2022-06-25 19:29:34 更新

概要

この作品は二つの世界が交差したとき5の続きです

ゆっくり見ていってね!


前書き

これまで出てきたキャラクター紹介


艦隊これくしょんキャラ

瑞鳳(メインキャラ)

長門

加賀

青葉

赤城

陸奥

祥鳳

吹雪

深雪

愛宕

高雄

川内

神通

那珂



東方キャラ

博麗霊夢(メインキャラ)

霧雨魔理沙(メインキャラ)

八雲紫

アリス・マーガトロイド

上白沢慧音

射命丸文

森近霖之助

ルーミア

藤原妹紅

宇佐見菫子

十六夜咲夜

レミリア・スカーレット

フランドール・スカーレット

パチュリー・ノーレッジ

八意永琳

鈴仙・優曇華・イナバ

因幡てゐ

大妖精

魂魄妖夢

西行寺幽々子

サニー・ミルク

スター・サファイア

ルナ・チャイルド

河城にとり



まだまだ増える予定です!


テレビ 『?「…そろそろ時間か もうみんな見てるだろ」』


テレビ 『?「はじめまして国家の犬ども 見てないやつは知らん」』


テレビ 『カリン「俺はカリン 毒ガス使いのカリン様だ!」』


カリン 『毒を扱うなら右に出る者はいない天才ガス男だ!それ以外は取り柄がないがな!!』


カリン 『まぁそんなことはどうでもいい 今日はお前たちに知らせと悪い情報を伝えに来た!』


カリン 『まずは悪い情報 単冠湾、大湊、ラバウル鎮守府の連中はみんな排除した 犬どもだけじゃなくてそこら周囲にいる奴らも同じく排除した』


カリン 『ついで感覚で深海棲艦も排除した 感謝しろよ?敵を排除してやったんだから』


カリン 『そして知らせ 国家の犬どもの基地にガスをまくのはこれからも続ける 海軍だけじゃなく陸軍や空軍にも被害をもたらせる!』


カリン 『まず初めに海軍を潰すことからにした 日本は海軍が強いから最初に潰すにはもってこいだ!』


カリン 『俺が使うガスはどんなに防ごうとしても無駄だぜ どんな隙間からも入る精細なガスだから口を閉じようが息を止めようが意味なし!皮膚からも入るから対策は無駄だと思え』


カリン 『次も基地三つを標的とするから覚えておけ せいぜい俺を楽しませてくれよ?国家の犬ども』


カリン 『あーっはははは!!!!』


ブツンっ… テレビは強制的に切れて電源が落ちる



菫子 「…な、なんですかいまの?とち狂った人でしたが」


提督 「…元帥 これはいったい」


元帥 『見てのとおり宣戦布告だ まさか向こうから招待を表すとは思わなかったが』


元帥 『今回の騒動を起こしてる者として決めていいだろう あの者を見つけ次第捕まえてくれ』


元帥 「陸軍空軍にも応援を要請するがガスマスク付けても貫通するガスだからあまり期待できん わしらも動くがあまり期待しないでくれ」


提督 「それを言ったら自分もあまり期待できないと思いますが…艦娘、妖精、深海棲艦にも効くんであれば防ぎようがありません」


提督 「なんとかしたいのはやまやまなんですが…」


元帥 『そうだよな お前さんもわかってるよな だがこのままでは…』


紫 「…あのガス使い 外の悪魔使いね また厄介なやつが来たものよ」


加賀 「知ってるんですか?」


紫 「えぇ 細かくは調べてないけどここや幻想郷とはまた違う世界から来た問題児よ」


紫 「あいつは悪魔に魂を売ったことによって自然の空気を吸えなくなったの ガスマスクをつけて自然の空気を取り除きながら息を吸ってる」


紫 「その代わりに自分の身体からありとあらゆるガスを出せるようになった もちろん自分にはあらゆるガスは効かない、完全な耐性を持つ超人に進化したの」


吹雪 「えぇっ!!?なんですかそれ 化け物じゃないですか!!」


赤城 「悪魔って存在したんですね 信じていませんでした…」


提督 「…なぁ あいつはガスマスク取ったらどうなるんだ?」


紫 「? さっきの話し聞いてた?普通の空気を吸うことはできなくなったから吸えないと言ったじゃない」


提督 「てことはガスマスク外させたら窒息するってことか?」


紫 「っ! …なるほど そういうことね」


紫 「でも自分で出したガスは吸えると思うから窒息しないんじゃないかしら さすがに確かめてみないとわからないけど」


提督 「…そうか となるとキツいか…」


元帥 『…なぁ 今そこに紫さんいるのか?声が聞こえたが』


提督 「はい 今奴のことで話をしてます」


元帥 『情報を持ってるみたいだったが…さっきの情報は全部紫さんが話してたのか?』


提督 「はい」


元帥 『…ちょっと代わってもらってもいいか?』


提督 「わかりました」


提督 「元帥があなたと話がしたいそうだ 代わってもらえるか?」スッ


紫 「あら 私と話がしたいなんて」スッ


紫 「代わったわ なにかしら?」


元帥 『紫さん 今回の騒動を起こしてる者の情報を提供してもらえないだろうか』


元帥 『今海軍はかなり打撃を受けて指揮や戦力などが低下しつつある これ以上下がっては海軍だけでなく日本全体が終わってしまう』


元帥 『別世界の妖怪であるそなたがここに協力する義理はないが…協力してもらえないだろうか』


紫 「そんな固くならなくても協力ぐらいするわ むしろ喜んで手を貸す」


紫 「奴は世界を移動してくる力を持ってるということはいつか幻想郷に来てもおかしくない 自分の能力を駆使して世界を崩壊させていくならなおのこと」


紫 「情報提供と奴の動きを捉えたらすぐ知らせるわ あなたたちもやつに対抗する手段を考えて」


元帥 『助かる すまないがよろしく頼む』


紫 「はい 私との話は終わったわ あとはあなたが話しなさい」スッ


提督 「わかった」スッ


提督 「変わりました元帥」


元帥 『今お前さんには別の任務を任せているな そっちを中心的にたのむ』


元帥 『このガス男はワシたちでなんとかする 協力して欲しいときはすぐ連絡してくれ』


提督 「わかりました すみませんがそちらの対処はよろしくお願いします」


元帥 『うむ』


ブツッ…


提督 「…」スゥ…


加賀 「…いろいろ問題が増えて大変ですね しかもほかの鎮守府まで被害が行ってるなんて」


吹雪 「ほんとですね しかも三つの鎮守府が落とされるなんて被害が大きすぎます」


祥鳳 「このままだと瑞鳳どころかこっちの世界まで…」


青葉 「…紫さん そちらの世界で協力できる方っていないんですか?他にも能力が使える方がこちらで加勢してくれると助かるんですが」


紫 「残念ながらそれは無理ね それをやればこちらの世界のバランスが崩壊するわ」


紫 「私はあくまでも補助をしてるだけだから維持してるけどこの世界で能力が使えるのは極わずか…そんな人たちが増えたら世界が変わる」


紫 「だから菫子も自分が能力使えることを黙ってるでしょ?誰かに披露してもイカサマだのマジックだのと言われるのが落ちだから」


菫子 「…ですが今の状況だと能力使えないものたちだけでは対処しきれないと思いますが?悪魔の能力を使うガス男に偽物を生成する主犯 片方だけでも大変だというのに他の鎮守府が崩壊してる中、能力が使えないもの達だけではキツくないですか?」


菫子 「わたしも能力は使えますが限度があります 幻想郷に住む霊夢さんや魔理沙さんと比べたら天と地がひっくり返るほど違います」


菫子 「わたしも協力しますがもっと強力な方の力が必要です 紫さん、瑞鳳の帰る場所を守りたいので他にも協力できる方を要請してください」


紫 「………」


祥鳳 「菫子…」


提督 「…紫さん 俺からも頼む 君たちの力を借りて慢心するつもりはない ことが終わったら今まで通りの力でこの世界を守っていく」


提督 「今だけは力を貸してほしい この世界を守るために、瑞鳳の帰る場所を守るためにも…この通りだ」スッ 礼儀正しくお辞儀をしてお願いする


紫 「……わかったわ わたしの使いを手助け程度に協力させるわ メインで手伝ってもらおうとはしないでちょうだい」


提督 「っ! ありがとう!助かる」


紫 「藍 ここに」



藍 「はい」シュン…スタッ どこからともなく隙間から出てきて現れる


菫子 「藍さん!」


青葉 「おぉ…見てわかる通り こちらの方は狐ですね」


加賀 「っ…あの、その尻尾 触ってもいいですか?」ウズウズ…


赤城 「ちょっ加賀さん…」


藍 「すまないがそれは控えてもらおうか 気安く触らせるものではないのでね」


吹雪 「っ…ちょっとでいいので、私も触りたいです!」ウズウズ…


藍 「だからダメだと…」


紫 「いなりがあれば触らせてもらえるわよ 優しくするならね」


藍 「紫様っ!!」


祥鳳 「ほんとっ!?なら今すぐ食堂に行ってあるかどうかを…」


長門 「おまえたち 話しが脱線してるぞ 一旦落ち着け!(さっさわりたい…!!)」ウズウズ…


陸奥 「…長門 体は正直ね」


長門 「言い方を考えろ!!」


提督 「…すまない みんながいろいろ興味津々で」


藍 「構わない こっちの世界には妖怪などは姿を見せてないから目を光らせるのもわかる」


藍 「改めて紹介しよう わたしは八雲藍 紫様に従える式神だ」


藍 「見ての通り狐の妖怪だが九尾という妖怪は知っているだろうか 知っているならそれだ」


青葉 「九尾…NAR○TOのあれですか?」


藍 「NAR○TO?」


紫 「あなたは毎回別のものにたとえるんじゃない」


紫 「…まぁいいわ 藍、大変だろうけどおねがいね」


藍 「はい わかりました」


紫 「それじゃ私はやることがあるから帰らせてもらうわ くれぐれも沈まないようにしなさいよ」


長門 「わかっている すまないがそちらも頼む」


隙間 「閉まりまーす」スゥ…シュゥゥ


藍 「…さてと 私も調べに行くとしよう ある程度は紫様から聞いてるから探索してくる」


藍 「こまめにお前たちを見てるからなにかあれば助けに行く 今何かあれば最低限手助けするが?」


提督 「…いや 今はなにもない なにか情報が入ったらすぐ教えて欲しい」


藍 「わかった」スゥ…パカッ 紫と同じ隙間を操り自分の目の前に作りだす


青葉 「それはどこでもドアを操る方と同じもの…あなたも使えるんですか」


藍 「どっどこでもドア…?」


菫子 「青葉さんそれ幻想郷に住む方には通用しませんよ…なんせアニメがないどころかや電気か通ってないんですから」


青葉 「えっ…電気も?」


藍 「あるところにはあるがな 場所は限られてるが基本ない」


藍 「菫子 わかっていると思うがお前も自分の能力のことは知られるなよ バレれば面倒なことになる」


菫子 「わかってます ちゃんと注意して使います」


藍 「ならいい」スゥ…シュゥゥ 隙間に入り完全に姿が消えるとそのまま閉じてなくなる


吹雪 「あぁ…行っちゃいました 触りたかった……」

(´・ω・)


長門 「っ…な、なにを腑抜けたこと言ってるんだ たかが狐のしっぽなど…(もふもふ…あのもふもふ!!)」グググ…


陸奥 「(ほんとわかりやすいわね…)」


提督 「…菫子 民間人である君には悪いが今後ともよろしく頼む 我々だけでは対処しきれない状況だと判断してる」


提督 「もちろん能力を過言するわけじゃないが頼ることもあるかもしれない その時はすまないがよろしく頼む」


菫子 「任せてください!私は制限かけられてないので全力で手伝います 瑞鳳のためにもがんばりましょう!!」


提督 「あぁ!」












第四の異変【外の救世主、暴走と覚醒 解決】


第五の異変【悪魔を操る者と兵器開発者の亀裂】











夜ー川内型の部屋



川内 「…じゃあみんなも聞いたんだね 別の世界から来たひとのこと」


那珂 「うん 私は今日ここに来た女子高生が空飛んでたりワープしてるところ見たよ」


神通 「私は紫と藍という方の話を聞きました そして今起きてる異変とかも」


川内 「それで瑞鳳も別の世界にいて生きてるみたいだし…いったい何が起きてるの?わけがわからないよ」


川内 「別の世界なんて存在するの?瑞鳳は死んでないの?異変ってなに?いろんなことが起こりすぎて整理できない…」


神通 「しかも今の様子からすると第一艦隊と吹雪、提督、その女子高生だけが知ってるみたいですね 他の方たちは瑞鳳が沈んだことになってますから」


那珂 「なんで隠してんだろ 瑞鳳が生きてるなら生きてるって言ってくれればいいのに」


神通 「なにか理由があるのかもしれませんね みなさんに言えない理由が」


川内 「…提督を問い詰めてみる?無理やりでも話させて情報を引き出すことはできるけど」


神通 「それはやめた方がいいかと 提督だけならともかく、第一艦隊も関わってるので提督を問い詰めると目付けられてしまいます」


那珂 「それに長門がいるからあまり騒ぎ起こしたくないよね 怒らせると怖いし」


川内 「ならこのことをばらすって言ったらどうかな さすがの長門もなにも言い返せないと思うけど」


神通 「…話して皆さんが信じてくれればいいですが むしろ私たちが頭おかしいみたいに思われる可能性があります」


川内 「……たしかにそうだね そうなると脅しは効かないか…」


那珂 「でもバラしたらバラしたでいろんな疑惑が湧くからみんな提督や長門さん達に聞きに行くと思うよ そうなったら提督たちは困るはずだよ」


川内 「……たしかにそれもあるね なら脅しは一応効くかな?」


神通 「断定としては言えませんが有り得ますね ですが私たちにも被害が及ぶのでそれは最終手段にしましょう」


川内 「そうだね」


那珂 「じゃあ結局どうする?他に聞く方法ってある?」


神通 「うーん…難しいですね 聞くのは簡単ですがその後が大変ですからね」


神通 「今のところ提督がひとりになる時がないので単独を狙うことができません あれば誰にも邪魔されないところで問い詰めることが可能なんですが」


三人 「「………」」


川内 「……どうする?とりあえず情報を集めて集まり次第ぶつけてみる?」


神通 「時間かけてしまいますがそれでもよさそうですね すぐにでも知りたいなら今ある情報をぶつけるまでですが」


那珂 「もしくは民間協力者に聞いてみるとかは?その人からなら聞けそうだけど」


神通 「軍の関係者である私たちが民間人を脅すのはまずいかと…」


川内 「んー…それはまずいよね いくらなんでも」


那珂 「じゃあ吹雪辺りに問い詰めている?弱いものいじめしたくないけど」


神通 「さっきからゲスい案を出しますね!那珂姉さん異常ですよ!」


那珂 「えっ…」グサッ


川内 「…しょうがない 夜忍び込んで提督から聞くか」


神通 「忍び込むって…また屋根裏から行くんですか?何度も怒られてるのに懲りないですね」


川内 「でも第一艦隊にバレないようするならそうするしかないでしょ?」


神通 「確かにそうかもしれませんが…」


那珂 「異常…異常……」ズーン…


川内 「とりあえず今日の夜聞いてくるよ 神通たちはおとなしくしてて」


神通 「…無理には止めませんが気をつけてくださいね バレたらどうなることか」


川内 「わかってるよ バレたら私だけが起こしたことだって言うから安心して」


川内 「その後はふたりで調べてよ 目つけられたらもう調べようがないから」


神通 「……わかりました」


那珂 「異常……」ズズズーン…













深夜ー提督の部屋



提督 「…」カリカリ… 机に座って今日の出来事を記録してる


提督 「(今日は記録することが多いな いつもと違って今回はいくつも問題事や発展があったから長文になってしまう)」


提督 「(偽物達の襲撃、この世界で超能力が使える少女、新たな敵……ほんとに多すぎる もっと小分けして欲しいものだ…)」ハァ…


提督 「(だけど超能力が使える少女、宇佐見菫子が来てくれて助かった あの子が来てなければもっと被害が大きかった…これは確実だ)」


提督 「(砲弾をはね返したのもあの子だし、裏から侵入してきた敵を見つけたのもあの子だ)」


提督 「(偶然にも今日来日してくれたおかげで被害が抑えられたんだ ほんとに運がよかった……)」


提督 「(だけど新たな問題も生まれたからそっちの対処も考えないといけない いくら元帥たちがやってくれると言っても相手はガスを操る悪魔使い…そんじゅそこらの部隊じゃ到底対処できない)」


提督 「(藍という狐の妖怪が最低限協力してくれたのはありがたい 能力持ちが味方についてくれると対処が楽になる)」


提督 「(…ただ、その間にどれだけ被害が出るか なるべく早く解決したいが相手が悪すぎる 俺たちにも能力者に対する手段があれば……)」



…なんだ まだ起きてたんだ


提督 「っ!」


川内 「よっと こんな遅くまで仕事?頑張り屋だね」スタッ 天井を外して降りてくる


提督 「川内 なんでここにいる?もう部屋に戻ってる時間だが」


川内 「ちょっと聞きたいことがあってね 誰にも聞かれたくなかったから今来た」


提督 「だれにも?」


川内 「…瑞鳳のことなんだけどさ なんか隠してない?」


提督 「っ!」


川内 「…あんまり疑いたくないんだけどさ まして今の状況下だとよけいにね」


川内 「でもどうしても気になってね …なにか隠してるなら話してくれないかな」


提督 「…なんのことだ?俺はお前たちになにも隠してないが(勘づかれたか?あまり派手なことはしてないと思ったんだが)」


川内 「ふーん…シラを切るんだ じゃあ今日来たあの女子高生から聞こうかな」


提督 「…一般市民になにを聞くんだ?」


川内 「瑞鳳のことも兼ねて、別の世界のこととかね」


提督 「ーっ!!」ギクッ!!


提督 「(バレてる!?ばかなっ!第一艦隊の誰かが漏らしたのか!?)」


提督 「(いやそんなはずはない!瑞鳳は沈んだことになってるのに本当は生きてるなんて話しても誰も信じない 話すだけ意味ない!)」


提督 「(それ以前にあいつらが漏らすとは思えない となると情報が漏れた原因は…)」


提督 「(…女子高生から聞くと言ってたから今日か!あのとき近くにいたのか!)」


川内 「…なんで私がこのことを知ってるのか把握したみたいだね」


川内 「なら提督から聞いてもいいかな …今なにが起きてるの?瑞鳳は生きてるの?別の世界ってなに?」


川内 「紫や藍ってひとは別の世界から来たみたいだよね そのひとたちは何者なの?全部答えて!!」


提督 「……川内 わるいが…」



…ガシッ!!


川内 「むぐっ!!?」背後から口と腕を押さえつけられて身動きできなくなる


藍 「…警戒が甘かったか 紫様がいたから怠っていた」川内の背後から押さえつけている


提督 「藍さん!!」


川内 「(なにこの人!?いつから背後に!?)」グググッ…


藍 「力を入れるな 殺すぞ」ググッ!!


川内 「うぐぅっ!!?」ミシミシッ!!!!


川内 「(力つよっ!!?うそでしょ!艦娘よりも強いなんて…!!)」メキメキッ!!!!


川内 「(やば、痛みで意識が……!!)」ピクピク…


提督 「藍さん力強すぎだ!川内が死ぬ!!」


藍 「安心しろ殺す気はない ただこれ以上暴れるなら骨の一本や二本折るが」


提督 「今後の作戦に影響が出るからそれはやめてくれ 一旦力を緩めてほしい」


藍 「…暴れるなよ 暴れたら殺す」スゥ… 少しだけ力を緩めて苦しませないようする


川内 「ーっ…」コクコク


藍 「しかしまた厄介なことになったな 様子を見てたらこの者が聞いていたとは」


藍 「秘密がバレてしまっては仕方ない 海底のそこまで沈めて…」


提督 「それは洒落にならないのでやめてください 瑞鳳と同じ目に合わせないでくれ」


藍 「じょうだんだ さすがの私もそこまではしない」


提督 「さっきから殺すと言ってる方が冗談と言っても冗談に聞こえませんが…」


川内 「……ふごふごっ」


藍 「なんだ なにか聞きたいことがあるのか?騒がなければ聞いてやる」スゥ… 口を閉ざしていた手を退けて喋れるようにする


川内 「…あんたが藍ってひと?外の世界にいる…妖怪だっけ?」


藍 「それに答える義理はない…と言いたいが、もうほとんどバレてるなら隠すこともないな」


藍 「妙な真似はするな したら私はお前をいつでも殺せる」スゥ… 川内から離れて解放する


川内 「………」


藍 「…さて、一応自己紹介しておこう 本来なら話し合うことはないんだが異例中の異例が起きてしまった以上進めるしかない」


藍 「私は八雲藍 幻想郷を管理する八雲紫様の式神、九尾の妖狐だ」


川内 「…私は川内型軽巡洋艦一番艦 川内 艦娘だよ」


藍 「川内よ お前は色々と知りすぎた 本来なら記憶を消して元の生活に戻すんだ私にその力はない」


藍 「紫様も使えばかなり疲労するから今この状況下で使わせるわけにはいかない だからここはひとつ、取引をしようじゃないか」


川内 「取引…?」


藍 「このことは他言無用にすることだ 私のこともだが、瑞鳳や幻想郷に関すること全てを誰にも話すな」


藍 「もちろん第一艦隊の連中らにも話すな お前は異例中の異例だからな バレるといろいろ面倒だ」


藍 「それに対しての対価も用意しよう このことはお前の提督とだけ話してもいい 提督には瑞鳳の情報や幻想郷のことをこまめに伝えてるからそれを聞くのは許可する」


藍 「そしてもうひとつ、これは第一艦隊の連中らも持ってるんだがお前にも渡しておく」スッ


川内 「…これは、御札?」スッ


藍 「【…式神 軽川召生成】」


川内が持ってる御札 「」シュゥゥ… なにも書いていなかった御札が文字が浮かび上がっていく


川内 「わっなに!?マジック!?」


藍 「手品ではない わたしの力で能力付きの札にしたんだ」


川内 「能力付き…?」


藍 「お前に渡したものはある特定の場所に転移することができるものだ こちらからではいけないがもうひとつ同じものを瑞鳳に渡す」


藍 「瑞鳳がその札を使えばお前は瑞鳳のもとに行くことができる 苦戦してるときに使うよう指示されてるから呼ばれたら手伝ってやれ」


川内 「えっこれでいけるの!?とてもじゃないけどこんなので行けるとは思えない」


藍 「それはこの世界では能力という概念がないから仕方ない 魔法だの超能力など信じられてないからな」


藍 「それを肌身離さず持っていろ 誰かに見せたり教えたりしたら…約束を破ったと判断して深海に沈めるからな」ギロッ


川内 「っ…わかった 約束する」


藍 「ちなみに聞くがなにか聞きたいことはあるか?話せる範囲でなら話す」


川内 「…それじゃいくつか聞かせて 瑞鳳はいつ頃こっちに戻れるの?」


藍 「紫様が言うには一年ぐらいだと話してた 断定としては言えないみたいだが」


川内 「一年…地味に長いね」


川内 「その一年の間に瑞鳳はなにするの?苦戦したときに呼ばれるって言ったけど」


藍 「異変が起きるからそれを解決してもらっている こちらの世界で言うなら深海棲艦が攻めてきたら対処するようなものだ」


藍 「こっちの世界とは違って幻想郷で起きる騒ぎは一味違ってね 世界のバランスが崩れるほどの騒ぎが起きる」


川内 「そんなにひどいんだ…ならなんて瑞鳳を選んだの?戦力で選ぶなら長門や陸奥の方がよかったんじゃないかな」


藍 「私もそう思った 紫様も瑞鳳よりも火力などがある戦艦を選んだ方がいいのではと思っていた」


藍 「だが幻想郷にいる占い師から聞くと瑞鳳が良いと結果が出たらしい 一年以内に起きる異変は瑞鳳がいれば楽に解決できるとな」


川内 「占い…そっちの世界では占いとか信じるほうなんだ 私は胡散臭くて信じないよ」


藍 「私も同じだ 占いなんか興味もない」


川内 「あれ さっき言ってたことも違うんだけど…」


藍 「信じざる得ないんだ 過去に何度も当ててるから今回も当たることは確実だと判断した」


藍 「そんじゅそこらのペテン師なら今頃殺し…んんっ!!話しなんて聞いてない」


提督&川内 「「(今殺しって…)」」


藍 「他になにか聞きたいことは?」


川内 「え、えっと…瑞鳳の安否って定期的に報告してくれるの?さすがに一度もないのは不安だから…」


提督 「そこは安心してくれ こまめに報告はもらってる」


川内 「そうなの?それじゃ…えっと」


藍 「慌てることはない 今日に限らずこまめにここへは来る そのときに聞きたいことがあればできる限り話す」


川内 「えっそうなの?それなら…とりあえずはいいかな」


提督 「…藍さん 他のみんなには秘密にしないといけないが許可してくれてありがとうございます 俺の方でも川内が誰にもバラさないよう見ておきます」


藍 「その必要はない 私が徹底的に見てるからお前は敵の対策を専念しろ」


藍 「余計なことを考えて敵の対策を疎かにされてはたまらん 瑞鳳の居場所を守れ」


提督 「っ! …わかりました」


川内 「…厳しい割には優しいんだね

ちょっと意外かな」


藍 「優しくなんかしてない 現状を把握して言ったまでだ」


藍 「お前も約束を守れば身の安全は保証はする とくに姉妹艦は徹底して監視するなら覚えておけ」


川内 「手出しはしないでよ ふたりは関係ないから」


藍 「お前がなにもしなければな」


藍 「それじゃ私は帰らせてもらう なにかあればまた来る」スゥー…パカッ 目の前に隙間を作って帰り道を作る


川内 「なにそれ!?きもっ!!」


提督 「川内!!」


藍 「きも…う、うん まぁ…見た目は良くないな 目玉が無数にある空間を見たらそういう反応するのはわかる」


藍 「だがそんなド直球に言うな これは私の主である紫様の能力を真似てるものだから…」


川内 「あっごめん…」


提督 「すっすみません藍さん 川内が正直者で…」


藍 「構わない それではな」タッタッタッ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



川内 「…」


提督 「…素直なのはいいがもうちょっと考えて発言してくれ 外の世界の妖怪や人間たちはこの世界に住む人達よりも圧倒的に強いから」


川内 「ごめんごめん それはほんとに思った 次は気をつけるよ」


川内 「にしても、まさか異世界が存在するなんてね?瑞鳳が生きてたことにも驚きだけど異世界があってそこに瑞鳳が行ってるなんて」


川内 「しかも一年も帰ってこないなんてちょっと辛いよね 情報は頻繁に送ってくれるのはありがたいけどさ」


川内 「…ねぇ提督 瑞鳳が戻ってきたらみんなになんて説明するの?」


川内 「沈んで一年後に帰ってきてただいまなんて言ってもみんな変に思うよ 現にみんなには沈んだことになってるんだから」


川内 「まずみんなが疑うことは提督の精神がおかしくなって新しく建造したと思うよ 私だって知らなかったらそう思う」


川内 「下手に説得すると逆効果だけど…そこら辺はなんか考えてあるの?」


提督 「………」チッチッチッ…


川内 「………」チッチッチッ…


提督 「……まぁ、なんとかなるだろ!」ドンッ!!


川内 「いやなんとかなるだろって!!」



コンコンっ


提督誰かいるのか?なにやら話し声がするが


川内 「っ!」


提督 「長門か あぁ今川内と話してるんだ」


川内 「ちょっ!?」


川内と?おかしいな 出入口を見張ってるが誰も入れてないぞ


提督 「あー…天井から入ってきたんだ 遊び半分で入ってきてな」


なんたと?この状況下で…中に入るぞ


川内 「ちょっとま!?」



ガチャッ


長門 「…川内 お前なにをしてる?」


長門 「いくら私たちは監視から外されているとはいえ、この状況下で天井から侵入して来るとは何事だ!」


長門 「なぜ提督の部屋に入ってきた 理由を言ってみろ?」


川内 「いやあの、それは…」アタフタ


提督 「俺の様子を見に来てくれたんだ 最近気が張り詰めてるだろ?みんなと話せなかったりしていろいろ溜めてるんじゃないかと心配してたみたいだ」


川内 「っ! そっそうそう!少しでも愚痴とか聞ければなぁと思ってね!」


長門 「なら普通に入口から入ってくればいいだろ なぜ天井から出てきた」


川内 「えっそれは…だって長門に言っても絶対許可してくれないじゃん 頭硬いし」


後書き

異変ページ

異変1 【白玉楼妖怪亡霊大量発生異変 解決】
異変2 【七色の人形劇異変 解決】
異変3 【破壊神と魔女の裏側異変 解決】
異変4 【外の救世主、暴走と覚醒 解決】
異変5 【悪魔を操る者と兵器開発者の亀裂】
異変6 未解決
異変7 未解決
異変8 未解決
異変9 未解決
異変10 未解決
異変11 未解決
異変12 未解決
異変13 未解決
異変14 未解決
異変15 未解決
異変16 未解決
異変17 未解決
異変18 未解決
異変19 未解決
異変20 未解決
異変? 不明





瑞鳳が持ってるスペルカード

【召喚 戦長召カード】(使用済み)
【召喚 戦陸召カード】
【召喚 正空加召カード】
【召喚 正空赤召カード】
【召喚 軽空祥召カード】
【召喚 重青召カード】
【召喚 駆吹召カード】
【式神 軽川召カード】





スペルカードを持ってる艦娘たちの特殊能力


【長門 相手の攻撃系能力が自分の体のどこかに触れた瞬間無効にする(相手が身につけた防御系が自分の体に触れても無効にすることはできない)】
【陸奥 自身が放った砲弾を追尾型にする(機動力が失えば追尾しきれなくて落ちる)】
【加賀 未公開】
【赤城 未公開】
【祥鳳 未公開】
【青葉 未公開】
【吹雪 未公開】
【瑞鳳 風を操る(主に矢を打つとき)】





瑞鳳の技


【風魔 乱進の一撃】=対象者の周りを軌道を無視して動き回る弓矢の技 徐々に内側に狭まっていき最終的には刺さる(一度刺さってしまうと動きは止まる)

【風魔 風の流れ】=魔法で防ぐ、またはものを使って矢を止めようとしたら その風の流れを利用して対象者に向かっていく弓矢の技 普通に避けられたら効果は発揮しないが防ぐ行動をした対象者なら防がれずに向かっていく(一度刺さってしまうと動きは止まる)

【風魔 停止の一息】=飛ばした矢を任意のタイミングで一時的に止めることができる弓矢の技 瞬時に止めることができて相手にフェイントをかけることができる(一度刺さってしまうと動きは止まってしまい止めることは出来ない)

【雨矢 無数の贈り物】=真上に飛ばした一本の矢を分身させて本物の矢と化し降り注がせる弓矢の技 自分には当たらないよう飛ばした位置には降らないようになっている

【風魔 一撃の貫通】=貫通精度の高い矢を放つ技 一直線に飛ばしてありとあらゆるものを貫通する 貫通精度は短いが10mある(他の技と同時には使えない)


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