2015-12-27 11:04:16 更新

概要

ラブライブ×モンハン第3話です。
電車と休憩時間はssを書いたり、ネタを調べたりしてます。
まだまだ下手くそですが下手くそなりに頑張っております。


前書き

ハンターライフを始めた穂乃果!!
今回は少し波乱の予感?


第3話 青い髪の少女


〜ギルド前〜


今日は快晴である。

村は活気に満ち、人々は己の職をまっとうしている。



穂乃果「おはようございます!」


受付「おはようございます。」


それに影響されたのか穂乃果のテンションはいつもより高めだ。


受付「今日は新人ハンターのお二人に村の紹介をしたいと思います。」


穂乃果「二人?私しかいないよ…?」


受付「はい、手違いでもう一人の方には9:30に、と声をかけてしまいまして…」


受付さんでもミスるもんだなー。

なんて考えていると。


受付「もっとも、穂乃果さんは40分も遅刻していますがっ!!」


そう、穂乃果がここに着いたのは9:10前後。

正真正銘大遅刻だったのだ。


穂乃果「えへへ…しゅいません…」


そんな穂乃果に対しても職をまっとうするあたり、この受付は相当優秀なのだろう。


受付「もう一人の方はしっかりしていましたので大丈夫だと思いますが…」


しっかり者が来る。


しっかり者、というフレーズで別れてしまったμ'sのメンバー園田海未を連想してしまう穂乃果だった。


穂乃果「もう一人のハンターさんってどんな感じの人なんですか?」


受付「はい、髪は濃い青で敬語がしっかりしていました。」


海未も髪の毛は青色だ。


穂乃果「……え?」


受付「武器を決める際、弓!弓!と連呼していました。」


弓道部に所属しており、得意技は

ラブアローシュートでもある。


穂乃果「まさか…」


受付「そうそう、年齢はあなたくらいで…」


穂乃果達がいる場所に向かって海の様な色の髪をした女性が近寄ってくる。集合に15分以上余裕をつけているあたり流石と言えるだろう。


穂乃果「その人の名前って…」


海未「えぇ!?穂乃果じゃありませんか!!」


受付「え?」


そう、そこにはまさしく園田海未が立っていたのだ。


穂乃果「うぅぅみちゃんだぁぁぁ!!!!」


ピョーン


海未「ちょ!?穂乃果!?生きていたんですか!?」


会えないものと思っていた昔からの親友との再会に過剰に喜ぶ穂乃果。


穂乃果「あぁぁん!よかったよぉぉぉ!!(泣)」


涙、鼻水、涎、汗、体から出る液体全てを垂れ流し顔をくしゃくしゃにする穂乃果。


内面とても寂しかったのだろう。


海未「泣かないでください!!私のユクモ装備が汚れてしまいます!!」


海未の説得も今の穂乃果の耳には届かないらしい。


穂乃果「うわぁぁぁぁぁん!!(泣)」


〜数10分後〜


目尻を真っ赤にしているがいくらか落ち着いたらしい。


穂乃果「じゃあ海未ちゃんは行商人の荷台の中に落ちたってこと?」


海未「はい、その方にユクモ村まで連れて行ってもらい、ハンターの事も教えていただいたのです。」


穂乃果「でも良かったよ!海未ちゃんに会えて!!」


海未「私も一人ではとても心細かったです。」


穂乃果「あとは絵里ちゃんと凛ちゃんだね…」


海未「はい、二人の安否が心配が気になります…」


二人は神妙な顔をしムムム、と悩んでしまった。


受付「あの〜。」


2人「?」


受付「そろそろ案内に…」


時間にして15分前後完全放置された受付さんも我慢の限界だったらしい。


2人「あ、すいません…」


_______________________


〜ユクモ村入り口〜


主要な店、主要な設備、オススメスポットなどなど至れり尽くせりな案内は夕方にまで及んだ。


受付「はい、案内は以上になります。」


2人「ありがとうございました。」


受付「では海未さんは穂乃果さんの家に泊まる、ということで良いですね?」


移動の最中に穂乃果の借り家の話は通してあるようだ。


海未「はい、お手数をおかけします。」


受付「いえいえ、それが仕事ですので。」


受付「依頼を受けに来る際にまた会いましょう。」


最後の最後まで完璧な仕事っぷりである。


2人「はい!」


_______________________


〜ユクモ村201番地〜


借り家の近くまで二人は戻ってきていた。

初日と同じようなシチュエーションだ。


穂乃果「海未ちゃんの装備は弓なんだねー。」


海未「はい、やはり慣れ親しんだ武器が一番だと思いましたし。」


海未「穂乃果の装備はユクモの物ではないですね…?どうしたんですか?」


穂乃果「あぁ、これ?さっき話したカイルさんに貰ったんだ!」


穂乃果「リオレウスっていうモンスターの武器、バーンエッジっていうんだって。」


海未「ほぉ、火属性の攻撃が出せるらしいですね…」


突然海未は口走った。


穂乃果「え?」


海未「へ?」


穂乃果「なんでわかるの?」


海未「なぜでしょう?何故かわかってしまいました…」


穂乃果「ふーーん。でもその能力凄くありがたいし、いいんじゃない?」


海未「まぁ、いいんですが…」


二人が海未の能力について考えようとした時、


ぐ〜〜〜。


間の抜けた音が穂乃果から聞こえた。


穂乃果「それよりそれより!晩御飯どうしよっか!!」


海未はフフッと笑うと嬉しそうに肉の塊を取り出した。


海未「ビーフジャーキーを買いましたので、それを軸にいろいろ考えましょう!」


穂乃果「いやー!楽しみだね!!」


二人の少女は和気藹々と帰途につくのだった。



_______________________



〜フィールド渓流〜


男のハンター二人は数匹のアイルを前に戦意を失っていた。


ハンターa「なんでアイルーごときに…」バタッ


ハンターb「今までのと動きが違いすぎる…」フラフラ


驚愕の面持ちなのだろう。


???「ふっふっふっ…」スタッ


少し高めの声。少女の声だ。


ハンターa「誰だてめぇは!!」


???「誰?そんなのしってどうするにゃ?」


人の言葉をわかるらしい。

猫らしい語尾が特徴的だ。


ハンターb「うるせぇ!ぶっ殺してやる!」


???「この猫の王様に対して無礼にゃ!!身ぐるみはいでやるにゃ〜!!」


少女が指示を出すとアイルー達が動き出す。


アイルー「にゃーーー!!」


ハンターab「のわぁぁぁ!!」


???「にゃっはっはっはっ!!」


アイルー「にゃーーー!!」


不気味な笑い声が渓流に響き渡るのだった。


To be continue?


穂乃果


防具

頭 ユクモノカサ

胴 ユクモノドウギ

腰 ユクモノオビ

腕 ユクモノコテ

足 ユクモノハカマ

武器 バーンエッジ



海未

頭 ユクモノカサ

胴ユクモノドウギ

腰 ユクモノオビ

腕 ユクモノコテ

足 ユクモノハカマ

武器 古ユクモノ弓


後書き

???って誰でしょうね?
次回わかるかも…?


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