球磨型提督「俺と!」球磨型「皆の!」球磨型提督「艦隊日常!」
注意事項
ちょっぴり淫夢語録入り
唐突なシリアス
他のネタもたっぷりありますよ!
球磨型提督「~♪」
球磨「つりクマ?」
球磨型提督「やるか?」
球磨「遠慮するクマ。て言うか執務はどうしたクマ」
球磨型提督「・・・ふっふっふっ球磨よ。俺が執務をサボって釣りをすると思っているのか?」
球磨「そう思うから聞いてるクマ。」
球磨型提督「酷い!」
球磨「提督は大体サボるから仕方ないクマ」
球磨型提督「だが今回ばかりはちゃんとしているぞ!」ドヤァ!
球磨「別にドヤる事じゃないクマ。」
球磨型提督「(´・ω・`)」
釣竿「食ってるで」
球磨「釣竿、食ってるクマ。」
球磨型提督「球磨!」
球磨「はいクマ。」つタモ
球磨型提督「捕ったどーーーーー!」
球磨「大物クマね。」
球磨型提督「今日は刺身だ!」
球磨「調度今から作ればいい感じクマね。」
球磨型提督「もうそんな時間だったか。執務終わらせてて良かった。」
球磨「そう思うなら何時も真面目にやれクマ」
球磨型提督「大丈夫だ!球磨以外の時は真面目にやってる!」
球磨「球磨の時も真面目にやれクマ」クマチョップ
球磨型提督「あだ。」
[料理]
球磨型提督「~♪」
球磨「なにか手伝うクマ?」
球磨型提督「大丈夫だ。」
球磨「分かったクマ~」スタスタ
木曾「夕飯は何だっけか?」
球磨「今日は刺身クマ。」
多摩「提督は本当多趣味にゃ。」
大井「前なんか熊担いできたからね。」
北上「猪も鍋にしたっけ。」
球磨「そして料理も得意クマ・・・万能クマか?」
木曾「指揮能力・・・」
球磨「それ言ったら提督泣くクマ」
球磨型提督「(´;ω;`)」
木曾「・・・提督?・・・まさか聞いてた?」
球磨型提督「・・・うん。聞いてた」
木曾「ごめん」
球磨型提督「大丈夫。気にしてないから」(´・ω・`)
木曾「・・・」
[秋]
球磨型提督「いやーこの間まで夏だと思ってたら・・・もう秋だね。」
球磨「焼きいも作るとか言わないクマよね?」
球磨型提督「・・・バレたか」
球磨「バレると思わなかったクマ?」
球磨型提督「秋刀魚・・・釣る?」
球磨「とか言ってソナーと爆雷担いで秋刀魚乱獲した馬鹿が居たクマね。」
球磨型提督「ロケランのが良かった?」
球磨「そう言う問題じゃねえクマ。普通に釣れクマ」
球磨型提督「・・・と言ってもねえ・・・秋刀魚が居るところに深海棲艦が居るからこれぐらいしないと・・・」
球磨「少なくとも・・・秋刀魚乱獲に爆雷使うなクマ」
球磨型提督「・・・潜水艦とか?」
球磨「・・・まぁ爆雷よりましクマね。」
球磨型提督「そうと決まれば建造だ!」
球磨「当たると良いクマねー」
[冬]
球磨「冬クマね。」
球磨型提督「クリスマスか~・・・・はぁ~・・・」
北上「あぁ~駆逐艦うざい・・・ん?どうしたの?提督。元気ないけど」
球磨型提督「いや~クリスマスにも仕事あるんやな~と思うと・・・」
球磨「確かに憂鬱クマね。てかその日球磨が秘書艦クマね」
球磨型提督「あぁ~球磨?」
球磨「どうしたクマ?」
球磨型提督「クリスマスの日は俺一人で執務やるから、休みで良いぞ?」
球磨「」
球磨型提督「社畜は社畜らしく働きますよと」
球磨「・・・」
~クリスマス当日~
球磨「提督へのプレゼント企画!クマ!」
多摩「提督にかニャ?」コタツハイリナガラ
大井「社畜には仕事でもプレゼントすれば良いじゃないですか。」みかん美味しい
木曾「姉さん。流石にそれは提督が三週間ぐらい立ち直らなくなるぞ?」みかんモグモグ
北上「そうだよ(便乗)」
球磨「流石にクリスマスぐらい優しくしてやっても良いと思うクマ。」
多摩「プレゼントて何あげるニャ?」
木曾「球磨姉さん自身」
球磨「何でそうなるクマ!」
大井「じゃけんラッピングしましょうね~」
球磨「やめろクマー!」
~数分後~
球磨「一応プレゼントはあるクマ!」
木曾「マフラー?やけに長いな。」
球磨「調子に乗って作りすぎたクマ。」
多摩「いやいくらなんでも長すぎニャ」
球磨「どうするべきかクマ・・・」
多摩「とりあえず夜間に忍び込んで待機ニャ」
~夜間~
球磨型提督「・・・え~と暁型の部屋はあった。暗がりだと見えにくいな。来年は暗視ゴーグルでも買うか」スタスタ
球磨型提督「失礼しまーす。」ガチャ
暁「」スヤァ
球磨型提督「えーとプレゼントは・・・ぬいぐるみか。レディと言ってはいるがまだ子供だな。」トン
球磨型提督「次、響・・・ウオッカ・・・」トン
響「Спасибо・・・」
球磨型提督「え?」
響「」スヤァ
球磨型提督「・・・寝言か。」
響「司令官・・・ありがとう」ボソッ
球磨型提督「・・・?まぁ良いか次、雷・・・」
内容「電」
球磨型提督「・・・・・」
球磨型提督「建造運無くてごめん・・・代わりに電の抱き枕でも・・・」ソッ
球磨型提督「・・・ごめんな。雷、願い事叶えてやれなくて・・・・」ガチャバタン
響「・・・司令官、そんなに気に病む事ないのに。本当に優しいな。」
ウオッカ「・・・・」
響「大事に飲ませてもらうよ。」
球磨型提督「おーし次~・・・」
川内「夜戦だ~!」
球磨型提督「うわ!ビックリした!」
川内「あ!提督!毎年恒例のプレゼント!」
球磨型提督「はいはい。」つ夜戦許可書
川内「やったぁぁぁぁ!待ちに待った夜戦だぁぁぁぁぁ!」ダッ!
球磨型提督「・・・全く、騒がしいな・・・あいつの姉妹艦も着任させてやりたいがまだ先かな・・・さて川内にも渡したし・・・最後に球磨型の皆だな。」ガチャ
多摩「・・・」スヤァ
球磨型提督「・・・」つ猫じゃらし
多摩「・・・」ペチペチ
球磨型提督「おいおい。早く寝ろよ。」つ鰹節
多摩「分かったニャ」
球磨型提督「次、北上&大井・・・九十三式酸素魚雷か。」トン
球磨型提督「・・・木曾は・・・刀だったな・・・あれ?球磨は?」トン
多摩「さぁどこいったか知らないニャ~」
球磨型提督「そうか・・・」ガチャバタン
~執務室~
球磨型提督「・・・何処いったんだ?」ガチャ
球磨「」
球磨型提督「おぉ。ここに居たか。おーい球磨?」
球磨「・・・」スヤァ
球磨型提督「・・・寝てるな。ん?紙?」
紙「プレゼントは球磨とマフラークマ~!」
球磨型提督「・・・」
球磨型提督「・・・・・」
球磨を抱き枕代わりにして寝ました。なお、皆結構喜んでました。
[初詣]
球磨型提督「zzZ」
球磨「起きるクマ~!」ピョン!
球磨型提督「ギャァァァァァ!?」踏みつけられた
球磨「起きたクマ?」
球磨型提督「死ぬかと思った。」
球磨「そんなこと言う余裕あるなら大丈夫クマ。」
球磨型提督「・・・んで何のよう?」
球磨「初詣行くクマ。」
球磨型提督「・・・お休み。」
球磨「行くクマ~!」ポカポカ
球磨型提督「・・・」
球磨「そんなに眠いなら今度はヒットドロップかますクマか?」
球磨型提督「わぁぁぁ!提督、お目目ぱっちり~!」
球磨「何かうざいクマ。」
球磨型提督「(´;ω;`)」
球磨「とにかく行くクマ。皆待ってるクマ。」
球磨型提督「おっそうだな。じゃけん出掛ける準備しましょうね~」E球磨の手作りマフラー
球磨「・・・長すぎないかクマ?」
球磨型提督「・・・」球磨に巻き巻き
球磨「クマ?」
球磨型提督「これで出来た。」
球磨「イクゾー」
~神社~
球磨型提督「・・・」
球磨「・・・」
球磨型提督「良し!」
球磨「何をお願いしたクマ?」
球磨型提督「無病息災」
球磨「・・・えぇー・・・つまんね~クマ。」
球磨型提督「そう言う球磨は何お願いしたんだ?」
球磨「球磨は~」
木曾「おおーい!こっちにおみくじあるぞ~!」
球磨「おみくじ引きに行こうクマ!」
球磨型提督「えぇーお願い事教えてくれないのか・・・」
球磨「秘密クマ。さ、引きに行くクマよ」
球磨型提督「はーい」
球磨型提督「・・・凶引いた・・・球磨は?」
球磨「(おみくじの結果を)見ろよ見ろよ。」
球磨型提督「大吉・・・だと・・・」
球磨「よーし巻いてくクマ。」
球磨型提督「あれ?大吉は巻かないんじゃ・・・」
球磨「あまり気に入らない結果があったクマからね。」
球磨型提督「ふぅーん」巻きながら
球磨(恋愛・・・待人・・・来ず・・・)
球磨「(´;ω;`)」
球磨型提督「?」
北上(あぁ~あの反応からして恋愛関連駄目だったんだね。)
[夏]
エアコン「」
球磨型提督「動けこのポンコツが!動けってんだよ!」カチカチカチカチカチカチカチ!
球磨「直せないクマ~?」
球磨型提督「エアコンがスクラップになっていいなら。」
球磨「やめろクマ。」
球磨型提督「どっかのFPSの兵士みたいにバーナー当てたら直せたりしないかな。」
球磨「余計熱くなるから止めろクマ。夕張達はどうしたクマ。」
球磨型提督「捕まったよ。元帥殿の孫とヤッちまって」
球磨「嘘つけクマ。」
球磨型提督「冗談冗談。有休ぶっぱでハワイ旅行」
球磨「・・・何かないクマ?」
球磨型提督「首領ジャラと扇風機(川内が占領)有るけど?」
球磨「それニコニコの作品クマ。後扇風機は川内絶対くれないクマ」
球磨型提督「テヘペロ☆」
球磨「ペンチ何処あったクマか?」
球磨型提督「止めて(切実)」
[夏祭り]
球磨「夏祭りクマね~」
球磨型提督「行くか。」
球磨「!準備するクマ!」
~会場~
木曾「射的!射的!」
球磨型提督「おうはしゃいでるな、木曾。」
木曾「・・・///」
球磨型提督「なーに恥じることない。射的面白いし、やるか」ガチャ
店長「ステンバーイ・・・ステンバーイ」
球磨型提督「」バァン!
キャラメル箱「」パタン
店長「ビューティフォー」
木曾「良し!俺も!」ガチャ
店長「・・・俺が位置につくまで待て」店長参戦
多摩「大丈夫なのかニャ?あの店長。自信満々だけど」
店長「良し。」
木曾「・・・」バァン!
ぬいぐるみ「」グラッ
店長「グーンナイッ」バァン!
木曾「おぉ~。」
球磨「木曾はぬいぐるみが欲しかったクマ?」
木曾「い、いや!違う!と隣の!あれとりたかったんだ!」
店長「」バァン!
うまい棒詰め合わせ「」パタン
店長「エネミーダウン」
球磨型提督「ありがとうございます」
店長「」b
球磨型提督「・・・結局あの人はなんだったんだ。」
多摩「金魚すくいニャ!」
球磨型提督「金魚は食えないぞ?多摩。」
多摩「猫じゃないニャ!」
川内「あ、提督~」
球磨型提督「金魚すくいの屋台やってんのか。川内・・・」
川内「面白そうだったからね。」つポイ
球磨型提督「あ、ありがとう」
多摩「死は予期せぬときに訪れる。カーレース中か?撃ち合いの最中か?夜間に金魚すくいの屋台で泳いでたときか?」
球磨型提督「うっせ。」パシッ
多摩「ニャ!」金魚直撃
容器「金魚入ったで」
球磨「うわ、金魚を当てて容器に入れるとか上手いクマ」
多摩「・・・顔が冷たいニャ。」
球磨型提督「変なこと言うからだろ。」デメキン取った。
球磨「手慣れてるクマね~」ポイ破れた・・・
木曾「・・・」
金魚「またピネだ!」容器に入れられた
球磨型提督「・・・おっと破れちゃった。」
川内「10匹以上・・・さらっと亀も取ってるし・・・」
~秋~
球磨型提督「一年が早いな~・・・」
球磨「前もこんな風に波止場で喋ってたクマね~」
球磨型提督「いやー最近風邪っぽくてさ、どうすりゃ良いと思う?」
球磨「病院行けクマ。」
球磨型提督「病院嫌だ。注射痛い。」
球磨「子供かクマ。」
球磨型提督「・・・まぁ病院行くか・・・」
~病院~
球磨型提督「・・・で結果はどうなんですか?風邪ですか?インフルですか?」
医者「・・・」
球磨型提督「?」
医者「今までよく生きてこられましたね。」
球磨型提督「え?」
医者「肺癌です。」
球磨型提督「・・・」
医者「余命一年です。」
球磨型提督「・・・そう・・・ですか。」
医者「かなり進行していてもうどうしようもできません。」
球磨型提督「・・・ありがとうございます。」
~鎮守府~
球磨型提督「・・・」
球磨「どうだったクマ?」
球磨型提督「風邪だってさ~。すぐ治るって」ハハハ
球磨「・・・そうクマか。なら良いクマ!」
球磨型提督「あぁ。」
・・・後任探さ無きゃな
[冬]
球磨型提督「・・・どうも~間宮さん。ご機嫌いかがです~?」
間宮「最高ですよ。目障りな連中が居なくなれば。」
球磨型提督「おう・・・こりゃ手厳しい。」
間宮「冗談ですよ」ウフフ
鳳翔「どうかしたんですか?提督?」
球磨型提督「・・・そのですね。他の人には言わないでほしいんですが・・・」
二人にすべて話した。肺癌だったこと。余命一年と宣告されたこと・・・勿論二人は驚いてた。鳳翔さん何か倒れかけてた・・・
鳳翔「それで・・・クリスマスパーティーを開催したい・・・と。」
間宮「七夕なんかも開催しましょう!」
球磨型提督「・・・良いんですか?」
間宮「彼女たちも喜びますよ。」
球磨型提督「・・・ですね。」
鳳翔「球磨さん達には何て言ったんですか?」
球磨型提督「球磨にしかまだ言ってませんが風邪だと」
鳳翔(・・・あの娘なら感づいてそうだけど・・・)
間宮(初期の頃から居るものね)
球磨型提督「?」
~クリスマス~
球磨型提督「・・・」
球磨「クリスマスパーティー開催なんて珍しいクマね~。」
大井「理屈に合いませんよ少佐!」
北上「こいつは何か裏があります。」
木曾「・・・嫌な予感が」
多磨「選考は心理学だった!だから分かる!これは提督の陰謀だ!」
間宮(思いっきり怪しんでるじゃないですか!)
球磨型提督「・・・球磨。」
球磨「クマ?」
球磨型提督「もし俺が提督を辞めることになったらどうする?」
球磨「そうクマね~・・・どうしようもないなら止めはしないクマ。」
球磨型提督「そうか~。」
球磨「どうかしたクマ?」
球磨型提督「ん?いや。別に?」
間宮「出来ましたよ~。」
球磨型提督「運ぶか。」
球磨「クマ~!」
~パーティー終了後~
球磨「・・・」
球磨型提督「書類忘れてた☆」
球磨「まぁ少ししかないからつきあうクマよ。」
球磨型提督「ありがとう。あっ」ポロッ
球磨「クマ?箱クマ?」
球磨型提督「あぁ~それはなんでもない。返してくれ。」
球磨「中身ぐらい見せてくれも良いじゃないかクマ」
球磨型提督「駄目だ。」
球磨「駄目!?そんなぁ・・・」
球磨型提督「駄目なもんは駄目だ。」
球磨「ま、良いクマ終わったから部屋帰って寝るクマ。」パタン
球磨型提督「・・・ッ!ゲホ!ゲホ!」
球磨型提督「・・・急がないとな。」
~春~
球磨「お年玉~お年玉~♪」
球磨型提督「ほいほい。」つお年玉
川内「・・・」チラ
球磨型提督「・・・」つお年玉
川内「やったー!」
響「あけましておめでとう。提督」
球磨型提督「おめでとう。」つお年玉
響「(中身見て)ハラショー」
雷「提督にいくら貰った?」
響「10万ドルP☆O☆Nとくれたぜ。」
暁「あ、暁はレディーだからお年玉何て要らないんだから!」
球磨型提督「そうか。じゃぁ、その分雷にやるか」
雷「わーい!」
暁「!?」
球磨型提督「?」
暁「冗談よ!」
球磨型提督「そうだったのか。」つお年玉
暁&雷「やったー!」
~夏~
木曾「花火か~」
球磨型提督「・・・」ソッ・・・
ネズミ花火「私と一緒に木曾のビビる顔を見よう。毎日が楽しいぞ~!」木曾の足元に設置
球磨型提督「」火付ける
ネズミ花火「あちあちちちち!息子が火傷しちまったじゃねえか!」グルグルグルグルグル!
木曾「!?!?」
ネズミ花火「ウワァァァァァァ!」バァン!
木曾「うおわぁ!?」
※よいこは真似しないでね!
木曾「お返しだ!」ロケット花火に爆竹巻き付けた。
球磨型提督「ファッ!?不味いですよ先輩!」
多磨「あれは何ニャ?」
球磨「ソ連製のMIRVシックスだ。」
木曾「うるせぇ!」火付ける
球磨型提督「ぁぁぁぁぁぁ!来るぅぅぅぅぅ!」
北上「おいこら下ろせ!私が先だと言ってるんだ!」
大井「あっ(察し)」
ドォォォン!
球磨型提督「V2だったら死んでた。」
木曾「・・・」つツァーリボンバ
球磨型提督「止めろぉぉぉぉぉぉ!」
~七夕~
球磨型提督「竹を置いてー!」
北上「飾り付けてー!」
球磨「七夕クマ~」
球磨型提督「何お願いするんだ?」
球磨「未だ治らない提督の風邪がなおるよう願っとくクマ」
球磨型提督「早くなおってほしいものだが・・・」
・・・なんて・・・治るわけ無いのにな・・・
球磨「提督は?」
球磨型提督「さぁ・・・何だかな。」ハッハッハッ!
球磨型提督「あ、そうだ。後で球磨、執務室に来てくれ。」
球磨「クマ!?」
何事クマか?提督からのお誘いクマか?・・・嫌ではないクマ・・・
球磨「・・・///」プシュー
球磨型提督(・・・)
球磨型提督(あいつが俺に思い残しがないようにしないとな・・・・)
~執務室~
球磨「失礼します!」ガチャ
球磨型提督「おう、何時ものクマ語尾は何処行ったし。」
球磨「おめでとう。クマ語尾は消去された。」
球磨型提督「・・・それで大事な話なんだが・・・」
・・・
球磨型提督「球磨と何時も何時も馬鹿やってさ。飽きたんだよ。正直・・・」
球磨「・・・いきなりどうしたクマ?提督?」
球磨型提督「どうもしてない。考えたことあるか?俺の事を・・・ちょくちょく重傷おったりしてる俺の事を・・・正直目障りなんだよね。」
・・・・・ごめん・・・
球磨「・・・」
球磨型提督「俺が馬鹿やっても止めずにさ。」
・・・俺がどんな馬鹿をやっても見放すことなかったよな。
球磨「・・・」
球磨型提督「優しくすりゃ調子のって・・・」
残ってくれたお前に見放されたくなかった・・・
球磨「・・・」ポロポロ
球磨型提督「俺の事を苦しめて・・・」ツー
球磨達が居たから俺は提督を続けられていた。どんなに辛くても・・・
球磨「・・・・冗談だよね?」ポロポロ
球磨型提督「もう・・・うんざりなんだよ」ツー
球磨「提督は・・・球磨の事を嫌ってたの?今まで笑ってたのは嘘だったの?・・・球磨の事は最初から嫌いだったの?」ポロポロ
球磨型提督「・・・決まってんだろ・・・そんなこと・・・俺はお前の事が・・・大嫌いなんだよ!」ツー
球磨「・・・・!」
球磨型提督「・・・」
球磨「・・・そう・・・」
球磨型提督「・・・」
球磨「・・・失礼しました」パタン
球磨型提督「・・・」
もう秋まですぐだ。後任も見つかったし・・・
球磨型提督「後戻りはもうできない・・・後任がやってきて俺は退役する。誰も悲しまない最高のシナリオじゃないか・・・なのに・・・何で・・・」
こんなに辛いんだ・・・
~球磨型の部屋~
球磨「・・・」
北上「・・・姉さん?」
球磨「・・・」
北上「朝だよ?」
球磨「・・・」
北上「・・・おはよー!起きてー!カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!朝だよ!朝だよ!カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!ねえねえ見てみて外明るい外明るいよカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!」
球磨「うるさい!」
北上「・・・姉さん?本当にどうかしたの・・・?様子が変だよ?」
球磨「・・・提督に嫌われたんだよ」
北上「・・・提督が姉さんを嫌った!?」
木曾「はぁ!?」
北上「木曾、何時から聞いてたの?」
木曾「姉さんが変な事叫んでクマ姉さんがぶちギレた辺り」
北上「後で魚雷で殴る。まぁそれはそれとしてクリスマスにリボンを巻き付けたクマ姉さんが居たら抱き枕にして寝ちゃった提督が姉さんを嫌った!?」
球磨「・・・」
北上「・・・絶対何かあるよ!」
球磨「そんなこと・・・無い。」
北上「そうとは言い切れないよ!ちょっと聞いてくる!」バタァン!
~執務室~
球磨型提督「・・・後任も見つかったし後は俺が退役するだけか。俺はもうどうなっても良い。けどあいつらには幸せになってもらいたいな。後任も信頼できる知り合いだ。問題はないはずだ。誰も悲しまずあいつもすぐ馴染むだろう。」
北上「・・・」バタァン!
球磨型提督「・・・ノックぐらいしろって、何時も言ってるだろ?」
北上「提督。何か隠してるでしょ」
球磨型提督「・・・なんの事だ?」
北上「球磨姉さんに対してだよ。提督があんな冷たく当たるなんてありえない。」
球磨型提督「嫌っているのは事実だ。」
北上「嘘だね。」
球磨型提督「何?」
北上「もし本当に嫌ってるなら、その流れてる涙は何?」
球磨型提督「!」ツー
北上「何を隠してるの?退役するにしても相応の理由があるよね?」
球磨型提督「・・・教えることはできない。」
北上「答えて!」バァン!
球磨型提督「・・・」
北上「・・・」ジッ
球磨型提督「駄目だ。お前らが知る必要はない。知っても得なんか無い。」スタスタ
北上「そうやって逃げるの?」ガシッ
球磨型提督「・・・」
北上「・・・」
球磨型提督「・・・分かった。教えるよ。」
北上「・・・」
球磨型提督「肺癌だよ。今年の秋には死ぬ。」
北上「・・・」
球磨型提督「それを知られずに誰も悲しまずに退役する方法はこれしかなかった。」
北上「・・・」バシーン!
球磨型提督「・・・」
北上「ふざけないでよ。」
球磨型提督「ふざているつもりは無い。肺癌の事も事実だ。」
北上「そこじゃないよ。誰も悲しまない?球磨姉さんは悲しんでたよ?何で突き放すような真似をしたの?」
球磨型提督「・・・この事は鳳翔たちには言っている。何時か気付いて鳳翔達に聞くことがあったとき、すでに嫌われてる提督が実は退役じゃなくて肺癌で亡くなったと知るのとくだらないことで笑いあってた提督が、突然退役したと思ったら、本当は肺癌で亡くなってたと知るの。どっちが辛いと思う?」
北上「・・・だからって・・・」
球磨型提督「話はそれだけか?それなら俺は出掛ける」スタスタ
~波止場~
球磨型提督「・・・」スタスタ
球磨「・・・」
球磨型提督「・・・」ヨッコイセ
球磨「・・・提督。」
球磨型提督「何だ?」
球磨「本当に提督は球磨の事を嫌ってる?」
球磨型提督「あぁ。さっきも言っただろう。」
球磨「何か隠し事をしてる?」
球磨型提督「・・・何も隠してない」
球磨「・・・嘘クマ」
球磨型提督「・・・なんの事だ?俺は何も隠して無いぞ?」
球磨「何年一緒にいたと思ってるクマ?そんな嘘お見通しクマ。理由もなく突然突き放して納得すると思ったクマ?」
球磨型提督「・・・はぁ・・・バレたか」
球磨「・・・何で突然突き放すような真似をしたクマ?」
~後編へ続く~
このSSへのコメント