詩人提督と艦娘の日常
唐突に思いついたものです
更新止まる可能性大なのでご了承ください
詩を書くのが趣味な提督と艦娘との日常を書いたものとなります
面白くないのは大前提で読んで下さいね...
唐突に思いついたシリーズです
ドッキリssとか再興ssを更新しろとか言われそう(小並感)
注意!このssには以下の内容が含まれます
それでも良い方のみ見られたし
※艦これ、面白くない文章、ガバガバ設定、オチなし
ーー曇の日と艦娘ーー
私は曇の日が好きだ。
曇の日は街が静かで、鳥のさえずりが聞こえる。
それでいて雲の薄いところからは太陽の光が漏れて見える。
そこから見える光はまるで天国から天使が降りてくるように幻想的で、非現実的だ。
ゲームのファンタジーな世界に飛ばされたような、そんな気さえする。
そして静かな街の音を聞きながら私はゆっくりと時間を過ごすのだ。
私は曇の日が好きだ。
夕立「提督さん、何を書いてるの?」
提督「あぁ、これかい? ちょっとしたことを書いてるんだ」
夕立「私は曇の日が好きだ...? 提督さん、何か詩を書く人みたい!」
提督「ははっ、そんな大それたものどころかただの痛い奴が書いた文章だよ」ハハッ
夕立「すごいっぽい! 夕立も書くっぽい!」バッ
提督「それは楽しみだな」
夕立「出来たっぽい!」
提督「速いっすね...」
私はみんなが好きだ。
私は提督さんが大好き。
時雨も大好き。
村雨も大好き。
私はみんなが好きだ。
提督「いい文章じゃないか」ヨシヨシ
夕立「えへへ、嬉しいっぽい!」
提督「将来は詩人かな?」
夕立「提督さんの奥さんになるっぽい!」
提督「それは嬉しいものだな!」アッハッハ
夕立「それまでに平和な世界を作るっぽい!」
提督「...そうだな」
夕立「? どうかしたっぽい?」クビカシゲ
提督「いや、何でもない。さぁ仕事が残ってるぞ。そうだ、少し工廠へ行って在庫の確認をしてくれないか?」
夕立「夕立におまかせっぽい!」ダダダ!
バタン...
提督「平和な世界、ねぇ...」
ーー日の出と艦娘ーー
__いつからだろうか、私は徹夜明けの日は波止場へ行って日の出を見るようになった。
真っ暗でどこまでも続く闇がだんだん燃え始め、やがて明るくなる。
古代人はこれを見てありがたやと拝んだように、私もその神々しさに息をのまずにはいられない。
この日の出を歴史の偉人達は見ていたのだろうか、こんなことを考えながら神秘的瞬間に立ち会う。
私は日の出に救いを求めているのだろうか、自分でもわからないが、日の出を見ると心が洗われる気がする。
例え冬の寒い日でも、私はこの先も日の出を見続けるだろう。
吹雪「ほっ、ほっ、ほっ、あっ司令官!何してるんですか?」
提督「お、吹雪か、こんな朝早くからランニングとは精が出るじゃないか」
吹雪「私はまだまだ弱いですから... それより司令官、それ何ですか?」
提督「あぁこれか、ちょっとした事を書いてな」ペラッ
吹雪「あ!これって詩ですか?」
提督「小説の書き出しみたいだけどな...」ハハッ
吹雪「素敵です! 私も日の出の瞬間大好きてすから!」
提督「おお、それはいい事だな」
吹雪「こうして静かで真っ暗な海が10分くらいでこんなに明るくなるんですよ、まるで将来の私たちのようで大好きなんです!」
提督「俺たちの将来...?」
吹雪「今は深海棲艦のせいで海は暗いですが...いずれは私たちが平和な海を取り戻しきっと明るくなるはずです!」
提督「...そうだな、皆で平和な海を取り戻したいものだ」
吹雪「そうです! こうして手と手を取り合って...皆で協力すればきっと取り戻せます!」ギュッ
提督「...うむ、共に取り戻そう」
吹雪「その為に...徹夜とかしちゃダメですよ? 司令官が倒れたら鎮守府は成り立たないんですから」ジト-
提督「バレてたか、こりゃかなわないなぁ...」ドッ
吹雪「あはは、じゃあ私もう2周しますんで失礼しますね」サッ
ダッダッダッ...
提督「...言えるわけねぇよな」
ー雪の日と艦娘ー
比較的寒くない地域であるここも年に数回は雪が積もる
雪が降った次の日の朝、外を見てみると鎮守府全体が雪化粧していて、まるで白粉でもつけたように美しく、見ていてとても気分がいい
いつも皆がランニングしているトラック上では駆逐艦たちだけでなく、軽巡や重巡の娘までもが雪合戦をしている
そんな微笑ましい光景を見て今日も朝のコーヒーをすするのだ
球磨「提督何してるクマ?」
提督「あぁ、ちょっと書いててな」ピラッ
球磨「何だクマ? 小説?」
提督「自分では詩のつもりなんだが最近まともに書けなくなってきてな」
球磨「でも十分面白そうだクマ」
提督「そう言ってもらえると幸いだな」
今日はここまで
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