2021-09-15 08:23:47 更新

概要

修正完了(2021/09/15)
この作品は【単独行動隊提督 10】の続きです
前のページではあれ以上書き込むことが出来なかったので新しく作りました
申し訳ありませんm(_ _)m
今後とも単独行動隊提督をよろしくお願いします
なお、この作品は合同作品が存在します
合同作品名【反乱軍提督】
こちらの作品もよろしくお願いしますm(_ _)m


前書き

提督

【過去大きなミスを犯したと言って自ら単独行動隊に入った変わり者】
【目付きが悪いせいで他の者から距離を開けられる事の多い】
【首にはいつもネックレスをしてるところが特徴】
【そのネックレスの形も特徴的で1と6の形した数字が飾られている】
【単独行動隊66番 コードネーム:a maverick 通訳:はぐれ者 現在は単独行動隊を辞めて南我原鎮守府の提督をやっている】
【過去伊19以上に酷かったことがあるらしく、夜雷が鳴ってる外に出ると怖がる】
【過去大湊警備府提督だったが伊十九が轟沈して提督をやめて単独行動隊に入り、再び提督に戻って南我原鎮守府提督になった】
【上官と会う前は元々どこかの村で育ったらしい】
【元大湊警備府提督だった頃、あだ名は特攻隊提督と呼ばれていた】


瑞鳳

【仕事熱心の働き者で面倒見のよい艦娘(軽母)】
【配属が決まっていなかったが今回の提督の所に着任する事が決まった】
【過去 元横須賀鎮守府の秘書であり元提督の事や横須賀鎮守府の事を聞いたり、話したり、思い出したりすると性格が急変する】
【過去何かをしてこの世界を危険な目に晒した張本人でもあるらしい】


金剛

【いつもハイテンションで元気な艦娘(戦艦)】
【配属は東我原鎮守府に決まっていたが移動が決まって、今回の提督の元に着任した】




【元気が良くて悪戯好きな艦娘(駆逐艦)】
【元々は東我原の艦娘だったが上官と東提督が演習で賭けした際に南我原に移動が決まった】




【礼儀正しく少しおっちょこちょいな艦娘(駆逐艦)】
【元々は東我原の艦娘だったが上官と東提督が演習で賭けした際に南我原に移動が決まった】


吹雪

【元南提督の艦娘(駆逐艦)】
【単独行動隊管理者の指揮者をやっていたが現在は南我原に着任している】
【瑞鶴と一緒で提督loveな所はあるが瑞鶴と違って人前など二人になれない場所では大胆に抱きついてきたりはしない…だが、二人っきりになった時は大胆になる】
【南提督の過去と瑞鳳の過去は青葉と同じくらい知ってる】
【元大湊鎮守府に着任していた頃は元秘書艦代理だった】
【元大湊鎮守府に着任していた時は医務も担当していた】


東提督

【東我原鎮守府の女提督】
【艦娘思いの強い一面もあり、かなり人気のある提督】
【過去 南提督に金剛を取られた事で取り返す為南に演習を挑んだが敗退(七体一 東が七)
その上雷と電も取られた】
【南方海域で第一艦隊がやられそうになった時に南提督に助けてもらって南提督に惚れた】
【過去 辛い事があったらしいが誰にも話していない】
B:Dって事は教えておくわ
W:キュッとしてるわ!
H:…(小さくて悪かったわね?)


加賀

【ご飯&ボーキサイトをいっぱい食べる東我原のクール艦娘(正規空母) 】
【東我原の艦娘だが元同僚の金剛、雷、電が南我原に居るので時々遊びに来る…が、最近は時々ではなくほぼ毎日来ている気がするが…】


赤城

【加賀と同じくご飯&ボーキサイトをいっぱい食べる東我原の艦娘(正規空母)】
【加賀と同じく南我原に遊びに来るが飯目的で来る ちょっと限度を考えて欲しい(南)】


青葉

【南提督の元艦娘だった現在東我原の艦娘(重巡)】
【提督の過去を一番多く知っている一人…だが、南提督の過去を話そうとはしない 上官に口止めされているのもあるが悲しすぎると言うこともあって口を開かない】
【瑞鳳の情報も知っているみたいだが元提督より酷いと言って話そうとはしない】


明石

【工作関係を得意とする東我原鎮守府の艦娘】
【南提督の換装【重速度形装甲】を治した本人でもある】
【南提督の換装が珍しかったらしく同じのを作ろうとしているマニアック】


提督(北)

【北我原鎮守府の提督】
【南提督とは馴染みで昔南提督の鎮守府に良く遊びに来ていた元気っ娘】
【過去 人間同士の戦争が起こっていた村で生まれ、本当の兄貴が殺され上官に助けられた】
B:聞いたら殺す!(Aカップ)殺す!!
W:体重は気にしてるから痩せてるわ!
H:でかいのかしら?


神通

【元南提督の艦娘 今は北提督の艦娘(軽巡)】
【いつもおとなしい感じが目立つ】
【南提督の過去を青葉程ではないが多く知ってる】


那加

【元南提督の艦娘 今は北提督の艦娘(軽巡)】
【私はアイドルと言うところが一番目立つ元気っ子】
【南提督の過去を青葉程ではないが多く知ってる】


瑞鶴

【南提督loveの元南提督の艦娘(正規空母)】
【南提督を見かけた瞬間どこでも構わず抱きついてくる】
【過去 初代提督に五航戦は要らないと言われ鎮守府から追い出され捨てられた…だが、南提督が拾い 面倒を見てくれた事がきっかけで好きになった】
【初代提督は南提督がなんとかしてくれた為、復讐することなどは考えていない】
【青葉程ではないが皆より多少多く知っている】


翔鶴

【瑞鶴の姉で南提督の元艦娘(正規空母)】
【おとなしい性格でいつも瑞鶴の面倒を見てる】
【過去 合同作戦を失敗した事があるが南提督が解決してくれたことがきっかけで惚れた】
【青葉程ではないと思っていたが青葉→吹雪→翔鶴の順番で元提督のことを知っている】


提督(西)

【西我原鎮守府の提督】
【無口でいつも静かに本を読んでる事が多い】
【性別 女】


不知火

【南提督の元艦娘 今は西提督の艦娘(駆逐艦)】
【いつもクールでなかなか表情を崩さないところが特徴】
【南提督に睨みつけを教えた本人でもある】
【南提督の過去を青葉程ではないが多く知ってる】


提督(東北)

【東北我原鎮守府のショタ提督】
【見た目は小さいがかなり頭の良い指揮官(東より頭が良い)】
【提督の中でも評価がかなり高いが見た目が小さい為馬鹿にされることが少々…】


妙高

【南提督の元艦娘 現在は東北我原鎮守府の艦娘(重巡)】
【過去に演習で元提督の秘書艦を沈めようとした事で鎮守府から追い出された】
【元提督の事は酷く恨んでいるらしく、南提督を殺そうと考えている…?】


長門

【現在は東北我原鎮守府に種族する艦娘だが、過去瑞鳳と一緒だった元横須賀鎮守府の艦娘】
【過去瑞鳳のせいで元提督が島流しされた事を今でも忘れておらず、復讐心を今でも持っている】
【元横須賀鎮守府の時では戦艦のエースと言われていた】
【今現在裏切り説があがっているが本当かは不明…】


時雨

【南提督の元艦娘 現在は佐世保鎮守府の艦娘】
【よくヤンデレキャラとして使われるがこの作品では通常なので予めご了承下さい】
【おとなしい性格で物静かなところが目立つ】


夕立

【南提督の元艦娘 今は佐世保鎮守府の艦娘】
【語尾に(ぽい)や(かも)とつけるなんとも可愛らしい艦娘(作者は瑞鳳が一番です!)】
【元気な性格で提督に甘えてくる時は飛びついて甘えてくる…正直、瑞鶴と変わらない(瑞鶴みたいに人前気にせずイチャイチャしようとは言わない)】


扶桑

【南提督の元艦娘 現在は佐世保鎮守府の艦娘(戦艦)】
【不幸艦と言われている艦娘だが現在南我原提督にお前達は不幸艦じゃないと言われ自分が不幸艦だと思うのをやめた】
【元南提督の時の戦艦の中ではトップクラスの性能を持つ航空戦艦】


山城

【南提督の元艦娘 今は佐世保鎮守府の艦娘】
【扶桑と同じく不幸艦と呼ばれていたが現在南我原提督にお前は不幸艦じゃないと言われ自分か不幸艦だと思うことをやめた】


上官

【本部の最高指揮官 総本部とは別の指揮を取る者】


武蔵

【大和型戦艦で二番目に強い最強の艦娘(戦艦)】
【いつも上官の補助をしている】
【出番は少なめなのであまり書くことがない為、この前の作品と同様また(また)しても出番があるか不明】
武蔵 「あんまりだ!!!!」


night

【単独行動隊の一人】
【艦娘に手を出して軽犯罪を受けて捕まった変態…だが紳士である(手を出したと言っても性的な意味)】
【犯罪ランクはA】
【南提督とは仲が良く、共に戦闘を行動した事もある】
【身体能力は南提督程ではないがなかなか高い】
【南提督の睨みつけは効かない+駆逐艦程度の攻撃はほぼ当たらない】
【武器は対敵艦隊型三十cm大砲とサーベル】
【南提督の過去は南提督が【誰にも知られて欲しくない事】を知っている(それ以外は良く知らない)】
【嫁である叢雲が一週間に一度会いに来てくれる】


ENDLESS Hell

【単独行動隊の一人】
【犯罪ランクはE】
【過去横須賀鎮守府の憲兵をやっていたが瑞鳳を殺そうとした(フリ)事によってランクEの終身刑を言い渡された大犯罪者】
【顔や体中には痣や腫れ、殴られ跡が目立ち元の原形がない】






伊19(イク)

【南提督の妻の艦娘(潜水艦)】
【南提督がはじめて所持した艦娘でもある】
【提督が十九歳半の時に指輪を渡され結婚…だが、結婚してから半年後轟沈した…】
【伊19が沈んでから四年 敵艦隊になった+死体又は残骸が見つかったという情報がない為、生きているかは現在不明】


翔鶴 「大丈夫よ瑞鳳 過去に提督は何度か捕まったことあるから今始まったことじゃないわ」


吹雪 「たしかに何度か捕まりましたね 十回ぐらいありましたっけ」


全員 「「十回っ!!?」」


瑞鶴 「私のときも捕まったわね あの時は本当に悪い事をしたと思ってるわ 私があんなお願いしてなければ提督は…」


翔鶴 「私だって合同作戦のとき、元提督には本当に迷惑をかけてしまったわ 私が間違えて撃ってなければ元提督は…」


吹雪 「このように皆さんも提督に迷惑をかけたことがあるんです 瑞鳳だけじゃありません」


吹雪 「自分を追い詰める必要はありません なので顔を上げてください」


瑞鳳 「…私は、過去に許されないことをしてる大犯罪者なんですよ?それでも許してくれるんですか」


吹雪 「今その事は関係ありません 今話してる事は提督の話です」


瑞鳳 「…皆さんも許してくれるのですか?」


翔鶴 「私は別に怒ってないわ 過去にそれと同じぐらいの事をやってしまったから怒る権利もないわ」


瑞鶴 「私も同じ事をしたから怒れないわね 自分の事を棚に上げて怒るのはしたくないわ」


金剛 「私も怒ってないデース!」


雷 「私はちょっと怒ってるわ 酸素魚雷を当てる人がいなくなってつまらないわ!」(・∀・)ニヤニヤ


電 「お姉ちゃん…懲りてないのですか」ハァ…


吹雪 「私も怒っていません 自分で悪い事をしたとわかっているのですから怒っても意味がありません」


瑞鳳 「…みなさん!」ツツー…


瑞鳳 「ありがとうございます…本当に、ありがとうございます!」ポタッポタッ…


吹雪 「お礼を言われることなんてしてませんよ さっ早く着替えてご飯を食べてください」


吹雪 「瑞鳳の分はレンジの中にしまってあるので早く食べないと冷めてしまいますよ」


瑞鳳 「はい!今すぐ着替えてきます」スクッ


カタッ…タッタッタッ…… 刀と脇差を持って部屋に帰っていく


吹雪 「…まったく、世話が焼けますね」フゥ…


翔鶴 「さすが吹雪ね 【元秘書艦代理】だけありますね」


吹雪 「青葉さんほどではありませんけどね 青葉さんならもっと上手く言ってると思います」


瑞鶴 「そうだとしても吹雪も凄いわよ 私なら絶対怒って拷問かけてたと思うわ」


吹雪 「それやったら提督に殺されますよ」


瑞鶴 「…洒落にならないわね」


提督(北) 「でもこれで解決出来たからよかったね!」


吹雪 「そうですね」


ピンポーン!!


吹雪 「おや?誰か来ましたね」


金剛 「誰デしょうか」



ピンポーンピンポーンピンポーン!!!!


瑞鶴 「…どんだけ連呼してくるのよ 迷惑な人ね」 ピンポーンピンポーン!!!!


翔鶴&提督(北) 「「それあなた(瑞鶴)が言う!?」」


吹雪 「ちょっと見てきます」タッタッタッ…


雷 「気をつけてね」













単独行動隊管理所ーnightの独房



世間話会話中…


ENDLESS Hell 「それでな その時は本当に死ぬかと思ったんだよ」


提督 「ほぉ?よくそんな危ない目に会ってたのに生きてられたな」


ENDLESS Hell 「自分でも驚いてるよ なんであのとき生きてられたのか今でも不思議だよ」


night 「…」ジー ENDLESS Hellを見てる


ENDLESS Hell 「それでその後の事なんだけどな」


エリート単独行動隊管理者憲兵 「元大湊警備部提督 そろそろ時間です」


提督 「っん?もうそんな時間か なんかあっという間だったな」


ENDLESS Hell 「ほんとだな」


エリート単独行動隊管理者憲兵2 「ENDLESS Hell 出ろ」ガチャッ ギィィ… 鉄格子を開ける


ENDLESS Hell 「わかってるよ」ヨット


提督 「また話せたら話そうな ENDLESS Hell」


ENDLESS Hell 「そうだな 君とは気が合いそうだ また話せたら話したいな」タッタッタッ…ガシャンッ


エリート単独行動隊管理者憲兵 「換装を付けろ」


ENDLESS Hell 「わかってるよ」カチャカチャ…


提督 「生きて帰ってこいよ 死ぬんじゃねぇぞ」


ENDLESS Hell 「自分から死ぬ気はないよ それじゃ行ってくる」


タッタッタッ…



提督 「…行っちまったな」


night 「そうだな 全くお前は変な奴と気が合うな?」ハァ…


提督 「人がどんな奴と気が合おうが勝手だろ それにそう言ったらお前も含まれることになるからな?」


night 「安心しろ 俺自身で変な奴だと思ってるから」


提督 「いやそれはそれでどうかと思うぞ…」


スピーカー 「」ザー… 再び各部屋に取り付けられてるスピーカーからノイズが出る


スピーカー 『ENDLESS Hellは行きましたね それでは今から朝食を配っていきます 文句言わずに受け取って下さい』


スピーカー 『単独行動隊管理者憲兵の皆さんお願いします』



タッタッタッ…


単独行動隊管理者憲兵 「どうぞ」カパッスッ… 食事を入れる為に使う穴からお盆に乗ったコッペパン、ポトフ、白米、唐揚げが運ばれてくる


提督 「すまないな ありがとう」スッ


単独行動隊管理者憲兵 「もう一つ入れます」スッ…


night 「ありがとよ」スッ


スピーカー 『全員受け取りましたね それではいただきます』


全員(単独行動隊の皆) 「「いただきます」」


提督 「相変わらず変わってねぇなここの飯 学校の給食みたいだ」モグモグ…


night 「たしかに似てるな」モグモグ…


提督 「そういや今日お前は出撃の日なのか?」


night 「いや今日は休みだ 久々にゆっくりできるから今日は寝てるとしようかな」


提督 「たしかに外に出ることは禁止されてるからな 当たり前だけど」


night 「まっ俺はそんなこと関係なしで出るけどな?今日はお前が居るから出ないけど」


提督 「…あまり騒ぎ起こすなよ?」


night 「騒ぎは起こさないようにしてるから平気だ」


提督 「脱走してる時点で騒ぎ起こしてるからな」


night 「気にするな」


提督 「いや気にするなって…」


スピーカー 「」ザー!! スピーカーから先程よりでかいノイズが流れ出る


スピーカー 『ちょっダメです!勝手に使っては!』


スピーカー 『いいじゃないですか?少し使わせてください』


スピーカー 『いや少しでもダメですって!!』


night 「…なんだ?何かあったのか」


提督 「…今の声、まさか」


スピーカー 『南我原鎮守府提督!今どこにいますか?今から会いに行きますので準備しておいてくださいね!』


提督 「っ!!?」ビクゥッ!!!!


night 「この声…超弩級戦艦大和の声か?なんでここに」


提督 「憲兵!!今すぐ俺を出してくれ!?」


night 「…っえ」


提督 「早くしてくれ!!早くしないとあいつが来ちまう!!?」


単独行動隊管理者憲兵 「いや出してくれと言われましても…」



大和 「ここにいましたか 南我原鎮守府提督!」タッタッタッ!!


吹雪 「」グテー… 大和に抱えられてる(死んだ魚のような目をして気絶してる)


瑞鶴 「」グテー… 同じく大和に抱えられてる(吹雪と同じく死んだ魚のような目をして気絶してる)


提督 「やっ大和……」サー…


単独行動隊管理者憲兵 「総本部に所属してる大和さんではありませんか!?何故このようなところに!」


総本部=本部とはまた違った本部のこと 総本部には元帥と秘書艦大和が居る(反乱軍提督をお読みになるとわかりやすいです)


大和 「南我原鎮守府提督に会うためです!それよりここの独房を開けてもらえませんか?」


単独行動隊管理者憲兵 「わっわかりました!今すぐ開けます!!」カチャカチャ…


提督 「やめろ!開けるな!!」


ガチャンッギィィ…


大和 「南我原鎮守府提督〜!!」タッタッタッ…


提督 「やっやめろ!!来るな!?」ジリッジリッ…


night 「おい大和!お前吹雪に何をした 気絶してるみたいだが吹雪に手出したのか!!」


night 「だとしたらてめぇ許さな」


大和 「邪魔しないでもらえますか?」ギロッ!!


night 「はい すみません」_○/|_ 土下座


提督 「(nightー!!もうちょっと粘ってくれよぉ!!)」


大和 「あっお二人はちょっとここで寝かせておきますね」スッ…ストンッ


提督 「(隙ができた!逃げるなら今だ!!)」ダッ!! 一瞬の隙を見て牢獄の出入口に走り出す…が



ガシッ


大和 「どこに行くんですか?南提督」提督の肩を掴んで逃がさない



提督 「ーっ…」サー…


大和 「さぁ南提督 ちょっと失礼しますね?」クルッ 提督を自分の方へ向ける


提督 「やっやめ…」


大和 「お受け止めください!!」(☆∀☆)


ガバッ!!


大和 「南提督ーっ!!!!」ギュゥゥッ!!!!!!


提督 「うぎゃあぁぁああぁぁぁっ!!!!」ミシミシミシミシッ!!!!!!


大和 「お久し振りです南提督!久々に会えて私凄く嬉しいです!!」ギュゥゥッ…!!!!!!


提督 「ほっ骨が!!骨が軋むぅぅ!!大和落ち着け!!」ミシミシミシミシッ!!!!!!


大和 「落ち着いていますよ 私は全然落ち着いています!!」


提督 「うぅ腕の上腕骨が!!肋骨が折れる!!マジで折れる!!!!」


大和 「またまたそんなこと言って 照れなくてもいいんですよ!


提督 「照れてねぇ!!マジで折れるから離してくれ!!」


大和 「南提督の骨はそんなに柔じゃないはずです!」


提督 「普通の人間と同じ作りなんだからお前の力で強く抱きしれられたら折れるわ!!早く離してくれ!!」


大和 「えぇ〜?わかりましたよぉ 離しますよ」

(・ε・` )ブー …


提督 「はぁ…はぁ……死ぬかと思った………」ハァー…


大和 「それより南提督なぜ捕まったんですか!?吹雪に理由聞いたらあの変態提督に発砲したと聞いたんですが!」


提督 「俺の元艦娘扶桑達が手を出されてたと聞いてな それに腹を立てて思わず撃っちまったんだ」


提督 「それよりなんで吹雪と瑞鶴が白目向いて気絶してるんだ?大体想像つくけど」


大和 「それはですね!私が南提督に会いに行こうとして鎮守府に行ったんですよ!」













数時間前ー南我原鎮守府入口



ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン…


吹雪 「そんなに押さなくても今行きますので待ってください」タッタッタッ…


吹雪 「(それにしても一体誰でしょうか?こんなにもインターホンを連打ちしてくる人は瑞鶴さん以外いないんですけど)」ガチャッ


吹雪 「はい どちら様で…」ギィィ…


大和 「すいません 今こちらに南提督はいらっしゃいます…か?」


吹雪 「……やっ大和さん?」サー…


大和 「………」


大和 「」(☆∀☆)キラーン!!


吹雪 「ひぃっ!!?」グイッ!!!! 開けたドアを勢いよく締めようと…


ガシッ!!


大和 「ふ〜ぶ〜き〜ちゃぁぁん?」グググッ!!!! 締まりそうになったドアを瞬時に抑える


吹雪 「だっだれか!!誰か助けて下さい!!」グググッ!!!!…


吹雪 「【誘拐魔】が来ました!誰でもいいので助けて下さい!!」


大和 「うふふふふ?誘拐魔なんてひどいですねぇ 私は誘拐なんてしませんよ」グググッ!!!!


大和 「【ただ可愛いものをお持ち帰りしてるだけですよ!】」


吹雪 「それを誘拐と言うんですよ!てか誰か来てください!本当にお願いします!!」ガシッ!!


大和 「うふふふふ?つーかまーえたぁ」ニタァ 開いたドアの隙間から手を伸ばして吹雪の腕を掴む


吹雪 「いやぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」グイッ!!


大和 「吹雪ちゃーん!!!!」(≧∇≦)ギュゥゥッ!!!!


吹雪 「うぎゃあぁぁぁぁぁッッッ!!!!」ミシミシミシミシッ!!!!!!


大和 「あぁもう吹雪ちゃん可愛すぎ!可愛すぎてお持ち帰りしたい!!持ち帰っていい!?」///ハァハァ


吹雪 「だっだめです!私をお持ち帰りしていいのは提督だけです!!」


大和 「それならご安心ください 南提督もお持ち帰りするので一緒ですよ?」


吹雪 「だめです!あなたには提督をお持ち帰りさせません この命にかえても絶対に!!」ギロッ!! 鋭い眼差しで大和に睨みつける


大和 「あぁんもう可愛すぎ!!その反抗してくる目本当に可愛すぎるわ!!」ギュゥゥッ!!!!!!


吹雪 「はぅっ!!!!……」ゴキっ!!ダラーン…


吹雪 「」O(:3 )~チーン… 抱きしめられながら後ろに傾いて気を失う


大和 「はぁはぁっ!もう可愛すぎます!今すぐにでも私の部屋の持ち帰ってあんな事やこんなことを…!!」(//Д//)ハァハァ!!


瑞鶴 「吹雪!凄い声が聞こえたけどどうした…」タッタッタッ


大和 「………」


瑞鶴 「………」


大和 「」(☆∀☆)キラーン!!


瑞鶴 「しょっ」


瑞鶴 「翔鶴姉ぇぇぇぇぇ!!!!」タッタッタッ!!…大和と目が合うと即座に来た道を引き返す


大和 「逃がしませんよ瑞鶴ちゃん?」ガシッ 一瞬にして瑞鶴の肩を掴み逃がさない


瑞鶴 「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」クルッ 大和の顔が見える方に身体を向けられる


大和 「瑞鶴ちゃーん!!」ガバッ!! 吹雪を持ってる手とは反対の手で抱きしめる


瑞鶴 「うぎゃあぁぁあぁああぁぁぁッッッ!!!!」ミシミシミシミシッ!!!!!!


大和 「吹雪ちゃんと良い瑞鶴ちゃんもいるなんて思いもしませんでした あぁ今日はなんて運が良いのでしょう!」


瑞鶴 「あばばばばばばばっ!!!!」ミシミシミシミシッ!!!!!!


大和 「あぁ…本当に可愛すぎです 瑞鶴ちゃんはまだまだ育ちきってない豊富とはいえない胸とかツンデレなところやツインテールのところ全部可愛いです!」


大和 「瑞鶴ちゃんもお持ち帰りしてよろしいでしょうか?」(//Д//)ハァハァ


瑞鶴 「ばっバカ言ってんじゃないわよ!私を持ち帰っていいのは提督だけよ あんたなんかに持ち帰らせないわ!!」


大和 「南提督と一緒だったらいいんですか?」


瑞鶴 「ダメよ!あんたなんかに提督を持ち帰らせたらどうなるかわかったもんじゃない 絶対にダメよ!!」ギロッ!!!!


大和 「あぁん!その反抗した目つき可愛すぎです!!」ギュゥゥッ!!!!


瑞鶴 「はうぅっ!!!!」ゴキっ!! 腰から鈍い音が響いてくる


フラァ…ダラーン……


瑞鶴 「」O(:3 )~チーン… 大和に抱きしめられたまま後ろに傾いて気を失う


大和 「今日は南我原に来て本当に良かったです!本来の目的は南提督に会うことでしたが吹雪ちゃんや瑞鶴ちゃんが居るなんて思ってなかったから最高です!!」(#≧▽≦#)



翔鶴 「やっぱり大和さんでしたか 吹雪といい瑞鶴の叫び声が聞こえたので来てみれば、案の定抱きしめやられてますね…」タッタッタッ


大和 「あっ翔鶴さん!今日も一段と凛々しいですね お持ち帰りしていいですか!」(✪▽✪)


翔鶴 「だめです 私を持ち帰っていいのは提督だけですよ」


大和 「南提督もお持ち帰りしてもダメですか?」


翔鶴 「ダメです それと今元提督は居ませんよ」


大和 「っえ そうなんですか?」


翔鶴 「はい 今単独行動隊管理所で捕まっています」


大和 「…っえ」


翔鶴 「昨日の夜、佐世保鎮守府提督を捕まえるために銃を発砲してしまって 今日一日禁固刑を言い渡されたみたいです」


大和 「…佐世保鎮守府提督 確かそこの提督は無理矢理艦娘に手を出してるって噂が絶たない方でしたよね」


翔鶴 「はい その鎮守府に元提督の艦娘扶桑さん、山城さん、時雨、夕立が着任していたんです」


大和 「…まさかとは思いますが扶桑さん達はそこの提督に……」


翔鶴 「…」コクンッ


大和 「…その提督はどうなったんですか?」


翔鶴 「まだ生きてるみたいですが単独行動隊に入ることは確実だそうです」


大和 「…そうですか ならいいです もしもその提督が無罪になったりしたら私が息の根を止めようとしたけどその必要はなさそうですね」


翔鶴 「その事を元提督に言ったら怒られますよ」


大和 「わかっています それでは私は単独行動隊管理所に行ってきます 急にお邪魔してすいません」


翔鶴 「別に構わないわ それより元提督に会うのでしたら今日一日大人しくするよう言っておいてください」


大和 「わかりました!それでは失礼します」タッタッタッ…


瑞鶴&吹雪 「「」」チーン… 抱き抱えられたまま連れていかれてる


翔鶴 「ちょっ!瑞鶴達も連れていくんですか大和さん?ふたりは連れていかなくても…」


大和 「…」


大和 「」ダッ!!


翔鶴 「ちょっと待ってください!瑞鶴達は置いてってください 大和さん!!」


ヤマトサーン!!








大和 「と言うわけです!」


提督 「吹雪から聞いてないじゃん 翔鶴から聞いてるじゃねぇか てか今の話からすると翔鶴も来てるのか?」


大和 「はい 今管理所の出入口に居ます」


提督 「…なんで入ってこない?あいつなら普通に入れてもらえるはずなのに」


大和 「さぁ そこまではわかりかねますが…」


night 「…」ツンツン…ツンツン… 吹雪を突っついてる


吹雪 「」O(:3 )~チーン…


night 「…さすがに気絶してる=寝てるときに襲うのは男として最低だな 手を出すのはやめておこう」


提督 「起きてる時でも手を出すなよ?」


night 「それは無理!」(`・ω・´)ドヤッ!!


提督 「…」(#^ω^)ピキピキ


night 「じょっ冗談だよ 本気にするな」ビクッ


提督 「お前の冗談は冗談に聞こえないんだよ」


night 「ごもっとも」


大和 「それで南提督 今暇でしょうか?暇なら少し私と一緒にお出かけしたいんですか…?」

|ω・//)チラッ


提督 「今日一日禁固刑中なのに暇なわけないだろ」


大和 「ですよね…会いに来るタイミングが悪かったですね」ハァ…


提督 「たしかに悪かったな また暇な時に来てくれればどこか出かけるぐらい付き合うよ」


大和 「ほんとですか!?約束ですよ!」


提督 「約束するよ だから今日は悪いが諦めてくれ」


大和 「わかりました それでは今日は失礼します またお会いしましょう!」


提督 「あぁ またな」


大和 「単独行動隊憲兵さんも無理言って申し訳ありませんでした」


単独行動隊憲兵 「いっいえ!そんな滅相もない!自分は当たり前のことをしたまでです!」


大和 「よいしょっと」スッ 吹雪&瑞鶴を持ち上げる


吹雪&瑞鶴 「「」」O(:3 )~チーン… 未だに気絶中


タッタッタッ…



提督 「…」


night 「…お前、凄い奴に好かれてるな?総本部所属の超弩級戦艦大和に好意を持たれてるなんて」


提督 「…まぁな」ハァ…


night 「けど大和は巨乳だから俺はないかな やっぱり貧乳の方がいいぜ!」

ԅ( ¯∀ ¯ԅ)グヘヘヘ


提督 「知らねぇよお前のことなんか」


night 「…てか、お前はどっち派なんだよ?a meverick」


night 「巨乳派か?貧乳派か?」


提督 「いきなり何の話をしてるんだ 俺は別に胸の大きさなんて気にしないから」


night 「そうなのか?てっきり俺は巨乳派かと思ったんだが」


提督 「…まぁ嫁が伊19だからそう思ってもおかしくないよな あいつかなり胸あるし」


night 「どっちかって言われたらどっち選ぶ?」


提督 「【…貧乳】」ボソッ


night 「…お前 伊19のこと好きじゃなかったのか?」


提督 「…仕方ないだろ 伊19の事は心の底から愛してるけど胸はどちらかと言うと貧乳の方が好きなんだから」


night 「なかーま!」

(・∀・)人(・∀・)ナカーマ


提督 「いやお前と一緒にするのやめてくんないか 俺ロリコンじゃないから」


night 「でも胸ない方がいいんだろ?」


提督 「別に気にしないってさっき言ったろ それより早く飯食うぞ」スッ


night 「(話変えやがった…)」スッ













一方南我原鎮守府では…(食堂)



雷 「…帰ってこないわね翔鶴さん」


提督(北) 「どこ行ったのかな 誰か来たときに吹雪が確かめに行ったら叫び声が聞こえて瑞鶴も確かめに行ったら叫んで…」


金剛 「それで私達はここにいるよう翔鶴に言われたデース」


電 「…誰が来ていたのでしょうか?」


瑞鳳 「さぁ…私が確かめに行った時にはもういなかったので私にもわかりません」着替えて朝食を済ませて椅子に座ってる


提督(北) 「それにしても暇だなぁ なにかして遊ばない?」


雷 「いいわね!何して遊ぶの?」


電 「その前に北司令官さん ご自分の鎮守府に帰らなくても大丈夫なのですか?もう二日間も戻っていないみたいですが…」


提督(北) 「平気よ!神通ちゃんがなんとかしてくれてると思うから多分大丈夫!」( •̀∀•́ )bグッ!!


瑞鳳 「多分って…本当に大丈夫なんですか?一度帰って確かめた方が…」


提督(北) 「那珂ちゃんもいるから大丈夫!」( •̀∀•́ )bグッ!!


全員 「「(いや那珂(さん)がいると物凄く心配なんですが…)」」


ピンポーン!


雷 「っん?また誰か来たみたいね」


瑞鳳 「扶桑さん達が来たのでしょうか?ちょっと見てきます」カタッ


電 「お願いするのです」













南我原鎮守府出入口付近



ピンポーン… 再び呼鈴が鳴る


瑞鳳 「はーい!今行きます」タッタッタッ…


ガチャッ


瑞鳳 「大変お待たせしまし…た」


長門 「…久しいな?瑞鳳 やはりここに居たか」ギロッ


瑞鳳 「…長門さん」


龍驤 「なんやほんまに生きとったんかあんさん もう死んどるかと思うたわ」


瑞鳳 「龍驤さんも…一体何用でここに来たんですか?」


長門 「お前を殺しにきた…っと言いたいが、今回はお前に用はない ここの提督に用があって来たんだ」


龍驤 「長門がうちにもここの提督を見ときい言うてな 今回はあんさんに用はないんや」


瑞鳳 「申し訳ありませんが今日一日提督は帰ってきません 日を改めてもらえないでしょうか?」


長門 「帰ってこない?出張かなにかか」


瑞鳳 「…はい」


龍驤 「そないなら仕方あらへんな それじゃ来たついでに…」スッ 人形をした白い紙を多数出す


龍驤 「あんさんを殺そうやないか!」シュボッ 艦載機を多数出現させる


瑞鳳 「…」スッ 弓矢に手をかけて攻撃態勢に入ろうと…


長門 「やめろ龍驤 今日はこいつを殺しに来たんじゃないだろ」


龍驤 「ついでやついで ここの提督が居ないならここに来た意味あらへんやないか ならこいつだけでも殺しとこうかと思うてな」


長門 「やめておけ ここの提督に瑞鳳を殺した事が知られれば本当に殺されるぞ 南提督は本気で強い」


龍驤 「ほんまかいな?あんさんより強い奴なんか大和や武蔵ぐらいしかおらへんやろ ましてやここの提督があんさんより強いなんて想像つかんわ」


長門 「私の四十六cm三連装砲を壊した上、一瞬の隙を付いて首筋を切りつけようとした程だ 万に一つお前に勝ち目はないぞ」


龍驤 「…あんさんがそこまで言うなんてな 本当みたいやな」


瑞鳳 「提督と殺りあった事あるんですか?」


長門 「お前には関係ない 一々話しかけてくるな」


瑞鳳 「…」


長門 「南提督が居ないなら仕方ない 帰るぞ龍驤」


龍驤 「了解や でもほんまに殺さんといて良いんか?殺すなら今殺した方が楽やと思うが」


長門 「それで私達が解体されたら元の子もないだろ」


龍驤 「…それもそうやな」


タッタッタッ…



瑞鳳 「…」













南我原鎮守府付近海域



大和 「ふんふふーん♪」ザー…


翔鶴 「ずいぶんとご機嫌良いですね 大和さん」ザー…


大和 「そりゃあそうですよ!元大湊警備府提督に会えた上に吹雪ちゃん達にも会えたんですからもう最高ですよ!」


吹雪 「」チーン 未だに気絶中


瑞鶴 「」チーン 同じく未だに気絶中


翔鶴 「(気絶してでも嬉しいのでしょうか…?)」


大和 「…あれ?」


翔鶴 「どうしましたか?」


大和 「…南我原鎮守府の方から誰かが来ます」


翔鶴 「…っえ?」



長門 「…」ザー…


龍驤 「…」ザー…



翔鶴 「…あれは長門さんに龍驤さん!なぜ南我原の方から!?」


大和 「長門に龍驤…たしかどちらも元横須賀鎮守府の艦娘でしたよね なぜ南我原鎮守府に?」 ザー…


長門 「…おや 大和に翔鶴じゃないか?それと…」


吹雪&瑞鶴 「「」」チーン…


長門 「…その二人はどういう状況だ?なにがあった」


龍驤 「白目向いて気絶しとるようやが?」


大和 「吹雪ちゃんと瑞鶴ちゃんは私が抱きついたらこうなってしまったんです もう照れ屋さんなんですから!」ギューッ!!


吹雪&瑞鶴 「「」」チーン…


長門 「…」


龍驤 「…なんかかわいそうやな」


翔鶴 「長門さんに龍驤さん 今南我原の方から走ってきましたがもしかして南我原に寄ってたんですか?」


長門 「そうだが それがなんだ」


翔鶴 「…瑞が付く人にお会いしてきたんですか?」


長門&龍驤 「「」」ピクッ


大和 「…瑞が付く人?瑞が付く人って瑞鶴のこと?」元横須賀鎮守府の瑞鳳が南我原鎮守府に着任してる事を知らない


長門 「…なんだ お前知ってる者か なら話しが早いな」


龍驤 「確かにあの馬鹿には会うたけど何もしてへんで 今日は南提督っちゅう奴に会いに来ただけやからな」


翔鶴 「元提督に?何用で元提督に会いに行ったんですか」


長門 「別になんでもいいだろ それと今南我原の提督がどこにいるか知ってるか?しってるなら教えてもらいたいのだが」


翔鶴 「…いえ、私達も今南我原に行こうとしていたので南我原提督がどこにいるのかは知りません」


大和 「…っえ」


長門 「そうか…なら仕方ないな 行くぞ龍驤」


龍驤 「了解や」


ザー…


長門 「【…お前も瑞鳳に盾突くなら容赦はしないからな】」ボソッ


翔鶴 「その時は受けて立ちましょう」


長門 「…ふっ!」ニヤッ


ザー…



翔鶴 「…」


大和 「…翔鶴さん なぜ嘘をついたんですか?別に教えてもよかったのでは」


翔鶴 「…さぁ、なぜでしょうね なんとなく教えたくなかったんです とくにあの方達には」


大和 「? それとさっき瑞が付く人って言ってましたけど瑞鶴の事じゃないんですか?今ここに居たのに長門さん達眼中ありませんでしたが…」


翔鶴 「あれ?大和さん 南我原鎮守府に瑞鳳が着任してる事知らないんですか?」


大和 「瑞鳳?瑞鳳って…あの元横須賀鎮守府秘書艦瑞鳳ですか」


翔鶴 「はい 元提督が再び提督になる時に初期艦として付けられたのが瑞鳳なんです ご存知なかったんですか?」


大和 「初めて聞きました…でもなぜ元横須賀鎮守府の瑞鳳が元大湊警備府提督の元に?」


翔鶴 「【元横須賀鎮守府提督を救い出すためです】」


大和 「……っえ」


翔鶴 「【現在元横須賀鎮守府提督は反乱軍で動いているのは知っていますよね 上官と元帥は元横須賀鎮守府提督をなんとしてでも助けようとしてるんです】」


翔鶴 「【その為に元提督に協力してもらって助けようとしてるんです 元提督はそのことを知らないみたいですが】」


大和 「ちょ、ちょっと待って!元横須賀鎮守府提督を助け出すってどういうことですか!?殺すんじゃないんですか!?私や他の提督にはそう言われてますが!」


翔鶴 「最悪の場合は殺すみたいですが助けれるなら助けると言ってました 上官や元帥が信用出来ると思った人にしか話してないみたいです」


大和 「…でも、それで瑞鳳と元大湊警備府提督が一緒になるのはどういう意味があるんですか?一緒になってもとくに意味はないと思うんですが」


翔鶴 「ここからは私の推測なんですが【おそらく瑞鳳が元提督に自分の犯した罪を話せるまで信用するのを待っているんじゃないでしょうか】」


大和 「…待ってる?誰がですが」


翔鶴 「上官達です 先ほども言ったように上官達も元横須賀鎮守府提督を助ける事を考えています 元横須賀鎮守府提督を助けるには過去最高提督と呼ばれていた元提督の力が必要と考えているのではないでしょうか」


翔鶴 「だけどそれで元提督が解決しても瑞鳳の為にはなっていない…瑞鳳は自分一人でなんとかしようとしています 他の人なんかに助けを求めようとせず、なんとしてでも元横須賀鎮守府提督を助ける事を自分一人で考えているのに他の方が元横須賀鎮守府提督を殺すか助け出してしまったら瑞鳳は納得しません 永遠に自分の心の中で何も出来なかった自分を恨み続けるでしょう」


大和 「…それじゃ元大湊警備府提督のところに瑞鳳を着任させたのは信用させて元横須賀鎮守府提督を一緒に助け出すためという事ですか?」


翔鶴 「あくまでも私の推測です 本当にこう思ってかはわかりませんが私はそう思っただけです」


大和 「…元横須賀鎮守府提督の艦娘思いを利用してるって事ですよね 悪く言えばですが…」


翔鶴 「そのような考えを思いつくのはどうかと思いますよ いくら貴方が上官の事を信用していないと言っても元帥も同じ考えかも知れません」


大和 「…」


翔鶴 「確かに大和さんが上官を信用出来ないのはわかります 【上官は過去艦娘を何十人も犠牲にしてしまったのですから信用できないのはわかっています】」


翔鶴 「無理に信用しろとは言いません ですが【元提督の義理父にあたる人】を私の前で悪く言うのやめてもらえませんか?」


大和 「…わかりました つい口を悪くしてしまって申し訳ありません 次から気をつけます」


翔鶴 「そうしてくださると助かります」


翔鶴 「それではここでいつまでも立ち話してるのも何ですし、そろそろ南我原鎮守府に行きましょう?」


大和 「そうですね 早く行ってこの二人をペロペ〇したいです!」///ハァハァッ!!


瑞鶴&吹雪 「「」」チーン… 未だに気絶中


翔鶴 「いや、それはやめてくださいね?瑞鶴と吹雪は元提督一筋なんですから…」


大和 「それじゃ元大湊警備府提督と一緒にすればいいということですよね!私3Pはおろかしたことないので緊張します!」///


翔鶴 「なぜそのような考えになるんですか…その以前に元提督は3Pはしませんよ」


大和 「っえ そうなんですか!?」


翔鶴 「はい」


大和 「…o-maiga-…」













南我原鎮守府ー食堂



タッタッタッ…


雷 「あ、戻ってきたわ」 タッタッタッ…


金剛 「お帰りデース 一体誰が来てたデスか?」


瑞鳳 「…」


電 「…? 瑞鳳さん?」


瑞鳳 「…別に、大した人ではなかったですよ」


提督(北) 「…っえ?」


瑞鳳 「すみませんが私は部屋に戻ります 誰か来た時はよろしくお願いします」タッタッタッ…


金剛 「ずっ瑞鳳!?」 タッタッタッ…


雷 「…行っちゃったわね 一体誰が来てたのかしら?」


電 「瑞鳳さんの反応からすると嫌な人が来たみたいな感じだったのです」


金剛 「…一体誰が来てたんデしょう」


提督(北) 「…」


ピンポーン



電 「また誰か来たのです」


雷 「今日はよく来るわね 一体誰かしら」


金剛 「次は私が見てくるデース!」カタッ


提督(北) 「…いや、その必要はないよ」


金剛 「…っえ?」


翔鶴 「なんで一々インターフォンを鳴らすんですか 鳴らす必要ありませんでしたよね」タッタッタッ…


大和 「いいじゃないですか!目に見えてしまったんですから」タッタッタッ…


翔鶴 「…」


瑞鶴&吹雪 「「」」チーン…


金剛 「…これはどういう状況デスか?ブッキーと瑞鶴が大和さんに抱えられてますけど」


電 「死んだ魚のような目をしてるのです…怖いのです」


大和 「おや?東我原鎮守府所属の金剛さんに雷、電じゃありませんか それに北我原鎮守府の提督までなぜここに?」


金剛 「私達は移動が決まって今は南我原の艦娘デース!」


雷 「まぁ私たちは賭けでこっちに来ることになったんだけどね」


大和 「…賭け?」


電 「それよりなぜ大和さんがここに居るのですか?白目を向いた吹雪さん達を抱き抱えて…」


大和 「この二人をペロペr!!」


翔鶴 「違いますよね?」


大和 「ここの提督に会いに来たんです」


提督(北) 「お兄ちゃんに?(今ペロペロって…)」


大和 「はい 元大湊警備府提督がまた提督に戻られたので久々にお会いしたいと思ってきたんです」


金剛 「…元大湊警備府?」


提督(北) 「あれ、知らなかったの?お兄ちゃんは元々大湊警備府提督だよ」


雷 「…昔の大湊警備府の司令官ってたしか過去最高と言われてた人じゃなかったかしら?そんな話を誰からかは忘れたけど聞いたことあるわ」


翔鶴 「そうですよ 元提督は過去最高提督と呼ばれていた方ですよ」


電 「えぇっ!!?そうだったのですか!?」


大和 「はい あの方は紛れもなく正真正銘、過去最高提督と呼ばれていた最高指揮官です」


金剛 「えぇーーっ!!?マジですか!確かに提督は特別単独行動隊をやってた前は提督をやってたと言ってましたがまさか大湊警備府提督だったなんて知らなかったデース!!」


翔鶴 「まぁ元提督も自分から最高提督と呼ばれていたなんて言いませんからね 知らないのは無理ありません」


翔鶴 「それより瑞鳳が見当たりませんがどこ行ったんでしょうか?自分の部屋でしょうか」


提督(北) 「…それがさっき誰か来たみたいで、その誰かまではわからないけど その人を対応して終わってここに戻ってきたらすぐ自分の部屋に行くって言って行っちゃったの」


金剛 「一体誰が来たんでしょうか 凄く嫌な顔してたデース」


大和 「…長門さん達ですね」ヒソヒソ


翔鶴 「そうですね なにを言われたかわかりませんが長門さん達に間違いはありませんね」ヒソヒソ


電 「なにかあったんでしょうか?私ちょっと様子を見てくるのです」カタッ


翔鶴 「いえ、私が見てきますので電はここにいてください」


電 「…そうですか?」


翔鶴 「えぇ それと大和さんにお茶を入れてもらえる?くれぐれも渡すとき 大和さんに近づいちゃダメよ」


雷 「なんで?」


翔鶴 「近づいた瞬間瑞鶴達みたいになるからよ」


瑞鶴&吹雪 「「」」チーン… 未だに抱き抱えられたまま白目を向いてる


大和 「ちょっ!?近づいた瞬間ふたりみたいになるとはどういう事ですか!私はただ二人を抱き締めただけですよ!」


翔鶴 「あなたの場合は抱き締める力が強すぎるんです だから二人は気絶してるんじゃないですか」


大和 「…そんなに強いでしょうか?私的には普通に抱きしめてるつもりなんですが」


翔鶴 「今抱き抱えてるふたりが証拠です なのでもし抱き締めるならもう少し優しくした方がいいかと思います」


大和 「…わかりました 善処します」


翔鶴 「それでは私は瑞鳳の様子を見てきますので電お願いします」タッタッタッ…


電 「はいなのです!」タッタッタッ…


大和 「すいません 急におじゃましてしまって」ヨイショット


金剛 「全然構わないデース!」


金剛 「(でもブッキーと瑞鶴は離さないのネー…)」


雷 「それにしても司令官に会いに来たって言ってたけど何か用事があって来たの?」


大和 「いえ、久々にお会いしたいと思って来ただけです」


金剛 「でも残念ネー 今提督は…」


提督(北) 「…」


大和 「あ、さっき会ってきたのでもうわかっていますよ」



電 「おまたせなのです」タッタッタッ…


ガツッ!!


電 「はわぁっ!!」バタンッ


バシャアッ!!


大和 「…」ポタッポタッ… 熱湯のお茶が頭からかかる(吹雪達にはかかっていない)


金剛 「」( ºロº)


提督(北) 「」( ºロº)


雷 「…いっ電?これはやばいわよ」


電 「はわわわわわ!!ごっゴメンナサイなのです!!?」


大和 「…」スッ…ストンっ


吹雪&瑞鶴 「「」」ドサッ… 床に置かれる



大和 「…」カタッ…タッタッタッ 椅子から立ち上がり電に近づく


電 「はわわわわわわ!!!?」ガクガクブルブル!!!!!!


金剛 「やっ大和落ち着くネ!電もわざとやったわけじゃないから怒るのは止めるネ!」


提督(北) 「そうだよ大和!まして子供相手にみっともないよ!」


大和 「…」ジロッ


電 「あばばばばばばっ!!!!」ガクガクブルブル!!!!!!


雷 「電逃げなさい!!」


大和 「」ニタァ 獲物を狩るような目つきをする


電 「っ!!!!」ゾクッ!!!!!!


雷 「電!!」


大和 「…」ガシッスゥ… 電の脇に手を入れて持ち上げて眺める


電 「ごめんなさいなのですごめんなさいなのですごめんなさいなのですごめんなさいなのです!!!!」ガクガクブルブル!!!!!!


大和 「…」ニヤッ


がばっ!!


大和 「あぁぁあぁあぁぁぁ!!その焦り困り顔かわいすぎぃぃ!!!!」スリスリスリスリッ!!!!!! 胸部分に顔を擦りつける


電 「いやぁぁぁぁ!!?デジャブなのですー!!!!」スリスリスリスリ!!!!!!


大和 「すぅー!!はぁぁぁ…すぅー…はぁぁぁ…!!」///電の臭いを嗅ぐ(胸部分)


電 「いやぁぁっ!!臭い嗅がないでください!嗅いでもいい匂いしないのです!!」


大和 「そんなことありませんよ?電特有の臭いがして最高です!!」///スゥゥゥッッ!!!!!!


電 「変態なのですぅぅぅ!!!!」


金剛 「…」(゚д゚) ワタシハヘンタイデス!ナノデモットニオイヲカガサセテモライマス!!


提督(北) 「…大和さんってこんなキャラだったっけ?もっと凛々しい感じだと思ったんだけど…」 イヤァァァァァ!!!!!!


雷 「(かわいそうに電…これで二回目ね)」(一回目は単独行動隊5の最後辺りを参照ください) ツギハフクノナカヲマサグラセテモライマス!!


電 「いやぁぁぁぁぁ!!!!」モゾモゾ!!!! 服の中に手を入れられてまさぐられてる













瑞鳳の部屋近く通路



翔鶴 「えーっと…瑞鳳の部屋ってどこだったかしら?」タッタッタッ…


翔鶴 「確かこの辺だと思ったんだけど…」タッタッタッ…


翔鶴 「…ここかしら?」タッタッタッ 提督室の隣の部屋の前に立つ


コンコンッ


翔鶴 「瑞鳳 居るかしら?居たら返事をして」


…シーン


翔鶴 「…返事がないわね て事はここじゃないのかしら?」


翔鶴 「(でも誰かが居るような気配はするからここだと思うのだけど…もう少し話しかけてみましょう)」


翔鶴 「瑞鳳 居るんでしょ?いるなら返事をして」コンコンッ



…なんのようですか


翔鶴 「ちょっとあなたとお話がしたいのだけど…」


すみませんが今は誰とも話したくありません 帰ってください


翔鶴 「さっき長門さん達が来て自分の居場所がバレたから落ち込んでるの?」




翔鶴 「…中に入るわね」


ガチャっ…








瑞鳳の部屋



ガチャっ…


翔鶴 「お邪魔するわね」


瑞鳳 「…」ベッドに寝っ転がって背中を向けてる


翔鶴 「…かなり気にしてるようね 長門さん達が来たこと」キィ…パタンッ


瑞鳳 「…別に、翔鶴さんには関係ありません いちいち人のこと気にしないでください」


翔鶴 「そういうわけにはいかないわ 困っている人が近くにいるのにその人を放っておくなんて私にはできないわ」


瑞鳳 「嘘ですね 本当は提督の艦娘だから放っておくことができないのではないですか?放っておいたら提督に何か言われる可能性があるから…」


翔鶴 「三分の一はそうかもしれないわ でも三分の二は私の意志よ」


翔鶴 「私は困っている人を見過ごすような真似は絶対したくないの 助けを求められていなくても困ってる人が居るなら助けるのが普通よ」


瑞鳳 「…」


翔鶴 「何か言われたの?もしくはなにかされたの 一言でいいから教えてもらえないかしら?」


瑞鳳 「…いえ、特に何も言われてませんしされてもいません」


翔鶴 「それではなぜ長門さん達はここへ来たんですか?私は元提督に用があったと聞いたんですが…」


瑞鳳 「私と話した時もそう言ってました 今日は私を殺しに来たわけじゃないと言って提督に用があって来たと聞きました」


翔鶴 「…なぜ元提督に会いに来たのかしら 理由は聞いてる?」


瑞鳳 「いえ、理由は話してくれませんでした 私に話すことはないと言って…」


翔鶴 「(…へんね なんで恨んでる筈の瑞鳳に用はなくて元提督に用があったのかしら?)」


翔鶴 「(この前元提督と一騎打ちして負けたからその仕返しに来た?いや、それはありえない…長門さんはそのような方ではないからその可能性は零に近い それならなぜ?)」


瑞鳳 「…すみません翔鶴さん あなたの元提督にまで被害を受けさせてしまって」


翔鶴 「別にあなたのせいじゃないでしょ 元提督は自分から動いたのだからあなたは悪くないわ」


翔鶴 「例えそれが瑞鳳から助けを求めてたとしても私は怒らない 今まで一人でなんとかしようとしてきたのだから一緒に協力してくれる人が欲しくなってもおかしくないわ」


瑞鳳 「…別に、私は助けなんて……」


翔鶴 「いつまでも我慢してると精神が持たないわよ 今まで平気だったかもしれないけど、いつか精神崩壊を起こすかもしれないわ」


瑞鳳 「…瑞鶴さんの時みたいにですか?」


翔鶴 「っ! 聞いたことあるの?」


瑞鳳 「はい 呉鎮守府提督に捨てられ、言い方悪いですが提督が拾ったと聞きました」


瑞鳳 「そして二日経った時でしたっけ?瑞鶴さんの精神が崩壊したのは」


翔鶴 「えぇ 保護してから次の日までは安定してたのだけど二日目にして精神が崩壊したわ…あの時の瑞鶴は今でも忘れられないわ」


翔鶴 「発狂しながら自分自身に傷を付けたり保護してた部屋に置いてあった机を無残に壊したりして暴れまわっていたわ」


翔鶴 「瑞鳳だって今までは平気だったかもしれないけど今後起きるかもしれないわ」


瑞鳳 「…その言葉、提督からも聞きました」


瑞鳳 「でも駄目なんです 私は他の方に助けを求める権利なんかありません 自分で巻いた種なんですから自分でなんとかしなくてはいけません」


翔鶴 「その巻いた種をどうにかしようと一年以上も考えていたのでしょ?一年考えても思いつかなかったなら他の方にも協力してもらって考えた方が良いと思わない?」


瑞鳳 「…思いません いや、正確には【思いたくありません】」


瑞鳳 「【私のせいで過去協力してくれた憲兵と元舞鶴鎮守府提督は…】」


翔鶴 「【…単独行動隊に入れられたのよね Eランクの大犯罪者に指定されて……】」


瑞鳳 「なのでもう提督に協力してもらおうなんて考えません 昨日のことだってあるのにこれ以上提督に協力してもらおうとしたら今度こそ提督は……」


翔鶴 「…そう、わかったわ どんなに言ってもあなたは変える気ないみたいだから言うだけ無駄のようね」


翔鶴 「あなたがそれでいいなら私は構わないわ 別に私はあなたとそこまで関係があるわけじゃないから強くは言わない」


翔鶴 「邪魔して悪かったわね それじゃ私は出ていくわ 無理にお話してもらってごめんなさい」


瑞鳳 「…いえ、別に構いません」


翔鶴 「…」タッタッタッ…


ガチャっ…



翔鶴 「…一つだけ言っておくわ」


翔鶴 「元提督はあなたがそう言ったとしても必ず助けようとするわ あなたや周りがどんなに言おうが関係なしであなたを助ける…それだけは覚えておきなさい」


瑞鳳 「…」


翔鶴 「…私じゃ力になれなくてごめんなさい それじゃ」タッタッタッ…


パタンっ…



瑞鳳 「…」


瑞鳳 「…別に、翔鶴さんのせいじゃありません 私があんな事をしたから悪いのに翔鶴さんが謝る事なんてないのに…」


瑞鳳 「提督だけじゃなくみんなにまで迷惑をかけて…私はほんと罪深い人です 罪を償えるなら今すぐにでも死にたいです……!」ツツー…


瑞鳳 「でも今死んだとしても罪は消えない…今起きてる事だってなくなるはずがない 私がなんとかしなくちゃいけない…」ポタッポタッ…


瑞鳳 「でも今まで一人で考えてきたけどなに一つ変えることが出来なかった…誰かに協力してもらった方が良いのはわかってる…わかってるけど!」ポタッポタッ…


瑞鳳 「これ以上提督に迷惑をかけるわけにはいきません…これ以上提督に助けを求めたら今度こそ提督は解任されちゃう……」ポタッポタッ…


瑞鳳 「…一体どうすればいいの?私一人じゃどうしようもできない…でも協力してもらうのはだめ…八方塞がりじゃん」ポタッポタッ…


瑞鳳 「…なんか、考えるだけ無駄になってきたな 考えても答えが見つからない…いや、見つけられないなら考えてる意味あるのかな?」ポタッポタッ…


瑞鳳 「あれ?なんで私…泣いてるの?なんでこんなに考えてるの?なんで…」ポタッポタッ… 目が暗くなって思考回路がだんだんと回らなくなってくる


瑞鳳 「…っ! だめ!自分を見失なっちゃダメ!今見失ったら元提督をどうにかする事が出来なくなっちゃう!今は見失っちゃいけない!!」


瑞鳳 「私がやらないで誰が元提督をどうにかするの!?私がどうにかしないと元提督の攻撃はもっと悪化するだけ!私がなんとかしないと…」ポタッポタッ…


瑞鳳 「…私一人でどうにか出来るかな?一年も考えて結果がこれだとどうにか出来る自身がまったくない…」


瑞鳳 「長門さん達にも私の居場所がバレたし…私が殺されるのも時間の問題です その間に元提督をどうにかしないと…!」


瑞鳳 「私一人で…どうにかしないと」




翔鶴 「…危なかったわね もう少しで精神崩壊するとこだったわ」瑞鳳の部屋前で瑞鳳の独り言を聞いている


翔鶴 「やっぱり一人で考えるのも限界のようね これ以上一人で考えさせてたら今度こそ精神崩壊するわ」


翔鶴 「…でも私じゃどうしようもできない 瑞鳳は私のこと信用してない…いや、してるわけないわね 一緒に居たわけじゃないんだからいきなり会って信用しろって言われても信用できるわけないわね」


翔鶴 「…ほんと約立たずね わたし…困ってる人がすぐそこにいるのに助けられないなんて最低ね」


翔鶴 「元提督に知らせた方がいいわね 瑞鳳が元提督に助けを求めるかはわからないけど気づいた時にはもう手遅れな状況だったら元の子もないわ」スッ


翔鶴 「今携帯持ってるかしら?持ってればいいのだけど…」ピッピッピ…


プルルルル…プルルルル…… 携帯を弄ってる時に着信がくる


着信:青葉


翔鶴 「あら?青葉から電話なんて珍しいわね 何かあったのかしら」ピッ


翔鶴 「もしもし?」


青葉 『もしもし翔鶴さんですか?今元提督は近くにいらっしゃいますか』


翔鶴 「いえ、今元提督は…」


青葉 『それなら良かったです ちょっと元提督には話せないことなのでグッドタイミングでした』


翔鶴 「元提督には話せない?」


青葉 『今非常に最悪な状況になってる事が判明したんです このままだと元提督は殺されてしまいます』


翔鶴 「…それはどういうことかしら 一体何があったのか教えてもらえる?」


青葉 『はい 単刀直入に言うと【私達艦娘の中に裏切り者がいます】』


翔鶴 「裏切り者…?いったい誰が裏切り者だと言うの」


青葉 『【長門さんと龍驤さんです】』


翔鶴 「その証拠は?なぜ長門さんと龍驤さんが裏切り者だとわかったの」


青葉 『実は昨日、長門さんが元提督が過去最高指揮官と呼ばれていた事を知っていたのでなぜその事を知ってるのか調べたんです』


青葉 『今の人達は元提督が過去最高指揮官と呼ばれていた事なんて知らない筈な上、今では噂話状態になってるので気になって調べたんです』


翔鶴 「…長門さんが元提督が過去最高指揮官と呼ばれていたことを知ってる?確かにおかしいわね なぜ知ってるのかしら」


青葉 『私は東我原の艦娘なので東北我原まで行って調べるにしても部が悪いので妙高さんに頼んで調べてもらったんです』


翔鶴 「…妙高さんに?」ピクッ


青葉 『翔鶴さん 今は疑わずに信じてください 翔鶴さんが妙高さんのこと良く思ってない事はわかっています』


青葉 『ですが今回は元提督の事が関わってるうえ、今話してるのは妙高さんではなく私ですから信じて聞いてください』


翔鶴 「…わかったわ あなたが話すなら信用するわ」


青葉 『ありがとうございます』


翔鶴 「(妙高さんは私や元提督の事は良く思ってないけど青葉とは仲がいい…と言えるかはわからないけど私達よりかは良く思ってるはず 青葉に調べた事を話したならいくらかは信用できるわね)」


青葉 『妙高さんに調べてもらった結果、昨夜東北我原付近の浜辺で長門さんが電話をしていたそうです しかも人目を気にして話してたそうです』


翔鶴 「その相手は?」


青葉 『【…元横須賀鎮守府提督大将 今で言う反乱軍提督だと言ってました】』


翔鶴 「っ!!」


青葉 『長門さんは元横須賀鎮守府提督と話をしていて元提督の情報を集めるとか捕獲するとかの話しをしていたそうです よりによって元提督をです!』


翔鶴 「…最悪ね よりによって元提督に目を付けられるなんて…万が一、元提督が捕まったら総本部はおろか全ての鎮守府が潰されるわ」


青葉 『その次に龍驤さんにも電話をして協力するよう頼んでたそうです このままだと元横須賀鎮守府に着任してた艦娘全員が裏切り者になってしまいます!そうなれば元提督がいくら強いと言っても大勢に囲まれればやられてしまいます!』


青葉 『元提督が殺られたら私達はもう終わりです!どうにかしたくても全くいい案が思いつきません…どうすればいいでしょうか!!』


翔鶴 「青葉少し落ち着きなさい 慌てすぎよ」


青葉 『だってこのままでは元提督が!!』


翔鶴 「いいから落ち着きなさい 慌ててもいい案なんか思いつかないでしょ?」


青葉 『たったしかにそうですが…』


翔鶴 「…でも本当に困ったわね どうにかしないと元提督どころか私達までやられてしまうわ」


翔鶴 「かと言って私達も下手な動きはできない…私達も動いて長門さん達にバレたりしたら私達は一瞬にして殺されてしまいます」


青葉 『たしかに戦艦相手はちょっとキツいですね しかもそれが長門さんとなるとよけいです』


翔鶴 「最悪な状況ね このままだと元提督は捕まってこの世界は元横須賀鎮守府の提督や深海棲艦に支配される…早めに手を打っとかないといけないわね」


青葉 『ですがなにかいい案はありますか?私もこの事を聞かされた時からずっと考えてるんですがまったくいい案が思いつかなくて…どうしたらいいのでしょうか』


翔鶴 「うーん…」


青葉 『…』


翔鶴 「…ねぇ青葉 ちょっと聞きたいんだけどいいかしら?」


青葉 『なんでしょうか?』


翔鶴 「長門さんって結構周りを気にする方かしら?」


青葉 『っえ なぜそのような事を今聞くんですか?』


翔鶴 「いいから教えて 長門さんは周りを気にする方かしら?」


青葉 『…わかりました 少々お待ちください』パサッ メモ帳を開く


翔鶴 「…」 エーット…ア、アリマシタアリマシタ


青葉 『…そうですね 長門さんは結構周りを気にするタイプですね 私の情報が正しければですが』


翔鶴 「…そう ならまだ安心かもしれないわ」


青葉 『…っえ?』


翔鶴 「周りを気にするタイプは隠れながら行動する時バレないようにする事を特化するわ バレないようにするなら仲間をそこまで作らないはず…私の推測が当たっていればね」


青葉 『…なるほど たしかに仲間が多すぎるとかえって目立ってしまいバレる恐れがありますからね』


翔鶴 「そういうことよ だからさっき龍驤にも協力するよう頼んでたという事も長門と二人で行動する可能性が高いと思うの 今のところわね」


青葉 『…てことは、今は元横須賀鎮守府の艦娘全員が攻めてくることはないと言う事ですね』


翔鶴 「さっきから言ってるけど私の推測が当たっていればね それと長門さんと龍驤さん要警戒した方がいいわね」


青葉 『そうですね あの二人が元横須賀鎮守府提督に協力してるなら要警戒しておいた方がいいですね』


翔鶴 「元提督の情報もこれ以上知られるわけにはいかないわ でも今は私達元提督の鎮守府の艦娘じゃないからずっと見ることは出来ない」


青葉 『かと言って元提督に教えるわけにはいきませんからね 艦娘の中に裏切り者がいるなんて言ったら激怒しますから…』


翔鶴 「艦娘を疑うような事は絶対しないよう元提督に言われてるものね 私達が嘘を言ってないとわかっていても…」


青葉 『…たしか元提督の鎮守府には吹雪が居ましたよね 吹雪にこの事を伝えて協力してもらったらどうでしょうか?』


翔鶴 「そうね 吹雪なら元提督の事見てくれると思うけど、万が一長門さんや龍驤さんと戦闘になるようなことがあったら…」


青葉 『さすがに吹雪でも負けてしまいますね 相手があの二人では相性が悪すぎます』


青葉 『協力してもらうなら戦艦級も欲しいですね 金剛さんにも協力してもらうのはどうでしょうか?』


翔鶴 「金剛さんは過去元提督の艦娘じゃないからわたし的にはちょっと…」


青葉 『…信用出来ないと?』


翔鶴 「そういうわけじゃないわ ただ出来れば元提督の元に付いてた艦娘の方が良いというか…」


青葉 『まぁたしかにそれはわかります でも金剛さん以外戦艦は居ないんですから金剛さんに頼むしか…』


翔鶴 「吹雪の話しだと今日扶桑さんと山城さん、時雨と夕立が着任してくるみたい」


青葉 『っえ 扶桑さん達がですか?確か扶桑さん達は佐世保鎮守府に着任してませんでしたっけ』


翔鶴 「そこの提督がセクハラ容疑で昨日捕まって着任してた艦娘に移動が決まったのよ」


青葉 『…とうとう捕まったんですかあの変態提督 いつか捕まるとは思ってましたがやっと捕まったみたいですね』


青葉 『それで扶桑さん達が着任してくるということですね』


翔鶴 「そういうことよ だから金剛さんではなく扶桑さん達に協力してもらおうと思ったのだけど」


青葉 『いいと思います 元提督の元に付いてた艦娘でしたらかなりの実力者なので、…言い方悪いですが金剛さんより、その…』


翔鶴 「言いたいことはわかるわ でもこれなら元提督の事はいくらかは安全ね」


青葉 『そうですね …ですが、一つ心配があるのですが』


翔鶴 「人数が多すぎてバレないかどうかかしら?」


青葉 『…さすがです 正にその通りです』


青葉 『人数が多すぎると気づかれる恐れがあると思うのですが大丈夫でしょうか?もし気づかれたら扶桑さん達が危ない目に遭ってしまわれる可能性が…』


翔鶴 「青葉 【扶桑さん、山城さんは私達一軍の中で最強航空戦艦なのよ?】いくら相手が長門さんでもそんな簡単にやられるはずがないわ」


青葉 『…それもそうですね 扶桑さん達は私達と一緒で一軍の最強航空戦艦だからきっと平気ですよね!』


翔鶴 「えぇ だから心配する事はないわ それじゃ扶桑さん達が着任してきたら私から話しておくわ」


青葉 『わかりました それでは翔鶴さんお互い気をつけて元提督を守っていきましょう!』


翔鶴 「えぇ お互いにね」


ブツっ…


翔鶴 「…」スッ… 携帯をしまう


翔鶴 「…大変なことになったわね 青葉には心配することはないと言ったけど本当に大丈夫かしら ものすごく心配だわ」


翔鶴 「…いや、きっと大丈夫よね 余計な心配事をするとろくなことないわ 考えるのをやめましょう」


翔鶴 「とりあえず元提督に瑞鳳の事だけでも話しておけないと」スッ 再び携帯を出す


翔鶴 「…ここじゃまずいわね 場所を変えましょう」←いまさら


タッタッタッ…


ガチャっ


瑞鳳 「…」













一方提督の方は…



nightの独房



提督 「うーん…もう一枚」 ブラックジャックして遊んでる


night 「ほい」ピッ…


提督 「…BURST しかも最悪なKだよ…」


night 「お前の負けだな」


提督 「んー…どうもブラックジャックは苦手だな?ポーカーなら得意なんだけど」


night 「お前とポーカーやったら勝負になんねぇよ…初っ端からロイヤルストレートフラッシュなんて普通引けねぇよ」


提督 「そんな事言われても揃っちまったんだから仕方ないだろ」


night 「その次にファイブカード、その次はストレートフラッシュとかありえないからな」


提督 「でもカード配ってたのはお前だからイカサマなんか出来ないぞ」


night 「たしかに…」


単独行動隊管理者憲兵 「あの…平然とカードゲームするのやめてもらえませんか?いくら暇だからと言っても…」


提督 「いいじゃないか本気で暇すぎてやる事がないんだからこれくらいいいだろ?」


単独行動隊管理者憲兵 「いやよくないんですが…てか、そのトランプどこから出したんですか?」


night 「俺が隠し持ってた 別に凶器になるわけでもねぇしいいだろ?」


単独行動隊管理者憲兵 「いや凶器にならなくても駄目なんですが…」


night 「固いなぁ これぐらいいいじゃないか?そんな細かいと女に好かれないぞ」


単独行動隊管理者憲兵 「…」


提督 「憲兵もどうだ?一緒にやらないか」


単独行動隊管理者憲兵 「誘わないでくださいよ…一緒に遊んだら自分怒られますよ」


提督 「…それもそうだな?それなら仕方ない night、次はページワンやるぞ」


night 「二人でか?」


提督 「あぁ 二人でも面白くなるだろ」


単独行動隊管理者憲兵 「(この人達いい加減やめてくれないかな…本気でやめてくれないと自分が怒られる でも相手は元大湊警備府提督だから強くは言えない…一体どうすれば)」


プルルルル…プルルルル…


提督 「っん?電話か 一体誰からだ」スッ


着信:翔鶴


提督 「翔鶴か 憲兵、ちょっと通話していいか?」プルルルル…


単独行動隊管理者憲兵 「許可します」


提督 「すまんnight ちょっと電話する」ピッ


night 「わかった」


提督 「もしもし」


翔鶴 『もしもし元提督ですか?今単独行動隊管理所にいらっしゃるのに電話して申し訳ありません』


提督 「吹雪から話聞いたのか それでどうした 瑞鶴が暴れて手つけられなくなったか?」


翔鶴 『いえ、瑞鶴は私がなんとか抑えることが出来ました』


提督 「それじゃ他に何かあったのか?お前がただ話がしたい為に電話してくるとは思えないんだが」


翔鶴 『…』


提督 「…翔鶴?」


翔鶴 『…元提督 今から話すことを落ち着いて聞いてくださいね』


翔鶴 『今先程瑞鳳が精神崩壊する一歩手前まで落ちかけていました』


提督 「っ!!」ピクッ


night 「?」南提督の雰囲気が変わった事に気づく


提督 「…それはどういうことだ?一体何があった 詳しく教えてくれ」


翔鶴 『わかっています 今からご説明致します』


翔鶴 『先程、南我原に長門さんと龍驤さんが元提督に用があったらしく来ていました』


提督 「長門達が!?瑞鳳はっ瑞鳳は無事なのか!!」


翔鶴 『大丈夫です 今回は揉め事をしに来たわけではなく元提督に用がある事を優先して来てたみたいです』


提督 「…そうか、なら良かった 瑞鳳が無事ならいい」フゥ…


提督 「それで今瑞鳳はどうしてる 今は平気なのか?」


翔鶴 『今のところは大丈夫そうです 瑞鳳はご自分の部屋で篭っています』


提督 「…やっぱり長門達が来た事を気にしてるのか 昨日俺が長門と瑞鳳の話しをしたばかりに……」


翔鶴 『自分を責めないでください元提督 今も恨んでいるか確かめる為には直接本人から聞かなければわからなかったんですから仕方ありません』


提督 「だとしてもだ 俺が話したせいで瑞鳳の居場所は特定されちまったんだ」


提督 「そりゃあそうだよな…瑞鳳とまったく関係ない奴、まして提督である俺が瑞鳳の話しをしたらそいつの鎮守府に着任してるんじゃないかと予測されちまうよ」


提督 「もっと遠まわしに聞くんだった 失敗したな…」


翔鶴 『元提督…』


提督 「それで長門達は俺に用があってきたと言ってたがなんのようで来たんだ?」


翔鶴 『そっそれは…』


提督 「…? どうした?はやく教えてくれないか」


翔鶴 『…申し訳ありません 何用で来たのか聞いたんですが教えてもらえなかったのでわからないんです』


提督 「…っえ 聞いてないのか?」


翔鶴 『はい 申し訳ありません』


提督 「(じゃあなんで一瞬戸惑ったんだ?理由を知らなかったら戸惑う必要ないよな)」


提督 「(…なにかあったのか?もしかして長門達に脅されるような事言われたのか?だとしたらこのまま放っておくわけにはいかない!)」


翔鶴 『至急知らせたかった事は以上です 急に電話してしまって申し訳ありません それでは…』


提督 「まて翔鶴 今なんで間を開けた?本当に知らないなら間をあける必要なかったよな」


提督 「何かあったのか 長門達に脅されたのか?」


翔鶴 『…いえ、脅された訳ではありません ただ……』


提督 「ただ…なんだ?」


翔鶴 『…すみません やっぱりなんでもありません』


提督 「…話せないのか?」


翔鶴 『…』


提督 「…わかった 脅されてるわけじゃないなら無理に聞こうとはしない」


提督 「だけど、もうどうしようも出来ないと思った時は俺に相談してくれ いいな」


翔鶴 『わかりました 心配させて申し訳ありません それでは』


ブツっ…


提督 「…」スッ…


night 「…元横須賀鎮守府の長門達に目付けられたのか?」


提督 「なんで目付けられるんだよ なにか俺に用があって来たと言ってたけど何のようだったかはわからないと言ってたよ」


night 「…」


単独行動隊管理者憲兵 「…」


提督 「さて、ゲーム再開しようぜ?night 配ってくれ」


night 「…a meverick 昨日も言ったがこれ以上瑞鳳に関わらない方がいい 今すぐ手放せ」


提督 「お前には関係ないだろ 俺がなにしようが勝手だろ」


night 「お前死ぬぞ?さっき長門達が来て瑞鳳が無事だったかを聞いてたって事は長門達が瑞鳳の事を良く思ってない事知ってるんだろ」


提督 「…知ってるけどそれが?」


night 「ならなおさら手を引け これ以上瑞鳳と関わったらお前殺されるぞ」


提督 「…なんだ じゃあお前は俺に瑞鳳を見捨てろと言うのか?」


night 「…そうだと言ったら?」


提督 「笑えない冗談だな そんなバカみたいな冗談言うのも大概にしろ」


night 「…冗談で言ってなかったら」


提督 「」ガシッ!!


night 「…」南提督に胸ぐらを掴まれて持ち上げられる


単独行動隊管理者憲兵 「ちょっ!?南我原提督さん!?ここで暴力は…!!」アワワワ


提督 「いい加減にしろよ?night 俺は艦娘を見捨てるような真似は絶対しねぇし、艦娘を助ける為なら自分の身がどうなろうが関係ない」


提督 「殺された時は自分がまだ未熟者だったと言うだけの話でお前には関係ない事だろ」


night 「友を残して死ぬのか?お前に好意を持ってる艦娘の事を放って置いて死ぬのか?お前はそんな薄情な奴だったのか」


提督 「…」


night 「お前の言ってることはわからなくはない 艦娘を絶対見捨てない上に困っていたら必ず助けると思う気持ちは凄くわかる…だけど、それで自分を犠牲にしてまで助けるのはおかしいと思う」


night 「お前はそれでいいかもしれないけど助けられた側からしたらいい迷惑だ 自分のせいであの人は死んでしまったと思っちまうからな」


night 「せっかく助けたのに今度は罪悪感を背負いながら生きていくことになるから振り出しに戻っちまう そうなったら助けた意味がないだろ」


提督 「…確かにそうだな せっかく助けたのに罪悪感を背負わせることになったら意味がないな」


提督 「だけど俺は死ぬ気でやるだけで誰も死ぬとは言ってないからな そこんとこ理解してたか?」


night 「…」


提督 「お前がなんと言おうが俺は瑞鳳を見捨てない 過去になにがあったか知らないけど俺には知ったこっちゃない 困ってるんだから助けるまでだ」


night 「…なに言っても無駄のようだな」


提督 「無駄だな どんなに言われようが何言われようが俺の考えは変わらない 一度助けると決めたら解決するまで助け続ける」


提督 「それがどんな艦娘でもな!」


night 「お前らしい考えだな?わかった お前が死なないでくれるなら俺は何も言わない 瑞鳳と関わってたら本気で危険だがそれでも生き続けてくれるならそれでいい」


提督 「俺は死ぬ気なんてねぇよ 死ぬ気で守るだけであって自分が死ぬような事はしないから安心しろ」スッ… 胸ぐらを離す


night 「ならいい それじゃゲームの続きでもするか?」


提督 「そうだな 胸ぐら掴んで悪かったな」


night 「別に気にしてない 配るぞ」



単独行動隊管理者憲兵 「…」 イカサマスルナヨ?


単独行動隊管理者憲兵 「(良かった…なんとか和解しあってくれた)」 ページワンデイカサマシテモイミナイダロ


単独行動隊管理者憲兵 「(もしこの二人が喧嘩でもしたら洒落にならない…ここにいる憲兵達全員で取り押さえようとしても絶対取り押さえることができないです…)」 タシカニ














お昼過ぎー南我原鎮守府食堂(吹雪と翔鶴以外自室に戻っている)



吹雪 「…なるほど、先ほど長門さん達が…」気絶から目覚めて先ほど起きてたことを翔鶴に伝えられている


翔鶴 「なのでまた長門さん達が来たら要警戒して欲しいんです これ以上提督の情報を元横須賀鎮守府提督に流れたら大変なことになってしまいます」


吹雪 「たしかにまずいですね これ以上提督のことを知られてしまいますと捕獲作戦が行われたとき行動が読まれていたらすぐ捕まってしまいます どうにかしないといけませんね」


翔鶴 「かと言って元提督に話すわけにはいきませんからね 艦娘を疑うような事はしないよう言われてるから…」


吹雪 「そうですね となると提督にバレないように警戒しなくてはいけませんからかなり骨が折れますね…」ウーン…


翔鶴 「元提督はそういうことに関しては結構鋭いから大変ね」


吹雪&翔鶴 「「うーん…」」



…ピンポーン


吹雪 「っん?誰か来たみたいですね 今度は一体誰でしょうか」


翔鶴 「今度こそ扶桑さん達じゃないでしょうか?もうお昼過ぎましたしそろそろ来てもいいかと」


吹雪 「…念のため一緒に来てもらえませんか?またよからぬ人だった場合、私だけでは心配なので」カタッ


翔鶴 「わかったわ 行きましょう」カタッ


タッタッタッ…








南我原鎮守府ー出入口前



扶桑 「うーん…なかなか来ないわね いないのかしら」


山城 「お姉様 まだ鳴らしてそんなに時間経ってませんが…」


時雨 「きっとこっちに向かって来てるんだよ だからもう少し待とう?」


夕立 「早く誰か来て欲しいっぽーい!」


扶桑 「っ! 誰か来たみたいね」



ガチャッ


吹雪 「お待たせしました お久し振りです扶桑さん、山城さん、時雨さん、夕立さん」


翔鶴 「お久し振りですみなさん」


扶桑 「あれ 翔鶴さんも南我原に着任してたんですか?」


翔鶴 「いえ、今日はこちらに遊びに来てるだけですよ」


山城 「てことは瑞鶴さんも遊びに来てるんですか?」


翔鶴 「もちろん!今の私の提督も一緒に遊びに来ています」


時雨 「北提督さんが?なんでまた」


吹雪 「提督の義理妹らしいです」


夕立 「元提督の!?元提督妹居たっぽいの!?」


翔鶴 「義理妹ですよ 本当の妹じゃないわ」


扶桑 「…それで、今元提督は……?」


吹雪 「…」


翔鶴 「…」


山城 「…やはり、捕まったんですか 私のせいで元提督は…」


時雨 「…でっでも!元提督は今日一日だけ監禁しておくって上官が言ってたよ?前科持ちにはならないから安心しろって聞いたよね!」


山城 「前科に残らなくても捕まったのは私のせいです…私が元提督に助けてもらわなければ」


扶桑 「いいえ、私のせいだわ 私が元提督に助けてもらわなければ今頃元提督は…」


翔鶴 「二人ともいい加減にしなさい 提督はあなた達のことを思って捕まったのでしょ?その思いを踏みにじる気かしら」


山城 「…ですが」


吹雪 「ですがじゃありません 提督は言ってましたよね?『助けて俺の身に何かあったとしても気にするな 気にされても返って迷惑だからな』と」


扶桑 「たしかに言ってましたが…」


翔鶴 「だから気にする必要なんてないんですよ 逆に気にしてたら返って元提督に迷惑をかけてしまうます」


吹雪 「それでも気にするのでしたら明日提督が帰ってきたときに謝ればいいじゃないですか 多分怒られると思いますが」


翔鶴 「多分怒られるわね『別にお前らの為にやったわけじゃない あの提督が犯罪行為をしてたからやったまでだ』とか言って多少怒りそうですね」


吹雪 「凄くありえそうです」






提督 「ふぇっくしょい!」ブシューッ!!


night 「どうした 風邪か?」南提督と真剣衰弱をしてる


提督 「…多分翔鶴と吹雪が俺の噂してるんだと思う」


night 「なんでわかるんだよ…」


提督 「なんとなくだよ それより続きはじめるぞ」


night 「わかった」


単独行動隊管理者憲兵 「…」南提督達がカードゲームしてるのを見てる …エースカ ドコニアッタッケナ?


単独行動隊管理者憲兵 「(いい加減やめてくれないかな 本気で怒られる…)」 …チガッタカ







吹雪 「へくしっ!」クチュンッ


翔鶴 「くしゅんっ!」プシュッ


時雨 「だいじょうぶ?二人とも」


吹雪 「…提督に噂返しされましたね」


翔鶴 「ですね…」


夕立 「なんでわかるっぽい!?」


吹雪 「なんとなくです そんな感じがしただけです」


翔鶴 「同じくなんとなくよ」


全員 「「(なんでこの人達わかるんだろう…普通わからないよね(っぽい))」」


吹雪 「まぁそれはともかく、ここで立ち話も何ですから食堂に行きましょう 座って話した方が楽です」


翔鶴 「そうね 中に入って椅子に腰掛けましょうか」


扶桑 「…わかりました 中に入って腰掛けさせてもらいます」


吹雪 「それでは行きましょう」


山城 「はい」


タッタッタッ…













一方瑞鶴達は…



提督の部屋



大和 「ふおぉぉぉぉぉっ!!!!」///スゥゥゥッ!!!!ハァァ…スゥゥゥッ!!!!ハァァ…


電 「いやぁぁぁぁぁ!!もういい加減にして欲しいのですぅっ!!!!」ジタバタジタバタ!!!!


大和 「はぁ!はぁ!電可愛すぎぃぃぃ!!!!」///スリスリスリスリ!!!!


提督(北) 「…」 モウペロペロシタイデス!!カラダジュウナメマワシテモイイデスカ!?


瑞鶴 「…大和さん凄い事になってるわね」 ダッダメナノデス!イイカゲンハナシテホシイノデス!!


提督(北) 「ほんとだね…」 ソンナコトイワナイデペロペロサセテクダサイヨォ!?


電 「いやぁぁぁぁぁ!!!!」スリスリスリスリ!!!!!!













食堂



扶桑 「…長門さん達が裏切り者…それは本当なんですか?」


翔鶴 「えぇ まず間違いないと思います こういう事に関しての青葉の情報は信用できるわ」


山城 「でも青葉さんは妙高に聞いたんですよね?青葉さんの話しならともかく妙高から聞いた事となると…」


時雨 「ちょっと疑うよね」


夕立 「私もそう思うっぽい」


翔鶴 「でも妙高さんは現在東北我原鎮守府の艦娘で長門さんとは仲良くやっているようですよ?その仲良くしてる艦娘を使ってまで元提督を悪いようにするでしょうか」


扶桑 「…妙高さんならやりかねないと思います」


山城 「同じくやりかねないと思うわ」


時雨 「…」


夕立 「…」


吹雪 「…まぁ疑うのも無理ありませんね 妙高さんは過去に艦娘を殺そうとしたので皆さんが疑う気持ちはわかります」


翔鶴 「でも今回は青葉から聞いたから信じてもらえないかしら 直接妙高さんから聞いたなら話は別だけど青葉からなら信用できるでしょ?」


扶桑 「…まぁ、青葉からなら信用出来るけど」


吹雪 「それなら信用してもらえないでしょうか 信用してもらえないと話しが進まないので…」


山城 「…わかりました 妙高さんから聞いたというのは一旦置いておきましょう」


時雨 「そうだね」


夕立 「ぽいっ」


翔鶴 「ありがとうございます それでは話を進めましょう」


翔鶴 「おそらく長門さん達は元提督の情報を集めにまた来ると思います なのでまた来たときに吹雪さんと一緒に見張って欲しいんです」


吹雪 「もちろん提督にバレないよう見張らなければいけません 提督は艦娘を疑うような真似を絶対しないよう言ってましたから、もしバレたら面倒なことになってしまいます」


扶桑 「…それはいいのだけど、見張ると言ってもどのように見張ればいいんでしょうか?」


翔鶴 「簡単です【長門さん達が来たら元提督の近くに居てくれればいいです】」


山城 「近くにいるだけですか?」


翔鶴 「はい おそらくですが元提督の近くに誰かいれば聞いてこないと思うんです」


時雨 「その根拠は?」


吹雪 「調べてる時に誰か居ると疑われる可能性があるからです」


吹雪 「元提督は艦娘を疑うような事はしないので無警戒のまま自分の情報をペラペラ話すと思います…ですが、誰かがいたりすると『なぜそんなに提督のことを聞くのか?』と思います」


吹雪 「特に私達ならそう思ってもおかしくないと思います」


夕立 「…それは同意かも」


時雨 「確かに…僕ならこの人提督に気があるのかと思っちゃうよ」


翔鶴 「なので長門さん達が来た時ときできるだけ元提督の傍にいて欲しいんです お願いできるでしょうか?」


扶桑 「わかりました この航空戦艦扶桑命を懸けて提督をお守りします!」


山城 「私も守るわ!お姉様がして私がしないわけにはいかないわ 必ず提督を守ります!」


時雨 「僕も出来る限りはするよ 駆逐艦だから戦闘関係は得意としないけど傍にいるぐらいならできるからね?」


夕立 「私は駆逐艦の中でも火力ある方だから戦闘になっても平気っぽいかも!」


翔鶴 「無理はしないでくださいね」


吹雪 「これで提督の事は大丈夫そうですね」


翔鶴 「そうね あとの問題は瑞鳳の事ね…」


吹雪 「…私達でどうにかできるでしょうか?流石に瑞鳳の事は私達ではどうにもできないような気がするんですが…」


翔鶴 「そうね 瑞鳳は誰にも助けを求めず一人で解決しようとする癖を持ってるものね 私達じゃどうにもならないわ」


翔鶴 「でもそれで放っておく事はできない なんとしてでも瑞鳳も助けないといけないわ」


吹雪 「先程精神崩壊しかけていたとなると放っておくことはできませんからね…近いうちにまた起きるかも知れません」


翔鶴 「…どうしたものかしら」


吹雪 「うーん…」


扶桑 「…今のところはいい案が思い浮かびませんね」


翔鶴 「…そうですね 全くと言っていいほど思いつきませんね」


吹雪 「やはり瑞鳳の事は提督に任せておいた方がいいのでしょうか 無理に助けようとしても返って迷惑なので…」


翔鶴 「…その方が良さそうね 万が一、瑞鳳がまた精神崩壊しかけたら私達がなんとかするとして基本的には元提督に任せておくしかなさそうね」


山城 「ですね」



金剛 「HEY!皆サーん!今からティータイムするデース!紅茶飲みたい人は手を上げるネー!」


全員 「「…」」


金剛 「oh!お客さんが来てましたか?これはsorryね 出直すネー」タッタッタッ…


吹雪 「あ、待ってください金剛さん この方達はお客さんではありません」


金剛 「howattu?お客さんではないデスか」


翔鶴 「今日から南我原鎮守府に着任する方達よ」


扶桑 「戦艦扶桑です 今日からよろしくお願いします」


山城 「妹の方の戦艦山城です」


時雨 「僕は時雨 よろしくね金剛さん」


夕立 「夕立っぽいかも!よろしくっぽい!」


金剛 「oh!さっきブッキーが言ってた人達はこの方達だったですか」


金剛 「それにしても一気に増えたネー!これから楽しくなりそうデース!」


吹雪 「そうですね」


扶桑 「…吹雪さん 金剛さんに瑞鳳の事って話してあるんですか?」ヒソヒソ


吹雪 「いえ、金剛さんだけではなくここに着任してる雷、電にも話してないです」ヒソヒソ


扶桑 「なぜ話さないんですか?」


吹雪 「顔見知りの方のほうがいいかと思って話してません」


金剛 「? なにコソコソ話してるデスか?」


吹雪 「いえ、なんでもありませんよ」


翔鶴 「それより金剛さん 今からティータイムにすると言ってましたが私達も参加してよろしいんですか?」


金剛 「もちろんデース!人数が多い方が盛り上がるネー!」


吹雪 「それでは他の皆さんも呼んできますね」カタッ


翔鶴 「私も皆を呼んでくるわ」タッタッタッ…


金剛 「お願いするネー!」


扶桑 「金剛さん 私も紅茶の準備手伝います」


山城 「私も手伝います!なにを手伝えばいいですか?」


金剛 「大丈夫デース!私がやるので皆さんは座って待っててくだサーイ!」タッタッタッ…


扶桑 「…そうですか?わかりました」


山城 「ひとりで大丈夫でしょうか?かなりの量を作ることになりますが」 フンフフーンデース!


時雨 「そうだよね 大丈夫かな」 ヤッパリコウチャニハクッキーガカカセナイネー!


夕立 「ぽーい…」 レッツクッキング!













通路ー瑞鳳の部屋近く(瑞鳳以外呼びかけてティータイムする事を伝え終わる)



吹雪 「後は瑞鳳だけですね 今部屋にいるでしょうか」タッタッタッ…


翔鶴 「多分部屋にいると思うわ さっきも長門さん達が来てからずっと部屋の中に籠ってたみたいだからおそらくいるわ」


吹雪 「…精神崩壊してなければいいんですが」


翔鶴 「…」



吹雪 「…っと 着きました」タタッ


吹雪 「吹雪です 瑞鳳いらっしゃいますか」コンコンッ


シーン…


吹雪 「…あれ?返事がありませんね 居ないんでしょうか」


翔鶴 「…いや、気配を感じるのでおそらく居ると思います」


翔鶴 「瑞鳳 いるなら返事をして?」コンコンッ


シーン…


吹雪 「…返事がありませんね」


翔鶴 「…入るわよ」ガチャッ







瑞鳳の部屋



ガチャッ


翔鶴 「邪魔するわね」


吹雪 「失礼します」



瑞鳳 「…」ベッドの上に体育座りしてじっとしてる


翔鶴 「…いるなら返事ぐらいしてほしいわ」


瑞鳳 「…何の用ですか?今誰とも話したくありません」


瑞鳳 「とくに翔鶴さんとは話したくありません」


翔鶴 「なんで!?」Σ(゚д゚;)ガーン!!


吹雪 「…なにかしたんですか?翔鶴さん」


翔鶴 「いやとくになにかした記憶はないんですが…」


瑞鳳 「…出て行ってもらえませんか?今は誰とも話したくありません」


吹雪 「そんな事言わないでください 今金剛さんが皆を集めてティータイムしてるんです 瑞鳳もどうで…」


瑞鳳 「聞いてませんでしたか?今は誰とも話したくありません」


吹雪 「最後まで言わせてくださいよ…」


瑞鳳 「とにかく出てってください 今は一人でいたいんです」


翔鶴 「そういうわけにはいかないわ あなた一人だけ仲間はずれにするわけにはいかないわ」


吹雪 「そうですよ 一人だけ来なかったら皆さん心配するじゃないですか」


瑞鳳 「私の事は気にせずお茶を飲んでください 私は寝てるとでも言っといてくださればみなさんも納得する筈です」


吹雪 「いや確かにそうかもしれませんが…」


翔鶴 「…瑞鳳 また何か悩んでいるの?もしそうなら話して…」


瑞鳳 「うるさいんですよ!!黙って出てってください!!」


翔鶴&吹雪 「「っ!!」」ビクッ!!


瑞鳳 「今は誰とも話したくありませんし誰とも会いたくありません!それに私が悩んでいようとあなた達には関係ないことです!」


瑞鳳 「関係ない人達が首を突っ込んでくる必要ありません!もう私の事は放っておいてください!」


吹雪 「…瑞鳳……」


翔鶴 「…吹雪 これは出直した方がいいわ 今は荒れてるから落ち着いた頃また来ましょう」


吹雪 「…わかりました」


翔鶴 「それじゃ私達は食堂で紅茶を飲んでるわね もし来たくなったら遠慮せずに来ていいのよ」


瑞鳳 「…」


吹雪 「…また来ますのでその時までには気を落ち着かせといてくださいね」


瑞鳳 「…」


翔鶴 「お邪魔したわ」ガチャッ


吹雪 「失礼します」タッタッタッ…


パタンっ…


瑞鳳 「…」


瑞鳳 「…ごめんなさい 翔鶴さん…吹雪…怒鳴る気なんてなかったんです…ほんとに、ごめんなさい」


瑞鳳 「翔鶴さん達はなにも悪くないのに…私の心配をしてくれたのに、それなのに私は……」ツツー…


瑞鳳 「…でも、仕方ないんです これ以上私と関わらないようにするにはこうするしかないんです 私と関わっていたら次は翔鶴さん達まで巻き込んでしまいます…」ポタッポタッ…


瑞鳳 「長門さん達の裏切りは私がなんとかしなくてはいきません 私がやらなければ…他の皆さんが危険な目に遭ってしまいます 私一人でなんとかしなければ…」ポタッポタッ…


瑞鳳 「私と関わってるせいで提督は目をつけられた…これ以上他の方まで目をつけられるわけにはいきません 私だけでなんとか長門さん達をとめなければ!」ググッ!!


瑞鳳 「…でも私一人でどうにか出来るかな?」


瑞鳳 「相手はあの長門さん…過去元横須賀鎮守府の戦艦エースと呼ばれていた方…軽空母の私がどう足掻いても勝てるはずがない」


瑞鳳 「龍驤さんならまだどうにかなるかもしれませんが…どうすればいいのかな?」ポタッポタッ…


瑞鳳 「元提督も助けないといけないのに長門さんもどうにかしなければいけない…こんなの一人じゃ無理だよ……」ポタッポタッ…


瑞鳳 「…でも他の方に協力してもらうのはいけない そんな事したら協力してもらった人まで巻き込んじゃう…でも……」ポタッポタッ…


瑞鳳 「誰か、誰でもいいので…少しでもいいので……」ポタッポタッ…


瑞鳳 「【私を…助けてよ…】」ポタッポタッ…


瑞鳳 「うぅ…ぐすっ…」ポタッポタッ…








翔鶴 「…そろそろ一人で悩ましてるのは限界ね」瑞鳳の部屋の前で耳をすませて聞いている


吹雪 「そろそろではなく既に限界を超えてるかと思います」


翔鶴 「…そうね 逆によくここまで一人で考えていられたわね 普通なら考え過ぎて狂っちゃうわ」


吹雪 「…どうしますか 無理にでも私達も協力すると言って落ち着かせますか?」


翔鶴 「そんなことしても意味ないわ 一人でどうにかするって言われるのが見えてるわ」


吹雪 「ではどうすれば…」


翔鶴 「…あまり時間かけれないけど元提督に任せた方がいいわね 私達じゃどうしようもできないわ」


吹雪 「でも瑞鳳は私達に助けを求めなかったのに提督に助けを求めるでしょうか?」


翔鶴 「おそらく求めないと思うわ…でも、元提督ならなんとかしてくれるかもしれない」


吹雪 「…その根拠は?」


翔鶴 「なんとなくよ 人任せになっちゃうけど元提督ならなんとかできるんじゃないかと思っただけよ」


吹雪 「…なんとかいけばいいですが」


翔鶴 「とにかく今は時間を置きましょう 落ち着いた時にまた瑞鳳と話しましょ」


吹雪 「そうですね それでは食堂に行きましょう」


タッタッタッ…













一方単独行動隊管理所では…



nightの独房



提督 「ロン!国士無双!」バンッ 麻雀で遊んでる


night 「うわっまじかよ!しかも十三面待ちとかありえねぇだろ!?」


提督 「いやぁ?なんか十三枚揃った待ってよ?」

( ´・∀・ )ハハッ


night 「ちくしょう!もう一回だ!」


提督 「望むところ!」


単独行動隊管理者憲兵 「望むところじゃありませんよ!あなた達いい加減にしてください!てかその麻雀牌はどこから持ってきたんですか!?」


night 「俺が隠し持ってた!」

(`・ω・´)bグッ!


単独行動隊管理者憲兵 「(`・ω・´)bグッ!っじゃありませんよ!てか一体どこに隠してたんですか」


nightの独房は約畳六畳分の部屋に布団と机、トイレの個室しかない(週に三回憲兵達が怪しいものがないか点検してる)


night 「それは秘密だ」ニヤッ


単独行動隊管理者憲兵 「(次の点検の時満遍なくやろう 絶対見つけてやる!)」イラッ


提督 「いいじゃないか 本当に暇でやることがないんだよ 憲兵もどうだ?」


単独行動隊管理者憲兵 「だから自分はやらないと言ってるではありませんか!一緒にやったら怒られますよ!」


提督 「いいだろ少しくらい 二人でもおもしろいんだが人数が多い方がおもしろいんだよ」


単独行動隊管理者憲兵 「だめです!自分は仕事があるのでやりません!」


提督 「真面目だねぇ 少しは息抜きした方がいいぞ?」


単独行動隊管理者憲兵 「今は息抜きする時ではありません 仕事をする時間です!」


night 「a meverick こいつはかなり真面目だから何言っても仕事をサボらないぞ」


提督 「知ってるよ だから無理矢理でもサボらせたいんだよ 真面目な奴ほど損をするからな!」


単独行動隊管理者憲兵 「いや真面目だと損するってどういうことですか?意味がわかりません…」


提督 「お前麻雀ぐらいできるよな」


単独行動隊管理者憲兵 「はい 一応ルールは知ってますが」


提督 「なら面子に入ってくれないか?元大湊警備府提督の権限を使ってな」


単独行動隊管理者憲兵 「っ!」


night 「…お前、そんな事で自分の権限使うなよ?くだらな過ぎて呆れるわ…」ハァ…


提督 「別にいいじゃないか 真面目な奴ほどこう言えば聞くだろ」


night 「たしかにそうだけどよ…」


単独行動隊管理者憲兵 「…少々お待ちください」スッ 携帯を取り出す


提督 「あっそれとここの管理指揮者も面子に入ってもらえないか聞いてみてくれないか?もちろん俺の権限を使ってな」


単独行動隊管理者憲兵 「…あまり聞きたくありませんが聞いてみます」ピッピッピッ


night 「…」呆れて何も言うことがない プルルルル…プルルルル…


提督 「…何か言いたそうだな?night だいたい想像つくが」 アッモシモシ、タンドクコウドウタイシカンリキシャサマデスカ?チョットナイトノドクボウマデキテモラエナイデショウカ


night 「…もう呆れて何も言うきねぇよ」ハァ… モトオオミナトケイビフテイトクガマージャンノメンツニハイッテホシイトノコトデ…ハイ、ケンゲンヲツカッテデス


提督 「それなら良かった 一々何か言われるのもめんどくさいから言われなくてよかったよ」 …ワカリマシタ ソレデハ


night 「そうか」 ピッ


単独行動隊管理者憲兵 「一時間程でしたらお相手致しますがそれでもよろしいでしょうか?」


提督 「あぁ!一時間だけでも構わないよ」


単独行動隊管理者憲兵 「わかりました」ガチャッギィィ… nightの独房の扉を開ける


単独行動隊管理者憲兵 「(なんで仕事中にこんなことを…でも元大湊警備府提督の権限を使われたら断ることできないし…)」タッタッタッ…


提督 「口に出してなくても顔に出てるから考えてること丸分かりだからな」


単独行動隊管理者憲兵 「あっすみません つい顔に…」


提督 「別にいいよ そう思われてもおかしくないことを言ったんだからそんな顔されても文句は言えない」


提督 「だけど真面目すぎるのも良くはない 正直者は馬鹿を見ると言うからな?」


単独行動隊管理者憲兵 「いや真面目と正直者は違うかと思いますが…」


提督 「一緒なんだよ 一々細かい事は気にすんな」


単独行動隊管理者憲兵 「(細かいのかな…?)」


単独行動隊管理指揮者 「お待たせしました元大湊警備府提督 それとお久しぶりです」タッタッタッ…


提督 「久し振りだな指揮者 相変わらず元気そうでなによりだ」


単独行動隊管理指揮者 「元大湊警備府提督もお元気そうでなによりです それにしても今回の件はありがとうございます あの変態提督の捕獲に協力していただいて私からもお礼をいわせてもらいます」タッタッタッ…パタンッ


提督 「別に礼を言われることはしてねぇよ 俺は俺のやりたいことをしただけだ」


単独行動隊管理指揮者 「さようですか」スッ… 卓について配置に座る


night 「…まさかあんたが来るとは思わなかったな管理者」


単独行動隊管理指揮者 「元大湊警備府提督の権限を使われたからな そうでもなければ仕事を優先する」


night 「そりゃそうだろうな」


提督 「それじゃ面子も揃ったことだし始めるか」


全員 「「おう(はい)!」」


ジャラジャラ…


単独行動隊管理指揮者 「…night 一つ言っとくぞ」ジャラジャラ…


night 「なんだ?」ジャラジャラ…


単独行動隊管理指揮者 「これ終わったら麻雀牌没収だからな」ジャラジャラ…


night 「うん 知ってた」ジャラジャラ…













南我原鎮守府ー食堂(ティータイム中)



雷 「ん〜!ほんといつ食べても美味しいわ やっぱり金剛さんが作るクッキーは格別ね!!」モグモグ…


電 「紅茶も美味しいのです!」


金剛 「どんどん食べて飲むネー!おかわりはまだまだあるデース!」


瑞鶴 「はぁー…凄く落ち着くわ 甘さがちょうどいいぐらいですごく美味しい」ハァー…


提督(北) 「紅茶お代わり!」スッ


金剛 「了解ネー!」カタッ


大和 「…」パクッモグモグ… クッキーを無表情のまま食べてる


時雨 「…大和さん さっきから無表情だけどどうしたの?」 コンゴウサーン!ワタシモオカワリ!


夕立 「もしかしてクッキー美味しくないっぽい?」 リョウカイネー!


大和 「あっいえ、そういう訳ではありませんよ ただ…」 ワッワタシモホシイノデス!


山城 「ただ…なんですか?」 チョットマッテホシイネー?イマイクネー!


大和 「今ここに南提督が居ればどんなに良かったものか…そんなことを考えてました」(-言-)ズーン…


瑞鶴 「同感…」(-言-)ズーン…


提督(北) 「…」(-言-)ズーン…


時雨&夕立 「「(クッキーまったく関係なかった…)」」


山城 「お姉様 口元にクッキーの食べかすが残ってますよ」スッフキフキ… ナプキンで扶桑の口元を吹く


扶桑 「あら?全然気づかなかったわ ありがとう山城」フキフキ…


翔鶴 「…」ズズ… 紅茶を飲んでる


吹雪 「…」ズズ… 同じく紅茶を飲んでる


雷 「それにしても瑞鳳残念よね?タイミング悪い時に寝てるなんて」


提督(北) 「ほんとだよね 起きてればこんなに美味しい紅茶やクッキーが食べれたのに…」


電 「仕方ないのです お昼寝は誰でもするのです」


金剛 「瑞鳳も来て欲しかったデース」


翔鶴&吹雪 「「…」」


大和 「…さっきからだんまりですがどうしたんですか?翔鶴さん 吹雪さん」


瑞鶴 「美味しくないの?翔鶴姉」


翔鶴 「…いえ、そんなことないわ 紅茶もクッキーも美味しいわよ」


吹雪 「ただちょっと考え事をしてただけなので気にしないてください」


大和 「…そう?」


時雨 「扶桑さん また口に食べかすが付いてるよ?」スッフキフキ…


扶桑 「あら?結構気にして食べてたのだけど」


夕立 「スカートの上にも結構落ちてるかも…」


扶桑 「…あらほんと?ダメね もっと綺麗に食べないと」


山城 「大丈夫ですよ!お姉様 口元が汚れれば私がいくらでも拭いてあげます!だからいくらでも汚して平気ですよ!」


扶桑 「いやさすがにそれは…」


吹雪 「…瑞鳳 やっぱり来ませんね」ヒソヒソ


翔鶴 「そうね だいたい予想はついてましたが」ヒソヒソ


吹雪 「これが終わったら一度行ってみますか?」


翔鶴 「そうね これが終わる頃には落ち着いてると思うから終わったら行きましょう」


吹雪 「はい」


瑞鶴 「…翔鶴姉 さっきからなに吹雪と話してるの?ヒソヒソ話してるけど」


翔鶴「別に何も話してないわ ねっ吹雪?」


吹雪 「はい とくに話してませんよ」


瑞鶴 「怪しい…」(¬_¬)ジー


吹雪 「そんな目で見ても提督はあげませんからね」


瑞鶴 「はぁ!?なに言ってんのよ!提督は私のものなんだからね!」


吹雪 「いいえ 私のです!瑞鶴さんのものではありません 勘違いしないでください」


瑞鶴 「勘違いしてるのはあんたでしょ!提督は私のよ!」


大和 「いいえ!南我原提督は皆さんのものです!そして瑞鶴ちゃんや吹雪ちゃんも私のもので4P…」///ԅ(♡﹃♡ԅ)グヘヘヘ


瑞鶴&吹雪 「「大和さんは黙ってください!!」」


大和 「ひどいっ!!?」

ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!


電 「…また始まったのです しかも今回は大和さんも混ざったのです…」 テイトクハワタシノモノデスカラネ!マチガエナイデクダサイ!


雷 「ほんとね あの目つき悪い司令官のどこがいいのかしら?優しいのはわかるけど」 イイエワタシノヨ!アンタガマチガエテルノヨ!イイカゲンキヅキナサイヨ!


電 「お姉ちゃん…目つき悪いは失礼なのです」 ナニイッテルンデスカ!?テイトクハミナサンノモノデスカラ…


雷 「だって本当のことじゃない それとも電は司令官のこと好きなの?」 ダカラヤマトサンハダマッテテクダサイ!!


電 「ふぇぇっ!?そ、それは……」///カァァ


全員 「「…っえ?」」


電 「いっいや!好きか嫌いかと言われると好きな方には入るのです でもそれは仲間感覚として好きという意味なのですよ!?」

Σ(//゜Д゜;≡;゜д゜//)アタフタアタフタ


雷 「…電 まさか、あの目つき悪い司令官に惚れたの?」


電 「違うのです!仲間関係としてなら好きですが恋愛対象としては好きかと言われてもわからないのです!」///


雷 「怪しいわね…正直に答えなさい!電 お姉ちゃん怒らないから好きなら好きって言いなさい!」


電 「だからわからないのです!好きでも嫌いでもないのです!!」///


瑞鶴&吹雪 「「」」ギロッ 電を睨みつける


電 「ひぃっ!!?」ビクッ!!


大和 「はぁ…はぁ…電の怖がる顔可愛すぎ!今すぐにでもどこかの部屋であんな事やこんなことを…」(;//́Д/̀/)ハァハァ


電 「っ!!!?」ゾクゥッ!!!! 瑞鶴達より大和が顔を赤らめて見てくる方が鳥肌が立つ


時雨 「…なんかかわいそうだね」 コタエナサイイナズマ!アノメツキワルイシレイカンノコトスキナノ!?


夕立 「ほんとっぽい…」 ダーカーラーワカラナイノデス!イイカゲンニシテホシイノデス!


翔鶴 「まぁまぁみなさん落ち着いてください 別に電が元提督のことが好きか嫌いかなんて電が決める事ですから私達がどうこう言う権利はないわ」


雷 「それは、まぁそうだけど…」






この作品の続きは【単独行動隊提督 12】になります

このページではこれ以上書くことが出来なかったので新しく作ることにしました

申し訳ございません

今後とも単独行動隊提督をよろしくお願いしますm(_ _)m


後書き

提督の装甲&技


重攻撃型装甲

攻撃重視の機装
武器は機関銃片手に4丁(二十口径)
サーベル二刀
ミサイル(直径4cmの小型ミサイル)【5発】
バズーカ(直径1mの小型バズーカ)【1発】
ブースター(空を飛ぶために必要な機械)

攻撃(火力) 40 物理武器(サーベル) ?
防御(装甲) 10+5
速度(速力) 普通
殆んど戦闘用


重防御型装甲

防御中心の換装
武器はサーベル二刀のみ
超最速ブースター
全体的にミサイルを受けてもなかなか壊れない鉄の盾防御装備
艦娘のを治す機材付き(時間かかる)
バケツスプレーも付いてる(一瞬で修理できる)

攻撃(火力) 0 物理武器(サーベル) ?
防御(装甲) 100
速度(速力) 低速

使い時が難しい


重速度型装甲

速度重視の装甲
武器はサーベル二刀のみ
最速ブースター

攻撃(火力) 0 物理武器(サーベル) ?
防御(装甲) 0
速度(速力) 超高速
殆んど遠征用





提督の技


睨みつけ(手加減)

メリット 「相手を気絶させるだけだが戦闘不能にする事が出来る」

デメリット 「これを使った後 目が一時間ほど開かなくなる+手加減をしているので相手に傷が付く事はない為攻撃性がない」


睨みつけ(本気)【禁技】

メリット 「【半径十m以内に居る者を大破】 【半径十m〜二十mに居る者をを中破】【半径二十m〜三十mに居る者を小破】【半径三十m〜五十mに居る者を被弾程度】のダメージを与える+目を閉じていても関係なしにダメージを与えるとができるチート技」

小メリット 「手加減の睨みつけとは違うので使ったら目が一時間ほど開かなくなることはない」

デメリット 「敵艦隊だけでなく艦娘にも被害を与えてしまう為味方が近くにいると被害を受けてしまう+避け方がいくつかあり、それを知られていれば避けられてしまう為油断できない」





提督の刀技


弾返し

メリット 「相手が打ってきた弾をはじき返す(はじき返した弾を相手に当たる確率は低い)」

デメリット 「両手ではじき返せばそこまで体力を使わないが片手ではじき返すと両手ではじき返すより二倍体力を使うのであまり連続では使えない」



高速弾返し

小振りにして振る速度を早めて小さい弾を跳ね返す剣術

メリット 「早く振れる為 艦載機の弾や弱い対空系の弾なら素早く多く弾き返せる」

デメリット 「艦載機の弾と弱い対空系の弾以外ははじき返せない」



装備剥ぎ取り斬り

空中に飛んで敵の装備している武器をサーベルで斬りつける技

メリット 「装備を外すだけであって相手にダメージを与えるわけじゃない為メリットはあまりない」

デメリット 「ダメージは一切与えることが出来ない+敵が一箇所に纏まって居れば一気に装備を外すことが出来るがバラバラだと一体一体に斬りつけないといけない為正直使いづらい」



一ノ太刀 一騎当千

一振りで数回切り 貫通性のあるなんとも凄い剣術

メリット 「艦載機などは一片に片付けられ 戦艦凄戦姫なども一撃で倒すことが出来る」

デメリット 「連続で出せない+大振り攻撃の
為 ミスった時のスキが大きいから出すタイミングが難しい」



禁止技一覧


睨みつけ(本気)【禁技】

メリット 「【半径十m以内に居る者を大破】 【半径十m〜二十mに居る者をを中破】【半径二十m〜三十mに居る者を小破】【半径三十m〜五十mに居る者を被弾程度】のダメージを与える+目を閉じていても関係なしにダメージを与えるとができるチート技」

小メリット 「手加減の睨みつけとは違うので使ったら目が一時間ほど開かなくなることはない」

デメリット 「敵艦隊だけでなく艦娘にも被害を与えてしまう為味方が近くにいると被害を受けてしまう+避け方がいくつかあり、それを知られていれば避けられてしまう為油断できない



二刀剣乱舞【禁技】

サーベルと小刀を持ってキレる技
はっきり言って禁技の中でもかなり危険な技

メリット 「ー」

デメリット 「敵味方関係なく攻撃+自分で制御できない」



即死 居合い斬り(禁技)

首元に小刀で切りつける単純&最大的に危険な技
キレた時しか使わないがこれを食らったものは即死で済めばまだいい方…

メリット 「ー」

デメリット 「敵にさえ傷をつけたくないこの提督にとって苦痛だろう」


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