2018-07-01 22:41:51 更新

      

復讐者と協力者


      ~廃れた工廠~


ここには昔の知り合いがいる。


飛燕「・・・明石~居るか?」ガラララ


明石「あ!提督!濃縮核使いましたね!?」


飛燕「それは俺じゃなくて・・・」


明石「ちゃんともう一人にも言ってくださいよ?」


飛燕「言っても聞かないから困るんだよな~・・・」


明石「・・・」


飛燕「そう言えば例のあれ出来た?」


明石「はい。後はあの二人に慣れてもらうだけです。」


飛燕「そうか。」


霧島「例のあれ?てなんですか?」


夕張が持ってるんだろうな~


飛燕「夕張さーん!」


夕張「はーい!」鎖でターザン


霧島「!?」


白露「ターザンと来た!一体何があったのか教えてちょうだい!」


夕張「これですね。」


霧島「キューブ?」


夕張「仮想擬装の技術の応用です。とりあえず説明は外でしましょう。」


        ~外~


飛燕「・・・仮想空間は・・・要らないか」


もうここの周囲に人なんて居ないからな。居るのは・・・アヤカシ位か。


夕張「このキューブに念じればこんな風に・・・」


そう言い夕張がキューブに念じると一隻の巡洋艦が現れた。


夕張「内部から砲撃などができます。」


霧島「念じれば良いんですね?」


夕張「はい。」


明石「演習相手はあいつがやってくれるでしょ」


飛燕「えっ」


明石「死なないでしょ?」


飛燕「まぁそうだが・・・」


大変だな。不死身ってのも


飛燕「あぁ。早く復讐を果たしたいものだ。」


      

討伐命令


ガングード『ついに来たか・・・来てしまったか』


響の討伐命令書だ。


ブイン端っこ基地提督「こちらからも戦力はできる限り用意する。」


グラーフ『・・・』


問題は兵装か。


長門「・・・兵力こそあってもな・・・」


天龍「俺らの擬装はボロボロ。所詮は見捨てられてるやつらだからな。」


・・・だけど言われてる以上やらなくちゃならない・・・


ブイン端っこ基地提督「擬装を用意したいものだが・・・こちらも余裕がなくてな・・・」


ガングード『そうか。』


瑞鶴「そうかって!どうするの!?提督さん!」


ガングード『どうしようもない。やるしかない。』


      

戦闘訓練


      ~廃れた工廠の外~


霧島「なかなか当たらない!」ドォォン!


白露「魚雷発射!」バシュッ!


飛燕「遅いぞ。そんなんじゃ響達にも当たらんぞ!」ヒュン!


おぉう。厳しいね~


飛燕「こいつら、俺が死んだらその後最前線勤務になるんだ。だから、今のうちに育てておくべきだと思ってな。」


優しいね~。


飛燕「俺が死んだ後、国を守ってくれる奴だぞ?厳しく鍛えなきゃな。」スタッ


霧島「何時の間に上に!?」


飛燕「フン!」バキャァン!


霧島「また負けた・・・」フッ


飛燕「こんなんじゃ最前線ですら戦えないぞ?」


霧島「絶対・・・絶対飛燕さんに認めてもらいます!」ビシッ!


飛燕「そうか。」


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