みんなのコレクション〔三笠編〕
新シリーズ「みんなのコレクション」です。
KAN-SEN達が様々なコレクションをしているという設定です。
第1回目は三笠です。
午前10時 母港重桜寮
三笠は座りながらなにやらやっていた。
辺り一面にはプラスチックの様な物が。
三笠はどうもプラモデルを組み立てているようだ。
三笠「よし、これで完成だ!我ながらいい出来だぞ。」
三笠の別室にて
別室には三笠が今まで組み立てたプラモデルがところ狭しと並んでいる。
大きい物から小さい物までおおよそ300くらいはあるようだ。
三笠は完成したプラモデルをショーケースに飾る。
三笠「よし、これでオッケーだ。」
しばらくすると
指揮官とフッドとエンタープライズ(以下、エンプラ)とジャベリンと綾波がやって来た。
綾波「三笠大先輩、お邪魔するです。」
フッド エンプラ ジャベリン「お邪魔します!」
指揮官「ここが三笠のコレクションルームか。プラモデルがところ狭しと並んでいるなー」
エンプラ「すべて三笠が組み立てたのか?」
三笠「もちろんだ。塗装も全て自分でやったぞ。」
みんな揃ってコレクションをみていた。
エンプラ「ヨークタウンと、私のもあるぞ。」
三笠「喜んでくれて何よりだ。作ったかいがあった。」
フッド「私のもございますわ。よく精巧に作られていますわ。」
三笠「プラモデルは何よりも精巧故に、脳と集中力を鍛えるのに最適だからな。」
指揮官「なるほどな。三笠らしいではないか。そうだ、三笠の自慢のコレクションの中からいくつか紹介してくれないか?」
三笠「いいだろう。うむ…まずはこれだ!」
綾波「三笠大先輩ですか?」
三笠「そうだ。他より少し大きいので
完成に大体2ヶ月くらいかかった。」
ジャベリン「2ヶ月もですか!?すごいです!」
三笠「あとはこれかな。フッド、この三つが分かるか?」
フッド「何でございましょう?同じように見えますけど…もしかして…」
三笠「そう、左からイラストリアス、ヴィクトリアス、フォーミダブルだぞ。」
フッド「まぁ、あの三姉妹ですか。これまた精巧ですわね。やはり私にはとても真似できませんわ。」
三笠「あとはこれもだな。」
綾波 ジャベリン「これって…」
三笠「右からジャベリン、ラフィー、Z23、そして綾波だ。」
綾波「写真撮っていいです?」
綾波はスマホを取り出すと、ジャベリンと一緒にショーケースをバックに写真を撮った。
指揮官「これは…サディアの?」
三笠「それは、リットリオだ。そのとなりにあるのが、ジュリオ・チェザーレだ。」
ジャベリン「これは、北方の?」
三笠「それがタシュケント、右にあるのがガングートだ。」
三笠「そうだ、今日出来立ての物を飾ったぞ。これだ。」
エンプラ「これってまさか、イントレピッド?」
三笠「その通りだ。」
エンプラ「私の勲章に勝る素晴らしいコレクションだな。私も恐れ入ったぞ。」
三笠「ははっ…そうかい。」
みんなは三笠のコレクションに見とれていた。
しばらくたって
指揮官 フッド エンプラ ジャベリン
「お邪魔しました。」
三笠「またいつでも見に来るといい。」
みんなは揃って三笠のコレクションルームを後にした。
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