2024-07-13 21:15:12 更新

概要

修正完了(2024/07/13)
ゆっくり見ていってね?


前書き

出てくるキャラクター紹介


艦隊これくしょんキャラ

瑞鳳

長門

加賀

青葉

赤城

陸奥

祥鳳

吹雪



東方キャラ

博麗霊夢

霧雨魔理沙

八雲紫

魂魄妖夢

西行寺幽々子



まだまだ増える予定です!











とある海域



長門 「撃てー!!」


全員 「「てーっ!!」」ボンボゥン!!!!


ヲ級 「くぅっ!!」バァン(大破)


瑞鳳 「敵艦大破を確認!」


陸奥 「とどめー!!」ボゥンッ!!


バァンッ!!!!


ヲ級 「がぁぁ!!!!」轟沈


バシャンっ!!ブクブク…


加賀 「敵艦全機殲滅確認 作戦終了です」


赤城 「やっと終わりましたね 早く帰ってご飯食べたいです」ググゥ~…


祥鳳 「そうですね 提督も心配してるでしょうし 早く帰りましょう!」


長門 「提督が一番心配してるのは瑞鳳だけどな」


瑞鳳 「なっなんで私なんですか!?」


陸奥 「そりゃあ 提督が一番大切にしてる艦娘が瑞鳳だからに決まってるでしょ?」ニヤニヤ


瑞鳳 「そんなことないですよ!他の皆も大切にされていますよ!」///


加賀 「でも提督と結婚してる艦娘は瑞鳳だけです」


瑞鳳 「そっそれはたまたま私が最初の方に着任したから…」///


赤城 「良い装備が出来た時も一番最初に付けていましたよね?」ニヤニヤ


瑞鳳 「そっそれは…」///


祥鳳 「提督に好かれていてよかったわね?瑞鳳」


瑞鳳 「っ…」///カァァ


長門 「さて、早く帰って作戦が成功した事を知らせに行くぞ」


全員 「「了解!」」


ザー…



瑞鳳 「…」ザー…


瑞鳳 「(早く帰って 提督にご飯作ってあげないと!)」



ザッパァン!!!!


戦艦レ級 「っ…」スチャッ


長門 「ーっな!?まだ生き残りが!!」スチャッ


戦艦レ級 「死ねぇっ!!」ボゥンッ!!


陸奥 「瑞鳳避けてっ!!」


瑞鳳 「…っえ」



バァンッ!!!!


瑞鳳 「かはぁっ!!!!」クリティカルヒット轟沈


ザバァンッ!!!!


祥鳳 「瑞鳳っ!!」


戦艦レ級 「もう一体っ!!」スチャッ


陸奥 「させない!!」ボゥンッ!!


戦艦レ級 「ぐあぁぁっ!!!!」バァン(大破)


長門 「トドメだっ!!」ボゥンッ!!


バァンっ!!!!


戦艦レ級 「ガアァァッ!!!!」轟沈


バシャンっブクブク…


陸奥 「片付けたわ 瑞鳳は!?」


祥鳳 「瑞鳳っ!!」ググッ…!! 加賀と赤城に抑えられてる


加賀 「祥鳳!あなたは潜れないでしょ!」ググッ…


赤城 「祥鳳さん落ち着いてください!」ググッ…


祥鳳 「瑞鳳上がってきて!!お願い!っ瑞鳳ー!!!!」ジタバタジタバタ!!!!


陸奥 「…うそ 瑞鳳…?」ガクッ


長門 「…そんな…」


祥鳳 「瑞鳳!!瑞鳳っいやー!!!!」




























瑞鳳 「…」ブクブク…


瑞鳳 「(…油断しちゃったなぁ 見えてる敵倒したから殲滅したと思っちゃった……)」


瑞鳳 「(……わたし 沈むの?まだやりたい事…いっぱいあったのに……)」ブクブク…


瑞鳳 「(でもみんなが生きてるみたいでよかった…わたしだけ沈むのは寂しいけど 他のみんなが生き続けてくれるなら…一人でもいいかな?)」ブクブク…


瑞鳳 「(…最後に提督にご飯…作ってあげたかったな……)」ブクブク…











…作ってあげたい?



瑞鳳 「(…っえ?)」ブクブク…


最後とは言わず、これからも作ってあげたい?


瑞鳳 「(…だれ?どこにいるの?)」


沈みたくないんでしょ?提督にまた会いたいでしょ?


瑞鳳 「(…また会えるの?)」


会えるわよ ただし、私のお願いを聞いてくれたらね


瑞鳳 「(お願い?)」


あなたには私の世界に来てもらうわ そこで異変解決をして欲しいの


瑞鳳 「(…異変、解決…?)」


問題事が発生するからそれを解決すればいいの 単純で簡単でしょ?


瑞鳳 「(それでまた提督に会えるの?)」


約束するわ 時間はかなりかかると思うけど、落ち着いたら正常な状態で帰らせてあげるわ


早く決めなさい 時間がないわ


瑞鳳 「(…わたしは また提督に会いたい…だから)」


瑞鳳 「(貴女のお願い 受ける!)」


交渉成立ね それじゃパカッ


瑞鳳 「っ!?」スポッ!!シュゥゥ… 隙間の中に吸い込まれて消失する


紫 「貴女を幻想郷に歓迎するわ!」ニコッ
























長門 「…」


陸奥 「…」


祥鳳 「うぅ…瑞鳳……!!」ポロポロ…


加賀 「…」


赤城 「…」



…瑞鳳が死んで悲しい?


長門 「っ!? 誰だ!」スチャッ どこからともなく声が聞こえてきて辺りを警戒する


瑞鳳が沈んで本当に悲しい?


陸奥 「だれ!どこにいるの!!」辺りを見渡すがだれもいない


瑞鳳が沈んで本当に悲しいのかしら?


加賀 「当たり前です!仲間を失って悲しくならないものがいますか!!」


提督の嫁がいなくなったのよ?次のお嫁さんを狙うチャンスじゃない


赤城 「思うはずありません!仲間を失ってまで提督を狙う者が減っても嬉しくありません!!」


あなた達ってかなりの仲間思いなのね 一人くらいよかったと思う輩がいると思ったのだけど


祥鳳 「瑞鳳が沈んでよかったなんて思わないわよ!!出て来なさい そんな事を思ってるやつは私が殺してあげるわ!!」


私を殺す?それは無理ね あなたたちが束になっても私に傷一つつけることは出来ないわ


長門 「言ってくれるな?ならいつまでも隠れてないで出てこい!」


隠れてる?私が?私はずっと姿を現してるわよ あなたたちこそどこ見てるの?


陸奥 「えっ…ちょっと待って 辺り見渡してもいないってことは…」スゥ… 上を見上げる



紫 「あたりよ 長門型戦艦二番艦 陸奥」ニコッ


加賀 「…人が 宙に浮いてる?」


赤城 「いえ 何かに…乗って?浮かんでるように見えますが」


祥鳳 「あなた だれ?まさか深海棲艦?」スチャッ


紫 「あらあら?怖いわね まっ私に弓を向けても意味無いけどね」クスクスッ


長門 「何者だ?お前みたいな艦娘は見たことないが…新たに作られた艦娘か?」


紫 「いいえ違うわ 私は別の世界から来た【八雲 紫】 妖怪の賢者をやっているわ」


加賀 「妖怪?人間の姿をしているのにですか?」


紫 「私の世界ではほとんどが人間の姿をした妖怪しかいないわ 例外もいるけどね」


赤城 「別の世界の妖怪さんが何の用でここに来たんですか?」


紫 「先程沈んだ瑞鳳に用事が…ね?」クスッ


祥鳳 「瑞鳳が何なの!!瑞鳳が沈んで笑いに来たの!!」ギリリリリッ!!!!!! 弓を最大まで引き狙いを定める


紫 「まさか?流石にどうでもいいからって笑いに来たんじゃないわよ さすがに…ね?」クスクスッ


祥鳳 「っ!!」ギリッ!!!!


長門 「落ち着け 奴の挑発に乗るな」


祥鳳 「だって!!」


紫 「さすがビックセブンね 相手の挑発に乗らないで冷静さを保つ…いい判断よ?」


長門 「お前は何が目的でここに来た?何も用がなければここに来ることはないだろう」


紫 「えぇなにも用がなければここに来ないわ ちゃんと用があるからここにいるのよ」


陸奥 「その用とはなに?ふざけた事を言ったら撃つわよ」スチャッ


紫 「無駄よ」パカッ…ガシッ


陸奥 「っえ!?」ググッ… 紫は隙間に手を入れて陸奥の腕を掴む


赤城 「なっなんですかそれ!?」


加賀 「空中に浮かんでる妖怪の手が陸奥の腕に…!?」


紫 「うふふ!驚いた?でも私の世界では普通よ」パカッ…ガシッ


陸奥 「むぐっ!!」隙間から経由してきた紫の手が陸奥の口を抑える


長門 「陸奥!貴様ァっ!!」スチャッ


紫 「あらごめんなさい?悪ふざけの度が過ぎたみたいね 離してあげるから怒らないでちょうだい?」スゥ…


陸奥 「っ…」ジロッ 紫の手から解放されて警戒する


祥鳳 「結局貴女は何しに来たの?答えなさい!」ギリリリリッ


紫 「瑞鳳は生きてるわ」


祥鳳 「…っえ?」


長門 「本当か!?」


紫 「うふふ!さぁ どうかしら?」


陸奥 「どっちよ!はっきりしなさいよ!!」


紫 「ごめんなさいね わたし焦らすの好きだから?」ニコッ


加賀 「悪趣味ですね」


紫 「よく言われるわ でもここで私が生きてるって言って信じれるのかしら?」


赤城 「…半々ですね」


紫 「でしょ?だから言うだけ無駄でしょ」


祥鳳 「…教えて 瑞鳳は…生きてるの? 信じるから…教えて!!」


紫 「信じれるの?私が言った言葉を貴女は信じれるの?」


祥鳳 「信じるから!瑞鳳が生きてるか…教えてください……」


長門 「祥鳳…」


紫 「…わかったわ 教える代わりに一つ条件があるわ」


祥鳳 「…条件?」


紫 「瑞鳳は生きてるけどすぐに返すことは出来ない その時が来るまでこの事を他言してはいけない…それが条件よ 簡単でしょ?」


紫 「特にあなた達の提督にはね?」


陸奥 「なんで他の人には話しちゃいけないの?別にいいじゃない」


紫 「話しちゃったらつまらないじゃない?みんなが落ち込んでいるからこそおもしろいんでしょ!」ニコッ


加賀 「…本当に悪趣味ですね その性格 変えた方が身の為ですよ?」


紫 「あなたももっと表情豊かにはした方が良いんじゃないの?加賀型一番艦正規空母 加賀?」


加賀 「…」


紫 「とにかく他の人には他言しちゃだめよ?話したら…うふふ!」ニタァ


祥鳳 「わかったわ 約束するわ」


長門 「祥鳳!?」


祥鳳 「だけどもうひとつ教えて 瑞鳳はいつ頃戻ってくるのかを教えて欲しいわ」


紫 「長くて一年だと思うわ 断定はできないけど」


祥鳳 「…わかったわ 約一年…覚えておくわ」


紫 「話が早くて助かるわ?それじゃ私は帰るからくれぐれも、他言しない様に気をつけてね?」スゥ…



祥鳳 「…」


陸奥 「祥鳳 これでよかったの?納得してない顔してるけど」


祥鳳 「………」


加賀 「…」


赤城 「…とにかく今は鎮守府に帰りましょう この事は話してはいけないと言っていたので戦闘報告と瑞鳳の…」


祥鳳 「…そうね…」


長門 「…全艦隊 帰還する」


全員 「「…了解」」


ザー…
























幻想郷ー八雲家



紫 「ただいまー」パカッ 隙間を使用して茶の間に帰ってくる


藍 「紫様お帰りなさい どちらに行っていたのですか?」


紫 「ちょっとね 今後起きる異変の手伝いを連れて来たのよ」


藍 「…手伝い?」


紫 「この子よ」スゥ


ドサッ…


瑞鳳 「………」


藍 「っえ 子供?」


紫「見た目わね?この子は艦娘って言って外の世界の兵器少女よ」


藍 「…兵器?人間の形をしているのにですか?」


紫 「そうよ この子は軽空母って言う種類で空から援護攻撃するには最高の子よ」


藍 「勝手に連れてきてはまずいのでは?」


紫 「大丈夫よ この子…さっき死んだもの」


藍 「…っえ」


紫 「とは言っても私がすぐに助けたから死んでないけどね」


紫 「(あと応急修理要員とバケツと資材を使ってるからすぐ戦えるようにもしてあるしね)」


藍 「…今後起きる異変をこの子にも手伝ってもらうと言ってましたけど、もしこの子が嫌だと言ったらどうするんですか?」


紫 「大丈夫よ この子は自分の意思でこっちに来ると望んだのよ」


藍 「…この子自らですか?」


紫 「えぇ ちょっと条件付きでね?」


藍 「条件?」


紫 「まぁそれはいいわ とりあえずこの子は霊夢の所にでも置いてこようと思うのだけど…あの子、受け入れると思う?」


藍 「受け入れないと思います」キッパリ


紫 「でしょうね でも私が少し言えば…置いてくれるわよね?」ウフフ


藍 「(かわいそうに…霊夢)」ハァ…


紫 「それじゃ早速届けてくるわね 夕食お願いね?」パカッ


瑞鳳 「」スポッ また隙間の中に入れられる


紫 「それじゃ行ってきまーす!」スゥ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



藍 「…」


藍 「本当に…平気なのだろうか?あんな子が手伝いなんて」


藍 「まっ今気にしていても仕方ない 後で考えるとするか さて夕食夕食っと」タッタッタッ…














博麗神社ー茶の間



霊夢 「…」バリッボリボリ… 煎餅食ってくつろいでる


霊夢 「…」ズズ…


霊夢 「…ふぅ やっぱりお煎餅といったらお茶よね おいしいわ」


魔理沙 「まったくだぜ!」バリッ


霊夢 「ちょっと!あんたそれ何枚目!?」


魔理沙 「六枚目だぜ?」ボリッボリッボリッボリッ…


霊夢 「なんであんたが私より多く食べてるのよ!私まだ四枚目よ!」


魔理沙 「客人には遠慮するもんだぜ?」バリッボリボリッ…


霊夢 「普通はあんたが遠慮するものでしょ!返しなさいよ!」ガバッ!


魔理沙 「嫌だぜ!秘技 一瞬食い!」パクッ 半分ぐらい残ってた煎餅を口の中に入れる


霊夢 「こら!吐き出しなさいよ!」ドタバタドタバタ!!…


魔理沙 「ひやひゃへ!(いやだぜ!)」ドタバタドタバタ



…パカッ


紫 「れーいむー!遊びに来たわよ!」


霊夢 「返しなさい私の煎餅!」


魔理沙 「へっはいいややへ!(絶対嫌だぜ!)」ボリッバリッボリッ…


霊夢 「こら!食べるんじゃない!返しなさい!」


魔理沙 「…っ」ゴクッ


霊夢 「あーっ!!」


魔理沙 「美味しかったぜ!!」


霊夢 「…はぁ もういいわ 新しいの開けて食べるから」スクッ


魔理沙 「おっ!また出すのか!?私も食べるぜ!」


霊夢 「もうあげないわよ!」



紫 「…あの 霊夢?」


霊夢 「なによ?私は今不機嫌なのよ 用がないなら帰ってちょうだい」イラッ


紫 「ひどい!?しかも気づいてたのに無視したの!?」


霊夢 「あんたが来るとろくな事ないのよ」


紫 「そんなことないわ 今日は今後起きる異変に手伝ってくれる人を連れてきたのよ?」


霊夢 「手伝ってくれる人?」


魔理沙 「誰なんだ?」


紫 「この子よ」パカッ


瑞鳳 「………」ドサッ 隙間から畳の上に落とされる


霊夢 「…っえ 子供?」


魔理沙 「かっ可愛いぜ!!」(✪▽✪)


霊夢 「あんたまさかこんな小さい子を異変解決に手伝わせる気?私たちよりも年下のように見えるけど」 ナンダコノカワイサハ!?


紫 「そうよ あとその子は見た目子供だけど外の世界じゃ戦闘の為に作られた子よ」 ハチマキカケテミコフクヲキタコドモ…チョウカワイスギルゼェ!!


霊夢 「作られた?」 シカモユミマデモッテ…


紫 「艦娘といって外の世界に存在する戦闘船って言えばわかるかしら?」 アァー! コノスガタカタチヲエニノコシタイゼェー!!


霊夢 「戦闘船?あの白蓮たちが乗ってた空に浮いてたやつのこと?」 オキルマデズットミテルゼェ!!


紫 「ちょっと違うけどまぁイメージはあってるわ」


紫 「その子は戦えるから今後の異変に役立つはずよ めいいっぱいこき使ってあげなさい」


霊夢 「いらないわ 勝手に連れてきて外の世界の人達が心配してるはずだから返してきなさい」


魔理沙 「それはダメだぜ!こんな可愛い子を返すなんてもったいないぜ!」


霊夢 「だめよ その子は元の世界に返すのよ」


魔理沙 「ダメだぜー!!」


紫 「霊夢 あいにくだけど向こうの人達は知ってるから大丈夫よ」


霊夢 「…っえ 知ってる?」


紫 「えぇ だから心配することはないわ」


魔理沙 「やったぜー!」


霊夢 「でもあんたの事だから無理矢理連れてきたのでしょ?」


紫 「いいえ?その子は自ら望んだのよ」


霊夢 「…っえ」


紫 「だからこの神社に置いていてね?」ニコッ


魔理沙 「えぇー!私の家に連れて帰りたいぜぇ!!」


紫 「あなたの所に住ませたら襲いそうで危なっかしいからだめよ」


魔理沙 「そんなことしないぜ!」


霊夢 「私は嫌よ なんでこんな子を見ないといけないのよ?あなたが見なさいよ」


紫 「それじゃ私は帰るからよろしくね?じゃあねぇ〜」スゥ…シュン


霊夢 「こらっ待ちなさい!」


霊夢 「…行ったわね あのBBA……」ハァ…


魔理沙 「なぁなぁ霊夢 この子もらってもいいか?お前がいらないなら私が欲しいぜ!」


霊夢 「だめよ 私に渡してきたんだから私が見るわ」


魔理沙 「ずるいぜ!私も欲しいぜ!!」


霊夢 「あんたの家に連れていくと大変なことになりそうだからだめよ」


魔理沙 「そんなことないぜ!ただ少し散らかってるだけだ!」


霊夢 「あれは少しって言わないわ」


瑞鳳 「…うっうーん…ん」スゥ


霊夢 「やっと起きたわね」


瑞鳳 「…あれ?ここは…それにあなたは?」

(゚ー゚;三 ;゚ー゚) キョロキョロ


霊夢 「私は博麗霊夢 この神社の神主よ」


瑞鳳 「…神社?」


魔理沙 「霧雨魔理沙だぜ!お前かわいすぎるぜ!!」


瑞鳳 「っえ?あっありがとうございます…」


魔理沙 「なぁなぁ!なんでお前はそんなにかわいいんだ!?」( ✪▽✪)


魔理沙 「なんでそんなに小さいのに巫女服を着ながら弓を持ってるんだ」


瑞鳳 「っえ っえ?」


魔理沙 「そんでもって!!」( ✪▽✪)


霊夢 「あんたは黙ってなさい 困ってるでしょ」


魔理沙 「だってこの子可愛いするんだぜ!!なんでこんなに可愛いのか聞かずにはいられないぜ!!」

(≧▽≦)


瑞鳳 「…。」


霊夢 「悪いわねこの馬鹿がいきなり暴走して」


瑞鳳 「あっいえ、少し驚いただけですので…」


魔理沙 「私は暴走してないぜ!普通だぜ!」


霊夢 「こいつは放っておいて あんたに聞きたいことがあるわ」


魔理沙 「ひどいぜ!」


瑞鳳 「なんでしょうか?」


霊夢 「あんたは自分の意思でこの世界 幻想郷に来たのかしら?」


瑞鳳 「…はい」


魔理沙 「なんでだ?」


瑞鳳 「それは…」




瑞鳳説明中…



霊夢 「…なるほど 自分の世界で死んで 生き返らせてもらう為に紫と取引したと」


瑞鳳 「はい そういう事です」


瑞鳳 「(まさかこっちの世界で軍艦を知らないとは思わなかった…)」


魔理沙 「かわいそうだな こんなに細くて可愛いのに戦わされるなんて」


瑞鳳 「私の世界では普通です 艦娘は戦う為に作られた兵器ですから」


霊夢 「確かにそうかもしれないけど…ちょっとね?私にはありえないわ こんな小さい子を戦わせるなんて」


魔理沙 「まったくだぜ お前の世界の戦わせてる奴らに直接文句言いたいぜ!」


瑞鳳 「そっそれはやめといた方がいいかと…」


霊夢 「まぁとにかく こっちの世界に来た以上、私が責任もって貴女の面倒を見るわ」


瑞鳳 「すみませんがよろしくお願いします 霊夢さん」


魔理沙 「私も面倒みるぜ!」


霊夢 「あんたは別の意味で危ないからダメよ」


魔理沙 「別の意味ってどういう事だよ!」


霊夢 「あんたの場合はこの子を襲いそうだからよ」


魔理沙 「だから襲わないから!」


瑞鳳 「あはははは…」


霊夢 「それじゃ今日からよろしくね …えっと」


瑞鳳 「あっ自己紹介をしていませんでした」


瑞鳳 「軽空母 瑞鳳です!よろしくお願いします 霊夢さん」














横須賀鎮守府ー提督室



提督 「…」カリカリ… 書類整理をしてまとめている



コンコンっ


長門だ 帰還したが入っても平気か


提督 「…長門?良いいぞ入って」カタッ


ガチャッ


長門 「失礼する」


提督 「珍しいな長門が報告に来るなんて 瑞鳳は?」


長門 「…」


提督 「…長門?」


長門 「…提督 今から話す事…落ち着いて聞いてくれ」


長門 「瑞鳳は…沈んだ……」


提督 「……っは?」


長門 「…」


提督 「…冗談はよしてくれお前らしくない 悪ふざけでも轟沈の話しはやめてくれ」


長門 「………」


提督 「……無線でそんな話は聞いてない なんで報告しなかった?もし沈んだなら報告するだろ」


提督 「いろいろと矛盾してるから冗談も程々にしてくれ …瑞鳳はどうしたんだ?」


長門 「……戦艦レ級の襲撃により、海底に沈んだ………」


提督 「……おい、本気で言ってるのか?瑞鳳が沈んだだと…?」サー…


長門 「……あぁ 他のメンバーは帰還したが瑞鳳だけは………」


提督 「……嘘だろ?ほんとに…瑞鳳、沈んだのか?」


長門 「…あぁ……」


提督 「…嘘だよな?瑞鳳が…沈んだなんて…」ブル…


長門 「………」


提督 「嘘だと言ってくれよ長門!!冗談はよしてくれ!!」バンっ!! 思いっきり机を引っぱたいて部屋に鳴り響く


提督 「瑞鳳が沈んだなんてありえない!!横須賀鎮守府のエースだぞ!!レベルも一番強かったあいつが沈むなんて…!!」


長門 「…嘘ではありません 本当です」


提督 「っ…そんな………」ガクッ


長門 「…申し訳ありません 私が付いていながら……」


提督 「…瑞鳳………っ」ポタッポタッ…


長門 「…」


提督 「…下がってくれ しばらく一人にさせてくれ」


長門 「…わかりました 失礼します」ガチャッ…


パタンっ…



提督 「…うっ…うっ…」ポロッ…ポロッ…


提督 「くそーーーっ!!!!」バァンッ!!! 再度机を思いっきり叩いて音が部屋に鳴り響く


提督 「…瑞鳳……っ!!」ポロッ…ポロッ…




長門 「…」


長門 「(…提督 すまない)」


タッタッタッ…













夜 本部ー元帥室



元帥 「…」カリカリ… 書類整理をして仕事を片付けている


元帥 「…」スッ…カリカリ…



…愛華相変わらず仕事熱心ね


元帥 「……っん?」


紫 「はーぁい!久しぶりね 私のこと覚えてるかしら?」スゥ… 元帥の背後に隙間を作り現れる


元帥 「おぉ!これはこれは紫殿久々だのう いつもワケのわからぬ物を使って現れるのは変わらないの」


紫 「うふふ!貴方達にとってはわからないだろうけど 私の世界じゃ当たり前よ?」


元帥 「紫殿の世界は興味深いのう それで今日は何用でここに?」


紫 「横須賀鎮守府の秘書 瑞鳳を借りていくことを伝えにね」


元帥 「…っえ」


紫 「ちゃんと返すから安心して それじゃ」スゥ… 姿を消して帰ろうと…


元帥 「ちょっ!?ちょっと待て!それはどういう事じゃ なぜよりによって横須賀鎮守府の秘書 瑞鳳を連れていくんじゃ!」


紫 「轟沈したからよ」


元帥 「っ!!?」


紫 「でも生きてるわ 沈んだ直後に私が回収して応急妖精、バケツ、資材を使わせてもらったわ 勝手に使って悪いわね」


元帥 「…それは構わん…だが、あ奴が沈んだとは……」


紫 「いつ沈むかなんて誰もわからないからしょうがないわ 戦争してるなら尚のことね」


元帥 「…あ奴を、瑞鳳を連れて行ってどうする気じゃ?」


紫 「ちょっと私の世界で今後起きる異変を解決してもらうのよ」


元帥 「異変…?」


紫 「終わったらちゃんと返すわ それまでの間…横須賀の提督さんには瑞鳳の事 教えちゃダメよ?」


元帥 「それは何故じゃ?…と言いたいがお主の性格は知ってるから聞かなくてもよいか」


紫 「あら?何気に失礼ね なんなら貴方も連れてってあげてもいいのよ?」


元帥 「…それはやめておくよ わしがここを離れたらどうなるかわからんからな」


紫 「本当は怖いから来たくないんじゃないのかしら?」ウフフ


元帥 「…」


紫 「まぁ未知の世界に行くのは誰でも怖気つくものよ?何があるかわからないのだから」


紫 「瑞鳳は一年くらい借りていくわ それまでの間…わかってるわね?」


元帥 「わかっておる そのかわり、お主も約束守れよ」


紫 「約束は守るわ それじゃあね」スッ


隙間「シマリマース」シュゥゥ…



元帥 「…」












朝 博麗神社ー瑞鳳の部屋



チュンチュン…チュンチュン…


瑞鳳 「…っん」スゥ…


瑞鳳 「…んん!」グググ!!…


瑞鳳 「…ふぅ」


瑞鳳 「…今何時だろう?」


時計 『現在 六時少し過ぎ』


瑞鳳 「…六時過ぎか 朝食作らないと」ムクッ


瑞鳳 「…よっと!」パサッ…ヒョイッ 布団を持ち上げて押し入れにしまう


瑞鳳 「よし!朝食作りに行こっと」タッタッタッ…










数十分後…


瑞鳳 「…」トトトトト…


瑞鳳 「…」ザー…


瑞鳳 「ふーっ!ふーっ!ふーっ…」


薪窯 「」ボゥゥ!!… 薪の入った窯の火が強くなる


瑞鳳 「…ふぅ」



ガラッ…


霊夢 「…あら 早いわね?もう起きてたの」


瑞鳳 「あっ霊夢さん おはようございます!」


霊夢 「おはよう 今は何を作ってるのかしら?」タッタッタッ…


瑞鳳 「今はわかめと豆腐の味噌汁を作っています」 グツグツグツグツ…


霊夢 「私も手伝うわ 他には何を作ってるの?」スッ エプロンを手に取り身につける


瑞鳳 「他には玉子焼きと野菜のお浸しとロールキャベツを作ります!」カチャカチャ…


霊夢 「わかったわ 私はお浸しとロールキャベツを作るから玉子焼きと味噌汁をお願い」


瑞鳳 「わかりました!」カポッ












数十分後ー茶の間



瑞鳳 「よいしょっと」スー… 食器を持ちながら襖を開ける


魔理沙 「待ってたぜ!」


瑞鳳 「…あれ?魔理沙さんなんでここに?」


魔理沙 「瑞鳳のご飯を食べる為だぜ!今日は頑張って早起きして瑞鳳の手料理を食べに来たぜ!」


瑞鳳 「…はぁ?」


霊夢 「どうしたの?…って何であんたが居るのよ」タッタッタッ…


魔理沙 「瑞鳳の手料理を食べに来たぜ!」


霊夢 「生憎だけど二人前しか作ってないからあんたの分ないわよ」


魔理沙 「えぇー!?そりゃないぜ!!」

Σ(゚д゚lll)


霊夢 「あんたがいきなり来るのが悪いんでしょ」


魔理沙「あんまりだー!!」


瑞鳳 「…私のを半分差し上げますけど、それでよろしければあげますが?」


魔理沙 「ほんとか!?」(`✧∀✧´)キラーン!


霊夢 「瑞鳳 そんな奴にあげなくていいわよ 飯を炊かりに来る奴に飯をあげる必要なんてないわよ」


魔理沙 「ひどいぜー!!」


瑞鳳 「大丈夫ですよ ちゃんとあげますので安心してください」カタッ


魔理沙 「おぉ!瑞鳳は優しいぜ それに比べて霊夢は…」ハァ…


霊夢 「なんとでも言いなさい 私はあげる気なんてないわ」カタッ


魔理沙 「ぺったんこ胸!!」


霊夢 「っ…」ピクッ


瑞鳳 「…っあ?」ピキッ


魔理沙 「あっあれ?なんで瑞鳳も…」


霊夢 「魔理沙?死ぬ覚悟…出来てる?」

(#^ω^)スッ 霊符を取り出して夢想封印の準備をする


瑞鳳 「魔理沙さん 人には言ってはいけない事ってあるんですよ?」

(#^ω^) スチャッ 弓を構えて定める準備をする


魔理沙 「おっ落ち着け二人とも!?悪かった!私が悪かったから武器を置いてくれ!」


霊夢 「反省の色が見えないわね?」

(#^ω^)


瑞鳳 「そうですね?」(#^ω^) ギリリリリ… 弦を引き矢を構える


魔理沙 「っ…」ダラダラ…


霊夢 「…まぁいいわ 今は朝食の時間だから早く食べましょう」スッ


瑞鳳 「そうですね ご飯の時に暴れては行儀悪いですからね」スッ


魔理沙 「そっそうだぜ!早く食べようぜ!」


瑞鳳 「魔理沙さんの分はありませんからね?」

(#^ω^)


魔理沙 「鬼ーっ!!」Σ(|||▽||| )


霊夢 「いただきます」


瑞鳳 「いただきます」


魔理沙 「私のご飯…」(´•ω•)












横須賀鎮守府ー提督室



コンコンっ


長門だ 食事の準備が出来た 起きてるだろ?


シーン…


…入るぞガチャッ



提督 「…」椅子に座って何もしていない


長門 「…起きてるなら返答してほしいものだな」


提督 「…何の用だ?今は一人にしてくれ…」


長門 「朝食の時間だ 食堂に行くぞ」


提督 「…いらん」


長門 「昨日の夕方から何も食べてないではないか 流石に腹減ってるだろ?」


提督 「…食欲がない 加賀達にあげてくれ」


長門 「駄目だ!ちゃんと自分で食べろ 無理してでも食べろ!」


提督 「…いらん」


長門 「ーっ!!」ギリッ!!


タッタッタッ…ガシッ!!



提督 「…」グイッ!! 胸ぐらを掴めれて長門の方に引き寄せられる


長門 「いい加減にしろ!いつまで落ち込んでる気だ お前が落ち込んでるとみんなも暗くなるんだぞ!!瑞鳳が沈んで落ち込むのは確かにわかる…だけど!!」


長門 「お前は提督なんだぞ!提督のお前がいつまでも落ち込んでいたらろくな指揮がとれない上、皆も心配するんだぞ!!それをわかってるのか!!?」


提督 「…」


長門 「…朝食は持ってくる 最低限食べろ」ドサッ


提督 「…」


長門 「胸元掴んですまない 失礼する」タッタッタッ…


バタンッ…


提督 「…」


提督 「わかってる…わかってるよ 俺がちゃんとしないと…みんなに不安を抱けせる事…だけど……!!」ツー…


提督 「…瑞鳳……!!」ポタッ…ポタッ…







長門 「…」


長門 「(提督…やはり元気がないな それは当たり前か…)」


長門 「(…提督 あと一年…保ってくれ)」


タッタッタッ…












茶の間



霊夢&魔理沙&瑞鳳 「「ごちそうさま(でした)」」


魔理沙 「いやー!瑞鳳が作った玉子焼きすげー美味かったぜ ありがとな!」


瑞鳳 「流石にヨダレ垂らしながら食べてる所を見られてたら食べづらいですからね 仕方なくあげましたが…」


霊夢 「瑞鳳 魔理沙はそうやっていつもご飯をもらってるのよ 次からは気をつけなさい」


瑞鳳 「わかりました」


魔理沙 「ちょっ!?いつもって今日が初めてだぜ!冗談を言うのも体外にしてくれ!」


霊夢 「…まぁそれは置いといて」


魔理沙 「置いとかないでくれ!」


霊夢 「瑞鳳 早速だけど、あなたがどのくらい戦えるのかを試させてほしいわ」


瑞鳳 「はい わかりました」


霊夢 「魔理沙 あなたが相手しなさい」スッ


魔理沙 「えっなんで?霊夢が見た方がわかりやすいんじゃないか?」


霊夢 「めんどくさい」ズズゥ…


魔理沙 「…」


瑞鳳 「…」


霊夢 「皿の片付けは私がやっとくから 魔理沙は瑞鳳がどのくらい強いのかを確かめてちょうだい」


魔理沙 「…あんまり瑞鳳とやりたくないがわかったぜ」


霊夢 「瑞鳳もいいわね?」


瑞鳳 「わかりました」


霊夢 「それじゃ早速頼むわ」


魔理沙 「それじゃ行くぜ!瑞鳳 庭に出るぜ!」スクッ!タッタッタッ…


瑞鳳 「ちょっ!?待ってください!」タッタッタッ…


霊夢 「…まったく 騒がしい連中だこと」ズズ…


霊夢 「まっ別にいいんだけどね」カタッ












中庭



魔理沙 「それじゃ最初は軽くやるぜ!」


瑞鳳 「はい よろしくお願いします」


魔理沙 「いくぜ!」ヒュンッ 魔理沙の周りに弾幕が突然現れる


瑞鳳 「…っえ」


瑞鳳 「(なにあれ…宙に丸い玉が浮いてる?どうなってるの!?)」


魔理沙 「最初は普通の弾幕出すからそいつを避けてくれ!」


魔理沙 「そぅら!」ビュンッ!!


瑞鳳 「(迫ってきた!?これ当たったらまずいの!?とりあえず)」スチャッ 烈風を構える


瑞鳳 「烈風 お願い!」バシュンッ!!


烈風 「了解!」ブーン…


魔理沙 「っえ 矢が変なのに変わった!?」


烈風 「当たれー!!」ババババババ!!!!!!


弾幕 「「」」シュゥゥゥゥ… 弾幕に艦載機の弾が当たり次々と消滅する



瑞鳳 「…っと」ブーン…ガシッ!! 飛んでる烈風を手で掴み取り着陸させる


烈風 「目標消滅しました!」


瑞鳳 「お疲れ様 また次もお願い」


烈風 「了解です!」


瑞鳳 「…さて、次はこちらの番です 覚悟してくださいね」スチャッ 彗星を取り出して構える


魔理沙 「ちょ、ちょっと待ってくれ!その矢は一体何なんだ!?矢がいきなり変なのに変わったぞ!」


瑞鳳 「変なのではありません 私の世界ではごく普通に使われている艦載機です」


魔理沙 「かっかんさいき?」(・_・?)


瑞鳳 「…まさか 艦載機も知らないんですか?」


魔理沙 「全然わからん…」


瑞鳳 「(この世界は一体どういう世界なんだろう…?)」


魔理沙 「でもその…艦載機?が瑞鳳の武器なんだな」


瑞鳳 「そうです 主に開幕戦と後方支援を得意としてます」


魔理沙 「なら私も武器を見せてやるぜ!」スッ 八卦炉を取り出して瑞鳳に向けて構える


瑞鳳 「(? なんだろうあれ 六角形の…灰皿?)」


魔理沙 「この道具は私の必殺技を出すために必要な小道具だぜ!これを使えばどんな相手でも一発KOだぜ!」


瑞鳳 「…そんなに強いんですか?」


魔理沙 「あぁ!当たれば一発だぜ!」


瑞鳳 「…外れたら?」


魔理沙 「…」


瑞鳳 「…」


魔理沙 「まぁそんな事はどうでもいいぜ!ほら続きをするぜ?」


瑞鳳 「どうでもいいんでしょうか?まぁいいですけど」スチャッ 彗星を構えて発艦の準備をする


魔理沙 「行くぜ!【魔符 スターダストヴァリエ】(マスパは後回しだ 先にこれだ!)」ババババババ!!!!!! 星型の弾幕が瑞鳳に向かって飛んでいく


瑞鳳 「(今度は星…もう一回烈風を出して破壊させた方がいいかな?いや彗星で攻撃してみよう!)」ギリリリリリ… 弦を強く引き飛ばす距離を定める


瑞鳳 「彗星 お願い!」バシュンッ!!


彗星 「了解!」ブーン…


魔理沙 「(さっきと違う艦載機?さっきとなにが違うんだ?)」


彗星 「目標補足 当たれー!!」ババババババ!!!!!!…


弾幕 「」シュゥゥゥゥ… 魔理沙の弾幕が次々と打ち消されていく


魔理沙 「ほぉ?私のスターダストヴァリエの弾幕も消すとはな」


瑞鳳 「よっと」ガシッ


彗星 「目標撃破確認!もう大丈夫です!」


瑞鳳 「ありがと彗星 またお願いね」


彗星 「了解!」


魔理沙 「次行くぜ!」


魔理沙 「【魔符 ミルキーウェイ】」ババババババ!!!!!!!! 星型の弾幕が川に流れるような形をして瑞鳳に向かって飛んでいく


瑞鳳 「(次は数が多く直進攻撃…流星で行けるかな?)」スチャッギリリリリリ…


瑞鳳 「お願い 流星!」バシュンッ!!


流星 「了解!」ブーン…


魔理沙 「(また違う艦載機… さっきのとどう違うんだ?全くわからないぜ)」


流星 「当たれーっ!!」ババババババ!!!!!!


弾幕 「」シュシュシュシュシュゥゥ… ミルキーウェイ消滅


魔理沙 「おもしろいなその艦載機とやらは?少し興味深いぜ」 ブーン…


瑞鳳 「ありがと流星 またお願いね」


流星 「了解です!」


瑞鳳 「さて、そろそろ反撃させてもらいますよ?」スチャッ 彗星を取り出して構える


魔理沙 「おっ?やっと反撃してくるか 果たして当てられるかな?」


瑞鳳 「行きます!」バシュンッ!!


彗星 「いくぞー!」ブーン…


魔理沙 「(さっきの艦載機…あれが攻撃用なのか?)」


彗星 「当たれー!」カチッ


弾幕 「」ババババババ!!!!!!… 銃口から弾幕が出る


瑞鳳&彗星 「「っえ!?」」


魔理沙 「うおっと!?」シュンッ!! 間一髪で箒を出して避ける


魔理沙 「危なかったぜー まさかその艦載機から巨大な弾幕も出してくるとは思わなかったぜ?油断したぜ」


瑞鳳 「彗星!今の弾はなに!?」


彗星 「わかりません!急に弾が変わりました!」


瑞鳳 「一度確かめるから戻ってきて!」


彗星 「了解!」ブーン…


瑞鳳 「よっと」ガシッ


魔理沙 「…どうかしたのか?そんなに慌てて」


瑞鳳 「魔理沙さん!ちょっとタイムしますので待ってください!」カチャカチャ… 彗星の中身を調べて異常を確かめる


魔理沙 「構わないぜ」


瑞鳳 「(動力には問題なし 機体も問題なし 燃料タンクも問題なし 弾薬は…)」カチャカチャ…


瑞鳳 「…なにこれ?」スッ… 彗星に補充されてる弾薬から見たことのない弾薬が出てくる


瑞鳳 「(こんな弾薬見たことない…なんで彗星の中に入ってるの?)」


瑞鳳 「(…他の艦載機も確かめてみよう!)」


魔理沙 「…」 カチャカチャ… 瑞鳳が艦載機をいじってるのを見てる


魔理沙 「(さっきから何をやってるんだ?艦載機の中を調べてるみたいだが…壊れたのか?)」 カチャカチャ… コレモチガウ…ナンデ?


魔理沙 「(でもさっき普通に空飛んで弾幕が出してきたから壊れてるとは思えないが)」 レップウハドウダロウ?シラベテミヨウ カチャカチャ…


瑞鳳 「…烈風の弾も違う なにこれ?」


? 「それは弾幕が出る弾薬よ」スゥ…


瑞鳳 「っえ?」クルッ 瑞鳳の背後から声がして振り返る


紫 「はーい 元気にしてる?瑞鳳」


瑞鳳 「どうして私の名前を知ってるんですか?それに貴女は一体どこから?」


紫 「私は八雲紫 あなたをここへ連れてきた者よ」


瑞鳳 「…っえ あなたが?」


紫 「えぇ それと私が急に現れたのは…」パカッ 隙間を目の前で開き目の前に魔理沙がいるのを見せる


瑞鳳 「っえ!?」


紫 「こういう事よ お分かりいただけたかしら?」


瑞鳳 「こっこれどうなってるんですか!?向こうに居る魔理沙さんがこっちにも映って!?」


紫 「これは私の能力 隙間を操る程度の能力と言っていろいろな場所に隙間を作って出入りすることが出来るのよ」


瑞鳳 「どこで○ドアですか!?」


紫 「わかりやすく言うとそんな感じね」


魔理沙 「紫 何かあったのか?お前が用事なしで来るとは思えないんだが 近くに霊夢いないし」


紫 「えぇ 瑞鳳の艦載機の弾薬の事をね?」


瑞鳳 「何か知ってるんですか?」


紫 「その弾薬 私が入れたのよ」


瑞鳳 「…っえ」


紫 「この世界は弾幕って言うものがあってね?それを使って勝負するのが決まり事になってるの」


紫 「前の方にセットされてた弾薬は構造上、取り除くことが難しかったから中間から取ってセットさせてもらったわ」


瑞鳳 「…弾幕ってさっき魔理沙さんが使ってた中に浮いてた丸い物とか星形とかのやつですか?」


紫 「そう だからあなたの艦載機の弾も弾幕弾にさせてもらったわ 実弾じゃ危ないからね」


瑞鳳 「そういうことでしたか急に弾が変わったのでびっくりしました」


紫 「ごめんなさいね 勝手に補充してしまって」


瑞鳳 「いえ、この世界ではそういうルールになっているでしたら仕方ありません 納得しました」


魔理沙 「…まだ何かあるのか?」


紫 「あら?どうしてわかったのかしら」


魔理沙 「なんとなく」


紫 「…私って顔に出やすいのかしら?まぁいいわ」


紫 「早速だけど今から異変解決に出て欲しいの」


魔理沙 「今のところ異変らしき事は起きてないがどこかであったのか?」


紫 「白玉楼で亡霊や妖怪が大量発生して暴れてるの それの退治をお願いしたいのよ」


瑞鳳 「白玉楼?」


魔理沙 「なんで大量発生してるんだ?それに妖夢や幽々子が居るから平気じゃないのか?」


紫 「…」


魔理沙 「…紫?」


紫 「…幽々子は手を出せないのよ 妖夢が亡霊に取り憑かれて暴れてる妖怪側についてるせいでね」


魔理沙 「…っえ」


紫 「瑞鳳 こっちの世界に来て早々悪いけどあなたにも手伝ってもらうわよ?」


瑞鳳 「っえ 私もですか!?」


紫 「そうよ その為にあなたをこの世界に連れてきたんだから当たり前でしょ?」


瑞鳳 「ちょ、ちょっと待ってください!それはわかってますけど いきなり異変解決に出るよう言われましても何をすればいいのか全くわからないんですが!?」


紫 「瑞鳳は霊夢達と同じ事をすればいいのよ 難しいことじゃないわ」


瑞鳳 「…霊夢さん達と同じこと?」


紫 「もう一度言うわ 白玉楼という所で妖怪や亡霊が大量発生して暴れてるの あなたの世界で例えるなら妖怪は深海艦隊、亡霊は幽霊って例えた方がわかりやすいわね」


瑞鳳 「もの凄くわかりやすいです」


紫 「そしてその妖怪達をあなたの艦載機で倒して欲しいの 難しくないでしょ?」


瑞鳳 「…妖怪はともかく 亡霊って倒せるんですか?」


紫 「そこは安心して あなたの艦載機に積ませてもらった弾はどんな奴でも効くようにしてあるから平気よ」


魔理沙 「どんな奴もって…よくそんなの作れたな?」


紫 「まぁね それじゃくれぐれも死なないように気をつけてね?」


瑞鳳 「…不安ですがわかりました」


紫 「霊夢にはもう話してあるからね〜?」スゥ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



魔理沙 「…さて さっそく白玉楼に行くとするか」


瑞鳳 「魔理沙さん 白玉楼ってここから遠いんですか?」


魔理沙 「いや そこまで遠くないぜ? ただ空飛べない奴はちょっとキツイな」


瑞鳳 「…わたし 空飛べないんですけど」


魔理沙 「…っえ 飛べないのか?」


瑞鳳 「はい…」


魔理沙 「…さっきの戦闘機に乗ればいいんじゃないのか?」


瑞鳳 「小さすぎて乗れません 乗れたとしても燃料の無駄になります」


魔理沙 「燃料?…たしか外の世界の乗り物を動かすときに使う液体だっけか?」


瑞鳳 「そうです 私の戦闘機は燃料を使って飛ばすんで妖怪達を退治する時になかったら飛ばせないので使えません」


魔理沙 「なら私の後ろでよかったら乗せるぜ?」


瑞鳳 「…安全ですか?」


魔理沙 「二人の時は流石に速度落とすぜ」


瑞鳳 「…ではお願いします」ザッザッザッ…


霊夢 「はぁ…めんどくさいわね?」ザッザッザッ…


魔理沙 「おう霊夢!もう行く準備は出来たのか?」


霊夢 「めんどくさいけどできたわ 早く行って早く終わらせるわよ?」


魔理沙 「よし!瑞鳳 乗れ!」スッ 箒にまたがる


瑞鳳 「っえ こっこうですか?」スッ 同じく箒にまたがる


魔理沙 「そうだぜ!しっかり掴まってろよ!」フワー…


瑞鳳 「っえ とっ飛んだ!?」


霊夢 「っえ 瑞鳳って飛べないの?」フワー…


瑞鳳 「っえ!?霊夢さんは何も使わないで飛んでる!?」


魔理沙 「驚きすぎだぜ この世界じゃ空飛べるぐらい普通だぜ?」


瑞鳳 「そうなんですか!?」


霊夢 「こんな事で驚いてたらキリがないわよ それじゃいくわよ」ヒュー…


魔理沙 「了解だぜ!」ヒュー…


瑞鳳 「…」ヒュー…


瑞鳳 「(…この世界 いろいろと凄過ぎて混乱しそう…)」












第一異変 【白玉楼妖怪亡霊大量発生異変】




















白玉楼ー階段前



魔理沙 「着いたぜ ここが白玉楼まで繋がる階段だぜ」ヒュー…


瑞鳳 「長い…」ヒュー…


霊夢 「…」ヒュー…


魔理沙 「それじゃ瑞鳳はここから歩きで頼むぜ?笑」


瑞鳳 「無理ですよ!?こんなに長い階段登ってたら日が暮れてしまいますよ!」


魔理沙 「冗談だよ そんな酷い事はしないぜ」


瑞鳳 「驚かさないでください!本当に歩きで行かされるかと思いましたよ」


魔理沙 「…私、そんな酷い奴に見えるか?」


瑞鳳 「はい 見えます」


魔理沙 「」ズーン…


瑞鳳 「あっすいません つい本音が…」


霊夢 「あんたらムダ話は後にしておいた方がいいわよ」


瑞鳳 「…っえ?」


魔理沙 「何かいるのか?私は全然感じないが」


霊夢 「…ここら辺にはまだいないみたいだけど この先、物凄い数の妖怪、亡霊が居る気配がするわね」


瑞鳳 「気配でわかるんですか!?」


霊夢 「巫女なんだから当たり前よ てかあんたも巫女なんだからわかるでしょ?」


瑞鳳 「いや私巫女じゃないです…」


魔理沙 「…っえ 巫女じゃないのか?」


瑞鳳 「はい たしかに巫女服は来ていますがこれは巫女服型の換装なんです」


霊夢 「換装…?昨日話してたあなたの防具服のこと?」


瑞鳳 「簡単に言えばそうです なので私は巫女じゃないんです」


魔理沙 「紛らわしいぜ」ヒュー…


霊夢 「同じく」ヒュー…


瑞鳳 「そんな事言われましても…」ヒュー…


紫 「ホントよね?」ヌゥ… 瑞鳳の後ろから話す


瑞鳳 「ひゃあぁぁぁぁぁ!!!?」ビクッ!!!!


魔理沙 「うおっ!!?」キーン!!


霊夢 「瑞鳳 うるさい」


瑞鳳 「だ、だっていきなり紫さんが後ろから!!」


魔理沙 「瑞鳳 今の叫びは聞いたぜ…」キーン…


瑞鳳 「あっすみません!」


紫 「うふふ!やっぱりおもしろいわね?」クスクス


霊夢 「なにしにきたのよ あんたも手伝いに来たの?」


紫 「いいえ ちょっと瑞鳳に渡すものがあってね」


瑞鳳 「私にですか?」


紫 「そう あなたにスペルカードを渡しに来たのよ はい」スッ


瑞鳳 「あっありがとうございます…?」スッ 数枚のスペルカードを受け取る


紫 「使い方はその中から一枚選んで『スペルカード発動』って叫べば使えるわ 覚えておいてね?」


瑞鳳 「…叫ぶんですか?」


紫 「そうよ あと使い時だけど、今の人数じゃ足りないと思った時や苦戦してる時に使う事をすすめるわ 一回使うとそのカードは消滅するから覚えておいてね」


瑞鳳 「…わかりました」


紫 「それじゃ私は帰って寝るから後はよろしくね?」


霊夢 「あんたも手伝いなさいよ」


紫 「それじゃあね〜?」スゥ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



霊夢 「…はぁ」


魔理沙 「なぁ瑞鳳 どんなスペルカードをもらったんだ?見せてくれ」


瑞鳳 「はい」スッ


魔理沙 「…」



瑞鳳が貰ったスペルカード


【召喚 戦長召カード】

【召喚 戦陸召カード】

【召喚 正空加召カード】

【召喚 正空赤召カード】

【召喚 軽空祥召カード】

計五枚のスペルカード



魔理沙 「…なんだこれ これが瑞鳳のスペルカードなのか?」


瑞鳳 「全然わかりません…てかスペルカードってなんですか?」


霊夢 「弾幕ごっこする時に使うカードよ」


瑞鳳 「…弾幕ごっこ?」


魔理沙 「さっき私と弾幕を使って戦いあっただろ?あれを弾幕ごっこって言うんだ」


霊夢 「この世界の決まり事だから覚えておきなさいよ」


霊夢 「【この世界で殺し合いになる戦闘は禁止】【お互いカードの枚数は予め決闘前に提示しなければならない】【手持ちのカードが全てなくなったら負けを認めないといけない】【勝者は決闘前に決めた報酬以外は受け取らない もしくは相手が提示した報酬が気に入らなければ決闘は断れる】【勝者は敗者の再戦の希望を積極的に受けるようにする】【その時の事故は覚悟しておくこと】 わかった?」


瑞鳳 「長過ぎて全部覚えきれません!もう一度お願いします!」


魔理沙 「大丈夫だぜ 最低限覚えてればいいだけだ!」


霊夢 「逆に守ってる人なんていないしね」


瑞鳳 「いないんですか!?この世界の決まり事なのに!」


魔理沙 「最低限は守ってるけど全部守ってる奴はいないぜ」


霊夢 「だから最低限覚えておく事は【殺し合いになる戦闘は禁止】【相手のスペルカードが自分に当たってこれ以上戦っても勝てないと思ったら素直に降参する】 それだけ覚えておけばいいわ」


瑞鳳 「さっきの長い説明の意味は!?」


魔理沙 「ないぜ!」


瑞鳳 「…」


霊夢 「まっそれはいいとして早く行くわよ」ヒュー…


魔理沙 「これが終わったら霊夢の家で酒飲みたいぜ!」ヒュー…


霊夢 「一杯ぐらいあげるわ」


魔理沙 「やったぜ!」


瑞鳳 「…」ヒュー…


瑞鳳 「(本当に全部覚えなくていいのかなぁ?)」












白玉楼



霊夢 「…」ヒュー…スタッ


魔理沙 「…なんか、静かだな?」


瑞鳳 「ですね 物音一つしません」


霊夢 「…隠れたのかしら?気配がなくなってるわね」


魔理沙 「…」


瑞鳳 「…」


霊夢 「…とにかく中に入ってみましょ?」


魔理沙 「わかったぜ」


瑞鳳 「了解です」


ザッザッザッ…












白玉楼ー中庭



霊夢 「…」ザッザッザッ…


瑞鳳 「…誰もいませんね 誰かがいるような気もしません」


魔理沙 「だな 誰かに見られてる感じもしないし 静か過ぎるぜ」


霊夢 「…っん?」ザッザッザッ


瑞鳳 「? どうしましたか?霊夢さん」


霊夢 「…あれ 妖夢じゃない?」


魔理沙 「…っえ?」



妖夢 「…」少し離れた所に妖夢が突っ立ってる



魔理沙 「…なぁ霊夢 たしか紫の話しだと妖夢って操られてるんじゃ…」


霊夢 「そのはずだけど…」


瑞鳳 「あそこで立って何してるんでしょうか?」


霊夢 「あんた達はここで待ってなさい 私が見てくるわ」ザッザッザッ…


瑞鳳 「あっ霊夢さん!一人で行ったら危ないですよ!」


魔理沙「大丈夫だ 霊夢は化物だから」


霊夢 「誰が化物よ!」


魔理沙 「冗談だぜ!」


霊夢 「まったく…」ザッザッザッ…



妖夢 「…」


霊夢 「おーい妖夢 生きてるかしら?」


妖夢 「…」


霊夢 「おーい反応しなさいよ 退治されたいのかしら?」


妖夢 「…」スゥ…クンッ 刀の鍔を親指で弾いて鞘から少し抜く


霊夢 「っ…」ピクッ


妖夢? 「ーっはぁ!!」サンっ!! 楼観剣を霊夢に目がけて振りかざす


霊夢 「おっと」シュン 横に身体を向けて避ける


妖夢? 「ふんっ!!」ヒュンッ!!


霊夢 「よっ」スカッ しゃがんで避ける


妖夢? 「…」スゥ…


霊夢 「危ないわね いきなり切りつけてくるなんて」


妖夢? 「…」スチャッ 体制を整えて再び刀を構える


霊夢 「(…目が鬱ろんでる 紫が言った通り操られているわね さて、どうしようかしら)」


瑞鳳 「霊夢さん大丈夫ですか!いきなり切りつけられてましたが!」


霊夢 「大丈夫よ それより…来たわよ!」


瑞鳳 「…っえ?」



妖怪 「ギャオオッ!!」バッ!! 屋根から飛び降りて瑞鳳に襲いかかる


魔理沙 「させねぇよ!」スチャッ 八卦炉を構える


魔理沙 「【恋符 マスタースパーク!!】」バシュゥゥゥン!!!!


妖怪 「ギャァァァァッ!!」ジュゥゥ!!!!…


瑞鳳 「っ!?」


瑞鳳 「(なにいまの!?さっきの六角形した物からレーザーみたいなのが出てきた!!)」


魔理沙 「瑞鳳 次来るぜ!」 タッタッタッ!!…


瑞鳳 「っえ あっはい!」スチャッ 彗星を取り出し構える


妖怪 「グオオッ!!」ザッザッザッ!!…


瑞鳳 「お願い彗星!」バシュンッ!!


彗星 「目標すかさず補足 撃てー!!」バババババ!!!!!!


妖怪 「ガガガガガガガガっ!!!!」ダダダダダッ!!!! 瑞鳳が放った彗星の弾幕が全部命中する


瑞鳳 「トドメ!流星お願い!」スチャッバシュンッ!!


流星 「了解!」ブーン


妖怪 「ガァァっ!!」ボゥンッ!! 口から炎を出して瑞鳳に放つ


魔理沙 「瑞鳳!火球が来るぜ!」


瑞鳳 「彗星!」


彗星 「了解!撃てーっ!!」ブーン…バババババ!!!!!!…


火球 「」ジュゥゥ!!… 彗星の弾幕が当たって火球は消滅する



妖怪 「ガァァ!?」


流星 「くらえっ!!」カチッバババババ!!!!!!


妖怪 「ガアァァァァっ!!!!」ガガガガガガガ!!!!!!


ドサァ…


妖怪 「」倒れて動かなくなる



瑞鳳 「よし!次は…」


妖怪達 「「「ガァァァァ!!」」」ザッザッザッ!!… 瑞鳳の元に駆け寄り襲いかかろうと…


魔理沙 「【魔符 スターダストヴァリエ】!」バババババ!!!!!!


妖怪達 「「「ギャァァァァァ!!」」」ガガガガガガ!!!!!!…


瑞鳳 「すっすごい…あんなに一片にやっつけて」


魔理沙 「瑞鳳!まだまだ来るぞ!」


瑞鳳 「はい!」


妖怪達 「「「ガァァァァっ!!!!」」」ザッザッザッ!!!!…



霊夢 「…」 スイセイ!オネガイ! バシュンッ!! リョウカイ!


霊夢 「(外の世界で戦ってたって言ってたけどなかなかいい動きね これならサポートには使えそうね)」


妖夢? 「…」


霊夢 「さてと?そろそろ立ち止まってないでケリをつけるとしますか」


妖夢? 「…」スゥ…スチャッ


霊夢 「悪く思わないでよ あんたが操られてるから悪いんだからね?」スッ 霊符を取り出して構える


妖夢? 「…」ニヤッ


霊夢 「? なに笑ってるのよ 何かおもしいことでも



ガシッ!!


霊夢 「なっ!?」


人形の半霊 「」ググッ 霊夢の後ろからしがみつかれて動きを封じられる


霊夢 「妖夢の半霊!?なんで人形になってるのよ!しかもどうやって私の背後に!」


霊夢 「(それよりまずいわ!今動き封じられたら!!)」


妖夢? 「」ザっ!!


霊夢 「(やばい やられ!!)」



矢 「」ヒュンッ!! 霊夢の横から矢が横切り妖夢に向かっていく


妖夢? 「っ!」キィンッ!! 矢が妖夢の刀に当たり弾き飛ばす


瑞鳳 「彗星!」


彗星 「了解!」バババババ!!!!!!


妖夢? 「っ…」バッ!! 飛んで後ろに下がり弾幕を避ける


瑞鳳 「烈風!霊夢さんの後ろにいる変なのに撃って!」バシュンッ!!


烈風 「了解!」ブーン…


烈風 「目標補足 撃てー!!」カチッバババババ!!!!!!



人形の半霊 「っ!!」ガガガガガ!!!!!!


妖夢? 「っ!!」ドサッ 半霊が攻撃を受けたと同時に膝を地面につかせる


霊夢 「(半霊が攻撃受けて膝ついた 今がチャンス!)」スッ


霊夢 「悪く思わないでよ?操られてるのが悪いんだからね」


妖夢? 「ーっ!!」ググッ… 半霊が受けたダメージがまだ残っていて膝をついたまま動けない


霊夢 「終わりよ」バサッ!! 御札を妖夢の周りに飛ばし囲み込む


妖夢? 「っ!」バッ!! すぐさま立ち上がりその場から立ち去ろうと…


霊夢 「遅いわ!【霊符 夢想封印!!】」


妖夢? 「っ!!!!」バチバチバチバチッ!!!!!!


ピチューン



妖夢? 「」ユラァ… 黒いオーラが出てくる


霊夢 「っ!」ピクッ


黒いオーラ 「グオォォォォォ!!」シュゥゥゥゥ!!… 妖夢から黒いオーラが出てくる


魔理沙 「なっなんだあれ!?」 ガァァ!!


瑞鳳 「お化け!?」 オリャア! チュドーン!!


霊夢 「やっと出てきたわね 妖夢を操ってた悪霊!」


悪霊 「フォッフォフォフォ!まさか俺が姿を現す事になるとはな?正直驚いたよ」


霊夢 「あっそ?それじゃ登場したばっかりで悪いけど退治させてもらうわ」スッ 再び御札を取り出す


悪霊 「この俺を倒す?馬鹿かお前 倒されるのは…お前だー!!」ビュンッ!! 霊夢に近づき襲いかかる


悪霊 「お前の身体 操らせてもらうぞー!!」ヒューッ!!


霊夢 「…はぁ…」



瑞鳳 「霊夢さん!」


魔理沙 「大丈夫だ 霊夢はあんなやつに負けないぜ」



悪霊 「フオォォォォ!!」グワッ!! 大口を開けて霊夢を飲み込もうと…


霊夢 「【夢符 退魔符乱舞】」バッ!! 無数の御札が飛び散る


悪霊 「…っえ?」


夢想封印 「」バチバチバチバチっ!!!!


悪霊 「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!!!」ジュゥゥゥゥッ!!!!


霊夢 「さよなら 悪霊さん?」


悪霊 「そっそんな!俺がっ俺が人間なんかにー!!!!」ジュゥゥッ!!…


悪霊 「があぁぁぁぁぁっ!!!!」


ピチューン!!シュゥゥ… 悪霊は退治されて消滅する



霊夢 「ふぅ 悪霊退治完了っと」


瑞鳳 「すっすごい あんな強そうな黒いのをいとも簡単に…」


魔理沙 「あれが霊夢だ そう簡単にやられないぜ!」


霊夢 「さて 他の妖怪達も…ってあれ?他の妖怪達は?」キョロキョロ


魔理沙 「倒したぜ!」


妖怪達の屍 「「「」」」ズラッ… 周りには妖怪が倒れてる


瑞鳳 「ちょっと手こずりましたがなんとか倒せました」


霊夢 「ちょっと!私の倒す分も残しておきなさいよ!」


瑞鳳 「えぇっ!?」


霊夢 「…まぁいいわ さっさと妖夢起こして帰ってお酒が飲みたいわ」ザッザッザッ…


魔理沙 「私も早く飲みたいぜ!」ザッザッザッ…


瑞鳳 「(残しておいた方がよかったのかなぁ…?)」ザッザッザッ…



妖夢 「………」


霊夢 「おーい妖夢 起きなさい 早く起きないと叩くわよ?」バシッバシッバシッ!!!! 妖夢の頬を平手で叩いてる


瑞鳳 「れっ霊夢さん もう叩いてます しかも強過ぎかと思いますが…?」


霊夢 「早く帰ってお酒飲みたいのよ」


魔理沙 「すげぇ痛そうだぜ…」


霊夢 「妖夢 早く起きなさい!今度はグーで殴るわよ!」


瑞鳳 「流石にグーはやり過ぎですよ!」


霊夢 「じゃああんたが起こしなさいよ 今すぐに」


瑞鳳 「今すぐ!?」


魔理沙 「頼むぜ瑞鳳 私も早く戻って酒飲みたいぜ!」


瑞鳳 「…すぐ起こせるかわかりませんがやってみます」タッタッタッ…


妖夢 「っ……」プシュー…霊夢に叩かれて頬が真っ赤になっている


瑞鳳 「(霊夢さん…この人叩かれ過ぎて顔が真っ赤ですよ 完全にやりすぎですよ)」


霊夢 「早く起こしてよ?早く起こさないとあんたのお酒なしにするわよ」


瑞鳳 「酷くないですか!?今起こすので待っててください!」


魔理沙 「早く頼むぜ!」


瑞鳳 「…えっと 妖夢さんでしたっけ?起きてくれませんか?早くしないと霊夢さんが怖いので…」


霊夢 「誰が怖いですって?」ギロッ


瑞鳳 「(その顔が怖いです…)」


魔理沙 「ぷくく…!」ニヤニヤ


瑞鳳 「妖夢さん起きてください 起きないとまた霊夢さんに袋叩きされますよ」ユサユサ…


霊夢 「そこまでやってないわよ!」


妖夢 「うっう〜ん…んん?」スゥ


瑞鳳 「あっ起きました」


魔理沙 「ぶふっ!!」ククク…


霊夢 「いちいち笑うんじゃない!」


妖夢 「…あれ?私、一体何を?てかほっぺが痛い…」ヒリヒリ…


瑞鳳 「悪霊に取り憑かれて操られていたところを霊夢さんが助けてくれたんです 体調の方は大丈夫ですか?」


妖夢 「はい 大丈夫ですが…えっと、あなたは?」


瑞鳳 「あっ自己紹介が遅れました 私は瑞鳳と言います」


妖夢 「魂魄妖夢と言います よろしくお願いします」



紫 「終わったみたいね?」スゥ… 瑞鳳の後ろから現れる


瑞鳳 「ひゃあぁぁ!!?」ビクゥッ!!


妖夢 「みょんっ!!?」キーン!!


紫 「毎回毎回驚いて面白いわね?遣り甲斐があって楽しいわ!」


瑞鳳 「急に後ろから現れるのやめてください!心臓に悪いです!!」ドキドキ!!…


妖夢 「耳にかなり来ました…耳鳴りが……」キーン…


瑞鳳 「あっごめんなさい!?」


霊夢 「何しに来たのよ 終わってから来るなんてタイミングが良いわね」


紫 「まぁね?妖夢が正気に戻ったらすぐに知らせてくれって頼まれてたから」


魔理沙 「幽々子にか?」


瑞鳳 「幽々子…?」


紫 「そうよ 幽々子、妖夢が正気取り戻したわよ」ヒュンッ 妖夢の後ろに隙間が現れる


幽々子 「妖夢!!」ガバッ!! 隙間から出てきて妖夢を抱きつく


妖夢 「みょん!?」


幽々子 「よかった…やっと戻ったのね?よかった…本当によかった!」ポロッポロッ…


妖夢 「ゆっ幽々子様!?何故泣いてるんですか!そこまで心配するような事ではなかったはずですよ!」


幽々子 「よかった…本当に…よかった!」ギュゥ…


妖夢 「…幽々子様?」


紫 「妖夢 幽々子はあなたの事をずっと心配してたのよ」


紫 「あなたが悪霊に取り憑かれた時、私は幽々子をとっさに避難させたわ でも幽々子は妖夢が心配だからすぐ戻してくれって耳にタコができるぐらい聞かれたの」


紫 「取り憑かれて何をされてるかわからない…もしかしたら殺されてしまったかもしれない ずっと考えていたのね だから妖夢が無事だったことがわかって安心しているのよ」


妖夢 「…幽々子様」


幽々子 「ごめんね妖夢 私が油断したばかりに…」ポタッポタッ…


妖夢 「…謝らないでください 私も油断して取り憑かれたのでおあいこです だから泣かないでください」


幽々子 「…妖夢……」ポタッ…ポタッ…


霊夢 「さーて妖夢も助けて終わったし そろそろ私達も帰るとするわよ?」


魔理沙 「だぜ!早く帰って酒飲みたいぜ!」


霊夢 「瑞鳳 いくわよ」


瑞鳳 「はい」


紫 「ご苦労様霊夢 おかげで助かったわ ありがとね」


霊夢 「…あんたが礼言うなんて珍しいわね?」


紫 「失礼ね 私だってお礼くらい言うわよ?」


霊夢 「あっそ それじゃ私達は帰るから後はよろしくね」


紫 「聞いといてそれはないんじゃないかしら?」


幽々子 「霊夢 妖夢を助けてくれて本当にありがとう」


霊夢 「別にいいわよ 瑞鳳、魔理沙の後ろに乗せてもらいなさい」


瑞鳳 「はい」ザッザッザッ…


瑞鳳 「魔理沙さん またお願いします」


魔理沙 「了解だぜ!」ヒュン 箒を出す


紫 「瑞鳳 今日はご苦労様 また次もお願いね?」


瑞鳳 「はい 次も期待に応えられるよう頑張ります!」


紫 「頼もしいわ?それじゃ」


ヒュー…



紫 「…やっぱり瑞鳳もなかなかやるわね これなら【今後起きる異変】もなんとかなりそうね」


妖夢 「…今後起きる異変?紫様 それはどういう事ですか?」


紫 「いいえ?なんでもないわ 気にしないで」


妖夢 「?」


幽々子 「…ねぇ紫 さっきの瑞鳳って子は人間なの?なにか違う感じがしたんだけど」


紫 「半分人間で半分機械って言った方がいいかしら?」


妖夢 「機械?機械って外の世界でいろいろと使われているあれですか?」


紫 「えぇ だから幽々子がなにか違う感じがするって言ってたのはそれの事よ」


幽々子 「…半分機械ってどういうこと?あの子は人間でもあるんでしょ?」


紫 「わかりやすく言うなら妖夢の半人半霊みたいな感じよ 詳しく言ってもわからないから妖夢と同じって言った方がわかりやすいわ」


幽々子 「なるほど それならわかりやすいわ」


紫 「さて、私もそろそろ帰って寝るとしようかしら?久々に隙間を使い過ぎたから眠たくなっちゃったわ」


妖夢 「もうお帰りですか?」


紫 「えぇ 今日はいろいろな所に用があったからね?それじゃあね」スゥ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



妖夢 「…いろいろな所?一体どこに行ってたんでしょうか」


幽々子 「妖夢〜お腹空いた〜 ご飯作って〜?」ググゥ〜…


妖夢 「あっはい わかりました!」










白玉楼妖怪亡霊大量発生異変【解決】










夕方 横須賀鎮守府ー提督室



コンコンっ


長門だ 入っても平気か


シーン…


…入るぞガチャッ



提督 「…」椅子に座ってじっとしている


長門 「…いるなら返事をしないか?」パタンッ


提督 「…」


長門 「…朝食 食べてないのか?」タッタッタッ… 提督の机には一切手を付けてる様子がない食器が並べられている


提督 「…食欲がないんだ 持って帰ってくれ…」


長門 「…提督……」


提督 「…」


長門 「…夕食は何が食べたい 言ってみてくれ」


提督 「…何もいらない 食べたくない…」


長門 「だめだ!夕飯ぐらいは手を付けろ 身体が持たないぞ!!」


提督 「…」


長門 「…頼むから何か食べてくれ なんでもいいから…このままでは提督が!」ググッ!!


提督 「…」


長門 「…今夕飯を持ってくる 夕飯だけは絶対食べろ いいな?」カチャッ 朝食分の食器を手に取り持ち帰る


提督 「…」


長門 「…失礼する」タッタッタッ…ガチャッ


パタンっ…


提督 「…」


提督 「瑞鳳…」









通路ー提督室の前



長門 「…」


長門 「(提督…)」


加賀 「長門さん…」タッタッタッ…


長門 「加賀…」


加賀 「提督の様子はどうですか?今の現状は」


長門 「…」


加賀 「…最悪状態ですか」


長門 「…あぁ 昨日と同じで部屋からは一歩も出ず 食事にも手をつけてない…あのままでは本当に死んでしまう」


加賀 「…」


長門 「…どうすればいい?これ以上あのままにしておく事は出来ない 何かいい案はないか?」


加賀 「…そう言われましても」


青葉 「お困りのようですね?」ブラーン… 天井からぶら下がって出てくる


長門 「うぉおっ!!?」ビクッ!!


青葉 「シャッターチャンス!」パシャッ


長門 「青葉!?お前はどこから現れてくるんだ!てかなに撮ってる!」


青葉 「長門さんの驚き顔を撮りました!これは特ダネですね!!」


長門 「今すぐ消せ!さもなくば撃つ!!」ジャキッ!! 四十六cm三連装砲を青葉に向けて構える


青葉 「ちょっ!?それは洒落になりません!!てかなんで鎮守府内で装備してるんですか!!」


加賀 「青葉 なにかいい案があるんですか?」


青葉 「っえ!?あっはい いくつかありますがその前に一つ聞いてもよろしいですか?」


加賀 「なんでしょうか?」


青葉 「【…瑞鳳は本当に沈んだのですか?】」


長門 「…」


加賀 「…なぜそう思うんですか?」


青葉 「昨日瑞鳳が沈んだ事を皆さんに話しましたよね その話を聞いた人達は皆落ち込んだり悲しんでいました…でも【ある五名だけは悲しんでたり落ち込んでいたりしていましたが他の皆さんとはなにか違う感じ】がしたんです」


加賀 「…その五名とは一体誰の事ですか?」


青葉 「…聞きますか?本当はお気づきになってるんじゃないですか?」


加賀 「…」


青葉 「加賀さん、長門さん あなた方はなにか隠してませんか?提督や皆さんに」


加賀 「…それは……」


長門 「…青葉 悪いがその事は話せない」


青葉 「…やっぱりなにかあるんですね」


長門 「あるけど話せない …話せば【あいつの身】がどうなるかわからない」


青葉 「あいつとは瑞鳳の事ですか?」


二人 「「………」」


青葉 「黙ってるという事は瑞鳳の事なんですね 瑞鳳は生きているんですね?」


長門 「…それは……」


加賀 「…」


青葉 「なぜ教えてくれないんですか?教えたら瑞鳳はどうなるんですか?」


二人 「「………」」


青葉 「教えてください 瑞鳳は今どこにっむぐ!?」ガシッ!!


紫 「それ以上はやめときなさい 青葉型重巡一番艦 青葉」青葉の背後から現れて口を塞ぐ


青葉 「んんっ!?」


長門 「お前はっ!!」スチャッ 四十六cm三連装砲を構える


加賀 「っ…」スチャッ 弓矢を構えて警戒態勢に入る


紫 「あらあら?そんなに警戒しなくても取って食べたりしないわよ」クスクスッ


長門 「なにしに来た!約束は破っていないだろう!」


紫 「えぇわかってるわよ?あなた達が誰にも言ってない事はわかってるから安心して」


加賀 「なら何しに来たんですか?早く青葉から手を離してください」


紫 「かなり警戒されてるわね 別に殺したりしないから安心なさい?」スゥ… 青葉から手を離して解放する


青葉 「あっあなた一体どこから!?いやその前に身体がありませんが!?」


紫 「言ってもわからないから教えてあげない それと瑞鳳の話しはしない事を進めるわよ?」


青葉 「なぜですか?瑞鳳の話しをしたらどうなるんですか?」


紫 「【瑞鳳はまた海の底に沈むわよ】」


青葉 「ーっ!!」ゾクッ


紫 「どうする?聞きたい?その代わり聞いたら瑞鳳はまた冷たい海の底に沈むけどね」


青葉 「…そう言われると聞かない方がいいと私は判断します」


紫 「賢明な判断ね?でもゲームをもっと面白くしたいと思ってるんだけど…参加するかしら?」


青葉 「ゲーム?」


紫 「ルールは簡単【今から話す事を誰にも言わなければいいだけ】それだけよ?」


青葉 「…それだけですか?」


紫 「えぇそれだけよ?参加するなら【沈んだ軽空母】の事を話してあげるわ …どうする?」


青葉 「…」


長門 「青葉 参加しない方がいいあの女は人が落ち込んでるところや悲しんでる顔を好む 他の奴に話せない事で苦しむ私達を見て喜ぶ…だから参加しない方がいい」


加賀 「私も同感です 参加しない事を勧めます」


青葉 「…」


紫 「どうする?参加不参加は自由よ?早く選んでね!」ニコッ


青葉 「…」


全員 「「…」」


青葉 「…わかりました 参加します」


長門 「青葉!?」


紫 「もう引き返すことは出来ないわよ それでもいいの?」


青葉 「はい 大丈夫です」


加賀 「青葉!あなたは私達の話を聞いてなかったの!?この変人は私達が苦しむところを…」


青葉 「わかってます さきほどの話は聞いていたのでわかっています…ですが知っておきたいんです 知らないで過ごすより知って過ごした方が気が楽になります」


長門 「たったしかにそうかもしれないが!」


紫 「部外者は黙ってなさい 青葉は自分の意思で参加するって言ったのだからあなた達がどうこう言う権利はないわ」ギロッ!!


長門&加賀 「「っ!!」」ゾクッ!!


紫 「それじゃ青葉をゲームに参加する事を許可するわ いいわね?」


青葉 「…はい」


紫 「それじゃ一旦私の隙間の中に入ってもらえるかしら?」スー…パカッ 青葉の横に隙間が現れる


青葉 「っえ なっなんですかこれ!?」ビクッ!!


紫 「私の隙間…て言ってもわかるはずないわよね どこでも〇アと言えばわかるかしら?」


青葉 「どこでも〇ア!?あの人気作品、ドラ〇もんってアニメに出てくる秘密道具 どこでも〇アなんですかこれ!?」


紫 「それに近いものよ それじゃ中に入ってもらえるかしら?」


青葉 「…」


長門 「…青葉 油断するなよ?あいつの事だ なにかロクでもないことを考えてるかもしれない」


加賀 「それにこの変な物の中に入るなんて危険すぎるわ 入らない方がいいと思うわ」


青葉 「…ですがこの中に入らないと瑞鳳の事は…」


紫 「なんだったら長門と加賀も入って来ていいのよ?」


長門&加賀 「「…っえ?」」


紫 「青葉だけじゃ心配ならあなた達も入ってくればいいじゃない?私の隙間に店員オーバーというものはないわ」


長門&加賀 「…」


紫 「どうする?二人も入るならさらにあの軽空母の事を教えてあげるわ」


長門 「…」


加賀 「…」


青葉 「…」


紫 「…さぁ どうする?」ニタァ


長門 「…入ろう 青葉一人だけで入らせるのは危険すぎる」


加賀 「そうね 青葉一人で入ったらなにされるか分からないから私達も入った方がよさそうですね」


青葉 「二人とも…」


紫 「それじゃ早く入ってもらえるかしら?待つのは好きじゃないの」


青葉 「…わかりました」


長門 「青葉 気を引き締めて行くぞ!」


青葉 「はい!」


加賀 「…」


タッタッタッ…












隙間の中



青葉 「…なんか 不思議なところですね?」

(・_・ )))))((((( ・_・)キョロキョロ


長門 「気味が悪いな あまり長居したくはない」


加賀 「そうね 早めに出たいわね」


紫 「まぁまぁそんな事言わないで?確かに他の人からしたら気味が悪いかも知れないけど私からしたら憩いの場よ!」


青葉 「それより瑞鳳の事を教えてください お願いします!」


紫 「そんなに焦らなくてもちゃんと教えてあげるわよ?」


紫 「まずは瑞鳳が生きてる事はだいたい予測ついてるわよね?」


青葉 「はい」


紫 「でも瑞鳳がどこにいるかは分からないわのよね?そこの二人には教えたけどね 」


長門&加賀 「「…」」


青葉 「…瑞鳳はどこにいるんですか?」


紫 「瑞鳳は私の世界 幻想郷に居るわ」


青葉 「…幻想郷?」


紫 「私の世界の名前よ 瑞鳳は私の世界で異変解決を手伝ってもらってるの」


青葉 「異変解決?」


紫 「えぇ 私の世界では問題事が多発していてね だから少しでも助っ人を呼んで手伝ってもらってるの」


青葉 「…それはどのくらいかかるんですか?」


紫 「私の予想だと一年ぐらいで終わるはずよ あくまでも予想だけどね」


青葉 「一年…ですか」


長門 「本当にその異変とやらが終われば瑞鳳を返してもらえるんだろうな?」


紫 「約束は守るわ まっあなた達が信じれるかはわからないけどね?」


加賀 「…」


紫 「…それと、さっきは話してなかったけど【もう一つルール】があるの」


青葉 「…もう一つ?」


紫 「えぇ 長門や加賀、祥鳳、陸奥、赤城にはもう話してあるけど あなたにも瑞鳳の手伝いをしてもらうわ」


青葉 「…っえ 手伝えるんですか?」


紫 「わかりやすく言うと…はいこれ?」スッ 白い紙を青葉に渡す


青葉 「…これは?」スッ


紫 「【式神 重青召】」スッ もう一枚白い紙を取り出す


御札 「」スゥ… 何も書かれていなかった紙から文字が浮かび上がってくる


青葉 「っえ!?白紙の紙から文字が出てきた!?」


紫 「これで瑞鳳の手伝いが出来るようになったわ とは言っても瑞鳳があなたを呼び寄せた時しか手伝えないけどね」


青葉 「これは一体何なんですか!?てかさっきから驚きっぱなしなんですが!?」


紫 「それはあなたを呼び寄せる札【召喚 重青召】瑞鳳がその札を使えばあなたは瑞鳳の元に行くとが出来るわ」


青葉 「これでですか!?」


紫 「えぇ 不思議でしょ?でも私の世界では普通だけどね」


青葉 「普通なんですか!?凄いです!!」


長門 「青葉 一々驚いてはキリがないぞ」


加賀 「そうね あの方が言ってる事は私達の世界ではありえない事ばかりみたいだから驚くのは無理ないと思うけど驚いてはキリがないわね」


青葉 「たったしかにそうですが…」


紫 「あらあら?別にいいじゃない 驚くぐらい?」クスクスッ


長門 「それでこの中に入ったのはこれだけの為に私達を入れたのか?」


紫 「いいえ もう一つあるわよ」


加賀 「それはなんですか?」


紫 「今現在 瑞鳳の様子を少し見せてあげようかと思ってね」


加賀&赤城&青葉 「「っえ!!?」」


紫 「今瑞鳳は幻想郷の住民 霊夢と魔理沙って人達とお酒を飲んでるわ」


青葉 「お酒飲んでるんですか!?」


紫 「えぇ はいこれがその映像よ?」スッ…パカッ 青葉達の前に隙間を作る


加賀&赤城&青葉 「「…」」










博麗神社ーお茶の間前通路(夕方)



魔理沙 「いやー!異変解決した後の酒は旨いぜえ!」///


霊夢 「そうねっ」///クイッ


霊夢 「んー美味しいわ!」///


瑞鳳 「ふぅ…やっぱり落ち着きますね お酒飲みますと」///


魔理沙 「しっかし瑞鳳も酒が飲めるとは思わなかったぜ 見た目が子供っぽいからまだ飲んだことないのかと思ってたぜ」///


瑞鳳 「そんな事ありませんよ 私の世界でも普通に飲んでますよ」///


霊夢 「そうみたいね 今私達と同じくらい飲んでるものね」///


魔理沙 「ちなみに普段はどのくらい飲んでるんだ?」///


瑞鳳 「えっと…次の日の事も考えて飲んでるので大体とっくり(酒ビン)一本分ですね」///


魔理沙 「ヤケになった時は?」///


瑞鳳 「酒瓶一本以上飲みます」///


霊夢 「随分と少ないわね 私達は常に一本以上飲んでるわよ?」///


瑞鳳 「それは飲み過ぎですよ 次の日二日酔いになりますよ」///


霊夢 「別にならないけど…ねぇ?」///


魔理沙 「だぜ」///


瑞鳳 「…それはそれで羨ましいです」///







三人 「「…」」


紫 「っね?お酒飲んでるでしょ?」


青葉 「…たしかに飲んでますね」


加賀 「というか物凄く平和そうね」


長門 「なんか心配してて損した気分だ…」ハァ…


紫 「うふふ!その顔面白いわよ?長門」


長門 「うるさい」


青葉 「…でも元気そうでよかったです 別の世界でもちゃんとやってるみたいですし少しホっとしました」


紫 「でもまだまだ異変解決はこれからよ 今は一つ解決してくれたけど【後二十回】程異変が起きるからそれまで生きていられればいいけどね」


長門 「…何故あと二十回ぐらいとわかるんだ?この前も【約一年ぐらいかかる】と言っていたが…まさかお前がその異変とやらの!!」スチャッ 四十六cm三連装砲を紫に向けて構える


紫 「冗談じゃないわ!そんな馬鹿な事しないわよ!疑うのも体外にして欲しいわ!!」


長門 「なら何故わかる!あと何回起きるかなんて普通はわからないはずじゃないのか?」


紫 「【私の世界には未来を見る事が出来る妖怪がいるのよ】」


青葉 「っえ 未来を見る事が出来るんですか!?」


紫 「とは言っても外れる時もあるんだけどね でも【今回は100%一年以内に二十回ぐらいの異変が起きる】って言われたからすぐ対象出来るように瑞鳳を連れてきたのよ」


加賀 「…外れる時もあるのになぜ今回は100%起きるとわかったのでしょうか?」


紫 「さぁ?それは私にもわからないわ でも私の世界で好き勝手にさせるわけにはいかない それだけは絶対に…!!」ググッ!!


長門 「…」


加賀 「…」


青葉 「…」


紫 「さて、そろそろお開きにしましょう また会える時には会いに来るからその時はまた瑞鳳の様子を見せてあげるわ?それじゃ!」スッ


隙間 「ヒラキマース」パカッ 長門達が立っている場所に穴が開く


青葉 「っえ ちょっ!?」


長門 「うわぁぁぁ!?」


加賀 「きゃあっ!!」


ヒュゥゥ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…


紫 「…」


紫 「…本当に後一年以内に異変が二十回も来るのかしら 流石に一年に二十回は多過ぎじゃないかしら?」


紫 「でもあの未来を見る事が出来る占い師はそう言ってるし…今はそれに対象するしかなさそうね」


紫 「それまで瑞鳳が保つかしら…」


紫 「あの占い師がここの世界に存在する艦娘【瑞鳳を連れてくれば楽にいける】って言ってたけど…なんで瑞鳳なのかしら?軽空母じゃなく戦艦とかの方がよかったと思うけど」


紫 「…」


紫 「もし、万が一…瑞鳳が死んだらどうなるのかしら?幻想郷は…どうなるのかしら」


紫 「……それだけは絶対に阻止しないといけないわね」

















提督室前ー通路



隙間 「ヒラキマース」シュゥゥ… 天井に隙間が開く


加賀 「きゃっ!!」

長門 「うぉっ!?」

青葉 「ひゃあっ!!?」


ドスゥンッ!!!!


加賀 「うぅ…お尻が痛いです」


長門 「まったくだ!あの女…帰してくれるならもっと丁重に帰せないのか?」イテテ


青葉 「おぉぉ…!!お尻が二つに割れました…」イタタタタ…


長門 「いやそれは普通だ」


青葉 「そうでした…」イタタタタ…



吹雪 「…なにしてるんですか?司令室の前で」タッタッタッ…


青葉 「あっいえ ちょっと私のお尻が二つに割れてしまっただけですので気にしないでください…」イタタ…


吹雪 「…それは普通ではありませんか?」


青葉 「そうでした…」ヨイショット


吹雪 「それよりここで何してるんですか?なにか悲鳴のような声がが聞こえた気がしたんですが」


長門 「そっちまで聞こえていたのか?それはすまない ちょっとここで滑って転んでしまってな」


加賀 「尻餅ついて悲鳴みたいな声を出してしまったんです 勘違いさせて悪いわね」


吹雪 「そうでしたか これは恥ずかしい事を聞いてしまって申し訳ありません」


長門 「気にしなくてもいい それじゃ私は提督の夕飯を作りに行くから吹雪は自分の持ち場に戻ってくれ」


吹雪 「わかりました!それでは」ペコッ


タッタッタッ…



長門 「…」


加賀 「…行ったみたいね バレずに済んでよかったわ」


青葉 「ですね バレたら【あの方】がなにされるか分かりませんからね バレなくて本当によかったです」


長門 「とにかく今はバレないようにしながら今まで通りにするしかなさそうだな」


青葉 「ですね」


加賀 「…ところで青葉 さっき提督の今の状況をどうにか出来ると言っていましたが?」


青葉 「おっと?すっかり忘れるところでした」


青葉 「断定としては言えませんがそれでも構いませんか?」


長門 「それでも構わん 何か必要なものとかあるのか?」


青葉 「龍驤さんを瑞鳳の姿に変えてみればどうでしょう?」


長門&加賀 「「却下」」


青葉 「…駄目ですか?」


長門 「青葉…それ本気で言ってるのか?」


加賀 「本気で言ってるなら解体ものですよ?」


青葉 「…」


青葉 「まぁそれは冗談として?」


長門&加賀 「(本気だったのか…)」


青葉 「瑞鳳がいつも作ってた玉子焼きを作ってあげてみればどうでしょうか?」


長門 「玉子焼きか…確かにそれはいいかもしれないな 少しは元気を出すかもしれないな」


加賀 「でも逆に思い出してさらに落ち込むという可能性もありえるわ」


青葉 「確かにその可能性も考えられますね?なら他に良い案は…」ウーン


加賀 「うーん…」


長門 「…試さないとわからなそうだな?よし!私が玉子焼きを作って提督を元気にしてみようではないか!」


青葉&加賀 「「…っえ?」」( ˙ㅿ˙ )


長門 「どうした?二人してそんな顔をして」


青葉 「あっいえ…長門さんって玉子焼き作れましたかなぁと思いまして」


長門 「料理は出来るんだから玉子焼きぐらい作れるだろう?」


加賀 「実際に作った事はあるの?」


長門 「ない」


加賀&青葉 「「…」」


長門 「よし!そうと決まれば早速作りに行くぞ!今日の提督の夕食は玉子焼きづくしだ!」


加賀&青葉 「「いやいやいやいやそれはやめた方がいいです!!」」


長門 「なぜだ?元気付けるんだったら玉子焼きづくしにした方がいいではないか?」


青葉 「なんでそうなるんですか!?ご飯が玉子焼きしかないなんて逆に酷いですよ!」


長門 「…そうか?」


加賀 「…私が玉子焼き作るので長門は普通にご飯を作ってください」


長門 「…わかった」(´・ω・)


青葉 「(その方が安全です 危うく提督の夕食が玉子焼きづくしになるところでした…)」


加賀 「それでは食堂に行って作りましょう 青葉は他になにかいい案がないかを考えて下さい」


青葉 「わかりました」


長門 「なぜ玉子焼きづくしじゃダメなんだ?まったくわからん…」ウーン


加賀&青葉 「「(いや考えれば誰でも分かるでしょ…)」」タッタッタッ…


タッタッタッ…












博麗神社ー中庭側通路 夜



霊夢 「すぅ…すぅ…」///酒に酔って通路で寝てる


魔理沙 「かぁー…かぁー…」///同じく酒に酔ってデカいいびきかきながら寝てる


瑞鳳 「すぅ…すぅ…」///同じく酒に酔って通路で寝てる



トントン


瑞鳳起きなさい こんなところで寝てたら風邪ひくわよ


瑞鳳 「すぅ…すぅ…」


瑞鳳 風邪ひくから起きなさい


瑞鳳 「うーん…んぅ?」スゥ…


紫 「やっと起きたわね こんな所で寝てたら風引くわよ」瑞鳳の隣に隙間で現れて起こしている


瑞鳳 「…あれ?私お酒飲んでたはずでは?」ムクッ


紫 「お酒に酔って寝ちゃったのよ」


瑞鳳 「…あぁそうでした お酒を飲んでる時に眠たくなってそのまま寝てしまったんでした」


紫 「あまり飲み過ぎないようにしなさいよ 急に異変が起きた時に二日酔いで負けましたなんて洒落にならないわ」


瑞鳳 「それはわかっています…それよりどうかしたんですか?また異変ですか?」


紫 「いいえ ちょっとあなたに用があってね」


瑞鳳 「私ですか?」


紫 「えぇ これを渡しにね」スッ 瑞鳳に【召喚 重青召カード】を渡す


瑞鳳 「…これ 今日もらったやつと一緒ですね」スッ


紫 「えぇ 文字は違うけどね」


瑞鳳 「一体これは何なんです?スペルカードって言うみたいですけど魔理沙さんに見てもらってもわからないと言ってましたが?」


紫 「それは使ってからのお楽しみよ 瑞鳳がやられそうになった時に使う事をオススメするわ」


瑞鳳 「…わかりました」


紫 「それじゃ用事はこれだけだから私は帰るわね 次の異変もいつ起きるかわからないから常に気を引き締めてちょうだい」


瑞鳳 「はい わかっています」


紫 「それじゃまたね」スゥ… 隙間の中に入って帰宅しようと…


瑞鳳 「っあ ちょっと待ってください!」


紫 「なに?」


瑞鳳 「一つ聞きたいことがあるんですがいいですか?」


紫 「その内容にもよるけど何が聞きたいのかしら?」


瑞鳳 「提督は…横須賀鎮守府の提督は今どうしていますか?元気にやっていますか?」


紫 「…」


瑞鳳 「…黙ってるって事は元気にしてないって事ですか?」


紫 「…正直 いつ提督を辞めてもおかしくない状態ね あなたがいなくなってからずっと落ち込んでいるわ」


瑞鳳 「…」


紫 「長門達が何とかしようとしてるけど全く効果なし…頑張ってるようだけど、今のままじゃどうしようも出来ないわ」


瑞鳳 「…そうですか」


紫 「…それだけ?」


瑞鳳 「っえ?」


紫 「あなたの提督は今落ち込んでいるのよ?なのにあなたはなんとも思わないの?」


瑞鳳 「…そんなわけありません 本当なら今すぐにでも提督の元へ行って私はまだ生きていると教えて元気にしたいです」


紫 「なら何故それをさっき言わなかったの?今すぐにでも提督に知らせたければ私にお願いして一時的に元の世界に返してもらおうとは思わなかったの?」


瑞鳳 「思いました あなたにお願いすれば一時的に元の世界に帰って提督を励ます事が出来ると思いました …ですが」


紫 「…でも、なにかしら?」


瑞穂 「…また提督に会ってしまったら、もう離れたくないと思ってしまうからです」


瑞鳳 「まだ私の任務は終わってませんから今戻って提督に会ってしまったらこっちの世界に戻ってこれなくなるかも知れません」


瑞鳳 「なので私は戻りません 提督には悪いですが任務を優先します」


紫 「…本当にそれでいいの?あなたの提督は指揮官を辞めてもおかしくない状態なのよ?」


紫 「あなたの言いたい事は凄く伝わったわ でも本当にそれでいいの?」


瑞鳳 「…それは……」



…行っておきなさいよ


瑞鳳 「…っえ」


紫 「あら 霊夢起きてたの?」


霊夢 「あんたが来たのを察知して起きたわ それであんたらが話をし始めたからそれを聞いてたのよ」


紫 「やっぱり私が来るとわかっちゃうのね さすがね」


霊夢 「瑞鳳 あんたの大切な人がやばい状況なら行ってあげなさい せっかく紫が許可してるんだからこれを逃したら次はないわよ?」


紫 「誰も連れてってあげるとは言ってないわよ?」


霊夢 「さっきの言い分だと連れて行くって言ってるようなもんでしょ?」


紫 「…流石霊夢 察しがいいわね」


霊夢 「だから一度でも行ってあげなさい それでその大切な人を安心させてあげなさい」


瑞鳳 「…ですがまた提督に会ってしまったらまたこっちの世界に戻ってこれるか…」


霊夢 「その時はそのまま帰ればいいじゃない」


瑞鳳 「…っえ」


紫 「霊夢!?あなたなにを…」


霊夢 「あんたは帰りたいんでしょ?だったら帰ればいいじゃない」


霊夢 「【私達の事は放っておいて】」


瑞鳳 「っ!」


霊夢 「別にいいのよ?私達の事や紫との約束を破って帰っても 私は構わないわよ」


瑞鳳 「…」


紫 「(…なるほど そういう事ね 霊夢らしくないわね)」


霊夢 「帰りたいんでしょ?早く帰りなさいよ こっちのことは気にしなくていいわよ」


瑞鳳 「…何故そんな言い方をするんですか?それでは帰ってはいけないと言ってるようなものですよね」


霊夢 「いつ誰がそんなことを言ったかしら?私はそんな事言ってないわよ」


瑞鳳 「今の言い方ではそう聞こえます 霊夢さんだって言われたら同じ事を思うはずです」


霊夢 「思うわね でもこうでも言わないとあなた帰らないでしょ?」


霊夢 「一時的に帰って必ず帰ってきて欲しいから私は酷い事を言ったの それを信じるか信じないかはあなたの自由だけどね」


瑞鳳 「…」


霊夢 「…紫 連れてってあげて」


紫 「はいはーい ほいっと?」パカッ 瑞鳳の横に提督室に繋がる隙間を作る


瑞鳳 「…」


霊夢 「行きなさい 行ってあなたの大切な人を慰めて来なさい それが終わったら戻ってきなさい」


瑞鳳 「………」


霊夢 「…なにを迷ってるの?迷う必要なんかいらないわよ 早く行きなさい」


瑞鳳 「…」スゥ…


瑞鳳 「【行きません】」


霊夢&紫 「「…っえ」」


瑞鳳 「私はまだ紫さんとの約束を達成してません なので私は一時的でも帰りません」


霊夢 「…あなた本気で言ってるの?紫は許可してるのよ なのに行かないの?」


瑞鳳 「はい」


霊夢 「自分の大切な人を見捨てるの?」


瑞鳳 「見捨てるつもりはありません 勘違いしないでください」


霊夢 「だったらなんで行かないの あなたの大切な人がヤバイ状況だって紫が言ってるのになんで行かないの?許可下りてるじゃない」


瑞鳳 「許可下りてる下りてない関係ありません 任務を達成してないのでまだ帰ることはできません」


霊夢 「任務なら聞くの?」


瑞鳳 「命令されて可能なら聞きます …ですが、帰還命令は命令対象外とします」


霊夢 「紫が言っても?」


瑞鳳 「………」


紫 「…瑞鳳 追加命令してもいいかしら?」


瑞鳳 「…それは強制ですか?」


紫 「えぇ 強制よ」


瑞鳳 「…戻って来れるかわかりませんよ?」


紫 「その時は…その程度の艦娘だったと思って諦めるわ」


紫 「一度あなたの提督の元へ戻って慰めてきなさい 追加で強制命令でね?」


瑞鳳 「…戻って来れなかった場合も考えての命令ですか?」


紫 「…まぁ なんとかなるでしょ?」


瑞鳳 「…わかりました また戻ってこれるよう頑張ります」


紫 「…頼むわよ」


瑞鳳 「それでは霊夢さん 行ってきます」


霊夢 「…ちゃんと戻ってきなさいよ」


瑞鳳 「頑張ります」タッタッタッ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



紫 「…」


霊夢 「…ねぇ紫 瑞鳳…戻って来ると思う?」


紫 「…瑞鳳は真面目だから多分戻ってくると思うけど 正直、半々ってところね」


霊夢 「…」


紫 「もしも瑞鳳が戻って来なかったら…私達で何とかするしかないわね」


霊夢 「…そうね 残り【約二十回来る異変をね】」












執務室



提督 「…」椅子に座ってじっとしている


コンコンっ


長門だ 今中に入っていいか?


提督 「…」


…入るぞ ガチャッ


長門 「…なんだ起きてるじゃないか 起きてるなら返事ぐらいしないか?」パタンッ


提督 「…」


長門 「…夕飯食べてないのか 朝からなにも食べてないんだから夕飯ぐらい食べろ」


提督 「…いらん 持って帰ってくれ」


長門 「貴様の好きな玉子焼きも作ってあるんだからそれだけでも食べろ!食べないと本当に貴様は…」


提督 「…いらん」


長門 「……そうか なら食べるまでそこに置いておくから朝までには食べておけよ?」


提督 「…」


長門 「…頼むから朝までには食べてくれよ」


長門 「私は先に休ませてもらう 提督も夕飯食べたら休め」タッタッタッ…


長門 「…失礼する」ガチャッ


パタンっ…



提督 「…」


提督 「瑞鳳……」スゥ… 左薬指に付けてる指輪を見つめる


提督 「…瑞鳳 なんで、なんで…沈んでしまったんだ……!!」ツツー…


提督 「俺は…お前が居なくちゃ生きていけないのに…何故?」ポタッ…ポタッ…


提督 「瑞鳳……!!」ポタッ…ポタッ…



…提督


提督 「…っえ?」フイッ


瑞鳳 「…提督」隙間を経由して出入口の前に姿を現す


提督 「…瑞鳳?なんで、……っえ?」


瑞鳳 「…はい 瑞鳳です」


提督 「…嘘だろ 本物か?」カタッ


提督 「昨日沈んだって…長門から聞いて……」スク…


瑞鳳 「はい たしかに私は昨日の出撃で沈みました でもある方に助けてもらったんです」


提督 「…ある方?それは一体」


瑞鳳 「誰かを教えても提督は知らない方なので教えるだけ無駄です それに【あまり時間がありません】」


提督 「時間がない…?それはどういう事だ なぜ時間がないんだ」タッ…タッ…タッ… 弱々しい動きで瑞鳳に近づいていく


瑞鳳 「…まだやる事が終わってないんです なので帰れません」


提督 「やる事とは一体なんだ なにをやってるんだ 手伝えるなら俺も手伝う!」


瑞鳳 「提督には手伝えません 私がやらなくてはいけない事なので提督は今まで通り提督としての仕事をしてください」


提督 「なぜだ!!なんで俺は手伝えないんだ!俺はもうお前と離れたくないんだ!今お前が生きてる事がわかって俺は凄く嬉しいんだ!!」


提督 「俺も手伝うから頼む もう俺から…離れないでくれ……!!」ツツー…


瑞鳳 「…提督……」


提督 「…頼む お願いだから…もう俺から離れないでくれ」ギュッ 瑞鳳を抱きしめて引き寄せる


瑞鳳 「…」



霊夢 『帰りたければ帰れば良いじゃない 私達を放っておいて』



瑞鳳 「っ…」


提督 「瑞鳳…お願いだ 頼む…」ギュゥゥ!!


瑞鳳 「っ…」ググッ…


瑞鳳 「(帰りたい…今すぐにでも帰りたい 普通沈んだら生きて戻ってくるなんてありえない 奇跡が起きて帰ってこれたんだからすぐにでも帰りたい)」


瑞鳳 「(本来沈んだ艦娘は深海に沈んで、深海棲艦になって恨みや辛みを抱えて生き返ると話は聞いたことがある 今までの記憶が全て消えて仲間だった人達を襲いかかると過去のデータに記載されてた)」


瑞鳳 「(もちろん例外もあった 艦娘の状態で生き返ってきたという事例もあるけど本当にあったかどうかは不明 本来ありえない事だからそんなことがあったなんて信じられない)」


瑞鳳 「(でも私はその例外の中に入った ゼロに近い確率を引いて紫さんに助けられて生きてる)」


瑞鳳 「(再び提督の元に戻ってこれたからもう離れたくない 提督の傍にずっといたい!)」


瑞鳳 「(霊夢さんだって帰りたければ帰ればいいって言ってくれてたからここにとどまっても問題ない 問題ないけど…!!)」ギリッ!!


提督 「瑞鳳……」ポタ…ポタ…


瑞鳳 「っ…」スゥ…


瑞鳳 「【駄目です さっきも言った通り…提督には手伝えない事なので諦めてください】」


提督 「なんでだよ!!なんで…ダメなんだよ 俺も手伝えば…早く終わるだろ?」ポタッ…ポタッ…


提督 「もうお前を失いたくないんだ ここにいてくれるなら俺も手伝う だからたのむ!!」


瑞鳳 「…提督は戦えるんですか?」


提督 「…っえ」


瑞鳳 「提督は指揮をする人で戦うことはできませんよね 私がやらないといけない事は戦闘ばかりなので提督にはできません」


提督 「そんなのやってみないとわからないだろ!俺だって訓練はしてるんだから多少はやれるはずだ!」


瑞鳳 「提督自信、私が今居る世界に来たらこの鎮守府はどうなるんですか?」


提督 「っ!」


瑞鳳 「たしかに提督は日々筋トレや素振りなどをして力を身につけていますので多少の戦力にはなります ですがこの鎮守府に提督が居なくなってしまったら皆さんが困ってしまいます それはわかりますよね?」


提督 「…あぁ わかってるよ…」ポタポタ…


瑞鳳 「なら私の手伝いよりこの鎮守府を護り続ける事を優先にしてください 私も必ず帰ってきますのでその時まで…辛抱してください」


提督 「瑞鳳……!!」ポタッ…ポタッ…


瑞鳳 「…それでは私はそろそろ行きます 提督も指揮官として頑張ってください」スゥ…


提督 「…あぁ わかってるよ 俺も頑張るから…瑞鳳もがんばれよ?」グシッ


瑞鳳 「わかっています …それでは」


タッタッタッ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



提督 「…瑞鳳 絶対、帰ってきてくれよ」


提督 「待ってるからな!」













博麗神社ー茶の間



霊夢 「…」


紫 「…」


霊夢 「…帰ってこないわね けっこう時間経ってるように感じるけど」


紫 「…そうね」


霊夢 「やっぱり自分の世界がいいわよね 普通に考えて」


霊夢 「…紫 もう待たなくていいわ 外の隙間を閉じて」


紫 「…いいの?この先、かなり大変よ」


霊夢 「だいじょうぶよ 今まで私や魔理沙、あんたで解決してきたんだからこの先の異変もなんとかなるわ」


霊夢 「…いや、なんとかしないといけないわ だから閉じなさい」


紫 「……わかったわ」スゥ… 外の世界に繋がっている隙間を閉じようと…


紫 「……っ! 帰ってきたわ!」パカッ 隙間に瑞鳳が入ってきたのを確認し出口の隙間を開ける


霊夢 「っえ!?」



瑞鳳 「…」スゥゥ…タッタッタッ 紫が作った隙間から出て来て帰還してくる


紫 「瑞鳳!」


瑞鳳 「…ただ今戻りました 遅くなって申し訳ありません…」ジワァ… 涙目になってこぼすのを我慢している


霊夢 「…瑞鳳……あなた」


瑞鳳 「っ…」ググッ…


紫 「…よく戻ってきてくれたわね 感謝するわ」


瑞鳳 「別に感謝されるような事はしていません 当たり前の事をしたまでです…っ」ツツー…


紫 「………」


瑞鳳 「…早く、異変をすべて解決しましょう 霊夢さん 紫さん…!!」ポタッ…ポタッ…


霊夢 「…そうね 早く終らせて瑞鳳を元の世界に帰さないとね」


紫 「私もできるだけ協力するから瑞鳳も頑張って」


瑞鳳 「っ…」ゴシゴシ…


紫 「はい!」












朝ー提督室



コンコンっ


長門だ 入っても平気か?


シーン…


入るぞガチャッ


長門 「失礼する…ってあれ?」キョロキョロ


長門 「…いない?どこに行ったんだ 昨日までずっとここにいたのに」


長門 「…自室か?」タッタッタッ…


長門 「…っん?」チラッ


食器 「ナニモナーイ!!」提督室の机に置いてある昨日作った夕食がなくなっているのに気づく


長門 「…夕食がなくなってる?」タッタッタッ…カタッ


長門 「箸も使った形跡がある…食べたのか?」



ガチャっ


提督 「…おや?長門じゃないか おはよう!」着替え終わって自室から現れる


長門 「てっ提督!?お、おはよう!」


提督 「どうした?そんな驚いたような顔をして」


長門 「いっいや 昨日はかなり落ち込んでいたのに今は元気そうだから…」


提督 「あぁなるほど 昨日はすまないな心配させて」


提督 「でももう大丈夫だ!昨日みたいな事にはもうならないから安心してくれ」


長門 「…っえ」


提督 「瑞鳳はいないけど、いない間もちゃんとしないといけないからな だから今まで通り皆の指揮を執る!」


提督 「よし!早速仕事にかかるぞ すまないが手伝ってくれ!」


長門 「りょっ了解!」













博麗神社ーリビング



瑞鳳 「…霊夢さ この野菜を鍋に入れてください」トントントントン…スー


霊夢 「わかったわ」グツグツ…トポトポ


霊夢 「次は豚肉を切ってちょうだい 生姜焼きにするから」


瑞鳳 「わかりました」



バタンッ!!


魔理沙 「腹減ったー!!」タッタッタッ!!… 襖を思いっきり開けて大声を出しながら入ってくる


瑞鳳 「っ!!?」ビクッ!!


魔理沙 「今日のご飯はなんだ?もうお腹ペコペコだぜ!」


霊夢 「あんたの分はないわよ 家に帰って食べなさい」


魔理沙 「そんなー!!?」Σ(゚д゚lll)


瑞鳳 「今日のご飯はポトフと豚のしょうが焼きとほうれん草のおひたしです」


魔理沙 「おぉー!今日のご飯も美味そうだぜ!」


霊夢 「だからあんたの分はないって…」


瑞鳳 「大丈夫ですよ 魔理沙さんの分も作っていますから安心してください!」


魔理沙 「さすが瑞鳳だぜ!」ガバッ!!


瑞鳳 「ちょっ包丁使ってるんですからいきなり抱きつかないでください!」


魔理沙 「お前は優しいぜ!私と結婚してくれ!」


瑞鳳 「はぃぃっ!?結婚って…私もう結婚してますから!」


霊夢&魔理沙 「「っえ!?結婚してるの!!?」」


瑞鳳 「あれ?言ってませんでしたっけ」


霊夢 「聞いてないわよ!あなた私達より小さいのにもう結婚してたの!?」


瑞鳳 「いや小さい関係ないですよね…」


魔理沙 「嘘だろ!?瑞鳳は私の嫁だよな!?」


瑞鳳 「勝手に嫁にしないでください!しかも女の子同士では結婚できませんから!」


魔理沙 「大丈夫だ!この世界じゃ常識に囚われちゃいけないぜ!」

( •̀∀•́ )bグッ!!


瑞鳳 「すみません何言ってるか全然わからないんですが」


霊夢 「瑞鳳 魔理沙が言ってることは気にしなくていいわよ」


瑞鳳 「そうします」


魔理沙 「ひどいぜ!!」


霊夢 「でも本当に驚いたわ 瑞鳳が結婚してるなんて思いもしなかったわ」


魔理沙 「ほんとだぜ ちなみに相手はどんなやつなんだ?」


瑞鳳 「っえ?ちょっと待ってくださいね…」ゴソゴソ…スッ 懐に手を入れて写真入れ付きペンダントを取り出す


霊夢 「…ペンダント?」


瑞鳳 「はい このペンダントの中に私の世界に居る提督と撮った写真が入ってるんです」


魔理沙 「…提督?」


瑞鳳 「私の夫です 私の世界ではそう呼ばれているんです」


霊夢 「それでどんな奴なの?見せてみなさいよ」


瑞鳳 「今見せるのでちょっと待ってください」パカッ


瑞鳳 「これが私の提督です」スッ 霊夢達に見せる


霊夢&魔理沙 「「…」」 写真を見る


瑞鳳&提督 「」写真には瑞鳳と二十代後半から三十代前半と見られる海軍服を着た男が立っている


霊夢 「…」(゚Д゚ )


魔理沙 「…」(゚Д゚ )


瑞鳳 「どうですか?カッコいいでしょう!」


霊夢 「…ねぇ魔理沙 ちょっと私思った事があるんだけど」ヒソヒソ


魔理沙 「私も思ったことあるぜ…」ヒソヒソ


霊夢 「…これ、年齢的にやばくない?」ヒソヒソ


魔理沙 「かなりやばいぜ…この男から犯罪臭がするぜ」ヒソヒソ






この続きは【二つの世界が交差する時2】になります

今後とも瑞鳳の運命をよろしくお願いします


後書き

異変ページ

異変1 【白玉楼妖怪亡霊大量発生異変 解決】
異変2 未解決
異変3 未解決
異変4 未解決
異変5 未解決
異変6 未解決
異変7 未解決
異変8 未解決
異変9 未解決
異変10 未解決
異変11 未解決
異変12 未解決
異変13 未解決
異変14 未解決
異変15 未解決
異変16 未解決
異変17 未解決
異変18 未解決
異変19 未解決
異変20 未解決
異変? 不明


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