艦娘達とテスト
某鎮守府
吹雪「常識テスト?」
睦月「そうだよ!明後日の訓練の予定変更してするんだって」
夕立「知らなかったぽい?」
吹雪「知らなかったよ〜!どうしてそんなのするの?」
睦月「長門秘書艦が『艦娘は常に深海棲艦と戦い、それを常識だと思っています。しかし、深海棲艦との戦いが終わり艦娘たちも社会の一員として活躍するとき本当の常識を知らないと困るのでは?』って、言ったら提督がこのテストを考えたんだって」
吹雪「そうなんだぁ。何やかんや言って長門秘書艦も私たちのことを考えてるんだね。で、いつその話してた?」
(さすがに、深海棲艦と戦うことを常識だとは思ってはいないけど)
睦月「確か、昨日の訓練が終わった後に…あ!そういえばその時、吹雪ちゃんお腹痛くてトイレ行ってたんだった」
吹雪「あー、その時ね。それで、そのテストがどうしたの?」
夕立「そのテストね、合格点以下だと何か、罰があるっぽいよ」
吹雪「え、嫌だな」
睦月「だから、合格するようにみんなで勉強会でもしようかなーって」
吹雪「いいね!いつする?」
睦月「今日はもう遅いし、明日にしよっか!」
吹雪「明日は訓練休みだしね!」
夕立「誰か誘うっぽいー?」
睦月「私は誰でもいいよー!吹雪ちゃん達さ、テキトーに誰か誘ってもいいよ!」
吹雪 夕立「やった!」「やったぽい!」
〜翌日〜
勉強会に参加するのは
吹雪 睦月 夕立 如月 加賀 赤城 天龍
摩耶 響 暁 雷 電 金剛 榛名 である
夕立「島風ちゃんも誘ったんだけど来ないっぽいね〜」
睦月「そうだね。じゃあ、始めよっか!」
各々、提督から配布されたプリントに黙々と取り組んだ…しかし、3分も経たないうちに天龍が…
天龍「あー!もう分かんねえよ!」
吹雪「天龍さん早すぎじゃないですか?」
天龍「分かんねえのは分かんねえんだよ」
電「あのぉ、1人で黙々とするよりみんなで話し合いながらやった方がいいと思うのです」
天龍「そうだな!」
金剛「それがいいデスネ!」
加賀「じゃあ、まず皆んなが分からない問題からやっていきましょ」
金剛「私は全部分かんないネー」
加賀「…」
吹雪「も、もう、最初から全部皆んなでやりましょ」
赤城「それがいいですね」
暁「じゃあ、まずは国語でことわざね!第1問、犬も歩けば○○!」
雷「これは簡単ね!」
金剛「oh!これは分かる気がしますネ!」
加賀「言ってみてください」
金剛「『犬も歩けば猫も歩く』ネ!」
吹雪「いや、そうですけども笑」
榛名「もうそれじゃ、ことわざでも何でもないですよ」
金剛「oh!sit!そうですネ!」
睦月「正解は『犬も歩けば棒に当たる」ですよ」
金剛「Thank youネ!」
天龍(なあ、摩耶)ヒソヒソ
摩耶(ん?)
天龍(素朴な質問なんだけどよ)
摩耶(ああ)
天龍(犬も歩けばいいんじゃねえか?二足歩行で。なんでそうしねえんだろうな?)
摩耶(…)
摩耶「じゃ、次いこうぜ!」
天龍(なんか言えよ!)
暁「第2問!かわいい子には○○!」
如月「『可愛い子にはやっぱり彼氏がいる』でしょ?」
加賀「違います」
如月「えぇぇ⁉︎」
榛名「これも、ことわざでも何でもないですしね」
加賀「まず、このことわざの『かわいい』と貴女の言っている『可愛い』は意味が違います」
如月「そうなんですね〜」
睦月「夕立ちゃんは?」
夕立「私は『かわいい子には旅をさせろ』って書いたっぽい」
加賀「正解です」
夕立「やったーぽい!」
響「次の問題。石の〇〇にも○○」
天龍「石の…石の…石のう…」
摩耶「『石の裏にもダンゴムシ』」
天龍「ブフッwwww」
加賀「ふざけてるのですか?」
摩耶「い、いやさ!思いつかなくてさー!とりあえず、書いてみたんだけどやっぱ違うよなwww」
加賀「あたりまえでしょ」
榛名「貴女たち、ことわざってわかります?」(私、ここに来てからこんなことしか言ってませんね)
吹雪「つ、次いきましょ」
赤城「第4問!2階から○○です」
天龍「『2階から5階が客室になります。6階は大浴場になります。まあ、夜の7時で閉まっちゃうんですけどね』」
摩耶「『えぇ?じゃあ、もう、今日は入れないじゃないか』」
天龍 摩耶「ハハハハハwwwww」
一同「…」
天龍 摩耶「ハハ、ハハ…ごめん」
加賀「次ふざけたこと言ったら、ブン殴ります」
天龍 摩耶「はい」
赤城「それじゃ、気を取り直して」
雷「『2階から目薬』で、合ってるわよね!」
加賀「合ってます」
雷「やったー!」
暁「ちょっと!ずるいわよ!私も分かってたのにー」
雷「先に言った者の勝ちよ!」
暁「もぉ〜」
響「喧嘩しないで」
金剛「可愛いデスネー」
榛名「そうですね」
如月「えっと、ことわざは次が最後ね」
睦月「七転び○○ね」
金剛「『七転びした時点で病院に行くべき』ネ!」
加賀「そういうことを聞いているわけじゃありません」
金剛「ちょっとしたジョークネ!」
加賀 イラッ
吹雪「正解は、『七転び八起き』ですよ」
暁「やったー!ことわざ全問正解ー!」
電「私もなのです!」
響「Я также」(私も)
雷「私もだからね!」
加賀「まあ、間違ってる人達は大体予想つきますが」チラッ
天龍「ちょ、どうして俺らの方見んだよ!」(1問も合ってないけど)
摩耶「そーだぞ!」(1問もあってないけど)
金剛「まあ、あんなにふざけてたらそう思われるのも無理ないデスネ」
天龍「うっせぇ!」
赤城「まあまあ、2人とも」
吹雪「次の問題いきまs…」
ガチャ!
比叡「お姉様!」
金剛「What!比叡!どうしたんデスカ?」
比叡「今日は私達でお茶会するって言ったじゃないですか!」
金剛「oh、sit!忘れてたネ!」
比叡「もぉぉ…あと、榛名もいないんで…ってひえぇぇ!榛名も何してんの!」
榛名「榛名も皆んなと勉強してました」
比叡「そんなの見りゃ分かるわよ!榛名もお茶会忘れてたのね」
榛名「覚えていましたけど、こっちの方が楽しそうだったので」ニコッ
比叡「酷いこと言わないでよ!」
金剛「まあ、落ち着いて!今からでも遅くないネ!」
比叡「はい…」
榛名「と、言うわけなので私達はこれで」ペコッ
吹雪「はい!お茶会楽しんでくださいね!」
金剛「じゃあね!ブッキー!」
ガチャ
加賀「うるさいのが1人減ったわね」ボソッ
一同「⁉︎」
天龍「い、今のは聞かなかったことにするぜ」
摩耶「だな」
加賀「私が何か言いましたか?」
天龍 摩耶「何も言ってません」アセ
睦月「次は漢字の読み書きだね」
吹雪「私達って名前は皆んな漢字だから意外と解けるかもね!」
夕立「最初は読みっぽい〜」
暁「次の漢字の読みを答えよだって」
①神王賀 ② 子守熊 ③ 満点星 ④ 鬼灯
⑤海星
天龍「こんなん分かるかー!」
摩耶「クソ提督の嫌がらせじゃねえか!」
吹雪「ま、まあ、落ち着いてください」
加賀「とりあえず、やってみましょう」
赤城「これは、5分ぐらい自分で考えてそのあとにみんなで答え合わせしましょう」
加賀「それがいいわね」
〜5分後〜
赤城「それじゃ、皆回答見せて」
ペラッ パラッ
加賀「大体みんな、分からないところは同じのようね。そこの2人を除いて」
摩耶「分かんねえよ!1問も書けなかったわ!」
天龍「俺だって1問しか書けなかったわ!」
摩耶「え?書けたの?」
天龍「合ってるかは別としてな?」
摩耶「お、おう」
加賀「私も大方書けたけど、そのまんま書いただけだから」
如月「それじゃ、皆んなが1番書けなかったところからやりましょ」
雷「皆んなのを見ると④が回答率低いわね」
吹雪「鬼の灯りか…なんて読むんだろ?」
電「普通に読むと『おにとう』や『きとう』なのです」
天龍「ブッwwww」
摩耶「お、お前、『きとう』ってwww」
電「?」
暁「?…!ちょ、ダメよ!レディがそんなこと言ったら!」
電「なんのことなのです?」
天龍「あのなぁ、『きとう』ってのは男のちんk…」
加賀「フン!」ドガッ!
天龍「こぉぉぉぉ!」ドーン
加賀「純粋な幼い少女にそんな事教えないでください」
響「ハラショー」(素晴らしい)
暁「素晴らしくなんか無いわよ!」
電「天龍さん、戦ってもいないのに大破したのです、可哀想なのです…救ってあげたいのです…」
天龍「ハハハッ…気にすんな。俺は強いん…だ…z」
〜〜〜〜〜〜
摩耶「じゃ、と言うわけでこいつを入渠させてくっから」
吹雪「お大事に〜」
天龍「お…おう…」
ガチャ
加賀「これでうるさいのがいなくなったわ」
一同「⁉︎」
加賀「で、結局、読みはなんて読むの?」
吹雪「えっと…『ほおずき』って読むらしいです!」
加賀「『ほおずき』ね…あ、合ってた」
吹雪「すご!」
響「私も合ってた」
暁「え⁉︎」
赤城「2人ともすごいわね〜」ニコッ
夕立「他のは①じんおうが ② コアラ ③ どうだんつつじ ⑤ ひとで って読むっぽい〜」
※提督のみんなも覚えておいて損はないよ!けど、多分特もないよ!
吹雪「次は、漢字の書きですね」
睦月「次のカタカナで書いてある部分を漢字で書け
①ガンコウが鋭い ②ギョクサイする③ギャクサイだ!④テンノウヘイカ万歳!⑤深いミユキですよ」
暁「なんか、わかりそうで分かんないわ」
赤城「じゃあ、これも五分後に答え合わせね」
〜5分後〜
加賀「では、皆んな回答を見せましょ」
吹雪「私はこうです」
①眼光 ②玉砕 ③逆裁 ④天皇陛下 ⑤深雪
赤城「全部あってるわよ!」
吹雪「え!」
睦月「凄いね吹雪ちゃん!」
夕立「凄いっぽい!」
吹雪「へへへ」
睦月「睦月は〜」
①眼光 ②玉砕 ③逆再 ④天皇陛下 ⑤深雪
赤城「あ〜惜しいわね!『逆再』じゃなくて『逆裁』よ」
睦月「あ〜」
加賀「『逆裁』は逆転裁判を略した言葉よ。『逆再』は逆再生を略したのよね?」
睦月「あ、はい」
吹雪(流石、正規空母の赤城さんと加賀さんだ!なんでも知ってて格好いいな〜)
夕立「夕立は…あ!眼光を眼高って書いてたっぽい!多分他は合ってると思うっぽいんだけど」
赤城「確かにそこだけね、うっかりミスには気をつけないとね!」
夕立「ぽいっ!」
如月「私は大丈夫だと思うわ」
加賀「あなたは大丈夫そうね」
暁「私は…」
加賀「貴女のは①眼光 ②玉砕 ③逆裁 ④天皇陛下 ⑤美由紀…美由紀って誰よ…」
暁「だって、分かんないからとりあえず書いてみたのよ!」
雷「それでも、『深い美由紀』って変じゃない?」
暁「うっ、うるさいわね!」
加賀「他の第六駆逐隊の娘たちは大丈夫そうね」
雷「もちろんよ!」
電「なのです!」
響「Нет проблем」(問題ない)
加賀「私と赤城さんも大丈夫よね」
赤城「…」
加賀「赤城さん?」
赤城「…言いにくいんだけど…」
加賀「え?」
赤城「お腹が空いて頭が回んなくてなんも解けなかったです…」
加賀「…」
〜〜〜〜〜
加賀「じゃあ、間宮さんの所でテキトーになんか食べさせてくるから続けててちょうだい。多分、すぐ戻ってくるから」
赤城「ごめんなさい…加賀さん」
加賀「悲しい別れの時みたいに言わないでください」
キィィィ バタン
暁「かなり数が減ったわね」
雷「なんか、寂しいわね」
電「なのです」
吹雪「えっと…じゃあ次は英語ですね」
如月「英語とか1番苦手だわ」
睦月「睦月もだよ〜」
夕立「夕立もぽいっ」
響「ロシア語なら」
暁「英語とロシア語は違うわよ」
雷「こんな時に金剛さんがいてくれたらいいのにね〜」
電「なのです!」
ガチャ!
金剛「Hey!呼びましたカー?」
一同「金剛さん!」
吹雪「お茶会は?」
金剛「終わりマシタ!比叡が注いだお茶を飲んだら色々な意味でみんなThe Endしマシタ!」
吹雪「え…」
暁「比叡さんに食べ物を作らせたりするといけないってことが改めて分かったわ」
電「で、どうして金剛さんは無事なのです?」
金剛「なんか、嫌な予感がしたので飲まなかったら無事に済みマシタ!それで、やることが無くなった私は再びここにきたということデース!というか、なんか私がいた時より数が減ってますネ〜」
吹雪「こっちでも、色々と合ってEndした人達が多数いまして」
金剛「Oh!そうなんですね!」
暁「でも、金剛さんがきてくれて助かったわ」
金剛「どうしてデス?」
吹雪「これから、英語の勉強をする所だったんですけど」
睦月「まともに英語できる人がいないので困っていたんです」
金剛「それなら、任せてくださいネ!Let's try!」
〜数十分後〜
吹雪「I'am play the guitar. 私はギターを弾くことができます。で、合ってますか?」
金剛「Perfectネ!ブッキー!全然問題無いデース!」
吹雪「ありがとうございます!」
暁「私もできたわよ!My name is Akatsuki.私の名前は暁です。で、いいのよね?」
金剛「YES!皆んな凄い上達してるネ!」
電「金剛さんのおかげなのです!」
如月「金剛さんがいなかったらここまでできなかったですわ」
一同「ありがとうございます!」
金剛「そんなに言われると照れるネ!でも、みんなの役に立ててよかったデース!これで、明日のテストはPerfectデスネ!」
ガチャ
吹雪「あ、天龍さん!摩耶さんも!」
天龍「待たせたな」
暁「待ってはいないわ」
天龍「んだと!」
睦月「入渠の時間は結構短かったんですね」
天龍「あぁ…高速修復剤使わせてもらったからな」
摩耶「たまたま近くに提督がいたから事情話したら使わせてもらった」
電「良かったのです!」
天龍「あー、あとお前らのことも褒めてたぞ。『熱心に勉強することは良いことだよ』って」
金剛「提督に褒められちゃいマシター!」
天龍「あ、お前戻ってきてたんだ」
金剛「YES!2人はどうして入渠なんかしてたんデスカ?」
天龍「まあ、色々と合ってな…って、加賀達は?」
夕立「赤城さんがお腹空いて死にそうぽいから加賀さんが付き添いで間宮さんのところに行ったっぽい」
摩耶「そうなんか〜。良かったな」
天龍「え?ん、まあな(^^;)」
金剛「加賀さんに殴られでもしたんデスカー?」
天龍「まあ、そんな感じだな」
暁「あれは、天龍さんが悪いわよ」
金剛「気になりマスネー!」
摩耶「後で話してやるよ」
金剛「Thank youネ!」
吹雪「あと、今日は勉強もう終わったんですけど」
摩耶「マジかよ!」
天龍「わざわざ、高速修復剤まで使ってきたのによ」
金剛「せっかくだから、英語だけ少しやってそれで今日は終わりにするネ!」
天龍「お、サンキューな」
〜数分後〜
金剛「じゃ、言ってみるネ!」
天龍「ア、I'am…ア…プ、プライあ、play ゼ グイター」
一同「…」
金剛「ちょっと、何言ってるかワカンナイネ〜苦笑」
天龍「俺も分かんねえよ!」
金剛「Intonationはいいとして、『Play the guitar』ネ。『Play ゼ グイター』じゃナイネ」
天龍「じゃ、もう一度最初から言ってくれ」
金剛「OKネ!Repeat after me」
天龍「な、なに?なんだって?」
金剛「I'am play the guitar」
天龍「ア、I'am プ、プ…play the グ…グイ…guitar…?」
金剛「まあ、さっきよりはマシネ」
天龍「そ、そりゃ、良かったぜ」
金剛「次は貴女ネ!今言った英文を日本語に訳してくださいネ!」
摩耶「え?俺もすんの?」
金剛「当たり前ね!」
摩耶「えっと…I'amって『私は』っていう意味だよな?」
金剛「YES」
摩耶「guitarはギターだし…『私はギターができます』かな?」
金剛「惜しいデスネ!ギターをどうすることができるんデスカ?」
摩耶「ギターを弾くこと?」
金剛「そうデス!じゃ、つまり?」
摩耶「『私はギターを弾くことができます』でいいのか?」
金剛「Perfectネ!これで明日のテストは大丈夫ネ!」
天龍「まあ、高得点は取ろうとは思ってねえからな」
摩耶「あくまで、合格点の40点以上取ることを目的としてるからな」
吹雪「天龍さんたちならきっともっと高い点も取れますよ!」
天龍「お、そう言ってもらえると嬉しいな」
摩耶「ありがとな」
暁「暁たちも負けないわよ!」
天龍「負けた方が買った方に間宮のパフェ奢りな!」
暁「望むところよ!」
響「私は遠慮しておく。賭け事は好きじゃない」
暁「えー⁉︎」
吹雪「それじゃ、勉強会はこれで終わりましょ!みんなお疲れ様でした!」
一同「お疲れ〜」
金剛「それじゃ、ブッキー!皆んなも頑張ってネ!」
吹雪「ありがとうございます!」
金剛「Good by」
天龍「俺らも部屋戻って復習でもするか」
摩耶「そうだな。お前らも頑張れよ」
暁「暁たちも部屋戻って復習するわよ!パフェの為にも負けられないんだから!」
第六駆逐隊「おー!」
如月「じゃあね、睦月ちゃん!明日頑張ってね」
睦月「如月ちゃんもね!バイバイ〜」
吹雪「皆んな、戻ったね」
夕立「私も少し復習するっぽい?」
睦月「そうしよっか」
こうして艦娘たちのテスト対策勉強会は終わった。そして翌日のテスト終了後…
吹雪「はぁ〜疲れた〜」
睦月「吹雪ちゃん!どうだった?」
吹雪「昨日の勉強した甲斐があったよ!睦月ちゃんは?」
睦月「私もだよ!夕立ちゃんは?」
夕立「夕立も大丈夫っぽいよ!」
吹雪「如月ちゃん達は?」
如月「私も大丈夫よ!」
暁「暁も大丈夫よ!」
響「昨日やった問題とほぼ同じ問題が出たから問題ない」
電「なのです」
暁「パフェは絶対に奢ってもらうわ!」
吹雪「まだ、覚えてたんだ笑」
睦月「皆んな大丈夫そうだね!赤城さんたちや金剛さんたちも大丈夫だよね!」
吹雪「そうだね!」
金剛「Hey!ブッキー!」
吹雪「金剛さん!大丈夫でしたか?」
金剛「No problemネ!漢字は昨日の夜になんとか復活した霧島に教えてもらったからなんとか解けたネ!妹たちも霧島に教えてもらったから多分大丈夫ネ!」
吹雪「良かったですね!私たちも皆んな大丈夫そうですよ!」
金剛「すごいネ!」
天龍「よっ!」
摩耶「全然簡単だったな」
吹雪「天龍さん達も大丈夫そうですね」
天龍「昨日の夜寝る前にただひたすら暗記したからな」
摩耶「問題もあのプリントと大して変わんなかったら助かったぜ」
赤城「皆んな、大丈夫でした?」
天龍「ゲッ!」
加賀「…」
赤城「昨日は途中退会してごめんなさいね」
吹雪「大丈夫ですよ!赤城さん達は大丈夫でしたか?」
赤城「全然問題ないですよ」
金剛「皆、大丈夫そうで何よりデース!」
響「ハラショー」
吹雪「テスト返却が楽しみですね」
金剛「デスネ!」
加賀「…昨日は殴って悪かったわね」
天龍「え?」
加賀「後で、間宮さんのところでパフェ奢ってあげるからそれでチャラにしてよ」
天龍「い、いや、悪いのは俺の方だし!俺の方こそ…その…悪かったな」
加賀「いえ」
吹雪(加賀さんが若干ツンデレ化してる⁉︎)
赤城「テスト返却は今日の午後らしいですからそれまで訓練でもしてましょ」
〜テスト返却後〜
吹雪「…見るの緊張するな…」
睦月「吹雪ちゃん、点数見た?」
吹雪「緊張してまだ見てないよ」
睦月「私もだよ。夕立ちゃんは?」
夕立「夕立もまだっぽい〜」
睦月「じゃあ、3人で一斉に見よ!」
吹雪「そうだね!」
睦月「じゃ、せーので!」
夕立「せーの!」
吹雪 睦月 夕立「!」
吹雪 睦月 夕立「100点!」
吹雪「凄いよ!皆んな100点だよ!」
夕立「凄いっぽい!」
如月「睦月ちゃん〜どうだった?」
睦月「100点だったよ!如月ちゃんは?」
如月「如月も100点だよ!」
睦月「凄いよ!皆んな100点だよ!」
如月「そうなの⁉︎みんな頑張った甲斐があったわね」
睦月「うん!」
吹雪「暁ちゃん達は?」
暁「暁達も皆んな100点よ!」
雷「昨日あんなに頑張ったんだから当然よ!」
電「なのです!」
響「ハラショー」
金剛「ブッキー!どうでしたかー?」
吹雪「金剛さん達!皆んな100点でしたよ!」
金剛「Oh my good!素晴らしいね!私たちも皆んな100点ネ!」
榛名「昨日の勉強のおかげです」
霧島「私が教えれば100点なんて当たり前です」
比叡「霧島は教え方が上手だからね!」
榛名「今度はもっと大人数でしたいですね」
金剛「そうデスネ!」
赤城「吹雪さん、どうでしたか?」
加賀「…」
吹雪「赤城さん!加賀さんも!満点でした!」
赤城「凄いわね〜!私達もよ!やっぱり皆んな、昨日の勉強の成果が出たのね!」
加賀「ほとんど同じ問題でしたから」
吹雪「まあ、そうですね笑」
赤城「そういえばここに来る途中、提督室で天龍さんと提督が口論してましたよね」
加賀「そうでしたね」
赤城「どうしたんでしょうね」
加賀「大方、うっかりミスしてそれについてどうこう言ってるんだと思います」
ガラガラ!
天龍「あーーー!チクショーーー!」
一同「ビクッ」
吹雪「ど、どうしたんですか?天龍さん?」
天龍「あのクソ提督!解答欄の名前書き忘れただけでテスト0点にしやがった!」
一同(うっかりミスどころじゃなかった)
加賀「それで、提督に文句言ってたんですね」
天龍「えっ⁉︎聞いてたのかよ!」
加賀「あんなデカイ声で話してたら嫌でも聞こえます」
摩耶「でも、まあ、これもいい経験になったんじゃねえか?」
天龍「まあ、そうかも知んねえけどよ」
加賀「貴女たちもケアレスミスには気をつけなさい」
第六駆逐隊「はーい!」
天龍「クソ!」
摩耶「まあ、そう怒んなって。ケアレ・スミスさんよ」ドヤ
天龍「腹立つドヤ顔だな…」
榛名「ケアレ・スミスって笑」
暁「ちょっと、天龍さん?」
天龍「ビクッ」
雷「昨日の約束忘れたわけじゃないわよね?」
電「なのです!」
天龍「…」
響「約束は守らないと」
天龍「あ、そういえば用事思い出したわ〜!」タッタッタッタッタッ
暁「逃げたわよ!捕まえて!」
雷 電 響「おう!」
タッタッタッ
吹雪「みんな元気だね」
睦月「そうだね」
夕立「ぽいっ!」
こうして彼女たちはまた一つ成長したのであった。
吹雪 睦月 夕立 第六駆逐隊「お!」
金剛型 赤城 加賀「わ!」
天龍 摩耶「り!」
I can play the guitar
では?
Good byeでは…
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