サイキック鎮守府
ー大本営ー
元帥「君には、この鎮守府に行ってもらう」
そう言って元帥は、分厚い資料の入ったA4サイズの封筒を俺に渡した。
渡された資料にはとある鎮守府の場所と、そこの艦娘の情報が載ってた。
俺「これは......間違いなく俺向きですね......」
元帥「ああ......君と違って『普通の提督』では、死んでしまいかねないからね」
そう言って元帥は、俺に嘲笑う
俺「了解しました。それでは失礼しました。」
ドアバタン
スタスタスタ
??「なあ聞いたか?あの『バケモノ』が移動するらしいぜ」
??「マジ?!あいつキモいから良かったわ〜」
俺(あぁ、お前らとも合わなくて『バケモノ』も嬉しいよ)
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ーとある鎮守府ー
北上「新しい提督?」
大井「そうなんですよ。なんでも、もうすぐ来るらしくて」
北上「ふ〜ん、まぁどーせ『私ら』にビビって逃げるっしょ」
北上が笑いながら、手に持ってたペットボトルのジュースを『凍らせる』。
北上「これだけで、どれほどの『提督』が悲鳴をあげたことか」スッ
ゴトン
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しばらくして提督が鎮守府に到着した。
鎮守府の周りには、対空機関砲や短SAMミサイル発射装置などが、配備されていた。
俺「うわーホントに鎮守府かよ」
提督がドン引きしていると、鎮守府の方から1人の女性が歩いてきた。
長門「お初にお目にかかる。この鎮守府のまとめ役である戦艦長門だ。宜しく頼むぞ提督」
俺「あぁ......宜しくな。長門」
長門「あぁ」
俺は長門に案内されるままに、執務室にたどり着いた。
長門「さて、では提督は『この鎮守府』について、どれほど知っている?」
俺「『普通じゃない艦娘』がいる所だと聞いている」
長門「あぁ、確かに『普通』では無いな」スッ
そう言って長門が手を執務室の机の方に向けた。
すると机は、誰も動かしていないのに高速で1メートル先の壁まで吹っ飛んだ。
俺「へぇー」
長門「ほう......そこまで驚いていないな」
俺「いや驚いているよ。部下が上司の前で、いきなり器物損壊するから」
長門「そっち!?」
俺「机や壁だってタダじゃねぇんだぞ!国民からの税金で作ってるんだ!お前の能力を披露するためだけに、国民の金を粗末にするなっ!!」クワッ
長門「うっ、すまない」ペコッ
俺「分かればよろしい」ニコッ
長門「これからは、気をつけよう。だが提督、私の能力のことは知ってたのか?」
俺「あぁ、ここに来る前に大本営で、みんなの情報を貰ったからな」
そう言って資料を長門に見せる。
資料内容
【戦艦】長門
能力:念動力(テレキネシス)
手を触れずに、ものを動かしたりできる。
事件:前鎮守府で、提督と揉めた際に能力を使い提督を負傷させた。
長門「こんなこともあったな」
俺「とにかく皆に挨拶したい。全員を食堂に呼んでくれ」
長門「分かった」
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ー食堂ー
ワイワイガヤガヤ
吹雪「急な呼び出しだね〜」
夕立「ぽい〜」
金剛「新しいテートクってどんな人なんデスカネー」
比叡『さぁ〜分からないです』口を開けていない
食堂に呼び出された艦娘達が、色々と話しあっていると食堂のドアが開き、提督が入ってきた。
それを見てみな静かになった。
俺「皆、ありがとう」ニコッ
俺「初めまして今日から、この鎮守府に着任した提督だ。宜しくな」
シーン
俺(思ったよりドライな対応だな)
俺「着任したばかりで皆のことを知らない。出来れば『色々』と教えてくれないだろうか」
??「じゃあ、これでも喰らいなっ!」バシュッ
突然目の前に、空気の塊のようなものが現れて弾け飛び、俺は吹き飛んだ。
俺「ぐはっ!」
俺が吹き飛んだことに、1部の艦娘がクスクスと笑っていた。
俺「いってて〜」
俺「いきなりの挨拶ありがとな『木曾』」
木曾「ふんっ」
俺が怯えないことに、木曾は面白くなさそうだ。
【雷巡】木曾
能力:空気操作
身の回り等の空気を自由自在に操れる。
事件:竜巻を発生させ、岩などが飛び上がってしまい、その破片等が民家に直撃した。
俺「俺だからいいけど、他に人にバンバン撃ち込むなよ?」
木曾「...」
木曾は、俺からそっぽを向きスタスタと艦娘達の中に戻って行った。
俺「他の皆のことも知っている。だから俺を追い出そうとしたりして、攻撃したところで無駄だと思え」
??「提督、質問いいでしょうか?」
俺「ん?天津風か、どうした?」
天津風「」スッ
天津風は俺に呼ばれ、瞬間移動で俺の前に現れた。
【駆逐艦】天津風
能力:瞬間移動(テレポート)
任意の場所に一瞬で移動できる。
事件:なし
天津風「提督は、良い提督?悪い提督?」
俺「ん?それは俺が、ここをブラック鎮守府にするかどうかと言うことか?」
天津風「ええ」コクリ
俺「知らん」
艦娘達『は?』
俺「俺は、あのクソジジイからココで提督やれって言われてきたが、お前達が攻撃して来るようなら俺は助けない、それだけだ」
天津風「私達が攻撃しなかったら?」
俺「その時は、普通に提督してやるよ」ニコッ
天津風「......そう、分かったわ。それじゃあね」スッ
天津風は、言い終えたら瞬間移動で消えた。
俺「他に質問は?」
スッ
俺「はい、そこの君」
吹雪「初めまして、吹雪です」
俺「吹雪だな.、たしか能力は」
吹雪「電気操作です」
そう言って吹雪は、ブイサインを作り、人差し指となか指の間にスタンガン宜しく電気を流した。
俺「へぇ〜そんな器用にできるんだな」
【駆逐艦】吹雪
能力:電気操作
体内で、電気を生成でき圧力も自由自在。
事件:寝ぼけた状態で町中を徘徊したところ、能力の誤作動で辺りの電子機器に高電流を流し、発火させた。
俺「で?質問は?」
吹雪「はい、私達は普通に海に出られるのでしょうか?」
俺「そりゃあ出てもらうぞ、なんたって皆は艦娘なんだからな」
吹雪「『バケモノ』なのにですか?」
俺「『バケモノ』か......普通じゃないだけでバケモノ呼ばわりなんて、最悪だよな」
??「知ったような口をして!」キッ
俺「ん?のわっ!」
突然、ファイヤーボールが飛んできた。
俺はファイヤーボールに被弾して、またぶっ飛ばされた。
今度は笑われなかった。良かった。
俺「いってて〜、あ〜軍服が焦げたな〜新しいの用意しねぇと」
吹雪「司令官?大丈夫ですか?」
俺「あ〜別にそんな事務的な、心配しなくていいぞ〜でも、ありがとな」ニコッ
俺「それと、自分から不利になりたがるなよな〜加賀?」
加賀「......」チッ
【空母】加賀
能力:発火(パイロキネシス)
任意の場所に炎を発生させることが出来る。
事件:くしゃみをした時に能力の誤作動が起き、鎮守府を半焼させた。
俺「まぁいいや次からは、気をつけるんだぞぉ〜?」
俺「他に質問は?......ないな?じゃあこれから宜しく!」(`・ω・´)ゞビシッ!!
艦娘達「よ、宜しくお願いします!」(´・ω・`)ゞ
続く
💀韓.国.🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵💀
対日本🇯🇵🎌🗾非難で歩調を合わせている。
💀韓.国.🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵は『日本🇯🇵🎌🗾』を『共通の敵』として『秘密協定(軍事協定含む。)』を結んでいる可能性が高い。💀
💀韓.国.🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵💀が『日本🇯🇵🎌🗾』の『敵』となる場合、日本🇯🇵🎌🗾は『安全保障・防衛』を根本的に見直す必要が生じてくる。💀
かが『流石に気分が高揚します。』
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なんか垣根帝督…じゃなかった提督以外の能力系SSは初めてだな…