艦これの日常・13
艦これの日常、ナンバリングタイトルの続きです
鎮守府に降りかかる面倒ごと。でも面倒ごとでもそこにあるのは不幸なことばかりではない。救った弥生の幸せは確かにここにある
翌日
天津風(パジャマ姿)「そう、了解したわ・・・。まぁ、見た目が同い年くらいなのに親子になるっていうのは複雑だけど・・・貴方の話を聞くに一番手っ取り早く安全を確保する方法はこれしかないものね」
曙(パジャマ姿)「ん~・・・。霞たちもOK出したんでしょ?ならあたしからはなんも言わないわ。そもそも戦争終わったら子供作るって言ってたんだし形が違えど早まっただけでしょ。それにあたし達がOK出したとしてあの子がどう思うか・・・でしょ?」
大和「いえ、まぁそうですね・・・?」(汗
(どうしよう、まとも過ぎて動揺する気配すらない。駆逐艦だからもっと戸惑ったりどうしようどうしようってなることを予想してたのに)
提督「そうか。ならこのままこの書類を受理させてあの子が目を覚ましたら話そう」
曙「そうね。で大和さん、どうしたの?」
大和「え、あ。なんでもないです。その、落ち着いてるな~って思っただけで」(アセアセ
天津風「そんなことないです。むしろ内心、複雑だし、もし拒否されたらどうしようってかんじですよ。」
曙「うん・・・。見た目も幼い駆逐艦同士で親子関係にある、なんて変だから・・・やっぱり拒否されちゃうっておもうと、ね」
大和「それでも落ち着いてますよ。暁ちゃんとかだったらこうはいかないとおもいますし」(苦笑
曙「え・・・?むしろ暁ならすっぱり決めそう。『そうね!そのほうが手っ取り早いしそれで決めましょう?何かあったらそのときあの子と話し合えばいいわ』ってなりそうなんだけど」
大和「そんなことないと思いますよ、あの暁ちゃんですよ?ふえぇ~ってなるような」
天津風「あ・・あぁ、そうよね・・・。うちの暁はちょっと周りとは違うのよね・・・」
曙「そういえばそうだったわ・・・。」
大和「ソレはどういう・・・?」
提督「うちの暁は周りの暁より子供じゃないんだ・・・俺に意見通したり・・・。うちじゃ鬼教官の一人だよ・・・」
大和「に、にわかに信じがたいですね・・・あはは」
提督「現実なんだよなぁ・・・。とにかくあの子の件はこれでいっか。」
提督「俺は様子見てくるよ。朝ごはんはその後採るから。二人とも、遠征翌日の朝っぱらから悪かったな」
曙「別に平気よこれくらいの話。むしろ早めに聞けてよかったわ」
提督「じゃ、行って来る」
天津風「ほんとにね。大和さんありがとうね?この人の頼み、聞いてくれたんでしょ?」
大和「頼み。そうですね、でも○○の頼みって不思議と聞いてあげたくなるんですよね。艦娘だからとかじゃなく」
天津風「あ~、ソレわかりますよ。提督って色々背負ってるのに突き進んじゃうから放っておけないのよね」
曙「ほんとにね・・・。でもそこが駄目なとこよね。最近は減ったけどさ。一人で抱え込んで潰れそうになっても何にも言わないこともあるから」
大和「そこは相変わらずなんですか。全く」
天津風「そうよ。とりあえず着替えて朝食とっちゃいましょ」
曙「うん。大和も行きましょ」
大和「えぇ、ご一緒します」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
医務室
提督「・・・ん?」
弥生「・・・あ、えっと」
夕張「あぁ、提督。弥生ちゃん、目を覚ましましたよ」
提督「そうか、おはよう、はじめまして。俺がここの鎮守府の提督だ」
弥生「えっと・・・私は弥生。睦月型駆逐艦三番艦弥生です・・・知ってると思いますけど」
提督「調子はどうだ?朝食は取れそうか?」
弥生「・・・調子は、ちょっと気だるいです・・・。ご飯は食べれます」
提督「だけど、空腹が続いてたからお粥だよ?」
弥生「あ、はい・・・。」
提督「あと、朝食後にちょっと話があるからソレまではゆっくりしよう」
夕張「あ、じゃぁ朝食持ってきますよ」
提督「よろしく頼むよ」
夕張「はいはーい」
<ガチャ<パタン
弥生「・・・・」
提督「よくがんばったな・・・」
弥生「よくわかりません・・・・。私は・・・あの時何があったかわからないから」
提督「そっか・・・。でも俺はちゃんと評価するから」
弥生「・・・ありがとうございます」
夕張「もってきましたよ~」
提督「おぉありがとう」
夕張「はい、これ。味付けも少し薄めになってるっていってたよ」
弥生「ありがとうございます」
夕張「私は艤装の整備行って来ますね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
弥生「ごちそうさまでした」
提督「完食か、よかった」
弥生「それで話って・・・なんでしょうか」
提督「え、もういいのか?」
弥生「早いほうが・・・いいって思ったから」
提督「ふむ、わかったわかった」
提督「まぁ、単刀直入にいうんだけど、養子にならないか?」
弥生「・・・・はい?」
提督「養子だよ養子。君は今保護しないと何されるかわからない状態なんだ。」
弥生「・・・・」
提督「まぁ、いろいろと複雑な部分もあるんだけど。俺としては養子として保護したい。君がよければなんだけど・・・・。それともやっぱり説明とかいる?説明とかしちゃうと、ソレが理由で家族って感じになって薄く感じちゃうと思うんだけど」
弥生「一応・・・聞いておきます。気になりますから」
提督「うん、わかった」
<弥生の立場を説明中
弥生「そんなことに・・・なってたんですか・・・。」
提督「まぁ、そうなんだけど。俺としてはそんなのは建前で養子にするんだから家族としてきっちり絆を深めたいって思ってる。中途半端な理由じゃぁないよ」
弥生「・・・・」(ジ~
提督「・・・?」
弥生「・・・わかりました。ありがとうございます・・・その話受けます」
提督「ほ、ほんとうか!?うれしい限りだ!!」(手を握り
弥生「っ・・・///」
提督「あ、ごめん。痛かったか?」
弥生「い、いえ・・・。前の鎮守府ではそんなふうに笑ってはもらえなかったので・・・その・・・」
提督「そっか・・・?でも母親となるのも弥生と同じくらいの・・・」
弥生「・・・大丈夫・・・です。複雑ですけど・・・司令官が・・・優しい人ですから」
提督「そういってくれるとうれしいよ」
弥生「これから…よろしくお願いします…。えっと……お父さん///」
提督「よろしく、弥生」(ナデナデ
提督「おっと、そろそろ仕事しないと。またあとでな」
弥生「はい。また、来てくれると嬉しいです…」
提督「うん、ちゃんと顔見せるから」
ーーーーーーーーー
執務室
提督「はぁ、やっぱりきたか調査結果報告要求」
夕立「でも、要求されるのは当然っぽい。あれだけの破壊兵器を作ってた基地だもん。爆破してもそこから得られる情報は多いっぽい!」
提督「まぁ、そのためにちょっとした根回しと書類は作ってある。この封書、他の書類と送っておいて」
夕立「わかったっぽい!」
<ガチャバタン
提督「夕立は元気だなぁ」
提督「それにしても……」(タバコクワエ(カチッシュボッ
提督「ふぅ~……。上層部はなんで机上の空論で文句言えるのかねぇ…」
提督「とりあえずタバコ吸い終わったら弥生に会いに行くか……。あ、部屋割り考えてねーや。やっとくか」
<コンコン<ガチャ
鈴谷「やっほー♪……って煙草吸ってるし…」
提督「良いじゃんか。ほっとけ」
鈴谷「んー…私は吸って欲しくはないかな。ニオイあんまり好きじゃないし」
提督「わかってるよ。でもたまにしか吸ってないし、なにより誰もいないときに吸ってるんだ構いやしないだろ?」
鈴谷「むぅ…。確かにタイミング悪かったのは私だけどさ」
提督「はぁ、あのな。俺だってストレス溜まるんだよ。解消くらいさせてくれ」
鈴谷「ん…ごめん。あ、そうだ。なら私で良いなら聞くよ?タバコ吸ってていいから、聞かせてよ?」(椅子に座り
提督「珍しいな鈴谷から相談に乗るなんて」
鈴谷「ちょ、それはさすがに失礼じゃない?」
提督「はは、すまん。ちょっとな、上層部から色々と理不尽な要求が多くてな」
鈴谷「相変わらずなんだね。上層部は。」
提督「机上の空論ばっかりでね…。今回の戦闘のこともだ。まるで自分が執った戦闘のように結果と戦果要求だ。まるで捨て駒のような物言いだ」
鈴谷「……でも、私たちはちゃんと提督の戦果だってわかってる。気休めにしかならないかもだけど、さ」(手握り
鈴谷「提督は背負いすぎなんだよ何でもかんでも。今日の秘書艦、夕立でしょ?その夕立にだって話してないんでしょ。」
提督「鈴谷、さっきはすまんな…。ちょっときつい物言いだったかもしれない。少し楽になったよ」
鈴谷「いいよいいよ。だって確かにタイミング悪かったのは私だし」
提督「そう言えば、なんか用事あったんじゃないのか?」(灰皿にポイ
鈴谷「あー、うん。暇だったから提督とお話したいなって。だからもう用はすんでたりするんだよね」(苦笑
提督「そうだったのか。余計にすまんな。愚痴を聞かせちゃって」
鈴谷「謝るの禁止!もぉ…。そう言えばさ、提督って鈴谷とかには抱きつかないよね」
提督「え?確かにそうかな?」
鈴谷「おっぱい小さい子ばっかり抱きついてるよ?まさかロr」
提督「ロリコンではない。胸が小さいのが好きなだけだからな?」
鈴谷「じゃぁ私のこと嫌いなんだ」
提督「いや、そんなことはないぞ?なんだかんだで世話焼きなとこあるし。仲間想いだしな」
鈴谷「や、やだ///て、照れるじゃん///」
提督「顔真っ赤だぞ鈴谷ー♪」
鈴谷「もぉ!///はずいよぉ///」
夕立「ただいまっぽい!あれ?鈴谷さんも一緒っぽい?」
提督「おかえり」
鈴谷「おっかえりー♪」
夕立「む、提督さんお煙草吸ったっぽい!」
提督「あ、うん」
夕立「まぁ、いいっぽい。一本しか吸ってないし。でも吸いすぎちゃダメっぽい。吸っちゃいけないとは言わないっぽい!」
提督「ふむ。夕立は煙草きらい?」
夕立「え?嫌いじゃないっぽい。だって煙草吸ってる提督さんかっこいいし。特に嫌味な他の鎮守府の人と会話してるときの煙草吸ってる提督さんはほんとかっこいいっぽい!目付きが狼見たいに鋭くなるんだよ!」
提督「そ、そうなのか?意識したことないからわからんし、ちょっと複雑だ…」
鈴谷「あー…わからなくはないかな。特に黒鎮守府に査察行くときの提督は「証拠さえ見つければ理由くっつけて叩き斬るぞ」見たいな顔してるよね」
提督「えぇ!?そんな怖い顔してるか?俺…ショックだわ」
鈴谷「あはは」
夕立「提督が真剣な時の顔も好きっぽい!えへへ♪」
提督「ありがとうな。っと弥生は俺の部屋でいいか、娘になったんだし」
鈴谷「え?弥生いいなー。提督と同室…いいなー」
夕立「夕立も一緒の部屋が良い!」
提督「あのなぁ…。弥生は俺の娘になったの。一緒の部屋で寝るのは普通でしょ…。」
鈴谷「じゃぁなんで天津風と曙は一緒なのさー」
夕立「そーだそーだ!」
提督「お前らわかってていってるだろ……ったく」
提督「あいつらとは夫婦、つまり家族なんだから当然だろ。ただあいつらだって毎日うちにいるわけじゃないけどな。たまに相部屋だった子のとこに泊まりに行くし」
夕立「ふ~ん」
鈴谷「でもうらやましいのは変わんないんだけどね~。ね~?夕立」
夕立「そうだよ!!提督さんと夫婦なのもうらやましいし、娘になれるのだってうらやましい!!」
鈴谷「結構本気でそう思ってるんだよ?私たち二人だけじゃなくってさ」
提督「そうだな・・・、俺は愛されてるよなぁ~」
夕立「うんっ!!私も、もちろんみんなも提督のこと愛してる!!」
鈴谷「そうそう、鈴谷だって提督のこと愛してるんだよっ」
提督「おう、うれしいぞ」
提督「でも同室は認めませんっ」
鈴谷夕立「oh….」
提督「とはいっても、別に会えないわけじゃないんだから同室とかじゃなくってもいいじゃないか」
鈴谷「う~ん、そうじゃないんだけどなぁ~」
夕立「提督さんわかってないっぽい!女の子の気持ちわかってないっぽい!」
提督「はいはい。わかってないよっと・・・。そろそろ弥生のとこいくかぁ」
夕立「あ、じゃぁほかの仕事は鈴谷と私でやっておくっぽい!」
鈴谷「任せてよ!」
提督「あぁ、頼んだよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
医務室
提督「弥生~」
弥生「あ、・・・えっと、お父さん忙しく、ないの?」
提督「そうだなぁ・・・。確かに提督でしかできない仕事もあるけど、それはもう終わったよ」
弥生「そっか・・・フフ」
提督「やっぱり笑っていたほうがかわいいな」
弥生「そ、そんな・・・////」
提督「さっきすれ違いで明石とあったんだが、なにかあったのか?」
弥生「特に・・・。体とかに問題はないから部屋割りが決まったら自由に出歩けるっていわれました」
提督「そうか、よかったな。部屋割りはもう決まってるよ」
弥生「そうだったんですか?」
提督「あぁ、君は俺の娘なんだから俺と同じ部屋だよ」
弥生「う、うれしいです///」
提督「まぁ、いろいろほかにも理由はあるけど。やっぱり家族は一緒がいいだろ」
弥生「はい、ありがとうございます」
提督「部屋、行ってみるか?」
弥生「はい。是非♪その後に鎮守府を見て回りたいです」
提督「わかった。じゃ、洋服用意しておくな?制服になるが」
弥生「大丈夫です。制服でいいです」
提督「わかった。じゃぁ待っててね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「おまたせ。はい、制服」
弥生「ありがとうございます」
提督「・・・・・」
弥生「・・・・・」
弥生「あ、あの。着替えたいです・・・お父さん」
提督「ん?あ、あぁすまん。じゃぁ、外で待ってるな」(汗
<バタン
弥生「フフフ...お父さんって面白い人...♪」
<シュル...パサ...
弥生「やっぱり制服着ると身が引き締まる...」
弥生「あれ?これ...なんだろ...スマフォ?」
<ガチャ
弥生「お父さん...おまたせ。あと、これ...」
提督「ん?それは俺からのプレゼント」
弥生「え?いいの?うれしい...♪」
提督「じゃ、部屋に案内するな?」
弥生「うん...♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
私室
弥生「えっと...お邪魔s」
提督「弥生?」
弥生「へ?あ...。ただいま...ですね」(フフフ
提督「弥生の必要な物は天津風と曙が買ってきてくれるよ。二人は俺の奥さん、つまり弥生のお母さんにあたるから仲良くしてね」
弥生「そうですね。早く会いたいです。でも二人...なんですね」
提督「まぁな。籍をいれてるのは天津風。でも曙も妻だ。法律がなければ曙だって籍をいれるさ」
弥生「本当に大好きなんだ...。弥生も...それくらい愛してくれる...?」
提督「あぁ、家族だ。なに言われても愛するし守る」(ナデナデ
弥生「......////」
提督「なにか心配事があるなら言ってくれ」
弥生「大丈夫です。お父さん」
弥生「それにしても広いですよね」
提督「妖精さんが日頃のお礼といって拡張してくれたからね」
弥生「台所も綺麗」
提督「そりゃな?天津風も曙もきっちり掃除してくれるからな。あ、そうだこっちこっち」
弥生「?」
提督「ここが弥生の部屋。ちょうど俺の部屋の隣だ」
弥生「夫婦のお部屋、じゃないの?」
提督「ん、まぁ。二人のどっちかがいると夫婦の部屋になるよ」
弥生「じゃぁ、その・・・。そのときは一緒に寝たい」
提督「そうだな。そのときは4人で寝ようか」
弥生「はいっ♪」(キラキラ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夜
天津風「ただいま」
曙「ただいまぁ~」
提督「おかえり~」
弥生「お、おかえりなさい」
天津風「ただいま弥生」
曙「弥生、ただいま」
天津風「これからよろしくね?」
曙「よろしくね」
弥生「は、はい♪えっと...えっと...」
天津風「お母さんでもいいよ?」
曙「うんうん」
弥生「えっと...お母さん////」
天津風「うん♪」(ナデナデ
曙「ん♪」(ナデナデ
提督「まったく...。それより弥生の必要な物買ったんだろ?」
天津風「あ、うん。洋服は買って持ってこれたわよ」
曙「大きいのは宅配頼んだから明日くらいよ、届くのは」
提督「そうか。いや、買い物付き合えなくてごめんな」
天津風「いいわよ。この子一人にしたら寂しいでしょ」
曙「それに、提督なんだから鎮守府に居てくれないとだめじゃないの」
提督「ははは、確かにな」
弥生「ふふふ...♪」
天津風「じゃぁ夕飯の支度してきちゃうわね」
曙「あたしも手伝うわ。提督、お風呂そう......」
弥生「あ、弥生がやりますっ」
提督「...だそうですけど」
曙「ん~...わかったわ。じゃぁ提督はやり方教えて上げて」
提督「了解」
曙「お風呂、溜めたらそのまま入っちゃってね」
弥生「はいっ...」
ーーーーーーーーーーーーーー
弥生「さっぱりしたぁ」
提督「.....」
弥生「お父さん、頭洗うの上手でした。ありがとう...ふふ♪」
提督「あぁ、うん」
天津風「はぁ...うん。まぁ親子だから...うん」
曙「手をだしたら...ね?」(笑(メガワラッテナイ
提督「あはは、冗談が通じないなぁ曙は~」
弥生「?」
提督「ま、とりあえずご飯食べよう!」
弥生「弥生、お腹ぺこぺこ、です」
天津風「そうね。今日は麻婆豆腐よ」
曙「弥生もいるから辛さ低めだけどね?」
提督「そりゃね。俺に合わせたら誰も食えなくなるだろw」
天津風「自覚あるなら控えめにしなさいよ。健康的にもよくないんだから」
提督「え~...」
曙「え~、じゃないわよ。割りと心配してんのよ?まったく、このさいだから弥生も言ってやんなさい」
弥生「病気になっちゃったら...弥生も...やです」
提督「むぅ~、でも辛いものは辛く食べたい」
天津風「はいはい、我が儘はこの辺にして、食器だしちゃって。弥生はこっちに来て、よそったの運んでね」
弥生「あ、は~い」
曙「ふふ♪ほんと...いい家族になれるわね・・・これからもずっと」
ーーーー弥生はこうして、家族になれました
ーーーー弥生はきっとこの先幸せになれる、そう感じます
ーーーー弥生はあの時のことはおぼろげだけど
ーーーー過去の鎮守府での暮らしは弥生にとって、辛かったから
ーーーーでもこの鎮守府では違う
ーーーー司令官も司令官の奥さんも「弥生を弥生として」見てくれる
ーーーーだから弥生は幸せになれるって信じてるーーーー
弥生って保護欲と父性をくすぐるよな。色欲情欲ではなく保護欲
このSSへのコメント