逃亡提督外伝…赤の六文銭
逃亡提督の26年前の話です。まだ提督が産まれてない頃の話で、真田幸家(幸光の父)とその仲間達の物語です。
本当は飛鳥の如くと言うタイトルですが変えました。僕の高一の夏休み、読書感想文の余った原稿用紙からずっと書いていた物語です。今でも原稿用紙が500枚ぐらい取ってありますが…。
ープロローグー
それは夏の雨が降る日だった。五月雨が降ったりやんだりしてる。いわゆる夕立ってやつだ。俺はいつも通り廊下を歩いていた。近年、深海棲艦は驚異を増してきている。日本のあちこちに現れては少なからず被害を出している。日に日に死者は増え続けている。大体どの時代も1番苦労するのはこういう弱者達である。踏みつけられ、奪われ…そして殺される…。我が真田家も時代の波に翻弄され続けていたからよくわかる。
真田家、信州の豪族の出である。大国、徳川家に刃向かいながら幕末まで生き残った一族である。
これは逃亡提督の主人公、真田幸光の父、幸家の物語である。
ー第一章、着任ー
窓ガラスは雨粒で濡れ、バチバチと音を立てている。突き当たりの部屋に入った。
?「遅かったな」
幸家「すまん、待たせたか?」
?「五分くらいな」
こいつは黒田信親。俺の幼なじみだ。小さい頃から一緒に育ってきた竹馬の友である。
信親「それより聞いたか?ここに呼ばれた理由?」
幸家「いや、知らん」
?「俺も知らんな」
その隣にいるのは南部影綱。こちらも幼なじみである。俺たち3人は小さい頃からずっと行動を共に続けてきた。
影綱「…任務か何かか?」
幸家「…知らん」
ギィィ!
元帥「待たせたか?」
幸家「いえ!先程来たばかりです!」
元帥「そうか、では座りたまえ」
スッ…
影綱「で…今回の任務とは?」
元帥「まあ、まて、お前たちに紹介したいもの達がいる、入れ」
ギィィ!
?「失礼します」
?2「失礼します」
?3「失礼します」
?4「失礼します」
?5「失礼します」
信親「あ…あの…この子達は?」
元帥「…君たち…鎮守府の提督になって支えてくれないか?」
?「分かりました」
元帥「では…自己紹介を頼む」
吹雪「はじめまして、特型駆逐艦1番艦の吹雪です。よろしくお願いします」
叢雲「同じく特型駆逐艦5番艦の叢雲よ」
大淀「初めまして、大淀型軽巡洋艦、大淀です」
明石「連合艦隊所属、工作艦明石です。第一線での艦娘をサポートしますね!」
?5「私は…」
※安価を取ります。
もう1人の艦娘は?>>1
(日本艦でお願いします)
コメントが書かれ次第更新します。
深海棲艦…まだあまり強力なものは見えず、今はイ級やタ級がうようよいる。姫やレ級は確認されてない。
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