進撃のEDF 第3話「反撃への道」
誤字脱字等ございましたらすみません
このssは「地球防衛軍2.3.4」とは、一切関係ありません
進撃のEDF 3話「反撃への道」
2027年 再び姿を現した巨大生物の出現によりEDFのストームチームが出撃したが進化した巨大生物により次々と兵士が喰われていった。
そして、かけ着いた戦車隊と協力し敵を撃破していったが圧倒的戦力差をまえに撤退を余儀なくされた。
【東京】
ネス「まだだ!撃てぇ!!」
ドォォン!ドォォン!
ウィーン ドォォン!
シス「左側より巨大生物、複数接近!」
ドガァン!ガシャン!
兵士「うわー!」
ドォォン!ガジャン!
シス「ダメです!これ以上は持ちこたえられません!」
ネス「クソ!一旦引くぞ!」
シス「はい!」
【EDF作戦司令本部】
会議室
ピクシス「うーむ…ストームチームはほぼ壊滅か…」
エルヴィン「はい。戦車隊が再び向かいましたが戦況は芳しくありません」
ピクシス「何か打つ手はないのか?」
エルヴィン「今は何も…しかし、アメリカで合同演習をしていたファイターチーム“特別攻撃班 通称リヴァイ班”が帰国すれば戦況を一転することができると思います」
ピクシス「彼らか…彼らがいれば我々にも希望はあるということか」
エルヴィン「はい。東京の奪還も夢ではありません」
ピクシス「分かった…所でエルヴィン」
エルヴィン「何でしょうか?」
ピクシス「極秘に開発をしているという『ウィングダイバー』はどうなった?」
エルヴィン「まだ試作状態ですが、戦えることはできます」
ピクシス「まあ、全ては明日の朝、皆に話すとしよう」
エルヴィン「はい」
ピクシス「じゃあ、解散じゃ」
テクテク ウィーーン
【朝】
医務室
エレン「うっ…ぅぅぅ、朝か…」
ミカサ「起きた?」
エレン「ああ…まだ、皆寝てるな…」
ミカサ「具合はどう?」
エレン「昨日よりは良くなった。で、アニやサシャは?」
ミカサ「会議室。女子だけ招集がかかった」
エレン「女子だけ?」
ミカサ「うん」
エレン「そうか」
ミカサ「じゃあ、私は会議室に行ってくる」
エレン「ああ」
テクテク ガチャ バタン
エレン「ウィングダイバーか…」
(もし、あいつらも戦地に行くとしたらミカサ達まで死ぬことになるのか?…嫌、今はそんな事は考えないでおこう)
【会議室】
ピクシス「…そして、当然の事ながら今の我々の戦力ではどうすることもできない。そこで…君たち女性隊員にも戦ってもらおうと思う」
ザワザワ
「私達も⁉︎」「嫌だ!」「死にたくないよ!」
ピクシス「当然、選択肢は自由だ。君たちの選択を信じている。悔いの残らん方を選べ!以上!」
ザワザワ
【医務室】
ウィーーン
エレン「なんの話をしてたんだ?」
ミカサ「…なんでもない」
エレン「何でもないわけ無いだろ、話せよ」
ミカサ「女性隊員も戦うことになるかもしれない」
エレン「…やっぱり」
ミカサ「え?」
アニ「あんた知ってたの?」
エレン「ああ。戦うっていっても俺たちよりは安全だ」
サシャ「どういうことですか?」
エレン「女子はウィングダイバーというのを装備して基本、空から攻撃する」
リコ「空から?」
エレン「ああ」
アニ「どうして、あんたがそれを知ってるの?」
エレン「隊長になれば、そんくらいの情報は入ってくるんだよ」
ジャン「うるせな。静かにしてろよ」
エレン「ああ、悪い」
ライナー「どうした?朝から」
ジャン「こいつがうるさくてよ」
エレン「だから、悪かったって!」
ミカサ「大声出さないの」
エレン「はいはい」
ライナー「で、何話してたんだ?」
カクカクシカジカ
ジャン「ふーん」
ライナー「女子もか…」
エレン「変なこと考えんじゃねえよな?」
ライナー「んな訳あるか!」
サシャ「ところで、今頃東京はどうなっているんでしょうね?」
エレン「いきなりどうした?」
サシャ「いや、気になっただけです」
リコ「でも、確かにどうなっているんだろうな」
アニ「戦車隊がまた、向かったらしいけど」
エレン「どうなった?」
アニ「さあ、分かんないね」
ライナー「仲間の遺体も回収したいが」
リコ「近づける状況じゃないな」
ミカサ「そもそも、遺体が残っているとは限らない」
サシャ「食べられちゃってますよね…」
一同「ギロッ」
サシャ「なっ、なんですか!別に美味しそうとか考えてませんよ!」
ミカサ「分かってる」
リコ「考えてるだなんて思ってないよ」
サシャ「じゃあ、なんで、睨んだんですか!」
コニー「ん〜うるせぇなぁ寝かせろy…」
Zzz
一同「…」
ジャン「まあいいや」
エレン「で、お前はどうすんだ?」
ミカサ「え?」
エレン「ウィングダイバーだよ。志願すんのか?しねえのか?」
ミカサ「私は…ウイングダイバーに志願する」
エレン「本気か⁉︎死ぬかもしれないんだぞ?」
ミカサ「分かってる。分かってる上で言っている。それよりエレンが心配。エレンは私がいないと早死にするから」
エレン「何言ってんだよ」
ジャン「サシャは?」
サシャ「私は…まだ、考えがまとまってません」
ジャン「自分の選択を信じればいい」
サシャ「はい」
ライナー「お前はどうするんだ?」
アニ「さあ、どうだろうね」
ミカサ「リコは?」
リコ「私は志願する!仲間の仇を取るまで私は死なない」
ミカサ「そう…頑張ろう」
リコ「ああ」
アニ「志願書は早く出しな」
ミカサ「分かった」
リコ「行こう」
タッタッタッ ウィーン
マルコ「ん〜…あ、おはよう」
エレン「おはよう」
ライナー「goodmorning!」
マルコ「え?あ、うん」
ジャン「どうした?元気ないな」
マルコ「あんな事があったんだよ?すぐに元気になれる訳ないじゃん」
ジャン「まあな」
マルコ「で、何話してんの?」
カクカクシカジカ
マルコ「それで、リコとミカサ志願書を提出しに行ったんだね?」
ライナー「そういうことだ」
ウィーン タッタッタッタッ
エレン「ミカサ、何そんなに慌ててんだ?」
ミカサ「実はさっき会議室前を通ったら偶然聞いたんだけど」
リコ「東京奪還作戦が開始されるって」
エレン「はっ?」
ジャン「奪還作戦?」
ミカサ「ええ」
リコ「今日の昼にリヴァイ班が帰還するからそしたら、作戦を立て、ウイングダイバーの訓練を受けて明日の朝出撃するらしい」
ライナー「そんな、ギリギリの時間でできる訳ないだろ」
アニ「ていう事はウイングダイバーの志願書は今のうちに出しておくほうがいいね」
テクテク
ライナー「おい、アニ」
アニ「?」
ライナー「お前…志願するのか?」
アニ「なに?しちゃダメなの?」
ウィーン
サシャ「あ!待ってくださいアニ!」
タッタッタッ ウィーン
ジャン「サシャもか⁉︎」
マルコ「皆…勇気あるね」
エレン「ああ」
ジャン「ていうか、マルロとイアンは良いとして…こいつらはいつまで寝てんだよ!」
アルベルコニ「Zzz…」
【昼】
エルヴィン「よく来たな。リヴァイ班の諸君」
リヴァイ「そっちが来いって言ったんだろうが」
エルヴィン「他の隊は?」
エルド「避難フィルターに救援物資を、届けに行きました」
エルヴィン「そうか」
グンタ「状況は?」
エルヴィン「あまり良いとは言えんな。今の所被害は東京だけで済んでいるがいずれは日本中に広がる」
リヴァイ「なら、今のうちに手を打たねえとな」
エルヴィン「戦車隊も出撃したが4分の1しか戻ってこなかった」
リヴァイ「なんて様だ」
オルオ「作戦はどうするんです?」
エルヴィン「これから考えようと思う」
リヴァイ「とりあえず、中に入れてくれないか?」
エルヴィン「そうだな。外で長話はな」
【会議室】
エルヴィン「そこで女性兵士にはウィングダイバーを装備してもらい戦闘に参加してもらう」
リヴァイ「ほう…悪くない」
ペトラ「私もですよね?」
エルヴィン「選択は自由だ。どうする?」
ペトラ「志願します!」
エルヴィン「そうか…感謝する」
リヴァイ「だが、そのウィングダイバーの操作を明日までに覚えるのか?」
エルヴィン「フォーリナーの技術を活かして作られたから難しい操作ではない。
頑張れば半日で完璧になるだろう」
リヴァイ「なるほど」
【訓練施設】
ピクシス「これより、女性兵ウィングダイバーの訓練を行う」
一同「はっ!」
ピクシス「訓練は4人一組でペアを作り行う」
〜訓練終了〜
ピクシス「訓練は以上!皆、明日は精一杯頑張ってきてくれ!そして、なんとしてでも生きて帰ってくるのだぞ!」
一同「はっ!」
ピクシス「解散!」
ザワザワ
エレン「訓練はどうだった?」
ミカサ「コツをつかめば簡単だった」
アルミン「空を飛べるなんてカッコ良いね〜」
ミカサ「ありがと」
ライナー「明日は頑張ろうな」
アニ「お互いね」
ベルトルト「充分に休んでね」
アニ「ありがと」
ファーラン「じゃあな」
サシャ「ジャン!どうでしたー?」
ジャン「どう?って言わんても…」
コニー「まあ、かっこよかったぜ」
サシャ「ありがとございます!」
ミカサ「明日はここにいる皆で頑張ろう」
エレン「そうだな!」
アルミン「皆で生きて帰ろうね!」
一同「うん!」
[現在公開可能な情報]
ストーム1
隊長エレン・イエーガー
副隊長ジャン・キルシュタイン
ファーラン
コニー・スプリンガー
ストーム2
隊長マルコ・ボット
副隊長ライナー・ブラウン
イアン・ディートリッヒ
アルミン
ストーム3
隊長ベルトルト・フーバー
マルロ
サムエル
ファイター1“リヴァイ班”
隊長リヴァイ・アッカーマン
副隊長ミケ・ザカリアス
オルオ・ボザド
エルド・ジン
グンタ・シュルツ
ウィングダイバー1
隊長ミカサ・アッカーマン
アニ・レオンハート
サシャ・ブラウス
リコ・プレチェンス
ウィングダイバー2
隊長ペトラ・ラル
イザベル・マグノリア
イルゼ・ラングナー
ナナバ
ウィングダイバー3
隊長ユミル
クリスタ
ハンナ
ミーナ
ウィングダイバー4
隊長リーネ
ニファ
ヒッチ
アンカ
このSSへのコメント