艦これSS 結会「助けられなくて、泣いて、叫んで。」1
彼女は取り戻すため、走る。
ー注意ー
三点リーダの位置が下だったり真ん中だったりするのは、スマホとPCの両方で打っているからです。
そんなに気にしないで下さい。
登場人物は略
1話 攫われた『彼』
〜海軍本部〜
元帥「え、ごめんもう一回言ってくれる?」
呉提督「だからですね、深海棲艦にうちで保護していた少年が攫われたんですよ」
元帥「それやばくない?ねぇ一般人が深海棲艦に攫われるなんてばれたらどうなる?」オロオロ
大淀「元帥殿、落ち着いて下さい。」
呉提督「取り敢えず彼には発信機をつけていますのでそこから…」
元帥「場所が割り出せたらすぐに他の鎮守府の提督を呼ぶよ!」
呉提督「お願いします。それでは。」
パタンッ
元帥「………やばいやばいやばいやばいやばい」
大淀「元帥殿、これを。」つアイマスク
元帥「あ、ありがとう大淀…」アイマスクツケル
〜呉鎮守府〜
文月「えっ、冬谷君攫われたの〜?」
皐月「それやばくない⁉すっっっっっごくやばくない⁉」
呉提督「だから今探してるのさ…あった。」
衣笠「何処⁉」
龍嬢「壱岐泊地…」
叢雲「あいつ散っ々言ってきた癖に…一発殴ってやるわ…」
呉提督「もしもし元帥?少年の場所分かったかもだよ?」
元帥『どこどこどこどこ⁉』
呉提督「壱岐泊地」
元帥『すぐにこっち(大本営)来て!緊急で会議開く!』ガシャッツーツーツー
呉提督「という事で行ってきます」シュタター
足柄「……思うんだけど」
龍嬢「どしたん?」
足柄「その発信機に深海側が気付いてて、その壱岐泊地がダミーだとしたら…?」
ここにいる全員「…………………あ」
〜大本営〜
呉提督「...やっぱりこのメンツなんだ。」
元帥「だってこんくらいしかないもん...」
招集をもらったのは、呉、舞鶴、佐世保、横須賀。理由は、『主力チームだから』だと。
舞鶴提督「...」アオザメ
佐世保提督「舞鶴どったん?腹痛いんか?」
舞鶴提督「いや、実は...」
佐世保提督「やばない?それめっっっっっっちゃやばない!?」
横須賀提督「何してんの舞鶴...大問題よ?保護した男の子がその攫われた少年なんて...」(´Д`)ハァ…
元帥「まあ、そのことは後々聞くとして...場所が場所でね...」
横須賀提督「壱岐泊地でしょ?あそこ駆逐艦しか行けなくて嫌いなのよ...」
元帥「あ、でも最近あそこ波弱くなってるよ?」
佐世保提督「じゃあ普通に行けるな」
元帥「じゃあ佐世保と呉はそこ行って。後々の報告よろしくね。舞鶴は残ってね」
舞鶴提督「うげ...はぁい...」
このことを聞いて、呉鎮守府では、
叢雲「主力艦隊で壱岐泊地...やってやるわ...」
龍驤「あいつの顔面一発殴ったらぁ!!」
佐世保鎮守府では、
長門「ふむ...了解した。」
陽炎「へぇ~...な~んか嫌な予感...」
そして、舞鶴では。
陸奥「...嘘でしょ...」
58「知らなかったでち...」
と、驚きをあらわにしていたが、その中でも、そのことに対して怒りを覚えている者が一人。
菊月だった。
菊月「...冬谷が、さら、われた...?」
舞鶴提督「あ、あぁ...だから」ガシッ
菊月「私も行く」グイッ
舞鶴提督「うん言うと思ったそうだよね行くよね」
菊月「ぜっったいに取り戻してやる...!」
菊月「(あいつら(深海棲艦)の好きにはさせない...!!)」ギリィ
怒る菊月。その心の中で、ドクンッ、と、何かが生まれる様な感じがした。
~家電量販店~
??「...」
テレビ『...なお、深海棲艦に攫われたとされる男の子は、黒と赤の髪の色だということで、軍は全力で捜索すると...』
??「...どーせあいつだろ。」
??「冬谷がなんかやらかしたんだろ。」
ー2話に続くー
次回菊月無双(笑)
皐月「駆逐艦、皐月だよっ!」
文月「文月だよ~」
皐月「あの冬谷って男の子、大丈夫かな...」
文月「う~ん...私は大丈夫だと思うな~」
皐月「まぁ...うちの主力艦隊をボコボコにしたもんね...」
文月「そういえば皐月ちゃん気づいた~?」
皐月「ん?何に?」
文月「演習の時、冬谷君の目が赤かったんだよ~?」
皐月「あの子はあれなの?夕立なの?」ポイポーイ!>
文月「分からないよ~?それじゃあ、そろそろ終わりにしよ~?」
皐月「そうだね。それじゃ、また次で会おう!」
皐月文月「「バイバーイ」」ノシ
次回新キャラ登場かな?