2017-12-13 05:46:25 更新

概要

真少年とラナンのあれこれです


前書き

真少年がなにやら抱えているようです
ラナンがその姿を見つけたようです


ゴシックは魔法乙女 短編集25



第62話 ゴスロリドレス



市場にて~



ラナン「ん?あれは・・・マスター?」


真少年「・・・」ニコニコ


ラナン「嬉しそうに箱を抱えてる・・・?」


真少年「・・・」キョロキョロ


ラナン「キョロキョロしちゃって・・・挙動不審よね」


真少年「・・・」モゾモゾ


ラナン「!!マスターがマスターポジショニングを直した・・・」


真少年「・・・」


ラナン「進行方向は館方向、・・・あのマスター野郎、人には見せれない買い物したな・・・」


真少年「・・・」


ラナン「くくく、おそらくはエロ本、ふふふ、晒し者にしちゃおうっと」





館~


ラナン「マスターは自室に直行と・・・」


真少年部屋「・・・」


ラナン「扉の隙間を見るに、鍵はされていない、・・・無用心、無用心だよ、マスター」


真少年部屋「・・・」ゴソゴソ


ラナン「おらーーっっ!!動くなーーっ!!」ドア バターン


真少年「ひぃっ!」


ラナン「動くなっ!動くと証拠隠滅と見なすぞっ!手は頭の上だっ!!」


真少年「どこのガサ入れだよっ!」


ラナン「14:25、現場突入、対象確保、鑑識さん写真撮っといて」


真少年「どこに鑑識がいるんだよ!」


ラナン「はい、じゃあ捜索を開始しまーす」


真少年「令状見せてみろ!」


ラナン「逮捕に伴う捜索だから令状いらないよ?」


真少年「僕、逮捕されたの?!」


ラナン「いかがわしい物を自室に持って入った時点で現行犯です」


真少年「・・・そんなの持ってない」


ラナン「ほうほう、否認ね、辛いわよ」


真少年「自分の捜査方針と異なれば、否認とするのはどうかと思うぞ」


ラナン「マスター、エロ本どこ?どうせ探せば見つかるんだから、最初から出してくれないかなぁ」


真少年「ねぇよ」


ラナン「そのベットの上の箱は何かな」


真少年「・・・」


ラナン「くく、エロ本をベットインさせて、気分を盛り上げようとした訳ね」


真少年「そんな性癖は持ってない」


ラナン「さて、箱の中身は・・・」 


真少年「はぁ・・・いいよ見ても」


ラナン「観念したわね、では、どれどれ」パカ


箱「ゴシック☆ヒラヒラ☆リボン☆フリルドレス」


真少年「・・・エロ本じゃないだろ」


ラナン「・・・マスター」


真少年「なんだよ」


ラナン「人の趣味にどうこう言うつもりは無いけれど、着るならこっそり着て、ご満悦してね?」


真少年「誰が女装に目覚めたんだよっ!」


ラナン「何このフリル?ゴテゴテして趣味悪くない?マスターには合わないかな・・・」


真少年「僕のじゃないっ!」


ラナン「赤と白のドレスって、紅白をイメージしてんの?一人歌謡祭?」


真少年「駄目出しだ・・・」


ラナン「あらあら、ヘッドセットまで付いてんの?アホっぽいよね、ゴシック?今どき?」


真少年「お前が言うなよ・・・」


ラナン「だいたいさー、ゴシックとかゴスロリが好きな男って、まともな生活が出来ない、性格破綻者だよ?」


真少年「偏見だ!!」


ラナン「あー、ヤダヤダ、私のマスターが禁治産者だったとはねー」


真少年「おい」


ラナン「準禁治産者?」


真少年「ほとんど変わらねーよ!」


ラナン「まあ、見ててあげるから、着替えなさいな」


真少年「だから、僕のじゃない」


ラナン「じゃあ観賞用?」


真少年「ドレス本体を愛でる趣味はないよ・・・」


ラナン「ラブドール用?」


真少年「一体数十万するドールは持ってねぇよ!」


ラナン「結構、お手入れ大変らしいよ?メンテナンス里帰りとか」


真少年「ラブドールの話を広げるな」


ラナン「じゃあ、なんなのよ」


真少年「・・・ラナンのイベント報酬ドレスだよ」


ラナン「・・・うん?」


真少年「だから、この前の報酬がラナンのドレスだったじゃん、それを受け取ってきたの」




【焔美姫ラナン】

集中ショット 連獄シュプラッシュ改

スキル攻撃 熱情ランウェイ


赤地のドレスに白レース・リボンをあしらう、まんまゴシックロリータドレスのド直球




真少年「まぁ、人の趣味はそれぞれだけど・・・」


ラナン「うわっ!ホントに可愛いドレス!」ガバッ


真少年「えー」


ラナン「やんやん、凄くヒラヒラしてる!リボンも可愛い!わっ、薔薇飾りもいっぱい!」ピョンピョン


真少年「こやつ、自分のだと分かった瞬間に手のひら返しやがった」


ラナン「やった、やった、ヘッドセットまで付いてる!」


真少年「アホっぽくない?」


ラナン「はあ?ゴスロリドレスにヘッドセット付けない方がアホだわ」


真少年「・・・」


ラナン「え?え!限界突破も4着重ねてくれてる!!」


真少年「あと1着で限界突破マックスだったんだけどね」


ラナン「いーの、いーの、そんなの、ご愛嬌よ、だいたい完成すれば衰退するだけなんだから、未完の美よ」


真少年「何その、ポジティブシンキング」


ラナン「うわーっ!本当に嬉しいっ!!マスターありがとうっ!ハート、ハート」


真少年「絵文字を使わない当エスエス方針に従って、ハートを言葉で言ってくれてる・・・」


ラナン「ねぇねぇ、着てみていい?」


真少年「うん、僕もラナンが着たところ見てみたい」


ラナン「すぐにマスターに脱がされることになるけどね!」


真少年「脱がさないよ!」


ラナン「着たまま?!シワになったり、汚れるのヤダ・・・でもマスターがそうしたいなら・・・」


真少年「さっさと着替えてこい、出撃するぞ」


ラナン「うん!」






第63話 優越感と静かなる脈動



館にて~


ラナン「ふふん、ふふふ、ふふん、ふんふん~」ヒラヒラ


プルメリア「・・・」


ラナン「ふんふん~ふふふ、ふふん~」クルクル


カトレア「・・・」


ラナン「ふふふ、ふふん」ニコニコ


ロザリー「・・・」


ラナン「ふんふん、ふふん、ふんふん、ふふふ~」


スフレ「わー、ラナンお姉ちゃん可愛い!いいなー!」


ラナン「ありがとうスフレ!」


プルメリア「・・・」ギリッ


カトレア「・・・」ギリッ


ロザリー「・・・」ギリッ




市場で買い物中の真少年


真少年「うん、なんか嫌な予感がするぞ」







第64話 ロザリー説教



セレニウム地方空戦場~


真少年「おしっ!あらかた片付いたね、ロザリー」


ロザリー「そうね」


真少年「後の掃討戦は、地元の乙女に任せようか、お疲れ様」


ロザリー「ふーん、残った魔物一匹でも、村にでも侵入すれば結構な被害だけどいいんだ」


真少年「へ?」


ロザリー「まあ、真少年様がチマチマ掃討なんか、やってられないわよね」


真少年「あのー」


ロザリー「あ、私は残って魔物を検索、殲滅してくから、あんただけ先に帰っていいわよ」


真少年「・・・いえ、僕も掃討戦に参加します」


ロザリー「あれ?帰るって言ったよね?嘘ついたの?」


真少年「嘘じゃないよ、ちょっと思い違いをしてただけだよ」


ロザリー「ふーん」


真少年「少し思い上がっていたのを、ロザリーのお陰で改める事ができました、ありがとうございました!」


ロザリー「ん?私に感謝してるの?この私に?」


真少年「えー!?ロザリーにはいつでも感謝しかないよ!」


ロザリー「へー、いつゲットしたかも分からないようなドレス姿の私でも、感謝してもらえるんだ」


真少年「ぐはっ」


ロザリー「あ、また綻び、帰ったら縫わなきゃ」


真少年「ぐふっ」


ロザリー「あー、そう言えば、今回の報酬は風系の乙女だっけ?」


真少年「そうみたいです・・・」


ロザリー「ふーん、私には全然関係ないわねー、あ、ここも破れてる」


真少年「おうふっ」


ロザリー「なんか、スフレと、えーと、なんだっけルチカ?ルルカ?とかと頻繁に出撃してるもんね、あんた」


真少年「まあ、そうですね、敵との相性とか、色々でして・・・」


ロザリー「ふーん、じゃあ、聖霊石もだいぶん貯まったよね」


真少年「・・・まぁ、300個を行ったり来たりです・・・」


ロザリー「へー、ガチャするの?」


真少年「・・・いえ、ロザリーさんのガチャがありませんので・・・」


ロザリー「スフレの500個ガチャがあるじゃん?」


真少年「いえ、回す気はありません、ロザリーさんのゴスロリドレスガチャ待ちです。」


ロザリー「・・・ラナンみたいな?」


真少年「・・・」


ロザリー「おーい、私はラナンみたいなドレスを貰えるのって聞いてるのよ」


真少年「あ、はい、そうです」


ロザリー「うん、うん、そっか、そっか、ちゃんと私なんかの事も考えてくれてるのねぇ」


真少年「勿論です!」


ロザリー「ふーん」


真少年「・・・」


ロザリー「・・・ラナンがさ」


真少年「え?」


ロザリー「あ、私なんかと話したくなかったか、ごめん、無視して」


真少年「違う、違う、ちゃんと聞いてるよ!」


ロザリー「そうなの?」


真少年「うんうん」


ロザリー「・・・ラナンがさ」


真少年「はい」


ロザリー「なんか、ラナンがさぁ、この前の報酬のゴスロリドレスを着て、上機嫌なのよ」


真少年「ええ」


ロザリー「・・・単純に羨ましい」


真少年「ですよね」


ロザリー「・・・別にあんたが、ラナンだけを贔屓にしてないって分かってるけど・・・単純に羨ましい・・・妬ましい・・・」ギリッ


真少年「えー、ロザリーが怖い顔になってるよー」


ロザリー「あんた、5乙女の長なんだから、その辺のバランスも考えなさいよ」


真少年「はい、分かりました・・・」


ロザリー「・・・浮かれてると痛い目見るわよ」


真少年「そうですね」


ロザリー「今後気を付けるよーに」


真少年「はーい」


ロザリー「・・・」


真少年「いえ、はいっ、分かりました」


ロザリー「・・・」


真少年「御指導御鞭撻、ありがとうございました!」


ロザリー「・・・ふん、分かればいいのよ」


真少年「はい」


ロザリー「あと、プルメリアとカトレアも出撃したいって言ってたから、帰ったらよろしくね」


真少年「・・・」


ロザリー「ん?」


真少年「喜んで!」


ロザリー「ふん」





 


後書き

イベント頑張った!
投稿期間が空いたのはイベントのせいです。


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