暗殺者の提督3 ゲリラの正体
暗殺者の提督は基本艦娘は出てきません
ほとんど元帥・ゲリラ・ブラック提督等人間が出てきます。
元帥からターゲットが行方不明になったと聞いた二人。
向かった鎮守府は誰もおらず手がかりはないと思われたがそこにあったのは!
4月、春は出会いと別れの季節
しかしある組織では絶え間なく人が別れをつぐ。
◯◯鎮守府
一宮「おい。そっちに何かあったか?」
海斗「いや。」
一宮「そうか。ん?これは・・・」
落ちていた紙を見ると・・・
それには驚くことが書かれていた。
─────────────────────────
◯◯◯◯年 4月◯日 ◯曜日
◯◯◯帝国 海軍施設襲撃計画書
深夜1時、ゲリラと共に海軍施設を襲撃。
責任を現元帥に背負わせて退職させ、海軍内の協力者に元帥になってもらい我らが祖国に革命をおこす。
なお、海軍内の協力者の殺害は許可しない。
祖国革命軍 総指揮官 八雲 ◯◯
協力者名 ◯◯ ◯◯ 聖夜 ◯◯以上
四名の安全を確保せよ。
─────────────────────────
なんとそこに書かれていた名前は海斗が今まで暗殺した者の名があり、ターゲットはすべて革命軍に協力していた者だった。
一宮「つまり俺たちが殺した者は内通者だったのか。」
海斗「おい。これ見ろ。」
─────────────────────────
海軍施設襲撃計画書 内通者発覚時の対応
内通者が海軍により発覚した場合身元を確保し◯◯諸島へ向かえ。のちに、回収部隊が向かい合流後◯◯国、
首都◯◯へ向かえ。
─────────────────────────
そう。つまりターゲットはここの近くにはもういないことを示していた。
一宮「しまった。遅かったか。」
海斗「いや。ここへ向かう。」
一宮「しかし、俺たちだけでは無理じゃないか?」
海斗「元帥。」
一宮「そうか!元帥に緊急任務を発令してもらって!」
海斗「早くしろ。」
一宮「ああ。わかった。」プルルル プルルル
元帥 ガチャ「はい?なんの用じゃ。」
一宮「元帥様!早く◯◯諸島へ援軍を!」
元帥「どうしたんじゃ!落ち着け。」
一宮「安藤は国外へ逃げる気だ!早く革命軍回収部隊と合流する前に確保しなければ海軍施設が襲撃される!」
元帥「しかし、それは本当なのか?それこそ罠じゃ?」
一宮「ですが!一刻も早くしなければ手遅れに!」
元帥「しかしの~。いくらわしかて本当か分からぬことに巻き込むのはできんのじゃ。」
一宮「しかし!それでは間に合いません!」
元帥「もういいかの。わしは忙しいのじゃ。」
一宮「待ってください!」ガチャ ツーツー・・・
海斗「どうだ?」
一宮「ダメだった。でも今からじゃ・・・」
一方その頃◯◯諸島
安藤「しかし奴等は追ってこないのか?」
ゲリラ(以降革命兵A)
「安心しろ。奴等は来ない。しかし何でお前しか居ないんだ!あと3人いただろ!」
安藤「わからん。連絡がいつからか繋がらんのだ。」
革命兵A「そうか。それよりはそれはなんだ?」
安藤「これか?これはな!俺のコレクションだよ。」
革命兵A「ほう。見せてくれるか?」
安藤「ああ。いいぞ!」 パカッ
┌─┐
┌─────────┐
│ 首 首 首 首 │
└─────────┘
ケースの中には4つの首が入っていた。
1つはウジ虫が湧いており誰か解らず
1つは腐敗しており一部白骨化している
1つはミイラになっており別の怖さがある
1つは腐っておらず生きているかのようだ
革命兵A「これは・・・」
安藤「今までこの俺に歯向かってきた憲兵の首だよ。」
革命兵A「何でこんなものを?」
安藤「腹が立つじゃないか!これを忘れなければ俺は何でも出来るんだ!君もわかるだろ?」
革命兵A「いや。わからん。だが少し怖いな。」
安藤「そうか?まぁ良いか。それより迎えはまだか!」
革命兵B「こちら回収部隊。応答せよ。」
革命兵A「こちらはターゲットを無事保護した。」
革命兵B「了解。」
革命兵C「早く乗れ。それより残りの3人は?」
革命兵A「おそらく死んだか逮捕されたかだ。」
革命兵B「計画がバレていないとなれば殺されたか。」
革命兵A「そうだと思うぞ。」
革命兵C !!「おい!後方から二つ反応が!」
革命兵B「どうせ魚か何かだろ。ほっとけ。」
革命兵C「そうか?」
革命兵A「それより早く行け!」
革命兵C「ああ。」ガシャ ガタガタ ガチャン
ブロロロロロ・・・・・・
海斗「こちら海斗、船内に潜入成功。お前は?」
一宮「俺も成功だ。お前は左から、俺は右からいく。」
海斗「了解。」
一宮「行くぞ!」
元帥に信じてもらえず二人だけで向かう。
そして船内に潜入成功しターゲットの暗殺を開始する。
次回 暗殺者の提督4 暗殺任務開始
このSSへのコメント