呉鎮守府の艦隊日常 指揮官「研修生?」 前編
元帥「いやぁ・・・怪我して暇でしょ?」
指揮官「暇じゃねーです。」
元帥「そんな・・・嘘だぁぁぁぁ!」
指揮官「んで。何で研修生のパンフレット何か渡してくんだよ。」
元帥「ウェールズ達から出撃禁止出されてるんだし今のうちに基礎を思いだそう!ってことで。」
指揮官「・・・安静にしろってキレられるの俺なんだが・・・」
元帥「本当のこというとねぇ・・・研修生が一人大怪我してねぇ。その1枠埋めるってことで・・・研修生のふり・・・ってこでね?お願い。」
指揮官「・・・」
元帥「いやぁ本当・・・今日の午後からなの・・・ね?」
指揮官「それをもっと早く言えよ・・・」
元帥「他に頼める人いないんだよねぇ・・・三笠教官とかに頼んだんだけどねぇ・・・」
指揮官「いや三笠さんに頼むなよ。まぁいいや。集合場所は?」
元帥「ここ。」
指揮官「ほーん。注意事項とかは?」
元帥「あぁ~・・・まぁ指揮官ってバレなきゃいいよ。うん。殴るなっていっても殴りそうだし」
指揮官「そんな物騒なことしねぇよハッハッハッ。」
元帥「えっ?」
指揮官「えっ?じゃねぇよ」
コンコン
元帥「研修生かな?入って。」
???「はい。」ガチャ
指揮官「・・・」
元帥「名前は?」
枕田「枕田です。」
元帥「枕田君ね。」
指揮官「何人来るんだっけ?」
元帥「後一人よ。」
指揮官「あら少ない。」
コンコン
元帥「入って、どうぞ。」
瑞木「研修生、瑞木です。」
指揮官「・・・?」
瑞木「・・・あっ。」
元帥「知り合い?」
瑞木「あっ・・・いえ。」
指揮官「どっかで見たことある気がするんだよなぁ・・・まぁ良いけど」
元帥「じゃ、船手配してあるから移動しようか。」
指揮官「船?大丈夫か?」
元帥「大丈夫大丈夫。なんとかなる!」
~数分後~
指揮官「・・・あのさぁ。」
元帥「あれ~・・・?可笑しいなぁ~・・・ハハハー」
???「・・・」
瑞木「・・・とりあえずお二方下がって。」
指揮官「良いや。お前が下がってろ。」
???「どっちが先にかかってこようと死ぬ順番が変わるだけなんだけどなぁ。」
指揮官「ハッハッハッ。死ぬならお前なんだよなぁ」
???「初対面なのに酷いなぁ。」
指揮官「ブーメラン刺さってるぞ。てかまず名乗れよコスプレ女。」
ズリャータ「コスプレじゃないです!獣人族のズリャータです~!」
指揮官「・・・あのバカ女海に突き落として良い?」
瑞木「うん。てか今すぐ沈めてやりたい。」
ズリャータ「酷いなぁ・・・」
指揮官「まぁ良いやとりあえず潰そう。」
瑞木「おい待てそいつ
指揮官「おいしょぉ!」ドゴォォォォン!
瑞木「・・・話聞けよ。」
ズリャータ「怖いなぁ。」
グサッ!
指揮官「・・・あ?んだこれ・・・植物か?」
ズリャータ「実は私も能力者なのよ。」
指揮官「・・・なるほど。じゃこれ返すね」ブォン!
ズリャータ「平然と引っこ抜いて返さないで!?」
指揮官「おい瑞木。何か知らないか?あれ。」
瑞木「あ?そいつか。」
指揮官「あぁ。あいつだ」
瑞木「そいつはズリャータ。別世界に存在している獣人族で植物を操作する能力がある。育てるのも枯らすも何なら果実を爆弾に変える事もできる。」
ズリャータ「大人しく目標達成して帰ろうと思ったのになぁ。ま、武力行使ってことで。」ダッ!
指揮官「おいしょぉ!」ドゴォォォォン!
ズリャータ「危な!」ドカッシャァァァァン!
指揮官「・・・あっやべ。」
ズリャータ「あちゃー・・・不味くない?」
瑞木「お前が避けなきゃなぁ。」
ズリャータ「死んじゃうからなぁ。」
指揮官「・・・」
元帥「エッグい音したから来てみたら何してるんだかなぁ。」
指揮官「テヘ☆」
元帥「・・・・」ピキッ
指揮官「でもどうしようかこれ。沈んでんだけど」
元帥「・・・うーんなんか・・・」
指揮官「せや!これあるやん!とりあえず皆伏せとけ。」
ズリャータ「えっ?何で?」
指揮官「伏せなくても良いぞ?皆死ぬが。」
ズリャータ「わかったわかった。」
指揮官「よし。皆伏せたなほれ!」ポイ!
バッシャァン!
応急女神「・・・」ンー?
応急女神「・・・」アイツカー
応急女神「・・・」アッポイーット!
ガッシャァン!
~陸地~
指揮官「クソ痛ぇ・・・」
ズリャータ「巻き添え辛い。」
瑞木「無事か?」
枕田「死ぬかと思いました。」
元帥「絶対腰逝った。」
指揮官「年食ったなぁ元帥。」
元帥「粛清」
指揮官「サーセン。」
???「あのー。」
指揮官「あ?」
ピュリファイアー?「何事です?」
指揮官「わぁぁぁぁぁぁ!?」
ピュリファイアー?「何ですか!?」
元帥「ここの海域セイレーン居ないはずなんだけど・・・」
枕田「うせやん・・・」
ピュリファイアー?「?」
指揮官「誰か!血晶付き丸鋸持ってきて!」
ピュリファイアー?「ちょちょちょ!まって!?落ち着いて!?」
フラワーアレンジメント
破壊力 C~A+
俊敏D-
耐久C
精密動作 B
持続時間 A+
植物を操作する能力。果実を爆発させたり蔦を槍変わりにして貫いたりする。前提として植物、または植物の種子が必要になる。
獣人族
とある世界の過去の戦争が原因でその世界の大半の人間に恨まれ、忌避されている種族。獣の耳や尻尾、個体により羽があることが特徴とされていて、獣になることもある。
待ってる人間はここにいる。
ここで作品の続き、新しい作品を待ちますよ
┌────────┐
(´・ω・) ┃無理しないでね │
(つ旦 つ┠────────┘
と___)_) ┃
ずれた…orz