進撃の巨人 一人暮らし物語 第5話
エレンの一人暮らし物語の第5話です
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進撃の巨人 一人暮らし物語
第5話「最悪な休日」後編
僕達は《家具を買う》というとささいな目的のためにこのショッピングモールに来た。そして様々な出来事に遭遇した。だが、こんなことになるなんて思いもしなかった。
エレン「くそー!どうして今日はこんな最悪なことしかおきねぇんだよ」
アルミン「確かにそうだね」
ミカサ「ごめんなさい。私がこの話を持ち出してきたから」
エレン「まあ、気にすんな。しょうがねえよ」
アルミン「そうだよ」
ミカサ「ありがとう。エレン、アル…アルミン」
アルミン「今、名前忘れてたよね?」
そしてなんやかんやあり1時間が経過した
強盗リーダー「よし、女、子供は解放する」
ざわざわ
女性「私たちはどこから出ればいいの?」
強盗リーダー「おい、警備員。どこからかでれねえのか?」
警備員「非常口からなら、内鍵が掛かっていますので鍵を開ければ出れます」ガクブル
強盗リーダー「じゃあ、鍵だけ出せ」
警備員「これです」ホレ
強盗リーダー「じゃあAお前はこいつらと一緒に行け。妙な真似したらすぐに撃て」
強盗A「へい」
そして、女、子供が出て行きここは少し広々としている
ガチャガチャほらでてけ
アルミン(あの人達は出て行ったようだな。良かった)
ガヤガヤ
アルミン(外で何か警察と話してるな。驚いてたり喜んでたりしてる)
スタスタ
強盗A「戻ってきました」
強盗リーダー「ご苦労」
強盗A「あ、あと…」ゴニョゴニョ
強盗リーダー「うん、うん。分かった」
アルミン(何話してるんだろう)
???「クソッ!なんで今日なんだ!」
エレン(ん?うるせぇな)
???「今日から一人暮らしだっつうのに」
アルミン(この声。聞いたことある)
エレン「あ!」
エレ アル「ジャン!」
ジャン「ん?えー?お前ら何してんだ?」
エレン「お前こそ何やってんだよ」
ジャン「今日から一人暮らしする事になったから家具や必要な物を買いに来てるんだよ。お前らは?」
エレン「ほとんど同じ」
ジャン「あ?て事はお前らも一人暮らししてんのか?この近くで?」
エレ アル「うん」
強盗リーダー「うるせぇぞ!お前ら!」
エレ アル ジャン「すみません!」
強盗リーダー「次、騒いだら殺すからな」
エレ アル ジャン「はい!」
ジャン「お前のせいだぞ、エレン」
(小声)
エレン「は?お前だろ」
(小声)
アルミン「まあまあ、二人とも」
(小声)
ジャン「てか、どうしてアルミンはここにいるんだ?」
(小声)
アルミン「また、あのパターンか」
カクカクシカジカ
ジャン「ふーん、大変だな」
強盗A「リーダー、そろそろです」
強盗リーダー「分かった」
エレン「なんの話だ?」
ガシャン!
タッタッタッタッタッ
機動隊リーダー「動くなー!」
隊員A「3人とも武器を置け!」
強盗たち ガチャ 武器を置いた
機動隊リーダー「取り押さえろ!」
ガヤガヤガヤガヤ
なんやかんやあって
機動隊リーダー「人質確保!…よし」
強盗リーダー「お疲れ様でした〜」
人質全員「えーーー?」
機動隊リーダー「実はですね。これは毎年一回やってるショッピングモールでの人質事件の訓練です」
人質全員「えーーー!」
隊員A「この強盗たちも、全員警察官ですし」
アルミン(さっき外で話してた事はこのことか)
そして、拘束が解け参加してくれたお礼に防犯グッズをもらっている
エレン「まあ、訓練なら良かったな…って、ミカサ。いつの間にか寝てるし」
ジャン「え?ミカサ?」
エレン「なんだ、お前気づかなかったのか」
アルミン「あ、ちなみにね。僕達はこの近くのアパートで暮らしているんだよ」
ジャン「お前ら、3人暮らしか!」
アルミン「違うよ、部屋は別だよ」
ミカサ「ハッ、つい寝てしまった。ところでこの状況からして事態は終息したの?」
エレン「安心しろ。訓練だったから」
ミカサ「そう。訓練なのに見ず知らずの人にぶたれたのか」
エレン「あ、」
ミカサ「ねえ。あなた」
強盗Aだった人「はい?」
グハッ!
ミカサ「訓練なのに女の子をぶったのよね?」
強盗Aだった人「スンマセンでした!」
アルミン「まあまあ、ミカサ」
エレン「落ち着けよ」
ミカサ「エレンがいうなら」
そして土下座で許してもらい
【帰路】
エレン「今日は最悪な1日だったよ」
アルミン「まあまあ、良いじゃないか」
エレン「そうだけどよ。今日、運悪すぎだぜ。特にこいつと会ったことが」
ジャン「ひでぇな!せっかく久しぶりに会ったのによ」
アルミン「そうだよ」
???「おーい」
エレン「ん?」
アルミン「警察?」
ジャン「お、おい、なんだよ」
エレン「お前が悪人面だから職質でもすんじゃねえの?」
ミカサ「それは、エレンもそう」
エレン「俺はこんな馬面じゃねえよ」
ジャン「んだと?」
ミカサ「あの人見たことある」
エレン「え?」
ジャン「あ!マルコ!」
マルコ「やっぱり、君達だったんだ!」
アルミン「うん!」
エレン「久しぶりだな、マルコ!」
マルコ「ああ、久しぶりだね」
ジャン「お前、警察官になったんだな」
マルコ「うん、子供の頃からの夢だったんだ」
アルミン「マルコ、警察官に似合うね」
マルコ「ありがと!ところでどうしてアルミンはここにいるの?専門大に行くって」
アルミン「このくだり何回目だよ」
テクテク
マルコ「ふーん、大変だね」
アルミン「う、うん」
(ジャンと全く同じ反応)
ミカサ「ところでマルコはいつからここにいるの?」
マルコ「2、3日前かな。元はシーナに居たんだけど、いろいろあってここまで来ることになったんだ」
エレン「住処はどこだ?」
マルコ「住みかって、ひどいなw
えっと、この近くの…あ、見えてきたあのアパートだよ」
ジャン「マジか!俺もだぞ!今日住み始めたばっかだけど」
エレン「俺らもだよ」
マルコ「ほんと⁉︎」
アルミン「本当だよ」
(また、騒がしくなる)
アルミン「じゃあ、僕の部屋の隣は?」
マルコ「多分、僕だよ」
アルミン「良かったー」
ジャン「俺だと何か問題でもあるのか?」
アルミン「いやー、ただマルコなら読書とか一緒にできそうだしジャンが隣だとうるさそうだから」
ジャン「なんだと?」
エレン「お前、どこに働くんだ?」
ジャン「リヴァイエンスストアっていうコンビニでバイトする」
エレン「マジか」
アルミン「そこも、僕たちがバイトしてるんだよ」
ジャン「なんか、嫌だな」
エレン「ていうか、あそこ何気に知名度高いな」
アルミン「でも、こうして昔の友達と一緒に歩くてなんかいいね」
マルコ「そうだね」
(僕だけ職業違うな)
ミカサ「でも、警察はたくましくてかっこいい」
マルコ「え?あ、ありがとう」
(僕の心が読めた⁉︎)
【アパート】
マルコ「じゃあ、今日はこれで」
エレン「ていうか、お前ここまできていいのか?まだ、仕事の最中じゃないのか?」
マルコ「えっ?あ!」
カチャッ 携帯を見る
アルミン「どう?」
マルコ「ものすごい量のメールが!」
エレン「早く行けよ!」
マルコ「うん!じゃあ!」
タッタッタッタッタッ
アルミン「普通にトランシーバーで言えばいいのにw」
エレン「わざとじゃねえの?」
ジャン「ハハッ、そいつはおっかねぇな」
アルミン「明日にはまた移動してるかもな」
エレン「あ、ミカサ立ったまま寝てる」
カシャッ
アルミン「ん?」
ジャンが携帯をかまってる
アルミン「ミカサ、ジャンが盗撮s」
ジャン「頼む!言わないでくれ!」
アルミン「しょうがないな」
エレン「ミカサ、ジャンが」
ジャン「性根、悪!」
第5話終わり
次回第6話「懐かしい友」
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