ロシア傭兵達が鎮守府に着任しました。七話目討伐命令
~廃れた工廠~
ここには昔の知り合いがいる。
飛燕「・・・明石~居るか?」ガラララ
明石「あ!提督!濃縮核使いましたね!?」
飛燕「それは俺じゃなくて・・・」
明石「ちゃんともう一人にも言ってくださいよ?」
飛燕「言っても聞かないから困るんだよな~・・・」
明石「・・・」
飛燕「そう言えば例のあれ出来た?」
明石「はい。後はあの二人に慣れてもらうだけです。」
飛燕「そうか。」
霧島「例のあれ?てなんですか?」
夕張が持ってるんだろうな~
飛燕「夕張さーん!」
夕張「はーい!」鎖でターザン
霧島「!?」
白露「ターザンと来た!一体何があったのか教えてちょうだい!」
夕張「これですね。」
霧島「キューブ?」
夕張「仮想擬装の技術の応用です。とりあえず説明は外でしましょう。」
~外~
飛燕「・・・仮想空間は・・・要らないか」
もうここの周囲に人なんて居ないからな。居るのは・・・アヤカシ位か。
夕張「このキューブに念じればこんな風に・・・」
そう言い夕張がキューブに念じると一隻の巡洋艦が現れた。
夕張「内部から砲撃などができます。」
霧島「念じれば良いんですね?」
夕張「はい。」
明石「演習相手はあいつがやってくれるでしょ」
飛燕「えっ」
明石「死なないでしょ?」
飛燕「まぁそうだが・・・」
大変だな。不死身ってのも
飛燕「あぁ。早く復讐を果たしたいものだ。」
ガングード『ついに来たか・・・来てしまったか』
響の討伐命令書だ。
ブイン端っこ基地提督「こちらからも戦力はできる限り用意する。」
グラーフ『・・・』
問題は兵装か。
長門「・・・兵力こそあってもな・・・」
天龍「俺らの擬装はボロボロ。所詮は見捨てられてるやつらだからな。」
・・・だけど言われてる以上やらなくちゃならない・・・
ブイン端っこ基地提督「擬装を用意したいものだが・・・こちらも余裕がなくてな・・・」
ガングード『そうか。』
瑞鶴「そうかって!どうするの!?提督さん!」
ガングード『どうしようもない。やるしかない。』
~廃れた工廠の外~
霧島「なかなか当たらない!」ドォォン!
白露「魚雷発射!」バシュッ!
飛燕「遅いぞ。そんなんじゃ響達にも当たらんぞ!」ヒュン!
おぉう。厳しいね~
飛燕「こいつら、俺が死んだらその後最前線勤務になるんだ。だから、今のうちに育てておくべきだと思ってな。」
優しいね~。
飛燕「俺が死んだ後、国を守ってくれる奴だぞ?厳しく鍛えなきゃな。」スタッ
霧島「何時の間に上に!?」
飛燕「フン!」バキャァン!
霧島「また負けた・・・」フッ
飛燕「こんなんじゃ最前線ですら戦えないぞ?」
霧島「絶対・・・絶対飛燕さんに認めてもらいます!」ビシッ!
飛燕「そうか。」
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