2018-02-26 12:13:26 更新

概要

提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です

注意書き
誤字脱字があったらごめんなさい
基本艦娘たちの好感度は高めです
アニメとかなんかのネタとかパロディとか
二次創作にありがちな色々


前書き

50回目になりました
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね

それでは本編を始めましょう


 ↑ 前「提督とチョコレート」

 ↑ 後「提督とセーター」



提督とガングート




三日月「もぅ、どうして逃げるんですか…」

提督 「三日月が追ってくるからつい…」

三日月「ハンコ押すくらいして下さい」


そう、執務室で言ったのがついさっき

それで捕まえたのが今しがた、冬だって言うのに少し暑いくらいには走り回っていたように思う

毎日 卯月を追いかけている瑞鳳さんも、こんな気持なのだろうかと


提督「ハンコ押すくらいして下さい…」


さきの三日月を思い出し、口元に手を当てて 乙女チックな声をだす提督


三日月「真似しないで…」

提督 「似てた?」

三日月「似てない」


からかう様な笑顔にきっぱりとNOを突きつけた

そんな乙女チックな声はだしてなかったし、変にモジモジしないで欲しい

どちらかと言えば大井さん(口うるさい姉)の様だったと自分では思う


まったく…


困ったものだと息を吐く

私をからかうのそんなに楽し…んだろうなぁ

今だってそうだし、逃げたのだってそう。放っておけば良いのは分かるけど、それはそれで拗ねるし


また、何か考えてるのかな


何ともなしに見上げた司令官の顔

機嫌は良さそう? だけど同時に良からぬことを考えてるような顔でもあった


提督 「なに?」

三日月「いえ…べつに…」


ふと、目が合った

見上げていたつもりが、気づけば見つめていて。司令官と目が合うと同時に胸が高鳴る

誤魔化すみたいに何処かへと視線を逸らし、熱くなった頬を知らんぷりして隠していた


提督「ふふっ、可愛いの…」


くすぐるような声。その声音に今日一日からかわれるのだろうと覚悟を決めた時だった


「おふっ」


司令官の足が止まる。そのまま何かに押し戻されるように たたらを踏んで 、1つ2つと後ずさった


気づけば曲がり角。それは出会いが始まる素敵な…という風にはならなかった


提督「ぅっ…」


たたらを踏んだ提督の足がそのまま凍りついていた


三日月「ぁ…」


忘れてた。ていうか、最近あったのが 海防艦(ちっさい娘)だったせいか、油断していた

少しは落ち着いた訳でも、治ったわけでももっと無かった


提督 「ごめん三日月…」

三日月「ぇ、ぁ…」


これと分かるほど、ぶつかった相手を大きく迂回していく司令官

その背中を呼び止める暇もなく廊下の奥へと消えていった




大鳳「ぁぁ、やっぱりダメね…」


追いかけていく三日月を見送りながら、思わずため息を吐いていた


「なんだったんだ…あれは」


連れていた娘の言葉はもっともで。あれを何?と聞かれれば


大鳳「あれが提督」


そう答えるしか無かった




大鳳「提督、入るわよ?」


ノックノックと扉を叩き、執務室の扉を開ける大鳳

そこには、ソファの隅で小さくなっている提督と、膝の上で抱き抱えられている三日月

三日月には悪いけど、頑張って盾になって貰うしかなかった


「貴様が提督というやつか」


扉が空いた途端、大鳳の横をすり抜けて ズカズカと中に入っていく銀髪の娘

堂々した足取り、鋭い眼光、肩から羽織ったコートをはためかせ、執務室の中心で足を止める


それは大鳳の視線から見ても格好いいと思えるものだったが


提督、苦手そうなのよね…


馴れてしまえば、と思う反面。慣れるまでが大変そうでしょうが無い


「戦艦Октябрьская революцияだっ」


提督「お?」

ガン「だから、Октябрьская революция、だ」

提督「お、ちゃ…ちゃ?」


随分と可愛らしい。なんて提督の感想は盛大に間違っている


ガン「ええいっ、煩わしいな。ガングートだっ、コレなら言えるだろう」

提督「まぁ…」


それっきり、興味をなくした提督が三日月の後ろで丸くなると

必然的に三日月が矢面に立たされることになった


ガン 「で、ちっこいの。お前は何をやってるんだ、そんな所で」

三日月「何っていうか…何でしょう?」


答えようがない。司令官の盾になってますって、言った所で混乱させるだけだろうし


三日月「さ、さむいから…ちょっと?」


なんて曖昧に答えるのが精一杯だった


ガン「寒い?この程度で。気合が足りないんじゃないのか

   お前がそんなだから、そいつも後ろで丸くなってるんじゃ」

三日月「え、あ、ちょっとまってっ」


無遠慮に伸びてくる手が三日月の頬を通り過ぎた時だった

がっしりと、その手が提督の掴まれる


提督「うちの娘に何をするの?」

ガン「ほぅ、そんな顔も出来るんだな…」


三日月の影。黒髪の隙間から覗く幽鬼の様な目を、鋭い眼光で押し返すガングート

そのままどれ程、二人が睨み合っていただろうか


提督「ねぇ、戦艦って言ってたよね?」

ガン「ああ」

提督「強いの?」

ガン「ああっ」


もちろんだと、堂々と頷くガングート


提督 「そうか。じゃあ…三日月」

三日月「え、あ…はいっ」


突然に向いた矛先に慌てて頷くと、司令官の膝から降りて向き直る


提督「いつものだけど。今日はその娘が一緒に行ってくれるって」

ガン「まて、何の話だ?」

提督「湧き潰しだよ」




海上


ガン「ふっ。必然とはこういう事だ…」


コートを翻したガングートの後方で、轟音とともに火柱が上がっていた


三日月「お疲れ様です。ガングートさん」


菊月が真似しそう…

なんて内心は おくびにも出さずに、ねぎらいの言葉をかける三日月


ガン 「うむ。ちっこいのも中々だったなっ」

三日月「あっ、ごめんなさいっ!!」

ガン 「ん?…ぅおっ!?」


瞬間、ガングートの視界が沈んだ

それに気づいた時には、彼女の頭の上を砲弾が掠めていった後で

尻もちを付いたガングートの横を三日月が駆け抜けていった


後で怒られないかな

なんて不安はあるものの、今は目の前の敵


ガングートに水面蹴りをかました体勢はそのままに、海面を蹴り上げて駆け出した

途中飛んでくる砲弾を、突き出した防盾で最低限に弾いて、奥へ奥へと身体を捩じ込んでいく


駆逐級か…それなら…


一杯まで回した機関、全開で回るスクリュー。止まり様のない速度のままに敵に突っ込む

身体を低く、足を滑り込ませて、開いた隙間に防盾を捻り込み、海から引き剥がす

後は簡単だった、ついた勢いのままに防盾の上を駆逐級が滑り上がっていく

身体を捻り、腕を跳ね上げると、お空の上には敵のお腹がよく見えた


三日月「とったっ」


砲撃、爆散。背中から海に倒れ込み、余った勢いに引きずられてその場から離脱する


三日月「ふぅ…」


残心…とばかりに息を吐いて体と心を落ち着ける


失敗したなぁ


最後の最後で足を滑らせたのは不味かった

無駄に加速してたお陰で、そのまま滑って行けたのは不幸中のなんとやら


ガン 「平気か、ちっこいの?」

三日月「はい。ガングートさんもお怪我は?」


差し出された手を掴んで立ち上がる


ガン 「お前のお陰でスカートが濡れてしまったよ」

三日月「あはは…ごめんなさい…」


とっさの事とはいえ、突き飛ばすくらいにしとけば良かったかと今更に考えてしまう


ガン「いいさ。お陰で助かった」


「しかし…」と、そこで言葉を区切ると


ガン 「お前、可愛い顔して やることは派手なんだな」

三日月「私が可愛いだなんて…そんな…」

ガン 「はっはっはっ。照れるな照れるな」


ちょっと痛いくらいに背中を叩かれた




提督「大鳳ってさ…意地悪だよね」


一方、執務室では提督が拗ねていた

居なくなった三日月の代わりに枕を抱えて、ソファの隅から恨みがめしい視線を大鳳に向けていた


大鳳「三日月も私も一緒だったのに、それでも怖いの?」


そんな視線もどこ吹く風と、涼しい顔をして提督の隣へと腰を下ろす大鳳


提督「誰かと一緒だからって、苦手なものが好きになるってことはないでしょうよ」

大鳳「でしょうけど…」


それなら、最初から雲隠れすればいいのに、とは思うけど

いや実際、三日月も私も居なければそうしてただろう

皐月(初期艦)の苦労も偲ばれるというものだ


大鳳「ねぇ、提督?」


そこで、降って湧いた疑問


大鳳「もし…三日月が居なかったら、私を盾に使ってた?」

提督「なに、それ?」

大鳳「なに、じゃなくて…」


取り上げた枕を投げ捨てると、空いた隙間に身体を滑り込ませる大鳳


座り心地は…まずまずといった所

だが何よりも、背中いっぱいに提督の感触があるというのは得難い感触だった

悪くない、むしろ良い。適当に理由をつけてもう少し居座っておこうかとも考えるくらいには


提督「大鳳?」

大鳳「良いの?ガングートさん、そろそろ戻ってくるかもよ?」

提督「…そんなこと言って」

大鳳「ふふっ。良いでしょう?」

提督「良いけど…」


しばらくは退いてくれそうになかった




見られてしまった

司令官に…だったらいつもの事なんだけど、ガングートさんに、なのがちょっと不味い

入渠中…つまりはお風呂の途中、更には司令官と一緒

悪いことに「入るぞ、ちっこいのっ」なんて、入ってきたガングートさんと鉢合わせたのは最悪だった


馴れって怖い


恥ずかしくないと言えば大嘘だけど、司令官がそこにいる事自体は気にもしなくなってはいた

ただ、他の娘がいるのを忘れてた




そして執務室

着替えも そこそこに銃を突きつけられている提督


ガン「どういうつもりだ貴様…」


返答次第によっては撃つと、その目は暗に語っている


提督「見られたのは私なんだけど…」

ガン「それは…いきなり入ったのは悪かった。こちらが見られた分はそれで無しにしても良い」


そこは素直に頭を下げる


ガン「だが。ちっこいのと一緒に入ってたのはどういう了見だっ、貴様っ!」

提督「どうって…」


答えるのも 関わるのも面倒くさそうに顔を背ける提督


三日月「違うんですガングートさんっ。あれは私が一緒に入りましょうってっ」


「え?」「へぇ…」「うふふっ」


言ってしまって思ったのは、不味い、とただの一言

きょとんとしているガングートさん、なにか良からぬことを考えているだろう司令官

大鳳さんに至っては、可愛いものを見たように微笑んでらっしゃる


ガン「ま、さか…き、貴様…ロリコンか?」


三日月の言葉に何を思ったのか、半歩ほどガングートが身を引いた


提督「失敬な…」


それまで、意識的に興味から外していた提督の視線が、ガングートをしっかりと捉える


それで十分だった、それだけで笑顔になれる

三日月のお誘いはもちろん嬉しいが、今は目の前の娘

勝気で剛毅なロシアンビューティー、氷の様に真っ直ぐな瞳に映った動揺

気にするべきもない。常ならば、それはすぐに収まる程度の揺らぎ


人をからかう理由なんてのは、それだけで十分だった


立ち上がる。ガングートに近づくと、その肩に そっと手を重ねて精一杯に微笑んだ


「キミみたいな娘も好きだよっ」


ガン「な、なぁぁっ!?」


頬に朱が差した。その動揺に勝利を確信した瞬間だった


ガン「は、離れろ不埒者っ。撃つぞっ!?」

提督「どうぞ?」

ガン「なぁっ!?」


彼女の手を包み込み、しっかり銃を掴んで自分に向けさせる

お腹に当たる銃口がひんやりと冷たく くすぐったい


提督「おや…」


近づいてみてふと気づく

左の頬、目の下の辺りに細い傷が入っているのを

綺麗な肌を横切る薄赤い線。勿体無いと思う反面、気の強い彼女に似合ってるとも言えた


何となくだ。子供が手当たり次第に物を突きたがるような、そんな衝動

面白かったのは彼女の表情で、キツかった瞳は まん丸に開いて ぐるぐると定まらない

顔を近づけるほどに 頬に赤みが増して白い肌では隠しきれないほどになっていく


手が、頬に触れる。滑らかな肌を滑り指先が傷跡をなぞる

揺れる彼女の肩、半端に開いた唇から「ほぅ」と吐息が漏れる


傍から見たらどうだろうか?

頬に手をやり、顔を寄せ合ってる二人


その実、女の子をからかってるだけの提督と、予想外の展開続きにフリーズしている娘でしかなかったが


一歩、二歩、逃げるように後ずさるガングート。それもすぐに壁に阻まれ足が止まる

逃げ場がない、感情のやり場もない中、動いたのは精々が指先1つだったのだろう


ーぱんっ-


随分と、つまらない音だった

普段 艦砲の音ばかりを聞いているせいだろう、拳銃の一発の なんと頼りのないことか


遅れて崩れ落ちる体

床に転がるのと同時に赤い染みがじんわりと広がっていく


ガン「ぁっ…ぁっ…」


体から力が抜けて、壁に寄りかかりながら ズルズルと床に身体を投げ出した

そんな彼女を現実に引き戻したのは、手からこぼれ落ちた拳銃の音だった


ガン「お、おいっ!?大丈夫かっ!?」


慌てて身体を起こし、さっきまで提督だったものの身体を抱き上げる


提督「まさか本当に撃つとは思はなかったな…」

ガン「い、医務室に…いや、その前に止血を…」


慌てた様子でコートを脱ぎ始めるガングート

白いコートに赤が付き、赤かったシャツは殊更に瑞々しく黒ずんでいく


提督「心臓に一発…むりだろコレ」

ガン「ええいっ、貴様は何を落ち着いてっ、自分のことだろうっ!?」


そこで気づく。自分が一体何と話しているのかを

そこで気づく。振り返り、見上げた先に合った顔に


「きゃぁぁぁぁぁぁっ!?」


その悲鳴は随分と可愛らしいものだった




かしゃん


三日月「た、大鳳さん?」


銃声よりも気になったのは そんな音

聞き慣れた発砲音よりも、閉まる鍵の耳慣れない音

何より、後ろ手に扉を閉めている大鳳さんが気になってしょうがない


大鳳「しー…」


唇に指を立てて、お静かにと…


三日月「じゃなくてっ。どうして鍵なんて…」

大鳳 「どうしてって。今の音誰かが聞いてたたら大変よ?」

三日月「それは…まあ…」


危ないのは誰だろう?

金剛さん?球磨さん?妹だってそうかもしれないけど、ゆーちゃんには見せられない気もする


でもやっぱり


三日月「…ダメ、ですよ?」


大鳳さんの袖を引いていた

思わず というか、やりかねないと、そんな顔をしていたから


誰かが飛び込んできたら大変だから?


違う違う。その顔は、その笑顔はそんなんじゃない

場合によっては自分でどうにかしようって顔だ


司令官が面白がっているから辛うじて踏みとどまっているだけだこれ


大鳳 「大丈夫よ…ええ、大丈夫…」

三日月「絶対うそ…」

大鳳 「うふふふっ」


またそうやって。笑って誤魔化すのが大人だとでも言うのだろうか


「あはははははっ♪」


楽しそうだな、司令官…




ガン「ほら…」

提督「コーヒーじゃないんだね」


差し出されたのはジャム付きの紅茶だった。いわゆるロシアンティーとか言うものだろうか

何となくの見た目からコーヒー飲みそうだと思ってただけに、意外と言えばそうだった


ガン「子供は飲めないだろう」

提督「良くお分かりで」


鳴らされた鼻(皮肉)をそのままに受け取って、笑顔で頷いてみせる


提督「まだ怒ってるの?」

ガン「怒ってはな…。飲み込めてはいないが…」


あんな理不尽を目の当たりにしては、納得するのも大変だ


提督「ただ認めて次の糧にすればいいと思うの。それが大人の特権でしょう?」

ガン「子供の言うことか…」


だが、言うことに一理はある

気が動転していたとは言え…その原因がだいたいコイツにあるとは言えだ

勢いで撃ってしまったのは その通り


ガン「悪いとは思ってるんだ。だからこうして…」


バツが悪いのか、誤魔化すみたいにジャムを口に運ぶガングート

その姿がどうにも。小さなスプーンを口に加えて、ちまちまとジャムを舐め取っている姿は とても


提督「ふふ…」

ガン「なんだ?」

提督「いや、可愛いなって?」

ガン「忘れろ…」


その言葉に、自分が上げた悲鳴が重なっていた



ーおしまいー




後書き

はい、というわけで最後まで読んでくれた方。本当にありがとうございました
貴重な時間が少しでも楽しい物になっていれば幸いです



提督 「み~つ~きっ♪」
三日月「ダメですっ」
提督 「まだ何も言ってないんだけど…」
三日月「どうせ、お風呂入ろうとか言うんでしょう…」
提督 「自分で言ったくせに…」
三日月「あれはだって…」
大鳳 「じゃあ、私と一緒に行きましょ?」
提督 「え、あ…おぉぅ…」

ガン 「私と入るか?ちっこいの」
三日月「え、じゃあ…はい…」



三日月「その前にコメント返しを」
ガン 「うむ。なんか分からんがやるかっ」
三日月「…」



・北上様

ガン 「ああっ、あれだろ。あの…ちっこいのっ」
三日月「ガングートさんって…人の名前覚えるの苦手ですよね?」
ガン 「何を言うか」
三日月「じゃあ、私の名前覚えてますか?」
ガン 「はっはっはっ…。で、ちっこいのがなんだって?」
三日月「…可愛いかったって お話です」

北上 「やだ、可愛いだなんて」
三日月「そろそろ大規模作戦がありますから、戻ってきてくださいね」
北上 「93式食ってる場合じゃないってか」
ガン 「なんだ、キスまでしたのか…やるな」
北上 「…」
ガン 「どうした顔が赤いぞ?」
三日月「ダメみたい…」



ここまでご覧いただきありがとうございました
また、いつも コメント・評価・応援・オススメも合わせ、重ねてお礼申し上げます

艦これカレンダーの2月
如月が可愛いのは勿論だけど、睦月の首筋が結構…


ー以下プロフィール(長いー


提督
練度:神頼み 主兵装:刀 物理無効・神出鬼没
「触らぬ神に祟りなしって、言うだろう?」
長髪の黒髪、何時も気だるげな表情をしてる癖に、人をからかうときだけはすっごい楽しそう
一応、白い制服を着けてはいるが、上から羽織っている浴衣が全てを台無しにしている、不良軍人
そもそも、軍人どころか人ですら無い、元土地神様
覚えている人もいなくなり、ようやく開放されたと思えば、深海棲艦が湧いてきて…
3食昼寝付きの謳い文句も手伝って、提督業を始めだした
性格は、ほとんど子供。自分でやらないでいい事はまずやらない、明日できることはやらないで良い事
悪戯好きで、スカートめくりが好きなお年ごろ
また、結構な怖がりで、軽度は人見知りから始まり、敵は全て殲滅する主義

皐月ー愛称:さつきちゃん・さっちゃん・さっきー
練度:棲姫級 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「え、司令官かい?そりゃ…好き、だよ?なんてな、えへへへ♪」
初期艦で秘書艦の提督LOVE勢。提督とは一番付き合いの長い娘
その戦闘力は、睦月型どころか一般的な駆逐艦の枠から外れている程…改2になってもっと強くなったよ
「ボクが一番司令官の事を分かってるんだから」とは思いつつも
まだまだ照れが抜けないせいか、ラブコメ時には割とヘタレである

睦月ー愛称:むつきちゃん・むっつー・むっつん
練度:褒めてっ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「提督っ、褒めてっ!」
わかりやすい提督LIKE勢、「ほめて、ほめて~」と、纏わりつく姿は子犬のそれである
たとえその結果、髪の毛をくしゃくしゃにされようとも、撫でて貰えるのならそれもよしっ
好感度は突っ切っているが、ラブコメをするにはまだ早いご様子

如月ー愛称:きさらぎちゃん・きさら
練度:おませさん 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★MAX
「司令官?ふふ…好きよ?」
提督LOVE勢。良い所も悪い所もあるけれど
むしろ、悪い所の方が目立つけど、それでも あなたが大好きです
だから、何度でも言いたいし、何度でも言われたいの、ね?司令官?

弥生ー愛称:やよいちゃん・やよやよ・やーよ
練度:無表情 主兵装:3式爆雷 好感度:★9
「司令官?好きだよ、普通に」
普通の提督LOVE勢。変わらない表情をそのままに平気で悪戯をしてくる娘
表情が変わらないならと、大袈裟なリアクションも いつもの澄まし顔で本気に取ってもらえない
結局は卯月の姉、卯月絡みで何かあったら半分くらいは弥生のせいと思っていい

卯月ー愛称:うーちゃん・バカうさぎ、うーちゃんねーさん
練度:ぴょんぴょん 主兵装:超10cm高角砲★MAX 好感度:★7
「司令官?そんなの大好きに決まってるぴょんっ」
ぴょんぴょんする提督LIKE勢。毎日ぴょんぴょんと、あちこちで悪戯しては怒られる毎日
主な対象は瑞鳳、「だって、からかうとおもしろいだもん」なんのかんので構ってくれる瑞鳳が好き
口が滑る水無月と違って、一言多いタイプそれもわかった上、いらん事をよく言う2人である

水無月ー愛称:みぃ・みーな
練度:うん、わかるよ 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★8
「司令官、呼んだかい?」
よく笑う提督LOVE勢。艦娘として姉として妹として仲間として
頼って欲しいと自己アピールは欠かさない。欠かさないけど裏目にでる
胸を張った途端の平謝りが板についてきた
一言多い卯月と違って、よく口が滑るタイプ、いらん事を良く言う2人である
自分が結構ツンデレ気味のやきもち焼きだと気づいたこの頃、降って湧いた恋愛感情と格闘中

文月ー愛称:ふみ、ふーみん、文月さん
練度:ほんわか 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「しれいかん?えへへー…なーいしょっ♪」
ふんわりとした提督LOVE勢。ちゃっかりと美味しい所はいただくタイプ
ラブコメをする姉妹たちの背中を押したり、喧嘩の仲裁に入ったり
緩衝材みたいに立ち回りつつ、実際はプロレスのロープみたいに跳ね飛ばしてくる
二人っきりになるとそこはしっかりと、ラブコメだってやってみせる
本人曰く「大福餅」白くて甘くて…その先は内緒

長月ー愛称:なつき、なっつん、なっつ
練度:頼りになる 主兵装:5連装酸素魚雷 好感度:★8
「司令官…いや、まあ…いいだろ別にっ」
おでこの広い提督LOVE勢。司令官に ちゅーしてこの方
自分の感情を見ない振りも出来なくなり、最近は割りと素直に好意を見せてくれたりもする
自分の感情に振り回されるくらいにはラブコメ初心者。あと、シスコン(菊月)

菊月ー愛称:菊→菊ちゃん→お菊さん→きっくー→くっきー
練度:威張れるものじゃない 主兵装:12・7cm連装砲B型改2★MAX 好感度:★8
「ながなが?ながなが ながなが」
箱入り提督LIKE勢。おもに長月に過保護にされてるせいでラブコメ関連はさっぱり
しかし、偶に見せる仕草はヘタなラブコメより攻撃力は高い。やっぱり如月の妹である
大艦巨砲主義者、主兵装は夕張に駄々を捏ねて作らせた。それとシスコン(長月)
最近、司令官との共通言語が出来た。合言葉は「ながなが」

三日月ー愛称:みつき・みっきー
練度:負けず嫌い 主兵装:12・7cm連装砲(後期型 好感度:★9
「し、しれいかん…そ、その…好きですっ!」
おませな提督LOVE勢。どこで仕入れたのか変な知識は一杯持ってる
そして、変な妄想も結構してる。すぐ赤くなる、可愛い
提督と望月に、からかわれ続けたせいで、たくましくなってきたここ最近
ラブコメモードは基本に忠実

望月ー愛称:もっちー、もっち
練度:適当 主兵装:12・7cm連装砲(後期型  好感度:★MAX
「司令官?あー、好きだよ、好き好き」
適当な提督LOVE勢。とか言いつつ、好感度は振り切ってる
だいたい司令官と一緒に居られれば満足だし、司令官になんかあれば不言実行したりもする
ラブコメには耐性があるが、やるとなれば結構大胆

球磨ー愛称:ヒグマ・球磨ちゃん
練度:強靭・無敵・最強 主兵装:46cm…20.3cm(3号 好感度:★MAX
「提督?愚問だクマ」
突き抜けてる提督LOVE勢。気分は子グマの後ろに控えている母グマ
鎮守府と提督になんか有ろうものなら、のっそりと顔を出してくる、こわい
積極的にラブコメをすることもないが、昔は提督と唇を奪い合った事もある
大艦巨砲主義者。最近、私製46cm単装砲の命中率があがった、やったクマ

多摩ー愛称:たまちゃん・たまにゃん
練度:丸くなる 主兵装:15・2cm連装砲 好感度:★6
「提督?別にどーとも思わないにゃ?」
気分は同居ネコ。とか言いつつ、なんのかんの助けてくれる、要は気分次第
絡まれれば相手もするし、面倒くさそうにもするし、要は気分次第
特に嫌ってるわけでもないし、いっしょに昼寝もしたりする、要は気分次第
ラブコメ?何メルヘンなこと言ってるにゃ

北上ー愛称:北上様・北上さん
練度:Fat付き 主兵装:Fat付き酸素魚雷 好感度:★9
「提督?愛してるよん、なんちって」
奥手な提督LOVE勢。気分は幼なじみだろうか
このままゆるゆると、こんな関係が続くならそれで良いかなって思ってる
初キッスはチョコの味がした

大井ー愛称:大井さん・大井っち
練度:北上さん 主兵装:北上…53cm艦首(酸素)魚雷 好感度:★8
「提督?愛してますよ?」
分かりにくい提督LOVE勢。そうは思っていても口にはしない、絶対調子に乗るから
足と両手が埋まったなら、胸…艦首に付ければいいじゃない、おっぱいミサイルとか言わない

木曾ー愛称:きっそー、木曾さん
練度:悪くない 主兵装:甲標的 好感度:★7
「提督?まあ、アリなんじゃないか?」
カッコイイ提督LOVE勢。提督に赤くさせられたり、提督を赤くしたりと、まっとうなラブコメ組
そういうのも悪くはないが、本人はまだまだ強くなりたい模様
インファイター思考だけど、甲標的を使わせたほうが強いジレンマ

金剛ー愛称:こう・こうちゃん・こんご
練度:Burning Love 主兵装:Burning…46cm3連装砲 好感度:★MAX
「提督…Burning Loveです♪」
分かりやすい提督LOVE勢。提督の為ならたとえ火の中水の中
何時からだったのか、出会った時からか
ならそれはきっと運命で、この結果も必然だったのだろう
けれど、鎮守府ではオチ担当、艦隊の面白お姉さん
取り戻せ、お姉さん枠

瑞鳳ー愛称:ずいほー・づほ姉ちゃん
練度:卵焼き 主兵装:99艦爆(江草 好感度:★6
「だれがお姉ちゃんよっ」
気分は数ヶ月早生まれな幼なじみ。ラブコメルートもあった気がしたけど、何処行ったかな
卯月にからかわれて追っかけまわすのが日課。弥生に唆されてモヤモヤするのも日常
だからって、別に卯月を嫌ってるわけでもなく実際はその逆である

夕張ー愛称:ゆうばりん
練度:メロン 主兵装:軽巡に扱えるものなら何でも 好感度:★6
「ゆうばりんって…気に入ったのそれ?」
気分は一個上のお姉さん。卯月や菊月の駄々に付き合ったり
球磨や提督の無茶振りで、アレな兵装を作ったりと、信頼と安心の夕張さんである
特に決まった装備は無く、戦況次第でなんでも持ち出すびっくり箱、安心と実績の夕張さんである

大鳳ー愛称:大鳳さん
練度:いい風 主兵装:流星改 好感度:★9
「提督、愛してるわ」
素直な提督LOVE勢。金剛見たいにテンションを上げるでもなく、息を吐くように好意を伝えてくる方
ラブコメに悪戯にと我慢強い方だが、許容量を超えると…
その落ち着いた物腰からは、艦隊の保護者っぽくなっているが、内心は見た目通り歳相応だったりもする
最近は大人気ないと周知の事実、本人は一応否定してるつもり

U-511ー愛称:ゆー、ゆーちゃん
練度:ですって 主兵装:WG42 好感度:★8
「Admiral…提督さん、次は何をすれば良い?」
好きとか甘いは良く分からないけれど、Admiralの お手伝いが出来ればいいなって思います
素直、とても素直、素直すぎてすぐ手が出るくらい素直
鎮守府の番犬・猟犬・あるいは狼も通り越して、やっぱり番犬の位置に落ち着いている
如月に貰った三日月型の髪飾りは宝物

ポーラ-愛称:ポーラさん
練度:赤ワイン 主兵装:白ワイン 好感度:★7
「提督さん?面白い人ですよねー」
ゆーの舎弟。あんまりな言い方をすれば、そういう立場
酒は飲んでも飲まれるな。口も態度も緩くなるが、意外と理性は残ってる
酔が醒めると口も態度も固くなるのを気にしてか、平時はもっぱら酔いどれている


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SS好きの名無しさんから
2020-09-19 09:31:06

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1: SS好きの名無しさん 2018-02-19 08:15:40 ID: PLZykdtO

こんにちは、アーケード提督です。
今回はガングートのお話でしたね。私もガングートちゃんは可愛くて大好きです!アーケードにも実装しないかな~

司令官の盾にされている三日月可愛い。
そして司令官に甘える大鳳さん可愛い。
司令官に迫られてあたふたしてるガングートちゃん可愛い。
可愛いづくしの回でした!ありがとうございます!!


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