2019-03-24 23:44:54 更新

前書き

リクエストありがとうございました!今後も募集してます!


       ~執務室前~


ティルピッツ「・・・色々あって一息着いたと思えば呼び出しか。今度は何だ?・・・ケッコンの話とか?・・・いやあの鈍感ポンコツ指揮官に至ってそんなことはないよな・・・とりあえず開けてみよう」コンコン


はーい


ティルピッツ「ティルピッツだ。」


どうぞ~


ティルピッツ「・・・」ガチャ


(^´・ω)・・・


???「・・・」


ティルピッツ「・・・何だその人?」


グロム「ちょっとした事情でここにいる。グロムと言う」


(^´・ω)今回はこの人にお手伝いしてもらいます。


ティルピッツ「???」


(^´?ω)忘れたか?死んだふりドッキリ。


ティルピッツ「・・・またやるのか!?」


(^´・ω)いやーお便りが来てね!来ないかなぁと思ってたんだけど来たね!嬉しいよ!ありがとうございます!


ティルピッツ「お便り?」


(^´・ω)募集してたんだよ。じゃ、読みます!御三家にドッキリお願いします!・・・なるほどはい分かった!(某征服王)


ティルピッツ「おいおい・・・流石に綾波二回目は引っ掛からないだろ・・・」


(^´・ω)そのためのこの方。


グロム「・・・あっ私?」


(^´・ω)うん。私。


ティルピッツ「・・・大丈夫なのか?」


グロム「任せなさぁい!」


(^´・ω)んじゃ二人ともこれ台本ね。


グロム「・・・死ぬぞ?」


ティルピッツ「絶対ヤバイだろ・・・」


(^´・ω)・・・俺よりグロムさんの身が危ないかも・・・


グロム「えっ」


(^´・ω)・・・最悪ティルピッツ止めてね。


ティルピッツ「・・・私に死ねと?」


(^´・ω)綾波はともかくジャベリン達には負けないでしょ・・・


ティルピッツ「・・・分かった。それじゃ行ってくる」スタスタ


        ~広間~


ジャベリン「綾波ちゃんは良いなぁ・・・」


綾波「何がですか?」


ジャベリン「出撃多いから」


綾波「逆に私はジャベリンさんが休み多くて羨ましいです。」


ラフィー「隣の芝生は青いとはよく言うもんだね。」


綾波「・・・ですねぇ・・・」


ティルピッツ『綾波、ジャベリン、ラフィーは執務室に来るように。繰り返す、綾波、ラフィー、ジャベリンは執務室に来るように』


綾波「あっ呼び出しですね。」


ジャベリン「行こう!」


ラフィー「・・・」


        ~執務室前~


綾波「・・・なんか焦げ臭いですね・・・」


ラフィー「・・・確かに。」


ジャベリン「・・・指揮官がスターゲイジーパイ※でも焼いてるんじゃない?」


※スターゲイジーパイ・・・英国の料理。魚のパイ(頭が飛び出してる)正直見た目がえげつない。主に翌年の大漁を願い祭りで食べられる伝統料理・・・らしいのだが本当に見た目がえげつない。何故か頭を切り離してはいけないと言う謎ルールが存在する。作るのは自己責任


ティルピッツ「・・・入らないのか?」


綾波「・・・なんか焦げ臭くて・・・」


ティルピッツ「・・・スターゲイジーパイだろ。」ガチャ


四人「・・・!?」


指揮官「」真っ黒焦げ


グロム「」アワワワ・・・


綾波「・・・そこの人?どういう事か説明してくれますか?」ガチャ!


グロム「」


グロム(怖い!この子怖い!ジャパニーズニンジャ!?) 


※違います


ジャベリン「・・・指揮官!?指揮官!大丈夫!?」


ラフィー「」気絶


指揮官「・・・」


ジャベリン「うわぁぁぁぁぁん!指揮官ー!」


指揮官「」ヨッコイセ


ジャベリン「?」


綾波「・・・ん?」


指揮官「ドッキリ大成功ー!」テッテテー!


綾波「・・・また騙された!?」


ジャベリン「えっ?えっ?どういう事ですか!?」


指揮官「これドッキリです。」


ジャベリン「あれ?でも指揮官真っ黒焦げ・・・」


指揮官「これ?黒い服と炭です。」


綾波「・・・あれ?じゃぁこの焦げ臭いにおい・・・」


指揮官「焦げ臭いとは失礼な。スターゲイジーパイじゃ」


ティルピッツ「何で焼いてるんだそんな凶器。」


指揮官「おいそれは英国にケンカを売る言葉だぞ。」


ティルピッツ「いやこれはもう食べ物じゃないだろ!」


ウェールズ「・・・ほう?私の前でよくもまぁ堂々とそんなこと言えたわね。」ボキボキ


ジャベリン「そうですよ。」ベキベキ


ティルピッツ「」


        ~数日後~


ティルピッツ「・・・あのときは死を覚悟した。」


指揮官「んじゃ次いこうか。」


ティルピッツ「無事グロムさんも目的の場所に着いたらしいからな。」


指揮官「何で呉と横須賀を間違えたんだあの人・・・まぁいいや。次・・・誰にしようかなぁ・・・せや!明石にしよう」


夕立「」ガブガブ


ティルピッツ「・・・指揮官?」


指揮官「ん?」


夕立「」ガブガブ


ティルピッツ「夕立が腕かじってるが・・・」


指揮官「こら夕立。俺の腕事ミートパイ※をかじるんじゃない。」


※ミートパイ・・・これまた英国料理。パイ生地に挽肉を入れ焼いたもの。元は英国料理だが欧米各国で食べられるなど割と一般的な料理。牛、リス、ウサギ等様々な肉が使われている。有名な話だとピーターラビットの父親はミートパイにされたと言われている場面もある。オーストラリアでも国民食となっていてフットボールの試合には欠かせないスナックである


夕立「ふぁーい。」ガブガブ


指揮官「はい。これ台本」つ台本


ティルピッツ「・・・すぐ思い付いてすぐ書くなんてある意味才能だな。」


指揮官「・・・」


ティルピッツ「それにしても・・・これ明石泣くぞ。」


指揮官「・・・ろくでもないきせかえをお前に提供したのあいつだぞ?」


ティルピッツ「よしやろう。」


指揮官(・・・あれ悪くない気がしたがなぁ・・・)


       ~明石の売店~


ティルピッツ「・・・」


明石「あっティルピッツさんいらっしゃいませニャー!」


ティルピッツ「明石。」


明石「」ビクッ


明石「どうかしたかにゃ?」


ティルピッツ「指揮官が呼んでたぞ?」


明石「分かったにゃ。」スタスタ


        ~執務室~


明石「FF外から失礼するにゃ~」ガチャ


指揮官「あぁ。来たか。」


明石「何の用にゃ?」


指揮官「え~とね。言いたいことがあってな。今後ダイヤ買えん。」


明石「何でにゃ!?」


指揮官「俺の方も金がヤバくてな・・・つか借金しちまってなぁ・・・」


明石「にゃ!?それは大変にゃ!」


指揮官「あぁ。しかも借りた所がヤバくてな。昨日も返済の催促が来たよ。小さな棺桶に金を返さなきゃお前をここに居れてやるって手紙書いてな。」


明石「それ大丈夫かにゃ!?」


指揮官「ちょっと不味いか


ズダァン!


指揮官「」バタッ


明石「・・・にゃ?・・・指揮官?」


指揮官「」


明石「・・・嘘にゃよね?」


指揮官「」


明石「・・・嘘だって言ってにゃぁぁぁぁぁぁ!明石が悪かったにゃぁぁぁぁぁ!」


ティルピッツ「」バタァン!


明石「にゃぁぁぁぁぁぁ!」ダッ!


ティルピッツ「わー!待て待て待て待て!」


明石「ぶっ殺してやるにゃぁぁぁぁ!・・・にゃ?」


ティルピッツ「ドッキリ大成功!」


指揮官「・・・痛ってぇ・・・」


ティルピッツ「それは後で私からシモ・ヘイヘさんに文句をいっておく。」


明石「・・・にゃ?」


指揮官「後でシモ・ヘイヘさんに何か奢るか。ティルピッツも来るか?」


ティルピッツ「良いのか?」


指揮官「あぁ。」


明石「・・・指揮官・・・生きてるにゃ?」


指揮官「生きてるよ。生きてなきゃ喋ってないよ。」


明石「良かったにゃぁぁぁぁ!」ギュッ!


指揮官「わわわ!待て待て!」


どてーん!


指揮官「痛ぇ・・・」





『あんたのような指揮官は認めないわ!ふん!』


『仕事がのろまなのに帰還だけは早いようね!』


指揮官「ガキが・・・舐めてると潰すぞ」


ティルピッツ「あぁ言う子だろう。許してやれ。」


指揮官「確かに。ここにはたくさんの子が居る。あぁ言う娘も居るだろう。それは重々承知している。多少なら十分許せる。だけとさぁ・・・ダメだろ・・・これ。俺は気にしないが(深海棲艦対策部側の時にも似たような奴居たし)けどよぉ・・・流石にあれはダメだろ?」


ティルピッツ「・・・確かに指揮官として認めない。というのは少し言い過ぎな気もするが・・・」


指揮官「せめてクズとかクソ提督程度で留めて欲しいな。」


ティルピッツ「それも十分アウトだろ。」


指揮官「と言うわけで、今回のターゲットはアリシューザ!・・・でもこれじゃ見てくれてる皆は満足してくれないだろうなぁ・・・まぁ仕方ない。んで作戦はこの通りだ。」


ティルピッツ「・・・また上官を・・・お前は上官を何だと・・・」


指揮官「都合の良いおもちゃ。」


ティルピッツ「アリシューザよりこいつをどうにかするべきだと思う。」


        ~広間~


指揮官「あーあー!レジスタンスの人~!聞こえてるかな~?」主任並感


綾波「真面目に用件だけ話やがれください。指揮官」


指揮官「うっす。まぁ本日、上官殿が来る。今回来る上官殿は呉鎮守府大本営支部の元帥()じゃなくて大本営直属の方が来る。決して失礼の無いように。以上、各自持ち場につけ」


一同「了解!」


        ~執務室~


アリシューザ「・・・」


指揮官「~♪」


アリシューザ(何でこんな日に限って私がこいつの秘書艦なのよ・・・)


指揮官「・・・ねみぃ」


アリシューザ「執務中に寝るバカがどこに居るのよ。バカ言ってないで執務しなさい。」カキカキ


指揮官「ういっす。」ハンコポーン


上官「失礼する。」


指揮官「上官殿。」起立して敬礼


上官「そうかしこまらなくて良い。いつも通り執務をしてくれ」


指揮官「はっ。」カキカキ


アリシューザ「」カキカキ


        ~数分後~


上官「・・・ふむ。」


指揮官「・・・」カキカキ


上官「失礼した。」バタン


アリシューザ「・・・」


指揮官「うーし・・・執務終わり。」


アリシューザ「あら。指揮官にしては早いわね。」


指揮官「真面目にやりゃこんなもんよ。」


アリシューザ「後は私が確認するから昼寝でもしてなさい。」


指揮官「はーい。」スタスタ


     ~モニタリングルーム~


上官?「おー!お疲れ様です!先輩!」敬礼


指揮官「やめてくれよ~先輩何て昔の話だろう?」ハッハッハッ


上官?「いえいえ。私にとって先輩は先輩ですよ」


ティルピッツ「・・・ん?先輩?」


上官?「あれ?先輩。言ってなかったんですか?」


指揮官「・・・あっ。忘れとった。こいつ深海棲艦対策部時代の後輩。」


ティルピッツ「そうなのか。てっきり大本営から本当に引き抜いてきたのかと・・・」コーヒーズズズ


指揮官「まっさかー!深海棲艦対策部の元帥さんに決まってるだろ~!」


ティルピッツ「」ゲホッゲホッ


ティルピッツ「バカか!?指揮官はバカか!?」


元帥「昔からこういう人ですからねぇ・・・三笠教官にイタズラしまくったり・・・」


指揮官「それはお前もだろ~!」


元帥「いや先輩の方が多いですよ!」


指揮官「仮に多くても卒業時に花束にクラッカー紛れ込まして三笠教官に渡すときにクラッカーパーン!てやって卒業資格剥奪されかけたお前に言われたくない。」


元帥「差し向けたのだれですか!」


指揮官「あっちょっと何言ってるか分かんないな。」


元帥「やかましゃぁ!」


ティルピッツ「・・・それにしても、アリシューザは真面目だな。」


元帥「ですね。」


指揮官「根は良い奴し真面目な奴だからな。」


ティルピッツ「知っててやったのか。」


指揮官「当たり前だよなぁ?」


元帥「わぁい!安定のガチクズだ!」


指揮官「仕方ないね(レ)」


アリシューザ『ふぅー終わった。』


指揮官「終わったみたいだな。行ってくる。元帥。手筈通りに」


元帥「了解!」


       ~執務室~


指揮官「ただいま~!天神天神天神!」


アリシューザ「終わったわよ。確認作業」


指揮官「シャッス!アジャーッス!」


アリシューザ「・・・特に問題はなかったわ。」


指揮官「ありがとう!んじゃ、運びますわ。」ヨッコイセ


バタン


アリシューザ「・・・」


     ~モニタリングルーム~


指揮官「ただいま~」


ティルピッツ「あっ指揮官。お客様が来たぞ。ほら。私の後ろに隠れてないで出てこい」


大淀「・・・」


元帥「私が呼んだんです。どうも憲兵さんを送られても改善の見込みがないらしくて・・・」


指揮官「・・・この一件が終わったら行こうか。」


        ~翌日~


アリシューザ「・・・うーんよく寝た。」


コンコン


憲兵「アリシューザさんですね。」


アリシューザ「はい。」


憲兵「大本営に来てください。」


アリシューザ「え?」


        ~大本営~


元帥「これより、軍法会議を開始する。」


指揮官「・・・」


アリシューザ「・・・!?」


(呉)元帥「・・・重要書類の誤字脱字の数々。決して許されることではない。」


元帥「・・・」


三笠「・・・これが最初ではないよな。」


指揮官「・・・はい。ですが、それはすべて俺の責任です。」


アリシューザ「指揮官!?」


指揮官「・・・アリシューザは関係ありません。」


三笠「・・・分かった。元帥殿。ご決断を」


元帥「・・・判決を言い渡す。指揮官。貴殿を降格処分とする。最果て鎮守府への異動だ。」


指揮官「・・・」


元帥「アリシューザ。君は指揮官に免じて無罪だ。」


アリシューザ「元帥殿!」


元帥「以上だ。」


指揮官「・・・」スタスタ


アリシューザ「おい!指揮官!」


指揮官「・・・俺はもうお前の指揮官じゃない。」


       ~執務室~


指揮官「・・・」ガチャッ


アリシューザ「指揮官!」ガチャ!


指揮官「・・・さようなら。」


バァン!


指揮官「」


アリシューザ「・・・指揮官?」


指揮官「」


アリシューザ「起きなさいよ・・・指揮官!」


ティルピッツ「何事だ!」バタァン!


アリシューザ「ティルピッツ!指揮官が!」


ティルピッツ「・・・指揮官!・・・クソ!死んでる!」


アリシューザ「・・・ティルピッツ・・・私・・・」


ティルピッツ「とりあえずこれ持っといて。」つ指揮官の拳銃


アリシューザ「・・・えぇ・・・えぇ?」


拳銃「ドッキリ大成功」


指揮官「」ヨッコイセ


アリシューザ「!?!?!?」


指揮官「ビックリしたか?」


アリシューザ「」ぐぬぬぬぬ!


アリシューザ「バカ!死んじゃえ!」バシーン!


指揮官「あだっ!」


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4件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-03-28 22:09:58 ID: S:YliWub

受理ありがとうございます‼

次は…
ロイヤルのお偉いさん方(エリザベスとかベルファストとか)
お願いします
ゆっくりでいいので
急いで投稿願います

2: 大根ポン酢 2019-03-28 22:30:39 ID: S:TxW1Py

>>1番さんコメントありがとうございます!

(^´!ω)ゞロイヤルのお偉いさん方・・・了解です!

3: SS好きの名無しさん 2019-03-29 01:51:56 ID: S:eauOtv

あの〜…こんな夜中に悪いのですが…
モーリーのドッキリがみたいです…
可能ならよろしくお願いします…

うぽつです…

4: 大根ポン酢 2019-03-29 22:23:21 ID: S:frHv-n

>>3番さんコメントありがとうございます!

(^´・ω)ゞモーリー・・・了解です!


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