過ぎて精神崩壊しそうになってましたから…」


瑞鶴 「…そう あなたも精神崩壊を…」


瑞鳳 「…精神崩壊ってつらいですよね 私の場合は一歩手前で治まりましたが」


瑞鶴 「…ほんとよ だから根に詰めるようなことはしない方がいいわ まして、失敗した時のことなんて考えてるとよけいに精神崩壊を起こす可能性を高めるわ」


瑞鶴 「だから…」スッ…ギリリッ


バシュンッ!!


的 「」ドスンッポロッ… 瑞鳳の放った矢に直撃して的から抜けて落ちる


瑞鳳 「あっ…」


瑞鶴 「冷静に落ち着いてやってれば当たるものも当たるようになるわ だから余計なことは考えずに練習しなさい?」


瑞鳳 「…わかりました なるべく考えないようしてみます」


瑞鶴 「そうしなさい!」



提督 「っお!瑞鶴が指導してるのか?これは珍しい 明日は大雪かな」タッタッタッ…


瑞鳳 「提督…」


瑞鶴 「ちょっ!?それはどういう意味提督!私だって後輩に指導ぐらいするわよ!」


提督 「してるところほぼほぼ見たことないんだが」


瑞鶴 「そんなことないわよ!えぇと…そう!鳳翔さんの時に指導したことがあるわ!」


提督 「…あの時か?あれ、完全にお前が教わってたよな?鳳翔から指導食らってたのお前だよな?」


瑞鶴 「ちっちがうわよ!最初はわたしが教えてたんだけど、その後この教え方だとダメとかこうした方がいいとかって言われて…」


提督 「結果的には鳳翔に教わってたと?」


瑞鶴 「…うん」


瑞鳳 「そこは素直ですね…」


提督 「教えてる側が教えてもらってどうすんだよ…」


瑞鶴 「だって…相手が鳳翔さんなんだもん しかも正論だからよけいに言い返せなくて……」


提督 「まぁ相手が鳳翔だからな 下手に反論すると正論をぶつけられて叱られるからな」


瑞鶴 「うん…」シュン…


瑞鳳 「…あの、鳳翔さんってまさか、ラバウル基地に着任していた鳳翔さんですか?」


提督 「そうだよ」


瑞鳳 「あっ…そ、そうなんですか……やっぱり、あの方でしたか……」フイッ…


瑞鶴 「…? 瑞鳳?どうかしたの なんかいきなり挙動不審になったけど」


瑞鳳 「いっいえ、なんでもありません…ほんとに、なんでも……」


瑞鶴 「?」


提督 「…俺は気にしてないから平気だぞ?瑞鳳 鳳翔が捕まってること」


瑞鳳 「っ!!」ギクッ!!


瑞鶴 「…っえ?捕まってるって…まさか!?」


瑞鳳 「…知ってたんですか 鳳翔さんが反乱軍に捕まっていること…」


提督 「あぁ 上官から聞いたんだ 天龍たちがこっちに来るときに鳳翔のこともな」


瑞鳳 「…すみません 私のせいで、鳳翔さんは……」


提督 「別にお前のせいじゃないだろ それにだれもお前のせいとも言ってないし、俺は気にしてないと言ったよな なにがなんでも自分のせいにするな」


瑞鳳 「…すみません 気を悪くさせて…」


提督 「あぁいや、だから別に気にしてないから謝らなくても…」


瑞鶴 「ちょっと提督!なに瑞鳳をいじめてるのよ かわいそうじゃない!」


提督 「っえ!?いや、別にいじめては…」


瑞鶴 「よしよし?かわいそうに…こんなに怯えちゃって よほど怖かったのね」ナデナデ


瑞鳳 「…っえ?いや、べつに怯えては…」


瑞鶴 「提督 提督は昔と違って口が悪くなってるんだから気をつけなよ?まして、そんな怖い目付きで怒鳴られたりしたらよけいに相手を怖がらせるからね!」ナデナデ


提督 「目つきわる…」グサッ


瑞鳳 「…あの、わたし べつに怖がってはないんですが てかいつまで頭を撫でてるんですか」


瑞鶴 「無理しちゃだめよ ほんとは怖かったんでしょう?あんなにも目付きが悪い人に睨みつけられたら誰でも怖がるわ」


瑞鶴 「怖いわよね ホンットに怖いわよね」ナデナデ


提督 「」ズーン…


瑞鳳 「あっあの、提督 ものすごく落ち込んでるんですが……」


瑞鶴 「へいきよ いつものことだから!」


瑞鳳 「いやいつものことって…」


提督 「…はは いつものことか…そうだよな 目つきが悪いのは自覚してるし、だれかに目つき悪いとかって言われてもおかしくはないからな……」ズズーン…


瑞鳳 「あぁぁてっ提督!怖くなんてないですよ!提督の目は凛々しくてカッコイイですよ!」((((;゚Д゚)))))))アワワワ


瑞鳳 「みなさんは怖いと思っているようですがわたしは怖いとは思っていませんよ!だから落ち込まないでください!」アセアセ


提督 「無理しなくていいよ…散々言われてきたことだから今さら……」ハハッ


瑞鳳 「瑞鶴さん!あなたのせいなんですから瑞鶴さんも慰めてください!!」ヒソヒソ


瑞鶴 「むっふふー!わかってないわね瑞鳳 これだからお子ちゃまわ!」(* ॑꒳ ॑* )フフン


瑞鳳 「…っあ?」(#^ω^)ピキピキ


瑞鶴 「じっじょうだんよ さすがにお子ちゃまは言い過ぎたわ…」ゾクッ


瑞鶴 「でも瑞鳳 今の慰め方じゃ提督は元気出さないわよ?もっと別の方法で慰めないと!」


瑞鳳 「別の方法…?」


瑞鶴 「今手本を見せてあげるわ 見てなさい!」



提督 「…はぁ……目つき悪くて怖いか……」ズズーン…


瑞鶴 「てーとく!そんなに落ち込まないでよ いつものことでしょ?提督が目つき悪いとか怖いとかって言われるの」


提督 「それは…まぁ、そうだけどよ……」ハァ…


瑞鶴 「そんなこといちいち気にしてたらキリがないでしょ?ほら 元気だして!」


提督 「…」ハァ…


瑞鶴 「…ねぇ、もし元気が出ないようならわたしにも考えがあるわ」


提督 「…考え?なんだよ」


瑞鶴 「…今から、しない?」


全員 「「っ!!!!!?」」///


提督 「…っえ?しないって…あっち系の?」


瑞鶴 「そうよ!落ちつかないなら一発抜いて落ち着くのが一番!だから今ここでみんなに見せびらかすようにやらない?」


提督 「…いや、さすがにここでやるのは……」


瑞鶴 「そう?それじゃ今から部屋に行ってしましょう!それならいいでしょ?」ニヤッ


提督 「…部屋なら…そうだな」


瑞鶴 「(ふふふ!この様子ならうまくいきそうね この調子で流れを掴めば今から提督と…!!)」ムフフ


瑞鶴 「(提督は目のことで言われて落ち込むといつもみたいな固い性格がゆるくなるからこのタイミングを見計らって慰める=S〇Xがしやすくなる!)」


瑞鶴 「(さすがに中にまでは出さないけどS〇Xできれば私はそれでいい!奥までズンズン突いて思いっきりイかせてほしい!!)」///ハァハァ


瑞鶴 「提督がイった瞬間にわたしもイきたいからよけいにしたいわ!早く部屋に行って提督と…!!」///(*´Д`*)ハァハァ


提督 「おい 思考がダダ漏れだぞ瑞鶴 口から出てるぞ」


瑞鶴 「はっ!?ちっちがうの提督!これは、その~あぁぁあの!?」((((;゚Д゚)))))))アワワワ


提督 「…」


瑞鶴 「…ごっごめんなさい ちょっと提督が落ち込んだのを利用してしようとしてました…」シュン


提督 「素直でよろしい」


提督 「まったく あまり人の弱みを握るようなことはするなよ?俺ならまだいいが他の奴なんかに絶対するなよ」


瑞鶴 「はい…」


提督(東) 「(ひっ人前で公開性行為……)」///


提督(北) 「(よく平気でみんなの前で言えるなぁ…わたしなら絶対無理だよ!!)」///


時雨 「(瑞鶴さん…あいかわらずだね 知ってたけど)」


瑞鳳 「(私のとなりで変な事言わないでよ!みんなの視線がこっちに向いてるから私まで巻き添いだよ!!)」///


提督 「それと東 ほら」ポイッ


提督(東) 「っえ?おっと!」カタンッ


瑞鶴 「(…っん?あれって…)」ピクッ 提督が東提督に渡した物を見つめる


時雨 「(TSサーベル…なんで東提督に渡して?)」


提督(東) 「…これは?」提督から黒く塗られた鞘に納められた刀を受け取る


提督 「TSサーベルだ お前に貸しとく」


時雨&瑞鶴 「「っえ!!!?」」


提督(東) 「…いいの?私から言っといてなんだけど、ほんとに借りちゃっていいの?」


提督 「いいよ ただし、扱い方だけには充分に気をつけろよ!誤って自分の腕とかに切りつけたらそこからなくなるからな!」


提督(東) 「それはわかってるわ 青葉からもかなり危険だと警告されてるから扱い方は気をつけるわ」


提督 「ならいい 切りつけ方などは砲撃練習と同時に教えるから一人で自主練する時にその刀を使うことは絶対にするなよ いいな?」


提督(東) 「わかったわ」


時雨 「提督!TSサーベルを東提督に使わせるのかい!?危険すぎるよ!!」


瑞鶴 「そうよ!いくら東提督も戦いに参加するとはいえ、TSサーベルを使わせるのはやりすぎよ!」


提督 「しかたないだろ?俺がダメだと言っても東が使いたいって駄々こねて聞かないんだから」


時雨 「そういう問題じゃないよ!聞く聞かない以前の問題だよ!」


時雨 「提督だってわかってるよね!あのサーベルはどんなに硬い物でも力を入れなくても一刀両断するほどの切れ味を持ってるの!」


瑞鶴 「そうよ!万が一、自分に降りかかってきた場合大ケガじゃすまないわ!最悪死ぬわよ!」


提督 「だから切りつけ方とかも教えるんだろ?使い方さえ覚えちまえばなんとかなるだろ」


時雨 「万が一ということがあるよ!いくら切りつけ方を覚えたところでぜったいにミスしないとは限らない!」


時雨 「提督ならミスしたとしてもすぐに体制を整えて次の手を考えることができるけど、東提督にそんな技術ないよ!」


提督(東) 「ちょっ!?それどういう意味よ時雨!私だってある程度の知識や武術は持ってるのよ!」


時雨 「じゃあ仮にミスをしたとしよう もしたった一人で深海棲艦の大群に囲まれた場合、東提督はその状況に応じていい案を思いつくことが出来るかい?」


時雨 「普通の人なら殺される恐怖心に怯えて理性は愚か、思考回路だって回らなくなる そんな状況になったら戦うことは出来るかい?」


提督(東) 「そっそれは…」


瑞鶴 「普通ならムリよ 絶対にムリ!艦娘である私だってそんな状況に出くわしたら、殺される恐怖心に陥って考えるどころか逃げることだってできなくなるわ」


瑞鶴 「それに東提督は深海棲艦の真正面まで走ってそのサーベルを切りつける勇気はあるの?普通の人間が真正面から攻めるなんて自殺行為にも程があるわ!だから尚のことムリよ!」


提督(東) 「ーっそ、そんなのやってみないとわからないでしょ!それに私一人で深海棲艦に囲まれる目に遭うなんて、滅多なことがない限りないでしょ!」


時雨 「じゃあさらにもう一つ聞くよ 東提督は自らの手で深海棲艦を殺せるかい?」


提督(東) 「っ!!」ギクッ


瑞鶴 「私たち艦娘は戦うのが当たり前だから深海棲艦を倒しても平気だけど、東提督は普通の人間なのよ 普通の人間が深海棲艦を殺したら罪悪感が襲ってくるかもしれないのよ」


時雨 「深海棲艦も人型だから もし殺したりしたら人を殺した時と同じような罪悪感が降りかかると思うんだ そんなのが振りかかってきたら東提督は今までみたいに作戦指揮などを取ることができるかい?」


時雨 「僕なら無理だと思うよ 東提督は優しいからぜったいに後悔するよ」


瑞鶴 「わたしもそう思うわ やめるなら今のうちよ!」


提督(東) 「ーっ…」ググッ


提督(北) 「ふっ二人とも言い過ぎだよ!さすがにそこまで言ったら…」オロオロ


瑞鶴 「提督さんは黙ってて これは遊びで言ってるんじゃないの 本気で言ってるのよ!」


提督(北) 「そっそれはそうもしれないけど…」


瑞鳳 「…」二人の言っていることは正論だと思っているためなにも言い返せない


提督 「…はぁ 二人とも、そこまでにしておけ?それ以上追い詰めるな」


提督 「東にだってプライドというものがあるんだ 艦娘と一緒に戦って少しでも前に出ようとしてるんだからその意気込みを無駄にさせるな」


瑞鶴 「でも提督 提督だってわかってるでしょ!普通の人間が深海棲艦と戦ったらどんなに危ないか!!」


時雨 「そうだよ!仮に出たとしても、深海棲艦を殺めたらその罪悪感が今後ふりかかってくるかもしれないんだよ!」


提督 「もし罪悪感とかが振りかかってきたら俺がなんとかする それならいいか?」


瑞鶴&時雨&提督(東) 「「…っえ?」」


提督 「返答は?」


時雨 「…できるのかい?罪悪感に押しつぶされそうになってる人を助けるのは簡単じゃないよ」


提督 「たしかに楽じゃないな だけどな時雨、俺を誰だと思ってる?俺が今まで何人も助けたことがあるのを知ってるよな」


提督 「瑞鶴 お前もその一人だからわかるよな?精神崩壊したお前を付きっきりで見て治したのは俺だからな」


瑞鶴 「…たしかにそうだけど……」


提督(東) 「…見てくれるの?もし私が手を染めたら、南は助けてくれるの?」


提督 「あぁ!もちろん助けてやる お前が手を染めて、 罪悪感を背負って精神崩壊を起こしたとしても必ず助けてやる!」


提督 「俺は仲間を見捨てる真似はしねぇ!誰かが困ってたらそいつを助ける それは俺の決まりだ!」


提督 「だから安心してくれ もし心が闇に落ちたとしても俺が必ず光に戻してやる 何日かかろうが何ヶ月かかろうが絶対にな!」ニカッ


提督(東) 「南…!」///キュンッ


提督 「それならいいだろ?二人とも もし東が手を染めたとしても俺が見る もちろんそうならないようにもする!」


瑞鶴 「…」


時雨 「…あまり納得したくないけど、もしそうなったら提督が見てくれるならいいかな」


瑞鶴 「…そうね わたしも納得しづらいけど、提督がそれでいいならいいわ」


提督 「ありがとな 二人とも!」


提督(東) 「…」


提督(東) 「(…青葉の言う通りだったわね もしわたしが手を染めたら南に助けを求めるといいって言ってたけど、正にその通りね)」


提督(東) 「(手を染めたとしても必ず助けてやる…か ふふ!そんなマンガみたいなことよく平気で言えるわね わたしなら恥ずかしくてそんなセリフ言えないわよ)」


提督(東) 「(…でも、そんなこと言われる日が来るなんて思ってなかったからすごく嬉しいわ やっぱり南はかっこいいわ!」///ウットリ


提督(北) 「(ひっ東の顔が女の顔に!?スゴく嬉しそう…いいなぁ わたしも言われたいなぁ)」


提督 「そういうわけだから東 お前もなるべく自分の手で殺めないように気をつけてくれよ?そうさせないためにも俺も全力でフォローするから!」


提督(東) 「うん!迷惑かけちゃうけど頼むわね」


提督 「任せとけ!大船に乗ったつもりでな!」



明石 「提督ー!完成しましたよ 新しい装備!」タッタッタッ… 新しい装備を持って東提督の元に駆け寄る


提督(東) 「もうできたの?さすがに早すぎない?いくら設計は事前にできてたとはいえ、まだ30分ぐらいしか経ってないわよ」


明石 「いやぁ!工房にいた妖精さんがものすごく優秀な方でしてね ものすごく腕の立つ方だったんですよ!」


明石 「設計図を見せたらすぐに理解してくれて一緒に作ってもらいました あんなにも優秀な妖精さん見たことありませんよ!」


提督 「…その主砲、大きさからして約8cmか?ずいぶんと小さいが」


明石 「はい!最初は10cm連装砲にしようかと思ったんですが考えるに考えて8cm連装砲にしました 練習用装備なので慣れてくればまた新しくお作りしますよ!」


提督 「なら単装砲の方がよかったんじゃないか?連装砲より単装砲の方が安定がいいと思うんだが」


明石 「たしかに単装砲の方が連装砲と違って重さも軽いし砲身もひとつしかないので命中も良くなるとは思いますが単装砲だと連射ができないじゃないですか」


明石 「できたとしてもやはり連装砲と比べたら弾が出る速度は全然違いますからね 連射ができれば複数の敵が攻めてきた場合にすぐ対処できるので連装砲の方がいいかと思い作りました」


提督 「なるほど たしかにそれを考えたら連射精度がいい連装砲のほうがいいな」


提督 「でも、まだ練習だから単装砲でもよかったんじゃないかな?まず撃つことに慣れないといけないから連射とかを気にするのはその後でもいいと思うが」


提督 「逆に慣れてないのに連射させて撃ったらどこに行くかもわからないし また手を痛める可能性だってある」


明石 「…ふむ たしかにそうかもしれませんね それなら単装砲も用意した方が良さそうですね」


明石 「わかりました!それではすみませんが今から作りますのでまた30分ぐらいお時間もらいますね!」



提督 「すまないが頼む それと7.7mm機銃もひとつ作っといてもらえないか?」


明石 「っえ 7.7mm機銃をですか?なんでまた対空装備の武器を?」


提督 「もし東が主砲を持てなかった場合を考えて対空装備の練習もしときたいんだ 機銃なら少し練習すれば簡単に扱えるようになるからな」


明石 「わかりました!それではふたつ合わせて45分くらい時間をもらえますね!」


提督 「あぁ なるべく出来が良いのを作ってくれよ?早く作りすぎて欠陥が出ないようにな」


明石 「任せてください!あっ連装砲渡しておきますね」スッ


提督 「おう」ガシッ


明石 「よーし!張り切って作るぞー!!」タッタッタッ…



提督 「…しかし、ずいぶんと軽いなこの8cm連装砲 これ撃った時フレーム持つのか?なんか打った瞬間バラバラになりそうだが…」


提督 「…まぁ明石が作ったんだし平気か あいつがすぐ壊れるような武器なんて作るわけないしな」


提督 「それじゃ東 さっそく練習してみるか?」


提督(東) 「えぇ 指導お願いするわ!」


提督 「それじゃまず右手で持って的に向けて構えろ 構え方はさっき時雨から聞いたよな?」スッ


提督(東) 「えぇ聞いたわ!まず右手を伸ばして構え 腰を低くして反動を抑えるように体制を取る!」ガシッ…スッ


提督(東) 「主砲は遠ければ遠いほど角度を上にあげていかないといけない 射程距離は12.7cm連装砲で大体30mが限界だからこの8cm連装砲だとおよそ20mが限界だと思う」


提督(東) 「的までは約20m 狙いを定めて…発射!」スゥ…


カチンッ


全員 「「…」」


提督(東) 「…あれ?」


提督 「…明石のやつ 主砲のことしか考えてなかったな?弾作るのぜったい忘れてるだろ…」ハァ…


提督(東) 「そっそうね…(かっ空打ちで掛け声つけちゃった 恥ずかしい…)」///


提督(北) 「(うわぁ…東すごく恥ずかしがってる あんなに掛け声付けて打ったら弾が入ってなかったなんて……)」


時雨 「(かわいそうだね 東提督…)」


瑞鶴 「あっはははは!掛け声付けての空打ちあはははは!」ゲラゲラ


瑞鳳 「ちょっ!?瑞鶴さん!」


提督(東) 「ーっ…」///プルプル…


提督 「ずいかくっ!!」ギロッ!!


瑞鶴 「っ!!!?」ビクッ!!


提督(東) 「…ごめん南 今日の練習はもうやめにするわ…それと一人にさせて!」///ダッ!!


提督 「あっおい!?まてひが…」


タッタッタッ!!…


提督 「…足はえぇ 呼び止めてる暇がなかった…」


提督 「…おい瑞鶴」


瑞鶴 「ひぃっ!?はっはい!!」ビクッ!!


提督 「笑うのは構わないが口に出して言うな 次から心ん中で笑え いいな?」ギロッ


瑞鶴 「はっはい!!ごめんなさい!」


提督 「はぁ…如月の次は東か なんでこんなにも問題ごとが…」ヤレヤレ


提督 「ちょっと東を追いかけてくる お前らは好きにやっててくれ」


提督 「とくに瑞鶴 お前に念押しして言っておくが次こんなことしたら罰を与えるからな!いくら今の提督が俺じゃなくても俺が北に言えばその通りになるからな!」


瑞鶴 「はい!肝に銘じておきます!」ビクッ


提督 「北、次瑞鶴がさっきみたいなことしたら罰を与えてやってくれ 生半可な罰じゃ足りないから厳しくやってくれ?」


提督(北) 「うっうん わかったよお兄ちゃん」


提督 「さてと、東を追いかけに行くか…なんで同じ日に二度も同じようなことが起きるんだ 今年厄年だったかな……」タッタッタッ…



時雨 「…ものすごくぶつくさ言いながら行ったね 提督も大変だね」


瑞鳳 「そうですね さて、わたしもそろそろ練習を再開しましょう 東提督のことは提督に任せて平気でしょうし」


時雨 「そうだね それじゃ練習を…と言いたいけど、僕のところは肝心の東提督がいないんじゃ話にならないね 北提督だけに教えるわけにはいかないからね」


提督(北) 「…なんで?別に教えてくれてもいいじゃん」


時雨 「そういうわけにはいかないよ 北提督は提督から戦っていいって許可もらってないでしょ?逆に戦わないでくれって言われてるから僕から教えることはできないよ」


時雨 「言い方わるいけど、さっき東提督に教えてる時についでで教えたけど今は東提督がいないから北提督だけに教えることはできない だから諦めてほしいな」


提督(北) 「えぇー!いいじゃんべつに教えてくれても!わたしだっていつかは戦うことになるんだから早めに教えてもらってた方がすぐに戦うことできるじゃん!」


時雨 「たしかにそうかもしれないけど、だとしても提督から許可は出てないから教えることはできないよ 無理に教えたら僕が怒られちゃうからね」


提督(北) 「その時は私が言うから教えて!私が言えばお兄ちゃんも聞いてくれるから安心して!」


時雨 「いやさすがにそれは無理だと思うよ やろうとしてる事がしてることだから…」


瑞鶴 「うん絶対無理だと思うわ 提督さん諦めた方がいいわよ やって盛大に怒られる前に…」


提督(北) 「だいじょうぶだよ!お兄ちゃんなら許してくれるよ!」


瑞鶴 「いやだから無理だって…」


提督(北) 「平気だよ!だから教えて!」


時雨 「(うーん…たしかに提督が言ってた通り強情だね これはちょっとめんどくさいな…)」ウ-ン


時雨 「(これで教えたら確実に提督に怒られるし、かといって教えなかったらずっと教えろって言ってきそうだなぁ…そうなると非常にめんどくさい どうしよう…)」


瑞鶴 「提督さん 提督に絶対怒られるからやめときなさい 怒られたくないでしょ?」


提督(北) 「お兄ちゃんは怒らないもん!だから教えて!」


瑞鶴 「だーかーらー!!」イラッ


瑞鳳 「瑞鶴さんバトンタッチです 私が変わります」


瑞鶴 「…っえ?わ、わかったわ」


瑞鳳 「北提督さん そんなに自分自身で戦えるようになりたいんですか?」


提督(北) 「うん!わたしもみんなと一緒に戦いたい!東がやるんだったらわたしもする!」


瑞鳳 「…本気で言ってますか?」


提督(北) 「ほんきだよ!嘘でこんなこと言わないよ!」


瑞鳳 「…そうですか わかりました…では、」スゥ…


ヒュォオォォォンッッ!!!!!!


全員 「「っ!!!!!!!?」」ゾクゥッ!!!!!! 背筋が凍るような冷たい風が吹き荒れる


瑞鳳 「…これでも…まだやりたいと言いますか?北提督さん」ギロッ 非常に冷たい目で北提督を細くさせた目を睨みつける


提督(北) 「えっ、あ…えと……」ビクビク…


時雨 「(こっこの感じは…!!!?)」ゾクッ


瑞鶴 「(てっ提督の睨みつけと同じ気迫!!なんで瑞鳳がこの気迫を!!!?)」ゾクッ


瑞鳳 「…どうなんですか北提督さん まだやりたいと言いますか?まだやりたいと言うなら言ってみてください」


提督(北) 「…えと、その…それは……」ビクビク…


提督(北) 「…やっやりた…い……」プルプル…


瑞鳳 「そんな怯えた声でやりたいと言われてもやらせられませんよ もしそんな状態で敵と遭遇したらすぐ殺されますよ!死にますよ!戦いを舐めてるんですか!!」


瑞鳳 「悪いですがその様子では教えることはできません もしほんとに教えてほしいならまずはどんな時でも恐怖心を抑える事が出来るようになってください いいですね?」


提督(北) 「…うん わかった まずはそうするよ…」シュン…


瑞鳳 「納得してもらえてなによりです」


瑞鶴 「…瑞鳳 あなた、今のって…」


時雨 「…もしかして、睨みつけかい?気迫は提督と同じものだったけど、効果的には如月と一緒みたいだけど…」


瑞鳳 「…っえ?如月さんも使えるんですか?」


時雨 「うん 如月の睨みつけはみんなと違って目を合わせる必要性がない(提督の本気は除く)のと半径100m内に入った対象者を一瞬だけど動きを止めることができるんだ」


提督(北) 「っえ!?半径100m!?しかも対象者って誰に睨みつけるか選べるの!?」


瑞鶴 「そうよ 使いたくない相手は除くことができて、逆に使いたい相手には使うことができるチート系な技よ まったく如月にはもったいない技よ?」ハァ…


時雨 「しかも性格が性格だからね あまり如月にはついて欲しくなかった技だよね…」


提督(北) 「…そんなにひどいの?さっきお兄ちゃんたちが話してるのを聞いてたけど、東南我原鎮守府の提督を脅してここに着任させたって言ってたけど…」


瑞鳳 「…っえ 脅した?」


時雨 「…北提督は過去リンガ泊地の事件って知ってるかい?」


提督(北) 「リンガ泊地事件…?」


瑞鳳 「…リンガ泊地事件ってたしか前任提督が艦娘を監禁して一日中監視していたと言われてる事件のことですか?」


瑞鶴 「っ! よくしってるわね その通りよ」


時雨 「如月はその内の被害者で加害者でもあるんだ」


提督(北) 「…っえ?」


瑞鳳 「たしか…前任提督を半殺しにしたんでしたっけ?12.7cm連装砲で両手両足を吹っ飛ばしたと聞いてますが」


提督(北) 「っえ!?そうなの!?」


時雨 「…うんそうだよ 如月は過去に元提督を殺しかけてるんだ」


瑞鶴 「かなり大事だったらしいわよ 元リンガ泊地提督はなかなか有名でね?過去最高提督と呼ばれてた人達と比べたらまだまだな人だったけど、それなりの戦績を持ってたのよ」


時雨 「上の人たちも期待してた指揮官だったからよけい騒ぎになってね 一時如月を解体する声もあがってたんだ」


瑞鶴 「でも上官さんがそれを止めたのよ いくらなんでも解体はかわいそうだから誰かの鎮守府に着任させてやろうって上官権限を使ってまで言ったのよ さすがに上官権限を使われたら下につく人たちも納得するしかなかったみたい」


提督(北) 「…それで、誰か引き取ってくれる人いたの…?」


時雨 「もちろんいないよ 逆にそんな艦娘を引き取りたいっていう人なんているわけないじゃないか?…まぁ、一部除いてね」


瑞鳳 「…提督ですか」


瑞鶴 「そうよ 上官からお願いされたというのもあるけど提督も他に引き取り手がいなければ引き取るつもりだったみたい まったく提督も優しすぎるんだから…」ハァ…


時雨 「それで引き取ったのはいいんだけど…まぁ、いろいろと問題事が発生してね…」ハァ…


提督(北) 「問題?」


瑞鶴 「如月の性格はさっき龍田も言ってたけど短気でね?何か事あるごとにキレて暴れまくってたのよ」


時雨 「しかも暴れるだけならまだかわいいよ それを提督が止めに入るともうすぐさま飛びついて抱きついてはキスしてはで…あぁ 思い出したらイライラしてきた」キリキリ…


瑞鶴 「わたしも…なんであの子ばかり構われてるのよ わたしだってかまって欲しかったのに…」ギリギリ…


瑞鳳&提督(北) 「「(それは二人の願望じゃ…如月のせいではないと思う)」」


時雨 「まぁこの話はいいとして 僕は今から自分の自主練をはじめるから北提督はもし東提督が戻ってきたら教えてあげるね」


提督(北) 「うん その時はおねがい」


時雨 「…話が脱線しちゃったけど瑞鳳 さっきのって提督が使う睨みつけと一緒かい?気絶はしなかったから効果は如月と同様みたいだけど」


瑞鳳 「いいえ 今のは睨みつけではありません ただ気迫を出して押しただけです」


瑞鶴 「っえ ちがうの?すごく似てたけど」


瑞鳳 「たしかに似てるかも知れませんがかなりちがいますよ わたしは提督たちみたいに睨んだだけでは戦意喪失にさせることはできません」


瑞鳳 「できたとしても数秒間その場で動けなくするだけなうえに私自身も使ってる間は動くことはできません 範囲もだいたい30mぐらいしかありませんから使いどころが難しいんですよね…」アハハ…


瑞鶴 「でも数秒動きを止められるだけでもすごいじゃない!しかも気迫で動きを止めるから目を合わせる必要もないから使い勝手が良すぎよ!」


時雨 「いいなぁ みんなそういうのが使えて…僕も使えたらなぁ…」ハァ…


瑞鶴 「同感だわ…私も使えたらよかったわ……」ハァ…


瑞鶴&時雨 「「はぁ…」」(;´Д`)ハァ…


瑞鳳 「(…どっどうしよう こういうときってなんて声をかければ……)」


提督(北) 「ーそっそうだ!ねぇ三人とも ここで話してるのもなんだし もしこのあと暇なら少し遊ばない?」


時雨 「遊びかい?べつにかまわないけどなにしてあそぶんだい?」


提督(北) 「うーん…そうだね 昔お兄ちゃんと一緒に遊んでたゲームでもしようかな?」


瑞鶴 「どんなゲーム?」


提督(北) 「Hトランプっていう遊びなんだけど?」


三人 「「Hトランプ!!!!!?」」


提督(北) 「? なにそんなに驚いてるの?なんか変なこと言ったかな?」


時雨 「え、えっと…きっ北提督 そのHトランプってどういう遊びだい…?」オソルオソル


提督(北) 「っえ?べつに普通の遊びだよ」


瑞鶴 「その普通ってどういうことをするの?どのくらいまでするの!」


提督(北) 「??? どのくらいまでするのって一体なにを言ってるの?」


瑞鳳 「…あの、北提督さん そのHトランプというのは一体どういったルールなんですか?」


提督(北) 「ルールは至ってシンプルだよ やり方的には真剣衰弱と一緒なんだけど、始める前に一枚カードを表にするの」


瑞鳳 「っえ?始める前に一枚表にするんですか?」


提督(北) 「うん お互い二枚のカードを表にして同じ数字が揃ったら取って自分の持ち札にする 勝敗はカードが多い人が勝ちでしょ?それも変わらないよ」


提督(北) 「最初から表になってるカードと同じ数字が一枚目か二枚目に引いた場合はそれをペア扱いにしてそのカードを取ることができるの それを私たちはhold(持ちこたえる、耐える)って言うの!」


瑞鶴 「hold…?なんでholdって言うの?」


提督(北) 「表にして同じカードを引けない時はずっとそのカードはその場に残ったままだからそれでholdって呼んでるの!」


提督(北) 「それでその表になってるカードがなくなったらまた一枚適当に表にするの 同じ数字を当ててまた引けるのは二度までだから連続で引くことはできないよ」


提督(北) 「どう?だいたいわかったかな」


瑞鶴 「…えっと、ようするにHトランプのHはholdって意味で付けたの…?」


提督(北) 「そうだよ holdの頭文字を取ってHトランプって付けたの!略して言えば一々長い言葉を言わなくて済むからね」


時雨 「へっへぇ そうなんだ そういう意味でつけたんだ…それならよかったよ」


提督(北) 「? なにがよかったの?」


時雨 「あぁいや、なんでもない べつになんでもないよ?気にしないで」


提督(北) 「?」


時雨 「(Hって付いてるからもしかしてエッチなことをするゲームかと思ったよ 主に脱衣ポーカー的ななにか…)」


瑞鶴 「(あぁよかった まさか提督が提督さんと幼いときにそんなことをしてるのかと思ったわ…してたらドン引きだわ)」


提督(北) 「でも、Hトランプって言うとお兄ちゃん毎回苦笑いするんだよね なんでだろ?」(;-ω-)ウーン


瑞鶴&時雨 「「(それはHって付いてるからだと思うけど…)」」


瑞鳳 「…えっと、それは頭文字にHが付いてるからじゃないでしょうか?」


瑞鶴&時雨 「「(言っちゃったよこの人!?)」」


提督(北) 「っえ?なんでHがついてるとダメなの?なんかへん?」


瑞鳳 「まぁ…holdの意味で付けていることを知っている方ならいいかもしれませんが知らない人から聞いたらちょっと…」


提督(北) 「なんで?」←昔からずっと言っているためそれが普通だと思っている


瑞鳳 「っえ なんでって…Hって単語で他の言い方に直すとどういう意味かわかりますか?」


提督(北) 「…え、エッチ…だよね」


瑞鳳 「そうですよね なのでHトランプって聞くと脱衣系のトランプゲームの意味で言っているのかと勘違いしてしまうので…」


提督(北) 「……」


提督(北) 「っ!!!!!?」///カァァ!!!!!!


瑞鳳 「…お気づきになりましたか?」


提督(北) 「っあ!わ、わたし ちょっちがう!えっHトランプってそういう意味じゃないよ!?Hっていうのはholdの意味で!!!!」///ヽ(//〇□〇//)丿


瑞鳳 「それはわかっていますよ 北提督がそういう意味で言ってるわけじゃないことは理解してます」


瑞鳳 「ただ 次からはHではなくholdトランプと言った方がいいですね そっちの方が確実に間違われることはないので」


提督(北) 「うっうんわかった つぎからはそう言うよ」


時雨 「それじゃ話がまとまったところでそのholdトランプって遊びをやろうか 僕の部屋でよければそこでやろ?」


提督(北) 「さんせーい!」


瑞鶴 「そうね やりましょう!」


瑞鳳 「わたしはやめときます 少しでも強くなるために練習するので三人で遊んでてください」


提督(北) 「っえ?瑞鳳は遊ばないの?」


瑞鳳 「はい お誘いはありがたいんですがわたしは今よりもっと強くならなくてはいけません わたしが過去最悪の元凶を巻いた種ですからわたしがみなさんより弱くてはいけません」


瑞鳳 「自分のケツは自分で拭かなくてはいけません 元提督を助けるためには力が必要です ぜったいに元提督を助けるために…!」ググッ


瑞鶴 「瑞鳳 さっきも言ったけど根に詰めすぎよ 落ち着きなさい」


時雨 「そうだよ 瑞鳳の気持ちもわからなくはないけど気を張りすぎだよ ずっとそんなんだと精神的に疲れるよ」


瑞鳳 「それはわかっています 適度な休憩は入れるの安心してください もう何度も言われてますからね?これ以上言われたら提督が本気で怒りそうなのでもう無理はしません」


瑞鶴 「ならいいわ ちゃんと休憩を入れるならなにも言わないわ」


瑞鶴 「それじゃ私たちは遊びましょう!早く時雨の部屋に行くわよ!」


提督(北) 「おぉー!」ワァヽ(*゚∀゚*)-イ


時雨 「瑞鳳 休憩や息抜きをする時は僕の部屋に来てくれると嬉しいな?来てくれればちゃんと休憩を入れてることがわかるからもし、提督に疑われたときに僕が証人になれるから来てくれるかい?」


瑞鳳 「わかりました ではその時にはお邪魔します」


時雨 「おねがいね それじゃ」


タッタッタッ…


瑞鳳 「…」


瑞鳳 「さてと、わたしも練習を始めないと」スチャッギリリ…













通路ー金剛の部屋近く



提督 「えーっと…多分この辺だと思うんだが?気配的にこっちに歩いてるよな 東のやつ」タッタッタッ… 気を辿って東を追いかけている


提督 「(この近くだと瑞鳳の部屋、俺の部屋、金剛の部屋しかないからもしいるとしたら金剛の部屋にいるかな?金剛は元々東の艦娘だから匿ってもらうとしたら金剛しかいないな)」


提督 「(…まぁ それ以前に瑞鳳は今射撃場にいるから瑞鳳の部屋に入るとは思えないし、俺の部屋だってあいつが俺がいない時に無断で入るとは考えにくい だとしたら残りは金剛の部屋しかないか)」


提督 「…はぁ、なんて言って慰めようか 瑞鶴のバカがあんなこと言わなければこんなことにはならなかったのに…」


提督 「…まぁ もう過ぎたことは仕方ないな 早く慰めて面倒事を終わらせよう」タッタッタッ


提督 「俺だ金剛 ちょっと聞きたいんだが、ここに東提督が来てないか?」コンコンッ



oh!テイトク チョウドイイタイミングデキタネー!モトテイトクナラココニイルカライマアケルデース!


ガチャッ


金剛 「Helloデース!もう朝じゃないけどHelloデース!」


提督 「やかましいわ てか朝じゃないならHelloなんて言うんじゃねぇよ」


提督 「それより東はいるんだよな 東の様子はどうなってる?」


金剛 「あー…それがですネ 今ものすごくFall into(落ち込んでる)デース」


提督 「だろうな ちょっと中に入ってもいいか?」


金剛 「どうぞデース!」


タッタッタッ…













金剛の部屋



提督(東) 「」ズーン… 外側に背中を向けてクローゼットの中に入って落ち込んでる


比叡 「てっ提督元気だしてください!いつまでも落ち込んでないで!」



提督 「…なんでクローゼットの中に入ってんだ?」


金剛 「元提督は落ち込むとよくクローゼットの中に入ってるネ 他にもベッドの下や屋根裏とかでうずくまってるデス」


提督 「屋根裏はまだわからなくはないがなぜベッドの下?狭すぎるだろ」



提督(東) 「…何しに来たのよ南 あなたも笑いに来たの?」


提督 「笑いに来るためにわざわざここまでこねぇよ んなバカらしいことするんだったらさっきの状況で思いっきり笑ってるわ」


提督(東) 「…やっぱり笑いたかったのね 別にいいわよ…笑えばいいわ……」ズーン…


提督 「なんでそうなった…笑いに来てねぇって言ってんのに…」


金剛 「元提督は一度落ち込むとネガティブになるデース しかも今回のことはけっこう心に傷ついたみたいで立ち直りがかなり悪いネ」


提督 「まぁあんな公開処刑みたいな感じになったらだれでも恥ずかしいわな 俺だってあんな目にあったらさすがに萎えるわ」


比叡 「みっ南提督 提督をどうにかしてください!私たちではどうにもならないんです!」((((;゚Д゚)))))))


提督 「…わかった それじゃ二人は一旦外に出ててくれないか?」


金剛 「っえ?なんでですカ?」


提督 「なんでもだ いいから黙って外に出てくれ」


比叡 「…わかりました それでは金剛お姉様 私たちは外に出てましょう」


金剛 「えぇー!気になるデース!一体どんなやり方で慰めるのか見たいデース!」


提督 「…」ギロッ 目を細めて金剛に睨みつける


金剛 「っ!」ビクッ


提督 「…金剛 出ていけ」


金剛 「…はっはい わかったネ」


比叡 「そっそれじゃ南提督 あとはよろしくお願いします!(みっ南提督の睨み…すごく怖いです!南提督と演習した時よりかは全然だけど背筋に寒気が…!!)」ゾクッ!!


提督 「あぁ まかせとけ」


タッタッタッ…パタンッ


提督 「…さてと、それじゃ東 二人きりになったところでまずクローゼットから出てきてくれ そこにずっと居ると足腰痛くなるだろ」


提督(東) 「別にいいわよ もう私はババァなんだから…」ムスッ


提督 「ババァって…お前歳いくつだよ?」


提督(東) 「今年で24よ もうババァよ…」


提督 「なんだ おまえ俺と同い年か?俺も24だよ」


提督(東) 「…っえ そうなの!?南24なの!?」


提督 「あぁ あっでも、おれ今年で25だから正確に言えば俺の方が歳上か?それじゃ俺の方が歳上だからジジイだな」


提督 「てか、なに驚いてんだよ 俺そんなに老けてるように見えるか?」


提督(東) 「あぁいや!別にそういうわけじゃ…ただ、まさかわたしと約1歳違いだとは思わなかったわ」


提督 「東は俺が何歳に見えたんだ?」


提督(東) 「…30中盤ぐらいかしら」


提督 「…おれ、そんなに歳とってるように見えるか?自分ではそう思わないんだが…」


提督(東) 「見えるというか体の古傷や敵陣に臆することなく突っ込むところを見て年季が経ってるように見えたからけっこう歳とってるのかなって思ったのよ」


提督(東) 「普通の人は敵陣に単身で突っ込む勇気なんてそう簡単にはつけられないわ 勇気付くには何十年もかかるもの だから南はそのくらいの歳言ってるのかなって思ったの」


提督 「なるほど そういうことか?たしかに俺は幼い時から人を殺すことを命じられてきたから敵陣に突っ込むなんて当たり前だったからな」


提督(東) 「…南 あまりそういうことは言わない方がいいわよ わたしはあなたの過去を聞いたから知ってるけど、人を殺すことが当たり前だったからなんて他の人に言ったら…」


提督 「さすがに言わねぇよ お前は俺の過去を知ってるからそう言ったんだ 俺の過去を知らない奴にそんなこと言ったらやばいやつだと思われるだろ」


提督(東) 「それ以前に警察とか憲兵を呼ばれて捕まるわよ…」


提督 「たしかに」


提督(東) 「…なんか、さっきまで落ち込んでたのに南と話してたらバカらしくなってきたわ 恥ずかしい思いをすることなんていくらでもあるのに」ハァ…スクッ クローゼットから出てくる


提督 「っん 立ち直ったか?」


提督(東) 「えぇ 作戦時の失敗ならまだ落ち込んでたけど、恥ずかしい思いのことだから立ち直れたわ」


提督(東) 「慰めてくれてありがとね南 おかげで助かったわ」


提督 「俺は別になにもしてないけどな それに本来俺がやろうとしてた慰め方とはちがうからほんとになにもしてないぞ?」


提督(東) 「っえ そうなの?それじゃ南はどうやって私を慰めようとしたの?」


提督 「こうやって」スッ…


ギュッ


提督(東) 「…っへ?」南に抱きしめられる


提督 「抱きしめて頭を撫でてあげようとしてたんだ 伊19にこうやってやると大抵の人なら落ち着かせることができるって教わってな?」ナデナデ


提督(東) 「ーっ!!!!!?」///カァァ!!


提督(東) 「(っえ えっ…え!!!?わっわたし、南に抱きしめられてる!!!?しかも頭まで撫でられてる!!!?)」///


提督(東) 「(ちょ、ちょっと待って!これはまずいわよ!!非常にまずい!!まさか南に抱かれるなんて思ってもなかったから全然心の準備とかしてなかったわ!!)」


提督(東) 「(しかも頭まで撫でられて…やっやばい 変な声出そう!南の抱きしめやなで方が優しすぎて 頭がぼーっとして……)」///ボー…


提督(東) 「…ふぁぁ……!」///トローン


提督 「…気持ちいいか?」ナデナデ


提督(東) 「っは!!!?ちっちがうわ!!別に気持ちよくなんてないわよ!!」///


提督 「っん そうか?今けっこう良さそうな声が聞こえたんだが」


提督(東) 「えぇっ!!!?(うそっ!わたし、声に出てた!!!?)」///


提督 「それならもう少し撫でてみるか 気持ちよくなかったり、いやだったらいやだと言ってくれ そしたらすぐやめるから」ナデナデ


提督(東) 「~っ!!!!!!」///カァァ!!


提督(東) 「(いぃいやだなんて言えるわけないじゃない!めちゃくちゃ気持ちいいんだからいやだなんて言うわけないでしょ!!というかずっと撫でて欲しいわよ!!!!)」///


提督(東) 「(すごく恥ずかしいけど、南のなで方ほんとに気持ちよすぎる!しかも抱きつかれながら撫でられるとすごく安心できて落ち着くし…)」///ドキドキ…


提督(東) 「(あぁ…だめぇ……脳が、また思考回路が回らなく……)」///トローン


提督(東) 「んん…!!」///スッ…ギュッ 南の背中側に手を回して抱きつく


提督 「…気持ちいいみたいだな?東」ニヤニヤ


提督(東) 「っは!!!?だっだから気持ちよくなんか!!」///


提督 「照れないてれない?」ナデナデ


提督(東) 「うぅ~…!!!!」///カァァ!!


提督 「(やっぱり慰めてる俺もだが和むなぁ?元俺のところに所属してた艦娘たちもこれをやるとすごく気持ちよさそうな顔をするんだよな その顔がまたかわいいんだよなぁ!)」


提督 「(東も素直じゃないが気持ちよさそうだし ほんとかわいいなぁ!俺まで和んで一石二鳥!)」ナデナデ


提督(東) 「ーっい、いつまで撫でてるのよ南!いい加減にしなさいよ!」///ドンッ!!


提督 「うぉっと!?」グラッ…タタッ 東に押されて後ろによたつくがバランスを取り戻してその場で立ち尽くす


提督(東) 「まったく わたしは別に気持ちよくなんてないのに勝手に気持ちよさそうだなんて思ってんじゃないわよ!」///


提督 「いや、めっちゃ気持ちよさそうだったけど(ツンデレキター!!ツンデレ東かわいいなぁおい!)」←だんだんとおかしくなってきてる


提督(東) 「そんなことないわよ!まったく 南は女心というものをわかってないわ!いきなり抱きつくなんて…」///


提督 「…そんなにいやだったか?俺に抱きつかれるの」シュン…


提督(東) 「…っえ?」


提督 「いや、それもそうか 好きでもないやつにいきなり抱きつかれるなんておかしいよな ただ気持ち悪いだけだよな」


提督 「すまない 次からはもう抱きつかないよ 頭もなでないから許してくれ」


提督(東) 「あっいや!?べっ別に怒ってないわよ?それに抱きつかないでほしいなんて言ってないでしょ!」アセアセ


提督 「でもいやだったんだろ?俺を押しのけて女心もわかってないやつに抱きつかれて不潔だと思ったんだろ?」


提督(東) 「そこまで言ってないわよ!?不潔だなんてわたし一言も言ってないでしょ!?」


提督 「それじゃ嬉しかったか?俺に抱きつかれて気持ちよかったか?」


提督(東) 「そっそれは…」///


提督 「…」


提督(東) 「…まっまぁ 気持ちよかったわよ……」///カァァ…


提督 「(あぁー!恥ずかしながら認める東かわいぃぃ!!!!ツンデレ東マジかわいいぃぃ!!)」


提督 「(やっぱりツンデレはかわいいなぁおい!瑞鶴もツンデレだが伊19もツンデレだったらもっとかわいかっただろうなぁ!)」


提督 「(…いや、伊19はツンデレじゃなくて普通に甘えてきてもらったほうがいいか 伊19はそっちの方がかわいい!)」ドンッ!!


提督(東) 「(うぅ…はっ恥ずかしい 南の前で抱きつかれて撫でられたの気持ちよかったって言っちゃった……)」カァァ…


提督(東) 「(南が急に抱きついてきたから少し怒っただけなのに まさか南が落ち込むとは思わなかったから気持ちよくなかったなんて言えなくなって正直に答えちゃったわよ…)」///


提督(東) 「(いや気持ちよかったのはほんとよ?たしかに抱きつかれて頭撫でられたらすごく落ち着いてとろけそうだったけど…)」///


提督 「(うーん!やっぱり和むなぁ 誰かが俺のことで恥ずかしがってるのを見るとすごく嬉しくて気分がいいな!)」


提督 「(まだ見ていたいがこれ以上はかわいそうだからそろそろやめてあげるか いやぁいいものを見させてもらったな!東のデレたところが見れて今日はほんとに良い日だ!)」


提督 「東 もう機嫌は治ったんだよな?落ち込んでるようには見えないけど」


提督(東) 「えっえぇ もう落ち込んでないわ(別の意味で機嫌悪いけどね!)」///


提督 「そうか ならよかった!機嫌が治ったようでなによりだ(心の中では機嫌悪そうだな 顔に出すぎだよ東)」ニヤニヤ



比叡 「ひっひえぇぇぇ!!!!!?」///マッカッカ ドアの隙間から覗いてる


金剛 「oh!元提督めちゃくちゃ顔真っ赤ネ!すごく恥ずかしがってるデース!」


比叡 「あわわわわ!!よっよほど恥ずかしかったんですね わたしでもあんなことをされたら恥ずかしいです…」///


金剛 「さすがにわたしも急に抱きつかれてあたま撫でられたら恥ずかしいネ 提督もなかなか積極的デース!」


比叡 「(わっわたしも落ち込んだときに抱きついてもらって撫でてもらえば…いやいやムリムリ!!!!そんなの恥ずかしすぎて無理です!!)」ブンブンッ!!!!


金剛 「比叡?いきなり顔を横に動かしてどうしたネ?」


比叡 「っえ!!!?あっいや、なんでもありません!!気にしないでください!!」///


金剛 「ほんとデスか?なんかあやしいデース」(¬_¬ )



提督 「…」シッシッ 手を後ろに回して二人に向こうへ行けと合図を送る


金剛 「っ! あっちへ行けの合図ネ そろそろ部屋から出るんでショーか?」


比叡 「だっだとしたらまずいですね 早くここから離れましょう」///


金剛 「YES!!(というか、提督私たちが覗いてたの気づてたんですか さすがデース!)」



タッタッタッ…


提督 「(…よし行ったな)」


提督 「それじゃ東 いつまでもここに居るのもなんだし、どこか他の場所に行ってなにかしないか?」


提督(東) 「…そうね それなら南の執務室で元横須賀鎮守府提督を救出する作戦でも考えましょう?どうせ外は雨降ってるから水上訓練はできないし」


提督(東) 「…それに、さっきのこともあるから射撃訓練もやりたくないし……」///カァァ


提督 「…わるいな 瑞鶴には次笑ったら罰を与えると言っておいたから許してくれ」


提督(東) 「あぁ別に怒ってないわよ?逆に私じゃなくて他の人が掛け声つけて空撃ちなんてしたら私も笑っちゃうと思うし さすがに罰を与えなくても…」


提督 「罰を与えるか与えないかは俺が決めることだ 悪いことをすれば罰する…それが普通だ 世の中そんな甘くはない」


提督 「…まぁ 俺が普通に罰を与える時はほとんど軽いものばかりだがな 正座一時間や両手に水の入ったバケツを持って一時間立たせるとか」


提督(東) 「…南 それ地味にキツいわよ?正座一時間とか水の入ったバケツを持って一時間立たせるって地味にキツイからね」


提督 「そうか?あいつらには過去に何度もそういう罰を与えてきたがだれもキツイなんて言わなかったぞ」


提督(東) 「それは当たり前だと思うけど…キツイなんて言ったら次はもっとキツイ罰を与えるでしょ」


提督 「いや軽いことならそこまでキツイ罰は与えないが…それに俺が今まで受けてきた罰…というより、拷問と比べたらぜんぜん楽だけどな?」


提督(東) 「…っえ 拷問?」


提督 「あっ…わるい 今のは聞かなかったことにしてくれ 聞かないほうが身のためだ」


提督(東) 「あっうん わかったわ…」


提督 「それじゃ俺の仕事部屋に行って作戦会議でもするか いい作戦が立てられればいいがな」


提督(東) 「そうね 頑張って考えましょう!」


タッタッタッ…


提督(東) 「(…南が受けてた拷問って一体どんなことなんだろう 過去に戦争をしてたって言ってたからもしかして相当なことされてたのかしら…?)」


提督(東) 「(テレビやアニメだと手足縛られてボコボコに殴られて尋問され もっとひどいことをされてるなら両手両足の爪を剥がされたり、指の骨や足の骨を折ったり…!!)」ゾクッ!!


提督(東) 「(もっとひどいのは顔面にタオルを乗せられて、その上から水をかけられて窒息しそうでしない拷問とか…いやそれよりもっとひどいものならっ!!!!)」ハァ…ハァ…


提督 「…おい東 変なこと考えるな 身体震えてるぞ」


提督(東) 「っ!!」ハッ


提督 「俺が口滑らせたのがわるいんだがあまり深く考えるな 深く考えて、毎回俺の顔を見る度にそんなことを思われてちゃたまらねぇ」


提督 「それにお前が拷問を受けることなんてあるわけないんだから気にする必要もない いくら軍の人間だからといって今の日本軍はかなり強い そんな強いところから誰かを人質にとったりなんてしたらそれこそ戦争だ」


提督 「それが一般市民だったら話は別だがお前は軍人だ 軍の情報を知ってるやつを野放しにするほど国も落ちぶれちゃいない 情報を漏らさないために総力を上げてお前を助けに行くはずだ」


提督 「まっそれ以前に日本軍人を人質に取ろうとするやつもいないと思うがな いくら日本を敵対してる国でもそんなことしたら国連が黙ってないからな」


提督(東) 「…そうなの?」


提督 「あぁ …まぁ 俺も黙ってねぇけどな?もしお前が人質に取られたりなんかしたら国連より真っ先に単身で助けに行ってるけどな!」ニカッ


提督(東) 「…っえ?」


提督 「国の奴らもさすがにすぐには動かないからな その間に人質に取られてるやつは拷問をかけられてすぐにでも情報を吐き出そうとさせるからな」


提督 「知らないやつなら助けないかもしれないがお前や北、西たちに艦娘の誰かが捕まった場合には俺はすぐ助けに行く」


提督 「国の奴らが止めに入ってきたとしても関係ねぇ 国を敵に回しても俺はすぐに助けに行く!必ずな!」


提督(東) 「…南」キュンッ


提督 「だから心配するな 万が一、お前が捕まったとしてもすぐに助けてやる この命に変えてもな!」


提督(東) 「ーっえぇ!その時は頼りにしてるわよ?南」


提督 「任せとけ!それじゃ、落ち着いたようだし早く行くぞ?」


提督(東) 「そうね 早く行って良い作戦を考えましょう!」


タッタッタッ…













扶桑&山城の部屋



ザー…


扶桑 「…不幸だわ 雨が降って演習ができないわ…」ハァ…


山城 「お姉様 不幸だなんて口にしないでください もし提督に聞かれたら怒られますよ?」


扶桑 「でも山城もそう思わない?演習ができないのよ 雨降ってても演習はできなくはないけど無理にやれば提督に風邪ひくからやるなって言われるのよ」


山城 「それは…まぁ、たしかにそうですが…」


扶桑 「それに早く今以上に強くならないといけないのよ 瑞鳳の元提督、元横須賀鎮守府提督を助けないといけないから早く力をつけないといけないの」


扶桑 「私は戦艦なのよ 戦艦が一番役立たないでどうするの!本来は戦艦が前に立たないといけないのになんで私たちの前にはいつも駆逐艦や軽巡洋艦がいるのよ!おかしいでしょ!!」


扶桑 「本来わたしたちより弱い駆逐艦や軽巡洋艦を守るのは私たち戦艦でしょ!なのになんで!!」


山城 「おぉ落ち着いてくださいお姉さま!あまり騒ぐと提督に聞かれてしまいます 今の言葉を提督に聞かれたら…」


扶桑 「っー…」ギリッ


山城 「たしかにお姉さまの言ってることはわかります 本来は私たちが前に出て駆逐艦や軽巡洋艦の皆さんは後ろから援護をするのが普通です」


山城 「ですが考えてみてください 元私たちの鎮守府に着任してた一軍上位の方々は私たちよりずば抜けた力を持っていたじゃありませんか」


山城 「私たちがどんなにがんばっても抜かすことができない とても駆逐艦や軽巡洋艦、潜水艦とは思えないほどの戦闘力を持って 私たちより前に出て戦っていました」


山城 「戦艦である私たちが本来前に出ないといけないことが出来なくて悔やむのはわかります ですが提督も言ってたじゃありませんか 実力なんて関係ない 駆逐艦や軽巡洋艦に遅れを取ろうとも一軍には違いない 一軍になれたことを誇りに思えと!」


扶桑 「…それは、そうだけど…」


山城 「ならこれ以上自分を追い詰めるのはやめてください!ただでさえ私たちは負の感情が強いのにこれ以上マイナス思考になったら生きていくのが嫌になっていきます!」


山城 「やっと私たちの場所が見つかったんですからもう嫌なことを思い出すのはやめましょう!過去のことをいつまでも引きずるな 思い出してるとろくなことがないぞと提督も言ってたじゃありませんか!」


山城 「だからもうマイナス思考になるのはやめましょう 提督は私たちが駆逐艦たちのみなさんより弱くても見捨てたり、解体したりなんてしません!」


扶桑 「…」


扶桑 「…そうね ちょっとマイナス思考になり過ぎたわね 早く強くならないといけないのに演習ができなくて気が散っていたわ」


扶桑 「ごめんなさい山城 うるさくしちゃって」


山城 「いえ、気にしてませんよ お姉様が落ち着いてくださったのならそれでいいです」


山城 「ただ、次はないようにしてくださいね?またマイナス思考になられたら困りますので 主に提督にバレないかが心配で…」


扶桑 「…そうね 見つかったら怒られるわね 気をつけるわ」













時雨&夕立の部屋



提督(北) 「…」ペラッ… 現在Hトランプ(hold真剣衰弱)中


時雨 「(あっ♡A…たしかあそこにあったよね)」


瑞鶴 「(あれ?♡Aってどこかで見たような…)」


夕立 「(初めて見るカードっぽい 覚えとかないと!)」←翔鶴たちと別れて部屋に戻ってきたら遊んでるのを見て一緒に遊んでる


提督(北) 「…えーっと ここだったかな…?」ペラッ


♢6 『なんや呼んだか?』


提督(北) 「ちがった あとお呼びじゃない」パタンッ


♢6 『ひどいな君!』裏側にされて見えなくなる


時雨 「次は僕の番だね」ペラッ すぐさま記憶で覚えてる♢Aを表にする


提督(北) 「っあ!そこにエースあったの!?」


時雨 「そうだよ 残念だったね北提督?いただくよ」ペラッ 先程北提督が引いた♡Aを表にする


提督(北) 「あぁーっ!!!!!!?」


瑞鶴 「ちょっと!うるさいわよ提督さん!」


提督(北) 「だってぇぇぇ!!!!!?」


時雨 「それと6はここだね」ペラッ ♠️6を表にする


提督(北) 「うにゃあぁぁぁっ!!!!!!」щ(゚ロ゚щ)ウガー


瑞鶴 「提督さんうるさい!」


時雨 「それと今表になってるholdカードの♠︎4はここね」ペラッ ♢4のカードを当てて表にする


提督(北) 「what!!!?」


夕立 「ぽいーっ!!!?なんでわかったぽい!?まだ4のカードは表に出てなかったよ!!!?」


時雨 「直感」パサパサットン 表にしたカードを集めて自分の手元に置く


瑞鶴 「あー…いつものね てか遊びに使うんじゃないわよ」ハァ…


提督(北) 「…っえ?いつもの…?」


時雨 「ごめんごめん 最近使ってなかったから久々に使いたくなって?」アハハ


夕立 「卑怯っぽい!特殊能力を使うなんて反則ぽい!」


時雨 「ひとつの戦略だよ てか夕立も使えばよかったじゃん?野生の本能」


夕立 「あれほとんど当てずっぽうなんだけど!?あんなのカードゲームに使えないっぽい!」


提督(北) 「…えっと、二人とも 特殊能力ってどういうこと?二人はなにか特別な何かを使えるの?」


時雨 「うん使えるよ!僕は直感 どんなに選択枝があっても2つに絞ることができる絞り込み型の能力!」


夕立 「夕立は野生の本能!獣のように暴れ回ったり野生の勘を使うことができるっぽい!」


瑞鶴 「でもあんまり役に立たないよね 野生の勘ってほんとに当てずっぽうだから」


夕立 「ほんとっぽい…あんまり役に立たなくてションボリーナ」(´・ω・`)


瑞鶴 「あっちなみに私も使えるわよ?一点集中って特殊能力!」(`・ω・´)ドャッ


提督(北) 「えぇっ!!!?瑞鶴も使えるの!?」


瑞鶴 「もっちろん!ただし、それを使うのに狙った的を10秒以上見つめないといけないの その間他のことを考えたり、別の的を見たりすると失敗するわ」


提督(北) 「…それ、使えるの?使う条件キツくない?」


瑞鶴 「…うん、まぁ…使えなくはないよ?一点集中使えば100%狙った的に当たるし ただ防御されたら意味ないけど…」


提督(北) 「…使いにくいことには違いないね」


瑞鶴 「…うん」


提督(北) 「…てことは、翔鶴もなにか使えたりするの?睨みつけ以外に」


時雨 「翔鶴さんは睨みつけ以外使えないよ というか、だいたいみんな一つしか使えないよ」


時雨 「例外を覗いて睨みつけが使える人は睨みつけだけ 特殊能力が使える人は特殊能力だけなんだ」


提督(北) 「その例外っていうのはどういった人のこと?」


時雨 「わかりやすく言うなら提督だね 提督は睨みつけ以外にも気辿り、気察知、狂気が使えるんだ」


提督(北) 「狂気…?」


時雨 「提督が本気でキレた時のことだよ 僕たちも一度だけしか見たことないけど…あれは最悪だったよ」


夕立 「ぽい…あの時の提督さんは誰も止められなかったぽい というか止めたらこっちまで巻き添い食らうっぽい」


瑞鶴 「あの時は最悪だったわね 返り血で血まみれになった提督の姿も怖かったけど、あの時に見せた顔も怖かったよね」


提督(北) 「【…まるで人を殺すのを好んでたような顔…?】」


全員 「「っ!!」」


提督(北) 「…当たってる、みたいだね」


瑞鶴 「…なんで知ってるの?提督はあの時以来、一度も出てないはずよ?」


時雨 「いやそれ以前に提督はもう出さないことを心に決めてたから出すなんてありえないはずだよ」


夕立 「…北提督さん見たことあるっぽい?」


提督(北) 「…うん 私を守るときに一度だけ見たことあるの」


時雨 「守る…?あっそうか 北提督は提督の義理妹だったね 小さいとき一緒に住んでたんだっけ」


提督(北) 「うん 元々わたしは人同士で争ってるところで生まれたの そこで本当のお兄ちゃんが目の前で殺されて…」ギュッ…


瑞鶴 「…提督さん その事は置いておいて、続きお願いできる?」


提督(北) 「…うん わたしがまだお兄ちゃんのところに来て日が浅い時に外に出て遊んでたら、上官を毛嫌いしてる人たちにいじめられてた時にね お兄ちゃんが助けに来てくれたんだけど…」


提督(北) 「【大の大人6人相手を万遍な笑顔でボコボコにして半殺しにしたの】」


時雨 「はっ半殺し!?それ、だいじょうぶだったの…?主に法的に」


提督(北) 「かなり危なかったみたいだよ 相手の顔とか腕とかの骨を複雑に折っちゃって本来なら傷害罪で捕まってたみたい」


提督(北) 「でもその時のお兄ちゃんはまだ16歳超えてなかったから法で裁くことができなかったうえに人を守るために致し方なくとった行動だってことで話しをまとめられたの」


夕立 「…つまり、無罪っぽい?」


提督(北) 「表向きにはね 裏で上官が動いてたみたいだけど…あっこのことは言っちゃダメだよ?お兄ちゃんはだいたいわかってるみたいだけど上官は今でも隠し通してるみたいだから…」


時雨 「わかってるよ 言わないから安心して」


瑞鶴 「でも不思議だよね 提督って小さい時からそんなに強かったの?大の大人を6人相手でボコボコにしちゃうなんてよっぽどよ?」


時雨 「たしかにそうだね 小さい時からそんなに力あったなんて不思議だよね?そんな昔から人体改造してたのかな?」


提督(北) 「…」メソラシ


夕立 「…北提督さん?どうしたっぽい 急に目を逸らして」


提督(北) 「…えっと、その事なんだけど…お兄ちゃん 小さい時に人体改造してたんだよ」


時雨 「…っえ?小さい時から?」


瑞鶴 「どういうこと?提督が小さい時から人体改造されてたなんて そんな話聞いたことないわよ?」


提督(北) 「…たぶんお兄ちゃんその事は隠してるんだと思う 誰にも知られたくないことだから…」


時雨 「知られたくない…それって伊19のことよりも?」


提督(北) 「…たぶんそのくらい いや、もしかしたらそれ以上かも…」


瑞鶴 「…伊19のことよりひどいの?いったい提督は過去になにがあったの?」


提督(北) 「…ごめん それは言えない その事はお兄ちゃんに口止めされてるから…」


瑞鶴 「…どうしても?」


提督(北) 「うん…正直、私も話したくない 話したら私自身のことを話してるみたいだからよけいに…」


時雨 「…北提督みたいなこと?」


夕立 「それって、もしかして提督さんも家族が殺されて…」


提督(北) 「それ以上は言わないで 聞きたくないし話したくない」


夕立 「…わかったぽい 機嫌悪くさせてごめんなさい」


提督(北) 「ううん 私の方こそごめんね?変なこと言って…」


時雨 「ーっそ、それじゃゲームの続きしようか!次は瑞鶴の番だよ」アセアセ


瑞鶴 「っえ あっそ、そうね!それじゃ…」エーット


提督(北) 「…ねぇ時雨 お兄ちゃん以外にも他に複数使える人っているの?」


時雨 「いるよ 吹雪も睨みつけ以外に深海棲艦化が使えるし、天龍はひとつしか使えないけど眼帯を外すと自身から半径50メートル以内に入ったありとあらゆるものを識別する特殊能力が使えるんだ」


提督(北) 「っえ!!!?50メートル以内のものを識別できるの!?」


夕立 「そうだっぽい!しかも目で見てなくても頭の中に全部入ってくるみたい!天龍さんの特殊能力はほんとにすごいよ!」


瑞鶴 「ただし、長時間は使えないけどね?長く使ってると燃料を大量に使うし 使ってる間ずっと目を開かせていないといけないからだんだんと目が痛くなってくると言ってたわ …あっ外れた…」ペラッ


提督(北) 「…やっぱり短所がどうしてもあるんだね それと今言った天龍の識別とお兄ちゃんの気察知ってどう違うの?」


時雨 「提督の気察知は100%じゃないんだ あくまでも確率が高いだけであって外れる時もある」


時雨 「それに対して天龍の識別は100%なんだ 50メートル以内になにかが居たり、なにかがあれば100%識別できるの」


時雨 「まぁわかりやすく言うなら高性能な電探だね!提督は何度も使えるけど100%じゃない 天龍は100%だけど長くは使えない 長所と短所はこのくらいかな」


提督(北) 「なるほど すごくわかりやすい!」


夕立 「ぽいぽいポーイ!野生の勘 これだっぽーい!」ペラペラッ


♣K 『我は王様なり!』キラーン


♣Q 『妾は姫様なり!』ウフフフ


夕立 「シャーッ!!!!」щ(゚ロ゚щ)ウガー


瑞鶴 「よかったじゃない夕立 クラブだけでも当たって!(笑)」


夕立 「激おこプンプン丸!」プンプン


瑞鶴 「次提督さんの番だよ holdカードは♥10よ」


提督(北) 「あっうん わかった!それじゃ…」エーット…













天龍&龍田の部屋



天龍 「よいしょっと!」ドスンッ ベッドなどを動かして部屋の内装を変えている


龍田 「〜♪」カチャカチャ… 最低限持ってきた小物などをタンスやテーブルに乗せている


翔鶴 「神通さんそっちの掃除はどうですか?」キュッキュッ… 天龍たちの部屋の掃除を手伝っている


神通 「こちらはだいたい終わりました あとは壁拭きだけかと思います」サッサッ…


雷 「さぁ電!早く終わらせて天龍さんに遊んでもらうわよ!」フキフキ…


電 「おもいのです〜!!」ンーッ!! 雷を肩車して壁を拭いている


雷 「ガマンしなさい!こうでもしないと届かないんだから仕方ないでしょ!」


電 「それにしてもなんで電が下なんですか!普通お姉ちゃんが下になるはずなのです!」


雷 「わたしに電を肩車しろって言うの?重くてムリよ!」ドンッ!!


電 「お姉ちゃんだって重いのです!」


雷 「失礼ね!重くないわよ!」


天龍 「おーいチビども ムリするなよ?無理してケガするなよ」


雷 「だいじょうぶよ!ケガなんてしないから安心して!」


電 「逆に電が潰れてケガしそうなのです!てかもう降りてほしいのです限界なのです!」


雷 「まだ拭き終わってないのに降りれるわけないでしょ!もう少しがんばりなさい!」


電 「ふぇぇー…!!!!」。・゚・(ノД`)・゚・。


翔鶴 「雷 電がかわいそうでしょ?そろそろやめてあげなさい」


雷 「えぇー でも高いところが拭けないからこうでもしないと…」


天龍 「高いところはおれが拭くから二人は低いところを拭いてくれ 逆に俺が低いところだと拭きにくいからそっちの方が助かる」


雷 「そう?わかったわ!それじゃ電 わたしたちは下を拭くわよ!」


電 「わかったのですーっ!!!!」プルプル… 下に下ろそうとするが体力の限界でしゃがむことができない


翔鶴 「あぁ危ないわ!今下ろしてあげるからちょっと待って」ヨイショット


雷 「ありがとう翔鶴さん!」スタッ


電 「ふぅ…やっと下りてくれたのです 肩が痛いのです…」ズキズキ…


雷 「なに言ってんのよ あれだけで肩が痛いだなんて…弱っちいわね!」


電 「なら次はお姉ちゃんが下になってみるのです!そうすれば同じ苦痛を味わうのです!」


雷 「いやよ なんでわたしが苦痛なこととわかってそんな事しないといけないのよ?やるわけないじゃない」


電 「むかーっ!!」(`・□・´)


天龍 「おい雷 お前はほんとに口が減らねぇな その性格治せって言ったろ」


雷 「これが雷様だからしかたないわ!私は私なのだから!」( ・∀・)v


天龍 「その性格だといつかお前の周り誰もいなくなるぞ」


雷 「っ…」ピクッ


電 「あっ!てっ天龍さん その言葉を言っては!」


天龍 「…っえ?」


雷 「…べつにいいわよ いなくなっても…どうせこんな性格なんだからいなくなって当然よ」


天龍 「…っえ?」


雷 「わるいけど部屋に戻るわ あとはおねがい」タッタッタッ…


電 「あっ!?おぉお姉ちゃん待って…!」


タッタッタッ…


電 「…」


天龍 「…えっと、もしかして…おれ、まずいこと言ったか?」


電 「…言ったのです お姉ちゃんは自分の性格のこと気にしてるので誰かに言われるとものすごく機嫌悪くなるのです」


電 「とくにその性格だと誰もいなくなるって言われると長い時間ずっと落ち込むのです まだ東我原鎮守府にいた時も元司令官さんに言われて三日間落ち込んでいたのです」


天龍 「っえ!?三日間も!?」


電 「はい しかもこっちに来てからも吹雪さんにも言われて落ち込んだのです …でも、その時はすぐに機嫌が治ったみたいですが?」


翔鶴 「おそらく元提督が慰めたんじゃないかしら そうじゃなかったら言われて三日間も落ち込むのにすぐに機嫌が良くなるのはおかしいわ」


神通 「たしかにそうですね 元提督がすぐに気づいて慰めたのかと思います」


龍田 「あらあら 天龍ちゃんひどいわね?駆逐艦の子をいじめるなんてかわいそー」


天龍 「いじめてねぇよ!誤解されるような言い方するな!」


龍田 「どうかしら?」ウフフ


天龍 「…しかし、まさか雷が性格を気にしてるとは思わなかったな いつもあんな性格だから気にしてないと思ってたんだが」


神通 「天龍さん 今からでも謝りに行った方がいいのではないでしょうか 雷が悪いにしても天龍さんの方がお姉さんなのでこちらから謝った方がいいかと思います」


天龍 「そうだな いつまでも落ち込まれてちゃ困るからな それじゃちょっと行ってくるわ」タッタッタッ…


翔鶴 「あっ天龍さん 謝るならあとの方がいいかと思います」


天龍 「っえ なんでだ?」


翔鶴 「一度元提督に慰めてもらっているならまた元提督のもとに行って慰めてもらってるかもしれません 元提督は誰かを慰め終わったあとにまた落ち込んだら慰めてやると必ず言うので謝るんでしたら慰め終わってからの方がいいかと思います」


翔鶴 「私たちが慰めるより元提督に慰めてもらった方が効果的ですからね 慰め終わってから謝った方が天龍さんもラクにできます!」


天龍 「…それもそうだな たしかにその方がいいな」


天龍 「それじゃ謝るのはあとにするか あとで提督にも謝罪を入れとかないとな?雷を落ち込ませたことと提督に迷惑かけちまったこと」


翔鶴 「それはした方がいいですね それじゃ掃除の続きをしましょうか」


電 「はいなのです!」













提督室



提督 「…っで、アイツらがこう来たら両端から一気に囲めば!」


提督(東) 「うーん…たしかにそれはいいかもしれないけど、もしその両端から来られたら逆に私たちが危なくなるからちょっと…」


提督 「それも考えて中心を強くすれば対抗できると思うがどうかな?」


提督(東) 「でも結果的には囲まれてる状態だから危ないわ やめた方がいいわね」


提督 「…そうか ならこの作戦はやめよう 無理してやることもないからな」クシャクシャ…ポイッ


提督 「それじゃ次の作戦だが…」


コンコンッ


提督 「っん?だれだ」


…イカズチヨ イマイイカシラ


提督 「雷?あぁいいぞ 中に入って」


ガチャッ


雷 「…じゃまするわ」


提督 「どうした?なにかあったのか」


雷 「…」


提督(東) 「…雷?」


雷 「…司令官ちょっといいかしら 二人っきりになりたいんだけど…」


提督 「? わかった それじゃ少し海に散歩行くか」


提督 「東ちょっと席を外す 戻ってきたらまた考えるから少し待っててくれ」カタッ


提督(東) 「わかったわ」


提督 「それじゃ行くか雷」


雷 「うん…」


タッタッタッ…


提督(東) 「…」


提督(東) 「(…雷 落ち込んでたわね しかもあの落ち込み方…あの時、性格のことを注意した時に見せた表情と一緒だったわね)」


提督(東) 「(また誰かに言われたのかしら まっ言われても仕方ないわね?雷の性格はほんとに悪いから私以外に注意されてもおかしくないわ)」


提督(東) 「(…でも、やっぱり性格のことは気にしてるみたいね 本人はふざけ半分でみんなと仲良くするためにやってるとは言ってたけど、さすがにあのやり方じゃみんないなくなるわ)」


提督(東) 「(たしかに多少の冗談やふざけは場を和ませたりするために必要だけど、雷のやり方は行き過ぎてるから相手を怒らせるだけ もう少し限度っていうものを考えてくれればわたしも何も言わないのに)」


提督(東) 「でもそこが雷のかわいいところなのよね!イラッとくるけどあの悪ふざけしてくるところがほんっと愛くるしいわぁ!!」(´∀`)ウヘヘ


提督(東) 「堪忍袋の緒が切れた時は女体盛りの皿にさせたけどあれはもう最高だったわ!!思わず皿までペロペロしそうになって…!!」( ^q^ )ジュルリ


提督(東) 「…っは!あぶないあぶない 我を失ってたわ 過去のことを思い出したらつい興奮しちゃったわ」


提督(東) 「今の南に聞かれたら私もう南に顔合わせることできなくなるわ 出て行った後でよかった…」ハァ…


提督(東) 「…っ!! 青葉!!そこに居ないわよね!?」ガタッ 椅子から立ち上がってすぐさま天井を見上げる


シーン…


提督(東) 「…物音は聞こえないわね 呼吸音も私以外のは近くから聞き取れない…いないわね」耳を澄ませてありとあらゆる音を聞き取る


提督(東) 「はぁ…よかった 誰もいなくて?もし青葉に聞かれてたら口封じのためになにかしておかないとは思ってたけど、その必要はなさそうね」


提督(東) 「…南が帰ってくるまで暇ね なにしたようかしら?」ウ-ン



青葉 「ーっ…」ドキドキ… 息を殺して屋根裏に潜んでいる


青葉 「(あぁ危ないところでした!もう少しで提督にバレるところでした!!)」ドキドキ


青葉 「(すぐに息を止めてなければ絶対バレてた!!予想しといてよかったです!)」


青葉 「(…しかし提督 さすがに今のは誰が聞いてもドン引きですよ…たしかにあの時の提督はもう目が本気で女体盛りされていた雷の上に盛り付けられてた刺身を貪っていましたが…)」


青葉 「(…とりあえずこの場を離れるとしましょう 提督の警戒も解けてると思うので早くこの場を離れなくては!主にバレたら面倒なので)」


青葉 「(このネタは提督になにかお願いする時に使うとしましょう!弱みを突きつけるために…!)」( ´罒*)✧"ニヒヒ


青葉 「(それでは撤退〜!)」ゴソッゴソッ… 静かにほふく前進で屋根裏を這いずっていく













鎮守府付近海岸



ザザァ…ザザァ……



提督 「…ここなら誰にも聞かれることもないだろ 鎮守府からもけっこう離れてるし」


雷 「…そうね」


提督 「それでさっきから元気ないがどうした?また性格のことを言われたか?」


雷 「…」


提督 「図星のようだな そうだな?今回は吹雪じゃなく…うーん……」


提督 「龍田…いや、違うな 時雨……でもないな だとしたら…」ウ-ン


提督 「…天龍だろ!」


雷 「っ!」


提督 「当たってるようだな!今回はちょっと難しかったな まさか天龍だとは思わなかったよ」


雷 「…なんでわかったの?前も当てたけどまた当てるなんてそうそうできないわよ?」


提督 「なんとなくだよ 天龍は子供思いのところはあるんだがちょっと抜けてるところがあってな?しつける時に相手が気にしてることだとわかってなかったら言葉にしちまうところがあるからな」


提督 「前回と同様 天龍に性格を治した方がいいって言われたんだろ?」


雷 「…そうよ まさかあの天龍さんに言われるとは思わなかったから…ちょっとショックが大きいっていうかなんていうか……」ハァ…


提督 「気持ちはわからなくはない たしかに信用してる人…ていうか、一番仲のいい人とか頼りにしてる人にそういうこと言われると傷つくよな」


提督 「でも天龍もわざと言ったわけじゃないんだ たしかに気にしてることを言われたかもしれないが許してやってくれ」


雷 「別に怒ってなんかないわ ほんとのことなんだから怒る権利なんてないんだから…」


提督 「…はぁ まったく?いつもの性格とは思えないな 普段は元気が一番のお前が元気ないなんて」


提督 「…よし!雷 ちょっとこい!」クイクイッ


雷 「…なに?」タッタッタッ 提督のもとに近寄る


提督 「よっと!」ガバッ


雷 「…っえ?」提督に抱きしめられる


提督 「あんまり落ち込むなよ そんな深く落ち込んでてもなんもいいことないだろ?」


雷 「…たしかにそうだけど……」


提督 「気にしてるのはわかるがお前が元気ないと俺もイヤだし、なによりみんなも元気なくすから元気だしてくれ」


雷 「…でも、みんな私のこといやがってるし…」


提督 「誰がいやがってんだ?誰かお前に一緒にいるといやだって言われたのか?」


雷 「…言ってはないけど …でも、そう思ってるはずよ 私こんな性格だから……」


提督 「思うだけで言われてないんだろ?なら気にすることないじゃないか いちいちそんなこと気にしてたら身が持たないだろ」


雷 「たしかにそうだけど…」


提督 「…それでもダメなのか?元気出せないか?」


雷 「…」


提督 「…わかった なら雷ちょっとそこの岩場に座ろうぜ?座りながら少し話しようか」


雷 「…どうせ同じよ 話したところで私は変わらないわ みんなから性格を治した方がいいって言われるんだから…」


提督 「まぁそう言うなって 少しでいいから座って話そうぜ?立ちながらだと疲れるしな」


雷 「…わかったわ」


ザッザッザッ…


提督 「(…これはちょっと重症だな 前に俺の過去のことを話したから抱きしめて安心させようと思ったんだがムリだったな…)」


提督 「(となると別の方法で慰めてあげないとな いつまでも落ちこませるわけにはいかないからな!)」ザッザッザッ


提督 「それじゃ雷 座ろうぜ?」ヨット 大きめの岩を背もたれにして座り込む


雷 「…」スッ… 提督の隣に座ろうと…


提督 「あっまて雷 そっちに座るんじゃなくてここに座ってくれ!」ポンポンッ 足を伸ばして自分の膝に手を当てて雷に座れと言わんばかりに見せつける


雷 「…っえ?」


提督 「砂浜直に座ったら砂がつくだろ?俺の上に座れ」


雷 「…いいの?」


提督 「あぁ!遠慮することはない 座ってくれたらなでなでしてやるぞ?」


雷 「…わかったわ それじゃ遠慮なく」タッタッタッ…ストンッ 提督の膝の上に座る


提督 「…しかし、雨やんでよかったな さっきまで降ってたから止んでくれたおかげで砂浜に出られたから気分いいだろ?」


雷 「…べつに、ふつうよ」


提督 「…そうか ふつうか」


雷 「…ねぇ司令官 司令官は…わたしのこと、どう思ってる?」


雷 「めんどくさいと思ってる?ウザイと思ってる?それとも…解体したいほどいやがってる…?」


提督 「…いいや 別にそんなこと思ってないが?」


雷 「…ほんと?」


提督 「あぁ あっでも、ちょっとめんどくさいとは思ってるかもしれないな?性格が性格だからそれに関しては認める」


雷 「…やっぱり……」


提督 「でも、ちょっと思うだけでウザイだの解体したいとまでは思わないがな 雷はそういう性格なんだから仕方ないじゃないか」


提督 「たしかに雷の言う冗談はけっこうキツイけど、でもあれ 場を和ませるためにやってるんだろ?」


雷 「っ!」


提督 「普通の会話だけじゃなく 軽い冗談を入れて笑いを取ってみんなと仲良くしようとしてるんだろ?俺にはお見通しだぞ」


提督 「多少の冗談やイタズラも日常的には必要だからな バカ真面目だといろいろとめんどくさがられるからな」


提督 「でも俺的には今のままでもいいと思うぞ?無理に性格を変えて気味悪がられても傷つくだろうし みんなもお前の性格をわかってるんだから今さら治すこともないだろ?」


雷 「…そうなのかな?」


提督 「そうだよ だからもう落ち込むな?いつまでも落ち込んでたらキリがないし、なによりそのかわいい顔が台無しだぞ?」


提督 「いつもみたいに元気を取り戻してくれよ お前が元気ないと俺まで調子くるっちまうからさ!」ニカッ


雷 「…司令官……」キュン


雷 「…そっそれじゃあさ もう少し慰めてほしいから…あたま、撫でて?」///カァァ


提督 「お易い御用だ!」ナデナデ


雷 「〜っ…」///ワシャワシャ


雷 「(ーっ…司令官の撫で方、すごく気持ちいい 今まで何回か撫でてもらったことあるけどこんなに気持ちよかったことはないわ…)」///


雷 「(…あぁ ダメこれ…このままだとわたし、わたしーっ♡)」///トローン


提督 「〜♪」ナデナデ


雷 「ーっ司令官!」///ガバッ!!


提督 「うわっと!どっどうした?雷 急に抱きついてきて」


雷 「もっとわたしを撫でて!もっと抱きついて!そしてもっと私を甘やかせて♡」///


提督 「っえ?おっおう わかった」ギュゥゥッ 抱きしめる力を少し強くする


雷 「〜っ♡」///ゴロゴロ…


雷 「(はぁぁ〜…しあわせぇ♡司令官に抱きしめられながら頭なでてもらうのほんとにすきぃ♡頭がとろけちゃう!!)」///ワシャワシャ


雷 「(電が惚れる理由もわかる気がするわ 目つきが悪くて口も悪いのに、こんなにも優しくてみんなのことを思ってくれるんだもの そりゃみんな惚れるに決まってるわ!)」///


雷 「(わたしも司令官のこと好きになっちゃったわ♡こんなに優しくしてくれるんだもの 好きになっちゃうわよ♡)」ゴロゴロ


提督 「…」ナデナデ


提督 「(…あれ この感じ…もしかして……)」


雷 「〜っ♡♡♡」///ゴロゴロ


提督 「(あー…この感じは間違いない 雷…俺に惚れたな 今まで俺に惚れた奴が見せる表情とまったく一緒だ…)」


提督 「(…なんでみんな俺に惚れるんだ?こんな目つきも悪いうえに口も悪いのに…ふつうならもっとマシな人を見つけると思うんだが)」


提督 「(まぁ惚れられることに関しては嬉しいことだが…俺も男だしそういうのは…な?)」


雷 「司令官 もっと激しく撫でて!それとほっぺたをうりうりして!」///


提督 「っえ おっおう!わかった」ウリウリ


雷 「〜っ♡」///ウリウリ… ほっぺたをもみくしゃに弄られる


提督 「(…まぁいいか それで雷の機嫌が治るんだったら惚れられてもいいや 俺も雷に好意を持たれてうれしいし)」


提督 「(なんにしても機嫌が治ってよかった!あとはもう少し甘やかしてあげて上機嫌にすれば元気になるだろ)」


提督 「(これが終わったらまた元横須賀鎮守府提督を助ける作戦を考えないとな)」ウリウリ…


雷 「はぁぁ〜…しあわせぇぇ♡」///ウリウリ













数十分後ー南我原鎮守府 提督室近く通路



提督 「…」タッタッタッ… 雷の機嫌を撮り終わって作業部屋に戻っている


提督 「(さぁてと、はやく仕事部屋に戻って作戦考えないとな 東も待ってるだろうし 早く戻らないとな)」タッタッタッ…


提督 「(…しかし、ほんとにどうやって助ければいいんだろうか 海軍の奴らに説得するのも難しいが元横須賀鎮守府提督に説得するのも難しい)」


提督 「(海軍の奴らは最悪 俺の権限を使えばなんとかなるが元横須賀鎮守府提督は瑞鳳が生きてることを認めさせないといけない)」


提督 「(認めさせるには瑞鳳にも協力してもらわないといけないがどうすれば認めてもらえるだろうか)」


提督 「(過去に瑞鳳は元横須賀鎮守府提督に自分だという証拠を見せたけどダメだったと言ってた どんな証拠を見せたところで死んだ瑞鳳の記憶から取ったものだと言って信じようとしなかった)」


提督 「(となると残された方法は記憶だけじゃ証明できないことを見せつけること それをやれば元横須賀鎮守府提督も納得するだろうがその方法が思いつかない)」


提督 「(記憶だけじゃどうにもならないことって一体どういったことをすればいいんだ?戦術や秘密の暗号とかは記憶があれば全然いけるからこれだと信じてもらえない)」


提督 「(なら他に方法は…)」ウーン…



…ゴロゴロゴロゴロ……


提督 「…っん 雷…?」


ポツンッポツポツ…ザザァー……


提督 「…さっきまで晴れてたのにまた降ってきたな 今日の天気は安定しないな」


提督 「…まぁ外に出ることはもうないだろうし別に降ったところで困ることは…」


ピカンッ!!


提督 「っ!!」ビクッ!! ゴロゴロ…


提督 「(ーっ…だっだいじょうぶだ 今は室内にいるんだ それにまだ日は明るい…怖がることはない)」グッ…


提督 「…早く作業部屋に入ろう」スッ…


ガチャッ


提督 「…っえ?」



提督(東) 「ーっ…」///スゥ… 南提督の上着を羽織って匂いを嗅いでる(南提督には気づいていない)


提督(東) 「(…はぁ 南の匂いがする…南が着てた上着から南特有の匂いがする)」///スゥ…


提督(南) 「(南がいつまでも帰ってこないから 椅子にかけてあった南の上着につい手を出しちゃったけど…)」///スゥ…


提督(東) 「(…ダメぇ これクセになりそう 南がすぐそばにいると思うと…)」///ウズウズ…



提督 「ーっ…」///唖然


提督 「(なっなにやってんだ東!俺の仕事部屋で、しかも俺の上着の匂いを嗅いで!!)」///


提督 「(しかもなんかウズウズしてるし…もっもしかして、今ナニをしてる最中か!?俺が入ってきたのも気づいてないみたいだが!)」///


提督 「(こっこれはまずいな 見てはいけないものを見ちまった…気づかれる前に出よう)」///スゥ… 静かにドアを閉めようと…


ギィィ… ドアから悲鳴が部屋中に響き渡る(静かに閉めようとすると良くあるある!)


提督(東) 「っ! だっだれ!?」ハッ


提督 「(やべっ!)」バタンッ!!タッタッタッ… 勢いよくドアを閉めて逃げる


提督(東) 「っえ!?みっ南!?ちょ、待って南!!」ガタッ!!タッタッタッ… すぐさま席から立ち上がり出入口へ向かう


ガチャッ


提督(東) 「あっあれ?いない どこにいったの?」(゚ー゚;三 ;゚ー゚) キョロキョロ


提督(東) 「(というかさっき中に入ってきたの南だったかしら?一瞬しか見えなかったけど南ぽかったような…)」


提督(東) 「(いやそんなことはどうでもいいわ!もし南だったらわたしが南の上着を羽織って匂いを嗅いでるのを見られたってことよね!)」


提督(東) 「(しかもそのまま夢中になりすぎて下の方に手を伸ばしちゃったし…いやまだいじってないわよ!?)」←誰に言ってる?


提督(東) 「(もし南にわたしがこんなはしたないことをしてるなんて思われたら…)」


提督(東) 「…ーっ!!!!!!」///カァァッ!!!!


提督(東) 「(あぁぁーっ!!!!どっどうしよう!!南にそう思われてたらもう南と顔合わせられない!というかもう南の近くに寄れない!!)」///


提督(東) 「(誤解を解くのだってムリよ!現にわたしは南の上着を羽織って匂いを嗅いでたところを見られたんだから誤解が解けるわけない!!)」///


提督(東) 「(あぁぁ…終わった 私の人生おわった……もう南に顔合わせられない 南に冷たい目で見られるに決まってるわ…)」ズーン…


提督(東) 「(…どうしよう ほんとにどうしよう……)」



提督 「ーっ…」プルプル… 天井に張り付いて東の視界から外れている


提督 「(うおぉぉっ!!!!東早くどっかいけぇぇー!!天井に張り付くのめちゃくちゃキツいぃぃー!!!!)」プルプル…


提督 「(いくら改造されてる手だからと言っても完全に作動させてるわけじゃないから長くはもたない!MAXまで作動させると腕からエンジン音が出るから全開で使ったら確実にバレる!)」


提督 「(だから早くどっかに行ってくれぇぇー!!!!腕が持たない…!!!!)」プルプル…



提督(東) 「…ねぇ南 そこにいるんでしょ?さっきから息を荒くしてる音が聞こえるけど」


提督 「っ!!!?」ドキッ


提督(東) 「…見たよね わたしがあなたの上着を羽織って匂いを嗅いでるところ」


提督(東) 「…するつもりじゃなかったの 言いわけかもしれないけど、南が雷と部屋を出てったきりなかなか帰ってこなかったから…その、南の上着が椅子にかけてあるのを見つけて つい……」///カァァ…


提督(東) 「あっでも匂いを嗅いでただけよ!嗅いでただけでそれ以外はなにもしてないわ!それは信じて!」///


提督 「…」プルプル…


提督(東) 「…でも、はしたないよね 他の鎮守府にまで来て 南の上着を嗅いでるなんて…変態だよね」


提督(東) 「いくら惚れた相手だからといってもこんなことして許されるとは思ってないわ わたしはあなたの所有物をはしたないことに使おうとしたのだから…」


提督(東) 「…失望した?わたしと関わるの嫌になった?もし、もう私に近寄るのさえ嫌になったならもうここへは来ないわ」


提督(東) 「元横須賀鎮守府提督を助けるのは今まで通り協力はするから安心して …だから、正直に答えて」ギュッ…


提督 「…よっと」スタッ 天井から下りて着地する


提督(東) 「ーっ…」プルプル…


提督 「…東 ちょっとこっち向いてくれないか?」


提督(東) 「…なんで?」


提督 「いいから!こっち向いてくれ」


提督(東) 「…わ、わかったわ」スッ… 南提督の方に下向きながら顔を向ける


提督 「…」スッ…



ギュッ…


提督(東) 「…っえ?」南提督に抱きしめられる


提督 「べつにはしたないなんて思ってねぇよ 女でもそういうことをしちまう欲求不満があるんだから仕方ねぇよ」


提督 「やっちゃいけないとわかっていても手を止められないことなんてよくあることだ 俺の艦娘たちもみんなそういうことがあったからわかる」


提督 「だから気にすることはない それに俺自身、お前がそういう思いを持ってることに嬉しさを感じてるから尚のこと心配することねぇよ」


提督(東) 「…みなみ……」


提督 「…まぁ、ただっな 今回はタイミングが悪かったから見ちまったが次からはもっと隠れながらやってくれ」


提督 「あんなど真ん中であぁいうことしてたらぜったいバレるからするなら人目がつかないところでやってくれ おれを妄想で使っていいから」


提督(東) 「…ーっの」///ボソッ


提督 「…っん?」


提督(東) 「…みっ南本人を使うのは…だめなの?」///カァァ…


提督 「…っえ?」


提督(東) 「ーっや やっぱりなんでもない!!今のは聞かなかったことにして!!」///


提督 「…そうか?」


提督(東) 「えっえぇ!(わぁぁっ!!わたしなにいってんのよ!?南の前で、本人の前であなたを使っちゃいけないのかを聞くなんて!!)」///


提督(東) 「(バカなんじゃないのわたし!いくら本人にしてもらいたいからってこんなド直球に本人の前で言うことないじゃない!!するならもっとお互い親密を深めてからじゃないと…ってそうじゃない!!)」///ブンブンブンブンッッ!!!!!!


提督 「(…かなり恥ずかしがってるな まぁ当たり前か 俺を使っちゃいけないのかって言ってたもんな)」


提督 「(…うん 俺も恥ずかしい)」///カァァ



ピカンッ!!


提督 「っ!!」ビクッ!! ゴロゴロ…


提督(東) 「っ! …南?」


提督 「ーっ…」ブル…


提督(東) 「(…手が震えてる?いま雷がなったらビクついたみたいだけど)」


提督(東) 「…ねぇ南 もしかして、雷苦手なの?」


提督 「…いや、そんなことは…」


ピカンッ!!


提督 「っ!!」ビクッ!! ゴロゴロ…


提督(東) 「…だいじょうぶ?」


提督 「あっあぁ だいじょうぶ だいじょうぶ…だいじょうぶ……」ブルブル…


提督(東) 「…ほんとに?」


提督 「…」


提督(東) 「南って雷苦手だったんだね 意外だわ」


提督 「…あぁ ちょっと、昔嫌なことがあってな それ以来からダメになったんだ」


提督(東) 「むかし…?」



ヒュオォォンッ!!!!


提督&提督(東) 「「っ!!!!!?」」ゾクゥ!!!! 背筋が凍るような気が南たちに襲いかかる



如月 「しっれい、かーん?なぁにこんなところで、他の鎮守府の司令官を抱いてるのかしら?」ニコッ


提督 「きっ如月…」サー…


提督(東) 「(なっなに今の殺気!?っえ 今この子が出したの!?すっごい背筋が凍るような気を感じたわ!!)」


提督(東) 「(駆逐艦が出すような気じゃなかったわ!南の艦娘ほんとに怖いんだけど!!)」ビクビク…


提督 「…おい如月 東にも睨みつけたのか?東怯えてるんだが」


如月 「えぇー あれで怖がるの?けっこう優しめに使ったつもりだったのだけど」


提督 「お前のにらみつけは制御できないだろ だれに睨みつけるかまではできるけど睨みの強さは変えられないだろ」


如月 「うふふ!できなくはないわよ ただ手加減するとあまり効果がないからやる気ないけどね」


提督 「うん 知ってた」


提督(東) 「…っえ?南 この子もにらみつけ使えるの?」


提督 「あぁ 俺のにらみとは違うにらみつけを使うことができるよ 対象人物を決めて100メートル以内にいる者を一瞬だけ動きを止めることができるんだ」


提督(東) 「100メートル!?範囲ひろっ!この子そんなやばい能力持ってるの!?」


提督 「あぁ 戦力要因としてはなかなか強いぞ?」


如月 「ねぇねぇ司令官 なんで他の鎮守府の司令官を抱いてる…のはいいとして!」


提督 「いいとして?」


如月 「ここに新しい艦娘を着任させたいんだけど…いいかしら?」


提督 「新しい艦娘?一体だれを連れてきたいんだ」


如月 「睦月ちゃんよ!今本部に所属させてる睦月ちゃんをここに着任させたいの!」


提督(東) 「…っえ 本部の睦月?」


提督 「睦月をか?それはかまわないが上官に聞かないと移動許可くれるかどうかわからないな ちょっと聞いてみるよ」スッ…スチャッ 東から離れて懐から携帯を取り出す


如月 「あっもう電話したわ!上官に頼んだらいいって!」


提督 「っん そうか?なら着任させるか あいつも元俺のところにいた艦娘だからな あいつだけ仲間はずれさせるわけにはいかないからな!」


如月 「早くて明日には移動させるって言ってたわ!」


提督 「…あいかわらず早いな 前日に移動が決まったら次の日に着任とか普通ありえないだろ」


如月 「この作品あるあるよ 作者が早く着任させないと忘れるからしかたないわ?」←メタ発言


提督 「たしかに」


提督(東) 「…ねぇ南 本部の睦月って駆逐艦なのに最高技師艦と言われてるあの睦月?」


提督 「そうだ 駆逐艦なのに開発や建造などを得意とする 神の手を持つものと言われてる睦月だ!」


如月 「睦月ちゃんはほんとすごいのよ 開発とかだけじゃなく、いろんな子(艦)を落とすほどの指先をも持ってるのよ?ひとたび触られたらもう絶頂よ!」


提督(東) 「っえ!?さっさわられただけで絶頂!?」///


提督 「如月それを東の前で言うな てか触られたぐらいじゃそうならないだろ」


如月 「でもそれに近いでしょ?睦月ちゃんの指テクは司令官も認めてるでしょ?」


提督 「いやまぁ そりゃ認めるけど…って!だから今そういうことを言ってるんじゃなくてだな!!」


提督(東) 「(やっやばい!ほんとに南の艦娘こわい!!いろんな意味でこわい!?)」ガクガク


提督(東) 「(狂喜乱舞する子もいれば、にらみつけが使える子もいてほんとにこわい!!南が最高指揮官と呼ばれていた理由がわかるわ!)」ブルブル…


如月 「ん〜?東司令官 もしかして、怖がってるの?身体震えてるけど」


提督(東) 「っえ!?あっそ、そんなことないわよ!べつに怖くなんて…」アワワワ


如月 「ほんとかなぁ?」スゥ…


ムニュッ


提督(東) 「っ!!!!!?」///カァァッ!! 如月に両胸を触られる


提督 「っな 如月!?」


如月 「あらあらぁ?やっぱり大きいわね 触った感じDカップってところかしら?」モミモミ


如月 「うらやましいわぁ こんなにも胸が大きいなんて…司令官がよろこんじゃう!」キュッ


提督(東) 「ひゃぅんっ!!!!!?」ビクンッ!! 胸の先端部分を摘まれて体が跳ね上がる


提督 「っ!!!?」///ドキッ


如月 「こんなに大きいとつい いじめたくなっちゃうわ?ちなみに言っておくけど、わたし相手が女性でもいける口よ?」ニヤッ


如月 「睦月ちゃんと何度もしたことあるから扱いには慣れてるのよ?東司令官 見た感じ初はつしいけど…もしかして経験ない感じ?」


提督(東) 「ーっな、ないわよ!てかいつまで揉んでるのよ!あとわたしは女同士は興味ないわ!」パシンッ


如月 「あらそうなの?女体盛りとか興味あるのに?」ニヤッ


提督(東) 「っ!!」ギクッ


如月 「ほんとは興味あるんじゃないの?女性のら、た、い…?」ニヤッ


如月 「興味がなかったなら艦娘に女体盛りなんてさせないでしょ?いくら罰とはいえ、罰を与えるなら別のことでもよかったはず」


如月 「それなのに女体盛りを選んだということは盛り付けられたお刺身を食べ続けることによって露わになっていくあんなところやこんな所を見て興奮してたんじゃないの?」グイッ


提督(東) 「ちっちが!そんなこと…」タジ…


如月 「なにが違うの?なにも違わなくないでしょ 女性の身体に興味があるから女体盛りさせたんでしょ?」グイッ


如月 「別におかしくないわよ 女性が他の女性の身体に興味を持つことは恥ずかしいことじゃないわ」


如月 「だから素直になっちゃいなさいよ 私に身を任せてさえくれれば優しくリードして あ、げ、る、か、ら!」///スゥ… 東提督の頬に手を添えて顔を近づける


提督(東) 「っちょ まっやめ…!!」ビクッ


提督 「ーっや やめないか如月!!」バシッ!!


如月 「ギャウンッ!!!?」バシッ!!


提督 「お前の悪い癖だぞ!相手をグイグイ押して押し倒すの!東は嫌がってんだから無理にやろうとするな!」グイッ 東提督を抱きかかえて自分のもとに寄せる


提督(東) 「あっ…」///ドキッ


如月 「いたた…んもぅ!いいじゃない わたしが誰とやろうとしても!司令官には関係ないでしょ!」


提督 「関係あるわ!俺はお前の上司なんだから相手が嫌がってるのに無理にやろうとしてたら止めさせるに決まってるだろ!」


如月 「だったら今すぐ私としてよ!わたしもう大洪水よ!」( ゚д゚)クワッ


提督(東) 「えぇっ!?だっ大洪水!?」///


提督 「女が下ネタ言うのやめろ!しかも東がいる目の前で何言ってんだ!」


如月 「別に誰がいても関係ないわ!わたしは開放的な性交も受け入れるわ!」( •̀∀•́ )✧キランッ


提督 「誰もそんなこと聞いてない!てか俺が嫌だわ!そんな公開プレイな悪趣味持ってないわ!」


如月 「だいじょうぶよ 一度やってみれば意外にハマるかもしれないわよ?」


提督 「ハマりたくないわ!1度たりともやりたくないわ!」


如月 「初めての経験は大切よ?司令官」ニヤッ


提督 「知るかー!!」


提督(東) 「ーっ…」///カァァ…


提督(東) 「(みっ南たちの話を聞いてて恥ずかしいわ…今すぐにでもここから立ち去りたい!)」///


提督 「まぁとにかく 東には手を出すなよ?睦月なら手を出してもいいから」


如月 「えぇ〜?二人でするより三人でした方がおもしろいのに…」( ´・ω・`)


提督 「なら他の誰かとやれ 東やおれはやらないからな」


如月 「むーっ!!」(`・н・´)ムス


提督 「それじゃ東 俺たちは元横須賀鎮守府提督を助ける作戦考えるぞ」


提督(東) 「えっえぇ わかったわ」


提督 「如月 俺たちは執務室で作戦立ててるから変な騒ぎ起こすなよ?お前はトラブルメーカーなんだからいいな」


如月 「…」


如月 「はーい!」(*^▽^*)


提督 「おい 今の間はなんだ?何かしでかそうとしてるのか?」


如月 「えぇー?そんなことないわよ んもぅ!司令官ったら考えすぎ!」(・∀・)ニヤリ


提督 「うん ものすごく悪巧みを考えてそうな顔だな」


如月 「うふふふふ!さぁてねぇー?」(´∀`*)ウフフ


提督 「…とにかく変なことするなよ?」


如月 「うふふ!はーい!」


提督 「それじゃ東 また考えるぞ」


提督(東) 「うっうん…」タッタッタッ…


パタンッ…


如月 「…」


如月 「うふふふふ?東司令官の胸大きかったわねぇ…しかも初々しい反応も見ちゃったからすごく興奮しちゃったわ!」(^p^)グヘヘ


如月 「あのまま押し倒して司令官に見られながらペロペロしても良かったのだけど…さすがに司令官が黙ってないわね」


如月 「…でも、いつか襲ってみたいわね?初めてはもらわないにしてもあの大きい胸に顔を埋めて先端部分をいじくり回したいわ!」(・∀・)ニヤ


如月 「はぁぁ…いつかその時が来ることを願いたいわ?もしその時が来たら思いっきりイかせてあげよっと!」


如月 「あぁー早く睦月ちゃん来ないかなぁ!来たら私と同じ部屋にして毎日ちゅっちゅしたいわ!」


如月 「睦月ちゃんの小さいお胸をいじくり回して下の割れ目をグチョグチョにしてから…」


如月 「うふ うふふ!うふふふふぅ!!」(^p^)グヘヘ




提督(東) 「ーっ…!!」ガクガク… 提督室にまで如月の声がダダ漏れで震えている


提督 「…だいじょうぶか?東 ものすごく震えてるが」


提督(東) 「ーっ…みっみなみ わたし…初めてが女なんていやよ?」ブルブル…


提督 「いや俺にそれ言われても…てか男の俺にそれを言うな」


提督(東) 「初めては大事なのよ!そんな大事なことをわけもわからず女に奪われるなんて絶対いやよ!」


提督 「いやだからそれを俺に言うなって!俺に言われてもこまるわ!」


提督(東) 「あなたの艦娘でしょ!なんとかしてよ!私このままだと本気でやられかねないわ!」


提督 「安心しろ それに関しては昔何度も注意したから絶対しないと思う たぶん」


提督(東) 「たぶんっ!?」


提督 「一応任意してない相手とやった場合には俺との接触を一生ないものとするって言っておいてあるからおそらく手は出さないと思う」


提督(東) 「さっきものすごくやられそうだったんだけど!?」


提督 「それはお前が押されてたからだ 如月は押して倒せそうなやつなら誰でも襲うからな?本人が気に入ったやつ以外にはしないが」


提督(東) 「ーっ…わっわたし、押しに弱いからやられる!!」ガクガク…


提督 「その時は俺の名前を出せ 襲えば俺と一生触れ合うことができなくなるって言えば あいつの事だからやめると思うぞ?」


提督(東) 「…ほんと?」


提督 「おそらくな あいつ自身も俺とするのが一番気持ちいいから俺と出来なくなるのは絶対にいやだと言ってたから高い確率でやめるだろ」


提督(東) 「きっ気持ちいい…」///カァァ…


提督 「あっ…わるい 変なこと言って」


提督(東) 「あぁうぅん!別にへいきよ 気にしないで」///


提督(東) 「(やっぱり南とするの気持ちいいんだ…南の艦娘みんな気持ちいいって言ってるけど、どのくらい気持ちいいのか気になるわ)」///


提督(東) 「(…いっいつかできるといいなぁ)」///モジモジ


提督 「…それじゃ救出作戦考えるぞ?(東…もう少しなに考えてるのかを隠せよ モロバレなんだが…)」


提督(東) 「えっえぇ…」













数時間後…



夜ー提督室



提督 「うーん…東 この救出方法ならどうだ?説得も兼ねて作ってみたんだが」スッ


提督(東) 「どれどれ?」ペラッ


提督(東) 「…うーん 作戦内容はわるくないけど、この説得方法でいけるかしら?ちょっと心配ね」


提督 「かなり捻った説得方法にしてみたんだがやっぱりダメか ならこの作戦はやめとくか」


提督(東) 「そうね もう少し考えた方が良さそうね」スッ


提督 「んー…もう少し情報が欲しいな 元横須賀鎮守府提督がどういう頭の回転をしてたのかも知りたいがなんの深海棲艦を連れてるのかも知りたい」


提督(東) 「作戦指揮のことなら瑞鳳に聞いた方がいいわね あの子は元々秘書だったからよく知ってるはずよ」


提督 「そうだな それじゃ今からでも呼んで作戦を…」



コンコンッ


タツタヨ イマイイカシラ?


提督 「っん いいぞ」


ガチャッ


龍田 「失礼するわ」


提督 「どうした?なにかようか」


龍田 「えぇ そろそろ夕飯だから伝えにきたわ もう夕飯の準備はできてるから食べに来ない?」


提督 「っえ もうそんな時間か?」


提督(東) 「はやいわね 時間が経つの」


提督 「わかった 今から俺たちも行くよ」


龍田 「早めに来てねー?はやく来ないと…わたしの槍でその足、切っちゃうからね?」スチャッ


提督 「切れるものなら切ってみろよ 切る前にお前の唇奪ってやるからな?」ニヤッ


龍田 「」///ボンッ!!


提督(東) 「ちょっみなみ!?」///


龍田 「あっえと、その…くっくちびるって……」///カァァ


提督 「んー?なぁに顔を赤らめてるのかな 奪うってもしかして、キスのことを思い浮かべたのかな?」(・∀・)ニヤニヤ


提督 「いつも切り落とすとか言ってるのに唇を奪うって言われるとそっちの意味で受け止めるのか?かわいいなぁ龍田!」


龍田 「ーっ…べっ別にそんなこと思ってないわよバカー!!」///ダッ!!



提督 「はははっ!やっぱり龍田はかわいいなぁ 予想外なことを言われると恥ずかしがって逃げるところはいつ見ても飽きないな!」


提督(東) 「…みなみ あなた悪趣味よ 恥ずかしがらせてどっか行かせるのを見て楽しむなんて気持ち悪いわ」


提督 「いやさすがに趣味とまでは言わないが…てか気持ち悪い言うな さすがに傷つくぞ?」


提督(東) 「ならその性格どうにかしなさい 辱めて喜ぶなんて性格悪いわよ」


提督 「でも東だって女体盛りさせた艦娘の裸体を徐々にあらわにしていくの見て楽しいだろ?」


提督(東) 「…」


提督 「…そうなんだろ?」


提督(東) 「…そっそんなこと、ないわよ?」メソラシ






この続きは単独行動隊提督 15になります

今後とも単独行動隊提督をよろしくお願いします!

まだまだ長くなるかと思いますが気長に見てもらえると幸い(✋٠∀٠)<デース


後書き

提督の装甲&技


重攻撃型装甲

攻撃重視の機装
武器は機関銃片手に四丁(計八丁)(二十口径)
サーベル二刀
ミサイル(直径4cmの小型ミサイル)【5発】
バズーカ(直径1mの小型バズーカ)【1発】
ブースター(主に海上を走るために必要な機械)

攻撃(火力) 40 物理武器(サーベル) ?
防御(装甲) 10+5
速度(速力) 普通
殆んど戦闘用


重防御型装甲

防御中心の換装
武器はサーベル二刀のみ
超最速ブースター(重いため速度は出ない)
全体的にミサイルを受けてもなかなか壊れない鉄の盾防御装備
艦娘を治す機材付き(時間かかる)
バケツスプレーも付いてる(一瞬で修理できる)

攻撃(火力) 0 物理武器(サーベル) ?
防御(装甲) 100
速度(速力) 低速
使い時が難しい


重速度型装甲

速度重視の装甲
武器はサーベル二刀のみ
最速ブースター

攻撃(火力) 0 物理武器(サーベル) ?
防御(装甲) 0
速度(速力) 超高速
殆んど遠征用…?けっこう戦闘にも使っている





提督の技


睨みつけ(手加減)

メリット 「相手を気絶させるだけだが戦闘不能にする事が出来る」

デメリット 「これを使った後、目が一時間ほど開かなくなる上に手加減をしているので相手に傷が付く事はない為、攻撃性がない」


睨みつけ(本気)【禁技】

メリット 「【半径十m以内に居る者を大破】 【半径十m〜二十mに居る者をを中破】【半径二十m〜三十mに居る者を小破】【半径三十m〜五十mに居る者を被弾程度】のダメージを与える上、目を閉じていても関係なしにダメージを与えるとができるチート技」

小メリット 「手加減の睨みつけとは違う為、使ったら目が一時間ほど開かなくなることはない」

デメリット 「敵艦隊だけでなく味方にも被害を与えてしまう為、味方が近くにいると被害を受けてしまう上に避け方がいくつかあり、それを知られていれば避けられてしまう為油断できない」





提督の刀技


弾返し

メリット 「相手が打ってきた弾をはじき返す(はじき返した弾を相手に当たる確率はかなり低い)」

デメリット 「両手ではじき返せばそこまで体力を使わないが片手ではじき返すと両手ではじき返すより二倍体力を使うのであまり連続では使えない」



高速弾返し

小振りにして振る速度を早めて小さい弾を跳ね返す剣術

メリット 「早く振れる為、艦載機の弾や弱い対空系の弾なら素早く多く弾き返せる」

デメリット 「艦載機の弾と弱い対空系の弾以外ははじき返せない」



装備剥ぎ取り斬り

空中に飛んで敵の装備している武器をサーベルで斬りつける技

メリット 「装備を外すだけであって相手にダメージを与えるわけじゃない為メリットはあまりない」

デメリット 「ダメージは一切与えることが出来ない上、敵が一箇所に纏まって居れば一気に装備を外すことが出来るがバラバラだと一体一体に斬りつけないといけない為、正直使いづらい」



一ノ太刀 一騎当千

一振りで数回切り 貫通性のあるなんとも凄い剣術

メリット 「艦載機などは一片に片付けられ、戦艦凄戦姫なども一撃で倒すことが出来る」

デメリット 「連続で出せない上に大振り攻撃の為、外した時のスキが大きいため出すタイミングが難しい」



禁止技一覧


睨みつけ(本気)【禁技】

メリット 「【半径十m以内に居る者を大破】 【半径十m〜二十mに居る者をを中破】【半径二十m〜三十mに居る者を小破】【半径三十m〜五十mに居る者を被弾程度】のダメージを与える上、目を閉じていても関係なしにダメージを与えるとができるチート技」

小メリット 「手加減の睨みつけとは違うので使ったら目が一時間ほど開かなくなることはない」

デメリット 「敵艦隊だけでなく艦娘にも被害を与えてしまう為味方が近くにいると被害を受けてしまう上に避け方がいくつかあり、それを知られていれば避けられてしまう為油断できない



二刀剣乱舞【禁技】

サーベルと小刀を持ってキレる技
はっきり言って禁技の中でもかなり危険な技

メリット 「ー」

デメリット 「敵味方関係なく攻撃する上、自分で制御できない」



即死 居合い斬り(禁技)

首元に小刀で切りつける単純&最大的に危険な技
キレた時しか使わないがこれを食らったものは即死で済めばいい方だろう?痛がって死ぬよりかは…

メリット 「ー」

デメリット 「敵にさえ傷をつけたくないこの提督にとって苦痛だろう」


東提督の装甲


重攻撃型装甲(南提督の装甲とほぼ一緒)

攻撃重視の換装
南提督の換装とは違って武器がかなり多くつまれている
右腕に12.7cm連装砲(装弾数5発)と左腕に軽量型鉄板盾(長さは縦1mの横0.5m)
背中にミサイル(直径4cmの小型ミサイル)
背中にロケラン(直径15cmの小型ミサイル)
両足に12.7cm連装砲の弾の小型弾薬庫を2つずつ付けている(一つの小型弾薬庫に付き3発で計12発)
両足にブースターを付けている
腰にはサーベルを二刀付けている

攻撃(火力) 40 物理武器(サーベル) 0に近い
防御(装甲) 20
速度(速力) やや低速


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