料理人は提督になった#1
山奥にある秘境食堂「彷徨い食堂」たまたまそこへたどり着いた1人の中年により1人の青年の運命の歯車がゆっくりと動き出す!!
皆さん初めまして。リンドウは紫陽花と共にです。物語系を書くのは初めてで読みにくかったり矛盾している所があるかもしれませんがどうか暖かな心でご覧下さい。次回作は不定期になります。処女作で3000文字数超えるってなかなかやな(´-ω-)ウムム
[chapter0:プロローグ ]
ここはとある秘境にある絶品の小さな食堂。ここは山の山頂の付近に建てられている為歩きでくるしかないのだが、辿り着くまでの道が複雑な為、食堂にたどり着くことができない客が多く「彷徨い食堂」と呼ばれている。
ここの店主、新島 薫(にいじま かおる)は今日もお客が来るかもわからないお店を開店させる。
新島「いや〜、今日も誰も来ないですね〜小人さん」
? 「ソレモソノハズデス。コンナアブナイバショニクルヒトノホウガドウカシテルノデス。」
と自分と一緒に働いている小さな小人と会話している。
? 「ソレト、ナンドモイッテマスガ、ワタシハコビトジャナイノデス、ヨウセイサンナノデス」
新島「はいはい、妖精さんでしたね〜聞き取りづらいから普通に喋りなよ」
妖精「しかたないですね〜それとこの場所は条件が重ならないとたどり着けなくなってるのです。人が来なくて当然です。」
新島「え?何、条件があるなんて初めて聞いたんだけど」
そんな話をしていると ガラガラ っと扉が開いた
新島「いらっしゃいませ」イラッシャイマセー
? 「すみません、いま空いているか………な……え?」
新島「お客さんどうかなさいましたか?」
? 「………いや、君その子達は?」
新島「!!お客さんは見えるんですか?この子達を」
? 「ああ、見える。だがなんだこの数は!!私の知っている限りではこんな数の妖精は見たことがないぞ!!」
妖精「これはこれは、提督さんです。こんな所に来るなんて物好きな提督さんもいたもんですな」
新島「妖精さん呑気なこと言わないで……」
? 「君、妖精さんと話せるのかね?」
新島「ええ、普通に会話していますが」
? 「なんて事だ、君、名前を教えてくれないか?」
新島「新島 薫と申します。貴方は?」
? 「え?ああ、まだ名乗っていなかったな。私は原木 隼人(はらき はやと)だ。急で申し訳ないんだが新島君、海軍に入る気は無いだろうか」
新島「か、海軍ですか!?」
原木「そうだ、君が入ってくれればこちらとしては嬉しい限りなのだ。どうか頼む」
新島「うーん、俺は料理が作れればいいしな〜妖精さん達はどうする?」
妖精「私達はにいちゃんについて行くよ〜」
新島「そっか、じゃあ原木さん、よろしくお願いします。」
原木「入ってくれるか!!それでは今から行くぞ。荷物をまとめてくれ」
新島「今からですか、わかりました」
30分後
新島「お待たせいたしました。」
原木「よし行くぞ」
〜新島達移動中〜(移動スキップ)
原木「着いたぞ、ここが大本営だ」
妖精「久しぶりの大本営です。やはり大きいですな〜」
新島「なんか見覚えが....気のせいか?」((ボソッ…
グゥ〜
原木「....大事な話をと思ったが、すまん、昼食を食べてからで良いだろうか?」
新島「ええ、大丈夫です。大した物は作れませんが何かお作り致しましょうか?」
妖精1「にぃちゃんの料理は格別也」
妖精2「食べている間は至福の時間〜」॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*
原木「そうかそうか、そんなに美味いのか!是非作ってくれ。場所は食堂で良いかな?」
新島「はい、満足して頂ける料理をこしらえますね。」
ー食堂に移動ーテクテク(・ω・o*)-8。。。
原木「間宮〜居るかね?」
間宮「はーい、如何なさいましたか。おや?そちらの方は?」
原木「(´-ω-)ウム ちょいと訳ありでな連れてきた。子奴に厨房を貸して欲しいのじゃが空いておるかの?」
間宮「えぇ、空いていますから大丈夫ですよ。」
原木「そうか、では、新島君とびきり美味しいものを期待して待っておるぞ」
新島「はい、お任せ下さい」
間宮「あの〜つかぬ事をお聞きしますが料理の経験は?」
新島「飲食店を営んでおりました。それで、えーと貴方は?」
間宮「失礼しました。私はこの食堂の料理長 補給艦の間宮と申します。」
新島「これはご丁寧に、私は新島 薫といいます。よろしくお願いします」┏○ペコッ
新島「それでは、材料お借りしますね。」
Let's cooking Time〜♪
トントン ザクザク ジュー ニイチャンノテギワハアイカワラズムダガナイデスネ
〜完成〜
彷徨い食堂人気メニュー シンプルチャーハン
新島「原木さん、完成しましたよ。シンプルチャーハンです。」コトッ
原木「うむ、いただきます。」ŧ‹"((。´ω`。))ŧ‹”
原木「こ、これは、美味すぎる!!間宮のも美味しいがこれは、勝るとも劣らない味じゃ!」\(¯∀¯)/✨✨
( ; ゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; ) エッナニ、マミヤサントオナジクライオイシイノ!? タベテミタイポッイ!!
原木「,:('ω' ))ムシャムシャ (´・ω・)=3 フゥ~食った食った ご馳走様でした。」
新島「お粗末さまでした。」
ハヤッ!! アアーゼンブタベラレチヤッタ〜 ポイ〜 タベテミタカッタワー ウフフ
新島「皿洗いしますのでお皿片しますね」
ジャバー ゴシゴシ キュッキュッ
新島「終わりました」
原木 「よし、では行くかの」
トコトコ((((((っ^・ω・^)っ
【執務室】
ガチャ ||.c( ゚ω゚`|
? 「お帰りなさいませ。元帥殿」
原木「ただいま戻ったぞ、大淀」
大淀「元帥殿、そちらの方は?」
原木「(´-ω-)ウム 山奥でひっそりと飲食店を営んでいた新島君じゃ」
大淀「山奥で飲食店ですか?何故その方を連れてこられたのですか?」
原木「妖精に偉く懐かれておっての〜その場所に置いとくのは勿体ないから連れてきたんじゃ」
新島「原木さん、元帥とはなんでしょうか?」
原木「ん?言ってなかったの、儂は海軍のトップじゃ。まぁ、ほとんど名だけじゃがの」
新島「え!?これは、とんだご無礼を。どうか平に御容赦を」<(_ _)>
原木「頭を上げてくれ、気になどしておらんわい」
大淀「それで元帥殿、彼が飲食店をやっていた店名は?」
原木「なんじゃったかの〜(;-ω-)」
新島「彷徨い食堂です」
(ガタッ!!
大淀「今なんとおっしゃいましたか?」
新島「えっ?ですから彷徨い食堂と」
大淀「あの秘境にある彷徨い食堂ですか!?店で食べる事はおろか、店すら見つからないと言う」
新島「流石に言い過ぎですよ。土日以外開店してますし」
大淀「そんな事はありません!!それに料理はどれも絶品で、もし食べることが出来たのならその年は幸運が舞い込むと噂もある程の名店ではないですか!!」
原木「なるほど、道理で美味しかった訳じゃ」
大淀「元帥殿、まさか食べてきたのですか........」
原木「うむ、先程厨房で作ってもらったの」
大淀「ずるいです!!」
(ノ”>ω<)ノ”ポカポカ
新島「ね、ねぇ妖精さん。噂って本当なの?初耳なんだけど」
妖精S「「本当なのです。」」(`・ω・´)フンスッ!
原木「ま、まぁその事は置いといて新島君には3年間ここで下積みをしてからとある鎮守府に着任してもらいたい。その間、大変になると思うが研修と調理をお願いしたいのだが、大丈夫だろうか?」
新島「はい、了解しました。」
原木「要望があれば儂に伝えてくれ、できる範囲で応えよう」
新島「はい、では早速なのですが、特注の包丁3本と砥石が欲しいのですが」
原木「(´-ω-)ウムではこの紙に記入後提出してくれ。あとは、軍衣と調理の時の服じゃな。」
妖精「これからにぃちゃんの提督人生が始まりますな」ボソ
新島「何か言ったか、妖精さん?」
妖精S「空耳です」
新島「まぁ、いいか」
こうして新島 薫の提督人生の第一歩が踏み出された瞬間であった。
ー続ー
最後までご覧になってくださり誠にありがとうございます!次回作もお楽しみにそれではまたね〜((ヾ(˙ ˘ ˙。)フリフリ
面白いです!
続きはよー
サバゲーマンです
初めまして、面白かったです。次回からの更新楽しみにしています。