2020-08-14 01:56:19 更新

概要

変わり者の提督です。


前書き

海斗の過去が少し過去編で判明。
しかし、依然として瀬戸海戦は不利の状態、安田は海斗に作戦立案を頼むが?


          瀬戸奪還



安田「海斗さん!」



海斗「・・・・(もう、二度と作戦を考えたく無かったが。仕方がない)」



海斗「お前はバカか」



安田「え?」



海斗「お前は重要なことを見逃しているんだ」



安田「なんなんですか?」



海斗「何故奴等は瀬戸内海にこれ程の戦力を集める。確かにここを奪還されれば四国への渡航が出来てしまい我々が有利になる。だが、瀬戸内海は二ヵ所出入り口があるんだ。それなら、日本軍の戦力が多い近畿方面より戦力が少ない九州方面の方が維持しやすいことを」



安田「それがどうしたんですか!」



海斗「それはな」



海斗「奴等にとって艦娘は優先的に排除しないといけないという事だ。だから、武級と智級がいる。なら艦娘を分散させろ。武級と智級を別れさせるんだ。あの二隻の厄介なのは連携だ。なら、それを使えなくすればいい」



安田「つまり!大本営艦隊は武級を、我々で智級をやれば」



海斗「そうだ。武級は力こそあるがその分知力がない。そして、智級は天才的な頭脳はあるがその分力がない。二隻はお互いに欠けている能力を互いに分担している」



安田「だから、分散されればあの二隻は弱体化する!」



海斗「そうだ」



安田「ありがとうございます!早速、大本営艦隊に伝えてきます!」



海斗「あぁ。(これで無理なら勝率0だな)」



長門サイド



長門「もう、無理だ」大破



天龍「諦めんじゃねぇ!」大破



加賀「・・・・(もう、無理みたいね)」大破



武級「ヨワカッタナァ~」



智級「リョウカイ。ワカリマシタ」



武級「ドウシタ?チキュウ」



智級「ブキュウ。ベツノカンタイガイルミタイ。ダカラ、イマカライッテクルネ」



武級「ワカッタワ」



智級「ミンナ!イクワヨ」



戦場情報(主力)

深海棲艦

武級

智級 離脱 九州方面へ


日本軍

近畿方面艦隊

隻数 84隻  安国7 堺24 

撤退数 58隻

轟沈数 0隻(安国0 堺0) 


現存戦力

安国鎮守府

7隻(気絶4)増援無し=継続可能 3隻

戦艦2 航空母艦2 重巡洋艦0 軽巡洋艦2  駆逐艦1

堺鎮守府

24隻(気絶7)増援無し=継続可能 17隻

戦艦3 航空母艦3 重巡洋艦5 軽巡洋艦4 駆逐艦9


九州方面艦隊

隻数 150隻 大本営150

撤退数 0隻

轟沈数 76隻

戦艦7 航空母艦15 重巡洋艦15 軽巡洋艦9 駆逐艦30


現存戦力

大本営

74隻10

戦艦12 航空母艦11 重巡洋艦11

軽巡洋艦30 駆逐艦0


(近畿・九州方面)潜水艦は全艦撤退済み



海斗サイド



海斗「・・・・(安田、お前はどっちの味方だ)」ギロ



安田「・・・・(海斗さん。あなたの時代は終わるんですよ。秋葉元帥の手によってね。まぁ、私は海斗さんの味方とは言えませんがね)」ニコッ



モブ憲兵1「・・・・(あの二人怖えぇ)(涙)」



モブ憲兵2「お二人方に大本営より伝令です!」ビシッ



海斗「・・・・」



安田「なんですか?」



モブ憲兵2「はっ!大本営から今作戦は成功。直ちに撤収せよとのこと。」



海斗「は?まだあの二隻は沈めてないだろ」



安田「その二隻が瀬戸を放棄したのですか?」



モブ憲兵2「はい!そのようです」



安田「分かりました」



モブ憲兵2「失礼しました!」ビシッ



海斗「・・・・(あいつら、無事だと良いが)」



長門サイド



長門「どういうことだ?」



加賀「どうやら、撤退していくようね」



天龍「助かったぜ」



海斗〔お前ら、撤退しろ〕



天龍「は?何でなんだよ」



海斗〔敵は瀬戸を放棄した。今作戦は成功だ〕



天龍「・・・・。分かった」



長門「くっ。やっと終わったのか」



加賀「長かったわね」



赤城「う~ん。間宮さん、まだ足りませんよ~」



天龍「な!赤城、目ぇ覚めたんじゃねえか!」



赤城「うあ?ここはどこですか?」



加賀「赤城さん。ここは瀬戸内海ですよ」



赤城「あぁ。そうでしたね」



長門「まぁ。終わったのだ、帰ろうではないか!」



天龍「うるせぇぞ!長門」



こうして、今回の大規模作戦は終わった。我らの勝利で終わったのだ。しかし、またどこで奴等が攻勢をかけてくるか分からない。



海斗サイド



海斗「安田、てめぇはどっちだ」



安田「海斗さん。そんなこと我々提督に聞くことではありませんよ。いえ、あなたはこう呼ばれた方が良かったですか?【西国の死神】さん」



海斗「お前がどっちの奴か分かった。お前は○○の派閥だな」



安田「どうしてそう思うのですか?」



海斗「さぁな。てめぇも分かってんだろ」



安田「次、会うときが楽しみですね」ニコッ



海斗「あぁ。次会うときは味方だと良いがな」



作戦終了から1ヶ月



コンコン



海斗「入れ」



一宮「海斗、例の奴等が動き始めた」



海斗「そうか。引き続き警戒しとけ」



一宮「あぁ。分かった。それはそうと海斗、加賀と赤城が探してたぞ?」



海斗「あ?あいつらが俺を探してたぁ。しょうがねぇな」ガタッ



一宮「多分だが裏庭にいると思うぞ」



海斗「分かってる。あいつらのことなんざ」



その頃、人間派、兵器派、艦娘派の派閥とは別の新たな派閥が生まれようとしていた。



「おい!さっさと歩け!」



??「嫌だよ~(涙)」ヒクッヒクッ



「いいから中に入れ!」バシン



??「嫌、近づかないで。嫌だよ~~(涙)」



「駄目だ!お客さんに失礼だろ」



「いやーーーー(涙)」



海斗サイド



海斗「赤城、なんで呼んだ」



赤城「あなたに伝えたいことがあります」



海斗「は?」



赤城「どうか、加賀さん達を許してあげてください!加賀さん達は悪くなりません!」土下座



海斗「どういうことだ」



赤城「加賀さん達は自分自身を守ろうとしていただけです。ですからどうか、解体だけは」



海斗「赤城。いつ、俺がお前達を解体すると言った?お前達があいつにどんな扱いをされたか俺には分からない。だがな、赤城。仲間が居なくなるのはよく分かる。大事なのはこれからだ、赤城。これから、俺と一宮と仲良くしてくれるか?」



赤城「はい!(涙)」



海斗「ありがとう」ニコッ



赤城「・・・・♥️」ドキッ



鎮守府2階



一宮「海斗、成長したな。昔のお前だったら、間違いなく殺してた。(涙)」



加賀「・・・・」



一宮「加賀さん。どうか、海斗のことを見直してやって下さい。あいつは他の提督とは違いますが本当は優しい奴なんです。お願いしますね」ニコッ



加賀「はい。(赤城さんのあんな表情久しぶりに見ました。)」



海斗「赤城。食堂行くか?」



赤城「はい!もちろん提督奢って下さいますよね?」ニコッ



海斗「今回だけだぞ」



赤城「やったー♥️」



秋葉サイド



秋葉「海斗よ、今回は見逃してやる。だが、次はこうはいかないぞ!」



??「ふ~ん。海斗って人大変そうだねぇ。ね、大井っち?」



大井「えぇ、北上さん。まぁ、私たちには関係無いですけどね」



北上「そうだねぇ。大井っち」



??海域



??「皆、ごめんなさい(涙)」ザパーン



??級「もっとだ!もっと血を浴びないと!」



??級「あらら、一匹逃がしちゃった。まぁ、いっか。どうせ、いつか殺すんだし」ニコッ




後書き

どうだったでしょうか?
安田とか久しぶり過ぎますよね?ちなみに、安田は今後重要な立場になるのでお見知りおきを。


(小話)
今回の話は本来2話に分けようかと思いました。しかし、学生等によりアイデアが考えにくい立場にあるためなかなか投稿できません。ですが、できる限りの努力をして早めに投稿をいましますので今後ともよろしくお願いいたします。





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