瑞鳳 「お正月です!提督!!」 提督 「…だから?」
修正完了しました(2018/11/3)
短編小説です
本当ならお正月までに終わらせようかと思っていたのですが、思ったより時間がかかってしまいました… お正月過ぎていますが今後とも単独行動隊をよろしくお願いしますm(_ _)m
ちょっとエッチぃ所がありますが気にしないでください!
提督の部屋
瑞鳳 「お正月だから仕事は休みだって上官から連絡がありましたよね?」
提督 「あったけど…それがなんだ?」 炬燵の中に入って暖をとってる
瑞鳳 「外で羽付きやりましょう!」
提督 「絶対やだ 寒い」
瑞鳳 「やりましょうよ!子供は風の子って言うじゃないですか!」
提督 「俺子供じゃない だから家の中で過ごす」ヌクヌク…
瑞鳳 「やりましょうよ羽付きー!」
提督 「金剛達とやればいいだろ?なんで俺を誘うんだ」
瑞鳳 「提督ってなんか羽付き上手そうじゃないですか?なので誘ってます!」
提督 「俺は羽付きなんてやったことねぇよ あんな羽子板で羽を叩いて相手にぶつける遊びのどこが楽しいんだか?」
瑞鳳 「…提督 なんか遊び方違いませんか?」
提督 「…っえ 違ったっけ?」
瑞鳳 「全然違いますよ!?なんで相手にぶつけるんですか!?」
提督 「だれから聞いたかは忘れたがやり方だけは教えてもらったことはあるけど、羽付きは相手に目掛けて羽を打って相手はその羽を上に弾いて落ちてきた所を打って跳ね返すんだろ?」
瑞鳳 「なんですかその危ない遊び!?全然違いますよ!」
提督 「それで羽が地面に落ちたら羽子板で叩き合うんだろ?」
瑞鳳 「それもう遊びじゃありませんよ!ただの戦闘です てか羽使う意味ないじゃないですか!」
提督 「羽は先手必勝に使うものだろ?」
瑞鳳 「もはや意味がわかりません!」
提督 「あれ?」 タッタッタッ…
バタンっ!!
金剛 「HEY!提督お正月デース!一緒に遊ぶデース!!」(≧∇≦)
提督 「いやだ 寒い」
瑞鳳 「そんな事言わないで遊びましょうよ?」
提督 「炬燵の中に入りながらみかん食べてる方が楽しい」ヌクヌク…
金剛 「それはダメデース!寒いからってずっと炬燵の中に入っていては身体に悪いデース!」
提督 「別にいいよ 今が幸せなら…」
(_ _*)οΟウトウト…
瑞鳳 「…」タッタッタッ…
ブチッ 炬燵の電源コードを抜く
提督 「おいこら!なに炬燵の電源コード抜いてんだ 寒くなってくるだろ!」
瑞鳳 「ずっと炬燵の中に入っていては身体に悪いです!外で遊びますよ?」
提督 「いやだ!炬燵の中に入ってぬくぬくしてる!」
金剛 「でも今電源コードが抜けてるから冷めてくるデース!」
提督 「もう一回差し込めばいいだけの話しだ」
チョキンッ
瑞鳳 「コード切らせてもらいました」チャキンッ ハサミで炬燵の電源コードを切る
提督 「お前ふざけんなよ!これ今日上官から送ってもらって今日付けたんたぞ!?なのに一日で壊すってありえないだろ!」
瑞鳳 「また送ってもらえばいいじゃないですか?明日になるかもしれませんが」ニコッ
提督 「…まぁ配線ぐらい簡単に治るから別にいいけどな?」
チョキンッ
瑞鳳 「コードは預からさせてもらいます」スッ コード部分を全部切って格納庫の中にしまう
提督 「ふざけんなよお前!!いい加減にしろよ!!」
瑞鳳 「炬燵は身体に悪いですからね?だから外で遊びましょう!」
提督 「ぜったい嫌だ!炬燵が使えないなら…」スクッ タッタッタッ… 炬燵から出て物置に向かう
金剛 「? なにしてるデスか提督?」
提督 「物置の中に電気ストーブが締まってあるんだよ それを使えば炬燵使わなくても…」カタッスー… 物置の扉を開ける
瑞鳳 「捨てておきました」
提督 「…っえ?」
瑞鳳 「炬燵をダメにしたら電気ストーブを使うだろうと予測していたので先に手を打っておきました!」ニコッ
提督 「」ブチッ
金剛 「ずっ瑞鳳 さすがにそれは…」
瑞鳳 「さっ提督?諦めて外に出て遊びましょう!」
提督 「…なぁ瑞鳳 お前さぁ?」
瑞鳳 「はい?」
提督 「いい加減にしろよテメェ!!自分が遊びたいからって無理矢理人を遊ばせようとするんじゃねぇよ!!」
瑞鳳 「だって提督ノリ悪いんですもん…」ムスッ
提督 「知らねぇよ!!さっきも言ったとおり金剛達と遊んで来い!!」(#゚Д゚)ゴルァ!!
瑞鳳 「提督も一緒に遊びましょう!」
提督 「だから外は寒いから遊ばねぇって言ってるだろ!!いい加減にしろ!!」
瑞鳳 「ちょっとで良いので遊びましょうよ?」
提督 「いやだ!誰がなんと言おうと絶対に…」
瑞鳳 「今日の晩ご飯ひじき作ってあげますからっね?」
提督 「…仕方ねぇな?少しだけ付き合ってやるよ」
金剛 「えぇぇぇえぇええぇぇぇっっっ!!!!!?ひじきでぇえぇぇええぇぇぇっっっ!!!!!?」Σ(⊙д๏)
瑞鳳 「ありがとうございます!提督」
提督 「その代わり大量に作ってくれよ?」
瑞鳳 「はい!」
金剛 「(提督安いデース…)」
提督 「それで、なにして遊ぶんだ?羽付きするのか?」
瑞鳳 「そうですね?雷達もやるのでしたら羽付きにしようかと思いますが」
提督 「あいつらも寒くて部屋から出たくないんじゃないか?」
瑞鳳 「子供は風の子 無理矢理出します!」
提督 「…あぁそうか まぁお前がやってくれるなら俺は別に構わないが?」
瑞鳳 「はい!」
金剛 「(瑞鳳怖い子デース…)」
瑞鳳 「では、提督達は外に出て待っててください 私は雷達を連れてきますので行ってきます」タッタッタッ…
提督 「無理に連れてくるんじゃないぞ?嫌がってたら素直に諦めろよ」
瑞鳳 「あっ羽子板などは私が持っていくので提督達はになにも持っていかなくても平気ですからね?」ガチャッ タッタッタッ…
提督 「いや、人の話を…」
金剛 「…行ってしまったデース」
提督 「…もう知らん 金剛先に外出てるぞ」
金剛 「はいデース」
タッタッタッ…
南我原鎮守府敷地内
ヒュー… 冷たい風が中庭で吹く
提督 「さむ…」上着を着てなんとか寒気から逃れる
金剛 「寒いデース…」ガタガタ… いつもの服装で外に出て寒がっている
提督 「んな薄着してるからだろ 厚着してくればいいだろ」
金剛 「また部屋に戻るのめんどいデース…」ガクガク…
提督 「いやそこはめんどくさがるなよ?」
金剛 「ふぉぉぉぉ…」ブルブル…
提督 「…ったくよ」ジー…シュルッ 自分が来てた上着を脱ぐ
提督 「ほらよ?」スッ 上着を脱いで金剛に渡す
金剛 「…っえ?」ブルブル…
提督 「そんな格好だと風邪引くだろ?着てろ」
金剛 「でっでも!それだと提督が…」ブルブル …
提督 「お前の姿よりマシだ 着ろ」
金剛 「提督…」ブルブル…
提督 「…早く取ってくれないか?手が疲れてきた」
金剛 「あっはい、すみません お借りするデース」ツカミッ
提督 「はぁ…」
金剛 「温かいデース!」ヌクヌクッ 提督から借りた上着を着て暖を取り戻す
提督 「そいつは良かったな てか瑞鳳遅いな…なにしてんだあいつは?」
金剛 「(提督優しいデース!目つきは悪いけど本当に優しい提督で良かったデース!)」ヌクヌク… ハヤクアソンデハヤクオワラセタイナァ?ハァ…
瑞鳳 「提督ー!」タッタッタッ…
提督 「やっと来たか?遅いぞお前…ら?」
瑞鳳 「申しわけありません ちょっと時間かかってしまって?」タッタッタッ… 振袖(着物)を着て提督たちの元へやって来る
雷 「着物って意外と可愛いわね?普段着ないから一段と可愛く見えるわ!」タッタッタッ… 同じく振袖(着物)を着て来る
電 「なのです!」そのまた同じく振袖(着物)を着て来る
金剛 「oh!三人とも可愛いデース!」
瑞鳳 「ありがとうございます!金剛さん」
提督 「…なんで着物を着て来たんだ?ただ遊ぶだけなのに」
瑞鳳 「お正月なんですから着物を着るのは当たり前です!」
提督 「いや別に当たり前じゃないだろ」
瑞鳳 「いいんです!着物なんて着る時がなかなかないじゃないですか?お正月だからこそ着るんです!」
提督 「…あぁそうか?」ハァ…
瑞鳳 「それではさっそく羽付きをやりましょう!」スッ どこからともなく羽子板と羽を出す
電 「最初は誰からやるのですか?」
瑞鳳 「最初は提督と私からやります!」
提督 「なんで俺から?別にいいけど」
瑞鳳 「はい!提督」スッ 羽子板を渡す
提督 「…これが羽子板か?こんな形してるんだ?」フーン…
雷 「っえ?提督 羽子板見たことないの?」
提督 「聞いただけでやったことも見たこともない」
金剛 「っえ!?マジですか!?」
提督 「あぁ だから初めて見た」
瑞鳳 「それじゃ提督行きますよ!」
提督 「いつでもいいぞ?」
瑞鳳 「そぉれ!」スッ…コンッ 羽子板で羽をついて提督の元に飛ばす
提督 「…」スッ…
バシィンッ!!!! 上から羽を突いて瑞鳳に跳ね返す
瑞鳳 「ひぃっ!!!?」シュンッ!! 瑞鳳の真横に羽が勢いよく横切る
提督 「おい ちゃんとやれよ?避けてたら続かないだろ」
瑞鳳 「提督力入れ過ぎですよ!顔面に当たるかと思いました!?」ドキドキ…
提督 「当てないようにちゃんと考えて打ったよ お前こそちゃんと上に上げて打ち返せよ」
瑞鳳 「当てないようにって明らかに私に当てようとしてきましたよね!?」
提督 「だからそういうやり方だろ?相手にめがけて羽をつく …違ったか?」
瑞鳳 「違いますから!私が打ったみたいに跳ね返すんですよ!」
提督 「…さっき瑞鳳が打ったみたいにか?」
瑞鳳 「そうです!それが羽付きです」
提督 「…力加減大変そうだなぁ?」ハァ…
瑞鳳 「なんでですか!?軽く叩けばいいだけじゃないですか!?」
金剛 「…まさか提督が羽付きのルールを知らないとは思いもしなかったデース」 イヤ、ドノクライノツヨサデタタケバイイノカワカラナクテ…
電 「本当なのです」 ホントウニカルクタタケバイインデス! モウイチドヤリマスヨ?
雷 「てか、金剛さんはなんで司令官の上着を着てるの?」 ワカッタ
金剛 「提督が貸してくれたネー!凄く暖かいデース!」 イキマス コンッ
電 「司令官さんがですか?」 カルクカルク… カンッ!!
金剛 「そうデース!私が寒そうだからと言って提督が着てた上着を私に貸してくれたんデース!」 ヒィッ!!!? シュンッ!!
雷 「…見かけによらず本当に優しいわね?司令官って」 マタツヨスギタカ?ムズカシイナ…
金剛 「本当デース!」 カルクデイインデスヨ!?ドンダケチカラカゲンヲカンガエルノガニガテナンデスカ!?
瑞鳳 「雷 提督と代わって私と一緒に手本をお願いします」
雷 「はーい!」タッタッタッ…
ガッ!!
雷 「あっ」グラッ
金剛 「雷!?」
ダッ!!…ガシッ!!
提督 「大丈夫か?」倒れる雷を即差に支える
雷 「あっありがとう司令官 助かったわ」
提督 「普段下駄なんて履かないから歩きづらいだろ?気をつけろよ」
雷 「うっうん わかったわ」
電 「危なかったのです…」
金剛 「さすが提督ナイスタイミングネー!」
提督 「近かったからすぐに支えることができただけだ もうちょっと遠ければ間に合わなかったよ」
瑞鳳 「下駄ではなく普通の靴にした方が良かったでしょうか?」
提督 「動きやすさから言ったらそっちの方が良かったな さすがに下駄で羽付きはやりにくいんじゃないか?」
瑞鳳 「…そうですね?雷 履き替えてきますか?」
雷 「大丈夫よ!着物姿は下駄じゃないといけないんだから靴になんか履き替えないわ!」
提督 「いや、別に靴でもいいだろ?下駄じゃないといけないなんてルールはない」
雷 「着物姿に合う履き物は下駄なの!司令官もわかってないんだから?」
提督 「…まぁ、男は袴だからな?履き物は…」
電 「下駄じゃありませんでしたっけ?」
提督 「…たしかに下駄履いてる奴もいるな?でも俺はわらじだからわからん」
金剛 「たしかに下駄を履いてる人もわらじを履いてる人もいるネー」
瑞鳳 「履き替えなくても大丈夫なら準備してください」
雷 「はーい!」
提督 「ほら 羽子板」スッ
雷 「しっかり見ててよね?司令官」ガシッ
提督 「あぁ ちゃんと見るよ」
瑞鳳 「では行きますよ?」
雷 「はーい!」
瑞鳳 「それ!」コンッ
雷 「よっと!」コンッ
瑞鳳 「はいっ!」コンッ
雷 「まだまだ!」コンッ
提督 「…あぁやって遊ぶのか?随分と力抜いてやるんだな」 コンッ…コンッ…
金剛 「逆にあんな力でやったら怪我人が出るデース…」 コンッ…コンッ…
電 「たしかになのです…」 コンッ…コンッ…
瑞鳳 「よっ!」コンッ
雷 「てやっ!」スカッ
コロンコロン…
雷 「あっ…」
瑞鳳 「私の勝ちですね?」
雷 「うー…負けちゃった」
瑞鳳 「雷 羽付きで負けた人はどうなるか…知ってますか?」
雷 「っえ?たしか顔に墨を塗られたような…」
瑞鳳 「その通りです!そして偶然にも墨と筆がここにあるんですよ?」(。-∀-)スッ どこからともなく墨と筆を取り出す
雷 「…まさか」サー…
瑞鳳 「そのまさかです!」シュンッ!! 一瞬にして雷の前に立つ
雷 「はやっ!?」
瑞鳳 「」シュンッ!!
ペチャペチャ!!
雷 「きゃあっ!!」頬にバツを書かれる
瑞鳳 「やっぱり楽しいですね?羽付きって!」
雷 「うー 墨臭い…」ツーン 墨の臭いが鼻にきて刺激する
瑞鳳 「水性の墨なんで洗えばすぐ臭いはとれますよ?」
雷 「ならいいけど…」
提督 「…なぁ、負けたら墨塗られるってルールあるのか?」
金剛 「一応ありマス 負けた方は顔に墨で×や〇などを書かれる罰ゲーム的なルールはありマース」
提督 「そうなのか?電」
電 「はい 一応あるのです」
提督 「…そうか?」ニヤッ
金剛 「…提督?なにをニヤけて…」
瑞鳳 「提督ー!やり方は大体わかりましたよね?」
提督 「あぁ 大体わかった!雷 交代してくれるか?」
雷 「わかったわ」タッタッタッ…
電 「お姉ちゃん また転けないように気をつけるのです」
雷 「平気よ!電じゃあるまいし二度目はっ…」ガッ!!
電 「お姉ちゃん!?」
ダッ!!…ガシッ!!
提督 「…電がなんだって?」またもや転びそうになる雷を支える
雷 「…なんでもないです」
提督 「まったく…羽子板貸してくれ」
雷 「はい 司令官」スッ
提督 「仇は取ってやるからな?」ガシッ
雷 「…っえ?」 タッタッタッ…
瑞鳳 「提督 さっきみたいに力一杯叩いてはいけませんよ?そうした場合…提督であろうと墨を塗りますからね?」(^言^)ウフフ
提督 「いや、顔に墨を塗るじゃなくてもっと大きいものを賭けてみないか?」
瑞鳳 「…もっと大きいもの?例えばなんですか?」
提督 「そうだな?例えば…勝った方は【何でも一つ言うことを聞く】ってのはどうだ?」
瑞鳳 「…っえ?」
提督 「もちろん限度はなし…どうだ?やってみないか?」
瑞鳳 「…いいんですか?そんな事言ってしまって 提督はさっきまで全部失敗していたんですよ?それなのにそんな大きな賭けをしてしまっていいんですか?」
提督 「別にいいよ?そのかわり…嫌だと言ってもやってもらうからな?」
瑞鳳 「別にいいですよ?そのかわり 提督が負けて嫌だと言ってもなんでも一つ聞いてもらいますかね?」
提督 「いいだろう 賭け成立だな?早く始めようぜ」
瑞鳳 「私が羽を持っていますので私から打ちますね?」
金剛 「なんか凄いことになったデース…」
雷 「たかが羽付きで負けたらなんでも言うことを聞くって…凄いルール作っちゃったわね?」
電 「どちらが勝つのか楽しみなのです!」
金剛 「提督は勝ったらなにをお願いするのでしょうか?」ウーン…
雷 「きっとエッチな事よ!司令官は男だから可能性はあるわ?」
電 「はわわわわ!司令官エッチぃのです!」
提督 「…」
瑞鳳 「…提督 一つ聞いていいですか?」
提督 「…なんだ?」ニタァ 瑞鳳に呼ばれると同時に気持ち悪いにやけ顔をする
瑞鳳 「(あっこれ…負けたらヤバイかも 提督の目…完全にあっち系の目つきになってる)」
提督 「今更やめるなんて言わせねぇからな?やるからには勝たせてもらうからな!」ニタァ
瑞鳳 「…提督 賭けはありのままにしていいですが限度を付けませんか?」
提督 「なんだ?急に弱気になってどうした 負けるのが怖いのか?」ニヤニヤ
瑞鳳 「」カチンッ
瑞鳳 「わかりました!限度なしでやります!やるからには絶対に勝たせてもらいますからね?」
提督 「(チョロ過ぎる…)」
瑞鳳 「いきます!」スッ…
カンッ
提督 「よっと?」コンッ 下から羽をついて瑞鳳に打ち返す
瑞鳳 「はっ!」カンッ
提督 「っほ?」コンッ
金剛 「…提督 上手くなってマース」 カンッ…コンッ
電 「さっきとは大違いなのです」 カンッ…コンッ
雷 「見ただけであんなに上手くなるものかしら?」 カンッ…コンッ
瑞鳳 「はっ!」カンッ
提督 「…」コンッ ずっと下から羽をついて打ち返す
瑞鳳 「(…提督 さっきから下からしか打たないけどなんでかな?一度も上から羽をつかないけど)」カンッ
提督 「…」コンッ
瑞鳳 「(もしかして上から打つと強過ぎて失敗すると思ってるのかな?なら上からでしか打てないようにすれば勝てる!)」カンッ
提督 「…」コンッ
瑞鳳 「提督 この勝負…もらいます!」カンッ!!
提督 「っ!?」 ヒュー… さっきより強い力で羽が勢いよく飛んでくる
瑞鳳 「(提督の頭ぐらいに打てば下からでは打てないはず!仮に下から打とうとしても力加減を間違えて失敗するはずです!)」
提督 「…」 ヒュー… 羽が徐々に落ちてくる
瑞鳳 「(さぁ提督どうしますか?どう打ちますか?上から打つ以外に手はありませんよ!) 」
提督 「」ニヤッ スッ… 羽子板を持ってる手を後ろに持っていく
瑞鳳 「…っえ?」
提督 「うおぉぉりゃっ!!!!」カンッ!! 羽子板を横振りして回転を入れるように羽をつく
瑞鳳 「(打った!?しかも回転付けて打ってきた!?上からでも下からでもない 横から振って打ってきた!?)」
瑞鳳 「(まずいっ!回転がかかってるから慎重に打たないとどこに行くかわからない!下手に打つと変な方向に羽が行っちゃう!)」
羽 「」クルクルクルクル… 回転しながら瑞鳳の元に落ちてくる
瑞鳳 「(大丈夫 だいじょうぶよ?落ち着いて…ただ回転がかかってるだけで打っちゃえば回転なんて関係ないから平気よ)」スゥ…ハァ…
瑞鳳 「…よし!」スッ
瑞鳳 「提督 絶対に勝たせてもらいます!」カンッ!! 下から羽をつく
提督 「…打ったな?」ニヤッ
瑞鳳 「…っえ?」ポトンッ 瑞鳳がついた羽は前に行かず後ろへ落ちる
瑞鳳 「(そっそんな…なんで?前に打ったはずの羽がなんで後ろに!?)」
雷 「」(゚д゚)
電 「」Σ(゚д゚)
金剛 「なっなんですか!?今の羽の動きは!!!?」
雷 「瑞鳳がついた瞬間後ろに跳ねていったわ…」(゚д゚)
電 「なんでなのです!!!?」
瑞鳳 「どうして…なんで私が打った羽が後ろに?」
提督 「お前が【下から打った】のが敗因だな?」
瑞鳳 「下から…ですか?」
提督 「あぁ 俺は横に振って羽をついただろ?あれは回転を付ける為にやったって事はわかるよな?」
瑞鳳 「はい 【たしかに横に振って勢い良く回転を付けさせて…あっ!?】」
提督 「やっとわかったか?俺が勢い良く回転を付けた意味」
瑞鳳 「でっでも!横に打ったら回転は上回転になる筈です!時計回りで後ろに飛んでいくのはおかしいです!」
提督 「それは【下から羽をついた時の事だよな?】」
瑞鳳 「…っえ?」
提督 「誰が下から羽をついたと言った?俺は下から打ったなんて一言も言ってないぞ?」
瑞鳳 「…まっまさか!」
提督 「そう…【横向きで下向きになった羽子板から羽をついたんだよ!】」ニヤッ
瑞鳳 「…そっそんな!?普通裏側となった羽子板部分から打ったら羽は落ちるはず…なのになぜ?」
提督 「ちょっと上に向けて打ったからな?完全に横向きで打ったら下に落ちちまうからな」
瑞鳳 「…まさか、上から打っていたとは思いませんでした それなら回転は反時計回りになって下から羽をつけば後ろに行きます…完全に完敗です」ズーン…
提督 「あの時ちゃんと見てればまだ打ち合ってたかもな?」ニヤニヤッ
瑞鳳 「たしかにそうですね あの時ちゃんと見ていれば…」ズーン…
雷 「…さっきから司令官達がなに話してるか全然わからないんだけど?」
金剛 「私も全然わからないデース…」
電 「司令官さんは瑞鳳さんになにをお願いするんでしょうか?」
雷 「絶対エッチな事よ!間違いないわ!」
金剛 「提督エッチぃデース!」
電 「はわわわ!!!?…」///
提督 「さて、瑞鳳?賭け勝負の件…覚えてるよな?」ニヤニヤッ
瑞鳳 「…はい 覚えています」
提督 「どんなお願いでも聞いてもらうけど…覚悟はできてるよな?」
瑞鳳 「…お手柔らかにお願いします」プルプル…
提督 「いい覚悟だ!それじゃ言うぞ?」
瑞鳳 「(元提督…申し訳ありません 貴方以外の方と私…ヤる事になりました 本当に申し訳ありません元提督…)」プルプル…
提督 「俺のお願いは…」
…
遊び終わってお昼ー食堂
提督 「瑞鳳おかわり!」スッ カラになったお椀を瑞鳳に渡す
瑞鳳 「はい 今持ってきます」ツカミッ タッタッタッ…
提督 「ん〜っっっ!!!!!!やっぱりひじきは最高だぜ!!しかも味加減も丁度良いしさらに最高だ!!」モグモグ…
瑞鳳 「おかわり持ってきました」スッ
提督 「おう!ありがとな?」ツカミッ
金剛 「…凄い食欲デース ひじきだけでもう七杯目デース」 バクバクバクバク!!!!…
雷 「さすがにひじきだけで七杯はキツイと思うけど…」 ズイホウ!オカワリ
電 「なのです…」 ハイ イマモッテキマス タッタッタッ…
金剛 「提督も人がいいのかわからないデース?せっかくのお願いを【今日の昼食をひじきづくしにして欲しい】なんて提督ぐらいしか言わないデース」 カタッ ヨイショット?
雷 「ほんとよね?私だったらあーんな事やこーんな事をしてるわ!」 カタッ タッタッタッ…
電 「お姉ちゃん…」
瑞鳳 「はい提督 おかわりです」スッ
提督 「おぅ!ありがとな?」ツカミッ
瑞鳳 「それにしても提督 よくひじきだけで食べれますね?飽きないんですか?」 バクバク!!!!…
提督 「ひじきはどれだけ食べても飽きない!最高な食べ物だよ!」バクバク!!!!…
瑞鳳 「…はぁ?」バクバク!!!!…
提督 「瑞鳳 おかわり!」スッ
瑞鳳 「はい 今持ってきます」ツカミッ タッタッタッ…
提督 「あとどれくらい残ってる?」
瑞鳳 「残りは…あとこれも合わせて四回ぐらいのおかわり分ぐらいですね?」カタッ ヨイショット?
提督 「あと四杯分か…もっと食べたいけどこれ以上食べると動けなくなるからあと四杯で終わりにするか」ハァ…
金剛 「どんだけ食べれば気が済むネー!?」 カタッ
提督 「まだまだ食べたりないぜ!」
雷 「こっちは見てるだけでお腹いっぱいよ…」 テイトク オカワリモッテキマシタ
電 「なのです」 オゥ!アリガトウ
提督 「」バクバク!!!!…
瑞鳳 「…それにしても提督 本当にこんなお願いでよかったんですか?」 バクバクバクバク!!!!…
提督 「なにがだ?」モグモグ…
瑞鳳 「なんでもお願いできたのに今日の昼食をひじきづくしにしてくれなんて…本当にひじきづくしで良かったんですか?」
提督 「…じゃあなんだ?瑞鳳はエッチな事をお願いされたかったのか?別にそれでも構わないけど」
瑞鳳 「なっなんでそうなるんですか!?別にそういう意味で言ったんじゃありませんよ!!」///
提督 「だろ?ならこれぐらいで済んだんだからそれで良いじゃねぇか」
瑞鳳 「たったしかにそうですけど…」
提督 「それに俺はそういうお願いはしないって決めてるんだ 遊びで馬鹿みたいな事をお願いして何かあったら困るからな」バクバク!!…
金剛 「提督って意外と紳士ネ そういうのは考えてないかと思ってたネー」
提督 「さすがに考えるわ そういう事をお願いして万が一出来ちまったら責任取らないといけないからな?そうならないようにそういう事は頼まないんだ」バクバク!!…
雷 「でもいろんな艦娘としてたって言ってたよね?」
提督 「その時はちゃんと避妊具を付けて出来ないようにはしてたよ …てか、子供がなに聞いてるんだ?そういう話は子供がすることじゃない」
雷 「別にいいじゃない?私だってそういう知識はあるんだから」
提督 「どこで覚えたんだよ…」モグモグ…
雷 「元司令官が持ってたエッチな本を見て覚えたわ!」
提督 「…男物のエロ本をか?」
雷 「えぇ!もうギ〇ギ〇ア〇ア〇してる所や男の〇〇〇を〇めてる所や…」
提督 「もう言うな!!やめろ!!ひじきが不味くなる!!」
金剛 「なんでひじきなんですか!?」
電 「…」///
瑞鳳 「…」///
提督 「…まぁとにかく、俺はそういうお願いはしないからひじきづくしにしたんだ?だからこんなお願いでも俺は最高に嬉しいから気にするな」バクバク!!…
瑞鳳 「…わかりました」///
提督 「…でも」コトッスッ…
ギュッ…
瑞鳳 「…っえ?」提督に腕を掴まれる
提督 「」グイッ 瑞鳳を引っ張り上げる
瑞鳳 「っえ!?ちょっ!!」グラッ
ポスンッ 提督に抱き抱えられる
三人 「「っ!!!?」」///
提督 「キスぐらいなら頼むかもな?」クイッ 瑞鳳の顎を顎クイする
瑞鳳 「っ!!!?」///カァァ!! 顎クイされて顔を真っ赤にさせる
提督 「してもいいならするけど…どうする?してもへいきか?」ニヤッ
瑞鳳 「ふぇっ!!!?えっえと…その…!!」///ドキドキ…
提督 「ーっ…」ドキッ
提督 「…冗談だ 本気にするんじゃない お前も俺も相手がいるんだからちゃんと断れ」スッ 顎クイをやめて瑞鳳を離す
瑞鳳 「…すっすみません」///スッ… 提督から離れてうつむく
提督 「(やべぇ!今本気でキスしたいなんて思っちまった!瑞鳳があんな照れ顔するからマジでしたいと思っちまったよ!?)」///ドキッドキッ…
提督 「(俺には伊19が居るのにキスしたいなんて…浮気になっちまうよ!?)」///ドキッドキッ…
瑞鳳 「…」///プシュー…
提督 「〜っっっ!!!!!!」///アワワワ… 頭を抱えて色々と頭の中で悩んでる
雷 「…ねぇ金剛さん もしかして瑞鳳さんも満更じゃなかったんじゃないかしら?」ヒソヒソ
金剛 「そんな感じがしマース やっぱり二人は出来てるんじゃないでしょうか?」ヒソヒソ
電 「…」///プシュー…
提督 「…とっとにかく瑞鳳 ひじきのおかわりくれ」///
瑞鳳 「はっはい…わかりました」///スッタッタッタッ… お椀を受け取ってひじきが入ってる鍋の方へ向かう
提督 「(マジでやべぇよ!マジでキスしたいと思っちまったよ!俺には伊19がいるのに浮気になっちまうよ!!)」///
提督 「(いやキスまでならセーフか?伊19には【私以外にも提督の事を思っている人がいるなら分けてあげて欲しいの!】って言ってたから大丈夫か?)」///
提督 「(いやいやいやいやっっっ!!!!今のは違う!!今のは瑞鳳が思ってたんじゃない 俺が思っちまったんだ!!これは相手が思ってたんじゃないから完全に浮気だ!!)」///
提督 「(浮気は絶対ダメ!!浮気は最低な行為!!浮気をしたら伊19に殺される!!!!)」ガンッガンッガンッガンッ!!!!!!!! テーブルに頭をぶつけてやましい気持ちを捨てようとする
金剛 「てっ提督!?なにしてるデスか!?」
電 「司令官さんお気を確かになのです!?」
提督 「…マジでヤバイ 伊19に殺される…」///ジーン… おでこ真っ赤っか!
雷 「しちゃえばいいじゃない?二人とも」
提督 「はぁっ!!!?」/// ガシャンッ!!!!
瑞鳳 「ーっ…」///カァァ!!!! お椀を落としてさっきより顔を真っ赤にさせる
雷 「二人とも満更じゃないみたいだししちゃえばいいじゃない?キスぐらい」
提督 「いっいや雷?俺には伊19が…」///
雷 「他の艦娘にもしてたんだから瑞鳳さんにだってしてもいいじゃない ねっ?瑞鳳」
瑞鳳 「えぇっ!!!?えっえと…そっその…」///アタフタ
雷 「っね?瑞鳳も満更じゃないでしょ?」
提督 「いやっそういう問題じゃ…」///
金剛 「GO!!GO!!提督!! GO!!GO!!瑞鳳!!」O(≧∇≦)O
提督 「金剛!!うるせぇから黙ってろ!!!!」///
金剛 「ひどいデース!!なぜ私だけ怒られるデスかー!!!?」Σ(|||▽||| )꒱ガーン
瑞鳳 「…」///
提督 「…あぁもう!瑞鳳!!」///
瑞鳳 「はっはい!!!?」///ドキッ!!
提督 「俺は仕事に戻るから残りのひじきは締まっといてくれ!!」///ガタッ タッタッタッ…
瑞鳳 「…っえ?」 タッタッタッ…
雷 「ちょっ提督!?」
金剛 「行っちゃったデース…提督意気地なしネ!!」
雷 「ほんとね 男のクセに意気地ないわね!」
金剛 「瑞鳳かわいそうネ 瑞鳳は提督としたかったデスよね?」
瑞鳳 「っえ!?いっいえ!提督も私も相手がいますから別に思ってませんよ!?はい!!」///アセアセ
雷 「またまたそんなこと言って!本当はしたかったんじゃないかしら?」ニヤニヤ
瑞鳳 「そっそんなわけないじゃないですか!なに言ってるんですか!」///
金剛 「瑞鳳顔真っ赤ネー!嘘はいけないネー!」
瑞鳳 「あっあははは?ちょっと何言ってるかわかりかねますねぇ あっ私ひじきしまうよう言われているので行きますね?」タッタッタッ…
雷 「あっ逃げた」
金剛 「凄くわかりやすいデース 誤魔化せてないネー!」 ガタッ カチャカチャ…
雷 「それね!」 カチャッ カタンッ
電 「…」/// パタンッ
瑞鳳 「では、私は自室に行くので後はよろしくお願いしますね?」タッタッタッ…
雷 「瑞鳳 今日のお風呂は身体はよく洗っといた方がいいわよ 念には念にね!」
瑞鳳 「うるさいです!!」///タッタッタッ…
金剛 「頑張ってネー!瑞鳳!!」 タッタッタッ…
雷 「…ところで金剛さん 瑞鳳が【私には相手が居る】って言ってたけど誰のことかしら?」
金剛 「そういえば言ってましたネ 誰のことなんでしょうか?」ウーン…
電 「…」///プシュー… 先程から瑞鳳達の話を聞いて恥ずかしがっている
…
深夜ー瑞鳳の部屋(お風呂など色々スキップ)
瑞鳳 「…」/// ベッドに寝っ転がっている
瑞鳳 「…眠れない 昼間の事が頭から離れなくて全然眠れない…」///
瑞鳳 「ヤバイよぉ!!明日も早いから早く寝ないといけないのに!!」///
瑞鳳 「…提督とキス…したかったのかな?私…」///
瑞鳳 「私には元提督がいるから今の提督としたいなんて…」///ドキッドキッ…
瑞鳳 「…」///ドキッドキッ…
瑞鳳 「ーって!?私なにを考えてるの!!そんな事を考えてる暇があるなら早く寝ないと!!」///ブンブンブンブン!!!! 首を勢いよく横に振る
コンコンッ
ズイホウ オキテルカ?
瑞鳳 「ふぇっ!!!?てっ提督!?どうしましたかこんな時間に!」///ガバッ 提督に呼ばれると同時にベッドから起き上がる
…チョットハナシガシタインダガイイカナ?
瑞鳳 「いっ良いですよ!中に入って構いませんよ!(ちょっ!?私何言ってるの!?今中に入れたらまずい!!)」///
ガチャッ
提督 「…入るぞ?」
瑞鳳 「どっどうぞどうぞ!!それでどうしたんですか?こんな夜遅くに!(わわわっ!!!?入って来ちゃった!どうしようどうしよう!!!?)」///アワワワッッッ!!!!!! 提督が入ってきた瞬間心臓が爆発するぐらいドキドキする
提督 「…今日の昼食の時のことなんだけどさ?」
瑞鳳 「きょっ今日の昼食の事ですか!?(なんでそんな単刀直入に聞いてくるの!?もっと遠まわしに聞いてよ!!)」///ドキドキドキドキッッッ!!!!!!
提督 「…その、今日の昼頃…話してた事なんだけどさ?」///
瑞鳳 「はっはい!今日のお昼頃話してた事がなんですか!?(まって!この流れはまずいよ!?私まだ心の準備が!!)」///ドキドキドキドキッッッ!!!!!!
提督 「…その、あのな?今日の昼頃のな?その…」///隔絶を悪くして何かを言おうとするがなかなか言えない
瑞鳳 「はいっ!!今日のお昼頃のなんですか!?(ちょっ!なに聞こうとしてるの私!?聞いちゃダメでしょ!!)」///もう自分でも何言ってるかわからない状態
提督 「…」///
瑞鳳 「…」ドキッドキッ…
提督 「…あぁもう!瑞鳳!!」///
瑞鳳 「はいっ!!!?」///ビクッ!!
提督 「単刀直入に言う!!俺と…キスしてくれ」///
瑞鳳 「ふぇぇっっっ!!!!!?」///ドキッッッ!!!!!!
瑞鳳 「(単刀直入過ぎるよ!!私まだ心の準備が出来てないよ!!)」///
提督 「いっいやだったか?嫌なら別にいいが…」シュン…
瑞鳳 「いっいえ!?嫌じゃないですよ!?むしろ…その……」///
瑞鳳 「私も…したいと思ってましたから…」///カァァ…
提督 「…瑞鳳」///
瑞鳳 「~〜〜っ!!!!」///
提督 「…それじゃ、本当にするけど良いんだな?」///
瑞鳳 「何度も言わせないで下さい 私が良いと言ったんですから…その…」///
提督 「…わかった」///スッ…
クイッ
瑞鳳 「っ!!!!」///ドキッ 顎クイされる
提督 「…それじゃ、するぞ?」///
瑞鳳 「はっはい…」///
提督 「…」/// スッ…
瑞鳳 「〜っ!!!!」///
チュッ…
提督 「…」///
瑞鳳 「〜〜〜っ!!!!!!」///
瑞鳳 「(しちゃった…私、元提督以外の人とキスしちゃった…!!)」///カァァッッッ!!!!!!
提督 「…」///
グイッ
瑞鳳 「っえ?ちょっきゃあ!」ドサッ ベッドに押し倒される
提督 「瑞鳳…」///ドキッドキッ…
瑞鳳 「てっ提督…?」///ドキッドキッ…
提督 「…悪い いきなり押し倒しちまって」///
瑞鳳 「いっいえ、構いませんが…」///ドキッドキッ…
提督 「…」///ドキッドキッ…
瑞鳳 「…」///ドキッドキッ… 心臓を高鳴らせながら沈黙状態に陥る
瑞鳳 「(てっ提督…まさか、このまま本番するの?私…元提督と結婚してるのに…)」///ドキッドキッ…
瑞鳳 「(…でも、今は元提督居ないし…平気かな?私…今の提督の事、嫌いじゃないし 今日ぐらいは…いいよね?)」///
提督 「瑞鳳…」///
瑞鳳 「提督…」///ギュッ 拳を作り目をつぶって受け入れ状態になる
提督 「…」///
瑞鳳 「…」///
提督 「…やめよう」スッ… 瑞鳳から離れる
瑞鳳 「…っえ?」
提督 「これ以上はだめだ 俺は伊19がいるし、瑞鳳だって相手がいる だからここまでにしよう」
瑞鳳 「そっそんな!?今…期待してたんですよ!提督に押し倒されて…その…」
提督 「俺も瑞鳳としたいと思っちまった…でも、俺とお前は相手がいる だからだめだ」
瑞鳳 「今日くらい平気です!だから…」
提督 「だめだ」
瑞鳳 「そっそんな…」
提督 「…」
瑞鳳 「あんまりです…期待させといて、これは…」
提督 「…なぁ瑞鳳 お前の相手は生きてるのか?」
瑞鳳 「…っえ?」
提督 「お前の相手はまだこの世にいるのか?」
瑞鳳 「…いたとしたらなんですか?」
提督 「いるなら許可をもらってからにしてくれないか?俺とするの」
瑞鳳 「…っえ?」
提督 「俺は伊19から俺に行為を持ってる奴に相手して欲しいと言われたら相手するよう言われてるんだ だけど瑞鳳の場合は元提督からしていいとは言われていない…だから、俺とするなら…一度聞いてからにしてくれないか?」
提督 「許可してくれるとは思えないけど一度聞いて、ダメだと言われても瑞鳳がして欲しいと言うなら…」
提督 「その時は…相手する」///
瑞鳳 「…提督」
提督 「…」///
瑞鳳 「…わかりました 一度元提督に聞いてみます もし許可をもらえたら…その時はお願いしますね?」///
提督 「…あぁ その時はな」///
瑞鳳 「はい!」///
提督 「…それじゃ、俺は戻るよ?」スクッ ベッドから降りて立ち上がる
瑞鳳 「はい おやすみなさい提督」 タッタッタッ…
提督 「…」タッタッタッ 出入口の前で立ち止まる
瑞鳳 「…提督?」
提督 「…」///クルッ タッタッタッ… 瑞鳳の元に戻っていく
クイッ
瑞鳳 「…っえ?」また顎クイされる
チュッ
瑞鳳 「っ!!!?」///
提督 「…おやすみのキスだ 今はこれで我慢してくれ」///
瑞鳳 「…はっはい…」///
提督 「それじゃ、また明日…」///タッタッタッ…
瑞鳳 「…はい おやすみなさい」/// ガチャッ
パタンッ…
瑞鳳 「…」///
瑞鳳 「〜〜〜っ!!!!!!!?」///カァァッッッ!!!!!!
ボスンッ!! 顔を耳まで真っ赤にさせて布団を被る
瑞鳳 「(わっ私…提督とキスしちゃった!!しかも二回も!!ヤバイよぉ!?これは完全に浮気だよぉ!!)」///
瑞鳳 「(しかも今度は相手してくれるって言ってたし…いけない恋だよぉ!!元提督に怒られるよぉ!!!!)」///ゴロゴロゴロゴロ!!!!!!!! 布団の上で転げ回り暴れまわる
瑞鳳 「(…でも、すごく嬉しい 元提督には悪いけど…本当に嬉しかった!今度は一度元提督に聞いてから本番…)」///カァァ…
瑞鳳 「…提督 私…本番楽しみにしてますからね?」///ニッコリ
END (下のページからは雑談です ストーリーとは関係ないのでスルーしても構いません)
瑞鳳 「明けましておめでとうございます!」
提督 「もう正月過ぎてるけどな?」
瑞鳳 「しょうがないじゃないですか?作者さんが書くの遅かったんですから!」
「仕方ないだろ!色々と忙しかったんだから!」
提督 「言い訳だな?」
瑞鳳 「ですね?」
「ひどい…」
提督 「てか、お前の名前空白になってるけどなんでだ?」
「それはね?一度自分の気に入ったニックネームで付けてやってたんだけど…ある作品のオリジナルキャラクターと一緒の名前にしたら不評だったから…」ハァ…
提督 「その作品の題名は?」
「教えません」
瑞鳳 「東方アナザーから改名した幻想郷闇汚染危機でしたよね?」
「ちょっ!!!?」
提督 「たしか名前はライル・ディストだったよな?」
ライル 「だから言わないでよ!?皆から変な名前って言われてるんだから!」
瑞鳳 「ライル・ディストって名前はどこから取ったものなんですか?普通はそんな名前思いつきませんよね」
ライル 「ひどい!?そんな名前扱い!!」
提督 「それでどっから取ったものなんだ?教えろ」
ライル 「いや〜?とあるゲームのキャラクターがすごく気に入ってね そのキャラの名前から取ったんだよ!」
提督 「魔〇っ娘ア・ラ・モードII 光と闇のエ〇ランゼだっけ?PCゲームだったよなあれ?」
ライル 「ちょっと!!!?宣伝してるんじゃないんだからゲームの名前まで出すのやめてもらえない!?」
瑞鳳 「えぇ…PCゲームって事はエ〇ゲー…」ササ…
ライル 「違うから!たしかにPC版はエ〇ゲーだけど、俺がやってたのは魔法と剣のストラングル PS2版だからB年齢対象だったからね!」
提督 「…まぁそんな話はいいとして?」
ライル 「酷くない!?聞いといてそれはないんじゃないかな!?」
提督 「結局なんの為にこんなコーナー作ったんだ?ただの雑談する為に作ったんじゃないだろ」
ライル 「もちろん!雑談するだけじゃないよ?」
瑞鳳 「(雑談も入ってたんだ…)」
ライル 「この作品で出てくる瑞鳳と提督なんだけど?本編とは全く異なるから間違えないで欲しいって事を言いたかったんだ」
提督 「誰も間違えないだろ?俺は伊19一筋なんだからな」
瑞鳳 「私だって元提督一筋ですよ てか、なんでこの作品では私と提督が出来てるみたいな事になってるんですか?」
ライル 「それはね?俺がそうしたかったかr」
提督&瑞鳳 「「」」ブンッ!!!!
バキベキッ!!!!
ライル 「ぶべぇっ!!!!!!」瑞鳳と提督な両頬をグーパンされる
提督 「ノリで作るんなじゃねぇよ 恋愛は遊びでやってんじゃねえんだよ」
瑞鳳 「次やったら矢で風穴開けますからね?数十本ぐらい」
ライル 「はっはい…申し訳ございません……」プルプル… 両頬を抑えて痛がる
提督 「てか、お前が作った単独行動隊提督なんだけどさ?俺と伊19が出来てた設定にしてるけど瑞鳳も出してるよな お前はどっちが好きなんだ?」
ライル 「それはもちろん瑞鳳だよ!!」
瑞鳳 「っえ?伊19じゃなかったんですか?」
ライル 「伊19もかわいんだけどやっぱり瑞鳳が一番かわいんだよね!!」
瑞鳳 「あっありがとうございます…」///
提督 「て事は二番目が伊19か?」
ライル 「いんや 違うよ?」
提督 「っえ 違うのか?」
ライル 「まだ瑞鳳とかを知らなかった時に一番最初に好きになったのが伊19だったんだよ だから最初の方の単独行動隊提督はまだ艦これを始められなかった時に作ったんだ」
瑞鳳 「よく書けましたね 漫画とかは見たんですか?」
ライル 「いいや全然見てないよ 逆にアニメ版のカレー作りのシーンは見たことあるけど」
提督 「なんでそこだけ見てんだよ!?」
ライル 「最初の方で艦娘が沈んだじゃん?そのシーンを見てからこれは見ない方がいいと直感が湧いたんだ」
提督 「なるほど…これ以上艦娘が沈むところは見たくないから見るのを辞めたということだな?」
ライル 「さすが提督!よく分かったな?」
提督 「…まぁ、俺はお前に作られた人物だからな?大体はわかるが」
ライル 「まぁたしかにそうだな わかって当然か」
瑞鳳 「…それと作者さん 作品の題名なんですけど?」
ライル 「作品さんって呼ばれ方なんかやだな それで題名がなに?」
瑞鳳 「単独行動隊提督って書いてありますけど…あれタイトル詐欺じゃありませんか?」
ライル 「…」
提督 「たしかにそうだよな 単独行動隊って書いてあるんだから一人で戦ったりしないといけないんだよな?なのに瑞鳳達と一緒に行動してるよな」
ライル 「いや〜?その…それは〜?」タラー…
提督 「…まさかとは思うけどよ 適当につけたわけじゃないだろうな?」
ライル 「いや、それはない ちゃんと考えて付けたんだけど…ストーリーが進んで行くにつれてね 瑞鳳達と行動するようになっちゃって…」
提督 「…まぁストーリーに進んでそうなったはまだいいや 最初はどう思って単独行動隊って題名を付けたんだ?」
ライル 「最初の単独行動隊提督に書いてある通り【単独行動隊は罪のあるものが一人で辛い任務をこなしていく】って書いてあったでしょ?」
瑞鳳 「書いてありましたね」
ライル 「それで【本来なら瑞鳳と提督と金剛を使ってストーリーを進めよう】としてたんだよ もちろん提督が勝手に一人で伊19の捜索や出撃をこなしてね」
提督 「それが今では色んな艦娘や提督が出てきて日常みたいになってると?」
ライル 「…うん そういうこと」
提督 「…思いっきりタイトル詐欺じゃねぇか…」ハァ…
瑞鳳 「ほんとですね これはひどいですね」ハァ…
ライル 「だっだから!少しでも提督が一人で出撃するようと書いてるんだよ!?ちゃんとタイトル詐欺にならないように!」
提督 「でも俺が一人で出撃しても後から誰かしら来るよな?」
ライル 「…うん やっぱり仲間が居た方が良いなと思って…」
提督 「お前なぁ…まぁいいか それでも見てくれてる人が居るんだからな」
瑞鳳 「ですね 見てる方々には感謝です!」
ライル 「単独行動隊提督を見ている方々 少しタイトル詐欺になっていますが見ていただきありがとうございます!」
提督 「少しじゃなくて完全にタイトル詐欺だぞ」
ライル 「…こっこれからも単独行動隊提督をよろしくお願いします!」
瑞鳳 「よろしくお願いします!」
提督 「よろしくな?」
伊19 『よろしくなの!』
提督 「っん?」(・_・ )))))((((( ・_・)キョロキョロ
瑞鳳 「どうしたんですか?提督 いきなりきょろきょろして」
提督 「…今 伊19の声が聞こえたような気がしたんだが…?」
瑞鳳 「っえ?何も聞こえませんでしたが…?」
提督 「気のせいかな?」
ライル 「(気のせいじゃないけどね?)」
瑞鳳 「それじゃ皆さん 本編の単独行動隊提督てねまた会いましょう!」
提督 「この特別作品はもう終わるけど少しでも楽しめたかな?本編の方はまだまだ続けるから期待しないで見てくれよな?」
ライル 「なんで!?」
提督 「冗談だよ それじゃまたな?」
瑞鳳 「さようなら!皆さん」
ライル 「単独行動隊提督だけではなく、他の作品もよろしくお願いします」m(_ _)m
ーENDー 本編をお楽しみください
コメントや評価を受け付けないのは過去の作品に批判が多かったので受け付けていません
もしこんな作品でも評価を付けて下さるという方は応援やお気に入りをして頂ければ幸いです
今後とも単独行動隊提督をよろしくお願いします
By作者 元ライル・ディスト
今年もよろしくお願いします!
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