第1巻 第73話 レンケイ
火向 「ったく、これだから若造星神は。
星神になったからって増長して戦闘ってものを全然分かってねぇ。」
楽 「一体どうすれば………」
レオン 「協力すればいいんだよ。」
楽 「協力?」
レオン 「星の光の属性ごとに相性はあるけど、太陽と月の属性はお互いの短所と長所がそれぞれ正反対だから、カバーし合えばほぼ最強になるんだ。」
千棘 「でも、具体的にどうすれば………」
シルフ 「それはねぇ千棘、」
ゴニョゴニョ
火向 「さて、そろそろ終わらせっか。」
カシャンッ
火向の星匣 「終の札(ツイノフダ)」
マンダ 「シャー〜!!」
ヒュンッ
マンダは天井に張り付いて舌を出して火向の足を掴んだ
火向 「ダァッ!」
火向はそのまま火星の光の火の玉になり、楽の元に向かって行った
ボウッ!
レオン 「今だよ千棘姉!」
千棘 「うん!」
カシャンッ
千棘の星匣 「光の札(ヒカリのフダ)」
カァッ
火向 「うっ!眩しくて前が………」
火向は前が見えなくなり減速した
楽 「今だ!」
カシャンッ
楽の星匣 「終の札(ツイノフダ)」
ギュルルル………
ドゴーン
楽の終の札を受けたマンダは粉々になり赤い火星の光になり火向の星匣に戻った
マンダ 「ガァッ!」
火向 「マンダ!畜生、一度契約星獣が負けて光化したら星匣の中で3日は休ませないと復活しねぇ………覚えてろよ!」
タタタ
火向は急いで逃げて行った
楽・千棘 「やったーー!」
パンッ
楽と千棘は手を叩き合って喜び合った
第73話 完
このSSへのコメント