提督「・・・」 58「どうも」
注意事項
たまに混じる語録
でちのないでち公
キャラ崩壊
深海棲艦との戦争が激化するなか、一人の市民が艦娘になった。
58「えーと・・・確かこの辺に鎮守府があるはず・・・」
今、私は市民から艦娘の才能有りとされ、潜水艦として着任することになった。私個人としては嬉しかったのだが、親には猛反対され家族会議でも決まらず数日後突然OKが降りた。なんでも着任予定のところから提督が来たとか。え?何で嬉しいかって?・・・それは
妖精「伊58大好きミリオタだから!」
58「思考を読まれた!?」
妖精「こっちこっち」
何か小さい人?が指を指している。
58「着いていってみるか。」
~鎮守府~
58「・・・ここが鎮守府か~」
???「どうも。」
58「!?」
???「そんなに驚くか・・・」(´・ω・`)
妖精「あ、提督さん」
58「提督さん?」
提督「どうも。提督です」
58「どうも。潜水艦伊58です!」敬礼!
提督「こちらこそよろしく。」敬礼!
58「他の方はどうしたんですか?」
提督「鎮守府内で待ってる。」
58「そうなんですか?」
提督「まぁそんなに人数居ないけどね。」ガチャ
58「!」
新艦歓迎会と書かれた看板と共に料理が並んでいた。
58「これは・・・」
???「着任おめでとう!」ギュ~
58「!?!?!?」
提督「おいおい。古鷹。58が困ってるぞ。」
古鷹「む~」
提督「まぁここの鎮守府の古鷹はこんなんだ。」
古鷹「こんなんって何さ!こんなんって!」ポカポカ
提督「事実だろ」
古鷹「・・・」ぷくー
提督「そう怒ること無いだろ。」
・・・手慣れてる・・・
???「zzZ」
提督「んでこいつが加古・・・」
???「zzZ」
寝てる・・・
提督「・・・・」E目覚まし
???「zzZ」
提督「・・・よーし目覚まし準備ok」
???「わぁぁぁぁぁ!?」
あ、起きた。
???「それ鼓膜死ぬ!てか新しい仲間てまだ?」
どんだけ音大きいの!?
提督「もう新しい仲間来てるからな!?何時まで寝惚けてんだよ!」
加古「加古ってんだぁ!よろしくぅ!」
58「伊58です。よろしくお願いします」ペコリ
他にもいろんな人が居るなぁ・・・
提督「皆!改めて紹介する。この子が伊58だ。皆、仲良くしてやってくれ。」
一同「888888」(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
拍手と共に歓声が聞こえる。かなり歓迎されてるみたいだ・・・ん?
???「・・・」凝視
!?!?何か古鷹さんと同じ気配がするよあの人!!
提督「・・・まーたながもんになってるよ、あいつ。」
58「ながもん?」
提督「あいつは戦艦長門だ。」
58「長門!?」
たしかビック7の・・・
提督「何時もは良い奴なんだがな・・・発作でながもんになってる。」
58「発作!?」
提督「あぁ。ちなみに駆逐艦を見ると治る。」
・・・賑やかだなぁ(白目)
提督「・・・」ソ~
58「提督?」
提督「!?」
58「何処行くんですか?」
提督「・・・別に?」
・・・とか言いつつそっと移動しよとしてる・・・
58「・・・」ジー
提督「・・・」スススッ
古鷹「は~い。逃げない逃げない。」ガシッ!
提督「あぁ逃れられない!(カルマ)」
あ、引き摺られてった。
加古「あいつ割と人付き合い悪いからな~」
58「そうなんですか?」
加古「私たちが来たときも紹介したらパッパと居なくなっちゃったし・・・私達の事を嫌ってる訳じゃないらしいけど・・・」
・・・て言うか古鷹さんを止めなくて良いのだろうか・・・
古鷹「~♪」提督を酔っ払い組のところに引き摺り中
提督「シニタクナーイ!」
加古「・・・まぁ、あいつならあの中でも気づけば居ないからな。」
・・・このあと本当に居なくなってました。
~夜鎮守府前~
提督「・・・懐かしいな。昔、これをお前は愛用してたな。」
・・・彼は夜空を見て、魚雷発射管を持ちながらそう言った。
提督「新しい潜水艦が来たんだ。そいつに持たせてやっても怒んないよな?」
そう言うが、何も聞こえずただ冷たい風が彼に吹き付けるだけだった。
0時を過ぎた頃。
隼鷹「ヒャッハー!」
古鷹「うぇーい!wwwwwwww」
58「・・・」
うるさい・・・
加古「久々の新艦歓迎会だからね~。まぁそろそろ提督に怒られるんじゃ・・・」
提督「おーい。お前ら寝ろよ。」
加古「あれ?怒んない。」
提督「んな何時も怒ってるみたいな言い方すんなよ・・・俺だって怒んないことだって」
隼鷹「ギャハハハハハ!wwwwwww飲むぞぉぉぉぉ!」
那智「zzZ」
古鷹「wwwwwwwww」
提督「・・・」(#^ω^)ピキピキ
あっ(察し)
加古「に~げよ」ダッ!
\ウワァァァァァァァァ!/
空母と重巡の断末魔が聞こえたのは言うまでもない。
~翌日~
提督「どうだ?」
58「・・・悪くはないかな?」E 61cm五連装(酸素)魚雷
提督「多少傷が有るが、性能に問題はない。」
・・・かなり使い込まれてた物なのかな?
58「これ、前誰か使ってたんですか?」
提督「・・・・昔な。まぁそんな話はどうでも良いんだ。早く行ってこい。皆待ってるぞ」
58「はい!」ダッ!
提督「・・・」
提督(・・・何となくあいつに似てるんだよな・・・所々)
~数時間後~
古鷹「第一艦隊旗艦古鷹。作戦報告に参りました。」ガチャ
提督「結果は?」
古鷹「敵主力艦隊撃破。こちらの被害は、加古小破、58中破、他は無傷です。」
提督「了解。補給後二人は入渠を」
古鷹「・・・そう言えば提督。58の事なんだけど・・・」
少し嫌なよなんが・・・
古鷹「あの子結構攻撃外れてたよ?・・・さすがに前線に出すには危険だと思う。」
提督「・・・分かった。その事については考えておく。」
・・・やっぱり・・・
提督「・・・」
長門「悩み事か?」
提督「・・・扉から入れよ。」
長門「擬装が引っ掛かってな」
提督「窓でも引っ掛かると思うんですけど(名推理)」
長門「・・・何時から擬装が仕舞えないと錯覚していた?」
提督「最初からしまって扉から入れ。」
長門「(´・ω・`)」
提督「・・・で、何で俺が考え事してると思ったんだ?」
長門「顔に出てた。」
提督「・・・マジか」
長門「良ければ相談に乗るぞ?」
提督「・・・何か58がさ~・・・401に見えた。雰囲気と言うか何と言うか・・・」
長門「雰囲気?」
提督「93式酸素魚雷担いで皆のところに向かう様は明らか401に見えたな。」
長門「・・・確かに・・・一瞬401がこちらに向かってきてようにも見えた。」
提督「・・・そして編成案だ。58の被弾が多いときいたが・・・」
長門「本当だ。御世辞にも雷撃も上手いとは言えなかった。」
提督「・・・やはり前線にはまだ出せないな。鎮守府哨戒任務でも任せるか。」
長門「それが良いだろうな・・・」
58「・・・」盗み聞き中
~消灯時間後~
提督「眠い・・・」
見張りは大変だな・・・
提督「ん?」
・・・演習場の電気がついてる・・・誰かいるのか?
提督「・・・調べてみるか。」
・・・鍵は・・・
提督「おっ開いてんじゃーん!」ガチャ
・・・隼鷹の没になった夜間航空攻撃作戦の訓練とか?いや、あいつ止めるっていってたしな・・・一体だれが・・・
提督「・・・」ヒョコッ
58「・・・」魚雷装填!
58「・・・」発射!
的「」ドォン!
提督「・・・」
・・・そうだ
~調理室~
提督「提督と!」
提督「ウッシの!」ウラゴエ
提督「簡単クッキング!」
提督「いぇ~い!」ウラゴエ
提督「・・・虚しいな。何作るか・・・単純におにぎりで良いか。」
パッパと握って・・・ツナとか入れとくか?
提督「出来たぁ!ラップでくるんで・・・皿に乗っけてと」
~演習場~
58「・・・」潜水中・・・
集中・・・集中・・・よく狙って・・・
58「!」発射!
的「お疲れですか?」miss
58「・・・」
このままじゃ編成はずされて・・・最悪解体・・・
58「はぁ・・・」浮上
・・・ん?おにぎりと・・・手紙?
58「・・・誰かいるの?」
\ダレモイマセンヨー/
(妖ω精)
58「妖精さんしかいない・・・妖精さんが作った訳じゃなさそうだし・・・とりあえず手紙読んでみよう・・・」
手紙『差し入れです。好みがよく分からなかったから、少しだけツナおにぎりがありますが、後は全部塩です。無理はしないでね?』
58「・・・誰か分からないけどありがとうございます!」モグモグ
提督「・・・」ヒョコッ
58「美味しい!」
提督「・・・良かった。」
58「?声が聞こえた気が・・・」
シーン
58「・・・気のせいか。」
~翌日~
58「・・・気づいたら演習場で寝てた・・・」
提督「まぁ今日は出撃は無しだ。昨日は初出撃で疲れてたんだろ。自室で寝てると良い。」
58「・・・了解。」ガチャ
提督「・・・どうするべきか・・・」
長門「どうした?」
提督「近くに深海棲艦本拠地襲撃任務があってな。」
長門「・・・」
提督「言って数ヵ月後・・・少し先だが、鎮守府の全戦力を投入しろとの命令だ。」
長門「・・・」
提督「轟沈者は出るだろうな。また同じことを繰り返すのか・・・大本営は・・・」
長門「・・・」
前回も多大な犠牲をだしたにも関わらず、残った数少ない深海棲艦が増殖し、振り出しに戻った・・・
長門「そうか。」
提督「俺としても参加はさせたくない。だが強制である以上参加せざるおえない・・・」
長門「・・・では私も鈍った感覚を戻すために訓練でもするか」ブンブン!
提督「おう。行ってこい」
長門「あぁ。」ガチャパタン
提督「・・・妖精さん、例のあれって準備はちゃんとしてある?」
妖精「勿論。試験済みだよ。後は作戦開始を待つだけ。」
提督「・・・そうか。」よっこいせ
妖精「出掛けるの?」
提督「ちょっとね。」
~波止場~
提督「・・・」
提督『・・・必ず帰ってきてくれ。』
401『分かってる。絶対また帰ってくる。』
提督『・・・行ってらっしゃい』
401『行ってきます!提督!』
提督「・・・」
提督『・・・・』
長門『すまない。私の不注意で・・・』
提督『・・・・』
長門『・・・失礼する』パタン
提督「・・・」
古鷹『・・・なんとか敵を追い払った頃にはこれしかなくて・・・』
提督『そうか・・・』
古鷹『・・・どうする?これ・・・』
提督『俺が責任もって取っておく。あいつが何時帰ってきても良いように』
古鷹『・・・』
提督「・・・」
加古『いい加減認めなよ!もう401は轟沈したって!』
提督『・・・』
加古『提督!』
提督「・・・」
58「どうしたんですか?」
提督「・・・58か。」
58「綺麗ですよね。ここ」
提督「・・・」
58「昔、この鎮守府に入ったことがあったんだ。」
提督「・・・頻繁にあった子供の鎮守府侵入事件の犯人お前か」
58「その頃からこの景色は好きだったんだ。」
提督「・・・」
58「艦娘が出撃する後ろ姿、水平線に夕陽が溶けていく様・・・どの光景も好きだった。」
提督「・・・」
58「その時、とある艦娘が目に止まったの。爆撃機を積んでる、褐色の肌をした潜水母艦。」
提督「・・・401か」
58「あの姿に憧れて、私は艦娘になりたいって思ったの。」
提督「・・・」
58「思った以上に辛かった。目の前で味方が砲撃されたり、機雷が飛んできたり・・・覚悟はしてたんだけど・・・とても怖かった。」
提督「・・・」
58「でも後悔はしてない。」
提督「?何故だ?」
58「とても優しい人がいるから。先日のおにぎりの差し入れ、提督でしょ?」
提督「・・・気付いてたか。」
58「何となくね。そんな提督のためなら、頑張れる。」
提督「・・・そうか。」
58「これからも宜しくお願いします。提督!」
提督「こちらこそ。」
その後も58は訓練を頑張った。作戦開始する数ヵ月後には、長門も認める実力になっていた。
~作戦開始前~
提督「行ってらっしゃい。」
長門「心配するな。私に任せていろ。」
古鷹「そうそう。」
加古「今度こそ終わらせてくるよ。」
58「待っててね。提督!」
提督「おう。」
・・・皆行ったな。
妖精「・・・本当に良いの?」
提督「何が?」
妖精「逃げなくて」
提督「皆戦ってるのに、俺一人逃げるわけにはいかねえって・・・」シャッ!
妖精「・・・昔から、変わらないね~。」
提督「そんなバカな俺に最後まで付き合ってくれるか?」
妖精「勿論。」
提督「にしても色々来てるねえ・・・」
妖精「そりゃ、ここ司令部だからね。手薄になりゃ襲われるでしょ」
タ級「シズメ!」ガチャ
提督「早速来たね」
タ級「」ドォン!
提督「ハィ!」ズバァ!
タ 級「」
妖精「凄い切れ味・・・」
提督「手入れは欠かしてないからな。」
妖精「深海棲艦まで切れる?普通」
提督「気合い次第だろ。」
戦艦棲姫「ミナゾコニ・・・シズメ!」
提督「それしか言えんのかこのサルゥ!」ズバァ!
戦艦 棲姫「」
妖精「」((( ;゚Д゚)))
提督「この程度か。だけど・・・」
深海棲艦の群れ「」ザァァァ!
提督「どこまで持つか・・・」
妖精「中枢さえ倒せば、後はもう消えちゃうんだけどね~・・・」
~深海棲艦本拠地~
中枢「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドォン!ドォン!ドォン!
長門「フン!」バキィッ!
中枢「ッ!」ブン!
長門「ハァ!」バシッ!
中枢「クッ!」
古鷹「くらえ!」ドォン!
中枢「グァッ!」中破
長門「三式弾装備!必殺!三式鉄鋼拳!」
中枢「グァァァァッ!」大破
58「・・・魚雷装填!発射!」バシュッ!
中枢「ソウカ…ウマレタ リユウヲ…ナシトゲタノダナ……。そうなのね……気持ち…わかる…」轟沈
~鎮守府~
提督「・・・!」
妖精「深海棲艦が消えてく・・・?」
提督「おい・・・なんだあれ?・・・」
潜水棲姫の様子がおかしい。ヒビが入り何かが出てきそうだ。
提督「・・・開けてみるか。」バキィッ!
401「・・・」
提督「401か!?」
妖精「急いで運ぶよ!」
~数日後~
提督「まだ起きないか・・・」
401「・・・」
58「・・・」
妖精「・・・壊れてる箇所もないから近いうちに蘇るはずなんだよ・・・」
401「・・・」パチッ
提督「起きたか!?」
401「提督!?」
提督「良かった!本当に良かった!」ギュー!
潜水艦と戦争してるの?
(^・ω^)一番さんコメントありがとうございます・・・誤字です。ごめんなさい(´;ω;`)
また1つ良いSSを見つけてしまった
...
(^;ω;^)三番さんコメントありがとうございます。
そう言ってくださるととても嬉しいです!