暁改「初めましてになるわね！暁よ！一人前のレディとして扱ってよね！」

俺「あ、どうも初めまして、主人公と申します。宜しくお願いします。」ｶｰﾄﾞﾓﾁﾅｶﾞﾗﾍﾟｺﾍﾟｺ

暁改「ちょっと！あなたは、私達の司令官！つまり私達の上司なんだから、そんな他人行儀で敬語なんていらないわよ！」

俺「あ、そうだよな〜ハハハごめん」

俺「...........って違うだろ！？」

俺「えっ？！ナニコレ？！なんでカードの暁の絵が動いて喋ってるんだよ？！艦これアーケードにまさかの最新テクノロジーが使われてるのか？！」

暁改「テクノロジーと言うより魔法や奇跡みたいなものね」

俺「この現代社会で魔法や奇跡があるわけないだろww」

暁改「じゃあ今の私や、これまでの皆の様子はどう説明するの？」

俺「うっ......分からん。ドッキリとか？」

暁改「カード1枚のキャラが、動いて話せるほどの技術を使ったドッキリって凄いわね」ｱｷﾚ

暁改「とりあえず知りたいことは、明石さんからのメールのURLに有るからクリックしてよね」ﾆｺｯ

俺「あ、あぁ...」

暁に言われるがまま俺は、メールのURLをクリックした。

ｽﾏﾎｶﾞﾒﾝﾋﾟｶｰ!!

俺「うぉっ！」

URLをクリックした途端、スマホの画面が車のハイビーム並に光り始めて俺の視界は真っ白になった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゲーム内鎮守府

暁改「明石さ〜ん、予定通り司令官にURLをクリックさせたわよ〜」

明石「了解です！お疲れ様、暁ちゃん」ﾆｺｯ

明石「後は提督を、お出迎えしないとね」

吹雪改「ついに司令官と......」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

島風改「提督......早く会いたいな〜」

時雨改「ふふっ...提督」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

俺「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！イイッ↑タイ↓メガァァァ↑」（紅魔族の女の子風）ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

？？「ふふっ♪︎提督さん、可愛いですねっ♪︎」

俺「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞんっ？！...なんか聞き覚えのある声なんだが......誰だ？」ﾒｵｻｴ

？？「そうですね...！では！」ﾋﾗﾒｷ

謎の聞き覚えのあるBGM♪︎〜

？？「演習に取り掛かりますか？皆さん！頑張って下さいねっ♪︎」ﾆｺｯ

俺「えっ？！鹿島ぁ？！」

？？「はいっ♪︎あなたの鹿島です♪︎」ﾆｺｯ

俺「？！？！？！」ﾒﾊﾟﾁｸﾘ

俺「」(　ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

マジで鹿島だった...合同演習の時みたいな謎の赤い光はないが、鹿島だった。

俺（すげぇ...画面越しじゃないのに目の前に鹿島が...）

鹿島「提督？」ﾉｿﾞｷｺﾐ

俺「へっ？うおっ！」ｼﾘﾓﾁ

俺「いってて」

鹿島「提督！？大丈夫ですか？！」

俺「あ、あぁ大丈夫だ」ﾀﾁｱｶﾞﾘ

鹿島「ならいいのですが......」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

？？「司令官！司令官！司令かぁ〜ん！」ﾊﾞｯ!

俺「うぉっ！」ｳｹﾄﾒ

？？「えへへ〜司令官だぁ〜」ｷﾞｭｯ

俺「お前、皐月か？」

皐月改「うん！ボクだよ！司令官！」ﾆｺｯ

俺（やべぇ......夢でも見てるのか）

皐月改「夢じゃないよ！」ﾆｺｯ

俺「え？」

皐月改「顔に出てたよ」ﾆｺｯ

俺「マジか」

皐月改「うん！」

皐月改「はぁ〜それにしても、画面越しじゃない生の司令官だぁ〜♪︎」ｽﾘｽﾘ

鹿島「皐月ちゃん？私も提督さんと話したいのだけれど」

皐月改「......うん、いいよ挨拶出来たしね」ﾊﾟｯ

皐月改「じゃあね司令官！そして、ようこそ！」ﾆｺｯ

ｻﾂｷﾀﾁｻﾙ

俺「？ようこそ？」

ｷｮﾛｷｮﾛ

俺「えっ！？ここどこ？！」

すごい今更であった

鹿島「ここは、提督さんの鎮守府ですよ♪︎」

俺「俺の？」

鹿島「はい♪︎」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

俺は現在、鹿島に鎮守府内を案内されている。

俺「あれ？この廊下、見覚えあるぞ」

鹿島「でしょうね♪︎」

鹿島「ここは、『新しい艦娘が着任しました』の時に毎回提督さんが、通られている廊下ですよ」ﾆｺｯ

俺「あっ！！そうだよ！その廊下だ！」

？？「あ、提督だぁ〜♪︎」

？？「お〜い♪︎」

そう言って2人は、俺に手を振る。

俺「飛龍？蒼龍？」

飛龍「うん♪︎」ﾆｺｯ

蒼龍「はい♪︎」ﾆｺｯ

？？「おっ！やっと来たね〜」ﾀｯﾀｯﾀｯ

？？「あ、北上さん待ってぇ〜」ﾀｯﾀｯﾀｯ

俺「ん？北上！大井！」

北上「やっほ〜提督」

大井「こんにちは」ﾍﾟｺｯ

俺「お、おぅ」

俺（まさか『あの廊下』で、艦娘達と会えるとはな...）

俺（まさか、そこの角から吹雪が出たりして）ﾜｸﾜｸ

五月雨「あ、提督！ようこそです！」ﾆｺｯ

俺「お、おぉ！ありがとな五月雨！」

俺（嬉しいけど、お前かぁ〜！！）

五月雨「はい！一生懸命！頑張りますから！」ﾆｺｯ

俺「おう！ありがとな！」

ｽﾀｽﾀ

俺「お、やっぱいたな」ﾆｺｯ

ベールヌイ「やぁ司令官、やっと話せるね」

雷改「これで、もっと私を頼れるわね！」ﾆｺｯ

電改「はわわわ、まだ心の準備が出来てないのです」

俺「大丈夫だって」ﾆｺｯ

俺「3人とも、いつもありがとな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ベールヌイ「Спасибо（ｽﾊﾟｼｰﾊﾞ）これは良いな」ﾆｺｯ

雷改「司令官の為だもの！当然じゃない！」ﾆｺｯ

電改「はわわわ、ありがとうなのです！」ﾆｺｯ

鹿島「」ﾑｽｯ

飛龍「」ﾑｽｯ

蒼龍「」ﾑｽｯ

北上「」ﾑｽｯ

大井「」ﾑｽｯ

五月雨「」ﾑｽｯ

俺「ん？皆どうしたの？」ｷｮﾄﾝ

鹿島「いえ...別に」

そんな時、突如俺の背後から

？？「パンパカパーン！」

？？「提督、こんにちは」

俺「ま、まさか」ｸﾙｯ

愛宕「」ﾆｺﾆｺ

高雄「」ﾆｺﾆｺ

俺「あ、愛宕に高雄」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺は元々【艦これ】はアニメで知り、その時1番好きなキャラが愛宕なのだ。

俺（や、ヤバイ......心臓のドキドキが止まらねぇ）

愛宕「提督ぅ〜大丈夫ですか？」ﾉｿﾞｷｺﾐ

俺「うぉっ！」ｼﾘﾓﾁ

本日2度目の尻もちであった。

俺「いってて」

愛宕「提督！？大丈夫ですか？！」

俺「あ、あぁ大丈夫だ」

愛宕「そう、それならいいのですが」ﾆｺｯ

俺「あはは」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

鹿島「さ！提督さん！早く執務室に行きますよ！」ｸﾞｲｯ

俺「お、おい鹿島！引っ張るなよ！またな皆！」

俺は愛宕達に別れを言って、鹿島に執務室へと連行された。

ーーーーーーーーーーーおまけーーーーーーーーーー

ベールヌイ「司令官、少しいいだろうか？」

俺「ん？どしたん？」

ベールヌイ「暁が、凄いべそかきながら部屋に入ってきて布団に、くるまって泣きながら『私はレディーでも中古じゃないもん』と言ってたんだが、何か知らないだろうか？」

俺「あ〜メタい話だが、この『俺のアーケード艦娘達が話しかけてくるような気がする』にオススメのコメントが来てな、その中に『一人前のレディ（中古ホロ）』ってコメントがあったんで、その事だと思う」

ベールヌイ「ぷっw」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ﾊﾞﾀﾝｯ!

暁改「しぃれぇえかぁーん！べぇえるぅぬぅいぃ！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫ

この後俺とベールヌイは暁からたっぷり説教された。