2023-02-18 23:13:48 更新

概要

提督と青葉が艦娘に死亡ドッキリを仕掛ける話です、この鎮守府は現在執筆中の「艦娘が淫乱化した!?」とは別の鎮守府になっています、今回も読者のコメントで進めたいと思ってるので出して欲しい艦娘やシチュエーションがあったら是非コメント欄にお書きください


前書き

2回目の作品ですが相変わらず駄文かつ文法ぐちゃぐちゃです、それでもよければ是非コメント欄にお書きください、全てのコメントに対応していきます、荒らしはやめてもらいたいです
タイトル変更のお知らせ
この作品は元々自殺ドッキリの話でしたが自殺の他にも様々な死亡ドッキリの要望が多いかつ、自分も自殺以外のシチュエーションが書きたいので自殺ではなく死亡と変更させていただきます、ご了承ください
リクエスト終了のお知らせ
この作品の文字数がそろそろ限界に近づいてきたので今のところまだ執筆してないリクエストコメントは後編に持ち込ませていただきます、まだ執筆してないリクエストとこれからの新規のリクエストは後編で執筆するのでここでのリクエストは締め切らせていただきます、沢山のリクエストありがとうございました、近日後編を公開いたしますので新規のリクエストはそちらにコメントをしてください
10000PVありがとうございます!
何故か最近内容の大半が勝手に消えているという謎の現象が度々発生しています、何が原因なのか分かりませんが...もしまた内容の一部が消えていたりしていたらコメントかメッセージでお伝えください、ただちに直します


提督「お前はいきなり何を言い出すんだ...」


青葉「ですから艦娘に死亡ドッキリを仕掛けるんです!」


提督「それは分かってるよ...それよりも何でそんな悪趣味なことすんだよ」


青葉「ここの鎮守府ってかなり大きくなりましたじゃないですか、その為艦娘の数も昔よりも遥かに多くなりましたよね」


提督「まぁ、そうだな....」


青葉「でも最近は1人1人の関わりが薄くなっていると思うんですよ」


提督「確かに最近皆と個別で話す機会は減ってきたな」


青葉「そこで改めて司令官と皆さんの関係を再確認かつより深める為にこのドッキリを企画したわけです!」


提督「なるほど...しかし提案はいいけどさ、いくら何でも死亡ドッキリは....」


青葉「大丈夫です、妖精さんと明石さんに協力してもらった道具で死んだふりをしてもらうだけですから」


提督「それでも俺が死んでるとこを見せるんだろやっぱ刺激強すぎだろ...」


青葉「司令官、これは司令官と艦娘の関係をより深めるドッキリなんです、生半可なドッキリよりもここまで過激にやれば皆さんの本心も見やすくなりますよ?それに皆さんの反応も気になりますし」ニヤッ


提督「お前ホント悪趣味だな...」


青葉「そんなこと言って司令官も見たいんじゃないんですか?」


提督「...」(ちょっと見たい...)


青葉「無言は肯定としますよ?では早速始めましょう!」


提督「やるにしてもやりすぎるなよ」


青葉「了解です!」


青葉 (フフッス...ク-プがいっぱい撮れそうです)ニヤッ


-衣笠編-


提督「で、最初は誰にするんだ?」


青葉「そうですね、まずは衣笠にしましょう!」


提督「お前、いきなり身内を...」


青葉「大丈夫ですよ、衣笠はタフなんで」


提督「そ、そうなのか...?」


青葉「はい、もちろん!」


提督「でもどうやってあいつにドッキリ仕掛けるんだよ?」


青葉「最近衣笠お菓子作り始めてるんです、そこでそのお菓子の中に毒仕込んで司令官に死んでもらうという作戦でいきます!」


提督「なるほど、てかその毒ってマジのやつじゃ...」


青葉「そんな訳ないじゃないですか、死んだように見せるだけです、明石さんが開発したやつですから大丈夫です!」


提督「ホント明石って万能だな...」


青葉「てことで記念すべき死亡ドッキリ1発目、早速始めましょう!」


-廊下-


衣笠「...」テクテク


青葉「衣笠~」タッタッ


衣笠「おっ、青葉じゃない、どうしたの?」


青葉「衣笠って最近お菓子作ってるよね?」


衣笠「えぇそうだけど、それがどうかした?」 

青葉「そのお菓子司令官が食べたいって」 


衣笠「えっ!?て、提督が!?」


衣笠「て、提督が私のお菓子を...//」カァ...


青葉 (今のうちに例の薬を....)サッ


青葉「衣笠」ポンッ


衣笠「ふぇ?な、何?」


青葉「はやく行ったほうがいいんじゃない?司令官、今執務室にいるよ」


衣笠「そ、そうねはやく提督に衣笠のお菓子を食べさせてあげよっと!」タッタッ!


青葉「よしこれで準備は完了...」


青葉「さぁて...衣笠どんな反応するんだろ?」ニヤッ


-執務室-


提督 (そろそろ来る頃かな)


扉 コンコン


提督「っ!、入っていいぞ」(来た...!)


衣笠「失礼します!」


提督「衣笠じゃないかどうかしたか?」


衣笠「提督、さっき青葉から聞いたんだけどその...提督が私のお菓子を食べたいって」


提督「あぁ、そうだな、最近衣笠がお菓子作ってるって聞いて食べたかったんだ」


衣笠「っ!、そ、そこで衣笠がお菓子作ってきたの、よかったら食べて!」スッ


提督「おぉ!、作ってくれたのか、じゃあ早速いただくとするか」パクッ


提督「...」モグモグ..


衣笠「どう...?」


提督「うん、美味しいよ!」


衣笠「っ!、そ、それはよかったわ!」パァッ!


提督「それにしても衣笠がお菓子作るなんて意外だn...っ!?」ドクン...


衣笠「提督?どうかしたの?」


提督「グフッ...な、何だ.』.これ...」[吐血]


衣笠「えっ提督!?」


提督「お前...何...入れたん...だ...」バタッ..


衣笠「えっ、提督!?提督!」ユサユサ


衣笠「ちょっと提督どうしたのよ!冗談ならやめてよ!」ユサユサ


衣笠「提督!提督!」ユサユサ


提督「...」


衣笠「そんな...何で...」


青葉「失礼します青葉です!」扉バンッ


衣笠「!?」


青葉「えっ...司令官何で...」


衣笠「あ、青葉これは...」


青葉「最低...」


衣笠「えっ...?」


青葉「司令官を殺すなんて...」


衣笠「なっ!?ち、違っ!これは衣笠がやった訳じゃ!」


青葉「来ないで!」


衣笠「っ!?」ビクッ


青葉「この状況で司令官を殺せるのはあなたしかいないじゃない!」


青葉「司令官は衣笠のお菓子をずっと楽しみにしていたのにそこにつけ込んで司令官を殺すなんて....」


衣笠「違うの!衣笠は提督にお菓子を食べさせてあげたいと思っただけなの!そしたら提督がいきなり倒れて...」


青葉「嘘つかないで!もう衣笠のこと何も信じられない!」


衣笠「あ、青葉...」


青葉「早く...皆に知らせないと!」ダッ!


衣笠「ま、待って!青葉!」


衣笠「何で...何でこんなことに...」


衣笠 提督チラッ


青葉 (司令官はあなたのお菓子をずっと楽しみにしていたのにそこにつけ込んで司令官を殺すなんて...)


衣笠「そうだ...私が...私が))))提督にお菓子なんか食べさせなければ....」


衣笠「提督)..ごめん...なさい....」ポロッ...


衣笠「ごめんなさい....ごめん...なさい...」


衣笠「う...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ブワッ


衣笠「嫌だ...提督...嫌だぁ...」


衣笠「お願い....提督...あなたの為なら...何でもするから...」ポロポロ


衣笠「だから...お願い...戻って....戻ってきてよぉぉ...」


衣笠「提督....」


提督「大丈夫だよ、衣笠俺はどこにも行かないよ」ムクッ


衣笠「ふぇ...?てい...とく....?」


青葉「いや~まさかここまで衣笠がとり乱れるとは思いませんでしたね」扉ガチャ


衣笠「あお...ば...?」


提督「確かにここまでとは思ってなかったな」


衣笠「えっ何....どういうこと...?」


提督「悪いな衣笠、これ実は...」


青葉「ドッキリ大成功!」[プラカード]


提督「という訳だったんだ」


衣笠「えっ...じゃあ提督は...」


提督「あぁ、俺は全然大丈夫だぞ」 


衣笠「う...うわぁぁぁぁぁ!よかったぁぁぁぁぁ....!」ギュウ..


提督「うぉっ!?」


提督「ちょ衣笠...」


青葉「しばらくは放してくれなさそうですね」


提督「あぁ、そうだな...」頭ナデナデ


...


提督「どうだ、落ち着いたか衣笠?」


衣笠「うん...」


衣笠「ひどいよ提督...こんなことして...」


提督「すまない悪かった、まさかここまでとは思っていなくて....」


衣笠「私ホントに傷ついたんだからね!」


提督「すまなかった、でもお前が俺のことをここまで想ってくれてたなんて思わなかった、ありがとうな衣笠」ニカッ


衣笠「っ//!?」ドクン


衣笠「ずるいよ提督も....」


衣笠「今回は許してあげる」

 

衣笠「でも次こんなことしたら...許さないからね!」


提督「大丈夫、もうしないよ」頭ナデナデ


衣笠「提督...」


青葉「....」


青葉「あれ青葉蚊帳の外?」


-鈴谷編-


青葉「いや~さっきはいいのが撮れましたね」


提督「まさかあそこまでのリアクションとは思ってなかった...」


青葉「それで司令官、早速次のドッキリなんですが...」


提督「もうか...次は誰に仕掛けるんだ?」


青葉「次にドッキリを仕掛けるのは鈴谷さんです!」


提督「鈴谷か...あいつはいつも陽気だからドッキリの反応が思い付かないな...」


青葉「だからこそですよ、反応が予想出来る人より楽しいじゃないですか♪」


提督「お前ほんと外道だな...」 


青葉「いや~それほどでも~♪」


提督「褒めてねぇよ」


提督「で、どうやって鈴谷をドッキリに仕掛けるんだ?」


青葉「司令官って最近大規模作戦があったじゃないですか」


提督「あぁ、あのやらかしたやつか...」


青葉「やらかしたって言っても誰ひとり犠牲も出ずに済んだんですからいいんじゃないですか?」


提督「けど作戦的には失敗だから上層部からこっぴどく言われて流石にその日は落ちこんだよ...今はもう大丈夫だけど」


青葉「今回は今のことをまだ悩んでいるという口実で鈴谷さんをドッキリに仕掛けます」


提督「なるほど、じゃあ早速2回目、やってみるか」


-廊下-


青葉「あ、鈴谷さん」タッタッ


鈴谷「おっ、青葉じゃない、ち-っす!」ニカッ


青葉「鈴谷さんはいつも陽気ですね」


鈴谷「暗いよりかは明るいほうがいいじゃん!」


青葉「まぁそれもそうですね」


青葉「それで鈴谷さんにちょっと話があるんですけど...」


鈴谷「ん、鈴谷に?」


カクカクシカジカ


鈴谷「なるほど...提督、まだあの事思い悩んでいたんだ...」


青葉「はい...そこまで責める必要もないはずなんですけど...皆の前では無理して笑顔作って、1人でいる時は虚ろになっていて...心配です...」


鈴谷「そっか...」


青葉「青葉もどう声を掛けていいか分からなくて...」


青葉「だから鈴谷さん、もし宜しければ司令官に声を掛けてもらえませんか?」


鈴谷「...」


鈴谷「分かった、じゃあこの鈴谷が提督と話をするよ!」


青葉「え、本当ですか?ダメ元で頼んだんですけど...今の司令官はちょっと危ないですが...」


鈴谷「大丈夫だよ、あれは提督のせいじゃないし元気ない提督をこれ以上見るのは鈴谷も辛いから...」


鈴谷「だから提督のために鈴谷が出来ることは全部やってあげたいの...」


鈴谷「鈴谷はあの明るい提督が見たいから...」


青葉「そういうことですか...それじゃあ鈴谷さん、お願いします...」


鈴谷「うん、任せて!」タッタッ!


青葉「...」


青葉「なんかドッキリしずらくなってしまった...」


青葉「まさか鈴谷さんがあそこまで司令官を想っていたなんて...」


青葉「いやいやこれこそスク-プのチャンス!」


青葉「よしっ、それじゃモニタリング室で観察っと...」ヨイショ


-執務室-


扉コンコン


提督「入っていいぞ...」


鈴谷「提督ち-っす」ニカッ


提督「鈴谷か...どうしたなんか用か?」


鈴谷「いや、提督最近調子どうなのかなって..」


提督「俺...?あ、あぁ俺は大丈夫だよ...」ハハッ...


鈴谷「...」


鈴谷「本当に...?」


提督「あ、あぁもちろん...」


鈴谷「...」


鈴谷 ギュウ...


提督「っ!?」ゾクッ..


鈴谷「提督...」


提督「鈴谷...?」


鈴谷「無理はやめて...さっきから笑顔がひきつってるよ...」


鈴谷「そんな辛い笑顔は作らなくていい...」


鈴谷「もぉいいから...強がらなくていい...提督が頑張っているの...鈴谷はたくさん知ってるから...」


提督「...お、俺は無理なんか...」フルフル...


鈴谷「もういいの...体が震えてるよ...」


鈴谷「泣いたって...愚痴を言ったっていい...鈴谷は絶対に笑わないから...」


鈴谷「全部受け止める...だから提督...」


提督「鈴谷...」ブワッ...


鈴谷「よしよし...提督...」



...


鈴谷「どう、落ち着いた...?」


提督「あぁ...こ、ごめん鈴谷...あんな取り乱して...情けないよな...」


鈴谷「ううんそんなことない...辛い時はうんと泣くのが一番だよ...」ニコッ...


提督「鈴谷・・」


鈴谷「よしっ、それじゃ提督今から間宮アイス買ってくるから一緒に食べよ!」


鈴谷「辛いときは甘いもの食べたりするのが一番!」


提督「うん、そうだな...」


鈴谷「じゃあいってくるね!」タッタッ!


提督「よろしく頼む」


鈴谷「あっ提督...」チラッ


提督「ん?」


鈴谷「もしまたなんか辛いことがあったら鈴谷に言って、鈴谷はずっと提督の味方だから...」


鈴谷「それだけは絶対忘れないで」


提督「あぁ、分かったよ」


鈴谷「フフッ...じゃあ買ってくるね!」ニカッ


鈴谷 タッタッ


提督「...」


提督「なぁ青葉...」


青葉「はい、なんでしょうか?」ヒョイ


提督「この後にドッキリめっちゃ掛けずらいんだけど...」


青葉「同感ですね...」


提督「思わず泣いちまったよ...」(ギャップもあって破壊力ありすぎる...)


提督「なぁ今からでもやめにしない?なんか凄い申し訳ないんだけど...」


青葉「いやいや!だからこそドッキリ仕掛けてこれよりも関係を深くしたほうがいいですよ」


提督「そうかな...」

 

青葉「大丈夫です、もしなんかあったら青葉が対処しますから」


提督「分かった...もしもの時はよろしくな」


青葉「了解です」


...


扉ガチャ


鈴谷「提督、アイス買ってきたよ!」


提督 プラン...[首吊り]


鈴谷「えっ....」ボトッ...


鈴谷「えっ提督...何で...」ヘタッ...


鈴谷「そ、そうだ...はやく下ろさないと...ま、まだ息があるかも...」フルフル...


鈴谷「あ、足が動かない...は、はやく助けないと...」


鈴谷「はやく、助け...」


提督 プラン...[首吊り]


鈴谷「提督...」ポロッ...


鈴谷「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」ブワッ


鈴谷「何で...何でよ...辛かったら...鈴谷に...」ポロポロ...


鈴谷「言ってって...言ったのに...」


鈴谷「なのに...何で...何で...」


青葉 (鈴谷さん、かなり取り乱していますね....)


青葉 (そろそろドッキリって伝えないと...)


鈴谷「提督...ごめん...味方だって言ったのに守れなくて...」


鈴谷「でも...1人では行かせない...」[擬装展開]


青葉「えっ?」


鈴谷「今度こそはあなたのこと守るから...」


鈴谷「バイバイ...皆...熊野...」


鈴谷「提督...すぐそっちに行くからね...」ジャキ..


青葉「ダメぇぇぇぇぇぇ!!!」扉バンッ!


鈴谷「えっ...?」


提督「鈴谷!後追いなんかやめろ!」腕ガシッ


鈴谷「えっ提督...?」


鈴谷「そっか...鈴谷もう幻覚まで...」


提督「大丈夫!俺は死んでないから!」


鈴谷「えっ...でもさっき...」


提督「あれはドッキリだから!」


鈴谷「えっ...?」


青葉「ごめんなさい!鈴谷さん!」[プラカード]


鈴谷「ドッキリ....」


鈴谷「じゃあ...提督は生きてるの...?」


提督「あぁ、もちろんだ、悪かった鈴谷」


鈴谷「あっ...」


鈴谷「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!、良かった...提督...生きてたぁぁ...」ギュウ...


提督「よしよし、もう大丈夫だからな」


...


鈴谷「それはそうと何でこんなひどいドッキリしたの!」


提督「いや、すまない...皆とより親睦を深める為にやってたんだけどここまでになるとは思わなくて...」


鈴谷「もう、悪趣味なこともほどほどにしてよね!」


提督・青葉「はい...」


鈴谷「ふんっ...鈴谷がどれだけショックを受けたことか...」


提督「すまない鈴谷...それで詫びといってはなんだが、俺に何か出来ることがあるならしたいんだが...」


鈴谷「...何でもいいの?」


提督「あぁ、出来る範囲でだけどな」


鈴谷「じゃあ提督こっちに顔近づけて」


提督「えっ顔を?」スッ..


鈴谷 チュッ...


提督「っ!?」


提督「え、す、鈴谷何を///!?」カァッ...


鈴谷「フフッ...これでチャラにしてあげる、それにしてもそんなに反応しちゃって提督か~わいい♪」


提督「う、うるせぇ...//」


鈴谷「フフッ、あ、それとさ提督」


提督「ん、何だ?」


鈴谷「もし本当に悩んでたり辛かったら鈴谷に言ってね?あの時言ったこと本当だから」


提督「あぁ、分かったありがとう」


鈴谷「じゃ、またね!」ニカッ 


鈴谷 タッタッ


-瑞鶴・加賀編-


提督「さっきは危なかった・・」


青葉「まさか自ら死のうとするなんてこっちも想定外のことでしたね・・」


提督「とりあえず鈴谷は元に戻ってくれたけどこれからはもしものことにも備えて置かないとな・・」


青葉「ですね・・」


提督「で、青葉次は誰に仕掛けようとしてるんだ?」


青葉「そうですね~・・」


青葉「あ、そうだ!次は加賀さんと瑞鶴さんにしましょう!」


提督「え、あの2人なの・・」


提督「ネタバラシしたら殺されそうなんだけど・・」


青葉「確かに今までのような感じにしてしまったらブチギレられるかもしれません」


青葉「そこで今回の自殺ドッキリ&仲直りドッキリにしたいと思います!」


提督「仲直りドッキリ?」


青葉「そうです、加賀さんと瑞鶴さんってあまり仲良くないじゃないですか」


提督「確かに、まぁ本当は2人とも相手のことを考えて接してるんだと思うけどすれ違いまくってるしな」


青葉「そこで今回は提督の自殺ドッキリを餌に2人が和解できるように仕向けるんです」


提督「なるほど、それなら俺への被害も減るかもな、でもどうやってやるんだ?」


青葉「まず青葉が加賀さんと瑞鶴さん執務室に誘きだします、そして司令官はここで切腹しているふりをしてもらいます」


青葉「そして今回は司令官本人ではなく明石さんが作ってくれたこの司令官にそっくりの切腹人形を置いておきます」ヨイショ


提督「うわっめっちゃリアルでかなりグロいな・・」


青葉「まぁこれくらいしないと死んだと見せれませんからね」


青葉「そして司令官の死体のそばに遺書を置いておきます」


青葉「そこに2人のわだかまりを解消するような内容を書いておいて2人が和解したらドッキリ大成功で飛び出すというドッキリです」


提督「なるほど、じゃあそれでいこう」


青葉「はい!、じゃあ早速準備を・・」


...


青葉「よしこれでいいですね」


提督「すげぇな、本当に自殺現場にしか見えん」


青葉「じゃあ早速あの2人を呼んで来ますので司令官はモニタリング室で見ていてください」


提督「分かった」


-廊下-


青葉 (加賀さんと瑞鶴さんはっと・・)テクテク


加賀「瑞鶴、あなたいまだに立ち回りがなってないわ、何回学べば覚えるの、これだから五航戦は・・」


瑞鶴「ちょっともっと言い方ってもんがあるでしょ!、そんな言い方されたらこっちもやる気でないの!」


青葉 (相変わらずいがみ合ってますね・・声掛けずらいけどいかなきゃ・・)


青葉 「あの~」


加賀・瑞鶴「何?」ギロッ


青葉「あ、いや、そのですねさっき司令官がお2人のこと呼んでいましたよ」


加賀・瑞鶴「提督が?」「提督さんが?」


青葉「は、はいそうですね・・」


加賀「ふんっどうせまたあなたたち五航戦のことじゃないかしら?」


瑞鶴「ホントに嫌味な人ね!まだ何も内容分かってないのに決めつけるなんて!」


加賀「どうかしら?少なくとも私のことではないと思うけど」ツカツカ


瑞鶴「チッ、何でそんな言い方しかできないのよ・・」ツカツカ


青葉 (あぁ~怖かった~・・)


青葉 (このドッキリであの2人の関係も修復されればいいんですけど・・)


青葉 (あ、そうだはやくモニタリング室に行かないと)タッタッ


-モニタリング室-


青葉「お待たせしました、何とか2人を呼びだすことに成功しました」


提督「お疲れ青葉、あの2人どんな様子だった?」


青葉「結構こじれてますね・・」


提督「そうか・・本当はすれ違いなだけなんだけどな・・あっ2人が来たぞ」


-執務室-


扉コンコン ガチャ


瑞鶴「失礼します、提督さ、ヒッ!?」


加賀「何、どうしたの・・!?」


偽提督 腹切り血ドバ~··


青葉「2人とも絶句してますね」


提督「あんなの見たら誰でも絶句するよ」


瑞鶴「て、提督さん何で血を流して・・・」ヘタッ


加賀「は、はやく助けを呼ばないと!まだ生きてるかもしれないわ!」


加賀「提督!しっかりしてください!なんでこんなこと・・!」


加賀「あなたも早く助けを!」


瑞鶴「駄目だよ・・加賀さん・・もう提督さん息してない・・」


加賀「そんなのまだ分からないじゃない!提督!提督!」


偽提督 シ-ン···


瑞鶴「提督さん・・」


加賀「提督・・何で・・」


遺書 チラリ


加賀「これは・・?」


-加賀・瑞鶴へ-

 俺はもうこの仕事をするのが限界になってきた、だから勝手だけど先にいかせてもらう、俺はお前たちの関係にずっとストレスを感じていたんだ、俺が何度言っても2人とも歩みよる姿勢も見せずにずっとお前たちはいがみ合っていた、俺はお前らのそんな関係が続いているのがずっと苦だったんだ、もう口で言っても元通りにはならないと思った、そんな状況に俺は耐えられなかった、本当に勝手だけどすまないもう限界だったんだ、加賀お前は瑞鶴のことを思って言ってるけど言い方が強すぎるんだ、もっと相手が歩みよれるようなこれからは口調で喋ってくれ、そして瑞鶴お前は先輩に強くあたりすぎなんだ、それだから加賀を余計怒らせてしまうんだ、もしこの遺書を2人が見ていたらこれからは直してほしい、お前らが仲良くなれることを俺は見守っているから、じゃあな

提督より


...


提督「この遺書かなり無理やりじゃない?」


青葉「この状況の2人なら十分効きますよ」


...


瑞鶴「そんな提督さん・・私たちのせいで・・」ポロッ


加賀「提督・・・」ポロッ


瑞鶴「提督さん・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・う...うわぁぁぁぁぁぁ!」ブワッ


加賀「提督・・こんな私を許してください・・ごめん・・なさい・・」ブワッ


加賀「もう二度とこんなことしません・・だから・・帰って・・きてくださいよぉ・・」ヒグッ


提督「そろそろだな・・」


青葉「ですね」


瑞鶴「グズッ提督さん・・」


加賀「ヒグッグズッ提督・・」


提督「どうだ?これでようやく分かったろ?」スッ


瑞鶴・加賀「え?」


瑞鶴「提督・・さん・・?」


加賀「なん・・で・・?」


提督「安心しろ、そこにいるのは俺にそっくりの人形だ」


瑞鶴「え、どういう・・こと・・?」


提督「青葉」


青葉「はい」


青葉「ドッキリ大成功~!」プラカード


瑞鶴・加賀「は?」


提督「実はこれドッキリだったんだ最初から」


瑞鶴「え、じゃあ提督さんは?」


提督「もちろんこの通り生きてるよ」


加賀「あの遺書は?」


提督「あれも嘘だよ」(ギスギス関係が辛かったのは本当だけど・・)


瑞鶴「そうだったんだ・・」


加賀「そうだったのね・・」


瑞鶴・加賀 擬装展開


提督「え、2人共?」


瑞鶴「許さないわ・・」ゴゴゴゴ


加賀「頭に来ました・・」ゴゴゴゴ


提督「え、ちょ、待って2人とm、あぁぁぁぁぁぁぁ!」


···


加賀「ふんっ、これで反省することね」


提督「はい、ずびばせんでした・・」ボロボロ


青葉「うわぁ・・」


瑞鶴「提督さんも最低よ!こんな悪趣味なことして!」


青葉「あ、いや、お2人共、これは提督と青葉がお2人を仲直りさせる為のドッキリだったんです」


加賀「仲直り?」


青葉「最近、お2人共ちょっと関係がこじれていたじゃないですか」


青葉「そこで今回の自殺ドッキリを餌に2人のわだかまりを解消したもらおうとしていたんです」


瑞鶴「そういうことだったんだ・・」


加賀「そういうことだったのね・・」


瑞鶴「加賀さん・・私考え直してみると加賀さんが正しいこと言ってることが多かったのに私素直になれなくてずっと噛みついてた・・今までごめんなさい!」ペコリ


加賀「私もあなたのことを考えずに一方的にひどいことをずっと言っていたわ・・私のほうこそごめんなさい」ペコリ


提督「よかった、2人の関係が戻って・・いてて・・」


瑞鶴「あ、提督さん大丈夫?さっきは事情も知らずに攻撃してごめんなさい!」


加賀「私も先走り過ぎたわ、ごめんなさい」


提督「いや、2人が仲直り出来たならそれでいいよ」


青葉「そうですよ」


瑞鶴「ありがとう提督さん、それで、あの加賀さん、これから何だけど仲直り記念ってことでいまから間宮さんのとこ行かない?」


加賀「えぇそうね、じゃあ行きましょう」


瑞鶴「やった!じゃあ行こ!」


瑞鶴・加賀 テクテク


提督「とりあえずあの2人が仲直りしてよかったな」


青葉「ですね、それよりも怪我大丈夫ですか?」


提督「あぁ、氷で冷やしとけば何とかなるよ」


-高雄型4姉妹編-


青葉「では提督次のドッキリしかける相手発表していいですか?」


提督「加賀とか瑞鶴系はやめてくれよ・・」


青葉「大丈夫です、今回は高雄型4姉妹でいきます!」


提督「あの4人か~・・また荒れそうじゃね?」


青葉「大丈夫ですよ、あの4人は明確に提督LOVE ですし今回はシンプルにいきます」


提督「シンプルというと?」


青葉「前に鈴谷さんにあのことを餌にドッキリに仕掛けましたよね?」


青葉「今回もあれを使って自殺ドッキリをしようと思います」


提督「今回はどうやって死ぬんだ?」


青葉「青葉が皆さんを調査報告書を使って誘導した後、司令官は今のことを口実に拳銃自殺するふりをしてもらいます」


提督「シンプルだけど目の前で死ぬって結構エグいことやるな・・」


提督「これもまた明石が何か作ったのか?」


青葉「はい、仕組みが分からなければどう見ても拳銃自殺したようになる銃と血糊です」


提督「お前明石に何個頼んだんだよ・・」


青葉「これもドッキリの為です」


提督「まぁいいか、じゃあ早速始めるか」


-廊下-


青葉 テクテク


愛宕「あら、青葉ちゃんじゃない~」


青葉「あ、こんにちは愛宕さんに皆さん」


高雄「どうしたの?そんな不安な顔して」


青葉「あ、いや実はですね、この前の大規模作戦の報告書を提出しにいこうと思ってるんです」


青葉「けど司令官は今そうとう落ち込んでいるのでこの報告書を届けるのが不安で・・」


摩耶「まだ提督は傷ついてのか・・あれは提督が悪いんじゃないのに」


鳥海「むしろ誰ひとり犠牲をださなかったことは称賛するべきです」


青葉「そうなんですけど、司令官はずっとこのことに落ち込んでいているんです・・」


青葉「だからどう声を掛ければいいか不安で・・」


愛宕「よし、じゃあ私たちが青葉ちゃんの代わりに届けてあげるわ!」


高雄「そうね、提督のことも励ましたいし」


摩耶「うじうじせずにしゃきっとさせないとな!」


鳥海「司令官さんにはすぐに笑顔になってほしいですしね」


青葉「皆さん・・ありがとうございます」ペコリ


愛宕「大丈夫よ、青葉ちゃん、じゃあ私たちは執務室に行ってくるからね」


4姉妹 テクテク


青葉 (よし上手く誘導できた、それにしても皆さんの想いを聞いた後に司令官が死んでしまうと考えると胸が痛みますね・・)


青葉 (まぁそれ以上にスク-プが撮れるほうが楽しみですけど)ニヤッ


青葉「それじゃ、早速モニタリング室で観察といきますか・・」


-執務室-


扉コンコン


愛宕「失礼するわ、提督」


提督「愛宕・・それに皆も・・」


高雄「報告書を届けにきたわ」


提督「あ、あぁあれのやつか・・」


提督「あの時はすまなかった・・皆を危険な目にあわせて・・」


摩耶「提督!私たちはそんなこと少しも思ってない!」


鳥海「むしろ誰ひとり犠牲をださなかったことに感謝しています!」


愛宕「その通りよ、そんなに自分を責める必要なんてないわ!」


高雄「提督は胸をはっていいんですよ!」


提督「お前ら・・」


提督「ありがとう、こんな俺を認めてくれて」


提督「でもお前たちのことを危険な目にあわせたのは事実だし俺の責任だ」


提督「だから俺は今ここでけじめをつけたい」


高雄「提督・・?何を言ってるんですか・・?」


提督 拳銃ジャキ


4姉妹 「!?」


提督「ありがとう、4人ともそしてさようなら・・」


摩耶「待て!ていと・・」


バァン!


摩耶「く・・」


提督 バタッ


高雄「え、提督・・?」


愛宕「嘘・・でしょ・・」


青葉「さすが明石さんです、ホントに自殺したみたいですね・・」


鳥海「そ、そんな・・」ヘタッ


摩耶「なん・・で・・」


提督 血ドハァ・・・


鳥海「あぁ司令官さん・・司令官さん・・」


鳥海「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!」ブワッ


高雄「何で・・何でなんですか・・」ヘタッ


高雄「何で・・提督が・・死ななきゃ・・いけないんですか・・」ブワッ


愛宕「嘘よ・・嘘よ・・」ヘタッ


愛宕「提督・・ていと・・く・・」ポロポロ


摩耶「何でだよ・・何でそこまで自分を追い詰めてたんだよ!」


摩耶「私たちに相談できなかったのかよ!」


摩耶「私たちに相談してくれたら・・相談してくれてたら・・」


摩耶「提督・・何でなんだよ・・」ブワッ


青葉 (そろそろですね・・)


青葉「失礼します司令官」扉ガチャ


愛宕「青葉ちゃん・・・」


愛宕「提督が・・提督が・・」


青葉「あぁ、司令官は大丈夫ですよ」


愛宕「え?でもあそこに・・」


青葉「実はこういうことでした」


青葉「ドッキリ大成功~!」プラカード


4姉妹「え・・?」


高雄「え、どういうこと・・?」


青葉「ほら、司令官もう起きてください」


提督「もういいのか」ムクッ


摩耶「え、提督!?」


愛宕「どうなってるの・・?」


青葉「実はこれ全部ドッキリなんです」


青葉「皆さんとより関係を深める為に皆さんにドッキリにかかってもらいました」


鳥海「え、えじゃあ司令官さんは・・」


提督「あぁ、これは全部血糊でこれは偽物の銃だ」


提督「それにあのことはもう気にしてないよ」


4姉妹「う...」


4姉妹「うわぁぁぁ!提督-!」「司令官さん-!」ガバッ


提督「うぉぁ!?」ドサッ


提督「ちょ、ちょっと皆一斉に抱きつくな・・苦し・・あ、青葉助けてくれ!」


青葉「御愁傷様です」


提督「そ、そんな~・・」


...


高雄「もう何でこんなことしたんですか!」


愛宕「いくら提督でもひどいわ!」


摩耶「次こんなことしたら許さないぞ!」


鳥海「凄く傷つきましたからね!」


提督「すまなかった、だから詫びとして何か出来ることはないか?」


愛宕「出来ること?」


提督「あぁ、出来る範囲なら何でもいいぞ」


愛宕「じゃあもう1回抱き締めさせて~!」バッ


提督「おわっ!?」


愛宕「フフッやっぱり提督の匂いは落ち着くわ~♪」ギュウ


高雄「あ、愛宕ずるいわ!私も」バッ


摩耶「私を忘れるな!」バッ


鳥海「私も!」バッ


提督「え、ちょっとまっ・・」


ドゴッ!


提督「はぐぁ!」


ギュウゥゥゥゥゥ!


...


愛宕「ふぅ、これで満足したわ♪」パッ


高雄「今回はこれで許しますよ」パッ


摩耶「もうこんなことすんなよ!」パッ


鳥海「次やられたら許しませんよ」パッ


提督「は、はい分かりました・・」(息切れするかと思った・・)


愛宕「それじゃ私たちはこれで失礼するわ、またね~♪」


扉バタン


-矢矧編-


提督「さすがにこれだけ連続で仕掛けると少し疲れるな・・」


青葉「休んでる暇はありませんよ、司令官!もうすでに次のドッキリを仕掛ける相手は決めてるんですから」


提督「はやいな・・で、誰に仕掛けるんだ?」


青葉「次は矢矧さんに仕掛けます!」


提督「矢矧か・・あいつは本当にいいやつだから心が痛むな・・」


青葉「だからこそ気になりません?司令官が死んだ時の矢矧さんの表情が・・」ニヤッ


提督「・・お前ってドSだよな」


青葉「いや~そんな褒めてもらっても~♪」


提督「だから褒めてねぇよ」


提督「で、矢矧にはどうやって仕掛けるんだ?」


青葉「今回はちょっとした演劇をしたいと思います」


提督「演劇?」


青葉「はい、今までは司令官が自ら死ぬシチュエーションでしたが今回は青葉が司令官を殺すという作戦でいこうと思います」


提督「ひねってきたな、で、どうやって矢矧を誘導するんだ?」


青葉「今回もシンプルに放送で矢矧さんを呼び出してそこに銃を向けられてる司令官を矢矧さんが発見したらすぐに青葉が引き金を引いて殺すという作戦です」


提督「なるほど、こりゃまた新しい反応が見れそうだな」


青葉「あれ、司令官もノッてきましたね♪」


提督「別にそういう訳じゃねぇよ」


青葉「ふ~ん・・まぁそれはいいでしょう、では早速始めましょう!」


提督「分かった」


提督 (ちょっと楽しくなってきていることは黙っておこう・・)


...


-廊下-


矢矧 ツカツカ


矢矧「提督から執務室にこいなんて珍しいわね・・」ツカツカ


矢矧「私、何かしたかしら・・?」ツカツカ


-執務室-


扉コンコン


矢矧「失礼しますよ、ていと・・!?」


提督「や、矢矧助けてくれ!」


青葉「大きな声をださないでくださいよ、司令官」拳銃ジャキ


矢矧「ち、ちょっと、青葉さん!あなたいったい何をしているの!」


青葉「何って今から司令官を殺すんですよ、まさか矢矧さんを放送で呼んでたとは知りませんでしたけど」


矢矧「何でそんなことするの!提督にいったい何の恨みがあって・・」


矢矧「提督はあなたの為にも皆の為にも頑張ってくれていたじゃない!」


青葉「だからこそですよ」


矢矧「え?」


青葉「確かに司令官は皆の為に頑張ってそして皆に優しく接していました」


青葉「ですがその優しさや愛情は青葉だけにして欲しかった」


青葉「青葉だけを愛して欲しかった」


青葉「でもそれはもう叶わない夢と実感していました、でもこれ以上他の娘と司令官が話すのは耐えられないんです」


青葉「そして青葉は考えたんです、司令官を殺して私のものにしてしまえばいいって、だから司令官を殺すんです」


矢矧「そんな・・そんな馬鹿げた考えで提督を・・」


青葉「何とでもおっしゃてください、それよりも早く出ていってもらえます?今から青葉と司令官は永遠に2人で結ばれるんです」


矢矧「青葉さん、馬鹿なことは今すぐやめなさい!」


矢矧「こんなことして提督が喜ぶとでも思っているの?」


矢矧「こんなの誰も幸せにならない、お願い青葉さん銃を下ろして!」


青葉「今さら何を言ったて響きませんよ、もう話は終わりですか?


矢矧「青葉さん・・」


青葉「では司令官これから2人で永遠に過ごしましょう」拳銃ジャキ


提督「あ、青葉・・」


矢矧「青葉さん・・やめて・・」


青葉「司令官これからはずっと一緒ですよ」[引き金を引く]


矢矧「だめぇぇぇぇぇ!」


バァン!


矢矧「あっ・・・」


提督 バタッ


提督 血ダラ~···


矢矧「提督・・提督!」ダッ


矢矧「提督!しっかりして!」


矢矧「提督!提督!」ユサユサ


提督「・・・」


矢矧「何で・・何でよ・・」


矢矧「何で提督が死ななきゃいけなかったの・・」


矢矧「答えなさいよ・・」


青葉「・・・」


矢矧「答えろ!」床バァン


青葉 (そろそろネタばらししますか・・)


矢矧「許さない・・」


青葉「え?」


矢矧「許さないわ・・」


矢矧「提督をこんな目にあわせたあなたを絶対許さない・・」


青葉「え、矢矧さん・・?」


矢矧「殺してやる・・」


矢矧「絶対に・・殺してやる!」ギロッ!擬装展開


青葉「ま、待って矢矧さん!これはドッキリで・・」


矢矧「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バッ


青葉 (ヤバいこのままじゃ・・)


提督「やめろ!矢矧!」腕ガシッ!


矢矧「離して!私はこいつを!」


矢矧「提督を殺したこいつを!」


矢矧「こいつを・・え、提督・・?」


提督「落ち着け!もう大丈夫だ!俺は死んでない!」


矢矧「え、でもさっき・・」


提督「この銃もこの血も全部偽物なんだ」


矢矧「え、どういうこと・・?」


青葉「矢矧さん!ごめんなさい!」プラカード


矢矧「え、ドッキリ、大成功・・」


提督「矢矧すまない!これ全部ドッキリだ!」


矢矧「そう・・ドッキリだったの・・」


提督 (ヤバい、殺される・・)


矢矧「う・・・」ブワッ


矢矧「うわぁぁぁぁん!良かったぁぁぁ・・・」ダキッ


提督「うおっ、や、矢矧!?」


矢矧「私、てっきり提督が死んじゃったと思って・・」


矢矧「私何も考えられなくなって・・」


提督「よしよし、もう大丈夫だよ矢矧」


矢矧「提督・・・」


···


矢矧「それにしてもまさかドッキリだったなんて・・」


矢矧「見事に騙されたわ・・」


提督・青葉「すいませんでした、矢矧さん・・」ペコリ


矢矧「頭を上げて2人共、もう私怒ってないから」


矢矧「それに私からも謝らなくちゃいけないわ」


矢矧「青葉さん、さっきはあんなことしてごめんなさい、私目の前で提督が死んで理性が働かなくなってたの・・」ペコリ


青葉「いやいや、頭上げてください、矢矧さん!あなたが謝ることなんて何もありませんよ!これは全部青葉たちが仕組んでやったことなんですから!」


提督「俺からも改めてすまない!ここまでなるとは思ってなくて・・」


矢矧「私はもう大丈夫よ2人共」


提督「本当に大丈夫なのか?」


矢矧「えぇ、むしろ貴重な経験をして良かったわ」


提督「そ、そうなのか」


矢矧「あ、でも提督、こういうことはほどほどにね!分かった?」


提督「あぁ、これから気を付けるよ」


矢矧「ならよし!じゃあこれで私は失礼するわね」ニカッ


矢矧 扉ガチャ


提督「・・なぁ青葉」


青葉「はい」


提督「これからは気を付けてやろう・・」


青葉「了解しました・・」


-金剛4sisters編-


提督「さっきはマジで焦った・・」


青葉「あと少しで殺されてましたよ・・」


提督「これからはヤバくなったらすぐにネタばらしよう」


青葉「ですね・・」


青葉「あ、司令官それで次に仕掛ける人なんですけど」


提督「次は誰なんだ?」


青葉「次は金剛型にします!」


提督「あの4人か・・今回は荒れないよな?」


青葉「大丈夫です、今回は少しひねった作戦で仕掛けようと思います」


青葉「名付けてロシアンルーレットドッキリです!」


提督「ロシアンルーレットドッキリ?」


青葉「司令官ロシアンルーレットは知ってますよね?」


提督「あぁ、あれだろ弾が一発込められた銃を皆で回して弾を当てたやつが負けっていう」


青葉「簡単に言えばそんな感じですね、今回はそれを使ってドッキリを仕掛けます」


提督「え、でも大丈夫か?今までは状況が状況だったからあのシチュエーションでも通じたけど今回はロシアンルーレットだろ?いくらなんでも状況がアレだし難しいんじゃ・・」


青葉「そう思ったので今回はあの偽拳銃とこれを使います」スッ


提督「何だこれ?さっきの偽拳銃と同じリボルバー式の拳銃だけど・・」


青葉「実はこれ麻酔銃なんです、形や機能はさっきの銃と瓜二つですけどあの銃と違いこちらは麻酔弾が仕込まれています」


青葉「これを使って青葉たちがロシアンルーレットをやってあの4人が食いついてきたらこれで司令官と遊ぶように誘導してその隙に偽拳銃と入れ替えて司令官は死ぬという作戦です」


提督「なるほどかなり考えたな」


青葉「そして今回は青葉だけではなく明石さんにも協力してもらいます!」


明石「よろしくお願いします!」


提督「あ、明石お前もやるのか?」


明石「いや~さっき青葉さんから頼まれて何か面白そうだと思ったんで私も参加することにしました!」


提督「なんかお前らって似てるよな・・」


青葉・明石「いや~そんな褒めても何も出てきませんよ♪」


提督「だから褒めてないって」


提督「まぁいいや、早速始めよう」


青葉・明石「了解です」「了解しました」


...


青葉「・・・」ドクンドクン


青葉 カチッ


青葉「やった!またセ-フです!」


明石「うわ~これはまずいですね~・・」


明石「次は私ですか」スッ


金剛「何してるデ-ス?」


青葉「あ、金剛さんに姉妹の皆さん」


榛名「さっきからそれで盛り上がってますけど」


比叡「一体何してたの?」


青葉「明石さんと麻酔銃ロシアンルーレットゲームしてたんです」


霧島「麻酔銃ロシアンルーレットゲーム?」


青葉「はい、明石さんが作ったこのリボルバー式麻酔銃に麻酔弾を一発入れて順番に撃っていって引き当ててしまった方が負けというゲームです」


金剛「なんだか面白そうネ-!」


青葉「ちなみに麻酔弾を当ててしまうと・・」パァン


明石「きゃあ!」パタン


明石 ス-ス-···


青葉「このように撃たれた人は5分程度

眠りにつきます」


霧島「なるほど、スリリングで面白そうですね」


金剛「Hey! 青葉!もしよかったらそれ1つ貸してもらえますカ-?それ使って提督と遊びたいデ-ス!」


榛名「お姉さまそんないきなり言っても・・」


青葉「あぁ大丈夫ですよ、実はもう1つあるんです、よかったらどうぞ」スッ[偽拳銃を取り出す]


比叡「あるんだ・・」


金剛「ありがとネ、青葉!」


金剛「早速これを使って提督と遊んでくるネ-!」ビュ-ン!


榛名「あ、お姉さま!すいません青葉さんこれで失礼します」ペコリ タッタッ


霧島「待ってください!」タッタッ


比叡「私を忘れないで~!」タッタッ


青葉「ふぅ、これで誘導完了ですね」


青葉「それにしてもやってしまった...説明の途中でついつい明石さんを撃ってしまった・・」


青葉「とりあえず端によせておこっと・・」ヨイショ


-執務室-


扉バンッ


金剛「Hey!提督!バァァァァァニングラァァァァヴ!」バッ


提督「おわっ、こ、金剛!?」


提督「びっくりした・・それに榛名に比叡に霧島まで、一体どうしたんだ?」


金剛「さっき青葉からこれ借りてきたネ-!」


提督「何だ?そのリボルバー式の銃は?」


榛名「実はこれ麻酔銃なんです」


提督「へぇ、そうなんだ、でも何で俺のとこに?」


霧島「さっき青葉さんと明石さんがこれを使ってロシアンルーレットしていたんです」


提督「ロシアンルーレット?あぁあれか」


比叡「そこでこれから司令とロシアンルーレットをやろうという話になってここに来たんです」


金剛「そういうことネ-!ということで提督-!早速やりましョ-!」


提督「う-ん・・よし分かった、やろうぜ!」


金剛「そうこなくっちゃネ♪」


提督「じゃあ最初は誰からやるんだ?」 


金剛「私がいきま-ス!」


提督「お、金剛か」


提督「ではまず俺から撃とうかな」[拳銃を手に取る]


提督「ではいくぞ・・」


金剛「・・・」


提督 カチッ


パァン!


提督 パタッ


金剛「アハハッ!提督いきなりアウトネ-!」


提督「・・・」


金剛「提督、大丈夫ですカ-?」タッ


提督 血ダラッ


金剛「!?」


金剛「え、何で・・」ヘタッ


榛名「どうしたんですか?お姉さ・・ヒッ!?」


比叡「何があって・・!?」ビクッ


霧島「嘘・・でしょ・・」


金剛「そんな・・提督!」ユサユサ


榛名「提督!しっかりしてください!」ユサユサ


比叡「何で・・何で・・」プルプル


霧島「こんな馬鹿なことが・・」ヘタッ


金剛「提督!提督!」ユサユサ


榛名「お願いです!目を覚ましてください!」ユサユサ


提督「・・・」血ダラ~


金剛「提督・・そんな・・」


金剛「う、うわぁぁぁぁ!提督ぅぅぅぅぅぅ・・・」ブワッ


榛名「こんなこと・・」ポロッ


榛名「あぁぁぁぁぁぁ・・!」ブワッ


比叡「そんな・・司令・・司令・・」ポロポロ


霧島「認めない・・こんなの・・認めない・・・」ポロポロ


金剛「ごめんなさい・・ごめんなさい・・こんな私たち・・を許してくださイ・・・」ポロポロ


榛名「お願いです・・どうか・・どうか・・戻って・・きてくださぃ・・・」ポロポロ


提督「大丈夫、俺はまだ、あの世に行くつもりはみじんもねぇよ」ムクッ


4姉妹「え!?」


金剛「提督・・何で・・?」


提督「青葉」


青葉「はい」ヒョイ


提督「実はな」


青葉「ドッキリ大成功~!」プラカード


提督「というわけなんだ」


榛名「え、じゃあ提督は・・?」


提督「大丈夫俺は無事だよ」


金剛・榛名「う...うわぁぁぁぁ!」ダキッ


提督「おわっ!?」


金剛「良かった・・良かったョ~・・・」ギュウ


榛名「生きてて・・良かった・・」ギュウ


提督「よしよし、2人とももう大丈夫だからな」ナデナデ


比叡「はぁっ・・・良かった・・」ナデ


霧島「死んでなかった・・」ホッ


...


金剛「もうこんなことしないでくださいネ!2人共!」


榛名「本当に心配したんですから!」


比叡「次お姉さまをこんな目にあわせたら私が許しませんよ!」


霧島「悪趣味すぎです!」


提督・青葉「はい、すいません・・」


金剛「もう、提督もイジワルなヒトネ~··」


金剛「でもそういうとこも大好きネ-!」


提督「ありがとうな、金剛それに皆」


金剛「フフッではこれで失礼するネ-!」


扉バタン


提督「とりあえず成功だな」


青葉「ですね」


青葉「・・あれ、何か忘れてるような・・」


...


明石「うぅ~ん・・」ムクッ


明石「あれ、私何してたんだっけ?」


-飛龍編-


青葉「次は飛龍さんにしようと思います!」


提督「飛龍ね~・・どうやって仕掛けるんだ?」


青葉「飛龍さんって擬装に艦載機着けてますよね?」


提督「あぁ、そうだけど」


青葉「今回はその艦載機を暴走させて司令官を死なせるという作戦です」


提督「なるほど事故死にみせるのか、でもどうやって艦載機を暴走させるんだ?」


青葉「現在飛龍さんは遠征に行っているので帰って来たら明石さんが作ってくれた遠隔操作チップと偽弾を仕込みます」


青葉「司令官は飛龍さんが来る前にこの血潮を

服の中に仕込んでおいて青葉が艦載機を操って司令官を攻撃したら倒れてください」

 

提督「了解した、それじゃ早速始めよう」


...


飛龍「ふぅ~遠征終わりっと・・」


青葉「あ、飛龍さん遠征お疲れ様です」


飛龍「あ、青葉、どうしたの?」


青葉「いや、たまたま近く通っただけですよ」


飛龍「そうなんだ、今提督執務室にいる?報告書届けないといけないんだけど」


青葉「司令官は執務室にいますよ」


飛龍「そう、ありがとう・・」


飛龍「・・ねぇ青葉、提督って今大丈夫かな?」


青葉「え、何でですか?」


飛龍「いや、提督にはずっとお世話になってるからその労いとしてデ、デ-トにも誘おうかなって・・」


青葉「ほ~・・・」ニヤッ


飛龍「べ、別にそんなやましい理由じゃないからね!」


青葉「ふ~ん・・まっそれはいいでしょう、司令官は大丈夫だと思いますよ」


青葉「あ、飛龍さんあれ」


飛龍「ん?何?」クルッ


青葉 (今のうちに・・)サッ


飛龍「何かあるの?」


青葉「いえ、青葉の勘違いでした」


飛龍「?・・」


青葉「それよりも執務室に行かなくていいんですか?」


飛龍「あ、そうだ、それじゃまたね青葉!」タッタッ


-執務室-


扉コンコン


飛龍「失礼します提督」


提督「飛龍か、遠征お疲れ様」


飛龍「はい、これ報告書だよ」スッ


提督「ありがとう、飛龍」


飛龍「それでなんだけど・・提督ちょっといい?」


提督「ん、どうした?」


飛龍「その、もし提督がよかったら・・」


飛龍「そのデ、デ-トとか・・」


...


青葉 (今ですね、艦載機発進!)カチッ


...


提督「!?、飛龍危ない!」バッ


飛龍「きゃぁ!?」ドサッ


ド-ン!


飛龍「な、何が・・、!?」


提督 血ドバ~···


飛龍「え、提督・・?」


飛龍「そんな・・提督!」ダッ


飛龍「提督!しっかりして!」ユサユサ


飛龍「お願い!目を覚まして!提督!」


提督「・・・」


飛龍「何で・・何でこんなことに・・」


パタッ [飛龍の艦載機]


飛龍「え、これは私の艦載機・・・」


飛龍「まさかこれのせいで提督が・・」


飛龍「嘘だ・・嘘だ・・私が提督を・・」


飛龍「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ブワッ


飛龍「ごめんなさい・・ごめんなさい・・!」


飛龍「私のせいで・・提督が・・」


飛龍「まだ何も・・思いも・・伝えられてないのに・・」


飛龍「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


青葉 (飛龍さんかなりダメージ受けてますね)


青葉 (ここくらいでネタばらしといきますか)


青葉「失礼します、司令官」ガチャ


青葉「これは・・」


飛龍「青葉・・私が・・提督を・・提督を・・・」


青葉「落ち着いてください、飛龍さん、ほら司令官も起きてください」


提督「もういいのか」ムクッ


飛龍「え・・提督・・?」


青葉「それにしてもその血潮思った以上に出ましたね」


提督「あぁ、そのせいで軍服が赤くなっちゃったよ」


飛龍「ちょっと・・」


青葉「まぁそれは洗濯すればすぐ落ちますよ」


飛龍「ちょっと!」 


提督「おわっ!びっくりした・・」


飛龍「これは一体何なの・・」


提督「すまない、飛龍、これはな」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


提督「ということだ」


飛龍「え、ドッキリ・・?」


飛龍「え、でも提督は・・」


提督「これは全部血糊、俺は大丈夫だよ」


飛龍「でも私の艦載機が・・」


青葉「あれはさっき飛龍さんとあった時にあらかじめ遠隔操作できるチップを入れていたんです」


飛龍「え、それじゃあ・・本当にドッキリ?」


提督「あぁ、騙して悪かった飛龍」


飛龍「う..うわぁぁぁぁ!バカぁぁぁぁ!」ギュウ


提督「よしよし、もう大丈夫だからな」


...


飛龍「もうひどいよ!こんなことして!」


飛龍「本当に私の艦載機で提督を殺しちゃったかと思ったじゃない!」


提督「すまなかった、それで詫びと言ってはなんだが何か俺に出来ることはないか?」


飛龍「提督に?」


提督「あぁ、出来る範囲でだけどな」


飛龍「じゃあ今度私とデ-トして!」


提督「デ、デ-トか・・」


飛龍「何~?出来ないの?」


提督「いやそういうわけじゃないんだけど俺の人生上まだデ-トとかの経験がなくて・・」


飛龍「それは私も同じだよ」


飛龍「デ-トと言っても私も別に何がしたいとかじゃなくて提督と2人きりでどこか外に出たいだけどね!」


提督「そうなのか」


飛龍「で、どうなの、提督?私とのデ-トは?」


提督「あぁ、もちろんいいよ」


飛龍「やった!じゃあ楽しみにしてるからね!」タッタッ


扉バタン


-龍田・大井編-


提督「いや~さっきは強烈だったな」頭フキフキ


青葉「あれ、司令官着替えてきたんですか?」


提督「そりゃ流石にあんな血潮まみれの服でいるのもあれだからな、ついでにシャワー浴びてきた」


青葉「そうなんですか、では司令官次のドッキリの相手を発表していいですか?」


提督「次は誰にするんだ?」


青葉「次は龍田さんと大井さんに仕掛けようと思います!」


提督「却下」


青葉「えぇ!?何でですか!?」


提督「何でよりにもよってあのドSシスコン娘2人組なんだよ!?」


青葉「そんな強烈な2人だからこそ司令官が死んだ時の反応が見たいんじゃないですか!」


提督「お前今度こそ俺死ぬぞ!?あの2人に騙したって言ったら少なくとも骨一本は持っていかれる!」


青葉「大丈夫です、そんな時の為に明石さんが作ってくれたこのどれだけ負傷しても一瞬で完治する薬を使えば死ぬことはありません」


提督「あいつ何でもありだな・・」


青葉「てことで司令官あの2人にドッキリ仕掛けましょう!」


提督「ヤバくなったら絶対対処しろよ」


青葉「了解です!」


提督「でどうやって仕掛けるんだよ?」


青葉「今回はこれを、使います!」バッ


提督「これは、龍田の槍じゃないか」


青葉「あらかじめ龍田さんが外出中に盗んでおきました」


青葉「今回はこの槍を使ってドッキリをしたいと思います」


提督「ドッキリの内容は?」


青葉「まずこの槍がない龍田さんは当然この槍を探しにきますよね、そして青葉が執務室にあったかもしれないと龍田さんを誘導してきます」


青葉「そして龍田さんが執務室を開けたらそこには龍田さんの槍が刺さって死んでいる司令官を発見します、そこにあらかじめ放送で呼んでおいた大井さんを執務室に来させこの光景を目にするという作戦です」


青葉「司令官はこの明石さん特性の仮死薬を飲んでしばらくすると動けるようになるのである程度反応が見れたら青葉が通信で合図するのでドッキリだってことを伝えてください」


提督「なんか、今までで1番荒れそうな気がするんだけど・・」


青葉「大丈夫です、その時は青葉が対処しますから」


提督「本当に頼むぞ」


青葉「大丈夫ですって、では早速始めましょう!」


...


龍田「ん~どこにやったのかしら・・?」キョロキョロ


青葉「あ、龍田さんどうしたんですか?」


龍田「青葉ちゃんじゃない~、実はね、今朝から私が持っている槍が見当たらないの」


青葉「紛失したんですか?」


龍田「そういう訳じゃないと思うんだけど~確かに無いのよ~」


龍田「青葉ちゃん、どこにあったか知ってる?」


青葉「いや~私も見てないですね~、あ、司令官なら知ってるんじゃないですか?もしかしたら誰かが拾って司令官に届けてるかもしれませんよ」


龍田「それもそうね~じゃあ行ってくるわね~」ツカツカ


青葉 (よし、誘導成功ですね、どんな反応するか楽しみです・・)ニヤッ


-執務室-

 

扉コンコンコンコン


龍田「司令、司令~?いるんでしょう?」コンコン


龍田「司令~?」コンコン


龍田「寝てるのかしら~?入るわよ~」


扉ガチャ


提督「・・・」[槍が刺さって倒れている]


龍田「えっ・・?」


龍田「司令・・?」


龍田「司令!?」ダッ


龍田「ちょっとどうしたの!?しっかりして!」ユサユサ


龍田「なんで私の槍が・・」


提督 血タラ~··


龍田「司令!血が・・」


龍田「司令!お願い!起きて!」


...


青葉 (龍田さんがあんなに動揺しているの初めて見ました・・てっきり天龍さんのことばっか考えていると思ってましたけどしっかり司令官のことも考えていたんですね)


青葉 (おっと見とれてる場合じゃなかった・・ここで大井さんを・・)


...


龍田「司令・・どうして・・」


大井「何・・してるの・・」


龍田「!?」


龍田「お、大井ちゃん・・何でここに・・」


大井「さっき提督に呼ばれたのよ・・龍田さん・・あなた何してるの・・」


龍田「違うの!これは扉開けたら司令がいきなり・・!」


大井「ごまかさないで!」


龍田「!?」ビクッ


大井「ならなんで提督のとこにあなたの槍が刺さっているの!あなたが提督を殺したんでしょ!」


龍田「違うの!大井ちゃん!」


大井「何も違わなくないわ!」


龍田「お願い!信じて!大井ちゃん!」


大井「許さない」


龍田「大井ちゃん・・?」


大井「提督を・・殺すなんて・・許さない!」擬装展開


龍田「待って、大井ちゃん!」


...


青葉(そろそろ潮どきですね、司令官ネタばらししてください)[通信]


提督(そろそろ動くか・・)


提督「・・・」


提督 (あれ、体が動かない・・)


青葉 (司令官・・?何やってるんですか?)


提督 (何で!?何で動かないんだ!?青葉、体が動かねぇ!)


青葉 (え、嘘でしょ!?どうしよう、司令官が動かないとネタばらしできない!)


大井「許さない・・許さない・・」ジリジリ


龍田 大井の足ガシッ


龍田「お願い・・信じて・・私じゃないの・・」ポロポロ


大井「今さら何を言うの!」


大井「もういい、死んで償いなさい!」[魚雷を持つ]


龍田「やめて、大井ちゃん!」


...


青葉 (まずい、ここからじゃ間に合わない!)


...


大井「あぁぁぁぁぁ!」バッ


龍田「くっ・・!」ガバッ


青葉 (もう駄目・・!)


大井 ピタッ


龍田「・・・えっ?・・」


青葉「えっ?・・・」


大井「・・・」プルプル 


大井「・・・きない・・」


大井「出来ない・・・」


大井「やっぱり私出来ない・・」ポロポロ


龍田「大井ちゃん・・?」


大井「あなたのことを・・愛しているから・・」


龍田「えっ・・?」


青葉「えっ・・?」


大井「私・・ずっとあなたのことが気になっていた・・私と同じように姉妹を病的に愛しているあなたが・・」


大井「最初は私と似たような人と思ってた・・けど日に日にあなたへの感情が高まっていって・・今はもう北上さん以上にあなたのことしか考えられなくなった・・」


大井「私はあなたのことを愛してしまった・・」


大井「私・・あなたが例え提督を殺していても・・やっぱり出来ない・・愛しているあなたを傷つけるなんて・・」ブワッ


龍田「大井ちゃん・・」


大井「私・・一体・・どうしたらいいの・・」グスッ


龍田「大井ちゃん」ギュウ


大井「...!」


龍田「実は私も同じ感情だったの・・私のようなあなたに私も惹かれた・・」


龍田「この気持ちを伝えるのが怖かった・・でもまさかあなたも同じ気持ちだったなんて・・」


龍田「ごめんなさい、私がもっと早くあなたの想いを伝えていればこんなにあなたを苦しめることもなかったごめんなさい・・」


大井「龍田さん・・」


龍田「でもこれからは両想いよ」チュ


大井「!?」


龍田「もう安心してこれからは一緒よ」 


大井「龍田さん・・」


龍田「司令はいなくなってしまったけどこれからは2人で前をむいて進みましょ?」


大井「はい..龍田さん!」


龍田・大井 ツカツカ扉バタン


提督・青葉「・・・」


こうして2人は提督の犠牲を糧に結ばれたとさ、めでたしめでたs


提督・青葉「終わらすな-!」


後日青葉の説明で誤解は解けました


-白露型(白露、村雨、春雨)編-


-2日目-


提督「昨日は何だったんだ・・」


青葉「2人とも最後のほうは司令官のこと忘れてましたね・・」


提督「なんかそれはそれで傷つくな・・」


青葉「まぁ一応2人は必死に司令官の心配はしていたんですからいいじゃないですか」


提督「まぁね・・」


青葉「それよりも司令官、今日もドッキリをおこないますよ!」


提督「今日もやるのか・・」


青葉「当然ですよ!今日最初にドッキリを仕掛けるのは白露さん、村雨さん、春雨さんの3人です!」


提督「あの3人か・・今までよりかは仕掛けやすいな」


青葉「それで今回の作戦は司令官と青葉だけではなく憲兵さんにも協力してもらいます」


憲兵A「どうも~」


憲兵B「よろしくお願いします」


提督「え、何で憲兵さんが?」


憲兵A「いや~さっき青葉さんから提督殿が面白いドッキリをやってるから協力してくれって言われて」


憲兵B「面白そうだから承諾しました」


提督「そ、そうなんですか・・」


青葉「もう作戦の内容話してもいいですか?」


青葉「今回は司令官が浴室でリストカットして死んでいてそれを3人が発見したらこの白い衣装をまとって変装している憲兵さんが司令官を運んでいくという作戦です」


提督「だから憲兵さんを呼んだのか」


青葉「その通りです、では早速始めましょう!」


...


青葉「ん~どこに行ったんでしょう・・・」


白露「どうしたの?」


青葉「あ、白露さんに皆さん」


村雨「何か困り事?」


青葉「あ、いや今朝から司令官が見当たらなくて・・」


春雨「どっか外出してるとかじゃないんですか?」


青葉「いや、今日司令官が外出する予定はないのでそれはないと思うんですけど・・」


白露「よし、それじゃあ白露たちが一緒に探してあげるよ!」


青葉「え、いいんですか?」


白露「いっちば-んな白露たちにまかせなさい!」


青葉「ありがとうございます、それじゃ白露さんたちは執務室を見にきてくれますか?」


白露「分かった!それじゃあ行くよ村雨!春雨!」ダッダッ!


春雨「あ、待ってください白露姉さん!」タッタッ


村雨「あらあら、白露姉さんあんなはりきっちゃて、ごめんなさい青葉ちゃん、提督見つけたら連絡するからね」タッタッ


青葉「了解しました」


青葉 (あとは司令官と憲兵さんですね)


-執務室-


扉ガチャ


白露「提督-、いる?」


春雨「いませんね・・」


浴室 ポタッ··ポタッ··


村雨「?、浴室から音がするわね」


-浴室-


白露「提督-いるn、!?」ビクッ


春雨「どうしたんですか?白露ねぇ・・ヒィッ!?」


村雨「どうしたの、2人共、!?」


提督 血ドバァ~·· [リストカット]


白露「な・・何・・これ・・」


春雨「しれい・・かん・・・」ヘタッ


村雨「どう・・なってるの・・」


青葉(そろそろですね、憲兵さん、出動してください)[通信]


扉ガラッ!


3人「・・・」


白服の2人「・・・」


白露「だ、誰・・?」


白服A「そいつに触れるな、後は我々が回収する」ザッ


村雨「ちょっと一体誰なの!あなたたち!提督に触れないで!」


白服B「どけ」ドンッ


村雨「きゃっ!」ドサッ


春雨「村雨姉さん!?」


白服A [提督を遺体袋に入れる]


白服B [血を拭き取りナイフを回収する]


白服A「よし行くぞ」


白露「ちょ、ちょっと待って!」ガシッ


白服A「何だ」


白露「提督を・・どこへ持ってくの・・」


白服A「お前たちが知ることじゃない」


白服B「明日代わりの提督が来る、お前たちは大人しくしてろ」


村雨「じょ、冗談じゃないわ!何なの!急に現れて、提督を持っていくなんて!」


春雨「そうです!今すぐ司令官を離してください!まだ助かるかもしれません!」


白服A「邪魔をするな、これは大本営からの指示だ」


白露「だとしても、提督を持っていくなんて許さない!」


村雨「今なら提督は助かるかもしれない!」


春雨「離してください!」


白服A「なら俺たちを殺すか?」


白服B「俺たちを殺すということは大本営に背くことと同じだ、そうなればこいつだけじゃなくお前たちやお前らの仲間もただでは済まないぞ」


白露・村雨・春雨「...っ!」


白服A「もう用は済んだか、なら行くぞ」


白露 ガシッ


白露「お願い提督を・・持っていかないで・・」ポロポロ


村雨「少しだけでいい・・せめて・・もう一度顔は見させて・・」ガシッ ポロポロ


春雨「お願い・・します・・」ガシッ ポロポロ


白服A「えぇい、離せ!」バッ


白服A「鬱陶しい・・行くぞ」ツカツカ


白服B「あぁ」ツカツカ


扉バタン!


白露「待って・・提督・・」ヘタッ


村雨「駄目・・提督・・」ヘタッ


春雨「司令官・・さん・・・」ヘタッ


...


白服A「よいしょっと、もう大丈夫ですよ提督殿」


提督「お疲れ様です、それでドッキリはどうでした?」


白服B「ばっちり成功です」


白服A「それよりもはやくあの3人の元に向かった方がいいと思いますよ、かなり憔悴しきってました・・」


提督「そうですね、よし青葉行くぞ」


青葉「は~い」


...


白露「うっ・・グスッ・・提督」ポロポロ


村雨「こんなことって・・・」ポロポロ


春雨「嘘です・・嘘です・・」ポロポロ


扉ガチャ


青葉「お3方ちょっといいですか?」


村雨「青葉・・提督が・・」


青葉「司令官は大丈夫ですよ」


村雨「え、でも・・」


青葉「せ~の!」


提督・憲兵達・青葉「ドッキリ大成功~!」プラカード


3人「え?」


提督「悪い、3人共これは全部ドッキリだ」


村雨「ドッ・・キリ・・?」


青葉「司令官と憲兵さん達とで協力してドッキリを仕掛けたんです!」


村雨「え、でも・・さっき・・白服の人が・・」


憲兵A「これのことですね」バッ


春雨「え?じゃああの人たちは・・」


憲兵B「私たちが変装していました」


白露「でも提督が血まみれで・・」


提督「あれは血糊だよ、ほらっ傷口はないだろ?」


白露「え、じゃあそれじゃあ・・・」


提督「すまない、ドッキリだ」


3人「うっ・・・」


3人「うわぁぁぁぁぁぁぁん!」ダキッ


提督「よしよし、もう大丈夫だぞ」ナデナデ


...


白露「もうひどいよ、提督!いっちば-んな私にこんな酷いことするなんて!」


春雨「本当に心配したんですから!」


村雨「憲兵さんたちもよ!」


提督・憲兵達「すいません、もうしません・・」


白露「も~う・・いいよ、今回はいっちば-んの私の名において許してあげる!」


村雨「次はないからね!」


春雨「次やったら許しませんよ!」


扉バタン


-古鷹・加古編-


青葉「それでは司令官、次のドッキリの相手を発表していいですか?」


提督「その前に憲兵さんはどうしたんだ?」


青葉「あの人たちなら満足して帰っていきましたよ」


提督「そ、そうなのか・・」(マイペースだな、あの人たち・・)


青葉「それで今回は憲兵さんの代わりに衣笠が協力してくれます!」


提督「え、衣笠?」


衣笠「全く2人共・・まだこんなことしてるの?ほどほどにしといたほうがいいよ」


青葉「とか言って衣笠もドッキリ仕掛けたいから青葉が声かけたときに承諾したんでしょ?」


衣笠「まぁちょっと興味はあるけど・・」


青葉「なら問題ないでしょ?じゃあ次のドッキリの相手を発表しますね」


提督「誰なんだ?」


青葉「古鷹さんと加古さんです!」


提督「なるほどあの2人ね、どんな内容でいくんだ?」


青葉「今回は水鉄砲が実は本物の銃だったドッキリです!」


提督「今回もだいぶひねったような感じだな・・」


衣笠「全く想像が出来ないんだけど・・」


青葉「そこまで難しくはないですよ」


青葉「今回はまず現在遠征に行っている2人が執務室に行ったとこで司令官の机に水鉄砲を置いておきあの2人がその水鉄砲を司令官にかけるのを待ちます、しかし実はそれは水だけでなく弾も出てくる銃で誤って司令官を撃ってしまいます、そしたら青葉達が現れて2人が青葉達に目を向けている間に司令官はこの司令官そっくりの人形死体に入れ替わって司令官は憲兵に扮します、そして2人を取調室に連れてってそこでネタばらしという作戦です」


提督「だいぶ難しいじゃねぇか・・」


衣笠「そもそも2人が提督を撃つのを待つって運まかせじゃん・・」


青葉「大丈夫です!あの2人ならきっと水鉄砲があったら司令官にイタズラをしますよ!」


提督「大丈夫か・・?まぁいいか、今回はかなり運まかせだけどいってみよう」


青葉・衣笠「了解です」「了解したわ」


...


加古「ふぅ~・・遠征疲れたな古鷹」 


古鷹「そうね、結構遠出だったからいつもより疲れた・・」


加古「なぁ、提督への報告は後回しで自室で休まねぇか?」


古鷹「駄目だよ加古、休む前に報告しなきゃ」


加古「めんどくせぇな・・ちゃちゃっとすませようぜ」


-執務室-


扉コンコンガチャ


古鷹「失礼します、提督」


加古「失礼するぜ、提督」


提督「おぉ、古鷹に加古か遠征お疲れ様、疲れたろ?」


加古「ホントだよ~・・はやく私たちを休ませてくれ・・」


提督「すぐにでも休ませるよ、でも悪い、その前に報告書の確認をしないといけないから少しだけ待ってくれ」


加古「はやくしてくれよ~」


机 チラッ


古鷹「ん?提督これ何ですか?」


提督「あぁこれか?さっき俺の物置整理してたら水鉄砲が出てきたんだよ」


加古「水鉄砲?」


提督「そう、ほら水が出るだろ?」ピュッ


加古「ホントだ・・でも何で物置に?」


提督「さぁ俺も分からん、あ、それよりも報告書だったなちょっと待ってくれ」チラッ


加古「なぁ古鷹、あの水鉄砲で提督にイタズラしない?」コソコソ


古鷹「だ、だめだよ古鷹、提督今報告書見てるんだから・・」コソコソ


加古「1回くらい大丈夫だろ、後で謝ればいいんだし、ほらやろうぜ?」コソコソ


古鷹「もう、仕方ないな・・1回だけだよ?」コソコソ


加古「分かってるってじゃあいくぞ」コソコソ


加古「提督」


提督「ん、何だ?」


加古「くらえ!」カチッ


ドォン!


加古・古鷹「えっ?」


...


衣笠「本当に撃ったわね、あの2人・・」

 

青葉「だから言ったでしょ?あの2人なら撃つって」


衣笠「取材しまくってる青葉だから分かったってとこ?」


青葉「まぁそんなとこだね」


青葉「そんなことよりも青葉たちも準備しないと」


...


提督「かはっ・・・何で・・お前ら・・」バタッ


提督 血ドバァ~


加古「え、何で・・水鉄砲って・・」


加古「そんな・・提督!」バッ


古鷹「提督・・提督!」バッ


加古「しっかりしろ!提督!」ユサユサ


古鷹「目を開けてください!提督!」ユサユサ


青葉「失礼します!司令官!」


衣笠「失礼します、提督」


加古・古鷹「!?」


青葉「えっ・・何が・・」


衣笠「何で提督が血まみれで・・」


加古「青葉・・提督が・・」


衣笠「まさか・・あなたたちが・・」


加古・古鷹「え?」


加古「ち、違っ私たちは・・!」


衣笠「その手に持っているのは銃じゃない!」


青葉「その銃で・・司令官を殺したんですか・・」


古鷹「違うの!これは提督から水鉄砲って聞かされて!」


衣笠「冗談言わないで!」


加古・古鷹「!?」ビクッ


衣笠「それが水鉄砲ですって・・どう見ても銃じゃない!」


青葉「そんな見えついた嘘をついて・・通じると思いますか・・」


加古「違う!本当に!」


提督 (2人の気が青葉達に行ってるな、今のうちに人形に入れ替わってっと・・)ソロソロ


衣笠「最低・・提督にこんなことするなんて!」ダッ


青葉「それがお世話になってる司令官にすることですか!」ダッ


加古「待って2人共!」


扉バンッ


加古「そんな・・何でこんなことに・・」


古鷹「何で・・さっきまで水鉄砲だったのに・・」


扉バンッ!


加古・古鷹「!?」


憲兵(提督)「憲兵だ!お前らを上官殺害の罪で逮捕する!」


古鷹「え・・」


憲兵(提督)「さぁはやく来い!」グイッ


加古「ま、待って!」


加古「あの銃を引いたのは私だ、古鷹は悪くない、だから連れていくなら私だけにしろ!」


古鷹「加古・・」


憲兵(提督)「ふんっ、その場に居合わせて銃を引くことを止めなかったこいつも同罪だ」


加古「そ、そんな・・」


憲兵(提督)「ほら、もう行くぞ」


加古「ま、待ってくれ!古鷹は悪くない!銃を引くことを提案したのも私だ!だから古鷹は・・」


古鷹「もういいよ、加古・・」


加古「古鷹・・?」


古鷹「私もあそこで止めなかったのが悪いの・・だからもういい・・」


加古「古鷹・・」


憲兵(提督)「もう話は終わったか?なら行くぞ」グイッ


-取調室-


憲兵(提督)「さて・・」


加古・古鷹「・・・」


憲兵(提督)「なぜお前らは提督を殺した?」


加古「違う、誤解なんだ・・」


憲兵(提督)「誤解?」


加古「最初提督からあの銃は水鉄砲だって聞かされて・・実際に水が出てたから、本当に水

鉄砲だと思ってイタズラしたら提督が・・」


古鷹「あれが本物の銃だなんて知らなかったんです・・」


憲兵(提督)「理由がともあれお前らは提督を殺した、その事実に変わりはない、お前らは国、そして提督への反逆の罪に問われることになる」


加古「反逆って・・私たちは提督に反逆しようとして殺したわけじゃ・・!」


古鷹「私たちは提督のことを大切に想って・・!」


憲兵(提督)「黙れ!」机ドンッ!


加古・古鷹「!?」ビクッ!


憲兵(提督)「提督のことを大切に想っていた?ふざけるな!そう思ってるやつがこんなことすると思うか?」


加古・古鷹「・・っ!」


憲兵(提督)「お前らがどう考えていたとはいえお前らが軽率なことをしなければこんなことにはならなかった」


憲兵(提督)「お前らのせいで提督は死んだんだ」 


古鷹「そうだ・・私たちがあんなことしなきゃ・・」


加古「提督は・・」


古鷹「ウッ・・グスッ・・ごめんなさい・・提督・・」ポロポロ


加古「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめん・・なさい・・」ポロポロ


憲兵(提督) (そろそろだな)


憲兵(提督)「まぁいい、それよりもお前らカツ丼食うか?」スッ


加古・古鷹 「・・・」[無言で首をふる]


憲兵(提督)「そうか、なら俺が食べる」バクバク


加古・古鷹「えっ?」チラッ


憲兵(提督)「うまいな、このカツ丼、しかし暑くなってきた・・マスク脱ぐか」スッ


加古・古鷹「えっ!?」


加古「て、提督・・?」


古鷹「何・・で・・?」


提督「あ、ばれちまったか青葉、衣笠」


青葉・衣笠 スッ


加古「え、何で2人が・・?」


提督「せ~の」


提督・青葉・衣笠「ドッキリ大成功!」プラカード


加古・古鷹「・・・え?」


青葉「実はこれドッキリでした~!」


加古「え、どういう・・」


青葉「さっきあったことは全部ドッキリってことです!」


衣笠「つまり提督も無事ってことよ」


古鷹「でも提督はさっきあの銃で・・」


提督「あぁあれは本当の水鉄砲だよ、ほらっ」ピュッ 


古鷹「でも弾が・・」


提督「あれは明石に頼んで改造してもらって殺傷力のない弾を仕込んだんだ、これも血糊だしね」


古鷹「え、じゃぁ・・」


提督「俺は無事だよ」


加古「本当に・・?」


提督「本当だよ、ほらちゃんと温かいだろ?」


加古「本当だ・・てことは提督は・・」


古鷹「死んでない・・?」


提督「あぁもちろんだよ」


加古「う..うわぁぁぁぁぁ!提督ぅぅぅぅ!」ギュゥ


古鷹「死んじゃたかと思ったじゃないですかぁぁぁぁぁぁ・・」ギュゥ


提督「大丈夫、俺は生きてるよ」ナデナデ


...


加古「もぉ~、本当に心配したんだからな!」


古鷹「提督を殺したと思ってひどく傷ついたんですからね!」


提督「ごめんごめん、2人共、後で詫びはするからさ」


加古「詫びって?」


提督「別に考えてはないけど2人がしたいことなら何でもいいぞ」


加古「じゃあ・・明日私たちに間宮奢ってよ!」


古鷹「それいいね、加古」


提督「あぁ分かった、何でも頼んでいいからな」


加古「よっしゃ!その約束忘れるなよ!」


古鷹「明日待ってますからね!」


加古・古鷹 扉バタン


青葉「いや~今回も成功ですね」


提督「だな」

 

衣笠「提督ちょっといい?」コソコソ


提督「ん、何だ?」


...


-初雪・望月編-


青葉「司令官、さっき衣笠と何話してたんですか?」


提督「え、何でもないよ、ちょっと世間話をね」


青葉「?、まぁそれはどうでもいいですね、それよりも司令官次の相手を発表しますよ?」


提督「お次は誰だ?」


青葉「初雪さんと望月さんです!」


提督「あのだるコンビか・・あいつらいつも気だるい感じだから反応が分からんな」


青葉「だからこそドッキリを仕掛けるんです、内容を発表していいですか?」


提督「今度はどういうのなんだ?」


青葉「2人のダルい部分を利用する作戦でいきます」


提督「というと?」


青葉「あの2人ってよく任務サボるじゃないですか」


提督「確かによく沖堤防でサボってるな・・」


青葉「今回はそれを利用してサボっている2人の元に司令官が駆けつけてその途中で司令官が滑って岩の下に落ちてしまい2人が駆けつけると司令官は上半身がヲ級に食いちぎられてるとこを目撃して2人が失神してる間に葬式に移動させてそこでネタばらしという作戦です」


提督「いつも以上にグロいな・・てかその上半身がない俺とヲ級はどうするんだ?」


青葉「大丈夫です、それは明石さんに頼んでこの遠隔操作できる上半身がない血まみれの提督人形と見た目は完全にヲ級の遠隔操作ロボットそして司令官を写すスクリーンを作ってもらいました」


提督「あいつほんと何でも作れるな・・てかこの人形グロすぎ・・」


青葉「ここまでリアリティーあったほうがいいんですよ、じゃあ始めますよ」


...


-沖堤防-


初雪「ふわぁ~・・」[あくび]


望月「あれ、初雪」


初雪「望月じゃん、あなたもサボりに来たの?」


望月「そういうこと、やっぱ司令官の目を盗んでサボるならここだよね~」


初雪「そうだね、ここなら風も気持ちいいし昼寝に持ってこいの場所だよ」


望月「ほんとそう、最高だよここは」


初雪「・・ねぇ望月」


望月「ん、何?」


初雪「私たちさすがにサボりすぎかな?」


望月「え、急にどうしたの?」


初雪「いや、私って出撃とか遠征とかがめんどくさいからこうやってサボってるけどそんな私たちを司令官は見捨てずに今でも叱ってくれてるからさ、そろそろ司令官に迷惑かけるのもやめようかなって・・」


望月「まぁ・・確かに司令官にはお世話になってるし、さすがに罪悪感というか申し訳ないっていう気持ちは私にも出てきたよ・・」


初雪「だからさ望月、次の出撃からは私たちサボらずに行かない?今までのことを司令官に謝ってさ」


望月「分かった、次からは行こう、サボりは今日まででね、その代わり今回は最後ってことでうんっとサボらない?」


初雪「そうだね、次からは行くから今回はサボりまくってもいいよね」


提督「あいつら、またサボって・・あ、いた!」


初雪「げ、司令官だ」


望月「何だよ~せっかくいまから眠ろうと思ったのに~・・」


提督「おい、お前らまたサボって・・」


初雪「逃げちゃえ!」ダッ


望月「次回からサボらないからからいいよね!」ダッ


提督「あ、お前ら待て!」タッタッ


提督 ズルッ「あっ・・」


提督「うわぁ!」バシャ-ン!


望月「え、司令官!?」


初雪「嘘、海に落っこった!?」


望月「司令官!どこ-!」


初雪「はやく助けないと・・」


青葉(そろそろあの2つを投入ですね、発進!)カチッ


提督 プカ~···


望月「あ、司令官の足が!」ダッ


初雪「あそこに司令官が、はやく助けよう!」ダッ


ヲ級 ゴゴゴゴ


望月「!?、ヲ、ヲ級!?」


初雪「何でこんな浅瀬に・・!?」


初雪「まずい、司令官の近くにヲ級が!」擬装展開


望月「はやくあいつを離さないと!」擬装展開


ヲ級 バッサ-ン!


望月・初雪「えっ・・」


ヲ級「・・・」[下半身しかない提督を持ち上げている]


望月「え、司令官・・?」


初雪「何が・・?」


ヲ級 ポイッ


提督 ドサッ


望月「う、うわぁぁぁ!」ヘタッ


初雪「ヒィッ!?」ヘタッ


青葉 (効果抜群ですね、あの下半身だけの提督を見て絶句してます)


望月「嘘・・そんな・・司令官が・・」パタッ[気絶]


初雪「こんな・・こんな・・」パタッ[気絶]


提督「気絶したか・・?」


青葉「そのようですね」


提督「よし次に移行するぞ」


...


望月「っん・・ここは・・」


初雪「私たち何を・・」


-葬式-


望月「葬式・・そうだ・・司令官!」ダッ


初雪「司令官がさっき!」ダッ


提督「・・・」[上半身無し]


望月「そんな・・嘘だ・・嘘だ・・」


初雪「嫌だ・・嫌だ・・司令官・・」


望月「うわぁぁぁぁぁ・・・」ブワッ


初雪「私が・・あそこにいなければ・・」ブワッ


望月「ごめんなさい・・ごめんなさい・・!」ポロポロ


初雪「ごめんなさい・・もうこんなこと・・しないから・・いうことちゃんと・・聞くから・・」ポロポロ


青葉 (よし司令官今です、スクリーンお願いします)


提督霊「その通りだ・・」[上半身のみ]


望月「え、しれ・・うわぁぁ!」ブルブル


初雪「し、しれ・・しれ・・」ガクガク


提督霊「お前らが・・サボっていなければ・・こうはならなかった・・」ゴゴゴゴ


望月「いやぁぁ・・いやぁぁ・・」ポロポロ 


初雪「しれ・・しれ・・い・・」プルプル ヘタッ


青葉 (そろそろ2人も限界そうですね、ネタばらしといきますか)


??「ポンポン」


望月「えっ・・!?いやぁぁぁぁ!」ガタガタ


初雪「ヲ・・ヲ・・ヲ級・・いや・・いや・・」プルプル


初雪「いやぁぁぁぁ!」

 

青葉「落ち着いてください!2人共!」


初雪「いやぁぁ!触らないで・・えっ・・あお・・ば・・?」


望月「な・・な・・なん・・で・・・」


青葉「もう大丈夫ですよ、ほら司令官も」


提督「あぁもう大丈夫、2人共」ギュゥ


望月「ふぇ・・しれい・・かん・・」


提督「あぁ、お前の司令官だよ」


初雪「でも・・司令官はさっき・・」


青葉「これは人形ですよ、ほら中身は毛玉です」ビリッ 


初雪「えっ・・でも司令官はあのヲ級に・・」


青葉「これはロボットですよ、青葉が遠隔操作で動かしていたんです」


望月「でも司令官の霊が・・」


提督「これはスクリーンだよ、ほら」ブゥン


望月「あっ・・・」


提督「だから、もう大丈夫だよ、2人共」ナデナデ


初雪・望月「う..うわぁぁぁぁぁ!しれいかぁぁぁぁぁぁん!」ギュゥ


...


望月「さすがにひどいよ司令官!いくら私たちがサボってたとはいえ!」


初雪「次からサボるのやめてちゃんとやろうって私たちで決めてたのに!」


提督「ごめんごめん、ここまで動揺するとは思ってなくて・・」


望月「当然だよ!司令官が死んだんだよ!」


初雪「焦るに決まってるじゃん!」


提督「ハハッなんかお前らからそう思われていたなんて嬉しいな」


望月・初雪「もうっ・・」テレッ


望月「次は本当に怒るからね!」


初雪「もうこんなことやったらずっとサボっちゃうからね!」


提督「分かってる、もうしないよ」


望月「約束だからね!」


初雪「破らないでよ!」


扉バタン


-千歳編-


千歳「はぁっ・・」


大井「あら、千歳どうしたの?元気ないじゃない」


千歳「大井・・いやちょっとね、最近疲れてて・・」


大井「疲れてるって何に?」


千歳「千代田のことでね・・前からずっと千代田って私に、ベタベタしてたんだけど段々とそれが嫌になってきてね、ちょっと今距離を置いてるのよ」


大井「そんなにベタベタしてるの?」


千歳「えぇ、なんか嫌になっちゃってね、もうちょい距離を置いて欲しいって思ってるの・・」


大井「そうなの・・」


...


大井「ってことがあったわ」


千代田「そんな・・千歳お姉が私のことを・・」


大井「私が言えることでもないと思うけど・・ちょっとは距離を置いたほうがいいんじゃない?私も最近は北上さんのことも考えて引くときは引いてるし」


千代田「そんなこと言われたって、千歳お姉と離れるなんて出来ない・・」


千代田「でもベッタリしたら千歳お姉から嫌われる・・あぁ私どうしたら・・」


大井「・・・いい方法があるわ」


...


提督「で、俺のとこに来たのか?」


千代田「えぇ、大井から提督のとこに行けば姉妹愛を戻すことが出来るって聞いたわ」


提督「いや俺らが仕掛けてるのは死亡ドッキリなだけで・・別に関係修復する為にやってる訳じゃ・・」


大井「そんなこと言って結局出来るんでしょう?私と龍田さんの愛も結果的にはあなたのおかげで結ばれたんだし」


提督「いやあれは偶然・・」


大井「出来るわよね」ギロッ


提督「は、はい・・といっても今すぐは・・」


青葉「出来ますよ!」ヒョイ


提督「あ、青葉・・」


青葉「何だか面白そうな話ですし青葉たちが協力してお2人の姉妹愛を修復させてあげましょう!」


千代田「ありがとう、青葉・・」


青葉「いえいえ、何てことないですよ!」(またスク-プが撮れそう)ニヤッ


提督「それにしても大井が他の姉妹の為に協力するって意外だな、てっきり龍田と北上にベッタリだと思ったけど」


大井「確かにあのことで龍田さんのことも愛しているし北上さんのことも愛しているわ、でも千代田は何か私と似てるようなとこがあってほっとけなかったのよ」


提督「そうなのか・・」


青葉「てことで今回のドッキリの内容を発表しますね」


青葉「今回はまず千歳さんに大井さんから千代田さんが姉妹についての相談をしている最中に提督を殺すといって執務室に言ったという情報を流します」


青葉「それを聞いた千歳さんを執務室に誘導して執務室を開けたら千代田さんが提督をナイフで殺しているという状態にします」


青葉「そこからはお2人の時間、好きに使って姉妹の愛を深めてください」


千代田「作戦はいいけど千歳お姉にそんなことするのは・・」


青葉「千代田さん、これは姉妹愛を深めるドッキリなんです!ここで怯んでいたら結局元通りになってしまいますよ!」


千代田「・・そうね、千歳お姉にもう一度私を見てもらう為に私やるわ!」


青葉「そのいきです!千代田さん!」 


大井「でも千代田、あなたどうやって千歳の気を引くつもりなの?」


千代田「私に考えがあるわ」


...


千歳「・・・」テクテク


大井「千歳!」タッタッ


千歳「ん、どうしたの?大井」 


大井「千代田が・・千代田が・・」


千歳「ち、千代田がどうしたの?」


大井「さっき千代田が私にあなたとの関係について相談して来てて・・」


大井「そしたら千代田がいきなり提督を殺すって飛び出して!」


千歳「そ、そんな千代田・・」


大井「千代田は執務室に・・」


千歳「千代田・・止めないと・・!」タッタッ


大井「・・・千歳を執務室に誘導したわ」[通信]


青葉「お疲れ様です大井さん、モニタリング室に戻ってきてください」


大井「了解したわ」


...


千歳「はぁっはぁっ」タッタッ


大井(千代田がいきなり提督を殺すって飛び出して!)


千歳「千代田なんで・・!」タッタッ


-執務室-


扉バンッ!


千歳「千代田!提督!」


千代田 ナイフ血ポタッ


提督 血ダラ~··


千歳「えっ・・」


千代田「あ、千歳お姉!」


千歳「千代田・・」ブルブル


千代田「やったよ!千歳お姉!千歳お姉のお邪魔をする醜い虫は今やっつけたよ!」


千歳「千代田・・あなた・・」


千代田「どうしたの?千歳お姉、千歳お姉にまうお邪魔虫を消したんだよ?私を褒めて!」


千歳「あなた・・何してるの!」


千代田「何って提督を殺したんだけど」


千歳「自分がいったい何がしたか分かってるの!」


千歳「何で・・提督を!」


千代田「やだなぁ、千歳お姉、もうこんなやつを守る必要はないのに♪」


千代田「千歳お姉は私だけを見て私だけを愛してくれればいいんだよ♪それが一番いいんだよ♪」


...


大井「え、これが千代田の考えた作戦・・?」


青葉「そうらしいですね・・」


大井「どう見ても余計に溝が深まると思うんだけど・・」


青葉「同感ですね・・ここからどうするんでしょう・・」


...


千歳「・・・」


千代田「千歳お姉どうしたの?あ、もしかしてこのナイフが気になるの?これはねぇさっき提督の厨房から持ってきて提督をザクッっと・・」


千歳 パァン![平手打ち]


千代田「...っ!?」


千歳「ふざけないで・・」


千代田「千歳お姉・・?」


千歳「ふざけるなぁ!!」


千代田「!?」ビクッ


千歳「私のためにやった・・?いい加減にしなさい!!」


千歳「こんなの何も私のためじゃない!」


千歳「あなたがやったことは私を不幸にさせただけよ!」


千代田「・・・なさい・・・」


千代田「ごめん・・なさい・・」


千歳「今更・・何を言うの!」


千代田「私は千歳お姉の為にやって・・」


千歳「それで提督を殺したって?いい加減にして!あなたは・・」


千代田「だって!」


千歳「!?」


千代田「見てほしかったから・・・」


千代田「もっと私を見て・・ほしかったから・・」ポロポロ


千歳「ち、千代田・・?」


千代田「千歳お姉・・前は私のことも見てくれて大切にしてくれた・・」


千代田「でも今は・・私のことを見てもくれず、ずっと逃げられてる気がしたの・・」


千代田「そんなことが続くのが辛かった・・いずれかは千歳お姉が私を見捨てて提督のとこにいってしまうんじゃないかって・・」


千代田「怖かった・・怖かったの・・私が1人になるんじゃないかって・・」


千代田「だから私は・・提督を・・」


千歳「千代田・・・」


千代田「お願い・・千歳お姉・・もっと・・もっと私を見てよぉ・・・」


...


青葉「なるほど、情に訴える作戦ですね」


大井「下げてから上げるとは考えたわね千代田も」


青葉「そろそろ青葉たちも準備を・・」


...


千歳「・・許さない・・・」


千代田「えっ・・?」


青葉・大井「えっ?」


千歳「あなたのその身勝手な感情のせいで提督は死んだ・・」


千代田「ち、千歳お姉・・?」


千歳 バッ[ナイフを取り上げる]


千歳「もう姉妹とか関係ない・・私はあなたを・・許さない!」ギロッ


千歳「許さない・・許さない・・!」ガシッ


千代田「ち、千歳お姉やめっ・・」


千歳「死んで・・詫びなさい!」ブンッ


千代田「ひっ..!」ガバッ


青葉・大井「それ以上はダメぇぇぇ!!」


提督「やめろ!千歳!」ガシッ


千歳「・・え?提督・・?」


千歳「え、何で・・」


千代田「ごめんなさい!千歳お姉!」


大井「実はこういうことだったの!」


青葉「騙してすいません!」プラカード


千歳「ド・・ドッキリ・・」


千代田「ご、ごめんなさい、千歳お姉・・ここまでになるなんて思わなくて・・」


千歳「え、な、てことは・・」


提督「俺は大丈夫!生きてるよ!」


千歳「提督・・うわぁぁぁ・・よかったぁぁぁぁ・・・」ギュウ


千代田 ピキッ


提督「よしよし、もう大丈夫だからな」


千代田 ピキッピキッ


...


千歳「そういうことだったんですね・・」


提督「あぁ、お前らの仲を戻すためにやったんだけどこんなになるなんて思わず本当にすまん!」


千代田「私もごめんなさい!これを提案したのは私なの・・こんなにするとは考えてなかったの・・本当にごめんなさい!」 


千歳「2人共頭上げてもう大丈夫だから」


千歳「そして千代田」


千代田「な、何千歳お姉・・?」 


千歳「ごめんなさい」ペコリ


千代田「えっ」


千歳「確かに最近はあなたのことを避けていた、でもそれがあなたを傷つけていたとは思っていなかった、それにさっきドッキリとはいえあなたに手をかけて殺そうとした・・こんなんじゃ千代田の姉失格ね、こんな姉でごめんなさい」


千代田「ち、千歳お姉は謝ることはないよ!これは全部私が考えたことなんだから!」


千代田「それに私も謝らなくちゃいけない、私ずっと千歳お姉のこと考えずに自分の都合で動いていた、それが千歳お姉にとって迷惑だったことも・・私も千歳お姉の妹を名乗るには失格だよ・・こんな妹でごめんなさい!」


千歳「千代田・・・それはお互い様よ、私たち姉妹なのにお互いのことを何も分かってなかった、それはあなたも反省することだし私も反省することだわ」


千代田「千歳お姉・・」


千歳「だからこれからお互いのことをしっかり分かりあいましょ?そしてまたやり直しましょ?私たちは姉妹なんだから大丈夫よ」


千代田「うん・・そうだね、私たち姉妹だからやり直せるよね!」


千歳「そうよ、じゃあ早速間宮で一緒にパフェを食べましょ、姉妹修復作戦はそこからよ」


千代田「うん!」


大井「修復作戦は成功ね」


青葉「ですね・・」


提督「よかった、よかった」


千代田「あ、千歳お姉、先に行ってってくれる?私もすぐに行くから」


千歳「分かったわ、待ってるわよ」


千代田「提督、それに青葉に大井私のためにここまでしてくれてありがとう」


青葉「何も気にすることはありませんよ、お2人の関係が戻ったのが何よりですから」(スク-プも撮れましたし)ニヤッ


大井「千代田も頑張ってね、応援するわ」


提督「お前らならやれるよ」


千代田「ありがとう、みんな、でも1つだけ言っていい?」


提督「ん、何だ?」 


千代田「提督、千歳お姉のこと抱きしめたでしょ!」


提督「え、いやあれは千歳を落ち着かせるためであって・・」


千代田「どんな理由であれ1発やられなさい!」


提督「ちょまっ・・ふ、2人共助けてくれ!」


青葉「御愁傷様です」


大井「私は知らないわ」


提督「そ、そんな・・」


千代田「歯を食い縛りなさい!」


提督「ちょっとまっ・・あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


-長門・陸奥編-


提督「いったた・・」


青葉「大丈夫ですか?司令官」


提督「あぁ、あの2人の関係が戻るのなら軽いほうだよ」


青葉「そうですか、じゃあもう次のドッキリの相手発表してもいいですか?」


提督「誰にするんだ?」


青葉「今回は思いきって長門さんと陸奥さんにします!」


提督「え・・あの2人か・・」


提督「あいつらだと普通にバレそうだし取り乱すこともなさそうなんだけど・・」

 

青葉「いや、青葉の取材だとあの2人司令官のことになると結構豆腐メンタルらしいですよ」ペラペラ


提督「そうなの?全く想像がつかないな・・まぁやるだけやってみるか、今回はどんな作戦だ?」


青葉「今回は倉庫で行いたいと思います」


提督「倉庫ってあの古い倉庫か?いかにも倒壊しそうだから解体しようとしてたんだけど・・」


青葉「今回はその倉庫の解体もかねて事故死ドッキリにします」


提督「というと?」


青葉「まず司令官は倉庫の扉が開かないから手伝ってほしいと長門さんたちに頼みます、そして長門さんたちが扉を開けた後にこの音がほぼ出ない超小型爆弾を使って倉庫を倒壊させ司令官が下敷きになり死んでしまうという内容です」


提督「え、俺下敷きになるの!?それ普通に俺死ぬぞ・・」


青葉「大丈夫です、その対策として倉庫の下に穴を開けておきました」


青葉「司令官は倒壊が始まったらその穴に入って脱出してくしてください」


提督「いつ掘ったんだよ・・まぁいい、早速始めよう」

...


-廊下-


提督「お~い長門、陸奥」タッタッ


長門「ん、どうした提督?」


陸奥「何かお困りごと?」


提督「あぁ、鎮守府の裏に倉庫があってその倉庫の中に入りたいんだけど引き戸が全く開かなくて」


陸奥「私たちに開けてほしいってこと?」


提督「そうなんだが、頼めるか?」


長門「なんだ、そんなことか、いいぞ私たちが開けてやる」


陸奥「私たちの力ならお安いご用よ」


提督「ありがとう、2人共」 


-倉庫前-


提督「ここなんだが・・」


長門「随分と古い倉庫だな・・」


陸奥「倒壊しそうね・・」


提督「問題はこの引き戸なんだが・・開けれそうか?」


長門「あぁ、大丈夫だ、よしいくぞ陸奥」


陸奥「えぇ」


長門・陸奥「せ-の!」ガラッ!


提督「おぉ、開いた、ありがとな2人共」


提督「確かこの中にっと・・」[倉庫に入る]


長門「お、おい提督、その中危険じゃないか?」


陸奥「倒壊しそうだし、まずは明石ちゃんに見てもらったほうが・・」


青葉「そろそろ使いますか、超小型爆弾起動!」カチッ


倉庫 ボンッ、ミシミシ···


提督「大丈夫、大丈夫、倒壊なんてしないって」


倉庫 バキッ!


提督「え?」


倉庫 ドンガラガッシャ-ン!


提督「うわぁぁぁ!」


長門・陸奥「提督!?」


長門「て、提督・・提督!」ダッ


陸奥「は、はやく助けないと!」ダッ


長門「提督!どこだ!」


陸奥「返事して!」


青葉「どうしたんですか?何かでかい音が・・!?」


長門「青葉!提督が倉庫の下敷きに!」


陸奥「提督が返事しないの!」


青葉「落ち着いてください!2人共!」


青葉「この倒壊じゃ司令官を探しだすには重機が必要です、生身じゃ無理です!」


長門「だか提督が!」


青葉「今から明石さんに頼んで重機で司令官を見つけます!」


青葉「お2人は自室で待っていてください」


陸奥「そんな・・私たちもここにいるわ!」


青葉「無茶言わないでください!、ここにいても足手まといになるだけです!」


陸奥「でも・・!」


青葉「大丈夫です、必ず司令官を見つけだしますから」


長門「・・分かった、提督のことよろしく頼む、青葉」


青葉「了解です」


-長門・陸奥の自室-


長門「・・・」


陸奥「・・・」


陸奥「提督・・・」


陸奥「あの時提督に強く引き留めていればこんなことには・・」


長門「今、後悔したとこで何にもならない・・私たちは提督の無事を祈るしかない・・」


陸奥「・・そうね、無事を祈りましょう・・」


青葉 扉ガチャ


長門「!、青葉!」


陸奥「提督は・・提督は無事なの!?」


青葉「・・・」


長門「青葉・・?何で黙ってるんだ・・」


陸奥「まさか・・提督・・」


青葉「努力はしました・・けどあの倉庫の倒壊した時点で司令官はもう・・」


長門「そんな・・」


陸奥「嘘でしょ・・嘘だと言って!」


青葉「青葉も嘘だと思いたいですよ!でもこれが事実なんです・・・」


長門「提督・・提督・・」


陸奥「嘘よ・・嘘よ・・・」ヘタッ


長門「私たちがあの時・・止めていれば・・・」プルプル


陸奥「提督は・・う・・・うわぁぁぁぁ!」ブワッ


長門「すまなかった・・・提督・・私がもっと・・しっかり・・していれば・・」ポロポロ


陸奥「提督・・提督・・」


青葉 (そろそろですね)


青葉「もう大丈夫ですよ2人共、司令官は無事です」


陸奥「えっ・・?でもさっき提督が死んだって青葉が・・」


青葉「青葉は一言も死んだとは言ってませんよ、司令官来てください」


提督「もう大丈夫だ2人共」スッ


長門「え・・提督・・」


陸奥「生き・・てるの・・?」


提督「あぁ、それに実はこういうことだったんだ、青葉」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


長門・陸奥「ドッ・・キリ・・?」


提督「あぁ、実はあの倉庫の倒壊は前から仕組んでたことなんだ、だからお前たちの扉を開けたせいで倒壊したわけじゃないよ」


陸奥「でも・・提督が下敷きに・・」


青葉「実はあの倉庫の下に脱出口に繋がる穴を掘っていたんです、司令官はその穴で脱出したんで無事ですよ」


陸奥「じゃあ提督は・・」


提督「あぁ、この通り無事さ」


陸奥「うわぁぁぁ・・よかった・・」ギュウ


提督「もう大丈夫だからな陸奥、長門」ポンポン


長門「・・・」


提督「ん、長門?」


長門「う・・」


提督「う?」


長門「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」ギュウ


提督「ちょ、長門顔に抱きつくな・・苦し・・」


長門 ギュゥゥゥゥ


提督「い、息が・・」


...


陸奥「もうっ、ひどいわ提督」


提督「ハハッごめんごめん、ほら長門ももう大丈夫だから泣かないで」


長門「うっ・・・グスッ・・ヒグッ」


陸奥「本気で心配したんだから・・」


提督「ごめんな、ここまでお前らが俺のことを考えてくれてるとは思ってなくって」 


長門「当然だろ!、私たちがどれだけ提督を大切に思ってたことか・・本当に・・心配・・したんだからな・・グスッ」


提督「ごめん長門、もうこんなことはしないからな」


長門「グスッ・・約束だぞ・・」


提督「あぁもちろん、約束だ」


陸奥「分かったわ、もうしないでね?ほら長門いつまでも泣いてないで行くわよ」


長門「うん・・・」


扉バタン


-龍驤・黒潮編-


青葉「いや~さっきは大スクープでしたね」


提督「まさかあの長門があそこまで泣きじゃくるとは思わなかったな・・」


青葉「それほど司令官を大切にしてるんですよ」


提督「確かにそうだな」


青葉「てことで司令官、次の相手を発表しまさね」


提督「今度は誰だ?」


青葉「龍驤さんと黒潮さんです!」


提督「あの関西コンビか・・今回はどうやるんだ?」


青葉「前に鈴谷さんにやったあの作戦でいこうと思いますが少しお2人の性格にあわせてアレンジしたドッキリにします」


提督「アレンジ?」


青葉「はい、今回は前の作戦のようにお2人に司令官があの作戦で悩んでいると話します」


青葉「ここからアレンジが入り司令官は悩みのあまり注意力が鈍くなりよく頭をぶつけるほどになっていると伝えます」


青葉「そして司令官は話しつつお2人が司令官にツッコミをするように仕向けツッコませたら司令官が脳の症状で死んでしまうという内容です」


提督「なんか今回も運まかせなとこ多くない?」


青葉「大丈夫です、青葉の取材の情報だと必ずあのお2人はツッコミますから」


提督「どうだかな・・まぁやるしかないか」 


青葉「そして今回は再び明石さんに協力してもらいます!」


明石「再びよろしくお願いします!」


提督「また明石はドッキリに参加するのか」


明石「はい、それよりも青葉さん、前回みたいに私を眠らせたりとかしないでくださいね!」


青葉「大丈夫ですよ、今回はそういうことはありませんから」


明石「頼みますよ?」


青葉「任せてください、ではいってみましょう!」


...


-廊下-


青葉「龍驤さん、黒潮さんちょっといいですか?」


龍驤「ん、青葉どないしたん?」


黒潮「何か困りごと?」


青葉「はい、司令官があの作戦以来元気がなくて・・」


龍驤「まだ落ち込んでるんか・・司令官は自分を攻めずぎなんや」


黒潮「そんなに思いつめる必要はないのに・・」


青葉「そうなんですけど、最近になると注意力が鈍くなったのか、よく頭をぶつけて倒れるっていうことが多くて・・」


黒潮「結構重症やな・・」


青葉「今日はまだぶつけてないんですけど、このままだとまたどこかにぶつけてしまうんじゃないかと心配で・・・」


龍驤「よし、うちらが司令官を励ましてやるで!」


黒潮「これ以上メソメソされても何も変わらないしな!」


青葉「ありがとうございます2人共・・」


-執務室-


扉コンコン


龍驤「失礼するで、キミィ」


提督「ん、龍驤に黒潮か・・どうしたんだ?」


黒潮「どうしたも何も司令はん、あの時以来元気ないんやて?」


提督「え、いやそんなことはないよ・・・」


龍驤「見えついた嘘をつくなやキミィ、目が笑ってないで?」


提督「ご、ごめん・・」


黒潮「もう・・司令はん、なんでそんなすぐ謝るん?別にうちらは司令はんに怒ってなんかないしむしろ誰も犠牲を出さなかったことに感謝してるんやで?」


提督「いやでもあの時にお前らを危険な目にあわせたのは俺のせいだ・・もっと俺がしっかりしていれば・・」


龍驤「キミィ、もうちょい自分に自信持ったほうがえぇ、うちらはあの時キミが出した選択に何も文句はない、うちらはキミに救われたんや!」


黒潮「そうや!誰が何と言おうがうちらは司令はんのことを嫌ったりはせん、うちらは誰よりも司令はんが頑張り屋さんだってことは分かってるから」


提督「お前ら・・」


龍驤「もうこれ以上過去のことでウジウジしてたらアカン、今までのことは水に流して前を向いていこうや!」


黒潮「そうや、そのほうが司令はんらしいで!」


提督「・・ありがとう、お前らのおかげで元気でたよ、確かにウジウジしてたら駄目だな、もっと前を向こう!」


龍驤「そのいきやキミィ!、そのほうがうちらも安心するで」


黒潮「とりあえず立ち直ってくれて何よりやわ~」


提督「本当にありがとな2人共」


龍驤「礼はいらんよ、それよりもキミィ青葉から聞いたけど最近よく頭ぶつけるんやって?」


提督「あぁ、ちょっと注意力が鈍くなって無意識に頭打ってたりするんだ」


黒潮「もう、気いつけてや、そんな調子だといずれ角に頭ぶつけて死んでしまうで?」


提督「ハハッそうだな、これから気をつけるよ、・・ププッ」


龍驤「?、何笑っとん?」


提督「ごめんごめん、いや普段単純な性格の2人にこうやって心配されるのがちょっと面白くて」


龍驤「単純ってなんやねん!」頭パシッ


黒潮「そこは普通にありがとうにしろや!」頭パシッ


提督「うわっ・・!」バタッ!


龍驤「なんやキミィ、大袈裟やな、ただ引っぱ叩いただけやで?」


黒潮「関西でもそんな大きなリアクションはせんへんで?」


提督「・・・」


龍驤「?、キミィどうしたんや?」


提督「・・・」


龍驤「え・・キミィ!?」バッ


黒潮「り、龍驤どうしたんや?」


龍驤「司令官の意識がないんや!」


黒潮「な、なんやて!?」


龍驤「は、はやく明石はん呼んできて!」


黒潮「わ、分かった!」


-医務室-


龍驤「セカンドインパクト症候群・・?」


明石「はい・・簡単に説明すると脳しんとうなどを起こして間もない時間で再び頭に衝撃がくるとおこる症状です」


明石「セカンドインパクト症候群はとても危険で重篤な後遺症が残ってしまい最悪の場合死に至ることもあります、そして提督は現在その症状にかかっており意識不明の状況です・・」


黒潮「そんな・・司令はん・・・」


龍驤「何でや・・さっきまで司令官は元気で・・!」


明石「セカンドインパクト症候群は前兆がありませんので突発的に起こることが多いので恐らく提督も突発的に・・」


龍驤「そんな・・・」


明石「・・実はつい昨日、提督は壁に頭を強くぶつけて脳しんとうを起こしたんです」


龍驤・黒潮「えっ・・」


明石「その時は大事には至らなかったのですが今回の症状は恐らくそれが引き金になって起こったものだと思われます・・・」


明石「お2人共今日提督が頭をぶつけることはあったり見つけたりしたことはありましたか?」


龍驤「えっ、そんなん見たことないで、青葉も今日はまだ1回もぶつけてないって・・!?」


黒潮「龍驤・・まさか・・・」


...


龍驤 (単純ってなんやねん!)頭パシッ


黒潮 (そこは普通にありがとうにしろや!)頭パシッ


...


龍驤「えっ、もしかしてあれが・・・」


明石「どうしたんですか・・・?」


龍驤「つい1時間前、司令官を励まそうとして司令官の頭を叩いたんや・・」


黒潮「その場を和らげようとして2人で・・」


明石「恐らくそれが原因で提督はセカンドインパクト症候群にかかったのだと思います・・」


龍驤「嘘やろ・・司令官・・・」


黒潮「うちらのせいで司令はんが・・」


龍驤「で、でも司令官が目を覚めるかも可能性も・・」


明石「残念ですが医務室に運ばれた時にはもうかなりの重症で一命を取り留めたとしてももう二度と意識は戻らないです・・・」


龍驤「そんな・・嘘や・・・嘘や・・・」ヘタッ


黒潮「司令はん・・司令はん・・・」ヘタッ


龍驤・黒潮「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ブワッ


龍驤「ごめんな・・ごめんなぁぁぁ・・・うちらがあんなことしたから・・・」


黒潮「ごめんなさい・・・ごめんなさぃ・・・・」


龍驤「うちらがもっと・・・ちゃんとしていれば・・・」


黒潮「司令はん・・・こんな・・ことで・・・」


青葉「そろそろネタバレ時間ですね、司令官行きますよ」


提督「あぁ」


扉ガチャ


青葉「失礼します、明石さん」


龍驤「青葉ぁぁ・・ごめん・・司令官が・・司令官がぁぁ・・」


黒潮「うちらのせいで・・もう・・・」


青葉「大丈夫です、お2人のせいで司令官は倒れたわけじゃないですよ、それに司令官は生きています」


龍驤・黒潮「ふえっ・・・?」


青葉「司令官出てきてください」


提督「心配かけたな2人共」ヒョイ


黒潮「司令はん・・・?」


龍驤「司令官・・・?」


提督「大丈夫、お前らは何も悪くないよ、それに実はこういうことなんだ」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


龍驤「えっ・・えっ・・?」


黒潮「どういう・・ことや・・?」


提督「これ実は全部ドッキリだったんだ、あの作戦で悩んでるのも嘘、頭をぶつけるのも嘘、脳しんとうってのも嘘だよ」


龍驤「でも・・さっき明石はんが司令はんはもう二度と・・目覚めないって・・」


提督「実は明石もドッキリを仕掛けてたんだ」


明石「騙してすいません、さっき提督の口からもでましたけど提督は脳しんとうなんて起きてませんよ」


龍驤「えっ、じゃあ・・本当に・・・」


黒潮「ドッキリ・・なん・・?」


提督「あぁ、騙してすまなかった」


龍驤「うわぁぁぁぁ!!よかったぁぁぁ!キミィィィ!」ギュウ


黒潮「司令はん・・・・生きてたぁぁぁ・・・」ギュウ


···


龍驤「そういうことやったんやな・・・」


黒潮「まさか青葉に明石はんまで協力してたなんて・・・」


提督「ごめんな、今青葉と死亡ドッキリってのをやってたんだ」


龍驤「さすがに悪趣味にもほどがあるで!もうこんなことすんなや!」


黒潮「心配して損したわ!」


提督「悪かった、もうしないから2人共」


龍驤「ふんっ、でもとりあえずキミが生きててよかったわ・・・」


黒潮「うちもそうや・・司令はんが無事で安心したわ・・・」


提督「ありがとな、2人共、それにあの時に励ましてくれた時もドッキリとは言え元気が出たよ、これからもそんな風にみんなを元気ずける2人でいてくれ」


龍驤「褒めても何もでぇへんよ・・けど分かった、キミの頼みやこれからもずっと皆を元気ずけるうちでいてやる!」


黒潮「うちもや、もし本当に司令はんが悩んでも何回でも元気にさせてやるからな!」


提督「ありがとう、龍驤、黒潮」


龍驤「それでなキミィ」


提督「ん、どした?」


龍驤「頭のことは無事なんやろ?」


提督「あぁ、ドッキリの設定だからな」


黒潮「そうなんや・・」


龍驤「ならこのハリセンで叩いても問題はないわな!」[2人が巨大ハリセンを持つ]


提督「えっ、えっ、ちょ、ちょっと待ってお前ら!」


黒潮「あれほどうちらを弄んだんや、1発くらい叩かれても大丈夫よな!」


提督「ちょっと待って!ドッキリに騙したのは悪かったから!」


龍驤「これでノ-カンにしてやる、キミィ覚悟はええな・・?」


黒潮「覚悟しぃや・・」


提督「ちょ、まっ・・あ、青葉!明石!」


シ-ン···


提督「あいつら逃げたなぁぁぁぁ!」


龍驤・黒潮 ジリジリ


提督「まっ、待て2人共・・まっ・・」


龍驤・黒潮「おりゃゃゃゃ!」ブンッ!


提督「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バシッ!バシッ!


-山風・浜波編-


提督「いってぇ・・・」頭ズキズキ


青葉「さっきは御愁傷様でしたね」


提督「何が御愁傷様だ・・速攻で逃げたくせに・・いてて・・」


青葉「いや~青葉って考えるよりも体が先に動いてしまうんで無意識に逃げてしまいました、テヘペロ☆」


提督「イラッ・・・次俺を置いてったら怒るからな・・・」


青葉「大丈夫ですよ、次は助けますから」


提督「まじで頼むぞ・・」


青葉「それで司令官、もう次の相手を発表していいですか?」


提督「はやっ・・次は誰なんだ?」


青葉「次は山風さんと浜波さん・・」


提督「ストップ」


青葉「え、どうしたんですか?」


提督「お前まさか・・あの2人に死亡ドッキリ仕掛けるんじゃないだろうな、あいつらは下手したらトラウマになるぞ・・」


青葉「青葉もそこまで鬼じゃないですよ、今回も死亡ドッキリにしますがネタばらしをしません」 


提督「ネタばらしをしない?」 


青葉「はい、今まではいかにも現実で起こったかの様に見せていましたが今回は夢の中で起こった様に見せます」


提督「なるほど、夢オチにさせるのか、それならあの2人への負担も減るな、でも夢の中ってどんな作戦にするんだ?」 


青葉「今回はあらかじめお2人をこの麻酔銃で眠らせ明石さんが作った部屋に運びます、そしてそこには司令官と先ほど初雪さんたちを騙したヲ級ロボットを設置しておきます」


青葉「そして2人が躊躇してる間に司令官がヲ級によって死んでしまい、そこで目が覚めるという作戦にします」


提督「でも夢の中とはいえ目の前で俺が死ぬのはきついんじゃ・・」


青葉「司令官、今回の死亡ドッキリの裏テ-マは成長なんです」


提督「成長?」


青葉「はい、あの2人ってよく戦場に出ると撃つのを躊躇してかえって危険な目にあうことが多いですよね?」


提督「確かにそれはよくあるな・・」


青葉「しかしこのままだとあの2人はいずれ大変なことになってしまうので今のうちに2人の精神面を成長させ戦場でも胸を張って戦えるようにしたいと思うんです」


提督「なんか意外だな、青葉がそんなこと考えていたなんて」


青葉「取材していく中であの2人はそろそろ成長しないと駄目だと思った青葉の独断ですけどね」


提督「なるほどな、なら早速始めよう」


...


山風「・・・ん、ここは・・・?」


浜波「なんであたしたちこんなとこに・・・」


提督「・・・」[意識を失い倒れている]


山風「提督・・・?」


浜波「何・・してるんですか?」


ヲ級「・・・」[提督の隣にいる]


山風「ヒィ!?ヲ、ヲ、ヲ級!?」


浜波「な、な、なんでここに・・」


ヲ級「・・・」[提督に武器を向ける]


山風「て、提督が・・・」ガタガタ


浜波「た、助けないと・・・」ガタガタ


山風「だめ・・・体が・・・」ガタガタ 


浜波「足が・・動かない・・・」ガタガタ


ヲ級「・・・」[引き金に指をかける] 


山風「や、やめて・・提督を撃たないで・・・」


浜波「お願い・・やめ・・て・・」


ヲ級 バァン!


山風・浜波「ヒィッ!?」


提督 血ダラ~···


山風「ていとく・・・てい・・とく・・」ヘタッ


浜波「そんな・・そんな・・」ヘタッ

 

山風・浜波「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」


...


青葉「2人共起きてください!」


山風・浜波「はっ!?」ガバッ


青葉「大丈夫ですか?さっきからうなされていましたけど・・・」


山風「青葉・・そうだ・・提督は!?」


青葉「え、司令官ですか?司令官は執務室にいますよ」


浜波「し、司令がヲ、ヲ級にやられて・・・」


青葉「ヲ級?ヲ級なんてここにはいませんし司令官は無事ですよ」


浜波「えっ、それじゃああれは・・・」


青葉「きっと2人共悪い夢でも見たんですよ、さっきひどくうなされてましたし」


山風・浜波「ゆ、夢・・」

 

青葉「そうですよ、多分お2人共お疲れなんですよ、だから悪い夢を見たんです、今日はこの後出撃とかはありませんからじっくり休んでください」 


山風「うん・・・ありがとう青葉・・」


青葉「じゃ、これで失礼しますね」


山風「・・・ねぇ浜波、あたし今提督がヲ級に殺される夢を見た・・・」


浜波「あたしも同じ夢を見た・・・」


山風「あたしたちってさ・・・いつも戦場に出ると怖くなって固まっちゃっていつも皆に迷惑かけてるよね・・・」


浜波「うん・・・」


山風「夢だけど提督もあたしたちがモタモタしていたから殺された・・・」


浜波「そう・・だね・・・」


山風「あたしたち、もっと強くならくちゃいけないのかな・・・」


山風「もしかしたらいずれか夢じゃなくて本当に提督が殺されるかもしれない時がくるかもしれない・・・」


山風「その時にまたあたしたちが動けなかったらまた同じことを繰り返えすと思うの・・・」


浜波「うん・・そうだね、このままじゃあたしたち、司令を守れない」


浜波「もうあたしたちはあの夢のように司令を見殺しにしたくない・・」


山風「浜波、あたしたちもっと強くなろう!今度からは皆に迷惑を掛けないで前を向いて行こう!」


浜波「そうだ・・そうだね!あたしたちも成長しなきゃ!」


...


山風・浜波「提督!」「司令!」タッタッ


提督「ん、山風、浜波どうしたんだ?」


山風「あたしたちもっと強くなる!提督を守れるようにもっと頑張る!」


浜波「もう司令や皆に心配な思いはさせません!あたしたちもっと前を見ます!」


提督「ど、どうしたんだ?2人共いきなり・・・」


山風「実は・・・」


...


提督「なるほど、俺が目の前で死ぬ夢を見て強くなろうって決意したのか」


山風「うん、夢だけどあんな風に提督をもう死なせたくない、だからあたしたち強くなるって決意したの」


提督「そうか・・・」


提督 頭ポンホン


提督「ありがとう、お前たちが前を向くために決意してくれたこと、俺はとても嬉しいよ、今回のことを胸に2人共これから胸を張って頑張ってくれ」


山風「うん、頑張るよ!提督!」


浜波「これからの活躍期待してくださいね!」


山風・浜波 タッタッ


提督「・・作戦は大成功だな」


青葉「ですね」


-赤城編-


提督「とにかくさっきはあの2人が成長してくれてよかったな~」


青葉「ですね」


提督「で、青葉また次の相手は決まってるのか?」


青葉「もちろんです!次は赤城さんにします!」


提督「赤城か・・あいつにはどうやって仕掛けるんだ?」


青葉「今回は矢矧さんの時の演劇スタイルドッキリでいきます!」


提督「え、前死にそうだったのにまたやるのか・・・」


青葉「大丈夫です!今回はその対策として加賀さんに協力してもらいます!」


加賀「よろしくお願いします」


提督「え、加賀お前が参加するのか・・」


加賀「最初は断りました、けど青葉さんがどうしてもというから仕方なく参加します」


青葉「え~、そんなこと言って加賀さん青葉がお願いした時最初から乗り気・・」


加賀「何か言った?」ギロッ


青葉「いえ、なんでもないです・・」


青葉「コホン、では気を取り直して今回の作戦内容を発表しますね」


青葉「今回は前回の矢矧さんのように赤城さんを執務室に呼びます、そして執務室では拳銃を持った加賀さんが司令官に銃を向けていて、その場で赤城さんに司令官を選ぶか加賀さんを選ぶかを決めてもらいます」


青葉「そして赤城さんが迷っている間に加賀さんは司令官を撃ち自らも銃で撃ってどちらも死んでしまうという内容でいきます」


提督「矢矧の時よりもエグいけど大丈夫なのか・・・」


加賀「大丈夫よ、赤城さんは少なくとも他の娘よりかは肝が備わっているし、もしも暴走したら私が止めるわ」


提督「なるほど、それなら安心だな」


青葉「では早速始めましょう!」


-廊下-


赤城「提督からの呼び出し・・いったい何なんでしょう・・」


赤城「またポ-キサイト食べ過ぎましたかね・・」


-執務室-


扉コンコンガチャ


赤城「失礼しま・・なっ!?」


加賀「赤城さん・・」[提督に銃を向けている]


提督「あ、赤城来るな!」


赤城「か、加賀さんあなた・・何をしているんですか!」


赤城「その銃を早く下ろしてください!」


加賀「それは出来ません、私は赤城さんを自分のものにする為にやっていますから」


赤城「えっ・・加賀さんあなた何を言ってるの・・・?」


加賀「赤城さん、私はあなたと出会って以来ずっとあなたのことを見ていました」


加賀「この気持ちは日に日にまして私はあなたを一人占めしたくなりました」


加賀「ですがあなたは私よりも提督のことをずっと見ていてました」


加賀「だから私にとって邪魔者である提督を殺すんです」


赤城「そんな・・・」


加賀「さぁ赤城さん、もうこれで邪魔者はいなくなります、そして私のものになってくださ「待って!」」


赤城「待ってください・・私は加賀さんのことを大切に思っています、けど提督も私にとって大切な存在なんです」


赤城「私はどちらも大切にしたいんです、だから加賀さんそんなことはやめてください・・今からでもやり直せます・・」


加賀「・・・分かりました」


赤城「加賀さん・・!分かってくれt・・」


加賀「ならここで提督か私かを選んでください」


赤城「えっ・・」


加賀「両方を大切にしたい、それじゃ駄目なんです、私は一途な愛が欲しいんです」


赤城「か、加賀さん・・」


加賀「ですから赤城さん今ここで提督と私の命どちらを選ぶか決めてください、私を選んだら提督を殺し、もし提督を選んだら私が死にます」


赤城「そんな・・!そんなこと出来るわけが・・」


加賀「赤城さん、もう両方選ぶなんて生半可な選択肢はありません、さぁどちらの命を取るか決断してください」


提督「あ、赤城・・・」


赤城「・・・」


赤城「私は・・・私は・・・」


加賀「さぁ決めましたか?赤城さん」


赤城「・・・ません・・・出来ません・・・」


加賀「え?」


赤城「どちらかを選ぶなんて私には出来ません・・・それでも私はどちらも大切にしたいんです・・・」


加賀「そうですか・・・」


加賀「ならもう私は生きる価値はありませんね」


赤城「えっ・・・?」


加賀「あなたにはどちらかを選んで欲しかった・・でもその願いは叶わないみたいですね・・」


赤城「か、加賀さん・・・?」


加賀「赤城さんのせいですよ、こんな結末になってしまうのは・・」[もう片方の銃を出し自分の頭に向け、提督への銃に引き金をかける]


提督「加賀・・やめてくれ・・・」


加賀「さようなら、赤城さん」


赤城「待って加賀さん!」


バァン!バァン!


提督・加賀 パタッパタッ


赤城「えっ・・嘘・・」


提督・加賀 血ダラ~···


赤城「て、提督!加賀さん!」ダッ


赤城「2人共目を覚ましてください!」ユサユサ


赤城「提督!加賀さん!」ユサユサ


提督・加賀「・・・」


赤城「そんな・・・何で・・・」


加賀 (あなたにはどちらかを選んで欲しかった・・でもその願いは叶わないみたいですね・・)


赤城「・・・加賀さん・・私はあの時・・何をすればよかったんですか・・・」


赤城「何を選択すれば・・よかったんですか・・・」


赤城「答えてくださいよ・・・加賀さん・・・」


赤城「答えて・・答えてよぉ・・・」ブワッ


赤城「何で・・何で両方じゃ・・駄目なんですか・・・」ポロポロ


赤城「何で・・片方じゃないと・・いけないんですか・・・」


赤城「私は・・・どうすれば・・・よかったんですか・・・」


赤城「加賀さん・・・提督・・・ヒグッグスッ・・」


青葉 (そろそろですね)


青葉「失礼します」扉ガチャ


赤城「青葉さん・・2人が・・2人が・・・」


青葉「大丈夫ですよ赤城さん2人は死んでませんよ」


赤城「え・・何を・・言って・・・」


青葉「ほら2人ももう起きてください」


提督「よっと・・・」ムクッ


加賀「この体勢は疲れますね」ムクッ


赤城「えっ、提督・・加賀さん・・」


青葉「ごめんなさい、赤城さん実はこういうことだったんです」


提督・青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


加賀「です」


赤城「え、何が・・どういう・・」


加賀「ごめんなさい赤城さん、これは全部ドッキリなんです」


赤城「でも・・さっき加賀さんが提督と自分の頭を・・」


提督「これは全部偽物なんだ、発砲した弾も偽の弾で吹き出た血も全部血糊だ、ほら触ればわかるだろ?」ズイッ


赤城「本当だ・・・」サワサワ


赤城「え、じゃ、じゃあドッキリというのは本当に・・」


提督「あぁ、本当だよ赤城」


赤城「う..うわぁぁぁ・・・良かったぁ・・・」2人をギュウ


...


赤城「提督、こんなことはもうやめてくださいね!加賀さんも!」


提督「悪かった、赤城」ナデナデ


加賀「本当にごめんなさい赤城さん」


赤城「もう・・じゃあ提督、次私たちに食事を奢ってくれたら許しますよ」


提督「え、食事を奢るで許してくれるのか?」


赤城「えぇ、提督にはいつも感謝していますしそれで全て水に流しますよ!」


提督「分かった、じゃあ次の食事は全部俺が奢るよ」


赤城「本当ですか?」


提督「あぁ、男に二言目はないよ」


赤城「やった!じゃあ提督楽しみにしてますね!ほらっ加賀さん行きましょう?」


加賀「えぇ、じゃあこれで私も失礼しますね提督」


扉バタン


提督「やっぱ赤城は大人だな、あんだけエグいことしたのに食事の奢りで許してくれるなんて」


青葉「司令官・・・大丈夫なんですか?」


提督「えっ、何が?」


青葉「あの2人に食事を奢るんですよ?」


提督「それがどうか・・・はっ!?」


2人は大食い→注文も多い→料金が増える→提督の財布轟沈 


提督「\(^o^)/」


青葉「青葉はもう知りません・・・」


食事後、提督の財布がかなり軽くなりました


-香取・鹿島編-


提督「はあっ・・・俺の財布がすっからかんだ・・・」


青葉「何も考えずに了承しちゃう司令官が悪いんですよ」


提督「まぁ、そうだけどさ・・あそこで断る訳にもいかないだろ・・・」


青葉「確かにそれもそうですね」


青葉「それで司令官、傷心中悪いんですがもう次の相手発表していいですか?」


提督「もうかよ・・・誰にするんだ?」


青葉「次は香取さんと鹿島さんです!」


提督「あの練習コンビか・・どんな作戦でいくんだ?」


青葉「今回は機密情報紛失ドッキリです!」 


提督「何だそれ?」


青葉「今回は司令官からお2人にこの失くしたら死刑レベルの機密文書(偽)を1時間だけ管理してくれと頼みます、そしてその間に青葉が隙を見てそれを盗む作戦です」


提督「なるほど、今回は直接死ぬとこを見せるんじゃなくて間接的に死を見せるんだな」


青葉「その通りです、今回は目の前では死にませんが自分たちのせいで司令官が死んでしまうという精神的にかなりくるドッキリですね」


提督「それはそれで結構エグいな・・・」


青葉「まぁあの2人なら大丈夫ですよ、では早速始めましょう!」


-執務室-


扉コンコンガチャ


香取「失礼します提督」


鹿島「失礼します提督さん」


提督「あぁ、香取に鹿島かよく来てくれたとりあえず座ってくれ」


香取「提督、私たちをこんな内密に呼び出して何かあったんですか?」


鹿島「もしかして私たち何かしましたか・・・?」


提督「いやそうじゃないんだ、ちょっと大事なお願いがあってな」


香取「大事なお願い?」


提督「この文書を俺が留守にする1時間だけ管理して欲しいんだ」


鹿島「何の文書なんですか?」


提督「・・・誰にも話すなよ、実はこれ大本営に明日送る最高機密の文書なんだ、もし失くなりでもしたら俺はこの世にはいられないくらいのな」


鹿島「え、そ、そんな大事な文書を何で私たちが!?」


提督「本当は明日まで自分で管理しておきたいんだがどうしても行かなくちゃ行けない用事があってな、普段からしっかりしてる2人にこの文書の管理をお願いしたわけだ」


鹿島「で、でもそんな大事な文書を私たちが・・・」


提督「大丈夫、お前らはこの1時間誰も執務室に入れなくさせればそれでいいから」


鹿島「で、でも・・・」


香取「・・分かりました、提督のその大切な文書この私たちが責任を持って管理します」


鹿島「か、香取ねぇ・・・」


香取「鹿島、私たち信頼されてるから提督にお願いされたのよ、怖じけずいちゃ駄目、大丈夫よ、私たちなら」


鹿島「・・そうね、分かりました鹿島もこの文書責任を持って管理いたします!」


提督「ありがとう2人共、じゃあ今から俺は出掛けるからよろしく頼むな」


香取・鹿島「はい」


扉バタン


鹿島「・・・ねぇ、香取ねぇ・・確か提督さんこの文書が失くなるとこの世にいれないって・・・」


香取「えぇ、確かにそう言ってわね・・そこまで重要な文書なのかしら?」


鹿島「あの時は勢いで言っちゃたけどこの文書失くしたら提督さんが大変なことになると思うと、私・・」


香取「大丈夫よ、私たちは1時間だけこの執務室に誰も入れなければいいんだから簡単なことよ、さっ、私たちは文書管理の仕事を全うしましょ」


鹿島「そ、そうだね」


-40分後-


香取「もう40分たったのね・・、あれから誰も執務室にはこないし大丈夫そうね」


鹿島「うん、あんなに怖じけずく必要もなかったかも」


香取「なんだか緊張が抜けたからちょっと喉乾いてきたわね、鹿島、コ-ヒ-作ってくれる?」


鹿島「分かったわ、香取ねぇ」スタスタ


バタバタン!


香取「ん、何?」スタスタ


青葉 (2人の目が文書から抜けてる・・今がチャンス!) [天井の隠し扉から入る]


青葉 (すばやくこの偽物のほうに取り替えてっと・・よし退散!) シュバ!


鹿島「香取ねぇ何かあったの?」


香取「え、いやさっきこっちから物音がしたんだけど本が落ちただけだったわ」


鹿島「そう、文書は?」


香取「大丈夫そこにちゃんとあるわ」


-1時間経過-

 

提督 扉コンコン「俺だ」


香取「提督、お帰りなさい」カチャ


鹿島「ちゃんと文書は鹿島たちが守りました!」エヘン


提督「おぉ、ありがとな2人共」


香取「礼にはおよびませんよ」


提督「どれどれ、おぉ確かに・・・あれ?」


香取「どうかしましたか?提督」


提督「お前らあの文書はどこへやったんだ?」


香取「え、何を言ってるんです?あれはずっとそこに・・」


提督「本物は印鑑が押されてるんだけどこれ印鑑が押されてないぞ・・・」


鹿島「えっ、嘘!?」


香取「本当だ・・よく見たら最初のと違う・・」


提督「えっ、お前ら本物はどこへやったんだ、まさか失くしたとか・・」


香取「そ、そんなはずはありません!私たちはずっとこの文書から目を離さなかったんですから!」


鹿島「・・・香取ねぇ、もしかしてあの時・・」


...


鹿島 (香取ねぇ何かあったの?)


香取 (え、いやさっきこっちから物音がしたんだけど本が落ちただけだったわ)


...


香取「そんな・・まさかあの時に・・でもあんな短時間で・・・!」


鹿島「私も信じられない・・けどあの時に誰かがすり替えたとしか・・・」


香取「そんな・・・」


提督「嘘だろ・・お前ら・・あれがなきゃ俺は死ぬんだぞ!?何してんだ!」


香取「て、提督・・・」


鹿島「て、提督さん・・でもあの時・・!」


提督「黙れ!」机ドン!


香取・鹿島「ヒッ!?」ビクッ


提督「もう言い訳なんて聞きたくない・・・」


鹿島「て、提督・・さん・・」


提督「あの文書がなきゃ俺はもうおしまいだ・・お前らのせいで・・明日にはこの事が大本営にばれて俺はこの世からおさらばだ・・・」


香取「そんな・・これは私たちの失態です!提督は何も悪くありません!」


鹿島「そうです!あの文書を管理出来なかった私たちが悪いんです!処罰を受けるなら私たちが・・・」


提督「お前らがどう言おうが、俺はこの鎮守府の責任者として処刑は絶対に受けなければならないんだよ・・・」


香取「そんな・・」


鹿島「嘘・・・提督さん・・・」


提督「もういい、お前らには失望した、俺はせいぜい残りの余生を嘆いているよ・・」


香取「ま、待ってください!提督!」


鹿島「貴方はこんなとこで死ぬような人じゃ・・」


提督「もうやめろ!」


香取・鹿島「!?」ビクッ


提督「元はと言えばたった1枚の文書も管理出来ない奴らに頼んだ俺が馬鹿だった、こんなことになるなら他の奴に頼めばよかった!」


香取・鹿島「提督・・・」「提督さん・・・」


提督 「もう・・お前らのせいで俺の人生滅茶苦茶だ!」扉バタン!


青葉 (司令官迫真の演技ですね・・あの凛々しい2人が呆然としてます・・)


香取「そんな・・提督が私たちのせいで・・・」


鹿島「提督さんが・・・」ヘタッ


提督 (元はと言えばたった1枚の文書も管理出来ない奴らに頼んだ俺が馬鹿だった、こんなことになるなら他の奴に頼めばよかった!)


提督 (もう・・お前らのせいで俺の人生滅茶苦茶だ!)


香取「提督・・私たちがもっとしっかりしていれば・・・」ポロポロ


鹿島「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・!」ポロポロ


香取「提督・・提督・・」


鹿島「提督・・さん・・・」


青葉「そろそろです司令官」コソコソ


扉ガチャ


提督「もう大丈夫だよ2人共、俺はお前らに失望なんかしてないよ」


香取「提督・・もうそんな気遣いはいいです・・・」


鹿島「私たちは提督を・・・」


提督「悪い2人共、実はこういうことだったんだ、青葉よろしく」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


香取・鹿島「えっ?」


提督「これ全部ドッキリなんだ」


香取「え、でも文書が・・」


提督「あの機密文書は偽物だよ」


鹿島「でも提督さんが死ぬって・・・」


提督「文書1つで俺は死なないよ、だから安心して鹿島」


香取「じゃあ・・」


鹿島「本当に・・・」


提督「ドッキリだ」


香取「提督・・・よかった・・・」ギュウ


鹿島「提督さん・・・」ギュウ


...


香取「悪趣味すぎますよ!」


鹿島「こんなこともうしないでください!」


提督「ごめん2人共もうしないよ」


提督「それとあの時言った2人のことを信頼していることは本当だ、これからも皆の見本になるような2人でいてくれ」


香取「もう、そうやって褒めてたぶらかして・・けど分かりました!私たちは提督の期待に応えてこれからも皆の模範になれるよう頑張ります!」


鹿島「もうこんなことに騙されないようにもっと私たちは頑張りますからね!」


提督「あぁ、期待しているよ」


香取「それじゃあ私たちはこれで失礼しますね」扉バタン


-ツンデレ四天王編-


-3日目-


曙「もう、もっといい作戦考えられないの!?このクソ提督!」


霞「何ぼけっとしてんのよ!そんなんだから駄目なのよこのクズ!」


満潮「いい加減もっと手際よくやれないのあんたは!これだから駄目なのよ・・」


叢雲「あなた、この私にそんな作戦をやらせる気?冗談もいい加減にしてくれないかしら?」 


...


-執務室-


提督「はぁ・・・」


青葉「おや元気がないみたいですね、まさかまたあの例の4人にこっぴどく言われましたか?」


提督「その通りだよ・・朝から罵詈雑言の嵐だ・・あの4人、根は悪くないんだけどもうちょっと言い方どうにかしてくれねぇかな・・・」


青葉「大変ですね・・そうだ司令官!せっかく何で今日の1発目のドッキリはあの4人に仕掛けませんか?」


提督「え、1発目からあいつら?いきなりハ-ドすぎねぇか・・?」


青葉「いや最初から刺激的なほうがやる気でますよ!」


提督「そうなのか・・・もう作戦は考えてるのか?」


青葉「はい、今回はシンプルに4人を外に呼び出しそこに遺書を持った司令官が屋上から落下して死ぬという作戦にします!」


提督「確かにかなりシンプルだな、落下する俺はまた人形を使うのか?」


青葉「はい、今回も明石さん作の提督死体人形を使います!」ヨイショ


提督「いつ見てもグロいな・・」


青葉「これだけグロくしたから皆さんを騙せてるんですよ」


提督「まぁそうだな」


青葉「では早速いきましょう!」


...


-鎮守府外-


曙「たくっ・・いきなりこんなとこ呼び出して何なのあのクソ提督は・・てかあなたたちも呼ばれたの?」


霞「えぇ、私だけかと思ったら他にも呼んでいたなんて・・いったい何を始める気?あのクズは」


満潮「どうせあいつのことだからしょうもないことよ」


叢雲「これでくだらないことだったら許さないわ」


-屋上-


青葉「よし、皆さん集まりましたね、では司令官いきますよ?」


提督「あぁ、ここからこれを落とせばいいんだろ?」


青葉「そうです、ではカウントダウンいきますよ、3・・2・・1・・GO!」


提督「おりゃ!」ブォン


曙「ん?ねぇ何か上から落ちてきてない?」


3人「何?」[上を向く]


提督 ズシャ!


4人「えっ・・?」


提督「・・・」[頭が血だらけで倒れている]


曙「え、くそ・・・提督・・・?」


霞「何・・何が・・・」


満潮「・・・」[絶句している]


叢雲「あ、あなた・・・?」


曙「提督・・クソ提督!」ユサユサ


霞「何してるの!起きて!」ユサユサ


満潮「何で・・何で・・」ヘタッ


叢雲「あなた!しっかりして!」ユサユサ


提督「・・・」


曙「そんな・・何で・・」プルプル


遺書チラリ


曙「これは・・・」スッ


-曙・霞・満潮・叢雲へ-

お前らはよく俺のことを考えずに暴言を吐きまくっていたな、俺はそれがもう辛くて耐えられなかった、だから俺は死を選んで楽になることを選んだ、お前らな何気なく吐いてる言葉も俺にとっては酷く突き刺さっているんだ、言葉は刃物だ、俺はお前らの刃物に殺された、でもお前らからしたら無能な俺が死んで嬉しいのかもしれないな、明日後任の提督が来る、そいつは俺よりもよっぽど優秀な奴だ、そいつには暴言とか酷く態度は取らないで欲しい、もうお前らの刃物で誰かを傷つけないでくれ

無能な提督より


曙「そんな、私が・・・」


霞「私はそんなつもりで・・言ってたわけじゃ・・・」


満潮「そんな・・司令官・・・・」


叢雲「私が・・私が・・あなたを・・・」


曙「・・・私が・・クソだなんて言ってたから・・・」ブワッ


霞「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・!」ブワッ


満潮「うわぁぁぁぁ・・・司令官・・・」ブワッ


叢雲「ごめんなさい・・私が・・・こんなだったから・・あなたは・・・・」ブワッ


4人 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


...


4人「ウッ・・・グスッ・・ヒグッ・・・」ポロポロ


青葉「皆さんどうしたんですか?」


曙「青葉・・・提督が・・私のせいで・・・」


青葉「大丈夫ですよ皆さん、司令官は生きてます」


4人「ふぇっ・・・・?」


提督「あぁそうだ俺は生きてるよ」


4人「!?」ビクッ


曙「な、何で・・ここに提督が・・」


提督「実はこういうことなんだ」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


4人「えっ・・・」


提督「これ全部ドッキリだ、何から何までな」


霞「でも上から・・」


提督「上から落ちてきたのは俺そっくりの人形さ」


満潮「でも血が・・・」


提督「これはあらかじめこの人形に血糊を塗っておいたんだ」


叢雲「でも遺書が・・・」


提督「あの遺書はこのドッキリに書いたやつだ、本当には思ってないよ、」(暴言吐かれるのはキツかったけど・・)


提督「だからこれは本当にドッキリだ」


曙「そう・・なんだ・・・」


4人「・・・」ゴゴゴゴ


提督(あ・・ヤバいこの空気は・・・前の加賀のように・・殺される・・・)


4人 ギュウ


提督「・・・えっ?」


曙「提督ごめんなさい!私素直になれなくていつも酷いこと言ってた!もうクズなんて言わないだから・・・」


霞「私もあなたの為と思ってキツいことばっか言ってた・・もうこれからあなたを傷つけさせない!」


満潮「私いつもキツくあたってた・・本当は司令官が大切なのに・・本当にごめんなさい!」


叢雲「ごめんなさい・・もうあなたにあんな態度は取らない、あなたを否定するような言葉も絶対に言わない!」


提督「お、お前ら・・・」

 

...


青葉「いやぁ~まさかあのツンデレ四天王があそこまで取り乱すなんて思いませんでしたね」


提督「あぁ、あれからずっと俺のこと抱きしめてて大変だったよ、さっきようやく放してくれたくらいだし」


提督「それにしてもあいつらも俺のことをあんなにも考えてたんだな・・やっぱりあいつら根はいい奴らだ」


青葉「もはや今はツンデレじゃなくてデレデレ四天王ですね」


提督「だな」


-ガング-ト編-


青葉「次はガング-トさんに仕掛けます!」


提督「ついに海外艦に仕掛けるのか、どんな作戦でいくんだ?」


青葉「現在ガング-トさんは遠征に行ってるので前回、飛龍さんに仕掛けたように擬装に細工をして、司令官を誤って殺してしまうという作戦でいきます」


提督「なるほど、分かったじゃあ早速やろう」


...


-廊下-


ガング-ト「青葉ちょっといいか?」


青葉「ん、どうかしましたか?ガング-トさん」


ガング-ト「これから報告書を遠征の報告書を届けに行きたいのだがあいつはいるか?」


青葉「司令官は今執務室にいますよ」


ガング-ト「そうか・・・あ、青葉1つ質問いいか?」


青葉「ん、何ですか?」


ガング-ト「お世話になってる人に感謝の気持ちを伝えたい時ってどうするんだ?」


青葉「え、何でそんなこと聞くんですか?」


ガング-ト「いや、あいつには日頃感謝しているけどまだ感謝の気持ちを伝えられてないって思ってな、だが伝えたいとは思ってもどう伝えていいかイマイチ分からなくてな・・・」


青葉「へぇ~、てっきりガング-トさんってthe軍人って感じでしたけど意外とお茶目なとこもあるんですね」ニヤッ 


ガング-ト「か、からかうな!、感謝を伝えるのは当たり前のことだろう!」


青葉「フフッ、まっ、そういうことにしときますね」


青葉「そうですね、感謝を伝えるのであれば普通にありがとうとかで十分伝わりますよ」


ガング-ト「それだけでいいのか?」


青葉「はい、遠回しでいくよりかは思いきってはっきり伝えたほうが司令官に届きますよ」


ガング-ト「そうなのか、よし私もそれでいこう!ありがとう青葉、では私は執務室に行くからここで・・」


青葉「あ、その前に少し背中向けてくれますか?」


ガング-ト「ん、何だ?」クルッ


青葉 (今のうちにセット!)カチッ


ガング-ト「青葉?何をしている?」


青葉「いえ、少し埃がついていたので取っていました」サッサッ


ガング-ト「そうかありがとう青葉、もういいぞ、それでは私は執務室に行ってくる」タッタッ


青葉「はい、分かりました」


青葉 (セットは成功しましたね、さて今回はどんなスクープが撮れるんでしょう・・)ニヤッ


-執務室-


扉コンコンガチャ


ガング-ト「失礼するぞ」


提督「ガング-トか遠征お疲れ様」


ガング-ト「疲れるほどではないさ、ほら報告書だ」スッ


提督「お、ありがとう」


ガング-ト「それでだ貴様、少しいいか?」


提督「ん、どうした?」


ガング-ト「その・・な・・貴様にはいつも世話になってると思ってな・・」


青葉 (今ですね、遠隔操作開始!)カチッ


ガング-ト「だからその貴様には、か、感謝して・・・」ドンッ![擬装から弾がでる]


ガング-ト「・・・えっ?」  


提督「かはっ・・・ガング-・・・ト・・お前・・・何・・で・・・」パタッ 


ガング-ト「え、何、何が・・・」


ガング-ト「何で・・擬装が・・・」


提督「・・・」血ドバ~···


ガング-ト「お、お前!」ダッ


ガング-ト「大丈夫か!しっかりしろ!」


ガング-ト「おい!目を覚ませ!おい!」


提督「・・・」血ダラダラ···


ガング-ト「血が・・・止めないと・・・!」


提督「・・・」血ダラダラ···


ガング-ト「ダメだ、血が止まらない・・!頼む!目を覚ませ!おい!」


提督「・・・」


ガング-ト「そんな・・・・」ヘタッ


ガング-ト「私のせいで・・・お前を・・・」


ガング-ト「嘘だ・・嘘だ・・・」


ガング-ト「嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ブワッ


ガング-ト「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ガング-ト「まだ・・・何もお前に・・・伝えて・・・ないのに・・・」


ガング-ト「すまない・・・すまない・・・!」


青葉 (ガング-トさんがあそこまで取り乱すとは・・・おっと見てないでネタばらししないと)タッタッ


扉ガチャ


青葉「失礼しますよ、司令官」


ガング-ト「青葉・・・」


青葉「ガング-トさん・・・」


ガング-ト「私・・・私・・・」


青葉「もう大丈夫ですガング-トさん、司令官は生きてますよ」


ガング-ト「えっ・・何言って・・・」


青葉「司令官もういいですよ」


提督「すまなかったなガング-ト」ムクッ


ガング-ト「えっ・・!?何で・・」


提督「ガング-ト実はな」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


提督「ということだったんだ」


ガング-ト「えっ・・でも私の擬装でお前は・・・」


提督「あれはあらかじめ青葉が細工して遠隔操作出来るようにしていたんだ、ほらこれがそうだ」カチャ[取り外す]


ガング-ト「本当だ・・で、でも血が・・・」


提督「これは全部血糊だよ、しかし配分間違えたな...」


ガングート「えっ...じゃあドッキリというのは...」


提督「悪かったなガング-ト、これは本当にドッキリだ」


ガング-ト「う..うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダキッ


提督「よしよし、もう大丈夫だからなガング-ト」

...


ガング-ト「しかし・・まんまと騙されたぞ・・・」


提督「ごめんな、ガング-トお前はてっきり気づくかなと思っていたけどここまで引っ掛かるとは思ってなかった」


ガング-ト「これがドッキリだなんて思うはずないだろ!目の前で私のせいで貴様が死んだら誰だって信じてしまうさ・・・本当に心配したんだからな・・・」


提督「ハハッ、確かにそうかもな、でもありがとう、お前がそこまで俺のことを考えてくれていて俺は嬉しいよ」ニコッ


ガング-ト「...っ!」ドクッ


ガング-ト「こ、今回だけは大目に見てやる・・次やったら許さないからな!」


提督「分かったもうしないよ、それにしてもガング-トさっき俺に何か言おうとしていたけど何だったんだ?」


ガング-ト「えっ、あぁ、あれはな・・・」


提督「うん」


ガング-ト「・・・いや、やっぱり言うのはやめよう」


提督「えぇ!?聞かしてよ、気になるじゃんか!」


ガング-ト「さっき私にあんなことしたんだ、そんな貴様に教える義理はない!」プイッ


提督「そ、そんなぁ・・・」


ガング-ト「・・・感謝してるぞ・・・」ボソッ


提督「ん、今なんか言った?」


ガング-ト「何でもない!もう私は失礼するからな!」


提督「あ、あぁ・・・」


扉バタン


-磯風編-


ダダダダダダタ!


扉バンッ!


提督「うおっ!?な、なんだ!?」


浜風「提督・・・」ハァハァ


提督「は、浜風・・?」


浜風「ここトイレ・・ありますか・・」


提督「え、トイレ?トイレなら右奥に・・」


浜風「ありがとうございます!」ダダダダ!


扉バタン!


-数十分後-


扉ガチャ


浜風「ふぅ・・・ようやく落ち着いた・・・」


提督「は、浜風・・・」


浜風「提督・・ご迷惑をかけてすいません・・」


提督「俺は別に大丈夫だが・・お前は大丈夫なのか・・?」


浜風「はい、ちょっと腹痛が酷くなってただけですから」


提督「腹痛?」


浜風「はい、実は・・・」


-数十分前-


磯風「浜風!ついに作れたぞ、秋刀魚焼きだ!」ドロドロ


浜風「い、磯風・・何で秋刀魚が紫色になってるの・・それに臭いが・・・」


磯風「このままじゃダメだと思い、ありとあらゆるものを入れて調合した最高の秋刀魚だ!さぁ食べてくれ!」


浜風「い、いや私は・・・」


磯風「遠慮するな!ほら!」グイッ


浜風「ちょまっ...ムグッ!?」[口に秋刀魚が入る]


浜風「グチャグチャ··ボリボリ···」ゴクッ


磯風「どうだ?美味しいだろ?」


浜風「うぇっ...」(不味すぎる・・・)


磯風「言葉にならないほど美味しいか!それは良かった!隠し調味料に座薬を入れて良かった!」


浜風「えっ..ざ、座薬・・?」


磯風「あぁ、私秘伝の調味料だ!」


浜風「嘘でしょ・・・はうっ!?」ギュルギュル


磯風「浜風?どうかしたか?」


浜風「も、もう・・・」ギュルギュル


磯風「浜風・・・?」


浜風「ダメぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ビュ-ン!


磯風「浜風!?」


...


浜風「ということがあって・・・」


提督「だからトイレに直行したのか・・災難だったな・・・」


浜風「もう何回も浦風とかと言っているのに全く変わる気配がなくて・・磯風が料理を作るたびに私がこんな羽目に・・・」


提督「確かにあいつって比叡と並ぶメシマズだったな・・・」


浜風「提督・・このままじゃ私のお腹が・・・」


青葉「それじゃあドッキリをしませんか?」ピョコ


提督「磯風にもドッキリを仕掛けるのか?青葉」


青葉「はい、何回も言っても直らないのであれば行動で分からせるんです!」


提督「行動で分からせると言ってもどうするんだ?」


青葉「磯風さんの料理で司令官たちが死んでしまうドッキリを仕掛けます!」


浜風「どんな内容なの?」


青葉「まずは磯風さんを司令官に料理を食べてもらうように仕向けてそこで料理を食べた司令官たちは死んでしまうという内容です」


提督「え、磯風の料理食べるの・・・」


浜風「ドッキリじゃなくて本当に死んでしまうわよ・・・」


青葉「大丈夫です、その為にこの明石作どんなものを食べても絶対にお腹を壊さない薬を使います!」デンッ!


提督「あいつマジで何でもいけんな・・・」


青葉「これと特殊な血潮を司令官と浜風さんには使ってもらって磯風さんに仕掛けます」


提督「それは分かったが、浜風はいいのか?姉妹にドッキリ仕掛けるのは?」


浜風「磯風のメシマズが直るのであれば何でもしますよ・・」


提督「そ、そうか・・なら早速やろう」


-廊下-


磯風「浜風・・一体どうしたというんだ?急に私から逃げて・・」


青葉「磯風さんどうかしたんですか?」


磯風「青葉か、実はさっき私が作ったこの秋刀魚を浜風に食べさせたんだが浜風のやつ急に部屋を飛びだして出ていったんだ」


青葉「そ、そうですか」(これを秋刀魚と言えるんでしょうか・・浜風さんが腹を壊すのも納得のいく酷さですね・・それに臭いが・・)


磯風「青葉もこの秋刀魚食べるか?美味しいぞ」ヒョイ


青葉「い、いえ青葉はさっき昼食を済ませてるので大丈夫です、あ、そういえば司令官が磯風さんの料理食べたいって言ってましたよ」


磯風「え、それは本当か!?」


青葉「はい、是非食べたいとのことですよ」


磯風「司令も分かってくれたか、私の腕の高さに・・!」


青葉 (ある意味高いですけど・・)


磯風「それじゃあ今からでも食べさせてやろう!青葉司令は執務室にいるか?」


青葉「あ、はい」


磯風「そうか、それじゃあ私はこれで失礼するぞ、司令待っててくれ!」タッタッ!


青葉 (ふぅ..誘導成功っと、それにしてもあれは酷かったですね・・見た目もグロテスクだし臭いもゲロみたいでした・・)


青葉 (磯風さんの味覚と嗅覚どうなってるんですかね・・)


-執務室-


扉コンコンガチャ


磯風「司令、失礼するぞ」


提督「おぉ、いそか・・・!?」ツ~ン··


提督「く、くせぇ・・!何であいつは平気なんだよ・・・!」ヒソヒソ


浜風「自分で臭いと思ってたらこんなにはなりませんよ・・」ヒソヒソ


磯風「浜風もいるじゃないか、さっきは何で逃げたんだ?」


浜風「いやちょっと急用があって・・」


磯風「?、まぁいい、それよりも司令、青葉から聞いたが私の料理が食べたいのか?」 


提督「あ、あぁどんなものか味見したくてな・・」


磯風「それは嬉しいな!じゃあ早速食べてくれ!私自信作の秋刀魚焼きだ!さぁ浜風も!」


提督「あ、あぁじゃあいただきます・・」パクッ


浜風「私も・・・」パクッ


磯風「どうだ・・?」


提督「ケホッ・・カハッ・・!」


磯風「えっ、し、司令どうした!?」


浜風「ゴホッ・・グフッ・・!」


磯風「浜風!?」


提督「磯風・・お前・・カハッ・・」バタッ[血を吐きながら倒れる]


浜風「いそ・・かぜ・・・」バタッ[同じく血を吐きながら倒れる]


磯風「えっ・・何が・・・」


提督・浜風「・・・」


磯風「提督・・浜風・・!」ダッ


磯風「大丈夫か!?2人共しっかりしろ!」


磯風「提督!浜風!」


磯風「目を覚ませ!」


提督・浜風「・・・」


磯風「そんな・・なぜ・・・」


磯風の料理 チラッ


磯風「まさか・・私の料理で・・」


磯風「私の料理で2人が・・」


磯風「私は・・私は・・ただ2人に料理を・・・」


磯風「嘘だ・・こんな・・こと・・・」


磯風「そ、そうだこれは夢だ・・目をもう一回開ければ司令と浜風は・・・」パチッ


提督・浜風「・・・」


磯風「そんな・・」


磯風「提督・・浜風・・・」


磯風「う...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ブワッ


磯風「提督・・・浜風ぇ・・・」


磯風「私が・・私がお前たちを・・・」


磯風「私・・が・・・」


青葉 (そろそろですね)


扉ガチャ


青葉「失礼します・・うっ・・」(く、臭い・・)


磯風「青葉・・提督と・・浜風が・・・」


青葉「も、もう大丈夫ですよ、磯風さんほら2人も起きてください」


提督「臭すぎる・・」ムクッ


浜風「死んでいるのを演じるのも一苦労でした・・」ムクッ


磯風「えっ!?何で・・・」


提督「わ、悪いな磯風・・うぐっ・・実はこ、こういうことだったんだ」


青葉「ド、ドッキリ・・」(臭い・・)


浜風「大成功・・」プラカード


磯風「・・・え?」


提督「磯風・・これ全部ドッキリだ・・くっせっ・・」


磯風「ドッキリ・・?でも私の料理で司令と・・浜風が・・」


提督「あれは血糊を使ったんだ・・本当の血じゃないよ・・ほらっ舐めれば分かるだろ・・?」


磯風「本当だ・・血の味じゃない・・」


磯風「えっ、じゃあドッキリって・・」


提督「悪かった磯風・・」ウップ··


浜風「ご、ごめん、磯風・・」


磯風「う、うわぁぁぁぁぁ・・・司令・・浜風・・」ダキッ


提督「い、磯風、抱きつく前にその料理を・・もう鼻が・・・」


...


提督「ふぅ...やっと異臭がなくなった・・」


磯風「それよりも司令酷いぞ!あんなこと私に仕掛けて!」


提督「ごめんよ磯風、でもこれはお前の為のドッキリだったんだ」


磯風「私の為?」


浜風「磯風、この際はっきり言わせてもらうけどあなたの料理はひどいわ」


磯風「えっ・・」


浜風「味、見た目、臭い、全てにおいて最悪」


浜風「私はずっと我慢していた、できる限りのあなたを傷つけたくないからいつも遠回しにアドバイスしていたの、けどあなたは直る気配が一切なかった、だから今回のドッキリをあなたに仕掛けたの」


磯風「そう・・なのか・・・」


磯風「私は・・浜風に無理をさせていたのか・・・」


浜風「磯風、これで分かったでしょ?今はまだしもあなたがこのまま料理を作っていったら今度は本当に死人が出てしまう、だから今回をきっかけに私や浦風と一緒に改善していきましょ?」


磯風「・・そうだな、私はずっと自分の料理は上手いと思っていた、しかしそれは偽りの上手さ、私は自惚れていたようだ・・浜風、私に本当の料理を教えてくれ!私は真に旨い料理を取得したい!」


浜風「よく言ったわ磯風、私たちと一緒に頑張りましょ?」


磯風「あぁ!」


提督「よかったな、磯風」


磯風「あ、司令、さっきはすまなかった、私の為のドッキリだと知らずに強くあたってしまった」


提督「いや俺は全然大丈夫だよ、磯風が変わってくれただけで俺は本望だ」


磯風「ありがとう司令」


浜風「それじゃあ私たちはこれで失礼します、これから磯風の料理特訓を始めるので、ほら磯風行くわよ」


磯風「あぁ、私もこれで失礼するぞ、今度こそは司令や浜風が美味しいと思う料理を作って食べさせてやるぞ!」


提督「あぁ、頑張ってくれ」


扉バタン


-朝霜編-


提督「さてと・・次は誰にするんだ?青葉」


青葉「そうですね・・って司令官その首の噛み跡はなんですか?」


提督「あぁこれか、実は朝霜がよく俺の首を甘噛みしてきて・・」


青葉「え、何でですか?」


提督「多分あいつからのかまってアピールなんだと思うけどあいつってギザ歯だから甘噛みといっても痛くてな、やめてって言ってもやめてくれねぇし・・・」


青葉「ならドッキリを仕掛けてやめさせてもらいましょう!」


提督「さっき磯風にやったようにするのか?」


青葉「はい、今回も強烈な出来事を経験させてやめさせるんです!」


提督「どうやってやるんだ?」


青葉「まず、執務室で司令官が業務をやっているとこに朝霜さんを行かせ、そこで朝霜さんが甘噛みをしたらこの特殊な血潮で司令官が甘噛みのせいで死んだと見せかける作戦でいきます」


提督「了解した、じゃあやるか」


青葉「はい、早速いきましょう!」


-執務室-


扉コンコンガチャ


朝霜「司令~失礼するぜ」


提督「朝霜か、悪いんだけど今業務中でな・・」


朝霜「何だよ、そんなのよりもあたいと遊ぼうぜ」


提督「そういう訳にもいかないんだよ・・これ今日中に終わらせないといけないからさ、明日遊んであげるから今日は我慢してくれ」


朝霜「え-つまんないぞ司令!あたいは今日遊びたいの!」


提督「と言われても今日は無理だよ・・」


朝霜「そんなこと言ってるとまた司令の首を噛んじゃうぞ~」ニヤッ


提督「朝霜、あれやめてくれないか?甘噛みでもお前ギザ歯だから痛いんだが・・・」


朝霜「え~あれが痛いのか?司令痛がりすぎだぜ、あたい別に司令を痛め付ける為にやってるんじゃないんだからさ」


提督「って言っても痛いんだが・・」


朝霜「だからそれは司令が痛がりすぎてるだけだぜ、それよりもあたいと遊んでくれよ、遊ばないならあたいが司令の首にイタズラしちゃうけどいいのか~」ニヤッ


提督「何を言われようと今はお前と遊べないよ」


朝霜「そうか・・ならイタズラしちゃおうっと♪」[提督の横にいく]


提督「あ、朝霜やめっ・・」


朝霜 カプッ


提督「うぐっ!?」


朝霜「ろうら?ひれい、あほふひになっはか?」[どうだ司令?遊ぶ気になったか?]


提督「や、やめっ朝霜・・首が・・!」


朝霜「ふぉらふぉら、ろうら?」[ほらほらどうだ?]


提督「あ、朝霜・・もうっ・・・」グテッ


朝霜 (ん、何だ?この液体は・・)[噛むのをやめる]


提督「・・・」[首から大量の血が流れてる]


朝霜「えっ・・?」  


提督 ドサッ


朝霜「えっ、司令・・?」


提督「・・・」


朝霜「しれ・・い・・?」


提督「・・・」


朝霜「司令!?」ダッ


朝霜「司令!司令!」ユサユサ


朝霜「司令!しっかりしろ!」


朝霜「血が・・血が止まらない・・!」


朝霜「司令!司令!司令!」


提督「・・・」


朝霜「そんな・・」ヘタッ 


朝霜「あたいは・・あたいは・・強く噛んだ訳じゃ・・」


提督 (朝霜、あれやめてくれないか?甘噛みでもお前ギザ歯だから痛いんだが・・)


朝霜「そうだ・・司令は痛がってた・・」


朝霜「なのにあたいが・・」 


朝霜「あたいが・・無理やりしたから・・司令は・・・」


朝霜「しれい...しれぃ...」


朝霜「う..うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


朝霜「あたいが・・あたいがぁぁぁぁぁ!」


朝霜「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ....」


扉ガチャ


青葉「失礼します」


朝霜「あお・・ば・・・あたいが・・あたいが・・」


青葉「大丈夫ですよ朝霜さん、司令官は生きてます」


朝霜「ふぇ・・・?」


提督「あぁそうだ、騙して悪かった朝霜」

 

朝霜「司令・・?」


提督「朝霜、実はこれはな」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


提督「てことだ」


朝霜「えっ・・・でも血が・・」


提督「これは血潮だ、お前の歯についているのもな、明石に頼んで特殊なのを作ってもらったんだ、だから俺は大丈夫だよ」


朝霜「えっ・・司令・・生きてるの・・・?」


提督「あぁ、もちろん」[朝霜の頬に手をあてる]


朝霜「あぁ...司令だ・・う..うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダキッ


...


朝霜「もう驚かせるなよ!司令!あたい本当に司令が死んじゃったと思ったんだからな」


提督「ごめんな、朝霜、でもお前がやってる甘噛みが俺にとっては痛いということは事実だ、だから次から噛むのはやめてくれないか?」


朝霜「むぅ...分かった、司令が痛がってるのは本当だしこれからはしないよ」


提督「ありがとな、朝霜」


朝霜「なら司令、あたいがこれから司令に甘噛みしない代わりに1つお願いを聞いてくれないか?」


提督「ん、何だ?」


朝霜「その・・あたいの歯を磨いてくれないか?」


提督「えっ?」


朝霜「あたいその前から司令に自分のこのギザ歯を膝枕で磨いて欲しかったんだ・・その為にずっと司令にかまっていたんだ・・」


提督「そ、そうだったのか・・」(磨いて欲しいって随分と変わった願望だな・・)


朝霜「それで司令、やってくれるか?」


提督「あ、あぁもちろん、やってあげるよ」


朝霜「やった!」


...


提督「どうだ朝霜、こことかどうだ?」シャカシャカ


朝霜「ふんっ、ほこいい・・」ウットリ[うん、そこいい・・]


提督「それはよかった、じゃあ反対側もやるぞ」シャカシャカ


朝霜「ふんっ、おへはい・・」[うんっ、お願い・・]


青葉「・・何か・・」


青葉「お◯あさんといっしょ見てる気分です・・」


-由良編-


青葉「次は由良さんに仕掛けます!」


提督「由良か~、あいつっておっとりした若妻って感じだから反応がいまいち分からなそうだな」


青葉「反応が分からない人こそ気になりませんか?」


提督「それもそうだな、で今回はどうやって仕掛けるんだ?」


青葉「今回は前回白露型の皆さんや加古さんたちに仕掛けたように憲兵さんを使っておこないます」


提督「え、でも憲兵さんいなくない?」


青葉「憲兵さん呼んだりするのがめんどくさいので今回はこの憲兵さんにそっくりなロボットを使います!」


提督「これも明石が?」 


青葉「はい、しかもこれ遠隔で動かせるかつこのボイスチェンジャ-を使って声も出せるんですよ!」 


提督「あいつに不可能はないのか・・・」


青葉「恐らくないですね、それでまず由良さんを呼び出したら司令官が罪を犯したという理由でこの憲兵ロボが司令官を銃で殺しているところを目撃させるという作戦でいきます」


提督「分かった、じゃあ早速はじめよう」


... 


由良「提督さんから直々の呼び出し・・私何かしちゃたかな・・?」


由良「もしかして前、提督さんが寝てる時に勝手に私が下着とかも全部洗濯したことに怒ってるとか・・」


由良「理由はともあれもし提督さんが怒ってるなら謝らないとね、ね!」


-執務室-


扉コンコンガチャ


由良「失礼します、提督さ・・!?」


提督「・・・」[血だらけで倒れている]


由良「えっ・・ていとく・・さん・・・?」


青葉 (由良さんが入ってきましたね、よしそれじゃこのボイスチェンジャ-でっと・・)


憲兵(青葉)「何だ、こいつは誰かを呼んでいたのか」


由良「あ、あなたは・・・」


憲兵(青葉)「私は憲兵だ、私は大本営から命令されこいつを排除する為にここにきた」


由良「えっ・・排・・除・・・?」


憲兵(青葉)「そうだ、こいつは大本営の知ってはいけないことを知ってしまった、だから排除しなくてはならない」


由良「・・・」[下を向く]


憲兵(青葉)「哀れな男だ、首を突っ込まずに大人しく任務をこなしていればこんなことにはならなかったのに、まぁ自業自得か」


由良「・・・」


憲兵(青葉)「そんなことどうでもいいか、俺の任務は終わったではこれで失礼する」


由良「・・・」


青葉 (あれおかしいですね・・由良さんうつむいたまま動かないです・・もっと泣きわめいたり激怒したりするものかと・・・)


由良 カチャドンッ!


青葉「えっ・・・?」


憲兵ロボ ドサッ


由良「・・・」[擬装展開]


青葉「えっ、由良さん・・?」


由良「・・・」ギロッ[ハイライトオフ]


青葉「ヒィッ!?」ビクッ


由良「・・・」ドンッ!ドンッ!


憲兵ロボ ドゴッ!ドゴッ!


青葉「い、いつもの由良さんじゃない・・・目が正気を失ってる・・」ガタガタ


青葉「と、止めないと・・・!」ダッ


由良「・・・」ドンッ!ドンッ!


憲兵ロボ ドゴッ!ドゴッ!


青葉「由良さんもうやめて!!」扉ガチャ


由良「・・・」クルッ ギロッ


青葉「ゆ、由良さん・・・」ビクッ


青葉(と、止めないと・・でも足が・・動かない・・・)ガクガク


由良「・・・」ジリジリ


青葉「や、やめて・・」ヘタッ


由良「・・・」カチャ


青葉「ひっ...!」ガバッ


提督「由良!もうやめろ!」腕ガシッ


由良「・・・えっ・・・?私何を・・・」[ハイライトオン]


提督「由良騙してごめん!」[土下座]


由良「えっ提督さん!?」


青葉「ごめんなさい由良さん!」[土下座]


由良「青葉さん!?」


由良「い、一体何が・・・」


提督「えっ、由良お前覚えてないのか・・・?」


由良「覚えるも何も執務室に入ってからの記憶がなくて・・・」


提督・青葉「えっ・・」


由良「気がついたら提督さんと青葉さんが目の前で土下座していて・・・」


提督「そ、そんな・・・」


青葉「じゃ、じゃああれは無意識・・・」


由良「え、な、何があったんですか・・?一体・・」クルッ


由良「ヒィッ!?」[大破した憲兵ロボを見て驚く]


由良「えっ、な、何ですかこれ・・・」


提督「ゆ、由良何でもないよ、お、お前はもう帰っていいぞ・・」


由良「えっ、で、でも・・・」


提督「いいから!由良は自室に戻ってて!」


由良「は、はい・・分かりました・・」扉ガチャ


提督・青葉「・・・」


提督「なぁ青葉・・もう由良には絶対仕掛けないようにしよう・・・」


青葉「はい・・・もう絶対仕掛けません・・・」


由良「さっきは何だったんだろう・・・」


ー武蔵編ー


提督「さっきは何だったんだ・・」


青葉「明らかにいつもの由良さんじゃありませんでした・・・」


提督「目に光がなかったからな・・もしかして由良ってリミッター外れるとあぁなんのか・・?」


青葉「恐らくそうですね・・二重人格なんじゃないかってくらい雰囲気違いましたから・・・」


提督「なんか今ので疲れたわ・・ちょっと休憩にしない?」


青葉「そうですね、ここら辺で休憩・・」


扉バンッ!


提督・青葉「!?」


清霜「失礼します!指令!」


提督「き、清霜、ノックして入ってくれ、びっくりしたじゃないか・・」


清霜「あ、ごめんなさい、それよりもちょっといい?」


提督「ん、何だ?」


清霜「朝霜から聞いたんだけど指令、今ドッキリやってるんでしょ?」


提督「あ、あぁそうだが」


清霜「それで1つお願いがあるんだけど・・」


提督「お願い?」


清霜「そのドッキリ武蔵さんに仕掛けて欲しいの!」


提督「えっ、武蔵・・?武蔵といったらお前の憧れじゃないか、なのになんで仕掛けるんだ?」


清霜「確かに武蔵さんは私にとって一番の憧れだけど、訓練とか戦いの時以外は近づきずらいというか・・話しだせないの・・武蔵さんのいつもの雰囲気がちょっと怖くて・・」


清霜「だから武蔵さんにドッキリを仕掛ければもっと武蔵さんのことを知れるし前よりも近づけるんじゃないかって思ったの」


清霜「だから指令お願い!武蔵さんをドッキリに仕掛けるのに協力して!」


提督「と、言ってもな・・」(由良の件が・・)


青葉「やりましょうよ、司令官」ヒソヒソ


提督「いや、青葉・・もうやめたほうがいいんじゃないか・・?由良のようなことがまた起きたら大変なことに・・」ヒソヒソ


青葉「大丈夫ですよ、今回の由良さんのことで本当に危険な場合に対処できる物を明石さんに作ってもらいましたから」ヒソヒソ


提督「それは何だ?」ヒソヒソ


青葉「この痺れ銃です、これがあればどんな人でも一瞬で無力化できます、だからやりましょ?司令官」ヒソヒソ


青葉「大丈夫です、もし何かあったら青葉が必ず対処しますから」ヒソヒソ


提督「・・・分かった、もしもの時は頼むぞ」ヒソヒソ


青葉「はい、司令官」ヒソヒソ


提督「分かった、清霜、俺たちも協力するよ」


清霜「本当!?、ありがとう!」


提督「で、内容は決めてるのか?」


清霜「ううん、何も考えてない」


提督「考えとけよ・・」


青葉「じゃあ青葉が代わりに作戦を考えますね、今回は演習の事故に見せるのはどうでしょうか?」


提督「演習での事故?」


青葉「はい、今回はまず清霜さんが武蔵さんに演習を手伝ってくれと話しかけ武蔵さんを海上に呼び出します、そこであらかじめ武蔵さんの擬装に特殊弾をセットして練習弾と思って清霜さんに撃ったら清霜さんが死んでしまうという内容です」


清霜「武蔵さんに私から話しかけるんだ・・出来るかな・・」


青葉「清霜さん、そんなこと言っていたらいつまでも武蔵さんと近づけませんよ?ここは覚悟を決めていかないと!」


清霜「そうだよね・・私が頑張って武蔵さんに声をかけないと!」


青葉「その調子です、清霜さん!」


提督「俺はどうするんだ?」


青葉「今回司令官は清霜さんが重症で運ばれたら武蔵さんを不安に促す演技お願いします」


提督「了解した」


青葉「ではいきましょう!」


...


清霜 (武蔵さんは・・)


武蔵「・・・」コツコツ


清霜 (いた・・相変わらずかっこいいな・・あっ見とれてる場合じゃない、勇気もって話しかけないと・・!)タッタッ


清霜「あ、あの武蔵さん!」


武蔵「ん、どうかしたか?清霜」


清霜「その・・お願いがあるんですけど・・私の演習に付き合ってくれませんか!」


武蔵「演習にか?あぁ全然いいぞ」


清霜「あ、ありがとうございます!」(良かった・・)


ー鎮守府近くの海域ー


武蔵「では早速始めるぞ清霜」


清霜「お願いします!」


武蔵「今回は演習だから擬装の弾は実弾ではなく練習弾で行うぞ」


清霜「はい!」


武蔵「では、早速来てみろ!」


...


清霜「はぁっ・・はぁっ・・」


武蔵「もう息切れか?こんなではお前が憧れる戦艦には到底なれないぞ」


清霜「くっ..まだまだ!」ダッ


武蔵「ふんっ!」サッ


清霜「うわっ!」ヨロヨロ


武蔵「動きが甘いぞ、今度はこちらから行かせてもらう!」ドンッ!


清霜「うぐっ...!」ドゴッ


武蔵「直撃じゃないか・・戦場なら即死だぞ、今回が練習弾で助かったな、さぁ清霜うずくまってる暇はない!次いくぞ!」


清霜「うっ...あっ...」


武蔵「んっ・・?清霜、どうした?」


清霜 血ポタポタ


武蔵「なっ、血!?そんな!これは練習弾のはず・・」


清霜 ドサッ


武蔵「清霜!」ダッ


武蔵「清霜!しっかりしろ!」


武蔵「清霜!清霜!」


...


[清霜が医務室に運ばれ武蔵は提督に報告する]


ー執務室ー


提督「清霜・・・」


武蔵「私の不注意だ・・私がしっかり擬装を確認していれば清霜は・・・」


武蔵「清霜は・・清霜は無事なのか・・?」


提督「今青葉が確認しにいっている・・」


提督「でも弾が直撃なんだろ・・それじゃあ生きてるかどうか・・」


武蔵「バカなことを言うな!清霜が死なせはしない!死なせて・・たまるか・・・」フルフル


青葉 扉ガチャ


提督「青葉・・」


武蔵「青葉!清霜は・・清霜は無事か!?」


青葉「・・清霜さんは今大変重篤な状態です・・もし命が戻ったとしてもこれから先艦娘としてやっていくのはもう不可能です・・」


武蔵「そ、そんな・・」


武蔵「嘘だ・・そんなの・・・」


青葉「嘘だったら嘘でいてほしいです・・でも・・これが事実なんです・・・」


武蔵「清霜・・・清霜・・・」


...


清霜 (私絶対に武蔵さんみたいな戦艦になります!)


清霜 (武蔵さんは私の憧れです!)


清霜 (武蔵さん!)


...


武蔵「私が・・私がお前の夢を・・運命を・・・」フルフル


武蔵「すまん・・すまない・・・清霜・・・」ポロポロ


武蔵「私が・・私が・・・」


武蔵「清霜・・・」


青葉 スッ[合図をだす] 


扉ガチャ


清霜「もう大丈夫ですよ武蔵さん、どんなことをされても、あなたは私の永遠の憧れです」


武蔵「えっ・・清霜・・?」


武蔵「お前・・重症なんじゃ・・・」


清霜「あれは血糊ですよ、それに武蔵さんが撃った弾は練習弾を細工して作ってもらったものです」 


武蔵「えっ・・何がどういう・・・」


清霜「実はですね・・」


提督・青葉・清霜「ドッキリ大成功!」プラカード


清霜「というわけだったんです!」


武蔵「えっじゃあ清霜は本当に・・」


清霜「騙してごめんなさい武蔵さん」


武蔵「うわぁぁぁぁぁ・・清霜・・・」ギュウ


...


武蔵「全くお前らは・・こんな悪趣味なことで私を騙して・・ひどいぞ!」


清霜「ご、ごめんなさい!武蔵さん!でもこれは私が考えたことなんです!」


武蔵「清霜が・・?」


清霜「はい、実はその武蔵さんともっと距離を縮めたいという願いで司令にこのドッキリを頼んだんです、武蔵さんは憧れではあるけどちょっと怖くてもっと武蔵さんと近づきたいという理由で・・」


武蔵「そうか・・」[立ち上がる]


清霜「む、武蔵さん・・?」


武蔵「・・・」ジリジリ


清霜「ご、ごめんなさい!こんなにとは思ってなくて・・」


武蔵「・・・」スッ


清霜「ひっ!?」ガバッ


提督「む、武蔵・・!」


武蔵 ピンッ [デコピン]


清霜「いてっ・・えっ武蔵さん・・?」


武蔵「フフッこれでチャラにしてやる、しかしもうこんなことするんじゃないぞ?」


清霜「は、はい」


武蔵「清霜、私はお前のことを期待している、その情熱とやる気がお前の武器だ、これからもその調子のお前でいてくれ」


清霜「は...はい!」


武蔵「それとすまなかった、お前のことを怖がらせていたとは私は知らなかった、これからは私もお前に怖がられないようにしっかりしないとな」


清霜「む、武蔵さんが謝る必要はありません!私が勝手に怖がっていただけなんですから!」


武蔵「それでも今までお前を怖がらせていたのは事実、それは私の責任だ」


清霜「武蔵さん・・・」


武蔵「そこでだな清霜、これから間宮でお茶しないか?私はお前のことをもっと知りたいし、お前に私のことも教えたい、どうだろうか?」


清霜「よ、喜んで!私も武蔵さんのこともっともっと知りたいです!」


武蔵「そうか、良かったなら早速行こう」


清霜「はい!」


提督「2人の距離が近づいたな」


青葉「ですね」


武蔵「あっ、清霜先に行っててくれないか?少し提督と話がしたいのでな」


清霜「はい!分かりました!」タッタッ


武蔵「さてっ提督・・」


提督「んっ、何だ?」


武蔵「一発投げ飛ばさせろ」


提督「えっ・・?」


武蔵「この私をここまで弄んだんだ・・一発くらいなら問題ないよな!」ジリジリ


提督「えっ、ま、待て!さっき清霜には・・!」


武蔵「あいつは私が可愛がってるから特別にあれで許したんだ!他の者には鉄拳制裁だ!」


提督「ちょ..あ、青葉!」


シ-ン


提督「またあいつはぁぁぁぁ!!」


武蔵「さぁ覚悟はいいか・・」


提督「ま、待ってまっ・・」


武蔵「ずおりゃぁぁぁぁぁぁ!!」[ラリアット]


提督「はぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドゴ-ン!


ー秋津洲編ー


提督「いってて・・背中が・・」


青葉「大丈夫ですか?司令官」


提督「大丈夫じゃねぇよ!お前また逃げやがって・・」


青葉「いやぁ心では司令官助けたかったんですけどそれよりも先に体が動いてしまって・・テヘッ☆」


提督「イラッ・・もういい・・次のドッキリにいくぞ、次は誰にする?」


青葉「次は秋津洲さんです!」


提督「秋津洲か~・・どうやってやるんだ?」


青葉「今回はまず秋津洲さんが遠征に行っているので帰ってきたら秋津洲さんが溺愛してる大挺ちゃんを修理という名目で司令官が工房へ持っていきそこで爆発が起きて司令官が死んでしまいます」


青葉「その後青葉が秋津洲さんにそのことを報告し司令官のとこへ誘導するので司令官は予め遺体室で白い布を被って待機してください」


提督「分かったじゃあ早速始めよう」 

 

...


扉コンコンガチャ


秋津洲「提督、帰ってきたかも」


提督「秋津洲か、遠征お疲れ様」


秋津洲「こんなの楽勝かも!はい報告書だよ!」


提督「ありがとう、後で読ませてもらうよ」


提督「それで秋津洲ちょっといいか?」


秋津洲「んっ、どうしたかも?」


提督「その明石からお前が持ってる大挺ちゃんを改装したいとお願いがあってな」


秋津洲「えっ大挺ちゃんを?ダメだよ!大挺ちゃんは私と一緒にいるかも!」


提督「でも最近大挺ちゃん手入れしてないだろ?明石によるとこのままの状態でこれ以上戦場に行かせるのは危険だってさ」


秋津洲「そ、そうなのかも・・」


提督「だから秋津洲お願いだ、大挺ちゃんの為にも改装が必要なんだ」


秋津洲「分かったかも・・大挺ちゃんの為って言うなら・・」


提督「ありがとう、それじゃあ俺に一回貸してくれないか?、工房に入るには俺の許可が必要だからさ」


秋津洲「分かったかも、提督、大挺ちゃんを絶対に傷つけないでね!」


提督「あぁもちろん、すぐ戻ってくるから」


扉バタン


青葉(司令官が執務室を出ましたね、よし後は大挺ちゃんを工房に置いて司令官を遺体室に・・)


...

 

ダダダダ!


扉バンッ!


青葉「大変です!秋津洲さん!」


秋津洲「えっ、ど、どうしたかも!?」


青葉「先程工房が事故で爆発しました!」


秋津洲「えっ!?」


青葉「そこには明石さんの他に司令官が・・」


青葉「そして司令官はもう・・」ドンッ


青葉「おわっ!?」ヨロッ


秋津洲 ダダダダ!


青葉「えっ秋津洲さん!?」


ー工房ー 


扉バンッ!


秋津洲「大挺ちゃん!大挺ちゃん!どこ!」 ガサガサ  


大挺 スッ


秋津洲「大挺ちゃん!大丈夫!?」ダッ


青葉「あ、あの秋津洲さん・・司令官が・・」


秋津洲「大挺ちゃん!良かった無事で・・」


青葉「あの司令官が・・」


秋津洲「ごめんね・・危険な思いをさせて・・」ギュウ


青葉「あの・・・」


秋津洲「もう絶対に離さないから・・!」


青葉「・・・」


ー遺体室ー


提督「・・・」


提督 (あいつらまだかな・・・)


結局秋津洲は提督のことを忘れ大挺ちゃんと共に帰っていき提督は待ちぼうけをくらいました


青葉「そんなバカな・・・」


秋津洲には後日青葉から話し誤解が解けました


ー磯波・浦波編ー


提督「さっきは何だったんだ・・」


青葉「まさか司令官忘れて帰るとは思いませんでした・・・」


提督「なんか傷つくな・・・」


青葉「それほど大挺ちゃんが大切だったんでしょうね」


提督「だからと言って忘れることはないだろ・・・」


青葉「まぁとりあえず気を取り直して次のドッキリにいきましょう」


提督「次は誰にするんだ?」


青葉「磯波さんと浦波さんにします!」 


提督「あの姉妹か、どうやってやるんだ?」


青葉「今回はコレを使います!」ジャン!


提督「カメラ?」


青葉「そうです、でもこのカメラ明石さんによって少し細工がさせていてシャッターを押すと弾が出る仕組みになっています!」


提督「またあいつは凄いもの作ったな・・・」


青葉「今回はコレを使って2人に司令官の日常ワンシーンを撮ってくれとお願いし司令官にシャッターを押すと弾が出て死んでしまうという作戦でいきます」


提督「分かった、じゃあやるか」


...


ー廊下ー


青葉「磯波さん、浦波さんちょっといいですか?」


磯波「ん、どうしたんですか?磯波さん」


青葉「ちょっとお願いがあるんですけど」


浦波「お願い?」


青葉「お二人にこのカメラで司令官を撮ってきて欲しいんですが・・」


磯波「何で提督をカメラで?」


青葉「いや実は次の青葉新聞で新たに司令官の日常という枠を作っていて、その為に司令官を隠し撮りしようとしていたんですけど青葉これから用事があって手が放せないのでお二人にお願いしたいのですが・・」


磯波「う~ん、でもそんな大仕事を私たちがやるのは・・・」


浦波「やりましょうよ!磯波姉さん!」


磯波「浦波・・・」


浦波「何か隠し撮りって面白そうじゃないですか!やりましょ!」


磯波「浦波がそう言うなら・・分かりました、青葉さん、私たちがその仕事やりましょう」


青葉「ありがとうございます!、それではこのカメラをお貸しするので司令官にばれずに写真を撮ってください」


浦波「分かりました、それじゃ磯波姉さん行きましょ?」


ー執務室ー


提督「ふうっ・・書類仕事は疲れるな・・・」


扉カチャ


浦波「司令官は・・あっいました」


磯波「ちょうど書類業務終えて休んでいるわね」


浦波「よしっ、それじゃ早速あの場面を・・」スッ


磯波「ばれないようにね、浦波」


浦波「大丈夫ですよ、それじゃあいきますよ・・」


浦波「それっ!」パシャ


バァン!


磯波・浦波「えっ・・・?」


提督「ぐっ..かはっ...何...が..」バタッ


磯波「えっ、提督・・?」


浦波「司令..官...?」


提督 血ダラ~


磯波「えっ...」


浦波「何で...」


提督「・・・」


磯波「提督...提督...!」ダッ


浦波「司令官!」ダッ


浦波「司令官!大丈夫ですか!しっかりしてください!」ユサユサ


磯波「司令官!司令官!」ユサユサ


提督「・・・」


磯波「司令官・・・」ヘタッ


浦波「血が...血が止まらない...!い、磯波姉さん、早く明石さんを...!」


磯波「もう....もう駄目...司令官..息がない...」


浦波「何言ってるんですか!諦めないでください!まだ司令官は・・」


提督 血ドバ~···


浦波「司令官...は...」


提督「・・・」


浦波「しれい...かん...」


磯波「てい..とく...何で...」


...


カシャ!バァン!


提督 (ぐっ..かはっ...何...が..)バタッ


...


浦波「そうだ..私たちが...あの時....カメラで撮らなかったら....」


磯波「提督は...提督は...」


磯波・浦波「う...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ブワッ


浦波「ごめんなさい...ごめんなさい.....!」


磯波「提督....てい...とく....」


浦波「しれい...かん...」


扉ガチャ


青葉「失礼します」


磯波「青葉...さん....」


浦波「司令官が....司令官が...!」


青葉「もう安心してください二人共、司令官は無事です、ほら司令官」


磯波「えっ...何を....」


提督「その通りだ、俺は生きてるよ磯波、浦波」


磯波・浦波「えっ...!?」


磯波・浦波「提督...」「司令官....」


提督「実はな、こういうことだったんだ、青葉」


青葉「はい、ドッキリ大成功!」プラカード


磯波・浦波「えっ...?」


提督「悪かった、二人共、これ全てドッキリだ」


磯波「えっ、でも提督が・・・血で・・・」


提督「これは特殊な血糊だ、しかし...よく作られてるな・・」


浦波「でもこのカメラで・・・」


青葉「これは明石さんに頼んで細工をしてもらったカメラです、シャッターを押すと・・・」


バァン!


青葉「このように弾が出ます、もちろん偽物の弾ですけどね」


磯波「えっ、じゃあ...」


浦波「司令官は...」


提督「騙して悪かった二人共」


磯波・浦波「う...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...」ダキッ


磯波・浦波「提督・・・」「司令官・・・」


提督「よしよし、もう大丈夫だからな」


...


浦波「それにしても酷いですよ!司令官!あんな心臓に悪いことを!」


磯波「本当に心配したんですからね!」


提督「ごめんごめん二人共、そこで何だけど何か詫びできることはないか?」


浦波「詫びって司令官が私たちにですか?」


提督「あぁそうだ、何かあるか?」


磯波「なら...私たちと一緒に写真撮ってください!」


提督「写真?俺との3ショットってこと?」


磯波「はい、実は前から提督と同じ画面に写っている写真が欲しかったんです、ですから提督お願いします私たちと写真を撮ってください!」


浦波「いいですね!それ!司令官私からもお願いします!というよりさっき私たちにあんなことしたんで拒否権はないですよ!」


提督「あぁ、分かった、拒否なんてしないよ、むしろ喜んでやるさ」


磯波「やった...!じゃあ私提督のここにします!」


浦波「じゃあ私はこっちに!」


提督「おっと..あんま積めんなよ二人共、青葉カメラ頼む」


青葉「了解です!ではいきますよ・・」スッ


青葉「はいっチーズ!」


パシャ!


...


提督「いや~とりあえず今回は平和に終わってよかったな」


青葉「最近波乱続きなんでいい箸休めになりましたね、それにいい写真が撮れました!」


提督「そうだな、それで青葉、次のドッキリはもう考えてるのか?」


青葉「はいもちろんです!、でもその前にちょっといいですか?」


提督「ん、何だ?」


青葉「スウッ...艦これ7周年&トレンド1位おめでとうございます!」


提督「えっ、7年?俺着任して3年だけど・・」


青葉「司令官に言ってませんよ、画面の外の人たちに言ってます!」


提督「外...?」


青葉「これからも艦これとこの作品をよろしくお願いします!」


提督「誰に言ってるんだ...?」


青葉「だから、画面の外側の人ですよ!」


提督「...?」


ー蒼龍編ー


青葉「次は蒼龍さんに仕掛けます!」


提督「蒼龍か、どうやって仕掛けるんだ?」


青葉「今回は暗殺ドッキリでいきます!」


提督「暗殺ドッキリ?」


青葉「はい、まずは遠征に行っている蒼龍さんを執務室に行かせそこで最近司令官が謎の死を遂げてると不安を促した後、この狙撃用ドローンを使って窓から司令官が殺されてしまうというドッキリにします」


提督「ドローンってまたあいつは凄いの作ったな・・」


青葉「明石さんですからね」


青葉「てことで早速始めましょう!」


...


蒼龍「ふっふっふ~ん♪」


青葉「あっ、蒼龍さん遠征お疲れ様です」


蒼龍「あれ、青葉じゃん!」


青葉「ん、なんか蒼龍さんいつもよりテンション高いですね、何かあったんですか?」


蒼龍「気づいちゃった?、実はね、前に抽選してた映画のチケットが当たったの!しかも2枚も!」


青葉「へぇっ、だからテンション高かったんですね、それでその2枚ってやっぱり司令官と?」


蒼龍「もちろん!今から提督と映画デートに行こうと思って誘おうと思ってんだけど、誘う前からウキウキが止まらなくて♪」ワクワク


青葉「そうなんですね、あ、司令官は今執務室にいるので誘うなら今がチャンスですよ」


蒼龍「そっか、ありがとう青葉!じゃあね!」タッタッ


ー執務室ー


扉コンコンガチャ


蒼龍「失礼します!提督!」


提督「おっ、蒼龍か、なんか機嫌良いな」


蒼龍「凄くいいことがあってね♪」


提督「そうなのか・・・」


蒼龍「提督?どうしたの、なんか元気なさそうだけど・・」


提督「いや、実はな最近大本営で提督が謎の不審死を遂げてるって噂があって、なんかちょっと不吉だなって・・」


蒼龍「何それ・・怖っ・・」


提督「まぁ噂だからな、さすがに嘘だと思うけどね」


蒼龍「物騒な噂だね・・あ、それよりも提督ちょっといい?」


提督「ん、何だ?」


蒼龍「そのね、私昨日映画のチケットが当たってね、しかも2枚も当たったの、だからねもしよかったら私と一緒に行かない?」ソワソワ


提督「へぇっ映画か、そういえば最近行けてなかったしちょうどいいな、よし蒼龍一緒に行こう」


蒼龍「やったぁ!」


蒼龍「良かったぁ、断られたらどうしようかと思った笑」


提督「断る訳ないよ、むしろ断る理由が見当たらないさ」


蒼龍「フフッ嬉しいこと言ってくれるじゃん♪」


提督「映画楽しみだな、それにしても今日はいい天気だな」カーテンガラッ


提督「映画行く時もこれくらいいい天気ならいいな」ニコッ


蒼龍「うん!」


青葉 (そろそろですね・・狙撃ドローン起動!)カチッ


パァン!窓バリィン!


蒼龍「えっ・・?」


提督「ぐふっ...かはっ...何..が...」パタッ


蒼龍「えっ...提督....?」


提督 血ドバ~


蒼龍「提督!?」ダッ


蒼龍「提督!提督!」ユサユサ


蒼龍「提督しっかりして!」


提督「かはっ...蒼龍...」


蒼龍「提督!」


提督「悪い..蒼龍....あの噂...本当..みたいだ....」


蒼龍「あの噂...」


提督 (最近大本営で提督が謎の不審死を遂げてるって噂があって・・)


蒼龍「そんな...そんなまさか....」


提督「ぐふっ...げほっ....」


蒼龍「提督!」


提督「蒼龍...俺..もう...駄目みたいだ....」


蒼龍「何言ってるの!今明石を呼べば提督は...!」


提督「いや...もうこの傷じゃ...俺は..無理だ...」


蒼龍「諦めちゃ駄目!約束したでしょ!私と!一緒に映画見に行くって...!」


提督「ごめん蒼龍...お前との..約束..守れなくて...」


蒼龍「やめて!もうお別れみたいなこと言わないで!」


提督「ありがとう...蒼...龍...」グテッ


蒼龍「提督...提督!」


蒼龍「提督!目を開けて!提督!お願いだから!」


蒼龍「提督!提督!提督!!」


提督「・・・」


蒼龍「そん...な...」


蒼龍「う...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


蒼龍「提督ぅ.....提督ぅ....」ポロポロ


蒼龍「あぁぁぁぁぁ......」ポロポロ


青葉 (そろそろネタばらしですね、よしっ準備を・・)


蒼龍「誰....」


青葉「えっ....?」


蒼龍「誰よ...提督を...殺したのは....」


青葉「蒼龍さん...?」


蒼龍「誰だ...誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」擬装展開


青葉「!?」


蒼龍「出てこい!私が殺す!提督を殺した奴全員殺す!!絶対殺す!!」


蒼龍「殺してやる....殺してやる!!」


青葉 (まずい..蒼龍さんが完全に理性失ってる..止めないと...!)


蒼龍「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


青葉「それ以上は駄目です!蒼龍さん!」


蒼龍「お前かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


青葉 (まずい、この距離じゃ痺れ銃が取り出せない・・!)


蒼龍「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガバッ


青葉「ひっ....!」


提督「もうやめろ!蒼龍!」


蒼龍「放せぇ!私は殺すんだ!提督を殺した奴全員を!」


蒼龍「私が...えっ...提督....?」


提督「もう大丈夫だから、黙して悪かった!」ダキッ


青葉「蒼龍さんごめんなさい!こういうことだったんです!」プラカード


蒼龍「ドッキリ...大成功...?」


蒼龍「えっ...どういう...こと...?」


提督「これ、全部ドッキリなんだ、俺は死んでないし、刺客とかもいない、だから安心してくれ」頭ナデナデ


蒼龍「えっ...本当に....?」


提督「あぁ、そうだ、もう大丈夫だからな蒼龍」


蒼龍「うっ...うわぁぁぁぁぁぁ...」ダキッ


提督「よしよし、もう大丈夫だぞ蒼龍」


...


蒼龍「提督も青葉もひどいよ!私にこんなことして!」


提督「ごめん蒼龍、まさかあんなにいくとは思ってなくて...」


青葉「まさか蒼龍さんがあんなに乱れるとは...」


蒼龍「言い訳は聞きたくない!もう反省して!二人共!」


提督・青葉「はい、申し訳ございません...」


蒼龍「ふんっ...!」プリプリ


提督「そ、蒼龍...本当に悪かった...俺何でもするから機嫌直してくれないか...」


蒼龍「何でもいいの...?」


提督「あ、あぁ...」


蒼龍「じゃあキスして!」


提督「えっキ、キスぅっ!?」


蒼龍「何でも良いって言ったでしょ、だからキスして、それで私許してあげる!」


提督「わ、分かった...」


蒼龍「あ、頬にしたりとかはやめてよ!」


提督 (読まれた...ならもうここは潔く...)


チュ..


蒼龍「...っん..//」


提督「ど、どうだ蒼龍..?」


蒼龍「フフッ提督の唇って意外に柔らかいんだね、いいよこれで許してあげる!」


提督「良かった...」


蒼龍「けどもうこんなことはしないでね!それと映画には絶対一緒に行ってよね!」


提督「あぁ、もちろん、こんなことして断れないよ」


蒼龍「フフッありがとう♪、じゃまたね、映画楽しみにしてるからね!」


扉バタン


ー扶桑姉妹編ー


提督「さっきはあそこまで蒼龍が暴走するとは思わなかった・・」


青葉「あまりの迫力に痺れ銃出すのが遅れて危うく死ぬとこでした・・」(3回目)


提督「これからはもうちょい早めにネタばらしをしよう」


青葉「ですね、それでは司令官次の相手を発表していいですか?」


提督「次は誰だ?」


青葉「扶桑さんと山城さんにします!」


提督「えっ、あいつらに仕掛けるの...余計暴走しそうじゃねぇか...?」


青葉「大丈夫です、ちゃんと配慮した内容にしてますから」


提督「へぇ、どんなことするんだ?」


青葉「今回は病死でいきたいと思います!」


提督「病死か、また新しいやり方だな、どうやって仕掛けるんだ?」


青葉「今回は遠征帰りの2人に司令官が血を吐いてるところを目撃させ病にかかってるということを打ち明けた直後に司令官が死んでしまうという内容にします」


提督「なるほど、それなら暴走する心配も少ないな」


青葉「今回は大丈夫です、ではいってみましょう!」


ー執務室ー


扉コンコンガチャ


扶桑「提督、失礼しま...っていないわね...」


山城「どっかに出かけてるんですかね...?」


扶桑「多分そうね、報告書届けたいけどいないならまた時間を改めて...」


提督「ケホッ...ゴホッ...!」


山城「ん?あっちから提督の声がしますよ」


扶桑「何してるのかしら?」タッ


ー私室ー


提督「ケホッ...グフッ...!カハッ...!」[吐血]


扶桑「えっ、提督血を吐いてる!?」


山城「な、何であんなに血を...」


提督「ハアッ....」テクテク


扶桑「...っ!戻ってくるわ...!」


提督 扉ガチャ


提督「ふうっ...って扶桑に山城じゃないか、お前らいたのか」


扶桑「え、えぇ..執務室開けても提督がいなかったんで...」


山城「ご、ごめんなさい..勝手に入ってしまって...」


提督「いや、全然大丈夫だよ、それよりもお前ら遠征帰りだから報告書持ってきたのか?」


扶桑「は、はいどうぞ..」スッ


提督「ありがとな...ゴホゴホ..!」


山城「ちょ、ちょっと提督大丈夫ですか!?」


提督「あ、あぁ大丈夫だよ..」


扶桑「本当...ですか...?」


提督「も、もちろん俺は元気だよ」


山城「..嘘...つかないでください...」


提督「えっ..?」


扶桑「私たち見てしまったんです...提督が私室で苦しそうにしてるとこを...」


提督「....」


山城「血を吐きながら...咳き込んで...」


提督「そっか..見られてたのか...ごめん2人共...実は俺..今病におかされてるんだ...」


扶桑・山城「えっ...」


提督「医者によるとこの病はかなり酷くなっていてこの薬を飲んでいないとまともに息が吸えなくなるほどらしい...」


扶桑「そんな...」


提督「このことを言うと皆が混乱するかなと思って言ってなかったけど遂にバレちまったな...」


山城「バレたってそんな..何で誰にも言わなかったんですか!言ってくれたら私たちは...!」


提督「悪かった...でもお前たちを俺のせいで混乱させたくはないんだ...だから悪い2人共...今のことは忘れてくれ、こんなことで2人を苦しめる訳にh「何言ってるんですか!」」


提督「ふ、扶桑...?」


扶桑「ふざけないでください...あなたはこんな私たちに光与えてくれた私たち一番の恩人です!そのあなたを見て見ぬふりすることなんか出来ません!」


山城「そうです!提督を見捨てるなんてこと出来る訳がありません!私たちからしたら提督がこんなになっているのに提督が私たちに相談してくれなかったことに一番傷ついています!」


提督「お前ら...」


扶桑「提督...私たちはそんなに頼りないですか..?もう昔の私たちじゃないんです、私たちは提督を助けたいんです!」


山城「だから私たちを頼ってください!提督、私たちが提督を助けます!」


提督「扶桑...山城...ありがとう、こんなにも俺のことを想ってくれたのに自分の身勝手な理由で2人の想いを見捨てていたなんて、提督失格だだな」


提督「ありがとう、扶桑、山城、これからはお前らのことを頼りにするよ」


扶桑・山城「提督...」


提督「それじゃ早速2人にお願いなんだが、倉庫から水を持ってきてくれないか?薬飲む為の水がきらしちゃってな、頼めるか?」


扶桑「分かりました、それじゃ行くわよ山城!」タッタッ


山城「えぇ、扶桑姉さま!」タッタッ


...


扶桑「提督、水持ってきまし...!?」ゴトッ


山城「どうしたんですか?扶桑姉さm...!?」


提督「...」[血を吐いて倒れている]


扶桑・山城「提督!」ダッ


扶桑「提督!しっかりしてください!」


山城「提督!提督!」


提督「...」


扶桑「息がない...山城、早く明石さんを..!」


山城「分かりました!」ダッ


提督 ガシッ


扶桑・山城「!?」


提督「やめ..ろ...山城...」


扶桑・山城「提督..!」


提督「俺はもう...助からない...明石に言っても...無駄だ...」


扶桑「何を言ってるんですか!諦めてはいけません!まだ助かる方法が...」


山城「提督!諦めちゃいけません!」 


提督「いや..もう駄目なんだ...医師に言われたんだ...こうなったらもう助かる道はないって...」


扶桑「そ、そんな..で、でもまだ決まった訳じゃありません!可能性を捨てないでください!」


山城「そうです!希望を捨てないで!」


提督「希望..か...今の俺には..もう手に入れられないものだ...」


提督「俺は..お前たちに散々..希望について..話してきたのに..その俺が希望を持つことが..出来ないなんて...皮肉だな...」


扶桑・山城「提督....」


提督「でも最期に...お前らに看取られて逝けるのは..最後の救い..かも...な...ありがとう....扶桑...山城....」グテッ


扶桑「提督...提督!いや!やめて!私たちを置いてかないで!」


山城「駄目!起きてください!起きて!」


扶桑「提督!目を覚まして!」


山城「提督!提督!!」


提督「...」


扶桑「そんな...嘘...」


山城「いや...いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ブワッ


扶桑「提督...てい..とく...」ポロポロ


山城「いやだ...いやだ..提督が...提督が...うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


扶桑「あぁ....」[呆然としている]


山城「提督...てい..とく...」ギュゥ[提督を抱き締める]


山城「お願い..神様...私たちを見てるなら...少しの時間でいいです...提督を...私たちの大切な人を...生き返らせてください...」ギュゥ


山城「まだ...伝えきれてないことがあるんです...!」


山城「お願いします..お願いします...!」ギュゥゥゥゥゥゥ


提督「...ムグッ...ムグッ...!」(く、苦し..胸が...!)


山城「えっ...?」


提督「ムグッ!ムグッ!」背中パンパン!


扶桑・山城「!?」


山城「えっ、て、提督!?」


提督「プハッ..た、助かった..」[窒息死するとこだった...]


扶桑「て..てい..提督...?何で...?」


山城「病気で亡くなったんじゃ...」


提督「あ、あぁ実はな、これはドッキリなんだ」


扶桑「えっ..?」


山城「ドッキリ...?」


青葉「そうです!これは全部ドッキリでした!」プラカード


扶桑「あ、青葉...?」


提督「騙して悪かった2人共、俺は病気なんか患ってないし死んでもいないよ」


山城「で、でもここに大量の血が...」


提督「これ実は全部血糊なんだ、ほらよく見たら違うだろ?」


山城「本当だ...本物の血じゃない...」


扶桑「えっ..じゃあ提督は...」


山城「本当に...」


提督「あぁ、俺は生きてるよ」


扶桑・山城「うっ...うわぁぁぁぁぁぁ!」


...


扶桑「もう!こんな悪趣味で最低なことして!」


山城「本当ですよ!私だけじゃなく扶桑姉さまにもこんな酷いこと仕掛けて...」


提督「すまなかった...汗、てっきりお前らって姉妹愛が強くて俺のことは蔑ろにしてたと思ってたからこんなになるとは思わなくて...」


扶桑「蔑ろにするはずがないじゃないですか!私たちは提督のおかげで前向きに生きれるようになったんですから!」


山城「そうですよ!確かに扶桑姉さまを大切ですけど、それ以上に提督が大切なんです!」


提督「本当に悪かった...けどお前らがここまで俺のことを想ってくれてたなんてなんか嬉しいな、ありがとう2人共」ニコッ


扶桑・山城「...っ//!」ドクン


扶桑・山城「...」


提督「あ、あれ..どうした?2人共...」


扶桑・山城[立ち上がる]


提督「えっ...?」


扶桑「そうやってあなたの笑顔で...」スッ


山城「私たちを...」スッ


提督「えっ、ちょ、お、お前ら...!?」


扶桑・山城「惑わせないでくださぁぁぁぁぁぁぁい!!!」バチーン![照れ隠しビンタ]


提督「ハグアァ!」ドサッ


...


青葉「いや~、さっきはいいのが撮れましたね」


提督「それにしても何で最後ビンタさせられたんだ....」


青葉「えっ、司令官分かってないんですか...?」


提督「え、何が?俺は普通にあいつらのことを褒めただけだけど..」キョトン


青葉「あっ..えっと...もういいです...」


青葉(いきなりあんな笑顔で直球に自分のことを褒めてくれたら照れちゃってビンタしたくなりますよ...もしかして司令官って天然たらし...?)


提督「...?」


-初風編-


青葉「さてと...次のドッキリは誰にしましょうか...」


妙高「青葉さんちょっといいですか?」


青葉「あっ妙高さん、どうしました?」


妙高「その...今青葉さんが言っていたドッキリの話なのですが...」


...


提督「次は初風に仕掛ける?」


青葉「はい司令官、妙高さんからの提案らしいのですが...」


妙高「はい、お願いできますか?」


提督「まぁいいけど...でも何で?もしかしてまた仲直りって感じの...」


妙高「いえ、初風とは仲良くさせてもらってますよ、だからこそ初風の驚く顔が見たいな~って思いまして、あの子、私に遠慮してるのか中々表情を見せてくれなくて...」


提督「なるほど...確かに初風っていつもツンツンしてるというかあまり表情に出さないな」


妙高「そう、だからお願いできますか?青葉さん、提督」


青葉「分かりました、では次は初風さんに仕掛けましょう!えっと内容は...」


妙高「せっかくなんでホラー系にしませんか?その方があの娘の色々な表情が見れそうですし...」ニヤッ...


青葉「なるほど...それはいいですね...」ニヤッ...


提督 (何だろう...2人から似たようなオーラが...)

...


扉コンコンガチャ


初風「失礼するわ提督さ...あれっ?」


初風「いない...?出掛けてるのかな...遠征の報告書届けに来たのに...」


初風「ん?あれは...」


提督「...」[机の下から足がはみ出る]


初風「提督さん...?」


初風「えっ提督さん!?」


初風「ちょ提督さんどうしたの!?」ダッ!


初風「まさか倒れたとか...」タッタッ


初風「提督さん!」スッ


提督 ダラッ...


初風「ヒィッ!?」ヘタッ


初風「なっ、あっ...あたっ...頭が...!」プルプル


初風「どっ、なっ...何が...何...が...」口パクパク


妙高「...どうしたの?」


初風「っ!?」クルッ


初風「みょ...妙高姉さん...!」


初風「妙高姉さん!提督さんが...提督さんの頭が...!」


妙高「頭...?頭がどうしたの...?」


初風「頭が...頭がない...の...」フルフル...


妙高「....」


初風「みょ、妙高姉さん...?」


妙高「あぁ...それならここにあるわよ...」


初風「えっ...?」


妙高 ポタッ...ポタッ...


初風 チラッ...


初風「ヒッ!?」


初風「いっ...いやっ...いやっ...」フルフル...


初風「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


...


初風「はっ!」ガバッ!


初風「あれっ...ここは...」


初風「私の部屋...そっか...夢だったんだ...」


初風「全く...最悪の夢だったわ...」


ポタッ...ポタッ...


初風「ん?」


初風「何...雨漏り...?」スッ...


ポタッ...ポタッ...


初風「っ!?」ドサッ..


初風「えっ...なっ、がっ...」フルフル...


提督「...」


提督「お前の...」


提督「お前にとって...」


提督「俺は...何番目の...提督だ...」ギロッ...


初風「なっ...かっ....」フルフル...


扉ガチャ...


初風「っ!?」ビクッ


妙高「....」


初風「妙高...姉さん...」


妙高 ギロッ...


初風「ヒッ!?」


妙高「...」ジリジリ...


初風「い...いやっ...やめて...こないで...」


妙高「....」ジリジリ...


初風「やだっ....やめて...やめ...て...」ガクガク...


妙高 スッ...


初風「ヒッ...!」ガバッ...


妙高「...ぷっ....」


初風「えっ...?」


妙高「あははははははははっ!」


初風「っ!?」


妙高「あぁ~...面白かったわ...」


初風「妙高...姉..さん...」


妙高「ごめんなさい、初風実はね...」


青葉「ドッキリ大成功!」扉バンッ! [プラカード]


妙高「ということだったの」


初風「どっ...ドッキリ...?」


初風「う、嘘よ...だって妙高姉さんは...それに提督の...頭がそこに...」スッ...


初風「えっ...?」


初風「あれっ...ない....」


初風「何で...だっ、だってさっきまで...」


妙高「あなたが見ていたのは映像、実際にあるわけじゃないわ、その証拠に...」


提督「騙して悪かったな、初風」


初風「っ!提督!」


初風「い、生きてる...の...?」


提督「あぁもちろん、首もちゃんと繋がって生きてるよ」


初風「てことは...ドッキリは...」


提督「あぁ本当だ」


初風「うっ...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


...


初風「最ッ低...こんなエグいことするなんて...限度ってのがあるでしょ!提督!」


提督「わ、悪かった初風...でもこれ...考案してきたのは妙高なんだ...」


初風「えっ...妙高姉さんが...?」チラッ...


妙高「そうよ、ごめんなさい初風、あの時は面白かったけど今考えるとちょっとやり過ぎたわね...」


初風「えっ...い、いや何で妙高姉さんが...」


妙高「初風、実はね...」


カクカクシカジカ...


初風「わ、私の驚く顔が見たかった...」


初風「そ、そうだとしても最やり方がありますよ!ばかばかばかばかばか!」ポカポカ!


妙高「フフッ...本当にごめんなさい初風、けど...あなたの新たな一面が見れて私は嬉しかったわ」ニコッ...


初風「...っ//!...こ、今回だけは多目に見てあげます...けど次は許しませんからね!」


妙高「大丈夫、分かってるわ初風」


...


提督「とりあえず、妙高と初風の距離が近づいて良かったかな」


青葉「そうですね...」


提督「青葉?どうした?」


青葉「えっ?いや何でもありませんよ」


提督「っ?そうか」


青葉 (今のホラードッキリ、かなり良かったですね...これならもっと過激なこともやれそう...いずれやりたいですね...深海棲艦とか...)


ー長良・天霧偏ー


青葉「次は長良さんと天霧さんでいきます!」


提督「あのトレーニングコンビか、どうやってやるんだ?」


青葉「今回は司令官が言ったようにお2人はトレーニングマニアなのでトレーニングに関するドッキリにします」


青葉「まず2人が司令官をトレーニングに誘ってくるのでそこで司令官は承諾し、トレーニング室で事故死してしまうという内容でいきます」


提督「また運任せなやり方だけど大丈夫なのか?」


青葉「大丈夫です!青葉情報に誤情報はありません!」


提督 (その代わり誇張しまくってるけど...)


青葉「では早速いってみましょう!」


扉コンコンガチャ


長良・天霧「失礼します司令官!」「失礼するぜ提督」


提督「おぉ長良に天霧か、どうかしたか?」


長良「司令官最近運動してる?」


提督「えっ運動?最近はしてないな」


天霧「やっぱりな...なら司令官今から運動しようぜ!」


提督「えっ..運動...?俺はいいよ...」


長良「駄目だよ司令官!そんなこと言ってたら肥満になっちゃうよ!」


天霧「そうだぜ!提督もデブにはなりたくないだろ?だからやろうぜ?今提督も暇だろ?」


提督「確かにデブは嫌だな...よしやろう、どうせ今も暇だったしな」(すげぇな本当にトレーニング目的で来た...青葉情報は伊達じゃないな...)


天霧「そうこなくちゃな!提督!」


長良「それじゃはやく服着替えてトレーニング室に行こ!」


提督(そういえばこの2人ってどんなトレーニングしてるんだろ..?まぁ俺でもついていけるだろ)


ートレーニング室ー


長良「ほら!司令官頑張って!いっちに!いっちに!」


天霧「ほらほら!まだまだだぞ提督!」


提督「ちょ...ちょっと待って...」ゼェゼェ...


提督 (あいつらのトレーニングキツすぎだろ...!酸欠で死にそうだ...)


長良「司令官バテるの早すぎだよ?」


天霧「そんなんじゃこれからのトレーニングについてけないぜ?」


提督「そう言われても...」(キツすぎる...バテる前にドッキリ仕掛けねぇと...)


長良「もう...じゃあ最後にベンチプレスをやったら休憩しよ?」


天霧「ほら、これが終われば休憩できるから頑張れ!」


提督「わ、分かった...」


提督「これを持ち上げるのか?」


長良「そう、私たちが支えてるから司令官は5回持ち上げて、それでおしまいだよ」


天霧「さぁ頑張れ提督」


提督「よぉし...」


...


提督「...3.....4......!」


長良「あと一回だよ司令官!」


天霧「さぁラストスパートだ!」


提督「よし...ふんっ..!」


ベンチプレス バキッ


3人「えっ...?」


ベンチプレス ドゴッ!


提督「うわぁぁぁぁぁ!」ドガシャーン!


長良・天霧「きゃぁぁぁ!」「うわぁぁぁ!」


長良「うっ...一体何が...」


天霧「べ、ベンチプレスが折れて...」


提督「・・・」[首にベンチプレスの下敷きになっている]


長良・天霧「!?」


長良「司令官..司令官!」ダッ


天霧「嘘..提督!」ダッ


長良「は、はやく司令官を助けないと!」


天霧「持ち上げるぞ!せーの!」[ベンチプレスが持ち上がりどかす]


長良「司令官!司令官!しっかりして!」


天霧「提督!そんな..首が...」


長良「早く運ばないと...!」


...


ー医務室ー


青葉 扉ガチャ


長良・天霧「青葉さん!」「青葉!」


青葉「今明石さんから司令官の手術終了の報告がありました...」


長良「それで司令官は!?」


青葉「幸い命に別状はありませんが...司令官は首の骨が折れておりもう二度と体は動かせない状況です...」


長良・天霧「えっ...」


青葉「それと首の骨だけでなく声帯も潰されていて二度と声が出せなくなっています...もう司令官はほぼ植物人間のような状態です...」


長良「そ、そんな...」ヘタッ


天霧「提督....」


...


長良 (もう...じゃあ最後にベンチプレスをやったら休憩しよ?)


天霧 (ほら、これが終われば休憩できるから頑張れ!)


...


長良「そうだ...あの時長良が司令官を休ませていれば...」


天霧「提督は...」


長良「う...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!しれいかぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」ブワッ


天霧「提督...提督...」ポロポロ


長良「長良が...長良が..あんなこと言わなければ...」


天霧「あそこで...やめさせなかったから...提督は...うわぁぁぁぁぁ....」


青葉 (...もういいですかね)


青葉「もう安心して大丈夫ですよ、2人共司令官は何ともありません」


長良「何言ってるの...司令官はもう...」


提督「あぁそうだ、青葉の言う通り俺は無事だよ」ヒョイ


長良・天霧「えっ...!?」


天霧「提督...何で...首の骨が折れたんじゃ...」


提督「あれは明石に細工してもらってプレスが落ちても骨が折れないようにしていたんだ、ほらっ折れてないだろ?」


長良「本当だ..折れてない...じゃ、じゃあ声が出せないってのも...」


提督「あぁあれも明石に細工してもらったんだ、その証拠にこうしてお前らと話しているだろ?」


天霧「で、でも何でこんなことを...」


提督「あぁ、悪かった2人共、実はこういうことだったんだ」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


長良・天霧「ド...ドッキリ...」


提督「騙してすまなかったな2人共」


長良・天霧「う...うわぁぁぁぁぁ!」ダキッ


...


長良「もうひどいよ!司令官!本当に死んじゃったのかと思ったんだからね!」


天霧「そうだ!あんなこともうしないでくれ!」


提督「ごめんごめん、もうしないよ2人共」


長良「罰としてこれから長良と天霧の地獄のトレーニング2時間コースだよ!」


提督「えっ、ちょ、そ、それはやめて!ドッキリしたことは謝るから!」


天霧「あんなことしたんだ!今更拒否権なんてない!さぁ行くぞ!」


提督「ま、待って!青葉助けて!」


青葉「青葉は知りませ~ん」プイッ


提督「お前ってやつはぁぁぁぁぁぁ!!」


長良「さぁ行くよ!司令官!」


提督「勘弁してぇぇぇぇぇぇぇ!!」


ー秋雲編ー


提督「はぁっ...さっきは疲れた...」


ダダダダダ!扉バン!


提督「うぉっ!?何だ!?...って秋雲じゃないか...いきなり開けないd「助けて提督!」」


提督「えっ..ど、どうしたんだ?秋雲」


秋雲「少し手伝って!」


提督「手伝い?」


秋雲「うん、実は来週に同人誌の大規模イベントがあってそこに秋雲も参加するんだけど肝心の作品がまだ出来てなくて明日の昼に締め切りなの...」


提督「つまり俺も秋雲の同人誌の手伝いをしてほしいってことか?」


秋雲「そう、お願い提督!このままじゃイベントに参加できない、だからお願い!」


提督「う~ん...分かった俺でよければ手伝うよ」


秋雲「ほんと!?ありがとう提督!じゃあ後で私の部屋に来て!」


提督「あぁ、あと少しで業務終わるから終わりしだいそっちに行くよ」


秋雲「分かった、じゃあよろしくね提督!」扉ガチャバタン


ー10分後ー


提督「ふぅ...業務終わりっと...さて秋雲のとこに...」


青葉「ちょっと待ってください、司令官」


提督「ん、どうした?青葉」


青葉「せっかくですのでドッキリ仕掛けませんか?」


提督「えぇ..秋雲に仕掛けるの...でも今あいつ同人誌かいているから今ドッキリ仕掛けるのはあいつの作品に影響が出ちゃうんじゃ...」


青葉「大丈夫ですよ、今回秋雲さんの作品には影響がないように仕掛けますから」


提督「じゃあどうやって仕掛けるんだ?」


青葉「今回は交通事故ドッキリにしたいと思います!」


提督「交通事故ドッキリ?」


青葉「はい、今回はまず司令官と秋雲さんが明日までに同人誌の制作を終わらせた後、疲労困憊の秋雲さんに代わって司令官が同人誌をイベント会場に持っていきます」


青葉「そしてその帰り道に司令官は橋の上で車との衝突事故で海に落ち消息不明という嘘の情報を流すという作戦です」


提督「つまり明日仕掛けるのか、それなら秋雲の同人誌にも支障はないな、しかしそういうとこはお前もちゃんと配慮してるんだな」


青葉「さすがに秋雲さんの同人誌を潰すような酷いことはしませんよ」


提督 (死亡ドッキリ仕掛ける時点で十分酷いけどな....)


提督「分かった、じゃあ早速やろう」


...


ー秋雲の自室ー


扉コンコンガチャ


提督「失礼するぞ秋雲」


秋雲「あ、提督来てくれたんだね!よかった、もしかして来ないんじゃないかと思ったよ」


提督「そんな酷いことしないよ、お前の頼みだ、断る理由なんてないさ」


秋雲「フフッ嬉しいこと言ってくれるね提督♪それじゃあ早速何だけど、このページにベタ入れしてくれるかな?」スッ


提督「了解した」


ー2時間後ー


提督「ふぅっ...秋雲このページのベタ入れ終わったぞ」スッ


秋雲「おっ...ありがとう提督...」クラッ


提督「あ、秋雲大丈夫か...?」


秋雲「あ、ごめん...ちょっと寝不足で...」ゴシゴシ


提督「無理しないほうがいいぞ?目にクマが出来てるし...今日はここら辺で終わらせたほうが...」


秋雲「いや、今寝たら明日の締め切りに間に合わない..今日終わらせないと...」


提督「でももうキツいんじゃ...」


秋雲「大丈夫、この時の為に大量の目覚ましドリンク用意したから...!」デンッ!


提督「すげぇ量だな...それにしても何でこんなに締め切り間近まで終わらなかったんだ?」


秋雲「いやぁ、実は中々いいアイデアが思い浮かばなくてね...いわゆるスランプってやつ、それで今日の昼に何とかアイデアを絞り出して描き始めたところなの...」


提督「だからこんな夜までやってたのか...」


秋雲「そう、今までならもうちょい早く描けてたのに今回に限って中々進まなくてね...」


提督「そうか...」


秋雲「ごめんね提督...あの時はどうしようもなくて勢いで提督に頼んじゃったけどこんなのに付き合わされるの嫌だよね...もし嫌だったらもう大丈夫だよ...」


提督「何言ってるんだ、嫌なわけないだろ、むしろお前の作品に俺が携われて光栄だよ」ニコッ


秋雲「提督...」


提督「さっ、締め切り明日なんだろ?なら早く終わらせようぜ、俺も最後まで付き合うよ」


秋雲「提督...ありがとう、それじゃ最後まで一緒に頑張ろう!」


提督「おう!」


ー3時間後ー


ー4日目早朝ー


秋雲「終わった....」


提督「何とか間に合ったな、秋雲...」


秋雲「うん、提督ありがとう...」フラッ...


提督「あ、秋雲!大丈夫か!?」スッ


秋雲「ご、ごめん提督...描き終わったら急に眠気が襲ってきて...」


提督「お前は休んでろ、イベント会場には俺が届けておくよ」


秋雲「そんな、そこまで提督にやらせるのは...!」


提督「俺は大丈夫だよ、それにそんな状態で会場に行って倒れたなんてことになったら元もこうもないからな」


秋雲「でも...!」


提督「大丈夫、俺が責任を持ってこれを持ってくから、お前はゆっくり休んどけ」


秋雲「提督...ごめん...」


提督「何も謝ることはねぇよ、それじゃ俺が行ってくるから、2時間くらいしたら帰ってくるから」


秋雲「分かった...それをよろしくね提督...」


提督「もちろん、じゃあ行ってくる」扉ガチャバタン


提督「ふうっ...」


青葉「お疲れ様です司令官」


提督「ドッキリとはいえ普通に疲れたな...まさか朝までかかるとは思ってなかった...」


青葉「それほど追い詰められてたんですね秋雲さんも」


提督「まぁとりあえず作品が完成してよかった、それじゃあ青葉、本題に入るぞ」


青葉「了解です、司令官」


ー1時間後ー


秋雲「ふわぁぁ...ようやく落ち着いてきた...提督大丈夫かな...?」


ピリリリリ...ピリリリリ...


秋雲「ん、電話...?提督からかな?」スッ


秋雲「はい、もしもし」


提督「秋雲か?俺だ」


秋雲「あ、提督アレはどうだった?」 


提督「バッチリだ、今手続きが終わって審査が通ったとこだ」


秋雲「そう、よかった....!」


提督「それじゃこれから俺は帰るから」


秋雲「うん、分かった、あっ提督!」


提督「ん、どうかしたか?」


秋雲「本当に...本当にありがとう!こんなにやってくれて...」


提督「礼なんていらないよ、じゃあな」ピッ


秋雲「..提督...」(今朝提督もあんなに眠たそうだったのに秋雲の為に...)


秋雲「帰ってきたらマッサージでもしてあげようかな...」


ー1時間後ー


秋雲「提督まだかな...」(そろそろ帰ってくる頃だけど...)


ダダダダダ!扉バンッ!


秋雲「うえっ!?何!?」


青葉「はぁっ...はぁっ...」


秋雲「あ、青葉...?」


青葉「た、大変です秋雲さん!」


秋雲「え、ど、どうしたの...?」


青葉「司令官が...司令官が...!」


秋雲「えっ、しれい..かん...?」


青葉「ついさっき連絡があって...司令官がさっき...車との交通事故で橋から投げ飛ばされたと...」


秋雲「えっ....」


青葉「事故現場はここから近くの◯◯橋で..投げ飛ばされた司令官は川に落ちて消息ふm..」ドンッ!

 

秋雲 ダダダダダ!


青葉「えっ、ちょ秋雲さん!?」


秋雲 (提督...提督...!)


秋雲 (嘘だ..提督が...そんな...!)


ー◯◯橋周辺ー


秋雲「はぁっ..はぁっ...」


秋雲「確か...確かここで...!」ダッ


青葉「待ってください!秋雲さん!」ガシッ


秋雲「放して青葉!秋雲は提督を探さなくちゃいけないの!」


青葉「そんなの無茶です!司令官が事故にあってからもう1時間たっているんです!今頃探したって無駄です!」


秋雲「それでも秋雲は提督を探さなくちゃいけないの!だから放して!」ブンッ!


青葉「きゃあ!」ドサッ


秋雲「提督!提督!いたら返事して!」


秋雲「提督!提督!」


秋雲 (秋雲が...秋雲があの時提督に頼まなければ...!)


秋雲「提督!提督!提督!」


青葉「もう無駄ですよ...秋雲さん...」


秋雲「何でそんなすぐに諦めるの!まだ提督がたすかる可能性も!」


青葉「さっき事故の目撃者から話を聞きました...司令官は事故にあった直後溺れながら沈んでいったそうです...」


秋雲「えっ...」


青葉「既に1時間経過しています...事故直後ならまだしもこれほど時間がたってしまうともう司令官は...」


秋雲「そんな...」  


青葉「もうすぐ警察の人たちが現場検証しにきます..このままいても青葉たちは邪魔もの扱いされるだけです...ですから秋雲さん一旦帰りましょう...」


秋雲「そんな...そんなこと出来る訳がないでしょ!ここに提督がいるかもしれないのに見捨てるなんて!」


青葉「秋雲さん!目を覚ましてください!」


秋雲「!?」ビクッ


青葉「司令官は溺れてから既に1時間経過しているんです、青葉たちのような艦娘ならまだしも司令官は人間です、2、3分足らずで溺死してしまいます...」


秋雲「そんな...嘘...嘘よ...そんなの...嘘よ!」


青葉「青葉も嘘だと信じたいですよ!でもこれが..事実なんです...」


秋雲「提督....嫌だ...そんなの嫌だ....秋雲のせいで提督が....」


秋雲「嫌だ...嫌だ...」


秋雲「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


秋雲「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ブワッ


秋雲「提督...提督ぅ....」ポロポロ


秋雲「うわぁぁぁぁぁぁぁ.....」


青葉「...さぁ帰りましょう秋雲さん...」


青葉 (そろそろですね...)


ー鎮守府ー


秋雲「ウッ...グスッ...てい...とく...」


青葉「もう泣きやんでください秋雲さん、司令官は無事ですよ」


秋雲「何言ってるの...青葉が..言ったじゃない...提督は...もう助けても..無駄って....」


青葉「そりゃ無駄ですよ、そもそも事故なんて起きてないんですから」


秋雲「えっ....?」


青葉「ほら、前を見てください秋雲さん」


秋雲「前...?」チラッ


提督「秋雲」スッ


秋雲「えっ...提督....?」


提督「心配かけてすまなかったな」


秋雲「え、な、何が...何が起きて...」


提督「ごめん秋雲、実はこういうことだったんだ」


青葉「ドッキリ大成功!」プラカード


秋雲「えっ....?」


提督「悪い秋雲、これ全部ドッキリだったんだ」


秋雲「ドッ...キリ...?で、でも青葉が...青葉が提督が事故でって...」


青葉「あれは全くの嘘ですよ、そもそも事故なんて起きていませんし司令官は無事に鎮守府に帰ってきてますからね」


秋雲「じゃ、じゃあドッキリっていうのは....」


提督「すまなかったな、秋雲」


秋雲「うっ...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ダキッ


提督「よしよしもう大丈夫だぞ、秋雲」


...


秋雲「全く....ひどいよ提督も!本当に死んじゃったのかと思ったんだから...」


提督「ごめんごめん、ここまで反応してくれるとは思わなくてな」


青葉「飛び出ていった時はビックリしましたよ...」(スクープが撮れたので結果オーライですけど)ニヤッ


秋雲「もう...!」プイッ


提督「ごめん秋雲、もうしないから、な...?」


秋雲「...約束だよ?」


提督「あぁ、もちろん約束するよ」


秋雲「はぁっ...今回は昨日のこともあるし許してあげる、でも次は許さないからね!」


提督「ありがとな秋雲、次は絶対にしないよ」


秋雲「本当だよ?」


提督「あぁ本当さ」


秋雲「分かった、それじゃあ秋雲はこれで...」


秋雲「....!」ピキン!


提督「ん、秋雲?どうした?」


秋雲「閃いた....」


提督「閃いた...?」


秋雲「閃いたぁぁぁ!」ダダダダダ!


提督「え、ちょ秋雲!?」


秋雲「久々の傑作が思い付いたー!」ダダダダダ!


...


提督「で、あの後会場に行って昨日作ったやつ取り下げて新たに作品を作り直して出したのか...」


青葉「しかも内容がさっき青葉たちが仕掛けたドッキリを元にして1時間ほどで作ったらしいですよ...」


提督「すげぇなあいつ...今さっき起こったことを元にして1時間程で描き上げるなんてな...」


青葉「やっぱ秋雲さん凄い人ですね」


提督「だな」


秋雲「久々の傑作!これなら売上1位は貰ったわ!さぁてこの調子で次のイベントの作品も描き上げるわよー!」












ー???ー


青葉「さぁて司令官、次のドッキリですが...」


提督「ちょっと待って青葉」


青葉「ん、どうかしましたか?」


提督「まだドッキリはやるのか?」


青葉「えっ、そりゃもちろんですよ!まだまだ仕掛けたいドッキリはいっぱいありますからね!」


提督「いやそれなんだがもうやれなくないか...?」


青葉「えっ?」


提督「いやもうその...文字数的にもう仕掛けられないと思うんだけど...」


青葉「あぁ...それもそうですね」


提督「そうだろ?だからさ青葉、ここら辺をキリにしてドッキリは終わらせたほうが...」(俺も疲れてきたし....)


青葉「何言ってるんですか、まだまだドッキリは仕掛けますよ!」


提督「えっ、でももう限界じゃ...」


青葉「このドッキリがこの作品だけで終わるなんてことはありませんよ、だってこれまでのドッキリはまだ前編の話なんですから」


提督「えっ、前編...?」


青葉「そうですよ司令官、前編があるということはもちろん....」


提督「後編があるってことか...?」


青葉「そうです!このドッキリは後編に続きます!」


提督「まだやるのかよ....」グタッ


青葉「もちろんですよ!さぁ司令官これからもどんどんドッキリを仕掛けていきますよー!」


...


後編へ...








後書き

出して欲しい艦娘やシチュエーションがあったら是非コメント欄にお書きください、複数でも大丈夫です
近日後編を公開します


このSSへの評価

20件評価されています


H.Curbler54さんから
2022-05-31 21:39:53

SS好きの名無しさんから
2022-02-13 14:07:54

SS好きの名無しさんから
2021-09-10 20:14:47

SS好きの名無しさんから
2021-02-04 13:44:41

やまりょうさんから
2021-01-19 12:17:55

TMネオさんから
2020-12-04 15:51:59

SS好きの名無しさんから
2020-12-04 15:51:30

マカロニさんから
2020-05-22 10:01:06

S提督さんから
2020-05-17 06:08:14

SS好きの名無しさんから
2020-05-05 00:38:52

Adacchieeeeさんから
2020-04-25 03:20:32

SS好きの名無しさんから
2020-09-04 17:35:34

SS好きの名無しさんから
2020-05-01 15:56:21

SS好きの名無しさんから
2020-04-09 12:32:17

seiさんから
2020-04-07 15:59:45

天邪鬼さんから
2020-05-07 02:54:08

SS好きの名無しさんから
2020-04-06 13:17:02

50AEPさんから
2020-04-05 19:45:05

K,Eさんから
2020-04-05 13:07:06

多聞丸さんから
2020-04-05 12:42:24

このSSへの応援

15件応援されています


SS好きの名無しさんから
2023-07-02 23:31:09

H.Curbler54さんから
2022-05-31 21:39:54

やまりょうさんから
2021-01-18 23:19:45

S提督さんから
2020-05-17 06:08:16

ねむさんから
2020-04-26 05:59:53

Adacchieeeeさんから
2020-04-25 03:20:48

SS好きの名無しさんから
2020-04-20 04:50:35

SS好きの名無しさんから
2020-04-12 13:28:12

seiさんから
2020-04-07 15:59:46

天邪鬼さんから
2020-04-07 01:25:35

SS好きの名無しさんから
2020-04-06 13:17:04

50AEPさんから
2020-04-05 19:45:06

多聞丸さんから
2020-04-05 12:42:27

桃蜘蛛さんから
2020-04-05 02:57:55

K,Eさんから
2020-04-05 01:45:11

このSSへのコメント

73件コメントされています

1: K,E 2020-04-05 01:47:36 ID: S:11OaVp

ご無沙汰です!

また、面白そうなSS書いてますね!

じゃあ、ここは、「衣笠」でお願いします。
内容:クッキーをつくって食べてもらうが、提督が血を吐いてそのまま亡くなる(フリ)でどうですか?

提督「衣笠…毒じゃないか…」バタン

2: 桃蜘蛛 2020-04-05 03:01:35 ID: S:pomxiD

これは期待ですね!

もしいけそうなら鳳翔さんの逆ドッキリとかも見てみたいです!
鳳翔「提督・・・やっと死んだんですか」的な!

3: K,E 2020-04-05 10:19:02 ID: S:QLDy-N

また、提案します。

ターゲット:鈴谷

内容:悩みごとがあり(作者さんにお任せします)頭を抱えていたら、鈴谷が来て話を聞いてもらう。
鈴谷は、一通り聞いたら手洗いに行く。
帰りに、間宮アイスを2つ買い執務室に戻るが、執務室では提督が〈首吊り自殺〉をしていた。

ほぼ発狂しながら、泣いていたら〈ネタばらし〉を行われる。
そのまま、提督に抱きつきそのまま安心しながら、また泣く。
落ち着いて、去り際に提督にキスをして帰っていく。

でどうですか?
(相変わらず、細かすぎてすいません…)

4: 嵐山 2020-04-05 12:38:47 ID: S:xVzvAQ

K,Eさんコメントありがとうございます!今回は衣笠の話でしたがいかがだったでしょうか?自殺シチュエーション系は初めて書くのであまり上手く書けずすいません、これから執筆していく内に上達したいです、また何かやって欲しいことがあったら是非コメント欄にお書きください

5: 多聞丸 2020-04-05 12:52:11 ID: S:sthuCO

こんにちは!はじめまして、多聞丸と言います。
早速提案ですが加賀と瑞鶴でお願いします(どちらかが仕掛人or両方ドッキリ)。

死因→切腹(人形に短刀を持たせて血まみれ状態にし、本人は後ろから報告させる)介錯は無しのほうが良いかも。

加賀、瑞鶴のどちらかが(両方の場合は青葉)が協力→二人が言い争いしながら執務室にIN→死体発見→遺書を読む→青葉後からくる→青葉+どちらか(両方の場合は青葉のみ)が遺書に書いてあった艦娘を責める→ドッキリ成功後、仲直り
はどうですか?(設定が細かすぎて申し訳ありません)

6: SS好きの名無しさん 2020-04-05 18:00:27 ID: S:InZhNy

提案させてもらいます。

ターゲット:高雄型四姉妹

内容:作戦報告を聞き、あんまりよろしくなかった。
提督「失敗したのは、俺の責任だ けじめをつけないとな」
と言い、拳銃を頭に突きつけ、四人の目の前で自殺する(フリ)。

高雄→その場で座り込んで涙を流す。
愛宕→高雄に寄り添う。
摩耶→提督に呼び掛ける。
鳥海→泣きながら発狂。

ネタばらしの後、多少怒られるが
「困ったことがあったら、私達を頼ってください」
と、ハグをされる。

でどうですか?

7: 嵐山 2020-04-05 18:26:21 ID: S:vsAonS

K ,E さんコメントありがとうございます!今回は鈴谷の話でしたがいかがだったでしょうか?個人的に鈴谷は好きな艦娘の1人だったんで少し長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか?またやってほしいシチュエーションがあったら是非コメント欄にお書きください
桃蜘蛛さんコメントありがとうございます、今回は鳳翔さんを使った提督への逆ドッキリということですがこれは序盤でやるには早すぎるなと思うので話が進んだら執筆したいと思っています、後回しにしたしまいすいません、これ意外にもなにかリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください

8: 50AEP 2020-04-05 19:45:39 ID: S:I6wbZ1

鈴谷かわいい!
この先が楽しみです!

9: SS好きの名無しさん 2020-04-06 04:33:51 ID: S:2l5ApC

矢矧さんがみたいです!
m(__)m

10: SS好きの名無しさん 2020-04-06 12:35:18 ID: S:EWTY59

提案させてもらいます。

ターゲット:金剛型四姉妹

内容:ティータイムに誘いに来た際に、ゲームとして「ロシアンルーレット」をやることにする。
拳銃は、五発入りのリボルバーを使用する。(日本の警察の拳銃と思ってください)
弾は、偽物を使うと言う(明石特製)
最初は、提督からスタートだけど、一発目で引き当ててしまい四人の目の前で頭を撃ち抜いて死亡(フリ)

目の前で亡くなったため、四人とも泣いてしまう。
ネタばらしの際は、金剛と榛名から抱きつかれ、戸惑うが頭を撫でたりして落ち着かせる。

でどうですか?

11: 嵐山 2020-04-06 21:46:05 ID: S:pJWCjW

多聞丸さんコメントありがとうございます!、今回は瑞鶴と加賀の話でしたがいかがだったでしょうか?少しこっちで改変しましたがどうだったでしょうか?また何かリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください
SS好きの名無しさんコメントありがとうございます!、今回は高雄型4姉妹でしたがいかがだったでしょうか?また何かリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください

12: SS好きの名無しさん 2020-04-07 04:38:22 ID: S:1AqYDc

最高ッス

飛龍を見てみたいです!

13: SS好きの名無しさん 2020-04-07 05:24:52 ID: S:qSCp0v

龍田と大井が見たいです。

龍田が提督に呼ばれて部屋に行く。
龍田の獲物が背中に刺さって倒れている提督(本物が明石特性仮死薬で擬態)。
そこにこれまた呼ばれた大井登場。

大井→よくも提督を(艤装展開)
龍田→泣きながら大井の足にしがみつき哀願命乞い。
提督→意識があるが動けなくて大井を止められない。
青葉→提督が動けると思ってた。モニター室で間に合わない。

大井の手にした魚雷が、龍田の背中に降り下ろされそうになるが、寸前で止まる。

大井→涙して実は同じ姉妹愛を持つ龍田が気になっていた。今回の事で龍田を愛してると自覚。
龍田→実は同じ(以下同文

二人は抱き合い幸せなキスをして提督放置で間宮デートに抜錨。

艦娘同士の絆が深まり平和に終了。

提督との絆?知らない子ですね。

14: K,E 2020-04-07 12:46:09 ID: S:Je64ii

また提案です。

ターゲット:白露型(改白露型含め)

内容:提督に呼ばれて、執務室に行くが提督の姿がない。
すると、お風呂場から水の音が聞こえ見に行くとリストカットして死んでる(フリ)の提督を発見する。
一同呆然としていると、突然ツナギ服を着た人達が現れ(正体は話を聞いて面白そうとのってくれた憲兵さん達)提督を遺体袋に入れて回収していく(血痕なども拭き取り証拠隠滅する)
皆が「どこにつれていくのか?」「連れていかないで」と懇願するが一切無視して連れてかれる。

呆然としていると青葉が来てネタばらしをする。
その後は、作者さんにお任せします。

15: K,E 2020-04-08 07:36:08 ID: S:MJ9lut

また投稿します。

ターゲット:古鷹と加古

協力者:青葉と衣笠

内容:古鷹と加古が提督に呼ばれて執務室に行く。
そこで玩具の銃を渡され、水が出た銃を引いたやつの負けというゲームをする。
提督「向けても大丈夫だぞ おもちゃだからな」
というので向ける。
引き金を引いたら、銃声が鳴り提督の頭に二発くらい死亡(フリ)
呆然としていると、銃声を聞いた青葉と衣笠が入ってきて呆然とする。

二人とも誤解だと言うが憲兵に連行される。

取調室にて
憲兵「これを食べなさい」カツ丼置き
二人とも食べれないと言うが
憲兵「じゃあ、俺が食う」←食べ始める
振り替えると憲兵の服を着た提督

混乱していると、青葉と衣笠も来てネタばらしをする。

古鷹←大泣きして抱きつき
加古←腰を抜かす

でどうですか?

-: - 2020-04-08 13:41:28 ID: -

このコメントは削除されました

17: SS好きの名無しさん 2020-04-09 02:42:25 ID: S:MvwbIe

このへんで一回
青葉に仕掛けてみてください
お願いします。

18: SS好きの名無しさん 2020-04-09 04:43:14 ID: S:LOn5ab

希望艦娘。
初雪&望月のダルいコンビ。

希望シチュ。
出撃をサボった二人にお仕置きドッキリ。
提督が二人を探して沖堤防て発見。二人が逃げるのを追って足を滑らせて落下。
心配する二人、提督が海から顔だして、ほっとしたのもつかの間、迷いヲ級の頭の艤装に上半身食いちぎられる。
(ヲ級は穏健派の協力者。普段はフ◯ミマ勤務)

お仕置きシチュ。
上半身不明の提督の葬式。泣く二人の前に上半身だけになった提督が現れて恨みを言う。

初雪望月ね希望反応。
初雪は提督の亡霊見てペタン座りからの放心お漏らし。
望月は立ったままガチ泣きお漏らし。

ネタばらし希望シチュ。
ヲ級が後ろから初雪と望月の肩を叩いて振り向かせて、隣にドッキプラカードの青葉と明石。

食いちぎられる提督は明石作。

お願いします。

19: SS好きの名無しさん 2020-04-09 06:18:03 ID: S:AgxG9L

対象:千早
協力者:龍田、大井、千代田
千早が千代田の行きすぎた姉妹愛の相談を天龍と北上にする。
部屋の襖物置に隠れていた龍田大井がたまたま聞いてしまう。
(部屋でイチャイチャしてたら気配がして物置に隠れた)
姉妹愛は変わらない二人は千代田に密告。
提督がドッキリしてると知らされて、千代田が提督に協力を求める。
大井と龍田に千代田が最近千早がそっけないと相談にきていが、急に千早お姉に色目使う提督を消す!と出ていったと千早に言う。
千早が提督室に行くと、倒れて血を流す提督とナイフを持つ千代田の姿。
提督を消す程に愛してると本気でアピールして気を引こうとした。
(青葉は止めたが龍田大井の賛成で実行する羽目に)
ウキウキの千代田に千早のビンタ炸裂。
千代田に奪ったナイフを振り上げたところでネタばらし。
提督が抱き締めて落ち着かせる。
適当になんやかんやあって、千早、天龍、北上の前で千代田、龍田、大井が正座でお説教される。
提督への罰は千早が練習中の料理食べる実験台。

20: K,E 2020-04-09 13:41:39 ID: S:8q08et

また投稿します。

ターゲット:長門、陸奥

内容:提督が長門と陸奥を呼んで外の倉庫の整理をする。
提督は、隣の古い倉庫に入り整理を始める。
長門達も倉庫に入ろうとするが、なぜか開かない。(扉は引き戸)
長門は、陸奥を呼んで二人ががりで開ける。
長門、陸奥「「せーの!」」バン
扉は、開いたが勢い余って開いたためその振動で提督のいた古い倉庫が倒壊し、提督が下敷きになり死亡(フリ)

慌てて助けようとするが、青葉に
青葉「重機がないと無理ですから」
と引き留められる。

自室で呆然としていると、青葉が現れネタばらしをして提督が登場する。
そのまま二人に抱き締められるが、胸に挟まられてしまい、そのまま失神する。

でどうですか?
(建物倒壊の元ネタは、ドリフのハプニング集からです)

21: SS好きの名無しさん 2020-04-10 02:55:40 ID: S:JL9sj8

比叡もう出てますけど単体でドッキリしてほしいです。
鉄板ですけど比叡カレー食べて提督が逝く感じで。
比叡以外の金剛型が協力者だといいな。
比叡の「アレンジ行為をやめさせるためのショック療法ドッキリ」
そんな感じで、ネタ晴らしとか細かいところはお任せします。
あ、でも最後は比叡が笑顔になれるといいな。

22: SS好きの名無しさん 2020-04-10 04:23:39 ID: S:GG5KSS

性的表現タグ発見!リクするしかない。
相手は改二丙で天狗になって性格悪くなってる金剛(即出とは違う個体)。
「触っても良いけどさー!時間と場所をわきまえなよー童貞提督ープークスクス」
「じゃあ俺の初めてをやるよ今夜部屋で待ってる」
「・・・・・・・ファッ?!」
夜戦中に提督が服上タヒする感じで。
夜戦内容とかは任せますが、ちゃんと性行してください。
直ぐにネタばらししないで、何日か金剛が他の艦娘(主にもう一人の金剛とその姉妹)に可哀想になるくらい罵倒や苛められる感じで。
天狗になったのを反省する流れでネタばらし。
ネタばらしでは仲直りしてダブル金剛と提督で夜戦。

23: 嵐山 2020-04-11 01:12:27 ID: S:BXKEZM

SS好きのお二方コメントありがとうございます!、今回は飛龍の話と龍田と大井の話でしたがいかがだったでしょうか?またリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください
K,Eさんコメントありがとうございます!今回は白露型の話と古鷹・加古の話でしたがいかがだったでしょうか?、白露型の話はさすがに10人を動かすのは難しかったので勝手ですが3人に縮小させていただきました、自分の技術不足で要望に答えられずすいません、またリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください

24: 50AEP 2020-04-11 14:33:46 ID: S:swT3bt

面白いのでこちらにもリクエストさせていただきます。

ターゲット:龍驤、黒潮などのツッコミ気質な娘(人選はお任せします)

内容:鈴谷の時にも出てきた作戦失敗の事で悩んで注意力散漫になり、少し前に頭をぶつけた事があると聞かされ、頭をぶつけるくらい落ち込んでいる提督を励ましてほしいと頼まれる。

会話の中で提督が場を和ませるため他愛もない冗談を言い、そこにツッコミ用に持っていたハリセンで頭をはたく。

提督、脳卒中を起こしたようなリアクションで倒れる。

リアクションが大袈裟すぎないかと問いかけられるが、意識がなく慌てて明石を呼ぶ。

意識不明で医療機器につながれる提督。そこで明石に「セカンドインパクト症候群」と聞かされる。

25: 50AEP 2020-04-11 14:46:26 ID: S:PG6979

↑続き
セカンドインパクト症候群:脳震とうを起こしてからそれほど時間が経過しないうちに再び頭部に衝撃を受けると、死亡若しくは重篤な後遺症が残りかねない脳機能障害を引き起こす現象。ボクシングやアメリカンフットボール等接触や頭部負傷の多いスポーツで多発し問題になっている。(自分は専門家ではないので異なる部分があるかもしれませんが、大体こんな感じです。より詳細なことはグーグル先生にお尋ねください。)

ツッコミのつもりでやった事で提督を命にかかわる事態にしてしまい、明石曰く二度と目覚めない可能性もあると聞いて泣き崩れる

ここでネタばらし。何ともない事を知り感極まって提督に抱き着いて大泣き。提督には「これからもみんなを明るくして」と慰められる。

ハッピーエンド、と思いきや一周回って怒り心頭で執務室に突撃。鋼鉄製のハリセンのフルスイングを提督にお見舞い。提督、壁にめり込み大破!(ついでに明石と青葉も)

という感じでいかがでしょうか。長文失礼いたしました。

26: SS好きの名無しさん 2020-04-12 04:48:29 ID: S:RgkeqP

山風&浜波のオドオド弱気コンビ。
二人の引っ込み思案で自信が無い性格を直す目的のドッキリ。
(提督としてはもっと甘えてほしいこのロリコンめ)
二人で協力して何かを達成しないと提督がピンチ。
しかし失敗してしまい提督が空のお星さまに。
もっと普段から自信を持って行動してればこんなことには、これからはもっと強くなろうと決意。

そんな感じで大まかには作者様にお任せします。
最後は二人で提督に強気に大甘えしてくれるといいな。

27: SS好きの名無しさん 2020-04-12 05:52:48 ID: S:tfBxG2

>>22
すいませんもう一つの作品とタグ見間違えました。
性的表現は無しでお願いします。

-: - 2020-04-12 06:15:16 ID: -

このコメントは削除されました

-: - 2020-04-12 06:23:55 ID: -

このコメントは削除されました

30: SS好きの名無しさん 2020-04-12 13:28:38 ID: S:RZnKUt

赤城さんでお願いします!

31: SS好きの名無しさん 2020-04-12 21:04:34 ID: S:fE7lRJ

香取鹿島でお願がいします

32: 嵐山 2020-04-13 00:39:52 ID: S:1dk9Iz

SS好きのお二片コメントありがとうございます、今回比叡と金剛という話でしたが一度かけた艦娘はもうやらないとこちらで決めてるので申し訳ないのですがもう一度違う艦娘でリクエストしてもらえないでしょうか?説明文にこのことを書いておらずお手数をかけたことすいませんでした、他の艦娘でまだででない娘なら執筆できるので今後もリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください

33: 嵐山 2020-04-13 00:46:56 ID: S:DEmIa8

SS 好きのお三方コメントありがとうございます!、今回は千歳の話と初雪、望月の話でしたがいかがだったでしょうか?そして青葉へのドッキリですがこれもまた後々やりたいと思っているので勝手ですが後回しとさせていただきます、すいません、またリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください
K,Eさんコメントありがとうございます!今回は長門と陸奥の話でしたがいかがだったでしょうか?少し要望と違ったような展開になってしまいすいません、またリクエストがあったら是非コメント欄にお書きください

34: SS好きの名無しさん 2020-04-13 01:44:58 ID: S:eT1eEo

霞、叢雲、満潮、曙、全員裏提督LOVE
罵倒に耐えかねて屋上から飛び降り、目の前に落ちるという内容でおねがいします

35: SS好きの名無しさん 2020-04-13 03:33:30 ID: S:QqZORk

>>22
同キャラ駄目ということなので金剛と年の近いガングートに変更してくだい

36: SS好きの名無しさん 2020-04-13 03:36:42 ID: S:bDT3lq

21
比叡→磯風
比叡カレー→秋刀魚
これでお願いします

37: SS好きの名無しさん 2020-04-13 03:49:35 ID: S:caRTAt

朝霜
何時もふざけてギザ歯で甘噛みしてくるのを利用してドッキリ
提督の首筋に甘噛みしようとしてザックリ
出血多量で病院に反応されるも助からず
朝霜は泣きじゃくって霊安室の提督に縋りつくところでネタばらし
抱き寄せて頭ポンポンして落ち着かせる
騙したお詫びに膝枕でお母さんと一緒のように提督が朝霜の歯をブラシで歯磨する

38: SS好きの名無しさん 2020-04-13 19:17:16 ID: S:dM7ZFn

由良さん

妹分な白露春雨村雨達が酷いドッキリを受けたと聞き軽く駄目ですよ?と指摘しようと訪れたら屈強な憲兵さん達が艦娘達を戯れで傷付けたという理由で
提督を処理してる現場を目撃。激怒するでも泣くでも無く魂が
抜け落ちた様に崩れ落ちて呆然としているヤバイ由良さんに慌てて
ネタばらし みたいな

39: SS好きの名無しさん 2020-04-14 04:58:44 ID: S:4PzkEj

武蔵に対して可愛がってる清霜が轟沈するドッキリとかどうですか?
清霜が武蔵に大砲撃つところ見たいねだられて、演習用の弾で的に撃ったら何故か実弾で暴発。
小型クルザーで提督と一緒に見ていた清霜もろとも流れ弾で大爆発、海の藻屑に。
捜索するも提督と清霜は行方不明、生存は絶望的。
ネタバラし後は提督はぶん殴られて、清霜は軽く頬っぺたむにっと摘まれる。
素直にごめんなさいした清霜の頭撫でて、共犯青葉にはアイアクロー(おっぱい)の刑。
こんな感じで。

40: SS好きの名無しさん 2020-04-14 12:39:56 ID: S:4yS-cD

秋津洲。
スカイダイビングしたい提督が二式大艇を借りて空へ行く。

墜落。提督は病院へ搬送されて危ない状態だと聞かされる。

提督。顔に白い布をかぶせて準備万端で待つ。

しかし提督を心配するより二式大艇を心配する秋津洲は工廠に居た。

提督待ち惚け。

後日
二式大艇ちゃん無事でよかったかも!そういえば提督どうしたかも?まっいっかかも!

よろしく。

41: SS好きの名無しさん 2020-04-14 12:53:17 ID: S:cOzIWi

磯波&浦波のカメラ女子コンビ。
青葉が提督アルバム(無許可販売用)の何気ない生活の一コマを隠し撮りしてほしいとお願いする。
借りたカメラで朝、私室の窓を開けて寝間着のまま欠伸する提督を激写。
しかし青葉が間違って貸したカメラは戦闘用の艤装カメラで、レンズから実弾が飛び出すものだった。
提督実弾に倒れて二人は慌てて部屋に行くも、私室は血の海で提督はこと切れていた。
二人とも後悔して抱き合って泣いているところで青葉がネタバラし。
最後はみんなで仲良く記念写真してるといいな。

42: K,E 2020-04-14 13:21:23 ID: S:28H-_b

また提案します。

ターゲット:蒼龍

内容:デートの計画をしている最中に狙撃される

飛龍と被ってしまいますが、自分の大好きな恋愛映画のペアチケットを入手したので提督を誘ってそのままデートしようとウキウキな状態。

執務室に入り、提督にデートに誘う。
提督は、予定表を見てその日は大丈夫だなと笑顔で答える
提督は、窓際に行き
提督「デートの日もこれくらい晴れていたらいいな」
蒼龍「うん!」
バァン!
提督に一発命中
提督は、蒼龍に手を伸ばそうとしたところ、また撃たれて絶命(フリ)

蒼龍は、しばらく発狂する。
青葉がネタばらしに行こうとしたところ、艤装を展開し、いるはずのない敵に攻撃しようとしたところ慌てて提督が止める。

しばらく抱き付いたまま泣き続けて、落ち着いたところ、デートの他に更に要求(作者さんに任せます)を突きつけられる。

でどうですか?
(細か過ぎてすいません。)

43: SS好きの名無しさん 2020-04-14 13:37:50 ID: S:UxSVxz

扶桑姉妹がみたいです。
見てると銃で撃たれたり物理的なのが多いので実は提督が不治の病だった系のドッキリで。

二人が出撃後に提督に報告に行くと、血を吐いているのを目撃して青葉に不治の病で長くないと聞かされてしまう。
日に日に様態が悪くなる提督に焦る二人だが、突然その時は来てしまう。
出撃後の二人の報告を聞いている途中で提督が吐血して倒れて目の前で帰らぬ人に。
扶桑は改二まで大事に育ててくれた提督がまさかそんなと静かに涙する。
山城はそんな提督の前で不幸だと言い続けたことに後悔して、提督を抱き起して、胸に顔を抱いて声を上げて大泣きする。

ネタばらしは山城の胸で窒息しそうになった提督が山城の背中叩いて嘘だと発覚。

扶桑はよかったと抱き着いて戦艦パワーで提督を抱き「絞」めて、山城は顔を真っ赤にして戦艦パワーで提督に照れ隠しの往復ビンタ。

青葉逃げる。

どうですか?

44: SS好きの名無しさん 2020-04-15 04:24:25 ID: S:DmtsLJ

長良&天霧のトレーニングマニアコンビ。
提督をトレーニングにつき合わせる。
長良のランニング(見よこの引き締まったヒップ)からの天霧の腹筋トレ(見よこのしなやかな腹筋)。
疲労困憊の中でベンチプレスをする提督に事故が起きる。
誤って滑り落ち、バーが提督の首に落ちて首の骨が折れる。
二人は責任を感じて・・・。
このような流れで二人がどんな反応になるかはお任せします。
最後は長良と天霧が提督と笑顔でトレーニングしてるといいな。

45: SS好きの名無しさん 2020-04-15 04:35:37 ID: S:yONgfI

ドッキリ相手秋雲。

描いている漫画の締め切りが修羅場で提督にアシスタントを頼む。

徹夜しまくり栄養剤飲みまくりで何とか完成。

提督が眠そうな秋雲に代わって編集社に原稿を届けることに。

しかし提督も疲れで居眠り運転してしまい、崖から転落。海の底へ。

それを聞いた秋雲はハイライトの無くなった目で提督を探しに一人海へ。

真夜中になっても見つからずに泣きながら帰ると、防波堤の上に笑顔の提督が居る。

ドッキリだったと知り、安心と喜びで提督に抱き着いて泣く。

という実体験を元にしたドッキリ系ラブストーリー(オムニバス形式)。オータムクラウド先生最新作が大ヒット映画にもなるよ!

タダでは転ばない秋雲さんということで一つ。

46: SS好きの名無しさん 2020-04-16 03:32:12 ID: S:w86_Uf

不知火の戦艦の眼光で提督心臓麻痺
不知火が勝手な行動で戦闘中に大破したのを咎めていたら
「不知火に落ち度でも」
ギロッと睨んだ瞬間に提督が胸を押さえて倒れる
不知火はびっくりして提督を揺さぶったりほっぺを叩いたりするがもう手遅れ
青葉は不知火には実は深海棲艦を睨みで行動不能にできる能力があったと聞かされる
人間に対して使うと心臓が止まるらしいとも
愕然とする不知火が目が虚ろになって
「こんな目があったから提督が!」
と目に砲身を押し当てたところで提督が慌てて止めて抱きしめて落ち着かせる
落ち着いた不知火が大破(半裸)なのを思い出して提督の股間を蹴り上げるオチで終了
ぬいぬい可愛く書いてください

47: SS好きの名無しさん 2020-04-16 04:12:56 ID: S:HPeI3b

初春。
暴れん〇将軍に影響されて馬を買い(名前は松〇)乗馬を始めた。

演習も出撃もそっちのけで乗馬をする初春。
これはいけない、何とかしないと、よしドッキリだ!。

提督の前で華麗に乗りこなしていたが、急に馬が暴れだして振り落とされそうになる。

馬を止めようとした提督が馬の後ろ脚で蹴られる。

当たり所が悪く提督は息絶える。

初春が巨大な出刃包丁を持ちだして、提督の敵を討つ!馬刺しにしてやる!とか言いながら馬に斬りかかる。

提督が抱きしめても止まりそうにないので、仕方なくビンタで目を覚まさせる(たまにはハードなのもいいかと)。

正気に戻ったところで改めてネタばらし。

初春は反省して乗馬はたしなむ程度になり、ビンタした提督には責任を取ってほしいとケッコン指輪を要求。

馬をどうやって操ったかは明石あたりが馬と話せる翻訳機作ったとかで。

48: SS好きの名無しさん 2020-04-17 03:55:24 ID: S:G5U7Ra

北上。
アレ(回天)は載せないでよね!と言う北上のトラウマを抉るドッキリ。
北上のピンチに戦闘機で駆けつけた提督がそのまま敵に特攻攻撃して戦市。
北上の艦娘としてのトラウマが出て動けないところに再び敵の攻撃。
いつもはうざいと言っている駆逐艦が北上の盾になって轟沈していく。
本当は大切に思っている駆逐艦が次々轟沈しても何もできない。
ここで提督と轟沈したはずの駆逐艦達が出てきてネタばらし。
のはずだったが・・・。
北上はもう誰の声も聞こえないほどトラウマを抉られてしまっていた。
病室のベットでやせ細り声も出せないほど憔悴しきる。

北上に縋って泣く大井、それを慰める龍田。
後悔のどん底に落ちる仕掛け人の駆逐艦達。
青葉と明石、提督も失意のどん底に落ちる。


「私を騙そうなんて100年早いよね~ね~大井っち?」
「ぎだがみざ~ん!よがっだ~!」

という北上の突発逆ドッキリだったのさ。

49: SS好きの名無しさん 2020-04-17 04:06:13 ID: S:IBrc1s

隼鷹、ポーラ、那智、伊14、言わずもがな酔っ払い四天王
提督を無理やり巻き込んで朝まで飲んで飲ませて、朝起きたら提督が急性アルコール中毒で冷たくなっているという設定でお願いします
他にも飲む艦娘いると思うので作者のこいつも入れたいという娘も入れてください

50: SS好きの名無しさん 2020-04-18 04:59:51 ID: S:P4R-Sa

那珂ちゃん&舞風のダンスコンビ。
アイドル那珂ちゃんはダンスのレッスンを毎日している。
舞風も躍るのが好きなので付き合っている。
提督が二人の練習を見ようと、鎮守府にある那珂ちゃん専用のライブステージを訪れる。
那珂ちゃんと舞風が笑顔で提督に駆け寄るが、床を見るとポップアップ用の蓋が空いていた。
提督が二人が落ちる前に突き飛ばして、代わりに穴に転落して還らぬ人に。
那珂ちゃんはアイドル止めると泣きわめき、舞風は放心。
提督、青葉、明石がポップアップで飛び出し、ネタばらしライブ開演。
最後は那珂ちゃんも舞風も楽しいダンスしてるといいな。

51: SS好きの名無しさん 2020-04-21 04:10:40 ID: S:QD764e

神風
明石が体に張り付く深海棲艦ラヴァスーツを作る。

神風を演習中に事故に見せかけて眠らせて駆逐古鬼のラヴァスーツを着せる。

目が覚めた神風は牢屋の中、話し方もスーツの機能で片言になり、置いてあった鏡を見て大混乱する。

青葉に事故で轟沈して古鬼になってしまった。明日処分されると告げられる。

私は敵じゃないと提督に言うために脱走。
提督に会うが、スーツは明石のリモコンで操作され、提督の首を絞めてしまう。

提督が倒れるのを見て、放心して息をしてないのを確認。
泣き叫んで提督に覆いかぶさりながら気絶。

目が覚めると元の体に戻っていた。夢だと安心する。
しかし体が元に戻っただけで夢ではなく、提督は助からなかったと聞かされる二重ドッキリ。

52: SS好きの名無しさん 2020-04-21 04:37:22 ID: S:K4RbdX

雷 夕雲 浦風

雷ママ←提督の仕事全部やってしまう
夕雲ママ←提督に膝枕したりして徹底的に甘やかす
浦風ママ←提督をとにかく褒めまくる

ママ四天王最後の一人の霞ママが提督の為にならないからとドッキリを提案
提督が仕事を全部艦娘にやらせて、無理やり膝枕させてセクハラ、褒めないと虐待してくると大本営に間違って伝わり、責任を取らされて処刑される
雷ママ←私が仕事をやり過ぎたせいで提督が(天井からぶら下げた縄に首を掛ける
夕雲ママ←甘やかしすぎたせいで提督が(手首に剃刀
浦風ママ←褒めすぎたせいで提督が(3階の提督室の窓に足を掛ける
提督が大慌てで宙ぶらりんになった雷のロープを手刀で斬り、夕雲から剃刀を取り上げて高速頭なでなでで落とし、浦風のスカートの淵を引っぱって部屋の中に引きずり込む(スカート破れて丸見え
ここまで1秒
ネタばらしで終了、全員そこそに甘やかすようになりましたとさ

53: SS好きの名無しさん 2020-04-21 07:38:09 ID: S:a1nMj1

初めまして。いつもss拝見させてもらってます。
軽空母瑞鳳を希望してもよろしいでしょうか?
瑞鳳の前で青葉が司令官を刺し殺す(メンヘラか大本営からの刺客)

激情した瑞鳳がどんな行動をとるか、みたいなのを見てみたいです

54: SS好きの名無しさん 2020-04-22 01:32:30 ID: S:czwFNq

ローマお願いします。
提督が雪だるまの中で氷付けになっている感じで。
ローマの雪だるまで疑われるとかで。

55: SS好きの名無しさん 2020-04-22 03:42:35 ID: S:DxyBX9

天城が改装でエッチな格好になって提督がびっくりして心臓発作

56: SS好きの名無しさん 2020-04-22 03:52:43 ID: S:Bh345B

サラトガ
提督が何気なくサラトガを夜戦(意味深)に誘う
サラトガは気が付いてい凄くうれしいけど、すぐに食いついては安い女と思われるので何日かかわす
提督が我慢できずに夜の街へ繰り出し、そこで行為中に服上司する
サラトガは自分がさせてあげればと後悔して泣いたところでネタばらし
サラトガの提督へのお詫びは要求は勿論夜戦(意味深)
夜戦意味深はキングクリムゾンで大丈夫です

57: SS好きの名無しさん 2020-04-22 04:09:07 ID: S:c9jfOn

卯月お願いします。
悪戯ばかりだから、たまには良いことしようと思ったうーちゃん。
スーパームーンだから月見しようと提督を誘う。
手作りの月見団子を提督に勧める。
間もなく提督が団子を喉に詰まらせて・・・・・・。
みたいな、いつものお返しドッキリお願いします。

-: - 2020-04-23 13:24:11 ID: -

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59: SS好きの名無しさん 2020-04-26 05:11:53 ID: S:RwlRYG

何時も笑顔過ぎる雪風を泣かすドッキリ
雪風が幸運効果で危険を避けると代わりに提督が不幸になる
何度かそれが重なって雪風はかつて自分が死神と呼ばれていたのを気にし始める
提督が演習を見ていると、ついに雪風に放たれた弾が流れて提督に着弾
吹き飛ばされた提督は無傷で、雪風がほっとしたのもつかの間、提督のズボン真っ赤な血で染まっていた
倒れてた提督を明石が治療するも助からなかった
雪風が理由を聞くと明石は静かに言った
「提督は持病のイボ痔爆発して亡くなられました」
と・・・
雪風が泣くか笑うかを見るドッキリだったのさ!
個人的には大笑いしてほしいけど作者さんにお任せします

60: SS好きの名無しさん 2020-04-26 05:19:54 ID: S:eZajCN

大鳳がおならしたら提督がタバコ吸うところで引火して提督室が大爆発大炎上。
大鳳は爆発の衝撃で窓ガラス突き破って外に放り出されて助かったが、提督は丸焦げになってしまった。
みたいなのをお願いします。

61: SS好きの名無しさん 2020-04-26 05:34:15 ID: S:iboEJx

ターゲット五月雨。
希望シチュは提督と街へ買い出しに行ったら、ドジで転んだ五月雨が車に轢かれそうなったのを助けて、提督が轢かれてしまいます。
更にその時は頭を強く打ったが助かり、後でお茶汲みをしていた五月雨が転んで飛んだ湯飲みが、提督の頭に当たって死んだフリをする。
五月雨が提督の前でペタン座りして俯いて泣く、訳ではなく天井を見上げて何かヤバイ目付きてブツブツ言い初めて、発狂して叫び出したとこでネタばらし。

62: SS好きの名無しさん 2020-04-27 12:16:08 ID: S:DN_XIc

夕立と時雨をお願いします
夕立は突撃抱き着きで提督にダメージを与えるのを止めさせるため
時雨は何時も一歩引いている夕立を羨ましそうに見ているので甘えさせるため
夕立が提督に飛びつこうとしたら、バランスを崩して提督の隣に居た時雨を突き飛ばし、階段から落ちそうになった時雨を庇って、提督が階段から転がり落ちるシチュを希望します
ドッキリ後、夕立は飛びつかずにくっ付くようになり、提督が居なくなりそうで怖かった時雨は、この先何があるか分からないから無意識に提督にソフトタッチするようになる

63: SS好きの名無しさん 2020-04-27 12:43:49 ID: S:Mhlw7Z

ドッキリ以降、千代田の前より酷いスキンシップに怒った千歳の逆襲ドッキリ。
他に好きな人が出来ればスキンシップも減るはず。

提督に千代田が好きだと思わせるような行動を繰り返し取らせる。

千歳が明石の用意した薬で異性を見るとドキドキする薬を千代田に定期的に飲ませる。

千代田は提督を意識し始めて、提督が好きになったと勘違いする。

千歳へのスキンシップが減り、もうドッキリ中止でいいのでは?

ネタばらしは必要と(提督を好きだと勘違いしたままでは困る)千歳が提督に続けさせる。

提督がプロポーズしたところで、嫉妬に狂った(半分本気)千歳の艦載機の攻撃で提督が目の前で倒れる。

提督を愛してる千歳がと混乱する千代田だが、千歳も千代田の激しいスキンシップで依存症になっていたと言われて愕然とする。
今まで私はなんて事をしていたのかと自覚させたところでネタばらし。

千代田のスキンシップは普通の仲良し姉妹くらいのものに減った。
しかし、薬の効果が切れても提督を見る千代田の視線に熱が。
千歳はまた頭が痛くなるというENDでおねがいします。

64: SS好きの名無しさん 2020-04-28 02:49:09 ID: S:0olxPb

祥鳳が着物をしっかり着ていて認識できなかった提督が、不審者と間違えて銃で撃ったら暴発して、頭吹き飛ぶドッキリをお願いします。

65: SS好きの名無しさん 2020-04-28 03:01:26 ID: S:Ta3IdC

ターゲット涼風。

提督の背中を流してやると涼風が私室の風呂に乱入(バスタオル装備)。

江戸っ子涼風は熱い風呂にしか入らない!ぬるま湯なんて入ってんじねぇ!。湯加減をめちゃくちゃ熱くする。

茹蛸のようになった提督が脱衣所に入ると、提督がヒートショッックで意識を失う(ここで提督人形にすり替え)。

後から外に出て心臓が動かずに息をしてない提督人形に涼風が泣きながら人工呼吸。

わんわん人形にすがって泣き謝る涼風の後ろから本物の提督が声を掛けてネタばらし。

涼風泣きながら提督に抱き着く。もちろん素っ裸。

提督がしどろもどろで注意すると、涼風は可愛い悲鳴を上げて体を抱きながらしゃがみ込む。

青葉のシャッター音が響いて終了。アオバワレェ!。

66: SS好きの名無しさん 2020-04-28 03:21:41 ID: S:BnqVpU

執務室に演習の結果報告に行くと、倒れている提督の足が机越しに見える。
何事かと机の裏に回ると、そこには首から上がない提督が横たわっていた。
腰を抜かし、尻もちを付いて口をパクパクさせていると、後ろから声を掛けられる。
その声の主は妙高だった。
提督が大変だと伝えるが、妙高の様子がおかしいことに気が付く。

ポタ・・・ポタ・・・。

地面に液体の落ちる音。
息を飲みながら妙高の右手、音がする方へ目を向ける。
それは提督の頭部から流れ落ちる血の音だった。

「いやぁあああああああああああああああああああああ!」

そこで意識はブラックアウトして、次の瞬間布団から飛び起きていた。
よかった夢だったんだ。安心してほっとしていると・・・。

ポタ・・・ポタ・・・。

震えながら音がする方へ顔を向けるとそこには・・・。

「お前にとって俺は何人目の提督だ?」

宙に浮かぶ首だけの提督は・・・そう言って不気味に笑った。

協力妙高。特殊効果明石。脚本青葉。被害者初風。

というホラー系ドッキリでお願いします。

67: ただの匿名ですよ(* 'ᵕ' ) 2020-04-29 05:50:14 ID: S:8Vhb1M

ターゲット 暁 卯月


遠征から帰ってきた時に報告書を提出する際に提督が明石が作った「成長促進銃」があると見せてくる暁は「1人前のレディになりたい」と使わせてコール卯月はそれを使ってイタズラしようと考える。そして報告書を受け取った提督がその報告書に目を通してるときに卯月がコソッとその銃を取り提督に発砲し提督は寿命10秒前の体になり死んだ。それを見た暁はとにかく泣き喚き卯月は目をウルウルさせながら「ドッキリって言ってっぴょん!」と言って提督を揺さぶる。そして明石がまだ調整が必要だと言って執務室にはいって自我を失い暴れて青葉が止めに入って提督はすぐに明石をハグして止めて2人もハグして落ち着かせる。



こんな感じのを作ってほしいです

68: SS好きの名無しさん 2020-04-30 01:53:03 ID: S:J5WJI5

先に卯月リクあるけど主が好きなシチュ選ぶのかな?
自分もターゲット暁
暁が一人前のレディになるために、ブラックコーヒーを飲む練習をしているのを知った提督が、暁をまだまだお子様だとからかいながら、暁が飲むのを躊躇っていたコーヒーを提督が飲むと急に苦しみながら倒れる。提督を暗殺するためにコーヒーの粉に毒が入っていた。後悔した暁は提督を救うために明石が作ったタイムマシンペンダント(大嘘)で過去に戻って提督を救おうとするが、何でやっても提督があらゆる方法で同じ時間に暗殺されてしまう(銃殺、絞殺、轢き逃げ、水死等々)そこに犯人が現れて「貴女に提督は救えないわ。だって私は貴女だもの」青葉が大人になった暁の姿で現れる。大まかにはこんな感じで、ネタばらしなどはお任せします。即出で暁ダメなら似たような属性の如月で似たシチュでお願いします。

69: SS好きの名無しさん 2020-04-30 02:36:10 ID: S:FjTBdC

漣が悪戯で落とし穴にはまって艦娘達が迷惑している。

提督を落とし穴にはめようとそそのかす。

浜辺に落とし穴をつくって提督をスイカ割りに誘う。

目隠しした提督をスイカではなく穴へ誘導。

提督派手に落ちて漣がドッキリパネルを持って穴を覗くと、手に持っていた木刀が胸に突き刺さった提督を見る。

まだ息がある提督の助けを呼ぶ声に、助けようとすると、穴が崩れて提督が生き埋めになる。

必死で素手で砂を掘り起こすが、一人では無理。

砂浜で泣きながらうずくまって謝ったところで、後ろから無事な姿の提督が現れてネタばらし。

やり過ぎたお詫びに、漣は提督に執事姿でお嬢様呼びしてもらい、一日執事をしてもらって終わり。

お願いします。

70: SS好きの名無しさん 2020-04-30 02:40:47 ID: S:vOgyMj

朧リクエスト
朧が飼っている蟹が明石発明のビックリライトで巨大になって提督を挟んでちぎる的なものが見たい

71: SS好きの名無しさん 2020-04-30 02:56:56 ID: S:RCtjFn

響にトロッコ問題ドッキリ。
二つのレールの先に片方は提督、もう片方は暁電雷を縛って、喋れないようにして座らせる。
響に目の前の切り替えを倒せば提督は助かるが、暁達が轢かれると迫って選択させる。
選べない響が泣きながら苦悩している間に、提督がトロッコに轢かれる。
暁達に私達は艦娘だから平気だったのに、と責められて土下座して泣き謝る。
許すから顔を挙げてと言われて、見ると笑顔の提督が立っていて、飛び付いて顔を胸にグリグリさせながら泣く。
昼にはそっぽ向いてる響と、デザートのプリンを差し出して謝る暁達、響を膝に座らせてプリンをアーンして、ご機嫌をとる提督の姿が見られたそうな。

こんな感じでどうですか?

72: SS好きの名無しさん 2020-04-30 03:40:46 ID: S:spjcnr

翔鶴。
指導役の赤城が翔鶴に自信をつけて貰うためにドッキリ。
(本当は自分だけドッキリにされた八つ当たり)
内容は加賀の丸パクり、提督か私か選んでと提督に弓を引いてい翔鶴に選ばせる。
(翔鶴が赤城と提督を同じくらい好きで、赤城が翔鶴を愛してないと成立しないのを気がついてない)
なんやかんやで赤城が提督を射ぬいて、自分も喉を矢で突いて自決・・・・する前に翔鶴が手を取って止める。
見ると翔鶴が熱い眼差しを赤城に送っていた。
赤城は背中に冷たいものを感じで、これは貞操の危機と思った瞬間、押し倒される。
提督を殺すほど愛されてたと勘違いした翔鶴は、赤城にガチ惚れしてしまった。

キンクリ!

提督室の扉が開くとキラキラした二人が出てくる。
(何故か二人とも改2で赤城の腕に翔鶴が両手を絡ませてる)

扉バタン。死んだふりの提督を部屋に残して去る。

鎮守府に新たなカップルが誕生日しまさしたとさ!まる

73: SS好きの名無しさん 2020-05-01 02:39:43 ID: S:zIqSBB

三隈&熊野のなんちゃってお嬢様コンビ。
暁に間違ったお嬢様知識を植え付けるのでお仕置きドッキリ。
青葉が偽のお嬢様雑誌を二人に見せる。
ストンメと言う錠剤型のお菓子とラーコと言う炭酸を一緒に食べるのが今のお嬢様のトレンドと書いてある。
暁がそれを聞いて提督と一緒に食べる。
しばらくしてストンメとラーコが胃で化学反応を起こして二人の口から炭酸が噴き出て窒息しそうになる。
三隈と熊野は大慌てで吐き出させようするが間に合わない。
青葉がそれを目撃して二人を椅子に縛り付けて二人と同じ目に遭わせてやると二人に化学反応が起きない二つを食べさせる。
二人とも顔を真っ青にして泣きながら命乞いするが何ともない。
不思議そうにしていると窒息したはずの二人が起き上がってネタばらし。

最後は金剛達に紅茶の作法を習って、皆仲良くお茶会とかしてるといいな。


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1: 多聞丸 2020-04-05 12:52:25 ID: S:Ui2clK

頑張って下さい!

2: SS好きの名無しさん 2020-05-05 14:25:24 ID: S:oib2Ru

いつも楽しみにしています


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