2015-08-21 04:27:51 更新

概要

一人暮らし物語の第2話です。どうぞご覧ください


進撃の巨人 一人暮らし物語


第2話 「隣人たち」


【事務所】


エレン(ここのバイトを始めてもう2日か…短いような長いような…てか今日、早くあがって隣人に挨拶しねぇとな)


オルオ「おい、新人!早く掃除終わらせろよ」


エレン「もう少しで終わります」


オルオ「ちんたらやってんじゃねえぞ?」


エレン「はい」

(正直ムカつく)


エルド「なあ、エレン、掃除が終わったらクレームの対応してくれ」


エレン「分かりました!」


数分後


エレン「掃除終わりました」


エルド「じゃあ、この携帯電話番号に連絡してくれ」


エレン「はい。えっと…名前は

『ミカサ・アッカーマン』⁉︎」


エルド「なんだ?知り合いか?」


エレン「はい、高校生以来です」


エルド「そうか、まあ、相手は客だから丁寧に対応しろよ?」


エレン「はい!」


オルオ「間違っても暴言は吐くなよ?」


エレン「大丈夫です」


ペトラ「アッカーマンって事は苗字は店長と同じだね」


エレン「そうですね」


ペトラ「私はレジに戻るね」


エルド「今は、グンタがレジ担当か?」


ペトラ「た、多分…ね」


テクテクテク


グンタ「レジ誰もいないぞ?」


エルド「おい、ペト…」


タッタッタッタッタッ


オルオ「クソッ、逃げ足だけは速えな」


エレン「あの、クレームってどんなこと言うんですか?」


エルド「相手の態度によるからな…」


オルオ「まあ、アドリブで頑張れ」


エレン「あなた達、何年ここで働いてるんですか…」(あきれ顔)


ピポパポピ プルルルル プルルルル


ミカサ「はい、アッカーマンです」


エレン「あの、リヴァイエンスストアのエレン・イェーガーです。クレームがあったので…」


ミカサ「エッ、エレンなの?」


エレン「はい」


ミカサ「私はミカサ。忘れたの?ミカサだよ?」


エレン「分かってます」


ミカサ「よかった、覚えててくれて。でも、どうしたの?敬語なんか使って」

テクテクテク ガチャ


エレン「一応お客様ですので」


ミカサ「気にしなくていい」

タッタッタッタッタッ


エレン「お、おう。てか走ってんのか?」


ミカサ「いや、どうして?」


タッタッタッタッタ


エレン「なんか、走ってるような…」


オルオ「おい、早く、クレームの…」


ガチャ ピロピロピロリン


ペトラ「いらっしゃいませ」


ミカサ「エレン?」

(ピロピロピロリンいらっしゃいませ)


エレン「お前!まさか!」


タッタッタッタッタッ


ガチャ!


エルド「お、おい、エレン!」


オルオ「まったく、これだから新人は」


グンタ「俺はここにいるからな」


エルド「来ないの?」


グンタ「行く訳ねぇだろ」


【レジ】


ミカサ「あ、エレンこんな所で会うなんてすごい偶然」


エレン「やっぱりかー」


オルオ「この方がミカサさんか?」


エレン「はい…なんで来たんだよ?」


ミカサ「こクレームを言いに来た」


エレン「さっき電話で言えばよかっただろ!」


エルド「おい、友達だからって言ってもお客だぞ?」


エレン「あ、はい…すみません」


ミカサ「家族です」ギロッ


エルド「すみませんでした!」


タッタッタッタッタッ ガチャ


ペトラ「どーしたの?エルド?」


ガチャ


グンタ「どーした?エルドのやつ、いきなり走ってきて」


エレン「すみません。僕のせいです。理由は後で説明します」


オルオ「いや、今のは…」


ミカサ「ギロッ」


オルオ「ヒイッ!」


ペトラ「ど、どうしたの?」


オルオ「何でもない」ガクガク


エレン(すみません)


リヴァイ「うるせな。どうした?」


エレン「いや、あの〜」


リヴァイ「おい、客が来てんだろうが。何ボーッと突っ立ってんだ?早く対応しろよ」


ミカサ「エレンに指図しないでください」


リヴァイ「は?あなたは?」


ミカサ「普通聞いた方から名乗るのが普通でしょ?」


リヴァイ「チッ。店長のリヴァイです」


ミカサ「私はエレンの家族です」


エレン「家族じゃねぇだろ、てかやめろよ」


ミカサ「エレンは黙ってて」


エレン「だから…」


ミカサ「エレンは黙ってて」


エレン「…」


リヴァイ「あれは、上司としての役目でして指図とかそういうのじゃありません」

(面倒せぇ、客だ)


ミカサ「低身長のくせに生意気なことしないでください」


リヴァイ「…もういっぺん言ってみろ!」


エレン「二人ともやめ…」グハッ


ミカサ「エレンは黙ってればいい」


エレン「」


リヴァイ「てめぇこそ生意気なこと言いやがるんじゃねぇよ」


ミカサ「それが客に対する態度?」


リヴァイ「もう、客なんて関係ねえよ…削ぐ!」カチャチャチャチャ

カッターの刃を出す音 ↑


ペトラ「店長!」


ピロピロピロリン


リヴァイ「チッ」

(邪魔が入った)


オルオ「いらっしゃいませ」


???「あれっ?ミカサ?こんな所で何やってるの?」


ミカサ「アルミン!」


リヴァイ「なんだ、知り合いか?」


ミカサ「あなたには関係ない」


リヴァイ(ムカつく野郎だ)


グンタ(よく分からんがどうなってんだ?)


アルミン「ちょっ、どうしたのミカサ?そんな目して?」


ミカサ「ううん、何でもない。所でアルミンどうしてここにいるの?高校卒業したら専門大に行くって」


アルミン「それがさー僕のじいちゃんの家がこの近くなんだけど最近ボケてきたらしくて介護が必要になったんだ」


ミカサ「そう…」


アルミン「だから、専門大は諦めてここの近くのマンションに住むことにしてじいちゃんの家に介護に行くことにしたんだ。」


ミカサ「なら、おじいちゃんの家にいた方がいいんじゃない?」


アルミン「1日中ずっとボケだじいちゃんの面倒したら体がもたないよ」ハハハハ


ミカサ「私もここの近くのマンションに住んでる」


アルミン「へー、そうなんだぁ」


エレン「う…ここは…」


オルオ「あ、目さめたか」


エレン「俺は?」


ペトラ「えっと…小惑星の衝突によりレジに倒れたの」


オルオ「例えが、おかしいぞ」


リヴァイ「俺らのことわかるか?」


エレン「は、はい…小惑星…あ!ミカサ!」


オルオ(なんで、小惑星で思い出すんだよ!)


ミカサ「あ、目が覚めた」


アルミン「えっ?エレン?」


エレン「アルミン⁈」


アルミン「久しぶりー!エレン!」


エレン「ああ、久しぶりアルミン!所でお前どうしてここに?」


アルミン「実はねカクカクシカジカなんだよ」


エレン「そう…か」バタン


アルミン「エレン!」


リヴァイ「ちっ、今日はもうあがれ」


ペトラ「多分、聞こえてませんよ」


リヴァイ「分かってる…おい、お前」


ミカサ「なに?」


リヴァイ「こいつを家まで送ってやれ」


ミカサ「そういう事なら…でも家が…」


リヴァイ「なんだ?分かんねえのか?この履歴書に載ってる住所だ」


ミカサ「今回は感謝する。でも次に会うときはあなたは敵」


リヴァイ「望むところだ」


ペトラ「やめましょう、店長」


テクテク


エレン「ん…ここは…」


ミカサ「私に背負われてる」


エレン「は?ちょっ!降ろせ!」


ミカサ「やめて、暴れないで!」


アルミン「そうだよ、人が見てるよ?」


エレン「ならなおさら!」


テクテクテク


ミカサ「着いた…えっ?」


アルミン「えっ?」


エレン「ああ、俺のマンションだ…ありがとなミカサ、アルミン」


アルミン「僕は何もしてないけど…ここがエレンの家?」


エレン「ああ」


ミカサ「私もここが家」


アルミン「えっ?僕もだよ」


エレン「お前らここに住んでんのか⁈」


アル ミカ「うん」


エレン「マジか!なら挨拶とかしなくていいな」


アルミン「だね。てかそこかよ!」


テクテク 階段を登ってる


エレン「じゃあ、明日もバイトだから今日はこれで」


ミカサ「そうしよう」


アルミン「うん、てか僕達、部屋、隣だね」


(部屋の配置)


〔ミカサ〕 〔 エレン 〕 〔アルミン〕


エレン「そうだな、夜な夜なうるさくすんなよ?」


アルミン「エレンこそ」


エレン「俺はうるさくしねえよ」


ミカサ「昨日の夜中うるさかった」


アルミン「やっぱり〜」


エレン「あれは父さんから電話きたんだよ」


ミカサ「ガタガタうるさかった」


エレン「荷物片付け終えたばかりなんだよ。昨日引っ越してきたばかりだし」


ミカサ「そう、じゃあ、エレン」


エレン「ああ、じゃあな。あ、おいちょっと待て。お前の言ってたクレームって何なんだ?」


ミカサ「コンビニの名前が気に入らない」


エレン「そ、そうか…じゃあな」


アルミン「じゃ、じゃあね」笑


ミカサ「明日、寝坊しちゃダメよ?」


エレン「お前は俺の母ちゃんか!」


第2話終わり


次回 第3話 「エレンの後輩」



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松茸さんから
2015-10-07 20:32:29

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